JP2000213757A - 輻射パネル - Google Patents

輻射パネル

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JP2000213757A
JP2000213757A JP11012840A JP1284099A JP2000213757A JP 2000213757 A JP2000213757 A JP 2000213757A JP 11012840 A JP11012840 A JP 11012840A JP 1284099 A JP1284099 A JP 1284099A JP 2000213757 A JP2000213757 A JP 2000213757A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤を使用しなくても、プレート材の平面
部分をパネル本体に密着させた状態で、このプレート材
を固定することのできる輻射パネルを提供することであ
る。 【解決手段】 パイプマットPの熱交換パイプ4を覆う
ようにプレート材7の平面部分9をパネル本体1に密着
させた状態で、プレート材7の上面幅方向に押え部材1
0を掛け渡して、このプレート材7を固定するようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パネル本体にパ
イプマットを敷設した輻射パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】輻射パネルとしては、図5、6に示すも
のがある。図5に示すように、プラスターボードや金属
パネル等からなるパネル本体1の裏面に、樹脂製のパイ
プマットPを敷設している。パイプマットPは、図6に
示すように、供給側メインパイプ2と、戻り側メインパ
イプ3と、これらメインパイプ2、3間を連通する複数
本の熱交換パイプ4とからなり、全体としてマット状に
したものである。
【0003】詳しく説明すれば、図6に示すように、互
いに同じ径を有するメインパイプ2、3を平行に配置す
るとともに、これらメインパイプ2、3の側面に、適当
なピッチで並べた複数本の熱交換パイプ4を溶着してい
る。熱交換パイプ4は、その径をメインパイプ2、3の
径よりも十分に小さくしたもので、可撓性を有する。そ
して、供給側メインパイプ2の一端に図示しないポンプ
側に接続するためのコネクタ5を設け、他端を閉塞して
いる。また、戻り側メインパイプ3の他端に図示しない
タンク側に接続するためのコネクタ6を設け、一端を閉
塞している。
【0004】上記パイプマットPをパネル本体1の裏面
に載せるとき、図5に示すように、このパイプマットP
の熱交換パイプ4を、アルミ板等からなるプレート材7
で覆っている。プレート材7には、プレス加工等によっ
て、その長さ方向にまっすぐなパイプ溝8を形成してい
る。そして、パイプマットPの熱交換パイプ4と同数の
パイプ溝8を、プレート材7の幅方向に、熱交換パイプ
4間のピッチと同じピッチで並べている。したがって、
プレート材7は、その幅方向にパイプ溝8と平面部分9
とが繰り返し連続する略波形状となっている。
【0005】このようにしたプレート材7の各パイプ溝
8に、パイプマットPの熱交換パイプ4をそれぞれはめ
込んでやる。この状態では、パイプ溝8に沿って、各熱
交換パイプ4をまっすぐに保持することができる。しか
も、パイプ溝8間のピッチを熱交換パイプ4間のピッチ
と同じにしているので、すべての熱交換パイプ4を平行
に保つことができる。そして、パイプマットPの熱交換
パイプ4を覆った状態で、プレート材7の平面部分9を
パネル本体1に密着させている。
【0006】なお、プレート材7の大きさは、図6の一
点鎖線Sに示すように、パイプマットPの大きさに合わ
せて決めている。すなわち、プレート材7の幅Wは、メ
インパイプ2、3の長さと同程度にして、すべての熱交
換パイプ4をパイプ溝8にはめ込むようにしている。ま
た、プレート材7の長さLは、熱交換パイプ4の長さよ
りやや短くして、各熱交換パイプ4の端部付近で可撓性
を発揮させられるようにしておく。そして、パイプマッ
トPをパネル本体1に敷設したとき、図5に示すよう
に、熱交換パイプ4をパネル本体1側に押し付けなが
ら、これら熱交換パイプ4の端部を上方にカーブさせ
て、メインパイプ2、3をパネル本体1の裏面に載せら
れるようにしている。
【0007】以上述べた輻射パネルを、具体的には図示
しないが、部屋の天井側に設置する。そして、供給側メ
インパイプ2のコネクタ5をポンプ側に接続し、また、
戻り側メインパイプ3のコネクタ6をタンク側に接続す
る。このようにした輻射パネルでは、供給側メインパイ
プ2に流体が供給されると、その流体は、各熱交換パイ
プ4に分配されて、戻り側メインパイプ3から還流す
る。そして、各熱交換パイプ4を流れる流体は、熱交換
パイプ4が接触する部分を介してパネル本体1と熱交換
を行ない、冷房あるいは暖房を行なうことになる。
【0008】しかも、すべての熱交換パイプ4間のピッ
チがパイプ溝8によって維持されるので、隣り合う熱交
換パイプ4間に粗の部分と密の部分とができず、温度ム
ラが生じるのを防ぐことができる。さらに、パイプ溝8
の内周面に熱交換パイプ4を接触させておけば、熱交換
パイプ4を流れる流体は、プレート材7とも熱交換を行
なうことになる。そして、プレート材7の平面部分9を
パネル本体1に密着させているので、熱交換パイプ4を
流れる流体は、直接的にパネル本体1と熱交換を行なう
だけでなく、このプレート材7を介して間接的にもパネ
ル本体1と熱交換を行なうことになる。したがって、全
体として、熱効率を向上させることができる。特に、パ
イプ溝8の内周面を、熱交換パイプ4に合わせて曲面に
しておけば、熱交換パイプ4をパイプ溝8に面接触させ
ることができ、プレート材7との間の熱交換の熱効率を
よくすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような輻射パネ
ルでは、これまで、プレート材7の平面部分9をパネル
本体1に密着させた状態で、その間に接着剤を塗って、
プレート材7を固定していた。しかし、接着剤を塗るの
では、プレート材7の平面部分9とパネル本体1との間
での熱効率が損なわれてしまう。そのため、各熱交換パ
イプ4を流れる流体が、プレート材7を介して間接的に
パネル本体1と熱交換を行なうとき、その熱効率が悪く
なってしまい、結局は、全体としての熱効率をさほど向
上させることができなくなる。また、具体的には図示し
ないが、パネル本体1に細かな吸音孔を形成することが
ある。この場合に、上記のように接着剤を塗ると、その
接着剤によって吸音孔が塞がれてしまうおそれがある。
【0010】さらに、接着剤で固定すると、プレート材
7がパネル本体1から剥がれにくく、パイプマットPを
簡単に分離することができなくなる。そのため、この輻
射パネルを廃棄するとき、パネル本体1、パイプマット
P、及びプレート材7の材質が異なっていても、別々に
処分することができなくなる。また、これらパネル本体
1、パイプマットP、及びプレート材7を分離して、再
利用することもできなくなる。この発明の目的は、接着
剤を使用しなくても、プレート材の平面部分をパネル本
体に密着させた状態で、このプレート材を固定すること
のできる輻射パネルを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、供給側メイ
ンパイプ、戻り側メインパイプ、及びこれらメインパイ
プ間を連通する複数本の熱交換パイプからなり、全体と
してマット状にしたパイプマットと、長さ方向にまっす
ぐに、かつ、幅方向にパイプマットの熱交換パイプに合
わせて並べて形成した複数本のパイプ溝を有するプレー
ト材と、パネル本体とを備え、パネル本体にパイプマッ
トを敷設するとともに、このパイプマットの熱交換パイ
プをプレート材のパイプ溝にそれぞれはめ込んで、これ
ら熱交換パイプを覆うようにプレート材の平面部分をパ
ネル本体に密着させる構成にした輻射パネルを前提とす
る。そして、第1の発明は、熱交換パイプを覆うように
プレート材の平面部分をパネル本体に密着させた状態
で、プレート材の上面幅方向に押え部材を掛け渡して、
このプレート材を固定する構成にした点に特徴を有す
る。
【0012】第2の発明は、第1の発明において、押え
部材として線材を使用するとともに、パネル本体の両側
に、この線材を支持する支持材を設け、プレート材の上
面幅方向に線材を掛け渡した状態で、上記線材をほぼ水
平に維持する点に特徴を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜3に、この発明の輻射パネ
ルの第1実施例を示す。ただし、輻射パネルとしての基
本的な構造は上記従来例のものと同じなので、以下で
は、従来例と同一の構成要素には同一の符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。図1に示すように、上記従来
例と同じく、パイプマットPの熱交換パイプ4を覆った
状態で、プレート材7の平面部分9をパネル本体1に密
着させる。
【0014】上記の状態で、プレート材7の上面幅方向
に、ピアノ線10を掛け渡している。そして、このピア
ノ線10を強く引っ張った状態で、その両端をパネル本
体1の両側辺付近に固定している。したがって、プレー
ト材7は、パネル本体1側に押し付けられた状態で固定
されることになる。このようにして、複数本のピアノ線
10を、プレート材7の長さ方向に適当な間隔をおい
て、このプレート材7の上面幅方向に掛け渡している。
【0015】以上述べた輻射パネルでは、接着剤を使用
しなくても、プレート材7の平面部分9をパネル本体1
に密着させた状態で、このプレート材7を固定すること
ができる。しかも、プレート材7の上面幅方向にピアノ
線10を掛け渡しているので、プレート材7の平面部分
9全体をパネル本体1側に密着させることができる。例
えば、プレート材7の端部だけをパネル本体1側に押し
付けるようにしたのでは、プレート材7に偏った力が作
用してしまい、プレート材7がずれてしまうおそれもあ
る。
【0016】そして、上記のように接着剤を塗らなくて
もよいので、プレート材7の平面部分9とパネル本体1
との間での熱効率が損なわない。したがって、熱交換パ
イプ4を流れる流体が、プレート材7を介して間接的に
パネル本体1と熱交換を行なうときでも、その熱効率が
悪くならず、全体としての熱効率も向上させることがで
きる。また、接着剤を塗らなくてもよいので、パネル本
体1に吸音孔を形成した場合でも、これら吸音孔が接着
剤によって塞がれてしまうおそれもない。
【0017】さらに、ピアノ線10を取り外せば、プレ
ート材7をパネル本体1から簡単に分離させることがで
きる。そして、プレート材7をパネル本体1から分離で
きれば、パイプ溝8から熱交換パイプ4を外し、パイプ
マットPを分離することができる。したがって、この輻
射パネルを廃棄するときに、パネル本体1、パイプマッ
トP、及びプレート材7の材質が異なったとしても、そ
れぞれ別々に処分することができる。また、これらパネ
ル本体1、パイプマットP、及びプレート材7のうち、
問題が生じた部材のみを交換して、他の部材を再利用す
ることも可能となる。
【0018】なお、この第1実施例のように、プレート
材7に掛け渡したピアノ線10の両端をパネル本体1に
直接固定すると、このピアノ線10の端部付近で、パネ
ル本体1側に向かって引っ張られることになる。そのた
め、プレート材7の両側付近に偏った力が作用して、他
の部分に比べ、強くパネル本体1側に押し付けられるこ
とになる。プレート材7の平面部分9全体を均一な力で
パネル本体1側に密着させたければ、図2に示すよう
に、パネル本体1の両側に支持材11を固定しておけば
よい。そして、プレート材7に掛け渡したピアノ線10
の両端を上記支持材11に固定して、このピアノ線10
をほぼ水平に維持するようにしておけばよい。
【0019】図3に示す第2実施例は、上記第1実施例
のように、パイプマットPの熱交換パイプ4を、一枚の
プレート材7で覆うのではなく、熱交換パイプ4の長手
方向に間隔をおいて並べた複数枚のプレート材7で覆う
ようにしたものである。この場合、プレート材7ごとに
少なくとも1本のピアノ線10を掛け渡して、これらプ
レート材7を固定することになる。
【0020】なお、上記第1、2実施例では、ピアノ線
10が、この発明でいう押え部材を構成する。ただし、
押え部材としては、ピアノ線10に限定するものではな
く、プレート材7の上面幅方向に掛け渡すものであれ
ば、例えば、他の材質からなる線材や、細長い板状であ
ってもよい。ただ、ピアノ線10は安価で、強度がある
だけでなく、軽く、輻射パネルの軽量化を図ることが可
能となる。
【0021】また、パイプマットPとしては、供給側メ
インパイプ2と、戻り側メインパイプ3と、これらメイ
ンパイプ2、3間を連通する複数本の熱交換パイプ4と
からなるのであれば、例えば、図4に示すようなタイプ
を使用してもよい。図4に示すパイプマットは、可撓性
を有する熱交換パイプ4をUターンさせて、両メインパ
イプ2、3を同じ側に位置させたものである。このパイ
プマットPでは、図4の一点鎖線に示すように、熱交換
パイプ4のうちまっすぐになっている部分をプレート材
7で覆って、熱交換パイプ4をパイプ溝8にはめ込んで
やればよい。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、接着剤を使用しなく
ても、プレート材の平面部分をパネル本体に密着させた
状態で、このプレート材を固定することができる。しか
も、プレート材の上面幅方向に押え部材を掛け渡してい
るので、プレート材の平面部分全体をパネル本体側に密
着させることができる。
【0023】そして、接着剤を塗らなくてもよいので、
プレート材の平面部分とパネル本体との間での熱効率が
損なわれない。したがって、熱交換パイプを流れる流体
が、プレート材を介して間接的にパネル本体と熱交換を
行なうときでも、その熱効率が悪くならず、全体として
の熱効率も向上させることができる。また、パネル本体
に吸音孔を形成した場合でも、接着剤を塗らなくてもよ
いので、これら吸音孔が接着剤によって塞がれてしまう
おそれもない。
【0024】さらに、押え部材を取り外せば、プレート
材をパネル本体から簡単に分離させることができる。そ
して、プレート材をパネル本体から分離できれば、パイ
プ溝から熱交換パイプを外し、パイプマットを分離する
ことができる。したがって、この輻射パネルを廃棄する
とき、パネル本体、パイプマット、及びプレート材の材
質が異なったとしても、それぞれ別々処分することがで
きる。また、これらパネル本体、パイプマット、及びプ
レート材のうち、問題が生じた部材のみを交換して、他
の部材を再利用することも可能となる。
【0025】第2の発明によれば、押え部材としての線
材からプレート材に偏った力が作用するのを避けて、プ
レート材の平面部分全体を、ほぼ均一な力でパネル本体
側に密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の輻射パネルの一部断面斜視図であ
る。
【図2】輻射パネルの断面図で、パネル本体1の両側に
支持材11を固定し、ピアノ線10をほぼ水平に維持し
た状態を示す。
【図3】第2実施例の輻射パネルの一部断面斜視図であ
る。
【図4】他のタイプのパイプマットPを示す平面図であ
る。
【図5】従来例の輻射パネルの一部断面斜視図である。
【図6】パイプマットPを示す平面図である。
【符号の説明】
1 パネル本体 2 供給側メインパイプ 3 戻り側メインパイプ 4 熱交換パイプ 7 プレート材 8 パイプ溝 9 平面部分 10 ピアノ線 11 支持材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給側メインパイプ、戻り側メインパイ
    プ、及びこれらメインパイプ間を連通する複数本の熱交
    換パイプからなり、全体としてマット状にしたパイプマ
    ットと、長さ方向にまっすぐに、かつ、幅方向にパイプ
    マットの熱交換パイプに合わせて並べて形成した複数本
    のパイプ溝を有するプレート材と、パネル本体とを備
    え、パネル本体にパイプマットを敷設するとともに、こ
    のパイプマットの熱交換パイプをプレート材のパイプ溝
    にそれぞれはめ込んで、これら熱交換パイプを覆うよう
    にプレート材の平面部分をパネル本体に密着させる構成
    にした輻射パネルにおいて、熱交換パイプを覆うように
    プレート材の平面部分をパネル本体に密着させた状態
    で、プレート材の上面幅方向に押え部材を掛け渡して、
    このプレート材を固定する構成にしたことを特徴とする
    輻射パネル。
  2. 【請求項2】 押え部材として線材を使用するととも
    に、パネル本体の両側に、この線材を支持する支持材を
    設け、プレート材の上面幅方向に線材を掛け渡した状態
    で、上記線材をほぼ水平に維持することを特徴とする請
    求項1記載の輻射パネル。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003028451A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 Toyox Co Ltd 冷暖房用パネル
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WO2014185271A1 (ja) * 2013-05-16 2014-11-20 株式会社トヨックス 輻射要素及び熱伝導部材
JP2021134943A (ja) * 2020-02-25 2021-09-13 株式会社ササクラ 放射パネルおよびその製造方法

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