JP2000205351A - コリオリ運動歯車装置 - Google Patents
コリオリ運動歯車装置Info
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- JP2000205351A JP2000205351A JP10364421A JP36442198A JP2000205351A JP 2000205351 A JP2000205351 A JP 2000205351A JP 10364421 A JP10364421 A JP 10364421A JP 36442198 A JP36442198 A JP 36442198A JP 2000205351 A JP2000205351 A JP 2000205351A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コリオリ運動歯車装置の、構成部品の寸法設
定の自由度を高める。 【解決手段】 入力軸1の傾斜部1aに対し回転体3を
軸支するための軸受8の、外輪に相当する部分を、回転
体3の一部3aとして構成する。軸受8のその他の部分
である内輪8a、玉8b、スぺーサ8cについては、別
体の軸受と同様の構造を有する。軸受8の外輪を、回転
体3の一部3aとして形成することによって、入力軸1
の傾斜部1aと回転体3との間に介在する部品の点数を
削減することができる。そして、単体としての外輪をな
くした分だけ、回転体3に形成される第2歯車A2 、第
3歯車A3 、および、入力軸1、傾斜部1aの寸法設定
の自由度を高める。
定の自由度を高める。 【解決手段】 入力軸1の傾斜部1aに対し回転体3を
軸支するための軸受8の、外輪に相当する部分を、回転
体3の一部3aとして構成する。軸受8のその他の部分
である内輪8a、玉8b、スぺーサ8cについては、別
体の軸受と同様の構造を有する。軸受8の外輪を、回転
体3の一部3aとして形成することによって、入力軸1
の傾斜部1aと回転体3との間に介在する部品の点数を
削減することができる。そして、単体としての外輪をな
くした分だけ、回転体3に形成される第2歯車A2 、第
3歯車A3 、および、入力軸1、傾斜部1aの寸法設定
の自由度を高める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コリオリ運動歯車
装置の改良および応用に関する。
装置の改良および応用に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者はバックラッシの設定が不要で
かつ大減速比を得る事が可能な変速装置を発明し、特公
平7-56324 号公報にその詳細を開示している。この変速
装置は、内部に用いられている歯車がいわゆるコリオリ
運動をすることから、以下の説明ではコリオリ運動歯車
装置と称す。
かつ大減速比を得る事が可能な変速装置を発明し、特公
平7-56324 号公報にその詳細を開示している。この変速
装置は、内部に用いられている歯車がいわゆるコリオリ
運動をすることから、以下の説明ではコリオリ運動歯車
装置と称す。
【0003】図7には、本発明者によるコリオリ運動歯
車装置の要部断面が示されている。コリオリ運動歯車装
置は、入力軸1と出力軸2との間を、第1〜第4歯車A
1 〜A4 で連結し、これらの歯車によって減速を行うも
のである。この第1〜第4歯車は傘歯車である。第1歯
車A1 はハウジング6に一体的に固定されている。ま
た、第2歯車A2 および第3歯車A3 は1つの回転体3
に設けられ、回転体3は入力軸1の傾斜部1aで軸支さ
れている。このように回転体3を傾斜支持すると、入力
軸1の回転に伴って回転体3にコリオリ運動を発生させ
ることができる。また、各歯車の歯にコロ4およびコロ
との内接面5を用い、歯同士のかみ合い時に生ずる摺動
をコロ4の回転で吸収している。したがって、バックラ
ッシの設定をなくし、かつ、歯同士に意図的に予圧を付
与しても、歯同士のかみ合いによる発熱を回避すること
が可能となる。この手法によると、入力軸1の回転運動
が出力軸2に伝達される際に、第1、第2歯車A1 ,A
2 と、第3、第4歯車A3 ,A4 とで、2段階の減速作
用を受けることになる。したがって、上記コリオリ運動
歯車装置を、例えばアクチュエータの減速機に用いれ
ば、小型、高精度かつ大出力のアクチュエータを得るこ
とができる。
車装置の要部断面が示されている。コリオリ運動歯車装
置は、入力軸1と出力軸2との間を、第1〜第4歯車A
1 〜A4 で連結し、これらの歯車によって減速を行うも
のである。この第1〜第4歯車は傘歯車である。第1歯
車A1 はハウジング6に一体的に固定されている。ま
た、第2歯車A2 および第3歯車A3 は1つの回転体3
に設けられ、回転体3は入力軸1の傾斜部1aで軸支さ
れている。このように回転体3を傾斜支持すると、入力
軸1の回転に伴って回転体3にコリオリ運動を発生させ
ることができる。また、各歯車の歯にコロ4およびコロ
との内接面5を用い、歯同士のかみ合い時に生ずる摺動
をコロ4の回転で吸収している。したがって、バックラ
ッシの設定をなくし、かつ、歯同士に意図的に予圧を付
与しても、歯同士のかみ合いによる発熱を回避すること
が可能となる。この手法によると、入力軸1の回転運動
が出力軸2に伝達される際に、第1、第2歯車A1 ,A
2 と、第3、第4歯車A3 ,A4 とで、2段階の減速作
用を受けることになる。したがって、上記コリオリ運動
歯車装置を、例えばアクチュエータの減速機に用いれ
ば、小型、高精度かつ大出力のアクチュエータを得るこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記コリオリ運動歯車
装置は、回転体3を入力軸1の傾斜部1aに対し、回転
自在に設ける必要がある。従来は、摩擦抵抗の削減と耐
久性の向上という要求を満足する必要性から、傾斜部1
aに対する回転体3の軸受としてボールベアリング、ロ
ーラベアリング、クロスローラベアリング(クロスロー
ラベアリングについては、本発明者は特願平8-358651号
明細書に開示している。)を用いている。すなわち、回
転体3にはこれらの軸受を配置するためのスペースが必
要となっている。このことが、回転体3に形成される第
2歯車A2 、第3歯車A3 、および、入力軸1、傾斜部
1aの寸法設定の自由度を損ない、時にはコリオリ運動
歯車の適用範囲を狭めることもあった。
装置は、回転体3を入力軸1の傾斜部1aに対し、回転
自在に設ける必要がある。従来は、摩擦抵抗の削減と耐
久性の向上という要求を満足する必要性から、傾斜部1
aに対する回転体3の軸受としてボールベアリング、ロ
ーラベアリング、クロスローラベアリング(クロスロー
ラベアリングについては、本発明者は特願平8-358651号
明細書に開示している。)を用いている。すなわち、回
転体3にはこれらの軸受を配置するためのスペースが必
要となっている。このことが、回転体3に形成される第
2歯車A2 、第3歯車A3 、および、入力軸1、傾斜部
1aの寸法設定の自由度を損ない、時にはコリオリ運動
歯車の適用範囲を狭めることもあった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、コリオリ運動歯車装置の構成部品の寸法設定の自
由度を高め、コリオリ運動歯車装置の適用範囲を広げる
ことにある。
あり、コリオリ運動歯車装置の構成部品の寸法設定の自
由度を高め、コリオリ運動歯車装置の適用範囲を広げる
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1に係る手段は、ハウジングに固定さ
れた歯数n1 の第1歯車と、出力軸に取付けられた歯数
n4 の第4歯車と、入力軸との各軸芯を一致させて配置
し、歯数n2 の第2歯車および歯数n3 の第3歯車を一
体に設けた回転体を、第2歯車が第1歯車と噛み合い、
第3歯車が第4歯車と噛み合うように前記入力軸の傾斜
部で軸支し、前記第1、第2歯車の各ピッチ円を通る共
通球面の中心点と、前記第3、第4の歯車の各ピッチ円
を通る共通球面の中心点とが一致する点を原点とするX
Y座標のX軸上に前記入力軸の軸芯を配置し、かつ、第
1、第2歯車の噛み合い点と第4、第3歯車の噛み合い
点とを該XY座標の同一象限若しくは異なる象限上に置
いてなるコリオリ運動歯車装置であって、前記各歯車の
少なくとも1つと前記入力軸との間に軸受を介在させ、
該軸受の外輪又は内輪の少なくとも一方を、前記各歯車
又は前記入力軸と一体形成したことを特徴とする。
の本発明の請求項1に係る手段は、ハウジングに固定さ
れた歯数n1 の第1歯車と、出力軸に取付けられた歯数
n4 の第4歯車と、入力軸との各軸芯を一致させて配置
し、歯数n2 の第2歯車および歯数n3 の第3歯車を一
体に設けた回転体を、第2歯車が第1歯車と噛み合い、
第3歯車が第4歯車と噛み合うように前記入力軸の傾斜
部で軸支し、前記第1、第2歯車の各ピッチ円を通る共
通球面の中心点と、前記第3、第4の歯車の各ピッチ円
を通る共通球面の中心点とが一致する点を原点とするX
Y座標のX軸上に前記入力軸の軸芯を配置し、かつ、第
1、第2歯車の噛み合い点と第4、第3歯車の噛み合い
点とを該XY座標の同一象限若しくは異なる象限上に置
いてなるコリオリ運動歯車装置であって、前記各歯車の
少なくとも1つと前記入力軸との間に軸受を介在させ、
該軸受の外輪又は内輪の少なくとも一方を、前記各歯車
又は前記入力軸と一体形成したことを特徴とする。
【0007】上記構成によると、前記軸受の外輪を前記
各歯車と一体に形成(本説明では「一体形成」ともい
う)し、又は、前記軸受の内輪を前記入力軸と一体形成
することにより、前記入力軸と前記各歯車との間に介在
する部品の点数を削減する。また、一体形成された部分
の機械加工、熱処理等を一工程で行う。
各歯車と一体に形成(本説明では「一体形成」ともい
う)し、又は、前記軸受の内輪を前記入力軸と一体形成
することにより、前記入力軸と前記各歯車との間に介在
する部品の点数を削減する。また、一体形成された部分
の機械加工、熱処理等を一工程で行う。
【0008】また、本発明の請求項2に係るコリオリ運
動歯車装置においては、前記入力軸の傾斜部に対し前記
回転体を軸支する軸受の外輪と、前記回転体とを一体形
成する。すなわち、前記入力軸の傾斜部に対し前記回転
体を軸支する軸受の外輪を、前記回転体の一部として形
成することにより、前記入力軸の傾斜部と前記回転体と
の間に介在する部品の点数を削減する。
動歯車装置においては、前記入力軸の傾斜部に対し前記
回転体を軸支する軸受の外輪と、前記回転体とを一体形
成する。すなわち、前記入力軸の傾斜部に対し前記回転
体を軸支する軸受の外輪を、前記回転体の一部として形
成することにより、前記入力軸の傾斜部と前記回転体と
の間に介在する部品の点数を削減する。
【0009】さらに、本発明の請求項3に係るコリオリ
運動歯車装置においては、前記入力軸の傾斜部に対し前
記回転体を軸支する軸受の内輪と、前記入力軸の傾斜部
とを一体形成したことを特徴とする。すなわち、前記入
力軸の傾斜部に対し前記回転体を軸支する軸受の内輪
を、前記傾斜部の一部として形成することにより、前記
入力軸と前記回転体との間に介在する部品の点数を削減
する。
運動歯車装置においては、前記入力軸の傾斜部に対し前
記回転体を軸支する軸受の内輪と、前記入力軸の傾斜部
とを一体形成したことを特徴とする。すなわち、前記入
力軸の傾斜部に対し前記回転体を軸支する軸受の内輪
を、前記傾斜部の一部として形成することにより、前記
入力軸と前記回転体との間に介在する部品の点数を削減
する。
【0010】また、本発明の請求項4に係るコリオリ運
動歯車装置は、前記軸受として4点接触玉軸受を用い
る。4点接触玉軸受は、例えば複列アンギュラ玉軸受に
比して、部品点数、コスト等の点で有利である。
動歯車装置は、前記軸受として4点接触玉軸受を用い
る。4点接触玉軸受は、例えば複列アンギュラ玉軸受に
比して、部品点数、コスト等の点で有利である。
【0011】また、本発明の請求項5に係るコリオリ運
動歯車装置は、前記出力軸が前記ハウジングを覆うアウ
ターハウジングを駆動するようになっている。したがっ
て、駆動する部材の回転軸に、本発明に係るコリオリ運
動歯車装置を配置して、該駆動する部材と当該コリオリ
運動歯車装置の一体化を図ることができる。
動歯車装置は、前記出力軸が前記ハウジングを覆うアウ
ターハウジングを駆動するようになっている。したがっ
て、駆動する部材の回転軸に、本発明に係るコリオリ運
動歯車装置を配置して、該駆動する部材と当該コリオリ
運動歯車装置の一体化を図ることができる。
【0012】さらに、本発明の請求項6に係るコリオリ
運動歯車装置は、前記入力軸を中空軸としている。した
がって、コリオリ運動歯車装置を貫通するようにして、
他の部材を配置することが可能となる。
運動歯車装置は、前記入力軸を中空軸としている。した
がって、コリオリ運動歯車装置を貫通するようにして、
他の部材を配置することが可能となる。
【0013】また、本発明の請求項7に係るコリオリ運
動歯車装置は、前記ハウジングに前記入力軸を駆動する
モータが内蔵されていることを特徴とするものである。
したがって、アクチュエータとしての機能を備えるコリ
オリ運動歯車装置とすることができる。
動歯車装置は、前記ハウジングに前記入力軸を駆動する
モータが内蔵されていることを特徴とするものである。
したがって、アクチュエータとしての機能を備えるコリ
オリ運動歯車装置とすることができる。
【0014】加えて、本発明の請求項8に係るコリオリ
運動歯車装置は、自動車用インホイールモータとして用
いられるものとする。そして、コリオリ運動歯車装置が
大減速比を得られることを利用して、小型軽量のモータ
を用い、車両のバネ下重量等の軽減を図る。
運動歯車装置は、自動車用インホイールモータとして用
いられるものとする。そして、コリオリ運動歯車装置が
大減速比を得られることを利用して、小型軽量のモータ
を用い、車両のバネ下重量等の軽減を図る。
【0015】また、本発明の請求項9に係るコリオリ運
動歯車装置は、二輪車用インホイールモータとして用い
られるものとする。そして、コリオリ運動歯車装置が大
減速比を得られることを利用して、小型軽量のモータを
用い、電動スクーターや電動補助動力付自転車等への適
用を図る。
動歯車装置は、二輪車用インホイールモータとして用い
られるものとする。そして、コリオリ運動歯車装置が大
減速比を得られることを利用して、小型軽量のモータを
用い、電動スクーターや電動補助動力付自転車等への適
用を図る。
【0016】さらに、本発明の請求項10に係るコリオ
リ運動歯車装置は、コンベヤ用ドライブプーリとして用
いられるものとする。この場合には、コリオリ運動歯車
装置が小型でありながら大減速比を得られることを利用
して、ドライブプーリの外周径の拡大を抑え、低速高ト
ルクの運転が可能なドライブプーリを構成する。また、
動力源であるモータ、減速装置を全てドライブプーリ内
に納めることにより、コンベヤ装置を設置するための占
用容積を小さく抑える。
リ運動歯車装置は、コンベヤ用ドライブプーリとして用
いられるものとする。この場合には、コリオリ運動歯車
装置が小型でありながら大減速比を得られることを利用
して、ドライブプーリの外周径の拡大を抑え、低速高ト
ルクの運転が可能なドライブプーリを構成する。また、
動力源であるモータ、減速装置を全てドライブプーリ内
に納めることにより、コンベヤ装置を設置するための占
用容積を小さく抑える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0018】まず、本発明の構成の一部をなすコリオリ
運動歯車装置について、図7、図8、図9に基づき以下
に説明する。図7に示すように、コリオリ運動歯車装置
は、歯数の異なる4つの歯車として、第1〜第4歯車A
1 〜A4 を有している。各歯車は傘歯車である。このう
ち第1歯車A1 は、ハウジング6に一体的に固定され、
回転をしない固定歯車である。第2歯車A2 、第3歯車
A3 は、入力軸1によって軸支される回転体3に形成さ
れている。また、第4歯車A4 は出力軸2に設けられ、
ハウジング6により回転自在に支持されている。そし
て、第1歯車A1と第2歯車A2 、第3歯車A3 と第4
歯車A4 とが夫々噛み合っている。
運動歯車装置について、図7、図8、図9に基づき以下
に説明する。図7に示すように、コリオリ運動歯車装置
は、歯数の異なる4つの歯車として、第1〜第4歯車A
1 〜A4 を有している。各歯車は傘歯車である。このう
ち第1歯車A1 は、ハウジング6に一体的に固定され、
回転をしない固定歯車である。第2歯車A2 、第3歯車
A3 は、入力軸1によって軸支される回転体3に形成さ
れている。また、第4歯車A4 は出力軸2に設けられ、
ハウジング6により回転自在に支持されている。そし
て、第1歯車A1と第2歯車A2 、第3歯車A3 と第4
歯車A4 とが夫々噛み合っている。
【0019】回転体3は、入力軸1の軸線に対して所定
の角度をなす傾斜部1aによって支持されている。入力
軸1自体も、ハウジング6によって回動自在に支持され
ている。入力軸1が回転すると、傾斜部1aが首を振る
ような運動をし、これに軸支される回転体3は、あたか
も停止寸前のこまのように首振り運動をする。この回転
体3の動きをコリオリ運動という。そして、回転体3は
コリオリ運動をすることにより、第2歯車A2 を第1歯
車A1 に、また、第3歯車A3 を第4歯車A4に夫々噛
み合わせていく(図8(a),(b)参照)。すると、
第2歯車A2 は、1周期のコリオリ運動(入力軸1の1
回転)当り、第1歯車A1 との歯数差に相当する分だけ
第1歯車A1 に対して回転する。すなわち、第1歯車A
1 と、第2歯車A2 との間で、1段階の減速がなされ
る。
の角度をなす傾斜部1aによって支持されている。入力
軸1自体も、ハウジング6によって回動自在に支持され
ている。入力軸1が回転すると、傾斜部1aが首を振る
ような運動をし、これに軸支される回転体3は、あたか
も停止寸前のこまのように首振り運動をする。この回転
体3の動きをコリオリ運動という。そして、回転体3は
コリオリ運動をすることにより、第2歯車A2 を第1歯
車A1 に、また、第3歯車A3 を第4歯車A4に夫々噛
み合わせていく(図8(a),(b)参照)。すると、
第2歯車A2 は、1周期のコリオリ運動(入力軸1の1
回転)当り、第1歯車A1 との歯数差に相当する分だけ
第1歯車A1 に対して回転する。すなわち、第1歯車A
1 と、第2歯車A2 との間で、1段階の減速がなされ
る。
【0020】ここで、第1歯車A1 の歯数を 100、第2
歯車A2 の歯数を 101とした場合を考える。入力軸1が
1回正回転すると、第1歯車A1 に対して第2歯車A2
は1/100 だけ正回転する。また、第1歯車A1 の歯数を
100、第2歯車A2 の歯数を99とすると、第1歯車A1
に対して第2歯車A2 は1/100 だけ逆回転する。第2歯
車A2 の運動は、第3歯車A3 に直接伝わり、第3歯車
A3 と第4歯車A4 との間でも、同様の噛み合いを行
う。よって、第3歯車A3 と第4歯車A4 との間でも、
1段階の減速がなされる。すなわち、入力軸1の回転運
動が出力軸2に伝達される際に、第1、第2歯車A1 ,
A2 と、第3、第4歯車A3 ,A4 とで、2段階の減速
作用を受けることになる。
歯車A2 の歯数を 101とした場合を考える。入力軸1が
1回正回転すると、第1歯車A1 に対して第2歯車A2
は1/100 だけ正回転する。また、第1歯車A1 の歯数を
100、第2歯車A2 の歯数を99とすると、第1歯車A1
に対して第2歯車A2 は1/100 だけ逆回転する。第2歯
車A2 の運動は、第3歯車A3 に直接伝わり、第3歯車
A3 と第4歯車A4 との間でも、同様の噛み合いを行
う。よって、第3歯車A3 と第4歯車A4 との間でも、
1段階の減速がなされる。すなわち、入力軸1の回転運
動が出力軸2に伝達される際に、第1、第2歯車A1 ,
A2 と、第3、第4歯車A3 ,A4 とで、2段階の減速
作用を受けることになる。
【0021】上記コリオリ運動歯車装置の減速比をR
(入力軸1が1回転したときの出力軸2の回転数)とす
ると、 R=1−(n4 ×n2 )/(n3 ×n1 ) ……(i) ここで、 n1 :第1歯車A1 の歯数 n2 :第2歯車A2 の歯数 n3 :第3歯車A3 の歯数 n4 :第4歯車A4 の歯数 で求めることができる。ここで、n1 = 999,n2 =10
00,n3 =1001,n4 =1000とすると、減速比R=1/ 1
00万(正回転)となる。このように、コリオリ運動歯車
装置は、僅か4枚の歯車で大きな減速比を得ることがで
きるものである。しかも、効率η≧0.9 が可能となる。
(入力軸1が1回転したときの出力軸2の回転数)とす
ると、 R=1−(n4 ×n2 )/(n3 ×n1 ) ……(i) ここで、 n1 :第1歯車A1 の歯数 n2 :第2歯車A2 の歯数 n3 :第3歯車A3 の歯数 n4 :第4歯車A4 の歯数 で求めることができる。ここで、n1 = 999,n2 =10
00,n3 =1001,n4 =1000とすると、減速比R=1/ 1
00万(正回転)となる。このように、コリオリ運動歯車
装置は、僅か4枚の歯車で大きな減速比を得ることがで
きるものである。しかも、効率η≧0.9 が可能となる。
【0022】また、第2歯車A2 、第3歯車A3 がコリ
オリ運動をしながら、第1歯車A1、第4歯車A4 と噛
み合う際には、各噛み合い面には摺動を生ずる。この摺
動により発生する騒音、振動および発熱による焼き付き
を防止する為に、図7および図9に示すように、各歯車
の歯には、コロ4およびコロとの内接面5を採用してい
る。具体的には、図9に示すように第1歯車A1 (第4
歯車A4 )に形成されたコロとの内接面5にコロ4を浮
遊支持し、半円筒状の凸歯を形成している。また、第2
歯車A2 (第3歯車A3 )にもコロとの内接面5を形成
し、半円溝状の凹歯を形成する。そして、回転体3が矢
印Bで示す方向にコリオリ運動を行うと、第2歯車A2
(第3歯車A3 )は矢印Cで示す方向に移動し、各凹歯
と凸歯とを噛み合わせていく。そして、各凹歯と凸歯と
の間に生ずる摺動を、コロ4の回転で吸収している。
(以上、NIKKEI MECHANICAL 1996.10.28 no.492 第12項
から第13項より一部抜粋。)したがって、バックラッシ
の設定を不要とするばかりか、各歯車間に予圧を付与し
て、精密な噛み合わせを行うことができる。
オリ運動をしながら、第1歯車A1、第4歯車A4 と噛
み合う際には、各噛み合い面には摺動を生ずる。この摺
動により発生する騒音、振動および発熱による焼き付き
を防止する為に、図7および図9に示すように、各歯車
の歯には、コロ4およびコロとの内接面5を採用してい
る。具体的には、図9に示すように第1歯車A1 (第4
歯車A4 )に形成されたコロとの内接面5にコロ4を浮
遊支持し、半円筒状の凸歯を形成している。また、第2
歯車A2 (第3歯車A3 )にもコロとの内接面5を形成
し、半円溝状の凹歯を形成する。そして、回転体3が矢
印Bで示す方向にコリオリ運動を行うと、第2歯車A2
(第3歯車A3 )は矢印Cで示す方向に移動し、各凹歯
と凸歯とを噛み合わせていく。そして、各凹歯と凸歯と
の間に生ずる摺動を、コロ4の回転で吸収している。
(以上、NIKKEI MECHANICAL 1996.10.28 no.492 第12項
から第13項より一部抜粋。)したがって、バックラッシ
の設定を不要とするばかりか、各歯車間に予圧を付与し
て、精密な噛み合わせを行うことができる。
【0023】尚、前述のごとく、第1歯車A1 の歯数と
第2歯車A2 の歯数差が1の場合には、コリオリ運動が
1周期進むと、第1歯車A1 と第2歯車A2 との間で、
噛み合う歯は1つずれる。また、同歯数差が2の場合
は、コリオリ運動が1周期進むと、第1歯車A1 と第2
歯車A2 との間で、噛み合う歯は2つずれる。同様にし
て、歯数差がnの場合には、噛み合う歯はn個ずれるこ
とになる。このことは、第3、第4歯車A3 ,A4 の関
係においても同じである。
第2歯車A2 の歯数差が1の場合には、コリオリ運動が
1周期進むと、第1歯車A1 と第2歯車A2 との間で、
噛み合う歯は1つずれる。また、同歯数差が2の場合
は、コリオリ運動が1周期進むと、第1歯車A1 と第2
歯車A2 との間で、噛み合う歯は2つずれる。同様にし
て、歯数差がnの場合には、噛み合う歯はn個ずれるこ
とになる。このことは、第3、第4歯車A3 ,A4 の関
係においても同じである。
【0024】続いて、図7に示すコリオリ運動歯車装置
の歯形を求める手法について、以下に説明する。ここ
で、図7に示すコリオリ運動歯車装置の各傘歯車の歯形
を求める手法を示す展開図を図10に、その要部拡大図を
図11に示す。尚、各傘歯車A1,A2 ,A3 ,A4 は摸
式的にピッチ円錐で示している。
の歯形を求める手法について、以下に説明する。ここ
で、図7に示すコリオリ運動歯車装置の各傘歯車の歯形
を求める手法を示す展開図を図10に、その要部拡大図を
図11に示す。尚、各傘歯車A1,A2 ,A3 ,A4 は摸
式的にピッチ円錐で示している。
【0025】ここでは、第1傘歯車A1 、第2傘歯車A
2 の各ピッチ円を通る共通球面Cir1と、第3傘歯車A
3 、第4傘歯車A4 の各ピッチ円を通る共通球面Cir2と
を考える。そして、各共通球面の中心点を一致させ、該
一致点を点Oとする。さらに、点Oを原点とするXY座
標を考える。このXY座標のX軸上に入力軸1(図7)
の軸芯を配置する。また、第1、第2傘歯車A1 ,A2
の噛み合い点をC1 、第3、第4傘歯車A3 ,A4 の噛
み合い点をC2 とする。そして、噛み合い点C1,C2
を、第1象限と第3象限若しくは第2象限と第4象限に
置く。
2 の各ピッチ円を通る共通球面Cir1と、第3傘歯車A
3 、第4傘歯車A4 の各ピッチ円を通る共通球面Cir2と
を考える。そして、各共通球面の中心点を一致させ、該
一致点を点Oとする。さらに、点Oを原点とするXY座
標を考える。このXY座標のX軸上に入力軸1(図7)
の軸芯を配置する。また、第1、第2傘歯車A1 ,A2
の噛み合い点をC1 、第3、第4傘歯車A3 ,A4 の噛
み合い点をC2 とする。そして、噛み合い点C1,C2
を、第1象限と第3象限若しくは第2象限と第4象限に
置く。
【0026】また、入力軸1の軸芯方向と傾斜部1a
(図7)とがなす角度をθ、第1歯車A1 の背円錐とピ
ッチ円錐の中心線とでなす角度をθ1 、第2傘歯車A2
の背円錐とピッチ円錐の中心線とでなす角度をθ2 とす
ると、θ1 +θ2 =θである。なお、θ1 ,θ2 のいず
れか一方の角度を零とすることも可能であり、この場合
は、前記角度を零とした方の傘歯車が冠歯車となる。同
様にして、第3、第4傘歯車A3 ,A4 の背円錐と各ピ
ッチ円錐の中心線とでなす角度は、第3傘歯車A 3 はθ
3 、第4傘歯車A4 はθ4 かつθ3 +θ4 =θである。
(図7)とがなす角度をθ、第1歯車A1 の背円錐とピ
ッチ円錐の中心線とでなす角度をθ1 、第2傘歯車A2
の背円錐とピッチ円錐の中心線とでなす角度をθ2 とす
ると、θ1 +θ2 =θである。なお、θ1 ,θ2 のいず
れか一方の角度を零とすることも可能であり、この場合
は、前記角度を零とした方の傘歯車が冠歯車となる。同
様にして、第3、第4傘歯車A3 ,A4 の背円錐と各ピ
ッチ円錐の中心線とでなす角度は、第3傘歯車A 3 はθ
3 、第4傘歯車A4 はθ4 かつθ3 +θ4 =θである。
【0027】また、第1〜第4傘歯車の歯数を夫々n
1 ,n2 ,n3 ,n4 かつn1 ,n2の値、n3 ,n4
の値は互いに異なるものとする。ここで、第1〜第4傘
歯車A 1 〜A4 の各ピッチ円錐の頂点O1 ,O2 ,O
3 ,O4 から、各背円錐の頂点D 1 ,D2 ,D3 ,D4
までの距離D1 O1 ,D2 O2 ,D3 O3 ,D4 O4
を、ピッチ円半径とする円筒歯車ER1 ,ER2 ,ER
3 ,ER4 を考える。そして、このピッチ円上に形成さ
れるインボリュート歯形若しくは任意の歯形を想定し、
これを第1〜第4傘歯車A1 〜A4 の相当円筒歯車とす
る。ここで、該相当円筒歯車の相当歯数をZ1 ,Z2 ,
Z3 ,Z4 とすると、 Z1 =n1 /Sinθ1 ……(ii) Z2 =n2 /Sinθ2 ……(iii ) Z3 =n3 /Sinθ3 ……(iv) Z4 =n4 /Sinθ4 ……(v) と表すことができる。
1 ,n2 ,n3 ,n4 かつn1 ,n2の値、n3 ,n4
の値は互いに異なるものとする。ここで、第1〜第4傘
歯車A 1 〜A4 の各ピッチ円錐の頂点O1 ,O2 ,O
3 ,O4 から、各背円錐の頂点D 1 ,D2 ,D3 ,D4
までの距離D1 O1 ,D2 O2 ,D3 O3 ,D4 O4
を、ピッチ円半径とする円筒歯車ER1 ,ER2 ,ER
3 ,ER4 を考える。そして、このピッチ円上に形成さ
れるインボリュート歯形若しくは任意の歯形を想定し、
これを第1〜第4傘歯車A1 〜A4 の相当円筒歯車とす
る。ここで、該相当円筒歯車の相当歯数をZ1 ,Z2 ,
Z3 ,Z4 とすると、 Z1 =n1 /Sinθ1 ……(ii) Z2 =n2 /Sinθ2 ……(iii ) Z3 =n3 /Sinθ3 ……(iv) Z4 =n4 /Sinθ4 ……(v) と表すことができる。
【0028】上記式(ii),(iii )で得られる関係を
有する相当円筒歯車において、インボリュート歯形若し
くは任意歯形を創成するカッターで、第1傘歯車A1 に
等高歯の歯形を創成し(なお、等高歯を創成すれば、必
然的に等歯厚歯にもなる)、さらに、第2傘歯車A2 に
該歯形を転写する。第3、第4傘歯車A3 ,A4 も同様
にして形成する。さらに、前記等高歯の歯形にかえて、
コロとの内接面5を形成すると、図7に示すものと同様
の歯形を得ることができる。図7は歯形としてコロ4お
よびコロとの内接面5を用いた場合を示している。な
お、ここで用いられるコロには、円筒コロ、針状コロの
いずれをも含むものとする。
有する相当円筒歯車において、インボリュート歯形若し
くは任意歯形を創成するカッターで、第1傘歯車A1 に
等高歯の歯形を創成し(なお、等高歯を創成すれば、必
然的に等歯厚歯にもなる)、さらに、第2傘歯車A2 に
該歯形を転写する。第3、第4傘歯車A3 ,A4 も同様
にして形成する。さらに、前記等高歯の歯形にかえて、
コロとの内接面5を形成すると、図7に示すものと同様
の歯形を得ることができる。図7は歯形としてコロ4お
よびコロとの内接面5を用いた場合を示している。な
お、ここで用いられるコロには、円筒コロ、針状コロの
いずれをも含むものとする。
【0029】以上のごとく、図7に示すコリオリ運動歯
車装置は、第1、第2傘歯車A1 ,A2 の噛み合い点C
1 と、第3、第4傘歯車A3 ,A4 の噛み合い点とC2
を第1象限と第3象限若しくは第2象限と第4象限に置
いた場合、すなわち互いに異なる象限上に置いた場合を
示したものであるが、この噛み合い点C1 ,C2 を、互
いに同一象限上に置くことも可能である。
車装置は、第1、第2傘歯車A1 ,A2 の噛み合い点C
1 と、第3、第4傘歯車A3 ,A4 の噛み合い点とC2
を第1象限と第3象限若しくは第2象限と第4象限に置
いた場合、すなわち互いに異なる象限上に置いた場合を
示したものであるが、この噛み合い点C1 ,C2 を、互
いに同一象限上に置くことも可能である。
【0030】図12には、図7に示すコリオリ運動歯車装
置の変形例として、前記噛み合い点C1 ,C2 を互いに
同一象限上に置いた場合の、歯車装置の要部断面図を示
している。尚、図12においては、図7に示すコリオリ運
動歯車装置と相違する部分のみを示している。また、図
7に示す実施の形態と、同一部分若しくは相当する部分
については同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
置の変形例として、前記噛み合い点C1 ,C2 を互いに
同一象限上に置いた場合の、歯車装置の要部断面図を示
している。尚、図12においては、図7に示すコリオリ運
動歯車装置と相違する部分のみを示している。また、図
7に示す実施の形態と、同一部分若しくは相当する部分
については同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0031】図12に示すように、第1傘歯車A1 はハウ
ジングの一部分(符号6で示す)に固定されている。ま
た、第4傘歯車A4 は出力軸2に取付けられている。回
転体3に設けられた第2、第3傘歯車A2 ,A3 は、回
転体3の同一軸方向面(図12では回転体3の左側面)に
設けられている。入力軸1は出力軸2を中空として入力
軸1をその内部に貫通させている。また、入力軸1も中
空として、その中空内部を貫通路1bとして構成してい
る。
ジングの一部分(符号6で示す)に固定されている。ま
た、第4傘歯車A4 は出力軸2に取付けられている。回
転体3に設けられた第2、第3傘歯車A2 ,A3 は、回
転体3の同一軸方向面(図12では回転体3の左側面)に
設けられている。入力軸1は出力軸2を中空として入力
軸1をその内部に貫通させている。また、入力軸1も中
空として、その中空内部を貫通路1bとして構成してい
る。
【0032】図13には、図12に示すコリオリ運動歯車装
置の展開図を示している。図13は、図7に示すコリオリ
運動歯車装置の相当円筒歯車への展開図を示す図11に相
当するものである。なお、図12に示すコリオリ運動歯車
装置の歯形を求める手法は、図7に示すコリオリ運動歯
車装置と同様であり、図10に相当する展開図の全体図
と、歯形を求める手法の詳細な説明は省略する。図13か
ら明らかなように、図12のコリオリ運動歯車装置は、第
1、第2傘歯車A1 ,A2 の噛み合い点C1 と、第3、
第4傘歯車A3 ,A4 の噛み合い点C2 の双方が、前記
XY座標の第2象限(若しくは第3象限)に、すなわち
同一象限上にある。
置の展開図を示している。図13は、図7に示すコリオリ
運動歯車装置の相当円筒歯車への展開図を示す図11に相
当するものである。なお、図12に示すコリオリ運動歯車
装置の歯形を求める手法は、図7に示すコリオリ運動歯
車装置と同様であり、図10に相当する展開図の全体図
と、歯形を求める手法の詳細な説明は省略する。図13か
ら明らかなように、図12のコリオリ運動歯車装置は、第
1、第2傘歯車A1 ,A2 の噛み合い点C1 と、第3、
第4傘歯車A3 ,A4 の噛み合い点C2 の双方が、前記
XY座標の第2象限(若しくは第3象限)に、すなわち
同一象限上にある。
【0033】図12に示すコリオリ運動歯車装置は、第1
〜第4傘歯車を回転体3の同一軸方向面に置くことによ
り、図7に示すコリオリ運動歯車装置に対して、歯車装
置の軸方向寸法を減少させることが可能となる。また、
入力軸1と同一方向に延びるように出力軸2を配置する
ことが容易となる。よって、4つの歯車のみによって大
減速比を得ることが可能なコリオリ運動歯車装置の適用
範囲を広げることができるという利点がある。また、図
7、図12に示すコリオリ運動歯車装置共に、はすば歯車
として構成することも可能である。この、はすば歯車へ
の応用については、本発明者は、特願平9-65410 号明細
書にその詳細を開示している。
〜第4傘歯車を回転体3の同一軸方向面に置くことによ
り、図7に示すコリオリ運動歯車装置に対して、歯車装
置の軸方向寸法を減少させることが可能となる。また、
入力軸1と同一方向に延びるように出力軸2を配置する
ことが容易となる。よって、4つの歯車のみによって大
減速比を得ることが可能なコリオリ運動歯車装置の適用
範囲を広げることができるという利点がある。また、図
7、図12に示すコリオリ運動歯車装置共に、はすば歯車
として構成することも可能である。この、はすば歯車へ
の応用については、本発明者は、特願平9-65410 号明細
書にその詳細を開示している。
【0034】以上のごとく、コリオリ運動歯車装置は、
各傘歯車A1 〜A4 の相当円筒歯車に基づき歯車の歯形
を決定することにより、該相当円筒歯車よりもピッチ円
径の小さな各傘歯車A1 〜A4 によって、相当円筒歯車
の噛み合い歯数と同等の噛み合い歯数を得ることができ
る。したがって、コリオリ運動歯車装置はその大きさの
割に大きなトルクを伝達することが可能であり、例えば
電動モータを動力源とするアクチュエータに使用すれ
ば、小型、高精度かつ大出力のアクチュエータを構成す
ることができる。
各傘歯車A1 〜A4 の相当円筒歯車に基づき歯車の歯形
を決定することにより、該相当円筒歯車よりもピッチ円
径の小さな各傘歯車A1 〜A4 によって、相当円筒歯車
の噛み合い歯数と同等の噛み合い歯数を得ることができ
る。したがって、コリオリ運動歯車装置はその大きさの
割に大きなトルクを伝達することが可能であり、例えば
電動モータを動力源とするアクチュエータに使用すれ
ば、小型、高精度かつ大出力のアクチュエータを構成す
ることができる。
【0035】さて、図1には、本発明の実施の形態に係
るコリオリ運動歯車装置を用いた減速機を示している。
入力軸1は中空モータ等の動力源によって駆動されるも
のである。この場合には、入力軸1の傾斜部1aに対し
回転体3を軸支するための軸受として、複列外向きアン
ギュラ玉軸受8(以下単に「軸受」という)を使用して
いる。そして、軸受8の外輪に相当する部分を、回転体
3の一部3aとして構成している。また、軸受8の一方
の内輪についても、入力軸1の傾斜部の一部1cとして
構成している。軸受8のその他の部分であるもう一方の
内輪8a、玉8b、スぺーサ8c等については、別体の
軸受と同様の構造を有する。
るコリオリ運動歯車装置を用いた減速機を示している。
入力軸1は中空モータ等の動力源によって駆動されるも
のである。この場合には、入力軸1の傾斜部1aに対し
回転体3を軸支するための軸受として、複列外向きアン
ギュラ玉軸受8(以下単に「軸受」という)を使用して
いる。そして、軸受8の外輪に相当する部分を、回転体
3の一部3aとして構成している。また、軸受8の一方
の内輪についても、入力軸1の傾斜部の一部1cとして
構成している。軸受8のその他の部分であるもう一方の
内輪8a、玉8b、スぺーサ8c等については、別体の
軸受と同様の構造を有する。
【0036】なお、図1の例では、第1歯車A1 と入力
軸1を軸支する軸受10の外輪とを一体形成している。ま
た、第4歯車A4 と入力軸1を軸支する軸受11の外輪と
を一体形成している。これらの一体形成された部材は、
ボルト等(図示省略)によって、夫々ハウジング6、出
力軸2に固定される。さらに、出力軸2をハウジング6
に対して軸支する軸受9の内輪も、出力軸2と一体形成
している。
軸1を軸支する軸受10の外輪とを一体形成している。ま
た、第4歯車A4 と入力軸1を軸支する軸受11の外輪と
を一体形成している。これらの一体形成された部材は、
ボルト等(図示省略)によって、夫々ハウジング6、出
力軸2に固定される。さらに、出力軸2をハウジング6
に対して軸支する軸受9の内輪も、出力軸2と一体形成
している。
【0037】本発明の実施の形態により得られる作用効
果は、以下の通りである。まず、軸受8の外輪を、回転
体3の一部3aとして形成することによって、入力軸1
の傾斜部1aと回転体3との間に介在する部品の点数を
削減することができる。そして、単体としての外輪がな
くなった分だけ、回転体3に形成される第2歯車A2、
第3歯車A3 、および、入力軸1、傾斜部1aの寸法設
定の自由度が高まる。すると、例えば図2に示すよう
に、入力軸1、出力軸2の夫々を中空とし、貫通路1
b,2bを設けた場合に、各歯車の直径を拡大すること
なく貫通路1b,2bの径のみを拡大することが可能と
なる。したがって、従来より大径の部材をこの貫通路1
b,2bに挿通させることも可能となる。
果は、以下の通りである。まず、軸受8の外輪を、回転
体3の一部3aとして形成することによって、入力軸1
の傾斜部1aと回転体3との間に介在する部品の点数を
削減することができる。そして、単体としての外輪がな
くなった分だけ、回転体3に形成される第2歯車A2、
第3歯車A3 、および、入力軸1、傾斜部1aの寸法設
定の自由度が高まる。すると、例えば図2に示すよう
に、入力軸1、出力軸2の夫々を中空とし、貫通路1
b,2bを設けた場合に、各歯車の直径を拡大すること
なく貫通路1b,2bの径のみを拡大することが可能と
なる。したがって、従来より大径の部材をこの貫通路1
b,2bに挿通させることも可能となる。
【0038】また、従来は、回転体3と軸受の外輪とが
別個の部品であったために、歯車の歯面の研削と、軸受
の外輪の研削とは当然に別々の工程として行われていた
が、この工程を同一工程で行うことも可能となる。熱処
理工程においても同様のことが言える。さらに、軸受8
の外輪を、回転体3の一部3aとして形成することによ
り、この部分における組立精度のばらつきという問題が
なくなり、より高精度のコリオリ運動歯車装置を容易に
供給することが可能となる。加えて、軸受8の内輪の一
部を入力軸の傾斜部1aの一部1cとして形成すること
によっても、同様の作用効果を得ることができる。
別個の部品であったために、歯車の歯面の研削と、軸受
の外輪の研削とは当然に別々の工程として行われていた
が、この工程を同一工程で行うことも可能となる。熱処
理工程においても同様のことが言える。さらに、軸受8
の外輪を、回転体3の一部3aとして形成することによ
り、この部分における組立精度のばらつきという問題が
なくなり、より高精度のコリオリ運動歯車装置を容易に
供給することが可能となる。加えて、軸受8の内輪の一
部を入力軸の傾斜部1aの一部1cとして形成すること
によっても、同様の作用効果を得ることができる。
【0039】さらに、第1歯車A1 と入力軸1を軸支す
る軸受10の外輪とを一体形成し、第4歯車A4 と入力軸
1を軸支する軸受11の外輪とを一体形成することによ
り、回転体3の場合と同様に、寸法設定の自由度を高め
ることができる。また、第1歯車A1 及び軸受10の外
輪、第4歯車A4 の歯面及び軸受11の外輪に対し、研
削、熱処理等の工程を一工程で行うことができる。さら
に、図1の例では、出力軸2をハウジング6に対して軸
支する軸受9の内輪を出力軸2と一体形成することによ
り、この部分においても軸受8と同様の作用効果を得る
ことができる。
る軸受10の外輪とを一体形成し、第4歯車A4 と入力軸
1を軸支する軸受11の外輪とを一体形成することによ
り、回転体3の場合と同様に、寸法設定の自由度を高め
ることができる。また、第1歯車A1 及び軸受10の外
輪、第4歯車A4 の歯面及び軸受11の外輪に対し、研
削、熱処理等の工程を一工程で行うことができる。さら
に、図1の例では、出力軸2をハウジング6に対して軸
支する軸受9の内輪を出力軸2と一体形成することによ
り、この部分においても軸受8と同様の作用効果を得る
ことができる。
【0040】さて、図3には図12、図13で説明したよう
に、第1、第2傘歯車A1 ,A2 の噛み合い点と、第
3、第4傘歯車A3 ,A4 の噛み合い点の双方が、図13
に示すXY座標の同一象限上にあるコリオリ運動歯車装
置に、本発明の実施の形態を応用した場合を示してい
る。この場合には、入力軸1と出力軸2とを同軸状に軸
支する軸受12の内輪を、入力軸1の一部分1dとして一
体形成している。この図3に示す応用例においても、図
1の例と同様の作用効果を得ることができる。
に、第1、第2傘歯車A1 ,A2 の噛み合い点と、第
3、第4傘歯車A3 ,A4 の噛み合い点の双方が、図13
に示すXY座標の同一象限上にあるコリオリ運動歯車装
置に、本発明の実施の形態を応用した場合を示してい
る。この場合には、入力軸1と出力軸2とを同軸状に軸
支する軸受12の内輪を、入力軸1の一部分1dとして一
体形成している。この図3に示す応用例においても、図
1の例と同様の作用効果を得ることができる。
【0041】なお、上記実施の形態では、軸受8の外輪
に相当する部分を回転体3の一部3aとして形成し、内
輪については一部分を入力軸の傾斜部1aの一部1cと
して形成した場合について説明したが、内輪と外輪との
関係を逆転させても、同様の作用効果を得ることができ
る。この場合には、軸受8は複列内向きアンギュラ玉軸
受となる。さらに、軸受8としてローラベアリング、ク
ロスローラベアリング等を用い、その外輪を回転体3と
一体に、または、内輪を入力軸1の傾斜部1aと一体に
形成することによっても、同様の作用効果を得ることが
できる。
に相当する部分を回転体3の一部3aとして形成し、内
輪については一部分を入力軸の傾斜部1aの一部1cと
して形成した場合について説明したが、内輪と外輪との
関係を逆転させても、同様の作用効果を得ることができ
る。この場合には、軸受8は複列内向きアンギュラ玉軸
受となる。さらに、軸受8としてローラベアリング、ク
ロスローラベアリング等を用い、その外輪を回転体3と
一体に、または、内輪を入力軸1の傾斜部1aと一体に
形成することによっても、同様の作用効果を得ることが
できる。
【0042】続いて、図4〜図6を参照しながら本発明
の実施の形態に係るコリオリ運動歯車装置の応用例の説
明をする。図1〜図3で説明した実施の形態と同一部
分、若しくは相当する部分については、同一符号で示し
詳しい説明は省略する。
の実施の形態に係るコリオリ運動歯車装置の応用例の説
明をする。図1〜図3で説明した実施の形態と同一部
分、若しくは相当する部分については、同一符号で示し
詳しい説明は省略する。
【0043】図4には、本発明の実施の形態に係るコリ
オリ運動歯車装置を、減速装置として備える自動車用イ
ンホイールモータを示している。ハウジング6の内部に
は、図1で説明したコリオリ運動歯車装置とほぼ同一の
構成を有するコリオリ運動歯車装置を備える。このコリ
オリ運動歯車装置の入力軸1は、同一のハウジング6内
に設けられたモータ13によって回転駆動される。また、
出力軸2はハブ14に連結されている。よって、モータ13
の駆動力はコリオリ運動歯車装置によって減速された
後、ハブ14を介してホイール15に伝達される。前述のご
とく、コリオリ運動歯車装置自体の構造は図1に示した
ものとほぼ同一であるので、詳細な説明は省略する。
オリ運動歯車装置を、減速装置として備える自動車用イ
ンホイールモータを示している。ハウジング6の内部に
は、図1で説明したコリオリ運動歯車装置とほぼ同一の
構成を有するコリオリ運動歯車装置を備える。このコリ
オリ運動歯車装置の入力軸1は、同一のハウジング6内
に設けられたモータ13によって回転駆動される。また、
出力軸2はハブ14に連結されている。よって、モータ13
の駆動力はコリオリ運動歯車装置によって減速された
後、ハブ14を介してホイール15に伝達される。前述のご
とく、コリオリ運動歯車装置自体の構造は図1に示した
ものとほぼ同一であるので、詳細な説明は省略する。
【0044】ハウジング6には、ナックル6a,6bが
一体的に形成されており、図示しないサスペンションア
ーム等によって、図示のインホイールモータ全体が、自
動車のいわゆる「バネ下」に置かれることになる。な
お、ハブ14は、ハウジング6に一体的に形成された車軸
管6cに対して複列アンギュラ玉軸受16を介して軸支さ
れており、いわゆる「全浮動式」と同様の車軸形式を有
している。したがって、コリオリ運動歯車の出力軸2
は、駆動力によるねじりモーメントのみを受け、ホイー
ル15にかかる上下方向、前後方向および車幅方向荷重に
よる曲げモーメントは、ハウジング6の車軸管6cによ
って受けるようになっている。なお、符号17で示す部分
は、モータ13の回転速度を検出するエンコーダである。
一体的に形成されており、図示しないサスペンションア
ーム等によって、図示のインホイールモータ全体が、自
動車のいわゆる「バネ下」に置かれることになる。な
お、ハブ14は、ハウジング6に一体的に形成された車軸
管6cに対して複列アンギュラ玉軸受16を介して軸支さ
れており、いわゆる「全浮動式」と同様の車軸形式を有
している。したがって、コリオリ運動歯車の出力軸2
は、駆動力によるねじりモーメントのみを受け、ホイー
ル15にかかる上下方向、前後方向および車幅方向荷重に
よる曲げモーメントは、ハウジング6の車軸管6cによ
って受けるようになっている。なお、符号17で示す部分
は、モータ13の回転速度を検出するエンコーダである。
【0045】以上のごとく、本発明の実施の形態に係る
コリオリ運動歯車装置を用いて、自動車用インホイール
モータを構成すると、以下のような作用効果を得ること
ができる。従来のインホイールモータとの比較をした場
合、従来は減速装置に遊星歯車機構が用いられていたた
め、それによって得られる減速比は1/5〜1/9が限
度であった。このため、動力源には大型かつ大重量の高
トルク型モータを用いる必要があった。本発明の実施の
形態に係るコリオリ運動歯車装置をインホイールモータ
の減速機に用いた場合には、高効率を維持しながら1/
15〜1/30程度の減速比を容易に得ることが可能であ
る。したがって、モータ13に小型軽量の高回転型モータ
を用いることが可能となる。前述のごとく、図4のイン
ホイールモータは、自動車のバネ下に置かれるものであ
り、モータの軽量化はバネ下重量の軽減に非常に効果的
である。よって、インホイールモータに本発明の実施の
形態に係るコリオリ運動歯車装置を用いることにより、
電気自動車の操縦性、快適性等の向上を図ることができ
る。また、消費電力の低減を図り、電気自動車の走行距
離を延ばすことも可能となる。その他、図1に示すコリ
オリ運動歯車と同様の作用効果については、ここでの説
明を省略する。
コリオリ運動歯車装置を用いて、自動車用インホイール
モータを構成すると、以下のような作用効果を得ること
ができる。従来のインホイールモータとの比較をした場
合、従来は減速装置に遊星歯車機構が用いられていたた
め、それによって得られる減速比は1/5〜1/9が限
度であった。このため、動力源には大型かつ大重量の高
トルク型モータを用いる必要があった。本発明の実施の
形態に係るコリオリ運動歯車装置をインホイールモータ
の減速機に用いた場合には、高効率を維持しながら1/
15〜1/30程度の減速比を容易に得ることが可能であ
る。したがって、モータ13に小型軽量の高回転型モータ
を用いることが可能となる。前述のごとく、図4のイン
ホイールモータは、自動車のバネ下に置かれるものであ
り、モータの軽量化はバネ下重量の軽減に非常に効果的
である。よって、インホイールモータに本発明の実施の
形態に係るコリオリ運動歯車装置を用いることにより、
電気自動車の操縦性、快適性等の向上を図ることができ
る。また、消費電力の低減を図り、電気自動車の走行距
離を延ばすことも可能となる。その他、図1に示すコリ
オリ運動歯車と同様の作用効果については、ここでの説
明を省略する。
【0046】図5には、図4に示すインホイールモータ
の応用例を示している。なお、図4と同一の構造につい
ては、一部図示を省略している。図5に示すインホイー
ルモータの特徴部分は、ベアリング26,27,28に4点接
触玉軸受を用い、かつ、第1〜第4傘歯車A1 〜A4 を
これら軸受と一体に形成することにより、部品点数の減
少による軽量化、小型化、コスト削減等を図った点であ
る。なお、符号29はニードルローラベアリングであり、
符号30は、アンギュラ玉軸受である。さらに、ベアリン
グ28と一体に形成された第1傘歯車A1 を、ハウジング
6に対し予圧リング31,32を介して支持することによ
り、第2〜第4傘歯車A2 〜A4 に対して予圧を付与し
ている。
の応用例を示している。なお、図4と同一の構造につい
ては、一部図示を省略している。図5に示すインホイー
ルモータの特徴部分は、ベアリング26,27,28に4点接
触玉軸受を用い、かつ、第1〜第4傘歯車A1 〜A4 を
これら軸受と一体に形成することにより、部品点数の減
少による軽量化、小型化、コスト削減等を図った点であ
る。なお、符号29はニードルローラベアリングであり、
符号30は、アンギュラ玉軸受である。さらに、ベアリン
グ28と一体に形成された第1傘歯車A1 を、ハウジング
6に対し予圧リング31,32を介して支持することによ
り、第2〜第4傘歯車A2 〜A4 に対して予圧を付与し
ている。
【0047】また、図6には、本発明の実施の形態に係
るコリオリ運動歯車装置を、減速装置として備える自転
車用インホイールモータを示している。この適用例の場
合には、ハウジング6は円盤状をなす部分(仮に6Lと
する)と、筒状をなす部分(仮に6Rとする)からな
り、6L,6Rの夫々が、自転車のフレーム18等に対し
回転不能に支持されている。そして、図2で説明したコ
リオリ運動歯車装置とほぼ同一の構成を有するコリオリ
運動歯車装置を備える。ハウジング6の一方の部分6R
には、モータ13が設けられている。このモータ13は、回
転軸13aを中空軸とした、いわゆる「中空モータ」であ
る。また、コリオリ運動歯車装置の入力軸1も、中空軸
となっている。そして、回転軸13aの貫通路13bおよび
入力軸1の貫通路1bには、アクスルシャフト19を挿通
し、アクスルシャフト19の両端部をフレーム18に対し回
転不能に固定している。
るコリオリ運動歯車装置を、減速装置として備える自転
車用インホイールモータを示している。この適用例の場
合には、ハウジング6は円盤状をなす部分(仮に6Lと
する)と、筒状をなす部分(仮に6Rとする)からな
り、6L,6Rの夫々が、自転車のフレーム18等に対し
回転不能に支持されている。そして、図2で説明したコ
リオリ運動歯車装置とほぼ同一の構成を有するコリオリ
運動歯車装置を備える。ハウジング6の一方の部分6R
には、モータ13が設けられている。このモータ13は、回
転軸13aを中空軸とした、いわゆる「中空モータ」であ
る。また、コリオリ運動歯車装置の入力軸1も、中空軸
となっている。そして、回転軸13aの貫通路13bおよび
入力軸1の貫通路1bには、アクスルシャフト19を挿通
し、アクスルシャフト19の両端部をフレーム18に対し回
転不能に固定している。
【0048】さらに、回転体3を軸支する軸受20に4点
接触玉軸受を用いることにより、例えば複列アンギュラ
玉軸受を用いる場合に比して、部品点数の減少による軽
量化、コスト削減等を図ることが可能となる。軸受20の
外輪には、第2歯車A2 、第3歯車A3 を直接的に形成
している。
接触玉軸受を用いることにより、例えば複列アンギュラ
玉軸受を用いる場合に比して、部品点数の減少による軽
量化、コスト削減等を図ることが可能となる。軸受20の
外輪には、第2歯車A2 、第3歯車A3 を直接的に形成
している。
【0049】出力軸2は、入力軸1と同軸状に、ハウジ
ング6に対し回転自在に支持されている。さらに、ハウ
ジング6の半径方向外側には、ハウジング6を覆うアウ
ターハウジング21が設けられている。アウターハウジン
グ21は円筒状をなし、アンギュラ玉軸受22,23を介し
て、ハウジング6L,6Rに対し回転自在に支持されて
いる。そして、出力軸2によって、アウターハウジング
21を駆動することが可能となっている。すなわち、当該
自転車用インホイールモータは、いわゆる「アウターロ
ータギアードモータ」の構成を有するものである。アウ
ターハウジング21の外周部分には、円盤状のフランジ21
aが形成され、図示しないリムを固定するための穴21b
が複数設けられている。なお、出力軸2からアウターハ
ウジング21への動力伝達機構として、一方向クラッチ24
を用いている。各部に用いられているベアリングについ
ては、必要に応じて他の形式のものに変更することが可
能であり、例えば、符号25で示すニードルローラベアリ
ングを四点接触玉軸受に交換すれば、入力軸1の軸方向
の位置決めをこのベアリング25のみによって行うことも
可能となる。また、より高速回転に耐えるものとなる。
ング6に対し回転自在に支持されている。さらに、ハウ
ジング6の半径方向外側には、ハウジング6を覆うアウ
ターハウジング21が設けられている。アウターハウジン
グ21は円筒状をなし、アンギュラ玉軸受22,23を介し
て、ハウジング6L,6Rに対し回転自在に支持されて
いる。そして、出力軸2によって、アウターハウジング
21を駆動することが可能となっている。すなわち、当該
自転車用インホイールモータは、いわゆる「アウターロ
ータギアードモータ」の構成を有するものである。アウ
ターハウジング21の外周部分には、円盤状のフランジ21
aが形成され、図示しないリムを固定するための穴21b
が複数設けられている。なお、出力軸2からアウターハ
ウジング21への動力伝達機構として、一方向クラッチ24
を用いている。各部に用いられているベアリングについ
ては、必要に応じて他の形式のものに変更することが可
能であり、例えば、符号25で示すニードルローラベアリ
ングを四点接触玉軸受に交換すれば、入力軸1の軸方向
の位置決めをこのベアリング25のみによって行うことも
可能となる。また、より高速回転に耐えるものとなる。
【0050】以上のごとく、本発明の実施の形態に係る
コリオリ運動歯車装置を用いて、自転車用インホイール
モータを構成すると、車輪のスポークを支えるハブ内に
モータ、減速装置等の動力機構を納めることが可能とな
り、例えば、電動補助動力付自転車の動力伝達機構の小
型、軽量化を図ることができる。また、回転体3を軸支
する軸受20を4点接触玉軸受とすることにより、例えば
複列アンギュラ玉軸受を用いる場合に比して、部品点数
の減少による軽量化、コスト削減等を図ることが可能と
なる。また、消費電力の軽減を図り、1回の充電で補助
動力を得られる距離を延ばすことができる。よって、電
動補助動力付自転車の普及を促進することができる。そ
の他、図2に示すコリオリ運動歯車と同様の作用効果に
ついては、ここでの説明を省略する。
コリオリ運動歯車装置を用いて、自転車用インホイール
モータを構成すると、車輪のスポークを支えるハブ内に
モータ、減速装置等の動力機構を納めることが可能とな
り、例えば、電動補助動力付自転車の動力伝達機構の小
型、軽量化を図ることができる。また、回転体3を軸支
する軸受20を4点接触玉軸受とすることにより、例えば
複列アンギュラ玉軸受を用いる場合に比して、部品点数
の減少による軽量化、コスト削減等を図ることが可能と
なる。また、消費電力の軽減を図り、1回の充電で補助
動力を得られる距離を延ばすことができる。よって、電
動補助動力付自転車の普及を促進することができる。そ
の他、図2に示すコリオリ運動歯車と同様の作用効果に
ついては、ここでの説明を省略する。
【0051】なお、図6に示すアウターハウジング21を
備えるインホイールモータを、自動車用インホイールモ
ータとして用いることも可能である。この場合、インホ
イールモータをホイールの中心部分に一体化することが
可能となる。また、産業用ロボットのアームの関節部分
に適用すれば、ロボットアーム駆動用のアクチュエータ
を構成することも可能となる。
備えるインホイールモータを、自動車用インホイールモ
ータとして用いることも可能である。この場合、インホ
イールモータをホイールの中心部分に一体化することが
可能となる。また、産業用ロボットのアームの関節部分
に適用すれば、ロボットアーム駆動用のアクチュエータ
を構成することも可能となる。
【0052】さらに、図6に示すアウターハウジング21
を備えるインホイールモータを、ベルトコンベヤ用ドラ
イブプーリとして用いることも可能である。この場合に
は、ベルトの延長に伴うベルト厚の増大に対応し、ドラ
イブプーリの外径を拡大する場合にも、コリオリ運動歯
車装置が大減速比を得られることを利用して、所望の低
速運転が可能なベルトコンベヤを構成することができ
る。
を備えるインホイールモータを、ベルトコンベヤ用ドラ
イブプーリとして用いることも可能である。この場合に
は、ベルトの延長に伴うベルト厚の増大に対応し、ドラ
イブプーリの外径を拡大する場合にも、コリオリ運動歯
車装置が大減速比を得られることを利用して、所望の低
速運転が可能なベルトコンベヤを構成することができ
る。
【0053】ベルトコンベヤは、コンベヤ端部での荷の
投げ出しを抑える場合には、低速での運転が望まれる。
ベルトコンベヤを低速運転するということは、すなわち
ベルトの送り速度を低速に抑えるということである。し
かしながら、前述のごとくドライブプーリの外径を増加
させると、ドライブプーリの周長を延ばすことになり、
一回転当りのベルトの送り量の増加(送り速度の増加)
を来すこととなる。したがって、ドライブプーリの外径
の増加に伴い、より大きな減速比を得ることが可能な減
速装置が必要不可欠となる。そこで、コリオリ運動歯車
装置をドライブプーリの減速装置として用いれば、ドラ
イブプーリ内に当該減速装置を納めつつ、所望の減速比
を得ることが可能となる。しかも、前述のごとくコリオ
リ運動歯車装置は高効率(η≧0.9 )であることから発
熱も少なく抑えられ、長時間の運転にも適したものとな
る。
投げ出しを抑える場合には、低速での運転が望まれる。
ベルトコンベヤを低速運転するということは、すなわち
ベルトの送り速度を低速に抑えるということである。し
かしながら、前述のごとくドライブプーリの外径を増加
させると、ドライブプーリの周長を延ばすことになり、
一回転当りのベルトの送り量の増加(送り速度の増加)
を来すこととなる。したがって、ドライブプーリの外径
の増加に伴い、より大きな減速比を得ることが可能な減
速装置が必要不可欠となる。そこで、コリオリ運動歯車
装置をドライブプーリの減速装置として用いれば、ドラ
イブプーリ内に当該減速装置を納めつつ、所望の減速比
を得ることが可能となる。しかも、前述のごとくコリオ
リ運動歯車装置は高効率(η≧0.9 )であることから発
熱も少なく抑えられ、長時間の運転にも適したものとな
る。
【0054】従来においても、動力源であるモータ、減
速装置をドライブプーリの外に配置すれば、所望の減速
比を得て低速運転を行うことが可能であった。また、変
速装置の効率が低いことによる発熱の問題も、減速装置
をドライブプーリの外に配置すれば解決することが可能
であった。しかしながら、この構成ではモータ、減速装
置がベルトケースからはみ出し、コンベヤ装置を設置す
るための占用容積がおのずと大きくなる。よって、コン
ベヤを建造物内部に納める場合を考えても、建造物内の
機械設備室を狭くすることにより点検スペースの確保が
困難となり、また、搬送経路のレイアウトも制限される
等の不具合を生ずるものであった。加えて、コンベヤ装
置の重量増加にもつながることから、コンベヤの設置コ
ストも増加するものであった。また、従来の遊星歯車対
等を備えるモータ内蔵ドライブプーリは、変速装置の減
速比が小さく低速運転に不向きであると共に、変速装置
の効率が低いことから発熱量も多く、運転時間が制限さ
れるものであった。
速装置をドライブプーリの外に配置すれば、所望の減速
比を得て低速運転を行うことが可能であった。また、変
速装置の効率が低いことによる発熱の問題も、減速装置
をドライブプーリの外に配置すれば解決することが可能
であった。しかしながら、この構成ではモータ、減速装
置がベルトケースからはみ出し、コンベヤ装置を設置す
るための占用容積がおのずと大きくなる。よって、コン
ベヤを建造物内部に納める場合を考えても、建造物内の
機械設備室を狭くすることにより点検スペースの確保が
困難となり、また、搬送経路のレイアウトも制限される
等の不具合を生ずるものであった。加えて、コンベヤ装
置の重量増加にもつながることから、コンベヤの設置コ
ストも増加するものであった。また、従来の遊星歯車対
等を備えるモータ内蔵ドライブプーリは、変速装置の減
速比が小さく低速運転に不向きであると共に、変速装置
の効率が低いことから発熱量も多く、運転時間が制限さ
れるものであった。
【0055】この点、本発明の実施の形態に係るベルト
コンベヤ用ドライブプーリは、上記問題点を全て解決す
ることが可能となる。なお、ドライブプーリとしての使
用はベルトコンベヤに限定されるものではなく、バケッ
トエレベータ等にも用いることができる。
コンベヤ用ドライブプーリは、上記問題点を全て解決す
ることが可能となる。なお、ドライブプーリとしての使
用はベルトコンベヤに限定されるものではなく、バケッ
トエレベータ等にも用いることができる。
【0056】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
コリオリ運動歯車装置によると、前記入力軸と前記各歯
車との間に介在する部品の点数を削減することによっ
て、前記入力軸および前記回転体の寸法設定の自由度を
広げることが可能となる。よって、コリオリ運動歯車装
置の適用範囲をさらに拡大することができる。また、組
立工数の減少や、組立精度の向上を図り、高精度のコリ
オリ運動歯車装置をより安定供給することができる。ま
た、一体形成された部分の機械加工、熱処理等を一工程
で行うことができるので、コリオリ運動歯車の加工コス
トの低減を図ることも可能となる。
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
コリオリ運動歯車装置によると、前記入力軸と前記各歯
車との間に介在する部品の点数を削減することによっ
て、前記入力軸および前記回転体の寸法設定の自由度を
広げることが可能となる。よって、コリオリ運動歯車装
置の適用範囲をさらに拡大することができる。また、組
立工数の減少や、組立精度の向上を図り、高精度のコリ
オリ運動歯車装置をより安定供給することができる。ま
た、一体形成された部分の機械加工、熱処理等を一工程
で行うことができるので、コリオリ運動歯車の加工コス
トの低減を図ることも可能となる。
【0057】また、本発明の請求項2に係るコリオリ運
動歯車装置によると、前記入力軸の傾斜部に対し前記回
転体を軸支する軸受の外輪を、前記回転体の一部として
形成することにより、本発明の請求項1に係るコリオリ
運動歯車の効果を得ることができる。さらに、本発明の
請求項3に係るコリオリ運動歯車装置によっても、同様
の効果を得ることができる。
動歯車装置によると、前記入力軸の傾斜部に対し前記回
転体を軸支する軸受の外輪を、前記回転体の一部として
形成することにより、本発明の請求項1に係るコリオリ
運動歯車の効果を得ることができる。さらに、本発明の
請求項3に係るコリオリ運動歯車装置によっても、同様
の効果を得ることができる。
【0058】また、本発明の請求項4に係るコリオリ運
動歯車装置によると、小型軽量化を促進し、かつ、低コ
ストのコリオリ運動歯車装置を提供することが可能とな
る。加えて、本発明の請求項5に係るコリオリ運動歯車
装置によると、コリオリ運動歯車装置の適用範囲をさら
に広げることが可能となる。本発明の請求項6に係るコ
リオリ運動歯車装置によっても、、コリオリ運動歯車装
置の適用範囲をさらに広げることが可能となる。
動歯車装置によると、小型軽量化を促進し、かつ、低コ
ストのコリオリ運動歯車装置を提供することが可能とな
る。加えて、本発明の請求項5に係るコリオリ運動歯車
装置によると、コリオリ運動歯車装置の適用範囲をさら
に広げることが可能となる。本発明の請求項6に係るコ
リオリ運動歯車装置によっても、、コリオリ運動歯車装
置の適用範囲をさらに広げることが可能となる。
【0059】さらに、本発明の請求項7に係るコリオリ
運動歯車装置によると、アクチュエータとしての機能を
備えるコリオリ運動歯車装置とすることになり、小型、
軽量かつ低コストのアクチュエータを提供することが可
能となる。
運動歯車装置によると、アクチュエータとしての機能を
備えるコリオリ運動歯車装置とすることになり、小型、
軽量かつ低コストのアクチュエータを提供することが可
能となる。
【0060】また、本発明の請求項8に係るコリオリ運
動歯車装置によると、電気自動車の操縦性、快適性等の
向上と、走行距離の増大図ることができる。さらに、本
発明の請求項9に係るコリオリ運動歯車装置によると、
電動スクーターや電動補助動力付自転車用の動力源の小
型軽量化や、電力消費量の低減による走行距離の増大を
図ることが可能となる。加えて、本発明の請求項10に
係るコリオリ運動歯車装置によると、所望の運転速度を
得ることが可能なコンベヤ装置を提供することが可能と
なる。
動歯車装置によると、電気自動車の操縦性、快適性等の
向上と、走行距離の増大図ることができる。さらに、本
発明の請求項9に係るコリオリ運動歯車装置によると、
電動スクーターや電動補助動力付自転車用の動力源の小
型軽量化や、電力消費量の低減による走行距離の増大を
図ることが可能となる。加えて、本発明の請求項10に
係るコリオリ運動歯車装置によると、所望の運転速度を
得ることが可能なコンベヤ装置を提供することが可能と
なる。
【図1】本発明の実施の形態に係るコリオリ運動歯車装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図2】図1の応用例を示すコリオリ運動歯車装置の要
部断面図である。
部断面図である。
【図3】図1の更なる応用例を示すコリオリ運動歯車装
置の要部断面図である。
置の要部断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るコリオリ運動歯車装
置を、自動車のインホイールモータに使用した場合を示
す断面図である。
置を、自動車のインホイールモータに使用した場合を示
す断面図である。
【図5】図4に示すインホイールモータの応用例を示す
断面図である。
断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るコリオリ運動歯車装
置を、自転車のインホイールモータに使用した場合を示
す断面図である。
置を、自転車のインホイールモータに使用した場合を示
す断面図である。
【図7】コリオリ運動歯車装置の概略断面図である。
【図8】図7に示すコリオリ運動歯車装置の作動の様子
を示す概略断面図である。
を示す概略断面図である。
【図9】図7に示すコリオリ運動歯車装置の作動の様子
を示す概略正面図である。
を示す概略正面図である。
【図10】図9に示すコリオリ運動歯車装置の、相当円
筒歯車への展開図である。
筒歯車への展開図である。
【図11】図10の要部拡大図である。
【図12】図11に示すコリオリ運動歯車装置の応用例
を示す要部断面図である。
を示す要部断面図である。
【図13】図12に示すコリオリ運動歯車装置の、相当
円筒歯車への展開図である。
円筒歯車への展開図である。
1 入力軸 1a 傾斜部 1c 内輪 2 出力軸 3 回転体 3a 外輪 6 ハウジング 8 軸受
Claims (10)
- 【請求項1】 ハウジングに固定された歯数n1 の第1
歯車と、出力軸に取付けられた歯数n4 の第4歯車と、
入力軸との各軸芯を一致させて配置し、歯数n2 の第2
歯車および歯数n3 の第3歯車を一体に設けた回転体
を、第2歯車が第1歯車と噛み合い、第3歯車が第4歯
車と噛み合うように前記入力軸の傾斜部で軸支し、前記
第1、第2歯車の各ピッチ円を通る共通球面の中心点
と、前記第3、第4の歯車の各ピッチ円を通る共通球面
の中心点とが一致する点を原点とするXY座標のX軸上
に前記入力軸の軸芯を配置し、かつ、第1、第2歯車の
噛み合い点と第4、第3歯車の噛み合い点とを該XY座
標の同一象限若しくは異なる象限上に置いてなるコリオ
リ運動歯車装置であって、前記各歯車の少なくとも1つ
と前記入力軸との間に軸受を介在させ、該軸受の外輪又
は内輪の少なくとも一方を、前記各歯車又は前記入力軸
と一体形成したことを特徴とするコリオリ運動歯車装
置。 - 【請求項2】 前記入力軸の傾斜部に対し前記回転体を
軸支する軸受の外輪と、前記回転体とを一体形成したこ
とを特徴とする請求項1記載のコリオリ運動歯車装置。 - 【請求項3】 前記入力軸の傾斜部に対し前記回転体を
軸支する軸受の内輪と、前記入力軸の傾斜部とを一体形
成したことを特徴とする請求項1又は2記載のコリオリ
運動歯車装置。 - 【請求項4】 前記軸受が4点接触玉軸受であることを
特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のコリ
オリ運動歯車装置。 - 【請求項5】 前記出力軸が前記ハウジングを覆うアウ
ターハウジングを駆動することを特徴とする請求項1な
いし4のいずれか1項記載のコリオリ運動歯車装置。 - 【請求項6】 前記入力軸が中空軸であることを特徴と
する請求項1ないし5のいずれか1項記載のコリオリ運
動歯車装置。 - 【請求項7】 前記ハウジングに前記入力軸を駆動する
モータが内蔵されていることを特徴とする請求項請求項
1ないし6のいずれか1項記載のコリオリ運動歯車装
置。 - 【請求項8】 自動車用インホイールモータとして用い
られることを特徴とする請求項7記載のコリオリ運動歯
車装置。 - 【請求項9】 二輪車用インホイールモータとして用い
られることを特徴とする請求項7記載のコリオリ運動歯
車装置。 - 【請求項10】 コンベヤ用ドライブプーリとして用い
られることを特徴とする請求項7記載のコリオリ運動歯
車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10364421A JP2000205351A (ja) | 1998-05-28 | 1998-12-22 | コリオリ運動歯車装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14704098 | 1998-05-28 | ||
| JP10-323334 | 1998-11-13 | ||
| JP10-147040 | 1998-11-13 | ||
| JP32333498 | 1998-11-13 | ||
| JP10364421A JP2000205351A (ja) | 1998-05-28 | 1998-12-22 | コリオリ運動歯車装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000205351A true JP2000205351A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=27319285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10364421A Pending JP2000205351A (ja) | 1998-05-28 | 1998-12-22 | コリオリ運動歯車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000205351A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006082718A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Toyoda Mach Works Ltd | 舵角比可変操舵装置 |
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