JP2000212849A - 織機における開口制御方法及び装置 - Google Patents

織機における開口制御方法及び装置

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JP2000212849A
JP2000212849A JP11107712A JP10771299A JP2000212849A JP 2000212849 A JP2000212849 A JP 2000212849A JP 11107712 A JP11107712 A JP 11107712A JP 10771299 A JP10771299 A JP 10771299A JP 2000212849 A JP2000212849 A JP 2000212849A
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浩正 杉山
Motoaki Toda
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Shigeru Hara
茂 原
Yukihiro Tsuji
幸広 辻
Nobuyasu Abe
暢泰 安部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】良好な経糸捌きの達成あるいは織物品質の向上
に有効な開口制御方法及び装置を提供する。 【解決手段】制御回路37は、織機1回転毎に織物組織
情報記憶装置27から各綜絖枠151,152,15
3,154の開口パターンを読み出す。制御回路37
は、前記読み出し情報に基づいて開口曲線記憶回路33
から各綜絖枠151,152,153,154別に開口
曲線を選択する。制御回路34は選択した曲線曲線をも
たらすように駆動回路35に制御指令を出力する。駆動
回路35は、各綜絖枠151,152,153,154
がそれぞに対応して選択された開口曲線をもたらすよう
に開口駆動モータM1,M2,M3,M4を作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織機駆動モータか
ら独立した複数の開口駆動モータと複数の綜絖枠とを1
対1に対応させ、単一の前記開口駆動モータによって単
一の綜絖枠を駆動する開口装置を備えた織機における開
口制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】経糸の開口形成に伴う経糸の捌き状態は
緯糸の緯入れ性能に影響を与え、経糸の捌き状態は経糸
の張力の影響を受ける。経糸張力が弱ければ経糸絡みが
生じ易く、経糸の捌きが悪くなる。経糸の捌きが悪い場
合、ジェットルームでは緯入れミスが発生し易くなり、
レピア織機では緯糸搬送用のレピアヘッドの走行性が悪
くなったり、レピアヘッドが経糸を切断する割合が増え
る。
【0003】経糸の捌き具合は、例えば特開平7−34
355号公報に開示されるように開口曲線を変更するこ
とによって変えられる。特開平7−34355号公報の
従来装置では、織機駆動モータから独立した駆動モータ
で綜絖枠を駆動し、開口曲線の変更はドエル(静止角)
あるいは開口量を変えるように行われる。ドエルを増や
せば閉口位置から最大開口位置へ向かう経糸の張力が速
やかに上昇し、経糸捌きが良くなる。開口量を増やせば
経糸の張力が増大し、経糸捌きが良くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドビー製織の
場合のように、最上位位置あるいは最下位位置に織機1
回転以上停止している綜絖枠があって綜絖枠の上下動回
数が他の綜絖枠よりも少ない製織形態がある。上下動回
数が他の綜絖枠よりも少ない綜絖枠によって上下動され
る経糸の消費量は、前記他の綜絖枠によって上下動され
る経糸の消費量よりも少なくなる。このような経糸の消
費量の違いは、消費量の少ない経糸の張力低下をもたら
し、経糸捌きが悪くなる。特開平7−34355号公報
の従来装置では、綜絖枠別の経糸の消費量の違いによる
経糸緩みを考慮した経糸捌きの思想はない。
【0005】本発明は、良好な経糸捌きの達成あるいは
織物品質の向上に有効な開口制御方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、織
機駆動モータから独立した複数の開口駆動モータと複数
の綜絖枠とを1対1に対応させ、単一の前記開口駆動モ
ータによって単一の綜絖枠を駆動する開口装置を備えた
織機を対象とし、請求項1の発明では、前記綜絖枠の運
動を表す開口曲線の内、綜絖枠の最上位位置及び最下位
位置の一方から他方への移動期間における開口曲線を織
物組織情報に応じて前記複数の綜絖枠別に変更可能に選
択又は設定し、前記選択又は設定された開口曲線に対応
した綜絖枠を駆動する開口駆動モータの作動を前記選択
又は設定された開口曲線をもたらすように制御するよう
にした。
【0007】請求項2の発明では、請求項1において、
前記織物組織情報は、前記複数の綜絖枠のそれぞれの開
口パターンとした。請求項3の発明では、請求項1にお
いて、前記織物組織情報は、緯糸密度及び前記複数の綜
絖枠のそれぞれの開口パターンとした。
【0008】請求項4の発明では、請求項1乃至請求項
3のいずれか1項において、静止角の大きさの違いによ
って区別される少なくとも2種類の開口曲線を前記選択
又は設定された開口曲線として用意した。
【0009】請求項5の発明では、綜絖枠の運動を表す
開口曲線の内、綜絖枠の最上位位置及び最下位位置の一
方から他方への移動期間における開口曲線を織物組織情
報に応じて複数の綜絖枠別に変更可能に選択又は設定す
る開口曲線設定手段と、前記開口曲線設定手段によって
選択又は設定された開口曲線に対応した綜絖枠を駆動す
る開口駆動モータの作動を前記選択又は設定された開口
曲線をもたらすように制御する制御手段とを備えた開口
制御装置を構成した。
【0010】請求項6の発明では、請求項5において、
前記織物組織情報は、前記複数の綜絖枠のそれぞれの開
口パターンとした。請求項7の発明では、請求項5にお
いて、前記織物組織情報は、緯糸密度及び前記複数の綜
絖枠のそれぞれの開口パターンとした。
【0011】請求項8の発明では、請求項5乃至請求項
7のいずれか1項において、前記開口曲線設定手段は、
静止角の違いによって区別される少なくとも2種類の開
口曲線を選択又は設定するようにした。
【0012】請求項1及び請求項5の発明において、綜
絖枠は個別に選択又は設定された開口曲線で表される運
動を行なう。個々の綜絖枠の開口曲線は織物組織情報に
対応して選択又は設定され、製織中の経糸の開閉口はこ
の選択又は設定された開口曲線に従う。経糸捌きは、綜
絖枠の開口曲線の個別の選択又は設定によって向上でき
る。
【0013】請求項2及び請求項6の発明において、複
数の綜絖枠のそれぞれの開口パターンは、各綜絖枠に対
応する経糸の消費量を反映している。従って、経糸捌き
は、開口パターンに対応した開口曲線の個別の選択又は
設定によって向上できる。
【0014】請求項3及び請求項7の発明において、複
数の綜絖枠のそれぞれの開口パターンは、各綜絖枠に対
応する経糸の消費量を反映している。又、緯糸密度も経
糸の消費量に影響を与える。従って、開口パターン及び
緯糸密度を考慮した開口曲線の綜絖枠別の選択又は設定
は、経糸捌きに影響を与える。
【0015】請求項4及び請求項8の発明において、静
止角の大きさの違いは閉口位置から最上位位置あるいは
最下位位置への移行における経糸の張力上昇の迅速性に
差をもたらす。消費量の少ない経糸に対しては静止角の
大きい開口曲線が用意され、消費量の多い経糸に対して
は静止角の小さい、あるいは零の開口曲線が用意され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0017】図1に示すMoは正逆転可能な織機駆動モ
ータであり、織機駆動モータMoは織機制御コンピュー
タCoの作動制御を受ける。11は織機駆動モータMo
から独立した正逆転可能な送り出しモータであり、送り
出しモータ11はワープビーム12を駆動する。ワープ
ビーム12から送り出される経糸T1,T2,T3,T
4はバックローラ13及びテンションローラ14を経由
して綜絖枠151,152,153,154及び筬16
を通される。織布Wはエキスパンションバー17、サー
フェスローラ18、プレスローラ19及びしわ取りガイ
ド部材20を経由してクロスローラ21に巻き取られ
る。織機駆動モータMoから駆動力を得るサーフェスロ
ーラ18はプレスローラ19と協働して織布Wを引き取
り、クロスローラ21はサーフェスローラ18に連動す
る。
【0018】テンションローラ14はテンションレバー
22の一端部に取り付けられており、テンションレバー
22の他端部に取付られた引っ張りばね23により所定
の張力が経糸T1,T2,T3,T4に付与されるよう
になっている。テンションレバー22は検出レバー24
の一端に回転可能に支持されており、検出レバー24の
他端には張力検出器25が連結されている。経糸張力は
テンションローラ14、テンションレバー22及び検出
レバー24を介して張力検出器25に伝えられ、張力検
出器25は経糸張力に応じた電気信号を織機制御コンピ
ュータCoに出力する。織機制御コンピュータCoは、
予め設定された張力と前記入力信号によって把握される
検出張力との比較及び織機の回転角度検出用のロータリ
エンコーダ26からの検出信号で把握されるワープビー
ム径に基づいて送り出しモータ11の回転速度を制御す
る。この回転速度制御により通常運転時の経糸張力が制
御され、製織中の織段発生防止が行われる。
【0019】図1に示すように、綜絖枠151,15
2,153,154の下方には開口駆動モータM1,M
2,M3,M4が配置されている。開口駆動モータM
1,M2,M3,M4の出力軸28にはクランク円板2
9が止着されており、クランク円板29と綜絖枠15
1,152,153,154の下枠とはコネクティング
ロッド30を介して連結されている。クランク円板29
及びコネクティングロッド30はクランク機構を構成
し、開口駆動モータM1,M2,M3,M4の一方向へ
の回転がクランク機構を介して綜絖枠151,152,
153,154の上下動に変換される。開口駆動モータ
M1,M2,M3,M4は開口制御装置C1の指令制御
を受ける。開口制御装置C1は緯糸Yの緯入れに同期し
て開口駆動モータM1,M2,M3,M4の作動を制御
する。図2に示すように、緯糸Yは緯入れ用メインノズ
ル31によって経糸T1,T2,T3,T4の開口内へ
挿入される。
【0020】開口制御装置C1は、図3(a),
(b),(c),(d),(e),(f)に示す6つの
開口曲線E1,E2,E3,E4,E5,E6を記憶す
る開口曲線記憶回路33と、開口曲線記憶回路33から
開口曲線を選択して制御指令を出力する制御回路34
と、制御回路34からの制御指令に基づいて開口駆動モ
ータM1,M2,M3,M4を制御する駆動回路35と
からなる。駆動回路35は、開口駆動モータM1,M
2,M3,M4に組み込まれたロータリエンコーダ32
から得られる回転角度情報に基づいて開口駆動モータM
1,M2,M3,M4をフィードバック制御する。図3
における横軸θは織機回転角度を表し、縦軸Hは綜絖枠
の高さ位置を表す。H1は最上位位置を表し、H2は最
下位位置を表す。開口曲線E1,E2,E3,E4,E
5,E6は、綜絖枠151,152,153,154の
運動を表す開口曲線の内、綜絖枠151,152,15
3,154の最上位位置及び最下位位置の一方から他方
への移動期間における開口曲線である。
【0021】制御回路34には織物組織情報記憶装置2
7が信号接続されている。織物組織情報記憶装置27に
は織物組織情報が記憶されている。織物組織情報記憶装
置27に記憶される織物組織情報は、各綜絖枠151,
152,153,154の開口パターンを含んでいる。
【0022】図4(a)は綜絖枠151の開口パターン
1/1を表し、図4(b)は綜絖枠152の開口パター
ン1/1を表す。図4(c)は綜絖枠153の開口パタ
ーン2/2を表し、図4(d)は綜絖枠154の開口パ
ターン6/1を表す。図4(e)は図4(a)の開口パ
ターン1/1に対応した経糸T1と緯糸Yとの交絡状態
を表す布断面であり、図4(f)は図4(b)の開口パ
ターン1/1に対応した経糸T2と緯糸Yとの交絡状態
を表す布断面である。図4(g)は図4(c)の開口パ
ターン2/2に対応した経糸T3と緯糸Yとの交絡状態
を表す布断面であり、図4(h)は図4(d)の開口パ
ターン6/1に対応した経糸T4と緯糸Yとの交絡状態
を表す布断面である。
【0023】制御回路34には織機回転角度検出用のロ
ータリエンコーダ26が信号接続されている。制御回路
34は、ロータリエンコーダ26から得られる織機回転
角度情報に基づいて織機1回転毎に織物組織情報記憶装
置27から各綜絖枠151,152,153,154の
開口パターンの情報を読み出す。同時に、制御回路34
は、次回の織機1回転における各綜絖枠151,15
2,153,154の移行パターンを読み出す。
【0024】制御回路34が綜絖枠151について読み
出した開口パターンは1/1であるため、制御回路34
は開口曲線E1,E4のうちのいずれかを選択する。制
御回路34が織物組織情報記憶装置27から読み出した
綜絖枠151の次回の移行パターンが最上位位置から最
下位位置への移行パターンである場合、制御回路34は
開口曲線記憶回路33から開口曲線E1を選択する。制
御回路34が織物組織情報記憶装置27から読み出した
綜絖枠151の次回の移行パターンが最下位位置から最
上位位置への移行パターンである場合、制御回路34は
開口曲線記憶回路33から開口曲線E4を選択する。
【0025】制御回路34が綜絖枠152について読み
出した開口パターンは1/1であるため、制御回路34
は開口曲線E1,E4のうちのいずれかを選択する。制
御回路34が織物組織情報記憶装置27から読み出した
綜絖枠152の次回の移行パターンが最上位位置から最
下位位置への移行パターンである場合、制御回路34は
開口曲線記憶回路33から開口曲線E1を選択する。制
御回路34が織物組織情報記憶装置27から読み出した
綜絖枠152の次回の移行パターンが最下位位置から最
上位位置への移行パターンである場合、制御回路34は
開口曲線記憶回路33から開口曲線E4を選択する。
【0026】制御回路34が綜絖枠153について読み
出した開口パターンは2/2であるため、制御回路34
は開口曲線E2,E5のうちのいずれかを選択する。制
御回路34が織物組織情報記憶装置27から読み出した
綜絖枠153の次回の移行パターンが最上位位置から最
下位位置への移行パターンである場合、制御回路34は
開口曲線記憶回路33から開口曲線E2を選択する。制
御回路34が織物組織情報記憶装置27から読み出した
綜絖枠153の次回の移行パターンが最下位位置から最
上位位置への移行パターンである場合、制御回路34は
開口曲線記憶回路33から開口曲線E5を選択する。
【0027】制御回路34が綜絖枠154について読み
出した開口パターンは6/1であるため、制御回路34
は開口曲線E3,E6のうちのいずれかを選択する。制
御回路34が織物組織情報記憶装置27から読み出した
綜絖枠154の次回の移行パターンが最上位位置から最
下位位置への移行パターンである場合、制御回路34は
開口曲線記憶回路33から開口曲線E3を選択する。制
御回路34が織物組織情報記憶装置27から読み出した
綜絖枠154の次回の移行パターンが最下位位置から最
上位位置への移行パターンである場合、制御回路34は
開口曲線記憶回路33から開口曲線E6を選択する。
【0028】制御回路34は開口曲線記憶回路33から
選択した開口曲線をもたらすように駆動回路35に制御
指令を出力する。駆動回路35は、各綜絖枠151,1
52,153,154がそれぞに対応して選択された開
口曲線をもたらすように開口駆動モータM1,M2,M
3,M4を作動する。
【0029】最上位位置付近での綜絖枠151,152
の配置期間は、図3(a),(d)に示すように最上位
位置から綜絖枠151,152の上下ストロークKに対
する所定割合Δ・K(Δは例えば3%)の範囲に配置さ
れている期間α1=α11+α12で規定する。同様
に、最下位位置付近での綜絖枠151,152の配置期
間は、図3(a),(d)に示すように最下位位置から
綜絖枠151,152の上下ストロークKに対する所定
割合Δ・Kの範囲に配置されている期間β1=β11+
β12で規定する。他の綜絖枠153,154の最上位
位置付近での配置期間についても、図3(b),(e)
及び図3(c),(f)に示すように上下ストロークK
に対する所定割合Δ・Kの範囲に配置されている期間α
2=α21+α22及びα3=α31+α32で規定さ
れる。綜絖枠153,154の最下位位置付近での配置
期間についても、図3(b),(e)及び図3(c),
(f)に示すように上下ストロークKに対する所定割合
Δ・Kの範囲に配置されている期間β2=β21+β2
2及びβ3=β31+β32で規定される。
【0030】このような規定は製織中における最上位位
置及び最下位位置での綜絖枠151〜154の静止状況
を反映する。以下、配置期間α1,α2,α3を最上位
位置側での静止角といい、配置期間β1,β2,β3を
最下位位置側での静止角という。この実施の形態では、
α1≒α2≒α3≪β1及びβ1<β2<β3の大小関
係が設定されている。
【0031】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)制御手段である制御回路34は、織物組織情報
記憶装置27に記憶された織物組織情報に基づいて開口
曲線記憶回路33から綜絖枠151,152,153,
154別に開口曲線を選択する。織物組織情報記憶装置
27及び開口曲線記憶回路33と共に開口曲線設定手段
を構成する制御回路34は、選択された開口曲線に対応
した綜絖枠151,152,153,154を駆動する
開口駆動モータM1,M2,M3,M4の作動を前記選
択された開口曲線をもたらすように制御する。
【0032】経糸T1,T2,T3,T4の消費量は緯
糸Yとの交絡具合によって異なる。図4(e),
(f),(g),(h)からわかるように、経糸T3の
消費量は経糸T1,T2の消費量よりも少なく、経糸T
4の消費量は経糸T3の消費量よりも少ない。複数の綜
絖枠151,152,153,154のそれぞれの開口
パターンは、各綜絖枠151,152,153,154
に対応する経糸T1,T2,T3,T4の消費量を反映
している。開口曲線E1,E4の対の静止角α1、開口
曲線E2,E5の対の静止角α2及び開口曲線E3,E
6の対の静止角α3は殆ど差のない小さい値に設定され
ている。しかし、開口曲線E1,E4の対の静止角β
1、開口曲線E2,E5の対の静止角β2及び開口曲線
E3,E6の対の静止角β3は、差のある値に設定され
ており、静止角β2,β3は比較的大きな値にしてあ
る。このような最下位位置側の静止角β1,β2,β3
の大きさの違いは、閉口位置から最下位位置への移行に
おける経糸T1,T2,T3,T4の張力上昇の迅速性
に差をもたらし、消費量の少ない経糸(T4あるいはT
3)の緩みが防止される。従って、経糸捌きが良くな
り、緯入れが安定する。即ち、消費量の少ない経糸に対
しては静止角の大きい開口曲線を用意し、消費量の多い
経糸に対しては静止角の小さい、あるいは零の開口曲線
を用意するというように、経糸捌きは、片道移動回数の
割合に対応して静止角を考慮した開口曲線の綜絖枠別の
選択によって向上できる。 (1-2)最下位位置側の静止角を大きくすれば織物品質
が向上することは経験的に知られている。最下位位置側
の静止角β1,β2,β3の値の設定の仕方は織物品質
の向上に寄与する。 (1-3)経糸の開口量は変わらないため、経糸の張力変
動が大きくなることはない。従って、織物品質が大きな
張力変動によって損なわれることはなく、静止角の違い
を考慮した綜絖枠別の開口曲線の選択は経糸捌きを向上
する上で最適である。
【0033】本発明では、図5(a),(b),
(c),(d),(e),(f)に示すように、最上位
位置側の静止角α1=α11+α12、α2=α21+
α22、α3=α31+α32にも差をつけた開口曲線
E1,E4,E7,E8,E9,E10を用いた第2の
実施の形態も可能である。このようにすれば経糸捌きが
一層向上する。次に、図6〜図8の第3の実施の形態を
説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号
が付してある。
【0034】第3の実施の形態では8枚の綜絖枠15
1,152,153,154,155,156,15
7,158及び8つの開口駆動モータM1,M2,M
3,M4,M5,M6,M7,M8が使用されている。
開口制御装置C2の基準開口曲線記憶回路36は、図3
(a)の基準開口曲線E1及び図3(b)の基準開口曲
線E4を記憶している。曲線E4,E1におけるα1=
α11+α12は最上位位置側での静止角を表し、曲線
E4,E1におけるβ1=β11+β12は最下位位置
側での静止角を表す。開口制御装置C2の制御回路37
は、ロータリエンコーダ26から得られる織機回転角度
情報に基づいて織機1回転毎に織物組織情報記憶装置2
7に記憶された織物組織情報に含まれる開口パターンの
情報を各綜絖枠151〜158別に読み出す。制御回路
37は、織物組織情報記憶装置27から読み出した開口
パターン情報に基づいて基準開口曲線E4,E1から開
口曲線を生成して綜絖枠151〜158別に割り当て
る。この開口曲線の生成は、基準開口曲線E4,E1の
配置期間α11,α12,β11,β12を変更するよ
うに行われる。
【0035】図8は、綜絖枠151〜158の開口パタ
ーンを表し、図示の例では開口パターンは織機16回転
の単位で繰り返される。図中の1/1パターンは図4
(a),(b)の開口パターンのことであり、2/2パ
ターンは図4(c)の開口パターンのことである。6/
1パターンは図4(d)の開口パターンのことであり、
1/6パターンは図4(d)の開口パターンを上下反転
させた開口パターンのことである。図示の例では、綜絖
枠151,152は、2/2パターンの運動を緯入れ8
回にわたって行なった後、1/1パターンの運動を緯入
れ4回にわたって行ない、さらに2/2パターンの運動
を緯入れ4回にわたって行なう。綜絖枠153,154
は、6/1パターンの運動を緯入れ4回にわたって行な
った後、1/6パターンの運動を緯入れ4回にわたって
行ない、さらに1/1パターンの運動を緯入れ4回にわ
たって行なった後、2/2パターンの運動を緯入れ4回
にわたって行なう。綜絖枠155,156は、1/6パ
ターンの運動を緯入れ4回にわたって行なった後、6/
1パターンの運動を緯入れ4回にわたって行ない、さら
に1/1パターンの運動を緯入れ4回にわたって行なっ
た後、2/2パターンの運動を緯入れ4回にわたって行
なう。綜絖枠157,158の運動は、すべて1/1パ
ターンである。
【0036】制御回路37が読み出した開口パターンが
1/1パターンである場合、制御回路37は基準開口曲
線E4,E1をそのまま使用するという設定を行なう。
制御回路37が読み出した開口パターンが2/2パター
ンである場合、制御回路37は、基準開口曲線E4の配
置期間α11,β11を例えば図3(e)のα21,β
21のように変更すると共に、基準開口曲線E1の配置
期間α12,β12を例えば図3(b)のα22,β2
2のように変更した開口曲線E5,E2を生成して使用
するという設定を行なう。制御回路37が読み出した開
口パターンが6/1パターンである場合、制御回路37
は、基準開口曲線E4の配置期間α11,β11を例え
ば図3(f)のα31,β31のように変更すると共
に、基準開口曲線E1の配置期間α12,β12を例え
ば図3(c)のα32,β32のように変更した開口曲
線E6,E3を生成して使用するという設定を行なう。
制御回路37が読み出した開口パターンが1/6パター
ンである場合、制御回路37は、基準開口曲線E4の配
置期間α11,β11を例えば図7(b)のα41,β
41のように変更すると共に、基準開口曲線E1の配置
期間α12,β12を例えば図7(a)のα42,β4
2のように変更した開口曲線E12,E11を生成して
使用するという設定を行なう。
【0037】図8中のα(1/1)は1/1パターンに
対応した最上位位置側の静止角を表し、β(1/1)は
1/1パターンに対応した最下位位置側の静止角を表
す。α(2/2)は2/2パターンに対応した最上位位
置側の静止角を表し、β(2/2)は2/2パターンに
対応した最下位位置側の静止角を表す。α(6/1)は
6/1パターンに対応した最上位位置側の静止角を表
し、β(6/1)は6/1パターンに対応した最下位位
置側の静止角を表す。α(1/6)は1/6パターンに
対応した最上位位置側の静止角を表し、β(1/6)は
1/6パターンに対応した最下位位置側の静止角を表
す。
【0038】制御回路37は、織物組織情報記憶装置2
7から読み出した開口パターン情報から綜絖枠の次回の
移行パターンを把握する。綜絖枠151〜158の開口
パターンが図8に示されるようになっているとすると、
2/2パターンの綜絖枠151の次回の移行パターンが
最上位位置から最下位位置への移行パターンである場
合、制御回路37は、開口曲線E2を生成して使用す
る。2/2パターンの綜絖枠151の次回の移行パター
ンが最下位位置から最上位位置への移行パターンである
場合、制御回路37は基準開口曲線E4を生成して使用
する。1/1パターンの綜絖枠151の次回の移行パタ
ーンが最上位位置から最下位位置への移行パターンであ
る場合、制御回路37は、基準開口曲線E1をそのまま
使用する。1/1パターンの綜絖枠151の次回の移行
パターンが最下位位置から最上位位置への移行パターン
である場合、制御回路37は開口曲線E4をそのまま使
用する。綜絖枠152についても同様の開口曲線の設定
が行われる。
【0039】6/1パターンの綜絖枠153の次回の移
行パターンが最上位位置から最下位位置への移行パター
ンである場合、制御回路37は、開口曲線E3を生成し
て使用する。6/1パターンの綜絖枠153の次回の移
行パターンが最下位位置から最上位位置への移行パター
ンである場合、制御回路37は開口曲線E6を生成して
使用する。1/6パターンの綜絖枠153の次回の移行
パターンが最上位位置から最下位位置への移行パターン
である場合、制御回路37は、開口曲線E11を生成し
て使用する。1/6パターンの綜絖枠153の次回の移
行パターンが最下位位置から最上位位置への移行パター
ンである場合、制御回路37は開口曲線E12を生成し
て使用する。1/1パターンの綜絖枠153の次回の移
行パターンが最上位位置から最下位位置への移行パター
ンである場合、制御回路37は、開口曲線E1をそのま
ま使用する。1/1パターンの綜絖枠153の次回の移
行パターンが最下位位置から最上位位置への移行パター
ンである場合、制御回路37は開口曲線E4をそのまま
使用する。2/2パターンの綜絖枠153の次回の移行
パターンが最上位位置から最下位位置への移行パターン
である場合、制御回路37は、開口曲線E2を生成して
使用する。2/2パターンの綜絖枠153の次回の移行
パターンが最下位位置から最上位位置への移行パターン
である場合、制御回路37は開口曲線E5を生成して使
用する。綜絖枠154についても同様の開口曲線の設定
が行われる。
【0040】1/6パターンの綜絖枠155の次回の移
行パターンが最上位位置から最下位位置への移行パター
ンである場合、制御回路37は、開口曲線E11を生成
して使用する。1/6パターンの綜絖枠155の次回の
移行パターンが最下位位置から最上位位置への移行パタ
ーンである場合、制御回路37は開口曲線E12を生成
して使用する。6/1パターンの綜絖枠155の次回の
移行パターンが最上位位置から最下位位置への移行パタ
ーンである場合、制御回路37は、開口曲線E3を生成
して使用する。6/1パターンの綜絖枠155の次回の
移行パターンが最下位位置から最上位位置への移行パタ
ーンである場合、制御回路37は開口曲線E6を生成し
て使用する。1/1パターンの綜絖枠155の次回の移
行パターンが最上位位置から最下位位置への移行パター
ンである場合、制御回路37は、基準開口曲線E1をそ
のまま使用する。1/1パターンの綜絖枠151の次回
の移行パターンが最下位位置から最上位位置への移行パ
ターンである場合、制御回路37は基準開口曲線E4を
そのまま使用する。2/2パターンの綜絖枠155の次
回の移行パターンが最上位位置から最下位位置への移行
パターンである場合、制御回路37は、開口曲線E2を
生成して使用する。2/2パターンの綜絖枠155の次
回の移行パターンが最下位位置から最上位位置への移行
パターンである場合、制御回路37は開口曲線E5を生
成して使用する。綜絖枠156についても同様の開口曲
線の設定が行われる。
【0041】1/1パターンの綜絖枠157の次回の移
行パターンが最上位位置から最下位位置への移行パター
ンである場合、制御回路37は、基準開口曲線E1をそ
のまま使用する。1/1パターンの綜絖枠157の次回
の移行パターンが最下位位置から最上位位置への移行パ
ターンである場合、制御回路37は基準開口曲線E4を
そのまま使用する。綜絖枠158についても同様の開口
曲線の設定が行われる。
【0042】制御回路37は、設定した開口曲線をもた
らすように駆動回路35に制御指令を出力する。駆動回
路35は、各綜絖枠151〜158がそれぞれに対応し
て設定された開口曲線をもたらすように開口駆動モータ
M1〜M8を作動する。
【0043】第3の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (3-1)制御手段である制御回路37は、各綜絖枠15
1〜158の開口パターンに基づき、基準開口曲線記憶
回路36に記憶された基準開口曲線E4,E1を利用し
て綜絖枠151〜158別に開口曲線を設定する。織物
組織情報記憶装置27及び基準開口曲線記憶回路36と
共に開口曲線設定手段を構成する制御回路37は、設定
された開口曲線に対応した綜絖枠151〜158を駆動
する開口駆動モータM1〜M8の作動を前記設定された
開口曲線をもたらすように制御する。
【0044】複数の綜絖枠151〜158のそれぞれの
開口パターンは、各綜絖枠151〜158に対応する経
糸の消費量を反映している。各綜絖枠151〜158の
開口パターンに基づく静止角の大きさの違いは、閉口位
置から最上位位置あるいは最下位位置への移行における
綜絖枠151〜158に対応する各経糸の張力上昇の迅
速性に差をもたらし、消費量の少ない経糸の緩みが防止
される。従って、経糸捌きが良くなり、緯入れが安定す
る。即ち、消費量の少ない経糸に対しては静止角の大き
い開口曲線を用意し、消費量の多い経糸に対しては静止
角の小さい開口曲線を用意するというように、経糸捌き
は、開口パターンに対応して静止角を考慮した開口曲線
の綜絖枠別の設定によって向上できる。
【0045】次に、図9の第4の実施の形態を説明す
る。第4の実施の形態における装置構成は第3の実施の
形態の場合と同じであるが、第4の実施の形態の開口制
御装置C2の制御回路37の機能が第3の実施の形態の
場合とは異なる。第4の実施の形態の制御回路37は、
ロータリエンコーダ26から得られる織機回転角度情報
に基づいて織機1回転毎に織物組織情報記憶装置27に
記憶された織物組織情報に含まれる開口パターンの情報
を各綜絖枠151〜158別に読み出すと共に、織物組
織情報に含まれる緯糸密度情報を読み出す。第4の実施
の形態の制御回路37は、読み出した開口パターン情報
及び緯糸密度情報に基づいて基準開口曲線E4,E1か
ら開口曲線を生成して綜絖枠151〜158別に割り当
てる。この開口曲線の生成は、基準開口曲線E4,E1
の配置期間α11,α12,β11,β12を変更する
ように行われる。第4の実施の形態の制御回路37のそ
の他の機能は第1の実施の形態の場合と同じである。図
9の例では、緯糸密度は、緯入れ8回にわたってρ1と
された後、緯入れ4回にわたってρ2とされ、さらに緯
入れ4回にわたってρ3とされる。ρ1,ρ2,ρ3は
例えばρ3>ρ1>ρ2の関係にある。
【0046】図9中のα(2/2,ρ1)は2/2パタ
ーン及び緯糸密度ρ1に対応した最上位位置側の静止角
を表し、β(2/2,ρ1)は2/2パターン及び緯糸
密度ρ1に対応した最下位位置側の静止角を表す。α
(6/1,ρ1)は6/1パターン及び緯糸密度ρ1に
対応した最上位位置側の静止角を表し、β(6/1)は
6/1パターン及び緯糸密度ρ1に対応した最下位位置
側の静止角を表す。α(1/6,ρ1)は1/6パター
ン及び緯糸密度ρ1に対応した最上位位置側の静止角を
表し、β(1/6)は1/6パターン及び緯糸密度ρ1
に対応した最下位位置側の静止角を表す。α(1/1,
ρ1)は1/1パターン及び緯糸密度ρ1に対応した最
上位位置側の静止角を表し、β(1/1,ρ1)は1/
1パターン及び緯糸密度ρ1に対応した最下位位置側の
静止角を表す。α(1/1,ρ2)は1/1パターン及
び緯糸密度ρ2に対応した最上位位置側の静止角を表
し、β(1/1,ρ2)は1/1パターン及び緯糸密度
ρ2に対応した最下位位置側の静止角を表す。α(2/
2,ρ3)は2/2パターン及び緯糸密度ρ3に対応し
た最上位位置側の静止角を表し、β(2/2,ρ3)は
2/2パターン及び緯糸密度ρ3に対応した最下位位置
側の静止角を表す。α(1/1,ρ3)は1/1パター
ン及び緯糸密度ρ3に対応した最上位位置側の静止角を
表し、β(1/1,ρ3)は1/1パターン及び緯糸密
度ρ3に対応した最下位位置側の静止角を表す。
【0047】例えば図4の経糸T3の消費量は経糸T
1,T2よりも多いが、緯糸密度が大きくなるほど経糸
T3と経糸T1,T2との消費量の差は大きくなる。即
ち、緯糸密度も経糸の消費量に影響を与える。そのた
め、図9の例では、例えばβ(1/1,ρ2)>β(1
/1,ρ1)>β(1/1,ρ3)のような静止角の設
定が行われる。このような開口パターン及び緯糸密度を
考慮した開口曲線の綜絖枠別の設定は、経糸捌きの向上
をもたらすような影響を与える。本発明では以下のよう
な実施の形態も可能である。 (1)最上位位置側の静止角のみに差をつけた複数の開
口曲線を用意すること。 (2)開口量に差をつけた複数の開口曲線を用意するこ
と。消費量の少ない経糸ほど開口量を大きくすればよ
い。 (3)綜絖枠が最上位位置あるいは最下位位置に到達す
るときのタイミングを異ならせた複数の開口曲線を用意
すること。消費量の少ない経糸ほど前記タイミングを早
くすればよい。 (4)織物組織情報記憶装置27、開口曲線記憶回路3
3及び制御回路37の各機能を織機制御コンピュータC
oに持たせるようにすること。 (5)織物の地合、風合の向上のために織物組織情報に
応じて綜絖枠別に開口曲線を選択又は設定するようにす
ること。 (6)開口曲線記憶回路33に綜絖枠に開口曲線を設
定記憶すること。この設定にあたって織物組織情報を参
照して自動的に記憶されるようにすること。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように発明では、織物組織
情報に応じて複数の綜絖枠別に開口曲線を選択又は設定
し、前記選択又は設定された開口曲線に対応した綜絖枠
を駆動する開口駆動モータの作動を前記選択又は設定さ
れた開口曲線をもたらすように制御するようにしたの
で、経糸捌きを向上したり、織物品質を向上し得るとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す開口装置と制御ブロッ
ク図とを組合せた側面図。
【図2】開口装置と制御ブロック図とを組合せた斜視
図。
【図3】(a),(b),(c),(d),(e),
(f)はいずれも開口曲線を示すグラフ。
【図4】(a)は綜絖枠151用の開口パターンを示す
グラフ。(b)は綜絖枠152用の開口パターンを示す
グラフ。(c)は綜絖枠153用の開口パターンを示す
グラフ。(d)は綜絖枠154用の開口パターンを示す
グラフ。(e)は緯糸に対する経糸T1の交絡状態を示
す布断面図。(f)は緯糸に対する経糸T2の交絡状態
を示す布断面図。(g)は緯糸に対する経糸T3の交絡
状態を示す布断面図。(h)は緯糸に対する経糸T4の
交絡状態を示す布断面図。
【図5】(a),(b),(c),(d),(e),
(f)はいずれも第2の実施の形態における開口曲線を
示すグラフ。
【図6】第3の実施の形態を示す開口装置と制御ブロッ
ク図とを組合せた斜視図。
【図7】(a),(b)はいずれも開口曲線を示すグラ
フ。
【図8】綜絖枠別の開口パターン及び静止角を表す表
図。
【図9】第4の実施の形態を示し、綜絖枠別の開口パタ
ーン及び静止角を表す表図。
【符号の説明】
151,152,153,154,155,156,1
57,158…綜絖枠、27…開口曲線設定手段を構成
する織物組織情報記憶装置、33…開口曲線設定手段を
構成する開口曲線記憶回路、34,37…開口曲線設定
手段を構成すると共に制御手段となる制御回路、36…
開口曲線設定手段を構成する基準開口曲線記憶回路、M
1,M2,M3,M4,M5,M6,M7,M8…開口
駆動モータ。
フロントページの続き (72)発明者 原 茂 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 辻 幸広 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 安部 暢泰 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 4L050 AB09 CA16 CC03 CC25 EA01 EA02 EA14 EB05 EC15 ED05 ED23 ED34 EE07 EE10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織機駆動モータから独立した複数の開口駆
    動モータと複数の綜絖枠とを1対1に対応させ、単一の
    前記開口駆動モータによって単一の綜絖枠を駆動する開
    口装置を備えた織機において、 前記綜絖枠の運動を表す開口曲線の内、綜絖枠の最上位
    位置及び最下位位置の一方から他方への移動期間におけ
    る開口曲線を織物組織情報に応じて前記複数の綜絖枠別
    に変更可能に選択又は設定し、前記選択又は設定された
    開口曲線に対応した綜絖枠を駆動する開口駆動モータの
    作動を前記選択又は設定された開口曲線をもたらすよう
    に制御する織機における開口制御方法。
  2. 【請求項2】前記織物組織情報は、前記複数の綜絖枠の
    それぞれの開口パターンである請求項1に記載の織機に
    おける開口制御方法。
  3. 【請求項3】前記織物組織情報は、緯糸密度及び前記複
    数の綜絖枠のそれぞれの開口パターンである請求項1に
    記載の織機における開口制御方法。
  4. 【請求項4】静止角の大きさの違いによって区別される
    少なくとも2種類の開口曲線が前記選択又は設定された
    開口曲線として用意されている請求項1乃至請求項3の
    いずれか1項に記載の織機における開口制御方法。
  5. 【請求項5】織機駆動モータから独立した複数の開口駆
    動モータと複数の綜絖枠とを1対1に対応させ、単一の
    前記開口駆動モータによって単一の綜絖枠を駆動する開
    口装置を備えた織機において、 前記綜絖枠の運動を表す開口曲線の内、綜絖枠の最上位
    位置及び最下位位置の一方から他方への移動期間におけ
    る開口曲線を織物組織情報に応じて前記複数の綜絖枠別
    に変更可能に選択又は設定する開口曲線設定手段と、 前記開口曲線設定手段によって選択又は設定された開口
    曲線に対応した綜絖枠を駆動する開口駆動モータの作動
    を前記選択又は設定された開口曲線をもたらすように制
    御する制御手段とを備えた織機における開口制御装置。
  6. 【請求項6】前記織物組織情報は、前記複数の綜絖枠の
    それぞれの開口パターンである請求項5に記載の織機に
    おける開口制御装置。
  7. 【請求項7】前記織物組織情報は、緯糸密度及び前記複
    数の綜絖枠のそれぞれの開口パターンである請求項5に
    記載の織機における開口制御装置。
  8. 【請求項8】前記開口曲線設定手段は、静止角の違いに
    よって区別される少なくとも2種類の開口曲線を選択又
    は設定する請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載
    の織機における開口制御装置。
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