JP2000210583A - 低汚染粉砕用の振動ミルおよび使用方法 - Google Patents

低汚染粉砕用の振動ミルおよび使用方法

Info

Publication number
JP2000210583A
JP2000210583A JP11343363A JP34336399A JP2000210583A JP 2000210583 A JP2000210583 A JP 2000210583A JP 11343363 A JP11343363 A JP 11343363A JP 34336399 A JP34336399 A JP 34336399A JP 2000210583 A JP2000210583 A JP 2000210583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filler
refractive index
glass bead
dental
milling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11343363A
Other languages
English (en)
Inventor
Christos Angeletakis
アンジェレタキス クリストス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kerr Corp
Original Assignee
Kerr Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/205,901 external-priority patent/US5979805A/en
Application filed by Kerr Corp filed Critical Kerr Corp
Publication of JP2000210583A publication Critical patent/JP2000210583A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/18Details
    • B02C17/20Disintegrating members
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/60Devices specially adapted for pressing or mixing capping or filling materials, e.g. amalgam presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/14Mills in which the charge to be ground is turned over by movements of the container other than by rotating, e.g. by swinging, vibrating, tilting

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高純度の極微粒度の歯科用充てん材粒状物質
を効率的に粉砕する方法を提供する。 【解決手段】 歯科用充てん材粉砕用の本発明による振
動ミル2は、耐摩耗性のポリマー16でコーティングさ
れていることが好ましい粉砕室18、すなわち約0.1
mm〜約10.00mmの範囲にある直径と、粉砕しよ
うとする歯科用充てん材の屈折率と実質的に一致する屈
折率とを有する、ガラス・ビード20が装荷される粉砕
室を有する。さらに、このミル2と媒体20とを使用し
て、歯科修復複合材料の中に混入されたときに硬化した
材料にすぐれた光学的性質を与える、可視光の平均波長
よりも小さな平均粒度を有する実質的に純粋な粉砕粒子
を提供する方法も提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用複合材料の
中で使用するのに適した高純度の極微粒補強粒状物質を
粉砕するための振動ミルおよび使用方法に関する。歯科
用複合材料の中に均一に分散した高純度の極微粒補強粒
状物質は、臨床応用において透明性、高い強度、改善さ
れた耐摩耗性、および光沢保持性を提供する。
【0002】
【従来の技術】歯科医療において歯科医たちは、歯冠、
歯科用薄板、直接充てん、インレー、オンレー、および
副木を作るために様々な修復の材料を使用している。複
合樹脂は一種の修復材料であり、これは重合性樹脂母材
の中における鉱物質充てん材粒子などの補強材サスペン
ションである。これらの材料は、充てん材の形式に応じ
て分散補強または粒状物質による補強を行うことがで
き、または充てん材の詰込みに応じて混成複合材料また
は流動性複合材料にすることができる。これらの材料に
関する十分な検討は、1999年3月17日に出願され
たC.Angeletakis他の「Optimum
Particle Sized Hybrid Com
posite」(最適粒度の混成複合材料)と題する米
国特許出願第09/270999号(この全体が本明細
書に参照として組み込まれている)に記載されている。
高純度の極微粒子は、高い光沢と高い透明性の望ましい
光学的性質をもたらすので、これらの複合樹脂において
は有用である。
【0003】歯の色を呈する着色歯科修復材料などの複
合材料においては、樹脂母材と充てん材は、歯の構造に
似た透明性を達成するために、これらの屈折率が一致し
なければならない。さらに、この透明性は可視光による
重合開始を使用して硬化されることになる材料にとって
必要である。屈折率が約1.48から約1.55の範囲
の樹脂は市販されていて容易に求めることができるの
で、調合者は樹脂の屈折率を調整するには比較的広い選
択幅を有している。しかしながらガラス充てん材を調合
するのは、はるかに複雑である。ガラス充てん材の純度
は、充てん材が樹脂の中に分散すると低いppmレベル
までの少量の不純物でも顕著になるので、非常に高いも
のでなければならない。さらにまた、重合樹脂の屈折率
は充てん材の屈折率とぴったり一致しなければならな
い。歯科用複合材料における不透明さの原因となる光散
乱は、充てん材の屈折率と樹脂の屈折率との間の絶対差
に比例することは周知であるから、上記の一致は小さな
粒度については特に重要である。樹脂母材の中に分散す
る粉砕された充てん材が、発明の詳細な説明において後
で説明するように測定された少なくとも45の透明値を
有さない場合には、患者の歯の色に合わせるために所望
の暗色を有する顔料またはその他の添加物を含む最終的
な修復材料を配合することは困難である。
【0004】極微粒子を生成するために以前に使用され
た微粉砕方法は、削摩(abrasion)および破砕
の結果として不純物が生ずるので、歯科用複合材料にお
ける充てん物としては受け入れられないことが判明して
いる。歯科用複合材料の中に不純物が混入すると、透明
性を低下させ、色に悪影響を及ぼし、複合材料の歯孔の
中での使用は受け入れられないようになる。従来の技術
によるかく拌ミルの例は、米国特許第5335867
号、同第4129261号、および同第4117981
号に述べられ、これらはいずれもDraiswerke
会社に譲渡され、各々全体が参照として本明細書に組み
込まれ、また米国特許第5065946号にも述べら
れ、これは松下電器産業(株)に譲渡され、やはり全体
が参照として本明細書に組み込まれている。これらの従
来の技術によるミルは一般的に、セラミック製または金
属製のかく拌機と粉砕室とを包含している。微粉砕中
に、かく拌機と粉砕室のセラミックまたは金属の材料は
破砕されて削摩され、削摩された粒子は粉砕されている
材料の中に完全に混合するようになる。歯科修復材料に
使う充てん材の場合には、これらの削摩された粒子は、
修復材料の光学的性質に悪影響を及ぼすので受け入れ難
い。削摩された粒子は、光散乱のために透明性の低下を
来し、不自然な色合いを与えることがある。ニュージャ
ージー州MahwahのDraiswerke社は、そ
のPML−H/V機のためのかく拌機と粉砕室にポリウ
レタン・コーティングを行った。しかしながら、このコ
ーティングからの顔料もまた複合材料を汚染して、歯科
用の使用には受け入れ難いものにした。
【0005】広く使われている形式の微粉砕方式は、乾
式微粉砕と湿式微粉砕である。乾式微粉砕では、粒子を
浮遊状態に保つために空気または不活性ガスを使用す
る。しかしながら、微粒子はファンデルワールス力に応
じて集塊化する傾向があり、これは極微粒子粒度のため
の乾式微粉砕能力を制限する。湿式微粉砕は、水または
アルコールなどの液体を使用して微粒子の集塊化を抑え
る。したがって、一般的には極微粒子の細粉砕には湿式
微粉砕が使用される。
【0006】湿式ミルは一般的に、液体媒質の中に浮遊
する粒子を破砕するために十分な力を加える球状媒体を
包含する。微粉砕装置は、媒体に運動を与えるために使
用される方法によって分類される。湿式ボール・ミルに
与えられる運動は、転がし、振動、浮動、およびかく拌
を含む。これらの形式の各ミルによって極微粒子を形成
することは可能であるが、一般的にはかく拌ボール・ミ
ルすなわちかく拌機ボール・ミルが最も効果的である。
【0007】アトリションミルまたはかく拌式ミルとも
呼ばれるかく拌機ボール・ミルは、エネルギー効率が高
い、固体の取扱い量が多い、出口製品の粒度分布が狭
い、および均質のスラリーを生成することができるとい
ういくつかの利点を有する。かく拌機ボール・ミルの使
用における主な変数は、かく拌機の速度、浮遊流量、滞
留時間、スラリーの粘性、装入物の固体寸法、微粉砕媒
体の寸法、および所望の製品粒度である。普通は、かく
拌機ミルは最も効率の高い運転において、一般的に粒子
を微粉砕媒体の寸法の約1/1000の平均粒度に粉砕
する。0.05μm〜0.5μm程度の平均粒度を得る
ために、0.45mm以下の寸法を有する微粉砕媒体を
使用することができる。約0.2mmの直径と約0.6
mmの直径を有する微粉砕媒体を使用することができ
る。約0.2mmの直径と約0.6mmの直径を有する
微粉砕媒体は、ニュージャージー州Bound Bro
okのTosoh Ceramicsから入手すること
ができる。したがって微粉砕を最適化するためには、所
望の粒度の約1000倍の寸法を有する微粉砕媒体を使
用することが望ましい。これによって微粉砕に必要な時
間は最短になる。
【0008】上に簡単に検討したように、周知の微粉砕
方式を使用してこのような微粒子粒度を達成すること
は、ミルの内部構成部分によってスラリーが汚染される
ので困難であった。また微粉砕媒体の削摩と破砕によっ
て、さらなる汚染がスラリーの中に発生している。ビッ
カース硬度が約11GPaまたはそれ以上である、イッ
トリアで安定化されたジルコニア(YTZまたはY−T
ZP、ただしTZPは正方ジルコニア多結晶)などの微
粉砕媒体のために硬い材料を使用することによって、微
粉砕媒体からの破砕物およびミルからの削摩物による汚
染が最小限に抑えられ、これによって充てん物の不透明
化を最小限に抑える。Y−TZPは微細粒で、高い強度
および高い破壊靱性を有する。高強度Y−TZPは、約
1550℃の温度で焼結して、4〜8μmの立方粒子と
混合した1〜2μmの正方粒子と大きな力(1000M
Pa)高い破壊靱性(8.5MPa/m1/2)と高い耐
摩耗性とを有する正方粒子を形成することによって作ら
れる。削摩と破砕に対するこの耐性によって、Y−TZ
Pの使用は、0.5μm以下の平均粒度を有する比較的
純粋な高度に半透明の構造充てん材を準備するために適
当な微粉砕媒体を提供する。しかしYTZ微粉砕媒体は
非常に高価である。したがって、YTZ微粉砕媒体を有
する低汚染かく拌微粉砕は時間効果が高いが、微粉砕媒
体の費用ならびに機械の費用のために高価である。
【0009】さらにまた、耐摩耗性YTZ微粉砕媒体の
使用によって粉砕された充てん材の汚染がいくらか低下
するにもかかわらず、かく拌機ボール・ミルはまだ、粉
砕された充てん材を含有する歯科用複合材料の中に受け
入れ難いほどの高レベルの汚染をもたらす。かく拌機に
よって生ずる高強度の粉砕作用と媒体の高い運動量と
は、先に検討したように破砕室の壁が削摩し破砕する結
果となる。一つの提案された解決策が、1999年3月
17日に出願された「Agitator Mill a
nd Method of Use for Low
Contamination Grinding」(か
く拌機ミルと低汚染粉砕への使用)と題する本出願人の
同時係属中の米国特許出願第09/271639号に記
載されており、その全体が参照として本明細書に組み込
まれている。ミルの様々な内部構成部分を耐摩耗性YT
Z材料から製造し、破砕室の内部を粉砕された材料の光
学的性質に悪影響を及ぼさない非着色ポリマーでコーテ
ィングすることが提案されている。
【0010】粉砕された歯科用充てん材の汚染問題に対
するもう一つの解決策は、荒くない振動式微粉砕法を使
用することである。振動ボール・ミルは、少ない資本費
での高い生産性、および微細で均一の製品粒度分布、低
い動力消費、および低い汚染をもたらすので、極微粒子
粉砕に使用されることが多い。微粉砕の速度は媒体の形
状と寸法の関数である。「Engineered Ma
terials Handbook(商標)」(Des
k Edition,ASM Internation
al,p.742,1995)によれば、円筒形媒体は
一つの軸の上で回転し、したがって小さなせん断力を生
じさせるので、一般に好ましいとされる。振動ミルを使
用する場合の主な変数は、振動の振幅、ミルの中で発生
するエネルギー、スラリーの粘性、装入物の固体寸法、
微粉砕媒体の寸法、および所望の製品寸法である。振動
式微粉砕に伴う粉砕は強度が低いので、かく拌機ミルと
比較して粉砕室の壁および微粉砕媒体の削摩と破砕の懸
念は少ない。しかしながら、この低強度の粉砕でもな
お、粉砕された充てん材において受け入れ難いレベルの
汚染を与えることがある。
【0011】さらに振動ミルは、可視光の波長より小さ
な平均粒度を有する粒子の低汚染粉砕のためには、これ
まで有用であるとはわかっていなかった。米国特許第4
544359号は、約0.5μm〜5.0μmの平均粒
径を有するケイ硼酸ガラス/ケイ酸バリウム充てん材を
含む歯科修復材料を記載している。この充てん材は、低
アルミナ磁製ボール、ステンレス鋼ボール、珪硼酸ガラ
ス・ロッド、またはその他の低アルミナ非汚染粉砕媒体
などの粉砕媒体すなわち微粉砕媒体を使用して、振動式
微粉砕などの従来の湿式微粉砕方式によって粉砕され
る。こうして、充てん材が可視光への露光によって不透
明にならない、0.5μm以下の平均粒度を有する粒子
を製造するための低汚染振動式粉砕ミルと使用方法が必
要である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、振動ミルお
よびその使用方法であって、振動ミルはガラス・ビード
(glass beads)を装入した粉砕室を有し、
ガラス・ビードは実質的に純粋な粉砕粒子を提供するた
めに適した寸法と屈折率を有し、この粒子の寸法は、樹
脂母材と混合されて前述のように測定されたときに少な
くとも約45の透明値を有する0.05μm〜0.50
μmの寸法範囲にある、振動ミルおよび使用方法に向け
られている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的のために、およ
び本発明の原理にしたがって、所定の屈折率を有する充
てん材を実質的に類似の大きさの屈折率を有するガラス
微粉砕媒体によって粉砕し、この結果、媒体と充てん材
の屈折率間の不均衡は、樹脂母材の中で分散させて可視
光に当てたときに、粉砕された充てん材を含む媒体粒子
の不透明化を生じさせるためには不十分である。歯科用
の修復複合材料において使用するために適した充てん材
は一般的に、約1.48〜約1.55の範囲にある屈折
率を有する。本発明の原理によれば、粉砕中に微粉砕媒
体の削摩が生ずるようなイットリア安定化ジルコニアの
硬度より低い硬度のガラス微粉砕媒体は、充てん材の屈
折率に実質的に類似の屈折率を、さらに詳しくは約1.
46〜約1.56の範囲にある屈折率を有すべきであ
る。歯科用の修復複合材料において使用するために適し
た放射線不透過性の充てん材は、約1.51〜約1.5
5の範囲にある屈折率を有する。本発明の原理によれ
ば、放射線不透過性充てん材を粉砕するためのガラス微
粉砕媒体は、約1.48〜約1.56の範囲にある屈折
率を有する。歯科用の修復複合材料において使用するた
めに適した放射線透過性の充てん材は、約1.48〜約
1.51の範囲にある屈折率を有する。本発明の原理に
よれば、放射線透過性の充てん材を粉砕するためのガラ
ス微粉砕媒体は、約1.46〜約1.52の範囲にある
屈折率を有する。
【0014】本発明のさらに別の実施形態によれば、粉
砕された充てん材を、約1.48〜約1.55の範囲に
ある屈折率を有するメタクリル酸樹脂と混合して、美容
歯科用の修復材料において使用するための硬化性複合ペ
ーストを製造する。
【0015】本発明の振動ミルと媒体とを使用して製造
された充てん材粒子は、平均粒度が非常に大きく変化す
ることがあるが、約0.05μmと0.5μmの間の平
均粒度を有する粒子は負荷に耐える歯科用復原物に必要
な高い強度をもたらし、しかも臨床使用において化粧用
復原物に要求される光沢のある外観を維持することがわ
かっている。さらにまた、ミルは非球形の粒子を製造
し、この非球形粒子は、歯科用複合材料の中で充てん材
として使用するときに樹脂の接着を増強し、これによっ
て複合材料の全体的な強度を高める。本発明の振動ミル
と媒体とによって粉砕された充てん材粒子は純度が高
く、約0.50μm以下である可視光線の波長より小さ
な平均粒度を有することが好ましく、メタクリル酸樹脂
の中に混入されて硬化されると、少なくとも約45の透
明値を有する複合材料を製造する。歯科用複合材料以外
に使用するためのさまざまな粒度と粒度分布を有する高
純度の粉砕粒子もまた、本発明を使用して形成すること
ができる。
【0016】本発明は、ガラス・ビード媒体と最適化さ
れたパラメータによって、有害な汚染がなくて狭い粒度
分布を示す望みの粒度の粒子を製造する。狭い粒度分布
は、臨床適用において存在する場合には非光沢面を生じ
させる0.5μm以上の粒子の含有率を最小限に抑え
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は好ましい形状において
は、粉砕室にポリウレタンの耐摩耗性ライニングを備え
た、ケンタッキー州FlorenceのSwecoから
入手可能な形式M45−L(容量521リットル)およ
びM18−L(容量44リットル)などの振動ミルを対
象とする。
【0018】図1に示すように、本発明の振動ミル2
は、内部ハウジング12を支持する概して円筒形状を呈
する外部ハウジング10を包含し、内部ハウジング12
もまた概して円筒形状を呈するが、中央円柱14の周り
に環状リングを形成している。内部ハウジング12は、
内部ハウジングの削摩を防止するために後述する形式の
ポリマー・ライニング16を備えている。ポリマー・ラ
イニング16を施した内部ハウジング12は一般に粉砕
室18を画定する。粉砕室18には後述する形式の微粉
砕媒体20が装入されている。粉砕室18にはスラリー
入口22aによって粉砕しようとする材料が供給され、
スラリーはスラリー出口22bによって粉砕室から除去
される。粉砕室18は、適切な中心錘を備えた原動機2
4によって約1/4インチ(約0.64cm)の振幅の
上下運動で振動し、これによって微粉砕媒体20に運動
を与えて粒子スラリーを粉砕する。スラリー出口22b
は、スラリー出口22bと流体連絡している媒体リテー
ナ26を含む。媒体リテーナ26によって、スラリーは
スラリー出口22bを通じて振動ミルから出ることがで
き、同時に媒体20は粉砕室18の中に保留される。容
量521リットルのM45−Lミルなどの大容量振動ミ
ルのためには、粉砕中のスラリーの均質性を保証するた
めに、粉砕室の頂部から底部へのポンプによるスラリー
の循環が必要となる。
【0019】本発明の微粉砕媒体20はガラス・ビード
であり、Dragonite型LFKガラス・ビード
(ニュージャージー州UnionのJaygo In
c.)などのソーダ石灰ガラス・ビードであることが好
ましい。これらのビードは、直径が0.1mm〜10.
0mmの範囲で入手可能であるが、直径が2mm〜10
mmのビードが好ましい。ソーダ石灰ガラス・ビードは
約5GPaの硬度を有する。かく拌式微粉砕の場合に
は、もっと小さな粒径のビードが一般に好ましいが、振
動式微粉砕によって、たとえ粉砕時間はもっと長くなっ
ても、中粒から大粒のビードによってもっと良い結果が
得られるようである。ビードは球形に形成されているこ
とが好ましいが、球形ビードの寸法に相当する寸法を有
する扁球または円筒などの他の形状のビードも利用する
ことができる。
【0020】本発明の微粉砕媒体20はさらに、粉砕し
ようとする充てん材料の屈折率と実質的に類似する大き
さの屈折率を有する。微粉砕媒体が粉砕工程中に削摩さ
れ、これによって充てん材料を汚染する可能性があるの
で、本発明は、汚染媒体粒子と充てん材粒子との屈折率
を実質的に一致させることによってこの汚染の有害な光
学的効果を打ち消す。樹脂母材中の充てん材の分散と可
視光への露光によって複合材料の不透明性を生じさせる
のは、微粉砕媒体と充てん材の屈折率の差である。こう
して、充てん材/樹脂混合物の透明値(透明度)を、本
発明の原理にしたがって構造充てん材を粉砕することに
よって、少なくとも約45の値に維持することができ
る。
【0021】本発明は、微粉砕媒体の硬度と屈折率およ
び充てん材の硬度と屈折率の間にある相関が存在すると
認識している。微粉砕媒体の硬度は、これが粉砕してい
る充てん材の硬度と同じかまたはこれ以上でなければな
らないが、かく拌式微粉砕のより荒い粉砕技術において
使用される微粉砕媒体ほど硬い必要はない(例えば、1
1GPaまたはこれ以上の近似ビッカース硬度を有する
YTZ)。ガラス・ビード微粉砕媒体が硬いほど、すな
わち硬度はジルコニアの硬度に達すると、微粉砕媒体の
屈折率の要素としての重大性は低くなる。これは微粉砕
媒体の削摩と破砕に対する耐性がさらに高くなるからで
ある。しかしながら、これらのより硬い材料は値段がひ
どく高くなる傾向がある。ガラス・ビード微粉砕媒体が
軟らかいほど削摩と破砕が発生する可能性は高くなり、
したがって屈折率を汚染防止のためにより重大なものに
する。さらにまた、媒体材料が軟らかいほど、屈折率の
値はより近いものでなければならない。さらなる概略的
な説明として、実際の数値を示す意図はないが、硬度ス
ペクトルの軟らかい端部にあるガラス材料については、
微粉砕媒体の屈折率を充てん材の屈折率の±0.02以
内に合わせることが必要である。硬度スペクトルの中間
にあるガラス材料については、屈折率は、汚染を防止す
る目的で実質的に合致させるためには、充てん材の屈折
率の±0.04以内にすればよい。硬度スペクトルの上
端部に向かって削摩はほとんどまたは全く起こらなくな
るので、屈折率は無関係になる。したがって、本発明の
原理によって、比較的軟らかくて低廉なガラス媒体を振
動式微粉砕において使用することができるが、結果とし
てはガラス媒体と充てん材との屈折率は実質的に一致し
なければならない。
【0022】したがって本発明の焦点は、微粉砕媒体
が、粉砕工程中に微粉砕媒体の削摩および/または破砕
が発生するような硬度を有する、高純度の歯科用充てん
材を粉砕する方法にある。硬度と屈折率との間の一般的
相関を認識すれば、当業者は、屈折率がいつ重要な要素
になるか、および少なくとも45の充てん材/樹脂混合
物の透明値を得るようにするにはガラス微粉砕媒体と充
てん材との屈折率をいかに近づけるべきかを決定するこ
とができよう。
【0023】充てん材が樹脂の中に分散したときの透明
度を測定するために、次の方法が使用される。乾燥した
粉砕充てん材を100メッシュのプラスチック・スクリ
ーンを通してふるいにかけ、それからガンマトリメトキ
シメタクリロキシプロピルシランの2.5重量%加水分
解溶液によってVブレンダの中で吹き付けることによっ
てシラン処理する。次に、粉砕充てん材をメタクリル酸
樹脂と充てん材70重量%/樹脂30重量%の割合で、
プラネタリ・ミキサー(ニューヨーク州Hauppag
eのCharles Ross and Son Co
mpany)またはSpeed Mix(ドイツHam
mのHausschild Engineering)
などの遠心力形式のミキサーの中で混合することによっ
て、ペーストを準備する。次に、この結果得られるペー
ストをボウルの中で5分間真空下でかく拌することによ
って脱気する。次に、直径が20mmで厚さが1mmの
型の中に置いてタングステン・ハロゲン電球で各側を6
0秒づつ硬化させることによって、硬化サンプルを準備
する。それからTCS色彩計(メリーランド州Colu
mbiaのBYK−Gardner)を使用して、サン
プルを透過アクセサリの上に置いた後にY値を読むこと
によって透過様式で透過度を測定する。上記の手順によ
って振動ミルを使用して0.4ミクロンまで粉砕された
SP345バリウム・ガラス(フロリダ州Oldsma
rのSpecialty Glass)について得られ
た値は54.3であり、振動ミルで0.4ミクロンまで
粉砕されたGM27884バリウム・ガラス(ドイツL
andshutのSchottGlasswerke)
についての対応する値も54.3であった。しかしなが
ら、GM27884をYTZ微粉砕媒体を使用してかく
拌機ミルの中で0.4μmにまで粉砕すると、値は4
8.6であり、これは受入れ可能であるが振動ミルによ
って得られた値より低い。こうして本発明は、低廉な技
法によってすぐれた光学的結果を伴って歯科用充てん材
を効率的に粉砕するための方法を提供する。
【0024】シラン化されたシリカ、顔料、およびその
他の添加物を一般的に含む最終の完全に配合された複合
材料の透過度測定のために、同じ手順を用いて、上に報
告したようなこれらの値は完全に配合された暗色複合材
料の受入れ可能な透過度に通じることを示す相関が確立
されている。例えば、振動ミルの中で粉砕されたA3シ
ェードを使用するバリウム・ガラスについては、37と
いう配合された修復材料の対応する値を達成した。充て
ん材の純度は本発明の粉砕方法によって制御することが
できるので、配合者は粉砕充てん材と樹脂母材との屈折
率を一致させて、化粧用の修復材料での使用に受け入れ
られる最終修復複合材料を製造することができる。
【0025】歯科修復複合材料に有用な充てん材料は、
一般に約1.48〜約1.55の範囲にある屈折率を有
する。したがって、本発明の原理にしたがって粒子を粉
砕するために使用される比較的軟らかいガラス微粉砕媒
体は、硬度と屈折率との間の上記の一般相関を考えて、
約1.46〜約1.56の範囲にある屈折率を有すべき
である。一般に、ガラス微粉砕媒体の屈折率が高いほ
ど、削摩される粒子が有害な光学的効果を生じさせる可
能性は高くなる。
【0026】例として、これに限定するものではない
が、放射線不透過性の充てん材料については、屈折率は
一般的に約1.51〜約1.55である。したがって、
放射線不透過性の充てん材を粉砕するために使用される
比較的軟らかいガラス微粉砕媒体は、削摩された媒体材
料が充てん材の中に入り込むことによって生ずるあらゆ
る有害な光学的効果を回避するために、約1.48〜約
1.56の屈折率を有すべきである。
【0027】放射線透過性の充てん材料については、屈
折率は一般的に約1.48〜約1.51である。したが
って、放射線透過性の充てん材を粉砕するために使用さ
れる比較的軟らかいガラス微粉砕媒体は、削摩された媒
体材料が充てん材の中に入り込むことによって生ずるあ
らゆる有害な光学的効果を回避するために、約1.46
〜約1.52の屈折率を有すべきである。
【0028】本発明の微粉砕法により、微粉砕媒体の削
摩は異物粒子を粉砕充てん材粒子の中に引き入れること
があるが、これらの異物粒子は充てん材を不透明にしな
いので汚染を引き起こさない。したがって、微粉砕媒体
からの異物粒状物質があっても、粉砕された構造充てん
材を含む最終修復材料として必要な光学的品質は維持さ
れる。
【0029】上述のように振動式微粉砕では粉砕強度が
低いという性質のため、粉砕室18の内部ハウジングま
たは壁12の削摩と破砕は少ない可能性があるが、起こ
りうるあらゆる削摩を防ぐために内部12をポリマー・
ライニング16でコーティングすることはやはり好まし
い。1999年3月17日に出願し、全体を本発明に参
照として組み込んだC.Angeletakisの「A
gitator Mill and Method o
f Use for Low Contaminati
on Grinding](かく拌機ミルと低汚染粉砕
のための使用方法)と題する本出願人の同時係属中の特
許出願第09/271639号に記載したようなかく拌
機ミルの場合には、粉砕室をコーティングするためのポ
リマー材料は非着色ポリマーである。着色されたポリマ
ー・ライニングからの顔料は、かく拌機ミルの中で粉砕
された構造充てん材を汚染し、こうして歯科用複合材料
を汚染することがわかっている。したがって、構造充て
ん材の汚染を防止するために非着色すなわち透明なポリ
マーが粉砕室の内面に塗布され、この厚さは少なくとも
0.005インチ(0.127mm)であることが好ま
しい。ポリマー・ライニングが削摩される見込みは振動
ミルでは少ないが、それでも本発明の振動ミルの粉砕室
内部に非着色すなわち透明なポリマー・ライニングを使
用することが好ましい。
【0030】本発明の振動ミルは、歯科復原治療におけ
る構造充てん材として使用するために、約0.05μm
〜約0.50μmの所要平均粒度を有する粒子を形成す
る場合に特に有用である。本発明における使用に適した
構造充てん材は、バリウム・マグネシウム・アルミノ珪
酸塩ガラス、バリウム・アルミノ珪硼酸ガラス、非晶質
シリカ(シリカ・ジルコニア、シリカ・チタニア、シリ
カ・チタニア酸化バリウム)、石英、アルミナ、および
その他の無機酸化物粒子を含む。
【0031】0.5μm以下の平均粒度を有する粉砕粒
子を準備するために、本発明のミルは粒子を極度に細粉
砕する。本発明のミルによって行われる細粉砕は、クラ
スターから粒子を分離することによって粉砕粒子を非凝
集とし、粒子の寸法を小さくし、破壊によって大きな粒
子を除去し、そして非常に細かい粒子を大量に製造する
ことによって粒子の比表面積を増加させる。本発明の振
動ミルによる粒度減少は、微粉砕媒体による衝撃と、微
粉砕媒体による削摩と、粒子の摩滅との組合せによって
起こる。本発明の振動ミルは微粉砕媒体として、平均粒
度が約0.05μm〜約0.5μmの高純度の粒状物質
を約40〜50時間で非常に低いコストで製造する、あ
る装入量のガラス・ビードを使用する。振動微粉砕中に
は、媒体粒状物の異物を粉砕充てん材料に入れることに
なる比較的軟らかいガラス微粉砕媒体の削摩または破砕
が発生することもある。しかしながら、本発明のガラス
媒体の屈折率は充てん材料と実質的に一致するので、充
てん材と最終修復複合材料との透明度に影響はなく、し
たがって異物粒子は有害な汚染物とは考えられない。歯
科修復複合材料のためには、光学的性質は最も重要なも
のである。したがって、材料の光学的性質に悪影響を及
ぼさない異物粒子を含む複合材料は、あらゆる実用目的
としては汚染されたものではない。実施例
【0032】歯科用複合材料の中に含めるための構造充
てん材を準備するために、バリウム・アルミノ珪硼酸ガ
ラスなどの微粉砕すべき充てん材料(例えば、1.54
1の屈折率を有するフロリダ州OldsmarのSpe
cialty GlassのSP345型、または1.
528の屈折率を有するドイツLandshutのSc
hott GlasswerkeのGM27884型)
を3kg、透明なポリウレタン・クラッド粉砕室を有
し、また微粉砕媒体としてJaygo,Inc.製のD
ragoniteガラス・ビード110ポンド(49.
9kg)を含む全容量44リットルの振動ミル(ケンタ
ッキー州FlorenceのSwecoから入手可能な
M18−L型)の中に投入した。このガラス・ビードの
屈折率は1.52である。異なる寸法のガラス・ビード
を使用して4回の個別試験を実施した。試験Aでは2.
0mm径のガラス・ビードを使用し、試験Bでは4.0
mm径のガラス・ビードを使用し、試験Cでは6.0m
m径のガラス・ビードを使用し、試験Dでは8.0mm
径のガラス・ビードを使用した。ガラス充てん材粒子を
ミルの中に投入した後、ミルをビードの表面上10mm
まで水で満たした。それからミルを振動させて粒子を細
粉砕した。微粉砕工程中に、微粉砕媒体による衝撃や微
粉砕媒体による削摩や粒子の摩砕によって、構造充てん
材粒子の上に粗い縁部や刻面が作られた。これらの縁部
の各々は樹脂のための接着個所を提供し、これによって
硬化した複合材料の全体の強度が増加する。これらの縁
部を図2Aおよび2Bに見ることができる。
【0033】充てん材スラリーをミルから除去すると
き、平均粒度を一般的にはレーザ分散法によって測定す
る。レーザ分散法は、分散光の平均相対角輝度を感知す
ることによって平均粒度を測定する方法である。均一な
波面を有する単色光の光線をサンプルに当て、光を粒子
で回折または分散させ、検出器を使用して様々な角度に
おける分散光の相対平均輝度を測定する。それから、平
均粒度と粒度分布とを相対平均輝度から計算することが
できる。このようなレーザ分散装置の一つが、全体を本
発明に参照として組み入れたSchmitz他に譲渡さ
れた米国特許第5610712号に開示されている。こ
の実施例のために、Horiba形式2A−910レー
ザ分散平均粒度分析機を使用した。上記の方法によって
準備された構造充てん材の粒度範囲を表1〜4に示す。
例えば表2は、4.0mm径のガラス・ビードによって
144時間粉砕されたSP345型バリウム・アルミニ
ウム珪酸ガラスについては、充てん材粒子の10容量%
が0.26μm以下の平均粒度を有し、充てん材粒子の
50容量%が0.45μm以下の平均粒度を有し、そし
て充てん材粒子の90容量%が0.73μm以下の平均
粒度を有している。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【0034】上の表1〜4に示すように、微粉砕媒体と
してガラス・ビードを使用する振動ミルによって、0.
5μm以下の平均粒度を達成することができる。SP3
45構造充てん材とGM27884構造充てん材との間
の粉砕時間の差は、バリウム含有量の差に帰するもので
あると信じられる。SP345はバリウムを30%含有
しているが、GM27884はバリウムを25%含有し
ている。バリウム含有率の低いことがGM27884充
てん材粒子をより硬くまたより脆いものにし、したがっ
て粉砕を容易にしている。ガラス・ビードの寸法に関し
ては、ビードの寸法を直径2mmから直径6mmまで増
やすにしたがって粉砕効率は上昇している。これは、粉
砕機構において支配的な役割を果たす衝撃の間の高い運
動量によるものである。ビードの直径を6mmから8m
mに増やしても、本質的には粉砕効率の向上は観察され
ない。直径10mmのビードを使用しても同じことが言
える。これは、接触点間の距離の増加がビードの重量と
比較して非常に重要な要素になることを示している。
【0035】図2Aと図2Bに示すように、4.0mm
のガラス・ビードを使用する本発明の振動ミルで粉砕さ
れたSP345粒状物質は、可視光の概略平均波長より
も小さな所望の平均粒度と、狭い粒度分布を有してい
る。図3Aと図3Bに示すように、ゾルゲル法によって
形成された充てん材粒子と比較して、振動ミルはすぐれ
た結果を提供する。さらにまた、振動ミルによって得ら
れた結果は、振動ミルのエネルギー消費が低いという性
質のために振動ミルが非常に長い粉砕時間を必要とした
こと以外は、1999年3月17日に出願し、全体を本
発明に参照として組み込んだC.Angeletaki
sの「Agitator Mill and Meth
od of Use for Low Contami
nation Grinding](かく拌機ミルと低
汚染粉砕にための使用方法)と題する本出願人の同時係
属中の特許出願第09/271639号に特許請求し記
載したかく拌機ミルで得られた結果と類似している。し
かしながらガラス・ビード微粉砕媒体のコストは結果と
して低汚染粉砕となるが、YTZ微粉砕媒体を使用する
かく拌機ミルよりも非常に低いコストである。構造充て
ん材として本発明の振動ミルで粉砕した粒子を使用して
製造された歯科修復複合材料は、荷重のかかる修復材料
として有用な高強度の修復材料を提供し、また化粧用の
修復材料において有用なすぐれた透明性と表面光沢も提
供する。特許出願第09/271639号のかく拌機ミ
ルによって準備された構造充てん材を使用した歯科用複
合材料の様々な特性は、1999年3月17日に出願
し、全体を本発明に参照として組み込んだC.Ange
letakis他の「Optimum Particl
esSized Hybrid Composite」
(最適粒度の混成複合材料)と題する米国特許出願第0
9/270999号で測定され報告されている。修復材
料を取りつけた6か月後またはそれ以後のリコール予約
時に観察できる通り、実質的な摩耗の後でも光沢は明白
である。本発明の振動ミルと媒体によって製造された粉
砕粒子は類似の結果を出すと期待される。本発明の振動
ミルと媒体を使用して粉砕され、可視光の概略平均波長
より小さな平均粒度を有する構造充てん材粒子の使用に
よって、高い表面光沢と透明度を有する高強度の歯科用
複合材料を形成することができる。
【0036】本発明を様々な実施形態の説明によって図
解し、これらの実施形態をかなり詳しく説明したが、添
付の特許請求の範囲をこのような詳細内容に限るかいず
れにしても限定することは、本出願人の意図するところ
ではない。追加の利点および変更は当業者には容易に明
らかになろう。例えば様々な寸法のガラス・ビードを使
用して、粒状物質を所望の大きさに可変粉砕時間で粉砕
することができるが、寸法と低汚染については同じ結果
が得られる。したがって本発明はより広義には図示説明
されたような特定の詳細な代表的組成に限定されない。
ここに、現在周知のように好ましいコーティング組成と
いっしょに本発明の説明を行った。しかし、発明自体は
添付の特許請求の範囲によってのみ定義されるべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動ミルの平面図である。
【図2A】本発明の振動ミルで粉砕された粒状物質の倍
率2万倍の走査電子顕微鏡写真である。
【図2B】本発明の振動ミルで粉砕された粒状物質の倍
率5千倍の走査電子顕微鏡写真である。
【図3A】ゾルゲル法によって形成された従来の技術に
よる充てん材粒状物質の倍率2万倍の走査電子顕微鏡写
真である。
【図3B】ゾルゲル法によって形成された従来の技術に
よる充てん材粒状物質の倍率10万倍の走査電子顕微鏡
写真である。
【符号の説明】
2 振動ミル 10 外部ハウジング 12 内部ハウジング 14 中央円柱 16 ポリマー・ライニング 18 粉砕室 20 微粉砕媒体 22a スラリー入口 22b スラリー出口 24 原動機 26 媒体リテーナ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高純度の極微粒度の歯科用充てん材粒状
    物質を効率的に粉砕するための方法であって、 粉砕室を有する振動ミルを設けるステップと、 約0.1mm〜約10.0mmの範囲にある直径を有す
    るガラス・ビードを粉砕室に装入するステップと、 粉砕しようとする歯科用充てん材粒状物質を含む液状ス
    ラリーを粉砕室に装入するステップと、 粒状物質を約0.05μm〜約0.50μmの平均粒度
    にまで粉砕するために十分な時間だけ粉砕室を振動させ
    るステップと、 スラリーを微粉砕媒体から分離するステップとを含む方
    法。
  2. 【請求項2】 ガラス・ビードが約1.46〜約1.5
    6の屈折率を有し、歯科用充てん材粒状物質が約1.4
    8〜約1.55の屈折率を有する、請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 ガラス・ビードがソーダ石灰ガラス・ビ
    ードである、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ガラス・ビードが約2.0mm〜約1
    0.0mmの直径を有する、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 粒状物質が約40時間〜約150時間粉
    砕される、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 歯科用充てん材粒状物質が約1.51〜
    約1.55の屈折率を有する放射線不透過性の充てん材
    であり、ガラス・ビードが約1.48〜約1.56の屈
    折率を有する、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 歯科用充てん材粒状物質が約1.48〜
    約1.51の屈折率を有する放射線透過性の充てん材で
    あり、ガラス・ビードが約1.46〜約1.52の屈折
    率を有する、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 高純度の極微粒度の歯科用充てん材粒状
    物質を効率的に粉砕するための方法であって、 非着色の耐摩耗性ポリマー・コーティングを施した粉砕
    室を有する振動ミルを設けるステップと、 約0.1mm〜約10.0mmの範囲にある直径を有す
    るガラス・ビードを粉砕室に装入するステップと、 粉砕しようとする歯科用充てん材粒状物質を含む液状ス
    ラリーを粉砕室に装入するステップと、 粒状物質を約0.05μm〜約0.50μmの平均粒度
    にまで粉砕するために十分な時間だけ粉砕室を振動させ
    るステップと、 スラリーを微粉砕媒体から分離するステップとを含む方
    法。
  9. 【請求項9】 ガラス・ビードが約1.46〜約1.5
    6の屈折率を有し、歯科用充てん材粒状物質が約1.4
    8〜約1.55の屈折率を有する、請求項8に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 ポリマー・コーティングが透き通った
    ポリウレタン・コーティングである、請求項8に記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 ガラス・ビードがソーダ石灰ガラス・
    ビードである、請求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 ガラス・ビードが約2.0mm〜約1
    0.0mmの直径を有する、請求項8に記載の方法。
  13. 【請求項13】 粒状物質が約40時間〜約150時間
    粉砕される、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 歯科用充てん材粒状物質が約1.51
    〜約1.55の屈折率を有する放射線不透過性の充てん
    材であり、ガラス・ビードが約1.48〜約1.56の
    屈折率を有する、請求項8に記載の方法。
  15. 【請求項15】 歯科用充てん材粒状物質が約1.48
    〜約1.51の屈折率を有する放射線透過性の充てん材
    であり、ガラス・ビードが約1.46〜約1.52の屈
    折率を有する、請求項8に記載の方法。
  16. 【請求項16】 歯科修復複合ペーストを準備する方法
    であって、 粉砕室を有する振動ミルを設けるステップと、 約0.1mm〜約10.0mmの範囲にある直径および
    約1.46〜約1.55の屈折率を有するガラス・ビー
    ドを粉砕室に装入するステップと、 約1.48〜約1.55の屈折率を有する粉砕しようと
    する歯科用充てん材粒状物質を含む液状スラリーを粉砕
    室に装入するステップと、 粒状物質を約0.05μm〜約0.50μmの平均粒度
    にまで粉砕するために十分な時間だけ粉砕室を振動させ
    るステップと、 スラリーを微粉砕媒体から分離するステップと、 スラリーを乾燥して乾燥粉砕充てん材を製造するステッ
    プと、 粉砕充てん材を約1.48〜約1.55の屈折率を有す
    るメタクリル酸樹脂と混合して、硬化に適合したペース
    トを製造するステップとを含む方法。
  17. 【請求項17】 ガラス・ビードがソーダ石灰ガラス・
    ビードである、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 ガラス・ビードが約2.0mm〜約1
    0.0mmの直径を有する、請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 粒状物質が約40時間〜約150時間
    粉砕される、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 歯科用充てん材粒状物質が約1.51
    〜約1.55の屈折率を有する放射線不透過性の充てん
    材であり、ガラス・ビードが約1.48〜約1.56の
    屈折率を有する、請求項16に記載の方法。
  21. 【請求項21】 歯科用充てん材粒状物質が約1.48
    〜約1.51の屈折率を有する放射線透過性の充てん材
    であり、ガラス・ビードが約1.46〜約1.52の屈
    折率を有する、請求項16に記載の方法。
  22. 【請求項22】 振動ステップ中にスラリーを粉砕室の
    中で循環させるステップをさらに含む、請求項1に記載
    の方法。
  23. 【請求項23】 ポンプを使用してスラリーを粉砕室の
    中で循環させる、請求項22に記載の方法。
JP11343363A 1998-12-04 1999-12-02 低汚染粉砕用の振動ミルおよび使用方法 Pending JP2000210583A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/205,901 US5979805A (en) 1998-10-28 1998-12-04 Vibratory mill and method of use for low contamination grinding
US09/312,299 US6098906A (en) 1998-12-04 1999-05-14 Vibratory mill and method of use for low contamination grinding
US205901 1999-05-14
US312299 1999-05-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000210583A true JP2000210583A (ja) 2000-08-02

Family

ID=26900859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11343363A Pending JP2000210583A (ja) 1998-12-04 1999-12-02 低汚染粉砕用の振動ミルおよび使用方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6098906A (ja)
EP (1) EP1005911A1 (ja)
JP (1) JP2000210583A (ja)
CN (2) CN1256174A (ja)
BR (1) BR9905796A (ja)
HK (1) HK1051158A1 (ja)
MX (1) MXPA99010097A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003512407A (ja) * 1999-10-28 2003-04-02 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ナノサイズシリカ粒子を含有する歯科材料
JP2010155766A (ja) * 2009-01-05 2010-07-15 Bridgestone Corp ケイ素微粒子を含む混合粉体の製造方法
JP2015116557A (ja) * 2013-12-16 2015-06-25 ポリテクニカ クラクフスカ イム. タデウシュ コジオスコPolitechnika Krakowskaim.Tadeusza Ko s ciuszki 超高エネルギー脈動ロータリーミル用駆動装置
JP2016520509A (ja) * 2013-05-15 2016-07-14 ヘレーウス クルツァー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHeraeus Kulzer GmbH 複合材用ガラス充填剤

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6593395B2 (en) 2001-05-16 2003-07-15 Kerr Corporation Dental composition containing discrete nanoparticles
US6890968B2 (en) * 2001-05-16 2005-05-10 Kerr Corporation Prepolymerized filler in dental restorative composite
US6913634B2 (en) * 2003-02-14 2005-07-05 J. M. Huber Corporation Abrasives for copper CMP and methods for making
EP2174717B1 (en) 2008-10-09 2020-04-29 Imertech Sas Grinding method
JP2010132527A (ja) * 2008-11-07 2010-06-17 Sumitomo Chemical Co Ltd チタン酸アルミニウム系セラミックスの製造方法
DE102012203875A1 (de) 2011-04-21 2012-10-25 Schott Ag Glaspulver mit verbesserter Korngrößenverteilung und Verfahren zu dessen Herstellung
US8822564B2 (en) * 2011-05-27 2014-09-02 Kerr Corporation Dental restorative material
CN111902119B (zh) 2018-03-30 2023-06-06 德山齿科株式会社 牙科切削加工用树脂系块体
CN114571576B (zh) * 2022-03-25 2023-07-21 浙江寰龙环境科技有限公司 一种固废制备陶粒生产线
CN116713247A (zh) * 2023-06-13 2023-09-08 上海创元化妆品有限公司 一种硅酸盐等轴状粉末获得的方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US270999A (en) 1883-01-23 And charles l
US271639A (en) 1883-02-06 Oscillating motor
GB679552A (en) * 1949-08-29 1952-09-17 British Titan Products Improvements relating to methods and apparatus for grinding, crushing and disintegrating
FR1100320A (fr) * 1952-11-28 1955-09-19 Sandoz Ag Colorants azoïques métallisés, leur préparation et leurs applications
DE1054311B (de) * 1957-06-04 1959-04-02 Gabor Janos Lelkes Schwingmuehle zum Feinstmahlen von Pulvern
US3100088A (en) * 1960-11-19 1963-08-06 Podmore And Sons Ltd W Vibration mills
US3422577A (en) * 1966-02-07 1969-01-21 Southwestern Eng Co Self-discharging finishing mill
GB1183822A (en) * 1966-05-04 1970-03-11 Sweco Inc Improvements in Vibratory Finishing Machines.
US4042181A (en) * 1976-06-23 1977-08-16 Sweco, Incorporated Lead angle controlling mechanism
DE2629251C2 (de) * 1976-06-30 1987-03-19 Draiswerke Gmbh, 6800 Mannheim Rührwerksmühle
DE2631623C2 (de) * 1976-07-14 1985-06-13 Draiswerke Gmbh, 6800 Mannheim Rührwerksmühle
US4544359A (en) * 1984-01-13 1985-10-01 Pentron Corporation Dental restorative material
US5065946A (en) * 1988-07-21 1991-11-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Media agitating mill and method for milling ceramic powder
DE4100604C1 (ja) * 1991-01-11 1992-02-27 Schott Glaswerke, 6500 Mainz, De
DE4122680C2 (de) * 1991-07-09 1994-03-31 Draiswerke Gmbh Rührwerksmühle
EP0701707B1 (en) * 1993-06-04 2005-05-11 Coulter International Corporation Laser diffraction particle sizing apparatus and method
US5593097A (en) * 1994-06-10 1997-01-14 Eastman Kodak Company Micro media mill and method of its use
US5979805A (en) * 1998-10-28 1999-11-09 Kerr Corporation Vibratory mill and method of use for low contamination grinding

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003512407A (ja) * 1999-10-28 2003-04-02 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ナノサイズシリカ粒子を含有する歯科材料
JP2011178807A (ja) * 1999-10-28 2011-09-15 Three M Innovative Properties Co ナノサイズシリカ粒子を含有する歯科材料
JP2010155766A (ja) * 2009-01-05 2010-07-15 Bridgestone Corp ケイ素微粒子を含む混合粉体の製造方法
JP2016520509A (ja) * 2013-05-15 2016-07-14 ヘレーウス クルツァー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHeraeus Kulzer GmbH 複合材用ガラス充填剤
JP2015116557A (ja) * 2013-12-16 2015-06-25 ポリテクニカ クラクフスカ イム. タデウシュ コジオスコPolitechnika Krakowskaim.Tadeusza Ko s ciuszki 超高エネルギー脈動ロータリーミル用駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
BR9905796A (pt) 2000-11-28
MXPA99010097A (es) 2004-10-28
EP1005911A1 (en) 2000-06-07
US6098906A (en) 2000-08-08
CN1368403A (zh) 2002-09-11
HK1051158A1 (zh) 2003-07-25
CN1256174A (zh) 2000-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6121344A (en) Optimum particle sized hybrid composite
US6010085A (en) Agitator mill and method of use for low contamination grinding
JP2000210583A (ja) 低汚染粉砕用の振動ミルおよび使用方法
EP1396254B1 (en) Prepolymerized filler in dental restorative composite
MXPA00004281A (es) Compuesto reconstituyente dental.
CA1103388A (en) Dental restorative composite
JP3683861B2 (ja) 粒子複合材に基づくフィラー
EP1101484B1 (en) Dental fillers
US6232367B1 (en) Opalescent fillers for dental restorative composites
JPH0564604B2 (ja)
WO2002092022A2 (en) Dental composite containing discrete nanoparticles
Gad et al. Translucency of nanoparticle-reinforced PMMA denture base material: An in-vitro comparative study
WO2002015847A1 (en) Dental curable composition
US5979805A (en) Vibratory mill and method of use for low contamination grinding
US5707440A (en) Inorganic filler material with retention properties, and method and use of such material
WO2000025729A1 (en) Improved filler for dental composite materials
JP5997488B2 (ja) 改善された粒度分布を有するガラス粉末及びその製造方法
JP3927644B2 (ja) 歯科用充填材料およびその製造方法
US8008367B2 (en) Composite material and use of a composite material
MXPA00001821A (en) Optimum particle sized hybrid composite
Abdelaaziz et al. Effect of different sizes of Nano-TiO2 on wear resistances and surface hardness of resinbased dental composites
JP2026071135A (ja) 歯科用硬化性組成物
JP2510408C (ja)