JP2000207272A - メモリ制御装置およびメモリ制御方法およびコンピュ―タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

メモリ制御装置およびメモリ制御方法およびコンピュ―タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2000207272A
JP2000207272A JP11012254A JP1225499A JP2000207272A JP 2000207272 A JP2000207272 A JP 2000207272A JP 11012254 A JP11012254 A JP 11012254A JP 1225499 A JP1225499 A JP 1225499A JP 2000207272 A JP2000207272 A JP 2000207272A
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JP
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clock
memory
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type
system clock
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English (en)
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Eiichiro Kaneto
英一郎 金戸
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリスロットに装着されるメモリモジュー
ルの動作環境に自在に適応してメモリアクセス環境を構
築することである。 【解決手段】 メモリスロット12,32に装着される
メモリモジュール11,31の動作環境をマイコン9が
メモリモジュール11,31のメモリID記憶装置11
A,31Aより読み出される識別情報を解析して、メモ
リモジュール11,31に対するクロックジェネレータ
6からのシステムクロックの供給と停止を制御する構成
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の識別情報を
記憶可能なID記憶部とデータが読み書き可能なデータ
記憶部とを有する複数のメモリモジュールを装着可能な
スロットを備えるデータ処理装置のメモリアクセスをシ
ステムクロックに基づいて制御するメモリ制御装置およ
びメモリ制御方法およびコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ションのようなシステムにおいて、メインメモリとして
取り替えることが可能なメモリモジュールが使用できる
ように、専用のスロットを設けている。
【0003】このスロットには、アドレス線やデータ線
及びメモリチップの制御線、動作用クロックが供給でき
るように各線が接続されている。
【0004】更に、SDRAM(Synchronou
s DRAM)のようなメモリの場合は、前記動作用ク
ロックが必要とされる。
【0005】また、メモリモジュールには、使用されて
いるメモリの種類やアクセスタイム、及び使用されてい
る動作クロックの最大値等のIDが記憶されたメモリが
備わっているものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、メモリモジュ
ールが接続されるスロットを備えたコンピュータシステ
ムで、SDRAMのようなメモリタイプの動作を可能に
するために、メモリモジュールに対して動作用クロック
を供給するシステムの場合、Fast PageMod
e DRAM(FPM−DRAM)やExtended
OutputDRAM(EDO−DRAM)のような
動作クロックを必要としないメモリが搭載されたメモリ
モジュールが接続されても、前記動作クロックはメモリ
モジュールに対して供給をし続けたままになっている。
【0007】これにより、メモリモジュールに動作クロ
ックを供給しているクロックジェネレータや、或いはク
ロックジェネレータからクロックを供給され、メモリモ
ジュール供給用に分配を行うクロックドライバが動作し
たままになっており、その動作による消費電力が無駄に
なってしまっているとともに、コンピュータシステムの
基板において使用されないクロックがパターンを介して
流れたままになっているために、前記クロックラインよ
りの放射ノイズがシステムの動作において何らかの悪影
響を及ぼすことが考えられる。
【0008】また、メモリモジュールに供給されるクロ
ックは、コンピュータシステムのCPUに供給されるク
ロックと同じ周波数のクロックが供給されるのが一般的
である。このCPUに供給されるクロックの周波数は、
コンピュータシステム上にあるジャンパ・スイッチやC
PUが基板上に実装されたモジュールにおいて、設定ピ
ンをPull−upやPull−downするような抵
抗器を実装、未実装にする等により設定される。
【0009】このCPUに供給されるクロックと同じ周
波数のメモリモジュールに供給されるクロックが、メモ
リモジュールの動作可能な周波数より低い場合は、動作
上問題は無いはずであるが、もし、メモリモジュールに
供給されるクロックの周波数がメモリモジュールの動作
可能な周波数よりも高くなってしまっている場合には、
安定した動作を得られないばかりか、システムの起動さ
えもできなくなる可能性がある。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、メモリスロットに装着されるメモリモ
ジュールの動作環境を調査して、メモリモジュールに対
するシステムクロックの供給と停止を制御することによ
り、あるいは供給するシステムクロックの動作周波数を
決定することにより、メモリスロットに装着されるメモ
リモジュールの動作環境に自在に適応してメモリアクセ
ス環境を構築することができ、また、メモリモジュール
に対する無駄なシステムクロックの供給を停止して、消
費電力の損失を低減でき、さらに、メモリモジュールへ
のシステムクロック供給による放射ノイズを低減でき、
また、動作環境の異なるメモリモジュールによる動作不
良の発生を防止して、常に最高速で安定化したメモリア
クセスとシステム動作とを共存できるメモリ環境を自在
に構築することができるメモリ制御装置およびメモリ制
御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラム
を格納した記憶媒体を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の識別情報を記憶可能なID記憶部(図2に示
すメモリID記憶装置11A,31A)とデータが読み
書き可能なデータ記憶部とを有する複数のメモリモジュ
ール(図1に示すメモリモジュール11,31)を装着
可能なスロットを備えるデータ処理装置のメモリアクセ
スをシステムクロックに基づいて制御するメモリ制御装
置であって、入力されるデータに基づいて複数の異なる
周波数のシステムクロックを生成可能なクロック源(図
1に示すクロックジェネレータ6)と、電源供給後、デ
ータ処理を実行する制御部(図1に示すシステムコント
ローラ2)に対する前記システムクロックを供給する前
に、前記ID記憶部より前記所定の識別情報を読み出し
て前記メモリモジュールの種別を判定する第1の判定手
段(図1に示すマイコン9がメモリID記憶装置11
A,31Aから読み出される識別情報を解析して判定処
理する)と、前記第1の判定手段による種別判定結果に
基づいて各メモリモジュールに対する前記システムクロ
ックの供給または停止を制御するクロック制御手段(図
1に示すマイコン9)とを有するものである。
【0012】本発明に係る第2の発明は、前記所定の識
別情報は、メモリの種別を示す種別情報,動作クロック
の最大周波数値,メモリのアクセスタイム情報を含むも
のである。
【0013】本発明に係る第3の発明は、前記第1の判
定手段は、前記所定の識別情報中のメモリの種別を示す
種別情報から前記複数のメモリモジュールが共にシステ
ムクロックの供給を受けて動作するメモリタイプかどう
かを判定するものである。
【0014】本発明に係る第4の発明は、前記クロック
制御手段は、前記複数のメモリモジュールに対する前記
システムクロックの供給を停止した後、前記制御部に対
するシステムクロックの供給を開始してシステムを起動
させるものである。
【0015】本発明に係る第5の発明は、前記第1の判
定手段により前記所定の識別情報中のメモリの種別を示
す種別情報から前記複数のメモリモジュールが共にシス
テムクロックの供給を受けて動作するメモリタイプであ
ると判定された場合に、前記所定の識別情報中の動作ク
ロックの最大周波数値をそれぞれ比較して各メモリモジ
ュールを正常動作可能な動作クロックの最大周波数値を
決定する決定手段(図1に示すマイコン9がメモリID
記憶装置11A,31Aから読み出される識別情報を解
析して決定処理する)と、データ処理を実行する前記制
御部に対して供給すべき前記システムクロックの周波数
値を設定する設定手段(図1に示すクロック周波数設定
用スイッチ7)と、前記設定手段により設定された周波
数値と前記決定手段により決定された前記最大周波数値
とを比較して正常動作可能かどうかを判定する第2の判
定手段(図1に示すマイコン9が判定処理する)と、前
記第2の判定手段による判定結果に基づいて、前記クロ
ック源から供給すべきシステムクロックの周波数を決定
するデータを前記クロック源に出力するシステムクロッ
ク制御手段(図1に示すマイコン9が図6に示すテーブ
ルに従いクロックジェネレータ6に対して決定した動作
クロックに対応するデータを出力処理する)とを有する
ものである。
【0016】本発明に係る第6の発明は、前記システム
クロック制御手段は、前記第2の判定手段により正常動
作可能と判定された場合に、前記設定手段により設定さ
れた周波数値を示すデータを前記クロック源に出力し、
前記第2の判定手段により正常動作可能でないと判定さ
れた場合に、前記決定手段により決定された前記最大周
波数値を示すデータを前記クロック源に出力するもので
ある。
【0017】本発明に係る第7の発明は、前記システム
クロック制御手段は、前記第2の判定手段により正常動
作可能でないと判定された場合に、前記設定手段により
設定された周波数値を無効化するものである。
【0018】本発明に係る第8の発明は、前記クロック
制御手段は、前記複数のメモリモジュールに対する前記
システムクロックの供給を停止した後、且つ、前記クロ
ック源からの新規システムクロックが安定した後、前記
制御部に対するシステムクロックの供給を開始してシス
テムを起動させるものである。
【0019】本発明に係る第9の発明は、所定の識別情
報を記憶可能なID記憶部(図1に示すメモリID記憶
装置11A,31A)とデータが読み書き可能なデータ
記憶部とを有する複数のメモリモジュール(図1に示す
メモリモジュール11,31)を装着可能なスロットを
備えるデータ処理装置のメモリアクセスをシステムクロ
ックに基づいて制御するメモリ制御方法であって、電源
供給後、入力されるデータに基づいて複数の異なる周波
数のシステムクロックを生成可能なクロック源からデー
タ処理を実行する制御部に対する前記システムクロック
を供給する前に、前記ID記憶部より前記所定の識別情
報を読み出して前記メモリモジュールの種別を判定する
第1の判定工程(図8に示すステップ(3),(4))
と、前記第1の判定工程による種別判定結果に基づいて
各メモリモジュールに対する前記システムクロックの供
給または停止を制御するクロック供停工程(図8のステ
ップ(5))とを有するものである。
【0020】本発明に係る第10の発明は、前記所定の
識別情報は、メモリの種別を示す種別情報,動作クロッ
クの最大周波数値,メモリのアクセスタイム情報を含む
ものである。
【0021】本発明に係る第11の発明は、前記第1の
判定工程は、前記所定の識別情報中のメモリの種別を示
す種別情報から前記複数のメモリモジュールが共にシス
テムクロックの供給を受けて動作するメモリタイプかど
うかを判定するものである。
【0022】本発明に係る第12の発明は、前記クロッ
ク供停工程(図8のステップ(6))は、前記複数のメ
モリモジュールに対する前記システムクロックの供給を
停止した後、前記制御部に対するシステムクロックの供
給を開始してシステムを起動させるものである。
【0023】本発明に係る第13の発明は、前記第1の
判定工程により前記所定の識別情報中のメモリの種別を
示す種別情報から前記複数のメモリモジュールが共にシ
ステムクロックの供給を受けて動作するメモリタイプで
あると判定された場合に、前記所定の識別情報中の動作
クロックの最大周波数値をそれぞれ比較して各メモリモ
ジュールを正常動作可能な動作クロックの最大周波数値
を決定する決定工程(図9に示すステップ(8)〜(1
0))と、データ処理を実行する前記制御部に対して供
給すべき前記システムクロックの周波数値を設定する設
定工程(図8のステップ(2))と、前記設定工程によ
り設定された周波数値と前記決定工程により決定された
前記最大周波数値とを比較して正常動作可能かどうかを
判定する第2の判定工程(図9のステップ(11)〜
(13))と、前記第2の判定工程による判定結果に基
づいて、前記クロック源から供給すべきシステムクロッ
クの周波数を決定するデータを前記クロック源に出力す
る出力工程(図9のステップ(14))とを有するもの
である。
【0024】本発明に係る第14の発明は、前記出力工
程は、前記第2の判定工程により正常動作可能と判定さ
れた場合に、前記設定工程により設定された周波数値を
示すデータを前記クロック源に出力し、前記第2の判定
工程により正常動作可能でないと判定された場合に、前
記決定工程により決定された前記最大周波数値を示すデ
ータを前記クロック源に出力するものである。
【0025】本発明に係る第15の発明は、前記出力工
程(図9のステップ(14))は、前記第2の判定工程
により正常動作可能でないと判定された場合に、前記設
定工程により設定された周波数値を無効化するものであ
る。
【0026】本発明に係る第16の発明は、前記クロッ
ク供停工程は、前記複数のメモリモジュールに対する前
記システムクロックの供給を停止した後(図9に示すス
テップ(16))、且つ、前記クロック源からの新規シ
ステムクロックが安定した後、前記制御部に対するシス
テムクロックの供給を開始してシステムを起動させるも
のである。
【0027】本発明に係る第17の発明は、所定の識別
情報を記憶可能なID記憶部(図1に示すメモリID記
憶装置11A,31A)とデータが読み書き可能なデー
タ記憶部とを有する複数のメモリモジュール(図1に示
すメモリモジュール11,31)を装着可能なスロット
を備えるデータ処理装置をシステムクロックに基づいて
制御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
納した記憶媒体であって、電源供給後、入力されるデー
タに基づいて複数の異なる周波数のシステムクロックを
生成可能なクロック源からデータ処理を実行する制御部
に対する前記システムクロックを供給する前に、前記I
D記憶部より前記所定の識別情報を読み出して前記メモ
リモジュールの種別を判定する第1の判定工程(図8に
示すステップ(3),(4))と、前記第1の判定工程
による種別判定結果に基づいて各メモリモジュールに対
する前記システムクロックの供給または停止を制御する
クロック供停工程(図8のステップ(5))とを有する
コンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に
格納したものである。
【0028】本発明に係る第18の発明は、前記所定の
識別情報は、メモリの種別を示す種別情報,動作クロッ
クの最大周波数値,メモリのアクセスタイム情報を含む
コンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に
格納したものである。
【0029】本発明に係る第19の発明は、前記第1の
判定工程は、前記所定の識別情報中のメモリの種別を示
す種別情報から前記複数のメモリモジュールが共にシス
テムクロックの供給を受けて動作するメモリタイプかど
うかを判定するコンピュータが読み出し可能なプログラ
ムを記憶媒体に格納したものである。
【0030】本発明に係る第20の発明は、前記クロッ
ク供停工程(図8のステップ(6))は、前記複数のメ
モリモジュールに対する前記システムクロックの供給を
停止した後、前記制御部に対するシステムクロックの供
給を開始してシステムを起動させるコンピュータが読み
出し可能なプログラムを記憶媒体に格納したものであ
る。
【0031】本発明に係る第21の発明は、前記第1の
判定工程により前記所定の識別情報中のメモリの種別を
示す種別情報から前記複数のメモリモジュールが共にシ
ステムクロックの供給を受けて動作するメモリタイプで
あると判定された場合に、前記所定の識別情報中の動作
クロックの最大周波数値をそれぞれ比較して各メモリモ
ジュールを正常動作可能な動作クロックの最大周波数値
を決定する決定工程(図9に示すステップ(8)〜(1
0))と、データ処理を実行する前記制御部に対して供
給すべき前記システムクロックの周波数値を設定する設
定工程(図8のステップ(2))と、前記設定工程によ
り設定された周波数値と前記決定工程により決定された
前記最大周波数値とを比較して正常動作可能かどうかを
判定する第2の判定工程(図9のステップ(11)〜
(13))と、前記第2の判定工程による判定結果に基
づいて、前記クロック源から供給すべきシステムクロッ
クの周波数を決定するデータを前記クロック源に出力す
る出力工程(図9のステップ(14))とを有するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納
したものである。
【0032】本発明に係る第22の発明は、前記出力工
程は、前記第2の判定工程により正常動作可能と判定さ
れた場合に、前記設定工程により設定された周波数値を
示すデータを前記クロック源に出力し、前記第2の判定
工程により正常動作可能でないと判定された場合に、前
記決定工程により決定された前記最大周波数値を示すデ
ータを前記クロック源に出力するコンピュータが読み出
し可能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。
【0033】本発明に係る第23の発明は、前記出力工
程(図9のステップ(14))は、前記第2の判定工程
により正常動作可能でないと判定された場合に、前記設
定工程により設定された周波数値を無効化するコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納した
ものである。
【0034】本発明に係る第24の発明は、前記クロッ
ク供停工程(図9に示すステップ(16))は、前記複
数のメモリモジュールに対する前記システムクロックの
供給を停止した後、且つ、前記クロック源からの新規シ
ステムクロックが安定した後、前記制御部に対するシス
テムクロックの供給を開始してシステムを起動させるコ
ンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格
納したものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
かかる実施形態を詳細に説明する。
【0036】図1は、本発明の一実施形態を示すメモリ
制御装置の構成を説明するブロック図である。
【0037】図において、1はコンピュータシステムの
制御を司るCPU(中央演算処理装置)、2はシステム
コントローラで、CPU1とメインメモリ10を制御
し、システムバスであるPCIバス5を生成する。3は
PCI−ISAブリッジコントローラで、PCIバス5
に接続され、第2のシステムバスであるISAバス23
を生成する。なお、本実施形態においては、補助記憶装
置(HDD)18を制御する機能も併せて備えているも
のとする。
【0038】4はCPUバスで、前記CPU1と前記シ
ステムコントローラ2を接続している。5はPCIバス
で、前記システムコントローラ2と前記PCI−ISA
ブリッジコントローラ3を接続していて、ディスプレイ
コントローラ等のデバイスが接続されている。
【0039】6はクロックジェネレータで、前記CPU
1やシステムコントローラ2やメモリモジュール11等
に対して動作用の各種クロックを供給する。7はクロッ
ク周波数設定用スイッチ(スイッチ)で、前記クロック
ジェネレータ6が前記CPU1やメモリモジュール11
に対して供給するクロックの周波数の設定を行うための
スイッチとして機能し、スイッチ7はシステムの電源が
オフ時に設定しておき、システムの電源がオンされた時
に前記クロックジェネレータ6が設定を読み込む構成と
なっている。
【0040】8はクロックドライバで、前記クロックジ
ェネレータ6からメモリモジュール用に供給されたクロ
ック33を、メモリモジュールに供給するために分配す
る機能を持つ。
【0041】一般に、動作クロックを必要とするメモリ
モジュールは1つのメモリモジュールに対して4つの動
作クロックの入力を必要としており、メモリモジュール
が2つ接続される場合は8本必要になるが、クロックジ
ェネレータの中にはこれだけの本数のクロックの出力を
持っているものも少なく、また基板のパターンによって
分配する方法もあるが、この場合はクロックジェネレー
タ側の電流供給量が足りなくなる恐れがあるため、本実
施形態では前記クロックドライバ8を使用するものとす
る。
【0042】なお、本実施形態において用いる前記クロ
ックドライバ8は前記クロックジェネレータ6から入力
されるクロック33とクロックライン25上のクロック
の遅延時間がほとんど「0」ns(ナノセカンド)に近
いものを使用するものとする。
【0043】9はクロック制御兼キーボード制御マイコ
ン(マイコン)で、メモリモジュール11のメモリID
を読み込んだり、前記クロックジェネレータ6のクロッ
ク周波数を設定したり、前記クロックドライバ8の省電
力モードであるスリープモードを行わせたりし、なおか
つ本実施形態では入力デバイスであるキーボードの制御
を行う。
【0044】10はメモリ部であり、メモリモジュール
11やメモリモジュール11が接続されるコンピュータ
システム上に配置されたメモリモジュール用スロット1
2からなる。
【0045】なお、本実施形態では、メモリモジュール
が2枚同時に接続可能なものとし、31はもう一方のメ
モリモジュールであり、32はもう一方のメモリモジュ
ール用スロットである。
【0046】13はメモリバスで、前記メモリモジュー
ル用スロット12およびメモリモジュール用スロット3
2と前記システムコントローラ2とを接続するためのア
ドレス線やデータ線などで構成される。
【0047】14は信号線で、マイコン9より出力され
前記クロックドライバ8の省電力モードであるスリープ
モードと通常動作モードの切り替えを行うための設定ピ
ンに接続されている。
【0048】15はバスで、メモリモジュール用スロッ
ト12およびメモリモジュール用スロット32に接続さ
れ、該バス15を介してシステムコントローラ2がメモ
リモジュール11やメモリモジュール31のメモリID
を読み込む。
【0049】16は周波数設定用制御線で、クロックジ
ェネレータ6及びマイコン9やスイッチ7に接続され
る。17はディスプレイコントローラで、文字や図形等
をディスプレイやLCDパネル等の表示装置に対する表
示を制御する。
【0050】18はハードディスクの様な補助記憶装置
であり、ファイルやデータの読み書きが可能であり、専
用のバスライン22を介してPCI−ISAブリッジコ
ントローラ3に接続されている。
【0051】19は電源部で、システム全体に電源を供
給する。20は電源スイッチで、システムの電源をオン
・オフする。21は電源回路で、コンセントプラグ30
を介して供給される家庭用AC電源から、システムヘ供
給するための+VCC電源を作り出す。
【0052】23はISAバスで、前記PCI−ISA
ブリッジコントローラ3およびマイコン9等に接続さ
れ、第2のシステムバスとして機能する。
【0053】25はクロックラインで、クロックドライ
バ8からメモリモジユール11及び31に対して動作ク
ロックを供給する。26は本コンピュータシステム全
体、27は動作用クロックで、クロックジェネレータ6
からCPU1に対して供給され、該動作用クロック27
は前述してあるようにメモリモジュール11やメモリモ
ジュール31に供給されるクロックと同じ周波数であ
る。
【0054】28はクロックで、システムコントローラ
2にクロックジェネレータ6より供給され、該クロック
28は、CPU1と同期をとるためのクロックと、前記
PCIバス5の同期をとるための異なる周波数からなる
2つのクロックが供給されるものとする。
【0055】29はクロックで、PCI−ISAブリッ
ジコントローラ3にクロックジェネレータ6より供給さ
れ、PCIバス5と同期をとり、なおかつISAバス2
3のためのタイミング信号が生成される。
【0056】図2は、図1に示したマイコン9がメモリ
IDを読み込むためのバスラインの構成を示す図であ
り、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0057】図2において、メモリモジュール11およ
びメモリモジュール31に使用されているメモリタイプ
や動作クロックの最高値をメモリモジュール上のメモリ
ID記憶用メモリより読み出すためのバスラインはクロ
ックライン40(SLOT1_CLK)およびクロック
ライン50(SLOT2_CLK)と、双方向入出力用
ライン41(SLOT1_SDA)及び双方向入出力用
ライン51(SLOT2_SDA)の各2本によって構
成されるものとする。
【0058】また、本実施形態ではメモリモジュールが
2つ同時に接続されることが可能であるため、各々のメ
モリIDを読み込むために図2の様な構成をとる。
【0059】Q40〜Q47は双方向入出力ができるバ
ススイッチであり、各バススイッチQ40〜Q47のオ
ン・オフは制御ピンが“0”の場合にオンとなり、
“1”の場合にオフとなる。
【0060】また、各バススイッチQ40〜Q47がオ
フ時にはバススイッチの両端子はHigh−Z(ハイイ
ンピーダンス)状態になるものとする。R40〜R43
は各制御ピンをPull−upするための抵抗器であ
る。41,51は双方向ラインで、アドレスまたはデー
タが転送される。
【0061】42は前記システムコントローラ2に接続
されたクロックラインで、システムコントローラ2より
クロックPC_CLKが供給される。43は前記システ
ムコントローラ2に接続された双方向入出力用ライン
で、システムコントローラ2よりデータPC_SDAが
転送される。
【0062】44はスロット切り替え制御ラインで、一
方がシステムコントローラ2に接続され、他方がバスス
イッチQ40,Q42に接続されて、メモリスロット1
2に接続されたメモリモジュール11のメモリIDのみ
を読み込むためのPC_SLOT1_EN*信号が出力
される。
【0063】45はスロット切り替え制御ラインで、一
方がシステムコントローラ2に接続され、他方がバスス
イッチQ44,Q46に接続されて、メモリスロット3
2に接続されたメモリモジュール31のメモリIDのみ
を読み込むためのPC_SLOT2_EN*信号が出力
される。
【0064】46はクロックラインで、一方がマイコン
9に接続され、他方がバススイッチQ41,Q45に接
続されて、クロックCKM_CLKが出力される。
【0065】47は双方向入出力用ラインで、一方がマ
イコン9に接続され、他方がバススイッチQ43,Q4
7に接続されて、データCKM_SDAが出力される。
【0066】48はスロット切り替え制御ラインで、一
方がマイコン9に接続され、他方がバススイッチQ4
1,Q43に接続されて、メモリスロット12に接続さ
れたメモリモジュール11のメモリIDのみを読み込む
ためのCKM_SLOT1_EN*信号が出力される。
【0067】49はスロット切り替え制御ラインで、一
方がマイコン9に接続され、他方がバススイッチQ4
5,Q47に接続されて、メモリスロット32に接続さ
れたメモリモジュール31のメモリIDのみを読み込む
ためのCKM_SLOT2_EN*信号が出力される。
【0068】なお、システムコントローラ2がメモリモ
ジュールのメモリIDを読み込む理由は、アクセススピ
ードやシステム起動時に、前記メモリIDの情報の中に
含まれるアクセススピードやウエイトの設定を最適なも
のに設定するためである。
【0069】しかし、マイコン9もシステムの電源がオ
ンされた後、システムが起動される前にメモリIDを読
み込む必要があるため、本図2に示すバス切り替え装置
を持つものとする。
【0070】図3は、図1に示したメモリモジュール1
1,31にメモリIDをマイコン9及びシステムコント
ローラ2が読み込む場合のデータ送出のタイミング例を
示すタイミングチャートである。
【0071】図において、60はクロックで、図2に示
したクロックライン40上のクロックSLOT1_CL
K及び図2に示したクロックライン50上のクロックS
LOT2_CLKに対応する。
【0072】61は双方向入出力ラインで、双方向ライ
ン41上の双方向データSLOT1_SDA及び双方向
ライン51上の双方向データSLOT2_SDAに対応
する。
【0073】なお、クロック60はシステムコントロー
ラ2やマイコン9であるコントローラ側から出力され、
タイミング62の間でアドレス設定がコントローラより
なされた後、タイミング63のように1バイト単位でメ
モリモジュールのメモリID記憶装置よりデータが送出
される。
【0074】図4は、図1に示したメモリモジュール上
に備えられたメモリID記憶装置11A,31Aに記憶
されたメモリIDの情報の記憶状態を示した図である。
【0075】図4において、70は「0」番地に記憶さ
れたメモリID記憶用メモリの容量であり、71は
「1」番地に記憶されたメモリモジュールに使用されて
いるメモリの種類を示した値であり、72は「2」番地
に記憶されたメモリモジュールの使用電源電圧を示した
値であり、73は「3」番地に記憶された動作クロック
の最高用波数を示した値であり、3番地以降もアクセス
タイム等のデータが格納されている。
【0076】図5は、図1に示したメモリ制御装置の要
部詳細を説明する回路ブロック図であり、図1と同一の
ものには同一の符号を付してあり、本実施形態における
メモリモジュールに対する動作用クロックの供給方法
と、前記クロックの周波数の設定方法の構成に対応す
る。
【0077】図5において、8はクロックドライバで、
クロックジェネレータ6からメモリモジュール用に供給
されたクロック33を、メモリモジュール11またはメ
モリモジュール31に供給するために分配する機能を持
ち、本実施形態において用いるクロックドライバ8はク
ロックジェネレータ6から入力されるクロック33とク
ロック出力25の遅延時間がほとんど「0」ns(ナノ
セカンド)に近いものを使用するものとする。
【0078】14は信号線で、マイコン9より出力され
たクロックドライバ8を省電力モードであるSLEEP
モードにするかどうかをコントロールするための制御信
号CKM_SLEEP_EN*が転送される。この信号
線14が“0”の状態、つまりクロックドライバ8がS
LEEPモードの場合は、クロック出力25の供給を止
めて内部回路を停止させるため、ほとんど電力を消費せ
ずに済む機能を有するものとする。
【0079】また、クロックジェネレータ6の出力クロ
ックの周波数はスイッチ7により後述するように設定す
る構成となっている。
【0080】スイッチ7は、使用者がシステム本体の電
源をオンする以前にCPU1が必要としている動作クロ
ックの周波数に設定するためのスイッチ部であり、スイ
ッチ(SEL_SW0)80,スイッチ(SEL_SW
1)81,スイッチ(SEL_SW2)82と各スイッ
チの出力信号をPull−upするための抵抗器R8
0、R81、R82から構成されている。
【0081】通常、クロックジェネレータ6は、周波数
設定用ピンである83のSEL0、84のSEL1、8
5のSEL2の各ピンが“0”か“1”のどの状態にな
っているかで、CPU1やメモリモジュールに供給する
動作クロックの周波数を設定する。
【0082】本実施形態では、この様な機能を持ったク
ロックジェネレータ6を使用した場合について、マイコ
ン9からも出力クロックの周波数を再設定可能とするた
めの構成を備えている。
【0083】Q80〜Q82はバッファ回路で、それぞ
れスイッチSEL_SW0,SEL_SW1,SEL_
SW2の出力端子に接続され、バッファの出力のオン・
オフはマイコン9の出力信号(CKM_SEL_EN*
信号)89によって制御される。
【0084】また、マイコン9は、入出力ピンに接続さ
れた信号ライン86を介してセレクト信号(CKM_S
EL0)をバッファ回路Q82からの信号ライン85上
に出力し、入出力ピンに接続された信号ライン87を介
してセレクト信号(CKM_SEL1)をバッファ回路
Q81からの信号ライン84上に出力し、入出力ピンに
接続された信号ライン88を介してセレクト信号(CK
M_SEL2)をバッファ回路Q80からの信号ライン
83上に出力する。
【0085】なお、クロックジェネレータ6の端子(設
定ピン)SEL0,SEL1,SEL2と、バッファ回
路Q80,Q81,Q82の各出力端子とは互いに接続
されている。
【0086】R83〜R85は信号ラインCKM_SE
L0,CKM_SEL1,CKM_SEL2をPull
−upするための抵抗器である。
【0087】上記構成を備えることにより、マイコン9
は、システムの電源がオンされた後、信号ラインCKM
_SEL0,CKM_SEL1、CKM_SEL2に接
続されたピンを入力モードに設定すると同時に、CKM
_SEL_EN*信号89を“0”にしてバッファ回路
Q80,Q81,Q82をオンにする。
【0088】これにより、システム上に備えられている
スイッチ7の状態を読み込むことが可能であり、この読
み込まれた設定値からクロックジェネレータ6のCPU
1やメモリモジュールに供給されるクロックの周波数が
適正かどうかをマイコン9が判断でき、この際、もし、
前記供給クロックの周波数が適正でないものと判断され
た場合には、マイコン9はCKM_SEL_EN*信号
89を“1”にしてバッファ回路Q80,Q81,Q8
2をオフすることにより各信号ラインCKM_SEL
0,CKM_SEL1,CKM_SEL2に接続された
ピンを出力モードに変え、適正なクロックの周波数にな
るように設定を行う。
【0089】図6は、図5に示したスイッチ7による設
定に基づくクロックジェネレータ6から供給されるクロ
ック周波数の関係を説明する図であり、(A)は入力モ
ードに対応し、(B)は出力モードに対応する。なお、
図5と同一のものには同一の符号を付してある。
【0090】図に示すように、本実施形態におけるクロ
ックジェネレータ6は出力クロック周波数の設定ピンS
EL0,SEL1,SEL2の状態により、出力クロッ
クを60MHzから200MHzまでの周波数を任意に
設定可能に構成されている。
【0091】また、システム本体の電源がオンされてク
ロックジェネレータ6に電源が供給された後でも、設定
ピンSEL0、SEL1,SEL2の状態が変われば、
出力するクロックの周波数を変化させることができるよ
うに構成されている。
【0092】図7は、図1に示したマイコン9とシステ
ム本体のリセット信号との構成を説明する回路ブロック
図である。
【0093】図において、90は信号ライン(CKM_
RESET)で、マイコン9のリセット入力ピンに接続
され、“l”の状態でリセット状態となり、“0”の状
態で非リセット状態となり、マイコン9は内部ROMに
記憶されたプログラムに従って動作を行う。
【0094】X90は水晶発振子であり、マイコン9に
接続され、動作用クロックを生成する。R90は抵抗器
で、信号ライン(CKM_RESET)をPull−u
pする。Q90はボルテージディテクタであり、入力さ
れた信号を監視して、入力信号の電圧が所定の値に達す
ると出力を“0”にする。なお、本実施形態では、入力
信号の電圧が所定の値に達すると出力を“0”にする機
能を利用して、リセット信号を生成するために使用して
いる。
【0095】91はリセット信号(SYSTEM_RE
SET)であり、コンピュータシステム本体のマイコン
9以外のデバイスであるCPU1やシステムコントロー
ラ2に供給される。このシステム本体用リセット信号S
YSTEM_RESETも、“1”の状態でリセット状
態となり、“0”の状態で非リセット状態となリシステ
ム本体は動作を開始する。
【0096】92は信号ラインであり、クロック制御兼
キーボード制御用マイコン9から制御信号RST_EN
*が出力される。Q91はボルテージディテクタであ
り、システム本体のリセット信号SYSTEH_RES
ETを生成するものであり、ボルテージディテクタQ9
0と同じ機能を有する。
【0097】Q92はFETスイッチであり、信号ライ
ン92上の制御信号RST_EN*の状態によってオン
・オフされ、例えば制御信号RST_EN*が“1”の
場合、FETスイッチQ92はオフとなり、“0”の場
合、FETスイッチQ92はオンとなる。R91は抵抗
器で、前記制御信号RST_EN*をPull−upす
る。R92は抵抗器で、リセット信号SYSTM_RE
SETをPull−upする。
【0098】本実施形態において、リセット信号を上述
の様な制御をすることにより、システム本体が起動する
以前にマイコン2がメモリモジュール11およびメモリ
モジュール31のメモリIDを読み込み、その値に基づ
いてメモリモジュールに対して供給されるクロックを最
適にした後に、システム本体を起動させることが可能と
なる。
【0099】以下、図8および図9に示すフローチャー
トを参照して、マイコン9のクロック制御動作について
説明する。
【0100】図8,図9は、本発明に係るメモリ制御装
置におけるメモリアクセス制御手順の一例を示すフロー
チャートである。なお、(1)〜(16)は各ステップ
を示す。
【0101】まず、ステップ(1)でクロック制御に関
する処理が開始され、ステップ(2)で各制御線等に接
続された各ピンの初期設定を行う。なお、該初期設定に
より、制御信号RST_EN*を“1”にしてシステム
本体がリセット状態、つまり起動しないようにし、出力
信号CKM_SEL_EN*を“0”に、CKM_SE
L0,CKM_SEL1,CKM_SEL2に接続され
た各ピンを入力モードにしてスイッチ7の設定が有効に
なるようにし、CKM_SLEEP_EN*を“1”に
してクロックドライバ8を通常動作モードにする。
【0102】次に、ステップ(3)で、シリアル通信用
のクロックラインCKM_CLKと双方向入出力ライン
CKM_SDAを用い、更に、制御ラインCKM_SL
OT1_EN*と制御ラインCKM_SLOT2_EN
*を使用することにより、メモリモジュール用スロット
12に接続されたメモリモジュール11とメモリモジュ
ール用スロット32に接続されたメモリモジュール31
の各々のメモリIDを読み込む。
【0103】次に、ステップ(4)において、メモリモ
ジュール11に使用されているメモリの種類の判別を行
い、EDO−DRAMやFPM−DRAMの場合には、
動作クロックが必要でないものとして、ステップ(5)
に進み、SDRAMのような動作クロックが必要なもの
である場合は、ステップ(8)以降に進む。
【0104】なお、本実施形態においては、システムコ
ントローラ2の機能的制約のため、メモリモジュール1
1とメモリモジュール32に使用されているメモリの種
類は同じものでなければならいものとする。
【0105】次に、ステップ(5)において、接続され
ているメモリモジュールは動作クロックを必要としない
種類のDRAM Chipを搭載していると判断して、
図5に示した制御信号CKM_SLEEP_EN*を
“0”にしてクロックドライバ8をSLEEPモードに
する。
【0106】これにより、メモリモジュール11,31
に対して、クロックの出力を停止させ、なおかつクロッ
クドライバ8の消費する電力を低く抑えることができ
る。
【0107】そして、ステップ(6)において、図7に
示した制御信号RST_EN*を“0”にしてシステム
をリセット状態から、システム本体の起動を行い、ステ
ップ(7)で、本発明におけるマイコン9におけるクロ
ック制御部に関する動作を終了する。
【0108】一方、ステップ(4)において、メモリモ
ジュール11に使用されているメモリの種類の判別を行
って、SDRAMのような動作クロックが必要なもので
ある場合は、ステップ(8)に進み、メモリモジュール
11とメモリモジュール31における各々のメモリID
から読み出した最高速度の動作クロック用周波数値を比
較し、メモリモジュール11とメモリモジュール31の
最高動作クロック周波数が同じか、又はメモリモジュー
ル11の最高動作クロック周波数値が低いと判定した場
合はステップ(9)に進み、メモリモジュール31の最
高動作クロック周波数値が低いと判定した場合は、ステ
ップ(10)に進み、メモリモジュール31の最高速度
動作クロック周波数値を記憶レジスタMFに格納して、
ステップ(11)以降へ進む。
【0109】次に、ステップ(9)で、メモリモジュー
ル11の最高速度動作クロック周波数値を記憶レジスタ
MFに格納する。
【0110】次に、ステップ(11)において、システ
ム本体上に備えられたスイッチ7の状態を読み込み、ス
テップ(12)において、スイッチ7の状態から、クロ
ックジェネレータ6がCPU1やメモリモジュールに対
して供給しているクロックの周波数値を割り出して記憶
レジスタSFに格納する。
【0111】次に、ステップ(13)において、ステッ
プ(9)、またはステップ(10)においてメモリモジ
ュールの最高速度動作クロック周波数値が記憶された記
憶レジスタMFの内容とスイッチ7により設定されたク
ロックジェネレータ6がCPU1やメモリモジュールに
対して供給しているクロックの周波数値が記憶された記
憶レジスタSFの内容とを比較し、MF≧SFの場合、
つまり、クロックジェネレータ6から供給されている動
作クロックの周波数がメモリモジュールの最高速度動作
クロック周波数よりも低いと判定した場合、または同じ
場合には、メモリモジュールは正常動作するものとし
て、ステップ(6)に戻る。
【0112】一方、ステップ(13)において、MF<
SFの場合、つまり、クロックジェネレータ6から供給
されている動作クロックの周波数がメモリモジュールの
最高速度動作クロック周波数よりも高いと判定した場合
は、メモリモジュールが正常な動作を保証されないもの
として、クロックジェネレータ6が供給する動作クロッ
クの周波数を低くするために、ステップ(14)に進
み、スイッチ7の設定を無効にするように、マイコン9
からの出力信号CKM_SEL_EN*を“1”に設定
する。
【0113】次に、ステップ(15)において、信号ラ
インCKM_SEL0,CKM_SEL1,CKM_S
EL2を入力モードから出力モードにして、各信号ライ
ンを図6の(B)に示したテーブルに基づいて、クロッ
クジェネレータ6のCPU1やメモリモジュールに供給
する動作クロックの周波数がMFと同じか、あるいはM
F>SFになるように設定する。
【0114】次に、ステップ(16)において、クロッ
クジェネレータ6から供給されるクロックが周波数変更
による不安定状態が収まるまで、n秒間の待機(Wai
t)を行い、ステップ(6)に戻る。
【0115】このように、図8、図9に示したフローチ
ャートに従ったプログラムをマイコン9内に備わったR
OMに格納し、動作することにより、本発明のクロック
制御方法を実現させることができる。
【0116】上記実施形態によれば、メモリモジュール
に動作クロックを供給しているクロックジェネレータ
や、或いはクロックジェネレータからクロックを供給さ
れ、メモリモジュール供給用に分配を行うクロックドラ
イバの動作による消費電力を抑えることができるととも
に、システムが起動する以前に不必要なクロックをシス
テムの基板上にあるクロックラインに流さないことによ
り、クロックラインよりの放射ノイズを無くすことがで
き、システムの安定的な動作を得ることが可能になる。
【0117】また、CPUに供給されるクロックと同じ
周波数のメモリモジュールに供給されるクロックが、メ
モリモジュールの動作可能な周波数よりも高くなってし
まっている場合には、システムが起動する以前に、供給
する動作クロックの周波数を前記ID記憶メモリより読
み出した最高周波数になるように、前記マイコンが新た
に設定を行うことにより、システムの安定した動作を得
られ、なおかつ、システムの起動ができなくなることも
防ぐことができる。
【0118】以下、図10に示すメモリマップを参照し
て本発明に係るメモリ制御装置で読み出し可能なデータ
処理プログラムの構成について説明する。
【0119】図10は、本発明に係るメモリ制御装置で
読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記
憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0120】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0121】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0122】本実施形態における図8,図9に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0123】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0124】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0125】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0126】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0127】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の識別情報を記憶可能なID記憶
部とデータが読み書き可能なデータ記憶部とを有する複
数のメモリモジュールを装着可能なスロットを備えるデ
ータ処理装置のメモリアクセスをシステムクロックに基
づいて制御するメモリ制御装置であって、入力されるデ
ータに基づいて複数の異なる周波数のシステムクロック
を生成可能なクロック源と、電源供給後、データ処理を
実行する制御部に対する前記システムクロックを供給す
る前に、前記ID記憶部より前記所定の識別情報を読み
出して前記メモリモジュールの種別を判定する第1の判
定手段と、前記第1の判定手段による種別判定結果に基
づいて各メモリモジュールに対する前記システムクロッ
クの供給または停止を制御するクロック制御手段とを有
するので、複数のメモリスロットに対して装着されたメ
モリモジュールがシステムクロックの供給を必要としな
いメモリである場合には、各メモリモジュールに対する
システムクロックの供給を確実に停止して、消費電力を
節減できるとともに、回路パターン内からの放射ノイズ
の発生を抑えて、システムの動作を安定化させることが
できる。
【0129】第2の発明によれば、前記所定の識別情報
は、メモリの種別を示す種別情報,動作クロックの最大
周波数値,メモリのアクセスタイム情報を含むので、複
数のメモリスロットに対して装着されたメモリモジュー
ルの種別や動作クロックの最大周波数やアクセスタイム
を認識して、装着されたメモリモジュールに対して柔軟
に適応するメモリアクセス環境を自在に設定することが
できる。
【0130】第3の発明によれば、前記第1の判定手段
は、前記所定の識別情報中のメモリの種別を示す種別情
報から前記複数のメモリモジュールが共にシステムクロ
ックの供給を受けて動作するメモリタイプかどうかを判
定するので、複数のメモリスロットに対して装着された
メモリモジュールがシステムクロックの供給を必要とし
ないメモリであるかどうかを確実に判定して、当該メモ
リモジュールに適応するメモリアクセス制御を行うこと
ができる。
【0131】第4の発明によれば、前記クロック制御手
段は、前記複数のメモリモジュールに対する前記システ
ムクロックの供給を停止した後、前記制御部に対するシ
ステムクロックの供給を開始してシステムを起動させる
ので、システムが起動する以前に不必要なシステムクロ
ックをシステムの基板上にあるクロックラインに出力さ
れてしまうことを阻止でき、クロックラインよりの放射
ノイズを無くすことができる。
【0132】第5の発明によれば、前記第1の判定手段
により前記所定の識別情報中のメモリの種別を示す種別
情報から前記複数のメモリモジュールが共にシステムク
ロックの供給を受けて動作するメモリタイプであると判
定された場合に、前記所定の識別情報中の動作クロック
の最大周波数値をそれぞれ比較して各メモリモジュール
を正常動作可能な動作クロックの最大周波数値を決定す
る決定手段と、データ処理を実行する前記制御部に対し
て供給すべき前記システムクロックの周波数値を設定す
る設定手段と、前記設定手段により設定された周波数値
と前記決定手段により決定された前記最大周波数値とを
比較して正常動作可能かどうかを判定する第2の判定手
段と、前記第2の判定手段による判定結果に基づいて、
前記クロック源から供給すべきシステムクロックの周波
数を決定するデータを前記クロック源に出力するシステ
ムクロック制御手段とを有するので、複数のメモリスロ
ットに装着された各メモリモジュールの動作可能な最大
周波数が異なる場合でも、それぞれが安定動作可能であ
って、かつ、複数のメモリスロットにとって最高周波数
で動作可能なシステムクロックの周波数を決定すること
ができる。
【0133】第6の発明によれば、前記システムクロッ
ク制御手段は、前記第2の判定手段により正常動作可能
と判定された場合に、前記設定手段により設定された周
波数値を示すデータを前記クロック源に出力し、前記第
2の判定手段により正常動作可能でないと判定された場
合に、前記決定手段により決定された前記最大周波数値
を示すデータを前記クロック源に出力するので、複数の
メモリスロットに装着された各メモリモジュールの動作
可能な最大周波数が異なる場合でも、それぞれが安定動
作可能であって、かつ、複数のメモリスロットにとって
最高周波数で動作可能なシステムクロックの周波数を決
定でき、動作クロック環境が異なる複数のメモリモジュ
ールに適応する最大周波数でメモリアクセスを行うこと
ができる。
【0134】第7の発明によれば、前記システムクロッ
ク制御手段は、前記第2の判定手段により正常動作可能
でないと判定された場合に、前記設定手段により設定さ
れた周波数値を無効化するので、誤動作を引き起こすよ
うな動作クロックの設定がなされていることを判別し
て、安定動作する動作クロックを自在に設定することが
できる。
【0135】第8の発明によれば、前記クロック制御手
段は、前記複数のメモリモジュールに対する前記システ
ムクロックの供給を停止した後、且つ、前記クロック源
からの新規システムクロックが安定した後、前記制御部
に対するシステムクロックの供給を開始してシステムを
起動させるので、複数のメモリスロットに装着された各
メモリモジュールの動作可能な最大周波数が異なる場合
でも、それぞれが安定動作可能であって、かつ、複数の
メモリスロットにとって最高周波数で動作可能なシステ
ムクロックの周波数を決定した後、安定化したシステム
クロックに基づきシステム動作を起動させることがで
き、システムクロックが不安定なままシステム動作を開
始して、システムの起動不能となる事態を確実に回避す
ることができる。
【0136】第9,第17の発明によれば、所定の識別
情報を記憶可能なID記憶部とデータが読み書き可能な
データ記憶部とを有する複数のメモリモジュールを装着
可能なスロットを備えるデータ処理装置のメモリアクセ
スをシステムクロックに基づいて制御するメモリ制御方
法であって、あるいは所定の識別情報を記憶可能なID
記憶部とデータが読み書き可能なデータ記憶部とを有す
る複数のメモリモジュールを装着可能なスロットを備え
るデータ処理装置をシステムクロックに基づいて制御す
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
記憶媒体であって、電源供給後、入力されるデータに基
づいて複数の異なる周波数のシステムクロックを生成可
能なクロック源からデータ処理を実行する制御部に対す
る前記システムクロックを供給する前に、前記ID記憶
部より前記所定の識別情報を読み出して前記メモリモジ
ュールの種別を判定する第1の判定工程と、前記第1の
判定工程による種別判定結果に基づいて各メモリモジュ
ールに対する前記システムクロックの供給または停止を
制御するクロック供停工程とを有するので、複数のメモ
リスロットに対して装着されたメモリモジュールがシス
テムクロックの供給を必要としないメモリである場合に
は、各メモリモジュールに対するシステムクロックの供
給を確実に停止して、消費電力を節減できるとともに、
回路パターン内からの放射ノイズの発生を抑えて、シス
テムの動作を安定化させることができる。
【0137】第10,第18の発明によれば、前記所定
の識別情報は、メモリの種別を示す種別情報,動作クロ
ックの最大周波数値,メモリのアクセスタイム情報を含
むので、複数のメモリスロットに対して装着されたメモ
リモジュールの種別や動作クロックの最大周波数やアク
セスタイムを認識して、装着されたメモリモジュールに
対して柔軟に適応するメモリアクセス環境を自在に設定
することができる。
【0138】第11,第19の発明によれば、前記第1
の判定工程は、前記所定の識別情報中のメモリの種別を
示す種別情報から前記複数のメモリモジュールが共にシ
ステムクロックの供給を受けて動作するメモリタイプか
どうかを判定するので、複数のメモリスロットに対して
装着されたメモリモジュールがシステムクロックの供給
を必要としないメモリであるかどうかを確実に判定し
て、当該メモリモジュールに適応するメモリアクセス制
御を行うことができる。
【0139】第12,第20の発明によれば、前記クロ
ック供停工程は、前記複数のメモリモジュールに対する
前記システムクロックの供給を停止した後、前記制御部
に対するシステムクロックの供給を開始してシステムを
起動させるので、システムが起動する以前に不必要なシ
ステムクロックをシステムの基板上にあるクロックライ
ンに出力されてしまうことを阻止でき、クロックライン
よりの放射ノイズを無くすことができる。
【0140】第13,第21の発明によれば、前記第1
の判定工程により前記所定の識別情報中のメモリの種別
を示す種別情報から前記複数のメモリモジュールが共に
システムクロックの供給を受けて動作するメモリタイプ
であると判定された場合に、前記所定の識別情報中の動
作クロックの最大周波数値をそれぞれ比較して各メモリ
モジュールを正常動作可能な動作クロックの最大周波数
値を決定する決定工程と、データ処理を実行する前記制
御部に対して供給すべき前記システムクロックの周波数
値を設定する設定工程と、前記設定工程により設定され
た周波数値と前記決定工程により決定された前記最大周
波数値とを比較して正常動作可能かどうかを判定する第
2の判定工程と、前記第2の判定工程による判定結果に
基づいて、前記クロック源から供給すべきシステムクロ
ックの周波数を決定するデータを前記クロック源に出力
する出力工程とを有するので、複数のメモリスロットに
装着された各メモリモジュールの動作可能な最大周波数
が異なる場合でも、それぞれが安定動作可能であって、
かつ、複数のメモリスロットにとって最高周波数で動作
可能なシステムクロックの周波数を決定することができ
る。
【0141】第14,第22の発明によれば、前記出力
工程は、前記第2の判定工程により正常動作可能と判定
された場合に、前記設定工程により設定された周波数値
を示すデータを前記クロック源に出力し、前記第2の判
定工程により正常動作可能でないと判定された場合に、
前記決定工程により決定された前記最大周波数値を示す
データを前記クロック源に出力するので、複数のメモリ
スロットに装着された各メモリモジュールの動作可能な
最大周波数が異なる場合でも、それぞれが安定動作可能
であって、かつ、複数のメモリスロットにとって最高周
波数で動作可能なシステムクロックの周波数を決定で
き、動作クロック環境が異なる複数のメモリモジュール
に適応する最大周波数でメモリアクセスを行うことがで
きる。
【0142】第15,第23の発明によれば、前記出力
工程は、前記第2の判定工程により正常動作可能でない
と判定された場合に、前記設定工程により設定された周
波数値を無効化するので、誤動作を引き起こすような動
作クロックの設定がなされていることを判別して、安定
動作する動作クロックを自在に設定することができる。
【0143】第16,第24の発明によれば、 本発明
に係る第16の発明は、前記クロック供停工程は、前記
複数のメモリモジュールに対する前記システムクロック
の供給を停止した後、且つ、前記クロック源からの新規
システムクロックが安定した後、前記制御部に対するシ
ステムクロックの供給を開始してシステムを起動させる
ので、複数のメモリスロットに装着された各メモリモジ
ュールの動作可能な最大周波数が異なる場合でも、それ
ぞれが安定動作可能であって、かつ、複数のメモリスロ
ットにとって最高周波数で動作可能なシステムクロック
の周波数を決定した後、安定化したシステムクロックに
基づきシステム動作を起動させることができ、システム
クロックが不安定なままシステム動作を開始して、シス
テムの起動不能となる事態を確実に回避することができ
る。
【0144】従って、メモリスロットに装着されるメモ
リモジュールの動作環境に自在に適応してメモリアクセ
ス環境を構築することができ、また、メモリモジュール
に対する無駄なシステムクロックの供給を停止して、消
費電力の損失を低減でき、さらに、メモリモジュールへ
のシステムクロック供給による放射ノイズを低減でき、
また、動作環境の異なるメモリモジュールによる動作不
良の発生を防止して、常に最高速で安定化したメモリア
クセスとシステム動作とを共存できるメモリ環境を自在
に構築することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すメモリ制御装置の構
成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したマイコンがメモリIDを読み込む
ためのバスラインの構成を示す図である。
【図3】図1に示したメモリモジュールにメモリIDを
マイコン及びシステムコントローラメモリが読み込む場
合のデータ送出のタイミング例を示すタイミングチャー
トである。
【図4】図1に示したメモリモジュール上に備えられた
メモリID記憶装置に記憶されたメモリIDの情報の記
憶状態を示した図である。
【図5】図1に示したメモリ制御装置の要部詳細を説明
する回路ブロック図である。
【図6】図5に示したクロック周波数設定用スイッチに
よる設定に基づくクロックジェネレータから供給される
クロック周波数の関係を説明する図である。
【図7】図1に示したクロック制御兼キーボード制御用
マイコンとシステム本体のリセット信号との構成を説明
する回路ブロック図である。
【図8】本発明に係るメモリ制御装置におけるメモリア
クセス制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係るメモリ制御装置におけるメモリア
クセス制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係るメモリ制御装置で読み出し可能
な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモ
リマップを説明する図である。
【符号の説明】
l CPU 2 システムコントローラ 3 PCI−ISAブリッジコントローラ 4 CPUバス 5 PCIバス 6 クロックジェネレータ 7 クロック周波数設定用スイッチ 8 クロックドライバ 9 クロック制御兼キーボード制御用マイコン 10 メモリ部 11 メモリモジュール 12 メモリモジュール用スロット 13 メモリバス 14 クロックドライバの省電力モード制御ライン 15 メモリID用バス 16 クロック周波数設定制御ライン 17 ディスプレイコントローラ 18 補助記憶装置 19 電源部 20 電源スイッチ 21 電源回路 22 専用のバスライン 23 ISAバス 25 メモリモジュール用クロック 26 コンピュータンステム本体 27 CPU用クロック 28 システムコントローラ用クロック 29 PCI−ISAブリッジコントローラ用クロック 30 AC用コンセント 31 メモリモジュール 32 メモリモジュール用スロット 33 クロックドライバ用クロック

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の識別情報を記憶可能なID記憶部
    とデータが読み書き可能なデータ記憶部とを有する複数
    のメモリモジュールを装着可能なスロットを備えるデー
    タ処理装置のメモリアクセスをシステムクロックに基づ
    いて制御するメモリ制御装置であって、 入力されるデータに基づいて複数の異なる周波数のシス
    テムクロックを生成可能なクロック源と、 電源供給後、データ処理を実行する制御部に対する前記
    システムクロックを供給する前に、前記ID記憶部より
    前記所定の識別情報を読み出して前記メモリモジュール
    の種別を判定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段による種別判定結果に基づいて各メ
    モリモジュールに対する前記システムクロックの供給ま
    たは停止を制御するクロック制御手段と、を有すること
    を特徴とするメモリ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の識別情報は、メモリの種別を
    示す種別情報,動作クロックの最大周波数値,メモリの
    アクセスタイム情報を含むことを特徴とする請求項1記
    載のメモリ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の判定手段は、前記所定の識別
    情報中のメモリの種別を示す種別情報から前記複数のメ
    モリモジュールが共にシステムクロックの供給を受けて
    動作するメモリタイプかどうかを判定することを特徴と
    する請求項1記載のメモリ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記クロック制御手段は、前記複数のメ
    モリモジュールに対する前記システムクロックの供給を
    停止した後、前記制御部に対するシステムクロックの供
    給を開始してシステムを起動させることを特徴とする請
    求項1記載のメモリ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の判定手段により前記所定の識
    別情報中のメモリの種別を示す種別情報から前記複数の
    メモリモジュールが共にシステムクロックの供給を受け
    て動作するメモリタイプであると判定された場合に、前
    記所定の識別情報中の動作クロックの最大周波数値をそ
    れぞれ比較して各メモリモジュールを正常動作可能な動
    作クロックの最大周波数値を決定する決定手段と、 データ処理を実行する前記制御部に対して供給すべき前
    記システムクロックの周波数値を設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された周波数値と前記決定手段
    により決定された前記最大周波数値とを比較して正常動
    作可能かどうかを判定する第2の判定手段と、 前記第2の判定手段による判定結果に基づいて、前記ク
    ロック源から供給すべきシステムクロックの周波数を決
    定するデータを前記クロック源に出力するシステムクロ
    ック制御手段と、を有することを特徴とする請求項1記
    載のメモリ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記システムクロック制御手段は、前記
    第2の判定手段により正常動作可能と判定された場合
    に、前記設定手段により設定された周波数値を示すデー
    タを前記クロック源に出力し、前記第2の判定手段によ
    り正常動作可能でないと判定された場合に、前記決定手
    段により決定された前記最大周波数値を示すデータを前
    記クロック源に出力することを特徴とする請求項5記載
    のメモリ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記システムクロック制御手段は、前記
    第2の判定手段により正常動作可能でないと判定された
    場合に、前記設定手段により設定された周波数値を無効
    化することを特徴とする請求項5記載のメモリ制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記クロック制御手段は、前記複数のメ
    モリモジュールに対する前記システムクロックの供給を
    停止した後、且つ、前記クロック源からの新規システム
    クロックが安定した後、前記制御部に対するシステムク
    ロックの供給を開始してシステムを起動させることを特
    徴とする請求項6記載のメモリ制御装置。
  9. 【請求項9】 所定の識別情報を記憶可能なID記憶部
    とデータが読み書き可能なデータ記憶部とを有する複数
    のメモリモジュールを装着可能なスロットを備えるデー
    タ処理装置のメモリアクセスをシステムクロックに基づ
    いて制御するメモリ制御方法であって、 電源供給後、入力されるデータに基づいて複数の異なる
    周波数のシステムクロックを生成可能なクロック源から
    データ処理を実行する制御部に対する前記システムクロ
    ックを供給する前に、前記ID記憶部より前記所定の識
    別情報を読み出して前記メモリモジュールの種別を判定
    する第1の判定工程と、 前記第1の判定工程による種別判定結果に基づいて各メ
    モリモジュールに対する前記システムクロックの供給ま
    たは停止を制御するクロック供停工程と、を有すること
    を特徴とするメモリ制御方法。
  10. 【請求項10】 前記所定の識別情報は、メモリの種別
    を示す種別情報,動作クロックの最大周波数値,メモリ
    のアクセスタイム情報を含むことを特徴とする請求項9
    記載のメモリ制御方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の判定工程は、前記所定の識
    別情報中のメモリの種別を示す種別情報から前記複数の
    メモリモジュールが共にシステムクロックの供給を受け
    て動作するメモリタイプかどうかを判定することを特徴
    とする請求項9記載のメモリ制御方法。
  12. 【請求項12】 前記クロック供停工程は、前記複数の
    メモリモジュールに対する前記システムクロックの供給
    を停止した後、前記制御部に対するシステムクロックの
    供給を開始してシステムを起動させることを特徴とする
    請求項9記載のメモリ制御方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の判定工程により前記所定の
    識別情報中のメモリの種別を示す種別情報から前記複数
    のメモリモジュールが共にシステムクロックの供給を受
    けて動作するメモリタイプであると判定された場合に、
    前記所定の識別情報中の動作クロックの最大周波数値を
    それぞれ比較して各メモリモジュールを正常動作可能な
    動作クロックの最大周波数値を決定する決定工程と、 データ処理を実行する前記制御部に対して供給すべき前
    記システムクロックの周波数値を設定する設定工程と、 前記設定工程により設定された周波数値と前記決定工程
    により決定された前記最大周波数値とを比較して正常動
    作可能かどうかを判定する第2の判定工程と、 前記第2の判定工程による判定結果に基づいて、前記ク
    ロック源から供給すべきシステムクロックの周波数を決
    定するデータを前記クロック源に出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする請求項9記載のメモリ制御方
    法。
  14. 【請求項14】 前記出力工程は、前記第2の判定工程
    により正常動作可能と判定された場合に、前記設定工程
    により設定された周波数値を示すデータを前記クロック
    源に出力し、前記第2の判定工程により正常動作可能で
    ないと判定された場合に、前記決定工程により決定され
    た前記最大周波数値を示すデータを前記クロック源に出
    力することを特徴とする請求項13記載のメモリ制御方
    法。
  15. 【請求項15】 前記出力工程は、前記第2の判定工程
    により正常動作可能でないと判定された場合に、前記設
    定工程により設定された周波数値を無効化することを特
    徴とする請求項13記載のメモリ制御方法。
  16. 【請求項16】 前記クロック供停工程は、前記複数の
    メモリモジュールに対する前記システムクロックの供給
    を停止した後、且つ、前記クロック源からの新規システ
    ムクロックが安定した後、前記制御部に対するシステム
    クロックの供給を開始してシステムを起動させることを
    特徴とする請求項9記載のメモリ制御方法。
  17. 【請求項17】 所定の識別情報を記憶可能なID記憶
    部とデータが読み書き可能なデータ記憶部とを有する複
    数のメモリモジュールを装着可能なスロットを備えるデ
    ータ処理装置をシステムクロックに基づいて制御するコ
    ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
    媒体であって、 電源供給後、入力されるデータに基づいて複数の異なる
    周波数のシステムクロックを生成可能なクロック源から
    データ処理を実行する制御部に対する前記システムクロ
    ックを供給する前に、前記ID記憶部より前記所定の識
    別情報を読み出して前記メモリモジュールの種別を判定
    する第1の判定工程と、 前記第1の判定工程による種別判定結果に基づいて各メ
    モリモジュールに対する前記システムクロックの供給ま
    たは停止を制御するクロック供停工程と、を有すること
    を特徴とするコンピュータが読み出し可能なプログラム
    を格納した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記所定の識別情報は、メモリの種別
    を示す種別情報,動作クロックの最大周波数値,メモリ
    のアクセスタイム情報を含むことを特徴とする請求項1
    7記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記第1の判定工程は、前記所定の識
    別情報中のメモリの種別を示す種別情報から前記複数の
    メモリモジュールが共にシステムクロックの供給を受け
    て動作するメモリタイプかどうかを判定することを特徴
    とする請求項17記載のコンピュータが読み出し可能な
    プログラムを格納した記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記クロック供停工程は、前記複数の
    メモリモジュールに対する前記システムクロックの供給
    を停止した後、前記制御部に対するシステムクロックの
    供給を開始してシステムを起動させることを特徴とする
    請求項17記載のコンピュータが読み出し可能なプログ
    ラムを格納した記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記第1の判定工程により前記所定の
    識別情報中のメモリの種別を示す種別情報から前記複数
    のメモリモジュールが共にシステムクロックの供給を受
    けて動作するメモリタイプであると判定された場合に、
    前記所定の識別情報中の動作クロックの最大周波数値を
    それぞれ比較して各メモリモジュールを正常動作可能な
    動作クロックの最大周波数値を決定する決定工程と、 データ処理を実行する前記制御部に対して供給すべき前
    記システムクロックの周波数値を設定する設定工程と、 前記設定工程により設定された周波数値と前記決定工程
    により決定された前記最大周波数値とを比較して正常動
    作可能かどうかを判定する第2の判定工程と、 前記第2の判定工程による判定結果に基づいて、前記ク
    ロック源から供給すべきシステムクロックの周波数を決
    定するデータを前記クロック源に出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする請求項17記載のコンピュー
    タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記出力工程は、前記第2の判定工程
    により正常動作可能と判定された場合に、前記設定工程
    により設定された周波数値を示すデータを前記クロック
    源に出力し、前記第2の判定工程により正常動作可能で
    ないと判定された場合に、前記決定工程により決定され
    た前記最大周波数値を示すデータを前記クロック源に出
    力することを特徴とする請求項21記載のコンピュータ
    が読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記出力工程は、前記第2の判定工程
    により正常動作可能でないと判定された場合に、前記設
    定工程により設定された周波数値を無効化することを特
    徴とする請求項21記載のコンピュータが読み出し可能
    なプログラムを格納した記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記クロック供停工程は、前記複数の
    メモリモジュールに対する前記システムクロックの供給
    を停止した後、且つ、前記クロック源からの新規システ
    ムクロックが安定した後、前記制御部に対するシステム
    クロックの供給を開始してシステムを起動させることを
    特徴とする請求項17記載のコンピュータが読み出し可
    能なプログラムを格納した記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065819A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 混合メモリ・タイプを使用して性能を改善するための装置、方法、システム、およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065819A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 混合メモリ・タイプを使用して性能を改善するための装置、方法、システム、およびプログラム

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