JP2000208760A - 電界効果トランジスタ - Google Patents
電界効果トランジスタInfo
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Abstract
イズ及びサージ電圧が小さい新規構造の電界効果トラン
ジスタを提供する。 【解決手段】 半絶縁性もしくは第1の導電型の導電性
基板1の上に、バッファ層2、半絶縁性半導体層3、第
1の導電型の半導体層4、第1の導電型とは逆の第2の
導電型の半導体層5、第1の導電型の半導体層6が順自
積層され、第1の導電型の半導体層6上にソース電極S
が装荷され、前記半絶縁性半導体層3上にドレイン電極
Dが装荷され、前記第1の導電型の半導体層4,第2の
導電型の半導体層5、第1の導電型の半導体層6にまた
がるようにゲート電極Gが装荷された構造になってい
る。そして各電極以外の部分は、例えばSiO2 膜、S
iN膜、AlN膜、AlGaN膜のような絶縁膜7で被
覆されている。
Description
タに関し、更に詳しくは、各半導体層が全てGaN系化
合物半導体で形成されている新規構造の電界効果トラン
ジスタに関する。
属−絶縁体−半導体)構造の電界効果トランジスタ(以
下、MIS型FETという)の研究開発が進められてい
る。この絶縁体の部分が酸化物により形成されるMOS
(金属−酸化物−半導体)構造の電界効果トランジスタ
(以下、MOS型FETという)であるSi系電界効果
トランジスタは概ね次のようにして製造されている。
成長法(MOCVD法)により、p - 型Si層をエピタ
キシャル成長させる。ついで、このp- 型Si層の表面
に、例えばプラズマCVD法でSiO2 膜を成膜した
後、このSiO2 膜に対し、ホトリソグラフィーとエッ
チング処理を施してパターニングを行い、エッチングさ
れたp- 型Si層上には選択成長法によりn+ 型Si層
を形成する。その後、n + 型Si層の上にはAlなどの
金属を蒸着してソース電極とドレイン電極が装荷され、
また、前記SiO2 膜の上には、Tiなどの金属を蒸着
してゲート電極が装荷される。
をスイッチデバイスとすると従来のメカニカルなスイッ
チに比べて、信頼性が高く長寿命のスイッチを実現する
ことが可能である。
記スイッチデバイスは前記メカニカルスイッチに比べて
発熱及びノイズが大きく、またスイッチを入れた際のサ
ージ電圧が大きいため、冷却のための放熱装置やノイズ
及びサージ電圧に対する保護回路を必要とする。したが
って、大規模集積回路とせざるを得ず、その工程は複雑
であり、また動作時の電気抵抗を最小化するという観点
から半導体チップの表面積を大きくしなければならず、
半導体チップを小型化できないという問題があった。
情に鑑み、GaN系化合物半導体で構成され、発熱、ノ
イズ及びサージ電圧が小さい新規構造の電界効果トラン
ジスタの提供を目的とする。
ジスタは、GaN系化合物半導体からなる複数の半導体
層の積層構造を有し、かつ、表面にはゲート電極とソー
ス電極とドレイン電極とが装荷されている電解効果トラ
ンジスタであって、前記ゲート電極は第1導電型の半導
体層と第1導電型とは逆の第2導電型の半導体層と前記
第1の導電型の半導体層とは異なる第1の導電型の半導
体層からなる多層膜にまたがって装荷されていることを
特徴とする。
の電気抵抗が小さく、高耐圧の電界効果トランジスタを
作成することができ、よって本発明の目的を達成するこ
とができる。
一例の断面構造を示す図1に基づいて詳細に説明する。
このMIS型FETは、半絶縁性もしくは第1の導電型
の導電性基板1の上に、バッファ層2、半絶縁性もしく
は第1の導電型の半導体層3、第1の導電型の半導体層
4、第1の導電型とは逆の第2の導電型の半導体層5、
第1の導電型の半導体層6が順自積層され、第1の導電
型の半導体層6上にソース電極Sが装荷され、前記半導
体層3上にドレイン電極Dが装荷され、前記第1の導電
型の半導体層4,第2の導電型の半導体層5、第1の導
電型の半導体層6にまたがるようにゲート電極Gが、例
えばSiO2 膜、SiN膜、AlN膜、AlGaN膜の
ような絶縁膜7を介して装荷された構造になっている。
また各電極以外の部分もまた、前記絶縁膜7で被覆され
ている。
層がいずれもGaN系化合物半導体層からなり、MOC
VD法やMBE法などの公知のエピタキシャル結晶成長
法により、前記半絶縁性基板1の上に所定組成のGaN
系化合物半導体層を成膜して製造される。ここで半絶縁
性もしくは第1の導電型の導電性基板1としては、この
上に成膜している各半導体層との間で格子整合している
材料からなることが本来は好ましいが、GaN系に関し
てはそのような材料は存在しないので、従来から使用さ
れている材料、例えばサファイアなどの半絶縁性材料の
基板、もしくはSiなどの第1の導電型の導電性基板で
あればよい。
型となるようなドーパントをドープしたGaN層が選択
される。ここで第1の導電型がn型の場合には、第1の
導電型のバッファ層2の成膜に用いるドーパントとして
は、例えば金属Si(MBE法の場合)やシラン(MO
CVD法の場合)をあげることができる。また、第1の
導電型がp型の場合には、第1の導電型のバッファ層2
の成膜に用いるドーパントとしては、例えばMgまたは
ビスシクロペンタジエチルマグネシウムをあげることが
できる(以下、本発明においてn型もしくはp型のドー
パントとして用いることができるものは同様であるので
記載を省略する)。このとき、第1の導電型のタイプに
係わらず、キャリア濃度はドーパントの流量を調整し
て、5×1017cm-3以上とすることが好ましい。成膜
されたバッファ層2のキャリア濃度が1×1017cm-3
以下となると高抵抗化する(電流が流れにくくなる)か
らである。
3としては、例えばアンドープのまたは第1の導電型の
GaN、AlGaN、InGaN、InAlGaN、I
nGaNAs、InGaNPなどのGaN系化合物半導
体が選択される。このとき、第1の導電型のタイプに係
わらず、キャリア濃度は5×1017cm-3以上とするこ
とが好ましい。成膜された半導体層3のキャリア濃度が
1×1017cm-3以下となると高抵抗化するからであ
る。
体層3の上に成膜される第1の導電型の半導体層4は、
例えば、第1の導電型のGaN、AlGaN、InGa
N、InAlGaN、InGaNAs、InGaNPな
どのGaN系化合物半導体で形成される。このとき、第
1の導電型のタイプに係わらず、キャリア濃度はドーパ
ントの流量を調整して、5×1017cm-3以上とするこ
とが好ましい。成膜された第1の導電型の半導体層4の
キャリア濃度が1×1017cm-3以下となると高抵抗化
するからである。
成される第2の導電型の半導体層5は、例えば第2の導
電型のGaN、AlGaN、InGaN、InAlGa
N、InGaNAs、InGaNPなどのGaN系化合
物半導体で形成される。第1の導電型がp型の場合には
第2の導電型はn型となり、このときはキャリア濃度を
1×1018cm-3以上とすることが好ましい。成膜され
たn型半導体層5のキャリア濃度が5×1017cm-3以
下となると電界効果トランジスタ動作時の反転キャリア
が形成されにくいという問題が発生するからである。ま
た、第1の導電型がn型の場合には第2の導電型はp型
となり、このときはキャリア濃度を1×1018cm-3以
上とすることが好ましい。成膜されたp型半導体層5の
キャリア濃度が1×1017cm-3以下となると電界効果
トランジスタ動作時の反転キャリアが形成されにくいと
いう問題が発生するからである。
形成される第1の導電型の半導体層6は、例えば第1の
導電型のGaN、AlGaN、InGaN、InAlG
aN、InGaNAs、InGaNPなどのGaN系化
合物半導体で形成される。このとき、第1の導電型のタ
イプに係わらず、キャリア濃度は5×1017cm-3以上
とすることが好ましい。成膜された第1の導電型の半導
体層6のキャリア濃度が1×1017cm-3以下となると
高抵抗化するという問題が発生するからである。
電型の半導体層5、第1の導電型の半導体層6にまたが
るように装荷されたゲート電極Gの材料としては、仕事
関数の大きな金属材料が用いられ、例えば、Ir、R
e、Pd、Ni、Cr、Ti、Au、Wまたはそれらを
組み合わせたものをあげることができる。また第1の導
電型の半導体層6上に装荷されるソース電極Sと半導体
層3上に装荷されるドレイン電極Dの材料としては仕事
関数の小さい金属材料が用いられ、例えばAu、Ag、
Si、Ti、Mo、Inまたはそれらを組み合わせたも
のをあげることができる。
り次のようにして製造した。なお、ここでは第1の導電
型がn型である場合を例にとって説明する。まず、半絶
縁性のサファイア基板1の上に、Ga源として金属Ga
(5×10 -7Torr)、N源としてジメチルヒドラジン
(3×10-6Torr)、n型ドーパントとしてSi(5×
10-9Torr)を用い、成長温度640℃でエピタキシャ
ル成長を行い、厚み50nmのn- 型GaNバッファ層2
を成膜した。次いで、Ga源として金属Ga(1×10
-6Torr)、N源としてアンモニア(5×10-5Torr)、
n型ドーパントとしてSi(8×10-9Torr)を用い、
成長温度850℃でエピタキシャル成長を行い、厚み5
00nmのn型GaN半導体層3を成膜した。
金属Ga(1×10-6Torr)、N源としてアンモニア
(5×10-5Torr)、n型ドーパントとしてSi(5×
10-8Torr)を用い、成長温度850℃でエピタキシャ
ル成長を行い、厚み200nmのキャリア濃度が5×10
18cm-3であるn型GaN半導体層4を成膜した。ま
た、前記n型GaN半導体層4の上に、Ga源として金
属Ga(1×10-6Torr)、N源としてアンモニア(5
×10-5Torr)、p型ドーパントとしてMg(5×10
-9Torr)を用い、成長温度850℃でエピタキシャル成
長を行い、厚み200nmのキャリア濃度が5×1018c
m-3であるp+ 型GaN半導体層5を成膜した。さら
に、前記p+ 型GaN半導体層5の上に、Ga源として
金属Ga(1×10-6Torr)、N源としてアンモニア
(5×10-5Torr)、n型ドーパントとしてSi(1×
10-9Torr)を用い、成長温度850℃でエピタキシャ
ル成長を行い、厚み100nmのキャリア濃度が1×10
18cm-3であるn型GaN半導体層6を成膜した。この
ようにして、GaNエピを成長させた。
膜としてSiO2 膜を熱化学堆積法で成膜し、ホトレジ
ストでパターニングした後、メタンとアルゴンと水素の
混合ガス(混合体積比5:7:15)をプラズマ化した
もので選択的なドライエッチングを行い、ソース電極を
装荷すべき箇所を残して他の箇所をn型GaN半導体層
3が表出するまでエッチング除去した。
らなる絶縁膜7を熱化学堆積法で100nm堆積させ
た。次いで、ソース電極及びドレイン電極を装荷すべき
箇所のSiO2 膜7をフッ酸で選択的にエッチング除去
して開口部を形成し、そこにn型GaN半導体層3(ド
レイン電極用開口部)及びn型GaN半導体層3(ソー
ス電極用開口部)を表出させた。そして最後に、それぞ
れ所定の箇所にAl、Ti、Auを順次蒸着し、ソース
電極S、ドレイン電極D、ゲート電極Gを装荷して、図
1に示すMIS型FETを製造した。
イスを形成し、その特性調査を行った。その結果、ソー
スドレイン電圧は10Aで飽和する特性が得られ、また
トランジスタの耐圧は100Vを越えることが確認さ
れ、さらに300℃の高温下でも動作することが確認さ
れた。これらの特性は従来のMIS型FETを用いたス
イッチデバイスに比べてノイズに強く、信頼性が高いこ
とがあげられる。また、スイッチデバイスの動作抵抗は
10mΩcm-2以下と従来のMOS型FETの100m
Ωcm-2に比べて十分に低いものとなった。
面図である。この実施例においては、基板1をSi、S
iC、GaAs、GaPなどの導電性基板としているた
め、基板1の裏面にドレイン電極Dを設けている。そし
て、ゲート電極Gを装荷すべき箇所をn+ 型GaN半導
体層8まで矩形状にエッチングし、その表面にSiO 2
膜からなる絶縁膜7を成膜した上でゲート電極Gを装荷
している。このようにするとゲート部の有効面積を大き
くすることができるため、大電流制御をすることが可能
となる。
果トランジスタにおいて、各電極と半導体層との接触抵
抗を小さくするためにキャリア濃度が5×1018cm-3
程度である第1の導電型の半導体層8,9を設けて図
3、図4のような構造としても良い。図3の場合には、
実施例で説明した図1の構造において、半導体層3上に
Ga源として金属Ga(1×10-6Torr)、N源として
アンモニア(5×10-5Torr)、n型ドーパントとして
Si(1×10-9Torr)を用い、成長温度850℃でエ
ピタキシャル成長を行い、厚み400nmのn+ 型GaN
半導体層8を成膜した。なおここで、n+ 型GaN半導
体層8のキャリア濃度は5×1018cm-3となるように
予めホール測定などを用いて設定している。また、同様
にn型GaN半導体層6の上には、Ga源として金属G
a(1×10-6Torr)、N源としてアンモニア(5×1
0-5Torr)、n型ドーパントとしてSi(8×10-9To
rr)を用い、成長温度850℃でエピタキシャル成長を
行い、厚み100nmのキャリア濃度が5×1018cm-3
であるn+ 型GaN半導体層9を成膜した。図4の場合
にも、同様に実施例で説明した図2 の構造において該当
箇所にn+ 型GaN半導体層8及びn+ 型GaN半導体
層9を成膜した。
導電型がn型である電界効果トランジスタについて説明
したが、本発明が第1の導電型がp型である電界効果ト
ランジスタに適用できることは明らかである。また、第
1の導電型がp型である電界効果トランジスタの場合に
は、得られた電界効果トランジスタの特性が第1の導電
型がn型とは反転したものであること以外は全て本実施
例と同様である。
として金属Gaを例示したが、その他、トリエチルガリ
ウムやトリメチルガリウムなどの有機ガスを用いても良
く、またN源としては、ジメチルヒドラジンやアンモニ
アの他に、モノメチルヒドラジン、プラスマ窒素、ラジ
カル窒素などを用いても良い。
MIS型FETは、用いる半導体材料が全てGaN系化
合物半導体であるため、高温動作が可能で高電圧の印加
ができ、さらにON抵抗が小さい、ノイズが小さい、サ
ージ電圧が小さいという効果を得ることができる。
電圧に対する保護回路などを用いなくても良好な動作を
するので、自動車のリレースイッチ、直流−直流(DC
−DC)のコンバータや直流−交流(DC−AC)のイ
ンバータ回路のスイッチデバイスとしても好適である。
さらに、動作時の抵抗及び発熱が小さく、高耐圧である
という点から、直流−直流(DC−DC)のコンバー
タ、直流−交流(DC−AC)のインバータ回路などの
安定化電源回路にも好適である。
タの断面構造を示す断面図である。
スタの断面構造を示す断面図である。
スタの断面構造を示す断面図である。
スタの断面構造を示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 GaN系化合物半導体からなる複数の半
導体層の積層構造を有し、かつ、表面にはゲート電極と
ソース電極とドレイン電極とが装荷されている電解効果
トランジスタであって、 前記ゲート電極は第1導電型の半導体層と第1導電型と
は逆の第2導電型の半導体層と前記第1の導電型の半導
体層とは異なる第1の導電型の半導体層からなる多層膜
にまたがって装荷されていることを特徴とする電解効果
トランジスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11006013A JP2000208760A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 電界効果トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11006013A JP2000208760A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 電界効果トランジスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000208760A true JP2000208760A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11626837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11006013A Pending JP2000208760A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 電界効果トランジスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000208760A (ja) |
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