JP2000212457A - 接着性熱可塑性樹脂組成物及びその使用方法 - Google Patents
接着性熱可塑性樹脂組成物及びその使用方法Info
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Abstract
着剤との接着強度が全くでないという問題を解決し、金
属用接着剤と良好に接着する熱可塑性樹脂組成物を提供
すること。 【解決手段】(A)熱可塑性樹脂組成物100重量部、
(B)(d)鉄成分を1.5重量%以上含有する無機充
填材料 5〜300重量部、を含有する事を特徴とする
熱可塑性樹脂組成物。
Description
性を良好にするための熱可塑性樹脂組成物に関するもの
である。さらに詳しくは、自動車外装材等に使用する熱
可塑性樹脂組成物である。成形品の熱収縮を防止するた
めの金属性芯材を成形品の内部に挿入する際、金属性芯
材の表面に塗布される金属用接着剤との接着性が良好な
熱可塑性樹脂組成物に関するものである。
が使用され、その中でルーフモールなどの製品には金属
性芯材を押出成形、射出成形する方法が知られている。
金属性芯材には、あらかじめ塩化ビニル系樹脂と接着さ
せるための接着剤が塗布されており、成形時に塩化ビニ
ル系樹脂と成形品とを接着させる。
非塩化ビニル系樹脂材料が注目され、自動車外装部品に
使用するための検討がさてれいる。ところが、非塩化ビ
ニル系樹脂材料は塩化ビニル樹脂用接着剤には接着しな
いという問題があった。また、従来のポリオレフィン用
金属用接着剤では、接着強度が充分でないという欠点が
あった。
ル系樹脂と塩化ビニル樹脂用金属接着剤との接着強度が
全くでないという問題を解決し、金属用接着剤と良好に
接着する熱可塑性樹脂組成物を提供することを目的とす
るものである。
熱可塑性樹脂組成物100重量部、(B)(d)鉄成分
を1.5重量%以上含有する無機充填材料 5〜300
重量部、を含有する事を特徴とする熱可塑性樹脂組成
物。本発明の第2は、(A)熱可塑性樹脂組成物が、
(c)パーオキサイド分解型オレフィン系樹脂および/
またはそれを含む共重合体よりなるエラストマーである
事を特徴とする本発明の第1に記載の熱可塑性樹脂組成
物。本発明の第3は、(A)熱可塑性樹脂組成物が、
(a)ビニル芳香族化合物から主として作られる少なく
とも2つの重合体ブロックAと、共役ジエン化合物から
主として作られる少なくとも1つの重合体ブロックBと
からなるブロック共重合体、および/またはこれを水素
添加して得られるブロック共重合体100重量部、
(b)非芳香族系ゴム用軟化剤10〜300重量部、
(c)パーオキサイド分解型オレフィン系樹脂および/
またはそれを含む共重合体よりなるエラストマー10〜
200重量部である事を特徴とする本発明第1に記載の
熱可塑性樹脂組成物。本発明の第4は、金属用接着剤を
塗布した金属性芯材に本発明の第1〜3のいずれか1つ
の発明に記載の熱可塑性樹脂を押出成形又は射出成形時
する事を特徴とする成形方法。
説明する。 成分(a) ブロック共重合体は、ビニル芳香族化合物から主として
作られる(以下では、ビニル芳香族化合物を主体とする
ということがある)少なくとも2つの重合体ブロックA
と、共役ジエン化合物から主として作られる(以下で
は、共役ジエン化合物を主体とするということがある)
少なくとも1つの重合体ブロックBとからなるブロック
共重合体あるいはこれを水素添加して得られるもの、あ
るいは、これらの混合物である。例えば、A−B−A、
B−A−B−A、A−B−A−B−Aなどの構造を有す
るビニル芳香族化合物−共役ジエン化合物ブロック共重
合体あるいは、これを水素添加して得られるものを挙げ
ることができる。このブロック共重合体および/または
水添ブロック共重合体(以下では、ブロック共重合体お
よび/または水添ブロック共重合体を(水添)ブロック
共重合体と称することがある)は全体として、ビニル芳
香族化合物を5〜60重量%、好ましくは20〜50重
量%含む。ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロ
ックAは、ビニル芳香族化合物のみからなるホモ重合体
ブロックまたは、ビニル芳香族化合物50重量%より多
い、好ましくは70重量%以上と、任意的成分たとえば
共役ジエン化合物および/または(水素添加された)共
役ジエン化合物(以下では、共役ジエン化合物および/
または水素添加された共役ジエン化合物を、(水素添加
された)共役ジエン化合物と称することがある)とから
作られる共重合体ブロックである。共役ジエン化合物を
主体とする重合体ブロックBは、(水素添加された)共
役ジエン化合物のみからなるホモ重合体ブロック、また
は共役ジエン化合物50重量%より多い、好ましくは7
0重量%以上と、任意的成分たとえばビニル芳香族化合
物とから作られる共重合体ブロックである。また、これ
らのビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックA
または、共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロック
Bにおいて、分子鎖中の(水素添加された)共役ジエン
化合物またはビニル芳香族化合物由来の単位の分布がラ
ンダム、テーパード(分子鎖に沿ってモノマー成分が増
加または減少するもの)、一部ブロック状またはこれら
の任意の組合せで、なっていてもよい。ビニル芳香族化
合物を主体とする重合体ブロックAまたは共役ジエン化
合物を主体とする重合体ブロックBがそれぞれ2個以上
ある場合には、各重合体ブロックはそれぞれが同一構造
であっても異なる構造であってもよい。
は、例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトル
エン、p−第3ブチルスチレンなどのうちから1種また
は2種以上を選択でき、中でもスチレンが好ましい。ま
た共役ジエン化合物としては、例えば、ブタジエン、イ
ソプレン、1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチル−
1,3−ブタジエンなどのうちから1種または2種以上
が選ばれ、中でもブタジエン、イソプレンおよびこれら
の組合せが好ましい。
ックBにおいて、そのミクロ構造を任意に選ぶことがで
き、例えばポリブタジエンブロックにおいては、1,2
−ミクロ構造が20〜50重量%、好ましくは25〜4
5重量%であり、かつブタジエンに由来する脂肪族二重
結合の少なくとも90%が水素添加されたものが好まし
い。ポリイソプレンブロックにおいてはイソプレンの7
0〜100重量%が1,4−ミクロ構造を有し、かつイ
ソプレンに由来する脂肪族二重結合の少なくとも90%
が水素添加されたものが好ましい。
量は、好ましくは5,000〜1,500,000、よ
り好ましくは、10,000〜550,000、さらに
好ましくは100,000〜550,000、特に好ま
しくは100,000〜400,000の範囲である。
分子量分布(重量平均分子量(Mw)と数平均分子量
(Mn)の比(Mw/Mn))は好ましくは10以下、
さらに好ましくは5以下、特に好ましくは2以下であ
る。(水添)ブロック共重合体の分子構造は、直鎖状、
分岐状、放射状あるいはこれらの任意の組合せのいずれ
であってもよい。これらのブロック共重合体の製造方法
としては数多くの方法が提案されているが、代表的な方
法としては、例えば特公昭40−23798号公報に記
載された方法により、リチウム触媒またはチーグラー型
触媒を用い、不活性媒体中でブロック重合させて得るこ
とができる。水素添加する方法も公知の方法がいずれも
使用できる。例えば上記方法により得られたブロック共
重合体に、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下にて水
素添加することにより水添ブロック共重合体が得られ
る。
しては、SBS(スチレン・ブタジエン−ブロックコポ
リマー)、SIS(スチレン・イソプレンブロックコポ
リマー)、SEBS(水素化SBS)、SEPS(水素
化SIS)等を挙げることができる。本発明において、
特に好ましい(水添)ブロック共重合体は、スチレンを
主体とする重合体ブロックAと、イソプレンを主体とし
かつイソプレンの70〜100重量%が1,4−ミクロ
構造を有し、かつ該イソプレンに基づく脂肪族二重結合
の少なくとも90%が水素添加されたところの重合体ブ
ロックBとからなる、重量平均分子量が50,000〜
550,000の水添ブロック共重合体である。更に好
ましくは、イソプレンの90〜100重量%が1,4−
ミクロ構造を有する上記水添ブロック共重合体である。
または液状もしくは低分子量の合成軟化剤が挙げられ
る。一般にゴム用として用いられる鉱物油軟化剤は、芳
香族環、ナフテン環およびパラフィン鎖の三者の組み合
わさった混合物であって、パラフイン鎖炭素数が全炭素
数の50%以上を占めるものをパラフィン系、ナフテン
環炭素数が30〜40%のものはナフテン系、芳香族炭
素数が30%以上のものは芳香族系と呼ばれて区別され
ている。本発明の成分(b)として用いられる鉱物油系
ゴム用軟化剤は上記区分でパラフィン系およびナフテン
系のものである。芳香族系の軟化剤は、その使用により
成分(a)が可溶となり、架橋反応を阻害し、得られる
組成物の物性の向上が図れないので好ましくない。特
に、本発明の成分(b)としては、パラフィン系のもの
が好ましく、更にパラフィン系の中でも芳香族環成分の
少ないものが特に適している。
は、37.8℃における動的粘度が20〜500cs
t、流動点が−10〜−15℃、引火点(COC)が1
70〜300℃を示すのが好ましい。また、重量平均分
子量が100〜2,000のものが好ましい。成分
(b)の配合量は、成分(a)100重量部に対して、
10重量部以上、好ましくは20重量部以上、さらに好
ましくは40重量部以上、特に好ましくは80重量部以
上で、かつ300重量部以下、好ましくは200重量部
以下、さらに好ましくは170重量部以下である。10
重量部未満では、得られる組成物の柔軟性が失われるこ
とになる。また、300重量部を超える配合は、軟化剤
のブリードアウトを生じやすく、最終製品に粘着性を与
えるおそれがあり、機械的性質も低下せしめる。
それを含む共重合体よりなるエラストマーの配合は、得
られる組成物のエラストマー分散を良好にし、成形品の
外観を良好にする効果を有する。本発明の成分(c)と
して適したパーオキサイド分解型オレフィン系樹脂は、
13C−核磁気共鳴吸収法によるペンタッド分率におい
てrrrr/1−mmmmが20%以上であり、かつ示
差走査熱量測定法(DSC)により求められる融解ピー
ク温度(Tm)が150℃以上および融解エンタルピー
(△Hm)100J/g以下のものである。好ましく
は、Tmが150℃〜167℃、△Hmが25mJ/m
g〜83mJ/mgの範囲のものである。結晶化度はT
m、△Hmから推定することができる。Tmおよび△H
mが上記範囲以外のものでは、得られるエラストマー組
成物の、100℃以上におけるゴム弾性が改良されにく
い。パーオキサイド分解型オレフィン系樹脂および/ま
たはそれを含む共重合体ゴムとしては、例えば次のよう
なものを挙げることができる。
あるいはプロピレンと他のα−オレフィン、例えばエチ
レン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペ
ンテンなどとの共重合体である。この樹脂のMFR(A
STM−D−1238、L条件、230℃)は、0.1
〜800g/10分のものが使用できる。特に電線用途
に使用する場合には、好ましくは0.1〜10g/10
分、より好ましくは0.1〜5g/10分、更に好まし
くは0.1〜3g/10分である。 (2)良流動性のブロック、ランダム、ホモタイプのポ
リプロピレン、例えばアイソタクチックポリプロピレ
ン、またはプロピレンと他の少量のα−オレフィン例え
ばエチレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−
1−ペンテン等との共重合体である。この樹脂のMFR
は、好ましくは5〜200g/10分、より好ましくは
8〜150g/10分、更に好ましくは10〜100g
/10分である。
重量部に対して下限は、10重量部以上、好ましくは、
50重量部以上、さらに好ましくは75重量部以上で、
かつ上限は250重量部以下、好ましくは、200重量
部以下、さらに好ましくは、170重量部以下である。
10重量部未満では、得られる組成物の機械特性が失わ
れる。また、250重量部を越えると、得られるエラス
トマー組成物の柔軟性が低下し、成形加工性が悪化す
る。
必要がある。1.5重量%未満の場合、接着性が劣ると
いう問題がある。鉄成分としては、鉄成分であれば何で
も良く、好ましくは、酸化鉄(II、III)である。
樹脂及び/又はそれを含む共重合体ゴムとしては、高密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポ
リエチレン、超低密度ポリエチレンの如く、ポリマー密
度が0.88〜0.94g/cm3の範囲内にあるポリ
エチレン、あるいはエチレン・プロピレン共重合体ゴ
ム、エチレン・プロピレン・非共役ジエン共重合体ゴム
等の、オレフィンを主成分とする無定ランダム共重合体
の弾性体である。このうちポリエチレンあるいはエチレ
ン・プロピレン共重合体ゴムが好ましく、中でも、直鎖
状低密度ポリエチレンは適度な架橋構造が得られる点で
特に好ましい。例えば成分(e)がゴムの場合には、ム
ーニー粘度、ML1+4(100℃)は好ましくは10
〜120、より好ましくは40〜100である。ムーニ
ー粘度が10未満のものを用いた場合には、得られるエ
ラストマー組成物のゴム的特性が劣る。
加工性が悪くなり、特に成形品の外観が悪化する。共重
合体中のエチレン含量は5〜50重量%が適当である。
好ましくは6〜20重量%であり、更に好ましくは10
〜15重量%である。エチレン含量が5重量%より少な
いと、得られるエラストマー組成物の柔軟性が不足し、
また50重量%より多い場合には機械的強度が低下す
る。用いられるパーオキサイド架橋型オレフィン系樹脂
及び/又はそれを含む共重合体よりなるエラストマーの
重量平均分子量は50,000〜1,000,000,
さらには70,000〜500,000の範囲が好まし
い。重量平均分子量が50,000未満のパーオキサイ
ド架橋型オレフィン系樹脂及び/又はそれを含む共重合
体よりなるエラストマーを用いた場合には得られるエラ
ストマー組成物はエラストマー的特性が劣る。また、重
量平均分子量が1,000,000を越えるものを用い
ると成形加工性が悪くなり特に成形品の外観が悪化す
る。
重量部に対して0〜300重量部、好ましくは3.0〜
250重量部である。300重量部を越えると、得られ
るエラストマー組成物の柔軟性が低下し、成形加工性が
悪化する。
橋物であることができる。本発明の樹脂組成物は、製造
の段階で有機パーオキサイドおよび架橋助剤を使用した
場合には、それらの残留物を含むこともあり得る。
キサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、2,
5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ (t
ert−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3、1,3−ビ
ス(tert−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼ
ン、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、n−ブチル−
4,4−ビス (tert−ブチルパーオキシ)バレレ
ート、ベンゾイルパーオキサイド、p−クロロベンゾイ
ルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオ
キサイド、tert−ブチルパーオキシベンゾエート、
tert−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネー
ト、ジアセチルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサ
イド、tert−ブチルクミルパーオキサイドなどを挙
げることができる。
安定性の点で、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(te
rt−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル
−2,5−ジ−(tert−ブチルペルオキシ)ヘキシ
ン−3が最も好ましい。パーオキサイドの添加量は、パ
ーオキサイドの添加時における成分(a)〜(c)の合
計100重量部に対して0.1〜3.0重量部の範囲が
好ましく、さらに好ましくは0.5〜2.5重量部であ
り、特に好ましくは1.0〜2.5重量部である。0.
1重量部未満では、必要とする架橋が得にくい。3.0
重量部を超えると架橋が進みすぎて、架橋物の分散が悪
くなる。
際し配合することができ、エチレン性不飽和基を有する
モノマーが好ましい。例えばジビニルベンゼン、トリア
リルシアヌレートのような多官能性ビニルモノマー、ま
たはエチレングリコールジメタクリレート、ジエチレン
グリコールジメタクリレート、トリエチレングリコール
ジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリ
レート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
アリルメタクリレートのような多官能性メタクリレート
モノマーを挙げることができる。このような化合物によ
り、均一かつ効率的な架橋反応が期待できる。
リコールジメタクリレートが、取扱いやすく、かつパー
オキサイド可溶化作用を有し、パーオキサイドの分散助
剤として働き、また熱処理による架橋効果が均一かつ効
果的で、硬さとゴム弾性のバランスのとれた架橋熱可塑
性エラストマーが得られるため、最も好ましい。
添加時における成分(a)〜(c)及び必要に応じて
(e)の合計100重量部に対して、0.1〜10重量
部の範囲が好ましく、さらに好ましくは1.0〜8.0
重量部であり、特に好ましくは2.0〜6.0重量部で
あり。架橋助剤の添加量はパーオキサイドの添加量の約
2〜2.5倍となる量が好ましい。0.1重量部未満で
は、必要とする架橋が得られにくく、10重量部を超え
ると架橋が進みすぎて、架橋物の分散が悪くなる傾向に
ある。
載する。 「製造方法1」成分(a)、成分(b)、成分(c)、
および成分(d)、ならびに所望により、成分(e)、
並びに、抗酸化剤、光安定剤、着色剤等の各種添加剤を
一括して溶融混練する。混練温度は、160〜240℃
である。混練方法として、ゴム、プラスチックなどに通
常用いられる方法であれば、満足に使用でき、例えば、
一軸押出機、二軸押出機、ロール、バンバリーミキサー
あるいは各種ニーダーなどが用いられる。この工程によ
り、各成分が均一に分散された組成物を得ることができ
る。
(a)、成分(b)、成分(d)、および、成分(c)
の少なくとも一部、場合により、更に、成分(e)、並
びに、抗酸化剤、光安定剤、着色剤等の各種添加剤をあ
らかじめ溶融混練する。混練方法としては、ゴム、プラ
スチックなどで通常用いられる方法であれば満足に使用
でき、例えば、一軸押出機、二軸押出機、ロール、バン
バリーミキサーあるいは各種のニーダーなどが用いられ
る。この工程により、各成分が均一に分散された組成物
を得ることができる。第二工程は、第一工程で得られた
組成物に、パーオキサイドおよび所望により架橋助剤等
を加え、更に加熱下に混練して架橋を生じせしめる。こ
のように成分(a)〜成分(d)を予め溶融混練してミ
クロな分散を生じせしめてから、所望により成分(f)
有機パーオキサイドを加えて架橋を起こすことが、特に
好ましい物性をもたらす。この工程は、一般に、二軸押
出機、バンバリーミキサー等を用いて混練する方法で行
うことができる。上記第一及び第二工程については、単
一工程とし、各成分を混合して溶融混練することも可能
である。第三工程は、第二工程で得られた架橋した組成
物に対し、残りの成分(c)を加えて混練する。混練
は、一般に、一軸押出機、二軸押出機、ロール、バンバ
リーミキサーあるいは各種のニーダーなどを用いて行う
ことができる。この工程で、各成分の分散がさらに進む
と同時に、反応が完了する。
樹脂、マレイン酸変性ポリプロピレン・塩素化ポリプロ
ピレン共重合体、塩素化ポリオレフィン共重合体等の樹
脂を1種類以上を用い、トルエン、キシレン、エチレン
ベンゼン、アセトン等の1種類以上の溶媒に5〜50重
量%、好ましくは、10〜40重量%、さらに好ましく
は、20〜30重量%溶解させたもの及び/またはシラ
ンカップリング剤との混合体などがあげられる。硬化剤
としては、イソシアネート系硬化促進剤などがあげられ
る。イソシアネート系硬化促進剤の配合量は、接着剤1
0に対して2以下であり、好ましくは、10対して1の
割合である。本発明に用いる接着剤としては、極性基を
有するオレフィン系樹脂が好ましい。例えば、マレイン
酸変性された樹脂である。その極性基の含有量は、15
重量%以下を有するものが好ましい。
た。本発明の熱可塑性樹脂組成物を射出成形機にて
(幅)8.0mm×(長さ)200.0mm×(厚さ)
2.0mmのシート状に成形した。金属芯棒(鉄平角線
付き冷却圧延鋼板、(幅)1.7mm×(長さ)100
mm×(厚さ)0.5mm)をイソプロピルアルコール
で汚れ及び油成分等を拭き取った後、接着剤を塗布し、
20分程度、風乾燥させた。上記、本発明の熱可塑性樹
脂組成物のシートを190℃のプレス装置中に5分間放
置し、軟化させた。同時に、上記接着剤を、片方の端部
15mmを残して塗布した金属芯棒を200℃のギャオ
ーブン中に30秒放置し、接着剤を焼き付けた後、前記
の軟質化した本発明の熱可塑性樹脂組成物シート上に、
金属芯棒を乗せて、プレス枠((幅)80mm×(長
さ)200mm×(厚さ)2mmを介して、80kg/
cm2で30秒間プレス圧着させ、図1、図2に示す様
な試験片を作成した。その後、常態(23℃)で3日放
置後、一部を剥離して図3に示す様な試験片を作成し
た。剥離速度50mm/分で、180度ピーリング試験
を行った。上記接着剤の(h−1)と(h−2)との割
合は、10:1である。
ン系樹脂 三井化学社製 CJ700 種類:ホモ重合体 結晶化度:Tm 166℃、△Hm 82mJ/mg メルトインデックス(測定温度 190℃、測定荷重
2.16kg):2.5g/10分
5.0kg) e−2: 三井化学社製 P−0480M 種類:エチレン・α−オレフィン共重合体 メルトフローレート:1.0g/10分(200℃、
5.0kg)
オキシ)−ヘキサン
EMLOK 481 種類:マレイン酸変性ポリプロピレン/塩素化ポリプロ
ピレン共重合体系接着剤 h−2: ロードファーイーストインコーポレーテッド社製 CU
RATIVE 69S 種類:イソシアネート系硬化促進剤 h−3: 横浜ゴム社製 Y−6350 種類:ポリプロピレン系樹脂接着剤
用する熱可塑性エラストマー材料の押出し成形品に関し
て。熱収縮防止等に対応するため、金属性芯材をインサ
ート成形する場合、その際に使用する金属用接着剤との
接着性が良好な熱可塑性エラストマー材料が得られる。
平面図である。
断面図である。
の図である。
Claims (4)
- 【請求項1】(A)熱可塑性樹脂組成物100重量部、
(B)(d)鉄成分を1.5重量%以上含有する無機充
填材料 5〜300重量部、を含有する事を特徴とする
熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項2】(A)熱可塑性樹脂組成物が、(c)パー
オキサイド分解型オレフィン系樹脂および/またはそれ
を含む共重合体よりなるエラストマーである事を特徴と
する請求項1に記載の熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項3】(A)熱可塑性樹脂組成物が、(a)ビニ
ル芳香族化合物から主として作られる少なくとも2つの
重合体ブロックAと、共役ジエン化合物から主として作
られる少なくとも1つの重合体ブロックBとからなるブ
ロック共重合体、および/またはこれを水素添加して得
られるブロック共重合体100重量部、(b)非芳香族
系ゴム用軟化剤10〜300重量部、(c)パーオキサ
イド分解型オレフィン系樹脂および/またはそれを含む
共重合体よりなるエラストマー 10〜200重量部で
ある事を特徴とする請求項1に記載の熱可塑性樹脂組成
物。 - 【請求項4】金属用接着剤を塗布した金属性芯材に請求
項1〜3のいずれか1項に記載の熱可塑性樹脂を押出成
形又は射出成形する事を特徴とする成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11055969A JP2000212457A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 接着性熱可塑性樹脂組成物及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11055969A JP2000212457A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 接着性熱可塑性樹脂組成物及びその使用方法 |
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|---|---|
| JP2000212457A true JP2000212457A (ja) | 2000-08-02 |
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| JP11055969A Pending JP2000212457A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 接着性熱可塑性樹脂組成物及びその使用方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2000212457A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014111978A1 (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-24 | 日新製鋼株式会社 | 塗装金属素形材、複合体、およびそれらの製造方法 |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP11055969A patent/JP2000212457A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014111978A1 (ja) * | 2013-01-18 | 2014-07-24 | 日新製鋼株式会社 | 塗装金属素形材、複合体、およびそれらの製造方法 |
| EA023554B1 (ru) * | 2013-01-18 | 2016-06-30 | Ниссин Стил Ко., Лтд. | Формованный и покрытый металлический материал, композит и способ изготовления формованного и покрытого металлического материала и композита |
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