JP2000210031A - 飼料及びその製造装置並びにその製造方法 - Google Patents

飼料及びその製造装置並びにその製造方法

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JP2000210031A
JP2000210031A JP11016183A JP1618399A JP2000210031A JP 2000210031 A JP2000210031 A JP 2000210031A JP 11016183 A JP11016183 A JP 11016183A JP 1618399 A JP1618399 A JP 1618399A JP 2000210031 A JP2000210031 A JP 2000210031A
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JP
Japan
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feed
molasses
solidified
mixing
awamori
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JP11016183A
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English (en)
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Fumiaki Kitamura
文昭 北村
Katsushi Noguchi
勝志 野口
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production

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  • Fodder In General (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大気中においても潮解し難いものになって保
存性がよく、配合飼料に均一に且つ容易に混ざるように
なる粒子状の飼料を提供する。 【解決手段】 廃糖蜜(水分含有量23%前後)と泡盛
蒸留粕(水分含有量91%前後)とを、廃糖蜜1に対し
て泡盛蒸留粕5の割合(重量比)で混合した原料液10
0をドライヤ1のディスク4で加熱して固化し、この固
化体100−1を除湿、冷却し粉砕して粒状の飼料を生
成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飼料、特に配合飼
料の嗜好性を向上させる成分として用いられる飼料とこ
の飼料の製造装置及び製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製糖工場の製糖工程で、結晶析出の操作
を繰り返し行ってある段階までくると、結晶しない糖の
割合が増大し、もはや経済的に結晶糖(砂糖)を回収す
ることが困難となった段階の褐色粘稠な最終糖液を廃糖
蜜(糖蜜)という。
【0003】すなわち、砂糖黍を砕断して細片にし、圧
搾機にかけて生汁を絞り、これを加熱してから、石灰を
加えて中和し、沈殿槽に入れて沈殿させ濾過し、この濾
過液を蒸発釜で濃縮し、この濃縮液を結晶釜でさらに濃
縮し砂糖を結晶させ、分離機にかけて、砂糖の結晶と廃
糖蜜とに分離する。
【0004】この廃糖蜜の組成は、蔗糖分が約30%、
還元糖分であるブドウ糖と果糖が5〜8%、灰分が約1
7%、水分で23%〜27%となる。
【0005】そして、廃糖蜜は、一般的には発酵原料と
して、エチルアルコール発酵、アミノ酸発酵、クエン酸
発酵、ブタノール発酵、酵母の培養などに使用されてい
るが、沖縄産の廃糖蜜は蔗糖分を徹底して回収した残渣
に近いものになっているために、コストをかけて投棄さ
れる場合もある。
【0006】近年、廃糖蜜の有効活用法といえば、バガ
スに重量比で15〜20%程度混ぜてバガス飼料として
牛用飼料にしているか、あるいは、バガスから堆肥を作
る際に廃糖蜜を混合して発酵剤として用いるかのいずれ
かであるが、いずれも試験的な利用であり、利用量は僅
かにすぎない。
【0007】廃糖蜜の畜産飼料としての利用は、廃糖蜜
を給餌の都度水に薄めて霧吹きのようにして粗飼料にふ
りかける場合、または、廃糖蜜を粉末もしくは粒状化し
て、これを粗飼料に混合する場合がある。
【0008】この廃糖蜜の粉末もしくは粒状化は、例え
ば真空ベルト乾燥法で行なわれる。この真空ベルト乾燥
法は、液体状の廃糖蜜(原料)をベルト上にノズルから
放出し、真空下で加熱することにより廃糖蜜の水分を蒸
発させて、乾燥した多孔質の廃糖蜜を作り、これを破砕
して得るものである。
【0009】また、本格焼酎として独特の香味を有する
泡盛は、米を原料とし、黒麹菌で発酵させた蒸留酒であ
り、この泡盛の製造のときにできる廃棄物としての蒸留
粕は、水分が91%〜94%にもなる液体であり、その
成分中に1%以下のアルコールと多量の酵母蛋白質を含
んでいる。
【0010】このような蒸留粕に多量に含まれる酵母蛋
白質は高い栄養価があることにより、この蒸留粕をその
まま飼料として豚、肉用牛等に与えたり、または稲藁や
残飯などに混ぜて与えるなどして利用されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、畜産飼
料として、廃糖蜜を給餌の都度水に薄めて霧吹きのよう
にして粗飼料にふりかける場合、取扱いが厄介で、粗飼
料に均一に混ざらないという欠点、また、機械化しよう
としてもノズルの詰まりが頻繁に発生し、機械化が難し
いという問題点があった。
【0012】また、廃糖蜜は、実験室レベルでしか粒状
化できず、粒子状になったとしてもすぐに潮解して、配
合肥料と混合不可能になるという問題点があった。
【0013】また、飼料としては、焼酎の蒸留粕と発酵
性糖蜜とに高温耐性酵母を添加した溶液によって穀類を
味噌状に混練し、この混練物を固体発酵法により発酵さ
せてアルコールを生成せしめるようにしたものが特公平
6−95890号公報に開示してあり、また、嗜好性飼
料用原料として、酵母エキスと糖類とを混合した後に加
熱処理したものが特開平7−184558号公報に開示
してある。
【0014】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、保存
性が向上し取り扱いが容易になって、配合飼料に均一に
混合することができ、利用しやすい粒子状の飼料を提供
することにある。
【0015】また、本発明の第2の目的とするところ
は、保存性が向上し取り扱いが容易になって、配合飼料
に均一に混合することができ、利用しやすい粒子状の飼
料を、大量に製造することができる飼料の製造装置を提
供することにある。
【0016】また、本発明の第3の目的とするところ
は、保存性が向上し取り扱いが容易になって、配合飼料
に均一に混合することができ、利用しやすい粒子状の飼
料を、大量に効率良く製造することができる飼料の製造
方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、請求項1の発明に係る飼料は、廃糖蜜と焼
酎の蒸留粕とを所定の割合で混合した原料液を加熱して
固化し、この固化体を冷却し粉砕して粒状にしたもので
ある。
【0018】かかる構成により、廃糖蜜と焼酎の蒸留粕
とが混合した大量の粒子状の飼料の生産が可能であり、
この粒子状化した飼料は大気中においても潮解し難いも
のになって、保存性の高い飼料となる。このために、粒
子状化した飼料は配合飼料と均一に混合することがで
き、利用しやすい飼料になる。
【0019】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項2の発明に係る飼料は、廃糖蜜と泡盛蒸留粕
とを、前記廃糖蜜1に対して前記泡盛蒸留粕1〜10の
割合(重量比)で混合した原料液を加熱して固化し、こ
の固化体を冷却し粉砕して粒状にしたものである。
【0020】かかる構成により、飼料は、その残存水分
(水分含有率)が7.0%〜9.0%になり、廃糖蜜と
泡盛蒸留粕とが混合した大量の粒子状の飼料の生産が可
能であり、この飼料の表面にはより多くの泡盛蒸留粕が
表出していて、廃糖蜜が空気に触れる面積が減少したも
のになり、大気中においても潮解し難いものになって、
保存性の高い飼料となる。このために、粒子状化した飼
料は配合飼料と均一に混合することができ、利用しやす
い飼料になる。
【0021】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項3の発明に係る飼料は、粉末状の炭酸カルシ
ウム、米糠、バガス粉末の少なくとも一つからなる混入
剤と、廃糖蜜と、泡盛蒸留粕とを所定の割合で混合した
原料液を加熱して固化し、この固化体を冷却し粉砕して
粒状にしたものである。
【0022】かかる構成により、請求項2の発明の作用
効果と同様の作用効果を奏し得るばかりか、直径数mm
程度に粉砕された固化体には混入剤が混入されているた
めに、混入剤が粒子状の固化体同士の結合を阻止し、飼
料が袋詰めされた後に固化体同士が結合して塊状になる
ことがなく、飼料を粒子の状態に維持することができ
る。
【0023】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項4の発明に係る飼料は、請求項3に記載の飼
料において、混入剤の乾燥固化体(含水率0%)に対す
る割合(重量比)は2%〜10%である。
【0024】かかる構成により、直径数mm程度に粉砕
された乾燥固化体(含水率0%)には、2%〜10%の
割合で混入剤が混入されているために、混入剤が粒子状
の固化体同士の結合を阻止し、飼料が袋詰めされた後に
固化体同士が結合して塊状になることがなく、飼料を粒
子の状態に維持することができる。
【0025】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項5の発明に係る飼料の製造装置は、少なくと
も廃糖蜜と泡盛蒸留粕とを所定の割合で混合する混合手
段と、この混合手段で混合された混合物からなる原料液
を乾燥して固化する乾燥固化手段と、乾燥固化手段で生
成された固化体を乾燥固化手段より分離する固化体分離
手段と、固化体分離手段で分離された固化体を除湿し冷
却する除湿冷却手段と、除湿冷却手段で除湿冷却された
固化体を粉砕する粉砕手段とを備えたものである。
【0026】かかる構成により、混合手段により少なく
とも廃糖蜜と泡盛蒸留粕とを所定の割合で混合し、乾燥
固化手段により原料液を乾燥して固化し、固化体分離手
段により固化体を乾燥固化手段より分離し、除湿冷却手
段により固化体を除湿し冷却し、粉砕手段により固化体
を粉砕して粒状の飼料を大量に製造することができる。
【0027】この粒状の飼料は、その残存水分(水分含
有率)が、例えば7.0%〜9.0%になり、廃糖蜜と
泡盛蒸留粕とが混合した大量の粒子状の飼料の生産が可
能であり、この飼料の表面にはより多くの泡盛蒸留粕が
表出していて、廃糖蜜が空気に触れる面積が減少したも
のになり、大気中においても潮解し難いものになって、
保存性の高い飼料となる。このために、粒子状化した飼
料は配合飼料と均一に混合することができ、利用しやす
い飼料になる。
【0028】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項6の発明に係る飼料の製造装置は、請求項5
に記載の飼料の製造装置において、混合手段が、粉末状
の炭酸カルシウム、米糠、バガス粉末の少なくとも一つ
からなる混入剤と、廃糖蜜と、泡盛蒸留粕とを所定の割
合で混合する構成である。
【0029】かかる構成により、請求項5の発明の作用
効果と同様の作用効果を奏し得るばかりか、製造された
飼料は、直径数mm程度に粉砕された固化体に混入剤が
混入されているために、混入剤が粒子状の固化体同士の
結合を阻止し、飼料が袋詰めされた後に固化体同士が結
合して塊状になることがなく、飼料を粒子の状態に維持
することができる。
【0030】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項7の発明に係る飼料の製造装置は、請求項5
又は請求項6に記載の飼料の製造装置において、乾燥固
化手段が、回転軸に連係されて回転し且つ加熱されたデ
ィスクを有し、このディスクの表面部に原料液を散布し
て、当該原料液を乾燥して固化する構成である。
【0031】かかる構成により、上記した請求項5の発
明の作用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、加
熱されたディスクの表面部に原料液を散布して、当該原
料液を乾燥して固化するために、瞬時に原料液の水分が
蒸発して残存水分の低い(例えば8.2%程度)固化体
を得ることができる。
【0032】また、上記の第3の目的を達成するため
に、請求項8の発明に係る飼料の製造方法は、少なくと
も廃糖蜜と泡盛蒸留粕とを所定の割合で混合する混合工
程と、混合工程で混合された混合物からなる原料液を乾
燥して固化する乾燥固化工程と、乾燥固化工程で生成さ
れた固化体を分離する固化体分離工程と、乾燥固化工程
で乾燥固化された固化体を除湿し冷却する除湿冷却工程
と、除湿冷却工程で除湿冷却された前記固化体を粉砕す
る粉砕工程とを備えたものである。
【0033】したがって、混合工程により少なくとも廃
糖蜜と泡盛蒸留粕とを所定の割合で混合し、乾燥固化工
程により原料液を乾燥して固化し、固化体分離工程で固
化体を分離し、除湿冷却工程により固化体を除湿し冷却
し、粉砕工程により固化体を粉砕して、粒状の飼料を大
量に効率良く製造することができる。
【0034】この粒状の飼料は、その残存水分(水分含
有率)が、例えば7.0%〜9.0%になり、廃糖蜜と
泡盛蒸留粕とが混合した大量の粒子状の飼料の生産が可
能であり、この飼料の表面にはより多くの泡盛蒸留粕が
表出していて、廃糖蜜が空気に触れる面積が減少したも
のになり、大気中においても潮解し難いものになって、
保存性の高い飼料となる。このために、粒子状化した飼
料は配合飼料と均一に混合することができ、利用しやす
い飼料になる。
【0035】また、上記の第3の目的を達成するため
に、請求項9の発明に係る飼料の製造方法は、請求項8
に記載の飼料の製造方法において、混合工程で廃糖蜜と
泡盛蒸留粕とを前記廃糖蜜1に対して前記泡盛蒸留粕1
〜10の割合で混合し、乾燥固化工程で、毎分1回転〜
10回転で回転するディスクの内部空間に1.0Kg/
cm2G(119.6℃)〜4.0Kg/cm2G(15
1.1℃)の蒸気を供給して前記ディスクを加熱し、前
記ディスクの表面部に原料液を散布して、当該原料液を
乾燥して固化するようにした。
【0036】したがって、上記した請求項8の発明の作
用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、蒸気の供
給を受けて119.6℃〜151.1℃に加熱されたデ
ィスクの表面部に、廃糖蜜と泡盛蒸留粕とを廃糖蜜1に
対して泡盛蒸留粕1〜10の割合で混合した原料液を散
布して、当該原料液を乾燥して固化するために、瞬時に
原料液の水分が蒸発して残存水分の低い(例えば8.2
%程度)固化体を得ることができる。
【0037】また、上記の第3の目的を達成するため
に、請求項10の発明に係る飼料の製造方法は、請求項
8に記載の飼料の製造方法において、混合工程が、粉末
状の炭酸カルシウム、米糠、バガス粉末の少なくとも一
つからなる混入剤と、廃糖蜜と、泡盛蒸留粕とを所定の
割合で混合する工程である。
【0038】したがって、上記した請求項8の発明の作
用効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、製造され
た飼料は、直径数mm程度に粉砕された固化体に混入剤
が混入されているために、混入剤が粒子状の固化体同士
の結合を阻止し、飼料が袋詰めされた後に固化体同士が
結合して塊状になることがなく、飼料を粒子の状態に維
持することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0040】図1は本発明に係る飼料の製造装置の構成
説明図、図2は同飼料の製造装置における加熱装置の概
略的な側面図、図3は同飼料の製造装置における加熱装
置の概略的な正面図である。
【0041】本発明に係る飼料は、廃糖蜜(水分含有量
23%前後)と焼酎の蒸留粕である泡盛蒸留粕(水分含
有量91%〜94%前後)とを、廃糖蜜1に対して泡盛
蒸留粕1〜10の割合(重量比)で混合した原料液を加
熱装置で加熱して固化し、この固化体を除湿、冷却し粉
砕して粒状にしたものである。
【0042】廃糖蜜と泡盛蒸留粕との混合比を〔表1〕
に示す。
【0043】
【表1】
【0044】嗜好性向上のためには廃糖蜜の混合割合が
高い方が好ましく、量産化のためには乾燥した固化体
が、後述するドライヤのディスクからスクレーパにより
剥離されることが不可欠となる。したがって、この両面
から見て、最適配合比は廃糖蜜1に対して泡盛蒸留粕5
の割合(重量比)である。
【0045】また、ドライヤのディスクを加熱する蒸気
圧力は1.0kg/cm2 G(119.6℃)〜
4.0Kg/cm2 G(151.1℃)である。
また、ディスクの回転数は毎分1回転〜10回転であ
る。
【0046】このように構成された飼料は、その残存水
分(水分含有率)が7.0%〜9.0%になり、廃糖蜜
と泡盛蒸留粕とが混合した大量の粒子状の飼料の生産が
可能であり、この飼料の表面にはより多くの泡盛蒸留粕
が表出していて、廃糖蜜が空気に触れる面積が減少した
ものになり、大気中においても潮解し難いものになっ
て、保存性の高い飼料となる。このために、粒子状化し
た飼料は配合飼料と均一に混合することができ、利用し
やすい飼料になる。
【0047】そして、最適配合比(廃糖蜜1に対して泡
盛蒸留粕5の割合(重量比))の混同原料を乾燥して作
った粒子状物の化学成分の分析試験結果を〔表2〕に示
す。
【0048】
【表2】
【0049】本発明に係る飼料の製造装置は、図1に示
す廃糖蜜・泡盛蒸留粕固化システムが用いられる。この
廃糖蜜・泡盛蒸留粕固化システムは、廃糖蜜と泡盛蒸留
粕とを所定の割合で混合する混合手段と、この混合手段
で混合された混合物からなる原料液を乾燥して固化する
乾燥固化手段と、乾燥固化手段で生成された固化体を乾
燥固化手段より分離する固化体分離手段と、固化体分離
手段で分離された固化体を除湿し冷却する除湿冷却手段
と、除湿冷却手段で除湿冷却された固化体を粉砕する粉
砕手段とを備えている。
【0050】すなわち、乾燥固化手段は加熱装置として
のドライヤ1を備えている。このドライヤ1は、図2及
び図3に示すように機体フレーム2に回転可能に且つ水
平に支承された中空な回転軸3を有しており、この回転
軸3の周部には複数の中空な円盤状のディスク4が所定
の間隔をおいて固着してあり、これらのディスク4の内
部空間4Aは回転軸3の内部空間3Aに連通している。
【0051】そして、回転軸3は回転駆動部(図示せ
ず)に連係されていて、この回転駆動部の駆動により回
転するようにしてある。そして、回転軸3の一方端は蒸
気流入側5Aに、他方端は蒸気流出側5Bにそれぞれな
されており、回転軸3の蒸気流入側5Aは、ボイラ6の
蒸気供給口6Aに配管系7を介して接続してあり、この
配管系7には減圧弁8と弁装置9とが並列に設けてあ
る。また、回転軸3の蒸気流出側5Bはドレン配管系1
0に接続してあり、このドレン配管系10にはスチーム
トラップ11と弁装置12とが並列に設けてある。
【0052】また、機体フレーム2には、ディスク4の
表面部13に摺接したスクレーパ(固化体分離手段)1
4と、このスクレーパ14で掻き取られた固化体(乾燥
物)を排出するシュート15とが取り付けてあり、ま
た、機体フレーム2には、フィードパイプ16が取り付
けてあり、このフィードパイプ16の先端の噴出口16
Aはディスク4の表面部13に近接対向させてある。
【0053】廃糖蜜・泡盛蒸留粕固化システムは、廃糖
蜜タンク20と泡盛蒸留粕タンク21と混合槽(混合手
段)22と循環タンク23と供給ポンプ24と循環ポン
プ25とを有しており、循環タンク23の第1の入口側
23A−1は、ドライヤ1の原料液の還流を受けるホッ
パー部41の出口側41Bが接続してある。
【0054】廃糖蜜タンク20と泡盛蒸留粕タンク21
とのそれぞれの出口側20B、21Bは出口管26、2
7を介して混合槽22の入口側22Aに接続してある。
混合槽22の出口側22Bは配管28を介して供給ポン
プ24の吸入側24Aに接続してあり、配管28には排
出弁35と第1の開閉弁36とが設けてある。
【0055】また、供給ポンプ24の吐出側24Bは配
管29を介して循環タンク23の第2の入口側23A−
2に接続してあり、循環タンク23の出口側23Bは配
管30を介して循環ポンプ25の入口側25Aに接続し
てあり、配管30には排出弁37と第2の開閉弁38と
が設けてある。
【0056】循環ポンプ25の吐出側25Bは配管31
を介してヘッダー32の入口側32Aに接続してあり、
ヘッダー32の一方の出口側32B−1は配管33を介
して循環タンク23の第3の入口側23A−3に接続し
てあり、この配管33には第3の開閉弁39が設けてあ
る。また、ヘッダー32の他方の出口側32B−2は配
管34を介してフィードパイプ16の入口側16Bに接
続してあり、この配管34には第4の開閉弁40が設け
てある。
【0057】また、廃糖蜜・泡盛蒸留粕固化システム
は、スクレーパ14で掻き取られた固化体を排出するシ
ュート15の排出側15Aに配置されて、当該固化体を
除湿冷却する冷却装置(除湿冷却手段)42と、固化体
が投入される粉砕機(粉砕手段)43と、ホッパー44
と、包装装置45とを備えており、冷却装置42の出口
側42Bは粉砕機43の入口側43Aに接続してあり、
粉砕機43の出口側43Bはホッパー44の入口側44
Aに接続してあり、ホッパー44の出口側44Bは包装
装置45の搬入側45Aに接続してある。
【0058】次に、上記した飼料の製造装置を用いてこ
の飼料の製造方法を説明する。
【0059】飼料の製造方法は、廃糖蜜と泡盛蒸留粕と
を所定の割合で混合する混合工程と、混合工程で混合さ
れた混合物からなる原料液を乾燥して固化する乾燥固化
工程と、乾燥固化工程で生成された固化体を分離する固
化体分離工程と、乾燥固化工程で乾燥固化された固化体
を除湿し冷却する除湿冷却工程と、除湿冷却工程で除湿
冷却された前記固化体を粉砕する粉砕工程とを備えてい
る。
【0060】乾燥固化工程において、ボイラ6から配管
系7を介して回転軸3の蒸気流入側5Aに供給された蒸
気は、回転軸3の内部空間3Aからディスク4の内部空
間4Aに流入してディスク4を内部から加熱してドレン
配管系10に流出する。この場合、蒸気圧力は1.0K
g/cm2G(119.6℃)〜4.0Kg/cm2G
(151.1℃)であり、ディスク4の表面部13の温
度は、例えば143℃である。そして、回転駆動部の駆
動により回転軸3を介してディスク4が図2の矢印方向
イに毎分1回転〜10回転で回転する。
【0061】廃糖蜜タンク20には廃糖蜜が、泡盛蒸留
粕タンク21には泡盛蒸留粕がそれぞれ投入されてい
る。廃糖蜜は、従来の技術で説明したものと同様であ
り、その組成は、蔗糖分が約30%、還元糖分であるブ
ドウ糖と果糖が5〜8%、灰分が約17%、水分が23
〜27%である。また、泡盛蒸留粕は、従来の技術で説
明したものと同様であり、水分が91〜94%にもなる
液体であり、その成分中に1%以下のアルコールと多量
の酵母蛋白質を含んでいる。
【0062】混合槽22では廃糖蜜タンク20から供給
された廃糖蜜と、泡盛蒸留粕タンク21から供給された
泡盛蒸留粕とが、例えば廃糖蜜が1に対して泡盛蒸留粕
が5(1〜10)の割合で混合されており(混合工
程)、第1の開閉弁36を開け、供給ポンプ24を駆動
することにより、混合液である原料液100が配管2
8、29を介して循環タンク23に供給される。
【0063】そして、第4の開閉弁40を閉じた状態に
すると共に、第2、第3の開閉弁38、39を開けて、
循環ポンプ25を駆動することにより、循環タンク23
内の原料液100を配管31を介してヘッダー32に供
給して、ヘッダー32から配管33を介して循環タンク
23に循環させる。
【0064】そして、第3の開閉弁39を閉じて第4の
開閉弁40を開けることにより、原料液100を配管3
4を介してフィードパイプ16に供給する。したがっ
て、原料液100はフィードパイプ16の先端の噴出口
16Aからディスク4の表面部13に向かって噴射さ
れ、原料液100はディスク4の表面部13に散布され
る。
【0065】このようにディスク4の表面部13に散布
された原料液100は、このディスク4が約3/4回転
する間に、加熱されたディスク4により水分が除かれ
て、ディスク4の表面部13で固化する。この固化体1
00−1は軟質であって、約140℃の温度を保ってい
る。
【0066】次に、ディスク4が約3/4回転した時点
で、固化体100−1はスクレーパ14により掻き取ら
れ(固化体分離工程)、この掻き取られた固化体100
−1はシュート15を経て冷却装置42に投入されて、
この冷却装置42において除湿、冷却された後(除湿冷
却工程)、粉砕機43に投入されて粒状に粉砕される
(粉砕工程)。
【0067】このように粒状に粉砕された固化体100
−1はホッパー44に投入されて貯められた後、包装装
置45に供給されて包装され、その後に、保管または出
荷される。
【0068】上記のように、除湿、冷却された粒状の固
化体100−1にあっては、その残存水分(水分含有
率)が7.0%〜9.0%になり、廃糖蜜と泡盛蒸留粕
とが混合した大量の粒子状の飼料の生産が可能であり、
この飼料の表面にはより多くの泡盛蒸留粕が表出してい
て、廃糖蜜が空気に触れる面積が減少したものになり、
大気中においても潮解し難いものになって、保存性の高
い飼料となる。このために、粒子状化した飼料は配合飼
料と均一に混合することができ、利用しやすい飼料にな
る。
【0069】
【実施例】(実施例1)廃糖蜜1に対して泡盛蒸留粕を
5の割合で混合し、蒸気圧力2.5Kg/cm2G(1
42.9℃)、ディスク回転数毎分3.7回転で乾燥処
理したところ、残存水分(水分含有率)7.2%の固化
体がディスク面積1m2当たり毎時7Kgの割合で得ら
れた。
【0070】また、廃糖蜜1に対して泡盛蒸留粕を4の
割合で混合し、蒸気圧力3.0Kg/cm2G、ディス
ク回転数毎分4.5回転で乾燥処理したテスト結果(N
O1)と、廃糖蜜1に対して泡盛蒸留粕を5の割合で混
合し、蒸気圧力2.5Kg/cm2G、ディスク回転数
毎分1.8回転で乾燥処理したテスト結果(NO2)と
を〔表3〕に示す。
【0071】
【表3】
【0072】テスト結果(NO2)の場合、乾燥物水分
量、すなわち固化体の残存水分(水分含有率)は8.2
(重量%)になり、廃糖蜜と泡盛蒸留粕とが混合した大
量の粒子状の物体になって、この物体の表面にはより多
くの泡盛蒸留粕が表出していて、廃糖蜜が空気に触れる
面積が減少したものになり、大気中においても潮解し難
いものになった。
【0073】(実施例2)廃糖蜜と泡盛蒸留粕(たれ
粕)とが混合した固化体(乾燥品)の吸湿試験を行っ
た。 (1)試験の目的 廃糖蜜と泡盛蒸留粕とが混合した固化体(乾燥品)の吸
湿による重量の増加及び状態の変化を知ることであり、
吸湿試験は室内実験により行われた。 (2)試験の方法 1) 供試品の製造条件 混合割合 重量比で廃糖蜜1:泡盛蒸留粕5 原料含水率 廃糖蜜7.9%、泡盛蒸留粕91% 固化体(乾燥品)中の廃糖蜜固形分と泡盛蒸留粕固形分
の割合 廃糖蜜固形分1:泡盛蒸留粕0.58 乾燥温度 138℃(加熱蒸気温度) 注、比較品として、100%廃糖蜜乾燥品をおく。 2) 試験方法 温度30℃及び相対湿度80%の定湿容器(大型テシケ
ータ,調湿剤・硫酸)内に試料(試験品)を一定期間静
置し、所定の径時ごとに取り出して、上記処理による重
量変化を測定し、試料の吸湿性を調査する。重量変化の
測定には、各試料それぞれ10gずつ円筒形ガラス容器
(水分定量用容器径5cm×深さ2.5cm)に秤りと
り、定湿容器内で処理し、所定の測定時ごとに取り出し
て、その重量を測った後、定湿容器にもどす。 3) 試験の結果 調査成績は〔表4〕のようになり、また、吸湿重量増加
率(%)(観察記録)は図4のようになった。
【0074】
【表4】
【0075】4) まとめ 廃糖蜜と泡盛蒸留粕とが混合した固化体(乾燥品)の吸
湿重量増加は、100%廃糖蜜乾燥品に比べて少なく、
また、廃糖蜜と泡盛蒸留粕とが混合した固化体(乾燥
品)は、8時間経過後において、100%廃糖蜜乾燥品
が潮解してアメ状となるのに対して潮解は見られず固ま
った。
【0076】上記した本発明の実施の形態では、廃糖蜜
と泡盛蒸留粕とを、前記廃糖蜜1に対して前記泡盛蒸留
粕5の割合(重量比)で混合した原料液を加熱して固化
し、この固化体を冷却し粉砕して粒状の飼料を得たが、
本発明に係る飼料としては、粉末状の炭酸カルシウム、
米糠、バガス粉末の少なくとも一つからなる混入剤と、
廃糖蜜と、泡盛蒸留粕とを所定の割合(廃糖蜜1に対し
て泡盛蒸留粕5の割合)で混合した原料液を加熱して固
化し、この固化体を冷却し粉砕して粒状にしたものであ
ってもよい。そして、混入剤の乾燥固化体(含水率0
%)に対する割合(重量比)は2%〜10%であること
が好ましい。
【0077】この場合、直径数mm程度に粉砕された乾
燥固化体(含水率0%)には、2%〜10%の割合で混
入剤が混入されているために、混入剤が粒子状の固化体
同士の結合を阻止し、飼料が袋詰めされた後に固化体同
士が結合して塊状になることがなく、飼料を粒子の状態
に維持することができる。
【0078】また、飼料の製造装置においては、混合手
段が、粉末状の炭酸カルシウム、米糠、バガス粉末の少
なくとも一つからなる混入剤と、廃糖蜜と、泡盛蒸留粕
とを所定の割合で混合する構成を有する。すなわち、廃
糖蜜タンク20と泡盛蒸留粕タンク21の他に、混入剤
タンクを用意して、この混入剤タンクの出口側を配管を
介して混合槽22の入口側に接続して、混合槽22内で
粉末状の炭酸カルシウム、米糠、バガス粉末の少なくと
も一つからなる混入剤と、廃糖蜜と、泡盛蒸留粕とを所
定の割合で混合させる。
【0079】したがって、飼料の製造方法では、混合工
程が、粉末状の炭酸カルシウム、米糠、バガス粉末の少
なくとも一つからなる混入剤と、廃糖蜜と、泡盛蒸留粕
とを所定の割合で混合する工程であり、この混合工程以
下の工程は、上記した廃糖蜜と泡盛蒸留粕との混合物か
らなる原料液の処理工程を同様である。
【0080】このために、この飼料の製造方法で製造さ
れた飼料においては、直径数mm程度に粉砕された固化
体には混入剤が混入されているために、混入剤が粒子状
の固化体同士の結合を阻止し、飼料が袋詰めされた後に
固化体同士が結合して塊状になることがなく、飼料を粒
子の状態に維持することができる。
【0081】
【発明の効果】請求項1の発明に係る飼料によれば、廃
糖蜜と焼酎の蒸留粕とが混合した大量の粒子状の飼料の
生産が可能であり、この粒子状化した飼料は大気中にお
いても潮解し難いものになって、保存性の高い飼料とな
る。このために、粒子状化した飼料は配合飼料と均一に
混合することができ、利用しやすい飼料になる。
【0082】また、請求項2の発明に係る飼料によれ
ば、飼料は、その残存水分(水分含有率)が7.0%〜
9.0%になり、廃糖蜜と泡盛蒸留粕とが混合した大量
の粒子状の飼料の生産が可能であり、この飼料の表面に
はより多くの泡盛蒸留粕が表出していて、廃糖蜜が空気
に触れる面積が減少したものになり、大気中においても
潮解し難いものになって、保存性の高い飼料となる。こ
のために、粒子状化した飼料は配合飼料と均一に混合す
ることができ、利用しやすい飼料になる。
【0083】また、請求項3の発明に係る飼料によれ
ば、請求項1の発明の作用効果と同様の作用効果を奏し
得るばかりか、直径数mm程度に粉砕された固化体には
混入剤が混入されているために、混入剤が粒子状の固化
体同士の結合を阻止し、飼料が袋詰めされた後に固化体
同士が結合して塊状になることがなく、飼料を粒子の状
態に維持することができる。
【0084】また、請求項4の発明に係る飼料によれ
ば、請求項3の発明の作用効果と同様の作用効果を奏し
得るばかりか、直径数mm程度に粉砕された乾燥固化体
(含水率0%)には、2%〜10%の割合で混入剤が混
入されているために、混入剤が粒子状の固化体同士の結
合を阻止し、飼料が袋詰めされた後に固化体同士が結合
して塊状になることがなく、飼料を粒子の状態に維持す
ることができる。
【0085】また、請求項5の発明に係る飼料の製造装
置によれば、混合手段により少なくとも廃糖蜜と泡盛蒸
留粕とを所定の割合で混合し、乾燥固化手段により原料
液を乾燥して固化し、固化体分離手段により固化体を乾
燥固化手段より分離し、除湿冷却手段により固化体を除
湿し冷却し、粉砕手段により固化体を粉砕して粒状の飼
料を大量に製造することができる。
【0086】この粒状の飼料は、その残存水分(水分含
有率)が、例えば7.0%〜9.0%になり、廃糖蜜と
泡盛蒸留粕とが混合した大量の粒子状の飼料の生産が可
能であり、この飼料の表面にはより多くの泡盛蒸留粕が
表出していて、廃糖蜜が空気に触れる面積が減少したも
のになり、大気中においても潮解し難いものになって、
保存性の高い飼料となる。このために、粒子状化した飼
料は配合飼料と均一に混合することができ、利用しやす
い飼料になる。
【0087】また、請求項6の発明に係る飼料の製造装
置によれば、請求項5の発明の作用効果と同様の作用効
果を奏し得るばかりか、直径数mm程度に粉砕された固
化体には混入剤が混入されているために、混入剤が粒子
状の固化体同士の結合を阻止し、飼料が袋詰めされた後
に固化体同士が結合して塊状になることがなく、飼料を
粒子の状態に維持することができる。
【0088】また、請求項7の発明に係る飼料の製造装
置によれば、上記した請求項5の発明の作用効果と同様
な作用効果を奏し得るばかりか、加熱されたディスクの
表面部に原料液を散布して、当該原料液を乾燥して固化
するために、瞬時に原料液の水分が蒸発して残存水分の
低い(例えば8.2%程度)固化体を得ることができ
る。
【0089】また、請求項8の発明に係る飼料の製造方
法によれば、混合工程により少なくとも廃糖蜜と泡盛蒸
留粕とを所定の割合で混合し、乾燥固化工程により原料
液を乾燥して固化し、固化体分離工程で固化体を分離
し、除湿冷却工程により固化体を除湿し冷却し、粉砕工
程により固化体を粉砕して、粒状の飼料を大量に効率良
く製造することができる。
【0090】この粒状の飼料は、その残存水分(水分含
有率)が、例えば7.0%〜9.0%になり、廃糖蜜と
泡盛蒸留粕とが混合した大量の粒子状の飼料の生産が可
能であり、この飼料の表面にはより多くの泡盛蒸留粕が
表出していて、廃糖蜜が空気に触れる面積が減少したも
のになり、大気中においても潮解し難いものになって、
保存性の高い飼料となる。このために、粒子状化した飼
料は配合飼料と均一に混合することができ、利用しやす
い飼料になる。
【0091】また、請求項9の発明に係る飼料の製造方
法によれば、上記した請求項8の発明の作用効果と同様
な作用効果を奏し得るばかりか、蒸気の供給を受けて1
19.6℃〜151.1℃に加熱されたディスクの表面
部に、廃糖蜜と泡盛蒸留粕とを廃糖蜜1に対して泡盛蒸
留粕1〜10の割合で混合した原料液を散布して、当該
原料液を乾燥して固化するために、瞬時に原料液の水分
が蒸発して残存水分の低い(例えば8.2%程度)固化
体を得ることができる。
【0092】また、請求項10の発明に係る飼料の製造
方法によれば、上記した請求項8の発明の作用効果と同
様な作用効果を奏し得るばかりか、製造された飼料に
は、直径数mm程度に粉砕された固化体に混入剤が混入
されているために、混入剤が粒子状の固化体同士の結合
を阻止し、飼料が袋詰めされた後に固化体同士が結合し
て塊状になることがなく、飼料を粒子の状態に維持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る飼料の製造装置の構成説明図であ
る。
【図2】同飼料の製造装置における加熱装置の概略的な
側面図である。
【図3】同加熱装置の概略的な正面図である。
【図4】廃糖蜜と泡盛蒸留粕とを混合した固化体からな
る試料の吸湿重量増加率の線図である。
【符号の説明】
1 ドライヤ(加熱装置)(乾燥固化手段) 2 機体フレーム 3 回転軸 4 ディスク 6 ボイラ 14 スクレーパ 16 フィードパイプ 20 廃糖蜜タンク 21 泡盛蒸留粕タンク 22 混合槽(混合手段) 42 冷却装置(除湿冷却手段) 43 粉砕機(粉砕手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B150 AA01 AA02 AB04 AB20 AD15 AE02 AE27 AE28 BA01 BA04 BA05 CA03 CA12 CB01 CC05 DH04 4B061 AA06 DA01 DB01 DB12 DB21 DB39

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃糖蜜と焼酎の蒸留粕とを所定の割合で
    混合した原料液を加熱して固化し、この固化体を冷却し
    粉砕して粒状にしたことを特徴とする飼料。
  2. 【請求項2】 廃糖蜜と泡盛蒸留粕とを、前記廃糖蜜1
    に対して前記泡盛蒸留粕1〜10の割合(重量比)で混
    合した原料液を加熱して固化し、この固化体を冷却し粉
    砕して粒状にしたことを特徴とする飼料。
  3. 【請求項3】 粉末状の炭酸カルシウム、米糠、バガス
    粉末の少なくとも一つからなる混入剤と、廃糖蜜と、泡
    盛蒸留粕とを所定の割合で混合した原料液を加熱して固
    化し、この固化体を冷却し粉砕して粒状にしたことを特
    徴とする飼料。
  4. 【請求項4】 混入剤の乾燥固化体(含水率0%)に対
    する割合(重量比)は2%〜10%である請求項3に記
    載の飼料。
  5. 【請求項5】 少なくとも廃糖蜜と泡盛蒸留粕とを所定
    の割合で混合する混合手段と、 この混合手段で混合された混合物からなる原料液を乾燥
    して固化する乾燥固化手段と、 前記乾燥固化手段で生成された固化体を前記乾燥固化手
    段より分離する固化体分離手段と、 前記固化体分離手段で分離された固化体を除湿し冷却す
    る除湿冷却手段と、 前記除湿冷却手段で除湿冷却された前記固化体を粉砕す
    る粉砕手段とを備えたことを特徴とする飼料の製造装
    置。
  6. 【請求項6】 混合手段が、粉末状の炭酸カルシウム、
    米糠、バガス粉末の少なくとも一つからなる混入剤と、
    廃糖蜜と、泡盛蒸留粕とを所定の割合で混合する構成で
    ある請求項5に記載の飼料の製造装置。
  7. 【請求項7】 乾燥固化手段が、回転軸に連係されて回
    転し且つ加熱されたディスクを有し、このディスクの表
    面部に原料液を散布して、当該原料液を乾燥して固化す
    る構成である請求項5又は請求項6に記載の飼料の製造
    装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも廃糖蜜と泡盛蒸留粕とを所定
    の割合で混合する混合工程と、 前記混合工程で混合された混合物からなる原料液を乾燥
    して固化する乾燥固化工程と、 前記乾燥固化工程で生成された固化体を分離する固化体
    分離工程と、 前記乾燥固化工程で乾燥固化された固化体を除湿し冷却
    する除湿冷却工程と、 前記除湿冷却工程で除湿冷却された前記固化体を粉砕す
    る粉砕工程とを備えたことを特徴とする飼料の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 混合工程で少なくとも廃糖蜜と泡盛蒸留
    粕とを前記廃糖蜜1に対して前記泡盛蒸留粕1〜10の
    割合で混合し、 乾燥固化工程で、毎分1回転〜10回転で回転するディ
    スクの内部空間に1.0Kg/cm2G(119.6
    ℃)〜4.0Kg/cm2G(151.1℃)の蒸気を
    供給して前記ディスクを加熱し、前記ディスクの表面部
    に原料液を散布して、当該原料液を乾燥して固化するよ
    うにした請求項8に記載の飼料の製造方法。
  10. 【請求項10】 混合工程が、粉末状の炭酸カルシウ
    ム、米糠、バガス粉末の少なくとも一つからなる混入剤
    と、廃糖蜜と、泡盛蒸留粕とを所定の割合で混合する工
    程である請求項8に記載の飼料の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101501094B1 (ko) 2014-08-19 2015-04-14 농업회사법인 대원바이오 (주) 당박과 안동소주박을 이용한 발효 사료의 제조방법
JP2015142552A (ja) * 2013-12-26 2015-08-06 Fsk三昭株式会社 飼料、飼料生産装置及び飼料生産方法
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