JP2000205614A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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JP2000205614A
JP2000205614A JP11010885A JP1088599A JP2000205614A JP 2000205614 A JP2000205614 A JP 2000205614A JP 11010885 A JP11010885 A JP 11010885A JP 1088599 A JP1088599 A JP 1088599A JP 2000205614 A JP2000205614 A JP 2000205614A
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JP
Japan
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water
steam
humidifier
steam generator
vaporizing member
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JP11010885A
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Yasuo Ogawa
康夫 小川
Junichi Ida
純一 井田
Fumio Ogura
富美男 小倉
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Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部屋の温度を下げずに、清浄な加湿空気を発
生させることができ、加熱体の消費電力を削減できる加
湿器を提供する。 【解決手段】 水を加熱体たるヒータ34により加熱して
蒸気を発生させる蒸気発生装置31と、この蒸気発生装置
31に水を供給する給水タンク21とを備える。蒸気発生装
置31に、風を当てて水を気化させる気化用部材51を設け
る。ヒータ34により水を加熱して蒸気を発生させ、同時
に気化用部材51に風を当て、気化用部材51に含まれる水
を気化させて加湿することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水タンクから供
給された水を加熱体により加熱して、蒸気発生装置から
外部に蒸気を発生させる加湿器に関し、特に加熱により
蒸気を発生させると共に、風を当てて水を気化する加湿
器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の加湿器
しては、蒸気の発生方法により加熱式と気化式のものが
知られており、加熱式の加湿器は、給水タンクから供給
された水を加熱体により加熱して蒸気を発生させるか
ら、部屋の温度を下げずに、清浄な蒸気を発生させるこ
とができるが、加熱体にヒータを使用するため、消費電
力が気化式の加湿器より大幅に高くなる問題がある。そ
こで、消費電力の低減を図るため、加熱体の底部に断熱
材を設けたり、蒸気発生装置の表面と水との接触を改善
したりしていたが、これらの方法では、消費電力を大き
く削減を得ることはできなかった。
【0003】一方、気化式加湿器は、加熱式に比べて消
費電力が低いが、発生した蒸気により部屋の温度が低下
する問題と、雑菌が繁殖し易い問題がある。
【0004】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、部
屋の温度を下げずに、清浄な加湿空気を発生させること
ができ、加熱体の消費電力を削減できる加湿器を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
加湿器は、水を加熱体により加熱して蒸気を発生させる
蒸気発生装置と、この蒸気発生装置に水を供給する容器
とを備えた加湿器において、風を当てて水を気化させる
気化用部材を前記蒸気発生装置に設けたものである。
【0006】請求項1の構成によれば、加熱体により水
を加熱して蒸気を発生させ、同時に気化用部材に風を当
て、気化用部材に含まれる水を気化させて加湿すること
ができる。したがって、加熱体の加熱による加湿と風を
当てた気化による加湿とを合わせた加湿量が得られるた
め、加熱だけにより蒸気を発生する場合に比べて、加熱
体の消費電力を削減することができ、省エネ加湿が可能
となる。また、加熱体により加熱して蒸気を発生するか
ら、部屋の温度が下がることがなく、細菌の繁殖を防止
できる。
【0007】本発明の請求項2記載の加湿器は、水を加
熱体により加熱して蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
この蒸気発生装置に水を供給する容器とを備えた加湿器
において、前記蒸気発生装置内又はその周囲に、水を吸
い上げる気化用部材を設け、この気化用部材に風を当て
て水を気化させるように構成したものである。
【0008】請求項2の構成によれば、下部の水を毛細
管現象により気化用部材が吸い上げる。そして、加熱体
により水を加熱して蒸気を発生させ、同時に水を吸上げ
た気化用部材に風を当て、気化用部材に含まれる水を気
化させて加湿することができる。したがって、加熱体の
加熱による加湿と風を当てた気化による加湿とを合わせ
た加湿量が得られるため、加熱だけにより蒸気を発生す
る場合に比べて、加熱体の消費電力を削減することがで
き、省エネ加湿が可能となる。また、加熱体により加熱
して蒸気を発生するから、部屋の温度が下がることがな
く、細菌の繁殖を防止できる。しかも、気化用部材は、
毛細管現象などにより水を吸上げるものであるから、別
個に給水手段などを設ける必要がない。
【0009】本発明の請求項3記載の加湿器は、水を加
熱体により加熱して蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
この蒸気発生装置に水を供給する容器とを備えた加湿器
において、風を当てて水を気化させる気化用部材を設
け、前記気化用部材に給水する給水駆動手段を設けたも
のである。
【0010】請求項3の構成によれば、給水駆動手段に
より気化用部材に水を供給する。そして、加熱体により
水を加熱して蒸気を発生させ、同時に気化用部材に風を
当て、気化用部材に含まれる水を気化させて加湿するこ
とができる。したがって、加熱体の加熱による加湿と風
を当てた気化による加湿とを合わせた加湿量が得られる
ため、加熱だけにより蒸気を発生する場合に比べて、加
熱体の消費電力を削減することができ、省エネ加湿が可
能となる。また、加熱体により加熱して蒸気を発生する
から、部屋の温度が下がることがなく、細菌の繁殖を防
止できる。さらに、給水駆動手段を用いることにより気
化用部材に供給する水量を調整することができる。
【0011】請求項4の発明は、水を加熱体により加熱
して蒸気を発生させる蒸気発生装置と、この蒸気発生装
置に水を供給する容器とを備えた加湿器において、風を
当てて水を気化させる気化用部材を設け、この気化用部
材に前記蒸気発生装置内の水を散水する散水駆動手段を
設けたものである。
【0012】請求項4の構成によれば、散水駆動手段に
より気化用部材に水を散水して水を供給する。そして、
加熱体により水を加熱して蒸気を発生させ、同時に気化
用部材に風を当て、気化用部材に含まれる水を気化させ
て加湿することができる。したがって、加熱体の加熱に
よる加湿と風を当てた気化による加湿とを合わせた加湿
量が得られるため、加熱だけにより蒸気を発生する場合
に比べて、加熱体の消費電力を削減することができ、省
エネ加湿が可能となる。また、加熱体により加熱して蒸
気を発生するから、部屋の温度が下がることがなく、細
菌の繁殖を防止できる。また、散水手段を用いることに
より気化用部材に供給する水量を調整することができ、
さらに、蒸気発生装置により加熱した水を気化用部材に
散水するから、気化用部材の水を効率よく気化させるこ
とができる。
【0013】本発明の請求項5記載の加湿器は、前記請
求項3の加湿器において、前記給水駆動手段を周期的に
オンオフ制御するものである。
【0014】請求項5の構成によれば、気化用材部材へ
の給水と停止を周期的に行うから、気化用部材が必要以
上に湿潤状態になることがなく、気化用部材の水が所定
量気化した後、水を供給することにより、水を効率よく
気化させることができる。
【0015】本発明の請求項6記載の加湿器は、前記請
求項4の加湿器において、前記散水駆動手段を周期的に
オンオフ制御するものである。
【0016】請求項6の構成によれば、気化用材部材へ
の散水と停止を周期的に行うから、気化用部材が必要以
上に湿潤状態になることがなく、気化用部材の水が所定
量気化した後、水を供給することにより、水を効率よく
気化させることができる。
【0017】本発明の請求項7記載の加湿器は、前記請
求項1〜6のいずれかの加湿器において、前記蒸気発生
装置内の水を殺菌温度に制御する水温制御手段を設けた
ものである。
【0018】請求項7の構成によれば、加熱体により水
を加熱して蒸気を発生させ、同時に気化用部材に風を当
て、気化用部材に含まれる水を気化させて加湿し、加熱
体の加熱による加湿と風を当てた気化による加湿とを合
わせた加湿量が得られる。したがって、気化による加湿
量分だけ、加熱体の消費電力を削減することができ、こ
こで、蒸気発生装置の水を殺菌が死滅する温度に制御す
るから、雑菌の繁殖を防止しながら、加熱体の消費電力
を削減ができる。
【0019】
【発明の実施形態】以下、本発明の加湿器の第1実施例
について図1から図2を参照しながら説明する。
【0020】全体構造を示す断面図である図1におい
て、1は加湿器の本体であり、この本体1は、上面を開
口した本体外郭ケース2により外郭が形成されており、
この本体外郭ケース2上には、その上面開口を開閉自在
に覆う本体ケース蓋3が着脱自在に取り付けられてい
る。本加湿器への給電は着脱可能なマグネットプラグ式
の電源コード4により行われるようになっている。すな
わち、この電源コード4の一端部に設けられたマグネッ
トプラグ5が本体1に設けられたプラグ受け6に着脱自
在に接続されるものである。
【0021】前記本体外郭ケース2の上下方向中間部に
は水平な仕切壁11が形成されており、この仕切壁11に
は、下方へ窪んだ凹部により有底状の水槽12が形成され
ている。この水槽12は、仕切壁11の一側に位置するタン
ク装着部13と、仕切壁11の他側に位置する蒸気発生部14
と、タンク装着部13から蒸気発生部14への水路15とを形
成するものである。前記タンク装着部13内の底面には弁
作動突起16が立設されている。
【0022】21は容器たる給水タンクであり、この給水
タンク21は、前記本体1内でタンク装着部13の上側に着
脱自在に装着されるものである。そして、給水タンク21
の下部には開口部22が形成されており、この開口部22に
は給水キャップ23が着脱自在に取り付けられている。ま
た、この給水キャップ23には給水口24が開口形成されて
いると共に、この給水口24を開閉する弁体25が所定範囲
昇降可能に組み込んである。すなわち、常時は、前記弁
体25が給水口24を上から閉塞するが、給水タンク21を本
体1内のタンク装着部13上に装着すると、前記弁作動突
起16が弁体25を相対的に押し上げることにより、給水口
24が開放され、この給水口24からタンク挿着部13へ水が
供給されるようになっている。尚、水槽12の水位は、最
高でも給水キャップ23の下端の高さとなり、これが水槽
12における定常水位面26である。
【0023】また、前記蒸気発生部14は蒸気発生装置31
の一部を構成するものである。ここで、この蒸気発生装
置31の構成を説明する。蒸気発生部14の下面は開口して
いるが、この下面開口は蒸気皿32により下側から閉塞さ
れている。尚、蒸気皿32及び蒸気発生部14の周壁にはパ
ッキン33が介在させてある。そして、蒸気皿32の下側に
は加熱体であるヒータ34が設けられている。また、前記
仕切壁11上には、蒸気発生部14を囲んで蒸気案内筒35が
着脱自在に装着されている。この蒸気案内筒35は内筒部
36及び外筒部37を有している。そして、内筒部36には、
図2の斜視図に示すように、内筒部36の内外を連通する
複数の通気孔38が開口形成されており、これら複数の通
気孔38は蒸気案内筒35の全周に間隔を置いて形成されて
いる。さらに、蒸気案内筒35の上部には、通気孔38に連
通する蒸気吹出口39が開口形成されている。
【0024】前記本体1内部で仕切壁11の下方には通風
路41が形成されており、この通風路41内に送風手段であ
るファンモータ42が配設されている。そして、送風路41
に臨ませて、本体外郭ケース2の側面下部には、ファン
モータ42の吸気側に連通する吸込口43が開口形成されて
いる。また、この吸込口43と反対側に位置して仕切壁11
に、内筒部36と外筒部37との間に配置される中空な立上
り部44を形成し、この立上り部44に前記通気孔38と連通
する連通孔45を形成している。そして、前記通風路41
は、吸込口43、立上り部44、連通孔45、通気孔38、蒸気
吹出口39と連続して形成されており、ファンモータ42を
駆動すると、吸込口43から吸込まれた空気が、内筒部36
の全周に開口形成された通気孔38から内筒部36の中心に
向って込み、蒸気発生装置31の蒸気吹出口39から本体1
の外部に放出され、蒸発皿32で発生した蒸気の温度が低
減されるようになっている。
【0025】さらに、蒸気発生装置31の蒸発皿32内に
は、気化用部材51が設けられ、この気化用部材51は、ポ
リエステル製の繊維を織った布体などからなり、PPS
(ポリフェニレンスルフィド)が織り込まれいる。気化
用部材51は、その下部を蒸発皿32内の水に含浸し、毛細
管現象により水を定常水位面26より上方に吸上げ可能な
材質が用いられ、好ましくは通気性を有する。また、気
化用部材51は円筒形に形成され、その側面が前記通気孔
38に対向している。
【0026】次に、前記構成についてその作用を説明す
る。給水タンク21に給水した後、この給水タンク21を本
体1に装着すると、弁体25が開いて図1に矢印で示すよ
うに給水口24から水路15に水が供給され、蒸気発生装置
31に送水される。蒸発皿32に供給された水を、毛細管現
象により気化用部材51が吸上げ、気化用部材51全体が水
を含んだ湿潤状態となる。そして、蒸気発生装置31にお
いて、ヒータ34の加熱により水槽12内の水が沸騰し、蒸
気が発生し、これとともに、ファンモータ42の駆動によ
り、図1に矢印で示すように外気が吸込口43から本体1
の通風路41に吸込まれ、連通孔45及び通気孔38を通って
内筒部36内に流入し、気化用部材51に当たる。このよう
にして、気化用部材51に風を当てると、気化用部材51に
含まれた水が気化し、空気の加湿量が増加する。この加
湿された空気が蒸気発生装置31で発生した蒸気とともに
吹出し口39から排気され、これにより、吹出口39から放
出される蒸気の温度が低減される。したがって、ヒータ
34により発生した蒸気の温度を低減するために内蔵した
ファンモータ42により、気化用部材51に風を当てて水を
気化させるから、気化用部材51に当たった風は気化によ
り加湿され、ヒータ34の加熱と風を当てて気化させた分
とを合わせた加湿量が得られる。
【0027】本実施例の構成によれば、水を加熱体たる
ヒータ34により加熱して蒸気を発生させる蒸気発生装置
31と、この蒸気発生装置31に水を供給する容器たる給水
タンク21とを備えた加湿器において、風を当てて水を気
化させる気化用部材51を蒸気発生装置31に設けている。
【0028】これにより、ヒータ34により水を加熱して
蒸気を発生させ、同時に気化用部材51に風を当て、気化
用部材51に含まれる水を気化させて加湿することができ
る。したがって、ヒータ34の加熱による加湿と風を当て
た気化による加湿とを合わせた加湿量が得られるため、
加熱だけにより蒸気を発生する場合に比べて、ヒータ34
の消費電力を削減することができ、省エネ加湿が可能と
なる。また、ヒータ34により加熱して蒸気を発生させる
ことができるから、部屋の温度が下がることがなく、細
菌の繁殖を防止することができる。
【0029】また、本実施例の構成によれば、水を加熱
体たるヒータ34により加熱して蒸気を発生させる蒸気発
生装置31と、この蒸気発生装置31に水を供給する容器た
る給水タンク21とを備えた加湿器において、蒸気発生装
置31の蒸発槽32内に、水を吸い上げる気化用部材51を設
け、この気化用部材51に風を当てて水を気化させるよう
に構成しているから、下部の水を毛細管現象により気化
用部材51が吸い上げ、この吸い上げた水に風を当てて気
化させ、加湿量を増加することができ、加熱だけにより
蒸気を発生する場合に比べて、ヒータ34の消費電力を削
減することができ、省エネ加湿が可能となる。しかも、
毛細管現象により気化用部材51に水を供給するから、水
の供給に他の動力が不要となる。
【0030】また、実施例上の効果として、気化用部材
51をポリエステル製等の耐熱性を有する材料から形成す
ることにより、蒸気皿32内やその近傍などでの使用に適
したものとなる。さらに、気化用部材51にPPSを織り
込んだから、自立性が得られる。また、内筒部36内に気
化用部材51を配置し、その内筒部36の全周に通気孔38を
開口形成したから、ファンモータ42の風が気化用部材51
の全周に当たり、気化用部材51に含まれる水を均一に気
化させることができる。
【0031】次に、本発明の加湿器の第2実施例につい
て、図3から図4を参照して説明する。なお、前記第1
実施例と対応する部分には同一符号を付して、その詳細
な説明を省略する。本第2実施例では、蒸気発生装置31
の周囲において、仕切壁11に下方に窪んだ凹溝61を周設
し、前記蒸気皿32の一部に窪んだ給水路62を形成し、こ
の給水路62により前記水路15と凹溝61が連通する。ま
た、前記内筒部36を前記凹溝61より大きく形成し、この
凹溝61の水に気化用部材51の下部を含浸している。この
ように、蒸気発生装置31の蒸発皿32の周囲に気化用部材
51を配置し、この気化用部材51が凹溝61の水を定常水位
面26より上方に吸い上げ、これにより水分を含んだ湿っ
た気化用部材51に風を当てることにより水が気化し、加
湿した風が蒸気吹出口39から排気されるから、前記第1
実施例と同様な作用効果が得られる。
【0032】図5は、本発明の加湿器の第3実施例を示
すもので、この第3実施例の加湿器は、水路15の水を給
水駆動手段により気化用部材51に供給する例であり、蒸
気皿32の底部に給水管71の一端を接続し、この給水管71
の途中に給水駆動手段たる電動式のポンプ72を設け、給
水管71の他端を前記気化用部材51の上部中央に配置し、
その給水管71の他端71Aは、気化用部材51の上縁側に向
って360度方向に水を噴射するノズルになっている。
また、ポンプ72には、このポンプ72を周期的にオンオフ
制御する回路やマイクロコンピュータなどの通断電制御
手段73が電気的に接続されている。
【0033】そして、ヒータ34により蒸気皿32内の水を
加熱して蒸気を発生させ、同時にポンプ72を駆動して蒸
気皿32内の加熱された水を給水管71の他端71Aから気化
用部材51に噴射供給する。これにより、気化用部材51の
上から水が供給され、湿潤状態となった気化用部材51に
空気を当てて気化させる。また、ポンプ72の駆動は、通
断電制御手段73によりオンオフ制御されるため、気化用
部材51への給水が過剰になることがなく、風を当てて気
化させるに適した状態が得られ、また、オンオフ制御す
るから、ポンプ72の消費電力も削減できる。
【0034】本実施例の構成によれば、水を加熱体たる
ヒータ34により加熱して蒸気を発生させる蒸気発生装置
31と、この蒸気発生装置31に水を供給する容器たる給水
タンク21とを備えた加湿器において、風を当てて水を気
化させる気化用部材51を設け、この気化用部材51に給水
する給水駆動手段たるポンプ72を設けたから、ポンプ72
により気化用部材51に水を供給し、ヒータ34により水を
加熱して蒸気を発生させ、同時に気化用部材51に風を当
て、気化用部材51に含まれる水を気化させて加湿するこ
とができる。したがって、ヒータ34の加熱による加湿と
風を当てた気化による加湿とを合わせた加湿量が得られ
るため、加熱だけにより蒸気を発生する場合に比べて、
ヒータ34の消費電力を削減することができ、省エネ加湿
が可能となる。また、ヒータ34により加熱して蒸気を発
生するから、部屋の温度が下がることがなく、細菌の繁
殖を防止できる。さらに、ポンプ72を用いることにより
気化用部材51に供給する水量を調整することができる。
【0035】また、本実施例では、給水駆動手段たるポ
ンプ72を周期的にオンオフ制御するから、気化用材部材
51への給水と停止を周期的に行うことにより、気化用部
材が必要以上に湿潤状態になることがなく、気化用部材
51の水が所定量気化した後、水を供給することにより、
水を効率よく気化させることができる。
【0036】さらに、実施例上の効果として、ヒータ34
を備えた蒸気皿32に給水管71を接続したから、ヒータ34
により加熱した水を気化用部材51に供給でき、風を当て
た際の気化効率を向上できる。また、気化用部材51の下
部を水に含浸し、気化用部材51は毛細管現象により定常
水位面26上に水を吸込むと同時に、ポンプ72により気化
用部材51の上部から水を供給するから、気化用部材51の
上部にも水を確実に供給することができる。また、本実
施例では、気化用部材51の上方から水を供給するから、
気化用部材51を、必ずしも毛細管現象を起こす部材によ
り形成する必要がなく、例えば網状の部材により構成す
ることができる。
【0037】図6は、本発明の加湿器の第4実施例を示
すもので、この第4実施例の加湿器は、水路15の水を回
転駆動式の散水駆動手段により気化用部材51に散水する
例であり、気化用部材51の上部に、散水駆動手段たる電
動式のモータ81を配設し、このモータ81の回転軸82を気
化用部材51の中心に配置し、その回転軸82の下端にファ
ン83を固着している。このファン83は、回転時の遠心力
により蒸気皿32の水を図6の矢印に示すように周囲及び
上方周囲に散水する。
【0038】そして、ヒータ34により蒸気皿32内の水を
加熱して蒸気を発生させ、同時にモータ81を駆動して蒸
気皿32内の加熱された水を気化用部材51の内周に散水す
る。これにより、気化用部材51全体が湿潤状態となり、
この気化用部材51に空気を当てて気化させる。また、モ
ータ81の駆動は、通断電制御手段73Aによりオンオフ制
御されるから、気化用部材51への給水が過剰になること
がなく、風を当てて気化させるに適した状態が得られ、
また、オンオフ制御するから、モータ81の消費電力も削
減できる。
【0039】本実施例の構成によれば、水を加熱体たる
ヒータ34により加熱して蒸気を発生させる蒸気発生装置
31と、この蒸気発生装置31に水を供給する容器たる給水
タンク21とを備えた加湿器において、風を当てて水を気
化させる気化用部材51を設け、この気化用部材51に蒸気
発生装置31内の水を散水する散水駆動手段たるモータ81
を設けたから、モータ81の回転駆動により気化用部材51
に水を散水して水を供給し、ヒータ34により水を加熱し
て蒸気を発生させ、同時に気化用部材51に風を当て、気
化用部材51に含まれる水を気化させて加湿することがで
きる。したがって、ヒータ34の加熱による加湿と風を当
てた気化による加湿とを合わせた加湿量が得られるた
め、加熱だけにより蒸気を発生する場合に比べて、ヒー
タ34の消費電力を削減することができ、省エネ加湿が可
能となる。また、ヒータ34により加熱して蒸気を発生す
るから、部屋の温度が下がることがなく、細菌の繁殖を
防止できる。また、モータ81を用いることにより気化用
部材51に供給する水量を調整することができ、さらに、
蒸気発生装置31により加熱した水を気化用部材51に散水
するから、気化用部材51の水を効率よく気化させること
ができる。
【0040】また、本実施例では、散水駆動手段たるモ
ータ81を周期的にオンオフ制御するから、気化用材部材
51への散水と停止を周期的に行うことにより、気化用部
材51が必要以上に湿潤状態になることがなく、気化用部
材51の水が所定量気化した後、水を供給することによ
り、水を効率よく気化させることができる。
【0041】さらに、ファン83の回転により水を飛ばし
て気化用部材51に供給するから、気化用部材51を、必ず
しも毛細管現象を起こす部材により形成する必要がな
く、例えば網状の部材により構成することができる。ま
た、筒状の気化用部材51の内面に水を散布するから、散
布した水が気化用部材51の外に零れることがない。
【0042】図7は、本発明の加湿器の第5実施例を示
すもので、この第4実施例の加湿器は、水路15の水を回
転駆動式の散水駆動手段により気化用部材51に散水する
例であり、前記回転軸82に螺旋状のファン83Aを設け、
このファン83Aは気化用部材51の高さとほぼ同じ長さを
有し、その下部を蒸気皿32の水に没している。そして、
前記モータ81の回転駆動により、ファン83Aが回転し、
図7の矢印に示すように、回転するファン83Aにより蒸
気皿32の水が揚げられると共に、気化用部材51の内面に
散水される。このようにしてヒータ34により加熱された
蒸気皿32の水をモータ81により気化用部材51に散水し、
ファンモータ42の風を当てて気化させることができ、ま
た、通断電制御手段73によりモータ81をオンオフ制御す
るから、前記第3実施例と同様な作用効果を得られる。
【0043】図8は、本発明の加湿器の第6実施例を示
すもので、この第5実施例の加湿器は、前記蒸気発生装
置31内の水温を制御する水温制御手段91を備え、この水
温制御手段91は、蒸気発生装置31の水温を検出する水温
検出部たる水温サーミスタ92と、この水温サーミスタ92
により検出した水温により前記ヒータ34を制御して水温
を雑菌が死滅する約80℃になるように制御する回路又
はマイクロコンピュータなどの制御部93とを有し、この
制御部93はヒータ34への通断電をオンオフ制御して蒸気
発生装置31の蒸気皿32の水温を約80℃に制御する。前
記水温サーミスタ92は前記蒸気皿32の底面に配設され、
その水温サーミスタ92と制御部93とは電気的に接続さ
れ、この制御部93は前記ヒータ34の駆動回路(図示せ
ず)などに電気的に接続されている。尚、この第6実施
例の水温制御手段91は、前記第1〜5実施例の加湿器に
設けることができる。
【0044】そして、ヒータ34により蒸気皿32内の水を
加熱して蒸気を発生させ、同時に気化用部材51に空気を
当てて気化させ、加熱による蒸気と気化により加湿した
空気を蒸気吹出口39から排気して加湿を行う。この際、
蒸気発生装置21の水は水温制御手段91により雑菌が死滅
する温度に制御するため、ヒータ34による蒸気のみで加
湿するものに比べてヒータ34の消費電力を抑えることが
でき、蒸気発生装置31の水を殺菌が死滅する約80℃程
度の温度に制御するから、雑菌の繁殖を防止する必要最
低限の消費電力で済み、省エネが可能となる。
【0045】本実施例の構成によれば、蒸気発生装置31
内の水を殺菌温度に制御する水温制御手段91を設けたか
ら、ヒータ34により水を加熱して蒸気を発生させ、同時
に気化用部材51に風を当て、気化用部材51に含まれる水
を気化させて加湿し、ヒータ34の加熱による加湿と風を
当てた気化による加湿とを合わせた加湿量が得られる。
したがって、気化による加湿量分だけ、加熱体の消費電
力を削減することができが、ここで、蒸気発生装置31の
水を殺菌が死滅する温度に制御するから、雑菌の繁殖を
防止しながら、ヒータ34の消費電力を削減ができる。
【0046】尚、本発明は前記各実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、気化用部材の材質及び形状等
は適宜選定可能である。また、水路15、給水タンク21、
蒸気発生装置31及び通風路41の配置は、前記実施例のも
のには限らず、種々の配置が可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の加湿器は、水を
加熱体により加熱して蒸気を発生させる蒸気発生装置
と、この蒸気発生装置に水を供給する容器とを備えた加
湿器において、風を当てて水を気化させる気化用部材を
前記蒸気発生装置に設けたものであり、部屋の温度を下
げずに、清浄な加湿空気を発生することができ、加熱体
の消費電力を削減できる加湿器を提供できる。
【0048】本発明の請求項2記載の加湿器は、水を加
熱体により加熱して蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
この蒸気発生装置に水を供給する容器とを備えた加湿器
において、前記蒸気発生装置内又はその周囲に、水を吸
い上げる気化用部材を設け、この気化用部材に風を当て
て水を気化させるように構成したものであり、気化用部
材が水を吸い上げるため、別個の給水手段などが不要
で、部屋の温度を下げずに、清浄な加湿空気を発生する
ことができ、加熱体の消費電力を削減できる加湿器を提
供できる。
【0049】本発明の請求項3記載の加湿器は、水を加
熱体により加熱して蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
この蒸気発生装置に水を供給する容器とを備えた加湿器
において、風を当てて水を気化させる気化用部材を設
け、前記気化用部材に給水する給水駆動手段を設けたも
のであり、気化用部材に水を給水し、この気化用部材に
風を当てて水を気化させ、部屋の温度を下げずに、清浄
な加湿空気を発生することができ、加熱体の消費電力を
削減できる加湿器を提供できる。
【0050】本発明の請求項4記載の加湿器は、水を加
熱体により加熱して蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
この蒸気発生装置に水を供給する容器とを備えた加湿器
において、風を当てて水を気化させる気化用部材を設
け、この気化用部材に前記蒸気発生装置内の水を散水す
る散水駆動手段を設けたものであり、気化用部材に蒸気
発生装置の加熱された水を供給するから、風を当てると
気化用部材の水が効率よく気化され、部屋の温度を下げ
ずに、清浄な加湿空気を発生させることができ、加熱体
の消費電力を削減できる加湿器を提供できる。
【0051】本発明の請求項5記載の加湿器は、請求項
3の加湿器において、前記給水駆動手段を周期的にオン
オフ制御するものであり、気化用部材が必要以上に湿潤
状態になることがなく、気化用部材の水が所定量気化し
た後、水を供給することにより、水が効率よく気化し、
部屋の温度を下げずに、清浄な加湿空気を発生させるこ
とができ、加熱体の消費電力を削減できる加湿器を提供
できる。
【0052】本発明の請求項6記載の加湿器は、請求項
4の加湿器において、前記散水駆動手段を周期的にオン
オフ制御するものであり、気化用部材の水が所定量気化
した後、水を供給することにより、水が効率よく気化
し、部屋の温度を下げずに、清浄な加湿空気を発生させ
ることができ、加熱体の消費電力を削減できる加湿器を
提供できる。
【0053】本発明の請求項7記載の加湿器は、前記請
求項1〜6のいずれかの加湿器において、前記蒸気発生
装置内の水を殺菌温度に制御する水温制御手段を設けた
ものであり、部屋の温度を下げずに、清浄な加湿空気を
発生させることができ、雑菌の発生を防止しながら加熱
体の消費電力を削減できる加湿器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す加湿器の全体断面図
である。
【図2】本発明の第1実施例を示す蒸気発生装置の内筒
部の斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す蒸気発生装置周辺の
断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す蒸気発生装置周辺の
平断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図6】本発明の第4実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図7】本発明の第5実施例を示す要部の断面図であ
る。
【図8】本発明の第6実施例を示す要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
21 給水タンク(容器) 31 蒸気発生装置 32 蒸気皿 34 ヒータ(加熱体) 51 気化用部材 72 ポンプ(給水駆動手段) 73 73A 通断電制御手段 81 モータ(散水駆動手段) 91 水温制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 富美男 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 Fターム(参考) 3L055 BA01 BA02 BC01 CA04 DA01 DA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を加熱体により加熱して蒸気を発生さ
    せる蒸気発生装置と、この蒸気発生装置に水を供給する
    容器とを備えた加湿器において、風を当てて水を気化さ
    せる気化用部材を前記蒸気発生装置に設けたことを特徴
    とする加湿器。
  2. 【請求項2】 水を加熱体により加熱して蒸気を発生さ
    せる蒸気発生装置と、この蒸気発生装置に水を供給する
    容器とを備えた加湿器において、前記蒸気発生装置内又
    はその周囲に、水を吸い上げる気化用部材を設け、この
    気化用部材に風を当てて水を気化させるように構成した
    ことを特徴とする加湿器。
  3. 【請求項3】 水を加熱体により加熱して蒸気を発生さ
    せる蒸気発生装置と、この蒸気発生装置に水を供給する
    容器とを備えた加湿器において、風を当てて水を気化さ
    せる気化用部材を設け、前記気化用部材に給水する給水
    駆動手段を設けたことを特徴とする加湿器。
  4. 【請求項4】 水を加熱体により加熱して蒸気を発生さ
    せる蒸気発生装置と、この蒸気発生装置に水を供給する
    容器とを備えた加湿器において、風を当てて水を気化さ
    せる気化用部材を設け、この気化用部材に前記蒸気発生
    装置内の水を散水する散水駆動手段を設けたことを特徴
    とする加湿器。
  5. 【請求項5】 前記給水駆動手段を周期的にオンオフ制
    御することを特徴とする請求項3記載の加湿器。
  6. 【請求項6】 前記散水駆動手段を周期的にオンオフ制
    御することを特徴とする請求項4記載の加湿器。
  7. 【請求項7】 前記蒸気発生装置内の水を殺菌温度に制
    御する水温制御手段を設けたことを特徴とする請求項1
    〜6のいずれか1項に記載の加湿器。
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