JP2000210567A - ガソリン改質用触媒およびその使用方法 - Google Patents

ガソリン改質用触媒およびその使用方法

Info

Publication number
JP2000210567A
JP2000210567A JP11017051A JP1705199A JP2000210567A JP 2000210567 A JP2000210567 A JP 2000210567A JP 11017051 A JP11017051 A JP 11017051A JP 1705199 A JP1705199 A JP 1705199A JP 2000210567 A JP2000210567 A JP 2000210567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
gasoline
zeolite
sulfur
zinc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11017051A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatsugu Kawase
正嗣 川瀬
Yukito Nagamori
幸人 永守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Petrochemical Co Ltd filed Critical Sanyo Petrochemical Co Ltd
Priority to JP11017051A priority Critical patent/JP2000210567A/ja
Publication of JP2000210567A publication Critical patent/JP2000210567A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オレフィン性硫黄含有ガソリンをオクタン価
を下げることなしに、オレフィンと硫黄分を長期安定的
に低減する触媒とその使用法を提供する。すなわちコー
キングによる一時劣化が少なく、かつ、反応や再生に繰
り返しによる永久劣化も少ない触媒および使用法を提供
する。 【解決手段】 触媒使用前の時点で酸化亜鉛0.5〜2
0重量%とアルミン酸亜鉛3〜50重量%が共存するこ
とを特徴とする、オレフィン性硫黄含有ガソリンを安定
的に改質する方法に用いられる水蒸気処理されたゼオラ
イト系触媒。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガソリンの改質に用
いられる触媒およびその使用方法に関し、更に詳しく
は、オレフィンと硫黄分を含むガソリンの改質におい
て、オクタン価を下げることなしに、オレフィンと硫黄
分を低減する触媒とその方法に関する。更に本発明は、
オレフィン性硫黄含有ガソリンの改質を長期間安定的
に、すなわちコーキングによる一時劣化が少なく、か
つ、反応や再生の繰り返しによる永久劣化も少ない触媒
とその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンは、各種のガソリン基材を、製
品性状が規格値内でかつガソリン性能も良いように混合
して製造するが、近年は接触分解装置(Catalyt
ically Cracked Gasoline)の
増強により分解ガソリンの構成比が大きく増加してい
る。この接触分解ガソリンは減圧蒸留装置から生成する
減圧軽油、あるいは常圧蒸留装置から生成する蒸留残油
などの比較的重質な留分を原料とし、アルミナ、ゼオラ
イトなどの固体酸触媒を用いて選択的な分解を行わせて
製造されるため、リサーチオクタン価は85〜95程度
であるが、オレフィン分が20〜50程度であり、硫黄
分も生成ガソリンの沸点範囲によっても異なるが100
〜数千wtppmと比較的多い。
【0003】接触分解には移動床式のTCC(Ther
mofor CatalyticCracking)、
流動床式のFCC(Fluid Catalytic
Cracking)などがあり、FCCプロセスの中で
も残油を主体に処理するものはRFCC(Residu
e FCC)と呼ばれる。これら接触分解ガソリンの他
にオレフィン成分の多いガソリン基材として、ビスブレ
ーキング、コーキングプロセスなどの熱分解ガソリンが
存在する。
【0004】近年、自動車用ガソリンの品質は、自動車
から排出されるエミッション(排気ガス、蒸散ガス)を
低減するために、日本、米国、EU各国での規制が厳し
くなってきている。米国では、特に都市部での大気汚染
が深刻なカリフォルニア州でCARB(Califor
nia Air Resources Board)に
よる燃料品質規格を持ったガソリンの使用が義務づけら
れ、ベンゼン1.0vol%以下、硫黄分40wtpp
m以下、オレフィン6.0vol%以下が規格値となっ
ている。ベンゼンは発ガン性が指摘されており、硫黄分
やオレフィンは排ガス(NOx,SOx)への影響が大
きいためである。またオレフィンは、ガソリンの安定性
にも大きく影響する。
【0005】欧州においても、93年に定められたCE
N規格(Eourpean Committee fo
rStandardization)で、ベンゼン5.
0vol%以下、硫黄分500wtppm以下となって
いるが、ヨーロッパ委員会の2000年以降の法規制値
案(Commission Proposal)ではベ
ンゼンが2.0vol%以下、硫黄分200wtppm
以下、オレフィン18.0vol%以下が提示された。
EU議会の修正案は更に厳しく、2000年にベンゼン
が1.0vol%以下、硫黄分30wtppm以下、オ
レフィン10.0vol%以下が、2005年にベンゼ
ンが1.0vol%以下、硫黄分30wtppm以下、
オレフィン10.0vol%以下が、提案されている。
【0006】日本でも、1998年末に硫黄分を100
wtppm以下、ベンゼンを1.0vol%以下とする
ことが義務づけられており、今後EUや米国の規制値に
合わせて更に規格が厳しくなることが予想される。この
ようなガソリン規格値に合った、すなわち環境への影響
の少ないガソリンを生成するため、ガソリン中のオレフ
ィン成分、硫黄分、ベンゼン濃度を削減することが強く
望まれている。
【0007】例えば接触分解ガソリンであれば、接触分
解装置に原料を投入する前に硫黄分を水添し、接触分解
装置の反応過酷度を上げることでオレフィン濃度を下げ
る方法があるが、この方法は、原料油の水添処理装置の
設置にかかるコストが高くH2も多量にいるため、現実
的ではない。また、接触分解ガソリンを水添脱硫する方
法があるが、この場合はオレフィン濃度が下がるのでオ
クタン価が減少してしまう。
【0008】そこで、オクタン価の比較的高いオレフィ
ン成分を保持しつつ硫黄を除去する方法が提案されてい
る。米国特許第3,957,625号では、硫黄不純物
がガソリンの重質フラクションに濃縮されることを利用
して、より軽質のフラクションに主に含まれるオレフィ
ンからのオクタン価への寄与を保持するように、接触分
解されたガソリンの重質フラクションを水素化脱硫する
ことによって、硫黄を除去する方法を提供している。
【0009】米国特許第4,049,542号では、オ
レフィン系炭化水素原料、例えば接触分解した軽質ナフ
サなどの脱硫に銅触媒を用いる方法を開示している。こ
の触媒は、オレフィンを保持しながら脱硫を促進して、
生成物のオクタン価へのオレフィンの寄与を助長すると
している。しかしながら、これらの方法ではオクタン価
基材としてのオレフィンを保持することを目的としてい
るので、先に述べたガソリン規格値に合致しない。
【0010】これに対し、ゼオライト系触媒を用いてオ
クタン価を下げずにオレフィン濃度と硫黄濃度を削減す
る方法がいくつか開示されている。特表平9−5038
14号公報では、含硫黄オレフィン性分解フィードフラ
クションを水素化脱硫触媒に接触させて、フィードに比
べて低い硫黄含量の中間生成物を生成した後、該水素化
により同時にオレフィンが少なくなった結果オクタン価
が低くなった該中間生成物のガソリン沸点範囲部分を、
モリブデン水素化成分と組み合わせられたゼオライトβ
を含む酸性触媒に接触させて、最終的にオクタン価の高
いガソリンを得る方法を開示している。特表平10−5
05127号公報や米国特許5,500,108号も、
ゼオライトとして中間孔寸法ゼオライトを用いることの
他は特表平9−503814号公報と同一の方法を開示
している。
【0011】また、米国特許5,041,208号に
は、初留点が少なくとも180F以上で、少なくとも5
0ppm以上の硫黄分を含むオレフィニックな接触分解
ガソリンを白金などの貴金属を含むシリカ/アルミナ比
が50以上の大型細孔径ゼオライトを用いて、750か
ら1200Fの温度範囲で1435psig以下の圧
力、LHSVとして0.1から20の反応条件で反応さ
せ、オクタン価を下げることなしに、硫黄分とオレフィ
ン濃度を下げる方法が開示されている。同様に特開昭6
3−159494号公報には、オレフィン含有原料油の
硫黄含量減少およびオクタン価増加を同時に達成する方
法であって、該オレフィン含有原油を白金などの貴金属
を含むシリカ/アルミナ比が50以上の結晶ゼオライト
に接触させる方法が開示されている。
【0012】ベンゼンおよびオレフィン含量を低下した
ガソリンストリームの製造方法も公知である。特表平8
−507564号公報には、ベンゼンおよびC5 +オレフ
ィンを含んでなるC5 +FCCガソリンフィードストリー
ムを形状選択性アルミノシリケート触媒に流動接触させ
ることにより、C5 +オレフィンを含んでなる炭化水素ス
トリームを用いてアルキル化することで、ベンゼン含量
およびオレフィン含量を低下する方法が開示されてい
る。この方法では、アルキル化反応の間に同時に、ガソ
リンストリーム中におけるオレフィンの一部がガソリン
沸点範囲の炭化水素に添加され、ガソリンフィードスト
リームの硫黄含量が低下するとともに、フィードストリ
ームのオクタン価も向上する。
【0013】ゼオライト系触媒に亜鉛を担持して、脱硫
する方法も公知である。特開昭61−263634号公
報には、気体中の微量硫黄化合物を除去するに際し、周
期律表第VIII族金属(Fe,Co,Ni,Ru,Rh,
Pd,Os,Ir,Pt)の1種もしくは2種以上を、
酸化亜鉛を50重量%以上含有する無機物質担体に担持
した脱硫剤と該気体とを接触せしめることを特徴とす
る、微量硫黄化合物の除去方法を示している。この場合
無機物質化合物はゼオライトでも良い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記いずれの
方法も、触媒のコーキングによる一時劣化と、反応再生
繰り返しによる永久劣化とを同時に回避する方法につい
ては考慮されていない。例えば特表平9−503814
号公報には、モリブデン水素化成分と組み合わせられた
ゼオライトβを用いてオクタン価を下げずにオレフィン
と硫黄分を削減する方法が示されているが、触媒の劣化
に関しては解決されていない。
【0015】一方、特表平10−505127号や米国
特許5,500,108号の実施例には、反応温度をパ
ラメータとして劣化が少ないことを示している。すなわ
ち1ヶ月間、同じ反応成績を得るために温度を50F/
月の速度で上げていくだけで済むとしている。しかしな
がら、その後の劣化に関しては情報がなく、反応再生繰
り返しによる永久劣化については課題として残る。
【0016】米国特許5,041,208号や特開昭6
3−159494号公報の方法は、白金などの貴金属を
含むシリカ/アルミナ比が50以上の大型細孔径ゼオラ
イトを用いてガソリン改質する方法であるが、実施例に
6日間安定であったことは記載されているものの、これ
もまた長期の永久劣化については解決されていない。特
表平8−507564号公報の方法は、流動床に限定さ
れている。流動床を用いなければならない理由は明記さ
れていないが、流動床を用いるのは、触媒の失活が速い
ためか熱供給をスムーズに行うためと考えられる。
【0017】特開昭61−263634号公報では、亜
鉛をゼオライトに担持した触媒を用いて脱硫を行うこと
を開示しているが、酸化亜鉛は反応時に金属亜鉛に約4
20℃以上で還元され、金属亜鉛は蒸気圧を持つために
反応温度が420℃以上であれば系外へ飛散してしま
う。亜鉛は、脱硫性能向上とオレフィンの削減によって
低下したオクタン価の回復を目的に担持しているため、
系外へ飛散することは反応成績が時間と共に低下するこ
とを意味している。更に亜鉛が系外に飛散すると、後流
の熱交換器等にスケールとして堆積するという点でも好
ましくない。
【0018】本発明の課題は、上記従来技術の課題を解
決し、オレフィン性硫黄含有ガソリンを安定的に改質す
る方法に用いられる亜鉛を含むゼオライト系触媒であっ
て、触媒のコーキングによる一時劣化と反応再生繰り返
しによる永久劣化の少ない触媒と、その触媒を用いたオ
レフィン性硫黄含有ガソリンを安定的に改質する方法と
を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究を重
ねた結果、オレフィン性硫黄含有ガソリンを改質する方
法に用いられるゼオライト系触媒として、ゼオライトに
酸化亜鉛とアルミン酸亜鉛とを共存させたゼオライト系
触媒であって、反応に供する前に水蒸気処理されたゼオ
ライト系触媒を用いれば、上記の課題を一挙に解決でき
ることを見いだし、本発明を完成した。
【0020】すなわち本発明は、オレフィン性硫黄含有
ガソリンを安定的に改質する方法に用いられるゼオライ
ト系触媒であって、触媒使用前の時点で酸化亜鉛0.5
〜20重量%とアルミン酸亜鉛3〜50重量%が共存す
ることを特徴とする水蒸気処理されたゼオライト系触媒
を提供する。
【0021】さらに本発明は、オレフィン性硫黄含有ガ
ソリンが、反応温度350℃〜550℃、重量時間空間
速度(WHSV)2〜10hr-1、圧力0〜50Kg/
cm 2・Gの条件下で、触媒使用前の時点で酸化亜鉛
0.5〜20重量%とアルミン酸亜鉛3〜50重量%が
共存しかつ水蒸気処理されたゼオライト系触媒が充填さ
れた触媒床に供給されることを特徴とする、ガソリンの
改質方法を提供する。
【0022】本発明の方法におけるオレフィン性硫黄含
有ガソリンとは、オレフィンを10wt%以上と硫黄化
合物を30wtppm以上含んでいるガソリン、すなわ
ち炭素数が主として4から11の炭化水素より成る、沸
点が110〜200℃程度の石油製品である。オレフィ
ンは15〜80wt%であることが好ましく、更に好ま
しくは15〜50wt%である。
【0023】オレフィン濃度が高すぎると発熱が大き
く、たとえば反応器を多段に分けて反応器間で中間冷却
が必要となるなど、反応温度のコントロールが複雑にな
ると共に、触媒上へのコークの析出が激しくコーキング
による劣化が大きくなる。一方、オレフィン濃度が低い
場合は、硫黄化合物濃度が高いガソリンでも水添脱硫す
ることで硫黄分を下げることができ、もともとオレフィ
ン濃度が低いため、該水添脱硫と同時に起こるオレフィ
ンの水添によるオクタン価の減少がない。従って、オレ
フィン濃度の低いガソリンに対しては本発明の効果が小
さい。
【0024】硫黄化合物はSとして100〜5000w
tppmであることが好ましく、更に好ましくは100
〜1000wtppmである。硫黄化合物はゼオライト
の酸点での脱硫反応と酸化亜鉛への吸着により削減され
ると考えられるが、原料中の硫黄化合物濃度が高いと、
それをガソリン規格値内に抑えるためにゼオライト系触
媒の活性を上げる必要がある。ゼオライト系触媒の活性
が高すぎると、コーキングによる劣化が激しく、短期間
で触媒活性が失活してしまう。
【0025】窒素化合物はNとして5〜250wtpp
mであることが好ましく、より好ましくは5〜100、
更に好ましくは5〜30wtppmである。窒素化合物
は塩基性であるので、Nの濃度が高いとゼオライト酸点
に吸着しゼオライト活性を低下させる。
【0026】本発明の方法におけるオレフィン性硫黄含
有ガソリンとしては、接触分解ガソリンや熱分解ガソリ
ンが上げられる。接触分解には、移動床式のTCCプロ
セス、流動床式のFCCプロセスなどがあり、FCCプ
ロセスの中でも残油を主体に処理するものはRFCCプ
ロセスと呼ばれる。さらに近年は、FCCプロセスをも
とにしたLPGとガソリンの合計収率を向上させるMG
G(MaximumGas plus Gasolin
e)プロセスや、重質油からC3〜C5のライトオレフ
ィンを併産するDCC(Deep Catalytic
Cracking)プロセスなども開発、商業化され
ている。
【0027】本発明の方法における接触分解ガソリン
は、これら全てを含む。熱分解プロセスとしては、ビス
ブレーキングプロセス(Visbreaking Pr
ocess)、コーキングプロセス(Coking p
rocess)、およびナフサのスチームクラッキング
プロセス(Steam Cracking Proce
ss)等があり、それらのプロセスから得られるビスブ
レーカーガソリン、コーカーガソリン、パイロリシスガ
ソリンもオレフィン性硫黄含有ガソリンである。
【0028】本発明の方法におけるゼオライトとは、例
えば、β−ゼオライト、Ω−ゼオライト、Y−ゼオライ
ト、L−ゼオライト、エリオナイト、オフレタイト、モ
ルデナイト、フェリエライト、ZSM−5、ZSM−
8、ZSM−11、ZSM−12、ZSM−22、ZS
M−23、ZSM−35、ZSM−38、ZSM−4
8、MCM−22等があげられるが、ZSM−5、ZS
M−8、ZSM−11等のZSM−5型の結晶性アルミ
ノシリケートまたはメタロシリケートが好ましい。ZS
M−5のゼオライトについては、例えば、米国特許第
5,268,162号明細書を参照することができる。
その他のゼオライトに関しても公知である。
【0029】本発明の方法におけるゼオライトのSiO
2/Al23モル比は水蒸気処理される前のゼオライト
骨格のSiO2/Al23モル比として20以上である
ことが好ましく、更に好ましくは25〜500である。
SiO2/Al23モル比が20より小さいと、オレフ
ィン性硫黄含有ガソリンを該触媒に通油した際に該触媒
上に蓄積する炭素質を、酸素含有イナートガスで燃焼除
去する際に起こる如き、水分の存在する高温雰囲気下で
の脱アルミニウムによる永久活性劣化が速くなる。
【0030】脱アルミニウムによる永久活性劣化は、X
線回折法による結晶化度の相対値が高いほど抑制される
と考えられるが、該結晶化度の相対値はSiO2/Al2
3モル比に影響され、該SiO2/Al23モル比が2
0より小さいと、結晶化度の相対値が小さくなり、脱ア
ルミニウムによる永久劣化が速く、好ましくない。ま
た、SiO2/Al23モル比が500より大きいと、
充分な活性が得られず、オレフィン性硫黄含有ガソリン
の改質に充分なだけの活性がない触媒となる場合があ
る。
【0031】本発明の触媒を構成するゼオライトのSi
2/Al23モル比とは、バインダーとしてのアルミ
ナやシリカを含んでいない、水熱合成したゼオライトで
あって、水蒸気処理をする前にゼオライトを蛍光X線装
置で測定することによって求められるモル比である。更
に酸処理等の脱アルミニウム処理や、オレフィン性硫黄
含有ガソリンを改質する反応に供していない新鮮なゼオ
ライトのSiO2/Al23モル比を言う。
【0032】本発明の方法においては、触媒使用前の時
点で酸化亜鉛0.5〜20重量%とアルミン酸亜鉛3〜
50重量%共存することが必要である。酸化亜鉛は還元
雰囲気下で還元されて金属亜鉛となり、金属亜鉛は42
0℃付近で蒸気圧を持つために、溶融飛散する。一方ア
ルミン酸亜鉛はスピネル構造を持つため該ゼオライト系
触媒中からの亜鉛の飛散は抑制されるものの亜鉛担持の
本来の目的である硫黄およびオレフィンの削減効果、オ
レフィンの削減によって低下したオクタン価を回復させ
るための芳香族選択性向上効果が小さくなってしまうた
め、上記向上効果を発揮する酸化亜鉛を共存させておく
必要がある。
【0033】アルミン酸亜鉛自体の芳香族選択性向上効
果、硫黄、オレフィン削減効果は小さいが、酸化亜鉛の
補給源となり、酸化亜鉛の減少を抑制し、その結果とし
て硫黄削減効果,オレフィン削減効果,オレフィン削減
により低下したオクタン価の回復効果を長時間持続させ
ることが出来る。さらにアルミン酸亜鉛が存在すること
で、酸化亜鉛の、還元による飛散速度を抑制する効果も
ある。故に触媒に酸化亜鉛とともにアルミン酸亜鉛を共
存させることは上記向上効果維持に有効である。
【0034】本発明の方法において酸化亜鉛とアルミン
酸亜鉛の好ましい存在量は、触媒使用前の時点におい
て、酸化亜鉛0.5〜20重量%、アルミン酸亜鉛3〜
50重量%であり、更に好ましくは酸化亜鉛が1.0〜
5.0重量%、アルミン酸亜鉛が14〜40重量%であ
る。
【0035】酸化亜鉛の溶融飛散は数日、数十日の反応
で起こるものではなく、従って酸化亜鉛だけ担持しアル
ミン酸亜鉛が共存しない場合でも、数日や数十日での使
用においては、上記向上効果は維持し得る。しかしなが
ら、数ヶ月,数年の反応や反応再生の繰り返しにより、
長時間還元雰囲気に晒されると、還元された酸化亜鉛が
徐々に飛散する。そのため、アルミン酸亜鉛が共存しな
いと、触媒中の酸化亜鉛濃度が低下し、結果として芳香
族選択性向上、硫黄削減効果およびオレフィン削減の効
果が低下する。本発明においては、オレフィン性硫黄含
有ガソリンの改質に寄与する酸化亜鉛と、該酸化亜鉛の
供給源であるアルミン酸亜鉛とを共存させることによ
り、数ヶ月,数年の反応再生繰り返しによる性能低下を
抑制する事ができる。
【0036】本発明における触媒使用前とは、オレフィ
ン性硫黄含有ガソリンを該ゼオライト系触媒に供する反
応前の時点のことを言い、反応と再生を数日や数十日の
サイクルで繰り返して使用する場合であれば、最初のサ
イクルの反応前の時点を指す。
【0037】本発明でいう酸化亜鉛とは下記分析方法で
測定されたものをいう。すなわち、触媒1gを乳鉢で数
百ミクロン程度にすり潰し、120℃で1時間乾燥後約
0.5gを正確に計りとり200ccビーカーに入れ
る。そこに3%塩酸水溶液150ccを加え電熱ヒータ
ー上で80℃で2時間加熱する。その後0.2μmメン
ブランフィルターで濾過し、濾液を原子吸光分析計(島
津製作所製島津原子吸光/フレーム分光光度計 AA−
640−12型)でフレーム分析、標準添加法で酸化亜
鉛の定量分析を行なう。ここで定量化される亜鉛化合物
は、ZnOだけではなく、ゼオライトカチオンサイトに
存在する亜鉛も含まれる。
【0038】カチオンサイトでの亜鉛の状態は明らかで
はないが、Zn2+やZn(OH)+の形態で存在してい
るものと推定されている。いずれにしても、本発明でい
う酸化亜鉛とはZnOに限定されるものではなく、上記
方法で分析測定された亜鉛化合物全てを含む。
【0039】本発明におけるアルミン酸亜鉛重量は、全
亜鉛重量から上記方法にて定量分析した酸化亜鉛の重量
を減算したものである。ここで言う全亜鉛重量とは、蛍
光X線分析装置(理学RIX1000)で標準物質の検
量線より求めたものをいう。
【0040】本発明の方法における触媒は、触媒使用前
の時点で水蒸気処理されていなければならない。本発明
における水蒸気処理は、0.3〜0.9atmの水蒸気
分圧で、500〜700℃、好ましくは600〜700
℃、大気圧〜10kg/cm 2Gの圧力下、好ましくは
大気圧〜5kg/cm2Gで0.5〜30時間、好まし
くは0.5〜20時間実施される。本発明の方法のおけ
る水蒸気処理は、WO95−09050号公報やUS
5,789,331号公報に記載されている方法で実施
されることが望ましい。
【0041】水蒸気処理することで、オレフィン性硫黄
含有ガソリンを処理する際のコーキングによる劣化を抑
制することができる。ゼオライトでのコーキング劣化
は、ゼオライト細孔内の酸点でコークが生成し、反応物
や生成物の拡散を妨げる場合と、表面酸点で生成し、反
応物の触媒細孔への進入を妨げる場合とがある。後者の
ケースでは、細孔内の酸点を使い切る前に細孔を塞いで
しまうのでコークの絶対量は少ないにもかかわらず、活
性劣化が起こることがある。
【0042】この現象は、原料に重質の炭化水素(炭素
数8以上の炭化水素)が存在すると起こりやすい。水蒸
気処理により、不要な表面酸点や細孔内の特にコーク生
成活性の高い酸点を削減し、コーキングによる劣化を抑
制することができる。ガソリンはC8以上の炭化水素を
含むので、本発明においては水蒸気処理をすることが必
要である。
【0043】該ゼオライト系触媒がバインダーとしてア
ルミナ(Al23)を使用している場合は、ZnOとア
ルミナ(Al23)が水蒸気処理により反応して、アル
ミン酸亜鉛(ZnAl24)を生成する。従って、アル
ミン酸亜鉛重量と酸化亜鉛重量を、アルミナ、ZnOの
重量と水蒸気処理の条件を調整することでコントロール
することが可能である。
【0044】本発明のゼオライト系触媒はバインダーと
して、上記アルミナやシリカ(SiO2)を使用するこ
とが好ましい。アルミナのアルミナ源としては、無水ア
ルミナまたはアルミナの水和物があるが、そのほかにた
とえば、アルミニウム塩のように加水分解または加熱分
解、酸化などにより、無水アルミナまたはアルミナ水和
物を生成する原料を使用する事もできる。
【0045】本発明において、アルミナ源としてアルミ
ナゾルを使用することも好ましい。アルミナ源としてア
ルミナゾルを使用すると、上記水蒸気処理を実施せずと
も亜鉛成分とアルミナが反応しアルミン酸亜鉛が生成す
るため、亜鉛がより安定化する。
【0046】本発明において、酸化亜鉛の亜鉛源は、例
えば、亜鉛、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、あるいは硝酸亜
鉛、炭酸亜鉛、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、酢酸亜鉛、シュウ
酸亜鉛などの塩、あるいはアルキル亜鉛などの有機亜鉛
化合物が挙げられる。
【0047】(n−ヘキサン分解1次反応速度定数測定
法)本発明における触媒のn−ヘキサン分解の1次反応
速度定数とは、図1に示す装置を用いて、10mmφの
石英反応管1中に下から石英ウール2、炭素質(コー
ク)が実質的に存在しない触媒3、ラシヒリング4の順
で充填し、温度計5で測定した触媒6の温度が500℃
の等温になるように温度調節用熱電対7で温度が調節で
きる電気炉8にて石英反応管1を加熱し、大気圧、重量
時間空間速度(WHSV)4hr-1の条件で、n−ヘキ
サンを原料流入口9より供給し、n−ヘキサン供給後
0.75時間から1時間後の反応生成物をコンデンサー
10にて冷却した後、オイルトラップ11にて更にドラ
イアイス・エタノール冷媒で冷却し、オイルトラップ1
2中に分離したオイル成分および発生ガス捕集用バッグ
13中に分離したガス成分をそれぞれ全量採取する。
【0048】そして、ヒューレット・パッカード社製の
FID−TCDガスクロマトグラフィー(HP−589
0 シリーズII)にてガス組成を、島津製作所社製の
FIDガスクロマトグラフィー(GC−17A)にてオ
イル組成を分析して得られる反応生成物中のn−ヘキサ
ン転化率を、下式に代入して求めた、上記ガス・オイル
採取時間0.25時間の平均のゼオライト基準のn−ヘ
キサン分解1次反応速度定数をいう。
【0049】
【数1】
【0050】上記1次反応速度定数は、該触媒の活性を
代表するものであって、本発明におけるゼオライト触媒
のn−ヘキサン分解の1次反応速度定数は、反応に供さ
れる時点において、0.2以上であることが好ましく、
0.3以上であれば更に好ましい。該n−ヘキサン分解
の1次反応速度定数が0.2を下回る触媒は、活性が低
くオレフィン性硫黄含有ガソリン中のオレフィン、硫黄
成分の削減が不十分となる。
【0051】本発明の方法におけるガソリン改質の反応
条件は、反応温度が350℃〜550℃であることが好
ましく、更に好ましくは400℃〜530℃である。温
度が350℃を下回るとオレフィン性硫黄含有ガソリン
中のオレフィン、硫黄成分の削減が不十分となる。温度
を上げていけばオレフィンや硫黄成分の削減はできる
が、それに伴ってオレフィンの環化脱水素により生成す
る芳香族化合物(ベンゼン、トルエン、キシレン等)の
濃度が上昇する。前述のガソリンスペックにはベンゼン
濃度の規制があり、さらに芳香族化合物(Aromat
ics)濃度に対するスペックも存在し、温度が高すぎ
るとこれらスペック範囲を超えてしまう。さらに温度の
上昇に伴い、液収率が減少し製品ガソリンの収量が減
る。
【0052】本発明の方法においては、重量時間空間速
度(WHSV)が0.5〜10hr -1であることが好ま
しく、更に好ましくは2〜6hr-1である。WHSVが
大きい、すなわち接触時間が短いとオレフィン性硫黄含
有ガソリン中のオレフィン、硫黄成分の削減が不十分と
なるとともに、コーキングによる劣化が速い。WHSV
が小さい、すなわち接触時間が長くなりすぎると、ベン
ゼンを含む芳香族化合物の濃度が高くなり、液収率も減
少する。
【0053】本発明の方法においては、圧力が0〜50
Kg/cm2・G、好ましくは0〜20Kg/cm2・G
の条件下で実施されることが望ましい。本発明の触媒を
用いれば、オレフィンの環化脱水素によりH2が生成す
るため、反応器の入口でオレフィン性硫黄含有ガソリン
と共にH2を混合通気せずとも、充分な効果が得られ
る。従って、H2を添加することなしにオレフィン性硫
黄含有ガソリンを改質することが可能であるが、オレフ
ィン性硫黄含有ガソリン中の硫黄の削減(脱硫)および
オレフィンの削減をさらに促進するために、反応器の入
口でオレフィン性硫黄含有ガソリンと共にH2を添加す
ることも当然可能である。
【0054】本発明の方法においては、前述の通り、1
5〜80wt%のオレフィン、S分として100〜50
00wtppmの硫黄化合物、N分として5〜250w
tppmの窒素化合物を含んでいるオレフィン性硫黄含
有ガソリンを改質する。この時、生成物ガソリンが原料
オレフィン性硫黄含有ガソリンに比べて、より低いS含
量およびN含量を有するように、上記反応条件を設定す
る。
【0055】生成物ガソリン中のオレフィンは原料オレ
フィン性硫黄含有ガソリンに比べて少なくとも10wt
%低下させることが好ましく、生成物ガソリン中のオレ
フィン絶対量として10wt%以下であれば更に好まし
い。
【0056】本発明の方法においては、オレフィンの削
減は、オレフィンの環化脱水素による芳香族化合物(ベ
ンゼン、トルエン、キシレン)の生成により達成し得
る。通常、オレフィンの削減はオレフィンとH2による
水添反応によりパラフィンを生成することで実施する
が、この場合はパラフィンはオレフィンよりオクタン価
が低いため、オクタン価も低下する。一方、芳香族炭化
水素はオクタン価が高いため、本発明においてはオレフ
ィンを削減しても、オクタン価は原料オレフィン性硫黄
含有ガソリンと同等かより高くなる。
【0057】ベンゼンは上記反応により生成するが、こ
れはオレフィンと更に反応してアルキルベンゼン(トル
エン,キシレン)へと変わっていく。従って、生成物ガ
ソリン中のベンゼン濃度は原料オレフィン性硫黄含有ガ
ソリンに比べて、ほぼ同等かそれ以下となる。
【0058】本発明の方法においては、断熱型反応器を
用いることが好ましい。断熱型反応器とは、橋本健治編
著「工業反応装置」(培風館,1984)25〜26頁
記載の純粋な断熱方式の反応器をいい、固定層断熱型反
応器、移動層断熱型反応器、流動層断熱型反応器があげ
られる。本発明においては触媒床が固定床の固定層断熱
型反応器が好ましく用いられる。触媒層が一段だけの固
定層一段断熱型反応器がより好ましいが、触媒層を数段
に分割して段間に熱交換器を設けて熱の供給または除去
を行う中間熱交換・多段断熱型反応器であってもよい。
反応に伴い触媒上には炭素質が蓄積するため、反応を継
続しながらこの炭素質の燃焼除去が可能な2塔あるいは
多塔切り替え式の固定層一段断熱型反応器が好ましい。
また反応器には、反応ガスの分散を改善するためのディ
ストリビューターやセラッミックボールなどの触媒サポ
ートを設置しても良い。
【0059】本発明の方法においては、反応温度350
℃〜550℃、重量時間空間速度(WHSV)2〜10
hr-1、圧力0〜50Kg/cm2・Gの条件下で、VII
I族および/またはVIB族の金属を含有する脱硫触媒と
該ゼオライト系触媒とが充填された触媒床にて、オレフ
ィン性硫黄含有ガソリンを改質することもできる。上記
反応条件は、前述と同じである。
【0060】本発明の方法においては、VIII族および/
またはVIB族の金属を含有する脱硫触媒を、該ゼオライ
ト系触媒の上部に充填しても良いし、下部に充填しても
良い。本発明の方法における、VIII族および/またはVI
B族の金属を含有する脱硫触媒としては、Co/Mo/
Al23系触媒やNi/Mo/Al23系触媒が挙げら
れる。該ゼオライト系触媒の上部または下部に充填する
ことにより、より高い硫黄削減効果が得られる。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明の実施
の形態を具体的に説明する。
【0062】
【実施例】実施例1 アンモニウムイオン型ZSM−5結晶性アルミノシリケ
ート(SiO2/Al23モル比70)60部とγ−ア
ルミナ15部及び硝酸亜鉛25部を混練後、押し出し成
形を実施し、直径1.6mm,長さ4〜6mmに成形し
た。次いで、120℃,4時間乾燥後、500℃,3時
間焼成し、亜鉛を10重量%含むZSM−5ゼオライト
成形触媒を得た。
【0063】次にこの触媒300gを内径1インチのハ
ステロイC製反応器に充填し、水蒸気を40容量%含む
水蒸気−窒素混合ガス中で、圧力1Kg/cm2・G,
温度650℃の条件下で5時間熱処理した。上記触媒を
反応器より抜きだし、本文前記記載の装置を用いて、こ
のゼオライト成型触媒の等温でのn−ヘキサン転化反応
試験を行った。圧力大気圧,温度500℃,重量時間空
間速度(WHSV)4hr-1の条件で、n−ヘキサンの
分解反応を0.25時間実施し、その間の平均のn−ヘ
キサン分解新鮮活性を前記(数1)の式(以下前記式と
いう)にて求めたところ0.28であった。
【0064】更に、前記記載の方法に従って、蛍光X線
及び、塩酸で触媒を処理した後に原子吸光分析を実施し
た結果、触媒重量に対し酸化亜鉛2.9重量%、アルミ
ン酸亜鉛22.4重量%であった。上記触媒を再度10
0g、内径1インチのハステロイC製反応器に充填し、
表1に記載のFCCライトガソリンを温度425℃、W
HSV6hr-1、圧力5Kg/cm2・Gの条件で24
時間通油した。結果を表2に示す。尚、以降の表中の液
収率は下式にて求めた。
【0065】
【数2】
【0066】ここでいうC5 +の液量とは、反応器出口の
ガスを5℃で冷却して分離されるガスとオイルをそれぞ
れヒューレット・パッカード社製のFID−TCDガス
クロマトグラフィー(HP−5890 シリーズII)
と、島津製作所社製のFIDガスクロマトグラフィー
(GC−17A)にて分析して得られる反応生成物中の
炭素数5より重い成分の収量を指す。C5 +中のベンゼン
や芳香族は、ヒューレット・パッカード社製のFID−
TCDガスクロマトグラフィー(HP−5890シリー
ズII)にてガス組成を、島津製作所社製のFIDガス
クロマトグラフィー(GC−17A)にてオイル組成を
分析して得られる反応生成物中の炭素数5より重い成分
中のベンゼン、芳香族濃度として求めた。
【0067】C5 +RON(リサーチオクタン価)は島津
製作所社製GC−15Aガスクロマトグラフィーに50
m、膜厚0.25μmのキャピラリーカラムを装着した
FID検出器PONA分析計にて求められる、PONA
組成とAPI Technical Data Boo
k記載の各純成分のオクタン価とから、下式のように加
成性が成り立つとして算出した。
【0068】
【数3】
【0069】比較例1 アンモニウムイオン型ZSM−5結晶性アルミノシリケ
ート(SiO2/Al23モル比70)80部とγ−ア
ルミナ20部を混練後、押し出し成形を実施し、直径
1.6mm,長さ4〜6mmに成形した。次いで、12
0℃,4時間乾燥後、500℃,3時間焼成し、亜鉛を
含有しないZSM−5ゼオライト成形触媒を得た。
【0070】次にこの触媒300gを内径1インチのハ
ステロイC製反応器に充填し、水蒸気を40容量%含む
水蒸気−窒素混合ガス中で、圧力1Kg/cm2・G,
温度650℃の条件下で1.5時間熱処理した。上記触
媒を反応器より抜きだし、本文前記記載の装置を用い
て、このゼオライト成型触媒の等温でのn−ヘキサン転
化反応試験を行った。圧力大気圧,温度500℃,重量
時間空間速度(WHSV)4hrー1の条件で、n−ヘキ
サンの分解反応を0.25時間実施し、その間の平均の
n−ヘキサン分解新鮮活性を前記式にて求めたところ
0.30であった。
【0071】上記触媒を再度100g、内径1インチの
ハステロイC製反応器に充填し、表1に記載のFCCラ
イトガソリンを温度425℃、WHSV6hr-1、圧力
5Kg/cm2・Gの条件で24時間通油した。結果を
表2に示す。亜鉛を含有していないため、硫黄削減効果
が小さく、オクタン価も低い。
【0072】比較例2 アンモニウムイオン型ZSM−5結晶性アルミノシリケ
ート(SiO2/Al23モル比70)80部とγ−ア
ルミナ20部を混練後、押し出し成形を実施し、直径
1.6mm,長さ4〜6mmに成形した。次いで、12
0℃,4時間乾燥後、500℃,3時間焼成し、亜鉛を
含有しないZSM−5ゼオライト成形触媒を得た。
【0073】上記触媒を、本文前記記載の装置を用い
て、このゼオライト成型触媒の等温でのn−ヘキサン転
化反応試験を行った。圧力大気圧,温度500℃,重量
時間空間速度(WHSV)4hrー1の条件で、n−ヘキ
サンの分解反応を0.25時間実施し、その間の平均の
n−ヘキサン分解新鮮活性を前記式にて求めたところ
1.8であった。
【0074】上記触媒を再度100g、内径1インチの
ハステロイC製反応器に充填し、表1に記載のFCCラ
イトガソリンを温度425℃、WHSV6hr-1、圧力
5Kg/cm2・Gの条件で24時間通油した。結果を
表2に示す。水蒸気処理を実施していないため、活性が
高すぎて液収率が低く、更にコーキング劣化が非常に速
い。
【0075】実施例2 アンモニウムイオン型ZSM−5結晶性アルミノシリケ
ート(SiO2/Al23モル比70)60部とγ−ア
ルミナ15部及び硝酸亜鉛25部を混練後、押し出し成
形を実施し、直径1.6mm,長さ4〜6mmに成形し
た。次いで、120℃,4時間乾燥後、500℃,3時
間焼成し、亜鉛を10重量%含むZSM−5ゼオライト
成形触媒を得た。
【0076】次にこの触媒300gを内径1インチのハ
ステロイC製反応器に充填し、水蒸気を40容量%含む
水蒸気−窒素混合ガス中で、圧力1Kg/cm2・G,
温度650℃の条件下で5時間熱処理した。上記触媒を
反応器より抜きだし、本文前記記載の装置を用いて、こ
のゼオライト成型触媒の等温でのn−ヘキサン転化反応
試験を行った。圧力大気圧,温度500℃,重量時間空
間速度(WHSV)4hrー1の条件で、n−ヘキサンの
分解反応を0.25時間実施し、その間の平均のn−ヘ
キサン分解新鮮活性を前記式にて求めたところ0.28
であった。
【0077】更に、前記記載の方法に従って、蛍光X線
及び、塩酸で触媒を処理した後に原子吸光分析を実施し
た結果、触媒重量に対し酸化亜鉛2.9重量%、アルミ
ン酸亜鉛22.4重量%であった。上記触媒を再度10
0g、内径1インチのハステロイC製反応器に充填し、
以下のa),b)の行程を150回繰り返した。結果を
表3に示す。
【0078】a)表1に記載のFCCライトガソリンを
温度425℃、WHSV6hr-1、圧力5Kg/cm2
・Gの条件で24時間通油した。 b)上記コーク付の触媒を、最高温度550℃、圧力5
Kg/cm2・G、酸素濃度1vol%の条件で20時
間再生した。再生を実施しているので、ゼオライトの活
性は再生劣化により低下しているが、150回繰り返し
後の酸化亜鉛とアルミン酸亜鉛重量は全く変わらなかっ
た。
【0079】比較例3 アンモニウムイオン型ZSM−5結晶性アルミノシリケ
ート(SiO2/Al23モル比70)80部とγ−ア
ルミナ20部を混練後、押し出し成形を実施し、直径
1.6mm,長さ4〜6mmに成形した。次いで、12
0℃,4時間乾燥後、500℃,3時間焼成し、亜鉛を
含有しないZSM−5ゼオライト成形触媒を得た。この
触媒に硝酸亜鉛を用いて亜鉛濃度が触媒あたり3%にな
るように含浸した。
【0080】次にこの触媒300gを内径1インチのハ
ステロイC製反応器に充填し、水蒸気を40容量%含む
水蒸気−窒素混合ガス中で、圧力1Kg/cm2・G,
温度650℃の条件下で5時間熱処理した。上記触媒を
反応器より抜きだし、本文前記記載の装置を用いて、こ
のゼオライト成型触媒の等温でのn−ヘキサン転化反応
試験を行った。圧力大気圧,温度500℃,重量時間空
間速度(WHSV)4hrー1の条件で、n−ヘキサンの
分解反応を0.25時間実施し、その間の平均のn−ヘ
キサン分解新鮮活性を前記式にて求めたところ0.28
であった。
【0081】更に、前記記載の方法に従って、蛍光X線
及び、塩酸で触媒を処理した後に原子吸光分析を実施し
た結果、触媒重量に対し酸化亜鉛2.9重量%、アルミ
ン酸亜鉛2.5重量%であった。上記触媒を再度100
g、内径1インチのハステロイC製反応器に充填し、実
施例2に記すa),b)の行程を150回繰り返した。
結果を表3に示す。実施例2と酸化亜鉛量は同じである
ため、初期の性能はほとんど同等であるが、アルミン酸
亜鉛の濃度が低いために徐々に酸化亜鉛量が減少し、1
50回目のガソリンの改質性能は低い。
【0082】比較例4 アンモニウムイオン型ZSM−5結晶性アルミノシリケ
ート(SiO2/Al23モル比70)とγ−アルミナ
を8:2の割合で、および添川理化学(株)製のアルコ
キシド法アルミン酸亜鉛を亜鉛濃度が10%になるよう
に混練後、押し出し成形を実施し、直径1.6mm,長
さ4〜6mmに成形した。次いで、120℃,4時間乾
燥後、500℃,3時間焼成し、亜鉛を10%含むZS
M−5ゼオライト成形触媒を得た。
【0083】次にこの触媒300gを内径1インチのハ
ステロイC製反応器に充填し、水蒸気を40容量%含む
水蒸気−窒素混合ガス中で、圧力1Kg/cm2・G,
温度650℃の条件下で5時間熱処理した。上記触媒を
反応器より抜きだし、本文前記記載の装置を用いて、こ
のゼオライト成型触媒の等温でのn−ヘキサン転化反応
試験を行った。圧力大気圧,温度500℃,重量時間空
間速度(WHSV)4hrー1の条件で、n−ヘキサンの
分解反応を0.25時間実施し、その間の平均のn−ヘ
キサン分解新鮮活性を前記式にて求めたところ0.28
であった。
【0084】更に、前記記載の方法に従って、蛍光X線
及び、塩酸で触媒を処理した後に原子吸光分析を実施し
た結果、触媒重量に対し酸化亜鉛0重量%、アルミン酸
亜鉛28.2重量%であった。上記触媒を再度100
g、内径1インチのハステロイC製反応器に充填し、実
施例2に記すa),b)の行程を150回繰り返した。
結果を表3に示す。酸化亜鉛がないため、亜鉛濃度は安
定であるが、繰り返し初期においてもガソリンの改質性
能が低い。
【0085】実施例3 実施例2に記した触媒と同じ触媒を調製し、実施例2と
同様の方法で水蒸気処理を実施した。上記触媒100g
を内径1インチのハステロイC製反応器に充填し、H2
を線速30cm/secで550℃にて50hr通気し
た。H2通気前後の酸化亜鉛濃度を前記記載の方法に従
って測定した。結果を表4に示す。
【0086】比較例5 比較例3に記した触媒と同じ触媒を調製し、比較例3と
同様の方法で水蒸気処理を実施した。上記触媒100g
を内径1インチのハステロイC製反応器に充填し、H2
を線速30cm/secで550℃にて50hr通気し
た。H2通気前後の酸化亜鉛濃度を前記記載の方法に従
って測定した。結果を表4に示す。比較例5の場合は、
アルミン酸亜鉛が少ないため還元雰囲気での亜鉛の飛散
が大きいことがわかる。
【0087】実施例4 実施例1と同様の方法で触媒を調製し、実施例1と同様
の方法で水蒸気処理を実施した。上記触媒を100g、
内径1インチのハステロイC製反応器に充填し、表5に
記載のFCCヘビーガソリンを温度460℃、WHSV
4hr-1、圧力5Kg/cm2・Gの条件で24時間通
油した。結果を表7に示す。
【0088】実施例5 実施例1と同様の方法で触媒を調製し、実施例1と同様
の方法で水蒸気処理を実施した。上記触媒を100g、
内径1インチのハステロイC製反応器に充填し、表6に
記載のFCCライトガソリンを温度425℃、WHSV
6hr-1、圧力5Kg/cm2・Gの条件で24時間通油
した。結果を表7に示す。
【0089】実施例6 実施例1と同様の方法で触媒を調製し、実施例1と同様
の方法で水蒸気処理を実施した。 i)市販のUOP社製のS−12H(Co/Mo/Al
23)を20gとii)上記ゼオライト系触媒を80
g、上からi),ii)の順に内径1インチのハステロ
イC製反応器に充填し、表5に記載のFCCヘビーガソ
リンを温度425℃、WHSV6hr-1、圧力5Kg/
cm2・Gの条件で24時間通油した。結果を表7に示
す。
【0090】比較例6 実施例1と同じ触媒を用いて、温度300℃で表1の原
料を通油する他は全て実施例1と同じ条件下でガソリン
改質を行った。結果を表8に示す。温度が低いために、
オレフィンおよび硫黄化合物の削減量が小さい。
【0091】比較例7 実施例1と同じ触媒を用いて、温度580℃で表1の原
料を通油する他は全て実施例1と同じ条件下でガソリン
改質を行った。結果を表8に示す。温度が高いために、
オレフィンおよび硫黄化合物は削減されるが、液収率が
少なく、ベンゼンを含む芳香族化合物の濃度も高い。
【0092】比較例8 実施例1と同じ触媒を用いて、WHSV0.5hr-1
表1の原料を通油する他は全て実施例1と同じ条件下で
ガソリン改質を行った。結果を表8に示す。接触時間が
長いために、オレフィンおよび硫黄化合物は削減される
が、液収率が少なく、ベンゼンを含む芳香族化合物の濃
度も高い。
【0093】比較例9 実施例1と同じ触媒を用いて、WHSV15hr-1で表
1の原料を通油する他は全て実施例1と同じ条件下でガ
ソリン改質を行った。結果を表8に示す。接触時間が短
いために、オレフィンおよび硫黄化合物の削減量が小さ
い。
【0094】
【表1】
【0095】
【表2】
【0096】
【表3】
【0097】
【表4】
【0098】
【表5】
【0099】
【表6】
【0100】
【表7】
【0101】
【表8】
【0102】
【発明の効果】以上の如き本発明の方法に従えば、オレ
フィン性硫黄含有ガソリンを改質する反応において、該
反応時に該触媒上に蓄積する炭素質による活性の一時的
な低下を抑え、更に、反応や再生を繰り返して長期に使
用していく際に徐々に起こる、永久活性劣化を抑え得
る、すなわち、耐コーキング性と耐永久劣化性に優れた
触媒が得られる。従って、本発明の方法は、オレフィン
性硫黄含有ガソリンをオクタン価を維持しつつ、オレフ
ィンや硫黄分を削減する、石油精製の分野でのガソリン
改質に広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法における等温型反応装置の概略
図。
【符号の説明】
1 石英反応管 2 石英ウール 3 触媒 4 ラシヒリング 5 温度計 6 温度調整用熱電対 7 電気炉 8 原料流入口 9 コンデンサー 10 オイルトラップ 11 発生ガス補修用バック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10G 45/12 C10G 45/12 Z Fターム(参考) 4G069 AA15 BA07A BB04A BB04B BB04C BB06A BB06B BB06C BC16A BC16B BC16C BC35A BC35B BC35C CC08 ZA11A ZA11B ZC04 ZD03 ZF01A ZF01B 4H029 CA00 DA00

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン性硫黄含有ガソリンを安定的
    に改質する方法に用いられるゼオライト系触媒であっ
    て、触媒使用前の時点で酸化亜鉛0.5〜20重量%と
    アルミン酸亜鉛3〜50重量%が共存することを特徴と
    する水蒸気処理されたゼオライト系触媒。
  2. 【請求項2】 ゼオライト系触媒のゼオライトが、水蒸
    気処理される前のSiO2/Al23モル比として20
    以上のゼオライト骨格を有していることを特徴とする請
    求項1に記載の触媒。
  3. 【請求項3】 ゼオライト系触媒のゼオライトが、ZS
    M−5型ゼオライトであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の触媒。
  4. 【請求項4】 ゼオライト系触媒が、バインダーとして
    のアルミナと亜鉛とゼオライトとを含有することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の触媒。
  5. 【請求項5】 ゼオライト系触媒の水蒸気処理が、水分
    圧0.3〜0.9atmの水蒸気を500〜700℃、
    大気圧〜10kg/cm2Gの圧力下で0.5〜30時
    間通気する水蒸気処理であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の触媒。
  6. 【請求項6】 触媒使用前の触媒が、活性が500℃、
    大気圧下で測定したn−ヘキサン分解の初期の1次反応
    速度定数の値として0.2sec-1以上であることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の触媒。
  7. 【請求項7】 オレフィン性硫黄含有ガソリンが、反応
    温度350℃〜550℃、重量時間空間速度(WHS
    V)2〜10hr-1、圧力0〜50Kg/cm 2・Gの
    条件下で改質される方法に用いられる請求項1〜6のい
    ずれかに記載の触媒。
  8. 【請求項8】 オレフィン性硫黄含有ガソリンが、反応
    温度350℃〜550℃、重量時間空間速度(WHS
    V)2〜10hr-1、圧力0〜50Kg/cm 2・Gの
    条件下で、触媒使用前の時点で酸化亜鉛0.5〜20重
    量%とアルミン酸亜鉛3〜50重量%が共存しかつ水蒸
    気処理されたゼオライト系触媒が充填された触媒床に供
    給されることを特徴とするガソリンの改質方法。
  9. 【請求項9】 触媒床が固定床であることを特徴とする
    請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 オレフィン性硫黄含有ガソリンを改質
    する方法が、H2を添加することなしに行われることを
    特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 オレフィン性硫黄含有ガソリンが、1
    5〜80wt%のオレフィン、S分として100〜50
    00wtppmの硫黄化合物、N分として5〜250w
    tppmの窒素化合物を含んでなる事を特徴とする請求
    項8〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 オレフィン性硫黄含有ガソリンが、該
    オレフィン性硫黄含有ガソリンより低いS含量およびN
    含量を有する生成物ガソリンに改質されることを特徴と
    する請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 生成物ガソリン中のオレフィンが、原
    料オレフィン性硫黄含有ガソリンに比べて、少なくとも
    10wt%低下している事を特徴とする請求項11に記
    載の方法。
  14. 【請求項14】 生成物ガソリンのオクタン価が、原料
    オレフィン性硫黄含有ガソリンと同じかそれ以上である
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 【請求項15】 生成物ガソリン中のベンゼン濃度が、
    原料オレフィン性硫黄含有ガソリンと同じかそれ以下で
    あることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 【請求項16】 オレフィン性硫黄含有ガソリンが、F
    CCガソリン、TCCガソリン、RFCCガソリンおよ
    び熱分解ガソリンからなる群から選ばれる、少なくとも
    1種以上のガソリンであることを特徴とする請求項8〜
    15のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】オレフィン性硫黄含有ガソリンが、反応
    温度350℃〜550℃、重量時間空間速度(WHS
    V)2〜10hr-1、圧力0〜50Kg/cm 2・Gの
    条件下で、VIII族および/またはVIB族の金属を含有す
    る脱硫触媒と請求項1〜6のいずれかに記載の触媒が充
    填された触媒床に供給されることを特徴とする請求項8
    に記載のガソリンの改質方法。
JP11017051A 1999-01-26 1999-01-26 ガソリン改質用触媒およびその使用方法 Pending JP2000210567A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11017051A JP2000210567A (ja) 1999-01-26 1999-01-26 ガソリン改質用触媒およびその使用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11017051A JP2000210567A (ja) 1999-01-26 1999-01-26 ガソリン改質用触媒およびその使用方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000210567A true JP2000210567A (ja) 2000-08-02

Family

ID=11933208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11017051A Pending JP2000210567A (ja) 1999-01-26 1999-01-26 ガソリン改質用触媒およびその使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000210567A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007501104A (ja) * 2003-08-01 2007-01-25 エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー 低硫黄燃料を製造する際の触媒系およびその用途
JP2007247491A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Nissan Motor Co Ltd 燃料供給装置及び燃料供給方法
CN100395312C (zh) * 2005-05-31 2008-06-18 中国石油化工股份有限公司 一种石油烃类催化裂化方法
CN100395311C (zh) * 2005-05-31 2008-06-18 中国石油化工股份有限公司 一种石油烃类裂化催化剂及制备
JP2010511779A (ja) * 2006-12-05 2010-04-15 エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インク 炭化水素原料油中の臭素反応性不純物を削減する方法
JP2010229335A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Cosmo Oil Co Ltd 無鉛ガソリン
JP2010229338A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Cosmo Oil Co Ltd 無鉛ガソリン
JP2010229334A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Cosmo Oil Co Ltd 無鉛ガソリン
JP2010229337A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Cosmo Oil Co Ltd 無鉛ガソリン

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007501104A (ja) * 2003-08-01 2007-01-25 エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー 低硫黄燃料を製造する際の触媒系およびその用途
CN100395312C (zh) * 2005-05-31 2008-06-18 中国石油化工股份有限公司 一种石油烃类催化裂化方法
CN100395311C (zh) * 2005-05-31 2008-06-18 中国石油化工股份有限公司 一种石油烃类裂化催化剂及制备
JP2007247491A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Nissan Motor Co Ltd 燃料供給装置及び燃料供給方法
JP2010511779A (ja) * 2006-12-05 2010-04-15 エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インク 炭化水素原料油中の臭素反応性不純物を削減する方法
JP2010229335A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Cosmo Oil Co Ltd 無鉛ガソリン
JP2010229338A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Cosmo Oil Co Ltd 無鉛ガソリン
JP2010229334A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Cosmo Oil Co Ltd 無鉛ガソリン
JP2010229337A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Cosmo Oil Co Ltd 無鉛ガソリン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5770047A (en) Process for producing reformulated gasoline by reducing sulfur, nitrogen and olefin
JP3871449B2 (ja) 軽油の水素化脱硫方法
CN101230292B (zh) 低辛烷值损失的裂化汽油深度脱硫方法
JP7226898B2 (ja) 触媒構造物、および触媒構造物の存在下で炭化水素をアップグレードする方法
US11505754B2 (en) Processes for producing petrochemical products from atmospheric residues
JPS6141952B2 (ja)
JPH09503814A (ja) ガソリン品質向上方法
US20190016977A1 (en) Systems and methods for processing heavy oils
JP5526030B2 (ja) ディーゼル沸点範囲原料の固体酸補助高度脱硫
US20220064553A1 (en) Processes for producing petrochemical products that utilize hydrotreating of cycle oil
JPH10505127A (ja) ガソリンの改質方法
EP2008711B1 (en) Cracking catalyst, process for preparation thereof, and process for catalytic cracking of hydrocarbon oil
JP2000210567A (ja) ガソリン改質用触媒およびその使用方法
JP2000109860A (ja) 軽油及びその水素化脱硫方法
CN115666786A (zh) 作为提高馏分产物的选择性和冷流动特性的第二阶段加氢裂化催化剂的撑体的mtw-沸石
US20230365477A1 (en) Catalytic Desulfurization of Marine Gas Oil and Marine Diesel Oil under Methane Environment
JP2023527520A (ja) 中間留分について改善された選択性及び低温流特性を備える水素化分解触媒のための、支持体でのmtw-ゼオライトの使用
AU2012216862B2 (en) Sulphur reduction catalyst additive composition in fluid catalytic cracking and method of preparation thereof
CN1094968C (zh) 一种含沸石的汽油馏份加氢改质催化剂
JP5457808B2 (ja) 1環芳香族炭化水素の製造方法
JP2004504477A (ja) 炭化水素のアップグレード方法
JP2005239890A (ja) 環境対応軽油およびその製造方法
JP4914644B2 (ja) 水素化精製方法及び環境低負荷型ガソリン基材
RU2235591C1 (ru) Катализатор для получения моторных топлив (варианты) и способ его приготовления (варианты)
CN101081997A (zh) 催化裂化汽油非临氢芳构化改质催化剂及其制备方法