JP2000213820A - パルス管冷凍機 - Google Patents

パルス管冷凍機

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JP2000213820A
JP2000213820A JP11018321A JP1832199A JP2000213820A JP 2000213820 A JP2000213820 A JP 2000213820A JP 11018321 A JP11018321 A JP 11018321A JP 1832199 A JP1832199 A JP 1832199A JP 2000213820 A JP2000213820 A JP 2000213820A
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JP
Japan
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pressure
valve
low
check valve
pulse tube
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JP11018321A
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English (en)
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Shiyoui Shiyu
紹偉 朱
Arata Kono
新 河野
Masabumi Nogawa
正文 野川
Tatsuo Inoue
龍夫 井上
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GM型チェック弁式パルス管冷凍機におい
て、冷凍効率を向上させること。 【解決手段】 GM型チェック弁式パルス管冷凍機10
1のチェック弁回路6に中圧開閉弁73及び中圧バッフ
ァタンク72を備える中圧ユニット70を付設する。高
圧開閉弁24の切替え作動と低圧開閉弁25の切替え作
動との間に中圧開閉弁73の切替え作動を介在させる。
これにより、高圧開閉弁24及び低圧開閉弁25が切り
換わる際の圧力差を小さくし、冷凍効率を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス管冷凍機に
関するものであり、特に、GM型チェック弁式パルス管
冷凍機の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図9に示すようなチェック弁
(逆止弁)を持つチェック弁式パルス管冷凍機が知られ
ている(Yoichi Matsubara and Mitsuhiro Kaneko, Per
formance of Modified Pulse Tube Refrigerator, Proc
eeding of Third Japanese-Sino Joint Seminar on Sma
ll Refrigerators & Related Topics, (1989), p.15
4)。このチェック弁式パルス管冷凍機201は、第1
低温端1a及び第1高温端1bを備えた蓄冷器1と、蓄
冷器1の第1高温端1bに連結された圧力振動装置2
と、蓄冷器1の第1低温端1aに連通したコールドヘッ
ド3と、第2低温端4a及び第2高温端4bを備え第2
低温端4aにてコールドヘッド3に連通したパルス管4
と、パルス管4の第2高温端4bに放熱器5を介して接
続されたチェック弁回路6を具備する。
【0003】圧力振動装置2は、圧縮シリンダー21と
この圧縮シリンダー21内に往復動可能に配設された圧
縮ピストン22とを具えて構成され、圧縮シリンダー2
1と圧縮ピストン22とで圧縮室23を画成している。
【0004】チェック弁回路6は、パルス管4の第2高
温端4bに放熱器5を介して連通する第1連通路65
と、入口66a及び出口66bを備え入口66a側が第
1連通路65に連結された高圧側チェック弁66と、入
口67a及び出口67bを備え出口67b側が第1連通
路65に連結された低圧側チェック弁67と、高圧側チ
ェック弁66の出口66b側に連結された高圧バッファ
タンク61と、低圧側チェック弁67の入口66a側に
連結された低圧バッファタンク62と、高圧バッファタ
ンク61と低圧バッファタンク62とをオリフィス63
を介して連通する第2連通路64とを備えて構成され
る。
【0005】高圧側チェック弁66はパルス管4側(入
口66a側)から高圧バッファタンク61側(出口66
b側)への作動流体の流通のみを可能とする一方向弁で
あり、低圧側チェック弁67は低圧バッファタンク62
(入口67a側)側からパルス管4側(出口67b側)
への作動流体の流通のみを可能とする一方向弁である。
【0006】このようなチェック弁式パルス管冷凍機で
は、オリフィス63の開度を調整することで、冷凍機の
性能特性を簡単に変更することができることを最大の特
徴としている。
【0007】また、この種のチェック弁式パルス管冷凍
機では、図10に示すように、圧力振動装置2が、蓄冷
器1の第1高温端1bに連結された高圧開閉弁24及び
低圧開閉弁25と、吐出口26a及び吸入口26bを備
えた圧縮機26と、圧縮機26の吐出口26aと高圧開
閉弁24とを連結する高圧通路27と、圧縮機26の吸
入口26bと低圧開閉弁25とを連結する低圧通路28
とを備えて構成されるものも知られている。本明細書で
は、図9に示すものをスターリング(ST)型チェック
弁式パルス管冷凍機と、図10に示すものをギフォード
・マクマホン(GM)型チェック弁式パルス管冷凍機と
呼ぶこととする。
【0008】図10に示すようなGM型チェック弁式パ
ルス管冷凍機202では、圧力振動装置2を構成する圧
縮機26の駆動と、高圧開閉弁24と低圧開閉弁25と
の開閉タイミングによって発生させた周期的な作動ガス
(一般的にはヘリウムガスを用いる)の圧力変動を作動
空間(蓄冷器1、コールドヘッド3、パルス管4、放熱
器5、第1連通路65の内部空間やこれらを連通する空
間)側に導入し、その圧力変動と作動ガスの移動タイミ
ングを好適にマッチングさせることによってパルス管4
内で冷凍出力を発生させ、その冷凍出力をコールドヘッ
ド3を介して外部に取出すものである。尚、このときの
高圧開閉弁24、低圧開閉弁25、及び、中圧開閉弁7
3の1サイクルにおける弁開閉タイミングと、作動空間
内(主にパルス管4内)の圧力変化を示すグラフを併記
したものを図11に示す。図11における弁開閉タイミ
ングを示す部分において、太線部分がそれぞれの開閉弁
が開いている期間、細線部分がそれぞれの開閉弁が閉じ
ている期間である。
【0009】高圧側チェック弁66、低圧側チェック弁
67、高圧バッファタンク61、低圧バッファタンク6
2、オリフィス63等から構成されるチェック弁回路6
は、主としてパルス管4内の作動ガスの移動タイミング
を制御する機能を果たす。即ち、高圧開閉弁24が開い
て作動空間内の圧力が上昇し、ほぼサイクルの最高圧力
状態に達した時に高圧側チェック弁66が開く。する
と、高圧バッファタンク61内にパルス管4からの作動
ガスが導かれ、これに伴いパルス管4内の低温端4a側
の作動ガスが高温端4b側に移動する。また、高圧開閉
弁24が閉じて低圧開閉弁25が開くと作動空間内の圧
力は下降し、ほぼサイクルの最低圧力状態に達した時に
低圧側チェック弁67が開く。すると、低圧バッファタ
ンク62からパルス管4側に作動ガスが流れ込み、これ
に伴いパルス管4内の高温端4b側の作動ガスが低温端
4a側に移動する。このときオリフィス63は、バッフ
ァタンク連通路64を流れる作動ガスの流量を制御して
高圧バッファタンク61と低圧バッファタンク62内の
所定圧力を確保するために機能するものである(高圧バ
ッファタンク61から低圧バッファタンク62へは常に
作動ガスの流れが生じている必要がある。さもなけれ
ば、高圧側チェック弁66と低圧側チェック弁68を介
してガスの流れが生じなくなり、冷凍性能がほとんど失
われる。)。尚、高圧バッファタンク61は、サイクル
の最高圧力よりも少し低い圧力(その圧力は、高圧側チ
ェック弁66の開放圧力差の大きさとオリフィス63の
流路径等によって決まる)に、低圧バッファタンクは、
サイクルの最低圧力よりも少し高い圧力(その圧力は、
低圧側チェック弁68の開放圧力差の大きさとオリフィ
ス63の流路径等によって決まる)に維持される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるGM型チ
ェック弁式パルス管冷凍機の問題点は、高圧開閉弁、低
圧開閉弁を介しての損失(開閉弁損失)が発生すること
であった。その開閉弁損失を説明すると次の通りであ
る。即ち、サイクル中において、低圧開閉弁を閉じ高圧
開閉弁を開いた瞬間では、圧縮機の吐出口と高圧開閉弁
とを連通する高圧通路内の圧力はサイクルのほぼ最高圧
力状態にあり、一方作動空間側はサイクルのほぼ最低圧
力状態にあり、両者の間にはサイクル中における最高圧
力と最低圧力との圧力差が生じている。また、高圧開閉
弁を閉じ低圧開閉弁を開いた瞬間では、圧縮機の吸入口
と低圧開閉弁とを連通する低圧通路はサイクルのほぼ最
低圧力状態にあり、一方作動空間側はサイクルのほぼ最
高圧力状態にあり、両者の間には、サイクル中における
最高圧力と最低圧力との圧力差が生じている。このよう
に高圧及び低圧開閉弁が介在することによって、圧力振
動装置側(高圧通路、低圧通路)と作動空間側間に大き
な圧力差が生じ、そのような条件のもとで圧縮機が作動
することは無駄な仕事の増大につながり(大きな圧力差
のある空間の間での流体の移動は非可逆的な拡散過程が
生じるため)、それはGM型チェック弁式パルス管冷凍
機の効率を低下させる大きな要因となっていた。
【0011】故に、本発明は、上記実情に鑑みてなされ
たものであり、GM型チェック弁式パルス管冷凍機にお
いて、高圧及び低圧開閉弁が切り換わる際の圧力振動装
置側と作動空間側の圧力差を緩和し、冷凍効率を向上さ
せることを技術的課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るためになされた請求項1の発明は、第1低温端及び第
1高温端を備えた蓄冷器と、該蓄冷器の第1高温端に連
結された高圧開閉弁及び低圧開閉弁と、吐出口及び吸入
口を備え前記吐出口が前記高圧開閉弁に連結されるとと
もに前記吸入口が前記低圧開閉弁に連結された圧縮機
と、前記蓄冷器の第1低温端に連通したコールドヘッド
と、第2低温端及び第2高温端を備え前記第2低温端に
て前記コールドヘッドに連通したパルス管と、該パルス
管の第2高温端に接続されたチェック弁回路を備え、前
記チェック弁回路は、前記パルス管の第2高温端に連通
する第1連通路と、入口及び出口を備え入口側が前記第
1連通路に連結された高圧側チェック弁と、入口及び出
口を備え出口側が前記第1連通路に連結された低圧側チ
ェック弁と、前記高圧側チェック弁の出口側に連結され
た高圧バッファタンクと、前記低圧側チェック弁の入口
側に連結された低圧バッファタンクと、前記高圧バッフ
ァタンクと前記低圧バッファタンクとをオリフィスを介
して連通する第2連通路と、前記第1連通路に接続され
た中圧ユニットを備え、前記中圧ユニットは、前記第1
連通路に中圧通路で連通された中圧バッファタンクと、
前記中圧通路の途中に介装された中圧開閉弁とを具備す
ることを特徴とするパルス管冷凍機としたことである。
【0013】上記発明によれば、パルス管冷凍機は、第
1低温端及び第1高温端を備えた蓄冷器と、蓄冷器の第
1高温端に連結された高圧開閉弁及び低圧開閉弁と、吐
出口及び吸入口を備え吐出口が高圧開閉弁に連結される
とともに吸入口が低圧開閉弁に連結された圧縮機と、蓄
冷器の第1低温端に連通したコールドヘッドと、第2低
温端及び第2高温端を備え第2低温端にてコールドヘッ
ドに連通したパルス管と、パルス管の第2高温端に接続
されたチェック弁回路を備える。チェック弁回路は、パ
ルス管の第2高温端に連通する第1連通路と、入口及び
出口を備え入口側が第1連通路に連結された高圧側チェ
ック弁と、入口及び出口を備え出口側が第1連通路に連
結された低圧側チェック弁と、高圧側チェック弁の出口
側に連結された高圧バッファタンクと、低圧側チェック
弁の入口側に連結された低圧バッファタンクと、高圧バ
ッファタンクと低圧バッファタンクとをオリフィスを介
して連通する第2連通路と、第1連通路に接続された中
圧ユニットを備える。そして、この中圧ユニットは、第
1連通路に中圧通路で連通された中圧バッファタンク
と、中圧通路の途中に介装された中圧開閉弁とを具えて
構成されている。このようにチェック弁回路に中圧開閉
弁及び中圧バッファタンクを備える中圧ユニットを付設
することにより、高圧開閉弁の切替え作動と低圧開閉弁
の切替え作動との間に中圧開閉弁の切替え作動を介在さ
せることができる。
【0014】このため、例えば作動空間内が最高圧力で
ある状態から低圧開閉弁を開く前に、一旦中圧開閉弁を
開いて中圧バッファタンク内に作動空間内の作動ガスを
流すことにより作動空間内の圧力を中圧にまで低下させ
ることができ、低圧開閉弁が開いた瞬間の作動空間内と
低圧通路との圧力差を緩和することができる。同様に、
作動空間内が最低圧力である状態から高圧開閉弁を開く
前に、一旦中圧開閉弁を開いて中圧バッファタンク内か
ら作動空間内に作動ガスを流すことにより作動空間内の
圧力を中圧にまで上昇させることができ、高圧開閉弁が
開いた瞬間の作動空間内と高圧通路との圧力差を緩和す
ることができる。この圧力緩和により冷凍効率を向上さ
せることができる。
【0015】尚、高圧側チェック弁及び低圧側チェック
弁は、いずれも入口から出口への流通のみを実質的に可
能とするものである。
【0016】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記中圧ユニットは複数個設けられることを特徴と
するパルス管冷凍機とすることである。
【0017】上記発明によれば、チェック弁回路に中圧
ユニットを複数個設けるので、作動空間が高圧状態から
低圧状態に切り換わるまでに複数の中圧状態とすること
ができる。このため高圧及び低圧開閉弁が切り換わる際
の圧力差をさらに小さくすることができ、冷凍効率をよ
り一層向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。尚、以下の実施形態例において、従来技術
と同一部分については同一の符号で示すものとする。
【0019】(第1実施形態例)図1は、本発明の第1
実施例におけるGM型チェック弁式パルス管冷凍機の構
成概略図である。図において、GM型チェック弁式パル
ス管冷凍機101は、第1低温端1a及び第1高温端1
bを備えた蓄冷器1と、蓄冷器1の第1高温端1bに連
結された圧力振動装置2と、蓄冷器1の第1低温端1a
に連通したコールドヘッド3と、第2低温端4a及び第
2高温端4bを備え第2低温端4aにてコールドヘッド
3に連通したパルス管4と、パルス管4の第2高温端4
bに放熱器5を介して接続されたチェック弁回路6を具
備する。
【0020】圧力振動装置2は、蓄冷器1の第1高温端
1bに連結された高圧開閉弁24及び低圧開閉弁25
と、吐出口26a及び吸入口26bを備えた圧縮機26
と、圧縮機26の吐出口26aと高圧開閉弁24とを連
結する高圧通路27と、圧縮機26の吸入口26bと低
圧開閉弁25とを連結する低圧通路28とを備えて構成
される。
【0021】チェック弁回路6は、パルス管4の第2高
温端4bに放熱器5を介して連通する第1連通路65
と、入口66a及び出口66bを備え入口66a側が第
1連通路65に連結された高圧側チェック弁66と、入
口67a及び出口67bを備え出口67b側が第1連通
路65に連結された低圧側チェック弁67と、高圧側チ
ェック弁66の出口66b側に連結された高圧バッファ
タンク61と、低圧側チェック弁67の入口66a側に
連結された低圧バッファタンク62と、高圧バッファタ
ンク61と低圧バッファタンク62とをオリフィス63
を介して連通する第2連通路64とを備える。
【0022】高圧側チェック弁66はパルス管4側(入
口66a側)から高圧バッファタンク61側(出口66
b側)への作動流体の流通のみを可能とする一方向弁で
あり、低圧側チェック弁67は低圧バッファタンク62
側(入口67a側)からパルス管4側(出口67b側)
への作動流体の流通のみを可能とする一方向弁である。
【0023】本例において第1連通路65は途中で二股
状に分岐して連通路65a及び連通路65bとなってお
り、連通路65aに高圧側チェック弁66が接続され、
連通路65bに低圧側チェック弁67が接続されてい
る。
【0024】また、第1連通路65(連通路65aまた
は連通路65b)には中圧ユニット70が接続されてい
る。この中圧ユニット70は、第1連通路65に連結さ
れた中圧通路71と、この中圧通路71によって第1連
通路に連通された中圧バッファタンク72と、中圧通路
71の途中に介装された中圧開閉弁73を備えて構成さ
れている。
【0025】上記構成のGM型チェック弁式パルス管冷
凍機101において、圧力振動装置2を構成する圧縮機
26の駆動と、高圧開閉弁24と低圧開閉弁25との開
閉タイミングによって発生させた周期的な作動ガスの圧
力変動を作動空間(蓄冷器1、コールドヘッド3、パル
ス管4、放熱器5、第1連通路65の内部空間やこれら
を連通する空間)側に導入し、その圧力変動と作動ガス
の移動タイミングを好適にマッチングさせることによっ
てパルス管4内で冷凍出力を発生させ、その冷凍出力を
コールドヘッド3を介して外部に取出すものである。こ
こで、高圧側チェック弁66、低圧側チェック弁67、
高圧バッファタンク61、低圧バッファタンク62、オ
リフィス63等から構成されるチェック弁回路6は、主
としてパルス管4内の作動ガスの移動タイミングを制御
する機能を果たす。即ち、高圧開閉弁24が開いて作動
空間内の圧力が上昇し、ほぼサイクルの最高圧力状態に
達した時に高圧側チェック弁66が開く。すると、高圧
バッファタンク61内にパルス管4から作動ガスが流れ
込み、これに伴いパルス管4内の低温端4a側の作動ガ
スが高温端4b側に移動する。また、高圧開閉弁24が
閉じて低圧開閉弁25が開くと作動空間内の圧力は下降
し、ほぼサイクルの最低圧力状態に達した時に低圧側チ
ェック弁67が開く。すると、低圧バッファタンク62
からパルス管4側に作動ガスが流れ込み、これに伴いパ
ルス管4内の高温端4b側の作動ガスが低温端4a側に
移動する。このようにして作動空間内の作動ガスの移動
がなされる。また、このときオリフィス63は、第2連
通路64を流れる作動ガスの流量を制御して高圧バッフ
ァタンク61と低圧バッファタンク62の所定圧力を確
保するために機能する。尚、高圧バッファタンク61
は、サイクルの最高圧力よりも少し低い圧力(その圧力
は、高圧側チェック弁66の開放圧力差の大きさとオリ
フィス63の流路径等によって決まる)に、低圧バッフ
ァタンクは、サイクルの最低圧力よりも少し高い圧力
(その圧力は、低圧側チェック弁67の開放圧力差の大
きさとオリフィス63の流路径等によって決まる)に維
持される。
【0026】図2は、図1に示す本例のGM型ダブルイ
ンレットパルス管冷凍機101における高圧開閉弁2
4、低圧開閉弁25、及び、中圧開閉弁73の1サイク
ルにおける弁開閉タイミングと、作動空間内(主にパル
ス管4内)の圧力変化を示すグラフを併記したものであ
る。尚、この図2の弁開閉タイミングを示す部分におい
て、太線部分がそれぞれの開閉弁が開いている期間、細
線部分がそれぞれの開閉弁が閉じている期間である。
【0027】本例において、各開閉弁の状態は、1サイ
クル中に4つの状態になる。この4つの状態を、以下取
り得る順に説明する。この場合において、高圧通路27
内の圧力、つまり圧縮機26の吐出圧をP、低圧通路
28内の圧力、つまり圧縮機26の吸入圧をP、中圧
バッファタンク72内の圧力をPとし、圧力Pは圧
力Pよりも大きく(P>P)、圧力Pは圧力P
と圧力Pの中間の圧力(P=(P+P)/
2)とする。
【0028】(1)状態a(高圧開閉弁24開、低圧開
閉弁25閉、中圧開閉弁73閉) この状態では、高圧開閉弁24のみが開であるので、圧
力振動装置2の高圧通路27と作動空間が連通し、作動
空間の圧力が最高圧にまで上昇して高圧通路27内の圧
力(圧力P)と等しくなる。
【0029】(2)状態b(高圧開閉弁24閉、低圧開
閉弁25閉、中圧開閉弁73開) この状態では、中圧開閉弁73のみが開である。状態b
となる前(状態a)では、作動空間内は高圧状態(圧力
)であったので、この状態では作動空間内の作動ガ
スは第1連通路65、中圧連通路71、中圧開閉弁73
を経て中圧バッファタンク72に流れ、作動空間内の圧
力が低下して中間バッファタンク72の内圧(圧力
)とほぼ等しくなる。
【0030】(3)状態c(高圧開閉弁24閉、低圧開
閉弁25開、中圧開閉弁73閉) この状態では、低圧開閉弁25のみが開である。状態c
となる前(状態b)では、作動空間内は中圧状態(圧力
)であったので、作動空間内の作動ガスは低圧開閉
弁25を介して圧縮機26の吸入口26bに流れ込み、
作動空間内の圧力が最低圧にまで低下して低圧通路28
の内圧(圧力P)とほぼ等しくなる。
【0031】(4)状態d(高圧開閉弁24閉、低圧開
閉弁25閉、中圧開閉弁73開) この状態では、中圧開閉弁73のみが開である。状態d
となる前(状態c)では、作動空間内は低圧状態(圧力
)であったので、中圧バッファタンク72内の作動
ガスが中圧開閉弁73、中圧連通路71を経て第1連通
路65から作動空間内に流れ、作動空間内の圧力が上昇
して中間バッファタンク72の内圧(圧力P)とほぼ
等しくなる。
【0032】上記状態(1)、(2)、(3)、(4)
をこの順で繰り返すように開閉弁を制御することによ
り、冷凍を発生する。
【0033】このように、本例のGM型チェック弁式パ
ルス管冷凍機101では、状態a(作動空間内の圧力が
サイクルのほぼ最高圧力となる状態)から状態c(作動
空間内の圧力がサイクルのほぼ最低圧力となる状態)に
移行する間に状態b(作動空間内の圧力が中圧バッファ
タンク72内の圧力とほぼ等しくなる状態)を介在させ
ることができるので、状態bから状態cに切り換わった
瞬間、即ち低圧開閉弁25が開いた瞬間は、作動空間内
の圧力は中圧状態(圧力P)にまで下降しており、作
動空間内の圧力と低圧通路28内の圧力との圧力差を小
さくすることができる。同様に、状態c(作動空間内の
圧力がサイクルのほぼ最低圧力となる状態)から状態a
(作動空間内の圧力がサイクルのほぼ最高圧力となる状
態)に移行する間に状態d(作動空間内の圧力が中圧バ
ッファタンク72内の圧力とほぼ等しくなる状態)を介
在させることができるので、状態dから状態aに切り換
わった瞬間、即ち高圧開閉弁24が開いた瞬間は、作動
空間内の圧力は中圧状態(圧力P)にまで上昇してお
り、作動空間内の圧力と高圧通路27との圧力差を小さ
くすることができる。したがって、高圧及び低圧開閉弁
24及び25が開閉する際に発生する開閉弁損失を低減
することができ、ひいてはGM型チェック弁式パルス管
冷凍機の冷凍効率を従来のものよりも向上させることが
できるものである。
【0034】尚、本例においては、中圧バッファタンク
72内の圧力Pを最高圧力Pと最低圧力Pの中間
の圧力(P=(P+P)/2)としたが、P
とPの間の圧力であれば、本例の効果を生じる。
最も顕著な効果が現れるのは、本例に示したようにP
をPとPの中間の圧力とした場合である。
【0035】図3は、本例におけるGM型チェック弁式
パルス管冷凍機101を運転した際の、パルス管低温端
部4aにおける仮想P−V線図である。尚、図4は、従
来技術で示したGM型チェック弁式パルス管冷凍機20
2(図10)を運転した際のパルス管低温端部4aにお
ける仮想P−V線図である。図3と図4を比較して明ら
かなように、本例におけるGM型チェック弁式パルス管
冷凍機101の方が、従来技術におけるGM型チェック
弁式パルス管冷凍機202よりもP−V線図で囲まれた
領域(PV仕事)を大きくすることができ、冷凍効率を
高めることができることがわかる。また、図3の場合は
図4の場合よりもPV仕事の可変領域を大きくとること
ができる。このため、幅広い冷凍性能を実現することが
でき、被冷却体への冷凍適用範囲を広範にすることがで
きる。尚、本例で示した仮想P−V線図は定性的、相対
的なもので、実際にはいろいろな条件によって変化する
ものである。
【0036】(第2実施形態例)図5は、第2実施形態
例におけるGM型チェック弁式パルス管冷凍機の構成概
略図である。本例におけるGM型チェック弁式パルス管
冷凍機102は、基本的には、上記第1実施形態例にお
いて説明した図1に示すGM型チェック弁式パルス管冷
凍機101と同一構成であり、異なるところは、チェッ
ク弁回路6に連通した中圧ユニットが複数個付設されて
いることである。従って、上記第1実施形態例に示すも
のと同一部分については同一符号で示し、以下、上記第
1実施形態例とは異なる部分を中心に説明する。
【0037】図において、GM型チェック弁式パルス管
冷凍機102は、第1低温端1a及び第1高温端1bを
備えた蓄冷器1と、蓄冷器1の第1高温端1bに連結さ
れた圧力振動装置2と、蓄冷器1の第1低温端1aに連
通したコールドヘッド3と、第2低温端4a及び第2高
温端4bを備え第2低温端4aにてコールドヘッド3に
連通したパルス管4と、パルス管4の第2高温端4bに
放熱器5を介して連通されたチェック弁回路6を具備す
る。
【0038】圧力振動装置2の構成は上記第1実施形態
例と同一であるので、その説明を省略する。
【0039】チェック弁回路6は、パルス管4の第2高
温端4bに放熱器5を介して連通する第1連通路65
と、入口66a及び出口66bを備え入口66a側が第
1連通路65に連結された高圧側チェック弁66と、入
口67a及び出口67bを備え出口67b側が第1連通
路65に連結された低圧側チェック弁67と、高圧側チ
ェック弁66の出口66b側に連結された高圧バッファ
タンク61と、低圧側チェック弁67の入口66a側に
連結された低圧バッファタンク62と、高圧バッファタ
ンク61と低圧バッファタンク62とをオリフィス63
を介して連通する第2連通路64とを備える。
【0040】高圧側チェック弁66はパルス管4側から
高圧バッファタンク61側への作動流体の流通のみを可
能とする一方向弁であり、低圧側チェック弁67は低圧
バッファタンク62側からパルス管4側への作動流体の
流通のみを可能とする一方向弁である。
【0041】本例においても上記第1実施形態例と同様
に第1連通路65は途中で二股状に分岐して連通路65
a及び連通路65bとなっており、連通路65aに高圧
側チェック弁66が接続され、連通路65bに低圧側チ
ェック弁67が接続されている。
【0042】また、第1連通路65(連通路65aまた
は連通路65b)には第1中圧ユニット80及び第2中圧
ユニット90がそれぞれ接続されている。第1中圧ユニ
ット80は、第1連通路65に連結された第1中圧通路
81と、この第1中圧通路81によって第1連通路65
に連通された第1中圧バッファタンク82と、第1中圧
通路81の途中に介装された第1中圧開閉弁83を備え
て構成されている。第2中圧ユニット90は、第1連通
路65に連結された第2中圧通路91と、この第2中圧
通路91によって第1連通路65に連通された第2中圧
バッファタンク92と、第2中圧通路91の途中に介装
された第2中圧開閉弁93とを備えて構成されている。
【0043】上記構成のGM型チェック弁式パルス管冷
凍機102において、その冷凍発生の作動は上記第1実
施形態例と同一であるので、その説明を省略する。
【0044】図6は、図5に示す本例のGM型チェック
弁式パルス管冷凍機102における高圧開閉弁24、低
圧開閉弁25、第1中圧開閉弁83、及び第2中圧開閉
弁93の1サイクルにおける弁開閉タイミングと、作動
空間内(主にパルス管4内)の圧力変化を示すグラフを
併記したものである。尚、この図6の弁開閉タイミング
を示す部分において、太線部分がそれぞれの開閉弁が開
いている期間、細線部分がそれぞれの開閉弁が閉じてい
る期間である。
【0045】本例において、各開閉弁の状態は、1サイ
クル中に6つの状態になる。この6つの状態を、以下取
り得る順に説明する。この場合において、高圧通路27
内の圧力、つまり圧縮機26の吐出圧をP、低圧通路
28内の圧力、つまり圧縮機26の吸入圧をP、第1
中圧バッファタンク82内の圧力をPM1、第2中圧バ
ッファタンク92の圧力をPM2とする。また、これら
の圧力の大きさの関係は、P>PM1>PM2>P
とし、圧力PM1と圧力PM2は圧力PとPとの間
を等間隔に3等分する値における圧力とする(PM1
(2P+P)/3、PM2=(P+2P)/
3)。
【0046】(1)状態a(高圧開閉弁24開、低圧開
閉弁25閉、第1中圧開閉弁83閉、第2中圧開閉弁9
3閉) この状態では、高圧開閉弁24のみが開であるので、圧
力振動装置2の高圧通路27と作動空間が連通し、作動
空間内圧が最高圧にまで上昇して高圧通路27内の圧力
(圧力P)と等しくなる。
【0047】(2)状態b(高圧開閉弁24閉、低圧開
閉弁25閉、第1中圧開閉弁83開、第2中圧開閉弁9
3閉) この状態では、第1中圧開閉弁83のみが開である。状
態bとなる前(状態a)では、作動空間内は高圧状態
(圧力P)であったので、作動空間内の作動ガスは第
1連通路65から第1中圧連通路81、第1中圧開閉弁
83を介して第1中圧バッファタンク82に流れ、作動
空間内の圧力が低下して第1中間バッファタンク82の
内圧(圧力PM1)とほぼ等しくなる。
【0048】(3)状態c(高圧開閉弁24閉、低圧開
閉弁25閉、第1中圧開閉弁83閉、第2中圧開閉弁9
3開) この状態では、第2中圧開閉弁93のみが開である。状
態cとなる前(状態b)では、作動空間内は第1中圧バ
ッファタンク82内の圧力PM1であったので、作動空
間内の作動ガスは第1連通路65から第2中圧連通路9
1、第2中圧開閉弁93を介して第2中圧バッファタン
ク92に流れ、作動空間内の圧力がさらに低下して第2
中間バッファタンク92の内圧(圧力PM2)とほぼ等
しくなる。
【0049】(4)状態d(高圧開閉弁24閉、低圧開
閉弁25開、第1中圧開閉弁83閉、第2中圧開閉弁9
3閉) この状態では、低圧開閉弁25のみが開である。状態d
となる前(状態c)では、作動空間内の圧力は第2中圧
バッファタンク92内の圧力PM2であったので、作動
空間内の作動ガスは低圧開閉弁25を介して圧縮機26
の吸入口26bに流れ込み、作動空間内の圧力が最低圧
にまで低下して低圧通路28の内圧(圧力P)とほぼ
等しくなる。
【0050】(5)状態e(高圧開閉弁24閉、低圧開
閉弁25閉、第1中圧開閉弁83閉、第2中圧開閉弁9
3開) この状態では、第2中圧開閉弁93のみが開である。状
態eとなる前(状態d)では、作動空間内は低圧状態
(圧力P)であったので、第2中圧バッファタンク9
2内の作動ガスが第2中圧開閉弁93を介して第2中圧
連通路91、第1連通路65を通って作動空間内に流
れ、作動空間内の圧力が上昇して第2中間バッファタン
ク92の内圧(圧力PM2)とほぼ等しくなる。
【0051】(6)状態f(高圧開閉弁24閉、低圧開
閉弁25閉、第1中圧開閉弁83開、第2中圧開閉弁9
3閉) この状態では、第1中圧開閉弁83のみが開である。状
態fとなる前(状態e)では、作動空間内圧は第2中圧
バッファタンク92内の圧力PM2であったので、第1
中圧バッファタンク82内の作動ガスが第1中圧開閉弁
83を介して第1中圧連通路81、第1連通路65を通
って作動空間内に流れ、作動空間内の圧力が上昇して第
1中間バッファタンク82の内圧(圧力PM1)とほぼ
等しくなる。
【0052】上記状態(1)、(2)、(3)、
(4)、(5)、(6)をこの順で繰り返すように開閉
弁を制御することにより、冷凍を発生するものである。
【0053】このように、本例のGM型チェック弁式パ
ルス管冷凍機102では、状態a(作動空間内の圧力が
サイクルのほぼ最高圧力となる状態)から状態d(作動
空間内の圧力がサイクルのほぼ最低圧力となる状態)に
移行する間に状態b(作動空間内の圧力が第1中圧バッ
ファタンク82内の圧力とほぼ等しくなる状態)及び状
態c(作動空間内の圧力が第2中圧バッファタンク92
内の圧力とほぼ等しくなる状態)を介在させることがで
きるので、状態cから状態dに切り換わった瞬間、即ち
低圧開閉弁25が開いた瞬間は、作動空間内の圧力は中
圧状態(圧力PM2)にまで下降しており、作動空間内
の圧力と低圧通路28内の圧力との圧力差を小さくする
ことができる。同様に、状態d(作動空間内の圧力がサ
イクルのほぼ最低圧力となる状態)から状態a(作動空
間内の圧力がサイクルのほぼ最高圧力となる状態)に移
行する間に状態e(作動空間内の圧力が第2中圧バッフ
ァタンク92内の圧力とほぼ等しくなる状態)及び状態
f(作動空間内の圧力が第1中圧バッファタンク82内
の圧力とほぼ等しくなる状態)を介在させることができ
るので、状態dから状態aに切り換わった瞬間、即ち高
圧開閉弁24が開いた瞬間は、作動空間内の圧力は中圧
状態(圧力PM1)にまで上昇しており、作動空間内の
圧力と高圧通路27との圧力差を小さくすることができ
る。したがって、高圧及び低圧開閉弁24及び25が開
閉する際に発生する開閉弁損失を低減することができ、
GM型チェック弁式パルス管冷凍機の冷凍効率を従来の
ものよりも向上させることができるものである。
【0054】尚、本例においては、第1中圧バッファタ
ンク82内の圧力PM1と第2中圧バッファタンク92
内の圧力PM2を、最高圧力Pと最低Pとの間を等
間隔に3等分する値における圧力としたが、P<P
M1<PM2<Pという関係を維持していれば、本例
の効果を生じる。最も顕著な効果が現れるのは、本例に
示したように圧力PM1と圧力PM2を、最高圧力P
と最低Pとの間を等間隔に3等分する値における圧力
とした場合である。
【0055】また、本例によれば、チェック弁回路6に
中圧ユニットを複数個(本例の場合は第1中圧ユニット
80と第2中圧ユニット90の2個)設けた構成である
ので、作動空間が高圧状態から低圧状態に切り換わるま
でに複数の中圧状態とすることができる。このため高圧
開閉弁24及び低圧開閉弁25が切り換わる際の圧力差
をさらに小さくすることができ、冷凍効率をより一層向
上させることができる。
【0056】また、本例におけるGM型チェック弁式パ
ルス管冷凍機102を運転した際のパルス管低温端部4
aにおける仮想P−V線図も、上記第1実施形態例と同
様図3のようになる。従って、本例におけるGM型チェ
ック弁式パルス管冷凍機102でも、従来技術における
GM型チェック弁式パルス管冷凍機よりもP−V線図で
囲まれた領域(PV仕事)を大きくすることができ、冷
凍効率を高めることができることがわかる。また、PV
仕事の可変領域も大きくとることができるので、幅広い
冷凍性能を実現することができ、被冷却体への冷凍適用
範囲を広範にすることができる。
【0057】尚、上記第1及び第2実施形態例において
は、第1連通路65を二股状に分岐した構成を示した
が、図7に示す第1実施形態例の変形例及び図8に示す
第2実施形態例の変形例のように2つの第1連通路65
1及び652を独立にパルス管4の第2高温端4bに連
結し、一方の第1連通路651に高圧側チェック弁66
を、他方の第1連通路652に低圧側チェック弁67を
連結する構成でもよい。この場合は、どちらの連通路に
中圧ユニット70、80、90を連結してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
GM型チェック弁式パルス管冷凍機において、高圧開閉
弁及び低圧開閉弁が切り換わる際の圧力差を緩和して冷
凍効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例における、GM型チェ
ック弁式パルス管冷凍機の構成概略図である。
【図2】本発明の第1実施形態例のGM型チェック弁式
パルス管冷凍機における、高圧開閉弁、低圧開閉弁、及
び、中圧開閉弁の1サイクルにおける弁開閉タイミング
と、作動空間内の圧力変化を示すグラフを併記したもの
である。
【図3】本発明の第1及び第2実施形態例のGM型チェ
ック弁式パルス管冷凍機を運転したときの仮想P−V線
図の一例を示したグラフである。
【図4】従来技術のGM型チェック弁式パルス管冷凍機
を運転したときの仮想P−V線図の一例を示したグラフ
である。
【図5】本発明の第2実施例における、GM型チェック
弁式パルス管冷凍機の構成概略図である。
【図6】本発明の第2実施形態例のGM型チェック弁式
パルス管冷凍機における、高圧開閉弁、低圧開閉弁、第
1中圧開閉弁、及び第2中圧開閉弁の1サイクルにおけ
る弁開閉タイミングと、作動空間内の圧力変化を示すグ
ラフを併記したものである。
【図7】本発明の第1実施形態例のGM型チェック弁式
パルス管冷凍機の変形例を示す構成概略図である。
【図8】本発明の第2実施形態例のGM型チェック弁式
パルス管冷凍機の変形例を示す構成概略図である。
【図9】従来技術における、スターリング(ST)型チ
ェック弁式パルス管冷凍機の構成概略図である。
【図10】従来技術における、GM型チェック弁式パル
ス管冷凍機の構成概略図である。
【図11】従来技術のGM型チェック弁式パルス管冷凍
機における、高圧開閉弁及び低圧開閉弁の1サイクルに
おける弁開閉タイミングと、作動空間内の圧力変化を示
すグラフを併記したものである。
【符号の説明】
1・・・蓄冷器、 1a・・・第1低温端、 1b・・
・第1高温端 2・・・圧力振動装置 3・・・コールドヘッド 4・・・パルス管、 4a・・・第2低温端、 4b・
・・第2高温端 5・・・放熱器 6・・・チェック弁回路 24・・・高圧開閉弁 25・・・低圧開閉弁 26・・・圧縮機、 26a・・・吐出口、 26b・
・・吸入口 27・・・高圧通路 28・・・低圧通路 61・・・高圧バッファタンク 62・・・低圧バッファタンク 63・・・オリフィス 64・・・第2連通路 65・・・第1連通路、 65a・・・連通路、 65
b・・・連通路 66・・・高圧側チェック弁、 66a・・・入口、
66b・・・出口 67・・・低圧側チェック弁、 67a・・・入口、
67b・・・出口 70・・・中圧ユニット 71・・・中圧通路 72・・・中圧バッファタンク 73・・・中圧開閉弁 80・・・第1中圧ユニット(中圧ユニット) 81・・・第1中圧通路(中圧通路) 82・・・第1中圧バッファタンク(中圧バッファタン
ク) 83・・・第1中圧開閉弁(中圧開閉弁) 90・・・第2中圧ユニット(中圧ユニット) 91・・・第2中圧通路(中圧通路) 92・・・第2中圧バッファタンク(中圧バッファタン
ク) 93・・・第2中圧開閉弁(中圧開閉弁)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 龍夫 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1低温端及び第1高温端を備えた蓄冷
    器と、該蓄冷器の第1高温端に連結された高圧開閉弁及
    び低圧開閉弁と、吐出口及び吸入口を備え前記吐出口が
    前記高圧開閉弁に連結されるとともに前記吸入口が前記
    低圧開閉弁に連結された圧縮機と、前記蓄冷器の第1低
    温端に連通したコールドヘッドと、第2低温端及び第2
    高温端を備え前記第2低温端にて前記コールドヘッドに
    連通したパルス管と、該パルス管の第2高温端に接続さ
    れたチェック弁回路を備え、 前記チェック弁回路は、前記パルス管の第2高温端に連
    通する第1連通路と、入口及び出口を備え入口側が前記
    第1連通路に連結された高圧側チェック弁と、入口及び
    出口を備え出口側が前記第1連通路に連結された低圧側
    チェック弁と、前記高圧側チェック弁の出口側に連結さ
    れた高圧バッファタンクと、前記低圧側チェック弁の入
    口側に連結された低圧バッファタンクと、前記高圧バッ
    ファタンクと前記低圧バッファタンクとをオリフィスを
    介して連通する第2連通路と、前記第1連通路に接続さ
    れた中圧ユニットを備え、 前記中圧ユニットは、前記第1連通路に中圧通路で連通
    された中圧バッファタンクと、前記中圧通路の途中に介
    装された中圧開閉弁とを具備することを特徴とするパル
    ス管冷凍機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記中圧ユニットは複数個設けられることを特徴とする
    パルス管冷凍機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3314769B2 (ja) 1999-10-28 2002-08-12 アイシン精機株式会社 パルス管冷凍機
JP2008224142A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Railway Technical Res Inst パルス管冷凍機のバルブ制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3314769B2 (ja) 1999-10-28 2002-08-12 アイシン精機株式会社 パルス管冷凍機
JP2008224142A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Railway Technical Res Inst パルス管冷凍機のバルブ制御装置

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