JP2000210602A - 吹き付け塗装用金網 - Google Patents

吹き付け塗装用金網

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JP2000210602A
JP2000210602A JP11013247A JP1324799A JP2000210602A JP 2000210602 A JP2000210602 A JP 2000210602A JP 11013247 A JP11013247 A JP 11013247A JP 1324799 A JP1324799 A JP 1324799A JP 2000210602 A JP2000210602 A JP 2000210602A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1コ−トで得られる塗装膜厚を厚くすることを
可能にして、吹き付け回数を最低にすること。 【解決手段】この吹き付け塗装用金網1は、ほぼ中心に
貫通した円形状の穴のある被塗装品を、上に乗せて吹き
付け塗装する場合に使用する。そして、高さ2〜30mm
程度の当該金網1と一体となつた突起2を間隔をあけて
設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ほぼ中心に貫通し
た円形状の穴のある精密被塗装品(1個の外寸100mm
以下、重さ200g以下)を金網に30〜5000個乗
せて吹き付け塗装する場合の当該金網の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】吹き付け塗装は、スプレイガンを用いて
液状塗料を霧吹きの原理で霧化して、被塗装品に塗料を
吹き付けて塗装膜を形成するものであり、図10はその
様子の一例を示す。
【0003】図10において、スプレイガン21は1個
を示しているが、複数個の場合もある。本発明の分野で
は、被塗装品の前後左右の4方向より吹き付ける場合が
多い。このスプレイガン21から霧化された塗料22が
射出される。図10の金網23は、枠24に固定され、
正方形または長方形で金網のメッシュは2〜25、金網
23の線の太さは、その直径が0.2〜1.6mmが一般
的である。図11は、金網23の上に被塗装品25が乗
せられた部分平面図と部分断面図であり、金網23の縦
線と横線が交互に綾状に織られて、線の太さによって金
網23の表面には凹凸が発生している。
【0004】図12は、左側d方向より吹き付ける場合
のスプレイガン21の動きを示した線図であり、左側か
らの吹き付けが終わると、直ちに前側e方向より吹き付
けが行なわれる。スプレイガン21の動きは、左側d方
向の場合と同じである。同様に、右側f方向、後方g方
向より吹き付けが行なわれ、前後左右の4方向で計4回
の吹き付けが完了し、被塗装品25の表側の吹き付け
(一般には1コ−トという)が完了する。
【0005】スプレイガン21を2個使用すれば、4方
向からの吹き付けを2回で終わらせることができる。更
に、4個使用すれば、1回で1コ−トの吹き付けが完了
する。1コ−ト完了後、加熱し一定温度で焼き付ける。
これを1ベ−クという。1コ−ト1ベ−クで被塗装品2
5の表側の塗装が終わり、裏返し後、更に、1コ−ト1
ベ−クを行い塗装が完了する。
【0006】被塗装品25に要求される塗装膜厚が、比
較的厚い場合或いは塗料が比較的乾燥が遅い場合など
は、1コ−ト1ベ−クでは不良品が多発してしまう場合
が多い。この場合は、2コ−ト2ベ−ク、2コ−ト1ベ
−ク、さらに3コ−ト3ベ−クなど、被塗装品25の要
求品質を満たすために、いろいろの組合せが必要とな
る。
【0007】被塗装品25を金網23の上に乗せて、運
搬する際、または塗料の吹き付け作業中にわずかな衝撃
で、被塗装品25が金網23の上を水平方向に自由に滑
動してしまう可能性がある。このため、被塗装品25と
被塗装品25の間隔を必要間隔以上にあらかじめ大きく
設定しておく必要がある。この結果、1枚の金網23に
乗せる被塗装品25の数量は少なくなり、塗装効率が低
くなる。
【0008】また、吹き付け塗装直後からその塗料が乾
燥固形化する前に、金網23の上で被塗装品25が滑動
すると、被塗装品25の金網23との接触部で塗装膜上
に凹凸が発生し(これを網足Aと名付ける)、性能が害
なわれことは容易に推測される。
【0009】金網23と被塗装品25の接触部は、図1
1(B)に示すように隙間が大きい場合(隙間a)と小
さい場合(隙間b)があり、または隙間が0の場合も生
じる。隙間が大きい場合は問題無いが、隙間が小さい場
合は毛細管現象により、被塗装品25と金網23の接触
部に、塗料が入りこみ異常な凹凸のある塗装膜が形成さ
れる。これを網足Bと名付ける。図13に示す符号B
は、網足Bを示し、符号26は塗装膜を示す。この網足
Bを防ぐため、前述の2コ−ト2ベ−クなどの方法で対
応している。
【0010】被塗装品25を金網23に乗せて吹き付け
塗装する場合、そのスプレイガン21の方向は図12の
矢印d、e、f、gの順で前後左右から、更に図11に
示すように垂直線に対して角度θで吹き付けるのが一般
的である。角度θを小さくすると、網足Bは減少する
が、被塗装品25の側面に塗装膜26が形成されにくく
なる。
【0011】被塗装品25は、全面に亘り塗装される場
合が多く、この場合は、図14(A)のように、最初、
表側へ塗料を吹き付けて、塗装膜26を形成して乾燥
後、図14(B)のように裏返ししてから、塗料を吹き
付けて2次塗装膜27を形成する。裏側を塗装する場合
は、特に網足Aや網足Bが発生しやすい。したがって、
表側は、1コ−ト1ベ−ク、裏側は、2コ−ト2ベ−ク
などを行なう場合もあり塗装回数が増加する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】被塗装品25を金網2
3の上に乗せる作業場所から、塗装機械までの運搬や塗
装機械から乾燥炉までの運搬など、運搬途上において、
または吹き付け塗装中の空気圧により、被塗装品25が
金網23の上を滑動してしまう危険がある。
【0013】このため被塗装品25を金網23に乗せる
工程で、隣接する被塗装品25と被塗装品25の間隔を
あらかじめ必要以上に大きく取るため、1枚の金網23
に乗る被塗装品25の数が少なくなり、塗装作業は非効
率となる。また、この滑動によって網足Aが発生してし
まう。
【0014】また、金網23と被塗装品25との接触部
の隙間が小さいときに生ずる網足Bを防ぐため、2コー
ト2ベークを採用すると、塗装工程に時間ががかりすぎ
ることとなり、作業効率が低下し、コストが上昇してし
まう。さらに、図14に示すように、全面に塗装する際
には、裏側に網足Aや網足Bが発生し易くなり、コート
回数やベーク回数が増加し、やはり作業効率の低下と価
格の上昇を招いている。
【0015】この網足Aまたは網足Bを防ぐために、図
15に示す丸穴29を有する鉄板(パンチプレ−トとい
う)28の当該丸穴29に図16に示す旋削された金具
30を嵌入し、この金具30に被塗装品25を挿入して
吹き付け塗装を行なう場合もある。しかし、金具30
は、旋削加工のため極めて高価であると同時に、図17
に示すように、金具30と被塗装品25の間に袋iが形
成され塗装時に空気の流れが遮断され、渦流hとなり、
被塗装品25の内径部に網足Bが発生しやすくなる。
【0016】また吹き付け塗装時の被塗装品25と被塗
装品25の、理論上の間隔はガン角度θの大きさにより
変化するが、一般的には被塗装品25の高さ分の間隔と
されている。上述した滑動により間隔が狭くなり過ぎる
と、被塗装品25は隣の被塗装品25の影となり、塗料
が付着しなかったり、付着しても規定の塗装膜厚さが得
られない。最悪の場合は隣接する被塗装品25と被塗装
品25が接触し、この部分の塗装膜厚さは0となつてし
まうこともある。
【0017】図18は、金網23の上に被塗装品25−
E、25−F、25−Gが乗った立面図であるが、被塗
装品25−Eが金網23の上を滑動して、被塗装品25
−Eと被塗装品25−Fの間隔が狭くなり、一方、被塗
装品25−Fと被塗装品25−Gの間隔は正常の状態を
示す。更に膜圧kは正規の塗装膜厚を示し、膜厚jは隣
接の被塗装品25−Eの影となり、塗装膜厚が薄くなっ
た様子を示す。
【0018】なお、網足Bは塗装条件にも大きく影響さ
れる。吹き付け空気圧が高く、ガン角度θが大きく、ス
プレイガン21と被塗装品25の距離が近ければ、網足
Bは発生し易くなる。また塗料の性質にも影響する。粘
土が低く、揮発性が低い塗料は、網足Bが発生し易い。
これらの塗装条件、塗料の性質を変えると、塗装膜2
6,27の性質が変化してしまうので、網足A,Bに関
係なく、先ず塗装目的に合致した条件、塗料を選択し、
後に金網23の形状を考案することにより網足A,Bを
防止するのが好ましい。
【0019】本発明は、1コ−トで得られる塗装膜厚を
厚くすることを可能にして、吹き付け回数を最低にする
ことを目的とする。たとえば、被塗装品の必要な塗装膜
厚さが30μm以上になると、1コ−トでは網足が発生
し易くなるので2コ−トまたは3コ−ト以上を実施し
て、網足を防止し必要な塗装膜厚を確保しているが、1
回のコートで得られる塗装膜厚を厚くすれば、コート回
数を少なくすることができ、作業効率が上がり、価格を
下げることが可能となる。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の吹き付け塗装用金網は、ほぼ中心に貫通し
た円形状の穴のある被塗装品を、上に乗せて吹き付け塗
装する場合の吹き付け塗装用金網において、高さ2〜3
0mm程度の当該金網と一体となつた突起を間隔をあけて
設けている。
【0021】また、他の発明では、上述の発明の吹き付
け塗装用金網に加え、突起を被塗装品の大きさに応じて
一定の間隔で設け、当該突起により被塗装品が金網の上
を、水平方向に滑動することなく定位置を保つことが出
来るようにしている。さらに、他の各発明では、上述の
各発明の吹き付け塗装用金網に加え、金網を構成する縦
線と横線が直角に交わり、その交点またはその近傍に突
起を設けている。
【0022】また、他の発明は、上述の各発明の吹き付
け塗装用金網に加え、被塗装品1ケにつきその内径部を
突起の3点或いは4点で接触させて被塗装品を保持して
いる。加えて、他の発明では、上述の各発明の吹き付け
塗装用金網に加え、被塗装品と突起の接触点は、霧化さ
れた塗料が突起によって妨げられ、塗料の付着が僅少と
なるようにしている。
【0023】
【本発明の実施の形態】本発明の吹き付け塗装用金網1
(以下、単に金網1という)は、突起2のある金網1と
なっている。この金網1は、一辺の大きさが30cm程度
の正方形または長方形ならば、金網1の縦線と横線の交
差点を接着剤、スポット溶接などにより、固定すること
で剛性を維持して、そのまま使用に耐えることが出来
る。しかし、金網1の一辺の大きさが50cmを越えるよ
うになると、金網1の剛性維持のため各種の方法があ
る。その第1は、図1に示すように、金属丸棒や角棒で
剛性の高い枠3をつくり、突起2のある金網1と枠3を
スポット溶接などで固着する。
【0024】その第2は、図15のパンチプレ−ト28
の上に本発明の突起2のある金網1を接着剤またはスポ
ット溶接などで固着する。この様子を図2に示す。パン
チプレ−ト28の穴の形状は、丸に限らず三角、四角、
その他の形状でも差し支えない。この穴の大きさは、直
径3〜30mm、穴と穴の間隔は5〜35mmが適当であ
る。
【0025】パンチプレ−ト28だけでは剛性が弱い場
合もあるので、上述した金属丸棒や角棒の枠3を併用し
ても良い。また、パンチプレ−ト28の代わりに穴のな
い金属板を使用しても良い。なお、後述する図5に示す
ような、金網1の縦線と横線の突起が交わらない場合
は、パンチプレート28や穴のない金属板を設けるのが
好ましい。
【0026】図1および図2に示す突起2では、被塗装
品25の大きさに応じた間隔で、高さ2〜30mmとなっ
ており、この突起2により、被塗装品25が定位置を保
つようにする。図1および図2に示す実施の形態では、
金網1の縦線と横線は直角に交わるものとなっている。
【0027】図3は、突起2の形状の例で、(A)は半
円型、(B)は台形、(C)は山形、(D)は半楕円型
としている。なお、これらの例の他に、被塗装品25が
安定する形ならば、他の形状としても良い。また、金網
1を構成する線の断面形状は、丸形がよいが、角形でも
よい。
【0028】金網1の縦線と横線の突起2は、図4に示
すように、交わる場合もあり、また図5に示すように、
縦線と横線の突起2の形状を変えて縦線と横線の突起2
が交わらないようにする場合もある。
【0029】図6は、図4に示す突起2に被塗装品25
を乗せた状態を示す。被塗装品25は、内側で突起2の
m、n、o、pの4点で支えられ、金網1の上を滑動す
ることはない。また、突起2の根元には、図6のrのよ
うに丸みを付け、被塗装品25の内径より突起2の外径
を大きくすることにより、被塗装品25の外側端部は、
金網1と接触することなく、隙間を保つことが出来るの
で網足Aや網足Bの発生は皆無となる。また、被塗装品
25の内側と金網1の接触点の数は、図6のm、n、
o、pの4箇所(突起2の形状によっては3点接触)と
なり、網足A,Bの発生確率は極めて低くなる。
【0030】さらに、金網1の縦線と横線を、スプレイ
ガン21による吹き付け方向(図6の矢印方向)と同一
にすることにより、被塗装品25の内側と金網1の接触
部m、n、o、p部は、突起2により塗料の付着が妨げ
られ、塗料付着を0に近付けることは容易である。塗料
の付着が0に近ければ(たとえば5μm以下)網足Bの
発生はない。
【0031】図6に示すように、金網1と被塗装品25
は、接触部m、n、o、pの4点またはそれらのうちの
3点で接触する。金網1と被塗装品25の3点または4
点の接触点以外は貫通された空間であり、吹き付け塗装
時に霧化された塗粒の渦流を生じることなく、塗粒の流
れは滑らかとなり美麗な塗膜が形成される。図7(B)
に示す単面図は、その様子を示す。図中、sの矢印は滑
らかな空気のながれを示す。
【0032】ほぼ中心に貫通した円形の穴のある被塗装
品25としては、具体的形状は限定されるものではない
が、代表的な部品として、小型モ−タのコアや磁石があ
る。これらのコアや磁石は、絶縁や防錆その他の目的の
ため吹き付け塗装を施す場合が多い。図8は、一般的な
モ−タコアを示すが、内径にキ−溝tのあるものもあ
る。図9は、一般的な小型モ−タ用磁石を示す。
【0033】なお、上述の実施の形態では、金網1の縦
線と横線が直角に交わり、かつ枠3に対しそれぞれが平
行または垂直となるようにしたが、両線の交角は直角と
したまま枠3に対しては45度等直角以外の角度にした
り、両線の交角も枠3に対する角度も、共に直角以外の
角度となるようにしても良い。さらに、突起2を金網1
の縦線または横線のいずれか一方にのみ設けるようにし
ても良い。また、交点部分が縦線と横線の2線に加え、
さらに、1本または2本以上の線が合わさって形成され
るように、金網1を3種以上の線で構成するようにして
も良い。
【0034】
【発明の効果】以上の説明で明らかのように、吹き付け
塗装において、金網に当該金網と一体となった突起を間
隔をあけて設けている。このため、その突起に被塗装品
を挿入し定着させることによって、被塗装品の滑動を防
止できる。また、被塗装品と被塗装品との間隔を最小限
にすることが出来る。このため外径寸法が同じならば一
枚の金網に並べる被塗装品の数を30〜100%増加さ
せることが出来る。これは塗装効率が概略30〜100
%上昇することを意味する。
【0035】また、突起の間隔を被塗装品の大きさに応
じて一定の間隔で設け、被塗装品の水平方向の滑動を無
くすことで、網足Aの発生は皆無となる。さらに、金網
の縦線と横線の直角に交わる点またはその近傍に突起を
作ると、被塗装品の位置保持がし易いものとなる。たと
えば、金網の突起に被塗装品が内径部で定着され、被塗
装品の外径部と金網の接触が無くなるので外径部には網
足A、Bは発生しない。
【0036】また被塗装品の内径部が突起と4点または
3点で接触するように構成すると、この被塗装品の接触
部は、金網に設けられた突起によって塗料の付着が妨げ
られて、網足A,Bの発生は極めて少なくなる。特に、
霧化された塗料を使用する場合は、塗料の付着が僅少と
なる。
【0037】なお、網足A,Bの発生が無いということ
は、従来の技術で2〜4コ−ト必要であったものが1〜
2コ−トで吹き付け塗装を完了することが出来ることを
意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金網全体を示す図で、(A)は平面図
で、(B)は正面図を示す。
【図2】本発明の突起のある金網をパンチプレート上に
固着した状態の1例を示す部分斜視図である。
【図3】本発明の金網に設けられる突起の形状例を示す
図で、(A)は半円型の例を示し、(B)は台形の例を
示し、(C)は山形の例を示し、(D)は半楕円型の例
を示す図である。
【図4】本発明の金網の縦線と横線の突起同志が交わる
例を示す図で、(A)は平面図、(B)は(A)のB−
B線断面図、(C)は(A)のC−C線断面図である。
【図5】本発明の金網の縦線と横線の突起の形状が異な
り、且つ、それぞれの突起の位置がずれている例を示す
図で、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面
図、(C)は(A)のC−C線断面図である。
【図6】本発明の金網の突起に被塗装品を挿入し、矢印
で示すようにスプレイガンで吹き付ける場合を示し、
(A)は平面図で、(B)は(A)のB−B線断面図で
ある。
【図7】本発明の突起のある金網に被塗装品が挿入さ
れ、霧化された塗粒が上から下へ吹き抜ける様子を示す
図で、(A)は平面図で、(B)は(A)のB−B線単
面図である。
【図8】本発明の金網で使用される被塗装品としてのモ
ータコアを示す図で、(A)は平面図で、(B)は
(A)のB−B線断面図である。
【図9】本発明の金網で使用される被塗装品としてのモ
ータ用磁石を示す図で、(A)は平面図で、(B)は
(A)のB−B線断面図である。
【図10】本発明および従来において使用されるスプレ
イガンを用い、従来の金網上に載置された被塗装品を塗
装する際の位置関係を説明するための図である。
【図11】従来の技術の金網と被塗装品とスプレイガン
の位置と方向を示す部分拡大図で、(A)は平面図で、
(B)は正面から見た部分断面図である。
【図12】本発明および従来におけるスプレイガンの動
きを示す図で、d方向から吹き付けるスプレイガンの動
きの例を示し、1コートの吹き付けに際し、使用する4
方向をd、e、f、gの矢印で示した図である。
【図13】従来の金網を使用した際の被塗装品と塗装膜
と網足Bを示す図で、(A)は断面図で、(B)は
(A)の底面図である。
【図14】従来の金網を使用して表側と裏側から塗装を
施した場合の例を示す図で、(A)は被塗装品の表側へ
の塗装をした場合を示し、(B)はさらに裏側への塗装
を施した場合を示す図である。
【図15】従来の塗装に使用するパンチプレートを示す
平面図である。
【図16】図15のパンチプレートに使用する被塗装品
の受け金具を示す図で、(A)は平面図で、(B)は正
面図である。
【図17】図15のパンチプレートと図16の受け金具
を使用して被塗装品に塗装を施す状態を示す図である。
【図18】従来の金網の上で被塗装品が滑動して、被塗
装品と被塗装品の間隔が少なくなり、隣接する被塗装品
同志により、お互いに吹き付け塗粒が邪魔されて、塗装
膜が薄くなった様子を示す図である。
【符号の説明】
1 金網(吹き付け塗装用金網) 2 突起 3 枠 25 被塗装品 28 鉄板(パンチプレート)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ中心に貫通した円形状の穴のある被
    塗装品を、上に乗せて吹き付け塗装する場合の吹き付け
    塗装用金網において、高さ2〜30mm程度の当該金網と
    一体となつた突起を間隔をあけて設けたことを特徴とす
    る吹き付け塗装用金網。
  2. 【請求項2】 前記突起を被塗装品の大きさに応じて一
    定の間隔で設け、当該突起により被塗装品が金網の上を
    水平方向に滑動することなく、定位置を保つことが出来
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の吹き付け
    塗装用金網。
  3. 【請求項3】 前記金網を構成する縦線と横線が直角に
    交わり、その交点またはその近傍に前記突起を設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の吹き付け塗装用
    金網。
  4. 【請求項4】 前記被塗装品1ケにつきその内径部を前
    記突起の3点或いは4点で接触させて前記被塗装品を保
    持することを特徴とする請求項1、2または3記載の吹
    き付け塗装用金網。
  5. 【請求項5】 前記被塗装品と前記突起の接触点は、霧
    化された塗料が前記突起によって妨げられ、塗料の付着
    が僅少となることを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か1項記載の吹き付け塗装用金網。
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