JP2000209771A - 配電設備の保護継電装置 - Google Patents

配電設備の保護継電装置

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JP2000209771A
JP2000209771A JP11003290A JP329099A JP2000209771A JP 2000209771 A JP2000209771 A JP 2000209771A JP 11003290 A JP11003290 A JP 11003290A JP 329099 A JP329099 A JP 329099A JP 2000209771 A JP2000209771 A JP 2000209771A
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Kazuhiko Kagawa
和彦 香川
Eiji Morifuji
英二 森藤
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/26Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/26Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured
    • H02H7/261Sectionalised protection of cable or line systems, e.g. for disconnecting a section on which a short-circuit, earth fault, or arc discharge has occured involving signal transmission between at least two stations

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 継電器の作動時間に差を設けることなく、短
絡事故区間を特定出来、速やかに短絡事故を除去するこ
とが出来る配電設備の保護継電装置の提供。 【解決手段】 階層構造の分岐8〜11を有する配電系
統の分岐8〜11毎に配設された遮断器2A〜2Fと、
分岐8〜11毎に配設され、下位区間の短絡事故を検出
し、その検出信号を出力する継電器5A〜5Fと、複数
の継電器5A〜5Fが出力した検出信号を受信し、受信
した検出信号から短絡事故区間を特定し、特定した短絡
事故区間に該当する分岐8〜11の継電器5A〜5F
に、遮断器2A〜2Fを作動させる集中制御装置6とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階層構造の分岐を
有する配電系統の配電設備の保護継電装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は、電気学会技術報告書第469号
28頁に記載された、限時差保護継電装置を使用し、電
源から階層構造の分岐を有する従来の配電系統の構成を
示す系統構成図である。この配電系統は、電源1から階
層構造の分岐8〜10を備え、上位分岐8に流れる合計
電流を検出する変流器4Aと、変流器4Aが検出した電
流値に基づき、上位分岐8から下位に短絡事故が発生し
たか否かを判定し、短絡事故が発生したと判定したとき
に、上位分岐8に流れる電流を遮断する遮断器2Aを作
動させる継電器3Aとを備えている。
【0003】この配電系統は、また、中位分岐9に流れ
る合計電流を検出する変流器4Bと、変流器4Bが検出
した電流値に基づき、中位分岐9から下位に短絡事故が
発生したか否かを判定し、短絡事故が発生したと判定し
たときに、中位分岐9に流れる電流を遮断する遮断器2
Bを作動させる継電器3Bと、下位分岐10に流れる合
計電流を検出する変流器4Dと、変流器4Dが検出した
電流値に基づき、下位分岐10から下位に短絡事故が発
生したか否かを判定し、短絡事故が発生したと判定した
ときに、下位分岐10に流れる電流を遮断する遮断器2
Dを作動させる継電器3Dとを備えている。
【0004】この配電系統は、また、下位分岐端11に
流れる合計電流を検出する変流器4Eと、変流器4Eが
検出した電流値に基づき、下位分岐端11に短絡事故が
発生したか否かを判定し、短絡事故が発生したと判定し
たときに、下位分岐端11に流れる電流を遮断する遮断
器2Eを作動させる継電器3Eとを備えている。
【0005】この配電系統は、また、上位分岐8から分
岐した系統の所定位置に流れる電流を検出する変流器4
Cと、変流器4Cが検出した電流値に基づき、前記所定
位置から下位に短絡事故が発生したか否かを判定し、短
絡事故が発生したと判定したときに、前記所定位置に流
れる電流を遮断する遮断器2Cを作動させる継電器3C
と、前記所定位置から更に下位の他の所定位置に流れる
電流を検出する変流器4Fと、変流器4Fが検出した電
流値に基づき、前記他の所定位置から下位に短絡事故が
発生したか否かを判定し、短絡事故が発生したと判定し
たときに、前記他の所定位置に流れる電流を遮断する遮
断器2Fを作動させる継電器3Fとを備えている。
【0006】このような構成の配電系統では、継電器3
A〜3Fに、系統分岐8〜10の階層毎に、作動開始迄
の時間の差を持たせることにより、短絡事故区間を識別
している。例えば、同一電流を検出してから遮断器2A
〜2Fを作動(遮断)させる迄の作動時間は、電源1に
最も近い継電器3Aが最も長く、下位端の継電器3D,
3E,3Fが最も短く設定されている。
【0007】従って、短絡事故が発生した場合、短絡事
故区間に最も近い上位側の遮断器が最初に作動し、電源
1からの電流を遮断する。例えば、継電器3Dの下位分
岐10で短絡事故が発生した場合は、継電器3A,3
B,3Dがそれぞれ過電流を検出するが、作動時間が最
も短い継電器3Dが、最も早く遮断器2Dを作動させ、
電流を遮断する。また、継電器3Aと継電器3Bとの間
の上位分岐8で短絡事故が発生した場合は、継電器3A
が、過電流を検出し、設定された作動時間が経過した
後、遮断器2Aを作動させ、電流を遮断する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
配電設備の保護継電装置では、電源1に近い上位分岐8
で短絡事故が発生した場合、過電流が大きく、また、下
位系統の広範囲に亘って、電圧低下及び瞬時停電等の影
響が及ぶにも関わらず、継電器3Aの作動時間を最も長
く設定しているので、遮断器2Aが作動する迄の時間が
長い。その為、短絡事故の継続時間が長くなり、設備の
破損及び接続機器の運転停止が発生する問題があった。
また、系統分岐の階層を増加させた場合、更に、上位の
遮断器の動作が遅くなるので、全ての継電器の動作時間
を調整し直さなければならない問題があった。
【0009】上述した配電設備の保護継電装置に関連す
る技術として、集中制御装置と複数の保護継電器とを伝
送路を介して接続し、複数の保護継電器の作動状況を、
集中制御装置により一括して管理する「保護継電器集中
管理装置」が特開平7−322470号公報に開示され
ている。また、保護継電器を構内の1箇所に設け、構内
各所に端末装置を設け、端末装置から電流、電圧情報及
び遮断器情報を保護継電器に送り、保護継電器により構
内各設備の保護の為の演算を一括して行い、事故に関係
する遮断器を判別して、直接に又は端末装置を通して当
該遮断器のトリップを行う「自家用受変電設備の保護継
電方式」が特開昭58−119725号公報に開示され
ている。
【0010】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、第1〜3発明では、継電器の作動時
間に差を設けることなく、短絡事故区間を特定出来、速
やかに短絡事故を除去することが出来る配電設備の保護
継電装置を提供することを目的とする。第4発明では、
伝送路における伝送手順に起因して、短絡事故の検出が
遅れることがなく、速やかに短絡事故を除去することが
出来る配電設備の保護継電装置を提供することを目的と
する。第5発明では、速やかに短絡事故を除去すること
が出来る配電設備の保護継電装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る配電設備
の保護継電装置は、階層構造の分岐を有する配電系統の
分岐毎に配設された遮断器と、該分岐毎に配設され、下
位区間の短絡事故を検出し、その検出信号を出力する継
電器と、複数の該継電器が出力した検出信号を受信し、
受信した検出信号から短絡事故区間を特定し、特定した
短絡事故区間に該当する前記分岐の前記継電器に、前記
遮断器を作動させる集中制御装置とを備えることを特徴
とする。
【0012】第2発明に係る配電設備の保護継電装置
は、継電器と集中制御装置とは伝送路により接続されて
いることを特徴とする。
【0013】第3発明に係る配電設備の保護継電装置
は、集中制御装置は、集中制御装置が受信した検出信号
を出力した継電器の内、最下位に位置する分岐の継電器
を、短絡事故区間の直上位の分岐の継電器として選択す
る手段と、該手段が選択した継電器に、前記分岐の遮断
器を作動させる手段とを備えることを特徴とする。
【0014】第4発明に係る配電設備の保護継電装置
は、複数の継電器は、伝送路の一部又は全部を共用し、
前記複数の継電器は、分岐の階層毎に、1ミリ秒以下
の、検出信号の伝送開始時差を有することを特徴とす
る。
【0015】第5発明に係る配電設備の保護継電装置
は、遮断器の一部又は全部は、20ミリ秒以下の遮断時
間を有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
それを示す図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、本発明に係る配電設備の保護継
電装置の実施の形態1の構成を示す系統構成図である。
この配電設備の保護継電装置は、配電系統が、電源1か
ら階層構造の分岐8〜10を備え、上位分岐8に流れる
合計電流を検出する変流器4Aと、変流器4Aが検出し
た電流値に基づき、上位分岐8から下位に短絡事故が発
生したか否かを判定し、短絡事故が発生したと判定した
ときに、短絡事故の検出信号を、伝送路7を通じて集中
制御装置6へ伝送し、集中制御装置6から伝送路7を通
じて指示信号があったときは、上位分岐8に流れる電流
を遮断する遮断器2Aを作動させる継電器5Aとを備え
ている。
【0017】この配電系統は、また、中位分岐9に流れ
る合計電流を検出する変流器4Bと、変流器4Bが検出
した電流値に基づき、中位分岐9から下位に短絡事故が
発生したか否かを判定し、短絡事故が発生したと判定し
たときに、短絡事故の検出信号を、伝送路7を通じて集
中制御装置6へ伝送し、集中制御装置6から伝送路7を
通じて指示信号があったときは、中位分岐9に流れる電
流を遮断する遮断器2Bを作動させる継電器5Bと、下
位分岐10に流れる合計電流を検出する変流器4Dと、
変流器4Dが検出した電流値に基づき、下位分岐10か
ら下位に短絡事故が発生したか否かを判定し、短絡事故
が発生したと判定したときに、短絡事故の検出信号を、
伝送路7を通じて集中制御装置6へ伝送し、集中制御装
置6から伝送路7を通じて指示信号があったときは、下
位分岐10に流れる電流を遮断する遮断器2Dを作動さ
せる継電器5Dとを備えている。
【0018】この配電系統は、また、下位分岐端11に
流れる合計電流を検出する変流器4Eと、変流器4Eが
検出した電流値に基づき、下位分岐端11に短絡事故が
発生したか否かを判定し、短絡事故が発生したと判定し
たときに、短絡事故の検出信号を、伝送路7を通じて集
中制御装置6へ伝送し、集中制御装置6から伝送路7を
通じて指示信号があったときは、下位分岐端11に流れ
る電流を遮断する遮断器2Eを作動させる継電器5Eと
を備えている。
【0019】この配電系統は、また、上位分岐8から分
岐した系統の所定位置に流れる電流を検出する変流器4
Cと、変流器4Cが検出した電流値に基づき、前記所定
位置から下位に短絡事故が発生したか否かを判定し、短
絡事故が発生したと判定したときに、短絡事故の検出信
号を、伝送路7を通じて集中制御装置6へ伝送し、集中
制御装置6から伝送路7を通じて指示信号があったとき
は、前記所定位置に流れる電流を遮断する遮断器2Cを
作動させる継電器5Cと、前記所定位置から更に下位の
他の所定位置に流れる電流を検出する変流器4Fと、変
流器4Fが検出した電流値に基づき、前記他の所定位置
から下位に短絡事故が発生したか否かを判定し、短絡事
故が発生したと判定したときに、短絡事故の検出信号
を、伝送路7を通じて集中制御装置6へ伝送し、集中制
御装置6から伝送路7を通じて指示信号があったとき
は、前記他の所定位置に流れる電流を遮断する遮断器2
Fを作動させる継電器5Fとを備えている。
【0020】以下に、上述した配電設備の保護継電装置
の動作を、集中制御装置6の動作を示す図2のフローチ
ャートを参照しながら説明する。集中制御装置6は、伝
送路7を介して、上位分岐の継電器5Aから短絡事故の
検出信号を受信したか否かを調べ(S2)、受信してい
なければ、短絡事故は発生していないと判定してリター
ンする。
【0021】集中制御装置6は、上位分岐の継電器5A
から短絡事故の検出信号を受信していれば(S2)、中
位分岐の継電器5B又は継電器5Cから短絡事故の検出
信号を受信したか否かを調べ(S4)、受信していなけ
れば、上位分岐に短絡事故が発生したと判定し、伝送路
7を介して上位分岐の継電器5Aへ、上位分岐の遮断器
2Aを作動させる指示信号を送信する(S10)。継電
器5Aは、この指示信号を受信して、遮断器2Aを作動
させ、電源1からの電流を遮断してリターンする。
【0022】集中制御装置6は、中位分岐の継電器5B
又は継電器5Cから短絡事故の検出信号を受信していれ
ば(S4)、下位分岐の継電器5D、継電器5E又は継
電器5Fから短絡事故の検出信号を受信したか否かを調
べ(S6)、受信していなければ、中位分岐に短絡事故
が発生したと判定し、その検出信号を受信した中位分岐
の継電器5B又は継電器5Cへ、伝送路7を介して、中
位分岐の遮断器2B又は遮断器2Cを作動させる指示信
号を送信する(S12)。継電器5B又は継電器5C
は、この指示信号を受信して、遮断器2B又は遮断器2
Cを作動させ、電源1からの電流を遮断してリターンす
る。
【0023】集中制御装置6は、下位分岐の継電器5
D、継電器5E又は継電器5Fから短絡事故の検出信号
を受信していれば(S6)、下位分岐に短絡事故が発生
したと判定し、その検出信号を受信した下位分岐の継電
器5D、継電器5E又は継電器5Fへ、伝送路7を介し
て、下位分岐の遮断器2D、遮断器2E又は遮断器2F
を作動させる指示信号を送信する(S8)。継電器5
D、継電器5E又は継電器5Fは、この指示信号を受信
して、遮断器2D、遮断器2E又は遮断器2Fを作動さ
せ、電源1からの電流を遮断してリターンする。
【0024】つまり、例えば、継電器5Dの下位分岐1
0で短絡事故が発生した場合、継電器5A,5B,5D
がそれぞれ過電流を検出し、短絡事故の検出信号を、伝
送路7を通じて、集中制御装置6へ伝送する。集中制御
装置6では、上位分岐8の継電器5A、中位分岐9の継
電器5B及び下位分岐10の継電器5D全てから、短絡
事故の検出信号を受信したので、最下位の下位分岐10
で短絡事故が発生したと判定し、伝送路7を介して、下
位分岐10の遮断器2Dを作動させる指示信号を、継電
器5Dへ送信する。継電器5Dは、この指示信号を受信
して、遮断器2Dを作動させ、電源1からの電流を遮断
する。
【0025】また、継電器5Aと継電器5Bとの間の上
位分岐8で短絡事故が発生した場合、継電器5Aが過電
流を検出し、短絡事故の検出信号を、伝送路7を通じ
て、集中制御装置6へ伝送する。集中制御装置6では、
上位分岐8の継電器5Aから短絡事故の検出信号を受信
したが、中位分岐9の継電器5Bからの検出信号を受信
していないので、上位分岐8で短絡事故が発生したと判
定し、伝送路7を介して、上位分岐8の遮断器2Aを作
動させる指示信号を、継電器5Aへ送信する。継電器5
Aは、この指示信号を受信して、遮断器2Aを作動さ
せ、電源1からの電流を遮断する。
【0026】従って、短絡事故が発生した場合に、その
短絡事故区間が何れであっても、集中制御装置6により
当該の遮断器を作動させることが出来、電流を遮断する
ことが出来る。また、分岐の階層が増加した場合でも、
図2に示したフローチャートの判定ステップを追加する
ことにより、容易に対応することが出来る。
【0027】伝送路7の一部又は全部は、バス方式のよ
うに、複数の継電器5A〜5Fが共用しており、継電器
5A〜5Fは、図3のタイミングチャートに示すよう
に、分岐の階層毎に1ミリ秒以下の、短絡事故の検出信
号の伝送開始時差を有している。例えば、継電器5Dの
下位分岐10で短絡事故が発生した場合、継電器5A,
5B,5Dがそれぞれ過電流を検出し、短絡事故の検出
信号を、伝送路7を通じて、集中制御装置6へ伝送す
る。この際、図3のタイミングチャートに示すように、
継電器5A,5B,5Dの順に伝送開始時差に従って、
検出信号を伝送するので、伝送路7における信号重複に
よる遅延及び誤作動を、信号の多重化及びアクセス制御
等の手段によることなく、容易に防止出来る。
【0028】また、継電器5A,5B,5Dの伝送開始
時差を1ミリ秒以下とすることで、短絡事故発生から遮
断器が作動する迄の所要時間に影響を与えることなく、
汎用性が高い伝送速度10Mbps程度の同軸ケーブル
等により伝送路を構成することが出来る。
【0029】実施の形態2.図4は、本発明に係る配電
設備の保護継電装置の実施の形態2の構成を示す系統構
成図である。この配電設備の保護継電装置は、図1に示
した遮断器2A〜2Fを遮断器11A〜11Fに置き換
えたものである。遮断器11A〜11Fの一部又は全部
は、作動指示が与えられてからアークが消え電流が遮断
される迄の遮断時間が20ミリ秒以下である高速遮断器
である。
【0030】例えば、開閉機構に電磁反発力を利用した
機械式の高速遮断器は、応答速度が速く、商用交流電源
周波の1サイクル即ち20ミリ秒以下の遮断時間で電流
遮断が可能である。その他の構成及び動作は、実施の形
態1において説明した配電設備の保護継電装置の構成及
び動作と同様であるので、説明を省略する。このような
配電設備の保護継電装置によれば、短絡事故が発生して
から電流遮断迄の所要時間を短縮することが出来る。
【0031】
【発明の効果】第1発明に係る配電設備の保護継電装置
では、遮断器が、階層構造の分岐を有する配電系統の分
岐毎に配設され、継電器が、分岐毎に配設され、下位区
間の短絡事故を検出し、その検出信号を出力する。集中
制御装置は、複数の継電器が出力した検出信号を受信
し、受信した検出信号から短絡事故区間を特定し、特定
した短絡事故区間に該当する分岐の継電器に、遮断器を
作動させる。これにより、継電器の作動時間に差を設け
ることなく、短絡事故区間を特定出来、速やかに短絡事
故を除去することが出来る。
【0032】第2発明に係る配電設備の保護継電装置で
は、継電器と集中制御装置とは伝送路により接続されて
いるので、継電器の作動時間に差を設けることなく、短
絡事故区間を特定出来、速やかに短絡事故を除去するこ
とが出来る。
【0033】第3発明に係る配電設備の保護継電装置で
は、集中制御装置の選択する手段は、集中制御装置が受
信した検出信号を出力した継電器の内、最下位に位置す
る分岐の継電器を、短絡事故区間の直上位の分岐の継電
器として選択し、集中制御装置の作動させる手段は、選
択する手段が選択した継電器に、短絡事故区間の直上位
の分岐の遮断器を作動させる。これにより、継電器の作
動時間に差を設けることなく、短絡事故区間を特定出
来、速やかに短絡事故を除去することが出来る。
【0034】第4発明に係る配電設備の保護継電装置で
は、複数の継電器は、伝送路の一部又は全部を共用し、
分岐の階層毎に、1ミリ秒以下の、検出信号の伝送開始
時差を有するので、伝送路における伝送手順に起因し
て、短絡事故の検出が遅れることがなく、速やかに短絡
事故を除去することが出来る。
【0035】第5発明に係る配電設備の保護継電装置で
は、遮断器の一部又は全部は、20ミリ秒以下の遮断時
間を有するので、速やかに短絡事故を除去することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る配電設備の保護継電装置の実施
の形態の構成を示す系統構成図である。
【図2】 集中制御装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】 継電器の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図4】 本発明に係る配電設備の保護継電装置の実施
の形態の構成を示す系統構成図である。
【図5】 従来の配電系統の構成例を示す系統構成図で
ある。
【符号の説明】
1 電源、2A〜2F,11A〜11F 遮断器、5A
〜5F 継電器、6 集中制御装置、7 伝送路、8
上位分岐、9 中位分岐、10 下位分岐、11 下位
分岐端。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層構造の分岐を有する配電系統の分岐
    毎に配設された遮断器と、該分岐毎に配設され、下位区
    間の短絡事故を検出し、その検出信号を出力する継電器
    と、複数の該継電器が出力した検出信号を受信し、受信
    した検出信号から短絡事故区間を特定し、特定した短絡
    事故区間に該当する前記分岐の前記継電器に、前記遮断
    器を作動させる集中制御装置とを備えることを特徴とす
    る配電設備の保護継電装置。
  2. 【請求項2】 継電器と集中制御装置とは伝送路により
    接続されている請求項1記載の配電設備の保護継電装
    置。
  3. 【請求項3】 集中制御装置は、集中制御装置が受信し
    た検出信号を出力した継電器の内、最下位に位置する分
    岐の継電器を、短絡事故区間の直上位の分岐の継電器と
    して選択する手段と、該手段が選択した継電器に、前記
    分岐の遮断器を作動させる手段とを備える請求項1又は
    2記載の配電設備の保護継電装置。
  4. 【請求項4】 複数の継電器は、伝送路の一部又は全部
    を共用し、前記複数の継電器は、分岐の階層毎に、1ミ
    リ秒以下の、検出信号の伝送開始時差を有する請求項2
    又は3記載の配電設備の保護継電装置。
  5. 【請求項5】 遮断器の一部又は全部は、20ミリ秒以
    下の遮断時間を有する請求項1〜4の何れかに記載の配
    電設備の保護継電装置。
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