JP2000210856A - レンズ研磨装置およびレンズ研磨方法 - Google Patents

レンズ研磨装置およびレンズ研磨方法

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JP2000210856A
JP2000210856A JP11013438A JP1343899A JP2000210856A JP 2000210856 A JP2000210856 A JP 2000210856A JP 11013438 A JP11013438 A JP 11013438A JP 1343899 A JP1343899 A JP 1343899A JP 2000210856 A JP2000210856 A JP 2000210856A
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lens
motors
control
motor
control program
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Yuichi Someya
雄一 染谷
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Canon Inc
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のレンズを同時にかつ独立に研磨して、
生産の歩留まりを大幅に向上させることができるレンズ
研磨装置およびレンズ研磨方法を提供すること。 【解決手段】 個別のモータによって駆動される第1軸
と第2軸を備えたレンズ研磨機構において、それらの第
1軸,第2軸のモータの第1軸研削制御SA100,第
2軸研削制御SA200を直列に繰り返し実行して、2
個のレンズを同時かつ個別に研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学レンズの研磨
装置および研磨方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、レンズを研削して表面を凹凸
なく滑らかにする従来技術の説明図である。図10にお
いては、説明を分かり易くするために、レンズ,砥石,
レンズ受皿等が大き目に描かれている。
【0003】レンズ1はレンズ受皿2の中心に装置され
る。レンズ1とレンズ受皿2は、プーリ3,4を介して
モータ5によりベルト駆動されて、レンズ軸を中心に一
定速度で回転される。レンズ1の中心軸と受皿2の回転
軸とは共通である。レンズ1上には砥石6が載置され、
この砥石6は、かんざしと呼ばれる先端の尖った棒7で
支えられる(以下、この棒を「かんざし」という)。す
なわち、砥石6には、かんざし7の先端外形よりも径の
大きい円錐状の穴が形成されていて、その穴にかんざし
7の先端が位置する。かんざし7はアーム8により把持
され、そのアーム8は、上下方向に動く関節9によりス
ライダ10と接続されている。アーム8には、レンズ1
の方向に向けて、エアシリンダ等の押込み機Sによって
圧力がかけられる。これにより、砥石6からレンズ1に
適度な圧力が掛けられて、レンズ1の研磨に必要な圧力
が与えられる。そして、図14のように、かんざし7と
砥石6の移動に伴い、砥石6の接触角度がレンズ1の曲
面に追随することになる。
【0004】スライダ10は、半径rの回転円盤11の
縁とリンク12で結合されている。モータ13により、
円盤11は一定速度で回転される。円盤11は、プーリ
14,15を介してベルト駆動される。この円盤11の
回転により、スライダ10は、図11中P1,P2,P
3の位置の間において、図15のように正弦波状に変化
する往復運動をする。以下、これを「揺動」ともいう。
図11および図15中において、円盤11の回転角度O
にてスライダ10がP1位置となり、同様に、π/2に
てP2、πにてP3、3π/2にてP2となる。P2
は、P1とP3の中点の位置である。
【0005】このような構成において、スライダ10の
P1〜P3間の移動に追随して砥石6が移動するため、
仮りに、スライダ10の位置P2にて砥石6がレンズ中
心からずれた場合には、レンズ1が偏研削されてしま
う。そこで、装置の初期準備として、円盤11の位置を
治具により90度(π/2)に固定してから、砥石6の
上に水準器を置き、そしてテーブル位置調整ねじ16に
より、基台17に対して可動テーブル18を図10中に
左右方向に位置調整して、砥石6の水平出しを行ってお
く。19は、可動テーブル18の位置を測定するための
金尺である。
【0006】このような初期準備の後に、レンズ1をモ
ータ5により回転させ、同時に、かんざし7の位置をモ
ータ13により前後(図10中の左右)させる。これに
より、レンズ1の表面が砥石6によって研磨されて滑ら
かになる。
【0007】砥石6は、レンズ1を数多く研磨すること
により摩耗し、図13のように、砥石6の高さがTH1
からTH2へと減少した場合には、円盤11が回転位置
(π/2)のときに砥石6の水平が保たれず、偏研削に
よる加工不良が発生してしまう。そのため、レンズ1の
加工精度が実用範囲を超える前に、レンズ1の一定数研
削毎に数十ミクロンの単位で砥石6の位置を補正する必
要がある。この作業には、その都度、調整ねじ16を用
いて可動テーブル18を位置調整して、かんざし7の位
置をずらす面倒があった。
【0008】このような問題を解決するために、本出願
人は、先に、図12のような構成のレンズの研磨装置を
提案した。
【0009】この装置は、モータ31とスライダ10と
の間がボールねじ等の動力伝達機構32によって連結さ
れており、モータ31の作動量(回動モータの場合は回
動量)に比例して、スライダ10を図12中の左右方向
に直線往復移動させる構成となっている。したがって、
そのモータ31を制御することによって、スライダ10
が直接的に位置制御されることになる。そのモータ31
の1つに対しては1つの制御盤が接続され、その制御盤
の制御部33と操作部34によってモータ31が制御さ
れる。35は、動力伝達機構32の原点位置を検出する
ための原点センサである。図16は、モータ31による
スライダ10の位置の制御例を示す。
【0010】この図12の装置では、モータ31を制御
することによって、かんざし7の揺動幅と、レンズ1の
一定数研削後の砥石6の位置をレンズ1の種類毎に補正
している。
【0011】図1(a),(b)は、制御部33内のコ
ンピューターの処理内容の説明図である。本例の場合
は、2つのプログラムが併行して起動している。図1
(a)はメインルーチンであり、図1(b)は、一定周
期でメインルーチンに優先して動作する割り込みルーチ
ンである。
【0012】図1(a)のメインルーチンでは、主に2
つの機能が直列に実行される。すなわち、一方の機能
は、研削制御信号を操作部34から受けて(ステップS
A1)、モータ位置指令を計算し(ステップSA1)、
そして図1(b)の割込みルーチンへ位置制御開始のフ
ラグを与えて(ステップSA3)、割込みルーチンのモ
ータ制御停止即ち研削終了まで待つ(ステップSA4)
機能である。他方の機能は、段取り開始指令を操作部3
4から受けて(ステップSA5)、段取りを実行する
(ステップSA6)機能である。
【0013】ここでいう段取りとは、例えば、原点出し
・インチング・生産個数のリセット等々生産の準備をす
ることである。図1(a)では、段取り作業を原点出し
と仮定したため、図1(b)の割込みルーチンとやりと
りしながら、位置制御完了となるまでループ状態とな
る。図3は、原点出しのループ部分の説明図である。レ
ンズ1の生産個数のリセット等の場合は、ループにはな
らない。
【0014】図1(b)の割込みルーチンは、一定時間
毎(ここでは、10m秒と仮定する)に、図1(a)の
メインルーチンの動作状況に拘わらずに優先して実行さ
れるプログラムである。この割込みルーチンでは、メイ
ンルーチンからの位置制御開始フラグを受けて(ステッ
プSB1)、予めメインルーチン側のステップSAにて
計算された位置指令を元に、10m秒の単位時間内のモ
ータ動作量や速度に対応するパルスをモータドライバー
に与える(ステップSB2)。そして、全パルス出力を
終えた場合は、位置制御開始フラグをクリアして(ステ
ップSB3,SB4)、メインルーチンへと渡す。
【0015】図2は、1つの制御部33(図12参照)
によって2組のレンズ研磨装置における計2つのモータ
31(第1軸モータ,第2軸モータ)を制御すべく、図
1のモータ制御ルーチンを2つ直列にした制御方法の説
明図である。図2では、説明を分かり易くするためにモ
ータ31の数を2つとしたが、同様の手法によって、モ
ータ31の数は更に増加できる。
【0016】図2(a)のメインルーチンでは、図1
(a)と同様に、主に2つの機能が直列に実行される。
一方の機能は研削制御信号を操作部34(図12参照)
から受けてから、2つのモータ31の停止すなわち研削
終了まで待つ(ステップSA11〜SA16)機能であ
る。他方の機能は、段取り開始指令を操作部34から受
けて段取り作業を行う(ステップSA17〜SA20)
機能である。
【0017】図2(b)の割込みルーチンも図1(b)
とほぼ同様であり、第1,第2の両軸の位置制御完了に
よって位置制御開始フラグをOFFとする。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図1の従来方式では、
次のような問題がある。
【0019】(1)レンズ1を複数個同時に研削する場
合は、図1の構成の組合わせがレンズ1と同数分必要と
なる。すなわち、レンズ1の数だけ電気制御部33が必
要なために、装置の導入が不経済である。
【0020】(2)かんざし7の位置のモータ制御で
は、電源再投入時のかんざし7の位置は保証されない。
このため、電源遮断前のかんざし7の位置を覚えてお
き、原点出し作業によって、電源遮断前のかんざし7の
位置にインチングさせる必要があった。この方式では、
特に、研削装置数の増加に比例して時間と手間が必要と
なるため、生産の歩留まりが下がると友に、人手が介在
するので不確実となる。
【0021】また、図2の複数モータの制御方式に発展
させて、図1の方式の経済問題を解決したとしても次の
問題が残る。
【0022】(1)′一方のモータを制御中は、他方の
モータの段取りができない。そのため、例えば、生産ラ
イン上にレンズ研削のオペレーターがレンズ毎に存在す
る場合、一方のモータ側の段取り中は他方の作業者は何
もできず、生産の歩留まりが下がる。
【0023】本発明の目的は、複数のレンズを同時にか
つ独立に研磨して、生産の歩留まりを大幅に向上させる
ことができるレンズ研磨装置およびレンズ研磨方法を提
供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明のレンズ研磨装置
は、モータによって往復直線移動されるスライダに、研
磨対象のレンズの表面に沿って揺動自在の砥石が連結さ
れ、前記レンズの表面に前記砥石を押し付けたまま前記
スライダを往復直線移動させることにより、前記レンズ
の表面の研磨が可能なレンズ研磨装置において、前記モ
ータ,スライダ,砥石を複数組備えて前記レンズを複数
同時に研磨可能とし、前記複数のモータ毎の制御プログ
ラムを直列的に繰り返し実行して、前記複数組のモータ
を個別に制御可能な1つの制御手段を備えたことを特徴
とする。
【0025】本発明のレンズ研磨方法は、モータによっ
て往復直線移動されるスライダに、研磨対象のレンズの
表面に沿って揺動自在の砥石が連結され、前記レンズの
表面に前記砥石を押し付けたまま前記スライダを往復直
線移動させることにより、前記レンズの表面を研磨する
レンズ研磨方法において、前記モータ,スライダ,砥石
を複数組備えて前記レンズを複数同時に研磨可能とし、
前記複数のモータ毎の制御プログラムを直列的に繰り返
し実行して、前記複数組のモータを個別に制御すること
を特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。本例では、前述した図12のレンズ
研磨装置の2組に対し、図17のように、それらの計2
つのモータ31(31A,31B)を1つの制御部33
によって制御する。操作性向上のために操作部34(3
4A,34B)をモータ31(31A,31B)のそれ
ぞれに対応させる。以下においては、一方の装置に対す
る制御を第1軸研削制御、他方の装置に対する制御を第
2軸研削制御ともいう。
【0027】図4は、本実施形態における制御部33の
基本的な制御内容の説明図である。
【0028】図4(a)のメインルーチンにおいては、
まず、電源の投入後に、制御用のフラグをクリアする
(ステップSA31)。図7に、そのフラグクリアの処
理ステップSA31−1,SA31−2を示す。次に、
環状の連続実行される独立した動作の制御ブロックが羅
列されており、それらが連続的に実行される。すなわ
ち、制御ブロックは、第1軸研削制御(ステップSA1
00)と、第2軸研削制御(ステップSA200)と、
第1軸段取り作業(ステップSA300)と、第2軸段
取り作業(ステップSA400)の4つである。
【0029】これらの制御の内、第1軸と第2軸に関す
るものは、制御対象となる軸が異なるのみで内容は同じ
であるから、以下においては、第1軸研削制御(ステッ
プSA100)と、第1軸段取り作業(ステップSA3
00)を代表して説明する。
【0030】図5は、第1軸研削制御(ステップSA1
00)の概念の説明図である。但し、フラグは特に指定
の無い限り、個々の軸(第1軸,第2軸)毎にある。
【0031】図5(a)のメインルーチン側の処理内容
は次のとおりである。
【0032】(ステップSA101)位置指令計算済み
フラグは、図4(a)のステップSA31にてクリアさ
れているため、当初は、ステップSA102へ進む。
【0033】(ステップSA102)研削制御開始の判
断は、制御部33外の操作部34からの研削開始信号を
受け取って行う。その開始信号があったときはステップ
SA103に進み、その信号が無い場合はメインルーチ
ン側が終了する。
【0034】(ステップSA103)図5(b)の割込
みルーチンにて使用するための単位時間毎の揺動位置の
指令値を計算する。(ステップSA104)位置指令計
算済みフラグをONにする。
【0035】(ステップSA105)位置制御開始フラ
グをONにする。このフラグが図5(b)の割込みルー
チンのステップSB101にて使用される。
【0036】(ステップSA106)位置制御開始フラ
グの内容によって分岐する。そのフラグがONのときに
本メインルーチンを終了し、一方、図5(b)の割込み
ルーチンのステップSB104にてOFFされたときは
ステップSA107へ進む。
【0037】(ステップSA107)位置指令計算済み
フラグをOFFとする。
【0038】(ステップSA108)スライダ10の移
動位置に対応する現在の制御位置を記憶して終了する。
【0039】また、図4(a)中において繰り返し実行
される第1軸研削制御(ステップSA100)におい
て、その制御が終了して位置指令計算済みフラグと位置
制御開始フラグがONとなったときは、図5(a)中の
ステップSA101,SA106のみ通過して終了す
る。図4(a)のステップSA200では、第2軸に対
して同様の制御が成される。
【0040】図5(b)の割込みルーチン側の処理内容
は次のとおりである。
【0041】(ステップSB101)位置制御開始フラ
グは、図5(a)のメインルーチンのステップSA10
5にてONとされているときは、次のステップSB10
2へ進む。それがOFFのときは、終了する。
【0042】(ステップSB102)メインルーチンの
ステップSA103にて計算された単位時間当たりの指
令値に対応する移動パルスを発生し、その移動パルスに
基づいてモータ31を駆動する。
【0043】(ステップSB103)全移動パルスの出
力完了状態を判別し、未完了であれば割込みルーチンを
終了する。それが完了したときは、次のステップSB1
04に進む。
【0044】(ステップSB104)位置開始フラグを
OFFとする。
【0045】以上のように、図4の割込みルーチン中に
は、何れも環状にプログラムが実行される部分はない。
【0046】(ステップSA300)次に、図4(a)
中の段取り作業を図6により説明する。ここでは、第1
軸の段取り作業の代表例として、原点出し作業を取り上
げた。
【0047】(ステップSA301)初期段階において
は、原点出し開始フラグが図4のステップSA31にて
クリア(OFF)されているため、次のステップSA3
02へ進む。それがONの時は、ステップSA303へ
進む。
【0048】(ステップSA302)原点出し開始の判
断は、制御部33外の操作部34からの研削開始信号を
受け取り判断される。その開始信号があれば、次のステ
ップSA303へ進み、それが無ければ終了する。
【0049】(ステップSA303)原点出し開始フラ
グをONとする。
【0050】(ステップSA304)原点センサ35方
向へ動力伝達機構32の可動部を移動させるための移動
パルスを出力する。
【0051】(ステップSA305)原点センサ35が
動力伝達機構32の可動部を検出しなければ終了し、そ
の検出時は次のステップSA306へ進む。
【0052】(ステップSA306)モータ31を停止
させる。
【0053】(ステップSA307)原点出し開始フラ
グをOFFとして終了する。
【0054】以上のように、図6の処理においては、何
れも環状にプログラムが実行される部分はない。結局、
図4の処理では、環状にプログラムが実行される部分が
なく、研削制御と段取り作業が併行して行えることにな
る。例えば、第1軸を研削しながら、第2軸の原点出し
作業を行うという複数のタスクの同時実行が実現でき
る。
【0055】次に、自動位置復帰方式について説明す
る。自動位置復帰は、図4中の段取り作業(SA30
0,SA400)の1種である。ここでは、説明を分か
り易くするために、図4のメインルーチンに、この自動
位置復帰の処理ルーチンステップSA500,SA60
0を全軸(第1軸,第2軸)分加えて、図9のように構
成した。
【0056】図5のステップSA108では、研削制御
完了毎に、スライダ10の移動位置に対応する制御位置
を記憶している。従って、装置の電源再投入時には、先
の原点出し完了後に、この図5のステップSA108の
記憶データに対応する位置までスライダ10へ移動させ
ることにより電源遮断前の位置に復帰できる。第1軸と
第2軸に関する自動位置復帰は、対象軸が異なるのみで
内容は同じであるから、第1軸自動位置復帰方式を代表
して以下に説明する。この自動位置復帰方式の概念を図
8に示した。但し、フラグは、特に指定のない限り、個
々の軸(第1軸,第2軸)毎にある。
【0057】(ステップSA501)位置自動復帰中フ
ラグは、図4(a)のステップSA31にてクリアされ
ているため、当初は、次のステップSA502へ進む。
また、ステップSA503にてセット(ON)された後
は、ステップSA505へ進む。
【0058】(ステップSA502)制御部33外の操
作部34から開始信号を受けると次のステップSA50
3へ進む。その開始信号のない場合は終了する。
【0059】(ステップSA503)位置自動復帰中フ
ラグをONとする。
【0060】(ステップSA504)原点出し開始フラ
グをONとする。これにより、図6のステップSA30
1の原点出しの開始へとつながる。
【0061】(ステップSA505)原点出しが終了し
て、図6のステップSA307にて原点出し開始フラグ
がOFFとされたときに次のステップSA506に進
む。
【0062】(ステップSA506)原点出しが終了す
ることによって、このステップに進む。目的地移動中フ
ラグは、図4(a)のステップSA31においてクリア
されているため、当初は次のステップSA507へ進
む。
【0063】(ステップSA507)原点出しは終了し
ているため、次は、電源遮断前に制御部33に記憶して
いた目的地、つまりスライダ10の復帰位置に対応する
制御位置に、スライダ10を移動させるために、目的地
移動中フラグをONにする。
【0064】(ステップSA508)出力すべきモータ
5の駆動パルス数を計算する。
【0065】(ステップSA509)ステップSA50
8にて計算した駆動パルスをモータ31のドライバー3
6に与える。
【0066】(ステップSA510)ドライバー36か
らの目的地到達完了信号の有無を判定する。その信号が
到達していなければ終了し、それが到達している場合、
つまりスライダ10が復帰位置まで移動したときは、次
のステップSA511へ進む。
【0067】(ステップSA511)目的地移動中フラ
グをOFFとする。
【0068】(ステップSA512)位置自動復帰中フ
ラグをOFFとして、復帰を完了する。
【0069】このように、図8には、環状のプログラム
が実行される部分がない。従って、全軸(第1軸,第2
軸)の同時の位置復帰が可能となる。
【0070】以上のように、本実施形態では、研削制御
と段取り作業をマルチタスク的に独立して実行可能とな
る。また、2軸のマルチタスクについて説明したが、3
軸以上のより多軸の同時制御が可能なことは当然であ
る。また、モータ31毎に対して、そのモータ31の原
点出し作業の他、砥石の水平出し等のティーチング作
業、揺動条件(揺動幅,揺動時間等)の入力作業などを
独立して実行することも可能である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つの制御手段によって複数個のレンズを同時に研磨で
きるため、装置の導入が経済的である。
【0072】また、それぞれのレンズ研磨用のモータを
個別に制御することにより、それぞれのレンズ毎におい
て、レンズの研磨と段取り等の作業を独立して行うこと
ができ、また電源遮断時の作動位置への復帰も独立して
行うことができて、生産の歩留まりを大幅に向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は、従来の1軸の研磨装置の制
御方式を説明するためのフローチャートである。
【図2】(a),(b)は、従来の2軸の研磨装置の制
御方式を説明するためのフローチャートである。
【図3】従来の原点出し方式を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】(a),(b)は、本発明の制御方式を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】(a),(b)は、図4中の第1軸研削制御を
説明するためのフローチャートである。
【図6】図4中の第1軸段取り作業を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】図4中のフラグクリアを説明するためのフロー
チャートである。
【図8】本発明による電源再投入後の第1軸自動復帰制
御を説明するためのフローチャートである。
【図9】図4に図8の制御を追加した制御方式を説明す
るためのフローチャートである。
【図10】従来のレンズ研磨装置の概略構成図である。
【図11】図10のXI矢視の概略図である。
【図12】本発明の研磨装置の1部の概略構成図であ
る。
【図13】研磨装置における砥石とレンズとの関係の説
明図である。
【図14】研磨装置におけるレンズ研磨の様子の説明図
である。
【図15】研磨装置における砥石の移動位置の説明図で
ある。
【図16】研磨装置において砥石が2往復動作する場合
の移動位置の説明図である。
【図17】本発明による2軸制御の研磨装置の1部の概
略構成図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 レンズ受皿 3,4 プーリ 5 モータ 6 砥石 7 棒(かんざし) 8 アーム 9 関節 10 スライダ 31(31A,31B) モータ 32 動力伝達機構 33 制御部 34 (34A,34B) 操作部 35 (35A,35B) 原点センサ 36 (36A,36B) ドライバ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによって往復直線移動されるスラ
    イダに、研磨対象のレンズの表面に沿って揺動自在の砥
    石が連結され、前記レンズの表面に前記砥石を押し付け
    たまま前記スライダを往復直線移動させることにより、
    前記レンズの表面の研磨が可能なレンズ研磨装置におい
    て、 前記モータ,スライダ,砥石を複数組備えて前記レンズ
    を複数同時に研磨可能とし、 前記複数のモータ毎の制御プログラムを直列的に繰り返
    し実行して、前記複数組のモータを個別に制御可能な1
    つの制御手段を備えたことを特徴とするレンズ研磨装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記複数のモータ毎の
    制御プログラムとして、前記複数のモータの作動位置の
    制御プログラムを含むことを特徴とする請求項1記載の
    レンズ研磨装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のモータの個々の原点位置を検
    出する複数の原点検出器を備え、 前記制御部は、前記複数のモータ毎の制御プログラムと
    して、前記原点検出器の検出信号に基づいて前記モータ
    を原点位置まで動作させる原点出し用のプログラムを含
    むことを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ研
    磨装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、電源遮断時における前
    記複数のモータの作動位置を記憶する記憶部を有し、か
    つ前記複数のモータ毎の制御プログラムとして、電源投
    入時に前記記憶部に記憶された作動位置まで前記モータ
    を復帰させるプログラムを含むことを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載のレンズ研磨装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、電源遮断時における研
    磨対象の前記レンズに関するデータを記憶する記憶部を
    有し、かつ前記複数のモータ毎の制御プログラムとし
    て、電源投入時に前記記憶部に記憶されたデータに基づ
    いて前記モータを制御するプログラムを含むことを特徴
    とする請求項1から4のいずれかに記載のレンズ研磨装
    置。
  6. 【請求項6】 前記モータの作動量に比例して前記スラ
    イダを往復直線移動させる手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1から5のいずれかに記載のレンズ研磨装置。
  7. 【請求項7】 前記レンズを回転させる手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のレン
    ズ研磨装置。
  8. 【請求項8】 モータによって往復直線移動されるスラ
    イダに、研磨対象のレンズの表面に沿って揺動自在の砥
    石が連結され、前記レンズの表面に前記砥石を押し付け
    たまま前記スライダを往復直線移動させることにより、
    前記レンズの表面を研磨するレンズ研磨方法において、 前記モータ,スライダ,砥石を複数組備えて前記レンズ
    を複数同時に研磨可能とし、 前記複数のモータ毎の制御プログラムを直列的に繰り返
    し実行して、前記複数組のモータを個別に制御すること
    を特徴とするレンズ研磨方法。
  9. 【請求項9】 前記複数のモータ毎の制御プログラムと
    して、前記複数のモータの作動位置の制御プログラムを
    実行することを特徴とする請求項8に記載のレンズ研磨
    方法。
  10. 【請求項10】 前記複数のモータの個々の原点位置を
    検出する複数の原点検出器を備え、 前記複数のモータ毎の制御プログラムとして、前記原点
    検出器の検出信号に基づいて前記モータを原点位置まで
    動作させる原点出し用のプログラムを実行することを特
    徴とする請求項8または9に記載のレンズ研磨方法。
  11. 【請求項11】 電源遮断時における前記複数のモータ
    の作動位置を記憶し、前記複数のモータ毎の制御プログ
    ラムとして、電源投入時に前記記憶部に記憶された作動
    位置まで前記モータを復帰させるプログラムを実行する
    ことを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の
    レンズ研磨方法。
  12. 【請求項12】 電源遮断時における研磨対象の前記レ
    ンズに関するデータを記憶し、 前記複数のモータ毎の制御プログラムとして、電源投入
    時に前記記憶部に記憶されたデータに基づいて前記モー
    タを制御するプログラムを実行することを特徴とする請
    求項8から11のいずれかに記載のレンズ研磨方法。
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