JP2000206464A - 照明装置およびそれを用いた投写型表示装置 - Google Patents
照明装置およびそれを用いた投写型表示装置Info
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Abstract
射光線の平行性を維持しながら、明るく照度比の高い照
明光を得られる照明装置を提供する。 【解決手段】 ランプ1からの光束は楕円リフレクタ2
によってグラスロッド3の入射面に集光され、グラスロ
ッド3の内面反射によってインテグレーションされる。
グラスロッド3の出射面上の照明情報は、集光レンズ5
によって液晶パネル8上に結像されるが、その途中に形
成される3次光源像の位置にPBS偏光変換アレイが配
置され照明光の偏光軸が揃えられる。
Description
れを用いた投写型表示装置に関し、特に液晶を利用した
電気光学装置の画像を拡大投写する投写型表示装置に好
適なものである。
示装置(液晶プロジェクタ)は、投写画像の明るさとそ
の均一性を示す照度比の改善に注目が集まっている。こ
れらを同時に実現する技術としては、フライアイレンズ
の組み合わせにより光束を分割し液晶パネル上で重畳さ
せるとともに、その光路上で偏光分離および偏光変換を
する、いわゆるインテグレータ偏光変換光学系が主流に
なってきている。この光学系は明るさと照度比の2つの
特性を両立させる一つの解ではあるが、液晶パネルへの
入射光線の発散角が広がるため、一方では、それを低減
させるための照明系も望まれている。
つつ照度比を改善する技術としては、特開平9−160
034号公報のようなロッドレンズを用いた照明系が提
案されている。これらは、ロッドレンズ出射端面で複数
の光源像を重畳し、その出射端面の照明情報を液晶パネ
ル上に結像する光学系であるため、比較的小型の液晶パ
ネルに対しても入射光線の発散角を低減することができ
る。
を用いた照明系は、比較的小型の液晶パネルをターゲッ
トにして入射光線の発散角を低減することを目的とした
光学系であるが、偏光変換光学系を併用しながら本来の
特徴を維持する照明系は実現されていない。従って、後
述するような例えばマイクロレンズを利用した単板型の
投写型表示装置のように入射光線の平行性が重要視され
る光学系では明るさと照度比とがトレードオフの関係に
あった。
その目的とするところは、比較的小型の光学系により、
被照射面への入射光線の平行性を維持しながら、明るく
照度比の高い照明光を得られる照明装置を実現すること
にある。また、その照明装置を用いることによって、明
るく照度比の高い画像投写の可能な投写型表示装置を実
現することにある。
に、本発明の照明装置は、光源手段と、該光源手段から
の光を集光する第1の集光手段と、前記集光された光を
入射面より入射し内面反射させて出射面に出射するグラ
スロッドと、該グラスロッドから出射される光束を被照
射面に対して集光する第2の集光手段と、前記グラスロ
ッドと前記被照射面との間に配置され、前記グラスロッ
ドから出射される光束を偏光軸が互いに略直交する2つ
の直線偏光光束に分離し一方の光束を他方の光束の直線
偏光軸に変換する偏光変換手段とを有することを特徴と
する。
集光させ1次光源像を形成する第1の集光手段と、前記
1次光源像からの光束を内面反射によって複数の光束に
分割して射出し複数の2次光源像を形成する光束分割手
段と、該光束分割手段の出射面の照明情報を被照射面に
結像する第2の集光手段と、前記光束分割手段と前記被
照射面との間に配置され、前記光束分割手段から出射さ
れる光束を偏光軸が互いに略直交する2つの直線偏光光
束に分離し一方の光束を他方の光束の直線偏光軸に変換
する偏光変換手段とを有することを特徴とする。
からの光束をグラスロッドあるいは光束分割手段によっ
て拡散させないように重畳(インテグレーション)して
射出し、偏光変換手段によって偏光軸を合わせた状態で
被照射面を照明する構成であるので、被照射面の照明に
対する光利用効率を向上でき、その照射面での輝度むら
も低減することができる。また、内面反射を利用したグ
ラスロッド(光束分割手段)により光拡散を少なくして
その出射面に重畳した光を射出するので、光束の広がり
が少なく小型の照射面に対して比較的平行性の高い照明
を行うことができる。
記第2の集光手段は、前記グラスロッド(光束分割手
段)と前記被照射面との間において、前記グラスロッド
(光束分割手段)から出射された光束を集光し複数の光
源像(3次光源像)を形成し、前記偏光変換手段は前記
複数の光源像(3次光源像)が形成される位置の近傍に
配置されることを特徴とする。
て形成された光源像の位置で偏光変換が行われるため、
偏光変換手段を小型にできるとともに小型の被照射面に
対して入射光線の平行性を高めることができる。
偏光変換手段は、前記グラスロッド(光束分割手段)か
ら出射される光束を偏光軸が互いに略直交する2つの直
線偏光光束に分離し互いに異なる方向に出射させる複数
の偏光分離手段と、該分離された一方の光束を他方の光
束の進行方向に揃える複数の反射手段と、該分離された
一方の光束を他方の光束の直線偏光軸に変換する複数の
偏光軸回転手段とから構成されることを特徴とする。
成されるそれぞれの位置で偏光変換を行うことができる
ため、小型の偏光変換手段によって確実に偏光変換を行
うことができる。
偏光分離手段は、前記複数の光源像の中で前記偏光分離
が行われる方向において中心となる光源像が互いに離反
する2つの方向に反射される構成を含むことを特徴とす
る。
いて中心となる光源像の反射光が2つに別れて反射手段
に入射される構成であるため、偏光分離手段および反射
手段を小型にできる。従って、隣の光源像との隙間が小
さくても偏光変換が可能となり偏光変換の効率を高める
ことができる。さらに、アークサイズの大きい高出力光
源の使用による高輝度化や断面積の小さいグラスロッド
(光束分割手段)の使用による高照度比化も可能とな
る。
となる光源像のための偏光分離手段および反射手段の反
射面の大きさが、中心以外の光源像のための偏光分離手
段および反射手段の反射面の大きさより小さいことを特
徴とする。
をそこに入射する光源像の大きさに合わせることができ
るため、効率的に偏光変換することができる。また、偏
光変換手段を構成する偏光分離手段および反射手段の数
を減らし偏光変換手段を簡略化することができる。
前記中心となる光源像のための偏光分離手段および反射
手段の反射面の大きさが、中心以外の光源像のための偏
光分離手段および反射手段の反射面の大きさと等しいこ
とを特徴とする。
きさを揃えることにより、偏光変換手段の薄型化が可能
になる。
分離手段は、前記複数の偏光分離手段による反射方向が
全て同方向となるように構成されることを特徴とする。
向を揃えることができるため、全ての素子を積層形成後
に切断する等の容易な製造が可能になる。
偏光変換手段の、前記反射手段によって反射され出射す
る光束の出射面に、出射光の進行方向を変える偏向手段
をさらに有することを特徴とする。
射手段によって本来の光路から外れた光束を偏向し被照
射面に入射させることができるため、被照射面への入射
効率を高めることができる。
(光束分割手段)の入射面に入射光を制限する開口手段
をさらに有することを特徴とする。
束分割手段)の入射面に形成される光源像(1次光源
像)の大きさを制限させることにより偏光変換手段が配
置される位置の光源像(3次光源像)を小型にすること
ができるため、偏光変換手段への不要な光の進入を防止
しまた偏光変換手段を小型化することも可能である。
の偏光分離方向で入射光を制限する開口を有することを
特徴とする。
交する方向の光束は効率的に偏光変換手段に入射させな
がら、偏光変換のために必要な偏光分離方向のみに光源
像を分離する空間を確保することができる。
偏光変換手段の入射側に配置され、該偏光変換手段への
入射光の一部を遮蔽する遮光手段をさらに有することを
特徴とする。
光束と異なる光束の進入を軽減させることができるた
め、偏光変換後の偏光度が向上される。従って、これを
液晶プロジェクタに用いれば投写画像のコントラストを
高めることができる。
偏光回転手段は1/2波長板であることを特徴とする。
板により確実な偏光変換が可能であり、また形状の自由
度が高いため、P偏光の変換用にもS偏光の変換用にも
配置が可能である。
記載の照明装置と、該照明装置からの光束を複数の原色
光に分離する分光手段と、該分光手段からの光束を変調
する電気光学装置と、該電気光学装置によって変調され
た光を投写する投写手段とを備えることを特徴とする。
く照度比の高い照明光を用いることにより、照度比が高
く明るい投写画像を得ることができる。また、照明光に
平行性が要求される例えば単板型の投写型表示装置を高
輝度、高照度比で実現することができる。
て、前記分光手段は、前記偏光変換手段と前記電気光学
装置との間に配置されることを特徴とする。
ン(重畳)され偏光変換された照明光に対して分光を行
うため、原色光への分離が確実に行われその後の分光の
乱れも少ない。また、偏光変換手段と電気光学装置の間
で光学系の光路を折り曲げることができるため、光学系
を小型にすることができる。
本発明の実施の形態をあげて、さらに詳細に説明する。
発明による照明装置の第1の実施形態を示す図である。
ランプ1と、第1の集光手段である楕円リフレクタ2
と、光束分割手段であるグラスロッド3と、第2の集光
手段を構成する第1の集光レンズ4、第2の集光レンズ
5および、第3の集光レンズ6と、偏光変換手段である
偏光分離・偏光変換アレイ(以下、PBS変換アレイと
いう。)7とを備え、被照射面を有する液晶パネル8を
照明する装置である。本実施の形態では、被照射面を有
する電気光学装置として液晶パネルを例にとっている。
傍に配置され、ランプ1から出射された光束は、楕円リ
フレクタ2によって反射され楕円リフレクタ2の第2焦
点近傍に集光され、グラスロッド3の入射面上に光源ラ
ンプの像を結像するようにして1次光源像G1を形成す
る。なお、楕円リフレクタ2は、放物面リフレクタでも
よくその場合にはグラスロッド3の前段に放物面リフレ
クタから出射される平行光束をグラスロッド3の入射面
に向けて集光するための集光レンズをさらに設ければよ
い。
ロッドである。グラスロッド3に入射された光束は、グ
ラスロッド3内で内面反射を繰り返し複数の2次光源像
G21、G22、G23、…(図2参照)を形成する。
用の説明図である。グラスロッド3の断面形状は図2
(b)に示すように横a、縦bの大きさの四角形であ
り、それぞれ互いに対向する反射面(内面)は平行であ
る。すなわち、図において、縦方向の2反射面は互いに
平行で、横方向の2反射面は互いに平行である。また、
aとbの比は被照射面である液晶パネル8の画素領域
(表示領域)の形状の比と略等しく、それらは相似形で
ある。グラスロッド3の長さは、2次光源像G21、G
22、G23、…からの光束の中心光線(一点鎖線で図
示される光軸)がグラスロッドの出射面の中心を通るよ
うに設定されている。この際、この断面形状を、グラス
ロッド3の入射面へ楕円リフレクタ2によって集光され
る入射光束がグラスロッド3が無い状態の場合に生じ得
る光束の広がりE(図2(a))より十分に小さくなる
ように設定すると、光束の一部がグラスロッド3の内面
で反射されて1次光源像G1の虚像となる2次光源像G
21、G22、G23、…が複数生成される。図示され
る1次光源像はG1であり、これはグラスロッド3の内
面での反射無しに出射面に出射される光成分の虚像であ
る2次光源像G21でもある。また、2次光源像G22
はグラスロッド内面で2回反射されて出射面に出射され
る光成分の虚像であって、出射面には斜めに出射される
光成分であるため、G21から外れた斜め方向に虚像が
位置する。2次光源像G23については、グラスロッド
内面で3回反射されて出射面に出射される光成分の虚像
であって、出射面には斜めに出射される光成分であるた
め、G21およびG22から外れた斜め方向に虚像が位
置する。このように、内面反射回数毎に2次光源像が形
成され、複数の2次光源像G21、G22、G23、…
からの光束がグラスロッド3の出射面上で重畳され、そ
の出射面に対するグラスロッド3内からの光出射方向も
様々な方向からの重畳された光となるため、その出射面
上には明るさのムラが低減され照度比を高められた照明
情報が形成されることになる。そしてこのグラスロッド
3の出射面に射出された光束は、図3に示すように集光
レンズ4および集光レンズ5によって集光され、それぞ
れ2次光源像G21、G22、G23、…に対応する3
次光源像G31、G32、G33、…が形成される。グ
ラスロッド3内に入射し異なる回数で内面反射した光束
が出射面に異なる角度で重畳されるようになるので、グ
ラスロッド3の出射面には集光レンズ4を配置して出射
面からの出射光が拡散しないようにその出射方向を規制
し集光している。集光レンズ4はグラスロッド3の出射
面に接着により接合されるように配置するとよい。集光
レンズ5は集光レンズ4により出射方向が規制された出
射角度の異なる光束を所定の被照射面上に集光するため
のレンズである。
射面上の照明情報を液晶パネル8上に集光する結像レン
ズでもあり、出射面に重畳された光を集光し、それを出
射面と相似形状の液晶パネル8の画素領域に照射するよ
うに焦点が合わせられる。従って、一旦3次光源像G3
1、G32、G33、…として集光された光束は、集光
レンズ6によって液晶パネル8の画素領域上に定義する
法線に対して平行な方向に近づくように偏向されながら
被照射面である液晶パネル8に照射される。ここで、集
光レンズ6は、光線方向を整えるレンズであるためなく
ても構わない。
分割して重畳し、被照射面と相似形状の光束として出射
することができる構造の他の光分割手段を用いても構わ
ない。
手段からの光束をグラスロッドあるいは光束分割手段に
よって拡散させないように重畳(インテグレーション)
して射出し、偏光変換手段によって偏光軸を合わせた状
態で被照射面を照明する構成であるので、被照射面の照
明に対する光利用効率を向上でき、その照射面での輝度
むらも低減することができる。また、内面反射を利用し
たグラスロッド(光束分割手段)により光拡散を少なく
してその出射面に重畳した光を射出するので、光束の広
がりが少なく小型の照射面に対して比較的平行性の高い
照明を行うことができる。
3、…の集光状態を説明するための図であり、光軸方向
から見た様子を示している。3次光源像G31、G3
2、G33、…の大きさ、数、間隔は、1次光源像G1
の大きさ、入射角、グラスロッド3の断面形状、長さ等
により決定される。特に、3次光源像の大きさは1次光
源像の大きさにまた光源像の間隔はグラスロッド3の断
面形状に依存し、その断面形状が長方形であれば、長辺
方向への光源像の間隔が短辺方向より大きくなる。図4
において、G31は内面反射しない光を含んでグラスロ
ッド3の出射面の中心を光軸として出射される光束の3
次元光源像であるので、光束全体としての光軸周辺に位
置し、その周りに2回内面反射した光を含んでグラスロ
ッド3から出射された光束の3次元光源像G32が8方
に点在して位置する。図示していないが、G32の外側
にグラスロッド3で3回内面反射した光を含む光束の3
次元光源像がG31をから放射状に点在することにな
る。
図4のy軸方向(横方向)が長辺となる長方形であり、
従ってそれと相似形であるグラスロッド3の断面もy軸
方向が長辺となる長方形であって、光源像のY軸方向の
間隔y1はY軸と直交するz軸方向の間隔z1より大き
い。さらに、本出願人の検討によれば、図4に示すよう
な9個の光源像の周りにもグラスロッド3で多数の内面
反射した光束による光源像は形成される場合があるが、
中心の光源像G31に最も光エネルギーが集中し、それ
を含めてここに示す9個の光源像にエネルギーが集中し
ていることが分かった。従って、この9個の光源像を比
較的隙間の大きいy軸方向の光源像の隙間を使って、偏
光分離および偏光変換すればいい。
たPBS偏光変換アレイ7の実施形態であり、そのXY
断面図である。PBS偏光変換アレイ7は、入射する光
束を偏光軸が互いに略直交するP偏光とS偏光の2つの
直線偏光光束に分離し互いに異なる方向(例えば略直交
する方向)に出射させるための偏光分離手段である偏光
分離膜9(9a、9b、9c、9d)と、各偏光分離膜
9によってそれぞれ反射された一方の偏光(S偏光)光
束を反射し、偏光分離膜9を透過した他方の偏光(P偏
光)光束の進行方向に揃えるための反射手段である反射
膜10(10a、10b、10c、10d)と、入射す
る一方の偏光(S偏光)光束の偏光軸を回転して他方の
偏光(P偏光)光束に合わせるための偏光軸回転手段で
ある1/2波長板11(11a、11b、11c、11
d)と、偏光分離膜9を経由せずに反射膜10に入射す
る光束を遮蔽するための遮光手段である遮光板12(1
2a、12b、12c、12d)と、それらの間隙を埋
めてアレイを形成する柱状の複数のプリズム13とから
形成される。各偏光分離膜9および反射膜10は、いず
れか一つのプリズムの斜面に形成されその膜を介して対
向するプリズムの斜面と接着により接合される。但し、
偏光分離膜9a,9c、反射膜10a,10cは、プリ
ズム13の斜面の途中までに膜形成し、対向するプリズ
ム13の斜面と貼り合わせられている。なお、1/2波
長板11と遮光板12はプリズム13の入射面に配置さ
れる。
イ7は、集光レンズ5によって集光される前記の3次光
源像G31,G32の光束がその入射面近傍に形成さ
れ、偏光分離膜9に入射するように、3次元光源像光束
の光路中に配置され、例えば、偏光分離膜9aに入射し
た光束(3次元光源像G31の光束)のうちのP偏光光
束は光束P1として透過し、反射されたS偏光光束は反
射膜10aでさらに反射され前述の光束P1と進行方向
を揃えられ、1/2波長板11aを透過することによっ
てその偏光面が略90゜回転されP偏光光束に変換され
て光束P2として射出される。一方、偏光分離膜9bお
よび反射膜10bの大きさはそれぞれ偏光分離膜9aお
よび反射膜10aの大きさの2倍であり、偏光分離膜9
bに入射した光束(3次元光源像G32、その他にG3
3,…を含めてもよい。)も全て前述と同様にして、反
射膜10bにより方向を揃え且つ1/2波長板11bで
偏光変換してP偏光光束に揃えられ光束P3、P4とし
て射出される。以下、偏光分離膜9c,反射膜10c,
1/2波長板11cによる偏光変換、偏光分離膜9d,
反射膜10d,1/2波長板11dによる偏光変換は、
光軸(図中一点鎖線)に対して対称な9a,10a,1
1aによる偏光変換、9b,10b,11bによる偏光
変換と同様に、入射する光束を互いに略直交する2つの
偏光光束に分離し、一方の偏光を他方の偏光に揃え同一
方向に出射する。偏光分離膜9a,9cは3次元光源像
G31の光束をY軸方向に2分割して異なる光路で出射
するものである。
構成してもよい。
/2波長板11を使うことは、簡易な方法で確実な偏光
変換を行う上で有効である。また、波長板は形状の自由
度が高いため、前述したS偏光の変換用に限らず、P偏
光光束の出射面に配置してP偏光をS偏光に変換してS
偏光に揃えて出射することも可能である。なお、遮光板
12は、偏光変換後に偏光光束と異なる光束、本実施形
態では偏光変換後にS偏光光束となる光束の進入を軽減
させるものであり、これにより偏光変換後の偏光度を向
上させることができる。
照射する照明装置を液晶プロジェクタ等の投写型表示装
置に用いれば、照明装置による被照射面への光は光源光
を拡散させないようにして分割し且つ重畳した上で、偏
光変換して液晶パネルへ入射する光の偏光軸を揃えてい
るので、光源光の光利用効率を高めることができ、投写
画像のコントラストを高めることができる。
によって小面積に縮められて形成された光源像の位置で
偏光変換が行われるため、偏光変換手段を小型にできる
とともに小型の被照射面に対して入射光線の平行性を高
めることができる。また、複数の光源像が形成されるそ
れぞれの位置でそれぞれの光源像の大きさに合わせた反
射面により偏光変換を行うことができるため、小型の偏
光変換手段によって確実に偏光変換を行うことができ
る。
る光源像は偏光分離方向において3個であり、その中心
の光源像は両側に2つに分離される形で偏光変換され、
両端の光源像はさらにその外側に展開する形で偏光変換
される構成であるため、偏光分離手段である偏光分離膜
9a、9cおよび反射手段である反射膜10a、10c
を小型にできる。従って、隣の光源像との隙間が小さく
ても偏光変換が可能となり偏光変換効率を高めることが
できる。さらに、小さい面積で光源像を分離し偏光変換
ができるため、アークサイズの大きい高出力光源の使用
による高輝度化や断面積の小さいグラスロッド(光束分
割手段)の使用による高照度比化も可能となる。なお、
前述したようにエネルギーのほとんどが9個の光源像に
集中しているため、偏光分離膜9b、9dおよび反射膜
10b、10dはその外側の光源像を救済する目的から
それぞれの反射膜の大きさを制限する必要がないため、
その部分における偏光変換効率も高めることができる。
て、ツイステッドネマチック型、水平配向型、垂直配向
型、強誘電型など偏光板を必要とする液晶を用いた場合
は、図示しない一対の偏光板の間に液晶パネル8を介在
させて構成する。また、高分子分散型などの光散乱型の
液晶の場合は、偏光板を用いずに液晶パネルだけ配置す
る。液晶パネル8は、複数の画素がマトリクス状に配置
されており、各画素毎にその画素の表示情報に応じた電
圧を電気光学装置である液晶に印加して、各画素毎に出
射光量を可変させて入射光の変調を行う。液晶パネル8
が透過型液晶パネルである場合には、入射側と反対側か
ら光出射され、その変調光により画像表示がなされる。
先に述べたように、グラスロッド3の断面形状は液晶パ
ネル8の画素領域に応じた相似形状であるため、この出
射面での光束の断面形状も画素領域と相似形状となり、
集光レンズ5により照射された光は液晶パネル8の画像
領域とほぼ一致又は包含するように照射すると、光の利
用効率は高くできる。
ば、グラスロッド3の内面反射を利用することによって
インテグレーションをするため、光束の広がりが少なく
小型の液晶パネル等の電気光学装置に対しても比較的平
行性の高い照明を、高効率かつ高照度比で行うことがで
きる。
発明の照明装置の第2の実施形態における偏光変換手段
を示す図である。
施形態と同様の構成要素については同一符号を付けて説
明を省略する。
7は、入射する光束を偏光軸が互いに略直交する2つの
直線偏光(P偏光,S偏光)光束に分離し互いに異なる
方向(例えば略直交す方向)に出射させるための偏光分
離手段である偏光分離膜14(14a、14b、14
c、14d、14e、14f)と、各偏光分離膜14に
よってそれぞれ反射された他方の偏光(S偏光)光束ま
たは偏光分離膜14によって透過された一方の偏光(P
偏光)光束を反射し、偏光分離膜14を透過した一方の
偏光(P偏光)光束または反射された他方の偏光(S偏
光)光束の進行方向に揃えるための反射手段である反射
膜15(15a、15b、15c、15d、15e、1
5f)と、入射する他方の偏光(S偏光)光束の偏光軸
を回転して一方の偏光(P偏光)光束に合わせるための
偏光軸回転手段である1/2波長板16(16a、16
b、16c、16d)と、本来の光路を経由せずにPB
S偏光変換アレイを出射する光束を遮蔽するための遮光
手段である遮光板17(17a、17b、17c、17
d)と、それらの間隙を埋めてアレイを形成する複数の
プリズム18とから形成される。第1の実施形態におけ
るPBS偏光変換アレイとの違いは、全ての偏光分離膜
14および反射膜15の大きさが等しい点にある。ま
た、遮光板17が反射膜15への入射面だけでなく特定
の偏光分離膜14c、14fへの入射面にも存在する点
にある。さらに、1/2波長板16も偏光分離膜14あ
るいは反射膜15のいずれか一方の出射面のみに存在す
るのではなく、特定の両者の出射面に配置される点にあ
る。なお、第1の実施形態におけるPBS偏光変換アレ
イと同様に、偏光分離膜14および反射膜15は、いず
れか一つのプリズムの斜面に形成されその膜を介して対
向するプリズムの斜面と接着により接合される。
イは、集光レンズ4,5によって集光される前記の3次
光源像G31,G32がその入射面近傍に形成され、偏
光分離膜14a、14b、14d、14eおよび反射膜
15b、15eに入射するように、3次元光源像G3
1,G32光束の光路中に配置され、例えば、偏光分離
膜14aに入射した光束(3次元光源像G31の光束)
のうちのP偏光光束は光束P1として透過し、反射され
たS偏光光束は反射膜15aでさらに反射され前述の光
束P1と進行方向を揃えられ、1/2波長板16aを透
過することによってその偏光面が略90゜回転されP偏
光光束に変換されて光束P2として射出される。偏光分
離膜14bに入射した光束(3次元光源像G32の光
束)も同様に光束P3、P4として射出される。しかし
反射膜15bに直接入射した光束(3次元光源像G32
の光束)の挙動は違い、反射膜15bによって反射され
た光束は偏光分離膜14cによってP偏光光束とS偏光
光束に分離され、反射されたS偏光光束は1/2波長板
16bによってその偏光面が90°回転されP偏光光束
に変換されて光束P5として射出され、偏光分離膜14
cを透過したP偏光光束は反射膜15cで反射されて前
述の光束P5と進行方向を揃えられ光束P6として射出
される。
1/2波長板16cによる偏光変換と、偏光分離膜14
e,反射膜15e,1/2波長板16dによる偏光変換
と、反射膜15e,偏光分離膜14f,1/2波長板1
6d,反射板15fによる偏光変換とは、前述の光軸を
挟んで対称となる位置での偏光変換と同様になる。この
ように、結果的には、射出される全ての光束はP偏光光
束に揃えられる。
に、本実施形態によれば、全ての反射面の大きさを揃え
ることにより、偏光変換手段の薄型化が可能になる。ま
た、各反射膜の大きさが揃うためPBS偏光変換アレイ
の製造も容易になる。なお、遮光板17は、反射膜15
a、15dへの不要光の進入を防ぐ遮光板17a、17
cと、偏光分離膜14c、14fと反射膜15c、15
fへの不要光の進入を防ぐ遮光板17b、17dより構
成される。また、1/2波長板16は本実施形態で説明
した位置に限らず、全ての出射光をS偏光光束に揃える
ように配置しても構わない。
しても構わない。
発明による照明装置の第3の実施形態における偏光変換
手段を示す図である。
施形態と同様の構成要素については同一符号を付けて説
明を省略する。
7は、集光レンズ4,5により集光されて入射する光束
を偏光軸が互いに略直交する2つの直線偏光(P偏光,
S偏光)光束に分離し互いに異なる方向(例えば略直交
する方向)に出射させるための偏光分離手段である偏光
分離膜19(19a、19b、19c)と、各偏光分離
膜19によってそれぞれ反射された他方の偏光(S偏
光)光束を反射し、偏光分離膜19を透過した一方の偏
光(P偏光)光束の進行方向に揃えるための反射手段で
ある反射膜20(20a、20b、20c)と、入射す
る他方の偏光(S偏光)光束の偏光軸を回転して一方の
偏光(P偏光)光束に合わせるための偏光軸回転手段で
ある1/2波長板21(21a、21b、21c)と、
偏光分離膜19を経由せずに反射膜20に入射する光束
を遮蔽するための遮光手段である遮光板22(22a、
22b、22c)と、それらの間隙を埋めてアレイを形
成する複数のプリズム23とから形成される。第1およ
び第2の実施形態におけるPBS偏光変換アレイとの違
いは、全ての偏光分離膜19および反射膜20の大きさ
が等しく、その反射方向が等しい点にある。なお、第1
および第2の実施形態におけるPBS偏光変換アレイと
同様に、偏光分離膜19および反射膜20は、いずれか
一つのプリズムの斜面に形成されその膜を介して対向す
るプリズムの斜面と接着により接合される。
イは、前記の3次光源像がその入射面近傍に形成され、
偏光分離膜19a、19b、19cに入射するように3
次元光源像の光束の光路中に配置され、例えば、偏光分
離膜19aに入射した光束のうちのP偏光光束は光束P
1として透過し、反射されたS偏光光束は反射膜20a
でさらに反射され前述の光束P1と進行方向を揃えら
れ、1/2波長板21aを透過することによってその偏
光面が略90゜回転されP偏光光束に変換されて光束P
2として射出される。偏光分離膜19bおよび19cに
ついても同様であり、偏光分離膜19b,反射膜20
b,1/2波長板21bによる偏光変換と、偏光分離膜
19c,反射膜20c,1/2波長板21cによる偏光
変換は、偏光分離膜19a,反射膜20a,1/2波長
板21aによる偏光変換と同様に行われる。結果的には
射出される全ての光束はP偏光光束に揃えられる。
に、本実施形態によれば、全ての反射面の方向を揃える
ことにより、偏光変換手段の構成および作用が簡略化さ
れる。従って、全ての素子を積層したバルク部材から4
5゜斜め方向に切断することによりPBS偏光変換アレ
イを製造するような簡単な製造が可能になる。なお、遮
光板22は、反射膜20a、20b、20cへの不要光
の進入を防ぐ位置に配置される。また、1/2波長板2
1は本実施形態で説明した位置に限らず、全ての出射光
をS偏光光束に揃えるように配置しても構わない。
しても構わない。
発明による照明装置の第4の実施形態における偏光変換
手段を示す図である。
施形態と同様の構成要素については同一符号を付けて説
明を省略する。
説明したPBS偏光変換アレイ7を一例に挙げて説明を
するが、その他の実施形態において説明したPBS偏光
変換アレイ7に対しても適用可能である。
7の先に説明した実施形態におけるそれとの違いは、1
/2波長板24(24a、24b、24c)が偏光分離
膜9を透過したP偏光光束の光路上に配置される点と、
一部のS偏光光束の出射光路上に偏光分離膜9と反射膜
10とによって本来の光路から外れた光束を被照射面に
向けて偏向するための偏向手段である偏向プリズム25
(25a、25b)を配置した点にある。すなわち、P
BS偏光変換アレイ7はグラスロッド3の出射面上の照
明情報を液晶パネル8上に結像するための集光レンズ5
の後段に配置されるため、そこで偏光分離膜9によって
反射された光束は偏向分離膜9と隣の反射膜10との距
離分光路が偏心され、集光レンズ5の本来の光路から外
れることになる。従って、PBS偏光変換アレイ7から
出射される光束の少なくとも最外出射面に偏向プリズム
25を接合することにより、その出射面から出射される
光の偏心分を偏向手段である偏向プリズム25で補正す
るわけである。
3と同じ材質であり、それに入射する光束の進行方向を
液晶パネル8に近づくように偏向する方向に斜面が形成
されている。すなわち、偏向分離膜9bによって反射さ
れ反射膜10bによって進路を変えられた光束は、偏向
プリズム25aがない場合には破線26のような光路を
通るところを偏向プリズム25aの屈折作用によって実
線27の方向に補正するものである。従って、本実施形
態によれば、液晶パネル8の外側に漏れてしまう光束の
方向を補正し液晶パネル8に入射させることができるた
め、液晶パネル8への入射効率を高めることができる。
ず、少なくとも最も外側から出射する光束を反射する反
射膜10bおよび10dの設置角度を変えて、そこで反
射する光束の方向を補正するようにして、この反射膜に
本実施形態で説明した偏向プリズム25の機能を併せ持
たせても構わない。また、反射膜10a、10cの出射
面上にも偏向プリズムを設けても構わない。さらに、本
実施形態では1/2波長板24a、24cと偏向プリズ
ム25a、25bとの積層を避けるために1/2波長板
24の設置位置を偏光分離膜9の透過光路上にしたが、
その反射光路上でも構わない。
施形態だけでなく、他の実施形態のPBS偏光変換アレ
イ7における外側から出射される光束の光路中に同様に
偏向手段を配置することにより、液晶パネルへ照射する
光を増やすことができる。
発明による照明装置の第5の実施形態を示す図である。
施形態と同様の構成要素については同一符号を付けて説
明を省略する。
けるグラスロッド(光束分割手段)3の入射面上に入射
光を制限するための開口手段であるアパーチャを設けた
点にある。図9(a)には透過する開口が円形の円形ア
パーチャ28を、図9(b)には開口が矩形の矩形アパ
ーチャ29を示した。各図の斜線図への入射光はアパー
チャにより遮光される。
パーチャを設けることはそこに形成される1次光源像G
1を小さくすることと等価である。前述したように2次
および3次光源像の大きさは1次光源像の大きさに依存
するため、本実施形態によればPBS偏光変換アレイ7
が配置される位置の3次光源像の各々の大きさを小さく
することができる。従って、各3次光源像間の間隔(図
4におけるy1、z1)が広がるために、PBS偏光変
換アレイ7への不要な光の進入を低減させることがで
き、遮光板をなくすこともできる。つまり、PBS偏光
変換アレイ7に入射する光束の間隔が狭いと、入射面に
遮光板を配置して偏光変換できない入射面に光入射しな
いように対処が必要となると共にそこでの光損失が起こ
るが、光束の間隔が広がれば光束自体である程度の光分
離ができるようになるので、光損失が少なくなり、場合
によっては遮光板が不要となる。
ような矩形アパーチャ29によれば、偏光変換のための
スペースが必要なY軸方向のみにアパーチャとしての作
用をさせることができるため、矩形アパーチャ29部の
透過効率を維持しながら、3次光源像の分離性能を高め
ることができる。
本発明による照明装置を用いた投写型表示装置の実施形
態の全体の構成を示す図である。本実施形態の投写型表
示装置では、前述した照明装置の各実施形態のいずれか
の照明装置を用いることができる。
ではグラスロッド3の出射面上の照明情報(出射面の形
状に沿って出射される光束)が集光レンズ5により相似
拡大されて液晶パネル8を照明することになる。従っ
て、液晶パネル8やグラスロッド3断面の大きさにもよ
るが、偏光変換手段であるPBS偏光変換アレイ7と液
晶パネル8または集光レンズ6(集光レンズ6は入射光
を平行化して液晶パネル8に照射する)との間には、拡
大率に応じた空間が生じる。当然のことながら、この距
離が大きくなるほど集光レンズ5による共役比が増大す
るため液晶パネル8への入射光線の平行性は高まること
になる。本実施形態においては、この空間を利用し光源
光を複数の色光に分光する分光手段であるダイクロイッ
クミラー30を配置した。
色光、青色光を選択的に反射または透過する互いに異な
る波長選択反射膜がそれぞれ形成され、互いに所定の角
度を有して配置された3枚のダイクロイックミラー30
R、30G、30Bを備えている。例えば、ダイクロイ
ックミラー30Rは、赤色光を反射し、緑色光、青色光
を透過するミラーである。ダイクロイックミラー30G
は、ダイクロイックミラー30Rを透過した緑色光、青
色光をさらに分離するミラーであって、緑色光を反射し
て、青色光を透過する。ダイクロイックミラー30B
は、ダイクロイックミラー30Gを透過した青色光を反
射するミラーである。各ダイクロイックミラー30R、
30G、30Bは、互いに所定の角度を持って配置され
ており、反射された光はそれぞれ異なる方向から液晶パ
ネル8に入射する。本実施形態では液晶パネル8入射前
に集光レンズ6を透過しその屈折作用を受けるが、光束
の分離状態は保たれる。なお、ダイクロイックミラー3
0は3枚のダイクロイックミラーとしているが、光学的
に最後のミラー(30B)は全反射ミラーでもよく、少
なくとも2つのダイクロイックミラーを用いれば分光手
段は構成できる。また、ダイクロイックミラーでなくと
も波長選択反射膜が形成されたプリズムに置き換えても
よい。また、赤色光、緑色光、青色光の色光の分光の順
序はいずれでも構わない。
部分断面図である。液晶パネル8は、分光手段により分
光された各色光束をそれぞれ対応する画素に集光するた
めのマイクロレンズアレイ33を備えたアクティブマト
リクス液晶パネルであり、それらの前後には不図示の一
対の偏光板が配置される。液晶パネル8は、2枚の硝子
等の透明基板34、35の間にツイステッドネマチック
(TN)液晶36が封入され、一方の基板34には共通
電極37および不要光を遮光するためのブラックマトリ
クス38等が形成され、他方の基板35には画素電極3
9、スイッチング素子としての薄膜トランジスタ(TF
T)40等が形成され、TFT40を介して画素電極3
9に電圧が印加されると共通電極37との間に挟まれた
液晶36が駆動される構成である。なお、他方の基板3
5には、複数の走査線と複数のデータ線が交差して配置
され、その交差部付近にTFT40がゲートを走査線、
ソースをデータ線、ドレインを画素電極39に接続して
配置される。そして、走査線には順次選択電圧が印加さ
れ、それに応じてオンした水平方向の画素のTFT40
を介して各画素の駆動電圧が画素電極39に書き込まれ
る。TFT40は非選択電圧の印加によりオフとなり印
加された駆動電圧を図示されない蓄積容量等に保持す
る。液晶パネルの開口部(ブラックマトリクス38の開
口部)に相当する領域に画素電極39は配置され、TF
T40と画素電極39(必要に応じて画素電極に接続さ
れた蓄積容量)により各画素が構成される。なお、液晶
36はTNだけでなく、強誘電型や反強誘電型、この他
水平配向型、垂直配向型、高分子分散型など種々用いる
ことが可能である。
されたマイクロレンズアレイ33と一方の基板34と
が、低屈折率の樹脂層(接着剤)41を介して互いに接
着されている。マイクロレンズアレイ33の単位レンズ
(レンズの凸部または凹部)は、液晶パネル8の水平方
向(走査線方向)の画素ピッチの3倍に相当するピッチ
を有し、ダイクロイックミラー30を異なる角度で反射
して出射する赤色光、緑色光、青色光がマイクロレンズ
アレイ33の各単位レンズに異なる角度で入射し、この
各単位レンズにより赤色光、緑色光、青色光がそれぞれ
水平方向に隣接して単位レンズと対応する3つの画素の
画素電極39付近に集光されるようになる。マイクロレ
ンズアレイ33の各単位レンズは、各色光をこのレンズ
と対応する3つの隣接画素の画素電極に入射光を集光す
るような焦点距離を有する。図においては、液晶パネル
に対して略直進して入射される緑色光Gはマイクロレン
ズアレイ33の単位レンズにより画素電極39Gに集光
されてそのまま出射される。一方、ダイクロイックミラ
ー30Rと30Bが30Gに対して有する角度に対応し
た角度で、緑色光Gに対して互いに対称に入射される赤
色光Rと青色光Bは、単位レンズにより画素電極39R
と39Bにそれぞれ集光され、緑色光Gと対称な角度を
もって出射される。なお、ダイクロイックミラー30で
の分光の順序が異なれば、それに応じて図11に示され
る液晶パネル8への色光の入射位置も異なる。
39に対して集光した各光束は、液晶パネル8に印加さ
れた信号に応じた変調を受けて出射し、投写手段である
投写レンズ31によって前方のスクリーン32上に拡大
投写される。隣接する3つの画素により変調された3つ
の色光は、以上の過程においてスクリーン32上では同
位置に重なるように投写される。なお、本投写型表示装
置は、スクリーン32を背面から投写するリア型でも、
前面から投写するフロント型でも構わない。
照度比の高い照明光を用いることにより、照度比が高く
明るい投写画像を得ることができる。また、本実施形態
で説明したような、照明光に高い平行性が要求される単
板型の投写型表示装置を高輝度、高照度比で実現するこ
とができる。その際、ダイクロイックミラー30をPB
S偏光変換アレイ7と液晶パネル8との間に配置したの
で、インテグレーションおよび偏光変換の終わった照明
光に対して原色光への分離が確実に行われその後の分光
の乱れも少ない。さらに、ダイクロイックミラー30に
よって光路を折り曲げるため、図10に示すように光学
系を小型化することができる。
置に限られるものではなく、分光手段により分光された
3つの色光に対してそれぞれ変調手段となる液晶パネル
を用いた3板式の投写型表示装置に対しても適応可能で
ある。また、液晶パネルは透過型に限定されず、画素電
極を反射電極とした反射型の液晶パネルでも構わない。
反射ミラーを各画素毎に設けて、画像信号に応じて反射
ミラーでの反射角を切換えて変調するミラーデバイス
(例えばテキサスインスツルメント社の開発したデジタ
ルミラーデバイス(DMD)のようなもの)において
も、そのデバイスに光源光を照射する照明装置として本
発明を適用することができる。
されることなく、本発明の趣旨を変更しない範囲で種々
の変形や変更が可能である。
の中心に緑色光の画素を配置する場合について説明した
が、その中心に赤色光または青色光の画素を配置しても
構わない。
説明したが、中空(外枠が硝子等から構成される反射面
で中心が空洞の角柱。この場合は各反射面で光反射す
る。)のライトパイプでも構わない。また、硝子製のロ
ッドでなくとも、樹脂製のロッドしても構わない。
逆であっても構わない。
明装置によれば、比較的小型の光学系により、被照射面
への入射光線の平行性を維持しながら、明るく照度比の
高い照明光を得ることができる。また、その照明装置を
用いることによって、明るく照度比の高い画像投写の可
能な投写型表示装置を実現することができる。
す図。
光束分割の説明図。
成の説明図。
面図。
ける偏光変換手段を示す図。
ける偏光変換手段を示す図。
ける偏光変換手段を示す図。
ける偏光変換手段を示す図。
す図。
示す図。
の説明図。
Claims (19)
- 【請求項1】 光源手段と、該光源手段からの光を集光
する第1の集光手段と、前記集光された光を入射面より
入射し内面反射させて出射面に出射するグラスロッド
と、該グラスロッドから出射される光束を被照射面に対
して集光する第2の集光手段と、前記グラスロッドと前
記被照射面との間に配置され、前記グラスロッドから出
射される光束を偏光軸が互いに略直交する2つの直線偏
光光束に分離し一方の光束を他方の光束の直線偏光軸に
変換する偏光変換手段とを有することを特徴とする照明
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の照明装置において、前
記第2の集光手段は、前記グラスロッドと前記被照射面
との間において、前記グラスロッドから出射された光束
を集光し複数の光源像を形成し、前記偏光変換手段は前
記複数の光源像が形成される位置の近傍に配置されるこ
とを特徴とする照明装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の照明装置において、前
記偏光変換手段は、前記グラスロッドから出射される光
束を偏光軸が互いに略直交する2つの直線偏光光束に分
離し互いに異なる方向に出射させる複数の偏光分離手段
と、該分離した一方の光束を他方の光束の進行方向に揃
える複数の反射手段と、該分離した一方の光束を他方の
光束の直線偏光軸に変換する複数の偏光軸回転手段とか
ら構成されることを特徴とする照明装置。 - 【請求項4】 光源手段と、該光源手段からの光を集光
させ1次光源像を形成する第1の集光手段と、前記1次
光源像からの光束を内面反射によって複数の光束に分割
して射出し複数の2次光源像を形成する光束分割手段
と、該光束分割手段の出射面の照明情報を被照射面に結
像する第2の集光手段と、前記光束分割手段と前記被照
射面との間に配置され、前記光束分割手段から出射され
る光束を偏光軸が互いに略直交する2つの直線偏光光束
に分離し一方の光束を他方の光束の直線偏光軸に変換す
る偏光変換手段とを有することを特徴とする照明装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の照明装置において、前
記第2の集光手段は、前記光束分割手段と前記被照射面
との間において、前記複数の2次光源像を集光し複数の
3次光源像を形成し、前記偏光変換手段は前記複数の3
次光源像が形成される位置の近傍に配置されることを特
徴とする照明装置。 - 【請求項6】 請求項4に記載の照明装置において、前
記偏光変換手段は、前記光束分割手段から出射される光
束を偏光軸が互いに略直交する2つの直線偏光光束に分
離し互いに異なる方向に出射させる複数の偏光分離手段
と、該分離された一方の光束を他方の光束の進行方向に
揃える複数の反射手段と、該分離された一方の光束を他
方の光束の直線偏光軸に変換する複数の偏光軸回転手段
とから構成されることを特徴とする照明装置。 - 【請求項7】 請求項3または請求項6に記載の照明装
置において、前記偏光分離手段は、前記複数の光源像の
中で前記偏光分離が行われる方向において中心となる光
源像が互いに離反する2つの方向に反射される構成を含
むことを特徴とする照明装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の照明装置において、前
記中心となる光源像のための偏光分離手段および反射手
段の反射面の大きさが、中心以外の光源像のための偏光
分離手段および反射手段の反射面の大きさより小さいこ
とを特徴とする照明装置。 - 【請求項9】 請求項7に記載の照明装置において、前
記中心となる光源像のための偏光分離手段および反射手
段の反射面の大きさが、中心以外の光源像のための偏光
分離手段および反射手段の反射面の大きさと等しいこと
を特徴とする照明装置。 - 【請求項10】 請求項3または請求項6に記載の照明
装置において、前記偏光分離手段は、前記複数の偏光分
離手段により分離された2つの直線偏光光束のいずれか
の反射方向が全て同方向となるように構成されることを
特徴とする照明装置。 - 【請求項11】 請求項3または請求項6に記載の照明
装置において、前記偏光変換手段の、前記反射手段によ
って反射され出射する光束の出射面に、出射光の進行方
向を変える偏向手段をさらに有することを特徴とする照
明装置。 - 【請求項12】 請求項1に記載の照明装置において、
前記グラスロッドの入射面に入射光を制限する開口手段
をさらに有することを特徴とする照明装置。 - 【請求項13】 請求項12に記載の照明装置におい
て、前記開口手段は、前記偏光変換手段の偏光分離方向
で入射光を制限する開口を有することを特徴とする照明
装置。 - 【請求項14】 請求項4に記載の照明装置において、
前記光束分割手段の入射面に入射光を制限する開口手段
をさらに有することを特徴とする照明装置。 - 【請求項15】 請求項14に記載の照明装置におい
て、前記開口手段は、前記偏光変換手段の偏光分離方向
で入射光を制限する開口を有することを特徴とする照明
装置。 - 【請求項16】 請求項3または請求項6に記載の照明
装置において、前記偏光変換手段の入射側に配置され、
該偏光変換手段への入射光の一部を遮蔽する遮光手段を
さらに有することを特徴とする照明装置。 - 【請求項17】 請求項3または請求項6に記載の照明
装置において、前記偏光軸回転手段は1/2波長板であ
ることを特徴とする照明装置。 - 【請求項18】 請求項1ないし請求項17のいずれか
に記載の照明装置と、該照明装置からの光束を複数の原
色光に分離する分光手段と、該分光手段からの光束を変
調する電気光学装置と、該電気光学装置によって変調さ
れた光を投写する投写手段とを備えることを特徴とする
投写型表示装置。 - 【請求項19】 請求項18に記載の投写型表示装置に
おいて、前記分光手段は、前記偏光変換手段と前記電気
光学装置との間に配置されることを特徴とする投写型表
示装置。
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