JP2000208635A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000208635A
JP2000208635A JP11010647A JP1064799A JP2000208635A JP 2000208635 A JP2000208635 A JP 2000208635A JP 11010647 A JP11010647 A JP 11010647A JP 1064799 A JP1064799 A JP 1064799A JP 2000208635 A JP2000208635 A JP 2000208635A
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fuse
copper
insulating film
wiring layer
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Yasuhiro Ido
康弘 井戸
Takeshi Iwamoto
猛 岩本
Rui Toyoda
類 豊田
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 銅ヒューズ切断時に照射されるレーザによっ
て、銅ヒューズの下部にあるシリコン基板へ与えるダメ
ージの少ないヒューズの構造を有する半導体装置を提供
する。 【解決手段】 銅ヒューズ層の上部に銅配線層よりも光
吸収率の高い材質の光吸収層を設けることにより、光吸
収層に吸収された光が熱伝導により光吸収層の下にある
銅配線層へ伝えられ、さらにその下にあるバリアメタル
層へと伝えられるため、従来から広く使われている赤外
領域波長レーザを用いた場合でも、銅ヒューズの切断を
可能とすることができる。さらに、ヒューズ層の下にガ
ード層を有する構造を用いることにより可視領域波長レ
ーザの照射時に問題となるシリコン基板へのダメージを
抑制することができるため、銅に対する光吸収率の高い
可視領域波長レーザを用いても銅ヒューズを切断するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、特に
銅配線層を赤外領域または可視領域の波長における有す
るレーザ光に適するヒューズとして利用した半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体基坂上に複数のメモリセル
を備えた半導体記憶装置は、そのメモリセルの領域内に
本来必要なメモリセルに加えて予備のメモリセルを冗長
回路として備えていた。これは、半導体装置の製造工程
において、異物の混入等が原因で一部のメモリセルが正
常に機能しない場合に、この一部のメモリセル(不良メ
モリセル)に変えて予備のメモリセルを使用するためで
ある。
【0003】図9は、予備のメモリセルを有する半導体
装置の構成を示す。図9において、符号31は正規のメ
モリセル(メインセル)、32はあらかじめメモリセル
の領域内に設けられた予備のメモリセル(スペアセ
ル)、33はメインセル31上の不良メモリセル(不図
示)とスペアセル32とを切り替えるための置換回路、
3は切断により置換回路33をプログラミングするため
のヒューズである。まずメインセル31中に存在してい
る不良メモリセルに対応するアドレスをテスト装置によ
り検出する。そしてこの不良メモリセルをスペアセル3
2と置換するために、置換回路33へ接続されるヒュー
ズ3をレーザにより切断することにより置換回路33の
プログラミングを行う。具体的には、不良メモリセルへ
のワード線等を切断して、不良メモリセルのアドレス
(不良アドレス)が選択された場合にスペアセル32が
選択されるようにする。図10ないし図13を参照し
て、ヒューズ3の構造およびヒューズ層3がレーザ光に
よって切断される原理について説明する。図10は、ヒ
ューズ3の平面図を示す。ヒューズ3はその両端で置換
回路33の内部に接続されており、ヒューズ3の中央部
10にレーザ光を(紙面上部から)照射することにより
切断される。図11は、ヒュ−ズ3の短辺方向(図10
のA1−A2線)断面図を示す。図11において、シリ
コン基板1の上に第一絶縁膜2を介在して、ヒューズ層
3が形成されている。ヒューズ層3はバリアメタル層3
aと、その上部に形成された銅配線層3bとを有してい
る。ヒューズ層3の上部には第二絶縁膜5が形成されて
いる。レーザ光6がヒューズ層3に照射されることによ
り、レーザ光6がヒューズ層3に吸収されるとともに、
ヒューズ層3は加熱される。その結果、ヒューズ層3は
固体から液体、気体へと相変化する。この相変化によ
り、図12に示されるようにヒューズ層3が蒸発する際
の蒸気圧によって第二絶縁膜5が押し上げられて空間部
分12が形成される。空間部分12の蒸気圧が所定の値
以上になった時に、図13に示されるように、ヒューズ
層3が切断されるとともにヒューズ層3の上に位置する
部分の第二絶縁膜5が吹き飛ばされ、ブロ−痕15が生
じる。所定の蒸気圧を有する空間部分12を形成するた
めの第二絶縁膜5がない場合は、ヒューズ層3は単に溶
けていくだけである。したがって、上述の方法によりヒ
ューズを切断するためには、ヒューズ層3を爆発させる
ための第二絶縁膜5が必要である。第二絶縁膜5の膜厚
は0.4μmから1.0μm程度が望ましい。
【0004】従来、ヒューズ層3を切断するために用い
るレーザ光6は、ヒューズ層3への光吸収が十分である
こと、およびレーザ光6によるヒューズ層3下のシリコ
ン基板1へのダメージを抑制すること等を目的として、
赤外領域波長のレーザを使用している。たとえば、波長
が1.047μm、または1.321μmのイットリウ
ム・リチウム・フルオライド(YLiF4:Yttri
um LithiumFluoride)YLFレーザ
等が広く使われている。近年の半導体装置を構成する素
子の多層配線化、および半導体製造プロセスの工程削減
に伴う厚膜化により、下層に位置するヒューズ層の切断
が困難となってきており、今日ではできるだけ上層に位
置する配線層をヒューズ層として採用するようになって
きている。
【0005】上層に位置する配線層として、金属配線
層、例えば銅配線層が採用されており、この銅配線層を
ヒューズ層として利用した場合について説明する。図1
4は、縦軸に反射率R(%)、横軸に波長λ(μm)を
とった場合の、銅、アルミニウムの分光吸収特性を示
す。図14において、赤外領域波長42は一般的に波長
λが0.76μm以上の領域の波長を指し、可視領域波
長41は一般的に波長λが0.38μmから0.76μ
mの領域の波長を指す。銅配線層をヒューズ層として利
用した場合、赤外領域波長42のレーザでは銅に対する
反射率Rが高く、したがって銅に対する光吸収率(=1
−R)が数%と低いため、十分にヒューズに光を吸収さ
せることができず、したがってヒューズを切断すること
が困難であると考えられる。銅は、可視領域波長41、
特に緑領域波長0.57μmより短い波長の光に対して
反射率Rが低く、したがって光吸収率が高い。しかし銅
ヒューズの下部にあるシリコン基板1も、赤外領域波長
42のレーザと比較して可視領域波長41のレーザに対
する光吸収率が高い。したがって銅に対する光吸収率が
高い可視領域波長41のレーザを用いて銅ヒュ−ズを切
断する場合は、銅ヒューズ切断時に照射される可視領域
波長41のレーザによって、シリコン基板1へダメージ
が与えられるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、銅に対
する光吸収率が高い可視領域波長のレーザを用いて銅ヒ
ュ−ズを切断する場合は、銅ヒューズ切断時に照射され
る可視領域波長のレーザによって、銅ヒューズの下部に
あるシリコン基板へダメージが与えられるという問題が
あった。そこで、本発明の目的は、上記問題を解決する
ためになされたものであり、銅ヒューズ切断時に照射さ
れるレーザによって銅ヒューズの下部にあるシリコン基
板へ与えるダメージの少ないヒューズの構造を有する半
導体装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置
は、半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第一
絶縁膜と、前記第一絶縁膜上に形成された第二絶縁膜と
を備えた半導体装置であって、前記第一絶縁膜は、銅配
線層を含むヒューズ層を該第一絶縁膜上の一部に有し、
前記第二絶縁膜は、前記ヒューズ層の上に、複素誘電率
の実数項の絶対値が前記銅配線層の複素誘電率の実数項
の絶対値より小さく、かつ複素誘電率の虚数項の値が前
記銅配線層の複素誘電率の虚数項の値より大きい光吸収
層を備えたものである。
【0008】この発明の半導体装置は、半導体基板と、
前記半導体基板上に形成された第一絶縁膜と、前記第一
絶縁膜上に形成された第二絶縁膜とを備えた半導体装置
であって、前記第二絶縁膜は、所定の光吸収率を有する
第一配線層を一部に含み、前記第一絶縁膜は、前記第一
配線層の光吸収率を超えない光吸収率を有する第二配線
層を前記第一配線層下に有するものである。ここで、こ
の発明の半導体装置は、前記第二絶縁膜上に形成された
第三絶縁膜をさらに備え、該第三絶縁膜は、前記第一配
線層の上に、複素誘電率の実数項の絶対値が前記第一配
線層の複素誘電率の実数項の絶対値より小さく、かつ複
素誘電率の虚数項の値が前記第一配線層の複素誘電率の
虚数項の値より大きい光吸収層を備えることができる。
ここで、この発明の半導体装置は、前記第二配線層の幅
は前記第一配線層の幅よりも広くすることができるもの
である。ここで、この発明の半導体装置は、前記第一配
線層は銅配線層であり、前記第二配線層はアルミニウム
配線層とすることができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0010】実施の形態1. (装置構成)図1(A)(B)は、実施の形態1におけ
る半導体装置の構成を示す。図1(A)は、ヒューズの
平面図を示す。図1(A)において、符号3はヒューズ
を示し、ヒューズ3はその両端で、不良メモリセルとス
ペアセルとを切り替えるための置換回路(不図示)の内
部に接続されている。ヒューズ3は、その中央部10に
レーザ光を(例えば、紙面上部から)照射することによ
り切断される。図1(B)は、ヒュ−ズ3の短辺方向
(図1(A)のA1−A2線)断面図(以下図2ないし
図8において同様)を示す。図1(B)において、シリ
コン基板(半導体基板)1の上に第一絶縁膜2を介在し
て、ヒューズ層3が形成されている。ヒューズ層3はダ
マシン法等によりバリアメタル層3aと、その上部の銅
配線層3bとが形成される。図2は、銅配線層3bの上
部に光吸収層4を形成した後の状態を示す。図2に示す
ように、銅配線層3bの上部にのみさらにレーザ光を吸
収するための光吸収層4を形成する。その後に図3に示
すように、第二絶縁膜5を光吸収層4および第一絶縁膜
2の上に形成する。
【0011】次に、光吸収層4の材質について説明す
る。物質の光吸収に影響を与える物理定数として、膜の
複素屈折率m(=n−ik、n:普通の屈折率、i:虚
数、k:消衰係数)がある。光は電磁波であることか
ら、複素屈折率mを複素誘電率εに変換すると、複素誘
電率ε(=εR−iεi)の実数項εRは、複素屈折率m
の実数項である普通の屈折率nと虚数項である消衰係数
kの2乗の差(=n2−k2)となり、虚数項εiは、複
素屈折率mの実数項である普通の屈折率nと虚数項であ
る消衰係数kとの積の2倍となる(=2nk)。この複
素誘電率mの実数項εRの絶対値は、物理的には物質に
入射する光の入射しやすさを示している。すなわち、複
素誘電率mの実数項εRの絶対値が小さいほど、物質に
光は入射しやすい。複素誘電率mの虚数項εiは、物質
内に入射した光が物質内で吸収される度合いを示す。す
なわち、複素誘電率mの虚数項εiの値が大きい材料ほ
ど、光が吸収されやすい。したがって物質内で光を吸収
させるためには、複素誘電率m(=εR−iεi)の実数
項εRの絶対値が小さく、複素誘電率の虚数項εiの値が
大きいほどよい。表1、表2は、各々波長λが0.52
μm、1.32μmの場合の銅とTiNの複素屈折率m
および複素誘電率εの値を、各々実数項と虚数項とに分
けて示す。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】銅をヒューズとして採用した場合、波長が
1.32μmのレーザを用いて銅ヒューズを切断する場
合を想定すると、光吸収層4は、複素誘電率εの実数項
εRの絶対値が77.75より小さく、かつ複素誘電率
mの虚数項εiの値が3.44よりも大きい材質であれ
ばよい。例えば、光吸収層として表1に示すTiN等が
挙げられる。光吸収層に用いる材料は、上述の関係を満
たす材料であればよく、TiNに限定されるものではな
い。
【0015】上述の説明においては、ダマシン法を用い
て銅配線層3bを形成した後に、光吸収層4を形成する
方法を示したが、異なる方法により銅配線層3bを形成
することも可能であり、その形成時に光吸収層4を形成
してもよい。結果的に図3に示すように、銅配線層3b
の上部に銅配線層3bよりも光吸収率の高い材質の光吸
収層を形成できればよい。
【0016】(ヒューズの切断動作)一般的に使用され
ている赤外領域波長のレーザを用いてヒューズの切断を
する場合について説明する。図14に示すように、赤外
領域波長では銅に対する反射率Rが100%に近い。し
たがって図4に示すように、銅配線層3bの上部に光吸
収層がない場合は照射されたレーザ光6が銅配線層3b
へ吸収されない。これに対して図3では、照射された赤
外領域波長のレーザ光6は、まずこの光吸収層4で吸収
される。TiNを光吸収層4として利用した場合、その
反射率Rは数%と低く光吸収率が高いため、この光吸収
層4でよく吸収される。この吸収された光は熱伝導によ
り光吸収層4の下にある銅配線層3bへ伝えられ、さら
にその下にあるバリアメタル層3aへと伝えられる。こ
の伝導された熱により、銅配線層3bおよびバリアメタ
ル層3aが溶けて固体から液体、気体へと相変化をす
る。ヒューズ層3の周囲に形成された空間部分の蒸気圧
が所定値を超えると、第二絶縁膜5が破壊され、それと
ともに気体状態の銅配線層3bおよびバリアメタル3a
は吹き飛ばされ、その結果、銅ヒューズ層3は電気的に
切断される。上述のように、銅ヒューズ層3の上部に光
吸収層4を設けることにより、従来から広く使われてい
る赤外領域波長レーザを用いて、銅ヒューズの切断が可
能となる。
【0017】以上より、実施の形態1によれば、銅ヒュ
ーズ層3の上部に銅配線層3bよりも光吸収率の高い材
質の光吸収層4を設けることにより、光吸収層4に吸収
された光が熱伝導により光吸収層4の下にある銅配線層
3bへ伝えられ、さらにその下にあるバリアメタル層3
aへと伝えられるため、従来から広く使われている赤外
領域波長レーザを用いた場合でも、銅ヒューズの切断を
可能とすることができる。
【0018】実施の形態2.銅配線は、多層配線デバイ
スに使用されることが予測されているため、以下の実施
の形態2では四層の銅配線を備えた半導体装置に本発明
を適用した場合を説明する。 (装置構成)図5および図6は、実施の形態2における
四層の銅配線を用いた半導体装置を示す。図5および図
6において図1ないし図4と同じ符号は同じ部分を示す
ため、説明は省略する。図5に示すように、シリコン基
板1の上に第一絶縁膜2(2b)を介在してガード層7
が形成されている。ガード層7はバリアメタル層7aと
バリアメタル層7aの上部の銅配線層7bとを有してい
る。次に図6に示すように、第一絶縁膜2(2b)上に
は、第一絶縁膜1(2a)を介在してヒューズ層3が形
成されている。ヒューズ層3はバリアメタル層3aとバ
リアメタル層3aの上部の銅配線層3bとを有してい
る。第一絶縁膜1(2a)上には第二絶縁膜5が形成さ
れている。第一層のシリコン基板1、第二層の第一絶縁
膜2(2b)、第三層の第一絶縁膜1(2a)および第
四層の第二絶縁膜5から成る四層の銅配線を備えた半導
体装置において、レーザ光6の照射により切断される銅
ヒューズ層3は、上述した切断の機構より銅ヒューズ層
3上に絶縁膜が必要なこと、および切断が容易であるこ
とから第三層目の銅配線層3が使用される。ヒューズ層
3の直下およびその周辺部分におけるシリコン基板1へ
与えられるダメージを防止する目的により、第二層の銅
配線層をガード層7として構成する。ガード層7の光吸
収率は、ダメージ防止の目的より上部の銅ヒューズ層3
の光吸収率より低い。さらに、ガード層7として用いた
第二層の銅配線層7の上部には、実施の形態1で述べた
ような光吸収層4を設けない方が、シリコン基板1へ与
えられるダメージを減少させるためには望ましい。メー
ジを減少させるために、第二層の銅配線層7上の第一絶
縁膜1(2a)の上部に、銅ヒューズ層3として利用さ
れる第三層の銅配線層3が構成されている。
【0019】(ヒューズの切断動作)上述のように、ヒ
ューズ層3の下にダメージ防止用のガード層7を形成す
ることにより、特に、シリコン基板1への吸収率が大き
い可視領域波長41のレーザを照射した場合におけるシ
リコン基板1へ与えられるダメージを回避させることが
できる。さらに、銅への光吸収率が高い可視領域波長4
1のレーザを採用することにより、実施の形態1におけ
る光吸収層4を設けることなくヒューズを切断でき、し
たがって光吸収層4を形成するための写真製版を用いた
成膜工程を削減することができる。上述のように、実施
の形態2で示されたガード層7を有する構造により、可
視領域波長レーザの照射時に問題となるシリコン基板1
へのダメージを抑制することができ、銅に対する光吸収
率の高い可視領域波長レーザを用いても銅ヒューズを切
断することができる。
【0020】上述の四層金属配線を備えた半導体装置に
おいて、第三層目、第四層目が銅配線を使用し、第一層
目、第二層目の配線層にアルミニウム層を備えたような
金属配線の材質が混在する場合に、第一層目または第二
層目のアルミニウム層を第三層目または第四層目のヒュ
ーズ層下に形成しても、アルミニウム層がヒューズ層に
対してガード層となるため、同様の効果が得られる。
【0021】以上より、実施の形態2によれば、ガード
層を有する構造により可視領域波長レーザの照射時に問
題となるシリコン基板へのダメージを抑制することがで
きるため、銅に対する光吸収率の高い可視領域波長レー
ザを用いても銅ヒューズを切断することができる。
【0022】実施の形態3.図7は実施の形態3におけ
る半導体装置の構成を示す。図7において、図1ないし
図6と同じ符号は同じ部分を示すため説明は省略する。
実施の形態3においては、実施の形態2で示された図5
の銅配線層(第一配線層)3bの上部に光吸収層4を形
成する。図7において、シリコン基板1の上に第一番目
の絶縁膜である第一絶縁膜2(2b)を介在してガード
層(第二配線層)7が形成されている。ガード層7はバ
リアメタル層7aとバリアメタル層7aの上部の銅配線
層7bとを有している。第一絶縁膜2(2b)上には、
第二番目の絶縁膜である第一絶縁膜1(2a)を介在し
てヒューズ層3が形成されている。ヒューズ層3はバリ
アメタル層3aとバリアメタル層3aの上部の銅配線層
3bとを有している。銅配線層3bの上部に光吸収層4
を形成する。光吸収層4および第一絶縁膜1(2a)上
には、第三番目の絶縁膜である第二絶縁膜5が形成され
ている。光吸収層4に用いられる材料としては、TiN
のように可視領域波長41、赤外領域波長42の両領域
に対して吸収率が高い材料を用いる。両領域に対して吸
収率が高い材料を用いることにより、レーザの波長に関
係なくレーザ光6を光吸収層4に吸収させることができ
る。その後、吸収されたエネルギーは熱伝導により光吸
収層4の下層の銅ヒューズ層3へ伝えられ、ヒューズを
切断することができる。さらに銅ヒューズ層3の下層に
ガード層7を設けているため、可視領域波長41のレー
ザ照射時に問題とされるシリコン基板1へのダメージを
防止することができる。
【0023】以上より、実施の形態3によれば、可視領
域波長、赤外領域波長の両領域に対して吸収率が高い材
料を用いることにより、レーザの波長に関係なくレーザ
光を光吸収層に吸収させることができるため、吸収され
た光を熱伝導により光吸収層4下層の銅ヒューズ層3へ
伝えることにより、ヒューズを切断することができる。
さらに銅ヒューズ層の下層にガード層を設けているた
め、可視領域波長のレーザ照射時に問題とされるシリコ
ン基板へのダメージを防止することができる。
【0024】実施の形態4.図8は実施の形態4におけ
る半導体装置の構成を示す。図8において、図1ないし
図7と同じ符号は同じ部分を示すため説明は省略する。
実施の形態4においては、実施の形態2で示された図6
のガード層7の幅がヒューズ層3の幅よりも広い。図8
において、シリコン基板1の上に第一絶縁膜2(2b)
を介在してガード層7が形成されている。ガード層7は
バリアメタル層7aとバリアメタル層7aの上部の銅配
線層7bとを有している。第一絶縁膜2(2b)上に
は、第一絶縁膜1(2a)を介在してヒューズ層3が形
成されている。ガード層7の幅は銅ヒューズ層3の幅よ
りも広く形成されている。銅ヒューズ層3に照射された
レーザ光6は、銅ヒューズ層3の断面形状により複雑に
その回折状態が変化する。ダマシン法により形成された
銅ヒューズ層3の断面形状のバラツキによって、レーザ
光6の回折状態が変わった場合に対しても、銅ヒューズ
層3の周辺に生じるダメージを防止することができる。
銅ヒューズ層3はバリアメタル層3aとバリアメタル層
3aの上部の銅配線層3bとを有している。第一絶縁膜
1(2a)上には第二絶縁膜5が形成されている。
【0025】以上より、実施の形態4によれば、ガード
層の幅を銅ヒューズ層の幅よりも広く形成することによ
り、銅ヒューズ層に照射されたレーザ光が、銅ヒューズ
層の断面形状のバラツキによって回折状態が変わった場
合に対しても、銅ヒューズ層の周辺に生じるダメージを
防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置によれば、銅ヒューズ切断時に照射されるレーザによ
って銅ヒューズの下部にあるシリコン基板へ与えるダメ
ージの少ないヒューズの構造を有する半導体装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における銅配線層3b
の上部に光吸収層4を形成した後のヒューズ短辺方向
(A1−A2線)断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における半導体装置の
構成を示す図である。
【図4】 銅配線層3bの上部に光吸収層がない場合を
例示する図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における半導体装置を
示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態2における四層の銅配線
を用いた半導体装置を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態3における半導体装置の
構成を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態4における半導体装置の
構成を示す図である。
【図9】 従来の予備のメモリセルを有する半導体装置
の構成を示す図である。
【図10】 図9におけるヒューズ3の平面図である。
【図11】 図10におけるヒュ−ズ3の短辺方向(A
1−A2線)断面図である。
【図12】 従来の半導体装置においてヒューズ層が蒸
発する際の蒸気圧により絶縁膜が押し上げられている状
態を示す図である。
【図13】 従来の半導体装置において絶縁膜が吹き飛
ばされ、ブロ−痕15が生じた状態を示す図である。
【図14】 銅、アルミニウムの分光吸収特性を示す図
である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、 2 第一絶縁膜、 3 銅ヒュー
ズ層、 4 光吸収層、 5 第2絶縁膜、 6 レー
ザ光、 7 ガード層、 15 ブロー痕、31 メイ
ンセル、 32 スペアセル、 33 置換回路、 4
1 可視領域波長、 42 赤外領域波長。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 類 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F033 HH11 HH33 JJ08 KK11 MM01 MM05 MM12 MM13 MM29 QQ53 VV00 VV11 XX36 5F038 DT18 5F064 FF02 FF27 FF32 FF42 5F083 ZA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成された第一絶縁膜と、 前記第一絶縁膜上に形成された第二絶縁膜とを備えた半
    導体装置であって、 前記第一絶縁膜は、銅配線層を含むヒューズ層を該第一
    絶縁膜上の一部に有し、 前記第二絶縁膜は、前記ヒューズ層の上に、複素誘電率
    の実数項の絶対値が前記銅配線層の複素誘電率の実数項
    の絶対値より小さく、かつ複素誘電率の虚数項の値が前
    記銅配線層の複素誘電率の虚数項の値より大きい光吸収
    層を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成された第一絶縁膜と、 前記第一絶縁膜上に形成された第二絶縁膜とを備えた半
    導体装置であって、 前記第二絶縁膜は、所定の光吸収率を有する第一配線層
    を一部に含み、 前記第一絶縁膜は、前記第一配線層の光吸収率を超えな
    い光吸収率を有する第二配線層を前記第一配線層下に有
    することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第二絶縁膜上に形成された第三絶縁
    膜をさらに備え、該第三絶縁膜は、前記第一配線層の上
    に、複素誘電率の実数項の絶対値が前記第一配線層の複
    素誘電率の実数項の絶対値より小さく、かつ複素誘電率
    の虚数項の値が前記第一配線層の複素誘電率の虚数項の
    値より大きい光吸収層を備えたことを特徴とする請求項
    2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第二配線層の幅は前記第一配線層の
    幅よりも広いことを特徴とする請求項2記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第一配線層は銅配線層であり、前記
    第二配線層はアルミニウム配線層であることを特徴とす
    る請求項2ないし4のいずれかに記載の半導体装置。
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