JP2000213216A - 車両用自動ドアロック装置 - Google Patents

車両用自動ドアロック装置

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JP2000213216A
JP2000213216A JP1686899A JP1686899A JP2000213216A JP 2000213216 A JP2000213216 A JP 2000213216A JP 1686899 A JP1686899 A JP 1686899A JP 1686899 A JP1686899 A JP 1686899A JP 2000213216 A JP2000213216 A JP 2000213216A
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signal
transmission
portable device
door lock
vehicle
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Yoshito Mizuno
好人 水野
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両に設けられた種々のアクチュエータの動作
状態を運転者に確実に報知することのできる自動ドアロ
ック装置を提供する。 【解決手段】車両用自動ドアロック装置1は、送受信装
置2と携帯機3とを備えている。送受信装置2には、ド
アカーテシスイッチ4と、ドアロック駆動装置5とが接
続されている。送受信装置2は、送信回路11、受信回
路12、及びマイコン13を備えている。そして、送受
信装置2は、車両のドアが閉状態のときにリクエスト信
号を出力し、同ドアが開状態のときに警告信号を出力す
るようになっている。一方、携帯機3は、受信回路2
1、マイコン22、送信回路23、及びブザー24を備
えている。携帯機3のマイコン22は、送受信装置2か
らの警告信号を受信した後、同警告信号またはリクエス
ト信号を受信できなくなると、ブザー24を駆動して警
報音を発生させるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のドアの施錠
・解錠を自動的に行う車両用自動ドアロック装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車においては、その基本性能
や安全性の向上はもとより、その操作性の向上も求めら
れている。例えば、車両に設けられている諸装置を遠隔
操作する車両用遠隔操作装置などはその代表例である。
【0003】こうした車両用遠隔装置として、車両のド
アロックを自動的に施錠・解錠する自動ドアロック装
置、いわゆるスマートエントリ装置がある。このスマー
トエントリ装置は、通常、車両の所有者(運転者)に所
持される携帯機と、車両に搭載される送受信装置とを備
えている。送受信装置からは、車両に配設されたアンテ
ナを介して磁界や電波からなるリクエスト信号が車両周
辺の所定領域に出力されるようになっている。携帯機
は、この領域内に入るとリクエスト信号に応答して送信
信号を送信するようになっている。そして、送受信装置
は、この送信信号を受信したときにドアロックを自動的
に解錠し、この送信信号を受信できなくなったときにド
アロックを自動的に施錠するようになっている。すなわ
ち、運転者はドアロックを施錠・解錠するための特別な
動作をする必要がないため、車両の操作性が向上するこ
ととなる。
【0004】ところで、こうしたスマートエントリ装置
においては、ドアが開いている状態や半ドアの状態では
ドアロックを施錠しないようになっている。このため、
運転者が半ドアの状態で車両から離れても、ドアロック
は施錠しないこととなる。したがって、運転者が半ドア
状態であることに気づかない場合、車両はドアロックが
解錠されたまま放置されてしまうため、セキュリティ上
問題があった。
【0005】こうした問題点を解消するために、従来、
例えば特開昭63−312482号公報に記載のスマー
トエントリ装置がある。このスマートエントリ装置で
は、送受信装置のCPUがドアの開閉状態を検知するよ
うになっている。そして、ドアが開状態(半ドアの状態
を含む)のときに送受信装置が携帯機からの送信信号を
受信できなくなった際には、車両に設けられたブザーか
ら警報音を発するようにしている。換言すれば、ブザー
は、携帯機がリクエスト信号の出力領域から離れた際に
警報音を発することとなる。
【0006】すなわち、この公報に記載のスマートエン
トリ装置においては、運転者が半ドアの状態に気づかず
に車両から離れた場合でも、ブザーからの警報音によっ
て注意を促すことにより、上記問題点を解消するように
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした従
来のスマートエントリ装置においては、車両側からブザ
ーを鳴らすようにしている。このため、運転者が賑やか
な場所で車両から離れた場合や建物の中に入った場合な
どには、そのブザーからの警報音に気づかない場合があ
る。
【0008】また、このスマートエントリ装置は、ドア
の開状態と携帯機からの送信信号の有無とに基づいてブ
ザーから警報音を発するようになっている。したがっ
て、ドアが開状態であっても、リクエスト信号に応答し
て携帯機から送信信号を送信し続けるようにする必要が
あるため、携帯機の電力消費量量が多くなる。その結
果、携帯機のバッテリの寿命が短いという不都合もあ
る。
【0009】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、車両に設けられた種々のアクチュ
エータの動作状態を運転者に確実に報知することのでき
る自動ドアロック装置を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、携帯機のバッ
テリの電力消費量を低減することのできる自動ドアロッ
ク装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、送信信号を送信する
携帯機と、その送信信号に基づいてドアロック駆動装置
を駆動制御する送受信装置とを備え、前記送受信装置
は、前記携帯機に対して前記送信信号の送信を要求する
リクエスト信号を車両周辺の所定領域に間欠的に出力す
るリクエスト信号出力手段と、前記携帯機からの送信信
号を受信する受信手段と、前記送信信号に含まれるID
コードと予め設定されたIDコードとを比較して、それ
らIDコード同士が一致したときに前記送信信号に基づ
いてドアロック駆動装置を駆動制御する制御手段とを有
してなる車両用自動ドアロック装置において、前記送受
信装置は、車両に設けられた種々のアクチュエータの動
作状態を検知する検知手段が所定の検知信号を出力した
ときに、前記所定領域に対して警告信号を出力する警告
信号出力手段をさらに備え、前記携帯機は、前記リクエ
スト信号及び前記警告信号を受信する携帯機側受信手段
と、前記アクチュエータが所定の動作状態にあることを
運転者に報知する報知手段と、前記警告信号を受信した
後、同警告信号及び前記リクエスト信号のうちの少なく
とも一方を受信しなくなったときに前記報知手段を動作
させる携帯機側制御手段とを備えることを要旨とする。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の車両用自動ドアロック装置において、前記携帯機
は、前記警告信号の受信時には前記送信信号を送信しな
いことを要旨とする。
【0013】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の車両用自動ドアロック装置におい
て、前記送受信装置は、前記警告信号の出力時には前記
リクエスト信号を出力しないことを要旨とする。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれか1項に記載の車両用自動ドアロック装置にお
いて、前記携帯機は、前記警告信号を受信した後、同警
告信号及び前記リクエスト信号のうちの少なくとも一方
を受信しなくなった時点から所定時間経過した後に前記
報知手段を動作させることを要旨とする。
【0015】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、検知手段が所定の
検知信号を出力したとき、すなわち車両に設けられた種
々のアクチュエータが所定の動作状態にあるときには、
携帯機に設けられた報知手段によってその動作状態が運
転者に報知される。携帯機は運転者によって所持される
ため、たとえ運転者が賑やかな場所で車両から離れた場
合や建物の中に入った場合においても、運転者は報知手
段の動作を確実に把握することができる。したがって、
運転者は、種々のアクチュエータの動作状態を確実に把
握することができるようになる。その結果、ドアロック
が解錠されたまま、車両が放置されるといった不都合を
確実に解消することができるようになる。
【0016】請求項2に記載の発明によると、携帯機は
警告信号を受信しても送信信号を送信しない。このた
め、携帯機が送信信号を送信するための電力消費量を低
減することができるようになり、携帯機のバッテリの寿
命低下を防止することができる。
【0017】請求項3に記載の発明によると、送受信装
置は警告信号の出力時にはリクエスト信号を出力しない
ようになっている。このため、リクエスト信号を出力す
るための電力消費量を低減することができるようにな
る。
【0018】請求項4に記載の発明によると、報知手段
は、警告信号を受信した後、警告信号及びリクエスト信
号のうちの少なくとも一方を受信しなくなった時点から
所定時間経過した時点で動作するようになっている。し
たがって、例えば運転者がリクエスト信号及び警告信号
が出力される所定領域から僅かな時間だけ離れた場合に
は、報知手段は動作しないこととなる。このため、例え
ば運転者が作業を行っている場合などに報知手段が無駄
に動作してしまうことが防止され、報知手段を動作する
ための電力消費量を低減することができるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図4に基づき詳細に説明する。図1に示す
ように、車両用自動ドアロック装置(以下、単に「ドア
ロック装置」という)1は、車両に搭載される送受信装
置2と、車両の所有者(運転者)に所持される携帯機3
とを備えている。また、送受信装置2には、検知手段と
してのドアカーテシスイッチ4と、ドアロック駆動装置
5とが接続されている。なお、ドアカーテシスイッチ4
とは、図2に示すように、各ドア6の開閉部分にそれぞ
れ設けられた既存のスイッチである。各ドアカーテシス
イッチ4は、通常、それぞれ対応するドア6の開閉状態
を検知して、半ドアの防止を促す半ドア防止ランプの点
灯スイッチとして機能したり、車両室内のドアカーテシ
ランプの点灯スイッチとして機能するものである。
【0020】送受信装置2は、リクエスト信号出力手段
及び警告信号出力手段としての送信回路11、受信手段
としての受信回路12、及び制御手段としてのマイクロ
コンピュータ(以下、単に「マイコン」という)13を
備えている。また、送信回路11及び受信回路12に
は、それぞれアンテナ14,15が接続されている。
【0021】送信回路11は、マイコン13から出力さ
れるリクエスト信号または警告信号を所定周波数の電波
信号に変調し、その電波信号をアンテナ14を介して車
両室外の所定領域に出力するための回路である。したが
って、リクエスト信号または警告信号の出力時には、図
2に2点鎖線で示すように、車両周辺の所定領域A1に
該電波信号が出力される。なお、警告信号とは、図3及
び図4に示すように、例えば4ビットの2値コードから
なる警告コードがリクエスト信号のフッタ(末尾)に付
加された信号である。この警告コードは、予め車両毎に
設定されたコードである。
【0022】受信回路12は、後記する携帯機3から送
信された送信信号としてのIDコード信号信号をアンテ
ナ15を介して受信し、そのIDコード信号をパルス信
号に復調して受信信号を生成するための回路である。そ
して、その受信信号は、マイコン13に対して出力され
る。
【0023】マイコン13は、具体的には図示しないC
PU、ROM、RAM等からなるCPUユニットであ
る。同マイコン13には、前記ドアカーテシスイッチ4
及び前記ドアロック駆動装置5が接続されている。そし
て、マイコン13は、ドアカーテシスイッチ4によるド
ア6の開閉状態に応じて、リクエスト信号または警告信
号を間欠的に出力する。詳しくは、ドアカーテシスイッ
チ4によってドア6の閉状態が検知されたときにマイコ
ン13からリクエスト信号が出力され、ドア6の開状態
が検知されたときにマイコン13から警告信号が出力さ
れるようになっている。
【0024】また、マイコン13には予め設定された所
定のIDコードが記憶されており、前記受信信号が入力
されたとき、同マイコン13は自身のIDコードと受信
信号に含まれるIDコードとを比較する。そして、それ
らIDコードが一致したときに、マイコン13は、ドア
ロック駆動装置5に対して駆動信号を出力する。ドアロ
ック駆動装置5は、この駆動信号を受けてドア6を解錠
(アンロック)させる。
【0025】一方、携帯機3は、運転者が所持するイグ
ニッションキーに付属品として設けられている。同携帯
機3は、携帯機側受信手段としての受信回路21、携帯
機側制御手段としてのマイクロコンピュータ(以下、単
に「マイコン」という)22、携帯機側送信手段として
の送信回路23、及び報知手段としてのブザー24を備
えている。また、受信回路21及び送信回路23には、
それぞれアンテナ25,26が接続されている。
【0026】受信回路21は、送受信装置2からのリク
エスト信号または警告信号をアンテナ25を介して受信
し、その信号をパルス信号に復調して受信信号を生成す
るとともに、その受信信号をマイコン22へ出力するた
めの回路である。
【0027】マイコン22は、具体的には図示しないC
PU、ROM、RAM等からなるCPUユニットであ
る。そして、マイコン22は、前記受信信号がリクエス
ト信号であれば予め設定された所定のIDコードを含む
送信信号としてのIDコード信号を出力する。また、マ
イコン22には、ブザー24が接続されるとともに、予
め設定された所定の警告コードが記憶されている。そし
て、前記受信信号が警告信号であれば、その受信信号に
含まれる警告コードと自身の警告コードとを比較する。
マイコン22は、それら警告コードが一致し、且つ警告
信号の受信後にリクエスト信号を受信することなく受信
信号を一定時間受信できなかったときに、ブザー24に
対して駆動信号を出力する。
【0028】送信回路23は、マイコン22からIDコ
ード信号が出力されたときに、そのIDコード信号を所
定周波数の電波信号に変調し、その電波信号をアンテナ
26を介して外部に送信するための回路である。
【0029】ブザー24は、マイコン22から駆動信号
が出力されたときに、その駆動信号に基づいて警告音を
発生するようになっている。次に、このように構成され
たドアロック装置1の動作について説明する。
【0030】前述したように、ドアカーテシスイッチ4
によってドア6の開状態が検出されると、送受信装置2
からはリクエスト信号のフッタに警告コードが付加され
た警告信号が間欠的に出力される。この警告信号は、図
3に示すように、時間T1の周期で出力されるようにな
っている。そして、携帯機3が図2に示した領域A1に
位置しているときには、図3に示すように、携帯機3側
の受信回路21によって警告信号が受信される。そし
て、送受信装置2が警告信号を出力している間において
は、携帯機3側の送信回路23からIDコード信号が送
信されない。また、この間においてドアロック駆動装置
5は、アンロック状態を保持する。
【0031】その後、同図にポイントP1で示すよう
に、ドア6の閉状態が検出されると、送受信装置2から
はリクエスト信号が出力されるようになる。そして、こ
のとき携帯機3が所定領域A1に位置していれば、同図
にポイントP2で示すように、携帯機3側の受信回路2
1によってそのリクエスト信号が受信される。そして、
携帯機3側の送信回路23からIDコード信号が出力さ
れる。したがって、送受信装置2は、このIDコード信
号を受信して携帯機3が所定領域A1内に位置すると判
断し、ドアロック駆動装置5によってドア6をアンロッ
ク状態に保持させる。
【0032】そして、携帯機3が所定領域A1に位置し
なくなると、同図にポイントP3で示すように、携帯機
3側の受信回路21はリクエスト信号を受信しなくな
る。このため、携帯機3側の送信回路23はIDコード
信号を出力しなくなる。これにより、送受信装置2もI
Dコードを受信できなくなる。したがって、送受信装置
2は、携帯機3が所定領域A1に位置しないものと判断
し、ポイントP4で示すように、ドアロック駆動装置5
によってドア6を施錠(ロック)させる。
【0033】ところで、例えば、運転者がドア6の半ド
ア状態に気づかずに車両から離れたときなど、ドア6が
開状態のまま携帯機3が所定領域A1に位置しなくなる
場合がある。すなわち、図4にポイントP5で示すよう
に、携帯機3が所定領域A1に位置しなくなると、携帯
機3側の受信回路21は警告信号を受信できなくなる。
そして、こうした場合には、このポイントP5で示す時
点から所定時間T2が経過したポイントP6で示す時点
でブザー24がONされるようになっている。すなわ
ち、ポイントP6の時点でブザー24から警報音が発せ
られる。したがって、警告信号を受信していた携帯機3
がリクエスト信号を受信せずに所定領域A1の外に出た
ときには、所定時間T2が経過した後にブザー24から
警報音が発せられる。なお、本実施形態において、所定
時間T2は、2〜5秒程度に設定されている。
【0034】その結果、こうしたドアロック装置1にお
いては、携帯機3が警告信号を受信した後にリクエスト
信号を受信した状態で携帯機3が所定領域A1に位置し
なくったときにドア6がロックされることとなる。しか
し、携帯機3が警告信号を受信した後にリクエスト信号
を受信できない状態で携帯機3が所定領域A1に位置し
なくなったときには、ドア6はロックされずにブザー2
4から警報音が発せられることとなる。すなわち、ドア
6が開状態のときにドア6はロックされないため、ブザ
ー24から警報音を発することによって運転者に注意が
促されることとなる。このため、運転者は、たとえドア
6の半ドア状態に気づかずに車両から離れても、このブ
ザー24からの警報音によってその旨を認知することが
できるようになる。
【0035】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)警報音は、携帯機3に設けられたブザー24から
発生されるようになっている。携帯機3は運転者によっ
て所持されるため、運転者が賑やかな場所で車両から離
れた場合や建物の中に入った場合においても、運転者は
ブザー24からの警報音を確実に把握することができ
る。したがって、運転者は、ドア6が開状態のまま車両
から離れたことを確実に把握することができる。
【0036】(2)携帯機3は警告信号を受信してもI
Dコード信号を送信しない。このため、携帯機3がID
コード信号を送信するための電力消費量を低減すること
ができるようになり、携帯機3のバッテリの寿命低下を
防止することができる。
【0037】(3)ブザー24は、携帯機3が送受信装
置2からの警告信号を受信できなくなってから所定時間
T2を経過した後に警報音を発生するようになってい
る。すなわち、例えば運転者が所定領域A1から僅かな
時間だけ離れた場合、ブザー24は動作しないこととな
る。このため、運転者が作業を行っている場合などにブ
ザー24が無駄に動作してしまうことが防止され、警報
音を発生させるための電力消費量を低減することができ
る。
【0038】(4)リクエスト信号及び警告信号は、と
もに送受信装置2の送信回路11からアンテナ14を介
して出力される。すなわち、リクエスト信号を出力する
ための送信回路と警告信号を出力するための送信回路と
が共通している。したがって、各信号を出力するための
送信回路を別個に設ける場合に比べて、部品点数、製造
コストを削減することができる。また、送受信装置2の
コンパクト化も図ることができる。
【0039】(5)警告信号は、予め車両毎に設定され
た所定の警告コードを有している。また、携帯機3のマ
イコン22には、その警告コードに応じた警告コードが
記憶されている。このため、携帯機3は、自車からの警
告信号のみに応答することとなり、他の車両からの警告
信号に応答することはない。したがって、携帯機3の誤
動作を確実に防止することができる。
【0040】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、警告信号を受信していた携帯機
3がリクエスト信号を受信せずに所定領域A1の外に出
たとき、その警告信号を受信できなくなった時点から所
定時間T2の経過後にブザー24から警報音が発せられ
るようになっている。これに対し、警告信号を受信でき
なくなった時点でブザー24から警報音を発するように
してもよい。
【0041】・ 前記実施形態では、リクエスト信号の
フッタに警告コードを付加した信号を警告信号とした
が、警告コードのみを警告信号としてもよい。このよう
にすれば、リクエスト信号を出力するための消費電力を
低減することができる。
【0042】・ 前記実施形態の送受信装置2において
は、リクエスト信号と警告信号とを共通の送信回路11
によって出力させるようにしたが、これら各信号を出力
するための送信回路を別個に設けてもよい。
【0043】・ 前記実施形態では、ドア6が開状態の
ときのみに警告信号を出力するようにしたが、これに加
え、ライトが点灯している状態や窓が開放している状態
でも警告信号を出力するようにしてもよい。このように
すれば、ライトの消し忘れや窓の閉め忘れを運転者に気
づかせることもでき、バッテリ切れを防止できるととも
に、セキュリティ性をより向上させることができる。な
お、これらは、選択される1つまたは2つによって具体
化してもよい。
【0044】・ 前記実施形態では、携帯機3にブザー
24を設けることにより、警報音によって運転者に注意
を促すようにしている。すなわち、報知手段としてブザ
ー24を用い、運転者に対して聴覚的に注意を促すよう
にしているが、このブザー24に代えて、音声合成装置
を用いて音声によって注意を促すようにしてもよい。
【0045】また、振動装置を用いて触覚的に注意を促
したり、LEDやライトなどからなる点灯装置を用いて
視覚的に注意を促すようにしてもよい。つまり、運転者
の五感に訴えかけるものであれば適用可能である。
【0046】なお、これらは、いずれか1つによって具
体化してもよい。また、複数種の装置を組み合わせて具
体化してもよい。すなわち、例えばブザー24または音
声合成装置と振動装置とを用いて聴覚的及び触覚的に運
転者に注意を促したり、振動装置と点灯装置とを用いて
触覚的及び視覚的に運転者に注意を促してもよい。ま
た、ブザー24または音声合成装置と振動装置と点灯装
置とを全て用いて、聴覚的、触覚的、視覚的に運転者に
注意を促してもよい。このようにすれば、より確実に運
転者に注意を促すことができるようになる。なお、切替
機構を設けて各装置を選択的に動作させるようにしても
よい。
【0047】・ 前記実施形態では、警告信号に含まれ
る警告コードとして予め車両毎に設定されたコードを設
定したが、これに限らず、各車共通のコードを警告コー
ドとして設定してもよい。
【0048】・ 前記実施形態では、リクエスト信号及
び警告信号を電波信号として出力するようにしたが、こ
れらを磁気信号として出力するようにしてもよい。次
に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、
前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下
に列挙する。
【0049】(1) 請求項1に記載の車両用自動ドア
ロック装置において、前記送受信装置は、前記検知手段
から所定の検知信号が出力されたときに、前記リクエス
ト信号に代えて前記警告信号を出力することを特徴とす
る車両用自動ドアロック装置。
【0050】この技術的思想(1)に記載の発明によれ
ば、リクエスト信号と警告信号との両方を出力する場合
に比べて、消費電力を低減することができる。 (2) 請求項1〜4、技術的思想(1)のいずれか1
項に記載の車両用自動ドアロック装置において、前記リ
クエスト信号出力手段と前記警告信号出力手段とは共通
の出力手段であることを特徴とする車両用自動ドアロッ
ク装置。
【0051】この技術的思想(2)に記載の発明によれ
ば、部品点数、製造コストを削減させることができる。
また、送受信装置のコンパクト化も図ることができる。 (3) 請求項1〜4、技術的思想(1),(2)のい
ずれか1項に記載の車両用自動ドアロック装置におい
て、前記検知手段は少なくともドアの開閉状態を検知す
るドアカーテシスイッチを含み、前記所定の検知信号は
そのドアカーテシスイッチがドアの開状態を検知したと
きに出力する信号を含むことを特徴とする車両用自動ド
アロック装置。
【0052】この技術的思想(3)に記載の発明によれ
ば、ドアロックが解錠されたまま車両が放置されること
を確実に防止することができる。 (4) 請求項1〜4、技術的思想(1)〜(3)のい
ずれか1項に記載の車両用自動ドアロック装置におい
て、前記報知手段は、聴覚的報知手段、触覚的報知手
段、及び視覚的報知手段から選び出される1つまたは複
数からなることを特徴とする車両用自動ドアロック装
置。
【0053】この技術的思想(4)に記載の発明によれ
ば、特に複数を用いた場合には、より確実に運転者に注
意を促すことができるようになる。 (5)技術的思想(4)に記載の車両用自動ドアロック
装置において、前記聴覚的報知手段とはブザーまたは音
声合成装置からなり、前記触覚的報知手段とはバイブレ
ータなどの振動装置からなり、前記視覚的報知手段とは
LEDやライトなどの点灯装置からなることを特徴とす
る車両用自動ドアロック装置。
【0054】(6) 請求項1〜4、技術的思想(1)
〜(5)のいずれか1項に記載の車両用自動ドアロック
装置において、前記警告信号は予め車両毎に設定された
所定の警告コードを有するとともに、前記携帯機側制御
手段にはその警告コードに応じた警告コードが記憶され
ていることを特徴とする車両用自動ドアロック装置。
【0055】この技術的思想(6)に記載の発明によれ
ば、携帯機が他の車両に搭載された送受信装置から出力
された警告信号に応答することがない。このため、携帯
機の誤動作を確実に防止することができる。
【0056】(7)送信信号を送信する携帯機と、前記
携帯機に対して前記送信信号の送信を要求するリクエス
ト信号を車両周辺の所定領域に間欠的に出力するリクエ
スト信号出力手段、車両に設けられた種々のアクチュエ
ータの動作状態を検知する検知手段が所定の検知信号を
出力したときに前記所定領域に対して警告信号を出力す
る警告信号出力手段、前記携帯機からの送信信号を受信
する受信手段、及び前記送信信号に含まれるIDコード
と予め設定されたIDコードとを比較してそれらIDコ
ード同士が一致したときに前記送信信号に基づいてドア
ロック駆動装置を駆動制御する制御手段を有してなる送
受信装置とを備える車両用自動ドアロック装置の携帯機
において、前記リクエスト信号及び前記警告信号を受信
する携帯機側受信手段と、前記アクチュエータが所定の
動作状態にあることを運転者に報知する報知手段と、前
記警告信号を受信した後、同警告信号及び前記リクエス
ト信号のうちの少なくとも一方を受信しなくなったとき
に前記報知手段を動作させる携帯機側制御手段とを備え
ることを特徴とする車両用自動ドアロック装置の携帯
機。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、報知手段は運転者によって所持される携
帯機に設けられているため、運転者は報知手段の動作を
確実に把握することができる。すなわち、車両に設けら
れた種々のアクチュエータの動作状態を運転者に確実に
報知することができる。
【0058】請求項2に記載の発明によれば、携帯機が
送信信号を送信するための電力消費量を低減することが
できるようになり、携帯機のバッテリの寿命低下を防止
することができる。
【0059】請求項3に記載の発明によれば、リクエス
ト信号を出力するための電力消費量を低減することがで
きるようになる。請求項4に記載の発明によれば、例え
ば運転者が作業を行っている場合などに報知手段が無駄
に動作してしまうことが防止され、報知手段を動作する
ための電力消費量を低減することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の内部構成を示すブロック
図。
【図2】同実施形態の車両用自動ドアロック装置を搭載
した車両を示す平面図。
【図3】同実施形態の動作を示すタイムチャート。
【図4】同実施形態の動作を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1…車両用自動ドアロック装置、2…送受信装置、3…
携帯機、4…検知手段としてのドアカーテシスイッチ、
5…ドアロック駆動装置、6…ドア、11…送信手段と
しての送信回路、12…受信手段としての受信回路、1
3…制御手段としてのマイコン、21…携帯機側受信手
段としての受信回路、22…携帯機側制御手段としての
マイコン、23…携帯機側送信手段としての送信回路、
24…報知手段としてのブザー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信信号を送信する携帯機と、その送信
    信号に基づいてドアロック駆動装置を駆動制御する送受
    信装置とを備え、 前記送受信装置は、前記携帯機に対して前記送信信号の
    送信を要求するリクエスト信号を車両周辺の所定領域に
    間欠的に出力するリクエスト信号出力手段と、前記携帯
    機からの送信信号を受信する受信手段と、前記送信信号
    に含まれるIDコードと予め設定されたIDコードとを
    比較して、それらIDコード同士が一致したときに前記
    送信信号に基づいてドアロック駆動装置を駆動制御する
    制御手段とを有してなる車両用自動ドアロック装置にお
    いて、 前記送受信装置は、車両に設けられた種々のアクチュエ
    ータの動作状態を検知する検知手段が所定の検知信号を
    出力したときに、前記所定領域に対して警告信号を出力
    する警告信号出力手段をさらに備え、 前記携帯機は、前記リクエスト信号及び前記警告信号を
    受信する携帯機側受信手段と、前記アクチュエータが所
    定の動作状態にあることを運転者に報知する報知手段
    と、前記警告信号を受信した後、同警告信号及び前記リ
    クエスト信号のうちの少なくとも一方を受信しなくなっ
    たときに前記報知手段を動作させる携帯機側制御手段と
    を備えることを特徴とする車両用自動ドアロック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用自動ドアロック
    装置において、 前記携帯機は、前記警告信号の受信時には前記送信信号
    を送信しないことを特徴とする車両用自動ドアロック装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
    自動ドアロック装置において、 前記送受信装置は、前記警告信号の出力時には前記リク
    エスト信号を出力しないことを特徴とする車両用自動ド
    アロック装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
    両用自動ドアロック装置において、 前記携帯機は、前記警告信号を受信した後、同警告信号
    及び前記リクエスト信号のうちの少なくとも一方を受信
    しなくなった時点から所定時間経過した後に前記報知手
    段を動作させることを特徴とする車両用自動ドアロック
    装置。
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