JP2000212915A - 橋梁排水装置 - Google Patents

橋梁排水装置

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JP2000212915A
JP2000212915A JP11012573A JP1257399A JP2000212915A JP 2000212915 A JP2000212915 A JP 2000212915A JP 11012573 A JP11012573 A JP 11012573A JP 1257399 A JP1257399 A JP 1257399A JP 2000212915 A JP2000212915 A JP 2000212915A
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pipe
drainage
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drainage device
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Shinzo Ito
信三 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 橋桁等の伸縮に対しても各排水管の接続状態
が確実に保持されて橋上部に降った雨水等を効率的に排
水するとともに景観を妨げないようにすることを目的と
する。 【解決手段】 橋桁2側に配管される第1の排水管3
と、橋脚4側に配管される第2の排水管5と、上端部を
第1の排水管3に対して接合固定されるとともに下端部
を第2の排水管5に対して所定の長さを以って非固定状
態で嵌合された接続管6とを備える。接続管6は、可撓
性を有する管材によって形成される。好ましくは、接続
管6と第2の排水管5との嵌合部にはグリースが充填さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高架道路や高架軌
道或いは歩道橋等の橋梁部に降った雨水等の排水装置に
関し、さらに詳しくは橋上部に降った雨水等を橋脚部位
まで導水して各橋脚に沿って配管した排水管から排水す
るようにした橋梁排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高架道路等においては、雨水等が路面に
溜まったままの状態では雨水の跳ね返りやハイドロプレ
ーニング現象の発生等によって車輛の走行が非常に危険
となるために、素早くかつ効率的な排水が行われなけれ
ばならない。このため、高架道路等においては、路肩や
中央分離帯に側溝が設けられており、路面に降った雨水
等をこの側溝へと流し込むようにしている。
【0003】高架道路等においては、側溝に流れ込んだ
雨水等を橋上部から排水するために図4及び図5に示す
ような橋梁排水装置100が付設されている。橋梁排水
装置100は、図4に示すように、橋桁101に配設さ
れた排水導管102と、橋脚103に沿って配管された
縦排水導管104とを備えている。橋梁排水装置100
は、排水導管102が、その一端を橋上部側の図示しな
い側溝に連通するとともに他方が橋裏側に貫通された排
水孔105に接続され、他端が橋脚103側へと導かれ
てなる。また、橋梁排水装置100は、縦排水導管10
4が取付金具106によって橋脚103の側面に固定さ
れるとともに、上端が排水導管102に対向して延在さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高架道路等
においては、車輛の走行によって橋梁排水装置100に
大きな振動が加えられるために、排水導管102と縦排
水導管104とを直接接続した場合にこの接続部位が緩
んで漏水が生じることがある。一方、高架道路等におい
ては、構造材や各種素材の開発や技術革新等によって橋
脚103のスパンが長大化する傾向にあり、橋桁101
間の継ぎ目部分での不快な振動等が少なくなってより快
適な走行が行われるようになっている。高架道路等にお
いては、橋脚103のスパンの長大化に伴って、長大化
された橋桁101の温度・湿度変化による伸縮量がより
大きくなっている。
【0005】橋梁排水装置100においては、排水導管
102と縦排水導管104とを直接接続する場合に、振
動等による接続部からの漏水を防止するためにこれら排
水導管102と縦排水導管104とを強固に接続しなけ
ればならない。一方、橋梁排水装置100は、上述した
ように排水導管102が橋桁101側に固定されるとと
もに縦排水導管104が橋脚103側に固定されてい
る。
【0006】したがつて、橋梁排水装置100は、橋桁
101の温度・湿度変化に伴って排水導管102と縦排
水導管104との間に大きな位置ズレが生じる。また、
橋梁排水装置100は、車輛の走行等による振動や衝撃
によっても排水導管102と縦排水導管104との間に
位置ズレが生じる。橋梁排水装置100は、接続部から
の漏水等を防止するために排水導管102と縦排水導管
104とを固定した状態で接続した場合に、これらの間
に生じる位置ズレに対応し得ないといった問題が生じ
る。
【0007】そのため、従来の橋梁排水装置100に
は、排水導管102と縦排水導管104との接続部に、
橋桁101の伸縮等に伴って生じる位置ズレを調整する
ための調整桶部材107が配設されていた。調整桶部材
107は、図5に示すように、排水導管102や縦排水
導管104の外径よりも充分に大きな開口寸法を有する
箱状を呈する部材であり、橋脚103側に固定されてい
る。また、調整桶部材107は、排水導管102と縦排
水導管104との間に生じる位置ズレ量を調整するに足
る充分な開口寸法を有している。
【0008】橋梁排水装置100は、排水導管102を
その下端が調整桶部材107に臨ませるようにして配管
されるとともに、調整桶部材107の底面に形成した排
水孔108に縦排水導管104の上端部を接続して構成
している。橋梁排水装置100は、橋上部に降った雨水
等を側溝から排水孔105を介して排水導管102へと
流し込み、この排水導管102を介して調整桶部材10
7へと排水する。橋梁排水装置100は、調整桶部材1
07に流し込んだ雨水等をその排水孔108を介して縦
排水導管104から排水する。
【0009】橋梁排水装置100は、上述したように橋
桁101の伸縮等に伴って縦排水導管104に対して排
水導管102に位置ズレが生じた場合でも、この排水導
管102が調整桶部材107内を移動してその調整が行
われる。したがって、橋梁排水装置100は、排水導管
102と縦排水導管104との接続部位からの雨水等の
漏水が防止される。
【0010】ところで、橋梁排水装置100において
は、排水導管102を介して排水される多量の雨水等が
調整桶部材107内において一時的に貯水されることに
なる。橋梁排水装置100は、調整桶部材107から雨
水等がオーバフローしないようにするためには、充分な
貯水能力を有する大型の調整桶部材107や大径の縦排
水導管104を備えなければならなかった。
【0011】したがつて、橋梁排水装置100において
は、橋脚103にかかる大型の調整桶部材107や大径
の縦排水導管104を付設することによって景観を損ね
るといった問題があつた。また、橋梁排水装置100に
おいては、大雨の場合等においては、縦排水導管104
からの排水量に限界があるために調整桶部材107から
雨水等がオーバフローしてしまうといつた問題があっ
た。さらに、橋梁排水装置100においては、大きな開
口を有することで調整桶部材107内に鳥等が巣作りを
して詰まりの原因となるといった不都合が生じるため、
排水導管102の移動を妨げない特殊なカバー等を設け
なければならないといった問題があつた。
【0012】そこで、本発明は、橋桁等の伸縮に対して
も各排水管の接続状態が確実に保持されて橋上部に降っ
た雨水等を効率的に排水することにより車輛や歩行者の
安全を図るようにするとともに景観を妨げることがない
上述した従来の橋梁排水装置の問題点を解消した橋梁排
水装置を提供することを目的としたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明に係る橋梁排水装置は,橋桁側に配管される第1の排
水管と、橋脚側に配管される第2の排水管と、上端部を
第1の排水管に対して接合固定されるとともに下端部を
第2の排水管に所定の長さを以って非固定的に嵌合され
た接続管とから構成される。橋梁排水装置は、可撓性を
有する管材によって形成された接続管を備える。また、
好ましくは、橋梁排水装置は、接続管と第2の排水管と
の嵌合部に、グリースが充填されて構成されてなる。
【0014】以上のように構成された本発明に係る橋梁
排水装置によれば、橋上部等に降った雨水等を第1の排
水管から接続管を介して第2の排水管によって橋下へと
排水する。橋梁排水装置は、車輛の走行等によって生じ
る振動や衝撃が可撓性を有する接続管によって吸収さ
れ、各接続部の外れや各排水管の破損が防止される。橋
梁排水装置は、温度変化等による橋桁の伸縮或いは振動
等によって第1の排水管と第2の排水管とに位置ズレが
生じた場合に、接続管がずれ上がるか変形してこれを吸
収する。したがって、橋梁排水装置は、第1の排水管と
第2の排水管との接続が確実に保持されて雨水等を効率
的に排水する。橋梁排水装置は、第1の排水管、第2の
排水管或いは接続管がほぼ一体感を持って接続されるこ
とで、景観を損ねることはない。
【0015】橋梁排水装置は、上述した第1の接続管の
位置ズレに伴って接続管が変形動作する際に、第2の排
水管との間に充填したグリースの作用によってこの接続
管が円滑に変形動作する。また、橋梁排水装置は、グリ
ースの作用によって接続管と第2の排水管との接続部に
おける漏水の防止が図られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として
図面に示した橋梁排水装置1も、高架道路等に付設さ
れ、橋上部等に降って路肩や中央分離帯に設けた側溝に
流れ込んだ雨水等を橋下へと排水する。橋桁2は、例え
ば桁材の表面上にコンクリート舗装等が施されるととも
に継ぎ目部位での振動を低減するために長スパン化が図
られており、橋脚4に対して例えば図示しない防振取付
構造等を介して支持されている。橋脚4は、鉄筋コンク
リートや鉄骨によって構成されてなる。もちろん、高架
道路等の構成は、かかる構成に限定されるものではな
く、例えばコンクリート舗装については、床面コンクリ
ート舗装の上に透水性コンクリート舗装を施したものな
ども実施されている。
【0017】橋梁排水装置1は、図1及び図2に示すよ
うに、橋桁2に配設された排水導管3と、橋脚4に沿っ
て配管された縦排水導管5とを備えた基本的な構成を上
述した従来の橋梁排水装置100と同様としている。橋
梁排水装置1は、橋桁側に固定される排水導管3と橋脚
側に固定される縦排水導管5との間を、詳細を後述する
接続管6を介して接続した構造に特徴を有している。
【0018】橋梁排水装置1は、防錆性と機械的強度を
有する管材、例えばステンレス管や合成樹脂管等によっ
て形成された排水導管3を備えている。排水導管3は、
その一端が、橋上部側の図示しない側溝に連通するとと
もに他方が橋裏側に貫通された排水孔7に接続されてい
る。また、排水導管3は、他端が橋脚4側へと導かれ
て、後述するように接続管6と接続されている。
【0019】橋梁排水装置1は、防錆性と機械的強度を
有する管材、例えばステンレス管や合成樹脂管等によっ
て形成された縦排水導管5を備えている。縦排水導管5
は、複数個の取付金具8によって橋脚4の側面に高さ方
向に固定されている。縦排水導管5は、上端が排水導管
3に対向して延在されている。縦排水導管5は、適宜の
本数を接続することによって地上まで配管された下端部
が図示しない下水溝へと連通している。
【0020】接続管6は、例えば防錆性と機械的強度或
いは耐化学特性とを有するとともに弾性変形自在である
可撓性を有する合成樹脂材料によって成形された管材か
らなる。接続管6は、上端部に、その内径を排水導管3
の外径に対してやや大径とすることによって上端継手部
9が形成されている。接続管6は、上端継手部9に排水
導管3の下端部3aが差し込まれるとともに接着剤10
等によってこの下端部3aに対して接合固定されてい
る。排水導管3と接続管6とは、全体としてほぼ同径の
配管構造を構成することで違和感を生じることはない。
【0021】また、接続管6は、下端部の外径が縦排水
導管5の上端部に形成した継手部12の内径よりもやや
小径とされて嵌合部11を構成している。接続管6は、
縦排水導管5に対してその継手部12に、嵌合部11を
必要な長さ例えば1m程度の長さをもって嵌合すること
によって接続される。換言すれば、接続管6は、縦排水
管5に対して非固定状態で接続される。縦排水導管5と
接続管6とは、排水導管3とともに全体としてほぼ同径
の配管構造を構成することで違和感を生じることはな
い。
【0022】縦排水導管5の継手部12と接続管6の嵌
合部11との間には、グリース13が充填される。グリ
ース13は、縦排水導管5と接続管6との間に潤滑性を
付与するとともにシーリング作用も奏する。したがっ
て、橋梁排水装置1は、接続管6が、その嵌合部11を
縦排水導管5の継手部12内において軸方向及び回転方
向に対して比較的自由に滑動し得るように構成されてな
る。また、橋梁排水装置1は、縦排水導管5の継手部1
2と接続管6の嵌合部11との間から内部を流れる雨水
等の漏水が防止されるように構成されてなる。
【0023】以上のように構成された橋梁排水装置1に
おいては、橋上部に降った雨水等が側溝から排水孔7を
介して排水導管3へと流れ込む。橋梁排水装置1は、雨
水等をこの排水導管3から接続管6を介して縦排水導管
5へと流し込んで地上の排水溝へと排水する。橋梁排水
装置1には、車輛等の走行によって大きなかつ連続した
振動や衝撃が加えられる。橋梁排水装置1においては、
かかる振動等によって排水導管3と縦排水導管5とに位
置ズレが生じる。
【0024】橋梁排水装置1は、上述したように接続管
6を縦排水導管5に対して非固定状態で軸方向及び回転
方向に対して比較的自由に滑動し得るようにして接続し
たことから、接続管6と縦排水導管5との接続部位にお
いてかかる振動や衝撃の吸収が図られる。したがって、
橋梁排水装置1は、排水導管3や縦排水導管5或いは接
続管6が損傷するといった不都合の発生が確実に防止さ
れ、雨水等の排水を行う。
【0025】また、橋梁排水装置1においては、温度変
化等によって橋桁2が伸縮することから、図3に示すよ
うに排水導管3が縦排水導管5に対して位置ズレを生じ
る。橋梁排水装置1は、上述したように排水導管3と縦
排水導管5とを接続する接続管6が可撓性を有してい
る。したがって、橋梁排水装置1は、同図に示すように
排水導管3と縦排水導管5との位置ズレ量Lに対応して
接続管6がずれ上がるか弾性変形し、これら排水導管3
や縦排水導管5或いは接続管6の損傷を防止するととも
に排水導管3と縦排水導管5との接続状態を確実に保持
する。
【0026】したがって、橋梁排水装置1は、排水導管
3と縦排水導管5との接続部位からの雨水等の漏水を防
止して雨水等を確実に排水する。また、橋梁排水装置1
は、縦排水導管5と接続管6との接続部位にグリース1
3を充填したことで、大量の雨水等が排水された場合で
もこの接続部位からの漏水が防止される。
【0027】なお、上述した実施の形態の橋梁排水装置
1においては、排水導管3や縦排水導管5或いは接続管
6に円形パイプ材を用いたが、例えば角形パイプ等を用
いてもよいことはもちろんである。また、橋梁排水装置
1は、高架道路ばかりでなく、例えば歩道橋等に付設し
てもよい。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る橋梁排水装置によれば、橋桁側に配管された第1の排
水管と橋脚側に配管された第2の排水管との間を可撓性
を有する接続管によつて接続したことから、温度変化等
による橋桁の伸縮或いは振動等によって第1の排水管と
第2の排水管とに位置ズレが生じた場合においても接続
管の変形によってこれを吸収することで、各接続部の外
れや各排水管の破損が確実に防止されて雨水等を効率的
に排水する。また、橋梁排水装置は、第1の排水管、第
2の排水管或いは接続管がほぼ一体感をもって接続され
ることで、景観を損ねることもない。橋梁排水装置は、
第2の排水管と接続管との間にグリースを充填したこと
により、第1の接続管の位置ズレに伴う接続管のずれ上
がりや変形が円滑に行われるとともに接続部からの漏水
も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す橋梁排水装置が
付設された高架道路の構成を説明する概略図である。
【図2】同橋梁排水装置の要部縦断面図である。
【図3】同橋梁排水装置において、接続管による排水導
管と縦排水導管との位置ズレの補正動作を説明する要部
縦断面図である。
【図4】従来の橋梁排水装置が付設された高架道路の構
成を説明する概略図である。
【図5】同橋梁排水装置の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 橋梁排水装置 2 橋桁 3 排水導管 4 橋脚 5 縦排水導管 6 接続管 7 排水孔 8 取付金具 9 上端継手部 10 接着剤 11 嵌合部 12 継手部 13 グリース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高架道路等の橋上部に降った雨水等を橋
    脚に沿って配管した排水管を介して排水する橋梁排水装
    置において、橋桁側に配管される第1の排水管と、橋脚
    側に配管される第2の排水管と、上端部を前記第1の排
    水管に対して接合固定されるとともに下端部を前記第2
    の排水管に対して所定の長さを以って非固定に嵌合され
    た接続管とから構成され、前記接続管は、可撓性を有す
    る管材によって形成されたことを特徴とする橋梁排水装
    置。
  2. 【請求項2】 前記接続管と第2の排水管との嵌合部に
    は、グリースが充填されたことを特徴とする請求項1に
    記載の橋梁排水装置。
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