JP2000206389A - 光学系位置調整可能な鏡枠 - Google Patents
光学系位置調整可能な鏡枠Info
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 3
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光学系位置である光軸位置および光軸の傾きの
調整が容易であり、しかも、鏡枠構造が簡単である光学
系位置調整可能な鏡枠を提供する。 【解決手段】本発明の鏡枠10の枠部を構成する鏡枠本
体1は、レンズ2を保持する内枠1a,調整ネジ5,6
が螺着される中枠1b,調整ネジ7,8が螺着される外
枠1cとが曲げ・ねじり変形可能な円柱部1d,1eお
よび1f,1gにより連結された一体構造部材である。
上記調整ネジ7,8をねじ込むことによって、中枠およ
び内枠の傾斜突起部1h,1iを介してレンズ2の光軸
の傾きを調整し、さらに、上記調整ネジ5,6をねじ込
むことによって、上記レンズ2を光軸Oと直交する方向
に平行移動させ、光軸位置出しを行うことができる。
調整が容易であり、しかも、鏡枠構造が簡単である光学
系位置調整可能な鏡枠を提供する。 【解決手段】本発明の鏡枠10の枠部を構成する鏡枠本
体1は、レンズ2を保持する内枠1a,調整ネジ5,6
が螺着される中枠1b,調整ネジ7,8が螺着される外
枠1cとが曲げ・ねじり変形可能な円柱部1d,1eお
よび1f,1gにより連結された一体構造部材である。
上記調整ネジ7,8をねじ込むことによって、中枠およ
び内枠の傾斜突起部1h,1iを介してレンズ2の光軸
の傾きを調整し、さらに、上記調整ネジ5,6をねじ込
むことによって、上記レンズ2を光軸Oと直交する方向
に平行移動させ、光軸位置出しを行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学部材の光学系
位置調整可能な鏡枠に関するものである。
位置調整可能な鏡枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズ鏡枠の光軸の傾きを含む芯
ずれを調整する方法として、特開昭59−68710号
公報に提案されたレンズ系の組立方法がある。この組立
方法は、隣り合うレンズを間隔形成用リングで保持した
状態でレンズ光軸の傾きを含む芯ずれを調整し、その
後、上記レンズと間隔形成用リングとをその外周部で接
着固定して組み立て調整するものである。
ずれを調整する方法として、特開昭59−68710号
公報に提案されたレンズ系の組立方法がある。この組立
方法は、隣り合うレンズを間隔形成用リングで保持した
状態でレンズ光軸の傾きを含む芯ずれを調整し、その
後、上記レンズと間隔形成用リングとをその外周部で接
着固定して組み立て調整するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開昭59−6
8710号公報に提案された組み立て方法によると、そ
の調整を行う場合、光軸の傾きと、光軸と直交する平面
内での光軸位置とが同時に変化する可能性があって、必
ずしも調整したい傾きのみ、あるいは、光軸位置のみを
調整することができないなど調整作業がやりにくい不具
合があった。
8710号公報に提案された組み立て方法によると、そ
の調整を行う場合、光軸の傾きと、光軸と直交する平面
内での光軸位置とが同時に変化する可能性があって、必
ずしも調整したい傾きのみ、あるいは、光軸位置のみを
調整することができないなど調整作業がやりにくい不具
合があった。
【0004】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、光学部材の光軸方向の調整(光軸
を振る)と、光軸と直交する平面内での光軸位置の調整
(光軸の平行移動)が可能であり、調整作業が容易であ
る光学系位置調整可能な鏡枠を提供することを目的とす
る。
なされたものであり、光学部材の光軸方向の調整(光軸
を振る)と、光軸と直交する平面内での光軸位置の調整
(光軸の平行移動)が可能であり、調整作業が容易であ
る光学系位置調整可能な鏡枠を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
光学系位置調整可能な鏡枠は、レンズ若しくは鏡枠の光
軸の光学系位置を調整可能な鏡枠において、上記光軸の
傾きを少なくとも所定方向に調整する傾き調整機構と、
上記光軸を少なくとも所定方向に平行移動させる平行移
動調整機構とを具備しており、上記傾き調整機構と上記
平行移動調整機構とは、同一の枠部材に一体形成されて
いる。そして、上記傾き調整機構と上記平行移動調整機
構によって、光軸傾きと光軸位置との調整が行われる。
光学系位置調整可能な鏡枠は、レンズ若しくは鏡枠の光
軸の光学系位置を調整可能な鏡枠において、上記光軸の
傾きを少なくとも所定方向に調整する傾き調整機構と、
上記光軸を少なくとも所定方向に平行移動させる平行移
動調整機構とを具備しており、上記傾き調整機構と上記
平行移動調整機構とは、同一の枠部材に一体形成されて
いる。そして、上記傾き調整機構と上記平行移動調整機
構によって、光軸傾きと光軸位置との調整が行われる。
【0006】本発明の請求項2記載の光学系位置調整可
能な鏡枠は、レンズ若しくは鏡枠の光軸の光学系位置を
調整可能な鏡枠において、上記光軸の傾きを任意の方向
に調整するため、少なくとも一対の弾性部を有し、該弾
性部の変形を利用して傾き調整を行なう傾き調整機構
と、上記光軸を任意の位置に調整するために、少なくと
も一対の弾性部を有し、該弾性部の変形を利用して平行
移動調整を行なう平行移動調整機構とを具備し、上記傾
き調整機構と上記平行移動調整機構とは、同一の枠部材
に一体形成されている。そして、上記傾き調整機構と平
行移動調整機構により光軸の傾き調整、および、光軸位
置調整が行われる。
能な鏡枠は、レンズ若しくは鏡枠の光軸の光学系位置を
調整可能な鏡枠において、上記光軸の傾きを任意の方向
に調整するため、少なくとも一対の弾性部を有し、該弾
性部の変形を利用して傾き調整を行なう傾き調整機構
と、上記光軸を任意の位置に調整するために、少なくと
も一対の弾性部を有し、該弾性部の変形を利用して平行
移動調整を行なう平行移動調整機構とを具備し、上記傾
き調整機構と上記平行移動調整機構とは、同一の枠部材
に一体形成されている。そして、上記傾き調整機構と平
行移動調整機構により光軸の傾き調整、および、光軸位
置調整が行われる。
【0007】本発明の請求項3記載の光学系位置調整可
能な鏡枠は、レンズ若しくは鏡枠の光軸の光学系位置を
調整可能な鏡枠において、レンズ若しくは鏡枠を保持す
る第1の枠部と、上記第1の枠部を弾性部により支持す
る第2の枠部と、上記第2の枠部を弾性部により支持す
る第3の枠部と、上記第2の枠部に設けられ、上記第1
の枠部に当接してそれぞれ上記光軸の傾きと上記光軸の
平行移動を調節する2つの調整部材と、上記第3の枠部
に設けられ、上記第2の枠部に当接してそれぞれ上記光
軸の傾きと上記光軸の平行移動を調節する2つの調整部
材とを具備しており、上記調整部材により上記第1の枠
部および第2の枠部を介して光軸の傾き調整および光軸
の平行移動調整が行われる。
能な鏡枠は、レンズ若しくは鏡枠の光軸の光学系位置を
調整可能な鏡枠において、レンズ若しくは鏡枠を保持す
る第1の枠部と、上記第1の枠部を弾性部により支持す
る第2の枠部と、上記第2の枠部を弾性部により支持す
る第3の枠部と、上記第2の枠部に設けられ、上記第1
の枠部に当接してそれぞれ上記光軸の傾きと上記光軸の
平行移動を調節する2つの調整部材と、上記第3の枠部
に設けられ、上記第2の枠部に当接してそれぞれ上記光
軸の傾きと上記光軸の平行移動を調節する2つの調整部
材とを具備しており、上記調整部材により上記第1の枠
部および第2の枠部を介して光軸の傾き調整および光軸
の平行移動調整が行われる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の
光学系位置調整可能な鏡枠の正面図である。また、図2
(A),(B)は、図1のA−A断面図およびB−B断
面図であり、図3は、上記鏡枠の斜視図である。
基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の
光学系位置調整可能な鏡枠の正面図である。また、図2
(A),(B)は、図1のA−A断面図およびB−B断
面図であり、図3は、上記鏡枠の斜視図である。
【0009】本実施形態の鏡枠10は、光学部材を有
し、レンズ鏡筒、または、光学機器(カメラ,顕微鏡
等)に組み込まれる鏡枠であり、主に鏡枠本体1と、上
記鏡枠本体1に保持される光学部材(光学素子)である
レンズ2と、鏡枠本体1の外周に固着されるカムフォロ
ア3a,3b,3cと、位置調整用の調整部材である調
整ネジ5,6,7,8とで構成される。
し、レンズ鏡筒、または、光学機器(カメラ,顕微鏡
等)に組み込まれる鏡枠であり、主に鏡枠本体1と、上
記鏡枠本体1に保持される光学部材(光学素子)である
レンズ2と、鏡枠本体1の外周に固着されるカムフォロ
ア3a,3b,3cと、位置調整用の調整部材である調
整ネジ5,6,7,8とで構成される。
【0010】この鏡枠10は、鏡枠本体1にレンズ2を
装着したときの光軸のばらつきを修正するための調整、
すなわち、上記レンズ2の光学系位置、すなわち、レン
ズ光軸Oの方向(光軸の傾き)の傾き調整と、レンズ光
軸Oと直交する方向の光軸位置調整とが可能な鏡枠であ
る。上記調整の基準は、鏡枠本体1の外径部分など鏡枠
の光学機器への装着状態によって選択される。
装着したときの光軸のばらつきを修正するための調整、
すなわち、上記レンズ2の光学系位置、すなわち、レン
ズ光軸Oの方向(光軸の傾き)の傾き調整と、レンズ光
軸Oと直交する方向の光軸位置調整とが可能な鏡枠であ
る。上記調整の基準は、鏡枠本体1の外径部分など鏡枠
の光学機器への装着状態によって選択される。
【0011】なお、上記レンズ2の光軸Oに対して直交
する軸であって、それぞれを互いに直交する軸をX軸
(水平),Y軸(垂直)とする。そして、Y軸,X軸の
交点を点P0 とする。上記交点P0 は、光軸O方向から
見た平面上では、後述する円柱部1d,1e,1f,1
gの軸の交点と一致するが、厳密には円柱部1g,1f
の軸心は、構造上の必要から円柱部1d,1eの軸心に
対して光軸方向ではわずかにずれがあるものとする。ま
た、鏡枠10に関して図1上の紙面表側を前面側とし、
図1上の紙面裏側を後面側とする。
する軸であって、それぞれを互いに直交する軸をX軸
(水平),Y軸(垂直)とする。そして、Y軸,X軸の
交点を点P0 とする。上記交点P0 は、光軸O方向から
見た平面上では、後述する円柱部1d,1e,1f,1
gの軸の交点と一致するが、厳密には円柱部1g,1f
の軸心は、構造上の必要から円柱部1d,1eの軸心に
対して光軸方向ではわずかにずれがあるものとする。ま
た、鏡枠10に関して図1上の紙面表側を前面側とし、
図1上の紙面裏側を後面側とする。
【0012】上記鏡枠本体1は、レンズ2を保持する保
持部材(第1の枠部)であるリング状の内枠1aと、そ
の外周に隙間を介在して配設される第1の支持枠(第2
の枠)であるリング状の中枠1bと、さらにその外周に
隙間を介在して配設される第2の支持枠(第3の枠)で
あるリング状の外枠1cと、それらの枠部を連結する後
述の連結部とからなる一体構造の部材である。なお、上
記外枠1cの外周3分割位置には、カムフォロア3a,
3b,3cが固着されている。
持部材(第1の枠部)であるリング状の内枠1aと、そ
の外周に隙間を介在して配設される第1の支持枠(第2
の枠)であるリング状の中枠1bと、さらにその外周に
隙間を介在して配設される第2の支持枠(第3の枠)で
あるリング状の外枠1cと、それらの枠部を連結する後
述の連結部とからなる一体構造の部材である。なお、上
記外枠1cの外周3分割位置には、カムフォロア3a,
3b,3cが固着されている。
【0013】上記内枠1aと中枠1bの間は、該枠部と
一体的に形成される部分であって、光軸Oを通り、X軸
に極近接する平行なX1 軸上(図2(B)参照)を左右
方向に延びる弾性変形可能な第1の連結部(平行移動機
構,傾き調整機構)である円柱部1fおよび1gによっ
て連結されている。なお、X1 軸の光軸Oとの交点を交
点P1 とする。
一体的に形成される部分であって、光軸Oを通り、X軸
に極近接する平行なX1 軸上(図2(B)参照)を左右
方向に延びる弾性変形可能な第1の連結部(平行移動機
構,傾き調整機構)である円柱部1fおよび1gによっ
て連結されている。なお、X1 軸の光軸Oとの交点を交
点P1 とする。
【0014】さらに、上記中枠1bと外枠1cの間は、
該枠部と一体的に形成される部分であって、Y軸上を上
下方向に延びる弾性変形可能な第2の連結部(平行移動
機構,傾き調整機構)である円柱部1dおよび1eによ
って連結されている。
該枠部と一体的に形成される部分であって、Y軸上を上
下方向に延びる弾性変形可能な第2の連結部(平行移動
機構,傾き調整機構)である円柱部1dおよび1eによ
って連結されている。
【0015】上記中枠1bには、上記円柱部1f,1g
の軸心である上記X1 軸に直交するY1 軸(図2(A)
参照、交点P1 を通る)に沿って対向して配設される雌
ネジ部1n,1kが設けられている。
の軸心である上記X1 軸に直交するY1 軸(図2(A)
参照、交点P1 を通る)に沿って対向して配設される雌
ネジ部1n,1kが設けられている。
【0016】なお、上記雌ネジ部1n,1kと円柱部1
d,1eとの干渉を避けるため、雌ネジ部1n,1kの
軸心であるY1 軸とそれに直交するX1 軸は、前述した
ようにX,Y軸から光軸O方向で僅かにずれた軸とす
る。
d,1eとの干渉を避けるため、雌ネジ部1n,1kの
軸心であるY1 軸とそれに直交するX1 軸は、前述した
ようにX,Y軸から光軸O方向で僅かにずれた軸とす
る。
【0017】上記外枠1cには、X軸に沿って対向する
雌ネジ部1m,1jが設けられている。また、上記外枠
1cには上記中枠の雌ネジ部1k,1nと対向する部分
に調整ネジ挿通用の切り欠き1q,1pが設けられてい
る。
雌ネジ部1m,1jが設けられている。また、上記外枠
1cには上記中枠の雌ネジ部1k,1nと対向する部分
に調整ネジ挿通用の切り欠き1q,1pが設けられてい
る。
【0018】上記中枠1bの雌ネジ部1k,1nには第
1の調整部材である調整ネジ6,8が螺着され、上記外
枠1cの雌ネジ部1j,1mには第2の調整部材である
調整ネジ5,7が螺着される。但し、上記調整ネジ5,
6は、平先形状のすり割り付きビスであり、上記調整ネ
ジ7,8は、円錐状の先端のすり割付きビスである。
1の調整部材である調整ネジ6,8が螺着され、上記外
枠1cの雌ネジ部1j,1mには第2の調整部材である
調整ネジ5,7が螺着される。但し、上記調整ネジ5,
6は、平先形状のすり割り付きビスであり、上記調整ネ
ジ7,8は、円錐状の先端のすり割付きビスである。
【0019】さらに、内枠1aにはその外周の上側の上
記雌ネジ部1nに対向した位置に突出し、Y1 軸上外径
方向に向けて後方側に傾斜する傾き調整機構である傾斜
突起部1iが設けられている。また、同様に、中枠1b
にはその外周の左方側の上記雌ネジ部1mに対向した位
置に突出し、X軸上外径方向に向けて後方側に傾斜する
傾き調整機構である傾斜突起部1hが設けられている。
記雌ネジ部1nに対向した位置に突出し、Y1 軸上外径
方向に向けて後方側に傾斜する傾き調整機構である傾斜
突起部1iが設けられている。また、同様に、中枠1b
にはその外周の左方側の上記雌ネジ部1mに対向した位
置に突出し、X軸上外径方向に向けて後方側に傾斜する
傾き調整機構である傾斜突起部1hが設けられている。
【0020】なお、本実施形態の鏡枠10の組み立て直
後の光学系位置未調整状態における初期レンズ光軸位置
Paは、調整目標である光軸O位置P0 よりも右下(図
1参照)にずれている。また、初期レンズ光軸方向Da
(光軸の傾き)は、調整目標の光軸方向D0 (光軸傾き
角0度)に対して光入射側で右下方向に傾斜している
(図3斜視図参照)。このように初期のずれおよび傾き
に所定の偏倚を持たせるのは、調整範囲内において、上
記調整ネジ5,6および7,8をねじ込んだ状態で常に
その先端が枠外径面および傾斜突起部1h,1iに当接
させた状態を保って調整を行うためである。
後の光学系位置未調整状態における初期レンズ光軸位置
Paは、調整目標である光軸O位置P0 よりも右下(図
1参照)にずれている。また、初期レンズ光軸方向Da
(光軸の傾き)は、調整目標の光軸方向D0 (光軸傾き
角0度)に対して光入射側で右下方向に傾斜している
(図3斜視図参照)。このように初期のずれおよび傾き
に所定の偏倚を持たせるのは、調整範囲内において、上
記調整ネジ5,6および7,8をねじ込んだ状態で常に
その先端が枠外径面および傾斜突起部1h,1iに当接
させた状態を保って調整を行うためである。
【0021】次に、以上のように構成された本第1の実
施形態の鏡枠10の光学系位置調整動作について説明す
る。上記調整は、例えば、点光源部と光軸検出用CCD
部とからなる調整治具を用いる。そして、上記点光源部
を光入射側に、上記CCD部を光出射側にセットし、C
CD部の光軸検出信号に基づき、光出射側の光軸の傾き
および光軸位置を検出しながら調整が行われる。
施形態の鏡枠10の光学系位置調整動作について説明す
る。上記調整は、例えば、点光源部と光軸検出用CCD
部とからなる調整治具を用いる。そして、上記点光源部
を光入射側に、上記CCD部を光出射側にセットし、C
CD部の光軸検出信号に基づき、光出射側の光軸の傾き
および光軸位置を検出しながら調整が行われる。
【0022】鏡枠10単体で調整する場合、調整ネジ
5,6,7,8をそれぞれ雌ネジ部に螺着し、それぞれ
の調整ネジのねじ込み量を加減して、上記CCD部の検
出出力に基づいて、光軸の傾きが調整され、続いて、光
軸位置が調整される。
5,6,7,8をそれぞれ雌ネジ部に螺着し、それぞれ
の調整ネジのねじ込み量を加減して、上記CCD部の検
出出力に基づいて、光軸の傾きが調整され、続いて、光
軸位置が調整される。
【0023】まず、中枠1bの雌ネジ部1nに螺合する
調整ネジ8をねじ込み、調整ネジ先端で内枠1aの傾斜
突起部1iの斜面を押圧すると、円柱部1f,1gがね
じりにより弾性変形し、内枠1aが時計回り(図3で右
方から見て)の+θx方向に傾倒する。
調整ネジ8をねじ込み、調整ネジ先端で内枠1aの傾斜
突起部1iの斜面を押圧すると、円柱部1f,1gがね
じりにより弾性変形し、内枠1aが時計回り(図3で右
方から見て)の+θx方向に傾倒する。
【0024】さらに、外枠1cの雌ネジ部1mに螺合す
る調整ネジ7をねじ込み、調整ネジ先端で中枠1bの傾
斜突起部1hの斜面を押圧すると、円柱部1d,1eが
ねじりにより弾性変形し、中枠1bが時計回り(図3で
上方から見て)の+θy方向に傾倒する。上述の枠部の
両方向への傾倒により光軸の傾きを目標とする光軸方向
D0 に合わせる。
る調整ネジ7をねじ込み、調整ネジ先端で中枠1bの傾
斜突起部1hの斜面を押圧すると、円柱部1d,1eが
ねじりにより弾性変形し、中枠1bが時計回り(図3で
上方から見て)の+θy方向に傾倒する。上述の枠部の
両方向への傾倒により光軸の傾きを目標とする光軸方向
D0 に合わせる。
【0025】次に、中枠1bの雌ネジ部1kに螺合する
調整ネジ6をねじ込み、内枠1a外周下部のY1 軸上を
押圧すると、円柱部1f,1gが剪断若しくは曲げ弾性
変形し、内枠1aとともにレンズ2が傾斜することなく
Y1 軸上方に平行移動する。
調整ネジ6をねじ込み、内枠1a外周下部のY1 軸上を
押圧すると、円柱部1f,1gが剪断若しくは曲げ弾性
変形し、内枠1aとともにレンズ2が傾斜することなく
Y1 軸上方に平行移動する。
【0026】さらに、外枠1cの雌ネジ部1jに螺合す
る調整ネジ5をねじ込み、中枠1b外周右方のX軸上を
押圧すると、円柱部1d,1eが剪断若しくは曲げによ
り弾性変形し、中枠1bとともにレンズ2が傾斜するこ
となくX軸左方に平行移動する。上記両方向への平行移
動によって光軸位置を初期レンズ光軸位置Paから調整
目標の光軸O位置P0 へ移動させることができる。その
後、上記各調整ネジを接着固定し、本鏡枠10の光学系
位置調整が終了する。
る調整ネジ5をねじ込み、中枠1b外周右方のX軸上を
押圧すると、円柱部1d,1eが剪断若しくは曲げによ
り弾性変形し、中枠1bとともにレンズ2が傾斜するこ
となくX軸左方に平行移動する。上記両方向への平行移
動によって光軸位置を初期レンズ光軸位置Paから調整
目標の光軸O位置P0 へ移動させることができる。その
後、上記各調整ネジを接着固定し、本鏡枠10の光学系
位置調整が終了する。
【0027】次に、本実施形態の鏡枠10をカム環に組
み込んだ状態での光学系位置調整動作について説明す
る。図4は、本鏡枠10が直進カム環11に組み込ま
れ、さらに、上記直進カム環11が回動カム環12に組
み込み可能なレンズ鏡筒の分解斜視図を示す。
み込んだ状態での光学系位置調整動作について説明す
る。図4は、本鏡枠10が直進カム環11に組み込ま
れ、さらに、上記直進カム環11が回動カム環12に組
み込み可能なレンズ鏡筒の分解斜視図を示す。
【0028】本鏡枠10は、そのカムフォロワ3a,3
b,3cを直進カム環11の直進溝11a(3箇所)
と、回動カム環12のカム溝12a,12b,12cに
摺動自在に嵌入させた状態で上記直進カム環11、回動
カム環12に組み込まれる。上記組み込み状態で鏡枠1
0の調整を行う場合、直進カム環11の4方向に設けら
れる調整用開口11d,11e,11f,11g、およ
び、回動カム環11の4方向に設けられる調整用開口1
2d,12e,12f,12gを通して螺着されている
調整ネジ5,6,7,8のねじ込み量を調整する。その
調整によって上記光軸の傾き、および、光軸位置を目標
とする傾き、位置にあわせることができる。
b,3cを直進カム環11の直進溝11a(3箇所)
と、回動カム環12のカム溝12a,12b,12cに
摺動自在に嵌入させた状態で上記直進カム環11、回動
カム環12に組み込まれる。上記組み込み状態で鏡枠1
0の調整を行う場合、直進カム環11の4方向に設けら
れる調整用開口11d,11e,11f,11g、およ
び、回動カム環11の4方向に設けられる調整用開口1
2d,12e,12f,12gを通して螺着されている
調整ネジ5,6,7,8のねじ込み量を調整する。その
調整によって上記光軸の傾き、および、光軸位置を目標
とする傾き、位置にあわせることができる。
【0029】本第1の実施の形態の鏡枠10は、鏡枠本
体1が簡単な一体構造であり、レンズ2の光軸Oと直交
する方向の光軸位置と光軸の傾きの双方を調整すること
ができる。そして、上記光軸位置,光軸の傾きは、それ
ぞれほぼ単独で調整することができるので、調整作業が
容易である。
体1が簡単な一体構造であり、レンズ2の光軸Oと直交
する方向の光軸位置と光軸の傾きの双方を調整すること
ができる。そして、上記光軸位置,光軸の傾きは、それ
ぞれほぼ単独で調整することができるので、調整作業が
容易である。
【0030】なお、本実施形態の鏡枠10においては、
上記調整時の円柱部1d,1e、または、1f,1gの
変形は、本質的に剪断変形を利用したねじり、および、
一方向への剪断,曲げ等の弾性変形によるが、鏡枠の再
調整を行わないとすれば、塑性変形を利用した調整を行
ってもよい。また、上述した光軸の傾き調整後に、光軸
位置調整を行う調整の順序は、必ずしもこの通りでなく
てもよい。
上記調整時の円柱部1d,1e、または、1f,1gの
変形は、本質的に剪断変形を利用したねじり、および、
一方向への剪断,曲げ等の弾性変形によるが、鏡枠の再
調整を行わないとすれば、塑性変形を利用した調整を行
ってもよい。また、上述した光軸の傾き調整後に、光軸
位置調整を行う調整の順序は、必ずしもこの通りでなく
てもよい。
【0031】次に、本発明の第2の実施形態の光学系位
置調整可能な鏡枠について説明する。図5は、本第2の
実施形態の鏡枠の正面図である。図6は、図5のA−A
断面図であり、図7は、図5のB−B断面図である。そ
して、図8は、上記鏡枠の光学装置への取り付け状態の
斜視図である。
置調整可能な鏡枠について説明する。図5は、本第2の
実施形態の鏡枠の正面図である。図6は、図5のA−A
断面図であり、図7は、図5のB−B断面図である。そ
して、図8は、上記鏡枠の光学装置への取り付け状態の
斜視図である。
【0032】本実施形態の鏡枠20は、光学部材を有
し、レンズ鏡筒、または、光学機器に組み込まれる鏡枠
であり、主に鏡枠本体21と、上記鏡枠本体21に保持
される光学部材(光学素子)であるレンズ22と、光学
系位置調整用の調整部材である調整ネジ25,26,2
7,28,29と、鏡枠本体21を光軸Oに沿って進退
駆動する送りネジ31、および、光軸に沿ってガイドす
るガイド軸32とで構成される。
し、レンズ鏡筒、または、光学機器に組み込まれる鏡枠
であり、主に鏡枠本体21と、上記鏡枠本体21に保持
される光学部材(光学素子)であるレンズ22と、光学
系位置調整用の調整部材である調整ネジ25,26,2
7,28,29と、鏡枠本体21を光軸Oに沿って進退
駆動する送りネジ31、および、光軸に沿ってガイドす
るガイド軸32とで構成される。
【0033】この鏡枠20は、鏡枠本体21にレンズ2
2を装着したときの光軸のばらつきを修正するための調
整、すなわち、上記レンズ22の光軸Oの傾きと、レン
ズ光軸Oと直交する方向の光軸位置の調整(光軸の平行
移動)に加えて、レンズ光軸O回りのレンズの左右の傾
き(姿勢)の調整が可能な鏡枠である。上記調整の基準
は、鏡枠を支持する送りネジ31及びガイド軸32が基
準となる。
2を装着したときの光軸のばらつきを修正するための調
整、すなわち、上記レンズ22の光軸Oの傾きと、レン
ズ光軸Oと直交する方向の光軸位置の調整(光軸の平行
移動)に加えて、レンズ光軸O回りのレンズの左右の傾
き(姿勢)の調整が可能な鏡枠である。上記調整の基準
は、鏡枠を支持する送りネジ31及びガイド軸32が基
準となる。
【0034】なお、上記レンズ22の光軸Oに対して直
交する軸であって、それぞれを互いに直交する軸をX軸
(水平),Y軸(垂直)とする。そして、Y軸,X軸の
交点を点P0 とする。なお、上記交点P0 は、光軸O方
向から見た平面上では、後述する円柱部21d,21
e,21f,21gの軸の交点と一致するが、厳密には
円柱部21g,21fの軸心は、構造上の必要から円柱
部21d,21eの軸心に対して光軸に沿った方向にわ
ずかにずれがある。また、鏡枠20に関して図5上の紙
面表側を前面側とし、図5上の紙面裏側を後面側とす
る。
交する軸であって、それぞれを互いに直交する軸をX軸
(水平),Y軸(垂直)とする。そして、Y軸,X軸の
交点を点P0 とする。なお、上記交点P0 は、光軸O方
向から見た平面上では、後述する円柱部21d,21
e,21f,21gの軸の交点と一致するが、厳密には
円柱部21g,21fの軸心は、構造上の必要から円柱
部21d,21eの軸心に対して光軸に沿った方向にわ
ずかにずれがある。また、鏡枠20に関して図5上の紙
面表側を前面側とし、図5上の紙面裏側を後面側とす
る。
【0035】上記レンズ22は、L型形状の複雑な曲面
レンズであり、入射側レンズブロック22aと出射側レ
ンズブロック22bとで形成され、入射側レンズブロッ
ク22aの入射側光軸を光軸Oとし、出射側レンズブロ
ック22bの出射側光軸を光軸O′とする。上記光軸
O′は、入射側光軸Oと所定距離離間した平行な光軸で
ある。
レンズであり、入射側レンズブロック22aと出射側レ
ンズブロック22bとで形成され、入射側レンズブロッ
ク22aの入射側光軸を光軸Oとし、出射側レンズブロ
ック22bの出射側光軸を光軸O′とする。上記光軸
O′は、入射側光軸Oと所定距離離間した平行な光軸で
ある。
【0036】上記鏡枠本体21は、レンズ22を保持す
る保持部材(第1の枠部)であるリング状の内枠21a
と、その外周に隙間を介在して配設される第1の支持枠
(第2の枠)であるリング状の中枠21bと、さらにそ
の外周に隙間を介在して配設される第2の支持枠(第3
の枠)であるリング状の外枠21cと、それらの枠部を
連結する後述の連結部とからなる一体構造の部材であ
る。
る保持部材(第1の枠部)であるリング状の内枠21a
と、その外周に隙間を介在して配設される第1の支持枠
(第2の枠)であるリング状の中枠21bと、さらにそ
の外周に隙間を介在して配設される第2の支持枠(第3
の枠)であるリング状の外枠21cと、それらの枠部を
連結する後述の連結部とからなる一体構造の部材であ
る。
【0037】上記内枠21aと中枠21bの間は、該枠
部と一体的に形成される部分であって、光軸Oを通り、
X軸に近接する平行なX1 軸上(図7参照)にて左右方
向に延びる弾性変形可能な第1の連結部(平行移動調整
機構,傾き調整機構)の円柱部21fおよび21gによ
って連結されている。なお、上記X1 軸と光軸Oとの交
点を点P1 とする。
部と一体的に形成される部分であって、光軸Oを通り、
X軸に近接する平行なX1 軸上(図7参照)にて左右方
向に延びる弾性変形可能な第1の連結部(平行移動調整
機構,傾き調整機構)の円柱部21fおよび21gによ
って連結されている。なお、上記X1 軸と光軸Oとの交
点を点P1 とする。
【0038】さらに、上記中枠21bと外枠21cの間
は、該枠部と一体的に形成される部分であって、Y軸上
で上下方向に延びる弾性変形可能な第2の連結部(平行
移動調整機構,傾き調整機構)の円柱部21dおよび2
1eによって連結されている。
は、該枠部と一体的に形成される部分であって、Y軸上
で上下方向に延びる弾性変形可能な第2の連結部(平行
移動調整機構,傾き調整機構)の円柱部21dおよび2
1eによって連結されている。
【0039】上記中枠21bには、上記円柱部21f,
21gの軸心である上記X1 軸に直交するY1 軸(図6
参照、交点P1 を通る)に沿って対向して配設される雌
ネジ部21n,21kが設けられている。また、中枠2
1bの雌ネジ部21nの右上方側面に調整ネジ当接部2
1rが設けられている。
21gの軸心である上記X1 軸に直交するY1 軸(図6
参照、交点P1 を通る)に沿って対向して配設される雌
ネジ部21n,21kが設けられている。また、中枠2
1bの雌ネジ部21nの右上方側面に調整ネジ当接部2
1rが設けられている。
【0040】なお、雌ネジ部21n,21kと円柱部2
1d,21eとの干渉を避けるため、雌ネジ部21n,
21kの軸心であるY1 軸とそれに直交するX1 軸は、
前述したようにX,Y軸に対して光軸方向に僅かにずれ
た軸とする。
1d,21eとの干渉を避けるため、雌ネジ部21n,
21kの軸心であるY1 軸とそれに直交するX1 軸は、
前述したようにX,Y軸に対して光軸方向に僅かにずれ
た軸とする。
【0041】上記外枠21cには、X軸に沿って対向す
る雌ネジ部21m,21jが設けられ、また、Y1 軸上
の上記中枠の雌ネジ部21k,21nと対向する部分に
調整ネジ挿通用の切り欠き21q,21pが設けられて
いる。さらに、上記外枠21cには、上部右側面部にX
軸と平行な水平方向に向けて雌ネジ部21sが設けら
れ、また、右下位置に送りネジ31が螺合する雌ネジ部
21tと、左上位置にガイド軸32が嵌入する切り欠き
21uとが設けられている。
る雌ネジ部21m,21jが設けられ、また、Y1 軸上
の上記中枠の雌ネジ部21k,21nと対向する部分に
調整ネジ挿通用の切り欠き21q,21pが設けられて
いる。さらに、上記外枠21cには、上部右側面部にX
軸と平行な水平方向に向けて雌ネジ部21sが設けら
れ、また、右下位置に送りネジ31が螺合する雌ネジ部
21tと、左上位置にガイド軸32が嵌入する切り欠き
21uとが設けられている。
【0042】上記中枠21bの雌ネジ部21k,21n
には第1の調整部材である調整ネジ26,28が螺着さ
れ、上記外枠21cの雌ネジ部21j,21mには第2
の調整部材である調整ネジ25,27が螺着され、同じ
く外枠21cの雌ネジ部21cには第3の調整部材であ
る調整ネジ29が螺着される。但し、上記調整ネジ2
5,26,29は、平先形状のすり割り付きビスであ
り、上記調整ネジ27,28は、円錐状先端を有するす
り割付きビスである。
には第1の調整部材である調整ネジ26,28が螺着さ
れ、上記外枠21cの雌ネジ部21j,21mには第2
の調整部材である調整ネジ25,27が螺着され、同じ
く外枠21cの雌ネジ部21cには第3の調整部材であ
る調整ネジ29が螺着される。但し、上記調整ネジ2
5,26,29は、平先形状のすり割り付きビスであ
り、上記調整ネジ27,28は、円錐状先端を有するす
り割付きビスである。
【0043】さらに、内枠21aにはその外周の上側の
上記雌ネジ部21nに対向した位置に突出し、Y1 軸上
外径方向に向けて後方側に傾斜する傾き調整機構である
傾斜突起部21iが設けられている(図6参照)。ま
た、同様に、中枠21bにはその外周の左方側の上記雌
ネジ部21mに対向した位置に突出し、X軸上外径方向
に向けて後方側に傾斜する傾き調整機構である傾斜突起
部21hが設けられている(図7参照)。
上記雌ネジ部21nに対向した位置に突出し、Y1 軸上
外径方向に向けて後方側に傾斜する傾き調整機構である
傾斜突起部21iが設けられている(図6参照)。ま
た、同様に、中枠21bにはその外周の左方側の上記雌
ネジ部21mに対向した位置に突出し、X軸上外径方向
に向けて後方側に傾斜する傾き調整機構である傾斜突起
部21hが設けられている(図7参照)。
【0044】本実施形態の鏡枠20の組み立て直後の光
学系位置未調整状態においては、光軸Oと直交する方向
での初期レンズ光軸位置Paは、調整目標である光軸O
位置P0 よりも右下(図5および図8参照)に平行して
ずれている。また、初期レンズ光軸方向Da(光軸の傾
き)は、調整目標の光軸方向D0 (光軸傾き角0度)に
対して光入射側で右下方向に傾斜している(図8斜視図
参照)。そして、レンズ光軸O回りの初期レンズ傾き方
向Ca(光軸O′の左右のずれ)は、Y′軸(Y軸と平
行方向)に一致する調整目標の光軸O回り方向 C0 に
対してわずかに時計回りに傾斜している。
学系位置未調整状態においては、光軸Oと直交する方向
での初期レンズ光軸位置Paは、調整目標である光軸O
位置P0 よりも右下(図5および図8参照)に平行して
ずれている。また、初期レンズ光軸方向Da(光軸の傾
き)は、調整目標の光軸方向D0 (光軸傾き角0度)に
対して光入射側で右下方向に傾斜している(図8斜視図
参照)。そして、レンズ光軸O回りの初期レンズ傾き方
向Ca(光軸O′の左右のずれ)は、Y′軸(Y軸と平
行方向)に一致する調整目標の光軸O回り方向 C0 に
対してわずかに時計回りに傾斜している。
【0045】上述のように初期のずれおよび傾きを所定
の方向に偏倚させる理由は、調整範囲内において、上記
調整ネジ25,26および27,28、さらに、29を
ねじ込んだ状態で常にその先端が枠外径面および傾斜突
起部21h,21i、さらに、ネジ当接面21rに当接
させた状態を保って調整を行うためである。
の方向に偏倚させる理由は、調整範囲内において、上記
調整ネジ25,26および27,28、さらに、29を
ねじ込んだ状態で常にその先端が枠外径面および傾斜突
起部21h,21i、さらに、ネジ当接面21rに当接
させた状態を保って調整を行うためである。
【0046】次に、以上のように構成された本第2の実
施形態の鏡枠20の光学系位置調整動作について説明す
る。上記調整は、前記第1の実施形態の場合と同様に点
光源部と光軸検出用CCD部とからなる調整治具を用い
るが、上記CCD部は、図6,7の光出射側の光軸O′
上にセットし、光軸Oとの相対位置関係を考慮しながら
調整を行うことになる。
施形態の鏡枠20の光学系位置調整動作について説明す
る。上記調整は、前記第1の実施形態の場合と同様に点
光源部と光軸検出用CCD部とからなる調整治具を用い
るが、上記CCD部は、図6,7の光出射側の光軸O′
上にセットし、光軸Oとの相対位置関係を考慮しながら
調整を行うことになる。
【0047】本鏡枠20の光軸系位置調整は、鏡枠本体
21を送りネジ31、および、ガイド軸32により支持
した状態で行う。まず、調整ネジ25,26,27,2
8,29をそれぞれ雌ネジ部に螺着し、それぞれの調整
ネジのねじ込み量を加減することによって、先に、レン
ズ22の光軸O回りの傾き(揺動)が調整され、次い
で、レンズ22の光軸の傾きが調整され、さらに、レン
ズ22の光軸位置(平行移動)が調整される。
21を送りネジ31、および、ガイド軸32により支持
した状態で行う。まず、調整ネジ25,26,27,2
8,29をそれぞれ雌ネジ部に螺着し、それぞれの調整
ネジのねじ込み量を加減することによって、先に、レン
ズ22の光軸O回りの傾き(揺動)が調整され、次い
で、レンズ22の光軸の傾きが調整され、さらに、レン
ズ22の光軸位置(平行移動)が調整される。
【0048】詳しく説明すると、まず、外枠21cの雌
ネジ部21sに螺合する調整ネジ29をねじ込み、中枠
21bの調整ネジ当接部21rを押圧して、円柱部21
d,21eを剪断若しくは曲げ弾性変形させて、中枠2
1bを光軸O回り方向に傾倒させる。そして、内枠21
aに保持されるレンズ22の光軸O回りの傾きを目標と
する傾き方向C0 に合わせるように調整する。
ネジ部21sに螺合する調整ネジ29をねじ込み、中枠
21bの調整ネジ当接部21rを押圧して、円柱部21
d,21eを剪断若しくは曲げ弾性変形させて、中枠2
1bを光軸O回り方向に傾倒させる。そして、内枠21
aに保持されるレンズ22の光軸O回りの傾きを目標と
する傾き方向C0 に合わせるように調整する。
【0049】次に、中枠21bの雌ネジ部21nに螺合
する調整ネジ28をねじ込むと、調整ネジ先端で内枠2
1aの傾斜突起部21iの斜面が押圧され、円柱部21
f,21gがねじりにより弾性変形し、内枠21aが時
計回り(図3で右方から見て)の+θx方向に傾倒す
る。
する調整ネジ28をねじ込むと、調整ネジ先端で内枠2
1aの傾斜突起部21iの斜面が押圧され、円柱部21
f,21gがねじりにより弾性変形し、内枠21aが時
計回り(図3で右方から見て)の+θx方向に傾倒す
る。
【0050】さらに、外枠21cの雌ネジ部21mに螺
合する調整ネジ27をねじ込むと、調整ネジ先端で中枠
21bの傾斜突起部21hの斜面が押圧されるので円柱
部21d,21eがねじりにより弾性変形し、中枠21
bが時計回り(図3で上方から見て)の+θy方向に傾
倒する。上記枠部の双方への傾倒によりレンズ光軸の傾
きを目標とする光軸方向D0 に合わせる。
合する調整ネジ27をねじ込むと、調整ネジ先端で中枠
21bの傾斜突起部21hの斜面が押圧されるので円柱
部21d,21eがねじりにより弾性変形し、中枠21
bが時計回り(図3で上方から見て)の+θy方向に傾
倒する。上記枠部の双方への傾倒によりレンズ光軸の傾
きを目標とする光軸方向D0 に合わせる。
【0051】続いて、中枠21bの雌ネジ21kに螺合
する調整ネジ26をねじ込み、内枠21aの外周下部を
Y1 軸上で押圧して、円柱部21f,21gを剪断若し
くは曲げ弾性変形させる。その変形により内枠1aとと
もにレンズ22が傾斜することなく上方に平行移動す
る。
する調整ネジ26をねじ込み、内枠21aの外周下部を
Y1 軸上で押圧して、円柱部21f,21gを剪断若し
くは曲げ弾性変形させる。その変形により内枠1aとと
もにレンズ22が傾斜することなく上方に平行移動す
る。
【0052】さらに、外枠21cの雌ネジ部21jに螺
合する調整ネジ25をねじ込み、中枠21bの外周右方
をX軸上で押圧して円柱部21d,21eを剪断若しく
は曲げ弾性変形させる。その変形により中枠21bとと
もにレンズ22が傾斜することなく左方に平行移動す
る。上記両方向への平行移動によって光軸位置を初期レ
ンズ光軸位置Paから調整目標の光軸O位置P0 へ移動
させることができる。
合する調整ネジ25をねじ込み、中枠21bの外周右方
をX軸上で押圧して円柱部21d,21eを剪断若しく
は曲げ弾性変形させる。その変形により中枠21bとと
もにレンズ22が傾斜することなく左方に平行移動す
る。上記両方向への平行移動によって光軸位置を初期レ
ンズ光軸位置Paから調整目標の光軸O位置P0 へ移動
させることができる。
【0053】そして、外枠21cの雌ネジ21sに螺合
する調整ネジ(揺動調整部材)29をねじ込み、中枠2
1bの外周にある当接部21rを押すことによって、主
に円柱部21dの剪断変形と円柱部21eの曲げ変形に
より揺動させることができる。その後、上記各調整ネジ
を接着固定し、本鏡枠20の光学系位置調整が終了す
る。
する調整ネジ(揺動調整部材)29をねじ込み、中枠2
1bの外周にある当接部21rを押すことによって、主
に円柱部21dの剪断変形と円柱部21eの曲げ変形に
より揺動させることができる。その後、上記各調整ネジ
を接着固定し、本鏡枠20の光学系位置調整が終了す
る。
【0054】本第2の実施形態の鏡枠20によると、前
記第1の実施形態の鏡枠10と同様に、鏡枠本体1が一
体である簡単な構造を有しており、調整ネジのねじ込み
調整によって、レンズ22の光軸Oと直交する方向の光
軸位置と光軸の傾きを容易に調整することができる。そ
れに加えて、光軸O回りの傾きを同様に調整ネジのねじ
込み調整によって調整することができる。
記第1の実施形態の鏡枠10と同様に、鏡枠本体1が一
体である簡単な構造を有しており、調整ネジのねじ込み
調整によって、レンズ22の光軸Oと直交する方向の光
軸位置と光軸の傾きを容易に調整することができる。そ
れに加えて、光軸O回りの傾きを同様に調整ネジのねじ
込み調整によって調整することができる。
【0055】なお、上述の各実施の形態の鏡枠に保持さ
れる光学部材としてレンズ2、または、22が適用され
ているが、この光学部材としてはレンズ以外にプリズム
やミラー等の光学部材を適用することも可能である。
れる光学部材としてレンズ2、または、22が適用され
ているが、この光学部材としてはレンズ以外にプリズム
やミラー等の光学部材を適用することも可能である。
【0056】また、鏡枠本体には光学部材が未装着状態
であって、基準光学部材を仮装着してその鏡枠の軸心位
置および軸傾斜を調整することも可能である。また、上
述したように光軸回りの傾き調整を経て、光軸の傾き調
整、続いて、光軸位置調整を行う順序は、必ずしもこの
順序に限定する必要はない。
であって、基準光学部材を仮装着してその鏡枠の軸心位
置および軸傾斜を調整することも可能である。また、上
述したように光軸回りの傾き調整を経て、光軸の傾き調
整、続いて、光軸位置調整を行う順序は、必ずしもこの
順序に限定する必要はない。
【0057】なお、本実施形態の説明中、レンズの光軸
を、例えば、鏡枠の中心軸に合わせるように説明した
が、他の鏡枠の相対位置が存在すれば必ずしもこの鏡枠
中心に調整する必要はない。要は自在にレンズの光軸を
任意の方向に位置調整できるのである。
を、例えば、鏡枠の中心軸に合わせるように説明した
が、他の鏡枠の相対位置が存在すれば必ずしもこの鏡枠
中心に調整する必要はない。要は自在にレンズの光軸を
任意の方向に位置調整できるのである。
【0058】上述の各実施の形態に基づいて、 (1) レンズ若しくは鏡枠の光軸の光学系位置を調整
可能な鏡枠において、レンズ若しくは鏡枠を保持する第
1の枠部と、上記第1の枠部を弾性部により支持する第
2の枠部と、上記第2の枠部を弾性部により支持する第
3の枠部と、上記第2の枠部に設けられ、上記第1の枠
部に当接してそれぞれ上記光軸の傾きと上記光軸の平行
移動を調節する2つの調整部材と、上記第3の枠部に設
けられ、上記第2の枠部に当接してそれぞれ上記光軸の
傾きと上記光軸の平行移動を調節する2つの調整部材
と、上記第3の枠部若しくは第2の枠部に設けられ、上
記光軸に直交する面内で上記第3の枠部を揺動調節する
揺動調整部材と、を具備していることを特徴とする光学
系位置調整可能な鏡枠を提案することができる。
可能な鏡枠において、レンズ若しくは鏡枠を保持する第
1の枠部と、上記第1の枠部を弾性部により支持する第
2の枠部と、上記第2の枠部を弾性部により支持する第
3の枠部と、上記第2の枠部に設けられ、上記第1の枠
部に当接してそれぞれ上記光軸の傾きと上記光軸の平行
移動を調節する2つの調整部材と、上記第3の枠部に設
けられ、上記第2の枠部に当接してそれぞれ上記光軸の
傾きと上記光軸の平行移動を調節する2つの調整部材
と、上記第3の枠部若しくは第2の枠部に設けられ、上
記光軸に直交する面内で上記第3の枠部を揺動調節する
揺動調整部材と、を具備していることを特徴とする光学
系位置調整可能な鏡枠を提案することができる。
【0059】(2) 光学部材と、上記光学部材を保持
する保持部材と、上記保持部材を支持するとともに、上
記保持部材を上記光学部材の光軸の傾きと上記光軸の平
行移動とを行ない変位可能とさせるように変形する変形
部を有する支持部材と、調節を行うときに上記保持部材
と当接して上記変形部を変形させることにより、上記支
持部材に対して上記保持部材を変位させる調節部材と、
を具備することを特徴とする光学系位置調整可能な鏡枠
を提案することができる。
する保持部材と、上記保持部材を支持するとともに、上
記保持部材を上記光学部材の光軸の傾きと上記光軸の平
行移動とを行ない変位可能とさせるように変形する変形
部を有する支持部材と、調節を行うときに上記保持部材
と当接して上記変形部を変形させることにより、上記支
持部材に対して上記保持部材を変位させる調節部材と、
を具備することを特徴とする光学系位置調整可能な鏡枠
を提案することができる。
【0060】(3) 上記保持部材と上記変形部を含む
支持部材とは、一体に形成されていることを特徴とする
上記(2)記載の光学系位置調整可能な鏡枠を提案する
ことができる。
支持部材とは、一体に形成されていることを特徴とする
上記(2)記載の光学系位置調整可能な鏡枠を提案する
ことができる。
【0061】(4) 上記変形部は、弾性部材で形成さ
れていることを特徴とする上記(2)、または、上記
(3)に記載の光学系位置調整可能な鏡枠を提案するこ
とができる。
れていることを特徴とする上記(2)、または、上記
(3)に記載の光学系位置調整可能な鏡枠を提案するこ
とができる。
【0062】(5) 上記保持部材と上記支持部材と
は、上記変形部で連結されていることを特徴とする上記
(2)に記載の光学系位置調整可能な鏡枠を提案するこ
とができる。
は、上記変形部で連結されていることを特徴とする上記
(2)に記載の光学系位置調整可能な鏡枠を提案するこ
とができる。
【0063】(6) 光学部材と、上記光学部材を保持
する保持枠と、上記保持枠を上記光学部材の光軸の傾き
と上記光軸の平行移動との変位が可能となるように変形
する第1連結部を有し、上記保持枠を支持する第1の支
持枠と、上記第1の支持枠を上記光学部材の光軸の傾き
と上記光軸の平行移動との変位が可能となるように変形
する第2連結部を有し、上記保持枠を含む上記第1の支
持枠を支持する第2の支持枠と、上記第1の支持枠に調
整操作可能に設けられ、調節を行なうときに上記保持枠
と当接して上記第1連結部を変形させることにより、上
記第1の支持枠に対して上記保持枠を変位させる第1の
調節部材と、上記第2の支持枠に調整操作可能に設けら
れ、調節を行なうときに上記第1の支持枠と当接して上
記第2連結部を変形させることにより、上記第2の支持
枠に対して上記保持枠を含む上記第1の支持枠を変位さ
せる第2の調節部材と、を具備することを特徴とする光
学系位置調整可能な鏡枠を提案することができる。
する保持枠と、上記保持枠を上記光学部材の光軸の傾き
と上記光軸の平行移動との変位が可能となるように変形
する第1連結部を有し、上記保持枠を支持する第1の支
持枠と、上記第1の支持枠を上記光学部材の光軸の傾き
と上記光軸の平行移動との変位が可能となるように変形
する第2連結部を有し、上記保持枠を含む上記第1の支
持枠を支持する第2の支持枠と、上記第1の支持枠に調
整操作可能に設けられ、調節を行なうときに上記保持枠
と当接して上記第1連結部を変形させることにより、上
記第1の支持枠に対して上記保持枠を変位させる第1の
調節部材と、上記第2の支持枠に調整操作可能に設けら
れ、調節を行なうときに上記第1の支持枠と当接して上
記第2連結部を変形させることにより、上記第2の支持
枠に対して上記保持枠を含む上記第1の支持枠を変位さ
せる第2の調節部材と、を具備することを特徴とする光
学系位置調整可能な鏡枠を提案することができる。
【0064】(7) 上記保持枠と、上記第1及び上記
第2の支持枠と、さらに、上記第1及び上記第2連結部
とは、一体形成されていることを特徴とする上記(6)
に記載の光学系位置調整可能な鏡枠を提案することがで
きる。
第2の支持枠と、さらに、上記第1及び上記第2連結部
とは、一体形成されていることを特徴とする上記(6)
に記載の光学系位置調整可能な鏡枠を提案することがで
きる。
【0065】(8) 上記第1及び上記第2連結部は、
弾性変形可能に形成されていることを特報とする上記
(7)に記載の光学系位置調整可能な鏡枠を提案するこ
とができる。
弾性変形可能に形成されていることを特報とする上記
(7)に記載の光学系位置調整可能な鏡枠を提案するこ
とができる。
【0066】(9) レンズ若しくは鏡枠の光軸の光学
系位置を調整可能な鏡枠において、上記光軸の傾きを少
なくとも所定方向に調整する傾き調整機構と、上記光軸
を少なくとも所定方向に平行移動させる平行移動調整機
構と、を具備し、上記傾き調整機構と上記平行移動調整
機構とは、同一の枠部材内に含まれていることを特徴と
する光学系位置調整可能な鏡枠を提供することができ
る。
系位置を調整可能な鏡枠において、上記光軸の傾きを少
なくとも所定方向に調整する傾き調整機構と、上記光軸
を少なくとも所定方向に平行移動させる平行移動調整機
構と、を具備し、上記傾き調整機構と上記平行移動調整
機構とは、同一の枠部材内に含まれていることを特徴と
する光学系位置調整可能な鏡枠を提供することができ
る。
【0067】(10) レンズ若しくは鏡枠の光軸の光
学系位置を調整可能な鏡枠において、上記光軸の傾きを
任意の方向に調整するため、少なくとも一対の弾性部を
有し、該弾性部の変形を利用して傾き調整を行なう傾き
調整機構と、上記光軸を任意の位置に調整するために、
少なくとも一対の弾性部を有し、該弾性部の変形を利用
して平行移動調整を行なう平行移動調整機構と、を具備
し、上記傾き調整機構と上記平行移動調整機構とは、同
一の枠部材内に含まれていることを特徴とする光学系位
置調整可能な鏡枠を提供することができる。
学系位置を調整可能な鏡枠において、上記光軸の傾きを
任意の方向に調整するため、少なくとも一対の弾性部を
有し、該弾性部の変形を利用して傾き調整を行なう傾き
調整機構と、上記光軸を任意の位置に調整するために、
少なくとも一対の弾性部を有し、該弾性部の変形を利用
して平行移動調整を行なう平行移動調整機構と、を具備
し、上記傾き調整機構と上記平行移動調整機構とは、同
一の枠部材内に含まれていることを特徴とする光学系位
置調整可能な鏡枠を提供することができる。
【0068】
【発明の効果】上述のように本発明の光学系位置調整可
能な鏡枠によれば、光学部材の光軸傾きの調整(光軸を
振る)、および、光軸と直交する平面内での光軸位置と
の調整が容易であり、鏡枠の構造自体も簡単である鏡枠
を提供することができる。
能な鏡枠によれば、光学部材の光軸傾きの調整(光軸を
振る)、および、光軸と直交する平面内での光軸位置と
の調整が容易であり、鏡枠の構造自体も簡単である鏡枠
を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態の光学系位置調整可能
な鏡枠の正面図。
な鏡枠の正面図。
【図2】図2(A)は、図1のA−A断面図であり、図
2(B)は、図1のB−B断面図。
2(B)は、図1のB−B断面図。
【図3】上記第1の実施形態の鏡枠の斜視図。
【図4】上記第1の実施形態の鏡枠のカム環組み込み状
態での分解斜視図。
態での分解斜視図。
【図5】本発明の第2の実施形態の光学系位置調整可能
な鏡枠の正面図。
な鏡枠の正面図。
【図6】図5のA−A断面図。
【図7】図5のB−B断面図。
【図8】上記第2の実施形態の鏡枠の光学装置取り付け
状態での斜視図。
状態での斜視図。
2,22……レンズ 1a,21a……内枠(第1の枠部) 1b,21b……中枠(第2の枠部) 1c,21c……外枠(第3の枠部) 1d,1e,1f,1g,21d,21e,21f,2
1g……円柱部(弾性部) 5,6,7,8,25,26,27,28……調整ネジ
(調整部材) 1j,1k,21j,21k……雌ネジ部(平行移動調
整機構) 1m,1n,21m,21n……雌ネジ部(傾き調整機
構)
1g……円柱部(弾性部) 5,6,7,8,25,26,27,28……調整ネジ
(調整部材) 1j,1k,21j,21k……雌ネジ部(平行移動調
整機構) 1m,1n,21m,21n……雌ネジ部(傾き調整機
構)
Claims (3)
- 【請求項1】 レンズ若しくは鏡枠の光軸の光学系位置
を調整可能な鏡枠において、 上記光軸の傾きを少なくとも所定方向に調整する傾き調
整機構と、 上記光軸を少なくとも所定方向に平行移動させる平行移
動調整機構と、 を具備し、上記傾き調整機構と上記平行移動調整機構と
は、同一の枠部材に一体形成されていることを特徴とす
る光学系位置調整可能な鏡枠。 - 【請求項2】 レンズ若しくは鏡枠の光軸の光学系位置
を調整可能な鏡枠において、 上記光軸の傾きを任意の方向に調整するため、少なくと
も一対の弾性部を有し、該弾性部の変形を利用して傾き
調整を行なう傾き調整機構と、 上記光軸を任意の位置に調整するために、少なくとも一
対の弾性部を有し、該弾性部の変形を利用して平行移動
調整を行なう平行移動調整機構と、 を具備し、上記傾き調整機構と上記平行移動調整機構と
は、同一の枠部材に一体形成されていることを特徴とす
る光学系位置調整可能な鏡枠。 - 【請求項3】 レンズ若しくは鏡枠の光軸の光学系位置
を調整可能な鏡枠において、 レンズ若しくは鏡枠を保持する第1の枠部と、 上記第1の枠部を弾性部により支持する第2の枠部と、 上記第2の枠部を弾性部により支持する第3の枠部と、 上記第2の枠部に設けられ、上記第1の枠部に当接して
それぞれ上記光軸の傾きと上記光軸の平行移動を調節す
る2つの調整部材と、 上記第3の枠部に設けられ、上記第2の枠部に当接して
それぞれ上記光軸の傾きと上記光軸の平行移動を調節す
る2つの調整部材と、 を具備していることを特徴とする光学系位置調整可能な
鏡枠。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009324A JP2000206389A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 光学系位置調整可能な鏡枠 |
| US09/469,763 US6262853B1 (en) | 1998-12-25 | 1999-12-22 | Lens barrel having deformable member |
| CNB991265750A CN1171106C (zh) | 1998-12-25 | 1999-12-24 | 镜筒装置 |
| CNB2004100683334A CN1329760C (zh) | 1998-12-25 | 1999-12-24 | 镜筒装置 |
| US09/872,043 US6411448B2 (en) | 1998-12-25 | 2001-06-01 | Lens barrel |
| US10/141,209 US6556362B2 (en) | 1998-12-25 | 2002-05-07 | Lens barrel |
| US10/351,676 US6661589B2 (en) | 1998-12-25 | 2003-01-23 | Lens barrel |
| US10/712,503 US6768599B2 (en) | 1998-12-25 | 2003-11-13 | Lens barrel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009324A JP2000206389A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 光学系位置調整可能な鏡枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000206389A true JP2000206389A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11717306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11009324A Withdrawn JP2000206389A (ja) | 1998-12-25 | 1999-01-18 | 光学系位置調整可能な鏡枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000206389A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002131605A (ja) * | 2000-08-18 | 2002-05-09 | Nikon Corp | 保持装置、光学素子保持装置、鏡筒及び露光装置並びにマイクロデバイスの製造方法 |
| JP2002156284A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-31 | Ishizuka Electronics Corp | 赤外線温度センサ |
| JP2005331541A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 光軸調節装置および光軸自動調節システム |
| JP2006091725A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Nalux Co Ltd | レーザ光源を含む光学装置およびその調整方法 |
| JPWO2004109357A1 (ja) * | 2003-06-06 | 2006-07-20 | 株式会社ニコン | 光学素子保持装置、鏡筒、露光装置、及びデバイスの製造方法 |
| US7139137B2 (en) | 2003-05-21 | 2006-11-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Support mechanism, exposure apparatus having the same, and aberration reducing method |
| EP1821125A1 (en) * | 2006-02-20 | 2007-08-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Lens apparatus and optical apparatus |
| CN102565979A (zh) * | 2010-12-17 | 2012-07-11 | 上海航天设备制造总厂 | 光学镜架精调机构 |
| CN113009664A (zh) * | 2021-03-09 | 2021-06-22 | 中国人民解放军32801部队 | 用于调整光学元件的调整装置、光学元件及其调整方法 |
| CN114859541A (zh) * | 2021-03-26 | 2022-08-05 | 郑州思昆生物工程有限公司 | 一种荧光显微成像系统的照明装置和位置调节结构 |
-
1999
- 1999-01-18 JP JP11009324A patent/JP2000206389A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7746575B2 (en) | 2003-05-21 | 2010-06-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Support mechanism, exposure apparatus having the same, and aberration reducing method |
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| CN114859541A (zh) * | 2021-03-26 | 2022-08-05 | 郑州思昆生物工程有限公司 | 一种荧光显微成像系统的照明装置和位置调节结构 |
| CN114859541B (zh) * | 2021-03-26 | 2024-01-26 | 郑州思昆生物工程有限公司 | 一种荧光显微成像系统的照明装置和位置调节结构 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060404 |