JP2000211160A - インクジェットヘッドへのインクの充填方法およびインクの脱気方法 - Google Patents
インクジェットヘッドへのインクの充填方法およびインクの脱気方法Info
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- JP2000211160A JP2000211160A JP1607499A JP1607499A JP2000211160A JP 2000211160 A JP2000211160 A JP 2000211160A JP 1607499 A JP1607499 A JP 1607499A JP 1607499 A JP1607499 A JP 1607499A JP 2000211160 A JP2000211160 A JP 2000211160A
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Abstract
インクを充填する際に該液室内に気泡が発生するのを防
止して液室内にインクを隙間なく充填することができ、
正確な噴射特性値の計測を行なうことができるインクジ
ェットヘッドへのインクの充填方法を提供することを目
的としている。 【解決手段】 インク12が充填可能な液室16およびイン
ク12を吐出可能なインク吐出孔17aが形成されたヘッド
15を準備し、ヘッド15の液室16にCO2 を充填した後、
インク12を充填するようにした。
Description
ッドへのインクの充填方法およびインクの脱気方法に関
し、詳しくは、複写機、ファクシミリ装置、プリンター
装置等に用いられ、吐出孔から記録紙にインクを噴射す
ることにより画像を形成することができるインクジェッ
トヘッドへのインクの充填方法およびインクの脱気方法
に関する。
出力するインクジェット方式のプリンター装置は、低音
性に優れ、小型化が容易であることから、近時広く使用
されており、このインクジェットプリンターは、高画
質、高速度化によりインクジェットヘッド(以下、単に
ヘッドという)のインクを吐出する穴が小さく、数多く
なっている。このため、インクヘッド内の配管経路もそ
れにつれて細く、複雑になっている。
はインクを吐出するインク吐出孔およびインク吐出エネ
ルギーを発生する圧電素子を有するインクジェットヘッ
ドと、このインクジェットヘッドに連結され、インクジ
ェットヘッドにインクを供給するインクカートリッジと
からなっており、このインクジェットプリンターでは、
ヘッドに形成された吐出孔からインク液滴を記録紙上に
噴射することにより、記録紙に画像を形成するようにな
っている。そして、この画像の品質項目にはドット密
度、ドット位置精度、濃度ムラ、シャープネス等が挙げ
られる。
的に300DPI程度であるが、画像の解像力を上げるた
めにドット密度を400DPI、600DPIと高めるには、
ドット密度を決定するためのドット間ピッチとドット径
を小さくする必要がある。
ク液滴の体積と一次関数の関係にあるため、噴射される
インク液滴の体積を計測してインク液滴の体積のコント
ロールを行なわなければ、高い解像力を有する画像を得
ることができない。ここで、例えば、600DPIでの画
像のドット径は40μm程度でその液滴の体積は30pl
(ピコリットル)程度と非常に微小なものである。
特性を計測する装置にあっては、インクを吐出孔から直
接噴射させてその特性値を計測するようにしているが、
インクを吐出孔から噴射させるには、当然のことながら
ヘッドの液室内にインクを充填する必要がある。このと
きにインクの充填が不十分な場合には、ヘッドが正常な
噴射を行なわないため、正確な噴射特性値の計測を行な
うことができないため、図6に示すような装置によって
インクを液室内に確実に充填できるようにしている。
この充填装置は、インク1が収納されたインクタンク2
と、インクタンク2と大気とを連通または遮断可能な大
気開放弁3と、インクタンク2内を加圧することによ
り、インクタンク2の内部のインク1を配管4を通して
ヘッド5の液室に供給可能な加圧弁6と、から構成され
ている。
気開放弁3を閉状態にしてインクタンク2と大気との連
通を遮断した後、加圧弁6によってインクタンク2内を
加圧することにより、配管4を通してヘッド5の液室内
にインク1を充填するようにしている。このような正圧
によるインクの充填方法では、インク1を強力にヘッド
5に充填することができるため、ヘッド5の液室にイン
ク1を確実に充填することができるというメリットがあ
る。
うな従来のインクの充填方法にあっては、図7に示すよ
うにインク1の表面張力によってヘッド5の液室5aの
角部C1に気泡が残ってしまい、液室5a内にインク1
を十分に充填することができないという問題があった。
を十分に充填することができないと、圧電素子によって
インク1を加圧してインク吐出孔からインクを吐出する
際に、角部C1に気泡(空間)がある分だけ最適なドッ
ト密度等のインクを噴射すること等ができず、正確なイ
ンク特性を計測することが困難であるという問題があっ
た。
ジェットヘッドの液室内にインクを充填する際に該液室
内に気泡が発生するのを防止して液室内にインクを隙間
なく充填することができ、正確な噴射特性値の計測を行
なうことができるインクジェットヘッドへのインクの充
填方法を提供することを目的としている。
気する際に、液室内に気泡が混入するのを確実に防止す
ることができ、液室内にインクを充填する際に該液室内
に気泡が発生するのをより一層防止して液室内にインク
をより確実に充填することができるインクの脱気方法を
提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、インクが充填可能な液室お
よび該インクを吐出可能なインク吐出孔が形成されたイ
ンクジェットヘッドを準備し、該インクジェットヘッド
の液室にCO2 を充填した後、インクを充填することを
特徴としている。
インクを充填する前にこの液室にCO2 を充填しておく
と、液室内にインクを充填した際にインクの表面張力に
よって液室の角部に気泡が発生した場合に、この角部に
残った気泡に混入されたCO 2 がインクに溶け込む。こ
のような作用はCO2 がインクに溶け込み易い性質を有
するからである。この結果、インクを角部にまで充填さ
せて液室内に隙間なくインクを充填することができ、正
確な噴射特性値の計測を行なうことができる。
るために、請求項1記載の発明において、前記インクを
予め脱気することを特徴としている。
ンクが飽和状態である場合にCO2がインクに溶け込む
余地がなくなるのを防止するためである。したがって、
本発明では、インクを脱気することにより、ヘッドの液
室の角部に残ったCO2 からなる気泡をインクに確実に
溶け込ませるようにして、液室内にインクを隙間なく確
実に充填することができるようにしたのである。
るために、請求項2記載のインクを脱気する方法であっ
て、インクが収納された脱気容器内を吸引することによ
りインクを脱気する脱気工程と、該脱気工程の終了後に
前記脱気容器内に大気を導入する大気導入工程とを含ん
でなり、前記大気導入工程にあっては、前記インク面を
除いた面に大気を噴射すること特徴としている。
を除いた面に大気を噴射するようにした理由を説明す
る。
れた脱気容器内を吸引して脱気容器の圧力を低くする。
この際、例えば、アスピレータ等によって脱気容器内の
インクを脱気した場合には、脱気終了後にアスピレータ
をOFFすると、低圧状態にある脱気容器にアスピレー
タの水が逆流してしまうことがある。
脱気容器を大気圧に戻す必要がある。このとき、脱気容
器を一気に大気圧に戻すと脱気容器内に急激な大気の流
れ込みが発生してしまい、脱気されたインクに気泡が混
ざって脱気した意味がなくなってしまう。このため、脱
気容器を徐々に大気圧に戻す必要がある。
け、このノズル孔から脱気容器の内部に大気を導入する
方法を採用しているが、このノズル孔がインク面に向か
っている場合には、大気がインクに衝突してインクに気
泡が混入してしまうことがある。
インク面を除いた面に大気を噴射することにより、大気
がインクに衝突してインクに混入するのを防止してイン
クを確実に脱気することができるようにしたのである。
この結果、ヘッドの液室の角部に残ったCO2 からなる
気泡をインクに確実に溶け込ませることができ、液室内
にインクを隙間なく確実に充填することができるのであ
る。
基づいて説明する。
ッドへのインクの充填方法の第1実施形態を示す図であ
り、図1はその充填方法を達成するための充填装置の構
成図、図2はインクが充填されたインクジェットヘッド
の断面図、図3はインクの充填の手順を示すフローチャ
ートである。
はインク充填装置であり、このインク充填装置11はイン
ク12が収納されたインクタンク13を有している。このイ
ンクタンク13は配管14を通してインクジェットヘッド
(以下、単にヘッドという)15に連結可能になってお
り、このヘッド15は図2に示すようにインク12を充填可
能な液室16、インク12を吐出可能なインク吐出孔17a、
液室16にインク12を導入する導入孔17bおよびインク12
の吐出エネルギーを発生する図示しない圧電素子を有し
ている。
連結されており、この大気開放弁18は電磁弁によって開
閉されることにより、インクタンク13と大気とを連通ま
たは遮断可能になっている。
されており、この加圧弁19は電磁弁によって開閉される
ことにより、インクタンク13の内部を加圧および加圧解
除可能になっている。
おり、この3方向弁20はCO2 弁21およびヘッド15を連
通する配管経路とインクタンク13およびヘッド15を連通
する配管経路とを切換可能になっている。
O2 タンク22に接続されており、電磁弁によって開閉さ
れることにより、CO2 タンク22と配管14を連通および
遮可能になっている。
を図3のフローチャートに基づいて説明する。
およびヘッド15を連通する配管経路を切換えた後(ステ
ップS1)、CO2 弁21を開放してCO2 タンク22に充
填されたCO2 を配管14を通してヘッド15に供給する
(ステップS2)。
任意の時間だけCO2 をヘッド15に供給した場合に、タ
イマーがOFFするのと同時にCO2 弁21を閉塞してC
O2の供給を停止する(ステップS3)。
ンク13およびヘッド15を連通する配管経路に切換えた後
(ステップS4)、大気開放弁18を閉塞することにより
(ステップS5)インクタンク13を密閉状態にする。次
いで、加圧弁19を開放して(ステップS6)、インクタ
ンク13に収納されたインク12を配管14を通してヘッド15
に供給する。このとき、ヘッド15には導入孔17bを介し
て液室16内にインク12が供給される。
の時間だけインク12をヘッド15に供給した場合に、タイ
マーがOFFするのと同時に加圧弁19を閉塞してインク
12の供給を停止する(ステップS7)。次いで、大気開
放弁18を開放してインクタンク13内の圧力を大気圧に戻
す(ステップS8)
きの状態を図2に示す。インク12が液室16内に充填され
ると、インク12の表面張力によって液室16の角部Cに気
泡が発生する。しかしながら、この気泡はCO2 から構
成されるため、このCO2 がインク12に溶け込む。この
ようにCO2 がインク12に溶け込むのは、CO2 がイン
クに溶け込み易い性質を有しているからである。
ンク12を充填する前に液室16内にCO2 を充填すること
により、インク12を液室16の角部にまで充填させて液室
16内に隙間なくインク12を充填することができる。この
後、インク吐出孔17aから直接噴射させてその特性値を
計測する際に、正確な噴射特性値の計測を行なうことが
できる。
ッドへのインクの充填方法の第2実施形態およびインク
の脱気方法を示す図である。なお、本実施形態では、上
述した第1実施形態と同様の構成には同一番号を付して
説明する。
ではインクタンクが脱気装置を構成する)13に配管31を
通してアスピレータ32が連結されており、このアスピレ
ータ32は公知のように水が貯溜され、内部に形成された
通気用細孔を通る気圧で作動することにより、インクタ
ンク13内を吸引するようになっている。
はインクタンク13内に収納されており、このノズル33の
先端部はR状に形成され、ノズル孔33aはインクタンク
13の上面に対向している。
を図5のフローチャートに基づいて説明する。ここで、
本実施形態では、インク12を脱気する点およびその脱気
方法が第1実施形態と異なるものであり、図3のフロー
チャートと同様のステップには同一番号を付して説明す
る。
ク13内を密閉した後(ステップS11)、アスピレータ32
をONする(ステップS12)。このため、アスピレータ
32によってインクタンク13の内部が吸引される。次い
で、予めタイマーによって設定された任意の時間だけア
スピレータ32を作動した場合に、タイマーがOFFする
のと同時にアスピレータ32を停止する(ステップS1
3)。この結果、インクタンク13内のインク12が脱気さ
れる。
の圧力の差によってアスピレータ32からインクタンク13
内に水が逆流してしまうのを防止するために、大気開放
弁18を徐々に開放することにより(すなわち、大気開放
弁18を徐々に開く、または、空気タンクから少量の空気
をインクタンク13に供給する)、インクタンク13内を徐
々に大気圧に戻す。このとき、ノズル孔33aがインクタ
ンク13の上面に対向しているため、大気がインク12に衝
突してインク12に気泡が混入してしまうことがない。
13が脱気工程に相当し、ステップS14が大気導入工程に
相当する。以後、上述した第1実施形態で説明したステ
ップS1〜S8の動作を実行する。
においてインクタンク13の上面に大気を噴射することに
より、大気がインク12に衝突してインク12に混入するの
を防止することができ、インク12を確実に脱気すること
ができる。
填されたインクタンク13内に供給したため、インクが飽
和状態である場合にCO2 がインク12に溶け込む余地が
なくなるのを防止することができる。このため、ヘッド
15の液室16の角部Cに残ったCO2 からなる気泡をイン
ク12に確実に溶け込ませることができ、液室16内にイン
ク12を隙間なく確実に充填することができる。
ンクタンク13の上面に対向させているが、本発明では、
大気をインク面を除いた面に供給すれば良いことから、
インクタンク13の側壁に供給しても良い。また、ノズル
33をインクタンク13の上面に設置するのではなく、イン
クタンク13の側壁に設置し、ノズル孔33aをインクタン
ク13の上方に向けても良い。
ェットヘッドの液室にインクを充填する前にこの液室内
にCO2 を充填することにより、液室内にインクを充填
した際にインクの表面張力によってヘッドの液室の角部
に気泡が発生した場合に、CO 2 がインクに溶け込み易
い性質を利用して角部に残った気泡に混入されたCO2
をインクに溶け込ませることができる。この結果、イン
クを角部にまで充填させて液室内に隙間なくインクを充
填することができ、正確な噴射特性値の計測を行なうこ
とができる。
気することにより、ヘッドの液室の角部に残ったCO2
からなる気泡をインクに確実に溶け込ませるようにし
て、液室内にインクを隙間なく確実に充填することがで
きる。
程においてインク面を除いた面に大気を噴射することに
より、大気がインクに衝突してインクに混入するのを防
止してインクを確実に脱気することができる。この結
果、ヘッドの液室の角部に残ったCO2 からなる気泡を
インクに確実に溶け込ませることができ、液室内にイン
クを隙間なく確実に充填することができる。
の充填方法の第1実施形態を示す図であり、その充填方
法を達成するための充填装置の構成図である。
ットヘッドの断面図である。
ーチャートである。
第2実施形態およびインクの脱気方法を示す図であり、
その充填装置および脱気装置の構成図である。
ーチャートである。
ドの断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】インクが充填可能な液室および該インクを
吐出可能なインク吐出孔が形成されたインクジェットヘ
ッドを準備し、該インクジェットヘッドの液室にCO2
を充填した後、インクを充填することを特徴とするイン
クジェットヘッドへのインクの充填方法。 - 【請求項2】前記インクを予め脱気することを特徴とす
る請求項1記載のインクジェットヘッドへのインクの充
填方法。 - 【請求項3】請求項2記載のインクを脱気する方法であ
って、 インクが収納された脱気容器内を吸引することによりイ
ンクを脱気する脱気工程と、 該脱気工程の終了後に前記脱気容器内に大気を導入する
大気導入工程とを含んでなり、 前記大気導入工程にあっては、前記インク面を除いた面
に大気を噴射することを特徴とするインクの脱気方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1607499A JP3725354B2 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | インクジェットヘッドへのインクの充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1607499A JP3725354B2 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | インクジェットヘッドへのインクの充填方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000211160A true JP2000211160A (ja) | 2000-08-02 |
| JP3725354B2 JP3725354B2 (ja) | 2005-12-07 |
Family
ID=11906431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1607499A Expired - Fee Related JP3725354B2 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | インクジェットヘッドへのインクの充填方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3725354B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7559615B2 (en) | 2003-06-16 | 2009-07-14 | Inca Digital Printers Limited | Inkjet device and method |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP1607499A patent/JP3725354B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7559615B2 (en) | 2003-06-16 | 2009-07-14 | Inca Digital Printers Limited | Inkjet device and method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3725354B2 (ja) | 2005-12-07 |
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| A521 | Written amendment |
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