JP2000207079A - デ―タ処理装置およびプログラム記録媒体 - Google Patents

デ―タ処理装置およびプログラム記録媒体

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JP2000207079A
JP2000207079A JP450899A JP450899A JP2000207079A JP 2000207079 A JP2000207079 A JP 2000207079A JP 450899 A JP450899 A JP 450899A JP 450899 A JP450899 A JP 450899A JP 2000207079 A JP2000207079 A JP 2000207079A
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processing device
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Eiji Ohira
栄二 大平
Shigeo Sumino
重雄 炭野
Yuji Sato
裕二 佐藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マウス、ペンを用いないで画面ポインティング
操作を実行可能にする 【解決手段】携帯型データ処理装置に設けた加速度セン
サの出力により利用者が本体を移動した速度を計算する
(32)。前後方向の移動の時には、表示画面を拡大ま
たは縮小し(35,36)、拡大時には拡大率が所定値
に達すると画面中心に表示されているアイコンが示すフ
ォルダあるいはファイルをオープンし、縮小時には、縮
小率が所定値に達するとオープンしているフォルダある
いはファイルをクローズする(100)。左右または上
下方向の移動の時には(37)、画面をその移動方向に
スクロールする(200)。本体に設けられたボタンが
シングルクリックされたときには、直前の拡大、縮小、
スクロール操作を一度繰り返し、そのボタンがダブルク
リックされたときには、直前の拡大、縮小操作を連続し
て所定の拡大率または縮小率が得られるまで繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手で持って利用す
るのに適したデータ処理装置いわゆるポータブルコンピ
ュータに関する。
【0002】
【従来の技術】デスクトップ型のデータ処理装置では、
文字等の情報入力操作のためにはキーボードが主として
入力手段として使用されている。表示されたアイコンの
選択あるいはスクロールのためのスクロールバーの操作
のような画面操作のためにはマウスが主として使用され
ている。一方、近年携帯に適したコンピュータ(いわゆ
るポータブルコンピュータ)も普及している。その例
は、ノート型パーソナルコンピュータ(以下、ノート型
パソコンと呼ぶ)と呼ばれる携帯可能なデータ処理装置
である。他の例はは個人情報端末あるいは携帯型端末と
も呼ばれるノート型パソコンよりも軽量小型である携帯
可能なデータ処理装置である。これらのデータ処理装置
はいずれも片手または両手で持てる程度の重量を有して
いる点で同じである。ノート型パソコンでは、文字入力
にキーボードが使用されるが、手で持って利用可能にす
るためにマウスが用いられないで、カーソル移動キー、
トラックボールなどが用いられている。しかし、多くの
携帯型のデータ処理装置では、操作性から、文字入力に
もペンが情報入力手段として利用され、このペンが画面
操作にも使用されていることが多い。
【0003】特開平10−161619では、画面操作
にペンを使用しない方法として、加速度センサを設け、
利用者が端末を表示画面に水平方向に移動したときにそ
の移動を検出して画面をスクロールし、利用者が端末を
垂直方向に移動したときに、その移動を検出して画面を
拡大もしくは縮小する携帯可能なデータ処理装置を提案
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ペンは、文字の入力手
段としては有効であるが、ペンを使用する度に、ペンを
端末に設けられた格納部より取り出したりそこに格納し
たりする必要があり、この操作が煩わしい。このため、
文字入力以外の用途、例えば画面のポインティング等の
操作にはあまり適切ではない。
【0005】特開平10−161619に提案された、
データ処理装置自体を移動して画面のスクロールあるい
は拡大/縮小等の画面操作を行うことは携帯型のデータ
処理装置の利用者にとって自然な操作であると期待され
る。そこで提案されているのは、画面のスクロールと拡
大/縮小のみである。これらの画面操作は、画面に文書
等のファイルの内容が表示されているときに主として行
われる操作であり、画面の表示を変えるための操作であ
り、画面全体に対して同じ処理を施す画面操作である。
【0006】しかし、データ処理装置では、フォルダア
イコンあるいはファイルアイコンが表示されている画面
(以下、これをフォルダ・ファイルアイコン画面あるい
は単にアイコン画面と呼ぶことがある)からいずれかの
アイコンを選択するという画面に対してポインティング
操作を行う画面操作も必要とするのが通常である。すな
わち、フォルダは一般に階層的に構成され、オープンし
たいファイルはいずれかのフォルダに属している。オー
プンしたいファイルが属するフォルダがオープンされる
まで、上位のフォルダを順次オープンさせ、オープンし
たいファイルのアイコンが画面に表示されたときにその
ファイルのアイコンを選択する。それにより、そのファ
イルを使用するアプリケーションプログラムプログラム
が起動され、そのファイルがオープンされる。ファイル
のオープンのためには、フォルダまたはファイルのアイ
コンの選択という操作が基本的に必要であり、この操作
を実行し易くすることが望ましい。
【0007】さらに、データ処理装置を移動させてそれ
により画面操作を行う方法では、画面変化の量が多いと
き、すなわち、画面のスクロールあるいは拡大/縮小を
続けて行いたいとき、データ処理装置を大きな範囲で移
動させる必要が生じ、利用者にとって操作しにくくな
る。
【0008】したがって、本発明の目的は、アイコンの
選択のような画面の一部を選択するようなポイティング
操作を簡単に行いうるデータ処理装置、とくにポータブ
ルコンピュータを提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、データ処理装置の移
動を利用して画面操作を行いながら、それでいてデータ
処理装置の移動量を大きくしないで、画面操作を続ける
ことが出来るデータ処理装置、とくにポータブルコンピ
ュータを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるデータ処理装置の一つの態様では、上
記データ処理装置の前方あるいは後方への移動を検出可
能な移動検出手段と、上記複数のファイルが属する複数
の階層構造を有する複数のフォルダの一つに属する、い
ずれか一つのフォルダあるいはいずれか一つのファイル
に対応する少なくとも一つのアイコンと、上記複数のフ
ァイルの内の少なくとも一つのファイルの内容とを、利
用者による操作に応答して上記表示画面に切り換えて表
示するユーザ操作処理手段とが設けられる。
【0011】上記ユーザ操作処理手段は、上記移動検出
手段により上記データ処理装置の前方への移動が検出さ
れたことに応答して、上記表示画面に表示されたいずれ
か一つのアイコンに対応するいずれか一つのファイルも
しくはフォルダをオープンし、上記移動検出手段により
上記データ処理装置の後方への移動が検出されたことに
応答して、上記オープンされた一つのファイルまたはフ
ォルダをクローズするオープンクローズ手段を有する。
【0012】より具体的には、上記ユーザ操作処理手段
および上記オープンクローズ手段は、ユーザ操作処理プ
ログラムにより実現される。
【0013】さらに、上記オープンクローズ手段は、上
記移動検出手段により上記データ処理装置の前方への移
動が検出されたことに応答して、いずれか一つのファイ
ルに対応するアイコンが上記表示画面の中央部に表示さ
れているときには、その一つのファイルをオープンして
その内容を上記表示画面に表示し、上記移動検出手段に
より上記データ処理装置の後方への移動が検出されたこ
とに応答して、上記オープンされた一つのファイルの内
容が上記表示画面に表示されているときには、その一つ
のファイルをクローズするファイルオープンクローズ手
段と、上記前方への移動が検出されたことに応答して、
いずれか一つのフォルダに対応するアイコンが上記表示
画面の中央部に表示されているときには、その一つのフ
ォルダをオープンして、そのフォルダの内容として、そ
のフォルダに下位のフォルダもしくはいずれか一つのフ
ァイルが属するときには、その下位のフォルダもしくは
その少なくとも一つのファイルに対応する少なくとも一
つのアイコンを上記表示画面に表示し、上記後方への移
動が検出されたことに応答して、上記オープンされたフ
ォルダの上記内容が上記表示画面に表示されているとき
には、上記オープンされた一つのフォルダをクローズ
し、そのフォルダが含まれる上位のフォルダの内容を表
示するフォルダオープンクローズ手段とを有する。
【0014】さらに、上記移動検出手段は、上記データ
処理装置に設けられ、それぞれ上記データ処理装置の移
動の前後方向の加速度を検出する加速度センサと、上記
加速度センサにより検出された加速度に基づいて、上記
データ処理装置の、前後方向の移動の有無を判別する移
動判別手段とを含む。
【0015】本発明によるデータ処理装置の他の態様で
は、利用者により操作可能な操作ボタンと、上記データ
処理装置の前後方向、左右方向、上下方向の内の少なく
とも一つの方向への移動を検出可能な移動検出手段と、
上記複数のファイルが属する複数の階層構造を有する複
数のフォルダの一つに属する、いずれか一つのフォルダ
あるいはいずれか一つのファイルに対応する少なくとも
一つのアイコンと、上記複数のファイルの内の少なくと
も一つのファイルの内容とを、利用者による操作に応答
して上記表示画面に切り換えて表示するユーザ操作処理
手段とが設けられる。
【0016】上記ユーザ操作処理手段は、上記移動検出
手段により上記データ処理装置のいずれかの方向の移動
が検出されたことに応答して、上記表示画面に表示され
た画面に対して、スクロール、拡大もしくは縮小のいず
れか一つの操作を実行する第1の操作実行手段と、上記
第1の操作実行手段により直前に実行された操作の種類
を記憶する手段と、上記操作ボタンがクリックされたこ
とに応答して、上記記憶された操作の種類に基づいて、
上記実行された操作と同じ操作を実行する第2の操作実
行手段とを有する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ処理装
置を図面に示したいくつかの実施の形態を参照してさら
に詳細に説明する。なお、以下においては、同じ参照番
号は同じものもしくは類似のものを表わすものとする。
また、発明の第2の実施の形態以降においては、発明の
第1の実施の形態との相違点を主に説明するに止める。
【0018】<発明の実施の形態1>図1に示すよう
に、本実施の形態によるデータ処理装置は、携帯可能な
データ処理装置であり、それ故ポータブルコンピュータ
とも呼ばれるものであり、具体的には、ほぼ矩形の形状
を有し、厚さが数ミリから数センチのケース20に収納
されている。大きさはたとえば、A5サイズである。し
かし、この大きさはA4サイズ程度でもよい。重量は、
片手または両手で持てる程度の重量である。図ではケー
ス20は縦長に配置して使用される構成されているが、
横長に配置して使用されるように構成されていてもよ
い。ケース20の前面部には、たとえば液晶を使用した
ディスプレイ装置5と押しボタン10が設けられ、ディ
スプレイ装置5に重畳して、ディジタイザ7が設けられ
ている。ケース20の上方の側面には、本データ処理装
置の移動時の加速度を検出する加速度センサ8が設けら
れている。押しボタン10は、利用者が右手で操作でき
るように、ケース20の前面の右側位置とくに右下方位
置に設けられているが、他の位置、たとえば左手で操作
するのに適した左下方位置でもよい。本データ処理装置
の形状は他の形状でもよいことは言うまでもない。
【0019】ボタン10は、内部にスイッチ(図示せ
ず)を内蔵し、そのスイッチの接点は利用者がボタン1
0を押圧したときに閉じ、利用者がボタン10の押圧を
中止したときに開く、自己開放型のスイッチである。こ
のボタン10は、以下に述べる拡大、縮小あるいはスク
ロールなどの表示変更操作あるいはファイルまたはフォ
ルダのオープンあるいはクローズなどの画面選択操作の
実行を指示するボタンであり、利用者がこのボタンを押
圧している間、これらの操作が、加速度センサ8の出力
を使用して行われる。また、このボタン10は、シング
ルクリックもしくはダブルクリックして、前回の操作と
同じ種類の操作を本データ処理装置を移動させないで繰
り返し実行するのにも使用される。
【0020】加速度センサ8は、本端末の図の左右の方
向(以下、これをX方向と呼ぶ)の移動時の加速度(X
方向加速度)と、本端末の図の上下の方向(以下、これ
をY方向と呼ぶ)の移動時の加速度(Y方向加速度)
と、本端末の図の紙面に垂直な方向(以下、これをZ方
向と呼ぶ)の移動時の加速度(Z方向加速度)とを検出
する。なお、利用者が本端末をZ方向に移動した場合、
その移動が端末の前方に向かうとき、すなわち、利用者
に近づくとき、その移動方向を前方向と呼び、その移動
が端末の後方に向かうとき、すなわち、利用者から離れ
るとき、その移動方向を後方向と呼ぶ。
【0021】ディジタイザ7は、図では点線の矩形領域
により示されているが、ディスプレイ装置5の画面に重
畳された、X方向およびY方向に延在する多数の透明電
極を含み、ディスプレイ装置5の画面上でペン11や指
が指す位置の2次元座標を検出するもので、それ自体周
知の技術により実現される。本実施の形態では、ペン1
1は主として文字の入力等に使用される。フォルダある
いは文書のアイコンの選択をするようなポインティング
操作あるいは画面の拡大、縮小あるいはスクロールのよ
うな画面変更操作にもペン11を使用できる。
【0022】しかし、本実施の形態ではこれらのポイン
ティング操作および画面変更操作を本端末を利用者が移
動することにより実現するところに特徴がある。より具
体的には、画面の拡大あるいは縮小操作は、本端末の前
方向および後方向の移動によりそれぞれ実現される。画
面のX方向あるいはY方向へのスクロールは、本端末の
X方向あるいはY方向の移動により実現される。フォル
ダあるいは文書ファイルのアイコンの選択をするような
ポインティング操作は、画面が一定の倍率まで拡大され
た状態での前方向の移動により実行される。このポイン
ティング操作により選択されたフォルダあるいは文書フ
ァイルのクローズは、画面が一定の倍率まで縮小された
状態での後方向の移動により実行される。
【0023】図2は、本データ処理装置の概略ブロック
図である。図において、1はCPU(中央処理装置)、
3はプログラムやデータを格納する読み出し専用メモリ
(ROM)、4は、ランダムアクセスメモリ(RAM)
である。RAM4は電池でバックアップされ、不揮発性
メモリとして使用され、利用者が作成したデータあるい
はファイルを記憶し、あるいは演算用のワークメモリと
して使用される。RAM4をバッテリバックアップにす
る代わりに、ROM3をフラッシュメモリ等の電気的に
書き換え可能なROMにより構成し、そこに利用者が作
成したデータあるいはファイルを記憶してもよい。ま
た、ハードディスクをCPU1に接続し、そこにプログ
ラムあるいは利用者が作成した文書ファイルを記憶して
もよい。5はディスプレイ装置で、ここでは液晶ディス
プレイ装置(LCD)からなる。6はディスプレイ制御
部で、ここでは液晶ディスプレイ制御部からなる。
【0024】加速度センサ8は、X方向加速度を検出す
るX方向加速度センサ(図示せず)と、Y方向加速度を
検出するY方向加速度センサ(図示せず)と、Z方向加
速度を検出するZ方向加速度センサ(図示せず)とより
なる。X方向加速度センサ、Y方向加速度センサ、Z方
向加速度センサは、いずれもたとえば板状の弾性部材を
含む。たとえば、X方向加速度センサに含まれた弾性部
材は、本端末が利用者により移動された時に本端末のX
方向の加速度に応じてたわむように構成され、X方向加
速度センサは、そのたわみの量に応じた信号を出力する
回路を含む。Y方向加速度センサ、Z方向加速度センサ
も同じである。
【0025】9は加速度センサ8に対するセンサ制御部
で、主として図示しない増幅器とA/D変換器からな
り、CPU1に加速度センサ8が検出した加速度を表す
データを供給する。押しボタン10は、CPU1のI/
Oポート(図示せず)を介してCPU1に接続されてい
る。2は、CPU1、ROM3、RAM4、ディスプレ
イ制御部6、ディジタイザ7、センサ制御部9を接続す
るバスである。CPU1、バス2、ROM3、RAM4
およびセンサ制御部9内のA/D変換器(図示せず)は
一般に市販されているマイクロコンピュータに含まれて
いる。したがって、本データ処理装置は、このマイクロ
コンピュータと、それに付加されたディスプレイ装置
5、ディスプレイ制御部6、ディジタイザ7、加速度セ
ンサ8、センサ制御部9、押しボタン10により構成さ
れる。
【0026】図3には、ROM3に記憶されたプログラ
ム1000を構成する複数のプログラムとそれに関係す
る回路あるいは装置を示す。本データ処理装置の動作は
これらのプログラムにより制御される。プログラム10
00は、ファイル操作処理プログラム140、グラフィ
ック管理プログラム150、ファイル管理プログラム1
60を含む。プログラム1000には他のアプリケーシ
ョンプログラムも含まれるが、簡単化のために図示して
いない。ファイル管理プログラム160は、ファイルを
複数の階層に構成されたフォルダを用いて管理するもの
であり、通常使用されているフォルダ管理プログラムに
おけると同じく、各フォルダは、通常それより下位の一
つ又は複数のフォルダと一つ又は複数のファイルを含
む。それらの複数のフォルダの各々は、さらに下位のフ
ォルダと一つ又は複数のファイルを含む。グラフィック
管理プログラム150は、ディスプレイ装置5における
表示を管理するプログラムであり、ファイル操作処理プ
ログラム140によりある階層のあるフォルダを表示す
ることを指示されたときには、そこに含まれる複数のフ
ォルダのアイコンおよびそこに含まれる複数のファイル
のアイコンを表示する。さらに、どのアイコンを表示空
間上のどの座標位置に配置したかの情報も保持する。以
下ではこの種の画面をフォルダ・ファイルアイコン画面
と呼ぶことがある。フォルダ・ファイルアイコン画面の
表示に際しては、ファイル操作処理プログラム140が
ファイル管理プログラム160からフォルダに含まれる
情報を読み出し、管理されている情報をそのまま表示す
る方法と、グラフィック管理プログラム150が処理可
能な目次(ディレクトリ)の書かれた専用のファイルを
ファイル管理プログラム160に格納し、それを読み出
し表示する方法がある。後者の場合は、実際にファイル
管理プログラム160に格納されている文書の格納位置
と表示とは直接対応しない。本発明では、どちらの方法
にも対応可能である。また、アイコンの画像は、ファイ
ル管理プログラム160に格納されており、ファイルや
フォルダとの関連は、ファイル操作処理プログラム14
0で管理するか、目次専用ファイルに記述される。
【0027】グラフィック管理プログラム150は、一
般にはコンピュータグラフィックスプログラムとも呼ば
れるプログラムであり、ファイル操作処理プログラム1
40によりある文書ファイルの表示を指示されたときに
は、そのファイルの内容を表示することもできる。具体
的には、文書表示・編集用の新たなウィンドウを生成
し、そのウィンドウ内に文書を表示する。ウィンドウ
は、同時に複数生成可能であり、グラフィック管理プロ
グラム150は、生成されたウィンドウの検索、削除等
の管理も行う。以下ではこのときに生成され表示されて
いるウィンドウ画面を文書ファイル画面と呼ぶことがあ
る。
【0028】さらに、グラフィック管理プログラム15
0は、ファイル操作処理プログラム140からの指示に
従い、表示中の画面を拡大しあるいは縮小し、あるいは
X方向あるいはY方向にスクロールすることも出来る。
例えば、グラフィック管理プログラム150に、3次元
コンピュータグラフィックスを用いると、配置されたフ
ァイルやフォルダのアイコンを観察する視点位置を変更
することにより、上記縮小、拡大、スクロールを容易に
実現可能である。例えば、配置されたアイコン位置に視
点を近づければ表示は拡大される。以下の説明では、3
次元コンピュータグラフィックスを用いた例について説
明する。
【0029】ファイル操作処理プログラム140は、本
データ処理装置におけるユーザ操作を処理するプログラ
ムである。このプログラム140は、そのプログラムの
みあるいは他のプログラム150、160と一緒にCD
ROM等のプログラム記録媒体に記憶して販売すること
もできる。このプログラム140は、従来と同様にディ
ジタイザ7上でペン11を使用して利用者が入力した情
報あるいは指示した操作を処理することができる。
【0030】たとえば、利用者が、ペン11や指により
表示画面上のファイルかフォルダを押すと、ディジタイ
ザ7は押された位置を検出してファイル操作処理プログ
ラム140に知らせる。このプログラム140が、検出
された位置情報をグラフィック管理プログラム150に
送ると、グラフィック管理プログラム150はこの位置
情報から、ディスプレイ装置5に表示された画面上の操
作された位置に対応する位置に表示されているアイコン
を判別し、そのアイコンがファイルのアイコンかフォル
ダのアイコンかを調べ応答する。利用者が選択したアイ
コンがファイルのアイコンであれば、そのファイルの内
容をRAM4から読み出し、ディスプレイ制御部6を制
御してディスプレイ装置5に表示する。利用者が選択し
たアイコンがフォルダのアイコンであれば、そのフォル
ダをオープンする。また、画面に表示された画像のスク
ロールあるいは拡大または縮小も画面に表示されたスク
ロールバーあるいは拡大あるいは縮小用のボタンをペン
11を用いて操作することにより実現できる。しかし、
ファイル操作処理プログラム140の特徴は、本データ
処理装置の移動により利用者が指示しようとする操作を
処理することであるので、以下では、利用者がペン11
を使用したときのファイル操作処理プログラム140の
処理の説明は、とくに言及する場合を除き、簡単化のた
めに省略する。
【0031】ファイル操作処理プログラム140は、図
4に示すように、ユーザ操作検出ルーチン10と、拡大
縮小ルーチン20と、オープン・クローズルーチン10
0、スクロールルーチン200、ショートカット・繰り
返しルーチン300を含む。本データ処理装置ではファ
イル操作処理プログラム140は常時起動された状態に
あり、利用者が押しボタン10を押したか否かを一定時
間間隔で繰り返し監視している(ステップ31)。利用
者が押しボタン10を押したことが検出されると、加速
度センサ8の検出結果をセンサ制御部9を介して読み込
み、本データ処理装置の3次元の移動速度(前後方向、
X方向およびY方向の移動速度)の計算を開始する(ス
テップ32)。すなわち、加速度センサ8により検出さ
れたX方向、Y方向、Z方向のそれぞれの加速度が積分
され、本データ処理装置のX方向、Y方向、Z方向の移
動速度をそれぞれ計算する。したがって、このステップ
32を実行するプログラム部分が、加速度センサ8とと
もに、本データ処理装置の速度を検出する手段として働
くことが分かる。このステップによる速度計算はボタン
10が押されている間継続される。さらに、ボタン10
の押圧状態がクリックか否かが判別される(ステップ3
3)。すなわち、ボタンが押圧されている時間が所定の
極めて短い時間以内であるときには、その押圧はクリッ
クであり、そのボタンが押圧されている時間が上記所定
の時間以上であるときに、その押圧は、連続した押圧と
判断できる。
【0032】押圧が連続した押圧と判断されたときに
は、前後方向の移動速度の絶対値が一定の閾値Tz以上
か否かが判別される(ステップ35)。この閾値は、手
ぶれによる本データ処理装置の前後方向の移動を検出し
ないように定められている。前後方向の移動速度が一定
の閾値を超えていないときには、上下方向の移動速度の
絶対値または左右方向の移動速度の絶対値がそれぞれ一
定の閾値TyまたはTx以上か否かが判断される(ステ
ップ37)。これらの閾値も手ぶれによる本データ処理
装置の上下方向あるいは左右方向の移動を検出しないよ
うに設定される。ステップ32、35、37を実行する
プログラム部分が、加速度センサ8とともに、本データ
処理装置に対する移動検出手段として働くことが分か
る。上下方向の移動速度の絶対値または左右方向の移動
速度の絶対値の一方が閾値TyまたはTxを超えている
ときには、利用者が本データ処理装置を上下方向あるい
は左右方向に移動したと判断し、スクロールルーチン2
00が起動される。
【0033】図5に示すように、このルーチン200で
は、本データ処理装置の2次元の移動角度を検出する。
この角度は、左右方向の移動速度と上下方向の移動速度
により検出できる。検出された角度にそって画面を一定
量だけスクロールする(ステップ202)。スクロール
は、グラフィック管理プログラム150にその角度に対
応する制御信号を送ることにより実現される。グラフィ
ック管理プログラム150に対する制御信号は、右方向
(0°)のスクロールを指示する制御信号(ここでは
“→”で表す)、左方向(180°)のスクロールを指
示する制御信号(ここでは“←”で表す)、上方向(9
0°)のスクロールを指示する制御信号(ここでは
“↑”で表す)と下方向(270°)のスクロールを指
示する制御信号(ここでは“↓”で表す)とからなり、
例えば移動角度が右方向(0°)であれば制御信号
“→”のみを送付し、移動方向が上方向(90°)であ
れば制御信号“↑”のみを送出する。移動方向が斜め方
向であるときには、その角度を、例えば、0°、26
°、45°、63°、90°という複数の基準の角度の
いずれかに最も近いかを判別し、判別された角度でスク
ロールする。斜めのスクロールは、制御信号“→”、
“←”、“↑”、“↓”を適当な比率で組み合わせて実
現する。たとえば、26°、63°のスクロールは、縦
横に1:2、2:1の比率で制御信号“↑”と“→”を
出力することにより実現する。スクロールの後は、この
操作を表すデータ、すなわち操作の種類がスクロールで
あり、操作量が上記スクロール角度と、上記一定量を表
すデータを操作履歴情報として記憶する(ステップ20
3)。こうしてスクロールルーチン200が終了し、処
理はステップ31に戻る。今の仮定では利用者が連続し
て押圧し、さらに利用者が本データ処理装置を移動し続
けているので、スクロールが継続される。
【0034】こうして、利用者はこのようなスクロール
機能を使用して従来のペン11によるスクロールと同様
に、本データ処理装置を移動してスクロールを実現でき
る。たとえば本データ処理装置が起動されたときの初期
画面としていずれかの予め定められたフォルダファイル
画面が表示されている状態では、利用者は希望するフォ
ルダのアイコンを画面中央に位置させることができる。
【0035】図4に戻り、ステップ35で、前後方向の
移動速度が閾値Tzを超えたと判断されたときには、左
右方向あるいは上下方向の本体の移動の有無に依らない
で、本データ処理装置が前後に移動されたと判断され、
拡大・縮小ルーチン20が起動される。このルーチンで
は、移動方向が前方向であるか後方向であるかが判断さ
れ(ステップ36)、前方向であれば、一定比率だけ画
面を拡大し、その操作を表すデータ、すなわち操作の種
類が拡大であり、操作量が上記一定比率であることを表
すデータを操作履歴情報として記憶する(ステップ3
8)。後方向であれば、一定比率だけ画面を縮小し、そ
の操作を表すデータ、すなわち操作の種類が縮小であ
り、操作量が上記一定比率であることを表すデータを操
作履歴情報として記憶する(ステップ39)。その後、
オープン・クローズルーチン100が起動される。上記
拡大あるいは縮小は、グラフィック管理プログラム15
0に対する指示により実現される。ここで、スクロール
や拡大、縮小は一定量(一定比率)行うとしたが、この
一定量として複数の値を予め記憶し、拡大あるいは縮小
に使用する一定量の値として、ステップ32において検
出される加速度の絶対値の大きさに応じて、上記予め記
憶された複数の値の一つを選択することにより、装置を
動かす速さに応じて画面の拡大あるいは縮小の速度を変
えるようにすることもできる。
【0036】ファイル操作処理プログラム140は、拡
大時に画面がフォルダ・ファイルアイコン画面であると
きには、画面中央に最も近い位置にあるアイコン(これ
はフォルダアイコンまたはファイルアイコンである)を
画面中央に維持しながら拡大するように、グラフィック
管理プログラム150に指示する。画面が文書ファイル
画面であるときには、画面中央に位置する文書内の位置
をそのまま画面中央に維持しながら拡大するように、グ
ラフィック管理プログラム150に指示する。したがっ
て、利用者が、文書ファイル画面内に含まれた特定の文
字列部分を拡大の間も画面中央に位置させたいときに
は、拡大操作の前に予めその文字列部分を画面中心に来
るように予めスクロールしていれば、上記拡大操作を実
行してもこの文字列部分は画面中心に位置したまま拡大
される。本実施の形態では、このことを利用して、オー
プンされた文書ファイル画面に、他のファイルへのリン
ク先が付された文字列(アンカと呼ばれる)が含まれて
いて、利用者がこのアンカを使用して上記他のファイル
をオープンさせたいときには、このアンカを画面中心に
来るように予めスクロールした上で上記拡大操作を実行
する。そうすると、後述するように、拡大後、当該他の
ファイルへ自動的にリンクされる。なお、現在の画面の
中心の維持は縮小の時も同様である。
【0037】画面がフォルダ・ファイルアイコン画面で
あるか文書ファイル画面であるかは、グラフィック管理
プログラム150への問合わせにより判定する。文書表
示用ウィンドウが生成され、かつ表示状態であれば文書
ファイル画面、否ならばフォルダ・ファイルアイコン画
面である。フォルダ・ファイルアイコン画面であれば、
グラフィック管理プログラム150に視点位置に最も近
い位置にあるアイコンの検索を指示し、そのアイコンの
配置座標を得る。そして、そのアイコンの配置座標の中
心のX,Y座標と現在の視点位置のX,Y座標を補間し
ながら視点位置を移動させることにより上記のアイコン
を画面中央に維持しながら拡大する機能を実現できる。
【0038】また、フォルダ・ファイルアイコン画面、
文書ファイル画面を問わず、それらが最初に表示される
ときの初期の視点位置は決められている。配置されたフ
ァイルやフォルダのアイコンのZ座標とこの初期視点位
置のZ座標の差、すなわち距離を基準として、視点の移
動に伴う視点とアイコンの距離との比を拡大率を表わす
の一つの例とする。
【0039】図6を参照するに、このルーチンでは、直
前に実行された操作が拡大か縮小であるかを判別し(ス
テップ101)、拡大であれば、現在の画面の基準のサ
イズに対する拡大率が一定の閾値α(%)に達したか否
かを判別する(ステップ102)。もし、現在の画面の
拡大率が閾値α(%)より小さいときには、何も処理を
しないでこのルーチン100は終了し、処理は、図4の
ステップ31に戻る。今の仮定では利用者が連続して押
圧し、さらに利用者が本データ処理装置を移動し続けて
いるので、ステップ38(図4)について述べた拡大処
理が繰り返される。その結果、やがて図6のステップ1
02で拡大率が閾値αに達したと判定されることにな
る。この場合、以下のように画面操作が実行される。現
在の画面が、フォルダ・ファイルアイコン画面であると
きには、すでに述べたように、画面の中心位置にフォル
ダアイコンまたはファイルアイコンが位置するように拡
大が実行された。このアイコンがフォルダであれば(ス
テップ103)、そのフォルダを自動的に開き、そのフ
ォルダに含まれるさらに下位のフォルダあるいはファイ
ルを表示し、さらに現在のフォルダの名称を操作履歴情
報として記録する(ステップ104)。この情報は、後
に下のフォルダを表示するときに使用される。
【0040】画面中央に位置するアイコンがフォルダの
アイコンでなく、文書ファイルのアイコンであれば(ス
テップ105)、その文書ファイルを開き表示する(ス
テップ106)。各文書ファイルは特定のアプリケーシ
ョンプログラムにより作成されたものである。このステ
ップ105で文書ファイルを開くことは、その文書ファ
イルを作成したアプリケーションプログラムを起動し、
そのプログラムによりその文書ファイルを表示すること
を意味する。これにより、文書表示用ウィンドウが生
成、表示され、グラフィック管理プログラム150に登
録される。一方、現在の画面がフォルダ・ファイルアイ
コン画面でなく、文書ファイル画面でもないときには
(ステップ107)、処理は終了する。
【0041】しかし、現在の画面がフォルダ・ファイル
アイコン画面でなく、文書ファイル画面であり、すでに
オープンされた文書ファイルが表示されているときには
(ステップ107)、画面中心位置にある文字列に他の
ファイルとのリンクを示すアンカが設定されているかが
判定される(ステップ108)。ここで、当該他のファ
イルもRAM4に記憶された、利用者が作成したファイ
ルあるいは予め装置に組み込まれたファイルであり、ア
ンカの文字列に対応してこのリンク先のファイルの名称
が記憶されている。もしアンカが設定されていれば、現
在のファイルはクローズされ、そのリンク先のファイル
へ移行する(そのファイルをオープンする)とともに、
オープンしていた元のファイルの名称を操作履歴情報と
して記憶する(ステップ109)。このときにリンク元
のファイルをオープンした状態に保持することもでき
る。この操作履歴情報は、後にリンク先のファイルをク
ローズしたときに、リンク下のファイルに戻るために使
用される。もしアンカが設定されていなければ、オープ
ンしていた文書ファイルの次の頁を表示する(ステップ
110)。以上により連続して拡大操作がなされたとき
のオープン・クローズルーチン100の処理が終了す
る。
【0042】ステップ101での判定により、直前回の
操作が縮小であると判定されたときには、現在の画面の
基準のサイズに対する縮小率が一定の閾値β(%)以下
であるか否かを判別する(ステップ122)。もし、現
在の画面の縮小率が閾値β(%)より大きいときには、
何も処理をしないでこのルーチン100は終了し、処理
は、図4のステップ31に戻る。今の仮定では利用者が
連続して押圧しし、さらに利用者が本データ処理装置を
移動し続けているので、ステップ39(図4)で述べた
縮小処理が繰り返される。その結果、やがて図6のステ
ップ122で縮小率が閾値βに達したと判定されること
になる。この場合、以下のように画面操作が実行され
る。
【0043】現在の画面が文書ファイル画面であり、す
でにオープンされた文書ファイルが表示されているとき
には(ステップ123)、そのファイルに対してリンク
元のファイルがあるか否かが判別される(ステップ12
4)。この判別は、この現在のファイルに対応してリン
ク元のファイルの名称が操作履歴情報として記憶されて
いるか否かにより判別される。もし、リンク元のファイ
ルの名称が記憶されているときには、その情報はステッ
プ109で記憶されたものであり、現在のファイルは、
リンク元のファイルからリンクによりオープンされたこ
とが分かる。本実施の形態ではこのようなリンク先のフ
ァイルに対する縮小率が閾値βに達したときには、この
リンク先のファイルをクローズするとともに、その記憶
されたリンク元のファイルの名称を使用して、リンク元
のファイルに戻る(リンク元のファイルをオープンす
る)。なお、この時点でリンク元のファイルがまだオー
プンされている状態にあるときには、そのファイルをオ
ープンする必要がなく、そのファイルの内容を画面の最
前面に表示するのみでよい。もし、ステップ124で、
リンク元のファイルがないと判定されたときには、現在
表示されているファイルをクローズする。このときこの
ファイルをオープンしたアプリケーションプログラムが
他のファイルをオープンしていいないときには、このア
プリケーションプログラムも停止される。
【0044】一方、ステップ123で、現在の画面がオ
ープンされた文書ファイル画面でないと判定されたとき
には(ステップ123)、現在の画面がフォルダ・ファ
イルアイコン画面か否かが判別される(ステップ12
7)。現在の画面が、フォルダ・ファイルアイコン画面
であるときには、そのフォルダの上位のフォルダに対す
るフォルダ・ファイルアイコン画面が表示される。この
表示には、現在のフォルダ・ファイルアイコン画面に対
してステップ104で記憶されたこの上位のフォルダの
名称が使用される。
【0045】表示されているフォルダ・ファイルアイコ
ン画面がファイル管理プログラム160の管理内容をそ
のまま表示している場合は、上位フォルダに戻るには、
ファイル操作処理プログラム140がファイル管理プロ
グラム160に現在のフォルダの名称を通知し、上位フ
ォルダに関する情報を取得すれば可能である。しかし、
上述した目次専用ファイルを用いた表示の場合は、上位
下位関係はファイル内の記載によって決まりファイル管
理プログラム160の管理外となるため、上位フォルダ
を意味する目次専用ファイルの名称を記憶が必要であ
る。
【0046】ステップ127の判定により、現在の画面
が文書ファイル画面でなく、フォルダ・ファイルアイコ
ン画面でもないと判定されたときには、何もしない。
【0047】以上により連続して縮小操作がなされたと
きのオープン・クローズルーチン100の処理が終了
し、処理は図4のステップ31に戻る。
【0048】以上から分かるように、利用者は、所望の
文書ファイルを開きたいとき、ボタン10を押圧し、押
圧した状態で本データ処理装置を左右方向あるいは上下
方向に移動してそのファイルが属している最上位のフォ
ルダを含む画面をスクロールし、このフォルダのアイコ
ンを画面の中央に位置するまで続ける。スクロールは、
利用者がボタン10を押圧し、本データ処理装置を移動
し続ける間継続する。その後、利用者が、ボタン10を
解放し、再度押圧し、押圧した状態で本データ処理装置
を前方向に移動し続けて画面を拡大する。
【0049】画面拡大は、利用者がボタン10を押圧
し、本データ処理装置を移動し続ける間継続する。
【0050】拡大率が所定の拡大率αまで拡大すると、
そのフォルダがオープンされる。その後上記所望の文書
ファイルのアイコンが画面に表示されるまで、上記と同
様にして画面をスクロールする。その後同様にして画面
を拡大し、その文書ファイルをオープンする。
【0051】たとえば図8において、画面80にはある
フォルダに属するフォルダのアイコンL1、L2と複数
のファイルのアイコンF1、F2が表示されている。フ
ォルダのアイコンL1は画面中央に位置している。この
画面に対して本実施の形態での拡大操作を行うと、画面
81が得られる。この画面ではフォルダアイコンL1が
最大の拡大率αで表示されている。この画面に対してさ
らに拡大操作を行うと、このフォルダがオープンされ、
画面82に示すように、それに属する複数のファイルの
アイコンF3からF6と下位のフォルダのアイコンL3
が表示される。たとえばアイコンF5のファイルが所望
のファイルであるとすると、その文書ファイルのアイコ
ンF5を画面中央にスクロールした後に、再度本データ
処理装置を前方向に移動し続けて画面を所定の拡大率ま
で拡大すると、その文書ファイルがオープンされること
になる。
【0052】一方、オープンされた文書ファイルをクロ
ーズするときには、ボタン10を再度押圧し、その状態
で本データ処理装置を後方向に移動し続けて画面を縮小
する。画面縮小は、利用者がボタン10を押圧し、本デ
ータ処理装置を移動し続ける間継続する。縮小率が所定
の縮小率βに達するとそのファイルはクローズされる。
クローズされた後に表示されるフォルダ・ファイルアイ
コン画面が属するフォルダの上位のフォルダが含まれる
フォルダ・ファイルアイコン画面を表示したいときに
は、ボタン10を一度解放し、再度押圧し、その状態で
本データ処理装置を後方向にさらに移動し続けて画面を
所定の縮小率まで縮小すると、その上位のフォルダのア
イコンが含まれるフォルダ・ファイルアイコン画面が表
示される。この操作を繰り返すことにより、上位のフォ
ルダのアイコンが含まれたフォルダ・ファイルアイコン
画面が表示される。
【0053】また、オープンされた文書ファイル内にア
ンカがあるときには、ボタン10を再度押圧し、その状
態でそのアンカを画面中央にスクロールした後に、ボタ
ン10を再度押圧し、その状態で本データ処理装置を前
方向に移動し続けて画面を所定の拡大率まで拡大する
と、そのアンカが示すリンク先のファイルをオープンす
る。このリンク先のオープンされたファイルからリンク
元の戻るには、ファイルのクローズと同様にボタン10
を再度押圧し、その状態で本データ処理装置を後方向に
移動し続けて画面を所定の縮小率まで縮小させればよ
い。
【0054】このように本実施の形態では従来スクロー
ルバーで行うスクロールを、本データ処理装置を左右方
向に移動させるだけで自然かつ容易に実現できる。さら
に、従来ペンで行っているフォルダあるいはファイルの
オープンもしくはクローズを、本データ処理装置を前後
方向に移動させるのみで自然かつ容易に実現できる。こ
こで、文書ファイルのアイコンとしては、例えば文書の
1頁目のイメージを表示するアイコンを使用すると、内
容がより分かりやすいアイコンとなる。
【0055】本実施の形態では、以下に述べるように、
ボタン10をクリックすることにより上記拡大縮小ある
いはスクロールの継続を不要にすることもできる。すな
わち、ショートカット・繰り返しルーチン300が、ボ
タン10がシングル・クリックされたときに、記憶され
た操作履歴情報を使用して、直前回の操作と同じ操作を
そのときの操作量だけ再度実行する。ダブル・クリック
の場合は、シングルクリックの場合と同様に直前回の操
作を、シングルクリックの場合よりも多い操作量でもっ
て実行する。より具体的には、ダブル・クリックの場合
は直前回の操作を複数回繰り返して実行されたときの結
果と同じ結果、たとえば画面の最大の拡大率あるいは最
小の縮小率が得られるまで直前回の操作と同じ操作を操
作量を変えて実行する。
【0056】図4において、ステップ33で、ボタン1
0の押圧状態がクリックと判断されたとき、そのクリッ
クの種類が検出される(ステップ34)。すなわち、ク
リックが1回だけのクリック(シングルクリック)かあ
るいは2回クリックされた(ダブルクリック)かが判断
される(ステップ34)。この判断はクリックの回数を
計数することにより容易に行いうる。その後ショートカ
ット・繰り返しルーチン300が起動される。
【0057】図7を参照するに、このルーチン300で
は、記録された操作履歴情報を読み出す(ステップ30
1)。先にステップ34(図4)で検出されたクロック
の種類が、シングルクリックかダブルクリックが判定さ
れ(ステップ302)、シングルクリックの場合には、
以下のようにして前回の操作を繰り返す。すなわち、こ
の操作履歴情報に基づいて、前回の操作の種類が拡大、
縮小、スクロールのいずれであるかが判別される(ステ
ップ303)。前回の操作が拡大であるときには、一定
率だけ画面を拡大し、操作履歴情報として、拡大とこの
一定率を表すデータを記憶する(ステップ304)。そ
の後は、オープン・クローズルーチン100に移る。し
たがって、利用者は一度本データ処理装置を前方向に移
動した後ボタン10をシングルクリックすれば、本デー
タ処理装置を移動したのと同じ結果を得ることができ
る。その後利用者はボタン10をシングルクリックする
操作を繰り返せば、拡大率αに一致する拡大率を得るこ
とができ、ステップ101(図4)での判定後にステッ
プ103以降のステップを実行でき、本データ処理装置
を前方向に移動し続けた時と同じ結果を得ることができ
る。すなわち、ボタン10のシングルクリックを併用す
ると、端末自体の移動量は少なくて済む。
【0058】ステップ303での判定により、前回の操
作が縮小であると判定されたときには、一定率だけ画面
を縮小し、操作履歴情報として、縮小とこの一定率を表
すデータを記憶する(ステップ305)。その後は、オ
ープン・クローズルーチン100に移る。したがって、
この場合も、利用者はボタン10をシングルクリックす
る操作を繰り返せば、本データ処理装置を後方向に移動
し続けた時と同じ結果を得ることができる。ステップ3
03での判定により、前回の操作がスクロールであると
判定されたときには、記憶された操作履歴情報が示すス
クロールと同じスクロール(スクロール方向と量が同
じ)を実行し、操作履歴情報として、スクロールとこの
スクロール方向と量を表すデータを記憶する(ステップ
306)。その後は、オープン・クローズルーチン10
0に移る。したがって、この場合も、利用者はボタン1
0をシングルクリックする操作を繰り返せば、本データ
処理装置を左右方向あるいは上下方向に移動してスクロ
ールした時と同じ結果を得ることができる。
【0059】一方、ステップ302でボタン10のクリ
ックがダブルクリックであると判断されたときには、以
下のようにして最大の拡大率αあるいは最小の縮小率β
が得れるまで直前の操作(拡大あるいは縮小)を実行す
る。以下ではこの処理をショートカット処理と呼ぶこと
がある。すなわち、操作履歴情報に基づいて、前回の操
作の種類が拡大、縮小のいずれであるかが判別される
(ステップ307)。前回の操作が拡大であるときに
は、拡大率がα%になるまで画面を拡大し(ステップ3
08)、オープン・クローズルーチン100に移る。し
たがって、オープン・クローズルーチン100では、ス
テップ103以降のステップが直ちに実行される。した
がって、シングルクリックの場合と同じく、ボタン10
のダブルクリックを併用すると、連続して本データ処理
装置を前方向に移動し続けて拡大率α%に達するまで画
面を拡大したときと同じ結果を本データ処理装置の少な
い移動でもって得ることができる。さらに、シングルク
リックの場合にはシングルクリックを繰り返さないと、
拡大率αの拡大率が得られないが、ダブルクリックの場
合には、一度のダブルクリックでもって同じ拡大率αを
得ることができる。したがって、シングルクリックの場
合よりもボタン10の操作回数が少なくと済む。
【0060】前回の操作が縮小であるときには、縮小率
がβ%になるまで画面を縮小し(ステップ309)、オ
ープン・クローズルーチン100に移る。したがって、
この場合も同様に画面が一度のダブルクリックでもって
縮小率βまで縮小されることになる。
【0061】以上から明らかなように、本実施の形態に
よれば、本データ処理装置を上下左右に動かすと画面も
それに応じてスクロールし、本データ処理装置を前後に
動かすと画面が拡大あるいは縮小する。このように、利
用者は日常経験するごく自然な操作感覚で本データ処理
装置を操作可能である。さらに、拡大/縮小に伴い、フ
ァイル等のオープン/クローズの様な操作が自動的に行
われるため、利用者は端末から手を離すことなく本デー
タ処理装置の移動という一貫した操作でファイルを操作
できる。
【0062】<発明の実施の形態2>図4の処理では、
利用者がボタン10を押圧し、本データ処理装置を移動
し続ける間拡大や縮小、スクロールの処理を継続する。
しかし、例えば、拡大したいとき、ボタン10を押圧し
て手前に装置を引き上げるが、その1回の操作で十分な
拡大率が得られなかった場合は、ボタン10を1回はな
して、装置を引き下げ、再度ボタン10を押圧して手前
に装置を引き上げる必要があり、煩わしい場合がある。
本発明では、図9に示す方法をも提供する。
【0063】RAM4にX方向加速度と、Y方向加速度
と、Z方向加速度をそれぞれ一時的に記憶する速度検出
一時記憶(Rx、Ry,Rz)を設ける。図4のステッ
プ31と異なり、ボタン10が押圧されないときは、ス
テップ40で、この速度検出一時記憶(Rx、Ry,R
z)を全て0にクリアする。図4同様、前後方向の移動
速度の絶対値が一定の閾値Tz以上か否かが判別され
(ステップ41)、最初に閾値Tz以上になると速度検
出一時記憶のZ方向加速度RzにTzを設定する(ステ
ップ42)。符号は、検出された速度に合わせて付与す
る。上下方向の移動速度の絶対値または左右方向の移動
速度の絶対値もそれぞれ一定の閾値TyまたはTx以上
か否かが判断され(ステップ43)、閾値以上になる
と、Z方向加速度同様、それぞれ速度検出一時記憶(R
xまたはRy)に設定する(ステップ44)。これによ
り、速度検出一時記憶には、ボタン10を押圧して最初
に閾値を超えた速度をボタン10が離されるまで保持す
る。
【0064】図4のステップ33以降のステップ35や
ステップ37を含む判定や処理において、図4ではステ
ップ32で求めた速度を直接用いていたが、速度検出一
時記憶(Rx、Ry,Rz)の値を対象に処理する。こ
れにより、利用者は、ボタン10を押圧した後、最初に
検出される動きに応じた画面の操作をボタン10を離す
まで継続して行うことができる。図4と図9の操作は、
X方向加速度、Y方向加速度、Z方向加速度それぞれ単
独にどちらかに設定可能とする。これにより、利用者の
好みや利用場面に応じた柔軟な操作が設定できる。
【0065】<発明の実施の形態3>本実施の形態で
は、加速度センサ8の代わりに、ビデオカメラ12を用
い、センサ制御部9の代わりにカメラ制御部13を使用
する。すなわち、図10に示すように、本データ処理装
置の前面部にカメラ12を取り付け、図11に示すよう
に、カメラ12の出力を処理するカメラ制御部13をバ
ス2に接続する。カメラ12からの映像は、数十コマ/
秒の速度もって、カメラ制御部13、バス2を介してC
PU1に取り込まれるかまたは直接RAM4に取り込ま
れる。ファイル操作処理プログラム140には、カメラ
12が出力するビデオ信号に基づいて、本データ処理装
置の移動速度を検出する計算ルーチンを設ける。この計
算ルーチンは、たとえば、コマ毎の画像のマッチングを
行うことによりマッチングした点の位置の変化を検出
し、それにより、映像中のマッチングした点の前後、左
右、上下の方向の移動速度を計算し、それを本データ処
理装置の移動速度として出力する。このマッチングした
点の検出のための画像処理としては、例えば、長尾、安
居院著「画像の処理と認識」(昭晃堂、pp.164−
170(1993)参照。実施の形態1におけるよう
に、加速度より速度を検出する場合には、本データ処理
装置が等速で移動されたときにはその速度を正しく検出
できないことが生じる。しかし、本実施の形態のよう
に、速度を直接検出すれば、このような問題はなくな
る。
【0066】<変形例>本発明は以上の実施の形態に限
定されるのではなく、本発明の要旨の範囲を越えない
で、いろいろの変形例としても実現可能である。以下は
そのような変形例の例を示す。
【0067】(1)加速度センサ8の代わりに速度セン
サを利用してもよい。このときには、そのセンサによ
り、X方向、Y方向、Z方向の移動速度を表す信号を得
ることができるので、先の実施の形態での速度計算処理
(ステップ3(図4))は省略できる。上のビデオカメ
ラを使用する場合よりも装置を小型化できる。
【0068】(2)カメラ12の代わりに位置センサを
利用してもよい。上のビデオカメラを使用する場合より
も処理量を削減できる。
【0069】(3)加速度センサ8とカメラ12の両者
を用いると、より高精度の検出も可能となる。
【0070】(4)実施の形態1で使用したプログラム
の一部あるいは全部に代えて、それらが実行する処理あ
るいはそれと等価な処理を実行する論理回路を使用して
もよい。たとえば、速度計算ステップ32に代えてこの
ステップの処理を実行する論理回路を使用してもよい。
【0071】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、ファイルのアイコンの選択のような画面の一部を選
択するようなポイティング操作を簡単に行いうるデータ
処理装置、とくにポータブルコンピュータが得られる。
また、データ処理装置の移動を利用して画面操作を行い
ながら、それでいてデータ処理装置の移動量を大きくし
ないで、画面操作を続けることが出来るデータ処理装
置、とくにポータブルコンピュータが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理装置の外観の例を示
す。
【図2】図1の装置の回路のブロック図を示す。
【図3】図1の装置に使用するプログラムの構造を示
す。
【図4】図1の装置に使用するプログラム内の、ユーザ
インタフェースプログラムのフロー図を示す。
【図5】ユーザインタフェースプログラム内のスクロー
ルルーチンのフロー図。
【図6】ユーザインタフェースプログラム内のオープン
クローズルーチンのフロー図。
【図7】ユーザインタフェースプログラム内のショート
カット繰り返しルーチンのフロー図。
【図8】図1の装置でのファイルアイコン選択機能を説
明する図。
【図9】図1の装置に使用するプログラム内の、ユーザ
インタフェースプログラムの他のフロー図を示す。
【図10】本発明に係る他のデータ処理装置の外観の例
を示す。
【図11】図9の装置の概略回路ブロック図を示す。
【符号の説明】
2…バス、3…メモリ、4…ワークメモリ、5…ディス
プレイ装置、6…ディスプレイ制御部、7…ディジタイ
ザ、8…加速度センサ、10…押しボタン、11…ペ
ン、12…ビデオカメラ、13…カメラ制御部。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 裕二 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5B019 DB10 HD20 5E501 AA03 AA04 AC20 AC33 BA05 CA04 CB14 CB20 EA01 EA05 EA06 EB05 FA04 FB02 FB03 FB04 FB12 FB32 FB45

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ処理装置であって、 処理装置と、 プログラムおよび複数のファイルを記憶するための記憶
    装置と、 上記データ処理装置の前面部に設けられた表示画面を有
    する表示装置と、 上記データ処理装置の前方あるいは後方への移動を検出
    可能な移動検出手段と、 上記複数のファイルが属する複数の階層構造を有する複
    数のフォルダの一つに属する、いずれか一つのフォルダ
    あるいはいずれか一つのファイルに対応する少なくとも
    一つのアイコンと、上記複数のファイルの内の少なくと
    も一つのファイルの内容とを、利用者による操作に応答
    して上記表示画面に切り換えて表示するユーザ操作処理
    手段とを有し、 上記ユーザ操作処理手段は、上記移動検出手段により上
    記データ処理装置の前方への移動が検出されたことに応
    答して、上記表示画面に表示されたいずれか一つのアイ
    コンに対応するいずれか一つのファイルもしくはフォル
    ダをオープンし、上記移動検出手段により上記データ処
    理装置の後方への移動が検出されたことに応答して、上
    記オープンされた一つのファイルまたはフォルダをクロ
    ーズするオープンクローズ手段を有するもの。
  2. 【請求項2】上記オープンクローズ手段は、 上記移動検出手段により上記データ処理装置の前方への
    移動が検出されたことに応答して、いずれか一つのファ
    イルに対応するアイコンが上記表示画面の中央部に表示
    されているときには、その一つのファイルをオープンし
    てその内容を上記表示画面に表示し、上記移動検出手段
    により上記データ処理装置の後方への移動が検出された
    ことに応答して、上記オープンされた一つのファイルの
    内容が上記表示画面に表示されているときには、その一
    つのファイルをクローズするファイルオープンクローズ
    手段と、 上記前方への移動が検出されたことに応答して、いずれ
    か一つのフォルダに対応するアイコンが上記表示画面の
    中央部に表示されているときには、その一つのフォルダ
    をオープンして、そのフォルダの内容として、そのフォ
    ルダに下位のフォルダもしくはいずれか一つのファイル
    が属するときには、その下位のフォルダもしくはその少
    なくとも一つのファイルに対応する少なくとも一つのア
    イコンを上記表示画面に表示し、上記後方への移動が検
    出されたことに応答して、上記オープンされたフォルダ
    の上記内容が上記表示画面に表示されているときには、
    上記オープンされた一つのフォルダをクローズし、その
    フォルダが含まれる上位のフォルダの内容を表示するフ
    ォルダオープンクローズ手段とを有する請求項1記載の
    データ処理装置。
  3. 【請求項3】上記ユーザ操作処理手段は、 上記移動検出手段により上記データ処理装置の前方への
    移動が検出されたことに応答して、上記表示画面に表示
    されている画像を拡大する手段と、 上記移動検出手段により上記データ処理装置の後方への
    移動が検出されたことに応答して、上記表示画面に表示
    されている画像を縮小する手段とをさらに有し、 上記オープンクローズ手段は、上記表示画面が所定の拡
    大率まで拡大された後に上記移動検出手段により上記デ
    ータ処理装置の前方への移動が検出されたことに応答
    し、上記表示画面が所定の縮小率まで縮小された後に上
    記移動検出手段により上記データ処理装置の後方への移
    動が検出されたことに応答する請求項2記載のデータ処
    理装置。
  4. 【請求項4】上記拡大手段は、上記表示画面の中心位置
    に最も近くに表示されているアイコンを上記中心位置に
    保持したまま上記表示画面に表示されている画像を拡大
    し、 上記縮小手段は、上記表示画面の中心位置に最も近くに
    表示されているアイコンを上記中心位置に保持したまま
    上記表示画面に表示されている画像を縮小する請求項3
    記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】上記移動検出手段は、上記データ処理装置
    の前後方向、左右方向、上下方向のそれぞれの方向への
    移動をそれぞれ検出可能な移動検出手段を含み、 上記ユーザ操作処理手段は、上記移動検出手段により上
    記データ処理装置の左右方向もしくは上下方向の移動が
    検出されたことに応答して、上記表示画面に表示された
    画面に対して、検出された移動方向に関連する方向への
    スクロール操作を実行するスクロール手段をさらに有す
    る請求項1または2記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】上記移動検出手段は、 上記データ処理装置に設けられ、それぞれ上記データ処
    理装置の移動の前後方向の加速度を検出する加速度セン
    サと、 上記加速度センサにより検出された加速度に基づいて、
    上記データ処理装置の、前後方向の移動の有無を判別す
    る移動判別手段とを含む請求項1記載のデータ処理装
    置。
  7. 【請求項7】上記移動判別手段は、 上記加速度センサにより検出された加速度に基づいて、
    上記データ処理装置の、前後方向の移動の速度を決定す
    る手段と、 それぞれの方向の移動速度がそれぞれ所定の閾値以上か
    否かを判別する手段とを含む請求項6記載のデータ処理
    装置。
  8. 【請求項8】上記移動検出手段は、 上記データ処理装置に設けられたビデオカメラと、 上記ビデオカメラが出力するビデオ信号に基づいて、上
    記データ処理装置の前後方向の移動速度を検出する手段
    とを含む請求項1記載のデータ処理装置。
  9. 【請求項9】上記記憶手段に記憶された上記プログラム
    は、ユーザ操作処理プログラムを含み、 上記ユーザ操作処理プログラムは、上記ユーザ操作処理
    手段および上記オープンクローズ手段を実現するように
    プログラムされている請求項1記載のデータ処理装置。
  10. 【請求項10】データ処理装置であって、 処理装置と、 プログラムおよび複数のファイルを記憶するための記憶
    装置と、 上記データ処理装置の前面部に設けられた表示画面を有
    する表示装置と、 上記データ処理装置の前方あるいは後方への移動を検出
    可能な移動検出手段と、 上記複数のファイルが属する複数の階層構造を有する複
    数のフォルダの一つに属する、いずれか一つの他のフォ
    ルダあるいはいずれか一つのファイルに対応する少なく
    とも一つのアイコンと、上記複数のファイルの内の少な
    くとも一つのファイルの内容とを、利用者による操作に
    応答して上記表示画面に切り換えて表示するユーザ操作
    処理手段とを有し、 上記ユーザ操作処理手段は、上記移動検出手段により上
    記データ処理装置の前方への移動が検出されたことに応
    答して、オープンされた一つのファイルの内容が上記表
    示画面に表示され、いずれか一つのリンク先のファイル
    に対応するアンカが上記表示画面の中央部に表示されて
    いるときには、そのリンク先のファイルをオープンして
    その内容を上記表示画面に表示し、上記移動検出手段に
    より上記データ処理装置の後方への移動が検出されたこ
    とに応答して、そのリンク先のファイルをクローズする
    とともに、リンク元のファイルをオープンするリンク手
    段をさらに有するデータ処理装置。
  11. 【請求項11】データ処理装置であって、 処理装置と、 プログラムおよび複数のファイルを記憶するための記憶
    装置と、 上記データ処理装置の前面部に設けられた表示画面を有
    する表示装置と、 利用者により操作可能な操作ボタンとを有し、 上記データ処理装置の前後方向、左右方向、上下方向の
    内の少なくとも一つの方向への移動を検出可能な移動検
    出手段と、 上記複数のファイルが属する複数の階層構造を有する複
    数のフォルダの一つに属する、少なくとも一つの他のフ
    ォルダあるいは上記複数のファイルの内の少なくとも一
    つのファイルの内容とを利用者による操作に応答して上
    記表示画面に切り換えて表示するユーザ操作処理手段と
    を有し、 上記ユーザ操作処理手段は、 上記移動検出手段により上記データ処理装置のいずれか
    の方向の移動が検出されたことに応答して、上記表示画
    面に表示された画面に対して、スクロール、拡大もしく
    は縮小のいずれか一つの操作を実行する第1の操作実行
    手段と、 上記第1の操作実行手段により直前に実行された操作の
    種類を記憶する手段と、 上記操作ボタンがクリックされたことに応答して、上記
    記憶された操作の種類に基づいて、上記実行された操作
    と同じ操作を実行する第2の操作実行手段とを有するデ
    ータ処理装置。
  12. 【請求項12】上記記憶する手段は、上記操作実行手段
    により直前に実行された操作の操作量をさらに記憶し、 上記第2の操作実行手段は、上記クリックがシングルク
    リックの時に上記実行された操作と同じ操作を上記記憶
    された操作量だけ実行する手段を有する請求項11記載
    のデータ処理装置。
  13. 【請求項13】上記第2の操作実行手段は、上記クリッ
    クがダブルクリックの時に上記実行された操作と同じ操
    作を連続して実行する手段を有する請求項11記載のデ
    ータ処理装置。
  14. 【請求項14】上記記憶する手段は、上記操作実行手段
    により直前に実行された操作の操作量をさらに記憶し、 上記第2の操作実行手段は、上記クリックがシングルク
    リックの時に上記実行された操作と同じ操作を上記記憶
    された操作量だけ実行する手段をさらに有する請求項1
    3記載のデータ処理装置。
  15. 【請求項15】上記移動検出手段は、上記データ処理装
    置の前後方向、左右方向、上下方向のそれぞれの方向へ
    の移動を検出可能な移動検出手段を含み、 上記第1の操作実行手段は、 上記移動検出手段により上記データ処理装置の前方向の
    移動が検出されたことに応答して、上記表示画面に表示
    された画面を拡大する操作を実行する拡大手段と、 上記移動検出手段により上記データ処理装置の後方向の
    移動が検出されたことに応答して、上記表示画面に表示
    された画面を縮小する操作を実行する縮小手段と、 上記移動検出手段により上記データ処理装置の左右方向
    もしくは上下方向の移動が検出されたことに応答して、
    上記表示画面に表示された画面に対して、検出された移
    動方向に関連する方向へのスクロール操作を実行するス
    クロール手段とを有する請求項11記載のデータ処理装
    置。
  16. 【請求項16】データ処理装置であって、 処理装置と、 プログラムおよび複数のファイルを記憶するための記憶
    装置と、 上記データ処理装置の前面部に設けられた表示画面を有
    する表示装置と、 上記データ処理装置の前方あるいは後方への移動を検出
    可能な移動検出手段とを有するデータ処理装置に組み込
    まれて使用されるためのプログラムを記憶したプログラ
    ム記録媒体であって、そのプログラムは以下の処理を実
    行するようにプログラムされているもの。上記複数のフ
    ァイルが属する複数の階層構造を有する複数のフォルダ
    に対応する複数のアイコンと、上記複数のファイルに対
    応する複数のアイコンと、いずれか一つのファイルの内
    容とを、利用者による操作に応答して上記表示画面に切
    り換えて表示し、 上記移動検出手段により上記データ処理装置の前方への
    移動が検出されたことに応答して、上記表示画面に表示
    されたいずれか一つのアイコンに対応するいずれか一つ
    のファイルもしくはフォルダをオープンし、 上記移動検出手段により上記データ処理装置の後方への
    移動が検出されたことに応答して、上記オープンされた
    一つのファイルまたはフォルダをクローズする。
  17. 【請求項17】データ処理装置であって、 処理装置と、 プログラムおよび複数のファイルを記憶するための記憶
    装置と、 上記データ処理装置の前面部に設けられた表示画面を有
    する表示装置と、 利用者により操作可能な操作ボタンと、 上記データ処理装置の前後方向、左右方向、上下方向の
    内の少なくとも一つの方向への移動を検出可能な移動検
    出手段とを有するデータ処理装置に組み込まれて使用さ
    れるためのプログラムを記憶したプログラム記録媒体で
    あって、そのプログラムは以下の処理を実行するように
    プログラムされているもの。上記複数のファイルが属す
    る複数の階層構造を有する複数のフォルダに対応する複
    数のアイコンと、上記複数のファイルに対応する複数の
    アイコンと、いずれか一つのファイルの内容とを利用者
    による操作に応答して上記表示画面に切り換えて表示
    し、 上記移動検出手段により上記データ処理装置のいずれか
    の方向の移動が検出されたことに応答して、上記表示画
    面に表示された画面に対して、スクロール、拡大もしく
    は縮小のいずれか一つの操作を実行し、 直前に実行された操作の種類を記憶し、 上記操作ボタンがクリックされたことに応答して、上記
    記憶された操作の種類に基づいて、上記実行された操作
    と同じ操作を実行する。
  18. 【請求項18】データ処理装置であって、 処理装置と、 プログラムおよび複数のファイルを記憶するための記憶
    装置と、 上記データ処理装置の前面部に設けられた表示画面を有
    する表示装置と、 上記データ処理装置の前方あるいは後方への移動を検出
    可能な移動検出手段とを有するデータ処理装置に組み込
    まれて使用されるためのプログラムを記憶したプログラ
    ム記録媒体であって、そのプログラムは以下の処理を実
    行するようにプログラムされているもの。上記複数のフ
    ァイルが属する複数の階層構造を有する複数のフォルダ
    の一つに属する、いずれか一つの他のフォルダあるいは
    いずれか一つのファイルに対応する少なくとも一つのア
    イコンと、上記複数のファイルの内の少なくとも一つの
    ファイルの内容とを、利用者による操作に応答して上記
    表示画面に切り換えて表示し、 上記移動検出手段により上記データ処理装置の前方への
    移動が検出されたことに応答して、オープンされた一つ
    のファイルの内容が上記表示画面に表示され、いずれか
    一つのリンク先のファイルに対応するアンカが上記表示
    画面の中央部に表示されているときには、そのリンク先
    のファイルをオープンしてその内容を上記表示画面に表
    示し、 上記移動検出手段により上記データ処理装置の後方への
    移動が検出されたことに応答して、そのリンク先のファ
    イルをクローズするとともに、リンク元のファイルをオ
    ープンする。
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