JP2000211325A - N2ガスをタイヤに充填するための方法及びその装置 - Google Patents
N2ガスをタイヤに充填するための方法及びその装置Info
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Abstract
って把握できるようにして顧客に対する信頼感を高め
る。 【解決手段】 リム組みしたタイヤにN2ガスを充填して
正規内圧に保持するに当たり、N2ガスの充填中、センサ
ーを用いタイヤ内に供給されているN2ガスの濃度を測定
しその測定結果を随時、表示手段にて表示する。
Description
00%のN2ガスのほか濃度の高いN2リッチガスを含むも
のとし、以下、これらのガスを単にN2ガスとして記述す
る)をタイヤに充填するための方法およびその装置に関
し、タイヤに充填中のN2ガスの濃度及び充填後のタイヤ
内のN2ガスの濃度を目視によって正確に把握しようとす
るものである。
り、車両のタイヤにN2ガスを充填することによって高速
走行あるいは過酷な走行等においてタイヤの温度が上昇
してもタイヤ内圧が変化しないため走行性能の低下を防
止することが可能で乗り心地を改善するのに有利であ
り、これまでに高速走行が余儀なくされる航空機やF1
レーシングカーなど特殊なものに採用されていた。
の充填がゴムやホイールの劣化等の防止効果があること
が一般に広く知られるようになってきており、タイヤの
高性能化とも相まって一般ユーザーからN2ガスの充填を
求められる傾向にあり、とくに、カーショップや給油所
におけるサービスの一環として実施するため、充填にか
かるコストが比較的安価で、しかもN2ガスを効率よくタ
イヤに充填することができる手段の開発が求められてい
た。
が充填された市販のボンベを使用してタイヤにN2ガスを
充填する方法のほか、エアコンプレッサーにて圧縮空気
を送給して工業用活性炭にてN2ガスのみを分離・精製し
てN2ガスを充填する方法、あるいはガス成分の種類によ
って透過速度に差がでるのを利用して空気からO2とN2を
分離して高濃度のN2ガスを供給するガス分離膜法が知ら
れている。
の充填に際してタイヤ内に充填中のN2ガスの濃度がどの
ような状態で変化しているのか、また、充填を終えた後
のタイヤ内のN2ガスの濃度がどの程度なのか確認するこ
とができないため、とくに、N2ガスの充填を要求してく
る顧客に対しては信頼感を与えることが難しく、N2ガス
の濃度を簡便に目視可能な技術の開発が望まれていた。
充填するとともに、充填中のN2ガスの濃度、すなわち、
タイヤに供給されているN2ガスの濃度及び充填後のタイ
ヤ内のN2ガスの濃度を正確に把握できる新規な方法およ
びその装置を提案するところにある。
タイヤにN2ガスを充填して正規内圧に保持するに当た
り、N2ガスの充填中、センサーを用い継続してタイヤ内
に供給されているN2ガスの濃度を測定しその測定結果を
随時、表示手段にて表示することを特徴とするN2ガスを
タイヤに充填するための方法である。また、本発明は、
リム組みしたタイヤにN2ガスを充填して正規内圧に保持
するに当たり、N2ガスの充填を終えた後、センサーを用
いてタイヤ内のN2ガスの濃度を測定しその測定結果を表
示手段にて表示するとを特徴とするN2ガスをタイヤに充
填するための方法である。
の膜モジュールによって導入空気をO2ガスとN2ガスに分
離してN2ガスのみをタイヤに充填して正規内圧に保持す
る装置であって、この装置は、N2ガスの濃度を表示する
表示手段を有することを特徴とするN2ガスをタイヤに充
填するための装置であり、本発明に従う表示手段はN2ガ
スの充填中に供給されているN2ガスの濃度及びN2ガスの
充填完了後におけるタイヤ内のN2ガスの濃度の少なくと
も何れか一つを表示するものとする。
て、膜モジュールが空気を導入する少なくとも一本の入
側通路とN2ガスとO2ガスをそれぞれ通す少なくとも2本
の出側通路を備えたものであり、N2ガスを通す出側通路
に、N2ガスの濃度を測定するセンサーとこのセンサーに
よる測定値を表示する表示手段としての表示器を有する
ものとする。
するものとするのがよい。N2ガスを通す出側通路には、
該出側通路を通してタイヤ内の気体を排出する排気経路
を設置することができる。また、N2ガスを通す出側通路
には、該出側通路を通してタイヤ内の気体を排出する排
気経路を連結するとともに、この排気経路の連結部と膜
モジュールの間に、N2ガスの充填を終えた後のタイヤ内
のN2ガスの濃度を測定する場合に使用する4ポート弁を
配置することもでき、とくに、4ポート弁についてはク
ローズセンタ形式の弁が有利に適合する。
ガスの濃度、あるいはN2ガスの充填を終えたタイヤ内の
N2ガスの濃度をセンサーにて計測し、その値を表示手段
にて表示することにより作業者のみならず、顧客自身も
その状況を把握することができ信頼感を高めるのに寄与
する。センサーとしては、例えばO2センサーを使用する
ことができ、この場合、供給過程にあるN2ガスあるいは
タイヤ内の残存O2濃度を測定して、N2ガス濃度=(10
0−O2ガス濃度)%として求めることができる。また、
センサーはN2ガスの濃度を直接計測できるものを使用し
てもよい。
明する。図1は、本発明に従うN2ガス充填用の装置の構
成例を示したものであり、図における番号1は中空糸膜
などからなり、導入した空気をO2ガスとN2ガスに分離す
るための膜モジュール、2はコンプレッサー(図示せ
ず)にて供給された圧縮空気を膜モジュール1に導入す
るための入側通路であって、この入側通路2には、空気
の供給、停止を行うためのハンドバルブ2a、空気の塵
や埃を除去するエアーフィルター2b、空気中の水分を
除去するエアードライヤ2c、マイクロミストセパレー
タ2dが順次に配置される。
たO2ガス(O2リッチガス)を排出する出側通路、4は同
じく膜モジュール1において分離したN2ガスを排出して
それをタイヤに供給、充填するための出側通路、5はN2
ガスの圧力を調整する減圧弁、6は圧力計、7はクロー
ズセンタ形式の例で示したの4ポート弁、8はN2ガスの
供給、停止を行うハンドバルブ、9は連成計である。
置した真空ポンプ(図示せず)によって該通路4を通し
てタイヤ内の残存空気を排出する排気経路、11は排気
経路10と同様に出側通路4と連結してここを流れるN2
ガスあるいは充填を終えた後のタイヤ内のN2ガスの濃度
を計測するために使用する計測用経路であって、この計
測用経路11には、流量調節弁11aとO2センサーモジ
ュール11bとO2センサーモジュール11bによる計測
信号を増幅するアンプ11cと増幅された信号を数値に
変換して表示する表示器11dが配置される。
内力に保持するには以下の要領に従ってN2ガスの充填を
行う。まず、入側通路2に配置されるハンドバルブ2a
を開にする一方、出側通路4に配置されたハンドバルブ
8を閉じた状態にし、コンプレッサーによって圧縮され
た空気を入側通路2を通して導入する。
フィルター2b、エアードライヤ2c、マイクロミスト
セパレータ2dを経て膜モジュール1(膜モジュール1
はN2分離膜として例えば芳香族ポリイミド中空糸とし1
400kPa 程度の圧力に耐えるように設計される)に至
る。膜モジュール1で分離されたO2ガスは出側通路3を
通して排出される。一方、N2ガス(N2リッチガス)は膜
モジュール1の出側に配置された減圧弁5にてタイヤの
正規内圧よりも50〜100kPa 程度高めに設定された
後出側通路4を通ってその末端でつながるタイヤに充填
される。この際、排気経路10は図示はしないが開閉弁
にて該経路10を閉じておく。
てもN2ガスが流入していき、O2センサーモジュール11
bにてN2ガス中に含まれるO2濃度が測定され、ここでN2
=(100−O2)%に従いN2ガスの濃度に変換され、ア
ンプ11cを経てその濃度が表示器11dでデジタルで
表示される。N2ガスの充填が完了するまで計測用経路1
1には常時N2ガスが流入することになるので流量調節弁
11aを調節して極わずかな量を流すようにし、測定済
のガスはセンサー11bに設けてある排出口より大気放
出する。
のN2ガスの濃度を測定、表示するには、ハンドバルブ8
を開放し、4ポート弁7を開の方向に切換え、通路内の
ガスが入れ替わる程度大気中に放出した後、直ちに4ポ
ート弁7を閉じO2センサーモジュール11bにタイヤ内
のN2ガスを誘導し、表示器11dにおいて安定的に表示
される値でその濃度とし、ハンドバルブ8を閉じる。
多少低下することになるが、予め正規内圧よりも多少高
めにN2ガスを充填しておけばとくに問題になるようなこ
とはない。なお、上掲図1においては、計測用経路11
を別途設けてN2ガスの濃度を測定する例について説明し
たが、N2ガスの濃度を測定するセンサーモジュール11
b等の機器は出側経路4に直接設けることもでき、とく
に限定されるものではない。
ュールとしては例えば、フジクラ酸素センサ直線電圧出
力タイプ(FCX−MVL)等を使用することができ、
また、表示器としては、オムロン形K3NXデジタルパ
ネルメータ等が使用できる。
填していないものでは大気圧と同程度の空気が入ってい
るだけであるから、このタイヤ内にはN2がおよそ80
%、O2がおよそ20%含まれていることになり、ここ
で、例えば乗用車用タイヤを対象にしてN2ガスを充填し
た場合、該タイヤの正規内圧は約200kPa であるので
濃度が100%になるN2ガスをそのまま充填してもタイ
ヤ内のN2ガスの濃度は約93%程度、すなわち、O2が約
7%程度残存することになり、N2ガスの充填によるより
一層の効果を期待することができない。
充填によるより一層の効果を上げるために本発明では、
N2ガスの充填に先立ちタイヤ内の空気を排出して該タイ
ヤ内を大気圧よりも低い状態にする操作を行うことがで
きる。タイヤ内の空気を排出して大気圧よりも低い状態
に保持できないような場合にはN2ガスを充填するに際し
て、その充填中に一旦タイヤ内の充填気体を大気中へ放
出し、その後にさらにN2ガスの充填を行う操作を少なく
とも一回行うことにより、タイヤ内の残存O2とN2ガスが
置換され、これによってもタイヤ内のN2ガスの濃度を高
めることが可能になり、充填気体の排出とN2ガスの充填
を複数回にわたり繰返し行うことによりタイヤ内のO2の
残存量をさらに少なくできる。
内の空気を排出して該タイヤ内を大気圧よりも低い状態
にし、その後に該タイヤ内にN2ガスを充填するととも
に、さらにその充填中に少なくとも一回タイヤ内の充填
気体を大気中へ放出する操作を行うこともでき、このよ
うな要領に従いN2ガスを充填するとタイヤ内に残存する
O2ガスは極めて少なくなり、N2ガス充填による効果がよ
り一層期待できるものとなる。
填する場合には、排気経路10を通してタイヤ内の残存
空気を抜き取り、該排気経路10を閉とした後、前述し
た要領にてN2ガスの充填を行えばよい。また、タイヤ内
の残存空気を排出せずにN2ガスを充填し該ガスの充填中
に少なくとも一回充填気体を大気中へ放出する場合に
は、まず、N2ガスの充填を開始し、タイヤ内の圧力が予
定の圧力に達した時点、あるいは予定の充填時間に達し
た時点でN2ガスの供給を停止するとともに排気経路10
を開放して充填気体を排出(この場合大気開放でもよ
い)し次いで再び該排気経路10を閉にしてN2ガスを供
給して正規内圧までN2ガスを充填する。N2ガスの充填と
充填気体の放出は必要に応じて一回もしくは二回以上繰
り返すようにする。
を半分排出してからN2ガスを充填すると内圧充填後のO2
濃度は約3%程度になる。また、タイヤ内の空気を排出
を行わずに例えばリム組みしたタイヤにN2ガスを充填し
て内圧を200kPa としその後にタイヤの内圧が100
kPa になるまで充填気体を大気中へ放出し、次いでN2ガ
スを充填することによって内圧充填後におけるO2濃度を
約5%程度にまで低減することができる。
ては、N2ガスの流量調整を行いN2ガスの単位時間当たり
の流量を、入側通路2における圧縮空気の単位時間当た
りの流量よりも低下させた場合、N2ガスの流量が低下し
ていくにしたがい膜モジュール1内の圧力が高まるので
N2ガスの濃度は上昇(膜モジュール内の圧力を1000
kPa 以上にするのが好ましい)することになり(N2ガス
とO2ガスの分離により多くの時間をかけるため)タイヤ
の内圧充填用ガスとしてはより好適なものとなる (N2ガ
スの圧力と流量は圧縮空気の圧力と流量に依存する)
が、ガスの充填にかかる時間が延長される傾向になる。
このような時間の延長を回避するために出側経路4に予
めN2ガスを貯蔵しておくことができるホルダを配置する
こともできる。
の詳細を図示しなかったが、膜モジュール1は1基のみ
の配置でもよく2基以上の配列でもよい。複数配列する
場合には、それらを並列あるいは直列に配置することが
でき、設置台数や配列形式は本発明においてはとくに限
定されることはない。
いての経時的な変動で把握することができるのでN2ガス
の充填に際して圧力と濃度の関係を常時チェックするこ
とにより膜モジュール1の能力(ガス分離のための能
力)を管理することもできる。
ガスの濃度がどのような状態で変化しているか、あるい
は充填を終えた後のタイヤ内のN2ガスの濃度がどの程度
なのか一目でわかるので、顧客の信頼性を著しく高める
ことができる。また、タイヤ内に残存するO2が極めて少
なくすることができるのでN2ガスの充填によるメリット
を最大限に生かし得る。
Claims (7)
- 【請求項1】 リム組みしたタイヤにN2ガスを充填して
正規内圧に保持するに当たり、 N2ガスの充填中、センサーを用いてタイヤ内に供給され
ているN2ガスの濃度を測定しその測定結果を随時、表示
手段にて表示することを特徴とするN2ガスをタイヤに充
填するための方法。 - 【請求項2】 リム組みしたタイヤにN2ガスを充填して
正規内圧に保持するに当たり、 N2ガスの充填を終えた後、センサーを用いてタイヤ内の
N2ガスの濃度を測定しその測定結果を表示手段にて表示
することを特徴とするN2ガスをタイヤに充填するための
方法。 - 【請求項3】 膜モジュールを備え、この膜モジュール
によって導入空気をO2ガスとN2ガスに分離してN2ガスの
みをタイヤに充填して正規内圧に保持する装置であっ
て、 この装置は、N2ガスの濃度を表示する表示手段を有する
ことを特徴とするN2ガスをタイヤに充填するための装
置。 - 【請求項4】 表示手段が、N2ガスの充填中に供給され
ているN2ガスの濃度及びN2ガスの充填完了後におけるタ
イヤ内のN2ガスの濃度の少なくとも何れか一つを表示す
るものである、請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 膜モジュールが、空気を導入する少なく
とも一本の入側通路とN2ガスとO2ガスをそれぞれ通す少
なくとも2本の出側通路を備えたものであり、N2ガスを
通す出側通路に、該出側通路を通してタイヤ内の気体を
排出する排気経路を有する、請求項3記載の装置。 - 【請求項6】 表示手段がデジタルで表示するものであ
る、請求項3又は4記載の装置。 - 【請求項7】 N2ガスを通す出側通路に、該出側通路を
通してタイヤ内の気体を排出する排気経路を連結すると
ともに、この排気経路の連結部と膜モジュールの間に、
4ポート弁を備える、請求項3記載の装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017087A JP2000211325A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | N2ガスをタイヤに充填するための方法及びその装置 |
| EP99308110A EP0994002A3 (en) | 1998-10-14 | 1999-10-14 | Process and apparatus for filling N2 gas into tire |
| CA002286485A CA2286485C (en) | 1998-10-14 | 1999-10-14 | Process and apparatus for filling n2 gas into tire |
| US09/417,542 US6234217B1 (en) | 1998-10-14 | 1999-10-14 | Process and apparatus for filling N2 gas into tire |
| US09/828,930 US6374869B2 (en) | 1998-10-14 | 2001-04-10 | Process and apparatus for filling N2 gas into tire |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017087A JP2000211325A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | N2ガスをタイヤに充填するための方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000211325A true JP2000211325A (ja) | 2000-08-02 |
Family
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11017087A Pending JP2000211325A (ja) | 1998-10-14 | 1999-01-26 | N2ガスをタイヤに充填するための方法及びその装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2000211325A (ja) |
-
1999
- 1999-01-26 JP JP11017087A patent/JP2000211325A/ja active Pending
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