JP2000206059A - X線回折装置及びx線回折測定方法 - Google Patents

X線回折装置及びx線回折測定方法

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JP2000206059A JP11007273A JP727399A JP2000206059A JP 2000206059 A JP2000206059 A JP 2000206059A JP 11007273 A JP11007273 A JP 11007273A JP 727399 A JP727399 A JP 727399A JP 2000206059 A JP2000206059 A JP 2000206059A
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Rigaku Corp
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Rigaku Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料の多数の異なる位置のX線回折測定を効
率的に行えるようにする。 【解決手段】 赤道面に対し傾きをもって試料の結晶格
子面から回折してくる回折X線束bに対して、X線検出
器5の受光面5aがほぼ直交するように、赤道面に対す
るX線検出器5の傾き角を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線を試料に入
射し、試料で回折してきた回折X線を検出することによ
り、試料を非破壊で分析するためのX線回折装置及びX
線回折測定方法に関し、特に試料の異なる位置における
ある角度範囲のX線回折情報を、湾曲モノクロメータ及
び二次元検出器の利用により一括して得られるようにし
たX線回折装置及びX線回折測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】様々な物質を複合して新しい機能材料を
作り出す場合、最適な組成や混合比を見つけだすことは
容易なことではない。特に、成分元素数や分子量が多く
なってくると、それらの条件を少しずつ変えながら1つ1
つ試料を製作しその性質を調べる従来の方法では、測定
に天文学的な時間がかかってしまう。
【0003】そこで、近年、最適な条件となる可能性の
高い塑性や混合比の試料領域を、組織的にスクリーニン
グするコンビナトリアルケミストリー(combinatorial c
hemistry)と称する手法が注目されている。この手法
は、ポリベプチドをはじめとする有機新物質の合成効率
を飛躍的に高める手法として提案されたものである。
【0004】例えば、コンビナトリアルケミストリーの
一手法であるパラレル合成と呼ばれる手法では、多数の
反応容器をマトリクス状に配置し、その各行及び各列の
反応容器に、それぞれ物質や濃度の異なる試料を挿入し
て同時に反応させる。この手法により、多数の系統的に
異なる組み合わせの試料を、各反応容器に製作すること
ができる。したがって、この手法によれば、1つ1つの組
み合わせを別々に反応生成させる従来の手法に比べ、飛
躍的に効率よく各種試料を製作することができる。
【0005】さて、上記コンビナトリアルケミストリー
の手法を、半導体材料などの薄膜技術に応用すれば、組
成を徐々に変化させた薄膜物質を1枚の試料基板上に製
作することが可能となる。例えば、ZnO、Co0.1
Zn0.9O、Fe0.1Zn0.9Oという3つのタ
ーゲットを用意し、マスクによってそれぞれの蒸着量を
コントロールすることにより、組成xとyを変化させた
FexCoyZn1−x−yOという各種組成の薄膜
を、1枚の試料基板上に製作することができる。また、
それぞれの積層周期を変えた超格子を作ることも可能で
ある。
【0006】次に、このような1枚の試料基板における
組成や積層周期などの異なる各薄膜領域を効率的に測定
することが必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、薄膜試料の測定
にはX線回折装置が用いられていたが、従来のX線回折
装置は、1枚の試料における部分的な領域を区分けして
測定する構成となっておらず、またそのようなX線回折
測定方法も従来は考えられていなかった。
【0008】すなわち、従来のX線回折測定方法は、X
線を照射する試料領域が、一様な構造となっていること
を前提としている。したがって、試料の狭い領域で次々
に組成や構造が変化している場合には、一様な構造をも
っている領域のみにX線が照射されるようX線の照射領
域を制限する必要がある。
【0009】しかし、このようにX線の照射領域を制限
しても、上記のごとく製作された薄膜試料全体を評価し
ようとすると、多数回の測定が必要になり、非常に時間
がかかってしまう。せっかく組成の異なる薄膜を1つの
試料基板上に同時に製作できたとしても、評価するのに
多くの時間がかかるようでは、全体として効率的とは言
えなくなってしまう。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、試料の多数の異なる位置のX線回折測定を効
率的に行えるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のX線回折装置は、発散X線を放射するX
線源と、X線源から放射された発散X線を単色化すると
ともに線状に収束する湾曲モノクロメータと、湾曲モノ
クロメータで反射したX線束が線状に収束する位置に試
料表面を配置する試料配置手段と、試料の結晶格子面で
回折してくる回折X線束を検出するX線検出器とを備
え、所定の赤道面上にX線源、湾曲モノクロメータ及び
試料表面を配置したX線回折装置であって、赤道面に対
し傾きをもって試料の結晶格子面から回折してくる回折
X線束に対して、X線検出器の受光面がほぼ直交するよ
うに、赤道面に対するX線検出器の傾き角を調節する検
出角度調節手段を設けたことを特徴としている。
【0012】湾曲モノクロメータ(湾曲結晶)に発散X
線を入射させると、平行化させることなく単色化したX
線が反射し、線状に収束することが知られている。この
湾曲モノクロメータの特性を利用し、湾曲モノクロメー
タから反射してきたX線束を、試料面に収束させること
により、ある角度範囲のX線を同時に試料へ入射させる
ことができる。したがって、その角度範囲におけるX線
回折測定を一括して同時に行うことができ、測定時間の
大幅な短縮を図ることが可能となる。しかも、試料面に
線状にX線束を収束させることにより、線状に照射され
た領域に関しても一括して同時にX線回折測定を行うこ
とができる。
【0013】この技術をX線反射率測定に応用したもの
は、特開平5−322804号公報にすでに開示されて
いる。この種のX線反射率測定では、X線源、試料、及
びX線検出器の受光面を同一平面上に配置し、この平面
(赤道面という)と平行にX線が入射し、そして試料表
面から反射してくることを前提としている。したがっ
て、X線検出器の受光面もこの赤道面に直交して配置し
ている。
【0014】しかし、試料表面で反射してくるX線(X
線反射率測定における検出対象)と異なり、試料の結晶
格子面で回折してくる回折X線(X線回折測定における
検出対象)は、入射X線と対称的にでてくるとは限らな
い。すなわち、試料の結晶格子面は、必ずしも試料面と
平行に保たれているとは限らない。そして、結晶格子面
が試料面に対して傾きを有していた場合、赤道面に対し
傾いた方向に回折X線がでてくる。
【0015】ところで、試料の多数の異なる位置を同時
測定する場合には、試料から回折してくる回折X線束の
強度を面情報、すなわち、X線が入射する試料位置と、
試料へのX線の入射角度を座標軸とする二次元情報とし
て得る必要がある。このような二次元情報を正確に得る
には、試料の結晶格子面で回折してくる回折X線束に対
し、X線検出器の受光面が直交していなければならな
い。
【0016】そこで、本発明では、検出角度調節手段に
よりX線検出器における受光面の配置を調整すること
で、試料の結晶格子面で回折してくる回折X線束に対し
て、X線検出器の受光面を直交させ、容易に適正な回折
X線の面情報を得られるようにした。
【0017】また、この発明のX線回折測定方法は、所
定の赤道面上にて発散X線を湾曲モノクロメータにより
単色化するとともに試料面上へ線状に収束させ、試料の
結晶格子面で回折してきた回折X線束をX線検出器で検
出するX線回折測定方法であって、赤道面に対し傾きを
もって試料の結晶格子面から回折してくる回折X線束に
対して、X線検出器の受光面がほぼ直交するように、赤
道面に対するX線検出器の傾き角を調節することを特徴
としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1はこの発明の
実施形態に係るX線回折装置の概要を示す斜視図、図2
は同じく平面図、図3は正面図である。これらの図面に
示すように、本実施形態のX線回折装置は、X線源1、
湾曲モノクロメータ2、試料配置手段としての試料台
3、この試料台3を搭載したゴニオメータ4、X線検出
器5、及び検出角度調節手段としての傾き角調整装置6
を備えている。
【0019】X線源1は、発散X線を放射するX線管を
用いる。このX線源1は、例えば0.1mm程度以下の
微小焦点からX線を放射するポイントフォーカスX線管
や、線状の焦点からX線を放射するラインフォーカスX
線管を適用することができる。ただし、ラインフォーカ
スX線管を用いた場合は、試料の位置情報を正確に得る
ため、回折X線の縦方向の発散を制限するソーラースリ
ット9をX線検出器5の前方に配置することが好まし
い。このソーラースリット9により、試料Sのある位置
から回折してきた回折X線が、X線検出器5の決まった
受光位置へ到達することが可能となる。
【0020】湾曲モノクロメータ2は、X線源から放射
された発散X線を単色化するとともに線状に収束する機
能を有している。この湾曲モノクロメータ2は、例え
ば、α−水晶,Si,Geなどのほぼ完全な結晶材料を
薄くスライスした後、表面を鏡面研磨し、かつ所定の曲
率に湾曲成形して製作することができる。
【0021】図4はヨハンソン型湾曲モノクロメータの
機能を説明するための平面図である。ヨハンソン型湾曲
モノクロメータ2′は、同図に示すように半径Rのロー
ランド円(集中円)10に沿って表面を湾曲させるとと
もに、結晶内部の格子面が半径2Rの曲率で湾曲した構
造となっている。
【0022】このヨハンソン型湾曲モノクロメータ2′
は、ローランド円10上に設定した任意の地点にX線源
1の焦点Pを配置して、X線源1から放射された発散X
線を表面に入射させると、単色化されたX線束を所定の
角度で反射する。そして、反射したX線束は、ローラン
ド円10上の所定地点(収束点Q)に収束する。この収
束点では、紙面垂直方向に延びる線状のX線焦点が形成
される。
【0023】試料台3は、湾曲モノクロメータから反射
してきたX線束aが線状に収束する位置に試料面Saを
配置するように位置決めされている。また、この試料台
3は、試料面を赤道面と直交して配置するための煽り角
調整機構を備えている。
【0024】ゴニオメータは、θ−2θ回転機構を備
え、試料台3をθ回転部に搭載するとともに、2θ回転
軸から延出するアーム(2θ回転アーム)に、X線検出
器5と傾き角調整装置6を搭載している。θ回転部は、
試料面へのX線束の入射角度範囲を変更する機能を有
し、試料面上を通る回転軸Oを中心に、試料をθ回転さ
せる。湾曲モノクロメータ2から反射してきたX線束
は、この回転軸上に収束させるようにする。また、2θ
回転アームは、X線束の入射角度θに対して、ブラッグ
の回折条件を満たす2θの角度方向にX線検出器5を配
置する。
【0025】湾曲モノクロメータから反射してくるX線
束aの、試料面Saへの入射角度範囲は、一般に3〜4
゜程度である。したがって、この角度範囲を超えて広い
角度範囲をスキャニングする場合は、ゴニオメータ4の
回転により、試料面Saに対するX線束の入射角度範囲
を変更するとともに、X線の回折角に合わせてX線検出
器5の位置を変更する。そして、X線検出器5の各位置
において得られたデータをつなぎ合わせることにより、
広い角度範囲のX線回折プロファイルを得ることができ
る。
【0026】X線検出器5は、受光面5aに入射する回
折X線束bの強度を、面情報として検出できる2次元検
出器を用いている。面情報とは、既述したようにX線が
入射する試料位置と、試料へのX線の入射角度を座標軸
とする二次元情報をいう。このX線検出器5として適用
可能な装置に、例えば、2次元CCD検出器がある。
【0027】傾き角調整装置6は、試料の結晶格子面で
回折してくる回折X線束bに対して、X線検出器5の受
光面5aが直交するように、受光角度を調節する機能を
有している。すなわち、傾き角調整装置6は、試料面S
aにおける入射X線束aの照射位置と赤道面との交点O
t(図3参照)を揺動中心として、上下方向に揺動自在
となっている。X線検出装置5は、受光面5aが試料面
Saと対向する姿勢でこの傾き角調整装置6の上面に搭
載されている。
【0028】また、この実施形態のX線回折装置には、
ナイフスリット7と称する鋭利な先端縁を有するスリッ
ト板を、入射X線束aが線状に収束する試料面Sa上の
部位に対し、該試料面Saと直交して近接配置してあ
る。このナイフスリット7は、モリブデン、タンタル、
タングステンなどのX線を遮蔽する材料で製作してあ
る。ナイフスリット7は、試料面Saと直交する方向に
移動自在となっており、鋭利な先端縁と試料面Saとの
間隔を任意に調整することができる。この調整は、ナイ
フスリットに併設されたCCDカメラ8によって確認し
ながら行われ、例えば、10μm〜100μm程度の間
隔に設定される。
【0029】このナイフスリット7により、入射X線束
aから飛び出す散乱X線を遮蔽して、X線検出器5の受
光面5aへの入射を防止できるのみならず、次のような
効果も期待することができる。すなわち、図5に拡大し
て示すように、入射X線束aをナイフスリット7により
カットすることで、入射X線束aの試料面Saへの照射
幅を可能な限り狭くすることができる。その結果、試料
面Saの極めて幅狭な領域のみのX線回折情報を得るこ
とが可能になる(位置分解能の向上)。また、極めて幅
狭な線状に入射X線aを収束させることで、X線の回折
角が交錯することを抑制できる(角度分解能の向上)。
【0030】次に、上述のX線回折装置を用いたX線回
折測定方法について説明する。X線源1から放射された
発散X線を湾曲モノクロメータ2に照射し、同湾曲モノ
クロメータ2から反射してきたX線束aを試料面Sa上
に収束させる。これにより、一定範囲の角度で入射する
X線を、線状に収束して試料面Saに照射することがで
きる。
【0031】試料面Saに一定範囲の角度からX線を照
射することにより、一定角度範囲のX線回折測定を一括
して同時に行うことができる。しかも、試料面Saに線
状にX線束を収束させることにより、線状に照射された
領域に関し一括して同時にX線回折測定を行うことがで
きる。
【0032】試料の結晶格子面からは、入射X線aに対
しそれぞれブラッグの回折条件を満たす角度に回折X線
bがでてくる。この回折X線bは、X線検出器5の受光
面5aに入射し、その強度が検出される。
【0033】X線検出器5は、受光面5aに入射する回
折X線束bの強度を、面情報として検出する。すなわ
ち、図1に示すように、受光面5aに入射した回折X線
束bは、高さ方向(y方向)に試料の回折位置が対応
し、また幅方向(x方向)に回折角が対応している。X
線検出器5では、回折X線bの強度がこれら試料の回折
位置及び回折角の2次元情報として検出される。
【0034】さて、図3に示すように、X線源1、ゴニ
オメータ4、及びX線検出器5が水平配置されたX線回
折装置では、水平面が赤道面となり、この赤道面に直交
して試料面Saが配置されるとともに、この赤道面に回
折X線を投影したときの回折角が測定される。そして、
X線の回折を生じさせる結晶格子面が、試料面Saと平
行であれば、赤道面に沿って回折X線bが反射するの
で、赤道面に投影された回折X線の回折角は、真の回折
角と等しくなる。
【0035】しかし、試料面Saに対して水平軸を中心
に結晶格子面が傾いていた場合、赤道面に沿って入射す
るX線束の、結晶格子面に対する入射角度にずれが生じ
る。その結果、回折X線bは赤道面に対しある角度傾い
た方向に反射する。このときの赤道面に対する回折ベク
トルの傾きをχ、真の回折角をθとすると、回折X線b
は赤道面に対して、次の角度δだけ傾いた方向に出てい
く。 δ=sin−1(2sinθ・sinχ) …(1)
【0036】そこで、この実施形態では、傾き角調整装
置6によりX線検出器5の受光面5aを、回折X線bが
出てくる上記角度δの方向に直交するように調整してい
る。これにより、正確な回折X線bの面情報を得ること
ができる。
【0037】また、このとき赤道面に投影された回折X
線の回折角θzと、真の回折角度θとの間には、次の関
係が成り立つ。 2θz=sin−1(2sinθ・√(cos2θ−sin2χ))…(2 ) したがって、測定される赤道面上の回折角θzに基づ
き、上式から真の回折角を求める必要がある。
【0038】試料の結晶格子面が傾いていた場合、例え
ば、次のような手順でX線検出器5の受光面5aの位置
を調整するとともに、真の回折角θを求めることができ
る。 X線検出器5の受光面5aの位置調整 まず、試料に測定点を任意に設定し、その測定点から回
折してくる回折X線bの受光位置を検出する。そして、
測定点を中心とする赤道面とこの受光位置との間の傾き
角を求める。この傾き角が、上記δである。そこで、傾
き角調整装置6を駆動して、X線検出器5の受光面5a
を角度δだけ傾ける。以上で、回折X線bと直交する位
置に受光面5aを配置することができる。
【0039】 真の回折角θの算出 上記のようにして求めた角度δを(1)式に代入すると
ともに、測定された赤道面上の回転角θzを(2)式に
代入する。そして、(1)、(2)式の連立方程式を解
くことで、真の回折角θを算出することができる。な
お、この発明は上述した実施形態に限定されるものでは
ない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、試
料の多数の異なる位置のX線回折測定を効率的に行え、
測定時間の大幅な短縮を図ることができる。しかも、試
料面に対して結晶格子面が傾いていた場合にも、正確な
回折X線の面情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るX線回折装置の概要
を示す斜視図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】同装置に適用されるヨハン型湾曲モノクロメー
タを示す平面構成図である。
【図5】ナイフスリットの先端縁部を拡大して示す平面
図である
【符号の説明】
1:X線源 2:湾曲モノクロメータ 3:試料台 4:ゴニオメータ 5:X線検出器 6:傾き角調整装置 7:ナイフスリット 9:ソーラースリット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発散X線を放射するX線源と、前記X線源
    から放射された発散X線を単色化するとともに線状に収
    束する湾曲モノクロメータと、前記湾曲モノクロメータ
    で反射したX線束が線状に収束する位置に試料表面を配
    置する試料配置手段と、試料の結晶格子面で回折してく
    る回折X線束を検出するX線検出器とを備え、所定の赤
    道面上に前記X線源、湾曲モノクロメータ及び試料表面
    を配置したX線回折装置であって、 前記赤道面に対し傾きをもって試料の結晶格子面から回
    折してくる回折X線束に対して、前記X線検出器の受光
    面がほぼ直交するように、赤道面に対するX線検出器の
    傾き角を調節する検出角度調節手段を設けたことを特徴
    とするX線回折装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のX線回折装置において、 前記X線検出器は、受光面に入射する回折X線束の強度
    を、面情報として検出できる2次元検出器であることを
    特徴とするX線回折装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のX線回折装置にお
    いて、 試料面に対する前記X線束の入射角度を変更するととも
    に、試料のX線回折角に合わせて前記X線検出器の位置
    を調整するゴニオメータを備えたことを特徴とするX線
    回折装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載し
    たX線回折装置において、 X線を遮蔽する材料で形成した鋭利な先端を有するスリ
    ット板を、入射X線束が線状に収束する試料面上の部位
    に対し、該試料面と直交して近接配置することを特徴と
    するX線回折装置。
  5. 【請求項5】 所定の赤道面上にて発散X線を湾曲モノ
    クロメータにより単色化するとともに試料面上へ線状に
    収束させ、試料の結晶格子面で回折してきた回折X線束
    をX線検出器で検出するX線回折測定方法であって、 前記赤道面に対し傾きをもって試料の結晶格子面から回
    折してくる回折X線束に対して、前記X線検出器の受光
    面がほぼ直交するように、赤道面に対するX線検出器の
    傾き角を調節することを特徴とするX線回折測定方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のX線回折測定方法におい
    て、 前記X線検出器の受光面に入射する回折X線束の強度
    を、面情報として検出することを特徴とするX線回折測
    定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3373803B2 (ja) 1999-05-28 2003-02-04 科学技術振興事業団 コンビナトリアルx線回折装置
JP2012177688A (ja) * 2011-01-31 2012-09-13 Rigaku Corp X線回折装置
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