JP2000209299A - 通信方法 - Google Patents

通信方法

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JP2000209299A JP764999A JP764999A JP2000209299A JP 2000209299 A JP2000209299 A JP 2000209299A JP 764999 A JP764999 A JP 764999A JP 764999 A JP764999 A JP 764999A JP 2000209299 A JP2000209299 A JP 2000209299A
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 識別符号を含む接続信号を送信装置から繰り
返し送信する通信方法において、通信相手でない受信装
置で識別符号が異なることを判断するまでの時間を短く
する。 【解決手段】 接続信号の繰り返し送信時に、識別符号
抽出手段9は送信回数に応じて毎回異なる部分識別符号
を通信相手の識別符号から抽出して送信回数値とともに
送信電文に挿入する。受信時は、位置特定符号検出手段
11が受信した接続信号中の制御コードから送信回数値
を判定し部分識別符号比較手段12に出力する。この送
信回数値を利用して部分識別符号比較手段12は受信し
た接続信号中の部分識別符号と自信の識別符号とを比較
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信装置と受信装
置とで通信を行うときに識別符号を用いて通信相手を確
認しデータ信号の送受信を行うもので識別符号を含む接
続信号を送信装置から繰り返し送信する通信方法に関
し、通信相手でない受信装置で識別符号が異なることを
判断するまでの時間を短くするものである。
【0002】例えば、間欠受信待ち受け時に識別符号が
異なることを判断するまでの時間を短くして受信装置の
電池寿命を延ばしたり、複数の通信チャネルから一つの
通信チャネルを利用して通信するときに識別符号が異な
ることを判断するまでの時間を短くして受信装置での通
信チャネル切換えの周期を短くするものである。
【0003】
【従来の技術】送信装置と受信装置とで通信を行うとき
に識別符号を用いて通信相手を判断しデータ信号の送受
信を行うもので識別符号を含む接続信号を送信装置から
繰り返し送信する通信方法に関し従来例として特開平1
0−198881号公報を説明する。
【0004】図7に通信電文フォーマットを示す。通信
電文は大きく分けて次の3つから構成される。
【0005】1つめは標準規格で定められ必ず送信しな
ければならない部分で、図7中のビット同期信号51、
フレーム同期信号52、無線機呼出名称53がこれにあ
たる(但し、本発明では関係しない)。
【0006】2つめは本発明でいうところの接続信号の
繰り返し送信部であり識別符号を含む。図7中のシステ
ム起動信号54がこれにあたり短縮型・呼出名称57が
本発明でいうところの部分識別符号である。この短縮型
・呼出名称の他に短いビット同期信号55とシステム識
別符号56とを合わせた1単位が接続信号にあたる。
【0007】3つめは本発明でいうところのデータ信号
であり、図7中の相手局・限定情報(この中に相手局・
無線呼出名称が含まれ短縮型・呼出名称はこの一部分で
ある)58、制御情報(データ)59がこれにあたる。
【0008】この特開平10−198881号公報では
識別符号が12桁でそのうちの下4桁を部分識別符号と
して接続信号に含め送信する。これにより識別符号が長
いときに発生する以下の不都合を解決するものである。
識別符号が長いと接続信号1回の送信時間が長くなり、
通信相手でない受信装置で識別符号が異なることを判断
するまでの時間が長くなる。また接続信号の繰り返し送
信時間は受信装置が受信するのに必要な時間(この図で
は間欠キャリアセンス間隔)程度にして送信時間を短く
することが望ましいが、識別符号が長いと接続信号1回
の送信時間が長くなり間欠キャリアセンス間隔よりも長
くなることが発生しうる。
【0009】これらに対して接続信号に部分識別符号を
用いることで識別符号が長くても受信すべきかどうかの
判断時間を短縮し、接続信号の送信時間を必要以上に長
くさせないことが可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、送信装
置は通信相手を識別する識別符号の一部分を抽出した部
分識別符号を含む接続信号を受信装置が受信するのに必
要な時間以上連続して繰り返し送出したのちにデータ信
号を送信し、一方、受信装置は、送信装置からの接続信
号を受信し、接続信号内の部分識別符号が受信装置が備
える識別符号の一部分であることを確認したときにデー
タ信号の受信処理を行う。
【0011】特開平10−198881号公報の例で言
えば、接続信号内の部分識別符号でまず下4桁の確認を
行い、部分識別符号が一致した場合は引き続きデータ信
号内の識別符号で残りの上位8桁の確認を行って通信相
手を判断する。
【0012】接続信号に部分識別符号を用いることで識
別符号が長くても受信すべきかどうかの判断時間を短縮
し、接続信号の送信時間を必要以上に長くさせないこと
が可能である。しかしながら、ある条件で部分識別符号
の効果が発揮できないことがある。
【0013】識別符号の下4桁がたまたま自身の識別符
号(受信装置が備える識別符号)と同じで残りの上位8
桁が異なる受信装置が存在した場合を図8で説明する。
この確率は、各受信装置の通信エリア内に識別符号の異
なる受信装置が100台とすると1/100である。
【0014】送信装置から出力される通信電文フォーマ
ット(1)には部分識別符号は(2)のように下位4桁
が繰り返される。これを受信する受信装置は、これが自
身の識別符号であれば(3)のようにデータ信号の最後
まで受信し、自身のものと似た識別符号である場合には
(4)のようにデータ信号の途中まで受信し識別符号1
2桁を比較したところで受信中断する。すなわち、自身
の識別符号に似た識別符号を持つ受信装置が存在すると
受信装置は接続信号を受信した時点ではこの二つを識別
できずデータ信号の途中まで受信することになる。これ
は接続信号の繰り返し送信時間が長いほど次のような課
題が顕著になる。
【0015】特開平10−198881号公報のように
間欠受信待ち受けを行う場合、受信した信号が自身宛て
通信でなければ受信を中断して受信回路の消費電流を抑
えるよう動作する。通常、電池寿命をのばすため間欠キ
ャリアセンスの時間間隔を長くし接続信号の繰り返し送
信時間を長くする。したがって、自身の識別符号に似た
識別符号が存在すると受信装置は接続信号の途中で受信
中断することができず送信時間の長い接続信号を最後ま
で受信することになり電池寿命が縮む。
【0016】また多チャネル受信待ち受けを行う送信装
置・受信装置で課題が生じる。多チャネル受信待ち受け
とは、受信装置は複数ある通信チャネル(N個)を順次
切換えて接続信号を探索して受信待ち受けを行い、接続
信号内の識別符号と自身の識別符号とが一致しないとき
に受信を中断し通信チャネルを切換えて接続信号の探索
を行うものである。送信装置から送信する通信電文フォ
ーマットは図8と同じで、複数ある通信チャネル(N
個)の中から1つの通信チャネルを選択し接続信号をN
回以上繰り返し送出してからデータ信号を送信する。
【0017】このとき、自身の識別符号に似た識別符号
が存在すると受信装置は接続信号の途中で受信中断する
ことができず送信時間の長い接続信号を最後まで受信す
る。その結果、通信チャネルを切換えて別の接続信号の
探索を行うことが遅れる。このあいだに通信すべき相手
からの送信信号があればそれを受信することはできな
い。
【0018】本発明の目的は、自身の識別符号に似た識
別符号が存在しても部分識別符号の効果を発揮させるこ
とである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、送信装置と受信装置とで通信を行うとき
に、送信装置は、通信相手を識別する識別符号の一部分
を抽出した部分識別符号を含む接続信号を受信装置が受
信するのに必要な時間以上連続して繰り返し送出したの
ちに識別符号を含むデータ信号を送信し、受信装置は、
送信装置からの接続信号を受信し接続信号内の部分識別
符号と受信装置の備える識別符号の一部分とが一致する
ことを確認したときにデータ信号の受信処理を行い、送
信装置は、接続信号を繰り返す毎に部分識別符号の抽出
部分を予め定めた順序で変更するものである。
【0020】上記発明によれば、接続信号を繰り返す毎
に部分識別符号の抽出部分が変わるので、自身の識別符
号に似た識別符号が存在しても受信装置は接続信号を繰
り返し受信する途中で識別でき受信を中断することがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は各請求項記載の形態で実
施することができるものである。
【0022】すなわち、請求項1記載の発明のように、
送信装置は接続信号を繰り返す毎に部分識別符号の抽出
部分を予め定めた順序で変更するものである。そして、
接続信号を繰り返す毎に部分識別符号の抽出部分が変わ
るので、自身の識別符号に似た識別符号が存在しても受
信装置は接続信号を繰り返し受信する途中で識別でき受
信を中断することができる。
【0023】また、請求項2記載の発明のように、送信
装置は、受信装置とで通信を行う度に部分識別符号の抽
出部分を予め定めた順序で変更するものである。そし
て、受信装置とで通信を行う度に部分識別符号の抽出部
分が変わるので、受信装置は接続信号を受信する途中で
特定の識別符号の受信中断が常に遅れるということをな
くすことができる。
【0024】そして、請求項3記載の発明のように、送
信装置は接続信号中にその接続信号の送信回数値と部分
識別符号とを含めて送信し、受信装置は接続信号内の送
信回数値を利用して部分識別符号と受信装置の備える識
別符号の一部分とが一致することを確認するものであ
る。そして、受信装置は送信回数値によって部分識別符
号の抽出位置がわかるので接続信号の途中から受信して
も確実に識別符号を比較することができる。
【0025】また、請求項4記載の発明のように、送信
装置は接続信号に部分識別符号の抽出位置を示す位置特
定符号を併せて送信し、受信装置は接続信号内の位置特
定符号を利用して部分識別符号と受信装置の備える識別
符号の一部分とが一致することを確認するものである。
そして、受信装置は位置特定符号によって部分識別符号
の抽出位置がわかるので送信装置が抽出位置を自在に変
更しても受信装置は確実に識別符号を比較することがで
きる。
【0026】そして、請求項5記載の発明のように、送
信装置は接続信号を繰り返し送信しながら部分識別符号
の抽出部分を変更するときに接続信号を最初から最後ま
で受信すると識別符号全体を少なくとも含むように抽出
するものである。そして、繰り返し送信する接続信号を
受信する途中で識別符号全体がわかるので、自身の識別
符号に似た識別符号が存在しても受信装置は接続信号を
繰り返し受信する途中で確実に識別でき受信を中断する
ことができる。
【0027】また、請求項6記載の発明のように、送信
装置は接続信号を繰り返し送信しながら部分識別符号の
抽出部分を識別符号の上位部分から下位部分へ、または
下位部分から上位部分へと移動するものである。そし
て、部分識別符号の抽出部分を識別符号の上位部分から
下位部分へまたは下位部分から上位部分へと移動するの
で自身の識別符号に似た識別符号が存在しても系統的に
識別することができる。例えば識別符号の上位部分がシ
ステム分類、下位部分が端末分類とすれば複数システム
が多数混在する場合には上位部分から下位部分へ移動さ
せるのが有効であり、複数端末が多数混在する場合には
下位部分から上位部分へ移動させるのが受信をはやく中
断させるのに有効である。
【0028】また、請求項7記載の発明のように、送信
装置は接続信号を繰り返し送信しながら部分識別符号の
抽出部分をランダムに変更するものである。そして、部
分識別符号の抽出部分をランダムに変更するので受信装
置は接続信号を受信する途中で特定の識別符号の受信中
断が常に遅れるということをなくすことができる。
【0029】そして、請求項8記載の発明のように、受
信装置は間欠受信待ち受けを行い、接続信号内の部分識
別符号と受信装置の備える識別符号の一部分とが一致し
ないときに接続信号の探索を中断するものである。そし
て、接続信号内の部分識別符号と自身の識別符号の一部
分とが似ていても一致しないことを判断する時間が長く
ならず間欠受信待ち受け時の消費電力が減って電池寿命
を延ばすことができる。
【0030】また、請求項9記載の発明のように、受信
装置は多チャネル受信待ち受けを行い、接続信号内の部
分識別符号と受信装置の備える識別符号の一部分とが一
致しないときに受信を中断し通信チャネルを切換えて接
続信号の探索を行うものである。そして、接続信号内の
部分識別符号と自身の識別符号の一部分とが似ていても
一致しないことを判断する時間が長くならず通信チャネ
ルを切換える周期が早くなって通信相手からの送信信号
の受信を確実にすることができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0032】(実施例1)図1に本発明の実施例1に関
わる無線送受信装置の構成を示すブロック図である。相
手の無線送受信装置と通信するため、アンテナ1を介し
て相手の無線送受信装置からの無線信号2を受信し接続
信号やデータ信号など受信電文に復調する受信手段3、
その受信手段3の電源オン・オフや受信周波数などを制
御する受信回路制御手段4、送信電文を変調してアンテ
ナ1を介して相手の無線送受信装置に無線信号2を送信
する送信手段5、その送信手段5の電源オン・オフや送
信周波数などを制御する送信回路制御手段6、受信手段
3からの受信電文を解読して受信処理するとともに送信
手段5に送信電文を渡すなど通信全体を制御する例えば
マイコンからなる通信制御手段7から構成される。
【0033】また、通信相手を識別するために各無線送
受信装置にユニークな識別符号を用い、初期設定時にそ
の無線送受信装置自身の識別符号と通信相手の識別符号
とを識別符号記憶手段8に記憶する。この識別符号記憶
手段8から識別符号を読み出し、送信時は送信電文中に
受信者を識別する符号として通信相手の識別符号を挿入
する。受信時は受信電文中の受信者識別符号が自身の識
別符号と一致している電文のみを解読する。必要に応じ
て、さらに送信電文中に送信者を識別する符号として自
身の識別符号を挿入し、受信者は受信電文中の送信者識
別符号が自身の識別符号と一致していることを確認して
もよい。
【0034】図1において、識別符号抽出手段9が送信
電文中に挿入する通信相手の識別符号を抽出し、識別符
号比較手段10が受信電文中の受信者識別符号と自身の
識別符号とを比較して挿入されていることを確認する。
【0035】図1の無線送受信装置間で通信される電文
フォーマットを図2に示す。通信電文は大きく分けて次
の2つから構成される。
【0036】1つめは接続信号の繰り返し送信部であ
り、1つの接続信号はビット同期信号20、フレーム同
期信号21、制御コード22と部分識別符号23とから
なる。受信者はビット同期信号20を受信して送信者と
の同期を取り、フレーム同期信号21を受信して制御コ
ード22の先頭を知る。制御コード22には接続信号の
送信回数値30を含む。部分識別符号23は受信者の識
別符号12桁のうちの4桁値とする。
【0037】2つめはデータ信号であり、制御コード2
4と識別符号25と伝送情報26とからなる。識別信号
25を受信して通信相手を確認し伝送情報26を受信す
る。制御コード24にはこの制御コード自身がデータ信
号の一部であることを示す情報を含む。識別符号25は
受信者の識別符号12桁全てである。伝送情報26は送
信者から受信者に伝送したい情報である。
【0038】本実施例はここで図2中(1)や(2)の
ように接続信号を繰り返す毎に部分識別符号23の抽出
部分を変更する。(1)の方法1では接続信号の1回目
に識別符号24の上位4桁を、2回目に中位4桁を、3
回目に下位4桁を含める。4回目からは再び、上位4
桁、中位4桁、下位4桁とする。受信者は予めこの順序
を、つまり接続信号の1回目に識別符号24の上位4桁
を、2回目に中位4桁を、3回目に下位4桁を含めるこ
とを知っており制御コード22中の送信回数値30によ
って受信した部分識別符号23の抽出位置がわかる。し
たがって自身の識別符号に似た識別符号が存在しても受
信者は接続信号を繰り返し受信する途中で識別でき受信
を中断することができる。
【0039】これを図3で説明する。送信者から出力さ
れる通信電文フォーマット(1)には部分識別符号は
(2)のように下位4桁27、中位4桁28、上位4桁
29が繰り返される。これを受信する受信装置は、これ
が自身の識別符号であれば(3)のようにデータ信号の
最後まで受信する。識別符号の下4桁がたまたま自身の
識別符号(受信者が備える識別符号)と同じで残りの上
位8桁が異なる受信者が存在した場合(4)のように接
続信号を2回受信した時点で受信中断できる。従来は図
8のように自身の識別符号に似た識別符号を持つ受信装
置が存在すると受信装置は接続信号だけではこの二つを
識別できずデータ信号の途中まで受信していた。
【0040】図2では送信回数値を制御コードに含めて
送信するので接続信号の途中から受信しても確実に識別
符号を比較することができる。送信回数値がなければ接
続信号の最初から受信することが絶対条件となる。な
お、送信回数値の代わりに繰り返し送信する接続信号個
々にユニークな値であれば同様の効果が得られる。
【0041】また、送信者は接続信号を繰り返し送信し
ながら部分識別符号の抽出部分を変更するときに接続信
号を最初から最後まで受信すると識別符号全体を少なく
とも含むように抽出する。図2では接続信号を多くとも
3回受信すれば識別符号12桁がわかる。したがって、
受信者は繰り返し送信する接続信号を受信する途中で識
別符号全体がわかるので、自身の識別符号に似た識別符
号が存在しても受信装置は接続信号を繰り返し受信する
途中で、3回で受信すれば確実に識別でき受信を中断す
ることができる。
【0042】図2中(2)の方法2では接続信号の1回
目に識別符号25の下位4桁を、2回目に中位4桁を、
3回目に上位4桁を含める。受信者は予め接続信号の1
回目に識別符号25の下位4桁を、2回目に中位4桁
を、3回目に上位4桁を含めることを知っており制御コ
ード22中の送信回数値によって受信した部分識別符号
23の抽出位置がわかる。したがって自身の識別符号に
似た識別符号が存在しても受信者は接続信号を繰り返し
受信する途中で識別でき受信を中断することができる。
【0043】このように送信装置は接続信号を繰り返し
送信しながら部分識別符号の抽出部分を識別符号の上位
部分から下位部分へ移動させる、または下位部分から上
位部分へ移動させる。これで自身の識別符号に似た識別
符号が存在しても系統的に識別することができる。例え
ば識別符号の上位4桁がシステム分類、下位8桁が端末
分類を示すとする。複数システムが多数混在する場合に
は(1)の方法1のように上位部分から下位部分へ移動
させ、システムを識別してから端末を識別する方法が有
効である。また複数端末が多数混在する場合には(2)
の方法2のように下位部分から上位部分へ移動させ、端
末を識別してからシステムを識別する方法が有効であ
る。
【0044】複数システム・複数端末が多数混在する場
合には(1)の方法1と(2)の方法2とを組み合わせ
る。接続信号の1〜3回目は(1)の方法1を、接続信
号の4〜6回目は(2)の方法2というようにする。
【0045】あるいはまた、接続信号3回毎に切り替え
るのが複雑であれば、データ信号を送信する度に部分識
別符号の抽出部分を予め定めた順序で変更する。例え
ば、今回の送信は(1)の方法1で送信し、次回の送信
は(2)の方法2で送信する。これで通信を行う度に部
分識別符号の抽出部分の変更パターンが変わるので、受
信者は接続信号を受信する途中で特定の識別符号の受信
中断が常に遅れるということをなくすことができる。
【0046】これらにより、識別符号12桁のうち下位
4桁が異なる識別符号が存在したとき(1)の方法1で
は接続信号を3回受信するまで判断できないが(2)の
方法2では接続信号を1回受信すると判断できる。接続
信号3回毎あるいは送信毎に(1)の方法1と(2)の
方法2とを切り替えるので平均して接続信号を2回受信
して判断できると見積もることができる。
【0047】以上の部分識別符号制御は図1の通信制御
手段7、識別符号抽出手段9、位置特定符号検知手段1
1、部分識別符号比較手段12で行う。送信時、識別符
号抽出手段9は通信相手の識別符号から部分識別符号を
抽出して送信電文に挿入する。送信回数値は通信制御手
段7で計数して送信電文に部分識別符号とともに含め
る。一方で受信時、位置特定符号検出手段11は受信し
た接続信号中の制御コードから送信回数値を判定し部分
識別符号比較手段12に出力する。この送信回数値を利
用して部分識別符号比較手段12は受信した接続信号中
の部分識別符号と自身の識別符号とを比較する。
【0048】(実施例2)以上の方法は送信者と受信者
との双方で部分識別符号の抽出位置について予め知って
いることが必要である。したがって抽出位置について複
雑な変更パターンには適さない。次に送信者が抽出位置
を自在に変更しても受信者が確実に識別符号を判断する
ことができる方法を説明する。
【0049】図4に無線送受信装置間で通信される電文
フォーマットを示す。図2と同様に通信電文は大きく分
けて2つから構成される。そのうち接続信号内の制御コ
ード22に位置特定符号31を含める。
【0050】位置特定符号31は部分識別符号の抽出位
置を示すもので、これにより部分識別符号4桁が識別符
号12桁のどの部分かを示す。図3中の(1)の方法1
〜(3)の方法3では部分識別符号の1桁目が識別符号
の何桁目にあたるかを位置特定符号とした。受信者は位
置特定符号31によって部分識別符号の抽出位置がわか
るので送信者が抽出位置を自在に変更しても受信者は確
実に識別符号を比較することができる。
【0051】図4では(1)の方法1や(2)の方法2
のように実施例1と同様のことが可能な他、(3)の方
法3のように部分識別符号をランダムに変えることが可
能である。複数システム・複数端末が多数混在する場合
に(1)の方法1と(2)の方法2とを組み合わせ方法
があるが(3)の方法3でも同様の効果が期待できる。
部分識別符号の抽出部分をランダムに変更するので受信
者は接続信号を受信する途中で特定の識別符号の受信中
断が常に遅れるということをなくすことができる。乱数
を発生させるので、部分識別符号を上位部分から下位部
分に変更させるといった変更手順をプログラムすること
が不要である。
【0052】また図4の(4)の方法4のように、位置
特定符号31の定義を表1のように「ID1」=上位4桁、
「ID2」=中位4桁、「ID3」=下位4桁等と定義しても
同様の効果が得られる。
【0053】
【表1】
【0054】(実施例3)次に図5に基づいて間欠受信
待ち受けにおける通信方法を説明する。
【0055】受信者は、一定時間T1おきに断続して接
続信号を探索して受信する間欠受信待ち受けを行い、接
続信号内の部分識別符号と受信者の備える識別符号の一
部分とが一致しないときに次のT1後まで接続信号の探
索を中断し、送信者は、接続信号をT1時間以上繰り返
し送出してからデータ信号を送信する。
【0056】(1)に送信者Aの動作を、(2)、
(3)に送信者Aと通信すべき受信者Bの動作を、
(4)、(5)に送信者Aと通信不要な受信者Cの動作
を示す。
【0057】送信者Aから(1)のように接続信号の繰
り返し部とデータ信号とからなる送信信号を送信する。
【0058】受信者B、Cは(2)、(5)の受信待ち
受け周期T1時間毎に受信回路の電源をオンしてT2時
間のあいだ接続信号を受信待ち受けする。自身宛ての信
号がなければ次の待ち受け周期まで受信回路の電源をオ
フして受信回路の消費電流を抑えるよう動作する。した
がって電池寿命をのばすため間欠周期T1を長くしT2
を短くする。また接続信号の繰り返し送信時間をT1よ
りも長くする。
【0059】受信者Bは(3)のように接続信号を受信
し識別符号の一致を確認しながらデータ信号の終了まで
受信(受信完了)し受信回路の電源をオフする。
【0060】本発明では接続信号を繰り返す毎に部分識
別符号の抽出部分を変えるので、受信者Cは(5a)の
ように接続信号を何回か受信する途中で識別符号の不一
致を判断し受信回路の電源をオフする(受信中断)。従
来は自身の識別符号に似た識別符号が存在すると(5
b)のようにデータ信号の途中まで識別符号の不一致を
判断できず受信回路の電源をオフするタイミングが遅か
った。
【0061】以上のように、本発明では接続信号内の部
分識別符号と自身の識別符号の一部分とが似ていても一
致しないことを判断する時間が長くならず間欠受信待ち
受け時の消費電力が減って電池寿命を延ばすことができ
る。
【0062】(実施例4)次に図6に基づいて多チャネ
ル受信待ち受けにおける通信方法を説明する。
【0063】受信者は、複数ある(N個)通信チャネル
を順次切換えて接続信号を探索して受信する多チャネル
受信待ち受けを行い、接続信号内の部分識別符号と受信
者の備える識別符号の一部分とが一致しないときに受信
を中断し通信チャネルを切換えて接続信号の探索を行
い、送信者は、複数(N個)の通信チャネルの中から1
つの通信チャネルを選択し接続信号をN回以上繰り返し
送出してからデータ信号を送信する。
【0064】(1)、(2)に送信者AとBの動作を、
(3)に送信者Bと通信すべき受信者Cの動作を示す。
【0065】送信者AとBとからほぼ同時に送信信号が
送信する。ここで送信者Aは1チャネルで、送信者Bは
2チャネルで送信する。
【0066】受信者Cは1チャネルと2チャネルとを交
互に接続信号の受信待ち受けをする。自身宛ての信号が
なければ受信を中断し通信チャネルを切換えて別の接続
信号の探索を行う。
【0067】ここで受信者Cは(3)のように1チャネ
ルで先に送信者Aからの接続信号を受信する。本発明で
は接続信号を繰り返す毎に部分識別符号の抽出部分を変
えるので、接続信号を何回か受信する途中で識別符号の
不一致を判断し受信周波数を2チャネルに切り替える
(受信中断)。すると送信者Bからの接続信号を受信し
識別符号の一致を確認しながらデータ信号の終了まで受
信(受信完了)できる。
【0068】なお、従来は自身の識別符号に似た識別符
号が存在すると(4)のように送信者Aからの送信信号
をデータ信号の途中まで識別符号の不一致を判断でき
ず、受信周波数を切り替えるタイミングが遅くて送信者
Bからの接続信号を受信できなかった。
【0069】以上のように、本実施例では接続信号内の
部分識別符号と自身の識別符号の一部分とが似ていても
一致しないことを判断する時間が長くならず通信チャネ
ルを切換える周期が早くなって通信相手からの送信信号
の受信を確実にすることができる。
【0070】なお、受信者がNチャネルを切換ながら多
チャネル受信待ち受けを行うとき、1回の送信で確実に
受信するために接続信号をN回以上繰り返す。
【0071】なお、実施例では識別符号として受信者を
指定する受信者識別符号で説明したが、送信者を指定す
る送信者識別符号に部分識別符号を用いてもよい。ある
いは送信者と受信者とに共通の識別符号であってもよ
い。また識別符号を12桁、部分識別符号を4桁として
説明したがこれに限るものではない。識別符号の桁数が
多いほど、また部分識別符号の桁数が少ないほど効果が
ある。
【0072】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
通信方法によれば、通信相手でない受信装置で識別符号
が異なることを判断するまでの時間を短くすることが可
能となる。
【0073】特に、間欠受信待ち受け時に識別符号が異
なることを判断するまでの時間を短くして受信装置の電
池寿命を延ばしたり、複数の通信チャネルから一つの通
信チャネルを利用して通信するときに識別符号が異なる
ことを判断するまでの時間を短くして受信装置での通信
チャネル切換えの周期を短くできる。
【0074】従来は自身のものと似た識別符号では通信
相手でない受信装置で識別符号が異なることを判断する
までの時間が長くなることがあったが、このときでも部
分識別符号の効果を発揮させることができる。
【0075】さらに各請求項に対応して次のような効果
が得られる。
【0076】(1)接続信号を繰り返す毎に部分識別符
号の抽出部分が変わるので、自身の識別符号に似た識別
符号が存在しても受信装置は接続信号を繰り返し受信す
る途中で識別でき受信を中断することができる。
【0077】(2)通信を行う度に部分識別符号の抽出
部分が変わるので、受信装置は接続信号を受信する途中
で特定の識別符号の受信中断が常に遅れるということを
なくすことができる。
【0078】(3)受信装置は送信回数値によって部分
識別符号の抽出位置がわかるので接続信号の途中から受
信しても確実に識別符号を比較することができる。
【0079】(4)受信装置は位置特定符号によって部
分識別符号の抽出位置がわかるので送信装置が抽出位置
を自在に変更しても受信装置は確実に識別符号を比較す
ることができる。
【0080】(5)繰り返し送信する接続信号を受信す
る途中で識別符号全体がわかるので、自身の識別符号に
似た識別符号が存在しても受信装置は接続信号を繰り返
し受信する途中で確実に識別でき受信を中断することが
できる。
【0081】(6)部分識別符号の抽出部分を識別符号
の上位部分から下位部分へまたは下位部分から上位部分
へと移動するので自身の識別符号に似た識別符号が存在
しても系統的に識別することができる。例えば識別符号
の上位部分がシステム分類、下位部分が端末分類とすれ
ば、複数システムが多数混在する場合には上位部分から
下位部分へ移動させるのが有効であり、複数端末が多数
混在する場合には下位部分から上位部分へ移動させるの
が有効である。
【0082】(7)部分識別符号の抽出部分をランダム
に変更するので受信装置は接続信号を受信する途中で特
定の識別符号の受信中断が常に遅れるということをなく
すことができる。
【0083】(8)間欠受信待ち受けにおいて接続信号
内の部分識別符号と自身の識別符号の一部分とが似てい
ても一致しないことを判断する時間が長くならず間欠受
信待ち受け時の消費電力が減って電池寿命を延ばすこと
ができる。
【0084】(9)多チャネル受信待ち受けにおいて接
続信号内の部分識別符号と自身の識別符号の一部分とが
似ていても一致しないことを判断する時間が長くならず
通信チャネルを切換える周期が早くなって通信相手から
の送信信号の受信を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の通信方法における無線送受
信装置のブロック図
【図2】同装置における通信電文フォーマットを示す図
【図3】同装置における送信者と受信者の動作を説明す
る図
【図4】本発明の実施例2の通信方法における通信電文
フォーマットを示す図
【図5】本発明の実施例3の通信方法における送信者と
受信者の動作を説明する図
【図6】本発明の実施例4の通信方法における送信者と
受信者の動作を説明する図
【図7】従来の通信方法における通信電文フォーマット
を示す図
【図8】同方法の送信者と受信者の動作を説明する図
【符号の説明】
1 無線アンテナ 2 無線信号 3 受信手段 4 受信回路制御手段 5 送信手段 6 送信回路制御手段 7 通信制御手段 8 識別符号記憶手段 9 識別符号抽出手段 10 識別符号比較手段 11 位置特定符号検知手段 12 部分識別符号比較手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA02 CB01 DA17 5K034 AA02 CC06 DD02 EE03 HH01 HH02 HH07 HH12 HH13 HH65 LL01 MM18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信装置と受信装置とで通信を行う通信方
    法において、前記送信装置は、通信相手を識別する識別
    符号の一部分を抽出した部分識別符号を含む接続信号を
    前記受信装置が受信するのに必要な時間以上連続して繰
    り返し送出したのちに前記識別符号を含むデータ信号を
    送信し、前記受信装置は、前記送信装置からの接続信号
    を受信し前記接続信号内の部分識別符号と受信装置の備
    える識別符号の一部分とが一致することを確認したとき
    にデータ信号の受信処理を行い、前記送信装置は、接続
    信号を繰り返す毎に部分識別符号の抽出部分を予め定め
    た順序で変更することを特徴とした通信方法。
  2. 【請求項2】送信装置は、受信装置と通信を行う度に部
    分識別符号の抽出部分を予め定めた順序で変更すること
    を特徴とした請求項1記載の通信方法。
  3. 【請求項3】送信装置は、繰り返し送信する接続信号中
    にその接続信号の送信回数値と部分識別符号とを含めて
    送信し、受信装置は、受信した接続信号内の前記送信回
    数値を利用して前記部分識別符号と前記受信装置の備え
    る識別符号の一部分とが一致することを確認する請求項
    1または2記載の通信方法。
  4. 【請求項4】送信装置は、接続信号に部分識別符号とそ
    の抽出位置を示す位置特定符号とを含めて送信し、受信
    装置は、受信した接続信号内の前記位置特定符号を利用
    して前記部分識別符号と前記受信装置の備える識別符号
    の一部分とが一致することを確認する請求項1または2
    記載の通信方法。
  5. 【請求項5】送信装置は、接続信号を繰り返し送信しな
    がら部分識別符号の抽出部分を変更するときに、前記接
    続信号を最初から最後まで受信すると識別符号全体を少
    なくとも含むように抽出することを特徴とした請求項3
    または4記載の通信方法。
  6. 【請求項6】送信装置は、接続信号を繰り返し送信しな
    がら部分識別符号の抽出部分を識別符号の上位部分から
    下位部分へ、または下位部分から上位部分へと移動する
    ことを特徴とした請求項3、4または5記載の通信方
    法。
  7. 【請求項7】送信装置は、接続信号を繰り返し送信しな
    がら部分識別符号の抽出部分をランダムに変更すること
    を特徴とした請求項4記載の通信方法。
  8. 【請求項8】受信装置は、一定時間T1おきに断続して
    接続信号を探索して受信する間欠受信待ち受けを行い、
    前記接続信号内の部分識別符号と受信装置の備える識別
    符号の一部分とが一致しないときに次のT1後まで接続
    信号の探索を中断し、送信装置は、前記接続信号を前記
    一定時間T1時間以上繰り返し送出してからデータ信号
    を送信する請求項1または2記載の通信方法。
  9. 【請求項9】受信装置は、複数ある(N個)通信チャネ
    ルを順次切換えて接続信号を探索して受信する多チャネ
    ル受信待ち受けを行い、前記接続信号内の部分識別符号
    と受信装置の備える識別符号の一部分とが一致しないと
    きに受信を中断し通信チャネルを切換えて接続信号の探
    索を行い、送信装置は、複数(N個)の通信チャネルの
    中から1つの通信チャネルを選択し接続信号をN回以上
    繰り返し送出してからデータ信号を送信する請求項1ま
    たは2記載の通信方法。
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