JP2000207677A - 渋滞検出方法及びその装置 - Google Patents

渋滞検出方法及びその装置

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JP2000207677A
JP2000207677A JP911799A JP911799A JP2000207677A JP 2000207677 A JP2000207677 A JP 2000207677A JP 911799 A JP911799 A JP 911799A JP 911799 A JP911799 A JP 911799A JP 2000207677 A JP2000207677 A JP 2000207677A
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vehicles
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traveling
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Tomoki Kubota
智氣 窪田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対向車線に関する渋滞情報を得ることができ
る渋滞検出装置を提供する。 【解決手段】 間隔センサSDを備えた車両Mは、車線
RAを矢印FA方向に速度Vaで走行する。対向車線R
B側は、車両T1〜Tnが矢印FB方向に速度Vbで走行
している。車両Mは、対向車線RBの車両T1〜Tnとの
間隔を測定する。対向車線RBに車両T1〜Tnがあると
きは、車両Mと車両T1〜Tnとの間隔ΔJは狭くなる。
しかし、車両T1〜Tnの車間スペースΔSPについて
は、間隔ΔJは増大する。そこで、間隔センサSDの出
力に対して適宜のしきい値LSを設定することで、区間
ΔRに含まれる車両数を求めることができる。そして、
車両Mでは、「同区間ΔRにおける対向車線RBの車両
数>予め定めた渋滞車両数」となったとき、位置P1を
渋滞開始位置と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反対車線もしくは
対向車線の渋滞状況を判定するための渋滞検出装置に関
するものである。
【0002】
【背景技術】従来の渋滞検出技術としては、例えば特開
平9一259387号に開示された交通渋滞情報検出装
置及び交通渋滞情報システム並びに交通渋滞情報受信表
示装置がある。これは、道路側に何らの設備を設けるこ
となしに簡便に交通渋滞情報を検出することを目的とし
たものである。図13には、その概要が示されており、
車両1には、交通渋滞情報検出装置2と、交通渋滞情報
受信表示装置3が設けられている。交通渋滞情報検出装
置2は、GPS航法等により自車両の現在位置を時々刻
々と検出している。そして、予め設定された走行区間を
通過する毎にその走行区間の所要時間を自ら求める。こ
の所要時間は、通過した走行区間の識別番号とともに無
線にて交通情報センタ4に送信される。
【0003】交通情報センタ4は、各車両1から無線に
て送信された走行区間識別番号及びその所要時間を受信
して蓄積する。そして、各走行区間毎の最新の所要時間
を無線にて周囲の車両1に送信する。各車両1に搭載さ
れた交通渋滞情報受信表示装置3は、交通情報センタ4
から送信された情報を受信する。そして、ドライバ等か
ら指定された走行区間に対応する所要時間を選択して表
示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような背景技術では、交通渋滞情報検出装置を搭載した
車両が走行することで渋滞情報を得ている。このため、
走行中の車線については走行区間の所要時間などの情報
を得ることが可能であっても、その対向車線(反対車
線)についてはかかる情報を得ることができない。
【0005】この発明は、以上の点に着目したもので、
対向車線に関する渋滞情報を得ることができる渋滞検出
装置を提供することを、その目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の渋滞検出方法は、走行車線に位置する車両
の対向車線側における被測定物との間隔を測定するステ
ップ;走行車線で前記車両を走行させたときに前記ステ
ップで得られた計測結果から、対向車線の渋滞情報を得
ることを特徴とする。
【0007】本発明の渋滞検出装置は、走行車線に位置
する車両に設けられており、対向車線側における被測定
物との間隔を測定する間隔測定手段;走行車線で前記車
両を走行させたときに前記間隔測定手段で得られた検出
結果から渋滞を検出する渋滞検出手段;を備えたことを
特徴とする。
【0008】主要な形態の一つによれば、前記渋滞検出
手段は、予め設定した距離区間の走行によって前記間隔
測定手段で得られた検出結果に基づいて前記距離区間に
おける対向車線の車両数を演算する演算手段;これによ
って演算された車両数と、予め定めた渋滞車両数とを比
較し、該比較結果に基づいて前記距離区間の対向車線が
渋滞であるか否かを判断する渋滞判断手段;を含むこと
を特徴とする。
【0009】他の形態によれば、前記渋滞検出手段は、
予め設定した距離区間の走行によって前記間隔測定手段
で得られた検出結果に基づいて前記距離区間における対
向車線の車両速度を演算する演算手段;これによって演
算された車両速度と、予め定めた渋滞基準速度とを比較
し、該比較結果に基づいて前記距離区間の対向車線が渋
滞であるか否かを判断する渋滞判断手段;を含むことを
特徴とする。
【0010】更に他の形態は、前記渋滞検出手段は、予
め設定した距離区間の走行によって前記間隔測定手段で
得られた検出結果に基づいて前記距離区間における対向
車線の車両数を演算する車両数演算手段;予め設定した
距離区間の走行によって前記間隔測定手段で得られた検
出結果に基づいて前記距離区間における対向車線の車両
速度を演算する車両速度演算手段;前記車両数演算手段
によって演算された車両数と予め定めた渋滞車両数とを
比較するとともに、前記車両速度演算手段によって演算
された車両速度と予め定めた渋滞基準速度とを比較し、
それら両比較結果に基づいて前記距離区間の対向車線が
渋滞であるか否かを判断する渋滞判断手段;を含むこと
を特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点
は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て詳細に説明する。最初に、本発明の概要について説明
する。本発明によれば、車両走行中に、対向車線側にあ
る車両との間隔ないしは距離を測定する。測定用の車両
Mには、例えば図2に平面を示すように、前部あるいは
後部の対向車線側に間隔センサSDが設けられている。
いずれか一つでよい。図示の例では、前部の間隔センサ
SD1は斜め前方の対象物との距離を測定しており、後
部の間隔センサSD2は略真横の対象物との距離を測定
している。また、車両Mには、渋滞検出装置が設けられ
ており、これによって後述するように渋滞検出の処理が
行われる。
【0012】このような間隔センサSDを備えた車両M
は、例えば図3(A)に示すように車線RAを矢印FA
方向に速度Va(m/sec)で走行する。一方、対向車線R
B側は、車両T1〜Tnが矢印FB方向に速度Vb(m/se
c)で走行している。このような状況で、車両Mは図3
(A)の左端から右端まで車線RAを走行し、対向車線
RBの車両T1〜Tnとの間隔を測定する。そして更に、
同区間ΔRにおける対向車線RB上の車両数を演算す
る。
【0013】図3(B)には、前記車両Mの走行経過時
間と、間隔センサSDの検出信号に基づいて得られる間
隔との関係が、グラフ化して示されている。同図に示す
ように、対向車線RBに車両T1〜Tnがあるときは、車
両Mと車両T1〜Tnとの間隔ΔJは狭くなる。しかし、
車両T1〜Tnの車間スペースΔSPについては、間隔Δ
Jは増大する。そこで、間隔センサSDの出力に対して
適宜のしきい値LSを設定することで、図3(A)に示
した区間ΔRに含まれる車両数を求めることができる。
そして、車両Mでは、「区間ΔRにおける対向車線RB
の車両数>予め定めた渋滞車両数」となったとき、例え
ば図3(A)に示す位置P1を渋滞開始位置と判断して
記憶する。
【0014】車両Mは、車線RAを走行しながら、以上
のような処理を繰り返し行う。そして、前記渋滞開始と
判断した後に、「他の区間における対向車線RBの車両
数<予め定めた渋滞車両数」となったとき、渋滞の終了
と判断し、その判断時点における区間の終了位置を、渋
滞終了位置として記憶する。
【0015】車両Mでは、以上のようにして、渋滞開
始位置,渋滞終了位置,渋滞開始位置と渋滞終了位
置の間の対向車線における車両数,対向車線の渋滞速
度などの情報が得られる。これらの各情報は、車両Mの
使用者(運転者)によるスイッチ操作により、又は、渋
滞判断の終了後自動的に、情報センタ(図示せず)に送
信される。情報センタは、送信された情報に基づいて、
いずれの車線で渋滞が生じているかなどの渋滞情報を発
信する。
【0016】次に、本発明の実施形態の構成を説明す
る。図1には、車両Mに搭載されている渋滞検出装置1
0の構成が示されている。同図において、渋滞検出装置
10は、ECUなどによる渋滞検出制御部12を中心に
構成されており、計時部14,前記間隔センサSD,走
行距離計測部16,送信部18,表示部20,入力部2
2,メモリ24,演算部26,位置計測部28を備えて
いる。
【0017】これらのうち、渋滞検出制御部12は、C
PUを主として構成されており、各種フラグのオン・オ
フ制御とともに渋滞検出制御のプログラムを実行する機
能を備えている。計時部14は、時間を計測するための
ものである。間隔センサSDは、超音波,赤外線,レー
ザなどを利用した公知の距離センサである。走行距離計
測部16はいわゆる距離計であり、車両Mの走行距離を
計測するためのものである。送信部18は、得られた渋
滞情報をセンタなどに送信するためのものである。表示
部20は、メニューなど各種の表示を行うためのもので
ある。入力部22は、ボタンスイッチ,リモコンスイッ
チ,タッチパネル,音声入力などの適宜の入力手段で構
成されている。メモリ24は、渋滞検出制御部12で実
行されるプログラムが格納されている他、その実行時の
作業領域も確保されている。また、得られた各種の情報
も格納されるようになっている。演算部26は、計時部
14による計時結果に基づいて信号長を演算するなど各
種の演算処理を行うためのものである。位置計測部28
は、GPSなどを利用して自車位置を計測するためのも
のである。
【0018】次に、以上のように構成された渋滞検出装
置10の動作について、図4〜図9を参照しながら説明
する。最初に図4を参照して対向車両の検出処理ルーチ
ンを説明する。車両Mの使用者が、表示部20のメニュ
ー表示を参照して「対向車線RBの渋滞検出」を選択す
ると、渋滞検出制御部12では、対向車線渋滞検出フラ
グFG1が「オン」となる(ステップS10)。する
と、渋滞検出制御部12は、間隔センサSDによって対
向車線RBの車両を検出する(ステップS12)。そし
て、間隔センサSDの出力信号から図3(B)に示す信
号ctnが検出された場合には(ステップS12の
Y)、該検出した時点における車両の位置をメモリ24
に記憶する(ステップS14)。例えば、図3の例にお
いて、信号ct1が検出されたとすると、位置P1が検
出位置となる。
【0019】次に、渋滞検出制御部12では、タイマフ
ラグFG2が「オン」に設定されるととともに(ステッ
プS16)、計時部14で信号ct1の計時が開始され
る。すなわち、図3(B)に示すタイミングtaで、タ
イマ計時が開始される。更に渋滞検出制御部12では、
対向車両検出フラグFG3が「オン」となり(ステップ
S18)、図5の対向車両の車間スペース検出ルーチン
が実行される(ステップS20)。
【0020】図5において、対向車線RBに車間スペー
スΔSPが検出されると(ステップS22)、渋滞検出
制御部12ではタイマフラグFG2が「オフ」となり
(ステップS24)、図4のステップS16で開始され
た計時が終了する。すなわち、図3(B)に示すタイミ
ングtaからtbに至る計時(信号ct1に相当)が終
了する。更に渋滞検出制御部12では、再びタイマフラ
グFG2が「オン」に設定される(ステップS26)。
すると、計時部14で信号bt1の計時が開始される。
渋滞検出制御部12では、スペース検出フラグFG4が
「オン」に設定されることにより(ステップS28)、
図6に示す車間スペース検出ルーチンが実行される(ス
テップS40)。一方、前記図4のステップS16で計
時を開始してから、図5のステップS24で計時を終了
するまでの時間(信号ct1に相当)が演算部26で演
算され(ステップS30)、メモリ24に記憶される。
これによって、対向車両検出処理が終了し、対向車両検
出フラグFG3は「オフ」となる(ステップS32)。
【0021】図6において、対向車線RBに車両Tが検
出されると(ステップS42)、渋滞検出制御部12で
はタイマフラグFG2が「オフ」となり(ステップS4
4)、図5のステップS26で開始された計時が終了す
る。すなわち、図3(B)に示すタイミングtbからt
cに至る計時(信号bt1に相当)が終了する。更に渋
滞検出制御部12では、再びタイマフラグFG2が「オ
ン」に設定される(ステップS46)。すると、計時部
14で信号ct2の計時が開始される。渋滞検出制御部
12では、対向車両検出フラグFG3が「オン」に設定
されることにより(ステップS48)、図5に示した対
向車両検出ルーチンが実行される(ステップS20)。
一方、前記図5のステップS26で計時を開始してか
ら、図6のステップS44で計時を終了するまでの時間
(信号bt1に相当)が演算部26で演算され(ステッ
プS50)、メモリ24に記憶される。これによって、
車間スペース検出処理が終了し、スペース検出フラグF
G4は「オフ」となる(ステップS52)。
【0022】以上の処理を繰り返し順次行うことで、信
号ct1〜ctn,bt1〜btnが順次演算部26で
演算され、メモリ24に格納される。
【0023】次に、図7を参照して、渋滞開始判断の処
理ルーチンを説明する。渋滞検出制御部12では、車両
Mが予め設定した一定距離区間を走行したかどうかが判
断される(ステップS60)。一定距離区間の始点とし
ては、エンジンスタート時の車両位置,主要道路に
合流時の車両位置,車両Mの使用者による設定時の車
両位置など、適宜の位置情報が利用される。そして、走
行距離計測部16によって始点から一定距離が計測され
ると、渋滞検出制御部12では、その一定距離区間にお
ける信号ctの検出回数nが、メモリ24を参照して計
数される。例えば、前記図3の例では、P1〜P2間で
信号ctの数は「5」となる。この計数値は、予め設定
されている渋滞基準回数と比較される(ステップS6
2)。
【0024】そして、信号ctの計数値>渋滞基準回数
となったときは、更に以下の演算が演算部26で行われ
る(ステップS64)。すなわち、対向車線RBの車両
Tnの全長Lnは、車両Mの一定距離走行中の平均車速
Vaに対し、Va×ctnで求められる。従って、車両
T1〜Tnの平均全長AV(L)は、(Lnの合計)/
nとなる。また、信号ctの平均AV(ct)は、(c
tnの合計)/nとなる。更に、渋滞スピードは、AV
(L)/AV(ct)−Vaとなる。この渋滞スピード
が、予め設定した渋滞基準速度に対して、渋滞スピード
<渋滞基準速度であるときは(ステップS66)、渋滞
状況にあるものと判断し、渋滞検出制御部12は渋滞開
始フラグFG5を「オン」とする(ステップS68)。
これにより、図8に示す渋滞終了判断処理ルーチンが実
行される(ステップS70)。
【0025】このように、本形態では、一定距離内にお
ける信号ctの回数,別言すれば車両数のみではなく、
その速度も考慮して渋滞検出を行うこととしている。こ
れは、一定距離内の対向車線RBに渋滞基準値以上の車
両が検出されたとしても、該検出された車両の速度が渋
滞基準速度以上であれば、必ずしも渋滞とは言えないの
で、これを排除するためである。
【0026】次に、渋滞検出制御部12では、更に一定
距離区間の走行の有無が判断される(ステップS7
2)。この一定距離区間は前記図7と同様である。ま
た、一定距離区間の始点としては、図7のステップS6
8で渋滞開始フラグFG5が「オン」に設定された時点
における車両Mの位置である。そして、車両Mが一定距
離走行している間における信号ctの回数nが渋滞基準
回数と比較される。その結果、信号ctの回数n>渋滞
基準回数のときは渋滞状況が続いているものと判断され
(ステップS74のN)、逆に信号ctの回数n<渋滞
基準回数のときは渋滞が終了したものと判断される(ス
テップS74のY)。そして、この時点における車両M
の位置が渋滞終了位置としてメモリ24に記憶される
(ステップS76)。その後、渋滞検出制御部12で
は、渋滞開始フラグFG5が「オフ」となる(ステップ
S78)。
【0027】図9には、上述した渋滞検出の一定距離区
間WA〜WNが示されている。例えば、距離区間WCで
車両速度が渋滞基準速度以下となって渋滞であることが
検出されたとすると、位置PCが渋滞開始位置となる。
距離区間WCの中心であるPC1や終点であるPC2を
渋滞開始位置としてもよい。そして、距離区間WMで信
号ctの回数n<渋滞基準回数となったときは、そこで
渋滞が終了したと判断され、位置PMが渋滞終了位置と
なる。距離区間WMの中心であるPM1や始点であるP
M2を渋滞終了位置としてもよい。
【0028】次に、以上のようにして得た渋滞に関する
情報の取り扱いについて説明する。メモリ24に格納さ
れた渋滞開始位置,渋滞終了位置,一定距離区間
で検出された対向車線の車両数などの情報は、車両Mの
使用者による送信操作、又は、前記渋滞終了判断後に自
動で、情報センタ(図示せず)に送信部18から送信さ
れる。情報センタでは、受信した上記渋滞に関する情報
に基づいて、各道路や交差点における車両密度を判断す
る。他の車両は、情報センタに対して、渋滞情報を必要
とする地点や道路区間を指定して車両密度のリクエスト
を行う。すると情報センタは、リクエストを送信してき
た車両に対し、該当する車両密度の情報を送信する。情
報センタから送信された車両密度の情報を受信した車両
では、該当する地点や道路区間の地図を表示するととも
に、該当部分が渋滞であることをアニメーションなどに
よって表示する。あるいは音声で出力を行う。これによ
り、他車両に対して渋滞個所や渋滞状況を的確に伝える
ことができる。
【0029】更に、前記形態では、車両Mの対向車線の
渋滞状況を検出したが、スピードセンサや、車両Mの前
方及び後方に車間距離センサをそれぞれ設け、その検知
結果から、車両Mが渋滞の先頭であるかどうか,車
両Mが渋滞の末尾であるかどうか,渋滞の速度,特
定地点間の通過速度などを、車両M自身で判断する。そ
して、それらを同様に情報センタに送信する。情報セン
タは、上述したようにそれらの情報を要求のあった車両
に送信する。
【0030】図10には、このような車両Mの走行車線
における渋滞状況を検出する例が示されている。同図
(A)に示すように、車両Mの前方及び後方に前方車間
距離センサ50及び後方車間距離センサ52がそれぞれ
設けられている。これら車間距離センサ50,52は、
同図(B)に示すように、車両Mのスピードセンサ54
とともに、上述した渋滞検出制御部12に接続されてい
る。また、一般的な経路案内などを行うナビゲーション
部58も、渋滞検出制御部12に接続されている。車間
距離センサ50,52としては、例えば、レーザ,超音
波,赤外線などを用いたものや、画像処理方式、車車間
通信方式など、各種のものを用いてよい。
【0031】次に、車両Mの走行車線における渋滞判断
の手順について説明する。渋滞に巻き込まれる場合は、
通常渋滞車両列の最後尾に車両Mが位置し、渋滞が解消
するときは、渋滞車両列の最前部に車両Mが位置するこ
とが多いと考えられる。従って、まず、図11を参照し
て渋滞の開始を判断する手順から説明する。渋滞検出制
御部12は、ナビゲーション部58から走行道路や制限
スピードなどの走行情報を取得するとともに(ステップ
S100)、スピードセンサ54で現在の速度を得てそ
れぞれ記憶する(ステップS102)。
【0032】次に、渋滞検出制御部12では、以上のよ
うにして得た情報と、車間距離センサ50,52及びス
ピードセンサ54の検知結果とを参照して、 ブレーキもしくはエンジンブレーキ(EGブレーキ)
によって速度が低下したか(ステップS104), 高速道路もしくは信号などがない道路であるか(ステ
ップS106), 自車速度が、走行中の道路の制限速度の30%以下か
(ステップS108), 先行車両との平均車間距離が10m以下か(ステップ
S110), 後続車両なしか(ステップS112), が判断される。そして、いずれにも該当するときは、自
車が渋滞に巻き込まれたとして、渋滞フラグFG10を
オンとするとともに、現在位置を渋滞の最後尾位置とし
て記憶する(ステップS114)。
【0033】引き続いて渋滞検出制御部56では、渋滞
フラグFG10がオンとなるのを受けて、図12に示す
渋滞の終了の判断が行われる(ステップS116)。す
なわち、 前方車両との平均車間距離が10m以上か(ステップ
S118), 自車速度が、走行中の道路の制限速度の60%以上か
(ステップS120), その状態が30秒以上持続しているか(ステップS1
22), が判断される。そして、いずれにも該当するときは、渋
滞が解消したものとして、渋滞フラグFG10をオフと
するととともに、現在位置を渋滞の先頭位置として記憶
する(ステップS124)。
【0034】このようにして得た渋滞の最後尾位置と先
頭位置は、上述したように情報センタに送信される。そ
して、情報センタから要求のあった車両に更に送信され
る。
【0035】本発明には数多くの実施形態があり、以上
の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例
えば、次のようなものも含まれる。 (1)前記形態では、対向車線の一定距離区間中におけ
る車両数のみならず、その速度も考慮して渋滞の判断を
行ったが、車両数のみ、あるいは速度のみによって渋滞
の有無を判断することを妨げるものではない。 (2)本発明の渋滞検出装置をナビゲーションシステム
に含める構成としてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
計測用車両の対向車線側における間隔を計測することと
したので、対向車線に関する渋滞状況を的確に把握して
渋滞情報を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる渋滞検出装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本形態における間隔センサの取り付けの様子を
示す図である。
【図3】渋滞時における対向車線の様子と間隔信号の検
出例を示す図である。
【図4】本形態における対向車両検出処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図5】本形態における対向車両検出処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図6】本形態における車間スペース検出処理ルーチン
を示すフローチャートである。
【図7】本形態における渋滞開始判断処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図8】本形態における渋滞終了判断処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図9】本形態における一定距離区間と渋滞開始終了の
位置の一例を示す図である。
【図10】本形態における走行車線の渋滞検出の装置構
成を示すブロック図である。
【図11】走行車線の渋滞検出の手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】走行車線の渋滞検出の手順を示すフローチャ
ートである。
【図13】背景技術を示す図である。
【符号の説明】
10…渋滞検出装置 12…渋滞検出制御部 14…計時部 16…走行距離計測部 18…送信部 20…表示部 22…入力部 24…メモリ 26…演算部 28…位置計測部 50…前方車間距離センサ 52…後方車間距離センサ 54…スピードセンサ 58…ナビゲーション部 bt,ct…信号 ta,tb…タイミング FG1…対向車線渋滞検出フラグ FG2…タイマフラグ FG3…対向車両検出フラグ FG4…スペース検出フラグ FG5…渋滞開始フラグ FG10…渋滞フラブ M…車両 P…位置 RA…車線 RB…対向車線 SD…間隔センサ T…車両 Va …速度 Vb …速度 WA〜WN…検出区間 ΔJ…間隔 ΔR……区間 ΔSP…車間スペース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車線に位置する車両の対向車線側に
    おける被測定物との間隔を測定するステップ;走行車線
    で前記車両を走行させたときに前記ステップで得られた
    計測結果から、対向車線の渋滞情報を得ることを特徴と
    する渋滞検出方法。
  2. 【請求項2】 走行車線に位置する車両に設けられてお
    り、対向車線側における被測定物との間隔を測定する間
    隔測定手段;走行車線で前記車両を走行させたときに前
    記間隔測定手段で得られた検出結果から渋滞を検出する
    渋滞検出手段;を備えたことを特徴とする渋滞検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記渋滞検出手段は、予め設定した距離
    区間の走行によって前記間隔測定手段で得られた検出結
    果に基づいて前記距離区間における対向車線の車両数を
    演算する演算手段;これによって演算された車両数と、
    予め定めた渋滞車両数とを比較し、該比較結果に基づい
    て前記距離区間の対向車線が渋滞であるか否かを判断す
    る渋滞判断手段;を含むことを特徴とする請求項2記載
    の渋滞検出装置。
  4. 【請求項4】 前記渋滞検出手段は、 予め設定した距離区間の走行によって前記間隔測定手段
    で得られた検出結果に基づいて前記距離区間における対
    向車線の車両速度を演算する演算手段;これによって演
    算された車両速度と、予め定めた渋滞基準速度とを比較
    し、該比較結果に基づいて前記距離区間の対向車線が渋
    滞であるか否かを判断する渋滞判断手段;を含むことを
    特徴とする請求項2記載の渋滞検出装置。
  5. 【請求項5】 前記渋滞検出手段は、 予め設定した距離区間の走行によって前記間隔測定手段
    で得られた検出結果に基づいて前記距離区間における対
    向車線の車両数を演算する車両数演算手段;予め設定し
    た距離区間の走行によって前記間隔測定手段で得られた
    検出結果に基づいて前記距離区間における対向車線の車
    両速度を演算する車両速度演算手段;前記車両数演算手
    段によって演算された車両数と予め定めた渋滞車両数と
    を比較するとともに、前記車両速度演算手段によって演
    算された車両速度と予め定めた渋滞基準速度とを比較
    し、それら両比較結果に基づいて前記距離区間の対向車
    線が渋滞であるか否かを判断する渋滞判断手段;を含む
    ことを特徴とする請求項2記載の渋滞検出装置。
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