JP2000210588A - 調理器用空気浄化装置 - Google Patents

調理器用空気浄化装置

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JP2000210588A
JP2000210588A JP1616099A JP1616099A JP2000210588A JP 2000210588 A JP2000210588 A JP 2000210588A JP 1616099 A JP1616099 A JP 1616099A JP 1616099 A JP1616099 A JP 1616099A JP 2000210588 A JP2000210588 A JP 2000210588A
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JP
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air
dust collecting
fine particles
section
fan
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JP1616099A
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English (en)
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Takuji Tsuchiya
卓司 土屋
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Omi Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Omi Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の無煙式調理器において必要であった屋外
にまで及ぶダクトをなくすことで、装置全体としてのコ
ンパクト化等に優れたものとする。 【解決手段】強制的に空気の流通を行うファン23と、
空気中の微粒子を捕獲する集塵部19とを備え、前記フ
ァン23により調理部12から前記集塵部19へ向けて
空気の流れを発生させるように構成し、前記集塵部19
の下流側には空気の導出口15を設けた。この手段によ
れば、調理部12から発生した煙等の微粒子はファン2
3の作用により集塵部19へ向けて流通され、集塵部1
9にて空気中の微粒子が捕獲される。その結果、微粒子
の殆どが取り除かれた清純な空気が導出口15より戻さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理器の調理部か
ら発生する煙やミスト状の油分等の微粒子(本明細書で
はこれらを単に微粒子という。)を空気中から極力除去
し、空気を浄化するための調理器用空気浄化装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ロースタ等の各種調理器において、加熱
等の調理を行うと、微粒子が周囲に浮遊する。調理器を
屋内で用いる場合には、前記微粒子の除去が問題とな
る。従来では、壁に設けた換気扇を用いて前記微粒子を
屋外へ排出することにより、屋内の空気浄化を行うこと
が一般に行われている。しかしながら、上記のような空
気浄化手段では、屋内を微粒子がさまよった後に換気扇
を介して屋外へ排出されることから、調理者等の屋内に
居る者にとっては必ずしも居心地のよい環境とはいえな
い。
【0003】このような環境を改善すべく、無煙ロース
タ等の無煙式調理器が既に提案されている。無煙式調理
器は、調理部の下方に換気扇を配し、そこからダクトを
介して外部に微粒子を排出する構造となっている。従っ
て、上記無煙式調理器を使用することにより、屋内に居
る者にとっては直接微粒子の影響を受けることが少なく
なり、居心地のよい環境が実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記無煙式
調理器では、調理部の下方に導いた微粒子を更に屋外へ
と導くためのダクトが必要になる。このダクトは調理部
の下方から屋外にかけて延びているため、装置全体が大
掛かりになってしまう。そればかりか、無煙式調理器自
体を移動させるような場合にはダクトの接続し直しが伴
って非常に煩雑になってしまう。これらの問題は、特に
上記無煙式調理器を多数台設置した店舗において顕著で
ある。更には、無煙式調理器といえども、結局は屋外に
前記微粒子が排出されることから、その排出部近傍での
環境悪化といった問題は依然として解消されていないの
が現状である。
【0005】この発明は以上の事情に鑑みてなされたも
ので、屋外にまで及ぶダクトをなくすことで装置全体と
してのコンパクト化等に優れたものとし、微粒子を別の
場所へ排出することによる環境悪化を防止することを、
解決せんとする課題の一つとしている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するためには、強制的に空気の流通を行うファン
と、空気中の微粒子を捕獲する集塵部とを備え、前記フ
ァンにより調理器の調理部から前記集塵部へ向けて空気
の流れを発生させるように構成し、前記集塵部の下流側
には空気の導出口を設けた調理器用空気浄化装置を採用
することができる。この装置によれば、調理器の調理部
から発生した微粒子はファンの作用により集塵部へ向け
て流通され、集塵部では空気中の微粒子が捕獲される。
その後、微粒子の殆どが取り除かれた清純な空気が装置
の集塵部より下流側に設けられた導出口より排出され
る。従って、調理部から発生した煙、ミスト状の油等の
微粒子が屋外に排出されたり屋内を浮遊することがな
く、屋内外の環境悪化が防止される。又、屋外にまで及
ぶダクトも不要となって装置全体としてのコンパクト化
に優れたものとなる。
【0007】上記集塵部は、放電極と集塵極とを備えて
両極間に直流電界を発生させることにより微粒子を集塵
極に付着させる静電式集塵機により構成することが好ま
しい。静電式の集塵部によれば単にフィルタ等で集塵を
行うような場合に比べ集塵効率が向上するばかりか、空
気流通速度の大幅な低下を招くことなく1ミクロン以下
の微粒子までをも捕獲することが可能となる。
【0008】上記集塵部と導出口との間には空気中の臭
いを除去する脱臭手段を配置することが好ましい。集塵
後の空気が脱臭手段を通過することにより空気中の残っ
た微粒子の発するいやな臭いが除去され、導出口から戻
される空気が一層清純なものとなるからである。
【0009】上記集塵部の下方に空気中の臭いを除去す
る脱臭手段を配置し、前記集塵部と脱臭手段との間には
前記集塵部から落下する異物を受け取るための受部を設
けることが好ましい。脱臭手段に集塵部から落下する微
粒子の塊等の異物が落下すると、脱臭作用が損われるお
それがあるが、その異物を脱臭手段よりも上方で受部に
よって受け取れば脱臭手段による脱臭作用の不用意な低
下が防止できるからである。
【0010】上記受部に収容された異物を同受部の一端
部側で回収し得るように、前記受部を水平面に対して前
記一端部側に傾斜して配置することが一層好ましい。こ
のようにすれば受部に溜まった異物を簡単に回収するこ
とができるからである。
【0011】上記受部は、横方向に複数列並んだ樋と、
その直下において前記各樋の間の隙間と対向するように
横方向に複数列並んだ樋と、の少なくとも上下2列の樋
を備えたものとすることが一層好ましい。このような樋
の配列とすることで、空気の流通を阻害することなく異
物を確実に受部、即ち樋に溜めることができるからであ
る。
【0012】上記調理部の下方に、前記集塵部と、前記
受部と、前記脱臭手段とを上から順に下方へ向けて配置
することが好ましい。このような配置構造にすれば各部
材が上下方向へ整列されて装置全体をコンパクトにし得
るからである。
【0013】上記ファンは、前記受部と脱臭手段との
間、又は脱臭手段よりも下方に配置することが好まし
い。ファンを受部や集塵部よりも上流側に配置するとフ
ァンに微粒子やその塊たる異物が付着してしまうおそれ
があるが、上記の配置構造によればそのような不都合を
回避することができるからである。
【0014】上記集塵部よりも上流側には同集塵部で捕
獲される微粒子よりも比較的大粒の粒子を捕獲するフィ
ルタを介在することが好ましい。このようにすればまず
フィルタにて大粒の粒子を捕獲して次に集塵部にて前記
フィルタで除去しきれなかった微粒子を捕獲することが
できるため、集塵部のみに集塵作用を担わせる場合に比
べ集塵効率が一層高まるからである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態を図1及び図
2に基づいて説明する。図1の概略説明図にて示すよう
に、この実施の形態では、調理器及び空気浄化装置が一
体となっており、それらのケース11も一体的に設けら
れている。ケース11内の上部には調理部12が、ケー
ス11内の下部には空気浄化部13が、それぞれ収容さ
れている。ケース11の上方及び下部側方がそれぞれ開
口され、上方の開口部が空気の導入口14とされるとと
もに下部側方の開口部が空気の導出口15とされてい
る。
【0016】調理部12には、導入口14近傍に配置さ
れたヒータ16と同ヒータ16よりも下方に配置された
水受容器17とが設けられ、それぞれケース11に支持
されている。ヒータ16は適宜の温度に加熱されて調理
対象物を加熱調理するためのものである。即ち、調理部
12はここでは加熱調理部ということができる。水受容
器17は上方に開口された箱状の容器であり、その中に
水が収容されており、ヒータ16側から零れ落ちる調理
対象物からの油分や細かな異物等を溜めるものである。
前記ヒータ16及び水受容器17は、それぞれの清掃等
の簡便化のために、ケース11に対して着脱可能とされ
ている。
【0017】空気浄化部13には、上方から下方に向け
て順に、フィルタ18、集塵部19、受部20及び脱臭
手段としての活性炭21を収容する収容部22が配置さ
れ、それぞれケース11に支持されている。ケース11
内において収容部22より下方にはファン23及びその
ファン23を回転駆動するファンモータ24が設置さ
れ、ファンモータ24の駆動によりファン23が回転駆
動されることで空気の流れを発生させている。ファン2
3の回転駆動による空気の流れはケース11の導入口1
4から導出口15へ向かう。即ち、ケース11の内側が
空気の流路となっている。ファン23は強制的に空気の
流れを形成するためにケース11内に配置されている必
要があるが、ファンモータ24は必ずしもケース11内
に配置されている必要はなくケース11外に配置しても
よい。
【0018】前記フィルタ18は多数の小孔を有する網
目状に形成されている。ここで、フィルタ18の小孔径
をあまり大きくすると空気の流れが阻害されてしまうお
それがあるため、せいぜい1ミクロン程度までの比較的
大粒の粒子を捕獲し得る程度に小孔径が設定されてい
る。フィルタ18はその清掃等の簡便化のために、ケー
ス11に対して着脱可能とされている。
【0019】前記集塵部19はフィルタ18にて捕獲し
きれずに同フィルタ18を通過した比較的小粒の微粒
子、具体的には1ミクロン以下の微粒子を捕獲するもの
である。この実施の形態では集塵部19として静電式の
ものが採用されている。この集塵部19について図2を
参照しつつ具体的に説明する。
【0020】ケース11内には導体からなる集塵極25
が複数設置されている。集塵極25は個々にみて上下方
向に延びるように配置された筒状、より具体的には角パ
イプ形状をなし、上下両端が開口されている。集塵極2
5は前後左右にそれぞれ10個ずつ(合計100個)配
列され、隣接する各集塵極25同士が固定されている。
この固定は本実施の形態では溶接によりなされている。
このように構成された各集塵極25の集合体は図示しな
いブラケットを介してケース11に対して絶縁状態で支
持されている。
【0021】前記ブラケットの下端には図示しない絶縁
スペーサを介して電極支持板26が固定されている。電
極支持板26は前記ケース11及び集塵極25に対し絶
縁されている。電極支持板26には横方向に一定の間隔
をおいて放電極27が固定され、放電極27と電極支持
板26とが電気的に導通されている。各放電極27間に
は空気通過孔28が形成されている。各放電極27は、
前記各集塵極25の筒内に同集塵極25と非接触状態を
保ちつつそれぞれ遊挿されている。各放電極27の先端
には先鋭状をなす放電部29が形成され、放電極27の
外周面には放電部29を除いてナイロン樹脂等の絶縁材
が被覆されている。
【0022】前記集塵極25及び放電極27は図示しな
い電源に接続されている。電源からは、集塵極25にプ
ラス電圧が印加される一方、放電極27にはマイナス電
圧が印加される。なお、集塵極25はそれぞれ溶接によ
り固定されているため、1つの集塵極25に電圧を印加
することで他の全ての集塵極25も同様の電圧が印加さ
れることになる。一方、放電極27には個別に電源に接
続する方法もあるが、接続作業の簡便化のため、ここで
は各放電極27に電気的に接続されている電極支持板2
6に電圧を印加するようにしている。そして、集塵極2
5と放電極27との間にはそれぞれに印加される電圧に
応じた強力な直流電界が形成され、集塵極25内を通過
する空気中の微粒子が帯電されて集塵極25に引き寄せ
られ、集塵極25の内壁面に付着される。このようにし
て集塵部19にて空気中の微粒子が捕獲される。
【0023】前記受部20は集塵部19で捕獲された微
粒子がやがて塊となって落下した場合にその塊を受け取
るためのものである。受部20は具体的には複数の樋3
0,31により構成されている。各樋30,31は上方
に開口しながら横方向に延びる長尺状に形成されてい
る。樋30,31は上下2列に配置されている。上側の
列の樋30は1つにつき10個の集塵極25の下方に位
置するように、10本が並設されている。下側の列の樋
31は上側の列の各樋30間の隙間の下方に位置するよ
うに、9本が並設されている。これら全ての樋30,3
1はその樋30,31の延びる方向が水平となっている
のではなく、やや一端部側に傾斜して配置されている。
この傾斜は樋30,31内に収容された前記塊等の異物
を集めるのに寄与する。
【0024】樋30,31の傾斜により集められた異物
は適宜の方法で回収することができるが、例えば樋3
0,31の傾斜により異物が集められた部分に対応する
位置に、それらを外部に排出する流路などを接続し、そ
の流路などから外部に異物を排出することができる。こ
の際、その流路にトラップを設けることで、同流路から
空気が排出されることを防止することもできる。勿論、
ケース11の各樋30,31と対応する箇所に開閉蓋を
設けてその開閉蓋の開放時に直接異物を取り除いたり、
各樋30,31をケース11に対して着脱可能として各
樋30,31ごと異物を取り出すことも可能である。
【0025】収容部22は上方に開口された箱状の容器
であり、その容器には多数の微細な孔が多数設けられて
いる。この多数の孔の存在により空気の流通が確保され
る。収容部22には活性炭21が収容されている。活性
炭21の脱臭作用によりここを流通する空気中のいやな
臭いが殆ど取り除かれる。収容部22に収容される活性
炭21の交換のためには、収容部22をケース11に対
して着脱可能としたり、ケース11に開閉蓋を設けてそ
の開閉蓋の開放時に活性炭21を取り出し可能とするこ
とが好ましい。
【0026】さて、以上のように構成された調理器用空
気浄化装置では、ファンモータ24の駆動によりファン
23が回転駆動されると、ケース11の導入口14より
導入された空気がケース11内を通って導出口15より
導出される。即ち、この装置を室内で使用する場合、同
装置内に導かれた空気は再度室内に戻される。なお、装
置内の空気の流れを図1中に矢印で付してある。
【0027】調理部12にてヒータ16を加熱して調理
対象物を加熱調理すると、煙やミスト状の油分等の微粒
子が発生するが、この微粒子は前記ファン23の作用に
よって空気とともにケース11内に導かれる。
【0028】ケース11内に導かれた空気は水受容器1
7とケース11との間を通過してまずフィルタ18に達
する。このフィルタ18に形成された多数の小孔を通過
する際、1ミクロンを越えるような比較的大粒の粒子が
フィルタ18によって捕獲される。そして、1ミクロン
以下の微粒子は空気とともにフィルタ18を通過してい
く。
【0029】フィルタ18を通過した空気は集塵部19
に達する。集塵部19では、集塵極25にプラス電圧が
印加される一方、放電極27にはマイナス電圧が印加さ
れ、集塵極25と放電極27との間にはそれぞれに印加
される電圧に応じた強力な直流電界が形成されている。
そして、筒状の集塵極25内を空気が通過する際、空気
中の微粒子が帯電されて集塵極25に引き寄せられ、集
塵極25の内壁面に付着される。このようにして集塵部
19にて空気中の微粒子が捕獲される。そして、集塵極
25内を通過した空気は電極支持板26に形成された空
気通過孔28を通って受部20へ達する。
【0030】受部20では多数の樋30,31が配置さ
れているが、それらの間には隙間が存在するため、その
隙間を空気が通過していき、その下方に配置された活性
炭21にまで達する。空気が活性炭21を通過する際、
同活性炭21の脱臭作用により空気中のいやな臭いが殆
ど取り除かれる。活性炭21を通過した空気は、同活性
炭21を収容する収容部22に設けられた多数の微細な
孔を通過して導出口15より清純な空気として装置外部
に戻される。
【0031】ここで、集塵部19、特に集塵極25に付
着された微粒子がやがて塊となって落下するおそれがあ
る。この落下した塊等の異物は受部20に備えられた多
数の樋30,31によって集められる。その結果、上記
異物が活性炭21に直接降りかかって同活性炭21の脱
臭作用が不用意に低下するのが防止される。又、各樋3
0,31に集められた異物は各樋30,31の延びる方
向への傾斜に伴って、一端部側に集められ、適宜の方法
によって回収されることとなる。
【0032】従って、以上説明した実施の形態によれば
以下に示す効果が得られる。 (1)ファン23の空気流通作用により調理部12から
発生した微粒子を集塵部19に導いて同集塵部19にて
微粒子を捕獲することができる。そして、集塵部19を
通過した清純な空気を導出口15より排出することがで
きる。これにより、調理部12から発生した煙、ミスト
状の油等の微粒子が屋外に排出されたり屋内を浮遊する
ことがなく、屋内外の環境悪化が防止される。又、屋外
にまで及ぶダクトも不要となって装置全体としてのコン
パクト化に優れたものとなる。
【0033】(2)集塵部19を、集塵極25と集塵極
27とを備えて両極間に直流電界を発生させることによ
り微粒子を集塵極27に付着させる静電式のものによっ
て構成したので、空気流通速度の大幅な低下を招くこと
なく1ミクロン以下の微粒子までをも捕獲することがで
きる。
【0034】(3)集塵部19と導出口15との間に活
性炭21を配置したことにより、集塵後の空気に残った
微粒子の発するいやな臭いが除去され、導出口15から
戻される空気を一層清純なものとすることができる。
【0035】(4)集塵部19と活性炭21との間に受
部20を設けたことにより、集塵部19から落下する微
粒子の塊等の異物が直接活性炭21に降りかかることが
なくなり、脱臭作用の不用意な低下を防止することがで
きる。
【0036】(5)受部20として樋30,31を設
け、その樋30,31をその延びる方向の一端部側へ向
けて傾斜させたので、各樋30,31に収容された異物
を各樋30,31の一端部側で容易に回収し得る。
【0037】(6)受部20としての樋30,31を、
横方向に複数列並んだ樋30と、その直下において前記
各樋30の間の隙間と対向するように横方向に複数列並
んだ樋31との上下2列の構造とした。このような樋3
0,31の配列とすることで、空気の流通を阻害するこ
となく異物を確実に受部20、即ち樋30,31に溜め
ることができる。
【0038】(7)調理部12を含め、フィルタ18、
集塵部19、受部20、活性炭21、ファン23を上か
ら順に下方へ向けて配置したことで、各部材が上下方向
へ整列されて装置全体を一層コンパクトにすることがで
きる。
【0039】(8)ファン23を受部20よりも下流側
に配置したことにより、ファン23に微粒子やその塊た
る異物が付着してしまう不都合を回避することができ、
長期に亘りファン23を正常に動作させることができ
る。
【0040】(9)集塵部19よりも上流側にフィルタ
18を設けたことにより、集塵作用を粒子の大きさに応
じて2段階とすることができ、集塵部19のみに集塵作
用を担わせる場合に比べ集塵効率が一層高まる。
【0041】次に、他の実施の形態につき以下に説明す
る。 ・図3には図1と異なる部分のみ図示した他の実施の形
態を示した。この実施の形態では、受部20に配置され
る上下2段の樋30,31に加え、もう1段樋32を配
置したものである。このように構成した場合、集塵部1
9から活性炭21へ至る空気流路が一層入り組んだもの
となって、活性炭21への異物の落下の可能性をより一
層低くすることができる。
【0042】・図4には図1と異なる部分のみ図示した
他の実施の形態を示した。この実施の形態では、受部2
0に配置されるのを複数の樋に代えて、単一の容器33
とした。このように構成した場合、受部20の構成や同
受部20のケース11への組付けが簡素化される。勿
論、この場合も容器33を一端側へ傾斜した状態に設置
することで異物の回収を容易なもとすることが可能であ
る。しかしながら、樋30,31,32を多数使用する
場合に比べ、集塵極25から活性炭21側への異物の落
下の可能性が高くなる。
【0043】・図5には図1と異なる部分のみ図示した
他の実施の形態を示した。この実施の形態では、ファン
23(及びファンモータ24)を受部20と活性炭21
との間に配置したものである。この場合も、ファン23
に微粒子やその塊たる異物が付着してしまう不都合を回
避することができ、長期に亘りファン23を正常に動作
させることができる。
【0044】・図6には図1と異なる部分のみ図示した
他の実施の形態を示した。この実施の形態では、集塵部
19を上下2段に設置した。この場合、より一層集塵効
率が向上し、導出口15から一層清純な空気を戻してや
ることができる。
【0045】・調理器及び空気浄化装置を一体とし、そ
れらのケース11も一体的に設けるのに代えて、それぞ
れ別体に設けてもよい。例えば、調理器のケースと空気
浄化装置のケースとをそれぞれ設けて両者をダクトによ
り連結する構成などが採用可能である。但し、空気浄化
を確実に行うためには、空気通路を調理部12から空気
浄化部13にかけて一体的に構成されている必要があ
る。
【0046】・ケース11内を空気流通路としたが、ケ
ース11内に別途ダクト等の空気流通路を形成して、そ
の内部に空気浄化部13を収容してもよい。 ・脱臭手段は活性炭21以外の脱臭剤でもよい。又、脱
臭剤を使用せずにオゾン等を用いて脱臭を行うような他
の手段を採用してもよい。
【0047】次に、以上説明した各実施の形態から把握
される特徴的な技術的手段の一部について説明する。 (イ)フィルタ、集塵部、受部、脱臭手段、ファンをケ
ース内において同ケースに支持し、このケース内が空気
流通路となっており、ケースには空気導入口及び空気導
出口を設けた。この手段によれば、ケースを空気流通路
として兼用していることから構成が簡素化される。
【0048】(ロ)上記技術的手段(イ)において、ケ
ース内の空気導入口近傍には調理部を設け、この調理部
をケースに支持した。この場合、調理器用空気浄化装置
として把握することもできるが、調理器それ自体として
把握することができる。この手段によれば、設置時にお
ける調理器と集塵部等を含む空気浄化部との接続作業な
どを省略でき、設置作業が容易になる。
【0049】(ハ)集塵部を構成する集塵極を筒状に形
成するとともにその筒内に放電極を配置し、集塵部では
集塵極内を空気が流通して当該集塵極内壁に微粒子が付
着するようにした。この手段によれば、集塵部をコンパ
クトなものとしつつも集塵効率を充分に確保することが
できる。
【0050】(ニ)集塵極と放電極を一対として複数対
横方向に並設することにより静電式の集塵部を構成し
た。この手段によれば、集塵効率が大幅に向上して、よ
り清純な空気を導出口より戻してやることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態の調理器用空気浄化装置を示す概
略説明図。
【図2】調理器用空気浄化装置に好適な集塵部を示す部
分断面図。
【図3】他の実施の形態を示す部分概略説明図。
【図4】他の実施の形態を示す部分概略説明図。
【図5】他の実施の形態を示す部分概略説明図。
【図6】他の実施の形態を示す部分概略説明図。
【符号の説明】
12…調理部、14…導入口、15…導出口、18…フ
ィルタ、19…集塵部、20…受部、21…脱臭手段と
しての活性炭、22…収容部、23…ファン、25…集
塵極、27…放電極、30,31,32…樋。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強制的に空気の流通を行うファンと、空気
    中の微粒子を捕獲する集塵部とを備え、前記ファンによ
    り調理器の調理部から前記集塵部へ向けて空気の流れを
    発生させるように構成し、前記集塵部の下流側には空気
    の導出口を設けた調理器用空気浄化装置。
  2. 【請求項2】前記集塵部を、放電極と集塵極とを備えて
    両極間に直流電界を発生させることにより微粒子を集塵
    極に付着させる静電式集塵機により構成した請求項1記
    載の調理器用空気浄化装置。
  3. 【請求項3】前記集塵部と導出口との間には空気中の臭
    いを除去する脱臭手段を配置した請求項1又は2記載の
    調理器用空気浄化装置。
  4. 【請求項4】前記集塵部の下方に空気中の臭いを除去す
    る脱臭手段を配置し、前記集塵部と脱臭手段との間には
    前記集塵部から落下する異物を受け取るための受部を設
    けた請求項1乃至3のいずれかに記載の調理器用空気浄
    化装置。
  5. 【請求項5】前記受部に収容された異物を同受部の一端
    部側で回収し得るように、前記受部を水平面に対して前
    記一端部側に傾斜して配置した請求項4記載の調理器用
    空気浄化装置。
  6. 【請求項6】前記受部は、横方向に複数列並んだ樋と、
    その直下において前記各樋の間の隙間と対向するように
    横方向に複数列並んだ樋と、の少なくとも上下2列の樋
    を備えている請求項4又は5記載の調理器用空気浄化装
    置。
  7. 【請求項7】調理部の下方に、前記集塵部と、前記受部
    と、前記脱臭手段とを上から順に下方へ向けて配置した
    請求項4乃至6のいずれかに記載の調理器用空気浄化装
    置。
  8. 【請求項8】前記ファンを、前記受部と脱臭手段との
    間、又は脱臭手段よりも下方に配置した請求項7記載の
    調理器用空気浄化装置。
  9. 【請求項9】前記集塵部よりも上流側には同集塵部で捕
    獲される微粒子よりも比較的大粒の粒子を捕獲するフィ
    ルタを介在した請求項1乃至8のいずれかに記載の調理
    器用空気浄化装置。
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