JP2000214201A - アンテナ測定方法及び測定装置 - Google Patents

アンテナ測定方法及び測定装置

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JP2000214201A
JP2000214201A JP11019491A JP1949199A JP2000214201A JP 2000214201 A JP2000214201 A JP 2000214201A JP 11019491 A JP11019491 A JP 11019491A JP 1949199 A JP1949199 A JP 1949199A JP 2000214201 A JP2000214201 A JP 2000214201A
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JP
Japan
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antenna
measuring apparatus
elevation angle
measuring method
measurement
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JP11019491A
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English (en)
Inventor
Yutaka Saito
裕 斎藤
Toshimitsu Matsuyoshi
俊満 松吉
Yoshio Koyanagi
芳雄 小柳
Koichi Ogawa
晃一 小川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊な装置を必要とせず短時間にアンテナ性
能の評価を行うことができる測定方法及び測定装置を提
供する。 【解決手段】 ターンテーブル4上に垂直に取り付けら
れた支柱15に回転軸16と、それに固定された疑似人
体5を垂直に取り付け、前記回転軸16を複数の分割数
nの方向に固定できるように構成した測定装置を用い
て、アンテナの放射指向性を測定する。そして得られた
i番目の方位角面内におけるアンテナの電力指向性の垂
直偏波(θ)成分及び水平偏波(φ)成分であるGθ
(θ、φi)及びGφ(θ、φi)と、i番目の方位角
面内におけるアンテナに入射する到来波のθ成分及びφ
成分の角密度関数であるPθ(θ、φi)及びPφ
(θ、φi)、交差偏波電力比XPRを用いて、放射効
率η、平均実効利得Ge’を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に携帯端末用ア
ンテナの測定方法及び測定装置に関し、特に特殊な装置
を必要とせず短時間に実効利得、放射効率又は相関係数
の評価を行うことができる測定方法及び測定装置を提供
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯端末用アンテナの多重波環境
における性能を評価する方法の一つとして、ランダムフ
ィールド法が知られている。この方法の一例として、例
えば、特開平4-285868に示されるように、屋内に測定空
間に散乱体を配置して多重波環境を作り、被測定アンテ
ナと基準アンテナの受信レベルの差から評価を行う方法
が知られていた。また、他の例としては、例えば、移動
通信用アンテナシステム,総合電子出版社,pp.200-201に
示されるように、市街地等の実際の多重波環境を移動し
ながら測定を行う方法が知られていた。
【0003】また他の評価方法として、放射効率測定法
が知られている。この方法は、被測定アンテナに入力す
る電力をPinとして、全立体角にわたって測定したア
ンテナから放射される放射電力の積分値をPrとして、
PrとPinの比から放射効率を求めるものである。こ
の方法のうちアンテナからの放射を全立体角にわたって
測定する装置の例として、例えば、特開平2-62970、特
開平1-185451、特開平2-163668、特開平2-54178に示さ
れるように、アンテナを全ての方位角及び仰角方向へ回
転可能な特殊な機構を備えたものが知られている。
【0004】また他の評価方法として、例えば、移動通
信用アンテナシステム,総合電子出版社,pp.202-203に示
されるように、被測定アンテナの水平面内の放射パター
ンを測定しその平均をとった値によって評価を行うパタ
ーン平均化利得評価法が知られていた。
【0005】また他の評価方法として、例えば、特開昭
63-165773に示されるように、開口を持つキャビティ内
に被測定アンテナを配置し、開口前面の電磁界分布をプ
ローブで測定する方法(キャビティ法)が知られてい
る。
【0006】また他の評価方法として、例えば、電子情
報通信学会論文誌B-II,Vol.81,No.10,pp.899に示され
るように、アンテナの電力指向性とアンテナに入射する
到来波の角密度関数の積を全立体角にわたって積分した
値(平均実効利得)を計算機シミュレーション等により
数値解析的に求めて評価を行う平均実効利得評価法が知
られていた。
【0007】また、ダイバーシチアンテナの相関係数を
評価する方法として、例えば、電子情報通信学会技術研
究報告,AP98-88,pp.89-96に示されるように、アンテナ
の位相項を含めた電力指向性とアンテナに入射する到来
波の角密度関数の積を全立体角にわたって積分した値を
計算機シミュレーション等により数値解析的に求めて評
価を行う相関係数評価法が知られていた。
【0008】一方、アンテナの特定平面内放射パターン
を測定する方法としては、例えば、移動通信用アンテナ
システム,総合電子出版社,pp.194-195に示されるよう
に、一般的な電波暗室又はオープンサイトにおいて、方
位角方向に回転可能なテーブル上に被測定アンテナを配
置して、複数の偏波成分に対応した測定アンテナを一定
の距離を隔てて配置して、テーブルの回転角度と受信レ
ベルを記録する方法が用いられている。この方法は、測
定可能な放射パターンが特定の平面に限定されてしまう
という欠点があるが、測定装置が簡単で短時間に測定可
能な方法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のランダムフ
ィールド法では、大規模な測定装置と多大な労力が必要
であるという課題があった。
【0010】また、上記従来の放射効率測定法では、ア
ンテナからの放射を全立体角にわたって測定するため
に、大規模で複雑な機構の装置と多くの測定時間が必要
になるという課題があった。また、人体又は疑似人体を
全方位角及び仰角方向へ回転させる機構を実現できない
ため、携帯端末を人体に装着した状態の測定が困難であ
るという課題があった。
【0011】また、上記従来のパターン平均化利得評価
法及びキャビティ法では、携帯端末を人体に装着した状
態の測定が比較的容易である反面、普遍的で正確な評価
ができないという課題があった。
【0012】また、上記従来の平均実効利得評価法及び
相関係数評価法では、近似モデルによる数値解析によっ
て計算されものであり、多大な計算時間が必要になり、
また、実在するアンテナの実測評価ができないという課
題があった。また、仮に全立体角にわたるアンテナの電
力指向性を測定により得る場合は、上記の放射効率測定
法で示した大規模で複雑な機構の装置と多くの測定時間
が必要になる。
【0013】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、特殊な装置を必要とせず短時間に実効利
得、放射効率又は相関係数を評価することができる測定
方法及び測定装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のアンテ
ナ測定方法では、n分割された特定の方位角面内におけ
るアンテナの仰角θに対応した電力利得指向性の測定結
果と、アンテナに入射する到来波の仰角θに対応した角
密度関数から実効利得を算出している。
【0015】また、本発明のアンテナ測定方法では、n
分割されたi番目の方位角面内において、アンテナの仰
角θに対応した垂直偏波成分の電力利得指向性の測定結
果Gθ(θ)とアンテナに入射する到来波の仰角θに対
応した垂直偏波成分の角密度関数Pθ(θ)と係数Xθ
を乗算してθの関数Aθ(θ)とし、アンテナの仰角θ
に対応した水平偏波成分の電力利得指向性の測定結果G
φ(θ)とアンテナに入射する到来波の仰角θに対応し
た水平偏波成分の角密度関数Pφ(θ)と係数Xφを乗
算してθの関数Aφ(θ)とし、前記Aθ(θ)に前記
Aφ(θ)を加算しθの関数B(θ)とし、前記B
(θ)にSinθを乗算してθが0度から180度の範囲で
仰角方向に積分して方位角面番号iの関数C(i)と
し、前記C(i)のiが1からnまでの総和に2πを乗
算しnで除算した値を実効利得としている。
【0016】また、本発明のアンテナ測定方法では、方
位角方向に一様分布し仰角方向にガウス分布する角密度
関数を用いている。
【0017】また、本発明のアンテナ測定方法では、係
数Xθ及び係数Xφを交差偏波電力比から計算される値
に設定している。
【0018】また、本発明のアンテナ測定方法では、上
記のnを4に設定している。
【0019】また、本発明のアンテナ測定方法では、上
記のnを8に設定している。
【0020】また、本発明のアンテナ測定装置では、上
記のアンテナ測定方法を用いてアンテナ測定装置を構成
している。
【0021】また、本発明のアンテナ測定装置では、被
測定アンテナを取り付けて回転させる機構として、水平
方向へ回転するターンテーブル上で疑似人体を複数の角
度に固定する手段を備え、前記疑似人体に被測定アンテ
ナを固定している。
【0022】また、本発明のアンテナ測定装置では、上
記アンテナ測定装置において、ターンテーブル上に取り
付けられた支柱に回転軸とそれに固定された疑似人体を
取り付け、前記ターンテーブルの面と前記支柱に取り付
けられた前記回転軸が平行であり、前記回転軸を垂直方
向の複数の角度に固定するように構成している。
【0023】また、本発明のアンテナ測定装置では、タ
ーンテーブル上に取り付けられた円弧状のレール上を移
動可能な回転軸とそれに固定された疑似人体を備え、前
記回転軸を複数の角度に固定するように構成している。
【0024】また、本発明のアンテナ測定装置では、上
記のアンテナ測定装置であって、放射効率を評価する測
定方法として、n分割された特定の方位角面内における
アンテナの仰角θに対応した電力利得指向性の測定結果
から放射効率を算出している。
【0025】また、本発明のアンテナ測定装置では、上
記のnを4に設定している。
【0026】また、本発明のアンテナ測定装置では、上
記のnを8に設定している。
【0027】また、本発明のアンテナ測定装置では、上
記のアンテナ測定装置であって、上記のアンテナの実効
利得を評価する測定方法を用いている。
【0028】また、本発明のアンテナ測定方法では、n
分割された特定の方位角面内におけるアンテナの仰角θ
に対応した電力利得指向性の測定結果と、アンテナに入
射する到来波の仰角θに対応した角密度関数から相関係
数を算出している。
【0029】また、本発明のアンテナ測定装置では、上
記のアンテナ測定装置であって、上記の相関係数を評価
する測定方法を用いている。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、アンテナの実効利得を評価する測定方法であって、
n分割された特定の方位角面内におけるアンテナの仰角
θに対応した電力利得指向性の測定結果と、アンテナに
入射する到来波の仰角θに対応した角密度関数から実効
利得を算出することを特徴とするアンテナ測定方法であ
り、特殊な装置を必要とせず短時間に実効利得を評価す
ることができる。
【0031】請求項2に記載の発明は、n分割されたi
番目の方位角面内において、アンテナの仰角θに対応し
た垂直偏波成分の電力利得指向性の測定結果Gθ(θ)
とアンテナに入射する到来波の仰角θに対応した垂直偏
波成分の角密度関数Pθ(θ)と係数Xθを乗算してθ
の関数Aθ(θ)とし、アンテナの仰角θに対応した水
平偏波成分の電力利得指向性の測定結果Gφ(θ)とア
ンテナに入射する到来波の仰角θに対応した水平偏波成
分の角密度関数Pφ(θ)と係数Xφを乗算してθの関
数Aφ(θ)とし、前記Aθ(θ)に前記Aφ(θ)を
加算しθの関数B(θ)とし、前記B(θ)にSinθ
を乗算してθが0度から180度の範囲で仰角方向に積分し
て方位角面番号iの関数C(i)とし、前記C(i)の
iが1からnまでの総和に2πを乗算しnで除算した値
を実効利得とすることを特徴とする請求項1記載のアン
テナ測定方法であり、特殊な装置を必要とせず短時間に
実効利得を評価することができる。
【0032】請求項3に記載の発明は、方位角方向に一
様分布し仰角方向にガウス分布する角密度関数を用いる
ことを特徴とする請求項1乃至2記載のアンテナ測定方
法であり、特殊な装置を必要とせず短時間に実効利得を
評価することができる。
【0033】請求項4に記載の発明は、係数Xθ及び係
数Xφを交差偏波電力比から計算される値に設定するこ
とを特徴とする請求項2乃至3記載のアンテナ測定方法
であり、特殊な装置を必要とせず短時間に実効利得を評
価することができる。
【0034】請求項5に記載の発明は、nを4に設定す
ることを特徴とする請求項1乃至4記載のアンテナ測定
方法であり、特殊な装置を必要とせず短時間に実効利得
を評価することができる。
【0035】請求項6に記載の発明は、nを8に設定す
ることを特徴とする請求項1乃至4記載のアンテナ測定
方法であり、特殊な装置を必要とせず短時間に実効利得
を評価することができる。
【0036】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
記載のアンテナ測定方法を用いたことを特徴とするアン
テナ測定装置であり、特殊な装置を必要とせず短時間に
実効利得を評価できる測定装置を提供することができ
る。
【0037】請求項8に記載の発明は、被測定アンテナ
を取り付けて回転させる機構として、水平方向へ回転す
るターンテーブルと、前記ターンテーブル上で疑似人体
を複数の角度に固定する手段を備え、前記疑似人体に被
測定アンテナを固定することを特徴とするアンテナ測定
装置であり、人体近傍に配置されたアンテナの特定の方
位角面内におけるアンテナの仰角θに対応した電力利得
指向性を、特殊な装置を必要とせず短時間に測定するこ
とができる。
【0038】請求項9に記載の発明は、ターンテーブル
上に取り付けられた支柱と、前記支柱に取り付けられた
回転軸と、前記回転軸に固定された疑似人体を備え、前
記ターンテーブルの面と前記支柱に取り付けられた前記
回転軸が平行であり、前記回転軸を垂直方向の複数の角
度に固定することを特徴とする請求項8記載のアンテナ
測定装置であり、人体近傍に配置されたアンテナの特定
の方位角面内におけるアンテナの仰角θに対応した電力
利得指向性を、特殊な装置を必要とせず短時間に測定す
ることができる。
【0039】請求項10に記載の発明は、ターンテーブ
ル上に取り付けられた円弧状のレールと、前記レール上
を移動可能な回転軸と、前記回転軸に固定された疑似人
体を備え、前記回転軸を複数の角度に固定することを特
徴とする請求項8記載のアンテナ測定装置であり、人体
近傍に配置されたアンテナの特定の方位角面内における
アンテナの仰角θに対応した電力利得指向性を、特殊な
装置を必要とせず短時間に測定することができる。
【0040】請求項11に記載の発明は、請求項8乃至
10記載のアンテナ測定装置であって、放射効率を評価
する測定方法として、n分割された特定の方位角面内に
おけるアンテナの仰角θに対応した電力利得指向性の測
定結果から放射効率を算出することを特徴とするアンテ
ナ測定装置であり、人体近傍に配置されたアンテナの放
射効率を、特殊な装置を必要とせず短時間に測定するこ
とができる。
【0041】請求項12に記載の発明は、nを4に設定
することを特徴とする請求項11記載のアンテナ測定装
置であり、人体近傍に配置されたアンテナの放射効率
を、特殊な装置を必要とせず短時間に測定することがで
きる。
【0042】請求項13に記載の発明は、nを8に設定
することを特徴とする請求項11記載のアンテナ測定装
置であり、人体近傍に配置されたアンテナの放射効率
を、特殊な装置を必要とせず短時間に測定することがで
きる。
【0043】請求項14に記載の発明は、請求項8乃至
10記載のアンテナ測定装置であって、アンテナの実効
利得を評価する測定方法として、請求項1乃至6記載の
アンテナ測定方法を用いたことを特徴とするアンテナ測
定装置であり、人体近傍に配置されたアンテナの実効利
得を、特殊な装置を必要とせず短時間に測定することが
できる。
【0044】請求項15に記載の発明は、アンテナの相
関係数を評価する測定方法であって、n分割された特定
の方位角面内におけるアンテナの仰角θに対応した電力
利得指向性の測定結果と、アンテナに入射する到来波の
仰角θに対応した角密度関数から相関係数を算出するこ
とを特徴とするアンテナ測定方法であり、特殊な装置を
必要とせず短時間に相関係数を評価することができる。
【0045】請求項16に記載の発明は、請求項8乃至
10記載のアンテナ測定装置であって、相関係数を評価
する測定方法として、請求項15記載のアンテナ測定方
法を用いたことを特徴とするアンテナ測定装置であり、
人体近傍に配置されたアンテナの実効利得を、特殊な装
置を必要とせず短時間に測定することができる。
【0046】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。
【0047】(第1の実施形態)第1の実施形態のアン
テナ測定方法及び測定装置で測定される携帯端末用アン
テナの一般的な構造と座標を図1に示す。図1におい
て、1はホイップアンテナ、2は携帯端末筐体を示し、
α及びβはホイップアンテナ1及び携帯端末筐体2の仰
角(θ)方向及び方位角(φ)方向の傾き角度を示す。
Lwはホイップアンテナ1の長さを示し、Lzは携帯端
末筐体2の長手方向の長さを示す。本実施形態におい
て、ホイップアンテナ1は棒状の導体で構成され、携帯
端末筐体2は直方体状の導体で構成されるものと仮定す
る。一般に、ホイップアンテナ1の長さLwは2分の1
波長乃至4分の1波長に設定されるが、本実施形態にお
いては4分の1波長に設定している。上記のように構成
された携帯端末からの放射特性は、携帯端末筐体2の長
さLzによって変化することが知られている。
【0048】図1の座標系における方位角方向にn分割
した方位角面を図2に示すように規定する。ここで、G
θ(θ、φi)及びGφ(θ、φi)はi番目の方位角
面内におけるアンテナの電力指向性の垂直偏波(θ)成
分及び水平偏波(φ)成分の測定値、Pθ(θ、φi)
及びPφ(θ、φi)はi番目の方位角面内におけるア
ンテナに入射する到来波のθ成分及びφ成分の角密度関
数とすると、本発明の測定方法による平均実効利得G
e’を求める基本式は次式にように表される。
【0049】
【数1】
【0050】(数1)において、XPRは交差偏波電力
比であり、nは2以上の整数である。
【0051】ここで、nを4に設定した場合、Gθ
(θ、φi)及びGφ(θ、φi)は、図1の座標系に
おいて、例えばXZ面及びYZ面の2面の放射パターン
を測定した結果を用いることができる。したがって、こ
の測定は、従来から知られている測定装置が簡単で短時
間に測定可能な特定平面内放射パターン測定方法を用い
ることができる。
【0052】また、Pθ(θ、φi)及びPφ(θ、φ
i)は、例えば、図3に示すように、方位角方向に一様
で仰角方向にガウス分布する角密度関数で表し、次式で
与える。ここで、図3において、横軸は角度であり、縦
軸は到来波電力密度である。
【0053】
【数2】
【0054】
【数3】
【0055】(数2)及び(数3)において、Aθ及び
Aφは比例定数、mv及びmHはθ及びφ各偏波成分分
布の平均仰角、σv及びσHはθ及びφ各偏波成分分布
の標準偏差である。
【0056】また、XPRは到来波のθ成分及びφ成分
の平均受信電力の比と定義する。
【0057】以上のような測定方法により求められる平
均実効利得Ge’は、携帯端末用アンテナの多重波伝搬
路内における受信感度から見た時間平均的なアンテナ利
得を示し、携帯端末用アンテナの設計において有効な指
標となる。
【0058】一方、従来の実効利得の評価方法(電子情
報通信学会論文誌B-II,Vol.81,No.10,pp.899)では、
平均実効利得Geを次式で定義している。
【0059】
【数4】
【0060】(数4)において、Gθ(θ、φ)及びG
φ(θ、φ)は全立体角にわたるアンテナの電力指向性
のθ成分及びφ成分である。したがって、この場合は、
図2における方位角面の数nを十分大きく設定してGθ
(θ、φ)及びGφ(θ、φ)を評価する必要がある。
そのため、計算機シミュレーション等により数値解析的
に求めるか、または、全立体角にわたる測定が可能な大
規模な測定装置を用いる必要がある。
【0061】ここで、計算結果例について説明する。図
4に、図1に示す携帯端末を人体頭部近傍に手で持って
鉛直方向から傾き角αだけ傾斜させている状態の平均実
効利得Geを(数4)よって計算した結果を示す。図4
において、横軸は携帯端末の鉛直方向からの傾き角αで
あり、縦軸は平均実効利得Geである。ここで、Gθ
(θ、φ)及びGφ(θ、φ)は全立体角にわたり計算
機による数値解析で求めている。また、動作周波数を90
0MHzとし、携帯端末筐体2の長さLzを4分の3波長と
している。また、mv及びmHは0度とし、σv及びσ
Hは40度とし、XPRは−9dBに設定している。図4
に示すように、平均実効利得は、αが大きくなると高く
なる傾向を示している。
【0062】次に、上記と同一の状態において、本発明
の測定方法による平均実効利得Ge’を(数1)を用い
て求めた結果を図5に示す。図5において、横軸は携帯
端末の鉛直方向からの傾き角αであり、縦軸は平均実効
利得Ge’である。ここで、図2に示す方位角面の分割
数nを4としており、Gθ(θ、φi)及びGφ(θ、
φi)は、図1の座標系におけるXZ面及びYZ面の2
面の放射パターンを測定した結果を用いている。尚、こ
の測定は、従来から知られている測定装置が簡単で短時
間に測定可能な特定平面内放射パターン測定方法を用い
ている。また、動作周波数、Lz、mv及びmH、σv
及びσH、XPRは図4と同一に設定している。図5か
ら、本発明の測定方法により求めた平均実効利得Ge’
は、図4と同様にαが大きくなると高くなる傾向を示し
ている。また、一般に携帯端末が使用される傾き角αで
あるところの60度付近においては、GeとGe’はそ
の絶対値が極めて近い値を示している。このように、本
発明の測定方法による平均実効利得Ge’は、従来の評
価方法に極めて近い結果が得られ、携帯端末用アンテナ
の多重波伝搬環境におけるアンテナ性能を十分な精度で
示している。
【0063】以上の説明のように本実施形態における測
定方法の特徴は、携帯端末用アンテナの多重波伝搬環境
における実効利得を大規模で特殊な装置を必要とせず短
時間に十分な精度で評価できることである。
【0064】また、従来の特定平面内放射パターン測定
装置に上記に示した本発明の測定方法を組み込んだ演算
部を備えることで、特殊な装置を必要とせず短時間に実
効利得を評価できる測定装置を提供することができる。
【0065】尚、方位角面の分割数nは本実施形態に示
す値に限るものではなく、簡単な構成の特定平面内放射
パターン測定装置で短時間に測定できる範囲内であれば
同様な効果が得られる。
【0066】また、角密度関数は本実施形態に示す関数
に限るものではなく、他の関数によっても必要な評価精
度が得られるものであれば同様な効果が得られる。
【0067】(第2の実施形態)第2の実施形態のアン
テナ測定装置について、図6及び図7を用いて説明す
る。図6は、第2の実施形態のアンテナ測定装置全体の
構成を示す図であり、3は被測定アンテナ部、4はター
ンテーブル、5は疑似人体、6は携帯端末、7は受信ア
ンテナ、8はモータ、9は受信機、10はCPU、11
は回転制御部、12は表示部、13は電波暗室を示す。
図6において、13は6面を電波吸収体で覆われた電波
暗室であり、測定周波数の波長に対して十分大きい寸法
を持つ。ターンテーブル4はモータ8によって水平方向
へ回転し、その回転角度は回転制御部11によって制御
される。一般に回転角度は最大360度で制御される角
度分解能は0.1度乃至1度程度である。疑似人体5
は、一般に樹脂容器内に人体の電気定数に近い媒質(例
えば生理食塩水など)を満たしたものである。疑似人体
5はターンテーブル4上に頭部が水平方向(図7におけ
るZ方向)を向くように取り付けられている。疑似人体
5に近接して取り付けられた携帯端末6から電波が放射
される。受信アンテナ7は一般に、水平偏波又は垂直偏
波のいずれかを選択することができるように構成され
る。受信アンテナ7では、携帯端末6から放射された電
波の垂直偏波成分又は水平偏波成分を受信し、受信機9
によってそのレベルが検出される。検出されたレベルは
CPU10に入力される。CPU10では、検出された
レベルと回転制御部11に指示した回転角度とを対比し
て放射パターンを表示部12に表示する。
【0068】また、図7は、図6における被測定アンテ
ナ部3を詳細に示した図である。図7において、図6と
同一の符号を付すものは同一の動作を行い、14は回転
板、15は支柱、16は回転軸を示す。図7において、
回転板14、支柱15及び回転軸16は、電波的に透明
な材質(アクリル樹脂など)で形成される。支柱15は
ターンテーブル4に垂直に取り付けられる。支柱15に
は回転軸16が取り付けられ、回転軸16は手動によっ
て回転でき、垂直方向(図7におけるφ方向)にn分割
された角度に一時的に固定することができる。回転軸1
6には回転板14が固定され、回転板14には疑似人体
5が固定される。
【0069】上記のような構成において、回転軸16を
n分割されたi番目の角度に設定する。この場合、ター
ンテーブル4を水平方向(図7におけるθ方向)に回転
することで、i番目の方位角面内における仰角(θ)方
向のアンテナ電力指向性Gθ(θ、φi)及びGφ
(θ、φi)を測定することができる。ここで、疑似人
体を水平に配置している(Z方向を水平方向としてい
る)ので、指向性の垂直偏波成分Gθ(θ、φi)を測
定する場合は受信アンテナ7を水平偏波に設定し、指向
性の水平偏波成分Gφ(θ、φi)を測定する場合は受
信アンテナ7を垂直偏波に設定する必要がある。
【0070】また、図7に示すアンテナ測定装置におい
て、従来から知られている全立体角にわたって電力指向
性を測定する放射効率測定法を実現する場合、nを極力
大きな値(例えば32)に設定する(方位角の分解能を
高くする)必要がある。このために、従来の放射効率測
定法では、大規模で複雑な構造が必要であった。しか
し、人体近傍に配置された携帯端末用アンテナの場合、
方位角面内の電力指向性は、比較的振幅が小さく緩慢な
変動を示すことが知られている。ここで、図8及び図9
に、方位角面の分割数nを変化した場合の放射効率及び
実効利得の計算結果を示す。図8及び図9において、n
を32に設定した場合の放射効率又は実効利得に対し
て、nを4に設定した場合の誤差は最大で約3dB以内程
度となる。また、nを8に設定した場合の誤差は約0.
1dB以内となる。したがって、図7に示すアンテナ測定
装置において、nを適切な値(例えば4又は8)に設定
して測定した結果から放射効率を計算することで、必要
十分な精度の放射効率又は実効利得を簡単な装置で短時
間に測定することができる。
【0071】以上の説明のように本実施形態における測
定装置の特徴の一つは、人体近傍に配置されたアンテナ
の特定の方位角面内における仰角θに対応した電力利得
指向性を、簡単な装置で短時間に測定できることであ
る。また、他の特徴は、nを適切な値(例えば4又は
8)に設定することで、必要十分な精度の放射効率又は
実効利得を簡単な装置で短時間に測定できることであ
る。
【0072】尚、方位角面の分割数nは本実施形態に示
す値に限るものではなく、必要十分な精度を得られ、か
つ、短時間に測定できる範囲内であれば同様な効果が得
られる。
【0073】また、ターンテーブル及び疑似人体は本実
施形態に示す構成に限るものではなく、同様な動作を行
う構成であれば同様な効果が得られる。
【0074】また、本実施例においては、疑似人体を手
動で回転することを前提としているが、モータ等によっ
て自動で回転する機構とすれば、構成は若干複雑になる
が測定時間をさらに短縮することができる。
【0075】また、受信アンテナ、受信機、CPU、表
示部及び回転制御系についても本実施形態に示す構成に
限るものではなく、同様な動作を行う構成であれば同様
な効果が得られる。
【0076】また、本実施形態においては、電波暗室内
で構成しているが、例えば、オープンサイトにおいても
同様な効果が得られる。
【0077】(第3の実施形態)第3の実施形態のアン
テナ測定装置について、図6、図10及び図11を用い
て説明する。図10及び図11は、図6における被測定
アンテナ部3を詳細に示した図である。図10及び図1
1において、図6及び図7と同一の符号を付すものは同
一の動作を行い、17及び18はレール、19は軸受け
を示す。レール17,18及び軸受け19は、電波的に
透明な材質(アクリル樹脂など)で形成される。レール
17及び18は、円弧状に形成されてターンテーブル4
上に固定される。レール17は、レール18上を移動可
能な構造によって支持されて、伸縮可能な円弧状のレー
ルを構成する。構造軸受け19は、レール17上を移動
可能な構造によって支持される。軸受け19には回転軸
16が取り付けられる。図10において、レール17及
び18を伸ばしており、疑似人体5はその鉛直(Z)方
向が水平方向を向くように固定される。一方、図11に
おいて、レール17及び18を短縮しており、疑似人体
5はその鉛直(Z)方向が垂直方向を向くように固定さ
れる。
【0078】一般に、人体近傍に配置された携帯端末用
アンテナの放射効率又は実効利得は、特定の方位角
(φ)面内における仰角(θ)方向のアンテナ電力指向
性から計算される。しかし、簡易的な評価を行う方法と
して、特定の仰角(一般には、θ=90度)における方
位角(φ)方向のアンテナ電力指向性(水平面内指向
性)からパターン平均化利得を算出する評価方法が用い
られる場合がある。
【0079】ここで、図10の状態においては、ターン
テーブル4を水平方向(図10におけるθ方向)に回転
することで、i番目の方位角面内における仰角(θ)方
向のアンテナ電力指向性Gθ(θ、φi)及びGφ
(θ、φi)を測定することができる。この結果から放
射効率又は実効利得を算出し評価することができる。一
方、図11の状態においては、ターンテーブル4を水平
方向(図11におけるφ方向)に回転することで、仰角
(θ)90度における方位角(φ)方向のアンテナ電力
指向性Gθ(θ=90度、φ)及びGφ(θ=90度、
φ)を測定することができる。この結果から水平面内の
パターン平均化利得を算出し評価することができる。ま
た、この場合において、レール17及び18は短縮され
ており、携帯端末6から放射される電波に影響を及ぼす
ことがない。
【0080】以上の説明のように本実施形態における測
定装置の特徴は、特定の方位角面内における仰角(θ)
方向の電力利得指向性と、特定の仰角における方位角
(φ)方向の電力指向性の両方を、簡単な同一の装置を
用いて短時間に測定できることである。
【0081】尚、特定の仰角(θ=90度)は本実施形
態に示す値に限るものではなく、他の値においても同様
な効果が得られる。
【0082】また、レールの構成は本実施形態に示す構
成に限るものではなく、同様な動作を行う構成であれば
同様な効果が得られる。
【0083】また、本実施例においては、レールを手動
で移動することを前提としているが、モータ等によって
自動で指導する機構とすれば、構成は若干複雑になるが
測定時間をさらに短縮することができる。
【0084】(第4の実施形態)第4の実施形態のアン
テナ測定装置について、図12を用いて説明する。図1
2は、第4の実施形態のアンテナ測定装置全体の構成を
示す図であり、図6と同一の符号を付すものは同一の動
作を行う。図12において、20は例えばネットワーク
アナライザであり、携帯端末6から受信アンテナ7まで
の伝送特性の振幅項及び位相項の両方を測定する装置で
ある。図12に示すアンテナ測定装置は、図6に示す第
2及び第3の実施形態のアンテナ測定装置に対して測定
の手順は同様であるが、測定した結果得られる伝送特性
に振幅項及び位相項が含まれている点が異なる。
【0085】上記のような構成において、携帯端末6の
ダイバーシチアンテナを構成する二つのアンテナ(アン
テナ1及びアンテナ2)の測定を行う。ここで、アンテ
ナ1の測定結果として、i番目の方位角面内における仰
角(θ)方向の複素電力指向性の垂直偏波(θ)成分及
び水平偏波(φ)成分を、Eθ1(θ、φi)及びEφ
1(θ、φi)とする。また、アンテナ2の測定結果と
して、i番目の方位角面内における仰角(θ)方向の複
素電力指向性の垂直偏波(θ)成分及び水平偏波(φ)
成分を、Eθ2(θ、φi)及びEφ2(θ、φi)と
する。また、Pθ(θ、φi)及びPφ(θ、φi)は
i番目の方位角面内におけるアンテナに入射する到来波
のθ成分及びφ成分の角密度関数とすると、本発明の測
定方法による相関係数ρeを求める基本式は次式によう
に表される。
【0086】
【数5】
【0087】(数5)において、XPRは交差偏波電力
比であり、nは2以上の整数である。また、*は共役複
素数を示す。また、Pθ(θ、φi)及びPφ(θ、φ
i)は、方位角方向に一様で仰角方向にガウス分布する
角密度関数で表し、第1の実施形態と同様に(数2)及
び(数3)で与える。
【0088】ここで、nを4に設定した場合、Eθ1
(θ、φi)、Eφ1(θ、φi)、Eθ2(θ、φ
i)及びEφ2(θ、φi)は、図1の座標系におい
て、例えばXZ面及びYZ面の2面の放射パターンを測
定した結果を用いることができる。したがって、この測
定は、従来から知られている測定装置が簡単で短時間に
測定可能な特定平面内放射パターン測定方法を用いるこ
とができる。
【0089】以上の説明のように本実施形態における測
定装置の特徴は、nを適切な値に設定することで、必要
十分な精度の相関係数を簡単な装置で短時間に測定でき
ることである。
【0090】尚、方位角面の分割数nは本実施形態に示
す値に限るものではなく、必要十分な精度を得られ、か
つ、短時間に測定できる範囲内であれば同様な効果が得
られる。
【0091】また、本実施形態においては、複素電力指
向性を測定する手段として、ネットワークアナライザを
用いているがこれに限るものではなく、他の手段例えば
ベクトルボルトメータ等でも同様な効果が得られる。
【0092】また、角密度関数は本実施形態に示す関数
に限るものではなく、他の関数によっても必要な評価精
度が得られるものであれば同様な効果が得られる。
【0093】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、特殊な装置を必要とせず短時間に実効利得を
評価することができる測定方法及び測定装置を提供でき
る。
【0094】また、特定の方位角面内における仰角に対
応した電力利得指向性を、簡単な装置で短時間に測定で
きる。
【0095】また、必要十分な精度の放射効率、実効利
得及び相関係数を簡単な装置で短時間に測定できる。
【0096】また、特定の方位角面内における仰角方向
の電力利得指向性と、特定の仰角における方位角方向の
電力指向性の両方を、簡単な同一の装置を用いて短時間
に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のアンテナ測定方法及び測定装
置で測定される携帯端末用アンテナの構造と座標を示す
【図2】方位角方向にn分割した方位角面を示す図
【図3】到来波の仰角方向の角密度関数を示す図
【図4】従来の評価方法において求めた平均実効利得を
示す図
【図5】第1の実施の形態ににおいて求めた平均実効利
得を示す図
【図6】第2及び第3の実施形態のアンテナ測定装置全
体の構成を示す図
【図7】第2の実施形態のアンテナ測定装置の詳細を示
す図
【図8】第2の実施形態における分割数nに対する放射
効率の計算結果を示す図
【図9】第2の実施形態における分割数nに対する実効
利得の計算結果を示す図
【図10】第3の実施形態のアンテナ測定装置の詳細を
示す図
【図11】第3の実施形態のアンテナ測定装置の詳細を
示す図
【図12】第4の実施形態のアンテナ測定装置全体の構
成を示す図
【符号の説明】
1 ホイップアンテナ 2 携帯端末筐体 3 被測定アンテナ部 4 ターンテーブル 5 疑似人体 6 携帯端末 7 受信アンテナ 8 モータ 9 受信機 10 CPU 11 回転制御部 12 表示部 13 電波暗室 14 回転板 15 支柱 16 回転軸 17,18 レール 19 軸受け 20 ネットワークアナライザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小柳 芳雄 神奈川県横浜市港北区網島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 小川 晃一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナの実効利得を評価する測定方法
    であって、n分割された特定の方位角面内におけるアン
    テナの仰角θに対応した電力利得指向性の測定結果と、
    アンテナに入射する到来波の仰角θに対応した角密度関
    数から実効利得を算出することを特徴とするアンテナ測
    定方法。
  2. 【請求項2】 n分割されたi番目の方位角面内におい
    て、アンテナの仰角θに対応した垂直偏波成分の電力利
    得指向性の測定結果Gθ(θ)とアンテナに入射する到
    来波の仰角θに対応した垂直偏波成分の角密度関数Pθ
    (θ)と係数Xθを乗算してθの関数Aθ(θ)とし、
    アンテナの仰角θに対応した水平偏波成分の電力利得指
    向性の測定結果Gφ(θ)とアンテナに入射する到来波
    の仰角θに対応した水平偏波成分の角密度関数Pφ
    (θ)と係数Xφを乗算してθの関数Aφ(θ)とし、
    前記Aθ(θ)に前記Aφ(θ)を加算しθの関数B
    (θ)とし、前記B(θ)にSinθを乗算してθが0
    度から180度の範囲で仰角方向に積分して方位角面番号
    iの関数C(i)とし、前記C(i)のiが1からnま
    での総和に2πを乗算しnで除算した値を実効利得とす
    ることを特徴とする請求項1記載のアンテナ測定方法。
  3. 【請求項3】 方位角方向に一様分布し仰角方向にガウ
    ス分布する角密度関数を用いることを特徴とする請求項
    1乃至2記載のアンテナ測定方法。
  4. 【請求項4】 係数Xθ及び係数Xφを交差偏波電力比
    から計算される値に設定することを特徴とする請求項2
    乃至3記載のアンテナ測定方法。
  5. 【請求項5】 nを4に設定することを特徴とする請求
    項1乃至4記載のアンテナ測定方法。
  6. 【請求項6】 nを8に設定することを特徴とする請求
    項1乃至4記載のアンテナ測定方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6記載のアンテナ測定方法
    を用いたことを特徴とするアンテナ測定装置。
  8. 【請求項8】 被測定アンテナを取り付けて回転させる
    機構として、水平方向へ回転するターンテーブルと、前
    記ターンテーブル上で疑似人体を複数の角度に固定する
    手段を備え、前記疑似人体に被測定アンテナを固定する
    ことを特徴とするアンテナ測定装置。
  9. 【請求項9】 ターンテーブル上に取り付けられた支柱
    と、前記支柱に取り付けられた回転軸と、前記回転軸に
    固定された疑似人体を備え、前記ターンテーブルの面と
    前記支柱に取り付けられた前記回転軸が平行であり、前
    記回転軸を垂直方向の複数の角度に固定することを特徴
    とする請求項8記載のアンテナ測定装置。
  10. 【請求項10】 ターンテーブル上に取り付けられた円
    弧状のレールと、前記レール上を移動可能な回転軸と、
    前記回転軸に固定された疑似人体を備え、前記回転軸を
    複数の角度に固定することを特徴とする請求項8記載の
    アンテナ測定装置。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10記載のアンテナ測定
    装置であって、放射効率を評価する測定方法として、n
    分割された特定の方位角面内におけるアンテナの仰角θ
    に対応した電力利得指向性の測定結果から放射効率を算
    出することを特徴とするアンテナ測定装置。
  12. 【請求項12】 nを4に設定することを特徴とする請
    求項11記載のアンテナ測定装置。
  13. 【請求項13】 nを8に設定することを特徴とする請
    求項11記載のアンテナ測定装置。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至10記載のアンテナ測定
    装置であって、アンテナの実効利得を評価する測定方法
    として、請求項1乃至6記載のアンテナ測定方法を用い
    たことを特徴とするアンテナ測定装置。
  15. 【請求項15】 アンテナの相関係数を評価する測定方
    法であって、n分割された特定の方位角面内におけるア
    ンテナの仰角θに対応した電力利得指向性の測定結果
    と、アンテナに入射する到来波の仰角θに対応した角密
    度関数から相関係数を算出することを特徴とするアンテ
    ナ測定方法。
  16. 【請求項16】 請求項8乃至10記載のアンテナ測定
    装置であって、相関係数を評価する測定方法として、請
    求項15記載のアンテナ測定方法を用いたことを特徴と
    するアンテナ測定装置。
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