JP2000214328A - 偏波合成素子および偏波合成モジュ―ル - Google Patents
偏波合成素子および偏波合成モジュ―ルInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造の容易さおよび製造後の安定性を従来よ
り高める。 【解決手段】 対向する第1および第2の面31a,31b を
有する平行平面板31を具える。第1の面の一部領域
に、第1の反射防止膜33であって、平行平面板外部から
ブルースター角の入射角でs偏光が入射されかつこれを
透過する膜を設ける。第2の面の、第1の反射膜を透過
したs偏光が到達する地点P1を含む一部領域に、s偏
光を反射する反射膜または第1の偏光膜35を設ける。第
2の面の、膜35で反射されたs偏光が到達する地点P2
を含む一部領域に第2の偏光膜37であって、地点P2
に、前記入射s偏光と光線が平行なp偏光が入射される
膜を設ける。ただし、この膜37は、p偏光は透過し、膜
35から地点P2に来たs偏光を反射する膜である。第2
の面の、膜37を透過したp偏光および膜37で反射された
s偏光が到達する地点P3を含む一部領域に、第2の反
射防止膜39を設ける。
り高める。 【解決手段】 対向する第1および第2の面31a,31b を
有する平行平面板31を具える。第1の面の一部領域
に、第1の反射防止膜33であって、平行平面板外部から
ブルースター角の入射角でs偏光が入射されかつこれを
透過する膜を設ける。第2の面の、第1の反射膜を透過
したs偏光が到達する地点P1を含む一部領域に、s偏
光を反射する反射膜または第1の偏光膜35を設ける。第
2の面の、膜35で反射されたs偏光が到達する地点P2
を含む一部領域に第2の偏光膜37であって、地点P2
に、前記入射s偏光と光線が平行なp偏光が入射される
膜を設ける。ただし、この膜37は、p偏光は透過し、膜
35から地点P2に来たs偏光を反射する膜である。第2
の面の、膜37を透過したp偏光および膜37で反射された
s偏光が到達する地点P3を含む一部領域に、第2の反
射防止膜39を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、s偏光およびp
偏光を合成する偏波合成素子および該素子を用いた偏波
合成モジュールに関する。
偏光を合成する偏波合成素子および該素子を用いた偏波
合成モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば励起光を用いる光増幅器の励起光
パワーを増すために、s偏光およびp偏光を合成した光
を励起光として用いることが考えられている。また、光
通信の容量を増加するために、s偏光およびp偏光それ
ぞれに情報を重畳させ、これら偏光を合成して伝送路を
伝送することが考えられている。これらを実現するため
には、s偏光およびp偏光を合成する偏波合成素子が必
要になる。
パワーを増すために、s偏光およびp偏光を合成した光
を励起光として用いることが考えられている。また、光
通信の容量を増加するために、s偏光およびp偏光それ
ぞれに情報を重畳させ、これら偏光を合成して伝送路を
伝送することが考えられている。これらを実現するため
には、s偏光およびp偏光を合成する偏波合成素子が必
要になる。
【0003】偏波合成素子として使用可能な光素子の一
例が、例えば特開昭61−186903号公報の特に第
1図に開示されている。図6は、この光素子(以下、従
来の偏波合成素子10という。)を説明する断面図であ
る。
例が、例えば特開昭61−186903号公報の特に第
1図に開示されている。図6は、この光素子(以下、従
来の偏波合成素子10という。)を説明する断面図であ
る。
【0004】この従来の偏波合成素子10は、基板11
と、この基板11上に順に形成された光反射膜13、光
透過層15および偏光ビームスプリット層17と、この
偏光ビームスプリット層17上にかぶせたカバーガラス
19とを具えている(上記公報の第2頁右上欄第1〜6
行)。
と、この基板11上に順に形成された光反射膜13、光
透過層15および偏光ビームスプリット層17と、この
偏光ビームスプリット層17上にかぶせたカバーガラス
19とを具えている(上記公報の第2頁右上欄第1〜6
行)。
【0005】偏光ビームスプリット層17は、p偏光を
透過し、s偏光を反射する層である(上記公報の第2頁
右上欄第8〜11行)。
透過し、s偏光を反射する層である(上記公報の第2頁
右上欄第8〜11行)。
【0006】この従来の偏波合成素子10に、外部か
ら、カバーガラス19の異なる2地点の一方を通して偏
光Lsを、また他方を通してp偏光Lpを、それぞれ入
射角θiで、入射する。すると、p偏光Lpは、偏光ビ
ームスプリット層17および光透過層15を通り光反射
膜13で反射された後、光透過層15、偏光ビームスプ
リット層17およびカバーガラス19を通って外部に出
る。一方、s偏光Lsは、偏光ビームスプリット層17
で反射された後、カバーガラスを通って外部に出る。光
反射膜13で反射されて偏光ビームスプリット層17に
至ったp偏光Lpと、偏光ビームスプリット層17で反
射されたs偏光Lsとが実質的に同じ光路を通るよう
に、p偏光Lpおよびs偏光Lsの入射角、カバーガラ
ス19の厚さおよび光透過層15の厚さ等を調整してお
くことで、p偏光Lpおよびs偏光Lsを合波できるの
で、合波光Lを得ることができる。
ら、カバーガラス19の異なる2地点の一方を通して偏
光Lsを、また他方を通してp偏光Lpを、それぞれ入
射角θiで、入射する。すると、p偏光Lpは、偏光ビ
ームスプリット層17および光透過層15を通り光反射
膜13で反射された後、光透過層15、偏光ビームスプ
リット層17およびカバーガラス19を通って外部に出
る。一方、s偏光Lsは、偏光ビームスプリット層17
で反射された後、カバーガラスを通って外部に出る。光
反射膜13で反射されて偏光ビームスプリット層17に
至ったp偏光Lpと、偏光ビームスプリット層17で反
射されたs偏光Lsとが実質的に同じ光路を通るよう
に、p偏光Lpおよびs偏光Lsの入射角、カバーガラ
ス19の厚さおよび光透過層15の厚さ等を調整してお
くことで、p偏光Lpおよびs偏光Lsを合波できるの
で、合波光Lを得ることができる。
【0007】上記公報に開示の偏波合成素子は、方解石
などの結晶を利用した偏波合成素子が持つ欠点(例えば
耐久性が乏しい等の欠点)を解決出来る等の利点を持
つ。
などの結晶を利用した偏波合成素子が持つ欠点(例えば
耐久性が乏しい等の欠点)を解決出来る等の利点を持
つ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した偏
波合成素子10を使用する場合、典型的には、図7に示
した様に、適切な筐体20に、偏波合成素子10と、該
素子10に偏光Lpおよびs偏光Lsを供給する光ファ
イバコネクタ21a、21bと、該素子10から合成光
Lを取り出す出力用光ファイバコネクタ23とを、所定
関係で組み込んだ構造が採られる。
波合成素子10を使用する場合、典型的には、図7に示
した様に、適切な筐体20に、偏波合成素子10と、該
素子10に偏光Lpおよびs偏光Lsを供給する光ファ
イバコネクタ21a、21bと、該素子10から合成光
Lを取り出す出力用光ファイバコネクタ23とを、所定
関係で組み込んだ構造が採られる。
【0009】しかしながら、偏波合成素子10を筐体2
0の所定位置に取り付けるための工程において、偏波合
成素子10の筐体20に対する位置が、特に入射角θi
がずれるような現象を起こす様にずれた場合、従来の偏
波合成素子10では、合成光Lを取り出せなくなる恐れ
が高いという問題点がある。
0の所定位置に取り付けるための工程において、偏波合
成素子10の筐体20に対する位置が、特に入射角θi
がずれるような現象を起こす様にずれた場合、従来の偏
波合成素子10では、合成光Lを取り出せなくなる恐れ
が高いという問題点がある。
【0010】この問題点について、図8を参照してさら
に詳細に説明する。なお、図8は、偏波合成素子10
(但し、図では簡単化のため光透過層13で素子10を
代替している。)にp偏光Lpおよびs偏光Lsが正規
の入射角θ1で入射した場合と、該素子10の筐体20
への取り付け位置がずれたため(すなわち、所定の位置
に対しαだけ回転ずれしたため)、素子10にp偏光L
pおよびs偏光Lsが正規の入射角ではない入射角θ2
で入射した場合とでの、光線作図である。
に詳細に説明する。なお、図8は、偏波合成素子10
(但し、図では簡単化のため光透過層13で素子10を
代替している。)にp偏光Lpおよびs偏光Lsが正規
の入射角θ1で入射した場合と、該素子10の筐体20
への取り付け位置がずれたため(すなわち、所定の位置
に対しαだけ回転ずれしたため)、素子10にp偏光L
pおよびs偏光Lsが正規の入射角ではない入射角θ2
で入射した場合とでの、光線作図である。
【0011】この図8から理解できるように、偏波合成
素子10が筐体20の正規の位置に配置された場合に得
られる合成光Lの、偏波合成素子10からの出力位置お
よび出力方向に対して、偏波合成素子10が筐体20の
正規の位置からαだけ回転ずれした場合に得られる合成
光L2の、偏波合成素子10からの出力位置および出力
方向は、大きくずれることが分かる。そのため、合成光
L2は出力用光ファイバコネクタ23に入射できないこ
とになる。
素子10が筐体20の正規の位置に配置された場合に得
られる合成光Lの、偏波合成素子10からの出力位置お
よび出力方向に対して、偏波合成素子10が筐体20の
正規の位置からαだけ回転ずれした場合に得られる合成
光L2の、偏波合成素子10からの出力位置および出力
方向は、大きくずれることが分かる。そのため、合成光
L2は出力用光ファイバコネクタ23に入射できないこ
とになる。
【0012】またもし、出力位置および出力方向のずれ
が小さいため合成光L2が出力用光ファイバコネクタ2
3に入射できたとしても、以下のような別の問題が生じ
る。すなわち、一般には、出力用光ファイバコネクタ2
3の、偏波合成素子10側の端部に、レンズ(コリメー
タレンズ)が設けられる(図示せず)。そしてこのレン
ズの焦点に出力光用光ファイバの端面が位置されてい
る。ところが、合成光L2は正規の合成光Lに対して角
度を持つので、合成光L2はコリメータレンズに対し角
度を持って入射する(光軸に対し角度をもって入射す
る)。そのため、この合成光L2は、予定されている焦
点位置とは異なる位置、すなわち出力光用光ファイバの
端面位置とは異なる位置に絞られる。従って、出力用光
ファイバに対して結合損失が生じてしまう等の問題が生
じる。
が小さいため合成光L2が出力用光ファイバコネクタ2
3に入射できたとしても、以下のような別の問題が生じ
る。すなわち、一般には、出力用光ファイバコネクタ2
3の、偏波合成素子10側の端部に、レンズ(コリメー
タレンズ)が設けられる(図示せず)。そしてこのレン
ズの焦点に出力光用光ファイバの端面が位置されてい
る。ところが、合成光L2は正規の合成光Lに対して角
度を持つので、合成光L2はコリメータレンズに対し角
度を持って入射する(光軸に対し角度をもって入射す
る)。そのため、この合成光L2は、予定されている焦
点位置とは異なる位置、すなわち出力光用光ファイバの
端面位置とは異なる位置に絞られる。従って、出力用光
ファイバに対して結合損失が生じてしまう等の問題が生
じる。
【0013】従来の偏波合成素子10で、上記の各問題
を回避するためには、偏波合成素子10を筐体20に取
り付ける位置精度を厳重に管理する必要がある。また、
取り付けた後の位置変動対策も厳重に施す必要がある。
すなわち、従来の偏波合成素子10は、製造が大変であ
り、然も、製造後の安定性も得にくいものであった。
を回避するためには、偏波合成素子10を筐体20に取
り付ける位置精度を厳重に管理する必要がある。また、
取り付けた後の位置変動対策も厳重に施す必要がある。
すなわち、従来の偏波合成素子10は、製造が大変であ
り、然も、製造後の安定性も得にくいものであった。
【0014】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、従って、この発明の目的は、方解石などの結
晶を用いない構造で然も、従来に比べて製造し易くかつ
製造後の安定性にも優れる偏波合成素子を提供すること
にある。
のであり、従って、この発明の目的は、方解石などの結
晶を用いない構造で然も、従来に比べて製造し易くかつ
製造後の安定性にも優れる偏波合成素子を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的の達成を図る
ため、この出願の偏波合成素子によれば、平行関係をも
って対向する第1および第2の面を有しかつ扱う光に対
し透明な材料からなる平行平面板と、該平行平面板に以
下に説明するようにそれぞれ設けた、第1の反射防止膜
と、反射膜または第1の偏光膜と、第2の偏光膜と、第
2の反射防止膜とを具えることを特徴とする。
ため、この出願の偏波合成素子によれば、平行関係をも
って対向する第1および第2の面を有しかつ扱う光に対
し透明な材料からなる平行平面板と、該平行平面板に以
下に説明するようにそれぞれ設けた、第1の反射防止膜
と、反射膜または第1の偏光膜と、第2の偏光膜と、第
2の反射防止膜とを具えることを特徴とする。
【0016】第1の反射防止膜は、平行平面板の第1の
面の一部領域に設けられていて、平行平面板外部からブ
ルースター角またはその近傍の角度の入射角をもってs
偏光が入射され、この入力されるs偏光を透過する膜で
ある。
面の一部領域に設けられていて、平行平面板外部からブ
ルースター角またはその近傍の角度の入射角をもってs
偏光が入射され、この入力されるs偏光を透過する膜で
ある。
【0017】なお、ブルースター角の近傍の角度とは、
主に、後に説明するp偏光の平行平面板への入射損失
と、入射角合わせの大変さとを考慮して決められる角度
である。好ましくは、なるべくブルースター角に近い角
度が良い。
主に、後に説明するp偏光の平行平面板への入射損失
と、入射角合わせの大変さとを考慮して決められる角度
である。好ましくは、なるべくブルースター角に近い角
度が良い。
【0018】反射膜または第1の偏光膜は、平行平面板
の第2の面の、前記第1の反射防止膜を透過したs偏光
が到達する地点を含む一部領域に設けられていて、この
到達するs偏光を平行平面板内に反射する膜である。な
お、第1の偏光膜を用いる場合の特別の効果は、本発明
の偏波合成素子を偏波分波素子として使用する場合に特
に現れる。すなわち、偏波分波素子として使用した場合
に、分波で得られるs偏光の品質を高める効果を示す。
もし、偏波分波素子としての用途を考えないなら、第1
の偏光膜を設けることなく、反射膜とするのが好まし
い。光損失を低減し易いからである。
の第2の面の、前記第1の反射防止膜を透過したs偏光
が到達する地点を含む一部領域に設けられていて、この
到達するs偏光を平行平面板内に反射する膜である。な
お、第1の偏光膜を用いる場合の特別の効果は、本発明
の偏波合成素子を偏波分波素子として使用する場合に特
に現れる。すなわち、偏波分波素子として使用した場合
に、分波で得られるs偏光の品質を高める効果を示す。
もし、偏波分波素子としての用途を考えないなら、第1
の偏光膜を設けることなく、反射膜とするのが好まし
い。光損失を低減し易いからである。
【0019】第2の偏光膜は、平行平面板の第1の面
の、前記反射膜または第1の偏光膜で反射されたs偏光
が到達する地点を含む一部領域に設けられていて、この
s偏光到達地点相当位置またはその近傍に前記平行平面
板外部から前記入射s偏光に対し光軸が平行なp偏光が
入射される膜である。然も、該p偏光を透過しかつ前記
反射されたs偏光を平行平板内に反射する膜である。な
お、s偏光到達地点相当位置の近傍の近傍とは、s偏光
にp偏光を合波できる範囲をいう。
の、前記反射膜または第1の偏光膜で反射されたs偏光
が到達する地点を含む一部領域に設けられていて、この
s偏光到達地点相当位置またはその近傍に前記平行平面
板外部から前記入射s偏光に対し光軸が平行なp偏光が
入射される膜である。然も、該p偏光を透過しかつ前記
反射されたs偏光を平行平板内に反射する膜である。な
お、s偏光到達地点相当位置の近傍の近傍とは、s偏光
にp偏光を合波できる範囲をいう。
【0020】第2の反射防止膜は、平行平面板の第2の
面の、前記第2の偏光膜により反射される前記s偏光お
よび前記第2の偏光膜を透過する前記p偏光が到達する
地点を含む一部領域に設けられた膜である。
面の、前記第2の偏光膜により反射される前記s偏光お
よび前記第2の偏光膜を透過する前記p偏光が到達する
地点を含む一部領域に設けられた膜である。
【0021】この発明の偏波合成素子によれば、p偏光
は、第2の偏光膜の部分で平行平面板にブルースター角
またはその近傍の角度で入射するので、透過損失が実質
的に無い状態で平行平面板に入射する。一方、s偏光は
第1の反射防止膜を介して平行平面板に入射するので、
s偏光も損失が少ない状態で平行平面板内に入射する。
は、第2の偏光膜の部分で平行平面板にブルースター角
またはその近傍の角度で入射するので、透過損失が実質
的に無い状態で平行平面板に入射する。一方、s偏光は
第1の反射防止膜を介して平行平面板に入射するので、
s偏光も損失が少ない状態で平行平面板内に入射する。
【0022】さらにこの発明の場合、s偏光が、反射膜
または第1の偏光膜と、第2の偏光膜とで反射される。
s偏光の方がp偏光に比べて反射損失の入射角依存性が
少ないので、p偏光を平行平面板内で反射させる場合に
比べて、偏波合成素子での光損失低減が図り易い。
または第1の偏光膜と、第2の偏光膜とで反射される。
s偏光の方がp偏光に比べて反射損失の入射角依存性が
少ないので、p偏光を平行平面板内で反射させる場合に
比べて、偏波合成素子での光損失低減が図り易い。
【0023】さらにこの発明の場合、第2の反射防止膜
を設けたので、その分、s偏光およびp偏光すなわち合
成光は、平行平面板から低損失で外部に出力される。
を設けたので、その分、s偏光およびp偏光すなわち合
成光は、平行平面板から低損失で外部に出力される。
【0024】さらにこの発明の場合、詳細は後に図2を
参照して説明するが、偏波合成素子を筐体等に取り付け
る場合の位置が正規の位置から多少ずれた場合(偏光の
入射角が所定角より多少ずれるような位置ずれが生じた
場合)でも、そのときの合成光の出力位置の出力方向
は、偏波合成素子を筐体の正規の位置に取り付けた場合
の合成光の出力方向に対して平行となる。然も、出力位
置のズレも、従来のもの(図6〜図8を参照して説明し
たもの)より充分小さい。これは、偏波合成素子を筐体
などに取り付ける場合の取り付け精度の許容度を従来に
比べて広くできることを意味し、また、取り付け後にも
し位置ズレが生じてもその許容度を従来に比べて広くで
きることを意味する。従って、方解石などの結晶を用い
ない構造で然も、従来に比べて製造し易くかつ製造後の
安定性にも優れる偏波合成素子を実現することができ
る。
参照して説明するが、偏波合成素子を筐体等に取り付け
る場合の位置が正規の位置から多少ずれた場合(偏光の
入射角が所定角より多少ずれるような位置ずれが生じた
場合)でも、そのときの合成光の出力位置の出力方向
は、偏波合成素子を筐体の正規の位置に取り付けた場合
の合成光の出力方向に対して平行となる。然も、出力位
置のズレも、従来のもの(図6〜図8を参照して説明し
たもの)より充分小さい。これは、偏波合成素子を筐体
などに取り付ける場合の取り付け精度の許容度を従来に
比べて広くできることを意味し、また、取り付け後にも
し位置ズレが生じてもその許容度を従来に比べて広くで
きることを意味する。従って、方解石などの結晶を用い
ない構造で然も、従来に比べて製造し易くかつ製造後の
安定性にも優れる偏波合成素子を実現することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
偏波合成素子の実施の形態について説明する。しかしな
がら、以下の説明で用いる各図は、この発明を理解でき
る程度に各構成成分の寸法、形状、配置関係等を概略的
に示してあるにすぎない。また、説明に用いる各図にお
いて、同様な構成成分については同一の番号を付して示
し、その重複する説明を省略することもある。
偏波合成素子の実施の形態について説明する。しかしな
がら、以下の説明で用いる各図は、この発明を理解でき
る程度に各構成成分の寸法、形状、配置関係等を概略的
に示してあるにすぎない。また、説明に用いる各図にお
いて、同様な構成成分については同一の番号を付して示
し、その重複する説明を省略することもある。
【0026】1.第1の実施の形態 図1は、第1の実施の形態の偏波合成素子30を説明す
る平面図である。ただし、この偏波合成素子30を、筐
体40に、第1〜第3の入出力部51、53、55と共
に組み込んだ状態、すなわち、第1の実施の形態の偏波
合成モジュール60として、示してある。
る平面図である。ただし、この偏波合成素子30を、筐
体40に、第1〜第3の入出力部51、53、55と共
に組み込んだ状態、すなわち、第1の実施の形態の偏波
合成モジュール60として、示してある。
【0027】偏波合成素子30は、平行平面板31と、
この平行平面板31に後述する所定関係でそれぞれ設け
た、第1の反射防止膜33と、反射膜または第1の偏光
膜35と、第2の偏光膜37と、第2の反射防止膜39
とを具える。
この平行平面板31に後述する所定関係でそれぞれ設け
た、第1の反射防止膜33と、反射膜または第1の偏光
膜35と、第2の偏光膜37と、第2の反射防止膜39
とを具える。
【0028】平行平面板31は、平行関係をもって対向
している第1の面31aおよび第2の面31bを有す
る。然も、少なくとも偏波合成しようとする光に対し透
明な材料で構成してある。この平行平面板31は、典型
的には、光学ガラスからなる平行平面板で構成すること
ができる。
している第1の面31aおよび第2の面31bを有す
る。然も、少なくとも偏波合成しようとする光に対し透
明な材料で構成してある。この平行平面板31は、典型
的には、光学ガラスからなる平行平面板で構成すること
ができる。
【0029】なお、詳細は図2を参照して後述するが、
この平行平面板31の厚さtを厚くする程、平行平面板
31にs偏光およびp偏光を入力する時の入力点間距離
を大きくでき、逆に、この厚さtを薄くする程偏波合成
素子30から出力される合成光の出力位置の、該素子3
0へのp偏光およびs偏光の入射角依存性を小さくする
ことができる。従って、平行平面板31の厚さを決める
に当たり、上記の点も考慮するのが良い。
この平行平面板31の厚さtを厚くする程、平行平面板
31にs偏光およびp偏光を入力する時の入力点間距離
を大きくでき、逆に、この厚さtを薄くする程偏波合成
素子30から出力される合成光の出力位置の、該素子3
0へのp偏光およびs偏光の入射角依存性を小さくする
ことができる。従って、平行平面板31の厚さを決める
に当たり、上記の点も考慮するのが良い。
【0030】また、第1の反射防止膜33は、平行平面
板31の第1の面31aの一部領域に設けてある。ここ
で、一部領域とは、s偏光Lsを入射する予定地点を含
む領域であって、第2の偏光膜37の形成に支障のない
領域である。この第1の反射防止膜33には、平行平面
板31外部からs偏光が、ブルースター角またはその近
傍の入射角で入射される。この第1の反射防止膜33
は、このs偏光を透過する。この第1の反射防止膜33
は、典型的には、誘電体多層膜であって、用いるs偏光
をなるべく効率良く透過できる膜で構成する。
板31の第1の面31aの一部領域に設けてある。ここ
で、一部領域とは、s偏光Lsを入射する予定地点を含
む領域であって、第2の偏光膜37の形成に支障のない
領域である。この第1の反射防止膜33には、平行平面
板31外部からs偏光が、ブルースター角またはその近
傍の入射角で入射される。この第1の反射防止膜33
は、このs偏光を透過する。この第1の反射防止膜33
は、典型的には、誘電体多層膜であって、用いるs偏光
をなるべく効率良く透過できる膜で構成する。
【0031】また、反射膜または第1の偏光膜35は、
平行平面板31の第2の面31bの、第1の反射防止膜
33を透過した前記s偏光が到達する地点P1を含む一
部領域に設けてある。ここで、一部領域とは、第2の反
射防止膜39の形成に支障がない領域である。この反射
膜または第1の偏光膜35は、第1の反射防止膜33を
透過してきたs偏光を、平行平面板31内に反射する。
この反射膜または第1の偏光膜35は、典型的には、誘
電体多層膜であって、用いるs偏光をなるべく高い反射
率で反射できる膜で構成する。
平行平面板31の第2の面31bの、第1の反射防止膜
33を透過した前記s偏光が到達する地点P1を含む一
部領域に設けてある。ここで、一部領域とは、第2の反
射防止膜39の形成に支障がない領域である。この反射
膜または第1の偏光膜35は、第1の反射防止膜33を
透過してきたs偏光を、平行平面板31内に反射する。
この反射膜または第1の偏光膜35は、典型的には、誘
電体多層膜であって、用いるs偏光をなるべく高い反射
率で反射できる膜で構成する。
【0032】また、第2の偏光膜37は、平行平面板3
1の第1の面31aの、反射膜または第1の偏光膜35
で反射された前記s偏光が到達する地点P2を含む一部
領域に設けてある。しかも、この第2の偏光膜37は、
地点P2相当位置またはその近傍に、平行平面板31外
部から前記入射したs偏光Lsと平行なp偏光Lpが入
射される膜である。然も、この第2の偏光膜37はこの
p偏光Lpを透過し、かつ地点P2に到達したs偏光を
平行平面板31内に反射する膜である。この第2の偏光
膜37は、典型的には、誘電体多層膜であって、用いる
s偏光をなるべく高い反射率で反射し、かつ、用いるp
偏光をなるべく高い透過率で透過できる膜で構成する。
1の第1の面31aの、反射膜または第1の偏光膜35
で反射された前記s偏光が到達する地点P2を含む一部
領域に設けてある。しかも、この第2の偏光膜37は、
地点P2相当位置またはその近傍に、平行平面板31外
部から前記入射したs偏光Lsと平行なp偏光Lpが入
射される膜である。然も、この第2の偏光膜37はこの
p偏光Lpを透過し、かつ地点P2に到達したs偏光を
平行平面板31内に反射する膜である。この第2の偏光
膜37は、典型的には、誘電体多層膜であって、用いる
s偏光をなるべく高い反射率で反射し、かつ、用いるp
偏光をなるべく高い透過率で透過できる膜で構成する。
【0033】また、第2の反射防止膜39は、平行平面
板31の第2の面31bの、第2の偏光膜37により反
射されるs偏光および第2の偏光膜37を透過するp偏
光が到達する地点P3を含む一部領域に設けてある。こ
の第2の反射防止膜39は、これらs偏光およびp偏光
すなわち合成光をなるべく低い反射率で平行平面板31
の外部に出射する膜である。この第2の反射防止膜39
は、典型的には、誘電体多層膜であって、s偏光および
p偏光すなわち合成光を、なるべく低い反射率で平行平
面板31の外部に出射できる膜で構成する。
板31の第2の面31bの、第2の偏光膜37により反
射されるs偏光および第2の偏光膜37を透過するp偏
光が到達する地点P3を含む一部領域に設けてある。こ
の第2の反射防止膜39は、これらs偏光およびp偏光
すなわち合成光をなるべく低い反射率で平行平面板31
の外部に出射する膜である。この第2の反射防止膜39
は、典型的には、誘電体多層膜であって、s偏光および
p偏光すなわち合成光を、なるべく低い反射率で平行平
面板31の外部に出射できる膜で構成する。
【0034】偏波合成素子30を取り付ける筐体40
は、偏波合成モジュールの仕様に応じた任意好適な材料
および形状の筐体で構成する。典型的には、金属製かつ
外形が四角形状の筐体とする。
は、偏波合成モジュールの仕様に応じた任意好適な材料
および形状の筐体で構成する。典型的には、金属製かつ
外形が四角形状の筐体とする。
【0035】筐体40に取り付けた第1〜第3の入出力
部51、53、55それぞれは、この光モジュール60
に、外部の光導波手段、具体的には、例えば光ファイ
バ、典型的にはシングルモード光ファイバまたは偏波保
持光ファイバを接続するためのものである。
部51、53、55それぞれは、この光モジュール60
に、外部の光導波手段、具体的には、例えば光ファイ
バ、典型的にはシングルモード光ファイバまたは偏波保
持光ファイバを接続するためのものである。
【0036】第1の入出力部51は、例えば、光ファイ
バコネクタ51aとコリメータレンズ51bとを含む光
部品で構成できる。第2の入出力部53は、例えば、光
ファイバコネクタ53aとコリメータレンズ53bとを
含む光部品で構成できる。第3の入出力部55は、例え
ば、光ファイバコネクタ55aとコリメータレンズ55
bとを含む光部品で構成できる。第1の入出力部51
に、s偏光光源からの光ファイバ51cを接続する。第
2の入出力部53に、p偏光光源からの光ファイバ53
cを接続し、第3の入出力部55に、合成光取り出し用
の光ファイバ55cを接続する。なお、この偏波合成モ
ジュール60を、偏波分波モジュールとして用いる場合
は、第3の入出力部55に、被分波光光源からの光ファ
イバを接続し、第1の入出力部51をs偏光を取り出す
ために用い、第2の入出力部53をp偏光を取り出すた
めに用いる。
バコネクタ51aとコリメータレンズ51bとを含む光
部品で構成できる。第2の入出力部53は、例えば、光
ファイバコネクタ53aとコリメータレンズ53bとを
含む光部品で構成できる。第3の入出力部55は、例え
ば、光ファイバコネクタ55aとコリメータレンズ55
bとを含む光部品で構成できる。第1の入出力部51
に、s偏光光源からの光ファイバ51cを接続する。第
2の入出力部53に、p偏光光源からの光ファイバ53
cを接続し、第3の入出力部55に、合成光取り出し用
の光ファイバ55cを接続する。なお、この偏波合成モ
ジュール60を、偏波分波モジュールとして用いる場合
は、第3の入出力部55に、被分波光光源からの光ファ
イバを接続し、第1の入出力部51をs偏光を取り出す
ために用い、第2の入出力部53をp偏光を取り出すた
めに用いる。
【0037】筐体40に偏波合成素子30や第1〜第3
の入出力部51〜55を取り付ける方法は、例えば、接
着剤による方法やろう付けによる方法など任意の方法を
用いることができる。
の入出力部51〜55を取り付ける方法は、例えば、接
着剤による方法やろう付けによる方法など任意の方法を
用いることができる。
【0038】次に、この第1の実施の形態の偏波合成素
子30の効果について説明する。図2はこの説明のため
の図である。詳細には、偏波合成素子30にp偏光Lp
およびs偏光Lsが正規の入射角θ1で入射した場合
と、該素子30の筐体40への取り付け位置がずれたた
め(すなわち、所定の位置に対しαだけ回転ずれしたた
め)、素子30にp偏光Lpおよびs偏光Lsが正規の
入射角ではない入射角θ2で入射した場合とでの、光線
作図である。
子30の効果について説明する。図2はこの説明のため
の図である。詳細には、偏波合成素子30にp偏光Lp
およびs偏光Lsが正規の入射角θ1で入射した場合
と、該素子30の筐体40への取り付け位置がずれたた
め(すなわち、所定の位置に対しαだけ回転ずれしたた
め)、素子30にp偏光Lpおよびs偏光Lsが正規の
入射角ではない入射角θ2で入射した場合とでの、光線
作図である。
【0039】この図2および、従来素子に関する図8を
比較することで明らかなように、この発明の偏波合成素
子30によれば、偏波合成素子30が筐体40の正規の
位置からずれたとしても、このとき偏波合成素子30か
らの出力される合成光L2(図2中の破線出示した光
線)の出力位置および出力方向は、偏波合成素子30を
筐体40の正規の位置に固定した場合に得られる合成光
L(図2中の実線で示した光線)の、偏波合成素子30
からの出力位置および出力方向に対して、ほとんど差が
ないことが分かる。詳細には、合成光Lと合成光L2と
は、出力位置がわずかにずれるが、出力方向は互いに平
行のままであることが分かる。然も、この出力位置のズ
レは従来に比べて極めて小さく、かつ、例えば平行平面
板31の厚さを薄くする程小さくできることも分かる。
そのため、合成光L2は第3の入出力部55に入射する
ことができる。然も、この合成光L2は、正規の合成光
Lに対して平行であるので、光軸に平行な状態でコリメ
ータレンズ55b(図1参照)に入射する。従って、こ
の合成光L2は、合成光Lと同様に、出力用光ファイバ
55cの端面位置に絞られるので、出力用光ファイバ5
5cに所望の通り結合する。すなわち、図8の場合でか
つ合成光L2がコネクタ23に入射する場合に生じる結
合損失は、この発明では生じない。
比較することで明らかなように、この発明の偏波合成素
子30によれば、偏波合成素子30が筐体40の正規の
位置からずれたとしても、このとき偏波合成素子30か
らの出力される合成光L2(図2中の破線出示した光
線)の出力位置および出力方向は、偏波合成素子30を
筐体40の正規の位置に固定した場合に得られる合成光
L(図2中の実線で示した光線)の、偏波合成素子30
からの出力位置および出力方向に対して、ほとんど差が
ないことが分かる。詳細には、合成光Lと合成光L2と
は、出力位置がわずかにずれるが、出力方向は互いに平
行のままであることが分かる。然も、この出力位置のズ
レは従来に比べて極めて小さく、かつ、例えば平行平面
板31の厚さを薄くする程小さくできることも分かる。
そのため、合成光L2は第3の入出力部55に入射する
ことができる。然も、この合成光L2は、正規の合成光
Lに対して平行であるので、光軸に平行な状態でコリメ
ータレンズ55b(図1参照)に入射する。従って、こ
の合成光L2は、合成光Lと同様に、出力用光ファイバ
55cの端面位置に絞られるので、出力用光ファイバ5
5cに所望の通り結合する。すなわち、図8の場合でか
つ合成光L2がコネクタ23に入射する場合に生じる結
合損失は、この発明では生じない。
【0040】以上説明した様に、この発明によれば、方
解石などの結晶を用いない構造で然も、従来に比べて製
造し易くかつ製造後の安定性にも優れる偏波合成素子を
実現できることが分かる。
解石などの結晶を用いない構造で然も、従来に比べて製
造し易くかつ製造後の安定性にも優れる偏波合成素子を
実現できることが分かる。
【0041】2.第2の実施の形態 上述した第1の実施の形態の偏波合成素子の場合、平行
平面板31に入射されたs偏光は、反射膜または第1の
偏光膜35と、第2の偏光膜37とで1回ずつ反射され
た後に第2の反射防止膜39に至る素子であった。しか
し、平行平面板31に入射されたs偏光が、反射膜また
は第1の偏光膜35と、第2の偏光膜37とで、2以上
の同じ回数ずつ反射された後に第2の反射防止膜39に
至る様に、偏波合成素子を構成しても良い。この第2の
実施の形態はその例である。
平面板31に入射されたs偏光は、反射膜または第1の
偏光膜35と、第2の偏光膜37とで1回ずつ反射され
た後に第2の反射防止膜39に至る素子であった。しか
し、平行平面板31に入射されたs偏光が、反射膜また
は第1の偏光膜35と、第2の偏光膜37とで、2以上
の同じ回数ずつ反射された後に第2の反射防止膜39に
至る様に、偏波合成素子を構成しても良い。この第2の
実施の形態はその例である。
【0042】図3はこの第2の実施の形態の偏波合成素
子70を含む偏波合成モジュール80を示した図であ
る。
子70を含む偏波合成モジュール80を示した図であ
る。
【0043】この偏波合成モジュール80は、筐体91
と、該筐体91に組み込まれた第2の実施の形態の偏波
合成素子70および第1〜第3の入出力部93、95、
97とを具える。
と、該筐体91に組み込まれた第2の実施の形態の偏波
合成素子70および第1〜第3の入出力部93、95、
97とを具える。
【0044】筐体91は例えば第1の実施の形態の筐体
40と同様のもので構成でき、第1〜第3の入出力部9
3、95、97は例えば第1の実施の形態の第1〜第3
の入出力部51、53、55と同様のもので構成でき
る。これら第1〜第3の入出力部93、95、97に
は、例えば、光ファイバ93c、95c、97cが接続
してある。
40と同様のもので構成でき、第1〜第3の入出力部9
3、95、97は例えば第1の実施の形態の第1〜第3
の入出力部51、53、55と同様のもので構成でき
る。これら第1〜第3の入出力部93、95、97に
は、例えば、光ファイバ93c、95c、97cが接続
してある。
【0045】また、第2の実施の形態の偏波合成素子7
0は、平行平面板71と、第1の反射防止膜73と、反
射膜または第1の偏光膜75と、第2の偏光膜77と、
第2の反射防止膜79とを具える。
0は、平行平面板71と、第1の反射防止膜73と、反
射膜または第1の偏光膜75と、第2の偏光膜77と、
第2の反射防止膜79とを具える。
【0046】平行平面板71は、例えば第1の実施の形
態での平行平面板31と同様のもので構成できる。第1
の反射防止膜73は、第1の実施の形態での第1の反射
防止膜33と同様のもので構成できる。
態での平行平面板31と同様のもので構成できる。第1
の反射防止膜73は、第1の実施の形態での第1の反射
防止膜33と同様のもので構成できる。
【0047】また、反射膜または第1の偏光膜75と、
第2の偏光膜77とは、第1の反射防止膜73を透過し
たs偏光Lsが、それぞれ2以上の同じ回数ずつ(図3
の例では2回ずつ)反射された後、第2の反射防止膜7
9に至るように配置した点を除いて、第1の実施の形態
での反射膜または第1の偏光膜35と、第2の偏光膜3
7と同様のもので構成できる。
第2の偏光膜77とは、第1の反射防止膜73を透過し
たs偏光Lsが、それぞれ2以上の同じ回数ずつ(図3
の例では2回ずつ)反射された後、第2の反射防止膜7
9に至るように配置した点を除いて、第1の実施の形態
での反射膜または第1の偏光膜35と、第2の偏光膜3
7と同様のもので構成できる。
【0048】また、第2の反射防止膜79は、例えば第
1の実施の形態での第2の反射膜39と同様のもので構
成できる。
1の実施の形態での第2の反射膜39と同様のもので構
成できる。
【0049】この第2の実施の形態の偏波合成素子70
では、平行平面板71内でのs偏光Lsの反射回数を第
1の実施の形態の素子30の場合より偶数回増やすこと
ができる。反射回数を増やした分、偏波合成素子へ入射
するp偏光とs偏光との光線間距離X1を、第1の実施
の形態に比べて広くすることができる。従って、第1の
入力部93と第2の入力部95との間隔も第1の実施の
形態の場合の第1の入力部51と第2の入力部53との
間隔に比べて広くすることができる。そのため、第1お
よび第2の入力部93、95を筐体91に第1の実施の
形態に比べて実装し易くなる。
では、平行平面板71内でのs偏光Lsの反射回数を第
1の実施の形態の素子30の場合より偶数回増やすこと
ができる。反射回数を増やした分、偏波合成素子へ入射
するp偏光とs偏光との光線間距離X1を、第1の実施
の形態に比べて広くすることができる。従って、第1の
入力部93と第2の入力部95との間隔も第1の実施の
形態の場合の第1の入力部51と第2の入力部53との
間隔に比べて広くすることができる。そのため、第1お
よび第2の入力部93、95を筐体91に第1の実施の
形態に比べて実装し易くなる。
【0050】また、増加させる反射回数は偶数回である
ので、この発明の素子が持つ効果、すなわち、入射角が
ずれても出力光が正規の出力光に対し平行でありかつ出
射位置のズレも小さいという効果も維持できる。
ので、この発明の素子が持つ効果、すなわち、入射角が
ずれても出力光が正規の出力光に対し平行でありかつ出
射位置のズレも小さいという効果も維持できる。
【0051】なお、図3では、第1の偏光膜75と第2
の偏光膜77とがs偏光を2回ずつ反射した後に第2の
反射防止膜79に至る構造を説明したが、第1の偏光膜
75と第2の偏光膜77とがs偏光を3回以上ずつ反射
する構造としても勿論良い。ただし、反射回数を増やす
と損失も増えるのでこの点も考慮して素子を設計するの
が良い。また、図3では第1の偏光膜75は各反射位置
間で連続した膜としてあるが、第1の偏光膜75が各反
射位置ごとで独立した膜となっていても良い。第2の偏
光膜77についても同様である。
の偏光膜77とがs偏光を2回ずつ反射した後に第2の
反射防止膜79に至る構造を説明したが、第1の偏光膜
75と第2の偏光膜77とがs偏光を3回以上ずつ反射
する構造としても勿論良い。ただし、反射回数を増やす
と損失も増えるのでこの点も考慮して素子を設計するの
が良い。また、図3では第1の偏光膜75は各反射位置
間で連続した膜としてあるが、第1の偏光膜75が各反
射位置ごとで独立した膜となっていても良い。第2の偏
光膜77についても同様である。
【0052】3.第3の実施の形態 次に、偏波合成素子と、光線間距離拡大素子とを含む偏
波合成モジュールの第1の例について説明する。図4は
そのための説明図である。
波合成モジュールの第1の例について説明する。図4は
そのための説明図である。
【0053】この第3の実施の形態の偏波合成モジュー
ル100は、偏波合成素子30のp偏光が入射される光
路上に、光線間距離拡大部101を具えている。
ル100は、偏波合成素子30のp偏光が入射される光
路上に、光線間距離拡大部101を具えている。
【0054】この光線間距離拡大部101は、p偏光に
対し透明な第2の平行平面板であって、この第2の平行
平面板の第1の面101aにp偏光がブルースター角ま
たはその近傍の角度の入射角をもって入射され、かつ、
第2の平行平面板の第2の面101bから出力されるp
偏光が偏波合成素子30のp偏光入射点P2に入射する
ように配置した第2の平行平面板で構成してある。第2
の平行平面板は例えば光学ガラスで構成できる。また、
この第2の平行平面板には、反射防止膜などの光学膜を
設けても良い。
対し透明な第2の平行平面板であって、この第2の平行
平面板の第1の面101aにp偏光がブルースター角ま
たはその近傍の角度の入射角をもって入射され、かつ、
第2の平行平面板の第2の面101bから出力されるp
偏光が偏波合成素子30のp偏光入射点P2に入射する
ように配置した第2の平行平面板で構成してある。第2
の平行平面板は例えば光学ガラスで構成できる。また、
この第2の平行平面板には、反射防止膜などの光学膜を
設けても良い。
【0055】この光線間距離拡大部101を設けると、
偏波合成素子30に入射するp偏光およびs偏光の光線
間距離Xaに比べて、これら偏光の光源側での光線間距
離Xbを広くすることができる。そのため、第1および
第2の入出力部51、53を筐体40に第1の実施の形
態に比べて広い間隔で実装出来るので、第1および第2
の入出力部51、53を筐体40に実装し易いという効
果が得られる。
偏波合成素子30に入射するp偏光およびs偏光の光線
間距離Xaに比べて、これら偏光の光源側での光線間距
離Xbを広くすることができる。そのため、第1および
第2の入出力部51、53を筐体40に第1の実施の形
態に比べて広い間隔で実装出来るので、第1および第2
の入出力部51、53を筐体40に実装し易いという効
果が得られる。
【0056】なお、光線間距離拡大部101として、偏
波合成モジュール100でのp偏光の光路長を、この偏
波合成モジュール100でのs偏光の光路長と等しいか
またはその近傍の値にする光路長を有した拡大部とする
のが良い。具体的には、第1の入出力部51から点P2
までのs偏光の光路長と、第2の入出力部53から点P
2までのp偏光の光路長とを等しくするか、またはほぼ
等しくするような光路長を有するように、該拡大部10
1を設計するのが良い。具体的には、第2の平行平面板
の厚さを考慮する等をするのが良い。こうすると、こう
しない場合に比べて、第3の入出力部55での光損失を
低減することができる。なお、ほぼ等しくする場合のそ
の程度は、光損失をどの程度まで許容するか等を考慮し
て決めれば良い。
波合成モジュール100でのp偏光の光路長を、この偏
波合成モジュール100でのs偏光の光路長と等しいか
またはその近傍の値にする光路長を有した拡大部とする
のが良い。具体的には、第1の入出力部51から点P2
までのs偏光の光路長と、第2の入出力部53から点P
2までのp偏光の光路長とを等しくするか、またはほぼ
等しくするような光路長を有するように、該拡大部10
1を設計するのが良い。具体的には、第2の平行平面板
の厚さを考慮する等をするのが良い。こうすると、こう
しない場合に比べて、第3の入出力部55での光損失を
低減することができる。なお、ほぼ等しくする場合のそ
の程度は、光損失をどの程度まで許容するか等を考慮し
て決めれば良い。
【0057】なお、この第3の実施の形態では、偏波合
成素子30を用いる例を説明したが、偏波合成素子70
と光線間距離拡大部101とを組み合わせて偏波合成モ
ジュールを構成しても良い。
成素子30を用いる例を説明したが、偏波合成素子70
と光線間距離拡大部101とを組み合わせて偏波合成モ
ジュールを構成しても良い。
【0058】4.第4の実施の形態 次に、偏波合成素子と、光線間距離拡大素子とを含む偏
波合成モジュールの他の例について説明する。図5
(A)および(B)はそのための説明図である。
波合成モジュールの他の例について説明する。図5
(A)および(B)はそのための説明図である。
【0059】この第4の実施の形態の偏波合成モジュー
ル110は、偏波合成素子30のp偏光が入射される光
路上に、光線間距離拡大部111を具えている。
ル110は、偏波合成素子30のp偏光が入射される光
路上に、光線間距離拡大部111を具えている。
【0060】この光線間距離拡大部111は、部材11
3と、この部材113の所定位置に設けた反射膜11
5,117とを含む光部品である。ただし、部材113
は、平行に対向する第1および第2の面113a、11
3bと、第1の面113aに対し45度の角度で接し、
第2の面に対し135度の角度で接する第3の面113
cと、第3の面113cに平行でかつ第1および第2の
面に接する第4の面113dとを有し、かつ、p偏光に
対し透明な材料から成る。また、反射膜115は、第3
の面13cに設けてあり、反射膜117は第4の面11
3dに設けてある。この光線間距離拡大部111の第1
の面113aに、p偏光を、垂直入射する。すると、こ
のp偏光は第3の面の反射膜115で反射され、さらに
第4の面の反射膜117で反射された後、第2の面11
3bから外部に出る。第2の面113bから出力される
p偏光が前記偏波合成素子30のp偏光入射点P2に入
射されるように、この拡大部111を、偏波合成素子3
0に対して配置する。
3と、この部材113の所定位置に設けた反射膜11
5,117とを含む光部品である。ただし、部材113
は、平行に対向する第1および第2の面113a、11
3bと、第1の面113aに対し45度の角度で接し、
第2の面に対し135度の角度で接する第3の面113
cと、第3の面113cに平行でかつ第1および第2の
面に接する第4の面113dとを有し、かつ、p偏光に
対し透明な材料から成る。また、反射膜115は、第3
の面13cに設けてあり、反射膜117は第4の面11
3dに設けてある。この光線間距離拡大部111の第1
の面113aに、p偏光を、垂直入射する。すると、こ
のp偏光は第3の面の反射膜115で反射され、さらに
第4の面の反射膜117で反射された後、第2の面11
3bから外部に出る。第2の面113bから出力される
p偏光が前記偏波合成素子30のp偏光入射点P2に入
射されるように、この拡大部111を、偏波合成素子3
0に対して配置する。
【0061】この光線間距離拡大部111を設けると、
偏波合成素子30に入射するp偏光およびs偏光の光線
間距離Xaに比べて、これら偏光の光源側での光線間距
離Xbを広くすることができる。そのため、第1および
第2の入力部51、53を筐体40に第1の実施の形態
に比べて広い間隔で実装できるので、第1および第2の
入出力部51、53を筐体40に実装し易いという効果
が得られる。
偏波合成素子30に入射するp偏光およびs偏光の光線
間距離Xaに比べて、これら偏光の光源側での光線間距
離Xbを広くすることができる。そのため、第1および
第2の入力部51、53を筐体40に第1の実施の形態
に比べて広い間隔で実装できるので、第1および第2の
入出力部51、53を筐体40に実装し易いという効果
が得られる。
【0062】なお、光線間距離拡大部111として、偏
波合成モジュール110でのp偏光の光路長を、この偏
波合成モジュール110でのs偏光の光路長と等しいか
またはその近傍の値にする光路長を有した拡大部とする
のが良い。具体的には、第1の入出力部51から点P2
までのs偏光の光路長と、第2の入出力部53から点P
2までの光路長とを等しくするか、またはほぼ等しくす
るような光路長を有するように、該拡大部111を設計
するのが良い。具体的には、部材113の第1および第
2の面113a、113b間の厚さを考慮する等をする
のが良い。こうすると、こうしない場合に比べて、第3
の入出力部55での光損失を低減することができる。な
お、ほぼ等しくする場合のその程度は、光損失をどの程
度まで許容するか等を考慮して決めれば良い。
波合成モジュール110でのp偏光の光路長を、この偏
波合成モジュール110でのs偏光の光路長と等しいか
またはその近傍の値にする光路長を有した拡大部とする
のが良い。具体的には、第1の入出力部51から点P2
までのs偏光の光路長と、第2の入出力部53から点P
2までの光路長とを等しくするか、またはほぼ等しくす
るような光路長を有するように、該拡大部111を設計
するのが良い。具体的には、部材113の第1および第
2の面113a、113b間の厚さを考慮する等をする
のが良い。こうすると、こうしない場合に比べて、第3
の入出力部55での光損失を低減することができる。な
お、ほぼ等しくする場合のその程度は、光損失をどの程
度まで許容するか等を考慮して決めれば良い。
【0063】第3の実施の形態での光線間距離拡大部1
01の場合、主として、第2の入出力部53と第3の入
出力部55とを結ぶ方向(以下、筐体の長さ方向)に沿
って光路長調整のための容積を必要とするのに対し、第
4の実施の形態の光線間距離拡大部111の場合、主と
して上記縦方向と直交する方向(筐体の横幅方向)に沿
って光路長調整のための容積を必要とする。筐体の形状
に応じて、第3または第4の実施の形態の光線間距離拡
大部を利用すると、モジュール設計の上で都合が良い。
01の場合、主として、第2の入出力部53と第3の入
出力部55とを結ぶ方向(以下、筐体の長さ方向)に沿
って光路長調整のための容積を必要とするのに対し、第
4の実施の形態の光線間距離拡大部111の場合、主と
して上記縦方向と直交する方向(筐体の横幅方向)に沿
って光路長調整のための容積を必要とする。筐体の形状
に応じて、第3または第4の実施の形態の光線間距離拡
大部を利用すると、モジュール設計の上で都合が良い。
【0064】なお、この第4の実施の形態では、偏波合
成素子30を用いる例を説明したが、偏波合成素子70
と光線間距離拡大部111とを組み合わせて偏波合成モ
ジュールを構成しても良い。
成素子30を用いる例を説明したが、偏波合成素子70
と光線間距離拡大部111とを組み合わせて偏波合成モ
ジュールを構成しても良い。
【0065】また、図5(A)を参照して説明した偏波
合成モジュールの構成において、光線間距離拡大部11
1の代わりに、図5(B)に示した様な光線間距離拡大
部120を設けても良い。すなわち、平行に対向する第
1および第2の面121a、121bと、第1の面12
1aに対し45度の角度で接し、第2の面121bに対
し135度の角度で接する第3の面121cと、第3の
面121cに平行でかつ第1および第2の面に接する第
4の面121dとを有し、かつ、p偏光に対し透明な材
料から成る部材121と、第1の面121aに設けた反
射防止膜123と、第4の面121dに設けた反射防止
膜125とを具える光線間距離拡大部120、いわゆる
45度平行四辺形プリズムからなる光線間距離拡大部1
20を設けても良い。
合成モジュールの構成において、光線間距離拡大部11
1の代わりに、図5(B)に示した様な光線間距離拡大
部120を設けても良い。すなわち、平行に対向する第
1および第2の面121a、121bと、第1の面12
1aに対し45度の角度で接し、第2の面121bに対
し135度の角度で接する第3の面121cと、第3の
面121cに平行でかつ第1および第2の面に接する第
4の面121dとを有し、かつ、p偏光に対し透明な材
料から成る部材121と、第1の面121aに設けた反
射防止膜123と、第4の面121dに設けた反射防止
膜125とを具える光線間距離拡大部120、いわゆる
45度平行四辺形プリズムからなる光線間距離拡大部1
20を設けても良い。
【0066】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、この
発明の偏波合成素子によれば、平行平面板と、これに所
定関係で設けた、第1の反射防止膜と、反射膜または第
1の偏光膜と、第2の偏光膜と、第2の反射防止膜とを
具える。
発明の偏波合成素子によれば、平行平面板と、これに所
定関係で設けた、第1の反射防止膜と、反射膜または第
1の偏光膜と、第2の偏光膜と、第2の反射防止膜とを
具える。
【0067】このため、偏波合成素子へのp偏光および
s偏光の入射角が正規の入射角からずれても、出力光を
正規の入射角での出力光と平行に出力でき、かつ、出力
位置のズレも従来より小さくできる。従って、方解石な
どの結晶を用いない構造で然も、従来に比べて製造し易
くかつ製造後の安定性にも優れる偏波合成素子を実現す
ることができる。
s偏光の入射角が正規の入射角からずれても、出力光を
正規の入射角での出力光と平行に出力でき、かつ、出力
位置のズレも従来より小さくできる。従って、方解石な
どの結晶を用いない構造で然も、従来に比べて製造し易
くかつ製造後の安定性にも優れる偏波合成素子を実現す
ることができる。
【図1】第1の実施の形態の偏波合成素子および偏波合
成モジュールを説明する図である。
成モジュールを説明する図である。
【図2】この発明の偏波合成素子の効果を説明する図で
ある。
ある。
【図3】第2の実施の形態の偏波合成素子及び偏波合成
モジュールを説明する図である。
モジュールを説明する図である。
【図4】第3の実施の形態の偏波合成モジュールを説明
する図である。
する図である。
【図5】第4の実施の形態の偏波合成モジュールを説明
する図である。
する図である。
【図6】従来の偏波合成素子を説明する図である。
【図7】従来の偏波合成素子の問題点を説明する図であ
る。
る。
【図8】従来の偏波合成素子の問題点を詳細に説明する
図である。
図である。
30:第1の実施の形態の偏波合成素子 31:平行平面板 31a:第1の面 31b:第2の面 33:第1の反射防止膜 35:反射膜または第1の偏光膜 37:第2の偏光膜 39:第2の反射防止膜 40:筐体 51:第1の入出力部 51a:光ファイバコネクタ 51b:コリメータレンズ 53:第2の入出力部 53a:光ファイバコネクタ 53b:コリメータレンズ 55:第3の入出力部 55a:光ファイバコネクタ 55b:コリメータレンズ 60:第1の実施の形態の偏波合成モジュール 70:第2の実施の形態の偏波合成素子 71:平行平面板 73:第1の反射防止膜 75:反射膜または第1の偏光膜 77:第2の偏光膜 79:第2の反射防止膜 80:第2の実施の形態の偏波合成モジュール 91:筐体 93:第1の入出力部 95:第2の入出力部 97:第3の入出力部 100:第3の実施の形態の偏波合成モジュール 101:光線間距離拡大部 101a:第1の面 101b:第2の面 110:第4の実施の形態の偏波合成モジュール 111:光線間距離拡大部 113a〜113d:第1〜第4の面 115、117:反射膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 伸 東京都杉並区和田1丁目13番23号 株式会 社応用光電研究室内 Fターム(参考) 2H049 BA05 BA43 BB03 BB65 BC25 2H099 AA01 BA17 CA02
Claims (8)
- 【請求項1】 平行関係をもって対向する第1および第
2の面を有し、かつ、扱う光に対し透明な材料からなる
平行平面板と、 前記第1の面の一部領域に設けられ、前記平行平面板外
部からブルースター角またはその近傍の角度の入射角を
もってs偏光が入射され、該s偏光を透過する第1の反
射防止膜と、 前記第2の面の、前記第1の反射防止膜を透過した前記
s偏光が到達する地点を含む一部領域に設けられ、該到
達するs偏光を前記平行平面板内に反射する反射膜また
は第1の偏光膜と、 前記第1の面の、前記反射膜または第1の偏光膜で反射
された前記s偏光が到達する地点を含む一部領域に設け
られた第2の偏光膜であって、該s偏光到達地点相当位
置またはその近傍に前記平行平面板外部から前記入射s
偏光と平行なp偏光が入射され、然も、該p偏光を透過
しかつ前記反射されてきたs偏光を前記平行平面板内に
反射する第2の偏光膜と、 前記第2の面の、前記第2の偏光膜により反射される前
記s偏光および前記第2の偏光膜を透過する前記p偏光
が到達する地点を含む一部領域に設けられた第2の反射
防止膜とを具えたことを特徴とする偏波合成素子。 - 【請求項2】 請求項1に記載の偏波合成素子におい
て、 前記平行平面板をガラスで構成してあることを特徴とす
る偏波合成素子。 - 【請求項3】 請求項1に記載の偏波合成素子におい
て、 前記第1の反射防止膜を透過した前記s偏光が、前記反
射膜または第1の偏光膜と、前記第2の偏光膜とで、そ
れぞれ1回ずつ反射された後に前記第2の反射防止膜に
到達するように、前記反射膜または第1の偏光膜と、前
記第2の偏光膜との配置領域を決めてあることを特徴と
する偏波合成素子。 - 【請求項4】 請求項1に記載の偏波合成素子におい
て、 前記第1の反射防止膜を透過した前記s偏光が、前記反
射膜または第1の偏光膜と、前記第2の偏光膜とで、そ
れぞれ2以上の同じ回数ずつ反射された後に前記第2の
反射防止膜に到達するように、前記反射膜または第1の
偏光膜と、前記第2の偏光膜との配置領域を決めてある
ことを特徴とする偏波合成素子。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の偏
波合成素子と、 該偏波合成素子に入力する前記p偏光の光路上に設けら
れ、該偏波合成素子に前記s偏光およびp偏光が入射す
るときのこれら偏光の光線間距離に比べて、これら偏光
の光源側での該光線間距離を広くするための光線間距離
拡大素子とを具えることを特徴とする偏波合成モジュー
ル。 - 【請求項6】 請求項5に記載の偏波合成モジュールに
おいて、 前記光線間距離拡大素子は、該偏波合成モジュールでの
前記p偏光の光路長を、該偏波合成モジュールでの前記
s偏光の光路長と等しいかまたはその近傍の値にする光
路長を有した素子であることを特徴とする偏波合成モジ
ュール。 - 【請求項7】 請求項5または6に記載の偏波合成モジ
ュールにおいて、 前記光線間距離拡大素子を、前記p偏光に対し透明な第
2の平行平面板であって、該第2の平行平面板の第1の
面に対し前記p偏光がブルースター角またはその近傍の
角度の入射角をもって入射され、かつ、該第2の平行平
面板の第2の面から出力されるp偏光が前記偏波合成素
子の前記p偏光入射点に入射するように配置した第2の
平行平面板を含む光部品で構成したことを特徴とする偏
波合成モジュール。 - 【請求項8】 請求項5または6に記載の偏波合成モジ
ュールにおいて、 前記光線間距離拡大素子を、 平行に対向する第1および第2の面と、該第1の面に対
し45度の角度で接し該第2の面に対し135度の角度
で接する第3の面と、該第3の面に平行でかつ前記第1
および第2の面に接する第4の面とを有しかつp偏光に
対し透明な材料から成る部材であって、前記第1の面に
p偏光が垂直入射され、かつ、第3の面および第4の面
を経由後第2の面から出力される該p偏光が前記偏波合
成素子の前記p偏光入射点に入射するように配置した光
部品で構成したことを特徴とする偏波合成モジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11015619A JP2000214328A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 偏波合成素子および偏波合成モジュ―ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11015619A JP2000214328A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 偏波合成素子および偏波合成モジュ―ル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000214328A true JP2000214328A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11893735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11015619A Withdrawn JP2000214328A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 偏波合成素子および偏波合成モジュ―ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000214328A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013090581A1 (en) * | 2011-12-16 | 2013-06-20 | Applied Materials, Inc. | Multiple beam combiner for laser processing apparatus |
| JP2014186127A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 偏波合成器およびそれを備える光変調器 |
| WO2019188093A1 (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-03 | 住友大阪セメント株式会社 | 光変調装置 |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP11015619A patent/JP2000214328A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013090581A1 (en) * | 2011-12-16 | 2013-06-20 | Applied Materials, Inc. | Multiple beam combiner for laser processing apparatus |
| TWI573650B (zh) * | 2011-12-16 | 2017-03-11 | 應用材料股份有限公司 | 輻射源及用於結合同調光束的光束組合器 |
| US9927622B2 (en) | 2011-12-16 | 2018-03-27 | Applied Materials, Inc. | Multiple beam combiner for laser processing apparatus |
| JP2014186127A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 偏波合成器およびそれを備える光変調器 |
| WO2019188093A1 (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-03 | 住友大阪セメント株式会社 | 光変調装置 |
| JP2019174571A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 住友大阪セメント株式会社 | 光変調装置 |
| US11163118B2 (en) | 2018-03-27 | 2021-11-02 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Optical modulation device |
| EP3779575A4 (en) * | 2018-03-27 | 2021-12-15 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | DEVICE FOR OPTICAL MODULATION |
| JP7135374B2 (ja) | 2018-03-27 | 2022-09-13 | 住友大阪セメント株式会社 | 光変調装置 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060404 |