JP2000207234A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2000207234A
JP2000207234A JP11002664A JP266499A JP2000207234A JP 2000207234 A JP2000207234 A JP 2000207234A JP 11002664 A JP11002664 A JP 11002664A JP 266499 A JP266499 A JP 266499A JP 2000207234 A JP2000207234 A JP 2000207234A
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JP
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data
transmission
communication system
queue
communication
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JP11002664A
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English (en)
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Toshiyuki Nanba
利行 難波
Harumi Minemura
治実 峯村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データキューイングを行う通信システムにおい
て、送受信側の通信処理能力の差が大きくなった場合、
キューバッファの数が多くなりキューに滞在する時間が
長くなる。 【解決手段】データキューイングを行う通信システムに
おいて、送信するためのデータが発生した場合、発生デ
ータとキューイングデータとを比較し、同種のデータが
存在する場合、キューイングデータを削除し、発生デー
タが送信されるまでの時間を短縮し、キューバッファの
サイズを小型化する。また、データの優先度に応じてキ
ューイング順序を入れ替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線通信または無
線通信を行う通信装置間の通信において、または同一コ
ンピュータ内部のタスクと呼ばれるソフトウェアモジュ
ール間の通信において、またはネットワークを介して通
信する異なるコンピュータ間におけるタスクと呼ばれる
ソフトウェアモジュール間の通信において、情報通信・
情報処理の能力差を吸収するため、データのキューイン
グを行う通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】有線通信または無線通信を行う通信装置
間の通信において、または同一コンピュータ内部のタス
クと呼ばれるソフトウェアモジュール間の通信におい
て、またはネットワークを介して通信する異なるコンピ
ュータ間におけるタスクと呼ばれるソフトウェアモジュ
ールタスク間の通信において、データの送信側と受信側
との間で発生する情報通信・情報処理の能力差(例え
ば、速度差)を吸収するため、送信できなかったデータ
を破棄しないようにキューバッファと呼ばれるバッファ
を用意しておき、データ送信が可能になるまで発生した
データをキューバッファにバッファリング(一時保管)
しておくキューイングと呼ばれる方法がある。
【0003】図15は、従来のキューイング方法を説明
するための概念図である。図15において、1は送信側
の通信装置またはタスクにおいて発生した発生データ、
2は発生データ1を順次バッファリングするためのキュ
ーバッファ、3、3a、3bは発生データ1をキューバ
ッファ2の先頭から末尾へ発生順に順次詰めてキューイ
ングしたキューイングデータ、4はキューバッファ2の
先頭からキューイングデータを取出して送信側の通信装
置またはタスクから受信側の通信装置またはタスクへ送
信する送信データである。
【0004】送信側の通信装置またはタスクで発生した
発生データ1は、キューバッファ2にキューイングされ
た末尾のキューイングデータ3bの直後にキューイング
される。送信データ4は、キューバッファ2にキューイ
ングされた先頭のキーイングデータ3aから取り出して
送信する。従って、図15に示すように、キューバッフ
ァ2にキューイングされたキューイングデータ3は、末
尾から先頭の方向にデータが流れる。
【0005】即ち、従来のキューイング方法は、送信側
の通信装置またはタスクで発生した発生データ1を発生
順にキューイングし、待ち行列のように発生順にFIF
O方式で送信するようになっていた。
【0006】従来のこの種の通信システムとしては、例
えば、特開平03−19545号公報「パケット伝送方
式」に示された通信システムがある。図16は従来の通
信システムの構成を示す構成図である。
【0007】図16において、5は通信用のデータパケ
ットを作成する通信パケット作成部、6は論理チャネル
毎に設けられ、通信パケット作成部5で作成したデータ
パケットを蓄積する通信パケットキュー、7はパケット
交換機からの指示を受けてデータパケットが送信可能状
態であるか否かを検知してデータパケット通信のプロト
コル制御を行うプロトコル制御部、8はプロトコル制御
部7でデータパケットが送信可能状態であることを検知
した場合は、通信パケットキュー6に対して通信パケッ
トを取り出し回線へ送出するよう指示を出し、プロトコ
ル制御部7でデータパケットが送信待ち状態であること
を検知した場合は、通信パケットキュー6に対して通信
パケットの送出を停止するよう指示を出すフロー制御
部、9はフロー制御部8から通信パケットの送出を停止
するよう指示があり、送信パケット作成部5がデータパ
ケットを作成した場合、通信パケットキュー6に対して
蓄積しているパケットを破棄し、通信パケット作成部5
で新たに作成したパケットを回線に送出するよう指示を
出す通信キュー廃棄制御部である。
【0008】即ち、特開平03−19545号公報「パ
ケット伝送方式」においては、時刻変化のあるデータを
周期的に伝送するシステムにおいて、時間的に古くなり
バッファに蓄積されている未送出のパケットを最新デー
タが来た時に廃棄する技術内容が開示されている。従っ
て、データの種類が1種類である場合だけが処理の対象
になっていた。
【0009】また、従来のこの種の通信システムとし
て、例えば、特開平1−162036号公報「パケット
交換データ転送方式」に示された通信システムがある。
図17は、この従来の通信システムの動作を示すフロー
チャートである。次に図17を用いて従来の通信システ
ムの動作を説明する。
【0010】音声パケットの送信要求があった場合(ス
テップS1)、情報フレームが送信中でない場合(ステ
ップS2)には音声パケットを送信する(ステップS
3)。一方、情報フレームが送信中である場合(ステッ
プS2)には、まず、DMACをストップし(ステップ
S4)、送信待ちキューに識別子を積み込む(ステップ
S5)。次に、情報フレームの前半を送信し(ステップ
S6)、DMAC内のアドレスレジスタを記憶する(ス
テップS7)。次に、音声パケットを送信し(ステップ
S8)、送信待ちキューに識別子を積み込み(ステップ
S9)、情報フレームの後半を送信する(ステップS1
0)。
【0011】即ち、特開平1−162036号公報「パ
ケット交換データ転送方式」においては、遅延条件の厳
しい音声パケットを送出する場合に、情報パケットより
優先的に送出する技術内容が開示されている。従って、
データの種類が2種類である場合だけが処理の対象にな
っていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】特開平3−19545号公報「パケット伝
送方式」においては、時刻変化のあるデータを周期的に
伝送するシステムにおいて、時間的に古くなりバッファ
に蓄積されている未送出のパケットを最新データが来た
ときに廃棄する。従って、データの種類が1種類だけの
場合にしか正しく処理がなされず、複数種類のデータが
存在する場合、キューイングにおける破棄処理を所望通
りに行うことができなかった。また、特開平1−162
036号公報「パケット交換データ転送方式」において
は、遅延条件の厳しい音声パケットを送出する場合に、
情報パケットよりも音声パケットを優先的に送出する。
従って、データの種類が2種類の場合だけしか正しく処
理がなされず、3種類以上のデータが存在する場合、キ
ューイングにおける優先処理を所望通りに行うことがで
きなかった。
【0014】しかし、音声、文字コード、静止画像、動
画像、映像といった多種類のメディアが混在するマルチ
メディアデータを扱う通信システムにおいてデータのキ
ュウーイングを行う場合、そのデータの内容や種別(メ
ディア)によってはデータを破棄できないもの、表示な
どの都合でデータを分離・分割できないもの、データの
簡易表示が可能なもの、リアルタイム性(優先処理)が
必要なものなどが混在する。そこで、データのキューイ
ングにおいて時間的に古いデータを破棄する、音声パケ
ットを情報パケットより優先するといった単純な処理だ
けでは所望通りのキューイングを行えないといった課題
があった。
【0015】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、音声、文字、静止画像、動画像、映像とい
った多種類のメディアが混在するマルチメディアデータ
を扱う通信システムにおいても、所望通りのデータのキ
ューイングを柔軟かつ高度に行うことができる通信シス
テムを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の通信システムにおいては、送信側の通信シス
テムと、受信側の通信システムと、上記送信側の通信シ
ステムと上記受信側の通信システムとを接続する通信手
段とからなり、上記送信側の通信システムは、ユーザの
操作対象となる操作対象装置と、上記操作対象装置に接
続され、ユーザが操作情報を入力する操作手段と、上記
操作対象装置に接続され、上記通信手段を介して上記操
作対象装置の動作状態を上記受信側のシステムに送信す
る動作状態送信手段とを備え、上記受信側の通信システ
ムは、上記通信手段を介して上記送信側の操作対象装置
の上記動作状態を受信する動作状態受信手段と、上記動
作状態受信装置に接続され、上記動作状態受信手段が受
信した上記動作状態を表示する表示手段とを備え、上記
送信側のシステムにおける上記動作状態送信手段または
上記受信側の通信システムにおける上記動作状態受信手
段は、キューバッファと呼ばれるバッファを備え、送信
または受信データが発生して送信または処理ができなか
った場合に、発生して送信または処理ができなかった上
記送信または受信データの送信または処理が可能になる
まで発生して送信または処理できなかった上記送信また
は受信データを上記キューバッファにバッファリングし
ておくキューイングと呼ばれる方法を用い、送信または
受信データが発生した場合に、発生した送信または受信
データと送信または処理できずに上記キューバッファに
キューイングされている上記送信または受信データとを
比較し、その比較結果に基づいて上記キューバッファに
格納されている送信または受信データを破棄するか、ま
たは発生した上記送信または受信データを上記キューバ
ッファのより先頭に近い位置にキューイングすることを
特徴とする。
【0017】上記課題を解決するために、第2の通信シ
ステムにおいては、上記送信側のシステムにおける上記
動作状態送信手段または上記受信側の通信システムにお
ける上記動作状態受信手段は、送信または受信データが
発生した場合に、発生した上記送信または受信データと
送信または処理できずに上記キューバッファにキューイ
ングされている上記送信または受信データとを比較し、
その両者が同種の送信または受信データの場合には、上
記キューバッファに格納されている上記送信または受信
データを破棄して新しく発生した上記送信または受信デ
ータだけを上記キューバッファにキューイングすること
を特徴とする。
【0018】上記課題を解決するために、第3の通信シ
ステムにおいては、上記送信側のシステムにおける上記
動作状態送信手段または上記受信側の通信システムにお
ける上記動作状態受信手段は、送信または受信データが
発生した場合に、発生した上記送信または受信データの
内容から発生した上記送信または受信データの優先度を
決定し、発生した上記送信または受信データの優先度と
送信または処理できずに上記キューバッファにキューイ
ングされた上記送信または受信データの優先度とを比較
し、上記比較結果に基づいてより優先度が高い順に発生
した上記送信または受信データまたは上記キューバッフ
ァにキューイングされた上記送信または受信データを送
信または受信することを特徴とする。
【0019】上記課題を解決するために、第4の通信シ
ステムにおいては、上記送信側のシステムにおける上記
動作状態送信手段または上記受信側の通信システムにお
ける上記動作状態受信手段は、送信または受信データが
発生した場合に、発生した上記送信または受信データま
たは・および送信または処理できずに上記キューバッフ
ァにキューイングされた上記送信または受信データのデ
ータ内容または・およびデータ種別に基づいて発生した
上記送信または受信データまたは・および送信または処
理できずに上記キューバッファにキューイングされた上
記送信または受信データの優先度または・および処理内
容を決定し、その決定結果に基づいて発生した上記送信
または受信データまたは・および送信または処理できず
に上記キューバッファにキューイングされた上記送信ま
たは受信データを処理することを特徴とする。
【0020】上記課題を解決するために、第5の通信シ
ステムにおいては、上記送信側の通信システムは、音出
力手段または・および簡易表示手段を備え、データのキ
ューイング前に上記音出力手段から音を出す、または・
および上記簡易表示手段により入力情報の簡易表示を行
い、ユーザが操作情報の入力を行ったことをユーザに前
もって表示し、実際の動作状態の表示は、上記受信側の
通信システムの表示手段においてデータの受信を行った
時点またはその後に実施することを特徴とする。
【0021】上記課題を解決するために、第6の通信シ
ステムにおいては、上記送信側の通信システムと、上記
受信側の通信システムと、上記通信手段とは同一のコン
ピュータの内部に含まれ、上記通信手段は、データ通信
を上記同一のコンピュータ内部のタスクと呼ばれるソフ
トウェアモジュール間で行うことを特徴とする。
【0022】上記課題を解決するために、第7の通信シ
ステムにおいては、上記送信側の通信システムと上記受
信側の通信システムは、それぞれ異なるコンピュータ内
部に含まれ、上記通信手段は上記異なるコンピュータ間
を接続するネットワークであって、上記通信手段は、デ
ータ通信を上記異なるコンピュータ間のタスクと呼ばれ
るソフトウェアモジュール間で、上記ネットワークを介
して行うことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明に係
る実施の形態1による通信システムを図について説明す
る。図1は、本発明に係る実施の形態1による通信シス
テムの構成を示す構成図である。
【0024】図1において、10は送信側の通信システ
ム、11は受信側の通信システム、12は送信側の通信
システム10と受信側の通信システム11とを結ぶ通信
回線である。また、送信側の通信システム10におい
て、13はユーザの操作対象となる操作対象装置、14
は操作対象装置13に接続され、ユーザが操作対象装置
13を操作するために用いる操作部、15は操作対象装
置13に接続され、通信回線12を介して受信側の通信
システム11に操作対象装置13の動作状態を送信する
動作状態送信装置である。また、受信側の通信システム
11において、16は通信回線12を介して送信側の通
信システム10から操作対象装置13の動作状態を受信
する動作状態受信装置、17は動作状態受信装置16に
接続され、操作対象装置13の動作状態を表示する表示
装置である。
【0025】なお、通信回線12は、有線通信でも無線
通信でも良く、それらの組合せであっても良い。また、
通信回線12は公衆網でも専用線でも良く、またそれら
の組合せであっても良い。また、通信回線12はアナロ
グ回線でもディジタル回線でも良く、またそれらの組合
せであっても良い。
【0026】図2は、図1に示した通信システムの具体
的システムとしてカーナビゲーションシステムの構成を
示す構成図である。以下では通信システムの具体的シス
テムとしてカーナビゲーションシステムを例にとって説
明するが、本発明はこれに限らず、ホーム情報通信シス
テム、車載情報通信システム、携帯情報通信システムな
ど、他の通信システムにも適用可能である。
【0027】図2において、18はカーナビゲータ、1
9はカーナビゲータ18に接続された表示装置、20は
カーナビゲータ18と表示装置19とを接続するシリア
ルケーブルである。また、カーナビゲータ18におい
て、21はユーザがカーナビゲータ18の操作を行うた
めの操作部、22はカーナビゲータ18の動作状態を表
示装置19に送信する動作状態送信装置である。また、
表示装置19において、23はシリアルケーブル20を
介してカーナビゲータ18の動作状態をカーナビゲータ
18から受信する動作状態受信装置、24は動作状態受
信装置23が受信したカーナビゲータ18の動作状態を
表示する表示部である。
【0028】ユーザ(図示せず)は操作部21からカー
ナビゲータ18の操作を行い、操作部21からのユーザ
からの指示によってまたは自動的に動作状態送信装置2
2はシリアルケーブル20を介してカーナビゲータ18
が動作している状態を示す動作状態データを表示装置1
9へ送信する。動作状態受信装置23は、シリアルケー
ブル20を介してカーナビゲータ18からの動作状態デ
ータを受信し、動作状態受信装置23が受信した動作状
態データを表示装置19の表示部24に表示する。
【0029】図2に示したカーナビゲーションシステム
のカーナビゲータ18は、図1に示した通信システムの
操作対象装置13に対応するものであり、図2に示した
カーナビゲーションシステムの表示装置19は、図1に
示した表示装置17に対応するものである。即ち、図2
に示したカーナビゲーションシステムは、図1に示した
操作部14と動作状態送信装置15とを操作対象装置1
3の中に組込むと共に、図1に示した動作状態受信装置
16を表示装置17の中に組込んだものとみることがで
きる。
【0030】図2に示したカーナビゲーションシステム
において、動作状態送信装置22が取得する動作状態
は、例えば、以下のようなものがある。ユーザがカーナ
ビゲータ18の操作部21のキー(図示せず)を押下す
る毎にキーに割当てられた機能が動作し、例えば、走行
地図(市街地図、道路地図)を表示する、CDの(再
生)時間を表示する、ユーザがカーナビゲータ18の操
作をした、市街情報を表示する、道路情報を表示するな
ど、カーナビゲータ18の動作状態が変化する度に、カ
ーナビゲータ18の動作状態を表す動作状態データを動
作状態送信装置22からシリアルケーブル20を介して
表示装置19の動作状態受信装置23へ送信され、表示
部24に表示される。
【0031】図2に示したカーナビゲーションシステム
においては、送信側のカーナビゲータ18と受信側の表
示装置19との間の情報通信・情報処理の能力差によっ
て、受信側の表示装置19における送信データの取りこ
ぼしが発生しないよう、データキューイングを行う。動
作状態データをキューイングするために、送信側のカー
ナビゲータ18の動作状態送信装置22内に、または受
信側の表示装置19の動作状態受信装置23内に、図1
5に示すようなキューバッファ2を用意する。
【0032】図15に示すキューバッファ2に対して、
図2に示す送信側の動作状態送信装置22は図15に示
すキューバッファ2における末尾のキューイングデータ
3bの直後へ動作状態データをキューイングし、図2に
示す受信側の動作状態受信装置23は、図15に示すキ
ューバッファ2の先頭のキューイングデータ3aから動
作状態データを取得する。なお、データの送信側と受信
側との間で一時的に発生する情報通信・情報処理の能力
差は、図15に示したキューバッファ2のサイズを大き
くすることにより吸収することができる。
【0033】図3は、図15に示したキューバッファ2
およびキューバッファ2にキューイングされたキューイ
ングデータ3a、……、3、……、3bのデータ構造を
示す図である。図3において、25はキューの先頭(キ
ュー1のデータの先頭)を指すポインタを格納するヘッ
ダ、26aはキューイングデータ3aのデータを格納す
るキュー1(先頭のキュー)、26はキューイングデー
タ3のデータを格納するキューキューn(n=2,3,
4,……,N−1、Nは図13に示したキューバッファ
2にキューイングされたキューイングデータの個数)、
26bはキューイングデータ3bのデータを格納するキ
ューN(末尾のキュー)、27はキューの末尾であるこ
とを示すデータを格納したテイラーである。また、キュ
ーn26において、26cはキューnのデータ、26d
はキュー(n+1)のデータの先頭を指すポインタであ
る。
【0034】カーナビゲータ18から発生した発生デー
タ1をキューイングした上で送信するには、図3に示す
ようなデータ構造を用いてキューバッファ2に格納され
たキューイングデータ3a、……、3、……、3bのデ
ータ管理を行う。まず、発生データ1を図10に示した
キューバッファ2に入れるため、キューバッファ2にバ
ッファリングされたキューの先頭(キュー1のデータの
先頭)を指すポインタを格納するヘッダ25を用意す
る。通常、このヘッダ25には、キューバッファ2にキ
ューイングされた先頭(キュー1)のキューイングデー
タ3aが格納された記憶領域の先頭番地を格納する。キ
ューは、先頭から順番にキュー1、キュー2、……とす
る。キューイングデータ3を送信する際には、キュー
1、キュー2、……の順序で送信を行う。通常、発生デ
ータ1は末尾のキュー(図3に示した本実施の形態の例
ではキューN)26bのキューイングデータ3bに繋
ぐ。
【0035】キューイングの順序を把握するために、図
3に示したキュー1 26a、……、キューn26、…
…、キューN26bには、送信用のキューnのデータ2
6c(n=1,2,3,……,N、Nはキューバッファ
2にキューイングされたキューイングデータの個数)に
加えて、次に繋がっているキューイングデータの先頭を
指すポインタ26dを格納する。これを辿ることによっ
てキューの並びを把握して管理することができる。
【0036】図4は、本発明に係る実施の形態1による
通信システムにおけるキューnのデータ、発生データ
1、送信データ4のデータ構造を示す図である。図4に
おいて、28はキューnのデータを表すコマンドデー
タ、28aはコマンドの種類(識別子)を表すコマンド
ID、28bは通信システムの動作状態を表す動作状態
データである。
【0037】発生データ1とキューnのデータとを比較
する場合、まず、発生データ1のコマンドID28aを
調べる。続いて、図3に示したキューバッファのキュー
について、ヘッダ25を参照し、キューの先頭へのポイ
ンタを取得し、キューの先頭(キュー1 26a)のデ
ータを参照する。そして、キュー1 26のキュー1の
データ28内のコマンドID28aを参照する。次に、
キュー1 26aに含まれる次(キュー2)のデータの
先頭を指すポインタを参照し、キューの末尾(テイラー
27)を指すポインタを検出するまで順次これを繰返
す。
【0038】図4に示すように、発生データ1、送信デ
ータ4、キューnのデータ26cはそれぞれコマンドデ
ータ28と呼ばれる予め規定されたデータ構造を持つ。
コマンドデータ28は、コマンドID28aと動作状態
データ28bに分けられる。動作状態データ28bは、
コマンドID28aの種類によって異なり、それぞれの
コマンドID28aに対して独立した構造が定義されて
いる。
【0039】例えば、ユーザの操作情報を通知するため
のコマンドデータ(コマンドID)やCDの再生時間を
表示するためのコマンドデータ(コマンドID)などが
存在する。例えば、CDの再生時間を表示するためのコ
マンドデータは、同一コマンドIDとし、再生時間を動
作状態データ28bのデータ領域に入力する。
【0040】このコマンドデータ28に対して、データ
のキューイングを行う通信システムにおいては、次のよ
うなことが起きる。即ち、データの送信側の通信システ
ム10に対して何らかの理由で受信側の通信システム1
1のデータ受信量が低下している場合、送信データはキ
ューバッファ2に溜まることになる。キューバッファ2
が大きい場合や、データが受信されるまでに時間がかか
った場合、受信側の通信システム11が折角送信データ
を受信できたとしても、受信データはすでに過去のデー
タとなっており、役に立たない。また、この時送信側の
通信システム10において新たに発生した同種のデータ
はキューの末尾にキューイングされることになる。
【0041】例えば、カーナビゲータ18からCDの再
生時間を表示するコマンドデータが発生し、何らかの理
由でキューバッファ2に長時間溜り、このコマンドデー
タが受信されるまでに時間がかかった場合、このCDの
再生時間は表示されても意味を持たない。また、この時
CDの再生時間を表示するためのコマンドデータが新た
に発生したとしても、キューバッファ2の末尾にキュー
イングされることになる。
【0042】図5は、キューバッファ2にキューイング
されたキューイングデータ3の削除の動作を説明するた
めの動作説明図である。図5において、29は発生デー
タ1をキューバッファ2の末尾にキューイングしたキュ
ーイングデータである。また、図6は、キューバッファ
2にキューイングされたキューイングデータの削除の動
作を説明するための動作説明図である。図6において、
30,31、32はキュー、32cはキュー31のデー
タの先頭を指すポインタ、32cはキュー32のデータ
である。なお、同一または相当部分には同一符号を付し
て説明を省略する。
【0043】図5および図6に示すように、発生データ
1とキューバッファ2にキューイングされたキューnの
データ26cのコマンドID28aとを比較し、同種の
データ(同一コマンドIDのデータ)を削除することに
より、発生データを送信するまでの時間をより早くする
ことができると共にキューバッファ2のサイズをより小
さくすることができる。図5に示した例では、発生デー
タ1と同種のデータを持つキューイングデータ3がキュ
ーバッファ2から削除され、発生データ1はキューバッ
ファ2の末尾にキューイングされてキューイングデータ
29となる。
【0044】例えば、上記の例のように再生時間情報を
含むコマンドデータであれば、最新の再生時間情報を含
むコマンドデータだけを送信することができる。そこ
で、古い再生時間情報を含むコマンドデータを含むキュ
ーイングデータをキューバッファ2から削除する。キュ
ーイングデータ(キュー31)を削除するには、図6に
示すように、キュー32におけるキュー31のデータの
先頭を指すポインタ32cをキュー30のデータの先頭
を指すように繋ぎ変えることにより実現することができ
る。
【0045】なお、上記実施の形態1においては、送信
側の通信システム10における動作状態送信装置15ま
たはカーナビゲータ18の動作状態送信装置22にキュ
ーバッファ2を持ち、上記キューイング処理を動作状態
送信装置15または動作状態送信装置22で実施する場
合について説明したが、これに限らず、受信側の通信シ
ステム11における動作状態受信装置16または表示装
置19の動作状態受信装置23にキューバッファ2を持
ち、上記キューイング処理を動作状態受信装置16また
は動作状態受信装置23で実施しても良い。
【0046】以上のように、発生データ1とキューバッ
ファ2にキューイングされているキューイングデータ3
(キューのデータ)のコマンドID28aとを比較し、
その両者が同種の送信データの場合に限ってキューバッ
ファ2にキューイングされているキューイングデータ3
を破棄して新しく発生した発生データ1だけをキューイ
ングするので、複数種類の通信データが混在する通信シ
ステムにおいても、所望通りのデータのキューイングを
することができる。
【0047】実施の形態2.また、再生時間情報を含む
コマンドデータ(コマンドID)については優先度を高
くすることにより、発生データ1の発生から送信までの
時間を短縮し、時間のずれを最小限にすることができ
る。
【0048】図7は、キューイングデータの挿入の動作
を説明するための動作説明図である。図7において、3
3はキューバッファ2における先頭のキューイングデー
タ、34は発生データ1を含むキューイングデータであ
る。また、図8は、キューイングデータの挿入の動作を
説明するための動作説明図である。図8において、3
5、36、37、38はキュー、37cはキュー37の
データ、37dはキュー36のデータの先頭を指すポイ
ンタである。なお、同一または相当部分には同一符号を
付して説明を省略する。
【0049】例えば、発生データ1が時刻表示など過去
の状態を送信しても無意味であるようなデータを送信す
るコマンドデータである場合、図7に示すように、いき
なりキューバッファ2の先頭または先頭付近に発生デー
タ1をキューイングし、直ちに送信データ4として送信
することができる。この場合、キューバッファ2の途中
(先頭または先頭付近)へ割込ませて発生データ1をキ
ューイングし、キューイングデータ34を作成する必要
がある。図7に示す例では、キューイングデータ2とキ
ューイングデータ3の間に発生データ1を割込ませて
(挿入して)キューイングデータ7としている。
【0050】発生データ1をキューイングデータの間に
割込ませてキューイングするには、図8に示すように、
発生データ1をキュー38にキューイングし、キュー3
7におけるデータの先頭を指すポインタ37cをキュー
36からキュー38に繋ぎ変えると共に、キュー38に
おけるデータの先頭を指すポインタをキュー36に繋ぎ
変えることによって実現することができる。
【0051】さらに、上記実施の形態1および上記実施
の形態2で説明した方法を併用することにより、再生時
間表示の更新を1度に行うことができ、過去のデータの
表示が必要でない場合には、最新の発生した送信データ
のキューにおける滞在時間を最小に留めることもでき
る。
【0052】なお、上記実施の形態2においては、送信
側の通信システム10における動作状態送信装置15ま
たはカーナビゲータ18の動作状態送信装置22にキュ
ーバッファ2を持ち、上記キューイング処理を動作状態
送信装置15または動作状態送信装置22で実施する場
合について説明したが、これに限らず、受信側の通信シ
ステム11における動作状態受信装置16または表示装
置19の動作状態受信装置23にキューバッファ2を持
ち、上記キューイング処理を動作状態受信装置16また
は動作状態受信装置23で実施しても良い。
【0053】以上のように、発生データ1の内容から発
生データ1の優先度を決定し、発生データ1の優先度と
キューバッファ2にキューイングされているキューイン
グデータ(キューのデータ)とを比較し、発生データ1
のキューイング位置を決めるので、混在するデータの種
類(コマンドデータまたはコマンドIDの種類)に拘ら
ずに、所望通りのデータのキューイングをすることがで
きる。
【0054】実施の形態3.実施の形態1では、発生し
た通信データと同種の通信データがキューバッファ2の
中に存在する場合には、キューバッファ2に格納されて
いる通信データを破棄したが、例えば、音声、文字、静
止画像、動画像、映像といった多種類のデータ種別(メ
ディア)が混在するマルチメディアデータを扱う通信シ
ステムにおいては、発生した通信データのデータ種別
(メディア)やデータ内容によって発生した通信データ
や送信できずにキューバッファにキューイングされてい
るデータの取扱上の制限や優先度が異なる。
【0055】図9は、音声、文字、静止画像、動画像、
映像といったデータ種別(メディア)による処理内容を
記載したデータ種別処理内容テーブルの構成を示すテー
ブルである。図9において、40はデータ種別処理内容
テーブルであり、データの分離・分割、データの破棄、
データの簡易表示について、上記各データ種別(メディ
ア)対して処理が可能な場合は「○」、処理が不可能な
場合は「×」で表現している。また、リアルタイムの必
要性については、その必要性の度合を通常優先度で表現
するが、本実施の形態3においては説明を簡単にするた
めに相対的な優先順位で表現している。
【0056】図9のデータ種別処理内容テーブル40に
おいて、例えば、送信データのデータ種別(メディア)
が音声である場合は、リアルタイムの必要性が最も高く
(相対的な優先順位が1)、データの分離・分割、デー
タの破棄、データの簡易表示が共に不可能であることを
表現している。また、送信データのデータ種別(メディ
ア)が動画像である場合は、リアルタイムの必要性は中
位(相対的な優先順位が3)であるが、データの分離・
分割、データの破棄、データの簡易表示が共に可能であ
ることを表現している。
【0057】また、図10は、データ内容による優先
度、データ種別(メディア)といった処理項目を記載し
たデータ内容処理項目テーブルの構成を示すテーブルで
ある。図10において、41はデータ内容処理項目テー
ブルであり、各データ内容(本実施の形態3においては
カーナビゲーションシステム)に対して、処理項目とし
て、優先度(相対的な優先順位)、データ種別(メディ
ア)を記載している。例えば、図10に示すようにデー
タに優先度をつける。この場合、ユーザの操作情報の優
先度は1となっており、優先度が最も高い。各データ内
容に対しては、本実施の形態3においては、上記のよう
に、カーナビゲーションシステムを例としてその一部分
を抜粋して記載している。
【0058】図10のデータ内容処理項目テーブルにお
いて、例えば、送信データのデータ内容が走行地図の表
示である場合は、優先度が最も低く(相対的な優先順位
が5)、走行地図は動画像で表示することを表現してい
る。また、送信データのデータ内容がユーザ操作情報で
ある場合は、優先度が最も高く(相対的な優先順位が
1)、「文字」で送信されることを表現している。ま
た、データ内容が「市街情報の表示」である場合は、優
先度は中位(相対的な優先順位が3)であり、市街情報
は、音声、静止画像、文字で送信され、かつ音声、静止
画像、文字の順に送信されることを表現している。
【0059】図9に示したデータ種別処理内容テーブル
40と図10に示したデータ内容処理項目テーブルとを
組合せることによって、通信システム(本実施の形態3
においてはカーナビゲーションシステム)に対して通信
データのキューイングを柔軟かつ高度に行うことができ
る。
【0060】図11は、図9に示したデータ種別処理内
容テーブル40と図10に示したデータ内容処理項目テ
ーブルを組合せて作成したデータ内容処理内容テーブル
の構成を示すテーブルである。図11において、42は
データ内容と処理項目の関係を記載したデータ内容処理
項目テーブル、43は処理内容とデータ内容の関係を記
載した処理内容データ内容テーブルである。
【0061】図11に示したデータ内容処理項目テーブ
ル42においては、各データ内容(本実施の形態3にお
いてはカーナビゲーションシステム)に対して、処理項
目として、優先度(相対的な優先順位)、データ種別
(メディア)を記載している点は図10と同様である
が、処理項目のデータ種別(メディア)に対して更にデ
ータ内容を記載できるようになっており、その内容は処
理項目における「詳細情報へのポインタ」を辿ることに
よってデータ種別(メディア)に到達できるだけではな
く、その処理内容を参照できるようになっている。
【0062】例えば、図11に示したデータ内容処理項
目テーブル42の例では、データ内容が走行地図の表示
の場合、データ種別(メディア)の欄は<走行地図>と
なっている。ここでは、括弧「<>」で括って示したデ
ータはデータ種別(メディア)ではなく、データ内容を
示しているものとする。そこで、詳細データへのポイン
タを辿ると、データ内容と処理内容の関係を記載した処
理内容データ内容テーブル43に到達する。図11の例
では、走行地図には市街地図と道路地図との2種類があ
り、市街地図のデータ種別(メディア)は静止画像で、
道路地図のデータ種別(メディア)は動画像であること
が示されている。その他に、リアルタイムの必要性は市
街地図(相対的な優先順位が2)よりも道路地図(相対
的な優先順位が1)の方が高く、また、道路地図はデー
タの破棄が可能であるが、市街地図はデータの破棄が不
可能であることなどが記載されている。なお、優先度は
ユーザ(通信システムのエンドユーザまたはアプリケー
ションプログラムのプログラマ)が設定するように構成
しても良い。
【0063】図9の場合、動画像はデータの分離・分割
が可能となっているが、図11の場合は不可能となって
いる。図9ではデータ種別(メディア)が決まるとその
処理内容は画一的であるが、図11の場合は、データ内
容に応じて処理内容を木目細かく設定することができ
る。また、図10に示した例では、「走行地図の表示」
のデータ種別(メディア)は動画像だけであるが、図1
1に示した例では、走行地図を市街地図、道路地図の2
種類用意し、データ種別(メディア)も各々について設
定することができる。
【0064】また、図12は、キューnのデータ構造を
示す図であり、図4に対応するものである。図12にお
いて、44はキューnのデータ構造であり、キューnの
データ構造44において、45はコマンドIDを識別子
で表したコマンドID、46はデータ内容を識別子で表
したデータ内容、47は優先度を数値で表した優先度、
48はデータ種別を識別子で表したデータ種別、49は
処理内容を識別子で表した処理内容、50は動作状態デ
ータを識別子で表した動作状態データである。
【0065】コマンドID45と動作状態データ50は
図4に示したキューnのデータ構造と同一であるが、本
実施の形態3においては、データ内容46、優先度4
7、データ種別48、処理内容49が新たに追加されて
いる。追加した部分(データ内容46、優先度47、デ
ータ種別48、処理内容49)は、それぞれ、図11に
示したデータ内容処理内容テーブルのデータ内容、優先
度、データ種別(メディア)処理内容の各識別子を格納
するために用意されている。
【0066】図13は、本発明に係る実施の形態3によ
る通信システムの動作を説明するためのテーブルであ
り、図13において、51はキューバッファの内容を時
系列に表現したテーブルである。なお、同一または相当
部分には同一符号を付して説明を省略する。また、図1
3において、キューバッファ2はキュー1が先頭のキュ
ーであり、キュー3が末尾のキューである。また、図1
3において、発生データ1、キューバッファ2のキュー
nのデータ、送信データ4は、図を簡単にして見易くす
るために、それぞれ、データ内容46とデータ種別48
だけを記載している。更に、図13におけるデータ内容
46とデータ種別48の識別子の表現は、次のように略
記している。
【0067】「ユーザ文字」は、データ内容が「ユーザ
操作情報」でデータ種別が「文字」であることを意味す
る。「市街音声」は、データ内容が「市街情報の表示」
でデータ種別が「音声」であることを意味する。「市街
地図」は、データ内容が「市街情報の表示」でデータ種
別が「静止画像」であることを意味する。「市街文字」
は、データ内容が「市街情報の表示」でデータ種別が
「文字」であることを意味する。「道路音声」は、デー
タ内容が「道路情報の表示」でデータ種別が「音声」で
あることを意味する。「道路地図」は、データ内容が
「道路情報の表示」でデータ種別が「動画像」であるこ
とを意味する。「道路文字」は、データ内容が「道路情
報の表示」でデータ種別が「文字」であることを意味す
る。
【0068】次に、図11および図13に示した図を用
いて、本発明に係る実施の形態3による通信システムの
動作について説明する。
【0069】まず、時刻T1において、送信データ4で
ある「道路文字」が送信される。また、時刻T1におい
て、キューバッファ2には先頭から「道路音声」「道路
地図」「道路文字」の各キュー3a、3、3bがキュー
イングされていたものとする。更に、時刻T1におい
て、発生データ1として「ユーザ文字」が発生したもの
とする。
【0070】次に、時刻T2においては、まず、時刻T
1においてキューバッファ2の先頭にキューイングされ
ていたキュー3aである「道路音声」が送信データ4と
して送信される。次に、時刻T1における発生データ1
は「ユーザ文字」であるから、図11に示したデータ内
容処理項目テーブル42を参照すると、「ユーザ操作情
報」の優先度が最も高い(相対的な優先順位が1)こと
から「ユーザ文字」のキューはキューバッファ2の先
頭、即ち、先頭のキュー3aの位置にキューイングされ
る。次に、時刻T2において、「市街音声」が発生デー
タ1として発生したものとする。
【0071】次に、時刻T3においては、まず、時刻T
2においてキューバッファ2の先頭にキューイングされ
ていたキュー3aである「ユーザ文字」が送信データ4
として送信される。次に、時刻T2における発生データ
1は「市街音声」であるから、図11に示したデータ内
容処理項目テーブル42を参照すると、「市街情報の表
示」(相対的な優先順位が3)は「道路情報の表示」
(相対的な優先順位が4)よりも優先度が高いので、キ
ューバッファ2において「道路地図」「道路文字」の各
キュー3、3bよりも先頭に近い位置(キュー3aの位
置)にキューイングされる。次に、時刻T3において、
「市街地図」が発生データ1として発生したものとす
る。
【0072】次に、時刻T4においては、まず、時刻T
3においてキューバッファ2の先頭にキューイングされ
ていたキュー3aである「市街音声」が送信データ4と
して送信される。次に、時刻T3における発生データ1
は「市街地図」であるから、図11に示したデータ内容
処理項目テーブル42を参照すると、「市街情報の表
示」(相対的な優先順位が3)は「道路情報の表示」
(相対的な優先順位が4)よりも優先度が高いので、キ
ューバッファ2において「道路地図」「道路文字」の各
キュー3、3bよりも先頭に近い位置(キュー3aの位
置)にキューイングされる。次に、時刻T4において、
「市街文字」が発生データ1として発生したものとす
る。
【0073】次に、時刻T5においては、まず、時刻T
4においてキューバッファ2の先頭にキューイングされ
ていたキュー3aである「市街地図」が送信データ4と
して送信される。次に、時刻T4における発生データ1
は「市街文字」であるから、図11に示したデータ内容
処理項目テーブル42を参照すると、「市街情報の表
示」(相対的な優先順位が3)は「道路情報の表示」
(相対的な優先順位が4)よりも優先度が高いので、キ
ューバッファ2において「道路地図」「道路文字」の各
キュー3、3bよりも先頭に近い位置(キュー3aの位
置)にキューイングされる。次に、時刻T5において、
「道路音声」が発生データ1として発生したものとす
る。
【0074】次に、時刻T6においては、まず、時刻T
5においてキューバッファ2の先頭にキューイングされ
ていたキュー3aである「市街文字」が送信データ4と
して送信される。次に、時刻T5における発生データ1
は「道路音声」であるから、図11に示したデータ内容
処理項目テーブル42を参照すると、発生データ1の
「道路音声」と既にキューバッファ2にキューイングさ
れている「道路地図」「道路文字」の各キュー3、3b
との優先度が同一である。そこで、詳細情報へのポイン
タを辿って処理内容データ内容テーブル43を参照する
と、「道路地図」は破棄可能であるから、既にキューバ
ッファ2にキューイングされている「道路地図」とそれ
に対応する「道路文字」の各キュー3、3bを破棄し、
発生データ1である「道路音声」がキューバッファ2の
先頭(キュー3aの位置)にキューイングされる。次
に、時刻T6において、「道路地図」が発生データ1と
して発生したものとする。
【0075】次に、時刻T7においては、まず、時刻T
6においてキューバッファ2の先頭にキューイングされ
ていたキュー3aである「道路音声」が送信データ4と
して送信される。次に、キューバッファ2にキューが何
もキューイングされていないことから、時刻T6におけ
る発生データ1である「道路地図」がキューバッファ2
の先等(キューバッファ3aの位置)にキューイングさ
れる。次に、時刻T7において、「道路文字」が発生デ
ータ1として発生したものとする。
【0076】次に、時刻T8においては、まず、時刻T
7においてキューバッファ2の先頭にキューイングされ
ていたキュー3aである「道路地図」が送信データ4と
して送信される。次に、キューバッファ2にキューが何
もキューイングされていないことから、時刻T6におけ
る発生データ1である「道路文字」がキューバッファ2
の先等(キューバッファ3aの位置)にキューイングさ
れる。
【0077】図13に示した例では、発生データ1が
「市街音声」「市街地図」「市街文字」という順序で優
先度(相対的な優先順位)の高い順(音声:1、静止画
像:4、文字:5)(図9に示したデータ種別処理内容
テーブル40参照)に発生しているため、これらの間で
の優先処理は行れていないが、発生順序が優先度と異な
る場合は、これらの間で優先処理を行っても良い。
【0078】また、上記実施の形態3においては、送信
側の通信システム10における動作状態送信装置15ま
たはカーナビゲータ18の動作状態送信装置22にキュ
ーバッファ2を持ち、上記キューイング処理を動作状態
送信装置15または動作状態送信装置22で実施する場
合について説明したが、これに限らず、受信側の通信シ
ステム11における動作状態受信装置16または表示装
置19の動作状態受信装置23にキューバッファ2を持
ち、上記キューイング処理を動作状態受信装置16また
は動作状態受信装置23で実施しても良い。
【0079】以上のように、発生データ1の内容または
・および種別(メディア)に基づいて、発生データ1の
優先度または・および処理内容を決定し、キューバッフ
ァ2にキューイングされているキューイングデータ(キ
ューのデータ)の内容、種別(メディア)、優先度、処
理内容の少なくとも1つ以上から発生データ1のキュー
イング位置を決めると共に、キューイングされているキ
ューイングデータ(キューのデータ)を処理するので、
音声、文字コード、静止画像、動画像、映像といった多
種類のメディアが混在するマルチメディアのデータを扱
う通信システムにおいても、所望通りのデータのキュー
イングができる。
【0080】実施の形態4.ユーザによって操作が行わ
れたときの動作状態変化の表示を行うような場合、デー
タキューイングを使用している場合には操作を行った結
果発生した動作状態変化を受信し、表示ができるまでに
時間がかかる場合がある。このような場合、ユーザが入
力受付を完了したか否かを直ちに認識することができな
い。
【0081】このような場合、例えば、発生データ1の
コマンドID45が「ユーザ操作情報」であった場合、
図1に示す動作状態送信装置に、ブザーや簡易表示部を
設けることによって、発生データ1をキューバッファ2
へキューイングする前にデータ入力があったことを音ま
たは簡易表示にてユーザに認識させることができる。
【0082】以上のように、送信側の通信システムにユ
ーザが操作情報を入力する操作部を備え、受信側の通信
システムにユーザの操作対象となる装置の動作状態を表
示する表示部を備え、送信側でデータのキューイング前
に音を出すか、または入力情報の簡易表示を行い、ユー
ザが操作情報の入力を行ったことをユーザに前もって表
示し、実際の動作状態の表示は、受信側でデータの受信
を行った時点またはその後に実施することにより、通信
システムにおけるユーザの使い勝手が向上する。
【0083】実施の形態5.また、図2に示す通信シス
テム(カーナビゲーションシステム)において、シリア
ルケーブルから送られてくるデータの通信速度よりも演
算部(図示せず)の演算に時間がかかる場合、即ち、情
報通信よりも情報処理に時間がかかる場合、更に表示装
置内部でもデータのキューイングを行うことができる。
【0084】図14(a)は、コンピュータ内部におけ
るタスクと呼ばれるソフトウェアモジュール間のデータ
通信を模式的に表した概念図である。図14(a)にお
いて、52はコンピュータ、53a、53bはコンピュ
ータ52内部のタスクである。この場合、図14(a)
に示すようにタスクとよばれるソフトウェアモジュール
間通信においてもデータのキューイングを行うことがで
きる。
【0085】また、図1に示す通信システムにおいて、
通信回線12がネットワークである場合、または図2に
示す通信システム(カーナビゲーションシステム)にお
いて、シリアルケーブル20を無線通信などに置換えて
カーナビゲータ18と表示装置19がネットワーク接続
されている場合に、タスクと呼ばれるソフトウェアモジ
ュール間でネットワークを経由して通信を行う際に、上
記実施の形態1乃至4と同様にデータのキューイングを
行うことができる。
【0086】図14(b)は、異なるコンピュータ間に
おけるタスク間のデータ通信を模式的に表した概念図で
ある。図14(b)において、54a、54bはコンピ
ュータ、55aはコンピュータ54a内部のタスク、5
5bはコンピュータ54b内部のタスクである。この場
合、図14(b)に示すようにネットワークを介したタ
スクと呼ばれるソフトウェアモジュール間の通信におい
ても上記実施の形態1乃至4と同様にデータのキューイ
ングを行うことができる。
【0087】以上のように、データ通信を同一コンピュ
ータ上のタスクと呼ばれるソフトウェアモジュール間で
行うので、タスク間でのデータのキューイングができ
る。また、データ通信を異なるコンピュータ間のタスク
と呼ばれるソフトウェアモジュール間でネットワークを
介して行うので、タスク間でのデータのキューイングが
できる。
【0088】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の通信シス
テムによれば、送信または受信データが発生した場合
に、発生した送信または受信データとキューバッファに
キューイングされている送信または受信データとを比較
し、その比較結果に基づいてキューバッファに格納され
ている送信または受信データを破棄するか、または発生
した送信または受信データをキューバッファのより先頭
に近い位置にキューイングするので、複数種類の通信デ
ータが混在する通信システムにおいても、所望通りのデ
ータのキューイングをすることができるという効果があ
る。
【0089】また、本発明の第2の通信システムによれ
ば、送信または受信データが発生した場合に、キューバ
ッファにキューイングされている送信または受信データ
と比較し、その両者が同種の送信データの場合に限って
キューバッファにキューイングされている送信または受
信データを破棄して新しく発生した送信または受信デー
タだけをキューイングするので、複数種類の通信データ
が混在する通信システムにおいても、所望通りのデータ
のキューイングをすることができるという効果がある。
【0090】また、本発明の第3の通信システムによれ
ば、送信または受信データが発生した場合に、発生した
上記送信または受信データの内容から発生した上記送信
または受信データの優先度を決定し、発生した上記送信
または受信データの優先度と送信または処理できずに上
記キューバッファにキューイングされた上記送信または
受信データの優先度とを比較して、発生した上記送信ま
たは受信データの方が送信または処理できずにキューバ
ッファにキューイングよりも優先度が高いと判断した場
合には、発生した上記送信または受信データを上記キュ
ーバッファのより先頭に近い位置にキューイングするの
で、3種類以上の通信データが混在する通信システムに
おいても、所望通りのデータのキューイングをすること
ができるという効果がある。
【0091】また、本発明の第4の通信システムによれ
ば、送信または受信データが発生した場合に、発生した
上記送信または受信データまたは・および送信または処
理できずに上記キューバッファにキューイングされた上
記送信または受信データのデータ内容または・およびデ
ータ種別に基づいて発生した上記送信または受信データ
または・および送信または処理できずに上記キューバッ
ファにキューイングされた上記送信または受信データの
優先度または・および処理内容を決定し、その決定結果
に基づいて発生した上記送信または受信データまたは・
および送信または処理できずに上記キューバッファにキ
ューイングされた上記送信または受信データを処理する
ので、音声、文字コード、静止画像、動画像、映像とい
った多種類のメディアが混在するマルチメディアのデー
タを扱う通信システムにおいても、所望通りのデータの
キューイングができるという効果がある。
【0092】また、本発明の第5の通信システムによれ
ば、送信側の通信システムに音出力手段または・および
簡易表示手段を備え、送信側の通信システムにおいてデ
ータのキューイング前に上記音出力手段から音を出す、
または・および上記簡易表示手段により入力情報の簡易
表示を行い、ユーザが操作情報の入力を行ったことをユ
ーザに前もって表示し、実際の動作状態の表示は、受信
側の通信システムにおいてデータの受信を行った時点ま
たはその後に実施するので、通信システムにおけるユー
ザの使い勝手が向上するという効果がある。
【0093】また、本発明の第6の通信システムによれ
ば、データ通信を同一コンピュータ上のタスクと呼ばれ
るソフトウェアモジュール間で行うので、タスク間での
データのキューイングができるという効果がある。
【0094】また、本発明の第7の通信システムによれ
ば、データ通信を異なるコンピュータ間のタスクと呼ば
れるソフトウェアモジュール間でネットワークを介して
行うので、タスク間でのデータのキューイングができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1による通信システ
ムの構成を示す構成図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態1による通信システ
ムの具体的システムとしてカーナビゲーションシステム
の構成を示す構成図である。
【図3】 本発明に係る実施の形態1による通信システ
ムにおけるキューバッファおよびキューイングデータの
データ構造を示す図である。
【図4】 本発明に係る実施の形態1による通信システ
ムにおけるキューのデータ、発生データ、通信データの
データ構造を示す図である。
【図5】 本発明に係る実施の形態1による通信システ
ムにおけるキューイングデータの削除の動作を説明する
ための動作説明図である。
【図6】 本発明に係る実施の形態1による通信システ
ムにおけるキューイングデータの削除の動作を説明する
ための動作説明図である。
【図7】 本発明に係る実施の形態2による通信システ
ムにおけるキューイングデータの挿入の動作を説明する
ための動作説明図である。
【図8】 本発明に係る実施の形態2による通信システ
ムにおけるキューイングデータの挿入の動作を説明する
ための動作説明図である。
【図9】 本発明に係る実施の形態3による通信システ
ムにおけるデータ種別処理内容テーブルの構成を示すテ
ーブルである。
【図10】 本発明に係る実施の形態3による通信シス
テムにおけるデータ内容処理項目データテーブルの構成
を示すテーブルである。
【図11】 本発明に係る実施の形態3による通信シス
テムにおけるデータ内容処理内容テーブルの構成を示す
テーブルである。
【図12】 本発明に係る実施の形態3による通信シス
テムにおけるキューデータのデータ構造を示す図であ
る。
【図13】 本発明に係る実施の形態3による通信シス
テムにおける動作を説明するためのテーブルである。
【図14】 本発明に係る実施の形態5による通信シス
テムにおけるタスク間でのデータ通信を摸式的に表した
概念図である。
【図15】 従来の通信システムにおけるキューイング
方法を説明するための概念図である。
【図16】 従来の通信システムの構成を示す構成図で
ある。
【図17】 従来の通信システムの動作を示すフォロー
チャートである。
【符号の説明】
10 送信側の通信システム 11 受信側の通信システム 12 通信回線 13 操作対象装置 14 操作部 15 動作状態送信装置 16 動作状態受信装置 17 表示装置 18 カーナビゲータ 19 表示装置 20 シリアルケーブル 21 操作部 22 動作状態送信装置 23 動作状態受信装置 24 表示部 25 ヘッダ 26 キューn、26a キュー1、26b キューN 26c キューnのデータ 26d キュー(n+1)のデータの先頭を指すポイン
タ 27 テイラー 28 キューnのデータのデータ構造、 28a コマンドID、28b 動作状態データ 29 キューイングデータ 30、31、32 キュー 32c キュー31のデータの先頭を指すポインタ 32d キュー32のデータ 33,34 キューイングデータ 35、36、37 キュー 37c キュー36のデータの先頭を指すポインタ 37d キュー37のデータ 38 キュー 40データ種別処理内容テーブル 41 データ内容処理項目テーブル 42 データ内容処理項目テーブル 43 処理内容データ内容テーブル 44 キューnのデータのデータ構造 45 コマンドID 46 データ内容 47 優先度 48 データ種別 49 処理内容 50 動作状態データ 51 キューバッファの内容を時系列に表現したテーブ
ル 52 コンピュータ 53a、53b タスク 54a、54b コンピュータ 55a、55b タスク なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B045 BB31 EE29 GG01 5B089 GA04 JA00 KA05 KC39 KC46 KC51 KD01 KD04 KD10 LB13 5B098 AA10 CC08 FF02 GA04 GB10 GB13 GB15 GC16 5K034 HH42 HH58 MM21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側の通信システムと、受信側の通信シ
    ステムと、上記送信側の通信システムと上記受信側の通
    信システムとを接続する通信手段とからなり、 上記送信側の通信システムは、ユーザの操作対象となる
    操作対象装置と、上記操作対象装置に接続され、ユーザ
    が操作情報を入力する操作手段と、上記操作対象装置に
    接続され、上記通信手段を介して上記操作対象装置の動
    作状態を上記受信側のシステムに送信する動作状態送信
    手段とを備え、 上記受信側の通信システムは、上記通信手段を介して上
    記送信側の操作対象装置の上記動作状態を受信する動作
    状態受信手段と、上記動作状態受信装置に接続され、上
    記動作状態受信手段が受信した上記動作状態を表示する
    表示手段とを備え、 上記送信側のシステムにおける上記動作状態送信手段ま
    たは上記受信側の通信システムにおける上記動作状態受
    信手段は、キューバッファと呼ばれるバッファを備え、 送信または受信データが発生して送信または処理ができ
    なかった場合に、発生して送信または処理ができなかっ
    た上記送信または受信データの送信または処理が可能に
    なるまで発生して送信または処理できなかった上記送信
    または受信データを上記キューバッファにバッファリン
    グしておくキューイングと呼ばれる方法を用い、送信ま
    たは受信データが発生した場合に、発生した送信または
    受信データと送信または処理できずに上記キューバッフ
    ァにキューイングされている上記送信または受信データ
    とを比較し、その比較結果に基づいて上記キューバッフ
    ァに格納されている送信または受信データを破棄する
    か、または発生した上記送信または受信データを上記キ
    ューバッファのより先頭に近い位置にキューイングする
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】上記送信側のシステムにおける上記動作状
    態送信手段または上記受信側の通信システムにおける上
    記動作状態受信手段は、送信または受信データが発生し
    た場合に、発生した上記送信または受信データと送信ま
    たは処理できずに上記キューバッファにキューイングさ
    れている上記送信または受信データとを比較し、その両
    者が同種の送信または受信データの場合には、上記キュ
    ーバッファに格納されている上記送信または受信データ
    を破棄して新しく発生した上記送信または受信データだ
    けを上記キューバッファにキューイングすることを特徴
    とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】上記送信側のシステムにおける上記動作状
    態送信手段または上記受信側の通信システムにおける上
    記動作状態受信手段は、送信または受信データが発生し
    た場合に、発生した上記送信または受信データの内容か
    ら発生した上記送信または受信データの優先度を決定
    し、発生した上記送信または受信データの優先度と送信
    または処理できずに上記キューバッファにキューイング
    された上記送信または受信データの優先度とを比較し、
    上記比較結果に基づいてより優先度が高い順に発生した
    上記送信または受信データまたは上記キューバッファに
    キューイングされた上記送信または受信データを送信ま
    たは受信することを特徴とする請求項1に記載の通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】上記送信側のシステムにおける上記動作状
    態送信手段または上記受信側の通信システムにおける上
    記動作状態受信手段は、送信または受信データが発生し
    た場合に、発生した上記送信または受信データまたは・
    および送信または処理できずに上記キューバッファにキ
    ューイングされた上記送信または受信データのデータ内
    容または・およびデータ種別に基づいて発生した上記送
    信または受信データまたは・および送信または処理でき
    ずに上記キューバッファにキューイングされた上記送信
    または受信データの優先度または・および処理内容を決
    定し、その決定結果に基づいて発生した上記送信または
    受信データまたは・および送信または処理できずに上記
    キューバッファにキューイングされた上記送信または受
    信データを処理することを特徴とする請求項1に記載の
    通信システム。
  5. 【請求項5】上記送信側の通信システムは、音出力手段
    または・および簡易表示手段を備え、データのキューイ
    ング前に上記音出力手段から音を出す、または・および
    上記簡易表示手段により入力情報の簡易表示を行い、ユ
    ーザが操作情報の入力を行ったことをユーザに前もって
    表示し、実際の動作状態の表示は、上記受信側の通信シ
    ステムの表示手段においてデータの受信を行った時点ま
    たはその後に実施することを特徴とする請求項1に記載
    の通信システム。
  6. 【請求項6】上記送信側の通信システムと、上記受信側
    の通信システムと、上記通信手段とは同一のコンピュー
    タの内部に含まれ、上記通信手段は、データ通信を上記
    同一のコンピュータ内部のタスクと呼ばれるソフトウェ
    アモジュール間で行うことを特徴とする請求項1に記載
    の通信システム。
  7. 【請求項7】上記送信側の通信システムと上記受信側の
    通信システムは、それぞれ異なるコンピュータ内部に含
    まれ、上記通信手段は上記異なるコンピュータ間を接続
    するネットワークであって、上記通信手段は、データ通
    信を上記異なるコンピュータ間のタスクと呼ばれるソフ
    トウェアモジュール間で、上記ネットワークを介して行
    うことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
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