JP2000209109A - 送信器、パワ―制御システム、及び、パワ―制御方法 - Google Patents
送信器、パワ―制御システム、及び、パワ―制御方法Info
- Publication number
- JP2000209109A JP2000209109A JP11373905A JP37390599A JP2000209109A JP 2000209109 A JP2000209109 A JP 2000209109A JP 11373905 A JP11373905 A JP 11373905A JP 37390599 A JP37390599 A JP 37390599A JP 2000209109 A JP2000209109 A JP 2000209109A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- transmitter
- receiver
- signal
- received
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 41
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 48
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 24
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 21
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 abstract description 4
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 2
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W52/00—Power management, e.g. Transmission Power Control [TPC] or power classes
- H04W52/04—Transmission power control [TPC]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モバイル(受信器)によって受信され、基地
局(送信器)によって送信されるパワーの制御を行うこ
とができるパワー制御方法、送信器、パワー制御システ
ムを得る。 【解決手段】 電気通信システムの受信器20によっ
て、送信器10から送信されるパワーを制御するもので
ある。受信器20側の受信パワー値と目標パワー値との
差に基づく差信号を受信器20が発生し、それを送信器
10に送信する。逆方向チャンネル32を介して受信し
た差信号RC(n)と、送信器10で発生された少なく
とも一つの他の信号sとに基づいて、パワー変更指令信
号PC(n)を発生し、それを積分して送信パワー指令
信号T(n)を得て、それを実際のパワーt(n)に変
換する。
局(送信器)によって送信されるパワーの制御を行うこ
とができるパワー制御方法、送信器、パワー制御システ
ムを得る。 【解決手段】 電気通信システムの受信器20によっ
て、送信器10から送信されるパワーを制御するもので
ある。受信器20側の受信パワー値と目標パワー値との
差に基づく差信号を受信器20が発生し、それを送信器
10に送信する。逆方向チャンネル32を介して受信し
た差信号RC(n)と、送信器10で発生された少なく
とも一つの他の信号sとに基づいて、パワー変更指令信
号PC(n)を発生し、それを積分して送信パワー指令
信号T(n)を得て、それを実際のパワーt(n)に変
換する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気通信システ
ムの受信器によって、送信器から受信されたパワーを制
御するためのパワー制御方法に関する。また、この発明
は、このパワー制御方法を実行するために用意されたパ
ワー制御システムにも関する。更に、本発明は、この方
法を実行するための送信器に関する。
ムの受信器によって、送信器から受信されたパワーを制
御するためのパワー制御方法に関する。また、この発明
は、このパワー制御方法を実行するために用意されたパ
ワー制御システムにも関する。更に、本発明は、この方
法を実行するための送信器に関する。
【0002】
【従来の技術】電気通信システムは、例えば、以下の説
明でモバイルとも称されている移動無線装置と共に、無
線チャンネルによつて通信するために設けられた複数の
基地局から構成された無線ネットワークである。本発明
は、通信中の基地局によって伝送されたパワーに作用さ
せることで、モバイルによって受け取られれたパワーを
制御するようにした特定の用途を上述のような電気通信
ネットワークのダウンリンクの場合で見いだしたもので
ある。
明でモバイルとも称されている移動無線装置と共に、無
線チャンネルによつて通信するために設けられた複数の
基地局から構成された無線ネットワークである。本発明
は、通信中の基地局によって伝送されたパワーに作用さ
せることで、モバイルによって受け取られれたパワーを
制御するようにした特定の用途を上述のような電気通信
ネットワークのダウンリンクの場合で見いだしたもので
ある。
【0003】ループ式パワー制御方法は、公知であり、
またこれがアップリンクの場合でも又はダウンリンクの
場合でも、電気通信システムの性能を改善するために使
用されている。それらの方法は、基本的に、受信器によ
って発生される指令情報のアイテムから、送信器によっ
て送信される信号のパワーを調節するものであり、その
送信器は、基地局か又はモバイルのいずれかであり、ま
た受信器は、それぞれ対応してモバイルか又は基地局の
いずれかとなっている。受信器によって送信される指令
情報は、受信器によって受信される信号が、例えば時間
と共に変化するフェージング等の、送信器と受信器との
間の伝送チャンネルによって発生される動揺から独立し
たパワーレベルに成っていると言ったものである。更
に、これらの方法は、送信器のパワー消費を最小にし且
つユーザ間の干渉を制限できるようにしている。
またこれがアップリンクの場合でも又はダウンリンクの
場合でも、電気通信システムの性能を改善するために使
用されている。それらの方法は、基本的に、受信器によ
って発生される指令情報のアイテムから、送信器によっ
て送信される信号のパワーを調節するものであり、その
送信器は、基地局か又はモバイルのいずれかであり、ま
た受信器は、それぞれ対応してモバイルか又は基地局の
いずれかとなっている。受信器によって送信される指令
情報は、受信器によって受信される信号が、例えば時間
と共に変化するフェージング等の、送信器と受信器との
間の伝送チャンネルによって発生される動揺から独立し
たパワーレベルに成っていると言ったものである。更
に、これらの方法は、送信器のパワー消費を最小にし且
つユーザ間の干渉を制限できるようにしている。
【0004】一般に、図1に見受けられるような電気通
信システムは、順方向チャンネル31を経て受信器20
に信号を送信する送信器10から構成されている。アイ
テム制御情報も、受信器20から送信器10に逆方向チ
ャンネル32を経て送信される。
信システムは、順方向チャンネル31を経て受信器20
に信号を送信する送信器10から構成されている。アイ
テム制御情報も、受信器20から送信器10に逆方向チ
ャンネル32を経て送信される。
【0005】従って、パワー制御方法は、受信器20に
よって受信されたパワーが最適の所望レベルになってい
るように送信器10の送信パワーを制御するようになっ
ている点を理解すべきである。
よって受信されたパワーが最適の所望レベルになってい
るように送信器10の送信パワーを制御するようになっ
ている点を理解すべきである。
【0006】図1では、送信器10は、指標ηを有した
タイムスロットで信号を送信するが、その送信パワー
は、t(n)で示されている。順方向チャンネル31で
は、この信号は、時間と共に変化するパワー減衰c
(n)を受ける。受信器20は、かくして、パワーr
(n)が送信器10によって送信されるパワーの派生物
と順方向チャンネルの減衰とによって与えられる信号を
受信するが、パワーr(n)は次の関係によって与えら
れる。
タイムスロットで信号を送信するが、その送信パワー
は、t(n)で示されている。順方向チャンネル31で
は、この信号は、時間と共に変化するパワー減衰c
(n)を受ける。受信器20は、かくして、パワーr
(n)が送信器10によって送信されるパワーの派生物
と順方向チャンネルの減衰とによって与えられる信号を
受信するが、パワーr(n)は次の関係によって与えら
れる。
【0007】r(n)=t(n)・c(n)
【0008】以下の説明では、大文字は、デシベルで表
現されたパワーの大きさを示すために使用される。かく
して、上記の関係は、次のように記載される。
現されたパワーの大きさを示すために使用される。かく
して、上記の関係は、次のように記載される。
【0009】R(n)=T(n)+C(n)
【0010】受信器20は、受信された信号R(n)の
パワーに基づいて、受信されたパワーR(n)と必要と
されるパワーとの間の比較の結果を表し、且つ、次い
で、逆方向チャンネル32を経て送信器10に送信され
る信号TC(n)を発生する。この信号TC(n)は、
以下の説明では、差信号と称されることになる。
パワーに基づいて、受信されたパワーR(n)と必要と
されるパワーとの間の比較の結果を表し、且つ、次い
で、逆方向チャンネル32を経て送信器10に送信され
る信号TC(n)を発生する。この信号TC(n)は、
以下の説明では、差信号と称されることになる。
【0011】簡便化のために、逆方向チャンネル32
は、送信器10によって送信される信号が受信器20に
よって受信される時間と、差信号RC(n)が送信器1
0によって受信される時間との間の全体でχの応答遅れ
を誘発することを考慮することにしている。その遅れχ
は、かくして、算定時間と、伝送時間と、同期化時間等
の合計である。この逆方向チャンネル32のエラーは、
エラーシーケンスe(n)の形で与えられることも考慮
することになる。かくして、送信器10によって受信さ
れる差信号RC(n)は、受信器20によって送信され
る差信号の関数として次のように記載される。
は、送信器10によって送信される信号が受信器20に
よって受信される時間と、差信号RC(n)が送信器1
0によって受信される時間との間の全体でχの応答遅れ
を誘発することを考慮することにしている。その遅れχ
は、かくして、算定時間と、伝送時間と、同期化時間等
の合計である。この逆方向チャンネル32のエラーは、
エラーシーケンスe(n)の形で与えられることも考慮
することになる。かくして、送信器10によって受信さ
れる差信号RC(n)は、受信器20によって送信され
る差信号の関数として次のように記載される。
【0012】RC(n)=TC(n−χ)+e(n)
【0013】そのため、受信器20が、正しく作動する
ように、パワーR(n)は、必要とされるパワーRreq
にできるだけ近くなければならない。
ように、パワーR(n)は、必要とされるパワーRreq
にできるだけ近くなければならない。
【0014】現在のところ、一般に個別の値を持つ差信
号TC(n)は、デシベル数に対応しており、そのデシ
ベル数に従って、受信器20は、受信器20が受信する
パワーR(n)が必要とされるパワーRreq にできるだ
け接近するように送信器10によって送信されるパワー
t(n)を増減する必要がある事を推定している。
号TC(n)は、デシベル数に対応しており、そのデシ
ベル数に従って、受信器20は、受信器20が受信する
パワーR(n)が必要とされるパワーRreq にできるだ
け接近するように送信器10によって送信されるパワー
t(n)を増減する必要がある事を推定している。
【0015】信号TC(n)は、次にQビットに渡って
量子化され受信時に気付くパワーの偏差の簡単な比較の
結果となる点に注目すべきである(Qは、1に等しく成
り得る)。それは、更に、パワー制御指令が送信器10
によって考慮される時間まで、遅れを積分する予測技術
の結果と成り得る。かくして、現在提案されている全て
の場合で、パワー制御指令信号TC(n)を発生する方
法が、受信器20で実行される。
量子化され受信時に気付くパワーの偏差の簡単な比較の
結果となる点に注目すべきである(Qは、1に等しく成
り得る)。それは、更に、パワー制御指令が送信器10
によって考慮される時間まで、遅れを積分する予測技術
の結果と成り得る。かくして、現在提案されている全て
の場合で、パワー制御指令信号TC(n)を発生する方
法が、受信器20で実行される。
【0016】無線電話ネットワークの基地局とモバイル
との間のダウンリンクの場合、送信器10と受信器20
は、各々、基地局とモバイルとなる。アップリンクの場
合、送信器10と受信器20は、各々、モバイルと基地
局となっている。
との間のダウンリンクの場合、送信器10と受信器20
は、各々、基地局とモバイルとなる。アップリンクの場
合、送信器10と受信器20は、各々、モバイルと基地
局となっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】無線の電気通信ネット
ワークでは、基地局は、干渉レベルを特に管理し、それ
自身のパワー消費について制御を行い、送信品質を提供
しなければならない。更に、制御方法は、各タイプのモ
バイルで使用されている技術から独立して実施されるこ
とが望ましい。これを行うために、その方法は、基地局
で実行されなければならない。しかし、従来技術の方法
を適用しても、基地局が送信器10の部分を演じ、モバ
イルが受信器20の部分を演じるダウンリンクの場合に
は上記のような実行はできない。
ワークでは、基地局は、干渉レベルを特に管理し、それ
自身のパワー消費について制御を行い、送信品質を提供
しなければならない。更に、制御方法は、各タイプのモ
バイルで使用されている技術から独立して実施されるこ
とが望ましい。これを行うために、その方法は、基地局
で実行されなければならない。しかし、従来技術の方法
を適用しても、基地局が送信器10の部分を演じ、モバ
イルが受信器20の部分を演じるダウンリンクの場合に
は上記のような実行はできない。
【0018】それで、基地局がダウンリンクのパワー制
御について制御できるように、一つの解決策は、全ての
モバイルの起点が何であろうとも全モバイルがそれを実
行するようにモバイルにおけるこの機能を標準化するこ
とになろう。
御について制御できるように、一つの解決策は、全ての
モバイルの起点が何であろうとも全モバイルがそれを実
行するようにモバイルにおけるこの機能を標準化するこ
とになろう。
【0019】本発明は、モバイルによって受信され且つ
基地局によって送信されるパワーの制御ができるように
するパワー制御方法、送信器、及び、パワー制御システ
ムを提供することを目的としている。
基地局によって送信されるパワーの制御ができるように
するパワー制御方法、送信器、及び、パワー制御システ
ムを提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明は、電気通信シ
ステムの受信器によって送信器から受信されるパワーを
制御するパワー制御システムであって、受信器に設けら
れ、受信器によって受信されたパワーと必要なパワーと
の差を示す差信号を発生して、送信器に差信号を送信す
るパワー偏差演算手段と、送信器によって送信されるパ
ワーの指令を行うパワー指令手段と、を備え、送信器
が、受信器から受信された差信号と送信器で発生された
少なくとも一つの他の信号とに基づいて、パワー変更指
令信号(PC(n))を発生する処理手段と、パワー変
更指令信号(PC(n))を積分して、パワー指令信号
(T(n),t(n))をパワー指令手段に出力する積
分手段と、を有しているパワー制御システムである。
ステムの受信器によって送信器から受信されるパワーを
制御するパワー制御システムであって、受信器に設けら
れ、受信器によって受信されたパワーと必要なパワーと
の差を示す差信号を発生して、送信器に差信号を送信す
るパワー偏差演算手段と、送信器によって送信されるパ
ワーの指令を行うパワー指令手段と、を備え、送信器
が、受信器から受信された差信号と送信器で発生された
少なくとも一つの他の信号とに基づいて、パワー変更指
令信号(PC(n))を発生する処理手段と、パワー変
更指令信号(PC(n))を積分して、パワー指令信号
(T(n),t(n))をパワー指令手段に出力する積
分手段と、を有しているパワー制御システムである。
【0021】また、上記信号又は送信器で発生された他
の信号の内の一つが、現在の瞬間の前の瞬間に処理手段
によって発生されたパワー変更指令信号(PC(n−
1))である。
の信号の内の一つが、現在の瞬間の前の瞬間に処理手段
によって発生されたパワー変更指令信号(PC(n−
1))である。
【0022】また、送信器が、2つの特定値の間にパワ
ー変更指令信号(PC(n))の偏位移動を制限するこ
とにより、積分手段に出力する制限されたパワー変更指
令信号(QPC(n))を生成する制限手段を備えてい
る。
ー変更指令信号(PC(n))の偏位移動を制限するこ
とにより、積分手段に出力する制限されたパワー変更指
令信号(QPC(n))を生成する制限手段を備えてい
る。
【0023】また、送信器が、デシベルで表現されたパ
ワー指令信号(T(n))を実際の値で表現されたパワ
ー指令信号(t(n))に変換する変換手段を備えてい
る。
ワー指令信号(T(n))を実際の値で表現されたパワ
ー指令信号(t(n))に変換する変換手段を備えてい
る。
【0024】また、処理手段が、受信器から受信された
差信号に基づいて、受信器によって受信されるパワーと
必要とされるパワーとの間の静的偏差値を演算する静的
偏差演算ユニットと、受信器から受信された差信号と処
理手段によって以前に発生された上記パワー変更指令信
号(PC(n−1))とに基づいて、動的偏差値を演算
するために設けられた少なくとも一つの動的偏差演算ユ
ニットと、静的偏差演算ユニット及び動的偏差演算ユニ
ットによって出力される偏差値信号を重み付けしながら
加算して、現在のパワー変更指令信号(PC(n))を
出力するための重み付け合計ユニットと、から構成され
ており、重み付け合計ユニットによって実行される重み
付けされた加算における重み付け係数は、予め決定され
るか又は送信器と受信器との間の送信状態に従って決定
される。
差信号に基づいて、受信器によって受信されるパワーと
必要とされるパワーとの間の静的偏差値を演算する静的
偏差演算ユニットと、受信器から受信された差信号と処
理手段によって以前に発生された上記パワー変更指令信
号(PC(n−1))とに基づいて、動的偏差値を演算
するために設けられた少なくとも一つの動的偏差演算ユ
ニットと、静的偏差演算ユニット及び動的偏差演算ユニ
ットによって出力される偏差値信号を重み付けしながら
加算して、現在のパワー変更指令信号(PC(n))を
出力するための重み付け合計ユニットと、から構成され
ており、重み付け合計ユニットによって実行される重み
付けされた加算における重み付け係数は、予め決定され
るか又は送信器と受信器との間の送信状態に従って決定
される。
【0025】また、動的偏差演算ユニットが、送信器と
受信器との間の順方向チャンネルによる動的偏差値を求
める動的偏差演算部と、前の送信による動的偏差値を求
める前送信動的偏差演算部と、から構成されている。
受信器との間の順方向チャンネルによる動的偏差値を求
める動的偏差演算部と、前の送信による動的偏差値を求
める前送信動的偏差演算部と、から構成されている。
【0026】また、順方向チャンネルによる動的偏差値
PCDYN-C(n)を求める動的偏差演算部は、受信器から
受信される差信号に基づいて且つ処理手段によって以前
に発生されたパワー変更指令信号(PC(n−1))に
基づいて、次の関係によって与えられる計算を実行する
ものであり、 PCDYN-C(n)=−gX(z) [RC(n)−f(z)QPC
(n−χ)]、 ここで、z−変換記数法に従って表現されて、g(z)
は、zにおける予測フィルタ関数であり、f(z) は、1
/(l−z-1)に等しいzにおける関数であり、また、
χは、送信器によって送信された信号が受信器によって
受信される時間と差信号が送信器によって受信される時
間との間の合計遅れ時間となっている。
PCDYN-C(n)を求める動的偏差演算部は、受信器から
受信される差信号に基づいて且つ処理手段によって以前
に発生されたパワー変更指令信号(PC(n−1))に
基づいて、次の関係によって与えられる計算を実行する
ものであり、 PCDYN-C(n)=−gX(z) [RC(n)−f(z)QPC
(n−χ)]、 ここで、z−変換記数法に従って表現されて、g(z)
は、zにおける予測フィルタ関数であり、f(z) は、1
/(l−z-1)に等しいzにおける関数であり、また、
χは、送信器によって送信された信号が受信器によって
受信される時間と差信号が送信器によって受信される時
間との間の合計遅れ時間となっている。
【0027】また、前の送信による動的偏差値(PC
DYN-T (n))を求める前送信動的偏差演算部は、上記
処理手段によって以前に発生されたパワー変更指令信号
(PC(n−1))に基づいて、次の関係によって与え
られる計算を実行するものであり、 PCDYN-T (n)=−h(z)QPC(x−1)、 ここで、zにおける関数は次式で与えられる。
DYN-T (n))を求める前送信動的偏差演算部は、上記
処理手段によって以前に発生されたパワー変更指令信号
(PC(n−1))に基づいて、次の関係によって与え
られる計算を実行するものであり、 PCDYN-T (n)=−h(z)QPC(x−1)、 ここで、zにおける関数は次式で与えられる。
【0028】
【数4】
【0029】また、この発明は、受信器と通信を行う電
気通信システムの送信器であって、受信器によって送信
器から受信されるパワーを制御するために、送信パワー
を設定するパワー指令手段と、受信器が送信器から受信
したパワーと必要とされるパワーとの間の差を通常表し
ている差信号を受信器から受信できる手段と、受信器か
ら受信された差信号に基づいて、かつ、送信器で発生さ
れた少なくとも一つの他の信号に基づいて、パワー変更
指令信号を発生する処理手段と、パワー変更指令信号を
積分して、パワー指令信号をパワー指令手段を出力する
積分手段と、を備えた送信器である。
気通信システムの送信器であって、受信器によって送信
器から受信されるパワーを制御するために、送信パワー
を設定するパワー指令手段と、受信器が送信器から受信
したパワーと必要とされるパワーとの間の差を通常表し
ている差信号を受信器から受信できる手段と、受信器か
ら受信された差信号に基づいて、かつ、送信器で発生さ
れた少なくとも一つの他の信号に基づいて、パワー変更
指令信号を発生する処理手段と、パワー変更指令信号を
積分して、パワー指令信号をパワー指令手段を出力する
積分手段と、を備えた送信器である。
【0030】また、上記信号または送信器で発生された
他の信号の内の一つが、現在の瞬間の前の瞬間に処理手
段によって発生されたパワー変更指令信号(PC(n−
1))である。
他の信号の内の一つが、現在の瞬間の前の瞬間に処理手
段によって発生されたパワー変更指令信号(PC(n−
1))である。
【0031】また、送信器が、2つの特定値の間にパワ
ー変更指令信号(PC(n))の偏位移動を制限するこ
とにより、積分手段に出力する制限されたパワー変更指
令信号(QPC(n))を生成する制限手段を備えてい
る。
ー変更指令信号(PC(n))の偏位移動を制限するこ
とにより、積分手段に出力する制限されたパワー変更指
令信号(QPC(n))を生成する制限手段を備えてい
る。
【0032】また、送信器が、デシベルで表現されたパ
ワー指令信号(T(n))を実際の値で表現されたパワ
ー指令信号(t(n))に変換する変換手段を備えてい
る。
ワー指令信号(T(n))を実際の値で表現されたパワ
ー指令信号(t(n))に変換する変換手段を備えてい
る。
【0033】また、処理手段が、受信器から受信された
差信号に基づいて、受信器によって受信されるパワーと
必要とされるパワーとの間の静的偏差値を演算する静的
偏差演算ユニットと、受信器から受信された差信号と処
理手段によって以前に発生されたパワー変更指令信号
(PC(n−1))とに基づいて、動的偏差値を演算す
るために設けられた少なくとも一つの動的偏差演算ユニ
ットと、静的偏差演算ユニット及び動的偏差演算ユニッ
トによって出力される偏差値信号を重み付けしながら加
算して、現在のパワー変更指令信号(PC(n))を出
力するための重み付け合計ユニットと、から構成されて
おり、重み付け合計ユニットによって実行される重み付
けされた加算における重み付け係数は、予め決定される
か又は送信器と受信器との間の送信状態に従って決定さ
れる。
差信号に基づいて、受信器によって受信されるパワーと
必要とされるパワーとの間の静的偏差値を演算する静的
偏差演算ユニットと、受信器から受信された差信号と処
理手段によって以前に発生されたパワー変更指令信号
(PC(n−1))とに基づいて、動的偏差値を演算す
るために設けられた少なくとも一つの動的偏差演算ユニ
ットと、静的偏差演算ユニット及び動的偏差演算ユニッ
トによって出力される偏差値信号を重み付けしながら加
算して、現在のパワー変更指令信号(PC(n))を出
力するための重み付け合計ユニットと、から構成されて
おり、重み付け合計ユニットによって実行される重み付
けされた加算における重み付け係数は、予め決定される
か又は送信器と受信器との間の送信状態に従って決定さ
れる。
【0034】また、動的偏差演算ユニットが、送信器と
受信器との間の順方向チャンネルによる動的偏差値を求
める動的偏差演算部と、前の送信による動的偏差値を求
める前送信動的偏差演算部と、から構成されている。
受信器との間の順方向チャンネルによる動的偏差値を求
める動的偏差演算部と、前の送信による動的偏差値を求
める前送信動的偏差演算部と、から構成されている。
【0035】また、順方向チャンネルによる動的偏差値
PCDYN-C(n)を求める動的偏差演算部は、受信器から
受信される差信号に基づいて且つ処理手段によって以前
に発生されたパワー変更指令信号(PC(n−1))に
基づいて、次の関係によって与えられる計算を実行する
ものであり、 PCDYN-C(n)=−gX(z) [RC(n)−f(z)QPC
(n−χ)]、 ここで、上式はz−変換記数法に従って表現されて、g
(z)は、zにおける予測フィルタ関数であり、f(z)
は、1/(l−z-1)に等しいzにおける関数であり、
また、χは、送信器によって送信された信号が受信器に
よって受信される時間と差信号が送信器によって受信さ
れる時間との間の合計遅れ時間となっている。
PCDYN-C(n)を求める動的偏差演算部は、受信器から
受信される差信号に基づいて且つ処理手段によって以前
に発生されたパワー変更指令信号(PC(n−1))に
基づいて、次の関係によって与えられる計算を実行する
ものであり、 PCDYN-C(n)=−gX(z) [RC(n)−f(z)QPC
(n−χ)]、 ここで、上式はz−変換記数法に従って表現されて、g
(z)は、zにおける予測フィルタ関数であり、f(z)
は、1/(l−z-1)に等しいzにおける関数であり、
また、χは、送信器によって送信された信号が受信器に
よって受信される時間と差信号が送信器によって受信さ
れる時間との間の合計遅れ時間となっている。
【0036】また、前の送信による動的偏差値(PC
DYN-T (n))を求める前送信動的偏差演算部は、処理
手段によって以前に発生されたパワー変更指令信号(P
C(n−1))に基づいて、次の関係によって与えられ
る計算を実行するものであり、 PCDYN-T (n)=−h(z)QPC(x−1)、 ここで、zにおける関数が次式で与えられる。
DYN-T (n))を求める前送信動的偏差演算部は、処理
手段によって以前に発生されたパワー変更指令信号(P
C(n−1))に基づいて、次の関係によって与えられ
る計算を実行するものであり、 PCDYN-T (n)=−h(z)QPC(x−1)、 ここで、zにおける関数が次式で与えられる。
【0037】
【数5】
【0038】また、この発明は、電気通信システムの受
信器によって受信され且つ送信器から送信されるパワー
を制御する方法であって、受信器によって受信されるパ
ワーと必要とされるパワーとの間の差を表す差信号を発
生する工程と、差信号に基づいて、送信器によって送信
されるパワーの指令を行う工程と、受信器側の差信号を
送信器に送信する工程と、送信器によって受信器から受
信される差信号に基づき且つ送信器で発生される少なく
とも一つの他の信号に基づいて、送信器によって送信さ
れるパワーにおける変化を表すパワー変更指令信号を発
生する工程と、受信器によって送信されるパワーの指令
を行うためにパワー変更指令信号を積分する工程と、を
備えたパワー制御方法である。
信器によって受信され且つ送信器から送信されるパワー
を制御する方法であって、受信器によって受信されるパ
ワーと必要とされるパワーとの間の差を表す差信号を発
生する工程と、差信号に基づいて、送信器によって送信
されるパワーの指令を行う工程と、受信器側の差信号を
送信器に送信する工程と、送信器によって受信器から受
信される差信号に基づき且つ送信器で発生される少なく
とも一つの他の信号に基づいて、送信器によって送信さ
れるパワーにおける変化を表すパワー変更指令信号を発
生する工程と、受信器によって送信されるパワーの指令
を行うためにパワー変更指令信号を積分する工程と、を
備えたパワー制御方法である。
【0039】また、上記信号又は送信器で発生される他
の信号の内の一つは、現在の瞬間の前の瞬間に送信器に
よって発生されるパワー変更指令信号(PC(n−
1))となっている。
の信号の内の一つは、現在の瞬間の前の瞬間に送信器に
よって発生されるパワー変更指令信号(PC(n−
1))となっている。
【0040】また、パワー変更指令信号(PC(n))
の偏位移動を2つの特定値の間に制限するためにクリッ
ピングを実行する工程をさらに備えている。
の偏位移動を2つの特定値の間に制限するためにクリッ
ピングを実行する工程をさらに備えている。
【0041】また、デシベルで表現されたパワー制御信
号(T(n))を実際値で表現されたパワー指令信号
(t(n))に変換する工程をさらに備えている。
号(T(n))を実際値で表現されたパワー指令信号
(t(n))に変換する工程をさらに備えている。
【0042】また、一方で、受信器から受信される差信
号(RC(n))に基づいて、受信器によって受信され
るパワーと必要とされるパワーとの間の静的偏差値を求
め、また他方で、受信器から受信される差信号に基づき
且つ前に発生されたパワー変更指令信号(PC(n−
1))に基づいて動的偏差値を求める工程と、次に、現
在のパワー変更指令信号(PC(n))を発生させるた
めに静的偏差値と動的偏差値との重み付け加算を実行す
る工程と、を備え、重み付け加算の重み付けする係数
は、予め決められているか、又は送信器と受信器との間
の送信状態に応じて決められる。
号(RC(n))に基づいて、受信器によって受信され
るパワーと必要とされるパワーとの間の静的偏差値を求
め、また他方で、受信器から受信される差信号に基づき
且つ前に発生されたパワー変更指令信号(PC(n−
1))に基づいて動的偏差値を求める工程と、次に、現
在のパワー変更指令信号(PC(n))を発生させるた
めに静的偏差値と動的偏差値との重み付け加算を実行す
る工程と、を備え、重み付け加算の重み付けする係数
は、予め決められているか、又は送信器と受信器との間
の送信状態に応じて決められる。
【0043】また、送信器と受信器との間の順方向チャ
ンネルによる動的偏差値を求める工程と、前の送信によ
る動的偏差値を求める工程と、を備えている。
ンネルによる動的偏差値を求める工程と、前の送信によ
る動的偏差値を求める工程と、を備えている。
【0044】また、順方向チャンネルによる動的偏差値
(PCDYN-C (n))を求めるために、受信器から受信
される差信号(RC(n))に基づき且つ前に発生され
たパワー変更指令信号(PC(n−1))に基づいて、
次の関係によって与えられる計算を実行するものであ
り、 PCDYN-C (n)=−gX(z)[RC(n)−f(z)QPC
(n−χ)] ここで、上式はz−記数法に従って表現され、g(z)
がzにおける予測フィルタ関数となっており、χが送信
器によって送信される信号が受信器によって受信される
時間と差信号(RC(n))が送信器によって受信され
る時間との間の合計遅れ時間となっている。
(PCDYN-C (n))を求めるために、受信器から受信
される差信号(RC(n))に基づき且つ前に発生され
たパワー変更指令信号(PC(n−1))に基づいて、
次の関係によって与えられる計算を実行するものであ
り、 PCDYN-C (n)=−gX(z)[RC(n)−f(z)QPC
(n−χ)] ここで、上式はz−記数法に従って表現され、g(z)
がzにおける予測フィルタ関数となっており、χが送信
器によって送信される信号が受信器によって受信される
時間と差信号(RC(n))が送信器によって受信され
る時間との間の合計遅れ時間となっている。
【0045】また、前の送信による動的偏差値(PC
DYN-T (n))を求めるために、前に発生されたパワー
変更指令信号(PC(n−1))に基づいて、次の関係
によって与えられる計算を実行するものであり、 PCDYN-T(n)=−h(z)QPC(χ−1) ここで、zにおける関数は、次式で与えられる。
DYN-T (n))を求めるために、前に発生されたパワー
変更指令信号(PC(n−1))に基づいて、次の関係
によって与えられる計算を実行するものであり、 PCDYN-T(n)=−h(z)QPC(χ−1) ここで、zにおける関数は、次式で与えられる。
【0046】
【数6】
【0047】
【発明の実施の形態】実施の形態1.電気通信システム
の受信器によって受信され且つその送信器から送信され
る本発明のパワー制御方法は、受信器によって受信され
るパワーと必要とされるパワーとの間の差を表す差信号
を発生して、その差信号に基づいて、送信器によって送
信されるパワーを指揮することにある。その方法は、更
に、受信器側で差信号を発生し、それを送信器へ送信
し、また送信器によって受信器から受信された上記差信
号に基づき、また送信器で発生された少なくとも一つの
他の信号に基づいて上記送信器によって送信される上記
パワーにおける変化を表わすパワー変更信号を発生し、
また上記受信器によって送信される上記パワーを指揮す
るために上記パワー変更信号を積分するようにしている
ことを特徴としている。
の受信器によって受信され且つその送信器から送信され
る本発明のパワー制御方法は、受信器によって受信され
るパワーと必要とされるパワーとの間の差を表す差信号
を発生して、その差信号に基づいて、送信器によって送
信されるパワーを指揮することにある。その方法は、更
に、受信器側で差信号を発生し、それを送信器へ送信
し、また送信器によって受信器から受信された上記差信
号に基づき、また送信器で発生された少なくとも一つの
他の信号に基づいて上記送信器によって送信される上記
パワーにおける変化を表わすパワー変更信号を発生し、
また上記受信器によって送信される上記パワーを指揮す
るために上記パワー変更信号を積分するようにしている
ことを特徴としている。
【0048】以下の説明において、z−変換を使用する
根拠が明らかになろう。タイムスロット{0,1,…,
n,…}中に各々値{f(0),f(1),…,f(n),…}を取
る信号のz−変換は、複素数zの次の関数となっている
ことを注目すべきである。
根拠が明らかになろう。タイムスロット{0,1,…,
n,…}中に各々値{f(0),f(1),…,f(n),…}を取
る信号のz−変換は、複素数zの次の関数となっている
ことを注目すべきである。
【0049】F(z) = f(0)+f(1)/z+・・・+f
(n)/zn +・・・
(n)/zn +・・・
【0050】χのタイムスロットの遅れ関数のz−変換
は、関数1/zx =z-xであることに注目すべきであ
る。
は、関数1/zx =z-xであることに注目すべきであ
る。
【0051】本発明は、図1に示されたタイプの電気通
信システムに適用される。このシステムは、従って、送
信器10と、順方向チャンネル31と、逆方向チャンネ
ル32と、受信器20とを有している。例えば、考慮さ
れている送信器10は、無線の電気通信ネットワークの
基地局で適合されており、また受信器20は、モバイル
で適合されている。
信システムに適用される。このシステムは、従って、送
信器10と、順方向チャンネル31と、逆方向チャンネ
ル32と、受信器20とを有している。例えば、考慮さ
れている送信器10は、無線の電気通信ネットワークの
基地局で適合されており、また受信器20は、モバイル
で適合されている。
【0052】図2は、本発明に係るパワー制御方法の範
ちゅう内で実行される機能に関する受信器20の一実施
の形態を示している。受信器20は、受信された実際の
パワーr(n)の計測値をデシベルで表現された受信パ
ワー値R(n)に変換する変換ユニット21を有してい
る。また、受信器20は、デシベルで表現された受信パ
ワー値R(n)と目標パワー値Rtargetとの間の差とな
っているパワー偏差△R(n)を決定するパワー偏差演
算ユニット22を有している。
ちゅう内で実行される機能に関する受信器20の一実施
の形態を示している。受信器20は、受信された実際の
パワーr(n)の計測値をデシベルで表現された受信パ
ワー値R(n)に変換する変換ユニット21を有してい
る。また、受信器20は、デシベルで表現された受信パ
ワー値R(n)と目標パワー値Rtargetとの間の差とな
っているパワー偏差△R(n)を決定するパワー偏差演
算ユニット22を有している。
【0053】△R(n)=R(n)−Rtarget
【0054】目標パワーRtargetは、例えば、必要とさ
れるパワーRreq か、又は、パワー制御システムのエラ
ーマージン△Mが付加される必要パワーのいずれかとな
っている。これは、次に次のようになる。
れるパワーRreq か、又は、パワー制御システムのエラ
ーマージン△Mが付加される必要パワーのいずれかとな
っている。これは、次に次のようになる。
【0055】Rtarget=Rreq +△M
【0056】受信器20は、更に、パワー偏差△R
(n)の値を量子化し、且つ或るビット数Qに渡って量
子化された差信号TC(n)を供給しようとする量子化
ユニット23を有している。例えば、単一の量子化ビッ
ト(Q=1)が使用され、量子化ユニット23の関数
は、次のように記載される。
(n)の値を量子化し、且つ或るビット数Qに渡って量
子化された差信号TC(n)を供給しようとする量子化
ユニット23を有している。例えば、単一の量子化ビッ
ト(Q=1)が使用され、量子化ユニット23の関数
は、次のように記載される。
【0057】 もし、△R(n)>0ならば、TC(n)=+y dB もし、△R(n)<0ならば、TC(n)=−y dB
【0058】ここで、yは所定のパワーレベルとする。
【0059】もし、ユニット23によって実行される量
子化が、単一ビットに渡って実行されれば、受信器20
の変換ユニット21を設ける必要はもはや無い点に注目
すべきである。かくして、本発明の実行によって、また
この場合の単一ビットに渡る量子化では、受信器20は
簡略化される。
子化が、単一ビットに渡って実行されれば、受信器20
の変換ユニット21を設ける必要はもはや無い点に注目
すべきである。かくして、本発明の実行によって、また
この場合の単一ビットに渡る量子化では、受信器20は
簡略化される。
【0060】図3は、本発明に係るパワー制御方法の範
ちゅう内で実行される関連した送信器10の一実施の形
態を示している。この実施の形態による送信器10は、
送信器10によって送信されるパワーの指令を行うため
のパワー指令ユニット11を設けている。このパワー
は、図1と一致して、t(n)によって示されている点
に注目すべきである。このパワー指令ユニット11は、
簡略化を考慮して、更にt(n)によって示されている
パワー指令信号が加えられる指令入力部を有している。
ちゅう内で実行される関連した送信器10の一実施の形
態を示している。この実施の形態による送信器10は、
送信器10によって送信されるパワーの指令を行うため
のパワー指令ユニット11を設けている。このパワー
は、図1と一致して、t(n)によって示されている点
に注目すべきである。このパワー指令ユニット11は、
簡略化を考慮して、更にt(n)によって示されている
パワー指令信号が加えられる指令入力部を有している。
【0061】送信器10は、更に、閉ループ式パワー制
御アルゴリズムを実行し且つ特に、受信器20から受信
された差信号RC(n)に基づいて、しかし更に、送信
器10によって正確に知られる情報アイテムを表してい
る少なくとも一つの他の信号sにも基づいてパワー変更
指令信号PC(n)を送り出す処理ユニット12も有し
ている。一般に、この説明では、変数nはタイムスロッ
トを表しており、他に示されていない限り、現在のタイ
ムスロットを表している点に注目すべきである。
御アルゴリズムを実行し且つ特に、受信器20から受信
された差信号RC(n)に基づいて、しかし更に、送信
器10によって正確に知られる情報アイテムを表してい
る少なくとも一つの他の信号sにも基づいてパワー変更
指令信号PC(n)を送り出す処理ユニット12も有し
ている。一般に、この説明では、変数nはタイムスロッ
トを表しており、他に示されていない限り、現在のタイ
ムスロットを表している点に注目すべきである。
【0062】この他の信号sは、或る実施の形態では、
一つ以上の前のスロット中には、パワー変更指令信号P
C(n)とすることができる。このために、ユニット1
2は、パワー変更指令信号PC(n)が供給される(図
3で点線で示す)入力部を有することができる。
一つ以上の前のスロット中には、パワー変更指令信号P
C(n)とすることができる。このために、ユニット1
2は、パワー変更指令信号PC(n)が供給される(図
3で点線で示す)入力部を有することができる。
【0063】図3に示された実施の形態では、送信器1
0は、更に、パワー変更指令信号PC(n)を積分する
ことで送信パワー指令信号T(n)をデシベルで更新す
る積分ユニット13を有している。タイムスロット中に
送信されるパワーT(n)を指標nで指令する信号は、
前のタイムスロットn−1中に送信されるパワーT(n
−1)を指令する信号と、パワー変更指令PC(n)と
を考慮している。ユニット13の更新機能は、従って、
次の形で記載される。
0は、更に、パワー変更指令信号PC(n)を積分する
ことで送信パワー指令信号T(n)をデシベルで更新す
る積分ユニット13を有している。タイムスロット中に
送信されるパワーT(n)を指標nで指令する信号は、
前のタイムスロットn−1中に送信されるパワーT(n
−1)を指令する信号と、パワー変更指令PC(n)と
を考慮している。ユニット13の更新機能は、従って、
次の形で記載される。
【0064】T(n)=T(n−1)+PC(n)
【0065】z−変換を使うと、上式の関係は、以下の
ようになる。
ようになる。
【0066】T(n)=f(z)PC(n)
【0067】なお、この場合、f(z)=l/(l−z
-1)とする。
-1)とする。
【0068】送信器10は、更に、デシベルで表現され
てユニット13によって送り出されるパワー指令信号T
(n)を、実際のパワーで表現されるパワー指令信号t
(n)に変換する変換ユニット14も設けている。
てユニット13によって送り出されるパワー指令信号T
(n)を、実際のパワーで表現されるパワー指令信号t
(n)に変換する変換ユニット14も設けている。
【0069】パワー変更指令信号PC(n)を計算し且
つ受信器20によって送信器10に送信するようにして
いて、従って、Qビットに渡って量子化される従来技術
の方法とは異なって、送信器10のユニット12によっ
て発生されるパワー変更指令信号PC(n)は、非量子
化度合で表現され、それは、次いで、ユニット12によ
って実行されるアルゴリズムにより大きな正確性を与え
る。
つ受信器20によって送信器10に送信するようにして
いて、従って、Qビットに渡って量子化される従来技術
の方法とは異なって、送信器10のユニット12によっ
て発生されるパワー変更指令信号PC(n)は、非量子
化度合で表現され、それは、次いで、ユニット12によ
って実行されるアルゴリズムにより大きな正確性を与え
る。
【0070】図4に示された、他の好適な実施の形態に
依れば、送信器10は、ユニット11、12、13、1
4の他に、制限ユニット15を有しており、その機能
は、パワー変更指令信号PC(n)の振幅が所定値の間
隔[a,b]を外れた値を取る場合に、そのパワー変更
指令信号PC(n)を切頭するものである。かくして、
ユニット15は、パワー変更指令信号PC(n)の偏位
移動を2つの値aとbの間に制限する。このユニット1
5は、送信時のノイズが情報RC(n)の信頼性を大き
く低下させた時にアルゴリズムが外れるのを防止する。
ユニット15の出力値QPC(n)は、従って、次のよ
うに成る。
依れば、送信器10は、ユニット11、12、13、1
4の他に、制限ユニット15を有しており、その機能
は、パワー変更指令信号PC(n)の振幅が所定値の間
隔[a,b]を外れた値を取る場合に、そのパワー変更
指令信号PC(n)を切頭するものである。かくして、
ユニット15は、パワー変更指令信号PC(n)の偏位
移動を2つの値aとbの間に制限する。このユニット1
5は、送信時のノイズが情報RC(n)の信頼性を大き
く低下させた時にアルゴリズムが外れるのを防止する。
ユニット15の出力値QPC(n)は、従って、次のよ
うに成る。
【0071】a<=QPC(n)<=b
【0072】ここで、値aとbは、一定にされるが(一
般に、a=−3dB、b=+3dB)、しかし更に伝送
条件(または伝送状態、conditions)に応じて選択され
る。
般に、a=−3dB、b=+3dB)、しかし更に伝送
条件(または伝送状態、conditions)に応じて選択され
る。
【0073】図3に示された実施の形態のように、タイ
ムスロット中に送信されるパワーT(n)を指標nで指
令する信号は、前のタイムスロットn−1中に送信され
るパワーT(n−1)を指令する信号と、パワー変更指
令信号QPC(n)を考慮している。ユニット12の更
新機能は、従って次の形で記載される。
ムスロット中に送信されるパワーT(n)を指標nで指
令する信号は、前のタイムスロットn−1中に送信され
るパワーT(n−1)を指令する信号と、パワー変更指
令信号QPC(n)を考慮している。ユニット12の更
新機能は、従って次の形で記載される。
【0074】T(n)=T(n−1)+QPC(n)
【0075】z−変換を用いると、この関係は以下のよ
うになる。
うになる。
【0076】T(n)=f(z)QPC(n)
【0077】ここで、f(z)=1/(1−z-1)とす
る。
る。
【0078】以下に、処理ユニット12の好適な実施の
形態が提案されており、その構造は、図5に示されてい
る。
形態が提案されており、その構造は、図5に示されてい
る。
【0079】図5に示されている処理ユニット12は、
その3つの各々の入力部で、静的偏差PCstat(n)を
表した信号と、順方向チャンネルによる動的偏差を表し
た信号PCDYN-C (n)と、送信による動的偏差を表し
た信号PCDYN-T (n)とを受信して、それらを重み付
けしながら加算して、パワー変更指令信号PC(n)を
出力する重み付け合計ユニット121を有している。
その3つの各々の入力部で、静的偏差PCstat(n)を
表した信号と、順方向チャンネルによる動的偏差を表し
た信号PCDYN-C (n)と、送信による動的偏差を表し
た信号PCDYN-T (n)とを受信して、それらを重み付
けしながら加算して、パワー変更指令信号PC(n)を
出力する重み付け合計ユニット121を有している。
【0080】静的偏差値PCstat(n)は、一方で現在
のスロットnの前でx個のスロットで到来するタイムス
ロット中に受信器20によって受信されるパワーR(n
−χ)と、他方で目標パワーRtargetとの間の差となっ
ている。例えば、それは、過去における順方向チャンネ
ル31によるパワー変動によって惹起される。
のスロットnの前でx個のスロットで到来するタイムス
ロット中に受信器20によって受信されるパワーR(n
−χ)と、他方で目標パワーRtargetとの間の差となっ
ている。例えば、それは、過去における順方向チャンネ
ル31によるパワー変動によって惹起される。
【0081】動的偏差値に関しては、これは、受信され
た差信号RC(t)が考慮される時間に相当した瞬間t
に、受信器20が将来観察しそうなパワー偏差について
の送信器10による予測値に相当している。受信器20
は、実際には、2つのタイプの、即ち、一つはPC
DYN-C(n) によって示されていて、その起源として順方
向チャンネル31によるパワー変動を有しているもので
あり、他方は、PCDYN-T(n)によって示されてい
て、その起源として連続した過去のパワー制御指令によ
る送信器10によって送信されたパワーの変動を有して
いるものの2つのタイプの動的パワー変動を予測でき
る。
た差信号RC(t)が考慮される時間に相当した瞬間t
に、受信器20が将来観察しそうなパワー偏差について
の送信器10による予測値に相当している。受信器20
は、実際には、2つのタイプの、即ち、一つはPC
DYN-C(n) によって示されていて、その起源として順方
向チャンネル31によるパワー変動を有しているもので
あり、他方は、PCDYN-T(n)によって示されてい
て、その起源として連続した過去のパワー制御指令によ
る送信器10によって送信されたパワーの変動を有して
いるものの2つのタイプの動的パワー変動を予測でき
る。
【0082】後者は、パワー変更指令信号の発生が受信
器20で実行され且つ送信パワー変動が逆方向チャンネ
ル32での送信エラーとはただ単に違ったものとしての
み見分けられた従来技術のシステムとは厳密には異なっ
ていると判断される点に注目すべきである。
器20で実行され且つ送信パワー変動が逆方向チャンネ
ル32での送信エラーとはただ単に違ったものとしての
み見分けられた従来技術のシステムとは厳密には異なっ
ていると判断される点に注目すべきである。
【0083】重み付け合計ユニット121は、静的偏差
値と動的偏差値との重み付けされた加算を実行する。従
って、それは、次の関係によって与えられる計算をす
る。
値と動的偏差値との重み付けされた加算を実行する。従
って、それは、次の関係によって与えられる計算をす
る。
【0084】PC(n)=αPCstat(n)+βPC
DYN-C(n)+γPCDYN-T(n)
DYN-C(n)+γPCDYN-T(n)
【0085】重み付けする係数α、β、γは、予め決め
られたり、又は、送信器と受信器との間の送信状態(ま
たは、送信条件、condition)に応じて決められるかの
いずれかである。
られたり、又は、送信器と受信器との間の送信状態(ま
たは、送信条件、condition)に応じて決められるかの
いずれかである。
【0086】静的偏差値PCstat(n)を決定するため
に、処理ユニット12は、その入力部において受信パワ
ー信号RC(n)を受信する静的偏差演算ユニット12
2を有している。好適な実施の形態では、ユニット12
2によって出力される静的偏差値信号PCstat(n)
は、受信した差信号RC(n)に等しくなっている。
に、処理ユニット12は、その入力部において受信パワ
ー信号RC(n)を受信する静的偏差演算ユニット12
2を有している。好適な実施の形態では、ユニット12
2によって出力される静的偏差値信号PCstat(n)
は、受信した差信号RC(n)に等しくなっている。
【0087】これは、タイムスロットn中の静的偏差値
PCstat(n)が、時間に対して一定となっている目標
パワー信号Rtargetと、χのスロットだけ早いタイムス
ロット中に受信器20によって受信されたパワー信号R
(n−x)との間の差となっているためである。χは、
送信器10によって送信されたパワー信号t(n)が受
信器20によって受信される時間と、差信号RC(n)
が送信器10によって受信される時間との間の遅れの和
となっている点に注目すべきである。これは、従って次
の関数で与えられる。
PCstat(n)が、時間に対して一定となっている目標
パワー信号Rtargetと、χのスロットだけ早いタイムス
ロット中に受信器20によって受信されたパワー信号R
(n−x)との間の差となっているためである。χは、
送信器10によって送信されたパワー信号t(n)が受
信器20によって受信される時間と、差信号RC(n)
が送信器10によって受信される時間との間の遅れの和
となっている点に注目すべきである。これは、従って次
の関数で与えられる。
【0088】PCstat(n)=Rtarget−R(n−x)
=−△R(n−x)
=−△R(n−x)
【0089】受信器20によって送信される差信号TC
(n)は、受信されたパワーR(n)と目標パワーR
targetの間の差となっている点に注目すべきである。従
って、次の関係が記載される。
(n)は、受信されたパワーR(n)と目標パワーR
targetの間の差となっている点に注目すべきである。従
って、次の関係が記載される。
【0090】 PCstat(n)=−△R(n−x)=−TC(n−x)
【0091】しかし、タイムスロットn中に送信器10
によって受信された差RC(n)は、特に逆方向チャン
ネル32によって導入されたエラーは別として、χのス
ロットだけ早いタイムスロット中に送信された指令信号
TC(n−x)となっている。これは、従って、次の関
係を与える。
によって受信された差RC(n)は、特に逆方向チャン
ネル32によって導入されたエラーは別として、χのス
ロットだけ早いタイムスロット中に送信された指令信号
TC(n−x)となっている。これは、従って、次の関
係を与える。
【0092】
【数7】
【0093】順方向チャンネル31による動的偏差値を
確定するために、処理ユニット12は、一方で、その2
つの各々の入力部において、受信差信号RC(n)を受
信すると共に、他方で、以前のスロットの時間にパワー
変更指令信号QPC(n−1)(又は図3に係る送信器
10の場合は、PC(n−1))を受信し且つチャンネ
ルPCDYN-C (n)による動的偏差値を表した信号を出
力する動的偏差演算ユニット123を有している。
確定するために、処理ユニット12は、一方で、その2
つの各々の入力部において、受信差信号RC(n)を受
信すると共に、他方で、以前のスロットの時間にパワー
変更指令信号QPC(n−1)(又は図3に係る送信器
10の場合は、PC(n−1))を受信し且つチャンネ
ルPCDYN-C (n)による動的偏差値を表した信号を出
力する動的偏差演算ユニット123を有している。
【0094】チャンネルによる動的パワー偏差値PC
DYN-C (n)の求めは、差信号TC(n)の受信器20
による送信に対応した現在のスロットnの瞬間と送信器
10によって受信された差信号RC(n)がパワー変更
指令信号QPC(n)又はPC(n)を発生するために
考慮される時間に対応してχのスロットだけ遅いスロッ
トの瞬間n+χとの間における順方向チャンネル31の
応答における変動△C'(n) の予測に基づいている。こ
の偏差値を補償するのを可能にする指令PC
DYN- C (n)は、チャンネル応答性における変動の加法
的逆元に等しく、即ち、
DYN-C (n)の求めは、差信号TC(n)の受信器20
による送信に対応した現在のスロットnの瞬間と送信器
10によって受信された差信号RC(n)がパワー変更
指令信号QPC(n)又はPC(n)を発生するために
考慮される時間に対応してχのスロットだけ遅いスロッ
トの瞬間n+χとの間における順方向チャンネル31の
応答における変動△C'(n) の予測に基づいている。こ
の偏差値を補償するのを可能にする指令PC
DYN- C (n)は、チャンネル応答性における変動の加法
的逆元に等しく、即ち、
【0095】PCDYN-C (n)=−△C'(n)=−[C'
(n)-C(n−χ)]
(n)-C(n−χ)]
【0096】となり、ここで、C'(n) は、C(n) の
推定値である。
推定値である。
【0097】チャンネルの応答変動値△C'(n) を推定
するための一つの可能な解決策は、以前のタイムスロッ
ト中に順方向チャンネル31によってもたらされたパワ
ー減衰の推定値C'(n−x) 、C'(n−x−1) 及び
C'(n−x−2) を使用するものである。従って、次の
式が記載される。
するための一つの可能な解決策は、以前のタイムスロッ
ト中に順方向チャンネル31によってもたらされたパワ
ー減衰の推定値C'(n−x) 、C'(n−x−1) 及び
C'(n−x−2) を使用するものである。従って、次の
式が記載される。
【0098】△C'(n)=gX(z)C'(n−x)
【0099】ここで、gX(z) は、将来のランキングχ
に対応した予測フィルターの応答性である。
に対応した予測フィルターの応答性である。
【0100】C(n)の推定値C'(n) は、次の関係を考
慮することで得られる。
慮することで得られる。
【0101】C(n)=R(n)−T(n)=[R(n)−R
target]−T(n)+Rtarget
target]−T(n)+Rtarget
【0102】及び
【0103】 C'(n−x) =RC(n)−T(n−x)+Rtarget
【0104】こうして、下式が得られる。
【0105】ΔC'(n) =gX(z)[RC(n)−T(n−
x)+Rtarget]
x)+Rtarget]
【0106】応答性g(z)は、例えば第2番目の多項式
フィルタのもののように単純にできる。この場合、その
関数は、次のように記載される。
フィルタのもののように単純にできる。この場合、その
関数は、次のように記載される。
【0107】g(z)=(x2 +3x)/2−(x2 +2x)
z-1+(x2 +x)z-2/2
z-1+(x2 +x)z-2/2
【0108】これら条件の下で、目標パワーRtargetが
時間に渡って不変であると考えられると言う事実によっ
て、次の式が得られる。
時間に渡って不変であると考えられると言う事実によっ
て、次の式が得られる。
【0109】g(z)Rtarget=0
【0110】従って、
【0111】 △C'(n) =gX(z)[RC(n)−T(n−x)]
【0112】チャンネルによる動的パワー偏差値PC
DYN-C (n)は、かくして次の関係で与えられる。
DYN-C (n)は、かくして次の関係で与えられる。
【0113】PCDYN-C (n)=−gX (z)[RC(n)−
f(z)QPC(n−x)]
f(z)QPC(n−x)]
【0114】ここで、上式はz−変換記数法に従って表
現されて、g(z)は、zにおける予測フィルタ関数で
あり、f(z) は、1/(l−z-1)に等しいzにおける
関数であり、また、χは、上記送信器によって送信され
た信号が上記受信器によって受信される時間と上記差信
号が上記送信器によって受信される時間との間の合計遅
れ時間となっている。
現されて、g(z)は、zにおける予測フィルタ関数で
あり、f(z) は、1/(l−z-1)に等しいzにおける
関数であり、また、χは、上記送信器によって送信され
た信号が上記受信器によって受信される時間と上記差信
号が上記送信器によって受信される時間との間の合計遅
れ時間となっている。
【0115】前の送信による動的偏差値を求めるため
に、処理ユニット12は、その入力部に、パワー変更指
令信号QPC(n−1)(又は送信器10が、図1に示さ
れているものと一致している場合にはPC(n−1))を
受信し且つ動的偏差値PCDYN- T(n)を表した信号を送
り出す前送信動的偏差演算ユニット124を有してい
る。
に、処理ユニット12は、その入力部に、パワー変更指
令信号QPC(n−1)(又は送信器10が、図1に示さ
れているものと一致している場合にはPC(n−1))を
受信し且つ動的偏差値PCDYN- T(n)を表した信号を送
り出す前送信動的偏差演算ユニット124を有してい
る。
【0116】前の送信による動的偏差値の信号PC
DYN-T (n)は、差信号TC(n)の受信器20による送信
の瞬間から、送信器10によって送られた指令によるパ
ワー変動△T(n)を補償できるようにする。
DYN-T (n)は、差信号TC(n)の受信器20による送信
の瞬間から、送信器10によって送られた指令によるパ
ワー変動△T(n)を補償できるようにする。
【0117】パワー変更指令信号の発生を受信器20で
適合し、またこれら変動を逆方向チャンネル32での送
信エラーから送信器10が区別している従来技術のシス
テムとは異なって、これら変動は、本発明の場合には正
確に知られる点に注目すべきである。動的変動信号PC
DYN-T (n)は、従って、送信されたパワーにおける変動
の加法的逆元に等しくなっている。即ち、
適合し、またこれら変動を逆方向チャンネル32での送
信エラーから送信器10が区別している従来技術のシス
テムとは異なって、これら変動は、本発明の場合には正
確に知られる点に注目すべきである。動的変動信号PC
DYN-T (n)は、従って、送信されたパワーにおける変動
の加法的逆元に等しくなっている。即ち、
【0118】PCDYN-T (n)=−{QPC(n−1)+…
+QPC(n−x+1)}
+QPC(n−x+1)}
【0119】この関係は、更に、z−関数の記数法を使
って記載される。
って記載される。
【0120】PCDYN-T (n)=−h(z)QPC(χ−1)
【0121】ここで、h(z)は以下の式で与えられ
る。
る。
【0122】
【数8】
【0123】以上のように、本発明のパワー制御方法及
びパワー制御システムは、電気通信システムの受信器
(モバイル)によって、送信器(基地局)から送信され
るパワーを制御するものであり、受信器20側の受信パ
ワー値と目標パワー値との差に基づく差信号を受信器2
0が発生し、それを送信器10に送信し、逆方向チャン
ネル32を介して受信した差信号RC(n)と、送信器
10で発生された少なくとも一つの他の信号sとに基づ
いて、パワー変更指令信号PC(n)を発生し、それを
積分して送信パワー指令信号T(n)を得て、それを実
際のパワーt(n)に変換することにより、送信器10
から送信される送信パワーを制御するようにしたので、
受信器20において受信するパワーを目標パワー値に近
づけることが容易に可能になる。
びパワー制御システムは、電気通信システムの受信器
(モバイル)によって、送信器(基地局)から送信され
るパワーを制御するものであり、受信器20側の受信パ
ワー値と目標パワー値との差に基づく差信号を受信器2
0が発生し、それを送信器10に送信し、逆方向チャン
ネル32を介して受信した差信号RC(n)と、送信器
10で発生された少なくとも一つの他の信号sとに基づ
いて、パワー変更指令信号PC(n)を発生し、それを
積分して送信パワー指令信号T(n)を得て、それを実
際のパワーt(n)に変換することにより、送信器10
から送信される送信パワーを制御するようにしたので、
受信器20において受信するパワーを目標パワー値に近
づけることが容易に可能になる。
【0124】
【発明の効果】この発明は、電気通信システムの受信器
によって送信器から受信されるパワーを制御するパワー
制御システムであって、受信器に設けられ、受信器によ
って受信されたパワーと必要なパワーとの差を示す差信
号を発生して、送信器に差信号を送信するパワー偏差演
算手段と、送信器によって送信されるパワーの指令を行
うパワー指令手段と、を備え、送信器が、受信器から受
信された差信号と送信器で発生された少なくとも一つの
他の信号とに基づいて、パワー変更指令信号(PC
(n))を発生する処理手段と、パワー変更指令信号
(PC(n))を積分して、パワー指令信号(T
(n),t(n))をパワー指令手段に出力する積分手
段と、を有しているパワー制御システムであるので、受
信器側の受信パワー値と必要なパワーである目標パワー
値との差に基づく差信号を受信器が発生し、それを送信
器に送信し、受信した差信号と、送信器で発生された少
なくとも一つの他の信号とに基づいて、パワー変更指令
信号を発生し、それを積分して送信パワー指令信号を得
ることにより、送信器から送信される送信パワーを制御
するようにしたので、受信器において受信するパワーを
目標パワー値に近づけるように制御することが容易に可
能になり、良好な通信が行えるという効果が得られる。
によって送信器から受信されるパワーを制御するパワー
制御システムであって、受信器に設けられ、受信器によ
って受信されたパワーと必要なパワーとの差を示す差信
号を発生して、送信器に差信号を送信するパワー偏差演
算手段と、送信器によって送信されるパワーの指令を行
うパワー指令手段と、を備え、送信器が、受信器から受
信された差信号と送信器で発生された少なくとも一つの
他の信号とに基づいて、パワー変更指令信号(PC
(n))を発生する処理手段と、パワー変更指令信号
(PC(n))を積分して、パワー指令信号(T
(n),t(n))をパワー指令手段に出力する積分手
段と、を有しているパワー制御システムであるので、受
信器側の受信パワー値と必要なパワーである目標パワー
値との差に基づく差信号を受信器が発生し、それを送信
器に送信し、受信した差信号と、送信器で発生された少
なくとも一つの他の信号とに基づいて、パワー変更指令
信号を発生し、それを積分して送信パワー指令信号を得
ることにより、送信器から送信される送信パワーを制御
するようにしたので、受信器において受信するパワーを
目標パワー値に近づけるように制御することが容易に可
能になり、良好な通信が行えるという効果が得られる。
【0125】また、この発明は、受信器と通信を行う電
気通信システムの送信器であって、受信器によって送信
器から受信されるパワーを制御するために、送信パワー
を設定するパワー指令手段と、受信器が送信器から受信
したパワーと必要とされるパワーとの間の差を通常表し
ている差信号を受信器から受信できる手段と、受信器か
ら受信された差信号に基づいて、かつ、送信器で発生さ
れた少なくとも一つの他の信号に基づいて、パワー変更
指令信号を発生する処理手段と、パワー変更指令信号を
積分して、パワー指令信号をパワー指令手段を出力する
積分手段と、を備えた送信器であるので、受信器におい
て受信するパワーを目標パワー値に近づけるように制御
することが容易に可能になり、良好な通信が行えるとい
う効果が得られる。
気通信システムの送信器であって、受信器によって送信
器から受信されるパワーを制御するために、送信パワー
を設定するパワー指令手段と、受信器が送信器から受信
したパワーと必要とされるパワーとの間の差を通常表し
ている差信号を受信器から受信できる手段と、受信器か
ら受信された差信号に基づいて、かつ、送信器で発生さ
れた少なくとも一つの他の信号に基づいて、パワー変更
指令信号を発生する処理手段と、パワー変更指令信号を
積分して、パワー指令信号をパワー指令手段を出力する
積分手段と、を備えた送信器であるので、受信器におい
て受信するパワーを目標パワー値に近づけるように制御
することが容易に可能になり、良好な通信が行えるとい
う効果が得られる。
【0126】また、この発明は、電気通信システムの受
信器によって受信され且つ送信器から送信されるパワー
を制御する方法であって、受信器によって受信されるパ
ワーと必要とされるパワーとの間の差を表す差信号を発
生する工程と、差信号に基づいて、送信器によって送信
されるパワーの指令を行う工程と、受信器側の差信号を
送信器に送信する工程と、送信器によって受信器から受
信される差信号に基づき且つ送信器で発生される少なく
とも一つの他の信号に基づいて、送信器によって送信さ
れるパワーにおける変化を表すパワー変更指令信号を発
生する工程と、受信器によって送信されるパワーの指令
を行うためにパワー変更指令信号を積分する工程と、を
備えたパワー制御方法であるので、受信器において受信
するパワーを目標パワー値に近づけるように制御するこ
とが容易に可能になり、良好な通信が行えるという効果
が得られる。
信器によって受信され且つ送信器から送信されるパワー
を制御する方法であって、受信器によって受信されるパ
ワーと必要とされるパワーとの間の差を表す差信号を発
生する工程と、差信号に基づいて、送信器によって送信
されるパワーの指令を行う工程と、受信器側の差信号を
送信器に送信する工程と、送信器によって受信器から受
信される差信号に基づき且つ送信器で発生される少なく
とも一つの他の信号に基づいて、送信器によって送信さ
れるパワーにおける変化を表すパワー変更指令信号を発
生する工程と、受信器によって送信されるパワーの指令
を行うためにパワー変更指令信号を積分する工程と、を
備えたパワー制御方法であるので、受信器において受信
するパワーを目標パワー値に近づけるように制御するこ
とが容易に可能になり、良好な通信が行えるという効果
が得られる。
【図1】 本発明のパワー制御方法が適用される電気通
信システムを示したブロック図である。
信システムを示したブロック図である。
【図2】 本発明のパワー制御方法が適用される電気通
信システムの受信器の構成を示したブロック図である。
信システムの受信器の構成を示したブロック図である。
【図3】 本発明のパワー制御システムにおける送信器
の一実施の形態を示したブロック図である。
の一実施の形態を示したブロック図である。
【図4】 本発明のパワー制御システムにおける送信器
の他の実施の形態を示したブロック図である。
の他の実施の形態を示したブロック図である。
【図5】 本発明のパワー制御システムにおける送信器
の処理ユニットの構成を示したブロック図である。
の処理ユニットの構成を示したブロック図である。
10 送信器、11 パワー指令ユニット、12 処理
ユニット、13 積分ユニット、14 変換ユニット、
15 制限ユニット、20 受信器、21 変換ユニッ
ト、22 パワー偏差演算ユニット、23 量子化ユニ
ット、31 順方向チャンネル、32 逆方向チャンネ
ル、121 重み付け合計ユニット、122 静的偏差
演算ユニット、123 動的偏差値を求めるユニット、
124前送信動的偏差演算ユニット。
ユニット、13 積分ユニット、14 変換ユニット、
15 制限ユニット、20 受信器、21 変換ユニッ
ト、22 パワー偏差演算ユニット、23 量子化ユニ
ット、31 順方向チャンネル、32 逆方向チャンネ
ル、121 重み付け合計ユニット、122 静的偏差
演算ユニット、123 動的偏差値を求めるユニット、
124前送信動的偏差演算ユニット。
Claims (24)
- 【請求項1】 電気通信システムの受信器によって送信
器から受信されるパワーを制御するパワー制御システム
であって、 上記受信器に設けられ、上記受信器によって受信された
パワーと必要なパワーとの差を示す差信号を発生して、
上記送信器に上記差信号を送信するパワー偏差演算手段
と、 上記送信器によって送信されるパワーの指令を行うパワ
ー指令手段と、を備え、 上記送信器が、 上記受信器から受信された上記差信号と上記送信器で発
生された少なくとも一つの他の信号とに基づいて、パワ
ー変更指令信号(PC(n))を発生する処理手段と、 上記パワー変更指令信号(PC(n))を積分して、パ
ワー指令信号(T(n),t(n))を上記パワー指令
手段に出力する積分手段と、を有していることを特徴と
するパワー制御システム。 - 【請求項2】 上記信号又は上記送信器で発生された他
の信号の内の一つが、現在の瞬間の前の瞬間に上記処理
手段によって発生されたパワー変更指令信号(PC(n
−1))であることを特徴とする請求項1記載のパワー
制御システム。 - 【請求項3】 上記送信器が、 2つの特定値の間に上記パワー変更指令信号(PC
(n))の偏位移動を制限することにより、上記積分手
段に出力する制限されたパワー変更指令信号(QPC
(n))を生成する制限手段を備えていることを特徴と
する請求項1または2記載のパワー制御システム。 - 【請求項4】 上記送信器が、 デシベルで表現されたパワー指令信号(T(n))を実
際の値で表現されたパワー指令信号(t(n))に変換
する変換手段を備えていることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれかに記載のパワー制御システム。 - 【請求項5】 上記処理手段が、 上記受信器から受信された上記差信号に基づいて、上記
受信器によって受信されるパワーと必要とされるパワー
との間の静的偏差値を演算する静的偏差演算ユニット
と、 上記受信器から受信された上記差信号と上記処理手段に
よって以前に発生された上記パワー変更指令信号(PC
(n−1))とに基づいて、動的偏差値を演算するため
に設けられた少なくとも一つの動的偏差演算ユニット
と、 上記静的偏差演算ユニット及び上記動的偏差演算ユニッ
トによって出力される偏差値信号を重み付けしながら加
算して、現在の上記パワー変更指令信号(PC(n))
を出力するための重み付け合計ユニットと、 から構成されており、 重み付け合計ユニットによって実行される重み付けされ
た加算における重み付け係数は、予かじめ決定されるか
又は上記送信器と上記受信器との間の送信状態に従って
決定されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
かに記載のパワー制御システム。 - 【請求項6】 上記動的偏差演算ユニットが、 上記送信器と上記受信器との間の順方向チャンネルによ
る動的偏差値を求める動的偏差演算部と、 前の送信による動的偏差値を求める前送信動的偏差演算
部と、から構成されていることを特徴とする請求項5記
載のパワー制御システム。 - 【請求項7】 上記順方向チャンネルによる上記動的偏
差値PCDYN-C(n)を求める上記動的偏差演算部は、上
記受信器から受信される上記差信号に基づいて且つ上記
処理手段によって以前に発生されたパワー変更指令信号
(PC(n−1))に基づいて、次の関係によって与え
られる計算を実行するものであり、 PCDYN-C(n)=−gX(z) [RC(n)−f(z)QPC
(n−χ)]、 ここで、z−変換記数法に従って表現されて、g(z)
は、zにおける予測フィルタ関数であり、f(z) は、1
/(l−z-1)に等しいzにおける関数であり、また、
χは、上記送信器によって送信された信号が上記受信器
によって受信される時間と上記差信号が上記送信器によ
って受信される時間との間の合計遅れ時間となっている
ことを特徴とする請求項6記載のパワー制御システム。 - 【請求項8】 前の送信による上記動的偏差値(PC
DYN-T (n))を求める上記前送信動的偏差演算部は、
上記処理手段によって以前に発生されたパワー変更指令
信号(PC(n−1))に基づいて、次の関係によって
与えられる計算を実行するものであり、 PCDYN-T (n)=−h(z)QPC(x−1)、 ここで、zにおける関数が、 【数1】 であることを特徴とする請求項6または7記載のパワー
制御システム。 - 【請求項9】 受信器と通信を行う電気通信システムの
送信器であって、 受信器によって送信器から受信されるパワーを制御する
ために、送信パワーを設定するパワー指令手段と、 上記受信器が上記送信器から受信したパワーと必要とさ
れるパワーとの間の差を通常表している差信号を上記受
信器から受信できる手段と、 上記受信器から受信された上記差信号に基づいて、か
つ、上記送信器で発生された少なくとも一つの他の信号
に基づいて、パワー変更指令信号を発生する処理手段
と、 上記パワー変更指令信号を積分して、パワー指令信号を
上記パワー指令手段を出力する積分手段と、 を備えていることを特徴とする送信器。 - 【請求項10】 上記信号または上記送信器で発生され
た他の信号の内の一つが、現在の瞬間の前の瞬間に上記
処理手段によって発生されたパワー変更指令信号(PC
(n−1))であることを特徴とする請求項9記載の送
信器。 - 【請求項11】 上記送信器が、 2つの特定値の間に上記パワー変更指令信号(PC
(n))の偏位移動を制限することにより、上記積分手
段に出力する制限されたパワー変更指令信号(QPC
(n))を生成する制限手段を備えていることを特徴と
する請求項9または10記載の送信器。 - 【請求項12】 上記送信器が、 デシベルで表現されたパワー指令信号(T(n))を実
際の値で表現されたパワー指令信号(t(n))に変換
する変換手段を備えていることを特徴とする請求項9な
いし11のいずれかに記載の送信器。 - 【請求項13】 上記処理手段が、 上記受信器から受信された上記差信号に基づいて、上記
受信器によって受信されるパワーと必要とされるパワー
との間の静的偏差値を演算する静的偏差演算ユニット
と、 上記受信器から受信された上記差信号と上記処理手段に
よって以前に発生された上記パワー変更指令信号(PC
(n−1))とに基づいて、動的偏差値を演算するため
に設けられた少なくとも一つの動的偏差演算ユニット
と、 上記静的偏差演算ユニット及び上記動的偏差演算ユニッ
トによって出力される偏差値信号を重み付けしながら加
算して、現在の上記パワー変更指令信号(PC(n))
を出力するための重み付け合計ユニットと、 から構成されており、 重み付け合計ユニットによって実行される重み付けされ
た加算における重み付け係数は、予かじめ決定されるか
又は上記送信器と上記受信器との間の送信状態に従って
決定されることを特徴とする請求項9ないし12のいず
れかに記載の送信器。 - 【請求項14】 上記動的偏差演算ユニットが、 上記送信器と上記受信器との間の順方向チャンネルによ
る動的偏差値を求める動的偏差演算部と、 前の送信による動的偏差値を求める前送信動的偏差演算
部と、から構成されていることを特徴とする請求項13
記載の送信器。 - 【請求項15】 上記順方向チャンネルによる上記動的
偏差値PCDYN-C(n)を求める上記動的偏差演算部は、
上記受信器から受信される上記差信号に基づいて且つ上
記処理手段によって以前に発生されたパワー変更指令信
号(PC(n−1))に基づいて、次の関係によって与
えられる計算を実行するものであり、 PCDYN-C(n)=−gX(z) [RC(n)−f(z)QPC
(n−χ)]、 ここで、上式はz−変換記数法に従って表現されて、g
(z)は、zにおける予測フィルタ関数であり、f(z)
は、1/(l−z-1)に等しいzにおける関数であり、
また、χは、上記送信器によって送信された信号が上記
受信器によって受信される時間と上記差信号が上記送信
器によって受信される時間との間の合計遅れ時間となっ
ていることを特徴とする請求項14記載の送信器。 - 【請求項16】 前の送信による上記動的偏差値(PC
DYN-T (n))を求める上記前送信動的偏差演算部は、
上記処理手段によって以前に発生されたパワー変更指令
信号(PC(n−1))に基づいて、次の関係によって
与えられる計算を実行するものであり、 PCDYN-T (n)=−h(z)QPC(x−1)、 ここで、zにおける関数が、 【数2】 であることを特徴とする請求項14または15記載の送
信器。 - 【請求項17】 電気通信システムの受信器によって受
信され且つ送信器から送信されるパワーを制御する方法
であって、 上記受信器によって受信されるパワーと必要とされるパ
ワーとの間の差を表す差信号を発生する工程と、 上記差信号に基づいて、上記送信器によって送信される
パワーの指令を行う工程と、 上記受信器側の上記差信号を上記送信器に送信する工程
と、 上記送信器によって受信器から受信される上記差信号に
基づき且つ送信器で発生される少なくとも一つの他の信
号に基づいて、上記送信器によって送信される上記パワ
ーにおける変化を表すパワー変更指令信号を発生する工
程と、 上記受信器によって送信される上記パワーの指令を行う
ために上記パワー変更指令信号を積分する工程と、 を備えていることを特徴とするパワー制御方法。 - 【請求項18】 上記信号又は上記送信器で発生される
他の信号の内の一つは、現在の瞬間の前の瞬間に上記送
信器によって発生されるパワー変更指令信号(PC(n
−1))となっていることを特徴とする請求項17記載
のパワー制御方法。 - 【請求項19】 上記パワー変更指令信号(PC
(n))の偏位移動を2つの特定値の間に制限するため
にクリッピングを実行する工程をさらに備えたことを特
徴とする請求項17又は18記載のパワー制御方法。 - 【請求項20】 デシベルで表現されたパワー制御信号
(T(n))を実際値で表現されたパワー指令信号(t
(n))に変換する工程をさらに備えたことを特徴とす
る請求項18又は19記載のパワー制御方法。 - 【請求項21】 一方で、上記受信器から受信される上
記差信号(RC(n))に基づいて、上記受信器によっ
て受信されるパワーと必要とされるパワーとの間の静的
偏差値を求め、また他方で、上記受信器から受信される
上記差信号に基づき且つ前に発生されたパワー変更指令
信号(PC(n−1))に基づいて動的偏差値を求める
工程と、 次に、現在の上記パワー変更指令信号(PC(n))を
発生させるために上記静的偏差値と上記動的偏差値との
重み付け加算を実行する工程と、 を備え、 上記重み付け加算の重み付けする係数は、予め決められ
ているか、又は、送信器と受信器との間の送信状態に応
じて決められることを特徴とする請求項17ないし20
のいずれかに記載のパワー制御方法。 - 【請求項22】 送信器と受信器との間の順方向チャン
ネルによる動的偏差値を求める工程と、 前の送信による動的偏差値を求める工程と、を備えるこ
とを特徴とする請求項21記載のパワー制御方法。 - 【請求項23】 順方向チャンネルによる上記動的偏差
値(PCDYN-C (n))を求めるために、上記受信器か
ら受信される差信号(RC(n))に基づき且つ前に発
生されたパワー変更指令信号(PC(n−1))に基づ
いて、次の関係によって与えられる計算を実行するもの
であり、 PCDYN-C (n)=−gX(z)[RC(n)−f(z)QPC
(n−χ)] ここで、上式はz−記数法に従って表現され、g(z)
がzにおける予測フィルタ関数となっており、χが上記
送信器によって送信される信号が上記受信器によって受
信される時間と上記差信号(RC(n))が送信器によ
って受信される時間との間の合計遅れ時間となっている
ことを特徴とする請求項22記載のパワー制御方法。 - 【請求項24】 前の送信による上記動的偏差値(PC
DYN-T (n))を求めるために、前に発生されたパワー
変更指令信号(PC(n−1))に基づいて、次の関係
によって与えられる計算を実行するものであり、 PCDYN-T(n)=−h(z)QPC(χ−1) ここで、zにおける関数は、 【数3】 であることを特徴とする請求項22又は23記載のパワ
ー制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9816703 | 1998-12-30 | ||
| FR9816703A FR2788177B1 (fr) | 1998-12-30 | 1998-12-30 | Procede de controle de la puissance recue d'un emetteur par un recepteur d'un systeme de telecommunications, systeme de controle de puissance et emetteur d'un systeme de telecommu- nications prevus pour la mise en oeuvre d'un tel procede |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000209109A true JP2000209109A (ja) | 2000-07-28 |
| JP3448252B2 JP3448252B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=9534736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37390599A Expired - Fee Related JP3448252B2 (ja) | 1998-12-30 | 1999-12-28 | 送信器、パワー制御システム、及び、パワー制御方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1017185B1 (ja) |
| JP (1) | JP3448252B2 (ja) |
| DE (1) | DE69909728T2 (ja) |
| FR (1) | FR2788177B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100742434B1 (ko) * | 2001-06-27 | 2007-07-24 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 이동 통신 시스템의 네트워크 장치 및 전력 관리 방법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000057572A1 (de) * | 1999-03-18 | 2000-09-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur regelung der sendeleistung in einem mobilfunksystem und entsprechendes mobilfunksystem |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NZ255617A (en) * | 1992-09-04 | 1996-11-26 | Ericsson Telefon Ab L M | Tdma digital radio: measuring path loss and setting transmission power accordingly |
| GB9218876D0 (en) * | 1992-09-07 | 1992-10-21 | Millicom Holdings Uk Ltd | Communication system |
| US5452473A (en) * | 1994-02-28 | 1995-09-19 | Qualcomm Incorporated | Reverse link, transmit power correction and limitation in a radiotelephone system |
| US5574747A (en) * | 1995-01-04 | 1996-11-12 | Interdigital Technology Corporation | Spread spectrum adaptive power control system and method |
-
1998
- 1998-12-30 FR FR9816703A patent/FR2788177B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-12-06 DE DE1999609728 patent/DE69909728T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-12-06 EP EP19990403063 patent/EP1017185B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1999-12-28 JP JP37390599A patent/JP3448252B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100742434B1 (ko) * | 2001-06-27 | 2007-07-24 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 이동 통신 시스템의 네트워크 장치 및 전력 관리 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69909728D1 (de) | 2003-08-28 |
| FR2788177A1 (fr) | 2000-07-07 |
| EP1017185B1 (fr) | 2003-07-23 |
| FR2788177B1 (fr) | 2001-02-09 |
| DE69909728T2 (de) | 2004-02-05 |
| JP3448252B2 (ja) | 2003-09-22 |
| EP1017185A1 (fr) | 2000-07-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5551057A (en) | Cellular mobile radio system power control | |
| KR100966315B1 (ko) | 가변 다중 속도 통신 시스템용 고속 적응 전력 제어 방법 및 시스템 | |
| TW459452B (en) | Weighted open loop power control in a time division duplex communication system | |
| KR100831136B1 (ko) | Cdma 통신 시스템에서 전송 전력을 제어하는 방법 및장치 | |
| KR101717811B1 (ko) | 채널 상태 정보 피드백 비트레이트를 감소시키기 위한 채널 시간 상관의 이용 | |
| JP3000960B2 (ja) | 移動体衛星通信システムの送信電力制御方式 | |
| KR20000001794A (ko) | 천공된 프레임 전송에 있어서의 전력제어 장치 및 방법 | |
| JP2006523413A (ja) | ワイヤレス通信システムにおいて初期タイムスロットゲインを推定し制御する方法及び装置 | |
| US5881367A (en) | Method of regulating the power of a signal transmitted by a first station to a second station in a satellite telecommunication network | |
| KR100594949B1 (ko) | 위성 이동 통신 시스템에서 폐루프 전력제어 장치 및 그 방법 | |
| JP3948618B2 (ja) | 電力制御コマンドの遅延時間を使用したsirの推定方法 | |
| US5828947A (en) | Method of power regulation in a satellite telecommunication network with at least two satellites in view | |
| JP4674249B2 (ja) | 反復無線フレームにおいて通信相手と通信するためのトランシーバ装置 | |
| JP2000209109A (ja) | 送信器、パワ―制御システム、及び、パワ―制御方法 | |
| KR101214125B1 (ko) | 통신 시스템을 운용하는 방법, 무선국, 및 무선 통신시스템 | |
| US6298220B1 (en) | Power control system for communications channels | |
| JPH1032540A (ja) | 送信電力制御方法及び装置 | |
| JP3843562B2 (ja) | スペクトル拡散通信装置 | |
| EP0790715B1 (en) | Method and apparatus for power regulation in a satellite telecommunications network with at least two satellites in view | |
| JP3375465B2 (ja) | 送信出力制御装置 | |
| JPH07226709A (ja) | 無線通信システム | |
| CN121037959B (zh) | 基于mmse信噪比估计下的分档功率控制方法 | |
| Yao et al. | Energy-efficient scheduling protocols for wireless sensor networks | |
| WO2007026700A1 (ja) | タイムスロット制御方法、通信システム、通信装置、及び記憶媒体 | |
| KR100589491B1 (ko) | Cdma 시스템에서 멀티 스텝 예측을 통한 전력 제어 시스템 및 그 방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 5 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |