JP2000208108A - ノ―トパソコン用薄型電池用袋体 - Google Patents
ノ―トパソコン用薄型電池用袋体Info
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- JP2000208108A JP2000208108A JP11006247A JP624799A JP2000208108A JP 2000208108 A JP2000208108 A JP 2000208108A JP 11006247 A JP11006247 A JP 11006247A JP 624799 A JP624799 A JP 624799A JP 2000208108 A JP2000208108 A JP 2000208108A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Secondary Cells (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】回路の短絡を招くことなく、薄型電池の局部的
な熱を分散させて電池性能の劣化を防ぐことができるノ
ートパソコン用薄型電池用袋体を提供する。 【解決手段】ノートパソコンに用いる薄型電池用発電要
素を収納するための袋体であって、袋体の表面に、体積
固有抵抗が1010Ω・cm以上で、かつ熱伝導率が0.
3W・m-1・℃-1以上であるシート体2が設けられてい
る。
な熱を分散させて電池性能の劣化を防ぐことができるノ
ートパソコン用薄型電池用袋体を提供する。 【解決手段】ノートパソコンに用いる薄型電池用発電要
素を収納するための袋体であって、袋体の表面に、体積
固有抵抗が1010Ω・cm以上で、かつ熱伝導率が0.
3W・m-1・℃-1以上であるシート体2が設けられてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リチウムイオン二
次電池等の薄型電池用の発電要素を収納するノートパソ
コン用薄型電池用袋体に関するものである。
次電池等の薄型電池用の発電要素を収納するノートパソ
コン用薄型電池用袋体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の種々の電子機器の発達に伴い、電
子機器の小型化,省スペース化のニーズが高まってお
り、これに用いる薄型電池(シート状電池)にも更なる
薄型化と可撓性が求められている。このようなニーズに
応えるものとして、ゲル状ポリマー電解質を用いたリチ
ウムイオン二次電池が実用化段階に入りつつある。
子機器の小型化,省スペース化のニーズが高まってお
り、これに用いる薄型電池(シート状電池)にも更なる
薄型化と可撓性が求められている。このようなニーズに
応えるものとして、ゲル状ポリマー電解質を用いたリチ
ウムイオン二次電池が実用化段階に入りつつある。
【0003】図9および図10はそのゲル状ポリマー電
解質を用いたリチウムイオン二次電池の構造例を示して
いる。図において、21は正極集電体(アルミニウム
箔)、22は正極(コバルト酸リチウム等のリチウム含
有複合酸化物)、23は隔離材(溶媒で可塑化されたポ
リマー電解質)、24は負極(炭素材)、25は負極集
電体(銅箔)であり、これら発電要素が収納手段26
(この構造例では、収納手段26としてアルミニウムラ
ミネートフィルムが用いられている)に収納されてい
る。また、26aは収納手段26の外周部に形成された
ヒートシール部、27は電極である。
解質を用いたリチウムイオン二次電池の構造例を示して
いる。図において、21は正極集電体(アルミニウム
箔)、22は正極(コバルト酸リチウム等のリチウム含
有複合酸化物)、23は隔離材(溶媒で可塑化されたポ
リマー電解質)、24は負極(炭素材)、25は負極集
電体(銅箔)であり、これら発電要素が収納手段26
(この構造例では、収納手段26としてアルミニウムラ
ミネートフィルムが用いられている)に収納されてい
る。また、26aは収納手段26の外周部に形成された
ヒートシール部、27は電極である。
【0004】このようなリチウムイオン二次電池は発電
要素に可撓性を持たせることができるうえ、液漏れの危
険性が低いため、上記構造例のように、発電要素を薄い
ラミネート材で収納することができる。例えば、特開平
9−7636号公報では、ラミネート材として、ポリエ
チレン層とアルミニウム箔層とポリエチレン層との三層
ラミネート箔が用いられている。そして、このようなラ
ミネートタイプの薄型電池をノートパソコンに用いる場
合には、図1に示すように、ノートパソコンのキーボー
ドの下方に収容されている。
要素に可撓性を持たせることができるうえ、液漏れの危
険性が低いため、上記構造例のように、発電要素を薄い
ラミネート材で収納することができる。例えば、特開平
9−7636号公報では、ラミネート材として、ポリエ
チレン層とアルミニウム箔層とポリエチレン層との三層
ラミネート箔が用いられている。そして、このようなラ
ミネートタイプの薄型電池をノートパソコンに用いる場
合には、図1に示すように、ノートパソコンのキーボー
ドの下方に収容されている。
【0005】さらに、ノートパソコンに用いる薄型電池
は、その容量を確保するために、その面積を大きくしな
ければならない。
は、その容量を確保するために、その面積を大きくしな
ければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノート
パソコン内部には、図1に示すように、集積回路のよう
な発熱部28が点在しており、上記薄型電池の面積を大
きくすると、その薄型電池の一部は、上記発熱部28の
近傍に位置することになり、その部分が局部的に高温と
なる。上記薄型電池に用いられているゲル状ポリマー電
解質は、温度依存性が高いため、薄型電池の一部でも高
温(例えば80℃以上)となると、電池性能の劣化が早
まる。例えば、室温(25℃)では、約500回の充放
電で上記薄型電池の寿命がくるが、上記高温(80℃以
上)では、約100回以下の充放電で寿命がくる。
パソコン内部には、図1に示すように、集積回路のよう
な発熱部28が点在しており、上記薄型電池の面積を大
きくすると、その薄型電池の一部は、上記発熱部28の
近傍に位置することになり、その部分が局部的に高温と
なる。上記薄型電池に用いられているゲル状ポリマー電
解質は、温度依存性が高いため、薄型電池の一部でも高
温(例えば80℃以上)となると、電池性能の劣化が早
まる。例えば、室温(25℃)では、約500回の充放
電で上記薄型電池の寿命がくるが、上記高温(80℃以
上)では、約100回以下の充放電で寿命がくる。
【0007】そこで、上記薄型電池の熱を放熱し易くす
るために、上記ラミネート材の表面に熱伝導性のよい金
属シートを設けると、金属シートは導電性がよいため、
回路の短絡を招く。このため、金属シートは用いること
ができない。
るために、上記ラミネート材の表面に熱伝導性のよい金
属シートを設けると、金属シートは導電性がよいため、
回路の短絡を招く。このため、金属シートは用いること
ができない。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、回路の短絡を招くことなく、薄型電池の局部的
な熱を分散させて電池性能の劣化を防ぐことができるノ
ートパソコン用薄型電池用袋体の提供をその目的とす
る。
もので、回路の短絡を招くことなく、薄型電池の局部的
な熱を分散させて電池性能の劣化を防ぐことができるノ
ートパソコン用薄型電池用袋体の提供をその目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のノートパソコン用薄型電池用袋体は、ノー
トパソコンに用いる薄型電池用発電要素を収納するため
の袋体であって、袋体の表面に、体積固有抵抗が1010
Ω・cm以上で、かつ熱伝導率が0.3W・m -1・℃-1
以上であるシート体が設けられているという構成をと
る。
め、本発明のノートパソコン用薄型電池用袋体は、ノー
トパソコンに用いる薄型電池用発電要素を収納するため
の袋体であって、袋体の表面に、体積固有抵抗が1010
Ω・cm以上で、かつ熱伝導率が0.3W・m -1・℃-1
以上であるシート体が設けられているという構成をと
る。
【0010】すなわち、本発明のノートパソコン用薄型
電池用袋体は、薄型電池用発電要素を収納する袋体の表
面に、体積固有抵抗が1010Ω・cm以上で、かつ熱伝
導率が0.3W・m-1・℃-1以上であるシート体が設け
られているため、薄型電池の局部的な熱を分散させて電
池性能の劣化を防ぐことができ、しかも、回路の短絡を
招かない。
電池用袋体は、薄型電池用発電要素を収納する袋体の表
面に、体積固有抵抗が1010Ω・cm以上で、かつ熱伝
導率が0.3W・m-1・℃-1以上であるシート体が設け
られているため、薄型電池の局部的な熱を分散させて電
池性能の劣化を防ぐことができ、しかも、回路の短絡を
招かない。
【0011】つぎに、本発明を詳しく説明する。
【0012】本発明のノートパソコン用薄型電池用袋体
は、薄型電池用発電要素を収納する袋体の表面に、体積
固有抵抗が1010Ω・cm以上で、かつ熱伝導率が0.
3W・m-1・℃-1以上であるシート体が設けられてい
る。体積固有抵抗が1010Ω・cmを下回ると、絶縁性
が低下し、短絡するおそれがある。また、熱伝導率が
0.3W・m-1・℃-1を下回ると、熱伝導性が悪化し、
薄型電池の局部的な熱を分散させにくくなる。
は、薄型電池用発電要素を収納する袋体の表面に、体積
固有抵抗が1010Ω・cm以上で、かつ熱伝導率が0.
3W・m-1・℃-1以上であるシート体が設けられてい
る。体積固有抵抗が1010Ω・cmを下回ると、絶縁性
が低下し、短絡するおそれがある。また、熱伝導率が
0.3W・m-1・℃-1を下回ると、熱伝導性が悪化し、
薄型電池の局部的な熱を分散させにくくなる。
【0013】上記シート体の厚みは、0.03〜2mm
の範囲に設定され、好ましくは0.08〜1mmの範囲
に設定される。シート体の厚みが0.03mmを下回る
と、破損し易くなり、2mmを上回ると、薄型電池の薄
型化,軽量性,可撓性に不利となる。
の範囲に設定され、好ましくは0.08〜1mmの範囲
に設定される。シート体の厚みが0.03mmを下回る
と、破損し易くなり、2mmを上回ると、薄型電池の薄
型化,軽量性,可撓性に不利となる。
【0014】また、上記シート体としては、ゴムにセラ
ミックを混合した材料からなるものが用いられる。そし
て、両者の混合比は、ゴム100重量部に対して、セラ
ミックが50〜900重量部の範囲に設定され、好まし
くは350〜500重量部の範囲に設定される。セラミ
ックの混合比がゴム100重量部に対して50重量部を
下回ると、熱伝導率が低下し(0.3W・m-1・℃-1未
満)、900重量部を上回ると、シート体の柔軟性が低
下し薄型電池の可撓性に不利となる。
ミックを混合した材料からなるものが用いられる。そし
て、両者の混合比は、ゴム100重量部に対して、セラ
ミックが50〜900重量部の範囲に設定され、好まし
くは350〜500重量部の範囲に設定される。セラミ
ックの混合比がゴム100重量部に対して50重量部を
下回ると、熱伝導率が低下し(0.3W・m-1・℃-1未
満)、900重量部を上回ると、シート体の柔軟性が低
下し薄型電池の可撓性に不利となる。
【0015】上記ゴムの材料としては、シリコーンゴ
ム,H−NBR,EPDM等が用いられる。特に、シリ
コーンゴムは、老化防止剤等の悪影響を及ぼすものを添
加する必要がないうえ、セラミックを多量に混合できて
熱伝導率を容易に上げられる点で、有効である。
ム,H−NBR,EPDM等が用いられる。特に、シリ
コーンゴムは、老化防止剤等の悪影響を及ぼすものを添
加する必要がないうえ、セラミックを多量に混合できて
熱伝導率を容易に上げられる点で、有効である。
【0016】上記セラミックの材料としては、Si
O2 ,Al2 O3 ,AlN,MgO等が用いられ、特
に、SiO2 は熱伝導性がよい点で、Al2 O3 は安価
である点で、有効である。
O2 ,Al2 O3 ,AlN,MgO等が用いられ、特
に、SiO2 は熱伝導性がよい点で、Al2 O3 は安価
である点で、有効である。
【0017】上記薄型電池用袋体は、シーラント層と金
属層とからなるラミネート材と、このラミネート材の金
属層の表面に接着剤層を介して接着された上記シート体
とからなるシート状基材から構成され、そのシーラント
層同士がヒートシールされることにより袋体に形成され
ている。
属層とからなるラミネート材と、このラミネート材の金
属層の表面に接着剤層を介して接着された上記シート体
とからなるシート状基材から構成され、そのシーラント
層同士がヒートシールされることにより袋体に形成され
ている。
【0018】上記シーラント層の材料としては、ポリプ
ロピレン,ポリエチレン,ポリエステル,ポリアクリロ
ニトリル,エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA),
ポリビニルアルコール(PVA),変性ポリプロピレ
ン,ポリ酢酸ビニル,ポリビニルアセテート等が用いら
れる。特に、バリア性および耐薬品性の面からポリプロ
ピレン,ポリエチレンが好ましい。そして、その膜厚は
5〜1000μmの範囲に設定されることが好ましい。
上記膜厚が5μmを下回ると、電極シール部の気密性
(シーラントの埋まり性)および電極と金属層との絶縁
性が低下し、1000μmを上回ると、薄型電池の薄型
化,軽量性,可撓性に不利となる。
ロピレン,ポリエチレン,ポリエステル,ポリアクリロ
ニトリル,エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA),
ポリビニルアルコール(PVA),変性ポリプロピレ
ン,ポリ酢酸ビニル,ポリビニルアセテート等が用いら
れる。特に、バリア性および耐薬品性の面からポリプロ
ピレン,ポリエチレンが好ましい。そして、その膜厚は
5〜1000μmの範囲に設定されることが好ましい。
上記膜厚が5μmを下回ると、電極シール部の気密性
(シーラントの埋まり性)および電極と金属層との絶縁
性が低下し、1000μmを上回ると、薄型電池の薄型
化,軽量性,可撓性に不利となる。
【0019】上記金属層の材料としては、圧延,電解等
により得られる、アルミニウム,アルミニウム合金,
銅,銅合金,鉄,ステンレス,チタン,チタン合金等が
用いられ、箔等各種形態に成形される。そして、その膜
厚は5〜100μmの範囲に設定されることが好まし
い。上記膜厚が5μmを下回ると、金属層にピンホール
等が発生し易くなり、ラミネート材のガスバリア性や遮
水性が低下し、100μmを上回ると、薄型電池の薄型
化,軽量性,可撓性に不利となる。
により得られる、アルミニウム,アルミニウム合金,
銅,銅合金,鉄,ステンレス,チタン,チタン合金等が
用いられ、箔等各種形態に成形される。そして、その膜
厚は5〜100μmの範囲に設定されることが好まし
い。上記膜厚が5μmを下回ると、金属層にピンホール
等が発生し易くなり、ラミネート材のガスバリア性や遮
水性が低下し、100μmを上回ると、薄型電池の薄型
化,軽量性,可撓性に不利となる。
【0020】また、上記接着剤層の接着剤としては、上
記シート材がゴムにセラミックを混合した材料からなる
ものである場合には、ウレタン系,エポキシ系,シリコ
ーン系,ゴムへのシランカップリング剤等の反応性物質
が用いられる。
記シート材がゴムにセラミックを混合した材料からなる
ものである場合には、ウレタン系,エポキシ系,シリコ
ーン系,ゴムへのシランカップリング剤等の反応性物質
が用いられる。
【0021】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
面にもとづいて詳しく説明する。
【0022】図1および図2は、本発明のノートパソコ
ン用薄型電池用袋体の一実施の形態を示している。この
実施の形態では、ノートパソコン用薄型電池1は、発電
要素と、この発電要素を収納するノートパソコン用薄型
電池用袋体とからなり、図1に示すように、ノートパソ
コンのキーボードの下方に収容されている。そして、上
記ノートパソコン用薄型電池用袋体の表面全面には、体
積固有抵抗が1010Ω・cm以上で、かつ熱伝導率が
0.3W・m-1・℃-1以上であるシリコーンゴムを主成
分とする弾性を有するシート体2(図2参照)が設けら
れている。また、ノートパソコン用薄型電池1の大きさ
は、B5(紙の大きさを示すJIS規格)程度の大きさ
である。それ以外の構成は、図9および図10に示す従
来の技術と同様である。
ン用薄型電池用袋体の一実施の形態を示している。この
実施の形態では、ノートパソコン用薄型電池1は、発電
要素と、この発電要素を収納するノートパソコン用薄型
電池用袋体とからなり、図1に示すように、ノートパソ
コンのキーボードの下方に収容されている。そして、上
記ノートパソコン用薄型電池用袋体の表面全面には、体
積固有抵抗が1010Ω・cm以上で、かつ熱伝導率が
0.3W・m-1・℃-1以上であるシリコーンゴムを主成
分とする弾性を有するシート体2(図2参照)が設けら
れている。また、ノートパソコン用薄型電池1の大きさ
は、B5(紙の大きさを示すJIS規格)程度の大きさ
である。それ以外の構成は、図9および図10に示す従
来の技術と同様である。
【0023】さらに詳しく説明すると、上記ノートパソ
コン用薄型電池用袋体は、図2に示すように、変性ポリ
プロピレン(三井化学社製 QF551)からなるシー
ラント層3とアルミニウム箔製金属層4とからなるラミ
ネート材5と、このラミネート材5の金属層4の表面に
シリコーン系接着剤層6を介して接着された上記シート
体2とからなるシート状基材7から構成されており、上
記シーラント層3同士がヒートシールされることにより
袋体に形成されている。
コン用薄型電池用袋体は、図2に示すように、変性ポリ
プロピレン(三井化学社製 QF551)からなるシー
ラント層3とアルミニウム箔製金属層4とからなるラミ
ネート材5と、このラミネート材5の金属層4の表面に
シリコーン系接着剤層6を介して接着された上記シート
体2とからなるシート状基材7から構成されており、上
記シーラント層3同士がヒートシールされることにより
袋体に形成されている。
【0024】また、上記シート体2は、シリコーンゴム
100重量部に対して、SiO2 を350重量部混合し
た材料からなるものである。
100重量部に対して、SiO2 を350重量部混合し
た材料からなるものである。
【0025】そして、上記ノートパソコン用薄型電池1
がノートパソコンのキーボードの下方に収容されている
状態では、図1に示すように、ノートパソコン用薄型電
池1の一部が集積回路のような発熱部28の近傍に位置
することになる。
がノートパソコンのキーボードの下方に収容されている
状態では、図1に示すように、ノートパソコン用薄型電
池1の一部が集積回路のような発熱部28の近傍に位置
することになる。
【0026】上記構成において、ノートパソコンを作動
させると、上記集積回路のような発熱部28が発熱し、
その近傍のノートパソコン用薄型電池1の一部が局部的
に高温となる。しかしながら、ノートパソコン用薄型電
池用袋体の表面全面には、体積固有抵抗が1010Ω・c
m以上で、かつ熱伝導率が0.3W・m-1・℃-1以上で
あるシリコーンゴムを主成分とする弾性を有するシート
体2(図2参照)が設けられているため、ノートパソコ
ン用薄型電池1の熱は分散し易く、上記高温となるのは
一時的となり、しかも、回路の短絡を招かない。
させると、上記集積回路のような発熱部28が発熱し、
その近傍のノートパソコン用薄型電池1の一部が局部的
に高温となる。しかしながら、ノートパソコン用薄型電
池用袋体の表面全面には、体積固有抵抗が1010Ω・c
m以上で、かつ熱伝導率が0.3W・m-1・℃-1以上で
あるシリコーンゴムを主成分とする弾性を有するシート
体2(図2参照)が設けられているため、ノートパソコ
ン用薄型電池1の熱は分散し易く、上記高温となるのは
一時的となり、しかも、回路の短絡を招かない。
【0027】上記実施の形態によれば、ノートパソコン
用薄型電池1の熱が分散し易いため、ノートパソコン用
薄型電池1が集積回路のような発熱部28の近傍に位置
していても、電池性能の劣化が早まることがなくなり、
寿命も短くならない。
用薄型電池1の熱が分散し易いため、ノートパソコン用
薄型電池1が集積回路のような発熱部28の近傍に位置
していても、電池性能の劣化が早まることがなくなり、
寿命も短くならない。
【0028】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
明する。
【0029】
【実施例1および比較例1】実施例1は、図1および図
2に示す上記実施の形態のノートパソコン用薄型電池用
袋体を用いたノートパソコン用薄型電池1である。すな
わち、シート状基材7のラミネート材5は、厚み30μ
mの変性ポリプロピレン製シーラント層3と厚み30μ
mのアルミニウム箔製金属層4とからなっている。そし
て、この金属層4の表面にシリコーン系接着剤層6を介
して厚み80μmのシート体2が接着されている。この
シート体2は、シリコーンゴム100重量部に対して、
SiO 2 を350重量部混合した材料からなるものであ
る。
2に示す上記実施の形態のノートパソコン用薄型電池用
袋体を用いたノートパソコン用薄型電池1である。すな
わち、シート状基材7のラミネート材5は、厚み30μ
mの変性ポリプロピレン製シーラント層3と厚み30μ
mのアルミニウム箔製金属層4とからなっている。そし
て、この金属層4の表面にシリコーン系接着剤層6を介
して厚み80μmのシート体2が接着されている。この
シート体2は、シリコーンゴム100重量部に対して、
SiO 2 を350重量部混合した材料からなるものであ
る。
【0030】比較例1は、従来の技術の薄型電池用袋体
を用いたノートパソコン用薄型電池14(図1参照)で
あり、図3に示すシート状基材8を用いている。すなわ
ち、すなわち、シート状基材8のラミネート材5は、上
記実施例1と同様のラミネート材5であり、その金属層
4の表面にウレタン系接着剤層9を介して厚み30μm
のシート体10が接着されている。このシート体10
は、ポリエチレンテレフタレートからなるものである。
を用いたノートパソコン用薄型電池14(図1参照)で
あり、図3に示すシート状基材8を用いている。すなわ
ち、すなわち、シート状基材8のラミネート材5は、上
記実施例1と同様のラミネート材5であり、その金属層
4の表面にウレタン系接着剤層9を介して厚み30μm
のシート体10が接着されている。このシート体10
は、ポリエチレンテレフタレートからなるものである。
【0031】そして、上記実施例1および比較例1のノ
ートパソコン用薄型電池1について、つぎのような実験
を行った。すなわち、まず、上記各ノートパソコン用薄
型電池1,14をノートパソコンに装着してノートパソ
コンを作動させ、集積回路のような発熱部28を発熱さ
せて各ノートパソコン用薄型電池1,14の一部を局部
的に高温にした。ついで、上記ノートパソコンを10分
間使用した。この場合における上記各ノートパソコン用
薄型電池1,14の発電要素の表面温度を測定した。
ートパソコン用薄型電池1について、つぎのような実験
を行った。すなわち、まず、上記各ノートパソコン用薄
型電池1,14をノートパソコンに装着してノートパソ
コンを作動させ、集積回路のような発熱部28を発熱さ
せて各ノートパソコン用薄型電池1,14の一部を局部
的に高温にした。ついで、上記ノートパソコンを10分
間使用した。この場合における上記各ノートパソコン用
薄型電池1,14の発電要素の表面温度を測定した。
【0032】上記表面温度の測定は、図4および図5に
示すように、発電要素15の表面のうち発熱部28が位
置する側の片面に、熱電対16を設置して行った。この
設置は、25個の熱電対16が縦横各5列となるように
均等に配置されて行われた。すなわち、上記縦各5列を
それぞれA列〜E列とし、横各5列をそれぞれa列〜e
列とすると、縦横各列の交点に熱電対16が配置されて
いる。また、発熱部28は、B列とb列との交点および
B列とd列との交点に対応する部分に位置している。
示すように、発電要素15の表面のうち発熱部28が位
置する側の片面に、熱電対16を設置して行った。この
設置は、25個の熱電対16が縦横各5列となるように
均等に配置されて行われた。すなわち、上記縦各5列を
それぞれA列〜E列とし、横各5列をそれぞれa列〜e
列とすると、縦横各列の交点に熱電対16が配置されて
いる。また、発熱部28は、B列とb列との交点および
B列とd列との交点に対応する部分に位置している。
【0033】そして、上記各ノートパソコン用薄型電池
1,14の一部を局部的に高温にした温度状態は、実施
例1と比較例1とが同じになり、その結果を表1および
図6に示した。また、それから10分後の温度状態の結
果を、実施例1については表2および図7に、比較例1
については表3および図8に、それぞれ示した。
1,14の一部を局部的に高温にした温度状態は、実施
例1と比較例1とが同じになり、その結果を表1および
図6に示した。また、それから10分後の温度状態の結
果を、実施例1については表2および図7に、比較例1
については表3および図8に、それぞれ示した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】上記表1および図6と表2および図7とを
比較すると、実施例1のノートパソコン用薄型電池1で
は、局部的に高温だった部分の温度がさがり、熱が分散
されていることがわかる。しかしながら、上記表1およ
び図6と表3および図8とを比較すると、比較例1のノ
ートパソコン用薄型電池14では、局部的に高温だった
部分の温度がさらに上昇し、全体的に温度が高くなって
いることがわかる。
比較すると、実施例1のノートパソコン用薄型電池1で
は、局部的に高温だった部分の温度がさがり、熱が分散
されていることがわかる。しかしながら、上記表1およ
び図6と表3および図8とを比較すると、比較例1のノ
ートパソコン用薄型電池14では、局部的に高温だった
部分の温度がさらに上昇し、全体的に温度が高くなって
いることがわかる。
【0038】なお、上記シート体2の材料成分等は、上
記実施の形態に限定されるものではなく、他でもよい。
例えば、シリコーンゴム100重量部に対して、AlN
を400重量部,パーオキサイドを1.5重量部,添加
剤を20重量部混合した材料からなるシート体2を厚み
200μmとしてもよい。また、シリコーンゴムに代え
てH−NBRを用い、H−NBR100重量部に対し
て、Al2 O3 を350重量部,パーオキサイドを1.
5重量部,添加剤を20重量部混合した材料からなるシ
ート体2を厚み300μmとしてもよい。また、シリコ
ーンゴムに代えてEPDMを用い、EPDM100重量
部に対して、Al2 O3 を350重量部,パーオキサイ
ドを1.5重量部,添加剤を20重量部混合した材料か
らなるシート体2を厚み300μmとしてもよい。
記実施の形態に限定されるものではなく、他でもよい。
例えば、シリコーンゴム100重量部に対して、AlN
を400重量部,パーオキサイドを1.5重量部,添加
剤を20重量部混合した材料からなるシート体2を厚み
200μmとしてもよい。また、シリコーンゴムに代え
てH−NBRを用い、H−NBR100重量部に対し
て、Al2 O3 を350重量部,パーオキサイドを1.
5重量部,添加剤を20重量部混合した材料からなるシ
ート体2を厚み300μmとしてもよい。また、シリコ
ーンゴムに代えてEPDMを用い、EPDM100重量
部に対して、Al2 O3 を350重量部,パーオキサイ
ドを1.5重量部,添加剤を20重量部混合した材料か
らなるシート体2を厚み300μmとしてもよい。
【0039】また、上記実施の形態では、シート体2が
発電要素を収納する袋体の表面全面に設けられたが、こ
れに限定されるものではなく、袋体の表面の一部分に設
けられてもよい。
発電要素を収納する袋体の表面全面に設けられたが、こ
れに限定されるものではなく、袋体の表面の一部分に設
けられてもよい。
【0040】また、上記実施の形態では、ノートパソコ
ン用薄型電池1の大きさをB5程度としたが、これに限
定されるものではなく、A4(紙の大きさを示すJIS
規格)等の他の大きさでもよい。
ン用薄型電池1の大きさをB5程度としたが、これに限
定されるものではなく、A4(紙の大きさを示すJIS
規格)等の他の大きさでもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明のノートパソコン
用薄型電池用袋体によれば、薄型電池用発電要素を収納
する袋体の表面に、体積固有抵抗が1010Ω・cm以上
で、かつ熱伝導率が0.3W・m-1・℃-1以上であるシ
ート体が設けられているため、薄型電池の局部的な熱を
分散させて電池性能の劣化を防ぐことができ、しかも、
回路の短絡を招かない。
用薄型電池用袋体によれば、薄型電池用発電要素を収納
する袋体の表面に、体積固有抵抗が1010Ω・cm以上
で、かつ熱伝導率が0.3W・m-1・℃-1以上であるシ
ート体が設けられているため、薄型電池の局部的な熱を
分散させて電池性能の劣化を防ぐことができ、しかも、
回路の短絡を招かない。
【図1】ノートパソコン用薄型電池がノートパソコンに
収容されている状態を示す説明図である。
収容されている状態を示す説明図である。
【図2】本発明のノートパソコン用薄型電池用袋体の一
実施の形態を構成するシート状基材を示す部分断面図で
ある。
実施の形態を構成するシート状基材を示す部分断面図で
ある。
【図3】従来のシート状基材を示す部分断面図である。
【図4】実験を示す説明断面図である。
【図5】上記実験を示す説明平面図である。
【図6】上記実験の結果を示すグラフ図である。
【図7】上記実験の結果を示すグラフ図である。
【図8】上記実験の結果を示すグラフ図である。
【図9】従来のリチウムイオン二次電池を示す斜視図で
ある。
ある。
【図10】従来のリチウムイオン二次電池の構造例を示
す断面図である。
す断面図である。
2 シート体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H011 AA02 CC02 CC05 CC06 CC09 CC10 DD12 KK00 KK02 5H029 AJ12 AL12 AM00 AM16 BJ22 DJ02 EJ08 EJ12 HJ00 HJ01 HJ20
Claims (3)
- 【請求項1】 ノートパソコンに用いる薄型電池用発電
要素を収納するための袋体であって、袋体の表面に、体
積固有抵抗が1010Ω・cm以上で、かつ熱伝導率が
0.3W・m-1・℃-1以上であるシート体が設けられて
いることを特徴とするノートパソコン用薄型電池用袋
体。 - 【請求項2】 上記シート体が、ゴムにセラミックを混
合した材料からなるものである請求項1記載のノートパ
ソコン用薄型電池用袋体。 - 【請求項3】 上記材料が、ゴム100重量部に対し
て、セラミックを50〜900重量部混合しているもの
である請求項2記載のノートパソコン用薄型電池用袋
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11006247A JP2000208108A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | ノ―トパソコン用薄型電池用袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11006247A JP2000208108A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | ノ―トパソコン用薄型電池用袋体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000208108A true JP2000208108A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11633176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11006247A Pending JP2000208108A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | ノ―トパソコン用薄型電池用袋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000208108A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004199994A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-15 | Toshiba Corp | 電池 |
| KR100799866B1 (ko) | 2004-03-16 | 2008-01-31 | 주식회사 엘지화학 | 안전성이 우수한 이차 전지 |
| JP2009505348A (ja) * | 2005-08-12 | 2009-02-05 | コバシス, エルエルシー | 改善された熱伝導率を有するバッテリケース |
| JP2014223809A (ja) * | 2009-12-21 | 2014-12-04 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | 熱伝導性フォーム材料 |
-
1999
- 1999-01-13 JP JP11006247A patent/JP2000208108A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004199994A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-15 | Toshiba Corp | 電池 |
| KR100799866B1 (ko) | 2004-03-16 | 2008-01-31 | 주식회사 엘지화학 | 안전성이 우수한 이차 전지 |
| JP2009505348A (ja) * | 2005-08-12 | 2009-02-05 | コバシス, エルエルシー | 改善された熱伝導率を有するバッテリケース |
| JP2014223809A (ja) * | 2009-12-21 | 2014-12-04 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | 熱伝導性フォーム材料 |
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