JP2000212367A - 表面修飾された微粒子、その製造方法および組成物 - Google Patents
表面修飾された微粒子、その製造方法および組成物Info
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- JP2000212367A JP2000212367A JP1954699A JP1954699A JP2000212367A JP 2000212367 A JP2000212367 A JP 2000212367A JP 1954699 A JP1954699 A JP 1954699A JP 1954699 A JP1954699 A JP 1954699A JP 2000212367 A JP2000212367 A JP 2000212367A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 微粒子表面にポリビニルアルコール系重合体
をその量の多少に拘わらず、安定的に修飾すること。 【解決手段】 アミノ基と反応性の官能基を粒子表面に
有する微粒子に分子中に一級または二級アミノ基を有す
るポリビニルアルコール系重合体を反応させた表面修飾
された微粒子。
をその量の多少に拘わらず、安定的に修飾すること。 【解決手段】 アミノ基と反応性の官能基を粒子表面に
有する微粒子に分子中に一級または二級アミノ基を有す
るポリビニルアルコール系重合体を反応させた表面修飾
された微粒子。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面修飾された微
粒子、その製造方法および組成物に関し、詳しくは、粒
子表面がポリビニルアルコール系重合体で修飾された微
粒子およびその製造方法に関する。
粒子、その製造方法および組成物に関し、詳しくは、粒
子表面がポリビニルアルコール系重合体で修飾された微
粒子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】表面がポリビニルアルコール系重合体で
修飾された微粒子は、ポリビニルアルコール系重合体が
極めて親水性であるため、フィルム、塗料、樹脂改質
剤、接着剤、繊維加工剤などとして用いた場合に極めて
特徴ある性質が発現されることが期待される。しかしな
がら、表面をポリビニルアルコール系重合体で修飾した
微粒子は、ポリビニルアルコール系重合体を分散安定剤
とした酢酸ビニル等の乳化重合により得られるものの、
(メタ)アクリル酸誘導体、スチレン誘導体、共役ジエ
ン化合物等からなるポリマーの微粒子表面に、ポリビニ
ルアルコール系重合体を多量に且つ安定的に導入するこ
とは難しいし、またその方法は知られていない。
修飾された微粒子は、ポリビニルアルコール系重合体が
極めて親水性であるため、フィルム、塗料、樹脂改質
剤、接着剤、繊維加工剤などとして用いた場合に極めて
特徴ある性質が発現されることが期待される。しかしな
がら、表面をポリビニルアルコール系重合体で修飾した
微粒子は、ポリビニルアルコール系重合体を分散安定剤
とした酢酸ビニル等の乳化重合により得られるものの、
(メタ)アクリル酸誘導体、スチレン誘導体、共役ジエ
ン化合物等からなるポリマーの微粒子表面に、ポリビニ
ルアルコール系重合体を多量に且つ安定的に導入するこ
とは難しいし、またその方法は知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術に鑑みなされたものであり、微粒子表面にポリ
ビニルアルコールを安定的に修飾した微粒子、その製造
方法および組成物を提供することを目的とする。
従来技術に鑑みなされたものであり、微粒子表面にポリ
ビニルアルコールを安定的に修飾した微粒子、その製造
方法および組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、アミノ基
と反応性の官能基を粒子表面に有する微粒子(A)と、
分子中に一級または二級アミノ基を有するポリビニルア
ルコール系重合体(B)とを反応させた表面修飾された
微粒子を提供することによって達成される。
と反応性の官能基を粒子表面に有する微粒子(A)と、
分子中に一級または二級アミノ基を有するポリビニルア
ルコール系重合体(B)とを反応させた表面修飾された
微粒子を提供することによって達成される。
【0005】また、上記目的は、アミノ基と反応性の官
能基が、エポキシ基、オキサゾリン基、カルボキシル
基、無水カルボン酸基およびイソシアネート基より選ば
れる少なくとも1種の官能基である上記の表面修飾され
た微粒子を提供することによって達成される。
能基が、エポキシ基、オキサゾリン基、カルボキシル
基、無水カルボン酸基およびイソシアネート基より選ば
れる少なくとも1種の官能基である上記の表面修飾され
た微粒子を提供することによって達成される。
【0006】また、上記目的は、微粒子が、数平均粒子
径0.01〜100μmである上記の表面修飾された微
粒子を提供することによって達成される。
径0.01〜100μmである上記の表面修飾された微
粒子を提供することによって達成される。
【0007】さらにまた、アミノ基と反応性の官能基を
粒子表面に有する微粒子(A)と、分子中に一級または
二級アミノ基を有するポリビニルアルコール系重合体
(B)とを反応させることを特徴とする表面修飾された
微粒子の製造方法を提供することによって達成される。
粒子表面に有する微粒子(A)と、分子中に一級または
二級アミノ基を有するポリビニルアルコール系重合体
(B)とを反応させることを特徴とする表面修飾された
微粒子の製造方法を提供することによって達成される。
【0008】また、微粒子が、乳化重合または懸濁重合
によって得られる上記の表面修飾された微粒子の製造方
法を提供することによって達成される。
によって得られる上記の表面修飾された微粒子の製造方
法を提供することによって達成される。
【0009】また、上記目的は、上記の表面修飾された
微粒とポリビニルアルコール系重合体からなる組成物を
提供することによって達成される。
微粒とポリビニルアルコール系重合体からなる組成物を
提供することによって達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本発明は、アミノ基と反応性の官能基を粒子表面
に有する微粒子、とくに好ましくは動的光散乱法により
測定した数平均粒子径が0.01〜100μmの微粒子
(A)と、分子中に一級または二級アミノ基を有するポ
リビニルアルコール系重合体(B)とを反応させた表面
修飾された微粒子、その製造方法、および該微粒子とポ
リビニルアルコール系重合体からなる組成物である。
する。本発明は、アミノ基と反応性の官能基を粒子表面
に有する微粒子、とくに好ましくは動的光散乱法により
測定した数平均粒子径が0.01〜100μmの微粒子
(A)と、分子中に一級または二級アミノ基を有するポ
リビニルアルコール系重合体(B)とを反応させた表面
修飾された微粒子、その製造方法、および該微粒子とポ
リビニルアルコール系重合体からなる組成物である。
【0011】本発明に用いられる微粒子(A)は、粒子
表面にアミノ基と反応性の官能基を有し、乳化重合また
は懸濁重合により製造した微粒子が好ましく、乳化重合
により製造した、アミノ基と反応性の官能基が粒子表面
に偏在した微粒子がより好ましい。乳化重合により官能
基を粒子表面に偏在させる方法としては、多段階フィー
ド法またはパワーフィード法等の公知の方法により、ア
ミノ基と反応性の官能基を含有する単量体(a1)とア
ミノ基と反応性の官能基を含有しない単量体(a2)の
比(a1/a2)を、重合の進行とともに増大させる方
法等が挙げられる。
表面にアミノ基と反応性の官能基を有し、乳化重合また
は懸濁重合により製造した微粒子が好ましく、乳化重合
により製造した、アミノ基と反応性の官能基が粒子表面
に偏在した微粒子がより好ましい。乳化重合により官能
基を粒子表面に偏在させる方法としては、多段階フィー
ド法またはパワーフィード法等の公知の方法により、ア
ミノ基と反応性の官能基を含有する単量体(a1)とア
ミノ基と反応性の官能基を含有しない単量体(a2)の
比(a1/a2)を、重合の進行とともに増大させる方
法等が挙げられる。
【0012】アミノ基と反応性の官能基を含有する単量
体(a1)の使用量は、全モノマーのうち0.1〜30
重量%であることが好ましく、0.2〜20重量%であ
ることがより好ましい。また粒子表面に官能基を存在さ
せるため、全モノマーの90重量%を重合系に添加した
後に、重合系に添加するモノマーのうち、(a1)が1
〜80重量%であることが好ましく、3〜50重量%で
あることがより好ましい。
体(a1)の使用量は、全モノマーのうち0.1〜30
重量%であることが好ましく、0.2〜20重量%であ
ることがより好ましい。また粒子表面に官能基を存在さ
せるため、全モノマーの90重量%を重合系に添加した
後に、重合系に添加するモノマーのうち、(a1)が1
〜80重量%であることが好ましく、3〜50重量%で
あることがより好ましい。
【0013】アミノ基と反応性の官能基を含有する単量
体(a1)としては、(メタ)アクリル酸グリシジル、
アリルグリシジルエーテル、p−グリシジルスチレン、
スチレン−p−グリシジルエーテル等のエポキシ基含有
単量体;ビニルオキサゾリン等のオキサゾリン基含有単
量体;(メタ)アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、
フマル酸等のカルボキシル基含有単量体;無水マレイン
酸等の無水カルボン酸基含有単量体;メタクリロイルイ
ソシアネートイソシアネート基含有単量体等が挙げら
れ、これらのうち1種または2種以上を用いることがで
きる。これらの中でも(メタ)アクリル酸グリシジル、
アリルグリシジルエーテル等のエポキシ基を有する単量
体を用いることが好ましい。
体(a1)としては、(メタ)アクリル酸グリシジル、
アリルグリシジルエーテル、p−グリシジルスチレン、
スチレン−p−グリシジルエーテル等のエポキシ基含有
単量体;ビニルオキサゾリン等のオキサゾリン基含有単
量体;(メタ)アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、
フマル酸等のカルボキシル基含有単量体;無水マレイン
酸等の無水カルボン酸基含有単量体;メタクリロイルイ
ソシアネートイソシアネート基含有単量体等が挙げら
れ、これらのうち1種または2種以上を用いることがで
きる。これらの中でも(メタ)アクリル酸グリシジル、
アリルグリシジルエーテル等のエポキシ基を有する単量
体を用いることが好ましい。
【0014】アミノ基と反応性の官能基を含有しない単
量体(a2)としては、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ペ
ンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリ
ル酸オクチル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)
アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸シ
クロヘキシル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、
(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル等の(メタ)ア
クリル酸エステル;スチレン、α−メチルスチレン、p
−メチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、
3,4−ジメチルスチレン、p−クロロスチレン、ビニ
ルナフタレン、ビニルアントラセン等の芳香族ビニル化
合物;ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等の共役
ジエン化合物;酢酸ビニル、ピバリン酸ビニル等のビニ
ルエステル類;N−メチルマレイミド、N−フェニルマ
レイミドなどのイミド系単量体類、(メタ)アクリロニ
トリル等のニトリル系単量体類;(メタ)アクリルアミ
ド、マレイン酸アミド等のアミド系単量体類;エチレ
ン、プロピレン、n−ブテン等のα−オレフィン類;エ
チルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等のビニル
エーテル類;ビニルピロリドン等の複素環式ビニル化合
物等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を用
いることができる。
量体(a2)としては、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピ
ル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ペ
ンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリ
ル酸オクチル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)
アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸シ
クロヘキシル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、
(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル等の(メタ)ア
クリル酸エステル;スチレン、α−メチルスチレン、p
−メチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、
3,4−ジメチルスチレン、p−クロロスチレン、ビニ
ルナフタレン、ビニルアントラセン等の芳香族ビニル化
合物;ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等の共役
ジエン化合物;酢酸ビニル、ピバリン酸ビニル等のビニ
ルエステル類;N−メチルマレイミド、N−フェニルマ
レイミドなどのイミド系単量体類、(メタ)アクリロニ
トリル等のニトリル系単量体類;(メタ)アクリルアミ
ド、マレイン酸アミド等のアミド系単量体類;エチレ
ン、プロピレン、n−ブテン等のα−オレフィン類;エ
チルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等のビニル
エーテル類;ビニルピロリドン等の複素環式ビニル化合
物等が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を用
いることができる。
【0015】またアミノ基と反応性の官能基を含有しな
い単量体(a2)として、必要に応じて、多官能モノマ
ーを併用することができ、これらの例としては、エチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)
アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アク
リレート、ジメチロールトリシクロデカンジ(メタ)ア
クリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレート等のジ
(メタ)アクリレート類;トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート等のトリ(メタ)アクリレート類;ペ
ンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート等のテ
トラ(メタ)アクリレート類;ジビニルベンゼン、トリ
ビニルベンゼン等の多官能芳香族ビニル化合物;アリル
(メタ)アクリレート、ビニル(メタ)アクリレート等
の2個以上の異なるエチレン性不飽和結合含有化合物等
が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を用いる
ことができる。多官能モノマーは全モノマー(a1+a
2)の10重量%以下であることが好ましく、8重量%
以下であることがより好ましく、5重量%以下であるこ
とが更に好ましい。
い単量体(a2)として、必要に応じて、多官能モノマ
ーを併用することができ、これらの例としては、エチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)
アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アク
リレート、ジメチロールトリシクロデカンジ(メタ)ア
クリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレート等のジ
(メタ)アクリレート類;トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート等のトリ(メタ)アクリレート類;ペ
ンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート等のテ
トラ(メタ)アクリレート類;ジビニルベンゼン、トリ
ビニルベンゼン等の多官能芳香族ビニル化合物;アリル
(メタ)アクリレート、ビニル(メタ)アクリレート等
の2個以上の異なるエチレン性不飽和結合含有化合物等
が挙げられ、これらのうち1種または2種以上を用いる
ことができる。多官能モノマーは全モノマー(a1+a
2)の10重量%以下であることが好ましく、8重量%
以下であることがより好ましく、5重量%以下であるこ
とが更に好ましい。
【0016】乳化重合または懸濁重合の実施は、公知の
方法で行うことができる。その際の重合開始剤として
は、特に制限はなく、例えば、過酸化水素、過硫酸カリ
ウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、ベンゾ
イルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド、ジクミル
パーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド、クメンヒ
ドロパーオキシド、t−ブチルヒドロパーオキシド、ジ
イソプロピルベンゼンヒドロパーオキシド等の過酸化
物;2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′
−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)、ア
ゾビスシアノ吉草酸、2,2′−アゾビス−(2−アミ
ジノプロパン)二塩酸塩等のアゾ化合物等が挙げられ
る。また、前記重合開始剤とともに、還元剤、および必
要に応じてキレート化剤を併用したレドックス開始剤系
を用いても良い。還元剤としては、例えば、ロンガリッ
ト(スルホキシル酸ナトリウム ホルムアルデヒド)等
のアルカリ金属ホルムアルデヒドスルホキシレート類;
亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸
塩;ピロ亜硫酸ナトリウム等のピロ亜硫酸塩;チオ硫酸
ナトリウム等のチオ硫酸塩;亜リン酸、亜リン酸ナトリ
ウム等の亜リン酸塩類;ピロ亜リン酸ナトリウム等のピ
ロ亜リン酸塩;メルカプタン類;アスコルビン酸、アス
コルビン酸ナトリウム等のアスコルビン酸塩類;エリソ
ルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム等のエリソルビン
酸塩類;グルコース、デキストロース等の糖類;硫酸第
一鉄、硫酸銅等の金属塩等が挙げられる。キレート化剤
としては、ピロリン酸ナトリウム、エチレンジアミン四
酢酸塩等が挙げられる。これらの使用量は、それぞれの
開始剤系の組み合わせに応じ適量を用いる。
方法で行うことができる。その際の重合開始剤として
は、特に制限はなく、例えば、過酸化水素、過硫酸カリ
ウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、ベンゾ
イルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド、ジクミル
パーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド、クメンヒ
ドロパーオキシド、t−ブチルヒドロパーオキシド、ジ
イソプロピルベンゼンヒドロパーオキシド等の過酸化
物;2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′
−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)、ア
ゾビスシアノ吉草酸、2,2′−アゾビス−(2−アミ
ジノプロパン)二塩酸塩等のアゾ化合物等が挙げられ
る。また、前記重合開始剤とともに、還元剤、および必
要に応じてキレート化剤を併用したレドックス開始剤系
を用いても良い。還元剤としては、例えば、ロンガリッ
ト(スルホキシル酸ナトリウム ホルムアルデヒド)等
のアルカリ金属ホルムアルデヒドスルホキシレート類;
亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸
塩;ピロ亜硫酸ナトリウム等のピロ亜硫酸塩;チオ硫酸
ナトリウム等のチオ硫酸塩;亜リン酸、亜リン酸ナトリ
ウム等の亜リン酸塩類;ピロ亜リン酸ナトリウム等のピ
ロ亜リン酸塩;メルカプタン類;アスコルビン酸、アス
コルビン酸ナトリウム等のアスコルビン酸塩類;エリソ
ルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム等のエリソルビン
酸塩類;グルコース、デキストロース等の糖類;硫酸第
一鉄、硫酸銅等の金属塩等が挙げられる。キレート化剤
としては、ピロリン酸ナトリウム、エチレンジアミン四
酢酸塩等が挙げられる。これらの使用量は、それぞれの
開始剤系の組み合わせに応じ適量を用いる。
【0017】本発明に用いられる、分子中に一級または
二級アミノ基を有するポリビニルアルコール系重合体
(B)としては、分子内に一級または二級アミノ基を含
有するポリビニルアルコール系重合体であれば特に制限
はない。アミノ基を有するポリビニルアルコール系重合
体(B)の製造方法としては、例えば、 (1)一級アミノ基または二級アミノ基を有するエチレ
ン性不飽和単量体、または加水分解等により一級アミノ
基または二級アミノ基を生成しうる官能基を有するエチ
レン性不飽和単量体と、酢酸ビニルとを共重合させた
後、ケン化する方法; (2)アリルグリシジルエーテルなどのエポキシ基を有
する単量体と酢酸ビニルとを共重合させて得られたポリ
マーの側鎖のエポキシ基に、アミノ基を有するメルカプ
タンを水酸化ナトリウム等を触媒として付加反応させた
後、ケン化する方法; (3)ポリビニルアルコールの水酸基と反応しうる官能
基を分子内に有し、且つ一級あるいは二級アミノ基を有
する化合物をポリビニルアルコール系重合体に反応させ
る方法; (4)メルカプト基を有するポリビニルアルコール系重
合体の存在下で、一級アミノ基または二級アミノ基を有
するエチレン性不飽和単量体を重合させる方法;等が挙
げられる。
二級アミノ基を有するポリビニルアルコール系重合体
(B)としては、分子内に一級または二級アミノ基を含
有するポリビニルアルコール系重合体であれば特に制限
はない。アミノ基を有するポリビニルアルコール系重合
体(B)の製造方法としては、例えば、 (1)一級アミノ基または二級アミノ基を有するエチレ
ン性不飽和単量体、または加水分解等により一級アミノ
基または二級アミノ基を生成しうる官能基を有するエチ
レン性不飽和単量体と、酢酸ビニルとを共重合させた
後、ケン化する方法; (2)アリルグリシジルエーテルなどのエポキシ基を有
する単量体と酢酸ビニルとを共重合させて得られたポリ
マーの側鎖のエポキシ基に、アミノ基を有するメルカプ
タンを水酸化ナトリウム等を触媒として付加反応させた
後、ケン化する方法; (3)ポリビニルアルコールの水酸基と反応しうる官能
基を分子内に有し、且つ一級あるいは二級アミノ基を有
する化合物をポリビニルアルコール系重合体に反応させ
る方法; (4)メルカプト基を有するポリビニルアルコール系重
合体の存在下で、一級アミノ基または二級アミノ基を有
するエチレン性不飽和単量体を重合させる方法;等が挙
げられる。
【0018】ポリビニルアルコール系重合体(B)は、
分子内に一級あるいは二級アミノ基以外の官能基を有し
ていても本発明の効果を損なわない限り差し支えない。
そのような官能基を与える単量体単位としては、エチレ
ン、イソブチレン、アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、(無水)
マレイン酸、(無水)イタコン酸、アリルスルホン酸、
メタリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸、メタクリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酸、アクリル酸スルホプ
ロピル、メタクリル酸スルホプロピル、およびそれらの
アルカリ塩、アクリルアミド、メタクリルアミド、トリ
メチル−(3−アクリルアミド−3−ジメチルプロピ
ル)−アンモニウムクロリド、エチルビニルエーテル、
ブチルビニルエーテル、N−ビニルピロリドン、塩化ビ
ニル、臭化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデン、フ
ッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン等が挙げられ
る。また、チオール酢酸、メルカプトプロピオン酸等の
チオール化合物存在下で、酢酸ビニル等のビニルエステ
ル系単量体を重合することによって得られる末端に官能
基を有するポリマーでも良い。
分子内に一級あるいは二級アミノ基以外の官能基を有し
ていても本発明の効果を損なわない限り差し支えない。
そのような官能基を与える単量体単位としては、エチレ
ン、イソブチレン、アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、(無水)
マレイン酸、(無水)イタコン酸、アリルスルホン酸、
メタリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸、メタクリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酸、アクリル酸スルホプ
ロピル、メタクリル酸スルホプロピル、およびそれらの
アルカリ塩、アクリルアミド、メタクリルアミド、トリ
メチル−(3−アクリルアミド−3−ジメチルプロピ
ル)−アンモニウムクロリド、エチルビニルエーテル、
ブチルビニルエーテル、N−ビニルピロリドン、塩化ビ
ニル、臭化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデン、フ
ッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン等が挙げられ
る。また、チオール酢酸、メルカプトプロピオン酸等の
チオール化合物存在下で、酢酸ビニル等のビニルエステ
ル系単量体を重合することによって得られる末端に官能
基を有するポリマーでも良い。
【0019】ポリビニルアルコール系重合体(B)の一
級あるいは二級アミノ基の含有量は、特に制限はなく、
重合度等により好適な範囲が変化するが、一般に、前記
アミノ基由来の窒素原子の含有量が、該ポリビニルアル
コール系重合体の全重量に対して、0.05〜5重量%
であるのが好ましく、0.1〜3重量%であるのがより
好ましい。アミノ基由来の窒素原子の含有量が0.05
重量%よりも少ない場合には、アミノ基と反応性の官能
基を有する微粒子との反応性が低下し、微粒子表面の修
飾が十分でない。また、アミノ基由来の窒素原子の含有
量が5重量%を越える場合には、アミノ基と反応性の官
能基を有する微粒子との反応性が高すぎ、反応中に系が
ゲル化しやすくなる。
級あるいは二級アミノ基の含有量は、特に制限はなく、
重合度等により好適な範囲が変化するが、一般に、前記
アミノ基由来の窒素原子の含有量が、該ポリビニルアル
コール系重合体の全重量に対して、0.05〜5重量%
であるのが好ましく、0.1〜3重量%であるのがより
好ましい。アミノ基由来の窒素原子の含有量が0.05
重量%よりも少ない場合には、アミノ基と反応性の官能
基を有する微粒子との反応性が低下し、微粒子表面の修
飾が十分でない。また、アミノ基由来の窒素原子の含有
量が5重量%を越える場合には、アミノ基と反応性の官
能基を有する微粒子との反応性が高すぎ、反応中に系が
ゲル化しやすくなる。
【0020】ポリビニルアルコール系重合体(B)のケ
ン化度は、50モル%以上が好ましく、60モル%以上
がより好ましく、70モル%以上がさらに好ましい。ケ
ン化度が50モル%未満の場合には、ポリビニルアルコ
ール系重合体の親水性が小さく、表面修飾効果が不十分
である。また、ポリビニルアルコール系重合体の分子量
は、ジメチルスルホキシド中の極限粘度測定(JIS)
から算出した粘度平均分子量が、200,000以下で
あるのが好ましく、100,000以下であるのがより
好ましい。分子量が200,000を越える場合には、
アミノ基由来の窒素原子の含有量が5重量%を越える場
合には、アミノ基と反応性の官能基を有する微粒子との
反応性が高すぎ、反応中に系がゲル化しやすくなる。
ン化度は、50モル%以上が好ましく、60モル%以上
がより好ましく、70モル%以上がさらに好ましい。ケ
ン化度が50モル%未満の場合には、ポリビニルアルコ
ール系重合体の親水性が小さく、表面修飾効果が不十分
である。また、ポリビニルアルコール系重合体の分子量
は、ジメチルスルホキシド中の極限粘度測定(JIS)
から算出した粘度平均分子量が、200,000以下で
あるのが好ましく、100,000以下であるのがより
好ましい。分子量が200,000を越える場合には、
アミノ基由来の窒素原子の含有量が5重量%を越える場
合には、アミノ基と反応性の官能基を有する微粒子との
反応性が高すぎ、反応中に系がゲル化しやすくなる。
【0021】アミノ基と反応性の官能基を粒子表面に有
する微粒子(A)に対する、分子中に一級または二級ア
ミノ基を有するポリビニルアルコール系重合体(B)の
重量は、(A)100gに対し、(B)0.1〜50g
が好ましく、0.5〜30gがより好ましく、1〜20
gが更に好ましい。
する微粒子(A)に対する、分子中に一級または二級ア
ミノ基を有するポリビニルアルコール系重合体(B)の
重量は、(A)100gに対し、(B)0.1〜50g
が好ましく、0.5〜30gがより好ましく、1〜20
gが更に好ましい。
【0022】アミノ基と反応性の官能基を粒子表面に有
する微粒子(A)と、分子中に一級または二級アミノ基
を有するポリビニルアルコール系重合体(B)との反応
は、例えば、乳化重合等により(A)を製造した後、引
き続き重合系中に(B)を添加して、常温または加熱下
で撹拌を行うこと等により可能である。このようにして
得られた、表面をポリビニルアルコール系重合体で修飾
された微粒子は、きわめて安定的に表面が修飾されてお
り、種々の優れた特性、例えば後述する実施例に示すよ
うに、優れた耐溶剤性等を有している。
する微粒子(A)と、分子中に一級または二級アミノ基
を有するポリビニルアルコール系重合体(B)との反応
は、例えば、乳化重合等により(A)を製造した後、引
き続き重合系中に(B)を添加して、常温または加熱下
で撹拌を行うこと等により可能である。このようにして
得られた、表面をポリビニルアルコール系重合体で修飾
された微粒子は、きわめて安定的に表面が修飾されてお
り、種々の優れた特性、例えば後述する実施例に示すよ
うに、優れた耐溶剤性等を有している。
【0023】また、本発明の、表面をポリビニルアルコ
ール系重合体で修飾された微粒子とポリビニルアルコー
ル系重合体とからなる組成物は、(I)表面修飾された
微粒子とポリビニルアルコール系重合体を水性媒体中で
混和させる方法、(II)アミノ基と反応性の官能基を有
する微粒子と、アミノ基含有ポリビニルアルコール系重
合体とを、アミノ基を含有しないポリビニルアルコール
系重合体の存在下で反応させる方法等により得られる。
表面をポリビニルアルコール系重合体で修飾された微粒
子と、ポリビニルアルコール系重合体との重量比は、表
面修飾された微粒子/ポリビニルアルコール系重合体
が、1/99〜99/1であることが好ましく、5/9
5〜95/5であることがより好ましく、10/90〜
90/10であることがさらに好ましい。表面をポリビ
ニルアルコールで修飾された微粒子は、ポリビニルアル
コールとの混ざりが良好であるため、後述する実施例か
らも明らかなように、均一で透明な柔軟フイルムを得る
ことができる。
ール系重合体で修飾された微粒子とポリビニルアルコー
ル系重合体とからなる組成物は、(I)表面修飾された
微粒子とポリビニルアルコール系重合体を水性媒体中で
混和させる方法、(II)アミノ基と反応性の官能基を有
する微粒子と、アミノ基含有ポリビニルアルコール系重
合体とを、アミノ基を含有しないポリビニルアルコール
系重合体の存在下で反応させる方法等により得られる。
表面をポリビニルアルコール系重合体で修飾された微粒
子と、ポリビニルアルコール系重合体との重量比は、表
面修飾された微粒子/ポリビニルアルコール系重合体
が、1/99〜99/1であることが好ましく、5/9
5〜95/5であることがより好ましく、10/90〜
90/10であることがさらに好ましい。表面をポリビ
ニルアルコールで修飾された微粒子は、ポリビニルアル
コールとの混ざりが良好であるため、後述する実施例か
らも明らかなように、均一で透明な柔軟フイルムを得る
ことができる。
【0024】本発明の表面修飾された微粒子、および表
面修飾された微粒子とポリビニルアルコール系重合体と
からなる組成物には、必要があれば、従来公知の添加物
を添加して用いることができる。例えば、本発明の表面
修飾された微粒子、または表面修飾された微粒子とポリ
ビニルアルコール系重合体とからなる組成物の水性エマ
ルジョン等に、ポリ酢酸ビニルエマルジョン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体エマルジョン、(メタ)アクリル
酸エステル(共)重合体エマルジョン、スチレン−ブタ
ジエン共重合体エマルジョン、エポキシエマルジョン、
ウレタンエマルジョン等の各種樹脂エマルジョン;N−
メチルピロリドン、トルエン、パークレン、ジクロロベ
ンゼン、トリクロロベンゼン等の各種有機溶剤;でんぷ
ん、変性でんぷん、酸化でんぷん、アルギン酸ナトリウ
ム、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシメチルセルロース、無水マレイン酸/イソブ
チレン共重合体、無水マレイン酸/スチレン共重合体、
無水マレイン酸/メチルビニルエーテル共重合体等の水
溶性高分子;尿素/ホルマリン樹脂、尿素/メラミン/
ホルマリン樹脂、フェノール/ホルマリン樹脂等の熱硬
化性樹脂;クレー、カオリン、タルク、炭酸カルシウ
ム、木粉等の充填剤;小麦粉等の増量剤;ホウ酸、硫酸
アルミニウム等の反応促進剤;酸化チタン等の顔料;酸
化防止剤;紫外線吸収剤;消泡剤;レベリング剤;凍結
防止剤;防腐剤;防錆剤等の各種添加剤を配合すること
ができる。
面修飾された微粒子とポリビニルアルコール系重合体と
からなる組成物には、必要があれば、従来公知の添加物
を添加して用いることができる。例えば、本発明の表面
修飾された微粒子、または表面修飾された微粒子とポリ
ビニルアルコール系重合体とからなる組成物の水性エマ
ルジョン等に、ポリ酢酸ビニルエマルジョン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体エマルジョン、(メタ)アクリル
酸エステル(共)重合体エマルジョン、スチレン−ブタ
ジエン共重合体エマルジョン、エポキシエマルジョン、
ウレタンエマルジョン等の各種樹脂エマルジョン;N−
メチルピロリドン、トルエン、パークレン、ジクロロベ
ンゼン、トリクロロベンゼン等の各種有機溶剤;でんぷ
ん、変性でんぷん、酸化でんぷん、アルギン酸ナトリウ
ム、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシメチルセルロース、無水マレイン酸/イソブ
チレン共重合体、無水マレイン酸/スチレン共重合体、
無水マレイン酸/メチルビニルエーテル共重合体等の水
溶性高分子;尿素/ホルマリン樹脂、尿素/メラミン/
ホルマリン樹脂、フェノール/ホルマリン樹脂等の熱硬
化性樹脂;クレー、カオリン、タルク、炭酸カルシウ
ム、木粉等の充填剤;小麦粉等の増量剤;ホウ酸、硫酸
アルミニウム等の反応促進剤;酸化チタン等の顔料;酸
化防止剤;紫外線吸収剤;消泡剤;レベリング剤;凍結
防止剤;防腐剤;防錆剤等の各種添加剤を配合すること
ができる。
【0025】本発明の表面修飾された微粒子、および表
面修飾された微粒子とポリビニルアルコール系重合体と
からなる組成物は、粒子表面が極めて親水性である特徴
を活かして、フィルム、塗料、樹脂改質剤、接着剤、繊
維加工剤などとして利用することができる。
面修飾された微粒子とポリビニルアルコール系重合体と
からなる組成物は、粒子表面が極めて親水性である特徴
を活かして、フィルム、塗料、樹脂改質剤、接着剤、繊
維加工剤などとして利用することができる。
【0026】
【実施例】以下に実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。
説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。
【0027】以下の実施例などで用いた化合物に関する
略号を下記に示す。 BA :アクリル酸ブチル MMA :メタクリル酸メチル GMA :メタクリル酸グリシジル HDDA :1,6−ヘキサンジオールジアクリレート ALMA : メタクリル酸アリル SDOSS:ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム KPS : 過硫酸カリウム
略号を下記に示す。 BA :アクリル酸ブチル MMA :メタクリル酸メチル GMA :メタクリル酸グリシジル HDDA :1,6−ヘキサンジオールジアクリレート ALMA : メタクリル酸アリル SDOSS:ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム KPS : 過硫酸カリウム
【0028】《アミノ基含有ポリビニルアルコールの製
造》 [参考例1]還流冷却管を備えた反応容器に、酢酸ビニ
ルモノマー 405部、アリルグリシジルエーテル 1
1部およびメタノール 30部を秤取し、内部を十分に
窒素置換した後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリ
ル 4.5部をメタノール15部に溶解させた開始剤溶
液を添加し、60℃で4時間重合させた後、冷却して重
合を停止させた。このときの固形分濃度は54.8%で
あった。次いで、30℃、減圧下でメタノールを時々添
加しながら未反応の酢酸ビニルモノマーを除去し、ポリ
酢酸ビニル共重合体のメタノール溶液(固形分濃度4
4.5%)を得た。次に、前記ポリ酢酸ビニル共重合体
のメタノール溶液 100部を、還流冷却管を備えた反
応容器に秤取し、内部を十分に窒素置換した後、2−ア
ミノチオフェノール 8.0部と水酸化ナトリウム
0.03部をメタノール 48部に溶解させた溶液を添
加し、50℃で2時間反応させた。次いで、濃度10%
の水酸化ナトリウムのメタノール溶液 20部を添加
し、40℃で5時間放置することによりケン化反応を行
った。得られた反応物を粉砕し、酢酸 8部を加えて中
和した後、ソックスレー抽出器を用いてメタノールで4
8時間以上洗浄し、続いて60℃で20時間以上乾燥さ
せることにより1級アミノ基含有ポリビニルアルコール
(以下、アミノ基変性PVAと称する)を得た。アミ
ノ基変性PVAのIRおよび1H−NMR測定によ
り、エポキシ基は完全に消失しており、またアミノ基由
来の窒素原子が0.67重量%導入され、ケン化度が9
9.0モル%であることが確認された。アミノ基変性P
VAのジメチルスルホキシド中での極限粘度測定(J
IS)を実施し粘度平均分子量を算出したところ、4
0,000であった。
造》 [参考例1]還流冷却管を備えた反応容器に、酢酸ビニ
ルモノマー 405部、アリルグリシジルエーテル 1
1部およびメタノール 30部を秤取し、内部を十分に
窒素置換した後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリ
ル 4.5部をメタノール15部に溶解させた開始剤溶
液を添加し、60℃で4時間重合させた後、冷却して重
合を停止させた。このときの固形分濃度は54.8%で
あった。次いで、30℃、減圧下でメタノールを時々添
加しながら未反応の酢酸ビニルモノマーを除去し、ポリ
酢酸ビニル共重合体のメタノール溶液(固形分濃度4
4.5%)を得た。次に、前記ポリ酢酸ビニル共重合体
のメタノール溶液 100部を、還流冷却管を備えた反
応容器に秤取し、内部を十分に窒素置換した後、2−ア
ミノチオフェノール 8.0部と水酸化ナトリウム
0.03部をメタノール 48部に溶解させた溶液を添
加し、50℃で2時間反応させた。次いで、濃度10%
の水酸化ナトリウムのメタノール溶液 20部を添加
し、40℃で5時間放置することによりケン化反応を行
った。得られた反応物を粉砕し、酢酸 8部を加えて中
和した後、ソックスレー抽出器を用いてメタノールで4
8時間以上洗浄し、続いて60℃で20時間以上乾燥さ
せることにより1級アミノ基含有ポリビニルアルコール
(以下、アミノ基変性PVAと称する)を得た。アミ
ノ基変性PVAのIRおよび1H−NMR測定によ
り、エポキシ基は完全に消失しており、またアミノ基由
来の窒素原子が0.67重量%導入され、ケン化度が9
9.0モル%であることが確認された。アミノ基変性P
VAのジメチルスルホキシド中での極限粘度測定(J
IS)を実施し粘度平均分子量を算出したところ、4
0,000であった。
【0029】[参考例2]参考例1において、酢酸ビニ
ルモノマーを 350部、アリルグリシジルエーテルを
24.4部として酢酸ビニル共重合体を得、2−アミ
ノチオフェノールを 28部、水酸化ナトリウムを 1
0部として反応させること以外は、参考例1と同様にし
て1級アミノ基含有ポリビニルアルコール(以下、アミ
ノ基変性PVAと称する)を得た。アミノ基変性PV
AのIRおよび1H−NMR測定により、エポキシ基
は完全に消失しており、またアミノ基由来の窒素原子が
1.77重量%導入され、ケン化度が88.5モル%で
あることが確認された。アミノ基変性PVAのジメチ
ルスルホキシド中での極限粘度測定(JIS)を実施し
粘度平均分子量を算出したところ、15,000であっ
た。
ルモノマーを 350部、アリルグリシジルエーテルを
24.4部として酢酸ビニル共重合体を得、2−アミ
ノチオフェノールを 28部、水酸化ナトリウムを 1
0部として反応させること以外は、参考例1と同様にし
て1級アミノ基含有ポリビニルアルコール(以下、アミ
ノ基変性PVAと称する)を得た。アミノ基変性PV
AのIRおよび1H−NMR測定により、エポキシ基
は完全に消失しており、またアミノ基由来の窒素原子が
1.77重量%導入され、ケン化度が88.5モル%で
あることが確認された。アミノ基変性PVAのジメチ
ルスルホキシド中での極限粘度測定(JIS)を実施し
粘度平均分子量を算出したところ、15,000であっ
た。
【0030】《表面修飾された微粒子の製造》 [実施例1]冷却管付きフラスコに、SDOSS 0.
75g、炭酸水素ナトリウム 0.15gおよび蒸留水
430gを秤取し、80℃に昇温した後、系内を十分に
窒素置換した。次いで、BA 12.82g、HDDA
0.405g、ALMA0.270gおよびSDOS
S 0.135gの混合物(モノマー)と、KPS
0.054gを蒸留水 3.0gに溶解した水溶液(開
始剤)を、別々の滴下ロートからフラスコ内に20分
間かけて滴下し、更に滴下終了後30分間保持して重合
の追い込みを行った。その後、BA 117.85g、
HDDA 2.430g、ALMA 1.215gおよ
びSDOSS 1.215gの混合物(モノマー)
と、KPS 0.122gを蒸留水 15.0gに溶解
した水溶液(開始剤)を、別々の滴下ロートからフラ
スコ内に120分間かけて滴下し、更に滴下終了後60
分間保持して重合の追い込みを行った。次に、BA 1
0.5g、GMA 4.5gおよびSDOSS 0.0
75gの混合物(モノマー)と、KPS 0.023
gを蒸留水 2.0gに溶解した水溶液(開始剤)
を、別々の滴下ロートからフラスコ内に40分間かけて
滴下し、更に滴下終了後30分間保持して重合を完了さ
せて、粒子表面にエポキシ基を導入したエマルジョンを
得た。このエマルジョンの数平均粒子径を動的光散乱法
により測定すると、100nmであった。このエマルジ
ョンに参考例1で得られたPVA 15gを蒸留水1
35gに溶解した水溶液を添加し、80℃で60分間撹
拌して反応を行い、粒子表面がPVAで修飾されたエ
マルジョンを得た。このエマルジョンを遠心分離して、
未反応のPVAの量を分析すると、添加したPVA
の7%であり、ほぼ定量的にかつ安定的に反応してい
た。得られたエマルジョンをキヤストしてフイルムを
得、これをアセトン中に20℃、5時間の条件下に浸漬
し、フイルムの面積膨潤率[(浸漬後の面積―浸漬前の
面積)/ 浸漬前の面積×100]、および溶出率[(浸
漬前の重量―浸漬後の重量)/ 浸漬前の重量×100]
を測定した。その結果、面積膨潤率150%、溶出率1
0%であった。
75g、炭酸水素ナトリウム 0.15gおよび蒸留水
430gを秤取し、80℃に昇温した後、系内を十分に
窒素置換した。次いで、BA 12.82g、HDDA
0.405g、ALMA0.270gおよびSDOS
S 0.135gの混合物(モノマー)と、KPS
0.054gを蒸留水 3.0gに溶解した水溶液(開
始剤)を、別々の滴下ロートからフラスコ内に20分
間かけて滴下し、更に滴下終了後30分間保持して重合
の追い込みを行った。その後、BA 117.85g、
HDDA 2.430g、ALMA 1.215gおよ
びSDOSS 1.215gの混合物(モノマー)
と、KPS 0.122gを蒸留水 15.0gに溶解
した水溶液(開始剤)を、別々の滴下ロートからフラ
スコ内に120分間かけて滴下し、更に滴下終了後60
分間保持して重合の追い込みを行った。次に、BA 1
0.5g、GMA 4.5gおよびSDOSS 0.0
75gの混合物(モノマー)と、KPS 0.023
gを蒸留水 2.0gに溶解した水溶液(開始剤)
を、別々の滴下ロートからフラスコ内に40分間かけて
滴下し、更に滴下終了後30分間保持して重合を完了さ
せて、粒子表面にエポキシ基を導入したエマルジョンを
得た。このエマルジョンの数平均粒子径を動的光散乱法
により測定すると、100nmであった。このエマルジ
ョンに参考例1で得られたPVA 15gを蒸留水1
35gに溶解した水溶液を添加し、80℃で60分間撹
拌して反応を行い、粒子表面がPVAで修飾されたエ
マルジョンを得た。このエマルジョンを遠心分離して、
未反応のPVAの量を分析すると、添加したPVA
の7%であり、ほぼ定量的にかつ安定的に反応してい
た。得られたエマルジョンをキヤストしてフイルムを
得、これをアセトン中に20℃、5時間の条件下に浸漬
し、フイルムの面積膨潤率[(浸漬後の面積―浸漬前の
面積)/ 浸漬前の面積×100]、および溶出率[(浸
漬前の重量―浸漬後の重量)/ 浸漬前の重量×100]
を測定した。その結果、面積膨潤率150%、溶出率1
0%であった。
【0031】[実施例2]冷却管付きフラスコに、SD
OSS 0.207g、炭酸水素ナトリウム 0.18
gおよび蒸留水400gを秤取し、80℃に昇温した
後、系内を十分に窒素置換した。次いで、BA 15.
39g、HDDA 0.486g、ALMA0.324
gおよびSDOSS 0.065gの混合物(モノマー
)と、KPS 0.065gを蒸留水 3.0gに溶
解した水溶液(開始剤)を、別々の滴下ロートからフ
ラスコ内に20分間かけて滴下し、更に滴下終了後30
分間保持して重合の追い込みを行った。その後、BA
138.51g、HDDA4.374g、ALMA
2.916gおよびSDOSS 0.583gの混合物
(モノマー)と、KPS 0.146gを蒸留水 1
5.0gに溶解した水溶液(開始剤)を、別々の滴下
ロートからフラスコ内に150分間かけて滴下し、更に
滴下終了後60分間保持して重合の追い込みを行った。
次に、MMA14.4g、GMA 3.6gおよびSD
OSS 0.072gの混合物(モノマー)と、KP
S 0.018gを蒸留水 2.0gに溶解した水溶液
(開始剤)を、別々の滴下ロートからフラスコ内に6
0分間かけて滴下し、更に滴下終了後30分間保持して
重合を完了させて、粒子表面にエポキシ基を導入したエ
マルジョンを得た。このエマルジョンの数平均粒子径を
動的光散乱法により測定すると、250nmであった。
このエマルジョンに参考例2で得られたPVA10g
を蒸留水 90gに溶解した水溶液を添加し、80℃で
60分間撹拌して反応を行い、粒子表面がPVAで修
飾されたエマルジョンを得た。このエマルジョンを遠心
分離して、未反応のPVAの量を分析すると、添加し
たPVAの3%であり、ほぼ定量的にかつ安定的に反
応していた。得られたエマルジョンをキヤストしてフイ
ルムを得、これをアセトン中に20℃、5時間条件下で
浸漬した。その結果、面積膨潤率180%、溶出率12
%であった。
OSS 0.207g、炭酸水素ナトリウム 0.18
gおよび蒸留水400gを秤取し、80℃に昇温した
後、系内を十分に窒素置換した。次いで、BA 15.
39g、HDDA 0.486g、ALMA0.324
gおよびSDOSS 0.065gの混合物(モノマー
)と、KPS 0.065gを蒸留水 3.0gに溶
解した水溶液(開始剤)を、別々の滴下ロートからフ
ラスコ内に20分間かけて滴下し、更に滴下終了後30
分間保持して重合の追い込みを行った。その後、BA
138.51g、HDDA4.374g、ALMA
2.916gおよびSDOSS 0.583gの混合物
(モノマー)と、KPS 0.146gを蒸留水 1
5.0gに溶解した水溶液(開始剤)を、別々の滴下
ロートからフラスコ内に150分間かけて滴下し、更に
滴下終了後60分間保持して重合の追い込みを行った。
次に、MMA14.4g、GMA 3.6gおよびSD
OSS 0.072gの混合物(モノマー)と、KP
S 0.018gを蒸留水 2.0gに溶解した水溶液
(開始剤)を、別々の滴下ロートからフラスコ内に6
0分間かけて滴下し、更に滴下終了後30分間保持して
重合を完了させて、粒子表面にエポキシ基を導入したエ
マルジョンを得た。このエマルジョンの数平均粒子径を
動的光散乱法により測定すると、250nmであった。
このエマルジョンに参考例2で得られたPVA10g
を蒸留水 90gに溶解した水溶液を添加し、80℃で
60分間撹拌して反応を行い、粒子表面がPVAで修
飾されたエマルジョンを得た。このエマルジョンを遠心
分離して、未反応のPVAの量を分析すると、添加し
たPVAの3%であり、ほぼ定量的にかつ安定的に反
応していた。得られたエマルジョンをキヤストしてフイ
ルムを得、これをアセトン中に20℃、5時間条件下で
浸漬した。その結果、面積膨潤率180%、溶出率12
%であった。
【0032】[比較例1]実施例1において、PVA
の代わりに、アミノ基を含有しない無変性のポリビニル
アルコール(分子量40,000、ケン化度98.8モ
ル%)を用いること以外は、実施例1と同様にして反応
を行った。このエマルジョンを遠心分離して、未反応の
PVAの量を分析すると、添加したPVAの99%であ
り、反応はほとんどしていなかった。このエマルジョン
を遠心分離して、未反応のPVAの量を分析すると、
添加したPVAの3%であり、ほぼ定量的に反応して
いた。得られたエマルジョンをキヤストしてフイルムを
得、これをアセトン中に20℃、5時間条件下で浸漬し
た。その結果、面積膨潤率300%、溶出率21%であ
った。
の代わりに、アミノ基を含有しない無変性のポリビニル
アルコール(分子量40,000、ケン化度98.8モ
ル%)を用いること以外は、実施例1と同様にして反応
を行った。このエマルジョンを遠心分離して、未反応の
PVAの量を分析すると、添加したPVAの99%であ
り、反応はほとんどしていなかった。このエマルジョン
を遠心分離して、未反応のPVAの量を分析すると、
添加したPVAの3%であり、ほぼ定量的に反応して
いた。得られたエマルジョンをキヤストしてフイルムを
得、これをアセトン中に20℃、5時間条件下で浸漬し
た。その結果、面積膨潤率300%、溶出率21%であ
った。
【0033】[比較例2]実施例1において、GMAを
用いないこと以外は、実施例1と同様にして反応を行っ
た。このエマルジョンを遠心分離して、未反応のPVA
の量を分析すると、添加したPVAの100%であ
り、反応はしていなかった。このエマルジョンを遠心分
離して、未反応のPVAの量を分析すると、添加した
PVAの3%であり、ほぼ定量的に反応していた。得
られたエマルジョンをキヤストしてフイルムを得、これ
をアセトン中に20℃、5時間条件下で浸漬した。その
結果、フイルムは溶解した。
用いないこと以外は、実施例1と同様にして反応を行っ
た。このエマルジョンを遠心分離して、未反応のPVA
の量を分析すると、添加したPVAの100%であ
り、反応はしていなかった。このエマルジョンを遠心分
離して、未反応のPVAの量を分析すると、添加した
PVAの3%であり、ほぼ定量的に反応していた。得
られたエマルジョンをキヤストしてフイルムを得、これ
をアセトン中に20℃、5時間条件下で浸漬した。その
結果、フイルムは溶解した。
【0034】《表面修飾された微粒子およびポリビニル
アルコール系重合体からなる組成物の製造》 [実施例3]実施例1で得られた粒子表面が修飾された
エマルジョン 100gに、無変性のポリビニルアルコ
ール(分子量40,000、ケン化度98.8モル%)
20gを蒸留水 80gに溶解した水溶液を添加して
混合した。得られた組成物水溶液を50℃の温度下でキ
ャストして得られた厚さ100μmの皮膜は、均一な透
明で柔軟なフィルムであった。
アルコール系重合体からなる組成物の製造》 [実施例3]実施例1で得られた粒子表面が修飾された
エマルジョン 100gに、無変性のポリビニルアルコ
ール(分子量40,000、ケン化度98.8モル%)
20gを蒸留水 80gに溶解した水溶液を添加して
混合した。得られた組成物水溶液を50℃の温度下でキ
ャストして得られた厚さ100μmの皮膜は、均一な透
明で柔軟なフィルムであった。
【0035】[実施例4]実施例1において、PVA
とともに、無変性のポリビニルアルコール(分子量4
0,000、ケン化度98.8モル%) 15gを用い
ること以外は、実施例1と同様にして反応を行った。得
られた組成物水溶液を50℃の温度下でキャストして得
られた厚さ100μmの皮膜は、均一な透明で柔軟なフ
ィルムであった。
とともに、無変性のポリビニルアルコール(分子量4
0,000、ケン化度98.8モル%) 15gを用い
ること以外は、実施例1と同様にして反応を行った。得
られた組成物水溶液を50℃の温度下でキャストして得
られた厚さ100μmの皮膜は、均一な透明で柔軟なフ
ィルムであった。
【0036】[比較例3]実施例3において、粒子表面
が修飾されたエマルジョンの代わりに、比較例2で得ら
れた粒子表面が修飾されていないエマルジョンを用いる
こと以外は、実施例3と同様にして組成物水溶液を得
た。得られた組成物水溶液を50℃の温度下でキャスト
して得られた厚さ100μmの皮膜は、柔軟ではあるも
のの、凝集部分のある不均一な、やや白濁した半透明な
ものであった。
が修飾されたエマルジョンの代わりに、比較例2で得ら
れた粒子表面が修飾されていないエマルジョンを用いる
こと以外は、実施例3と同様にして組成物水溶液を得
た。得られた組成物水溶液を50℃の温度下でキャスト
して得られた厚さ100μmの皮膜は、柔軟ではあるも
のの、凝集部分のある不均一な、やや白濁した半透明な
ものであった。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、微粒子表面にポリビニ
ルアルコール系重合体をその量の多少に拘わらず、安定
的に修飾でき、また得られる微粒子、および該微粒子と
ポリビニルアルコール系重合体からなる組成物は、ポリ
ビニルアルコール系重合体が極めて親水性であるため、
フィルム、塗料、樹脂改質剤、接着剤、繊維加工剤など
として有用である。
ルアルコール系重合体をその量の多少に拘わらず、安定
的に修飾でき、また得られる微粒子、および該微粒子と
ポリビニルアルコール系重合体からなる組成物は、ポリ
ビニルアルコール系重合体が極めて親水性であるため、
フィルム、塗料、樹脂改質剤、接着剤、繊維加工剤など
として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F070 AA46 AC80 AE30 BA08 BB02 DB10 DC12 DC13 4J002 AC02X AC09X BB04X BB14X BB17X BC04X BC08X BC09X BC11X BC13X BE02W BE04X BF01X BF02X BG01X BG04X BG05X BG06X BG07X BG10X BG11X BG13X BH02X BJ00X BL01X BL02X CD19X GH01 GJ01 GK02 4J031 AA12 AA13 AA15 AA16 AA17 AA20 AA22 AA23 AA25 AA29 AB02 AC07 AC08 AC09 AD01 AF10 AF12 AF13 AF16 AF30
Claims (6)
- 【請求項1】 アミノ基と反応性の官能基を粒子表面に
有する微粒子(A)と、分子中に一級または二級アミノ
基を有するポリビニルアルコール系重合体(B)とを反
応させた表面修飾された微粒子。 - 【請求項2】 アミノ基と反応性の官能基が、エポキシ
基、オキサゾリン基、カルボキシル基、無水カルボン酸
基およびイソシアネート基より選ばれる少なくとも1種
の官能基である請求項1記載の表面修飾された微粒子。 - 【請求項3】 微粒子が、数平均粒子径が0.01〜1
00μmである請求項1または2記載の表面修飾された
微粒子。 - 【請求項4】 アミノ基と反応性の官能基を粒子表面に
有する微粒子(A)と、分子中に一級または二級アミノ
基を有するポリビニルアルコール系重合体(B)とを反
応させることを特徴とする表面修飾された微粒子の製造
方法。 - 【請求項5】 微粒子が、乳化重合または懸濁重合によ
って得られる請求項4記載の表面修飾された微粒子の製
造方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の表面修飾された微粒子お
よびポリビニルアルコール系重合体からなる組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1954699A JP2000212367A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 表面修飾された微粒子、その製造方法および組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1954699A JP2000212367A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 表面修飾された微粒子、その製造方法および組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000212367A true JP2000212367A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=12002324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1954699A Pending JP2000212367A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 表面修飾された微粒子、その製造方法および組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000212367A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009071991A3 (en) * | 2007-12-06 | 2009-07-23 | Henkel Ag & Co Kgaa | Nanoparticle silica filled benzoxazine compositions |
| CN103074010A (zh) * | 2013-02-03 | 2013-05-01 | 四川诺施建材有限公司 | 一种建筑防水胶及其制备方法 |
| WO2016104505A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | 花王株式会社 | 顔料を含有する改質ポリマー粒子の製造方法 |
| CN107793520A (zh) * | 2016-09-07 | 2018-03-13 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种制备聚乙烯‑聚乙酸乙烯酯弹性体无皂微乳液的方法 |
| JP2020100747A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | 株式会社クラレ | エマルション及びエマルションの製造方法 |
-
1999
- 1999-01-28 JP JP1954699A patent/JP2000212367A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009071991A3 (en) * | 2007-12-06 | 2009-07-23 | Henkel Ag & Co Kgaa | Nanoparticle silica filled benzoxazine compositions |
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| US10421862B2 (en) | 2014-12-24 | 2019-09-24 | Kao Corporation | Process for producing pigment-containing modified polymer particles |
| CN107793520A (zh) * | 2016-09-07 | 2018-03-13 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种制备聚乙烯‑聚乙酸乙烯酯弹性体无皂微乳液的方法 |
| CN107793520B (zh) * | 2016-09-07 | 2020-10-23 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种制备聚乙烯-聚乙酸乙烯酯弹性体无皂微乳液的方法 |
| JP2020100747A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | 株式会社クラレ | エマルション及びエマルションの製造方法 |
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