JP2000206074A - 導電率検出器 - Google Patents

導電率検出器

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JP2000206074A
JP2000206074A JP11003776A JP377699A JP2000206074A JP 2000206074 A JP2000206074 A JP 2000206074A JP 11003776 A JP11003776 A JP 11003776A JP 377699 A JP377699 A JP 377699A JP 2000206074 A JP2000206074 A JP 2000206074A
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conductivity detector
slit
pipe
conductivity
detector
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JP11003776A
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English (en)
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Katsunobu Watanabe
勝信 渡邉
Noboru Saito
登 斎藤
Jun Yokouchi
潤 横内
Takeshi Hagiwara
剛 萩原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】導電率検出器の後流側に発生するカルマン渦等
の、渦による励振力との共振現象を防止する。 【解決手段】外部電極9の側面に流体の流れ10の方向の
正面に第1のスリット12を設けるとともに、第1のスリ
ット12の後流側に流れ10の方向に対して左右に第2のス
リット13と第3のスリット14を設ける。第2のスリット
13と第3のスリット14は第1のスリット12に対する円周
方向の距離より長く、かつ第2のスリット13および第3
のスリット14間の円周方向の距離はほぼ半円周である。
これにより、後流側の流れを3次元的な流れとしてカル
マン渦の発生を防止できるため、共振現象が防止され、
損傷防止を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電率検出器に係
り、特に配管を流れる流体のカルマン渦による流体振動
を防止した導電率検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば原子力プラントにおいて、水質管
理を目的に流体を内包する配管系に、流体の導電率を計
測するための導電率検出器が設置されている。図7
(a)〜(c)を参照して従来の導電率検出器1につい
て説明する。
【0003】図7(a)は導電率検出器1を配管2に取
付けた状態を一部側面で示す縦断面図で、図7(b)は
図7(a)のA−A線に沿って示す横断面図で、図7
(c)は図7(b)において配管2内を流れる流体の流
れ10の方向を示している。
【0004】すなわち、導電率検出器1は図7(a)に
示したように配管2から立設した取付け側フランジ3に
着脱自在に固定するフランジ部4と、このフランジ部4
を境にして上部にコネクタ部5と、下部に複数のスリッ
ト6を有する導電率測定部7とが設けられたものからな
っている。
【0005】コネクタ部5は導電率測定部7からの信号
を外部の計測器に送るもので、導電率測定部7は導電率
検出器本体を構成する主体となる円筒状外部電極9と、
外部電極9内に挿入した内部電極8および前記スリット
6とからなっている。
【0006】図7(a)のA−A線に沿った図7(b)
に示すように、外部電極9にはスリット6が円周方向に
120 ゜ずつ3方向に加工されている。流れ10方向に対す
る導電率検出器1の配管2への取付け方向は、スリット
6の一つが、流れ10方向に対して正面になるように設置
されている。内部電極8は円柱状構造物であり、外部電
極9とにより流体の導電率を測定する電極を形成してい
る。
【0007】図7(c)は配管2内の外部電極9の周り
および外部電極9と内部電極8との間の流体の流れ10を
模式的に示している。流体の流れ10は正面の第1のスリ
ット6から内部に流入すると流れ10aと、外部電極9の
外側を流れる流れ10bとがある。上流側の流れ10aは、
内部電極8と外部電極9の間を通り抜けて、後流側の第
2および第3のスリット6から導電率検出器1の外部へ
流出し、第2および第3のスリット6のエッジ部11で後
流側の流れ10cが剥離し、カルマン渦が発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の導電率検出器1
においては、配管2内の流れは導電率測定部7の内部を
通り抜け、後流側の第2および第3のスリット6のエッ
ジ部11において後流側の流れ10cが剥離し、カルマン渦
が発生する。
【0009】発生したカルマン渦の発生周波数と、導電
率検出器の固有振動数が近づくと共振現象を起こし、振
動振幅が増大し結果的に損傷および破損に至る課題があ
る。また、流れのパターンは流れ方向に対する導電率検
出器の取付け方向、すなわち、スリットの方向により変
化する課題がある。
【0010】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、後流側に発生するカルマン渦等の、渦による
発生周波数を制御または発生を防止して、共振現象によ
り結果的に生じる損傷および破損を防止することができ
る導電率検出器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
配管に設けた取付け部を介して前記配管に取付けられる
検出器コネクタ部と、この検出器コネクタ部に接続し前
記配管内に挿入される導電率検出器本体とからなり、前
記導電率検出器本体は筒状外部電極と、この外部電極内
に挿入された内部電極とを有する導電率測定部を備え、
前記配管内を流れる流体の導電率を計測する導電率検出
器において、前記外部電極の側面に前記流体の流れ方向
の正面に第1のスリットを設けるとともに、この第1の
スリットの後流側に前記流れ方向に対して左右に第2の
スリットと第3のスリットを設け、この第2のスリット
と前記第3のスリットは前記第1のスリットに対する円
周方向の距離より長く、かつ前記第2のスリットおよび
前記第3のスリット間の円周方向の距離はほぼ半円周で
あることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、第1のスリットを通過
し導電率測定部内部を流れた流体は、後流側の第2およ
び第3のスリットのエッジ部で剥離し、カルマン渦が発
生するが、流れに対するスリットの位置に方向性を持た
せ、後流側の第2および第3のスリット投影間隔を広げ
る。これによりカルマン渦の渦列間隔が広がり、カルマ
ン渦の発生周波数が現状より低下し、共振現象が防止さ
れる。
【0013】請求項2記載の発明は、配管に設けた取付
け部を介して前記配管に取付けられる検出器コネクタ部
と、この検出器コネクタ部に接続し前記配管内に挿入さ
れる導電率検出器本体とからなり、前記導電率検出器本
体は筒状外部電極と、この外部電極内に挿入された内部
電極とを有する導電率測定部を備え、前記配管内を流れ
る流体の導電率を計測する導電率検出器において、前記
外部電極の側面に前記配管内の流体の流れ方向に対して
正面に単一のスリットを設け、かつ前記外部電極の先端
面に流体出口孔を設けてなることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、正面のスリットから流
入した流体は、外部電極の先端面に設けた流体出口孔か
ら流出する。これにより、後流側にの流れは3次元的な
流れとなり、カルマン渦発生の抑制効果があり共振現象
が防止される。
【0015】請求項3記載の発明は、配管に設けた取付
け部を介して前記配管に取付けられる検出器コネクタ部
と、この検出器コネクタ部に接続し前記配管内に挿入さ
れる導電率検出器本体とからなり、前記導電率検出器本
体は筒状外部電極と、この外部電極内に挿入された内部
電極とを有する導電率測定部を備え、前記配管内を流れ
る流体の導電率を計測する導電率検出器において、前記
外部電極の先端部側面に前記配管内の流体の流れ方向に
対して正面側と後流側に対向する一対の格子状部材を設
けてなることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、流れに対して正面の格
子状部材流入した流体は、後流側に設けた格子状部材か
ら流出する。これにより、流れは後流側の格子状部材に
より整流されカルマン渦発生が抑制され、共振現象が防
止される。
【0017】請求項4の発明は、配管に設けた取付け部
を介して前記配管に取付けられる検出器コネクタ部と、
この検出器コネクタ部に接続し前記配管内に挿入される
導電率検出器本体とからなり、前記導電率検出器本体は
筒状外部電極と、この外部電極内に挿入された内部電極
とを有する導電率測定部を備え、前記配管内を流れる流
体の導電率を計測する導電率検出器において、前記外部
電極の先端部側面に前記配管内の流体の流れ方向に対し
て正面に単一のスリットを設けるとともに、このスリッ
トに対向して格子状部材を設けてなることを特徴とす
る。
【0018】請求項5の発明は、請求項1ないし4の発
明において、前記外部電極の外側面に長手方向に沿って
翼状構造部材を設けてなることを特徴とする。この発明
によれば、正面のスリットから流入した流体は、後流側
二つのスリットから流出するが、流れの剥離はスリット
エッジ部では生じず、長手方向に設けた翼状構造部材の
エッジ部から剥離し、後流側にカルマン渦が発生する。
しかし、カルマン渦の渦列間隔がさらに広がり、渦発生
周波数が現状より低下し、共振現象が防止される。
【0019】上記構成の導電率検出器においては、正面
のスリットから流入した流体は、流体出口孔から流出す
る。これにより、後流側のスリットは無くなり、カルマ
ン渦発生の抑制効果がある。さらに、導電率検出器周り
の流れは長手方向に設けた翼状構造部のエッジ部より剥
離し、後流側にカルマン渦が発生する。しかし、カルマ
ン渦の渦列間隔がさらに広がり、渦発生周期が従来例よ
り低下し、共振現象が防止される。
【0020】請求項6記載の発明では、請求項1ないし
5の発明において、前記導電率検出器本体と、この導電
率検出器本体を前記配管に取付ける取付け部に相互に嵌
合し得る取付け方向指示部材を設けてなることを特徴と
する。
【0021】請求項1に対応する発明の場合、取付け方
向指示部材として、外部電極側にノッチ部を設け、前記
取付け部側に溝部を設けた例について説明する。スリッ
ト部内部を流れた流体は、後流側のスリットのエッジ部
で剥離し、カルマン渦が発生するが、流れに対するスリ
ット位置に方向性を持たせ、後流側のスリット投影間隔
を広げることによりカルマン渦の渦列間隔が広がり、渦
発生周波数が現状より低下し、共振現象が防止される。
【0022】この時、流れ方向に対する設置方向が重要
となり、導電率検出器側にノッチ部を設け、導電率検出
器取付け側に溝部を設け、導電率検出器の取付け方向を
明確にし誤設置を防止する。
【0023】請求項2に対応する発明の場合、正面のス
リットから流入した流体は、頭頂部に設けた流体出口孔
から流出する。これにより、後流側のスリットは無くな
り、流れは3次元的な流れとなり、カルマン渦発生の抑
制効果があり共振現象が防止される。この時流れ方向に
対する設置方向が重要となり、導電率検出器側にノッチ
部を設け、導電率検出器取付け側に溝部を設け、導電率
検出器の取付け方向を明確にし誤設置を防止する。
【0024】請求項3に対応する発明の場合、流れに対
して正面の格子状部材から流入した流体は、後流側に設
けた格子状部材から流出する。これにより、流れは格子
形状により整流されカルマン渦発生が抑制され、共振現
象が防止される。
【0025】この場合、格子状部材は流れを整流させる
方向に向いていなければならず設置方向が重要となり、
導電率検出器側にノッチ部を設け、導電率検出器取付け
側に溝部を設け、導電率検出器の取付け方向を明確にし
誤設置を防止する。
【0026】請求項4に対応する発明の場合、正面のス
リットから流入した流体は、後流側の格子状部材から流
出するが、流れの剥離はスリットエッジ部では生じず、
格子状部材から剥離し、後流側にカルマン渦が発生す
る。しかし、カルマン渦の渦列間隔がさらに広がり、渦
発生周期が現状より低下し、共振現象が防止される。こ
の時流れ方向に対する設置方向が重要となり、導電率検
出器側にノッチ部を設け、導電率検出器取付け側に溝部
を設け、導電率検出器の取付け方向を明確にし誤設置を
防止する。
【0027】請求項5に対応する発明の場合、正面のス
リットから流入した流体は、頭頂部に設けた流体出口孔
から流出する。これにより、後流側のスリットは無くな
り、カルマン渦発生の抑制効果がある。また、導電率検
出器周りの流れは長手方向に設けた翼状構造のエッジ部
から剥離し、後流側にカルマン渦が発生する。
【0028】しかし、カルマン渦の渦列間隔がさらに広
がり、渦発生周波数が現状より低下し、共振現象が防止
される。この時、流れ方向に対する設置方向が重要とな
り、導電率検出器側にノッチ部を設け、導電率検出器取
付け側に溝部を設け、導電率検出器の取付け方向を明確
にし誤設置を防止する。
【0029】
【発明の実施の形態】図1により請求項1の発明に対応
する導電率検出器の第1の実施の形態を説明する。本実
施の形態は、図7(a)に示した従来例の導電率検出器
と構造が本質的に変るものではなく、図7(b)に示し
たスリットの配置関係が変るので、図7(a)に対応す
る部分の説明は省略し、図7(b)と異なる点を図1に
より詳しく説明する。
【0030】すなわち、本実施の形態は図1に示したよ
うに、外部電極9の側面に流体の流れ10方向の正面に第
1のスリット12を設け、この第1のスリット12の後流側
に流体の流れ10方向に対して左右に第2のスリット13と
第3のスリット14を設けたことにある。その他の部分は
図7(a)とほぼ同様である。
【0031】第2のスリット13と第3のスリット14は第
1のスリット12に対する円周方向の距離より長く、第2
のスリット13および第3のスリット14間の円周方向の距
離はほぼ半円周程度である。
【0032】本実施の形態が従来例と大きく異なる点
は、第1のスリット12が流れ10方向正面に加工され、第
2,第3のスリット13,14が流れ10方向に対して外部電
極9の左右に加工されている。このとき、左右に加工さ
れた第2,第3のスリット13,14間の円周方向の距離
は、それぞれの正面に加工された第1のスリット12に対
する円周方向の距離より長くなっている。
【0033】本実施の形態によれば、正面の第1のスリ
ット12に流入した流れは内部電極8と外部電極9の隙間
を通り抜けて左右の第2および第3のスリット13,14か
ら流出する。この時、流れは左右の第2および第3のス
リット13,14のエッジ部で剥離し、導電率検出器後流側
でカルマン渦が発生する。
【0034】ここで発生したカルマン渦の渦列間隔は、
左右の第2および第3のスリットの間隔が従来例より大
きいために広くなる。これにより、カルマン渦の渦放出
周波数は低下し、共振現象が防止される。
【0035】次に、図2(a),(b)により請求項2
に対応する発明に係る導電率検出器の第2の実施の形態
を説明する。図2(a)は図1に対応しており、本実施
の形態が図1に示す第1の実施の形態と異なる点は、外
部電極9の側面に配管内の流体の流れ10方向に対して正
面に単一のスリット、つまり第1のスリット12のみを設
け、図2(b)の導電率測定部、つまり外部電極9の下
端面に流体出口孔15を設けたことにある。
【0036】この場合、導電率検出器の使用方法によっ
て外部電極9の下端面は導電率検出器の頭頂部と呼ぶこ
ともあるので、本実施の形態ではそのように称する。導
電率検出器の頭頂部に流体出口孔21を構成している。
【0037】本実施の形態において、第1のスリット12
が流体の流れ10の方向正面に加工され、流体出口孔15が
導電率検出器の頭頂部に加工されているので、第1のス
リット12に流入した流体の流れ10は内部電極8と外部電
極9の隙間を通り抜けて、導電率検出器の頭頂部に加工
された流体出口孔15から流出する。
【0038】本実施の形態によれば、導電率検出器の後
流側の流れは頭頂部から流出した流れと、導電率検出器
周りの流れとが混在し3次元的な流れとなり、2次元的
な流れであるカルマン渦の発生が抑制されるので、カル
マン渦との共振現象が防止される。
【0039】次に、図3(a),(b)により請求項3
に対応する発明に係る導電率検出器の第3の実施の形態
を説明する。図3(a)は本実施の形態の要部を示す横
断面図で、図3(b)は導電率測定部の要部を示す斜視
図である。すなわち、本実施の形態は外部電極9の先端
部側面に前記配管内の流体の流れ10の方向に対して正面
側と後流側に対向する一対の格子状部材16,17を設けた
ことを特徴とする。
【0040】本実施の形態によれば、外部電極9の下部
側面に正面側格子状部材16と後流側格子状部材17を設け
ることにより、これらの格子状部材16,17から流入した
流れは内部電極8と外部電極9または隙間を通り抜けて
後流側格子状部材17から流出する。これにより、後流側
の流れは格子状部材17により整流され、カルマン渦の発
生が抑制されるので、カルマン渦との共振現象が防止さ
れる。
【0041】次に、図4(a),(b)により請求項4
に対応する発明に係る導電率検出器の第4の実施の形態
を説明する。本実施の形態は第2の実施の形態と第3の
実施の形態とを組合せた変形例で、外部電極9の側面に
流体の流れ10の方向に対して正面に単一のスリット12を
設け、このスリット12の後流側に後流側格子状部材17を
設けたことにある。
【0042】本実施の形態によれば、正面のスリット12
から流入した流れ10は内部電極8と外部電極9の隙間を
通り抜けて、後流側格子状部材17から流出する。これに
より後流側の流れは格子状部材17により整流されカルマ
ン渦の発生が抑制されるので、カルマン渦との共振現象
が防止される。
【0043】次に、図5(a),(b)により請求項5
の発明に係る導電率検出器の第5の実施の形態を図4を
用いて説明する。本実施の形態は図2(a),(b)に
示した第2の実施の形態において、長手方向に翼状構造
部材18を外部電極9の側面に第2および第3のスリット
13,14の後流側に取付けたことにある。
【0044】すなわち、図5(a),(b)において、
第1のスリット12が流れ10の方向正面に外部電極9に加
工され、第2および第3のスリット13,14が流れ10の方
向に対して外部電極9の左右に加工されている。この場
合、導電率検出器の長手方向に翼状構造部材18が第2お
よび第3のスリット13,14の後流側にそれぞれ加工され
ている。外部電極9の下端面には流体出口孔15が形成さ
れている。
【0045】本実施の形態によれば、正面のスリット12
から流入した流れ10は内部電極8と外部電極9の隙間を
通り抜けて、左右の第2および第3のスリット13,14ま
たは流体出口孔15から流出する。第2,第3のスリット
13,14から流出した流れは、長手方向に翼状構造部材18
のエッジ部で剥離し、導電率検出器後流側でカルマン渦
が発生する。
【0046】しかし、その渦列間隔は大きく現状より渦
放出周波数は低減する。これによりカルマン渦との共振
現象が防止される。また、流体出口孔15から流出した流
れは、導電率検出器周りの流れと混在し、3次元的な流
れとなりカルマン渦の発生が抑制される。
【0047】さらに流体出口孔15から流出した流れが導
電率検出器周りの流れに影響を及ぼさず、カルマン渦が
発生した場合でも、その翼状構造部材18のエッジ部で剥
離し発生するため、その渦列間隔は大きくなり、従来例
より渦放出周波数は低減する。これによりカルマン渦と
の共振現象が防止される。
【0048】次に、図6により請求項6に対応する発明
に係る導電率検出器の第6の実施の形態を説明する。本
実施の形態は図1から図5に示した第1から第5の実施
の形態に係る導電率検出器を図7に示した配管2の取付
け側フランジ部3に取付けて固定した際の取付け方向指
示を明確にするための手段を提供することにある。
【0049】すなわち、図7に示したフランジ4の下端
部に接続した外部電極9にノッチ部19を設けるととも
に、このノッチ部19が挿入される溝部20を取付け側フラ
ンジ3に設けたことにある。ノッチ部19および溝部20に
より取付け方向指示部材を構成する。
【0050】しかして、本実施例では、導電率検出器の
取付け方向が流れに対して決められた方向になるように
導電率検出器本体となる外部電極9にはノッチ部19が、
また取付け側フランジ部3には溝部20が嵌め込み易いよ
うに加工されている。
【0051】本実施の形態によれば、導電率検出器を取
付ける際には、導電率検出器本体40に加工されたノッチ
部19と、取付け側フランジ部3の溝部20をかみ合わせる
ことにより、流れ方向に対して決められて方向に導電率
検出器の設置が可能となり、結果的にカルマン渦による
共振現象を防止することができる。なお、本実施の形態
では外部電極9にノッチ部19を設け、取付け側フランジ
部3に溝部20を設けた例で示したが、これらを逆に設け
ることもできる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、導電率検出器本来の機
能を維持するとともに、後流側に発生するカルマン渦の
発生を抑制し、または、カルマン渦列間隔を大きくさせ
て渦放出周波数を低下させ、さらに導電率検出器の取付
け方向を明確にすることにより、カルマン渦との共振現
象を防止し、結果的に生じる損傷および破損を防止する
導電率検出器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る導電率検出器の第1の実施の形態
の要部を示す横断面図。
【図2】(a)は本発明に係る導電率検出器の第2の実
施の形態の要部を示す横断面図、(b)は(a)におけ
る導電率測定部を一部断面で示す斜視図。
【図3】(a)は本発明に係る導電率検出器の第3の実
施の形態の要部を示す横断面図、(b)は(a)におけ
る導電率測定部を示す斜視図。
【図4】(a)は本発明に係る導電率検出器の第4の実
施の形態の要部を示す横断面図、(b)は(a)におけ
る導電率測定部を一部断面で示す斜視図。
【図5】(a)は本発明に係る導電率検出器の第5の実
施の形態の要部を示す横断面図、(b)は(a)におけ
る導電率測定部を一部断面で示す斜視図。
【図6】本発明に係る導電率検出器の第6の実施の形態
を説明するための横断面図。
【図7】(a)は従来の導電率検出器を配管に取付けた
状態を一部側面で示す縦断面図、(b)は(a)のA−
A線に沿って切断して示す横断面図、(c)は(b)に
対応し導電率検出器周りおよび導電率測定部内の流れを
示す模式図。
【符号の説明】
1…導電率検出器、2…配管、3…取付け側フランジ、
4…フランジ部、5…コネクタ部、6…スリット、7…
導電率測定部、8…内部電極、9…外部電極、10…流体
の流れ、11…エッジ部、12…第1のスリット、13…第2
のスリット、14…第3のスリット、15…流体出口孔、1
6,17…格子状部材、18…翼状構造部材、19…ノッチ
部、20…溝部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横内 潤 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 萩原 剛 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 2G028 AA03 BC04 CG02 HM05 HN03 HN09 MS05 2G060 AA05 AC01 AE17 AF08 AG03 FA09 FA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管に設けた取付け部を介して前記配管
    に取付けられる検出器コネクタ部と、この検出器コネク
    タ部に接続し前記配管内に挿入される導電率検出器本体
    とからなり、前記導電率検出器本体は筒状外部電極と、
    この外部電極内に挿入された内部電極とを有する導電率
    測定部を備え、前記配管内を流れる流体の導電率を計測
    する導電率検出器において、前記外部電極の側面に前記
    流体の流れ方向の正面に第1のスリットを設けるととも
    に、この第1のスリットの後流側に前記流れ方向に対し
    て左右に第2のスリットと第3のスリットを設け、かつ
    前記第2のスリットおよび前記第3のスリット間の円周
    方向の距離はほぼ半円周であることを特徴とする導電率
    検出器。
  2. 【請求項2】 配管に設けた取付け部を介して前記配管
    に取付けられる検出器コネクタ部と、この検出器コネク
    タ部に接続し前記配管内に挿入される導電率検出器本体
    とからなり、前記導電率検出器本体は筒状外部電極と、
    この外部電極内に挿入された内部電極とを有する導電率
    測定部を備え、前記配管内を流れる流体の導電率を計測
    する導電率検出器において、前記外部電極の側面に前記
    配管内の流体の流れ方向に対して正面に単一のスリット
    を設け、かつ前記外部電極の先端面に流体出口孔を設け
    てなることを特徴とする導電率検出器。
  3. 【請求項3】 配管に設けた取付け部を介して前記配管
    に取付けられる検出器コネクタ部と、この検出器コネク
    タ部に接続し前記配管内に挿入される導電率検出器本体
    とからなり、前記導電率検出器本体は筒状外部電極と、
    この外部電極内に挿入された内部電極とを有する導電率
    測定部を備え、前記配管内を流れる流体の導電率を計測
    する導電率検出器において、前記外部電極の先端部側面
    に前記配管内の流体の流れ方向に対して正面側と後流側
    に対向する一対の格子状部材を設けてなることを特徴と
    する導電率検出器。
  4. 【請求項4】 配管に設けた取付け部を介して前記配管
    に取付けられる検出器コネクタ部と、この検出器コネク
    タ部に接続し前記配管内に挿入される導電率検出器本体
    とからなり、前記導電率検出器本体は筒状外部電極と、
    この外部電極内に挿入された内部電極とを有する導電率
    測定部を備え、前記配管内を流れる流体の導電率を計測
    する導電率検出器において、前記外部電極の先端部側面
    に前記配管内の流体の流れ方向に対して正面に単一のス
    リットを設けるとともに、このスリットに対向して格子
    状部材を設けてなることを特徴とする導電率検出器。
  5. 【請求項5】 前記外部電極の外側面に長手方向に沿っ
    て翼状構造部材を設けてなることを特徴とする請求項1
    ないし4記載の導電率検出器。
  6. 【請求項6】 前記導電率検出器本体と、この導電率検
    出器本体を前記配管に取付ける取付け部に相互に嵌合し
    得る取付け方向指示部材を設けてなることを特徴とする
    請求項1ないし5記載の導電率検出器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140052007A (ko) * 2011-08-02 2014-05-02 에스엔이씨엠에이 2-상 플로우 내의 가스 내용물을 결정하기 위한 다중-전극 센서
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