JP2000209507A - 固体撮像装置の低ノイズ化回路 - Google Patents
固体撮像装置の低ノイズ化回路Info
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- JP2000209507A JP2000209507A JP11005585A JP558599A JP2000209507A JP 2000209507 A JP2000209507 A JP 2000209507A JP 11005585 A JP11005585 A JP 11005585A JP 558599 A JP558599 A JP 558599A JP 2000209507 A JP2000209507 A JP 2000209507A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 動きのある被写体の残像を抑えながらノイズ
の低減を図ることができる固体撮像装置の低ノイズ化回
路を提供すること。 【解決手段】 撮像素子1から出力される現在の映像信
号と1フレーム又は1フィールド前の映像信号との差分
を減算器10でとり、該差分値に乗算器11にて帰還係
数kを乗じたものを、加算器6で現在の映像信号に加算
することにより映像信号からノイズ成分を低減する巡回
型ノイズリダクション回路において、前記減算器10か
らの差分値に応じて一画素単位で前記帰還係数kを制御
可能としたものである。差分値が大きければ帰還係数k
を小さくして残像の低減を図り、差分値が小さければ帰
還係数kを大きくすることによってノイズの低減を図
る。
の低減を図ることができる固体撮像装置の低ノイズ化回
路を提供すること。 【解決手段】 撮像素子1から出力される現在の映像信
号と1フレーム又は1フィールド前の映像信号との差分
を減算器10でとり、該差分値に乗算器11にて帰還係
数kを乗じたものを、加算器6で現在の映像信号に加算
することにより映像信号からノイズ成分を低減する巡回
型ノイズリダクション回路において、前記減算器10か
らの差分値に応じて一画素単位で前記帰還係数kを制御
可能としたものである。差分値が大きければ帰還係数k
を小さくして残像の低減を図り、差分値が小さければ帰
還係数kを大きくすることによってノイズの低減を図
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置のノ
イズおよび残像低減のための低ノイズ化回路に関する。
イズおよび残像低減のための低ノイズ化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラなどの固体撮像装置におい
ては、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素
子が用いられている。CCDは、フォトダイオードのよ
うな光電変換素子を多数配列したもので、光電変換した
電荷を蓄積する光電変換部と、蓄積した電荷を時系列に
転送する転送部より構成される。光電変換部では、光量
に応じた電荷が各画素のポテンシャル井戸に蓄積され
る。転送部では、蓄積した電荷を行単位(1ラインご
と)で水平転送部に転送し、時系列に出力する。この操
作を全行に対して行うことで、1画面分のデータを出力
する。
ては、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素
子が用いられている。CCDは、フォトダイオードのよ
うな光電変換素子を多数配列したもので、光電変換した
電荷を蓄積する光電変換部と、蓄積した電荷を時系列に
転送する転送部より構成される。光電変換部では、光量
に応じた電荷が各画素のポテンシャル井戸に蓄積され
る。転送部では、蓄積した電荷を行単位(1ラインご
と)で水平転送部に転送し、時系列に出力する。この操
作を全行に対して行うことで、1画面分のデータを出力
する。
【0003】ところで、固体撮像装置においてノイズを
低減するために、巡回型ノイズリダクション回路が使わ
れている。この巡回型ノイズリダクション回路は、撮像
素子から出力される現在の映像信号と1フレーム前の映
像信号との差分に帰還係数kを乗じた値を現在の映像信
号に加算することでノイズを低減している。
低減するために、巡回型ノイズリダクション回路が使わ
れている。この巡回型ノイズリダクション回路は、撮像
素子から出力される現在の映像信号と1フレーム前の映
像信号との差分に帰還係数kを乗じた値を現在の映像信
号に加算することでノイズを低減している。
【0004】図6は従来の固体撮像装置における低ノイ
ズ化回路の構成を示すブロック図である。
ズ化回路の構成を示すブロック図である。
【0005】図6に示すように、撮影した映像信号は撮
像素子1により電気信号に変換されてサンプル・ホール
ド回路(以下S/H回路)2を経てAGC回路3に入力
される。S/H回路2では撮像素子1で光電変換によっ
て生じた画素ごとの電気信号からクランプパルスを用い
て画素ごとにサンプル・ホールドして、信号部分を抽出
する。抽出された信号成分は、AGC回路3で所定の利
得で増幅された後、A/D変換器4でデジタル信号に変
換され信号処理回路5でガンマ、ディテール処理等の信
号処理をされて映像信号(画素信号)として出力され
る。
像素子1により電気信号に変換されてサンプル・ホール
ド回路(以下S/H回路)2を経てAGC回路3に入力
される。S/H回路2では撮像素子1で光電変換によっ
て生じた画素ごとの電気信号からクランプパルスを用い
て画素ごとにサンプル・ホールドして、信号部分を抽出
する。抽出された信号成分は、AGC回路3で所定の利
得で増幅された後、A/D変換器4でデジタル信号に変
換され信号処理回路5でガンマ、ディテール処理等の信
号処理をされて映像信号(画素信号)として出力され
る。
【0006】信号処理回路5から出力される映像信号
は、低ノイズ化回路ブロック14内の加算器6を経てD
/A変換器7でアナログ映像信号に変換され、エンコー
ダ8によりNTSCエンコードされ同期信号等の各種の
信号が付加されて出力される。
は、低ノイズ化回路ブロック14内の加算器6を経てD
/A変換器7でアナログ映像信号に変換され、エンコー
ダ8によりNTSCエンコードされ同期信号等の各種の
信号が付加されて出力される。
【0007】低ノイズ化回路ブロック14は、映像信号
がフレーム間で相関を有しておりノイズ成分がフレーム
間の相関を有していないことを利用して、ノイズ成分を
低減するブロックであり、加算器6,遅延手段としての
フレームメモリ9,減算器10,乗算器11,係数器1
2で構成されている。
がフレーム間で相関を有しておりノイズ成分がフレーム
間の相関を有していないことを利用して、ノイズ成分を
低減するブロックであり、加算器6,遅延手段としての
フレームメモリ9,減算器10,乗算器11,係数器1
2で構成されている。
【0008】現在の映像信号と1フレーム前の映像信号
(即ちフレームメモリ9により1フレーム遅延された映
像信号)を減算器10で減算しその減算信号(差分)は
乗算器11で係数器12からの所定の係数kと乗算され
て加算器6で現在の映像信号に加算されノイズを低減す
る。
(即ちフレームメモリ9により1フレーム遅延された映
像信号)を減算器10で減算しその減算信号(差分)は
乗算器11で係数器12からの所定の係数kと乗算され
て加算器6で現在の映像信号に加算されノイズを低減す
る。
【0009】しかしながら、このような巡回型のノイズ
リダクション回路では、帰還係数k(0≦k<1)の値
が大きいほどノイズの低減効果は大きくなるが、動きの
ある被写体や固体撮像装置が動いた場合に残像(完全に
静止しものを撮像している場合は減算器10の出力には
ノイズ成分のみが出てくるが、動きのあるものを撮像し
ている場合は1フレーム前の映像信号と現在の映像信号
との映像成分の差分も含まれてくる。この映像差分を含
んだ信号を現在の映像信号に加算するために残像が発生
する。)も大きくなってしまうという問題がある。
リダクション回路では、帰還係数k(0≦k<1)の値
が大きいほどノイズの低減効果は大きくなるが、動きの
ある被写体や固体撮像装置が動いた場合に残像(完全に
静止しものを撮像している場合は減算器10の出力には
ノイズ成分のみが出てくるが、動きのあるものを撮像し
ている場合は1フレーム前の映像信号と現在の映像信号
との映像成分の差分も含まれてくる。この映像差分を含
んだ信号を現在の映像信号に加算するために残像が発生
する。)も大きくなってしまうという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の低
ノイズ化回路では、帰還係数k(0≦k<1)の値が大
きいほどノイズの低減効果は大きくなるが、動きのある
被写体や固体撮像装置が動いた場合に残像も大きくなっ
てしまうという問題があった。
ノイズ化回路では、帰還係数k(0≦k<1)の値が大
きいほどノイズの低減効果は大きくなるが、動きのある
被写体や固体撮像装置が動いた場合に残像も大きくなっ
てしまうという問題があった。
【0011】そこで、本発明は、上記の問題点を解決す
るためになされたものであり、動きのある被写体の残像
を抑えながらノイズの低減を図ることができる固体撮像
装置の低ノイズ化回路を提供することを目的とするもの
である。
るためになされたものであり、動きのある被写体の残像
を抑えながらノイズの低減を図ることができる固体撮像
装置の低ノイズ化回路を提供することを目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る固体撮像装置の低ノイズ化回路は、撮像素子から出力
される映像信号を一方の加算入力とする加算器と、この
加算器の出力を1フレーム(又は1フィールド)遅延さ
せる遅延手段と、この遅延手段からの1フレーム(又は
1フィールド)遅延された映像信号と前記加算器に入力
する前記映像信号との差分をとる減算器と、この減算器
からの出力を所定の係数と乗算し、前記加算器の他方の
加算入力とする乗算器と、前記係数を発生するもので、
該係数は前記減算器の差分の値に応じて1画素単位で制
御可能とされる係数器とを具備したものである。
る固体撮像装置の低ノイズ化回路は、撮像素子から出力
される映像信号を一方の加算入力とする加算器と、この
加算器の出力を1フレーム(又は1フィールド)遅延さ
せる遅延手段と、この遅延手段からの1フレーム(又は
1フィールド)遅延された映像信号と前記加算器に入力
する前記映像信号との差分をとる減算器と、この減算器
からの出力を所定の係数と乗算し、前記加算器の他方の
加算入力とする乗算器と、前記係数を発生するもので、
該係数は前記減算器の差分の値に応じて1画素単位で制
御可能とされる係数器とを具備したものである。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の固
体撮像装置の低ノイズ化回路において、前記係数器で係
数を制御した際に、該係数の切り換えぎわでの画質劣化
を抑えるフィルタ回路をさらに具備したことを特徴とす
る。
体撮像装置の低ノイズ化回路において、前記係数器で係
数を制御した際に、該係数の切り換えぎわでの画質劣化
を抑えるフィルタ回路をさらに具備したことを特徴とす
る。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の固体撮像装置の低ノイズ化回路において、前記係
数器は、前記減算器からの差分が大きくなるのに伴って
前記係数を小さくし、前記減算器からの差分が小さくな
るのに伴って前記係数を大きく設定することを特徴とす
る。
記載の固体撮像装置の低ノイズ化回路において、前記係
数器は、前記減算器からの差分が大きくなるのに伴って
前記係数を小さくし、前記減算器からの差分が小さくな
るのに伴って前記係数を大きく設定することを特徴とす
る。
【0015】請求項1〜3の発明によれば、1フレーム
又は1フィールド遅延した映像信号と現在の映像信号と
の差分に応じて乗じる帰還係数kを制御する。差分が大
きければ帰還係数kを小さくして残像の低減を図り、差
分が小さければ帰還係数kを大きくすることによってノ
イズの低減を図る。
又は1フィールド遅延した映像信号と現在の映像信号と
の差分に応じて乗じる帰還係数kを制御する。差分が大
きければ帰還係数kを小さくして残像の低減を図り、差
分が小さければ帰還係数kを大きくすることによってノ
イズの低減を図る。
【0016】また、帰還係数kの切り換えぎわでは、帰
還係数kの小さい部分のノイズが帰還係数kの大きい部
分のノイズと比較して目立つようになる。この画質劣化
をフィルタ回路を入れることによって抑制する。
還係数kの小さい部分のノイズが帰還係数kの大きい部
分のノイズと比較して目立つようになる。この画質劣化
をフィルタ回路を入れることによって抑制する。
【0017】請求項4記載の発明による固体撮像装置の
低ノイズ化回路は、撮像素子から出力される撮像信号に
基づく輝度信号を一方の加算入力とする第1の加算器
と、この第1の加算器の出力を1フレーム(又は1フィ
ールド)遅延させる第1の遅延手段と、この第1の遅延
手段からの1フレーム(又は1フィールド)遅延された
輝度信号と前記第1の加算器に入力する前記輝度信号と
の差分をとる第1の減算器と、この第1の減算器からの
出力を所定の第1の係数と乗算し、前記第1の加算器の
他方の加算入力とする第1の乗算器と、前記第1の係数
を発生するもので、該第1の係数は前記第1の減算器の
差分の値に応じて1画素単位で制御可能とされる第1の
係数器とを備えた第1の低ノイズ化回路ブロックと、前
記撮像素子から出力される撮像信号に基づく色差信号を
一方の加算入力とする第2の加算器と、この第2の加算
器の出力を1フレーム(又は1フィールド)遅延させる
第2の遅延手段と、この第2の遅延手段からの1フレー
ム(又は1フィールド)遅延された色差信号と前記第2
の加算器に入力する前記色差信号との差分をとる第2の
減算器と、この第2の減算器からの出力を所定の第2の
係数と乗算し、前記第2の加算器の他方の加算入力とす
る第2の乗算器と、前記第2の係数を発生するもので、
該第2の係数は前記第2の減算器の差分の値に応じて1
画素単位で制御可能とされる第2の係数器とを備えた第
2の低ノイズ化回路ブロックとを具備したものである。
低ノイズ化回路は、撮像素子から出力される撮像信号に
基づく輝度信号を一方の加算入力とする第1の加算器
と、この第1の加算器の出力を1フレーム(又は1フィ
ールド)遅延させる第1の遅延手段と、この第1の遅延
手段からの1フレーム(又は1フィールド)遅延された
輝度信号と前記第1の加算器に入力する前記輝度信号と
の差分をとる第1の減算器と、この第1の減算器からの
出力を所定の第1の係数と乗算し、前記第1の加算器の
他方の加算入力とする第1の乗算器と、前記第1の係数
を発生するもので、該第1の係数は前記第1の減算器の
差分の値に応じて1画素単位で制御可能とされる第1の
係数器とを備えた第1の低ノイズ化回路ブロックと、前
記撮像素子から出力される撮像信号に基づく色差信号を
一方の加算入力とする第2の加算器と、この第2の加算
器の出力を1フレーム(又は1フィールド)遅延させる
第2の遅延手段と、この第2の遅延手段からの1フレー
ム(又は1フィールド)遅延された色差信号と前記第2
の加算器に入力する前記色差信号との差分をとる第2の
減算器と、この第2の減算器からの出力を所定の第2の
係数と乗算し、前記第2の加算器の他方の加算入力とす
る第2の乗算器と、前記第2の係数を発生するもので、
該第2の係数は前記第2の減算器の差分の値に応じて1
画素単位で制御可能とされる第2の係数器とを備えた第
2の低ノイズ化回路ブロックとを具備したものである。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項4記載の固
体撮像装置の低ノイズ化回路において、前記第1の係数
器で第1の係数を制御した際に、該第1の係数の切り換
えぎわでの画質劣化を抑える第1のフィルタ回路と、前
記第2の係数器で第2の係数を制御した際に、該第2の
係数の切り換えぎわでの画質劣化を抑える第2のフィル
タ回路とをさらに具備したことを特徴とする。
体撮像装置の低ノイズ化回路において、前記第1の係数
器で第1の係数を制御した際に、該第1の係数の切り換
えぎわでの画質劣化を抑える第1のフィルタ回路と、前
記第2の係数器で第2の係数を制御した際に、該第2の
係数の切り換えぎわでの画質劣化を抑える第2のフィル
タ回路とをさらに具備したことを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項4又は5に
記載の固体撮像装置の低ノイズ化回路において、前記第
1の係数器は、前記第1の減算器からの差分が大きくな
るのに伴って前記第1の係数を小さくし、前記第1の減
算器からの差分が小さくなるのに伴って前記第1の係数
を大きく設定し、前記第2の係数器は、前記第2の減算
器からの差分が大きくなるのに伴って前記第2の係数を
小さくし、前記第2の減算器からの差分が小さくなるの
に伴って前記第2の係数を大きく設定することを特徴と
する。
記載の固体撮像装置の低ノイズ化回路において、前記第
1の係数器は、前記第1の減算器からの差分が大きくな
るのに伴って前記第1の係数を小さくし、前記第1の減
算器からの差分が小さくなるのに伴って前記第1の係数
を大きく設定し、前記第2の係数器は、前記第2の減算
器からの差分が大きくなるのに伴って前記第2の係数を
小さくし、前記第2の減算器からの差分が小さくなるの
に伴って前記第2の係数を大きく設定することを特徴と
する。
【0020】請求項4〜6の発明によれば、輝度信号と
色差信号のそれぞれについて前記請求項1〜3と同様の
作用効果が得られると共に、例えば撮影している場面に
よっては明るさが大きく変化することで輝度信号につい
ての第1の係数kだけが小さく制御されて輝度信号の残
像を低減でき、そのとき色彩的な変化がなければ色差信
号についての第2の係数kが大きく制御されて色信号の
ノイズ成分を低減できる。つまり、輝度信号,色差信号
でそれぞれに最適な帰還係数kを制御することができ
る。
色差信号のそれぞれについて前記請求項1〜3と同様の
作用効果が得られると共に、例えば撮影している場面に
よっては明るさが大きく変化することで輝度信号につい
ての第1の係数kだけが小さく制御されて輝度信号の残
像を低減でき、そのとき色彩的な変化がなければ色差信
号についての第2の係数kが大きく制御されて色信号の
ノイズ成分を低減できる。つまり、輝度信号,色差信号
でそれぞれに最適な帰還係数kを制御することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の固体
撮像装置の低ノイズ化回路の構成を示すブロック図であ
る。図7と同一部分には同一符号を付して説明する。
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の固体
撮像装置の低ノイズ化回路の構成を示すブロック図であ
る。図7と同一部分には同一符号を付して説明する。
【0022】本実施の形態における低ノイズ化回路は、
撮像素子1と、S/H回路2と、AGC回路3と、A/
D変換器5と、加算器6と、D/A変換器7と、エンコ
ーダ8と、遅延手段としてのフレームメモリ9と、減算
器10と、乗算器11と、係数器12Aとで構成されて
いる。ブロック的な構成は、図7の構成とほぼ同様であ
るので、主に図7と異なる部分を中心に説明する。
撮像素子1と、S/H回路2と、AGC回路3と、A/
D変換器5と、加算器6と、D/A変換器7と、エンコ
ーダ8と、遅延手段としてのフレームメモリ9と、減算
器10と、乗算器11と、係数器12Aとで構成されて
いる。ブロック的な構成は、図7の構成とほぼ同様であ
るので、主に図7と異なる部分を中心に説明する。
【0023】低ノイズ化回路ブロック14は、入力され
た映像信号(画素信号)は減算器10の減算入力および
加算器6の一方の入力となる。減算器10の被減数入力
はフレームメモリ9で1フレーム遅延された映像信号
で、減算出力(差分)は乗算器11の一方の入力とな
る。乗算器11のもう一方の入力は係数器12Aからの
帰還係数kである。係数器12Aには、減算器10から
の減算出力が入力している。乗算器11の乗算出力はフ
ィルタ回路13の入力となる。フィルタ回路13の出力
は加算器6のもう一方の入力となり、加算器6で現在の
映像信号に加算することでノイズの低減を図る構成とな
っている。
た映像信号(画素信号)は減算器10の減算入力および
加算器6の一方の入力となる。減算器10の被減数入力
はフレームメモリ9で1フレーム遅延された映像信号
で、減算出力(差分)は乗算器11の一方の入力とな
る。乗算器11のもう一方の入力は係数器12Aからの
帰還係数kである。係数器12Aには、減算器10から
の減算出力が入力している。乗算器11の乗算出力はフ
ィルタ回路13の入力となる。フィルタ回路13の出力
は加算器6のもう一方の入力となり、加算器6で現在の
映像信号に加算することでノイズの低減を図る構成とな
っている。
【0024】図7と異なる点は、乗算器11と係数器1
2Aからなる乗算回路が、減算器10からの差分値に帰
還係数kを乗ずる際に、前記差分値に応じて帰還係数k
の値を1画素単位で制御可能としたことと、乗算器11
の後段に低域通過用のフィルタ回路13を設けたことで
ある。その他の構成は図7と同様である。
2Aからなる乗算回路が、減算器10からの差分値に帰
還係数kを乗ずる際に、前記差分値に応じて帰還係数k
の値を1画素単位で制御可能としたことと、乗算器11
の後段に低域通過用のフィルタ回路13を設けたことで
ある。その他の構成は図7と同様である。
【0025】従って、係数器12Aは、帰還係数kを発
生する機能を有すると共に、前記減算器10からの差分
値に応じて1画素単位で前記乗算器11に供給する帰還
係数kの値を制御する機能(手段)を有している。或い
は、係数器12Aは、外部から係数制御可能に構成され
た係数器と、この係数器の係数を前記減算器10からの
差分値に応じて1画素単位で制御する手段とで構成する
こともできる。
生する機能を有すると共に、前記減算器10からの差分
値に応じて1画素単位で前記乗算器11に供給する帰還
係数kの値を制御する機能(手段)を有している。或い
は、係数器12Aは、外部から係数制御可能に構成され
た係数器と、この係数器の係数を前記減算器10からの
差分値に応じて1画素単位で制御する手段とで構成する
こともできる。
【0026】図1においては、上記帰還係数k(0≦k
<1)を1フレーム前の映像信号と現在の映像信号との
差分(減算器10の出力)で制御する。差分が大きけれ
ば被写体(映像成分)の動きであるとして帰還係数kを
小さくすることによって主に残像の低減を図り、差分が
小さければノイズ成分であるとして帰還係数kを大きく
することによって主にノイズの低減を図る。
<1)を1フレーム前の映像信号と現在の映像信号との
差分(減算器10の出力)で制御する。差分が大きけれ
ば被写体(映像成分)の動きであるとして帰還係数kを
小さくすることによって主に残像の低減を図り、差分が
小さければノイズ成分であるとして帰還係数kを大きく
することによって主にノイズの低減を図る。
【0027】また、フィルタ回路13を設けることによ
って、帰還係数kの切り換えぎわでは、帰還係数kの小
さい部分のノイズが帰還係数kの大きい部分のノイズと
比較して目立つようになり画質劣化となるのを抑制する
ことができる。つまり、フィルタ13によって高域ノイ
ズを除去できると共に、映出された映像のエッジをなま
らせることができ、残像があればそれを滑らかにする効
果がある。
って、帰還係数kの切り換えぎわでは、帰還係数kの小
さい部分のノイズが帰還係数kの大きい部分のノイズと
比較して目立つようになり画質劣化となるのを抑制する
ことができる。つまり、フィルタ13によって高域ノイ
ズを除去できると共に、映出された映像のエッジをなま
らせることができ、残像があればそれを滑らかにする効
果がある。
【0028】なお、係数器12Aからの帰還係数kは、
減算器10からの差分値に応じて或る段階をもって切り
換えるように制御してもよいし、差分値の大きさに応じ
て連続的に切り換えるように制御してもよい。
減算器10からの差分値に応じて或る段階をもって切り
換えるように制御してもよいし、差分値の大きさに応じ
て連続的に切り換えるように制御してもよい。
【0029】図2は本発明の他の実施の形態の固体撮像
装置の低ノイズ化回路を示すブロック図である。
装置の低ノイズ化回路を示すブロック図である。
【0030】図2においては、撮像素子1の色フィルタ
こどに取り出されたRGB信号に基づき信号処理回路5
にてマトリクス処理して輝度信号と色差信号を生ぜし
め、輝度,色差信号をそれぞれ第1,第2の低ノイズ化
回路ブロック14-1,14-2を経由してD/A変換器7に導
くように構成したものである。
こどに取り出されたRGB信号に基づき信号処理回路5
にてマトリクス処理して輝度信号と色差信号を生ぜし
め、輝度,色差信号をそれぞれ第1,第2の低ノイズ化
回路ブロック14-1,14-2を経由してD/A変換器7に導
くように構成したものである。
【0031】即ち、第1の低ノイズ化回路ブロック14-1
は、撮像素子1から出力される撮像信号に基づいた輝度
信号を一方の加算入力とする第1の加算器6-1 と、この
第1の加算器6-1 の出力を1フレーム遅延させる第1の
遅延手段としてのフレームメモリ9-1 と、このフレーム
メモリ9-1 からの1フレーム遅延された輝度信号と第1
の加算器6-1 に入力する前記輝度信号との差分をとる第
1の減算器10-1と、この第1の減算器10-1からの出力を
所定の第1の帰還係数と乗算し、第1の加算器6-1 の他
方の加算入力とする第1の乗算器11-1と、前記第1の帰
還係数を発生するもので、該第1の帰還係数は前記第1
の減算器10-1の差分の値に応じて1画素単位で制御可能
である係数器12A-1とを備えて構成されている。
は、撮像素子1から出力される撮像信号に基づいた輝度
信号を一方の加算入力とする第1の加算器6-1 と、この
第1の加算器6-1 の出力を1フレーム遅延させる第1の
遅延手段としてのフレームメモリ9-1 と、このフレーム
メモリ9-1 からの1フレーム遅延された輝度信号と第1
の加算器6-1 に入力する前記輝度信号との差分をとる第
1の減算器10-1と、この第1の減算器10-1からの出力を
所定の第1の帰還係数と乗算し、第1の加算器6-1 の他
方の加算入力とする第1の乗算器11-1と、前記第1の帰
還係数を発生するもので、該第1の帰還係数は前記第1
の減算器10-1の差分の値に応じて1画素単位で制御可能
である係数器12A-1とを備えて構成されている。
【0032】また、第2の低ノイズ化回路ブロック14-2
は、撮像素子1から出力される撮像信号に基づいた色差
信号を一方の加算入力とする第1の加算器6-2 と、この
第1の加算器6-2 の出力を1フレーム遅延させる第2の
遅延手段としてのフレームメモリ9-2 と、このフレーム
メモリ9-2 からの1フレーム遅延された色差信号と第2
の加算器6-2 に入力する前記色差信号との差分をとる第
2の減算器10-2と、この第2の減算器10-2からの出力を
所定の第2の帰還係数と乗算し、第2の加算器6-2 の他
方の加算入力とする第2の乗算器11-2と、前記第2の帰
還係数を発生するもので、該第2の帰還係数は前記第2
の減算器10-2の差分の値に応じて1画素単位で制御可能
である係数器12A-2とを備えて構成されている。
は、撮像素子1から出力される撮像信号に基づいた色差
信号を一方の加算入力とする第1の加算器6-2 と、この
第1の加算器6-2 の出力を1フレーム遅延させる第2の
遅延手段としてのフレームメモリ9-2 と、このフレーム
メモリ9-2 からの1フレーム遅延された色差信号と第2
の加算器6-2 に入力する前記色差信号との差分をとる第
2の減算器10-2と、この第2の減算器10-2からの出力を
所定の第2の帰還係数と乗算し、第2の加算器6-2 の他
方の加算入力とする第2の乗算器11-2と、前記第2の帰
還係数を発生するもので、該第2の帰還係数は前記第2
の減算器10-2の差分の値に応じて1画素単位で制御可能
である係数器12A-2とを備えて構成されている。
【0033】図2の実施の形態によれば、輝度信号と色
差信号のそれぞれについて低ノイズ化回路ブロック14-
1,14-2を設けることにより、例えば撮影している被写
体(場面)によっては明るさが大きく変化したとき輝度
信号についての第1の係数kだけが小さく制御されて輝
度信号の残像を低減でき、そのとき色彩的な変化がなけ
れば色差信号についての第2の係数kは大きく制御され
て色信号のノイズ成分を低減できる。つまり、輝度信
号,色差信号でそれぞれに最適な帰還係数kを設定して
制御することができ、表示される映像の品質を向上させ
ることができる。
差信号のそれぞれについて低ノイズ化回路ブロック14-
1,14-2を設けることにより、例えば撮影している被写
体(場面)によっては明るさが大きく変化したとき輝度
信号についての第1の係数kだけが小さく制御されて輝
度信号の残像を低減でき、そのとき色彩的な変化がなけ
れば色差信号についての第2の係数kは大きく制御され
て色信号のノイズ成分を低減できる。つまり、輝度信
号,色差信号でそれぞれに最適な帰還係数kを設定して
制御することができ、表示される映像の品質を向上させ
ることができる。
【0034】以上述べた図1,図2の本発明の実施の形
態によれば、1フレーム又は1フィールド前の映像信号
と現在の映像信号との差分に応じて巡回型ノイズリダク
ション回路の帰還係数kを制御することにより、被写体
の動きに対して帰還係数kを適応できるので、動きのあ
る被写体の残像を抑え、動きのない(少ない)被写体のノ
イズ低減を容易に図ることが可能となる。さらに、フィ
ルタ回路によって帰還係数kの切り換わりぎわでの画質
劣化も抑制することが可能となる。
態によれば、1フレーム又は1フィールド前の映像信号
と現在の映像信号との差分に応じて巡回型ノイズリダク
ション回路の帰還係数kを制御することにより、被写体
の動きに対して帰還係数kを適応できるので、動きのあ
る被写体の残像を抑え、動きのない(少ない)被写体のノ
イズ低減を容易に図ることが可能となる。さらに、フィ
ルタ回路によって帰還係数kの切り換わりぎわでの画質
劣化も抑制することが可能となる。
【0035】また、本発明の実施の形態では、一画素単
位で係数制御を行なえるため、同一フレーム或いは同一
フィールド内でも各画素に対してそれぞれに最適な帰還
係数kを制御でき、さらに、輝度信号、色差信号でそれ
ぞれに最適な帰還係数kを制御することも可能であり、
より一層残像およびノイズを低減した映像信号を得るこ
とが可能となる。
位で係数制御を行なえるため、同一フレーム或いは同一
フィールド内でも各画素に対してそれぞれに最適な帰還
係数kを制御でき、さらに、輝度信号、色差信号でそれ
ぞれに最適な帰還係数kを制御することも可能であり、
より一層残像およびノイズを低減した映像信号を得るこ
とが可能となる。
【0036】なお、図1,図2の実施の形態では、低ノ
イズ化回路ブロック14における遅延手段として1フレ
ーム遅延するためのフレームメモリを使用しているが、
ビデオカメラなどにおける固体撮像装置を高感度モード
で使用する場合には、遅延手段としてこのフレームメモ
リに代えて1フィールド遅延するためのフィールドメモ
リを使用しても良い。
イズ化回路ブロック14における遅延手段として1フレ
ーム遅延するためのフレームメモリを使用しているが、
ビデオカメラなどにおける固体撮像装置を高感度モード
で使用する場合には、遅延手段としてこのフレームメモ
リに代えて1フィールド遅延するためのフィールドメモ
リを使用しても良い。
【0037】このように固体撮像装置の高感度モードで
は、低ノイズ化回路ブロック14としてフィールド相関
を利用した回路を用いることができる。ここで、以下に
通常感度モード及び高感度モードと、フレーム相関及び
フィールド相関について説明する。
は、低ノイズ化回路ブロック14としてフィールド相関
を利用した回路を用いることができる。ここで、以下に
通常感度モード及び高感度モードと、フレーム相関及び
フィールド相関について説明する。
【0038】即ち、固体撮像装置における低ノイズ化回
路では、撮像素子の光電変換部に1フィールド期間ごと
に露光蓄積された電荷に基づいて得られる映像信号(通
常感度モード時)からノイズ成分を低減する場合には、
映像信号がフレーム間で相関を有しており(なぜなら1
フレームを構成する奇数フィールドと偶数フィールドと
ではインターレースしているためフィールド間では相関
が少なくフレーム間は相関が比較的多いためである)、
ノイズ成分についてはフレーム間で相関を有していない
ことを利用して、現在入力している映像信号と1フレー
ム遅延した映像信号との差分をとることによりノイズ成
分のみを抽出し、これを現在の映像信号から差し引くこ
とによりノイズ低減を図ることができる。
路では、撮像素子の光電変換部に1フィールド期間ごと
に露光蓄積された電荷に基づいて得られる映像信号(通
常感度モード時)からノイズ成分を低減する場合には、
映像信号がフレーム間で相関を有しており(なぜなら1
フレームを構成する奇数フィールドと偶数フィールドと
ではインターレースしているためフィールド間では相関
が少なくフレーム間は相関が比較的多いためである)、
ノイズ成分についてはフレーム間で相関を有していない
ことを利用して、現在入力している映像信号と1フレー
ム遅延した映像信号との差分をとることによりノイズ成
分のみを抽出し、これを現在の映像信号から差し引くこ
とによりノイズ低減を図ることができる。
【0039】また、固体撮像装置における低ノイズ化回
路では、撮像素子の光電変換部に1フレーム期間のn倍
(nは自然数)の期間ごとに露光蓄積された電荷に基づ
きかつ露光電荷のないフィールドについては補間を行っ
て得られる映像信号(高感度モード時)からノイズ成分
を低減する場合には、常に奇数フィールドか偶数フィー
ルドか一方のフィールドに固定されるため、映像信号が
フィールド間で相関を有しており、ノイズ成分について
はフィールド間で相関を有していないことを利用して、
現在入力している映像信号と1フィールド遅延した映像
信号との差分をとることによりノイズ成分のみを抽出
し、これを現在の映像信号から差し引くことによりノイ
ズ低減を図ることができる。なお、高感度モードの場合
は、現在の映像信号と1フレーム遅延した映像信号との
差分をとることによってノイズ成分を抽出することも可
能である。
路では、撮像素子の光電変換部に1フレーム期間のn倍
(nは自然数)の期間ごとに露光蓄積された電荷に基づ
きかつ露光電荷のないフィールドについては補間を行っ
て得られる映像信号(高感度モード時)からノイズ成分
を低減する場合には、常に奇数フィールドか偶数フィー
ルドか一方のフィールドに固定されるため、映像信号が
フィールド間で相関を有しており、ノイズ成分について
はフィールド間で相関を有していないことを利用して、
現在入力している映像信号と1フィールド遅延した映像
信号との差分をとることによりノイズ成分のみを抽出
し、これを現在の映像信号から差し引くことによりノイ
ズ低減を図ることができる。なお、高感度モードの場合
は、現在の映像信号と1フレーム遅延した映像信号との
差分をとることによってノイズ成分を抽出することも可
能である。
【0040】一般に、ビデオカメラなどの固体撮像装置
では、固体撮像素子としてCCD(Charge Coupled Dev
ice)が使用される。図3〜図5を参照しながら通常感
度モードと高感度モードについて説明する。
では、固体撮像素子としてCCD(Charge Coupled Dev
ice)が使用される。図3〜図5を参照しながら通常感
度モードと高感度モードについて説明する。
【0041】図3はCCDの構成の一例を示した図であ
る。図3に示すCCDは、被写体からの光を受光し電気
信号に変換する光電変換部21と、この光電変換部21
に蓄積した信号電荷がフィールドシフトパルス(FS)
に同期して転送される垂直転送部22と、垂直転送部2
2に転送された1画面分の信号電荷が1ラインごとに転
送される水平転送部23と、水平転送された信号電荷を
画素ごとに端子25から出力する出力部24とから構成
されている。
る。図3に示すCCDは、被写体からの光を受光し電気
信号に変換する光電変換部21と、この光電変換部21
に蓄積した信号電荷がフィールドシフトパルス(FS)
に同期して転送される垂直転送部22と、垂直転送部2
2に転送された1画面分の信号電荷が1ラインごとに転
送される水平転送部23と、水平転送された信号電荷を
画素ごとに端子25から出力する出力部24とから構成
されている。
【0042】図4は固体撮像装置の通常感度モードにお
けるCCD出力とビデオ出力のタイミングチャートを示
している。通常感度モード時のCCDビデオカメラの露
光時間は1フィールド(1/60s)である。
けるCCD出力とビデオ出力のタイミングチャートを示
している。通常感度モード時のCCDビデオカメラの露
光時間は1フィールド(1/60s)である。
【0043】図4(a) は露光時間(1フィールド)、図
4(b)は光電変換部21から垂直転送部22へ信号電荷
を読み出すフィールドシフトパルス(FS)、図4(c)
はCCD出力信号、図4(d) はビデオ出力信号、をそれ
ぞれ示している。
4(b)は光電変換部21から垂直転送部22へ信号電荷
を読み出すフィールドシフトパルス(FS)、図4(c)
はCCD出力信号、図4(d) はビデオ出力信号、をそれ
ぞれ示している。
【0044】図4(b) に示すようにフィールドシフトパ
ルスを1フィールド毎にCCDに対して出力している。
これにより、光電変換部21に1フィールド期間蓄積さ
れた電荷(つまり、図4(a) に示す期間A,B,C,D
……に蓄積された電荷)はそれぞれ、図4(c) に示すよ
う1フィールド期間遅れたCCD出力信号として出力さ
れ、さらにそれが信号処理手段(信号処理回路5,エン
コーダ8等)によって図4(d) に示すようにビデオ信号
に変換されて出力される。
ルスを1フィールド毎にCCDに対して出力している。
これにより、光電変換部21に1フィールド期間蓄積さ
れた電荷(つまり、図4(a) に示す期間A,B,C,D
……に蓄積された電荷)はそれぞれ、図4(c) に示すよ
う1フィールド期間遅れたCCD出力信号として出力さ
れ、さらにそれが信号処理手段(信号処理回路5,エン
コーダ8等)によって図4(d) に示すようにビデオ信号
に変換されて出力される。
【0045】一方、高感度モード時のCCDビデオカメ
ラ(或いはコマ落とし長時間露光ビデオカメラ)では、
前記フィールドシフトパルスを間引くことにより露光時
間を通常の1フィールドから2,4,6,……フィール
ドと長くすることによって高感度化を実現している。な
お、露光時間の変化を2フィールド毎としているのは、
読み出す信号電荷の奇数フィールド/偶数フィールド
(ODD/EVEN)を何れかに固定することで映像出
力のジッタを防止するためである。
ラ(或いはコマ落とし長時間露光ビデオカメラ)では、
前記フィールドシフトパルスを間引くことにより露光時
間を通常の1フィールドから2,4,6,……フィール
ドと長くすることによって高感度化を実現している。な
お、露光時間の変化を2フィールド毎としているのは、
読み出す信号電荷の奇数フィールド/偶数フィールド
(ODD/EVEN)を何れかに固定することで映像出
力のジッタを防止するためである。
【0046】次に、図5を参照して、長時間露光による
高感度モード動作を説明する。図5は固体撮像装置の高
感度モードにおけるCCD出力とビデオ出力のタイミン
グチャートを示している。
高感度モード動作を説明する。図5は固体撮像装置の高
感度モードにおけるCCD出力とビデオ出力のタイミン
グチャートを示している。
【0047】図5(a) は露光時間(2フィールド)、図
5(b) は光電変換部21から垂直転送部22へ信号電荷
を読み出すフィールドパルス、図5(c) はCCD出力信
号、図5(d) はビデオ出力信号、をそれぞれ示してい
る。
5(b) は光電変換部21から垂直転送部22へ信号電荷
を読み出すフィールドパルス、図5(c) はCCD出力信
号、図5(d) はビデオ出力信号、をそれぞれ示してい
る。
【0048】図5(b) に示すようにフィールドシフトパ
ルスを毎フィールド出さずに2フィールドごとに出す例
を示している。CCD出力信号は図5(c) のように2フ
ィールドごとに出力される。このCCD出力信号は、2
フィールド期間33の間に露光蓄積された電荷が、1フ
ィールド期間31に出力されるので、長時間露光した信
号が得られる。
ルスを毎フィールド出さずに2フィールドごとに出す例
を示している。CCD出力信号は図5(c) のように2フ
ィールドごとに出力される。このCCD出力信号は、2
フィールド期間33の間に露光蓄積された電荷が、1フ
ィールド期間31に出力されるので、長時間露光した信
号が得られる。
【0049】しかし、フィールド期間31の次のフィー
ルド期間32は露光信号出力が無いので、後段の信号処
理回路5のメモリを用いてフィールド期間32をフィー
ルド期間31の露光信号で補間する必要がある。このよ
うにして光電変換部21で長時間露光を行い、高感度な
図5(d) に示すビデオ出力信号が得られる。なお、前記
メモリ補間は公知の方法を用いて行う。例えば、露光信
号出力が無くなる直前の信号をそのまま用いたり、露光
信号出力が無くなる前後の信号から補間(前後の平均値
を利用する等)により求める。
ルド期間32は露光信号出力が無いので、後段の信号処
理回路5のメモリを用いてフィールド期間32をフィー
ルド期間31の露光信号で補間する必要がある。このよ
うにして光電変換部21で長時間露光を行い、高感度な
図5(d) に示すビデオ出力信号が得られる。なお、前記
メモリ補間は公知の方法を用いて行う。例えば、露光信
号出力が無くなる直前の信号をそのまま用いたり、露光
信号出力が無くなる前後の信号から補間(前後の平均値
を利用する等)により求める。
【0050】図4,図5のようにこの露光時間を映像出
力の明るさに応じて自動的に制御することを自動感度切
替と称する。自動感度切替は例えば輝度信号の積分値或
いはピーク値のレベルを明/暗の2つのしきい値と比較
し、暗いと判断された場合には露光時間を2フィールド
(1/30s),4フィールド,……と増加し、明るい
と判断された場合には露光時間を2フィールドずつ減少
させるか1フィールドのみとする。即ち、映像が暗い場
合は2フィールド期間,4フィールド期間,……と伸張
された周期のフィールドシフトパルスを、映像が明るい
場合には2フィールド期間ずつ短縮された周期又は1フ
ィールド周期のフィールシフトパルスをCCDに供給す
ることにより実現している。
力の明るさに応じて自動的に制御することを自動感度切
替と称する。自動感度切替は例えば輝度信号の積分値或
いはピーク値のレベルを明/暗の2つのしきい値と比較
し、暗いと判断された場合には露光時間を2フィールド
(1/30s),4フィールド,……と増加し、明るい
と判断された場合には露光時間を2フィールドずつ減少
させるか1フィールドのみとする。即ち、映像が暗い場
合は2フィールド期間,4フィールド期間,……と伸張
された周期のフィールドシフトパルスを、映像が明るい
場合には2フィールド期間ずつ短縮された周期又は1フ
ィールド周期のフィールシフトパルスをCCDに供給す
ることにより実現している。
【0051】図6は、本発明のもう1つの他の実施の形
態に係る、自動感度切替機能を備えた固体撮像装置の低
ノイズ化回路のブロック図を示している。
態に係る、自動感度切替機能を備えた固体撮像装置の低
ノイズ化回路のブロック図を示している。
【0052】図6において、図1と異なる点は、露光時
間制御回路15とCCD駆動回路16を設けたことであ
る。信号処理回路5からの輝度信号を露光時間制御回路
15に導きその輝度信号の積分値或いはピーク値のレベ
ルを明/暗の2つのしきい値と比較し、その比較結果を
示す露光時間制御信号S1 を発生してCCD駆動回路1
6に供給する。CCD駆動回路16は、フィールドシフ
トパルス(FS)を含むCCD駆動パルスS2 を発生し
て撮像素子1を駆動するものであるが、CCD駆動パル
スS2 の中のFSのパルス周期つまりFSのパルス間引
き量は前記露光時間制御信号S1 によって制御される。
即ち、露光時間制御回路15で映像が明るいと判断され
た場合(通常感度モード時)は、FSの周期は例えば1
フィールドとされ撮像素子1の光電変換部の電荷蓄積時
間は短く設定され、映像が暗いと判断された場合(高感
度モード時)は、FSの周期は例えば2フィールドとさ
れ撮像素子1の光電変換部の電荷蓄積時間を長く設定さ
れる。なお、露光時間制御回路15による露光時間(F
Sパルス周期)の設定は、前述したように映像が暗い場
合は2フィールド期間,4フィールド期間,……と伸張
された周期のフィールドシフトパルスを、映像が明るい
場合には2フィールド期間ずつ短縮された周期又は1フ
ィールド周期のフィールシフトパルスを撮像素子(CC
D)に供給することにより行うようにすることができ
る。また、明/暗の2つのしきい値を切替可能にするこ
とにより感度切替を行えるようにしてもよい。さらに、
露光時間制御回路15からの露光時間制御信号S1 が映
像が暗い結果を示している場合には、フレームメモリ9
をフィールドメモリに切り換えるように構成することも
できる。
間制御回路15とCCD駆動回路16を設けたことであ
る。信号処理回路5からの輝度信号を露光時間制御回路
15に導きその輝度信号の積分値或いはピーク値のレベ
ルを明/暗の2つのしきい値と比較し、その比較結果を
示す露光時間制御信号S1 を発生してCCD駆動回路1
6に供給する。CCD駆動回路16は、フィールドシフ
トパルス(FS)を含むCCD駆動パルスS2 を発生し
て撮像素子1を駆動するものであるが、CCD駆動パル
スS2 の中のFSのパルス周期つまりFSのパルス間引
き量は前記露光時間制御信号S1 によって制御される。
即ち、露光時間制御回路15で映像が明るいと判断され
た場合(通常感度モード時)は、FSの周期は例えば1
フィールドとされ撮像素子1の光電変換部の電荷蓄積時
間は短く設定され、映像が暗いと判断された場合(高感
度モード時)は、FSの周期は例えば2フィールドとさ
れ撮像素子1の光電変換部の電荷蓄積時間を長く設定さ
れる。なお、露光時間制御回路15による露光時間(F
Sパルス周期)の設定は、前述したように映像が暗い場
合は2フィールド期間,4フィールド期間,……と伸張
された周期のフィールドシフトパルスを、映像が明るい
場合には2フィールド期間ずつ短縮された周期又は1フ
ィールド周期のフィールシフトパルスを撮像素子(CC
D)に供給することにより行うようにすることができ
る。また、明/暗の2つのしきい値を切替可能にするこ
とにより感度切替を行えるようにしてもよい。さらに、
露光時間制御回路15からの露光時間制御信号S1 が映
像が暗い結果を示している場合には、フレームメモリ9
をフィールドメモリに切り換えるように構成することも
できる。
【0053】尚、以上の実施の形態では、ビデオカメラ
などの固体撮像装置の低ノイズ化回路について説明した
が、本発明はこれに限定されることなく、VTRやTV
受像機等の映像機器における低ノイズ化回路に応用する
ことが可能である。
などの固体撮像装置の低ノイズ化回路について説明した
が、本発明はこれに限定されることなく、VTRやTV
受像機等の映像機器における低ノイズ化回路に応用する
ことが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように本発明の固体撮像装置
の低ノイズ化回路によれば、動きのある被写体の残像を
抑えながらノイズの低減を実現することが可能となる。
の低ノイズ化回路によれば、動きのある被写体の残像を
抑えながらノイズの低減を実現することが可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態の固体撮像装置の低ノイ
ズ化回路を示すブロック図。
ズ化回路を示すブロック図。
【図2】本発明の他の実施の形態の固体撮像装置の低ノ
イズ化回路を示すブロック図。
イズ化回路を示すブロック図。
【図3】CCDの構成の一例を示した図。
【図4】固体撮像装置の通常感度モードにおけるCCD
出力とビデオ出力のタイミングを示すタイミングチャー
ト。
出力とビデオ出力のタイミングを示すタイミングチャー
ト。
【図5】固体撮像装置の高感度モードにおけるCCD出
力とビデオ出力のタイミングを示すタイミングチャー
ト。
力とビデオ出力のタイミングを示すタイミングチャー
ト。
【図6】本発明のもう1つ他の実施の形態の固体撮像装
置の低ノイズ化回路を示すブロック図。
置の低ノイズ化回路を示すブロック図。
【図7】従来例の固体撮像装置の低ノイズ化回路を示す
ブロック図。
ブロック図。
1…撮像素子 6…加算器 9…フレームメモリ(遅延手段) 10…減算器 11…乗算器 12A…係数器 13…フィルタ回路 14…低ノイズ化回路ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 圭 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷工場内 (72)発明者 大久保 正俊 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷工場内 (72)発明者 中尾 彰 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷工場内 (72)発明者 桜井 哲夫 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 Fターム(参考) 4M118 AA05 AA10 AB01 BA10 DD09 DD10 FA06 GC08 5C024 AA01 CA05 DA01 FA01 FA11 GA11 HA01 HA02 HA06 HA10 HA14 HA17 HA18 HA19 JA21 5C065 AA01 BB22 DD02 GG01 GG02 GG11 GG18 GG21 GG22 GG23
Claims (6)
- 【請求項1】撮像素子から出力される映像信号を一方の
加算入力とする加算器と、 この加算器の出力を1フレーム(又は1フィールド)遅
延させる遅延手段と、 この遅延手段からの1フレーム(又は1フィールド)遅
延された映像信号と前記加算器に入力する前記映像信号
との差分をとる減算器と、 この減算器からの出力を所定の係数と乗算し、前記加算
器の他方の加算入力とする乗算器と、 前記係数を発生するもので、該係数は前記減算器の差分
の値に応じて1画素単位で制御可能とされる係数器とを
具備したことを特徴とする固体撮像装置の低ノイズ化回
路。 - 【請求項2】前記係数器で係数を制御した際に、該係数
の切り換えぎわでの画質劣化を抑えるフィルタ回路をさ
らに具備したことを特徴とする請求項1記載の固体撮像
装置の低ノイズ化回路。 - 【請求項3】前記係数器は、前記減算器からの差分が大
きくなるのに伴って前記係数を小さくし、前記減算器か
らの差分が小さくなるのに伴って前記係数を大きく設定
することを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像
装置の低ノイズ化回路。 - 【請求項4】撮像素子から出力される撮像信号に基づく
輝度信号を一方の加算入力とする第1の加算器と、この
第1の加算器の出力を1フレーム(又は1フィールド)
遅延させる第1の遅延手段と、この第1の遅延手段から
の1フレーム(又は1フィールド)遅延された輝度信号
と前記第1の加算器に入力する前記輝度信号との差分を
とる第1の減算器と、この第1の減算器からの出力を所
定の第1の係数と乗算し、前記第1の加算器の他方の加
算入力とする第1の乗算器と、前記第1の係数を発生す
るもので、該第1の係数は前記第1の減算器の差分の値
に応じて1画素単位で制御可能とされる第1の係数器と
を備えた第1の低ノイズ化回路ブロックと、 前記撮像素子から出力される撮像信号に基づく色差信号
を一方の加算入力とする第2の加算器と、この第2の加
算器の出力を1フレーム(又は1フィールド)遅延させ
る第2の遅延手段と、この第2の遅延手段からの1フレ
ーム(又は1フィールド)遅延された色差信号と前記第
2の加算器に入力する前記色差信号との差分をとる第2
の減算器と、この第2の減算器からの出力を所定の第2
の係数と乗算し、前記第2の加算器の他方の加算入力と
する第2の乗算器と、前記第2の係数を発生するもの
で、該第2の係数は前記第2の減算器の差分の値に応じ
て1画素単位で制御可能とされる第2の係数器とを備え
た第2の低ノイズ化回路ブロックとを具備したことを特
徴とする固体撮像装置の低ノイズ化回路。 - 【請求項5】前記第1の係数器で第1の係数を制御した
際に、該第1の係数の切り換えぎわでの画質劣化を抑え
る第1のフィルタ回路と、 前記第2の係数器で第2の係数を制御した際に、該第2
の係数の切り換えぎわでの画質劣化を抑える第2のフィ
ルタ回路とをさらに具備したことを特徴とする請求項4
記載の固体撮像装置の低ノイズ化回路。 - 【請求項6】前記第1の係数器は、前記第1の減算器か
らの差分が大きくなるのに伴って前記第1の係数を小さ
くし、前記第1の減算器からの差分が小さくなるのに伴
って前記第1の係数を大きく設定し、 前記第2の係数器は、前記第2の減算器からの差分が大
きくなるのに伴って前記第2の係数を小さくし、前記第
2の減算器からの差分が小さくなるのに伴って前記第2
の係数を大きく設定することを特徴とする請求項4又は
5に記載の固体撮像装置の低ノイズ化回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11005585A JP2000209507A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | 固体撮像装置の低ノイズ化回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11005585A JP2000209507A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | 固体撮像装置の低ノイズ化回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000209507A true JP2000209507A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11615329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11005585A Pending JP2000209507A (ja) | 1999-01-12 | 1999-01-12 | 固体撮像装置の低ノイズ化回路 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2000209507A (ja) |
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