JP2000205854A - 機械部品の寸法計測方法 - Google Patents

機械部品の寸法計測方法

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JP2000205854A
JP2000205854A JP811399A JP811399A JP2000205854A JP 2000205854 A JP2000205854 A JP 2000205854A JP 811399 A JP811399 A JP 811399A JP 811399 A JP811399 A JP 811399A JP 2000205854 A JP2000205854 A JP 2000205854A
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Chuichi Sato
忠一 佐藤
Seiji Yoshikawa
清次 吉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真円度誤差の影響を受けることもなく、また
被計測物に変形が生じることもなく、円形状の機械部品
の平均径を正確且つ容易に計測することができるように
した。 【解決手段】 環状部材1の所定角度θiにおける外径
寸法Dθiを計測する一方、該所定角度θiにおける真円
からの径変動量ΔDを真円度測定機7で計測し、外径寸
法Dθiから径変動量ΔDを減算して環状部材1の平均
径D0を出する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円形状に形成され
た環状部材等の機械部品の寸法計測方法に関し、より詳
しくは、転がり軸受の転動輪(外輪及び内輪)のように
高精度な真円度が要求される環状部材等の機械部品の外
径寸法及び/又は内径寸法を計測する機械部品の寸法計
測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】転がり軸受に組み込まれる転動輪等の環
状部材の外径寸法を計測する場合、従来は、例えば、図
7に示すように、環状部材51を定盤52に載置すると
共に、電気マイクロメータ53の先端を前記環状部材5
1の外周54に軽触させ、オペレータが該電気マイクロ
メータ53を目視することにより、前記環状部材51の
外径寸法を得ている(第1の従来技術)。
【0003】該第1の従来技術においては、環状部材5
1を矢印x方向に自動搬送して環状部材51の外周位置
と前記電気マイクロメータ53とを複数個所で軽触さ
せ、斯かる複数の外周位置でオペレータが電気マイクロ
メータ53のダイヤルゲージを目視にて読み取り、該読
み取った複数の外径寸法の平均値を求めることにより、
該環状部材51の平均径を算出している。尚、電気マイ
クロメータ53の零点はブロックゲージにより予め設定
されている。
【0004】また、環状部材51の外径寸法を計測する
他の従来技術としては、図8に示すようなマグネットシ
ュータイプによる寸法計測方法が知られている(第2の
従来技術)。
【0005】該第2の従来技術は、図8(a)(b)に
示すように、マグネットプレート55により環状部材5
1の一方の側面を吸着させて前記環状部材51をマグネ
ットプレート55に固定し、フロントシュー56及びリ
アシュー57に押圧するようにしてマグネットプレート
55を矢印y方向に回転させ、環状部材51の外周近傍
に対向状に配設された2個の測定子58a、58bによ
り環状部材51の外径寸法を計測し、コンピュータによ
る演算処理を介して前記環状部材51の平均径を得てい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、転がり軸受
に組み込まれる転動輪等の環状部材51の径寸法は、軸
受ハウジングの内径や軸との嵌合等を考慮して決定され
るが、最近の超精密転がり軸受では、前記環状部材51
の径寸法も高精度化が要求されてきており、許容寸法誤
差も厳しいものとなってきている。例えば、環状部材5
1が直径100〜200mmφの場合、温度等の環境条
件を考慮すると環状部材51における平均径の許容寸法
誤差は、1.0μm以下であることが必要とされるよう
になってきている。従って、寸法測定誤差は0.2μm
以下が必要となる。
【0007】しかしながら、上記第1の従来技術では、
電気マイクロメータ53により環状部材51の外周54
上の複数位置でもって径寸法を計測し、その平均値を環
状部材51の平均径としているため、真円度誤差の影響
を受けて測定誤差が大きくなるという問題点があった。
【0008】また、環状部材51の外周54にゴミ等の
異物が付着している場合は、該異物が極微小なものであ
っても測定値に反映されるため、正確な測定値が得られ
ず、測定誤差の生じる原因になるという問題点があっ
た。
【0009】一方、第2の従来技術は、環状部材51を
回転させながら2個の測定子58a、58bにより径寸
法を計測しているので、真円度誤差の影響を考慮した径
寸法を得ることができるが、環状部材51がマグネット
プレート55からの吸着力によって変形してしまい、測
定誤差が大きくなるという問題点があった。
【0010】さらに、該第2の従来技術においては、フ
ロントシュー56、リアーシュー57及びマグネットプ
レート55と環状部材51との間で所謂相対滑りが生じ
て摩擦熱が発生するため、環状部材51の回転に伴って
該環状部材51の温度が上昇し、その結果、環状部材5
1は、図8(a)の二点鎖線に示すように、外方方向
(矢印cで示す)に熱膨張する。したがって、斯かる熱
膨張した状態での径寸法が前記測定子58a、58bに
より計測される結果となり、測定誤差が大きくなるとい
う問題点があった。環境部材51が直径100〜200
mmの場合、1℃の温度変化で0.1〜0.2μmの熱
膨張量となる。
【0011】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであって、真円度誤差の影響を受けたり被計測物の
変形が生じることなく、円形状の機械部品の平均径を正
確且つ容易に計測することができる機械部品の寸法計測
方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の機械部品の寸法計測方法は、円形状に形成さ
れた機械部品の径寸法を計測する機械部品の寸法計測方
法であって、前記機械部品の円周上の所定位置における
径寸法を計測する一方、該所定位置における真円からの
径変動量を計測し、前記径寸法と前記径変動量とに基づ
いて前記機械部品の平均径を算出することを第1の特徴
している。
【0013】該第1の特徴によれば、真円からの径変動
量を計測しているので、機械部品に対する真円度誤差の
影響が定量的に算出される。そして、径変動量が算出さ
れる所定位置での機械部品の径寸法を予め実測しておく
ことにより、該径寸法と前記径変動量とに基づいて真円
度誤差の影響を排除した機械部品の平均径を正確に計測
することができる。
【0014】また、本発明の機械部品の寸法計測方法
は、基準円形部材の径寸法を計測する一方、基準円形部
材及び円形状の機械部品の夫々の真円からの径変動量を
計測し、これら基準円形部材と機械部品の径変動量、及
び前記基準円形部材の径寸法に基づいて前記機械部品の
平均径を算出することを第2の特徴としている。
【0015】該第2の特徴によれば、例えば、上記第1
の特徴により機械部品の正確な平均径を得た後は、該機
械部品の平均径を基準円形部材の径寸法として使用する
と共に、真円度測定機で基準円形部材及び計測対象とな
る機械部品の夫々の真円からの径変動量を同一環境下で
計測することにより、機械部品の平均径を正確に計測す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳説する。
【0017】本発明の第1の実施の形態に係る機械部品
の寸法計測方法は、円形状に形成された機械部品の円周
上の所定位置における径寸法を径寸法測定機で計測する
一方で、真円度測定機を使用して前記所定位置における
真円からの径変動量を計測し、前記径寸法と前記径変動
量との差分に基づき前記機械部品の平均径を算出してい
る。
【0018】以下、機械部品としての環状部材につい
て、その外径寸法を計測する方法について説明する。
【0019】環状部材の外径寸法を計測する場合、該環
状部材の真円度を考慮する必要がある。そして、環状部
材の径寸法を真円度測定機で計測する場合、図1に示す
ように、環状部材1の半径寸法Rは、平均半径R0と該
平均半径R0からの半径変動量ΔR0の和として算出さ
れ、したがって半径寸法Rは数式(1)で表される。
【0020】R=R0+ΔR0 …(1) また、半径変動量ΔR0は、図2に示すように、振幅
a、任意の角度θ、位相ψからなるn次の正弦波形で示
され、半径変動量ΔR0は、一般に、数式(2)で表さ
れる。
【0021】
【数1】
【0022】したがって、真円度測定機上での環状部材
1の平均半径R0を「0」に設定すると、該真円度測定
機により半径変動量ΔR0が計測される。
【0023】ところで、環状部材1を載物台に載置して
半径変動量ΔR0を計測する場合、環状部材1の中心と
載物台の中心とを一致させて該環状部材1を載物台に載
置するのは困難であり、通常は環状部材1の中心が載物
台の中心から偏心して載物台に載置される。そして、真
円度測定機に対する偏心成分は、半径変動量ΔR0の1
次成分ΔR1で示され、したがって、偏心成分としての
半径変動量ΔR0は、数式(3)で表される。
【0024】ΔR1=a1・sin(θ+ψ1) …(3) しかるに、偏心成分(1次成分ΔR1)は、環状部材1
が真円度測定機の載物台の中心から偏心していることを
示すものであるため、真円度測定については影響を与え
ない。したがって、真円度測定機上では環状部材1の平
均半径Rに対する実半径変動量ΔRは、数式(4)で表
わされることとなる。
【0025】
【数2】
【0026】また、座標軸上の原点0を環状部材1の中
心とした場合、正方向の半径と負方向の半径とは同一直
線上を三角関数的に位相がπだけずれている関係にある
ため、環状部材1の所定角度θiにおける外径Dθiは、
環状部材1の平均径をD0とすると数式(5)で表され
る。
【0027】
【数3】
【0028】ここで、ΔR′は角度(π+θi)におけ
る環状部材1の平均半径を示す。
【0029】したがって、数式(5)から環状状部材1
の平均径D0は数式(6)で表される。
【0030】D0=Dθi−ΔD…(6) すなわち、径寸法測定機で所定角度θiにおける外径寸
法Dθiを計測し、真円度測定機で実半径変動量ΔR
(実径変動量ΔD)を計測することにより、真円度誤差
の影響を受けることのない径寸法、すなわち、環状部材
1の平均径D0を正確に算出することができる。
【0031】以下、外形寸法Dθi及び実径変動量ΔD
の計測方法を具体的に説明する。
【0032】図3は、外径寸法Dθiの計測に使用され
る径寸法測定機の概略構成図である。
【0033】すなわち、該径寸法測定機は、支持バー2
が基台3に立設されると共に、該支持バー2からは電気
マイクロメータ4を備えた測定ヘッド5が突設されてい
る。そして、基台3に載置されたアンビル6上において
環状部材1を矢印B方向に搬送し、上述した角度θi
対応する外周位置で環状部材1を電気マイクロメータ4
に軽触させる。そしてこれにより角度θiにおける外径
寸法Dθiが電気マイクロメータ4によって正確に計測
される。
【0034】また、図4は、実径変動量ΔD(実半径変
動量ΔR、ΔR′)の計測に使用される真円度測定機と
しての検出器回転式真円度測定機の概略構成図を示した
ものである。
【0035】真円度測定機7は、支持部材8が基台9に
立設されると共に、該支持部材8には矢印C方向に上下
運動するスライダ10が突設され、さらにスライダ10
の内部には矢印D方向に回転するスピンドル11が設け
られ、また該スピンドル11には径変動量を検出する検
出器12が固着されている。
【0036】さらに、基台9にはXY平面上を縦横に移
動する載物台13が載置されると共に、載物台13には
環状部材1が載置されている。
【0037】そして、本第1の実施に形態では、平均半
径R0は真円度測定機上で「0」に設定されており、し
たがってスピンドル11と連動して矢印D方向に回転す
る検出器12により上記所定の角度θiにおける実半径
変動量ΔR及び角度(π+θi)における実半径変動量
ΔR′が計測される。
【0038】このように径寸法測定機で角度θiにおけ
る外径寸法Dθiを計測し、真円度測定機で実半径変動
量ΔR、ΔR′を計測した後、これらの数値を上記数式
(6)に代入することにより、角度θiにおける平均径
0が正確に算出される。
【0039】すなわち、本第1の実施の形態によれば、
所定角度θiでの真円度誤差の影響を受けた外形寸法D
θiと実径変動量ΔDとの差分に基づいて環状部材1の
平均径D0を算出しているので、1箇所での外形寸法D
θiと該外径寸法Dθiに対応した実径変動量ΔDを計測
するだけで正確な平均径D0を算出することができ、従
来のように複数箇所の径寸法を計測しているにも拘わら
ず、真円度誤差に起因した大きな測定誤差が発生するこ
とがなくなり、またマグネットシュータイプのように計
測中に発熱して被測定物である環状部材1が変形するこ
ともなく、環状部材1の平均径を正確且つ容易に得るこ
とができる。
【0040】尚、上記実施の形態では、1箇所の所定位
置(所定角度θi)での測定によって環状部材1の平均
径D0を正確に算出することができるが、計測位置を1
箇所に限定せず、2個所以上の複数箇所で外径寸法Dθ
i及び実径変動量ΔDを算出し、夫々数式(6)に基づ
いて平均径D0を算出し、該平均径D0の平均値を最終的
な環状部材1の平均径としてもよい。
【0041】また、本第1の実施の形態では、真円度測
定機として、検出器回転式の真円度測定機を使用した
が、図5に示すように、テーブル回転式の真円度測定機
を使用して実径変動量ΔDを算出しても良い。
【0042】すなわち、該真円度測定機14は、矢印E
方向に上下運動するスライダ15が基台16に立設され
ると共に、該スライダ15には先端に検出器17が取り
付けられた測定ヘッド18が突設されている。
【0043】また、基台16には矢印F方向に回転する
回転テーブル18が設けられると共に、該回転テーブル
18にはXY平面上を縦横に移動する載物台19が載設
されている。そして、図4の真円度測定機7と同様、真
円度測定機14上での平均半径R0を「0」に設定する
と共に、回転テーブル18と連動して載物台14上の環
状部材1を矢印F方向に回転させることにより、上記検
出器回転式の真円度測定機7と同様、所定角度θiにお
ける実径変動量ΔDを検出器17で計測することができ
る。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0045】本発明の第2の実施の形態に係る機械部品
の寸法計測方法は、基準円形部材としてのマスターリン
グの平均径Dmを上記第1の実施の形態で述べた方法で
正確に計測しておく一方で、該マスターリングの半径変
動量ΔRmと被計測物である環状部材の半径変動量ΔR
wを同一環境下の真円度測定機で夫々計測した後、これ
らマスターリングと環状部材の半径変動量ΔRm、ΔR
w及び前記マスターリングの平均径Dmに基づいて環状
部材の平均径を算出している。
【0046】以下、本第2の実施の形態に係る寸法計測
方法について詳説する。
【0047】マスターリング及び環状部材の真円度測定
機上の仮想平均半径をRaveとし、マスターリングの平
均半径をRm、環状部材の平均半径をRwとすると、マ
スターリングの半径変動量ΔRm及び環状部材の半径変
動量ΔRwは、夫々数式(7)及び数式(8)で表され
る。
【0048】
【数4】
【0049】ここで、An、A′nはマスターリング及び
環状部材の真円度測定機上での振幅、θはマスターリン
グ及び環状部材がXY平面上でX軸となす角度、ψは位
相である。
【0050】そして、数式(7)及び数式(8)を0〜
2πの間で積分(全周積分)すると、数式(9)(1
0)のようになる。
【0051】
【数5】
【0052】ところで、数式(9)(10)の右辺第2
項は、マスターリング及び環状部材の外周上の凹凸部分
の積分値を夫々示しているが、斯かる凹凸部分を全周積
分すると互いに相殺されるため、数式(9)(10)の
右辺第2項は数式(11)(12)のように「0」とな
り、その結果、数式(9)(10)は数式(13)(1
4)のように簡略化される。
【0053】
【数6】
【0054】 ΔRm=Rave−Rm …(13) ΔRw=Rave−Rw …(14) したがって、数式(13)及び数式(14)から仮想平
均半径Raveを消去すると、環状部材の平均半径Rw
は、数式(15)のようになり、したがって環状部材の
平均径(平均直径Dw)は数式(16)で示される。
【0055】 Rw=Rm+(ΔRm−ΔRw)…(15) Dw=Dm+2(ΔRm−ΔRw)…(16) このように本第2の実施の形態では、マスターリングの
平均径Dmとマスターリング及び環状部材の径変動量Δ
Rm、ΔRwとに基づいて環状部材の平均径Dwを算出
することができる。
【0056】図6は本第2の実施に形態に好適した検出
器回転式真円度測定機の概略構成図である。
【0057】本第2の実施の形態では、マスターリング
と環状部材の夫々の真円からの径変動量ΔRm、ΔRw
を計測しているため、同一環境下でこれら径変動量ΔR
m、ΔRwを計測する必要がある。
【0058】そこで、本真円度測定機7は、外部との間
で熱交換が生じて測定環境に変化が生じないように、断
熱材が内装されたハウジング20の内部に収容されてい
る。
【0059】また、ハウジング20の側部には窓部23
が設けられており、マスターリング21及び環状部材2
2は該窓部23を介して真円度測定機7に供給され、該
マスターリング21及び環状部材22は互いに重なり合
って載物台13に載置される。
【0060】そして、該真円度測定機7では、まずマス
ターリング21の外周に軽触するように検出器17の位
置を調節した後、マスターリング21の真円度を計測し
て該マスターリング21の真円からの半径変動量ΔRm
を算出し、次いでスライダ10を上方に移動させて環状
部材22の真円度を計測し該環状部材22の真円からの
半径変動量ΔRwを算出する。そして、上記第1の実施
の形態による方法で予め正確に計測されたマスターリン
グ21の平均径Dmを使用し、上記数式(16)によ
り、環状部材22の平均径Dwが算出される。
【0061】このように本第2の実施の形態によれば、
上記第1の実施の形態と同様、真円度誤差の影響を受け
ることもなく、また計測中に環状部材が熱変形すること
なく、真円度測定機のみで環状部材の平均径Dwを正確
且つ容易に計測することができる。また、本第2の実施
の形態では、上述したように第1の実施の形態の方法で
正確に計測されたマスターリング21の平均半径Rmを
使用して環状部材22の平均径Dwを計測しているの
で、環状部材1の外形寸法を径寸法測定機で実測する手
間を省略することができる。
【0062】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものではない。また、上記実施の形態では外径寸法の平
均径を計測しているが、内径寸法の平均径を計測する場
合も同様に適用できるのはいうまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る機械部
品の径寸法測定方法は、円形状に形成された機械部品の
径寸法を計測する機械部品の寸法計測方法であって、前
記機械部品の円周上の所定位置における径寸法を計測す
る一方、該所定位置における真円からの径変動量を計測
し、前記径寸法と前記径変動量とに基づいて前記機械部
品の平均径を算出しているので、真円度誤差の影響を受
けたり、計測中に変形等が生じることもなく、円形状の
機械部品の平均径を正確かつ容易に計測することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】機械部品としての環状部材の平均半径と該平均
半径からの半径変動量との関係を説明するための図であ
る。
【図2】真円度測定機上における半径変動量の波形を示
す波形図である。
【図3】第1の実施の形態に使用される径寸法測定機の
一例を示す概略構成図である。
【図4】第1の実施の形態に使用される真円度測定機の
一例を示す概略構成図である。
【図5】第1の実施の形態に使用される真円度測定機の
他の例を示す概略構成図である。
【図6】第2の実施の形態に使用される真円度測定機の
一例を示す概略構成図である。
【図7】機械部品の寸法計測方法の第1の従来技術を説
明するための説明図である。
【図8】機械部品の寸法計測方法の第2の従来技術を説
明するための説明図である。
【符号の説明】
1 環状部材(機械部品)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形状に形成された機械部品の径寸法を
    計測する機械部品の寸法計測方法であって、 前記機械部品の円周上の所定位置における径寸法を計測
    する一方、該所定位置における真円からの径変動量を計
    測し、前記径寸法と前記径変動量とに基づいて前記機械
    部品の平均径を算出することを特徴とする機械部品の寸
    法計測方法。
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