JP2000208366A - アルミニウム電解コンデンサ - Google Patents
アルミニウム電解コンデンサInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電解コンデンサが異常な温度にまで発熱した
ときに、電源供給を停止するなどの処置をとることので
きる電解コンデンサを提供する。 【解決手段】 電解コンデンサ1において、液封式のヒ
ートパイプ6と一体のパイプ状コア5の端部52に放熱
フィン7が構成されている。この放熱フィン7の温度を
検出する温度検出器を備えたことを特徴としている。
ときに、電源供給を停止するなどの処置をとることので
きる電解コンデンサを提供する。 【解決手段】 電解コンデンサ1において、液封式のヒ
ートパイプ6と一体のパイプ状コア5の端部52に放熱
フィン7が構成されている。この放熱フィン7の温度を
検出する温度検出器を備えたことを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム電解
コンデンサ(以下、電解コンデンサと略す。)に関する
ものである。
コンデンサ(以下、電解コンデンサと略す。)に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】大型の電解コンデンサは、民生機器およ
び産業機器の電源装置など幅広い分野で使用されてお
り、その代表的な構造を図9に示す。この図に示すもの
では、陽極箔、陰極箔およびセパレータを巻回したコン
デンサ素子2と、該コンデンサ素子2を収納した有底筒
状のコンデンサケース3と、該コンデンサケース3の開
放端側を塞ぐ封口体4とから構成され、コンデンサ素子
2には電解液が含浸されている。大型の電解コンデンサ
では、コンデンサ素子2が重いため、コンデンサケース
3内で振動しやすいなど、耐振動特性が低く、電極リー
ド板21の断線やショートなどが発生するおそれがあ
る。そこで、従来は、コンデンサケース3内にポリプロ
ピレンなどの高分子固定材30を充填し、この高分子固
定材30によってコンデンサ素子2を固定する方法が採
用されている。このような構成の電解コンデンサ1にお
いて、リップル電流を流すと、温度上昇が起こり、その
温度上昇が高いほど、寿命が低下する。そこで、電解コ
ンデンサ1を設計するにあたっては、如何にリップル温
度上昇を抑えるかが重要な課題である。
び産業機器の電源装置など幅広い分野で使用されてお
り、その代表的な構造を図9に示す。この図に示すもの
では、陽極箔、陰極箔およびセパレータを巻回したコン
デンサ素子2と、該コンデンサ素子2を収納した有底筒
状のコンデンサケース3と、該コンデンサケース3の開
放端側を塞ぐ封口体4とから構成され、コンデンサ素子
2には電解液が含浸されている。大型の電解コンデンサ
では、コンデンサ素子2が重いため、コンデンサケース
3内で振動しやすいなど、耐振動特性が低く、電極リー
ド板21の断線やショートなどが発生するおそれがあ
る。そこで、従来は、コンデンサケース3内にポリプロ
ピレンなどの高分子固定材30を充填し、この高分子固
定材30によってコンデンサ素子2を固定する方法が採
用されている。このような構成の電解コンデンサ1にお
いて、リップル電流を流すと、温度上昇が起こり、その
温度上昇が高いほど、寿命が低下する。そこで、電解コ
ンデンサ1を設計するにあたっては、如何にリップル温
度上昇を抑えるかが重要な課題である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基本的な構造
を変えずに電解コンデンサ1のリップル温度上昇を抑え
るには限界がある。さらに、コンデンサケース3内の温
度を直接、監視するのは困難である。このため、電解コ
ンデンサ1あるいはそれを用いた電源装置などの他の回
路部分に不具合が発生して、電解コンデンサ1が異常な
温度にまで発熱しているにもかかわらず、電解コンデン
サ1への通電を続けたために機器全体を破損させてしま
うという問題点がある。そこで、本発明の課題は、電解
コンデンサが異常な温度にまで発熱したときには電源供
給を停止するなどの処置をとることのできるコンデンサ
を提供することにある。
を変えずに電解コンデンサ1のリップル温度上昇を抑え
るには限界がある。さらに、コンデンサケース3内の温
度を直接、監視するのは困難である。このため、電解コ
ンデンサ1あるいはそれを用いた電源装置などの他の回
路部分に不具合が発生して、電解コンデンサ1が異常な
温度にまで発熱しているにもかかわらず、電解コンデン
サ1への通電を続けたために機器全体を破損させてしま
うという問題点がある。そこで、本発明の課題は、電解
コンデンサが異常な温度にまで発熱したときには電源供
給を停止するなどの処置をとることのできるコンデンサ
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、陽極箔、陰極箔およびセパレータを巻
回したコンデンサ素子と、該コンデンサ素子を収納した
有底筒状のコンデンサケースと、該コンデンサケースの
開放端側を塞ぐ封口体とを備えたアルミニウム電解コン
デンサにおいて、前記コンデンサ素子の中心部から前記
コンデンサケースの底面部を貫通して外側に突出するパ
イプ状コアと、当該コンデンサケースの底面部を貫通し
て外側に突出する前記パイプ状コアの端部に直接、ある
いは間接的に接続された放熱フィンと、該放熱フィンの
温度または前記パイプ状コアの端部の温度を検出する熱
電対などの温度検出器とを有するものである。
め、本発明では、陽極箔、陰極箔およびセパレータを巻
回したコンデンサ素子と、該コンデンサ素子を収納した
有底筒状のコンデンサケースと、該コンデンサケースの
開放端側を塞ぐ封口体とを備えたアルミニウム電解コン
デンサにおいて、前記コンデンサ素子の中心部から前記
コンデンサケースの底面部を貫通して外側に突出するパ
イプ状コアと、当該コンデンサケースの底面部を貫通し
て外側に突出する前記パイプ状コアの端部に直接、ある
いは間接的に接続された放熱フィンと、該放熱フィンの
温度または前記パイプ状コアの端部の温度を検出する熱
電対などの温度検出器とを有するものである。
【0005】本発明では、コンデンサ素子の中心部から
コンデンサケースの底面部を貫通して外側に突出するパ
イプ状コアの端部に対して直接、あるいは間接的に放熱
フィンが接続されているので、コンデンサケース内で発
生した熱を効率よく放出する。従って、電解コンデンサ
の温度上昇を緩和することができる。また、本発明で
は、コンデンサ放熱フィンの温度またはパイプ状コアの
端部の温度を熱電対などの温度検出器が検出するもので
ある。ここで、放熱フィンは、コンデンサ素子の中心部
からコンデンサケースの底面部を貫通して外側に突出す
るパイプ状コアの端部に直接、あるいは間接的に接続さ
れているので、放熱フィンの温度またはパイプ状コアの
端部の温度とコンデンサケース内の温度とは、かなり密
接な相関性を有し、かつ、放熱フィンの温度またはパイ
プ状コアの端部の温度はコンデンサケース内の温度の変
化に対して高い応答性を有している。このため、放熱フ
ィンの温度またはパイプ状コアの端部の温度を監視すれ
ば、コンデンサケース内の温度をかなり高い精度で監視
でき、それ故、コンデンサケース内の温度(放熱フィン
の温度)が異常な温度にまで上昇したときには、電解コ
ンデンサ、あるいは電源装置に用いた他の回路部分に不
具合が発生したことを監視できるので、電源供給を停止
するなどの処置をとることによって、機器全体の損傷す
るのを防止できる。
コンデンサケースの底面部を貫通して外側に突出するパ
イプ状コアの端部に対して直接、あるいは間接的に放熱
フィンが接続されているので、コンデンサケース内で発
生した熱を効率よく放出する。従って、電解コンデンサ
の温度上昇を緩和することができる。また、本発明で
は、コンデンサ放熱フィンの温度またはパイプ状コアの
端部の温度を熱電対などの温度検出器が検出するもので
ある。ここで、放熱フィンは、コンデンサ素子の中心部
からコンデンサケースの底面部を貫通して外側に突出す
るパイプ状コアの端部に直接、あるいは間接的に接続さ
れているので、放熱フィンの温度またはパイプ状コアの
端部の温度とコンデンサケース内の温度とは、かなり密
接な相関性を有し、かつ、放熱フィンの温度またはパイ
プ状コアの端部の温度はコンデンサケース内の温度の変
化に対して高い応答性を有している。このため、放熱フ
ィンの温度またはパイプ状コアの端部の温度を監視すれ
ば、コンデンサケース内の温度をかなり高い精度で監視
でき、それ故、コンデンサケース内の温度(放熱フィン
の温度)が異常な温度にまで上昇したときには、電解コ
ンデンサ、あるいは電源装置に用いた他の回路部分に不
具合が発生したことを監視できるので、電源供給を停止
するなどの処置をとることによって、機器全体の損傷す
るのを防止できる。
【0006】本発明において、前記パイプ状コアは、内
部に熱伝達媒体が封入された液封式のヒートパイプと一
体になっていることが好ましい。このように構成する
と、コンデンサケース内で発生した熱をより高い効率で
放出して電解コンデンサの温度上昇をより効果的に抑え
ることができるとともに、放熱フィンの温度またはパイ
プ状コアの端部の温度とコンデンサケース内の温度との
相関性、およびコンデンサケース内の温度の変化に対す
る放熱フィンの温度またはパイプ状コアの端部の温度の
応答性をより高めることができる。すなわち、ヒートパ
イプでは、一方の端部がコンデンサ素子で発生した熱を
受けて内部の液が気化し、気化した液はコンデンサケー
スの底面側に位置するヒートパイプの他方の端部で凝結
してヒートパイプの一方の端部の方へ戻るというサイク
ルを繰り返すことによって、コンデンサケース内で発生
した熱を放熱フィンにより高い効率で伝達する。
部に熱伝達媒体が封入された液封式のヒートパイプと一
体になっていることが好ましい。このように構成する
と、コンデンサケース内で発生した熱をより高い効率で
放出して電解コンデンサの温度上昇をより効果的に抑え
ることができるとともに、放熱フィンの温度またはパイ
プ状コアの端部の温度とコンデンサケース内の温度との
相関性、およびコンデンサケース内の温度の変化に対す
る放熱フィンの温度またはパイプ状コアの端部の温度の
応答性をより高めることができる。すなわち、ヒートパ
イプでは、一方の端部がコンデンサ素子で発生した熱を
受けて内部の液が気化し、気化した液はコンデンサケー
スの底面側に位置するヒートパイプの他方の端部で凝結
してヒートパイプの一方の端部の方へ戻るというサイク
ルを繰り返すことによって、コンデンサケース内で発生
した熱を放熱フィンにより高い効率で伝達する。
【0007】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。なお、以下の説明においては、説明の重
複を避けるために、図9に示した従来の電解コンデンサ
と共通の機能を有する部分には同一の符合を付してあ
る。
態を説明する。なお、以下の説明においては、説明の重
複を避けるために、図9に示した従来の電解コンデンサ
と共通の機能を有する部分には同一の符合を付してあ
る。
【0008】[実施の形態1]図1は、本形態に係る電
解コンデンサを模式的に示す説明図である。図1におい
て、電解コンデンサ1は、従来の電解コンデンサと同
様、陽極箔、陰極箔およびセパレータを巻回したコンデ
ンサ素子2と、該コンデンサ素子2を収納した有底筒状
のアルミニウム製のコンデンサケース3と、該コンデン
サケース3の開放端側を塞ぐ合成樹脂製の封口体4とを
有している。封口体4の外端面には外部端子41が構成
され、この外部端子41の下端部は、内部端子42とし
てコンデンサ素子2から引き出された電極リード板21
が電気的に接続されている。また、コンデンサ素子2で
は、必要に応じて、陰極箔を巻回端面より突出させて陰
極箔がコンデンサケース3の底面部31に接触するよう
にし、リップル温度上昇やインピーダンスを小さくして
ある。このような構成の電解コンデンサ1は、放熱とい
う面から封口体4を下向きに使用されるのが一般的であ
る。
解コンデンサを模式的に示す説明図である。図1におい
て、電解コンデンサ1は、従来の電解コンデンサと同
様、陽極箔、陰極箔およびセパレータを巻回したコンデ
ンサ素子2と、該コンデンサ素子2を収納した有底筒状
のアルミニウム製のコンデンサケース3と、該コンデン
サケース3の開放端側を塞ぐ合成樹脂製の封口体4とを
有している。封口体4の外端面には外部端子41が構成
され、この外部端子41の下端部は、内部端子42とし
てコンデンサ素子2から引き出された電極リード板21
が電気的に接続されている。また、コンデンサ素子2で
は、必要に応じて、陰極箔を巻回端面より突出させて陰
極箔がコンデンサケース3の底面部31に接触するよう
にし、リップル温度上昇やインピーダンスを小さくして
ある。このような構成の電解コンデンサ1は、放熱とい
う面から封口体4を下向きに使用されるのが一般的であ
る。
【0009】コンデンサ素子2は、陽極箔、陰極箔およ
びセパレータがアルミニウムなどの金属製パイプからな
るパイプ状コア5を巻心として巻回され、このパイプ状
コア5はコンデンサ素子2の中心部分に位置する。ここ
で、コンデンサ素子2は、パイプ状コア5の軸線方向に
おいて一方の端部51の方に偏って巻回され、他方の端
部52の方には巻回されていない。
びセパレータがアルミニウムなどの金属製パイプからな
るパイプ状コア5を巻心として巻回され、このパイプ状
コア5はコンデンサ素子2の中心部分に位置する。ここ
で、コンデンサ素子2は、パイプ状コア5の軸線方向に
おいて一方の端部51の方に偏って巻回され、他方の端
部52の方には巻回されていない。
【0010】本形態において、パイプ状コア5は、両端
部51、52が封口体4の側およびコンデンサケース3
の底面部31の側にそれぞれ支持され、素子固定用には
高分子固定材などが使用されていない。すなわち、封口
体4の内面にはその中央部分に固定用突起44が形成さ
れ、この固定用突起44は、側面が錐面で構成されてい
るので、その先端部分がパイプ状コア5の一方の端部5
1から内部に嵌合されている。一方、コンデンサケース
3の底面部31には、その中央部分で外側に向けて突出
する円筒状のコア支持用筒部32が形成され、このコア
支持用筒部32内にパイプ状コア5の他方の端部52が
嵌合、支持されている。従って、パイプ状コア5の端部
52はコンデンサケース3の底面部31から外側に突出
した状態にある。また、コア支持用筒部32の外周面に
は、複数枚の平板からなる放熱フィン7が構成されてい
る。なお、コア支持用筒部32はコンデンサケース3に
対する機械加工で形成されたもので、端部は閉塞状態に
ある。ここで、コア支持用筒部32の内径寸法は、パイ
プ状コア5の外径寸法よりわずかに大きいだけなので、
パイプ状コア5は、コア支持用筒部32と封口体4の固
定用突起44との間で両持ち状態で支持され、傾くこと
がない。また、コア支持用筒部32の内径寸法はパイプ
状コア5の外径寸法より適度に大きいので、電解コンデ
ンサ1の組み立て時には、パイプ状コア5の端部52を
コア支持用筒部32の内部に容易に挿入することができ
る。
部51、52が封口体4の側およびコンデンサケース3
の底面部31の側にそれぞれ支持され、素子固定用には
高分子固定材などが使用されていない。すなわち、封口
体4の内面にはその中央部分に固定用突起44が形成さ
れ、この固定用突起44は、側面が錐面で構成されてい
るので、その先端部分がパイプ状コア5の一方の端部5
1から内部に嵌合されている。一方、コンデンサケース
3の底面部31には、その中央部分で外側に向けて突出
する円筒状のコア支持用筒部32が形成され、このコア
支持用筒部32内にパイプ状コア5の他方の端部52が
嵌合、支持されている。従って、パイプ状コア5の端部
52はコンデンサケース3の底面部31から外側に突出
した状態にある。また、コア支持用筒部32の外周面に
は、複数枚の平板からなる放熱フィン7が構成されてい
る。なお、コア支持用筒部32はコンデンサケース3に
対する機械加工で形成されたもので、端部は閉塞状態に
ある。ここで、コア支持用筒部32の内径寸法は、パイ
プ状コア5の外径寸法よりわずかに大きいだけなので、
パイプ状コア5は、コア支持用筒部32と封口体4の固
定用突起44との間で両持ち状態で支持され、傾くこと
がない。また、コア支持用筒部32の内径寸法はパイプ
状コア5の外径寸法より適度に大きいので、電解コンデ
ンサ1の組み立て時には、パイプ状コア5の端部52を
コア支持用筒部32の内部に容易に挿入することができ
る。
【0011】本形態の電解コンデンサ1において、図2
(A)、(B)に示すように、パイプ状コア5の内部に
は、長さ方向における略全体にわたって液封式のヒート
パイプ6が構成されている。このヒートパイプ6とパイ
プ状コア5とはそれぞれ別体のものであるが、本形態で
は、コンデンサ素子2を巻回した後、ヒートパイプ6を
パイプ状コア5に挿入、固定し、一体化したものであ
る。
(A)、(B)に示すように、パイプ状コア5の内部に
は、長さ方向における略全体にわたって液封式のヒート
パイプ6が構成されている。このヒートパイプ6とパイ
プ状コア5とはそれぞれ別体のものであるが、本形態で
は、コンデンサ素子2を巻回した後、ヒートパイプ6を
パイプ状コア5に挿入、固定し、一体化したものであ
る。
【0012】図3にヒートパイプ6の構造および原理を
示すように、ヒートパイプ6は、アルミニウムなどの金
属製の筒状の容器61内に空気成分を完全に追い出して
真空状態にした後、水やフロオロカーボンなどの作動冷
媒を少量密封したもので、容器内には、液の沸騰・凝縮
および毛細管現象を促進させるためのグルーブ(溝)な
どのウイック62が形成されている。このため、コンデ
ンサ素子2の軸線方向における中央付近において、ヒー
トパイプ6の一方の端部(入熱部63)がコンデンサ素
子2から熱を受けると、内部が減圧状態になっているた
め、液はその沸点よりも低い温度で蒸発・沸騰し、その
蒸気は圧力波となって、コンデンサケース3の底面側に
位置する他方側の端部(放熱部64)に向けて音速に近
い速度で移動し、そこで冷却される。ここで冷却されて
凝縮した液は、潜熱を放出して液化し、凝縮液はウイッ
クを通じて入熱部63としての一方の端部の方に向けて
移動する。
示すように、ヒートパイプ6は、アルミニウムなどの金
属製の筒状の容器61内に空気成分を完全に追い出して
真空状態にした後、水やフロオロカーボンなどの作動冷
媒を少量密封したもので、容器内には、液の沸騰・凝縮
および毛細管現象を促進させるためのグルーブ(溝)な
どのウイック62が形成されている。このため、コンデ
ンサ素子2の軸線方向における中央付近において、ヒー
トパイプ6の一方の端部(入熱部63)がコンデンサ素
子2から熱を受けると、内部が減圧状態になっているた
め、液はその沸点よりも低い温度で蒸発・沸騰し、その
蒸気は圧力波となって、コンデンサケース3の底面側に
位置する他方側の端部(放熱部64)に向けて音速に近
い速度で移動し、そこで冷却される。ここで冷却されて
凝縮した液は、潜熱を放出して液化し、凝縮液はウイッ
クを通じて入熱部63としての一方の端部の方に向けて
移動する。
【0013】従って、図1に示すように、ヒートパイプ
6の入熱部63を電解コンデンサ1内の発熱側(たとえ
ば、コンデンサ素子2の軸線方向における中心部からや
や封口体4の側の位置)に配置し、ヒートパイプ6の放
熱部64を電解コンデンサ1内の放熱側(コンデンサケ
ース3の底面部31の側)に配置すれば、前記の放熱サ
イクルが外力なしに繰り返される結果、コンデンサ素子
2内で発生した熱がコンデンサケース3の底面部31に
効率よく伝わり、そこから放熱される。従って、同一の
リップル電流を流したときは温度上昇が抑えられる。言
い換えれば、許容される温度上昇が一定であれば、許容
リップル電流値を大きくとることができる。
6の入熱部63を電解コンデンサ1内の発熱側(たとえ
ば、コンデンサ素子2の軸線方向における中心部からや
や封口体4の側の位置)に配置し、ヒートパイプ6の放
熱部64を電解コンデンサ1内の放熱側(コンデンサケ
ース3の底面部31の側)に配置すれば、前記の放熱サ
イクルが外力なしに繰り返される結果、コンデンサ素子
2内で発生した熱がコンデンサケース3の底面部31に
効率よく伝わり、そこから放熱される。従って、同一の
リップル電流を流したときは温度上昇が抑えられる。言
い換えれば、許容される温度上昇が一定であれば、許容
リップル電流値を大きくとることができる。
【0014】また、本形態では、パイプ状コア5の他方
の端部52はコンデンサケース3の底面部31から外側
に突出した状態にあり、この突出部分に相当する部分に
ヒートパイプ6の放熱部64が位置している。それ故、
ヒートパイプ64の放熱部64がコンデンサケース2内
にある構造と比較して放熱効率が高い。しかも、コア支
持用筒部32には放熱フィン7が構成され、この放熱フ
ィン7は、コンデンサケース2の外側で、しかもコンデ
ンサケース3の底面部34から突出しているパイプ状コ
ア2の端部52に相当する部分、すなわち、ヒートパイ
プ64の放熱部64が位置する部分に構成されている。
それ故、本形態の電解コンデンサ1は、放熱効率がかな
り高い。
の端部52はコンデンサケース3の底面部31から外側
に突出した状態にあり、この突出部分に相当する部分に
ヒートパイプ6の放熱部64が位置している。それ故、
ヒートパイプ64の放熱部64がコンデンサケース2内
にある構造と比較して放熱効率が高い。しかも、コア支
持用筒部32には放熱フィン7が構成され、この放熱フ
ィン7は、コンデンサケース2の外側で、しかもコンデ
ンサケース3の底面部34から突出しているパイプ状コ
ア2の端部52に相当する部分、すなわち、ヒートパイ
プ64の放熱部64が位置する部分に構成されている。
それ故、本形態の電解コンデンサ1は、放熱効率がかな
り高い。
【0015】また、パイプ状コア5は、両端が封口体4
の側およびコンデンサケース3の底面部31の側にそれ
ぞれ支持されていることから、ポリプロピレンなどの高
分子固定材を用いずにコンデンサ素子2を固定すること
ができる。その結果、コンデンサケース3の内部空間が
広くなるので、内圧上昇を抑えることができる。また、
高分子固定材を溶融炉内で加熱、溶融してコンデンサケ
ース3内に注入した後、それを冷却するなどといった工
程が不要である。しかも、高分子固定材を充填しない方
が同一のリップル電流を流したときの温度上昇が低い傾
向にある。
の側およびコンデンサケース3の底面部31の側にそれ
ぞれ支持されていることから、ポリプロピレンなどの高
分子固定材を用いずにコンデンサ素子2を固定すること
ができる。その結果、コンデンサケース3の内部空間が
広くなるので、内圧上昇を抑えることができる。また、
高分子固定材を溶融炉内で加熱、溶融してコンデンサケ
ース3内に注入した後、それを冷却するなどといった工
程が不要である。しかも、高分子固定材を充填しない方
が同一のリップル電流を流したときの温度上昇が低い傾
向にある。
【0016】さらに、電解コンデンサ1内にヒートパイ
プ6を配置するにあたって、パイプ状コア5の内部を利
用しているため、ヒートパイプ6を内蔵させたとして
も、コンデンサ素子2の形状などは従来のものと変わら
ない。従って、コンデンサ素子2を巻き取るための巻取
り機は従来のもので十分対応できる。
プ6を配置するにあたって、パイプ状コア5の内部を利
用しているため、ヒートパイプ6を内蔵させたとして
も、コンデンサ素子2の形状などは従来のものと変わら
ない。従って、コンデンサ素子2を巻き取るための巻取
り機は従来のもので十分対応できる。
【0017】さらに、本形態では、放熱フィン7の温度
を熱電対70が検出し、この検出結果に基づいて、温度
監視装置80は、放熱フィンの7温度が所定の温度を越
えたときに、その旨の信号81を発生する。ここで、放
熱フィン7は、コンデンサ素子2の中心部からコンデン
サケース3の底面部31を貫通して外側に突出するパイ
プ状コア5の端部52(ヒートパイプ6の放熱部64)
にコンデンサケース3のコア支持用筒部32を介して接
続されているので、放熱フィン7の温度とコンデンサケ
ース3内の温度とは、かなり密接な相関性を有し、か
つ、放熱フィン7の温度はコンデンサケース3内の温度
の変化に対して高い応答性を有している。このため、放
熱フィン7の温度を監視すれば、コンデンサケース3内
の温度をかなり高い精度で監視できる。それ故、コンデ
ンサケース3内の温度(放熱フィン7の温度)が異常な
温度にまで上昇したときには、電解コンデンサ1に不具
合が発生したことを監視でき、電源供給を停止するなど
の処置をとることができるので、機器全体が損傷するの
を防止できる。
を熱電対70が検出し、この検出結果に基づいて、温度
監視装置80は、放熱フィンの7温度が所定の温度を越
えたときに、その旨の信号81を発生する。ここで、放
熱フィン7は、コンデンサ素子2の中心部からコンデン
サケース3の底面部31を貫通して外側に突出するパイ
プ状コア5の端部52(ヒートパイプ6の放熱部64)
にコンデンサケース3のコア支持用筒部32を介して接
続されているので、放熱フィン7の温度とコンデンサケ
ース3内の温度とは、かなり密接な相関性を有し、か
つ、放熱フィン7の温度はコンデンサケース3内の温度
の変化に対して高い応答性を有している。このため、放
熱フィン7の温度を監視すれば、コンデンサケース3内
の温度をかなり高い精度で監視できる。それ故、コンデ
ンサケース3内の温度(放熱フィン7の温度)が異常な
温度にまで上昇したときには、電解コンデンサ1に不具
合が発生したことを監視でき、電源供給を停止するなど
の処置をとることができるので、機器全体が損傷するの
を防止できる。
【0018】[実施の形態2]図4は、本形態に係る電
解コンデンサを模式的に示す説明図である。図4におい
て、電解コンデンサ1は、実施の形態1に係る電解コン
デンサと同様、陽極箔、陰極箔およびセパレータを巻回
したコンデンサ素子2と、該コンデンサ素子2を収納し
た有底筒状のアルミニウム製のコンデンサケース3と、
該コンデンサケース3の開放端側を塞ぐ合成樹脂製の封
口体4とを有している。封口体4の外端面には外部端子
41が構成され、この外部端子41の下端部(内部端子
42)にはコンデンサ素子2から引き出された電極リー
ド板21が電気的に接続されている。
解コンデンサを模式的に示す説明図である。図4におい
て、電解コンデンサ1は、実施の形態1に係る電解コン
デンサと同様、陽極箔、陰極箔およびセパレータを巻回
したコンデンサ素子2と、該コンデンサ素子2を収納し
た有底筒状のアルミニウム製のコンデンサケース3と、
該コンデンサケース3の開放端側を塞ぐ合成樹脂製の封
口体4とを有している。封口体4の外端面には外部端子
41が構成され、この外部端子41の下端部(内部端子
42)にはコンデンサ素子2から引き出された電極リー
ド板21が電気的に接続されている。
【0019】コンデンサ素子2は、陽極箔、陰極箔およ
びセパレータがアルミニウムなどの金属製パイプからな
るパイプ状コア5を巻心として巻回され、このパイプ状
コア5はコンデンサ素子2の中心部分に位置する。ここ
で、コンデンサ素子2は、パイプ状コア5の軸線方向に
おいて一方の端部51の方に偏って巻回され、他方の端
部51の方には巻回されていない。
びセパレータがアルミニウムなどの金属製パイプからな
るパイプ状コア5を巻心として巻回され、このパイプ状
コア5はコンデンサ素子2の中心部分に位置する。ここ
で、コンデンサ素子2は、パイプ状コア5の軸線方向に
おいて一方の端部51の方に偏って巻回され、他方の端
部51の方には巻回されていない。
【0020】本形態でも、パイプ状コア5は、両端部5
1、52が封口体4の側およびコンデンサケース3の底
面部31の側にそれぞれ支持されている。すなわち、封
口体4の内面にはその中央部分に固定用突起44が形成
されている。この固定用突起44は、側面が錐面で構成
され、その先端部分がパイプ状コア5の一方の端部から
内部に嵌合している。一方、コンデンサケース3の底面
部31には、その中央部分に円形のコア支持用穴33が
形成され、このコア支持用穴33の周縁に相当する部分
からは短い円筒部34が外側に張り出している。本形態
では、パイプ状コア5の端部52はコア支持用穴33か
ら外側に突出し、かつ、コア支持用穴33および円筒部
34とパイプ状コア5の端部52との間にゴムリング状
のシール材8が嵌められていることにより、パイプ状コ
ア5の端部52はコンデンサケース3の底面側に支持さ
れている。また、コンデンサケース3の底面部31から
外側に突出しているパイプ状コア5の端部52の外周面
には、複数枚の平板からなる放熱フィン7が嵌合、溶接
などの方法で固着されている。
1、52が封口体4の側およびコンデンサケース3の底
面部31の側にそれぞれ支持されている。すなわち、封
口体4の内面にはその中央部分に固定用突起44が形成
されている。この固定用突起44は、側面が錐面で構成
され、その先端部分がパイプ状コア5の一方の端部から
内部に嵌合している。一方、コンデンサケース3の底面
部31には、その中央部分に円形のコア支持用穴33が
形成され、このコア支持用穴33の周縁に相当する部分
からは短い円筒部34が外側に張り出している。本形態
では、パイプ状コア5の端部52はコア支持用穴33か
ら外側に突出し、かつ、コア支持用穴33および円筒部
34とパイプ状コア5の端部52との間にゴムリング状
のシール材8が嵌められていることにより、パイプ状コ
ア5の端部52はコンデンサケース3の底面側に支持さ
れている。また、コンデンサケース3の底面部31から
外側に突出しているパイプ状コア5の端部52の外周面
には、複数枚の平板からなる放熱フィン7が嵌合、溶接
などの方法で固着されている。
【0021】このような構成の構成の電解コンデンサ1
を製造するにあたっては、たとえば、コンデンサケース
3の底面部31においてコア支持用穴33および円筒部
34の部分にシール材8を装着しておく一方、ストレー
トのパイプ状コア5にコンデンサ素子2を巻回する。次
に、パイプ状コア5内にヒートパイプ6を装着し、その
端部52をシール材8の内側に挿通させる。しかる後
に、パイプ状コア5の端部52に放熱フィン7を取り付
ける。
を製造するにあたっては、たとえば、コンデンサケース
3の底面部31においてコア支持用穴33および円筒部
34の部分にシール材8を装着しておく一方、ストレー
トのパイプ状コア5にコンデンサ素子2を巻回する。次
に、パイプ状コア5内にヒートパイプ6を装着し、その
端部52をシール材8の内側に挿通させる。しかる後
に、パイプ状コア5の端部52に放熱フィン7を取り付
ける。
【0022】本形態の電解コンデンサ1でも、図2
(A)、(B)に示すように、パイプ状コア5の内部に
は、長さ方向における略全体にわたって液封式のヒート
パイプ6が構成されている。このヒートパイプ6とパイ
プ状コア5とはそれぞれ別体のものであるが、本形態で
は、コンデンサ素子2を巻回した後、ヒートパイプ6を
パイプ状コア5に挿入、固定して一体化したものであ
る。このヒートパイプ6は、図3を参照して説明したよ
うに、ヒートパイプ6の入熱部63を電解コンデンサ1
内の発熱側(たとえば、コンデンサ素子2の軸線方向に
おける中心部からやや封口体4の側の位置)に配置し、
ヒートパイプ6の放熱部64を電解コンデンサ1内の放
熱側(コンデンサケース3の底面部31の側)に配置す
れば、前記の放熱サイクルが外力なしに繰り返される結
果、コンデンサ素子2内で発生した熱がコンデンサケー
ス3の底面部31に効率よく伝わり、そこから放熱され
る。従って、同一のリップル電流を流したときは温度上
昇が抑えられる。言い換えれば、許容される温度上昇が
一定であれば、許容リップル電流値を大きくとることが
できる。
(A)、(B)に示すように、パイプ状コア5の内部に
は、長さ方向における略全体にわたって液封式のヒート
パイプ6が構成されている。このヒートパイプ6とパイ
プ状コア5とはそれぞれ別体のものであるが、本形態で
は、コンデンサ素子2を巻回した後、ヒートパイプ6を
パイプ状コア5に挿入、固定して一体化したものであ
る。このヒートパイプ6は、図3を参照して説明したよ
うに、ヒートパイプ6の入熱部63を電解コンデンサ1
内の発熱側(たとえば、コンデンサ素子2の軸線方向に
おける中心部からやや封口体4の側の位置)に配置し、
ヒートパイプ6の放熱部64を電解コンデンサ1内の放
熱側(コンデンサケース3の底面部31の側)に配置す
れば、前記の放熱サイクルが外力なしに繰り返される結
果、コンデンサ素子2内で発生した熱がコンデンサケー
ス3の底面部31に効率よく伝わり、そこから放熱され
る。従って、同一のリップル電流を流したときは温度上
昇が抑えられる。言い換えれば、許容される温度上昇が
一定であれば、許容リップル電流値を大きくとることが
できる。
【0023】また、本形態では、パイプ状コア5の端部
52はコンデンサケース3の底面部31から外側に突出
した状態にあり、この突出部分にヒートパイプ6の放熱
部64が位置している。それ故、ヒートパイプ64の放
熱部64がコンデンサケース2内にある構造と比較して
放熱効率が高い。しかも、パイプ状コア5の端部52に
は放熱フィン7が構成され、この放熱フィン7は、コン
デンサケース2の外側で、しかもヒートパイプ64の放
熱部64が位置する部分に構成されている。それ故、本
形態の電解コンデンサ1は、放熱効率がかなり高いな
ど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
52はコンデンサケース3の底面部31から外側に突出
した状態にあり、この突出部分にヒートパイプ6の放熱
部64が位置している。それ故、ヒートパイプ64の放
熱部64がコンデンサケース2内にある構造と比較して
放熱効率が高い。しかも、パイプ状コア5の端部52に
は放熱フィン7が構成され、この放熱フィン7は、コン
デンサケース2の外側で、しかもヒートパイプ64の放
熱部64が位置する部分に構成されている。それ故、本
形態の電解コンデンサ1は、放熱効率がかなり高いな
ど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
【0024】さらに、本形態では、放熱フィン7の温度
を熱電対70が検出し、この検出結果に基づいて、温度
監視装置80は、放熱フィン7の温度が所定の温度を越
えたときに、その旨の信号81を発生する。ここで、放
熱フィン7は、コンデンサ素子2の中心部からコンデン
サケース3の底面部31を貫通して外側に突出するパイ
プ状コア5の端部52に直接、接続されているので、放
熱フィン7の温度とコンデンサケース3内の温度とは、
かなり密接な相関性を有し、かつ、放熱フィン7の温度
はコンデンサケース3内の温度の変化に対して高い応答
性を有している。このため、放熱フィン7の温度を監視
すれば、コンデンサケース3内の温度をかなり高い精度
で監視できる。それ故、コンデンサケース3内の温度
(放熱フィン7の温度)が異常な温度にまで上昇したと
きには、電解コンデンサ1に不具合が発生したことを監
視し、電源供給を停止するなどの処置をとることができ
るので、機器全体が損傷するのを防止できる。
を熱電対70が検出し、この検出結果に基づいて、温度
監視装置80は、放熱フィン7の温度が所定の温度を越
えたときに、その旨の信号81を発生する。ここで、放
熱フィン7は、コンデンサ素子2の中心部からコンデン
サケース3の底面部31を貫通して外側に突出するパイ
プ状コア5の端部52に直接、接続されているので、放
熱フィン7の温度とコンデンサケース3内の温度とは、
かなり密接な相関性を有し、かつ、放熱フィン7の温度
はコンデンサケース3内の温度の変化に対して高い応答
性を有している。このため、放熱フィン7の温度を監視
すれば、コンデンサケース3内の温度をかなり高い精度
で監視できる。それ故、コンデンサケース3内の温度
(放熱フィン7の温度)が異常な温度にまで上昇したと
きには、電解コンデンサ1に不具合が発生したことを監
視し、電源供給を停止するなどの処置をとることができ
るので、機器全体が損傷するのを防止できる。
【0025】[実施の形態3]図5は、本形態に係る電
解コンデンサを模式的に示す説明図である。図5におい
て、電解コンデンサ1は、実施の形態1に係る電解コン
デンサと同様、陽極箔、陰極箔およびセパレータを巻回
したコンデンサ素子2と、該コンデンサ素子2を収納し
た有底筒状のアルミニウム製のコンデンサケース3と、
該コンデンサケース3の開放端側を塞ぐ合成樹脂製の封
口体4とを有している。封口体4の外端面には外部端子
41が構成され、この外部端子41の下端部(内部端子
42)にはコンデンサ素子2から引き出された電極リー
ド板21が電気的に接続されている。このような電解コ
ンデンサ1も、放熱という面から封口体4を下向きに使
用される。
解コンデンサを模式的に示す説明図である。図5におい
て、電解コンデンサ1は、実施の形態1に係る電解コン
デンサと同様、陽極箔、陰極箔およびセパレータを巻回
したコンデンサ素子2と、該コンデンサ素子2を収納し
た有底筒状のアルミニウム製のコンデンサケース3と、
該コンデンサケース3の開放端側を塞ぐ合成樹脂製の封
口体4とを有している。封口体4の外端面には外部端子
41が構成され、この外部端子41の下端部(内部端子
42)にはコンデンサ素子2から引き出された電極リー
ド板21が電気的に接続されている。このような電解コ
ンデンサ1も、放熱という面から封口体4を下向きに使
用される。
【0026】コンデンサ素子2は、陽極箔、陰極箔およ
びセパレータがアルミニウムなどの金属製パイプからな
るパイプ状コア5を巻心として巻回され、このパイプ状
コア5はコンデンサ素子2の中心部分に位置する。ここ
で、コンデンサ素子2は、パイプ状コア5の軸線方向に
おいて一方の端部51の方に偏って巻回され、他方の端
部51の方には巻回されていない。
びセパレータがアルミニウムなどの金属製パイプからな
るパイプ状コア5を巻心として巻回され、このパイプ状
コア5はコンデンサ素子2の中心部分に位置する。ここ
で、コンデンサ素子2は、パイプ状コア5の軸線方向に
おいて一方の端部51の方に偏って巻回され、他方の端
部51の方には巻回されていない。
【0027】パイプ状コア5は、両端部51、52が封
口体4の側およびコンデンサケース3の底面部31の側
にそれぞれ支持されている。すなわち、封口体4の内面
にはその中央部分に固定用突起44が形成されている。
この固定用突起44は、側面が錐面で構成され、その先
端部分がパイプ状コア5の一方の端部から内部に嵌合し
ている。一方、コンデンサケース3の底面部31には、
その中央部分に円形のコア支持用穴33が形成され、こ
のコア支持用穴33の周縁に相当する部分からは短い円
筒部34が外側に張り出している。本形態では、パイプ
状コア5の端部52は、コア支持用穴33から外側に突
出し、かつ、コア支持用穴33および円筒部34とパイ
プ状コア5の端部52との間は溶接9により塞がれてい
ることにより、パイプ状コア5の端部52はコンデンサ
ケース3の底面側に支持されている。また、コンデンサ
ケース3の底面部31から外側に突出しているパイプ状
コア5の端部52の外周面には、複数枚の平板からなる
放熱フィン7が嵌合、溶接などの方法で固着されてい
る。
口体4の側およびコンデンサケース3の底面部31の側
にそれぞれ支持されている。すなわち、封口体4の内面
にはその中央部分に固定用突起44が形成されている。
この固定用突起44は、側面が錐面で構成され、その先
端部分がパイプ状コア5の一方の端部から内部に嵌合し
ている。一方、コンデンサケース3の底面部31には、
その中央部分に円形のコア支持用穴33が形成され、こ
のコア支持用穴33の周縁に相当する部分からは短い円
筒部34が外側に張り出している。本形態では、パイプ
状コア5の端部52は、コア支持用穴33から外側に突
出し、かつ、コア支持用穴33および円筒部34とパイ
プ状コア5の端部52との間は溶接9により塞がれてい
ることにより、パイプ状コア5の端部52はコンデンサ
ケース3の底面側に支持されている。また、コンデンサ
ケース3の底面部31から外側に突出しているパイプ状
コア5の端部52の外周面には、複数枚の平板からなる
放熱フィン7が嵌合、溶接などの方法で固着されてい
る。
【0028】このように構成するにあたっては、ストレ
ートのパイプ状コア5にコンデンサ素子2を巻回した
後、パイプ状コア5の内部にヒートパイプ6を装着し、
その端部52をコア支持用穴33に挿通させる。しかる
後に、コア支持用穴33および円筒部34とパイプ状コ
ア5の端部52との間に溶接9を施してその隙間を塞ぐ
とともに、パイプ状コア5の端部52に放熱フィン7を
取り付ける。
ートのパイプ状コア5にコンデンサ素子2を巻回した
後、パイプ状コア5の内部にヒートパイプ6を装着し、
その端部52をコア支持用穴33に挿通させる。しかる
後に、コア支持用穴33および円筒部34とパイプ状コ
ア5の端部52との間に溶接9を施してその隙間を塞ぐ
とともに、パイプ状コア5の端部52に放熱フィン7を
取り付ける。
【0029】本形態の電解コンデンサ1でも、図2
(A)、(B)に示すように、パイプ状コア5の内部に
は、長さ方向における略全体にわたって液封式のヒート
パイプ6が配置されている。このヒートパイプ6とパイ
プ状コア5とはそれぞれ別体のものであるが、本形態で
は、コンデンサ素子2を巻回した後、ヒートパイプ6を
パイプ状コア5に挿入、固定し、一体化したものであ
る。このヒートパイプ6は、図3を参照して説明したよ
うに、ヒートパイプ6の入熱部63を電解コンデンサ1
内の発熱側(たとえば、コンデンサ素子2の軸線方向に
おける中心部からやや封口体4の側の位置)に配置し、
ヒートパイプ6の放熱部64を電解コンデンサ1内の放
熱側(コンデンサケース3の底面部31の側)に配置す
れば、前記の放熱サイクルが外力なしに繰り返される結
果、コンデンサ素子2内で発生した熱がコンデンサケー
ス3の底面部31に効率よく伝わり、そこから放熱され
る。従って、同一のリップル電流を流したときは温度上
昇が抑えられる。言い換えれば、許容される温度上昇が
一定であれば、許容リップル電流値を大きくとることが
できる。
(A)、(B)に示すように、パイプ状コア5の内部に
は、長さ方向における略全体にわたって液封式のヒート
パイプ6が配置されている。このヒートパイプ6とパイ
プ状コア5とはそれぞれ別体のものであるが、本形態で
は、コンデンサ素子2を巻回した後、ヒートパイプ6を
パイプ状コア5に挿入、固定し、一体化したものであ
る。このヒートパイプ6は、図3を参照して説明したよ
うに、ヒートパイプ6の入熱部63を電解コンデンサ1
内の発熱側(たとえば、コンデンサ素子2の軸線方向に
おける中心部からやや封口体4の側の位置)に配置し、
ヒートパイプ6の放熱部64を電解コンデンサ1内の放
熱側(コンデンサケース3の底面部31の側)に配置す
れば、前記の放熱サイクルが外力なしに繰り返される結
果、コンデンサ素子2内で発生した熱がコンデンサケー
ス3の底面部31に効率よく伝わり、そこから放熱され
る。従って、同一のリップル電流を流したときは温度上
昇が抑えられる。言い換えれば、許容される温度上昇が
一定であれば、許容リップル電流値を大きくとることが
できる。
【0030】また、本形態では、パイプ状コア5の端部
52はコンデンサケース3の底面部31から外側に突出
した状態にあり、この突出部分にヒートパイプ6の放熱
部64が位置している。それ故、ヒートパイプ64の放
熱部64がコンデンサケース2内にある構造と比較して
放熱効率が高い。しかも、パイプ状コア5の端部52に
は放熱フィン7が構成され、この放熱フィン7は、コン
デンサケース2の外側で、しかもヒートパイプ64の放
熱部64が位置する部分に構成されている。それ故、本
形態の電解コンデンサ1は、放熱効率がかなり高いな
ど、実施の形態1、2と同様な効果を奏する。
52はコンデンサケース3の底面部31から外側に突出
した状態にあり、この突出部分にヒートパイプ6の放熱
部64が位置している。それ故、ヒートパイプ64の放
熱部64がコンデンサケース2内にある構造と比較して
放熱効率が高い。しかも、パイプ状コア5の端部52に
は放熱フィン7が構成され、この放熱フィン7は、コン
デンサケース2の外側で、しかもヒートパイプ64の放
熱部64が位置する部分に構成されている。それ故、本
形態の電解コンデンサ1は、放熱効率がかなり高いな
ど、実施の形態1、2と同様な効果を奏する。
【0031】さらに、本形態では、放熱フィン7の温度
を熱電対70が検出し、この検出結果に基づいて、温度
監視装置80は、放熱フィンの7温度が所定の温度を越
えたときに、その旨の信号81を発生する。ここで、放
熱フィン7は、コンデンサ素子2の中心部からコンデン
サケース3の底面部31を貫通して外側に突出するパイ
プ状コア5の端部52に直接、接続されているので、放
熱フィン7の温度とコンデンサケース3内の温度とは、
かなり密接な相関性を有し、かつ、放熱フィン7の温度
はコンデンサケース3内の温度の変化に対して高い応答
性を有している。このため、放熱フィン7の温度を監視
すれば、コンデンサケース3内の温度をかなり高い精度
で監視できる。それ故、コンデンサケース3内の温度
(放熱フィン7の温度)が異常な温度にまで上昇したと
きには、電解コンデンサ1に不具合が発生したことを監
視し、電源供給を停止するなどの処置をとることができ
るので、機器全体の損傷を防止できる。
を熱電対70が検出し、この検出結果に基づいて、温度
監視装置80は、放熱フィンの7温度が所定の温度を越
えたときに、その旨の信号81を発生する。ここで、放
熱フィン7は、コンデンサ素子2の中心部からコンデン
サケース3の底面部31を貫通して外側に突出するパイ
プ状コア5の端部52に直接、接続されているので、放
熱フィン7の温度とコンデンサケース3内の温度とは、
かなり密接な相関性を有し、かつ、放熱フィン7の温度
はコンデンサケース3内の温度の変化に対して高い応答
性を有している。このため、放熱フィン7の温度を監視
すれば、コンデンサケース3内の温度をかなり高い精度
で監視できる。それ故、コンデンサケース3内の温度
(放熱フィン7の温度)が異常な温度にまで上昇したと
きには、電解コンデンサ1に不具合が発生したことを監
視し、電源供給を停止するなどの処置をとることができ
るので、機器全体の損傷を防止できる。
【0032】[その他の実施の形態]図6(A)、
(B)は、それぞれパイプ状コア5およびヒートパイプ
6の説明図である。上記実施の形態1ないし3では、図
6(A)に示すように、パイプ状コア5を用いて陽極、
陰極およびセパレータを巻回してコンデンサ素子2を製
造した後、その内側にヒートパイプ6を嵌め込む例であ
ったが、ヒートパイプ6をパイプ状コア5に嵌めた後、
スウェージング加工により、ヒートパイプ6とパイプ状
コア5とを一体化し、しかる後に、それを用いて陽極、
陰極およびセパレータを巻回してもよい。
(B)は、それぞれパイプ状コア5およびヒートパイプ
6の説明図である。上記実施の形態1ないし3では、図
6(A)に示すように、パイプ状コア5を用いて陽極、
陰極およびセパレータを巻回してコンデンサ素子2を製
造した後、その内側にヒートパイプ6を嵌め込む例であ
ったが、ヒートパイプ6をパイプ状コア5に嵌めた後、
スウェージング加工により、ヒートパイプ6とパイプ状
コア5とを一体化し、しかる後に、それを用いて陽極、
陰極およびセパレータを巻回してもよい。
【0033】図6(B)に示すものは、ヒートパイプ6
の筒状の容器61自身がパイプ状コア5になっている。
従って、このヒートパイプ6を用いて陽極、陰極および
セパレータを巻回すれば、実施の形態1ないし3と比較
して、ヒートパイプ6をパイプ状コア5に装着する工程
を省くことができる。また、ヒートパイプ6の容器61
はコンデンサ素子2に直接、接することになるので、コ
ンデンサ素子2からヒートパイプ6への熱伝達がより向
上する。
の筒状の容器61自身がパイプ状コア5になっている。
従って、このヒートパイプ6を用いて陽極、陰極および
セパレータを巻回すれば、実施の形態1ないし3と比較
して、ヒートパイプ6をパイプ状コア5に装着する工程
を省くことができる。また、ヒートパイプ6の容器61
はコンデンサ素子2に直接、接することになるので、コ
ンデンサ素子2からヒートパイプ6への熱伝達がより向
上する。
【0034】なお、実施の形態1、2のように、パイプ
状コア5の端部52をシール材8やコア支持用穴33に
挿通させるタイプのものでは、その差し込み深さを規定
するために、パイプ状コア5の外径寸法を、図7に示す
ように、コンデンサ素子2を巻回する部分を太くする一
方、端部52の側を細くし、その境界部分に形成される
段差55がシール材33やコア支持用穴33に当たって
パイプ状コア5が位置決めされるように構成してもよ
い。
状コア5の端部52をシール材8やコア支持用穴33に
挿通させるタイプのものでは、その差し込み深さを規定
するために、パイプ状コア5の外径寸法を、図7に示す
ように、コンデンサ素子2を巻回する部分を太くする一
方、端部52の側を細くし、その境界部分に形成される
段差55がシール材33やコア支持用穴33に当たって
パイプ状コア5が位置決めされるように構成してもよ
い。
【0035】また、上記実施の形態1ないし3のいずれ
においても、熱電対70が放熱フィン7の温度を検出
し、この検出結果に基づいて、温度監視装置80は、放
熱フィン7の温度が所定の温度を越えたときに、その旨
の信号81を発生するように構成したが、図8に示すよ
うに、熱電対70がパイプ状コア5の端部52の温度を
検出し、この検出結果に基づいて、温度監視装置80
は、パイプ状コア5の端部52の温度が所定の温度を越
えたときに、その旨の信号81を発生するようにしても
よい。
においても、熱電対70が放熱フィン7の温度を検出
し、この検出結果に基づいて、温度監視装置80は、放
熱フィン7の温度が所定の温度を越えたときに、その旨
の信号81を発生するように構成したが、図8に示すよ
うに、熱電対70がパイプ状コア5の端部52の温度を
検出し、この検出結果に基づいて、温度監視装置80
は、パイプ状コア5の端部52の温度が所定の温度を越
えたときに、その旨の信号81を発生するようにしても
よい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電解
コンデンサは、コンデンサケースの底面部を貫通して外
側に突出するパイプ状コアの端部に対して直接、あるい
は間接的に放熱フィンが接続されているので、コンデン
サケース内で発生した熱を効率よく放出する。従って、
電解コンデンサの温度上昇を緩和することができる。ま
た、本発明の放熱フィンは、パイプ状コアの端部に直
接、あるいは間接的に接続されているので、放熱フィン
の温度とコンデンサケース内の温度との相関性、および
コンデンサケース内の温度の変化に対する放熱フィンの
温度の応答性が高い。このため、放熱フィンの温度を監
視すれば、コンデンサケース内の温度をかなり高い精度
で監視できるので、放熱フィンの温度が異常な温度にま
で上昇したときには、電解コンデンサに不具合が発生し
たことを監視でき、電源供給を停止するなどの処置をと
ることができるので機器全体が損傷するのを防止でき
る。
コンデンサは、コンデンサケースの底面部を貫通して外
側に突出するパイプ状コアの端部に対して直接、あるい
は間接的に放熱フィンが接続されているので、コンデン
サケース内で発生した熱を効率よく放出する。従って、
電解コンデンサの温度上昇を緩和することができる。ま
た、本発明の放熱フィンは、パイプ状コアの端部に直
接、あるいは間接的に接続されているので、放熱フィン
の温度とコンデンサケース内の温度との相関性、および
コンデンサケース内の温度の変化に対する放熱フィンの
温度の応答性が高い。このため、放熱フィンの温度を監
視すれば、コンデンサケース内の温度をかなり高い精度
で監視できるので、放熱フィンの温度が異常な温度にま
で上昇したときには、電解コンデンサに不具合が発生し
たことを監視でき、電源供給を停止するなどの処置をと
ることができるので機器全体が損傷するのを防止でき
る。
【図1】本発明の実施の形態1に係る電解コンデンサの
要部の構成を示す説明図である。
要部の構成を示す説明図である。
【図2】(A)、(B)はそれぞれ、図1に示す電解コ
ンデンサに用いたパイプ状コアおよびヒートパイプの説
明図である。
ンデンサに用いたパイプ状コアおよびヒートパイプの説
明図である。
【図3】図1に示す電解コンデンサに用いたヒートパイ
プの構造および原理を示す説明図である。
プの構造および原理を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る電解コンデンサの
要部の構成を示す説明図である。
要部の構成を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る電解コンデンサの
要部の構成を示す説明図である。
要部の構成を示す説明図である。
【図6】(A)、(B)はそれぞれ、本発明に係る電解
コンデンサに用いることのできるパイプ状コアおよびヒ
ートパイプの説明図である。
コンデンサに用いることのできるパイプ状コアおよびヒ
ートパイプの説明図である。
【図7】本発明の実施の形態1、2に係る本発明に係る
電解コンデンサに用いるのに適したパイプ状コアおよび
ヒートパイプの説明図である。
電解コンデンサに用いるのに適したパイプ状コアおよび
ヒートパイプの説明図である。
【図8】本発明のその他の実施の形態に係る電解コンデ
ンサの要部の構成を示す説明図である。
ンサの要部の構成を示す説明図である。
【図9】従来の電解コンデンサの構造を模式的に示す縦
断面図である。
断面図である。
1 電解コンデンサ 2 コンデンサ素子 3 コンデンサケース 4 封口体 5 パイプ状コア 6 ヒートパイプ 7 放熱フィン 8 シール材 9 溶接 31 コンデンサケースの底面部 32 コア支持用筒部 33 コア支持用穴 41 外部端子 42 内部端子 44 封口体の固定用突起 51 パイプ状コアの封口体側の端部 52 パイプ状コアのコンデンサケース底側の端部 61 ヒートパイプの容器 63 ヒートパイプの入熱部 64 ヒートパイプの放熱部 70 熱電対(温度検出器) 80 温度監視装置 81 温度監視装置から出力される信号
Claims (3)
- 【請求項1】 陽極箔、陰極箔およびセパレータを巻回
したコンデンサ素子と、該コンデンサ素子を収納した有
底筒状のコンデンサケースと、該コンデンサケースの開
放端側を塞ぐ封口体とを備えたアルミニウム電解コンデ
ンサにおいて、前記コンデンサ素子の中心部から前記コ
ンデンサケースの底面部を貫通して外側に突出するパイ
プ状コアと、当該コンデンサケースの底面部を貫通して
外側に突出する前記パイプ状コアの端部に接続された放
熱フィンと、該放熱フィンの温度または前記パイプ状コ
アの端部の温度を検出する温度検出器とを具備したこと
を特徴とするアルミニウム電解コンデンサ。 - 【請求項2】 請求項1において、前記温度検出器は熱
電対であることを特徴とするアルミニウム電解コンデン
サ。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記パイプ
状コアは、内部に熱伝達媒体が封入された液封式のヒー
トパイプと一体になっていることを特徴とするアルミニ
ウム電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009475A JP2000208366A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | アルミニウム電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009475A JP2000208366A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | アルミニウム電解コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000208366A true JP2000208366A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11721291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11009475A Pending JP2000208366A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | アルミニウム電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000208366A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6430024B1 (en) * | 2001-02-05 | 2002-08-06 | Thermal Corp. | Capacitor with heat pipe cooling |
| JP2006245414A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Japan Radio Co Ltd | 電気二重層キャパシタ装置 |
| DE102005029259A1 (de) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Epcos Ag | Elektrische Funktionseinheit und Blindstromkompensationsvorrichtung |
| WO2008069200A1 (ja) | 2006-12-06 | 2008-06-12 | Daikin Industries, Ltd. | 空気調和機 |
| DE102012001558A1 (de) * | 2012-01-26 | 2013-08-01 | Electronicon Kondensatoren Gmbh | Leistungskondensator in becherartiger Gehäuseanordnung |
| CN104103417A (zh) * | 2013-04-02 | 2014-10-15 | 丰田自动车株式会社 | 电容器模块和检测设备 |
| CN109065365A (zh) * | 2018-08-30 | 2018-12-21 | 韶关市容强电子有限公司 | 高品运控电解电容器 |
-
1999
- 1999-01-18 JP JP11009475A patent/JP2000208366A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6430024B1 (en) * | 2001-02-05 | 2002-08-06 | Thermal Corp. | Capacitor with heat pipe cooling |
| JP2006245414A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Japan Radio Co Ltd | 電気二重層キャパシタ装置 |
| DE102005029259A1 (de) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Epcos Ag | Elektrische Funktionseinheit und Blindstromkompensationsvorrichtung |
| WO2008069200A1 (ja) | 2006-12-06 | 2008-06-12 | Daikin Industries, Ltd. | 空気調和機 |
| DE102012001558A1 (de) * | 2012-01-26 | 2013-08-01 | Electronicon Kondensatoren Gmbh | Leistungskondensator in becherartiger Gehäuseanordnung |
| DE102012001558B4 (de) * | 2012-01-26 | 2014-04-30 | Electronicon Kondensatoren Gmbh | Kondensator in becherartiger Gehäuseanordnung |
| CN104103417A (zh) * | 2013-04-02 | 2014-10-15 | 丰田自动车株式会社 | 电容器模块和检测设备 |
| JP2014203893A (ja) * | 2013-04-02 | 2014-10-27 | トヨタ自動車株式会社 | コンデンサモジュール |
| CN109065365A (zh) * | 2018-08-30 | 2018-12-21 | 韶关市容强电子有限公司 | 高品运控电解电容器 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050714 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070604 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071126 |