JP2000214368A - レンズ系光軸調整方法およびレンズ系光軸調整装置 - Google Patents
レンズ系光軸調整方法およびレンズ系光軸調整装置Info
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- JP2000214368A JP2000214368A JP11016459A JP1645999A JP2000214368A JP 2000214368 A JP2000214368 A JP 2000214368A JP 11016459 A JP11016459 A JP 11016459A JP 1645999 A JP1645999 A JP 1645999A JP 2000214368 A JP2000214368 A JP 2000214368A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レンズ系の光軸調整を自動的に行なう。
【解決手段】 チャート24の2方向の直線パターンを
被調整レンズであるレンズF1 を含むレンズ系Fを経て
センサ5の撮像面に結像させ、2組の直線状のチャート
像の照度分布からレンズF1 の偏心に起因するコマフレ
ア量を算出し、偏心補正量を求めてXY微動ステージ1
2を駆動し、レンズF1 を微動調整する。この微調工程
のまえに、レンズF1 をステップ移動させ、最大輝度の
データ列から微調範囲を設定する粗調整の工程を設け
る。
被調整レンズであるレンズF1 を含むレンズ系Fを経て
センサ5の撮像面に結像させ、2組の直線状のチャート
像の照度分布からレンズF1 の偏心に起因するコマフレ
ア量を算出し、偏心補正量を求めてXY微動ステージ1
2を駆動し、レンズF1 を微動調整する。この微調工程
のまえに、レンズF1 をステップ移動させ、最大輝度の
データ列から微調範囲を設定する粗調整の工程を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ用レンズや
8ミリビデオカメラ用レンズ等の光学エレメントの組立
時に用いられるレンズ系光軸調整方法およびレンズ系光
軸調整装置に関するものである。
8ミリビデオカメラ用レンズ等の光学エレメントの組立
時に用いられるレンズ系光軸調整方法およびレンズ系光
軸調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、カメラ用レンズや8ミリビデ
オ用レンズ等の光学エレメントのコンパクト化の要求が
高まるとともに、非球面レンズが多用されるようになっ
ている。このようなレンズ系では、1枚のレンズに許容
される偏心量は数ミクロン以内であり、部品(鏡筒、レ
ンズ)の加工精度だけではこのような光学性能の保証は
不可能であるため、レンズ系の組立時に光軸調整が必要
となっている。
オ用レンズ等の光学エレメントのコンパクト化の要求が
高まるとともに、非球面レンズが多用されるようになっ
ている。このようなレンズ系では、1枚のレンズに許容
される偏心量は数ミクロン以内であり、部品(鏡筒、レ
ンズ)の加工精度だけではこのような光学性能の保証は
不可能であるため、レンズ系の組立時に光軸調整が必要
となっている。
【0003】例えば4枚の単晶レンズを玉枠等に取付け
る際には、各単晶レンズの光軸を一致させる必要があ
り、特に、APSカメラレンズの場合は、各レンズの光
軸を偏心量2〜3ミクロンの範囲内で同軸上に一致させ
ることが要求される。
る際には、各単晶レンズの光軸を一致させる必要があ
り、特に、APSカメラレンズの場合は、各レンズの光
軸を偏心量2〜3ミクロンの範囲内で同軸上に一致させ
ることが要求される。
【0004】図19は一従来例によるレンズ系光軸調整
装置を示すもので、この装置においては、光源100の
下方に投影レンズ101と解像度チャート102を設置
し、チャート像は調整対象となるレンズ系Lによりコリ
メータレンズ103を経てCCDカメラ104上に結像
される。レンズ系Lは組立中であって、単晶レンズL 2
〜L4 はすでに玉枠Tに固定ずみであり、最上端の単晶
レンズL1 のみが固定していない状態にある。
装置を示すもので、この装置においては、光源100の
下方に投影レンズ101と解像度チャート102を設置
し、チャート像は調整対象となるレンズ系Lによりコリ
メータレンズ103を経てCCDカメラ104上に結像
される。レンズ系Lは組立中であって、単晶レンズL 2
〜L4 はすでに玉枠Tに固定ずみであり、最上端の単晶
レンズL1 のみが固定していない状態にある。
【0005】チャート像がレンズ系Lを通過した際、単
晶レンズL2 〜L4 と単晶レンズL 1 の光軸が一致して
いればカメラモニタ上のチャート像は解像されて観察さ
れる。チャート像が解像されずに観察された場合は、チ
ャート像が解像されるように単晶レンズL1 をXY方向
に微動調整し、調整が完了すれば単晶レンズL1 を玉枠
Tに接着剤で固定する。
晶レンズL2 〜L4 と単晶レンズL 1 の光軸が一致して
いればカメラモニタ上のチャート像は解像されて観察さ
れる。チャート像が解像されずに観察された場合は、チ
ャート像が解像されるように単晶レンズL1 をXY方向
に微動調整し、調整が完了すれば単晶レンズL1 を玉枠
Tに接着剤で固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の例によれば、チャート像を作業者が目視で観察しなが
らレンズの微動調整を行なうものであるため、解像の判
断には熟練を必要とし、量産性に欠ける。また、調整結
果も個人差があり、5ミクロン以下の目視による判断は
難しく、疲労等による判断間違いも生じるため、信頼性
に乏しかった。
の例によれば、チャート像を作業者が目視で観察しなが
らレンズの微動調整を行なうものであるため、解像の判
断には熟練を必要とし、量産性に欠ける。また、調整結
果も個人差があり、5ミクロン以下の目視による判断は
難しく、疲労等による判断間違いも生じるため、信頼性
に乏しかった。
【0007】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、レンズ系の偏心状態
を高速かつ高精度で検出し、レンズ系の光軸調整を自動
的に行なって、調整後のレンズをそのまま接着固定でき
る高性能なレンズ系光軸調整方法およびレンズ系光軸調
整装置を提供することを提供することを目的とするもの
である。
課題に鑑みてなされたものであり、レンズ系の偏心状態
を高速かつ高精度で検出し、レンズ系の光軸調整を自動
的に行なって、調整後のレンズをそのまま接着固定でき
る高性能なレンズ系光軸調整方法およびレンズ系光軸調
整装置を提供することを提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のレンズ系光軸調整装置は、被調整レンズ系
を光学系の光軸に対して垂直に2次元的に微動させる微
駆動ステージ手段と、前記光軸に垂直な2方向の直線パ
ターンを有するチャートと、前記チャートの前記2方向
の直線パターンを前記被調整レンズ系を経てセンサに投
影して2組の直線チャート像を得る投影光学系と、前記
2組の直線チャート像の照度分布を前記2方向にそれぞ
れ検出し、各照度分布からその最強照度点を中心とする
コマフレア量を算出する演算手段と、前記コマフレア量
から得られた偏心補正量に基づいて前記微駆動ステージ
手段を制御する制御手段と、前記被調整レンズ系を移動
させて複数のポジションのそれぞれにおいて前記2組の
直線チャート像の最大照度値を記憶する記憶手段を有す
ることを特徴とする。
めに本発明のレンズ系光軸調整装置は、被調整レンズ系
を光学系の光軸に対して垂直に2次元的に微動させる微
駆動ステージ手段と、前記光軸に垂直な2方向の直線パ
ターンを有するチャートと、前記チャートの前記2方向
の直線パターンを前記被調整レンズ系を経てセンサに投
影して2組の直線チャート像を得る投影光学系と、前記
2組の直線チャート像の照度分布を前記2方向にそれぞ
れ検出し、各照度分布からその最強照度点を中心とする
コマフレア量を算出する演算手段と、前記コマフレア量
から得られた偏心補正量に基づいて前記微駆動ステージ
手段を制御する制御手段と、前記被調整レンズ系を移動
させて複数のポジションのそれぞれにおいて前記2組の
直線チャート像の最大照度値を記憶する記憶手段を有す
ることを特徴とする。
【0009】本発明のレンズ系光軸調整方法は、光学系
の光路に被調整レンズ系を保持する工程と、前記光路に
2方向の直線パターンを有するチャートを配設し、前記
被調整レンズ系を経て前記2方向の直線パターンをセン
サに投影する工程と、投影された2組の直線チャート像
の照度分布を前記2方向にそれぞれ検出し、最強照度点
を中心とするコマフレア量を算出する工程と、算出され
たコマフレア量から得られた偏心補正量に基づいて前記
被調整レンズ系を微動調整する工程を有し、前記被調整
レンズ系を移動させて複数のポジションのそれぞれにお
いて各直線チャート像の最大照度値を検出し、得られた
データ列に基づいて基準位置を定める粗調整を行なう工
程が付加されていることを特徴とする。
の光路に被調整レンズ系を保持する工程と、前記光路に
2方向の直線パターンを有するチャートを配設し、前記
被調整レンズ系を経て前記2方向の直線パターンをセン
サに投影する工程と、投影された2組の直線チャート像
の照度分布を前記2方向にそれぞれ検出し、最強照度点
を中心とするコマフレア量を算出する工程と、算出され
たコマフレア量から得られた偏心補正量に基づいて前記
被調整レンズ系を微動調整する工程を有し、前記被調整
レンズ系を移動させて複数のポジションのそれぞれにお
いて各直線チャート像の最大照度値を検出し、得られた
データ列に基づいて基準位置を定める粗調整を行なう工
程が付加されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】被調整レンズ系の光軸と鏡筒に固定された光学
系である固定レンズ系の光軸が不一致な偏心状態にある
と、投影光学系のセンサに投影される2組の直線チャー
ト像の少なくとも一方の照度分布が最強照度点を中心と
して左右に不均一となるため、この不均一をコマフレア
量として定量化し、これに基づいて偏心補正量を求めて
被調整レンズ系を微動調整する。
系である固定レンズ系の光軸が不一致な偏心状態にある
と、投影光学系のセンサに投影される2組の直線チャー
ト像の少なくとも一方の照度分布が最強照度点を中心と
して左右に不均一となるため、この不均一をコマフレア
量として定量化し、これに基づいて偏心補正量を求めて
被調整レンズ系を微動調整する。
【0011】すなわち、最強照度点の両側の照度分布の
近似勾配の比をコマフレア量として算出するもので、予
め、レンズ系の偏心量とコマフレア量との関係を測定し
て参照データを用意しておき、被調整レンズ系のコマフ
レア量を参照データと比較することで補正偏心量を求め
て微駆動ステージ手段を駆動し、被調整レンズ系を微動
させる。
近似勾配の比をコマフレア量として算出するもので、予
め、レンズ系の偏心量とコマフレア量との関係を測定し
て参照データを用意しておき、被調整レンズ系のコマフ
レア量を参照データと比較することで補正偏心量を求め
て微駆動ステージ手段を駆動し、被調整レンズ系を微動
させる。
【0012】2組の直線チャート像を解析する簡単な演
算であるため、高速かつ高精度で偏心補正量を算出し、
自動的にレンズ系の光軸調整を行なうことができる。こ
れによって、カメラ用レンズ等の光学系の高精度化と組
立コストの低減等に大きく貢献できる。
算であるため、高速かつ高精度で偏心補正量を算出し、
自動的にレンズ系の光軸調整を行なうことができる。こ
れによって、カメラ用レンズ等の光学系の高精度化と組
立コストの低減等に大きく貢献できる。
【0013】また、コマフレア量を用いて微調整を行な
うまえに、被調整レンズ系を複数のポジションに移動さ
せ、各ポジションにおける最大照度値を記憶手段に記憶
させて、得られたデータ列から、ほぼ偏心Oの基準位置
を定める粗調整の工程を設けることで、調整作業全体に
費す時間を短縮し、ひいてはコマフレア量に基づく微調
整の精度を大幅に向上させることができる。
うまえに、被調整レンズ系を複数のポジションに移動さ
せ、各ポジションにおける最大照度値を記憶手段に記憶
させて、得られたデータ列から、ほぼ偏心Oの基準位置
を定める粗調整の工程を設けることで、調整作業全体に
費す時間を短縮し、ひいてはコマフレア量に基づく微調
整の精度を大幅に向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0015】図1は一実施の形態によるレンズ系光軸調
整装置を示すもので、これは、レンズF1 〜F4 からな
るレンズ系Fの鏡筒Kを支持する架台1と、その上方に
配設されたチャート投影ユニット2およびUV照射ユニ
ット3を有する。チャート投影ユニット2は、光源21
とその下方に配設された投影レンズ22とチャート24
を有し、チャート24は、フォーカス軸25を図示しな
いモータによって駆動することで、光源21から発生さ
れる照明光の光軸方向に移動可能となっており、必要に
応じてチャート像のフォーカスを調整する。
整装置を示すもので、これは、レンズF1 〜F4 からな
るレンズ系Fの鏡筒Kを支持する架台1と、その上方に
配設されたチャート投影ユニット2およびUV照射ユニ
ット3を有する。チャート投影ユニット2は、光源21
とその下方に配設された投影レンズ22とチャート24
を有し、チャート24は、フォーカス軸25を図示しな
いモータによって駆動することで、光源21から発生さ
れる照明光の光軸方向に移動可能となっており、必要に
応じてチャート像のフォーカスを調整する。
【0016】チャート投影ユニット2により投影された
チャート像は、レンズF1 〜F4 からなるレンズ系Fと
投影レンズ22とともに投影光学系を構成するコリメー
タレンズ4を経てセンサ5の撮像面に結像される。
チャート像は、レンズF1 〜F4 からなるレンズ系Fと
投影レンズ22とともに投影光学系を構成するコリメー
タレンズ4を経てセンサ5の撮像面に結像される。
【0017】ここで、レンズF2 〜F4 はすでに光軸調
整を終えて鏡筒Kに固定された光学系である固定レンズ
系であり、レンズF1 が光軸調整される被調整レンズ系
であり、これは、1枚のレンズに限らず、複数のレンズ
によって構成されていてもよい。レンズF1 は、フィン
ガ11によって下向きに鏡筒Kに押えつけられており、
かつ、光軸(Z軸)に垂直なXY方向(2方向)に微駆
動ステージ手段であるXY微動ステージ12によって移
動(微動調節)できるように、レンズF1 のコバを斜め
の角度を持って把持されている。なお、鏡筒Kは架台1
に固定保持されている。
整を終えて鏡筒Kに固定された光学系である固定レンズ
系であり、レンズF1 が光軸調整される被調整レンズ系
であり、これは、1枚のレンズに限らず、複数のレンズ
によって構成されていてもよい。レンズF1 は、フィン
ガ11によって下向きに鏡筒Kに押えつけられており、
かつ、光軸(Z軸)に垂直なXY方向(2方向)に微駆
動ステージ手段であるXY微動ステージ12によって移
動(微動調節)できるように、レンズF1 のコバを斜め
の角度を持って把持されている。なお、鏡筒Kは架台1
に固定保持されている。
【0018】レンズ系Fの下方にはコリメータレンズ4
が設けられ、さらに下方に設けたセンサ5の撮像面にチ
ャート像を結像する。センサ5はCCDカメラあるいは
ラインセンサカメラ等の光電変換できるものを用いる。
カメラ制御部51はセンサ5のための電源、クロック等
を有し、画像処理装置6に時系列に変換されたチャート
像の信号を供給する。画像処理装置6は、時系列信号に
変換されたチャート像から後述するようにコマフレア量
とコントラスト値の算出を行なう演算手段を有する。
が設けられ、さらに下方に設けたセンサ5の撮像面にチ
ャート像を結像する。センサ5はCCDカメラあるいは
ラインセンサカメラ等の光電変換できるものを用いる。
カメラ制御部51はセンサ5のための電源、クロック等
を有し、画像処理装置6に時系列に変換されたチャート
像の信号を供給する。画像処理装置6は、時系列信号に
変換されたチャート像から後述するようにコマフレア量
とコントラスト値の算出を行なう演算手段を有する。
【0019】UV照射ユニット3は、光軸調整作業の終
了後に、光軸上からチャート投影ユニット2が待避する
と同時に、レンズF1 の真上に移動し、その外周部に接
着剤を塗布してUV光を照射する。このようにして接着
剤を硬化させ、レンズF1 を鏡筒Kに固定する。
了後に、光軸上からチャート投影ユニット2が待避する
と同時に、レンズF1 の真上に移動し、その外周部に接
着剤を塗布してUV光を照射する。このようにして接着
剤を硬化させ、レンズF1 を鏡筒Kに固定する。
【0020】XY微動ステージ12は、制御手段である
制御装置13の指示によってX微動軸、Y微動軸用のモ
ータを駆動してフィンガ11をXY方向に微動する。制
御装置13は、画像処理装置6内の演算手段によって後
述するように算出されるコマフレア量の原因である偏心
量を解消するように、XY微動ステージ12を動かす。
制御装置13の指示によってX微動軸、Y微動軸用のモ
ータを駆動してフィンガ11をXY方向に微動する。制
御装置13は、画像処理装置6内の演算手段によって後
述するように算出されるコマフレア量の原因である偏心
量を解消するように、XY微動ステージ12を動かす。
【0021】この工程を繰返すことによりレンズF1 の
光軸をレンズF2 〜F4 の光軸に合致させたのち、前述
のように、UV照射ユニット3をレンズ系Fの真上に移
動し、接着剤の塗布、UV照射によってレンズF1 の接
着固定を行なう。
光軸をレンズF2 〜F4 の光軸に合致させたのち、前述
のように、UV照射ユニット3をレンズ系Fの真上に移
動し、接着剤の塗布、UV照射によってレンズF1 の接
着固定を行なう。
【0022】ところがレンズF1 の偏心量が、例えば1
00ミクロンを越えていると、後述するように画像処理
装置6のチャート像の鮮明度が不充分となり、コマフレ
ア量の算出値に大きな誤差を生じる。そこで、予めXY
微動ステージ12を所定のピッチでステップ移動させ、
各ステップ移動のポジションごとにチャート像の照度分
布を得てその最大照度値である最大輝度を検出して制御
装置13内の記憶手段である記憶回路に記憶させ、得ら
れたデータ列に基づいて、例えば100ミクロン以下の
偏心量まで後述するような粗調整を行なう。
00ミクロンを越えていると、後述するように画像処理
装置6のチャート像の鮮明度が不充分となり、コマフレ
ア量の算出値に大きな誤差を生じる。そこで、予めXY
微動ステージ12を所定のピッチでステップ移動させ、
各ステップ移動のポジションごとにチャート像の照度分
布を得てその最大照度値である最大輝度を検出して制御
装置13内の記憶手段である記憶回路に記憶させ、得ら
れたデータ列に基づいて、例えば100ミクロン以下の
偏心量まで後述するような粗調整を行なう。
【0023】図2は、図1の装置のチャート24を示す
平面図である。これは、センサ5上に明るく投影される
2方向の直線パターンであるチャートパターンPx ,P
y を有し、残りの部分は光を透過しない部分である。各
チャートパターンPx ,Pyは、コマフレア量を得るた
めの長尺な第1の直線部分と、コントラスト値を得るた
めの複数の短尺な第2の直線部分からなる。各チャート
パターンPx ,Py のサイズは被調整レンズ系の光学性
能によるが、カメラレンズの場合は、空間周波数で50
本程度に相当する幅すなわち、短辺がそれぞれ10ミク
ロン程度、長辺は50ミクロン程度、特に長い部分は1
50ミクロン程度である。
平面図である。これは、センサ5上に明るく投影される
2方向の直線パターンであるチャートパターンPx ,P
y を有し、残りの部分は光を透過しない部分である。各
チャートパターンPx ,Pyは、コマフレア量を得るた
めの長尺な第1の直線部分と、コントラスト値を得るた
めの複数の短尺な第2の直線部分からなる。各チャート
パターンPx ,Py のサイズは被調整レンズ系の光学性
能によるが、カメラレンズの場合は、空間周波数で50
本程度に相当する幅すなわち、短辺がそれぞれ10ミク
ロン程度、長辺は50ミクロン程度、特に長い部分は1
50ミクロン程度である。
【0024】なお、チャート24のXY方向と、XY微
動ステージ12のXY移動方向と、センサ5のXY方向
は、ほぼ一致するように装置各部を予め調整しておく。
動ステージ12のXY移動方向と、センサ5のXY方向
は、ほぼ一致するように装置各部を予め調整しておく。
【0025】図3は、センサ5に結像された2組の直線
チャート像であるチャート像P1 ,P2 を示す。これら
をカメラ制御部51を介して画像処理装置6に取り込
み、その中でチャート像P1 の測定ポイントS1 ,S3
におけるY方向の照度分布を計算すると、図4の(a)
と図5の(a)に示すグラフが得られる。同様に、チャ
ート像P2 の測定ポイントS2 ,S4 におけるX方向の
照度分布を計算すると図4の(b)と図5の(b)に示
すグラフが得られる。これらの照度分布から次に述べる
コマフレア量とコントラスト値の計算を画像処理装置6
内の演算手段において行なう。
チャート像であるチャート像P1 ,P2 を示す。これら
をカメラ制御部51を介して画像処理装置6に取り込
み、その中でチャート像P1 の測定ポイントS1 ,S3
におけるY方向の照度分布を計算すると、図4の(a)
と図5の(a)に示すグラフが得られる。同様に、チャ
ート像P2 の測定ポイントS2 ,S4 におけるX方向の
照度分布を計算すると図4の(b)と図5の(b)に示
すグラフが得られる。これらの照度分布から次に述べる
コマフレア量とコントラスト値の計算を画像処理装置6
内の演算手段において行なう。
【0026】測定ポイントS1 の照度分布からはY方向
の光軸ずれ(偏心)によるコマフレア量が算出され、測
定ポイントS2 の照度分布からはX方向の光軸ずれ(偏
心)によるコマフレア量が算出される。
の光軸ずれ(偏心)によるコマフレア量が算出され、測
定ポイントS2 の照度分布からはX方向の光軸ずれ(偏
心)によるコマフレア量が算出される。
【0027】図6は、コマフレア量の算出方法を原理的
に説明するもので、図4の測定ポイントS1 における照
度分布から以下のような手順でY方向のコマフレア量を
算出する。まず、照度分布のなかから最強照度点である
最大輝度点Aを探し出す。次に、予め設定された方法、
例えば最大照度値×0.9を求めて、これをスライスレ
ベル大の値とする。次に、例えば最大照度値×0.2を
求めて、これをスライスレベル小の値とする。
に説明するもので、図4の測定ポイントS1 における照
度分布から以下のような手順でY方向のコマフレア量を
算出する。まず、照度分布のなかから最強照度点である
最大輝度点Aを探し出す。次に、予め設定された方法、
例えば最大照度値×0.9を求めて、これをスライスレ
ベル大の値とする。次に、例えば最大照度値×0.2を
求めて、これをスライスレベル小の値とする。
【0028】次に、大小2つのスライスレベルを表わす
2本の直線B1 ,B2 と照度分布との交点C1 ,C2 ,
C3 ,C4 を探し出す。最大輝度点Aを境に、便宜上照
度分布を左右両側に分割し、左側の交点C1 ,C2 を結
ぶ直線D1 を定める。同様に、右側の交点C3 ,C4 を
結ぶ直線D2 を定める。次に、直線D1 および直線D 2
とスライスレベル小の直線B2 とがなす角度をθ1 ,θ
2 として、直線D1 ,D2 の勾配の比(tanθ1 /t
anθ2 )を計算し、この値Qy をY方向のコマフレア
量の数値とする。
2本の直線B1 ,B2 と照度分布との交点C1 ,C2 ,
C3 ,C4 を探し出す。最大輝度点Aを境に、便宜上照
度分布を左右両側に分割し、左側の交点C1 ,C2 を結
ぶ直線D1 を定める。同様に、右側の交点C3 ,C4 を
結ぶ直線D2 を定める。次に、直線D1 および直線D 2
とスライスレベル小の直線B2 とがなす角度をθ1 ,θ
2 として、直線D1 ,D2 の勾配の比(tanθ1 /t
anθ2 )を計算し、この値Qy をY方向のコマフレア
量の数値とする。
【0029】測定ポイントS2 を用いて上記と同様の処
理を行なうことで、X方向のコマフレア量Qx を表わす
数値が得られる。
理を行なうことで、X方向のコマフレア量Qx を表わす
数値が得られる。
【0030】レンズ系FのレンズF1 〜F4 の光軸が一
致したとき、コマフレア量Qy ,Q x の値は1.0とな
る。
致したとき、コマフレア量Qy ,Q x の値は1.0とな
る。
【0031】図7は、レンズの偏心量と照度分布の関係
を説明するもので、同図の(a)は偏心量+30ミクロ
ン、(b)は偏心量0ミクロン、(c)は偏心量−30
ミクロンであるときの各照度分布を示す。図7の(a)
ではθ1 <θ2 、(b)ではθ1 =θ2 、(c)ではθ
1 >θ2 となり、コマフレア量を表わす数値Q=(ta
nθ1 /tanθ2 )は、図7の(a)ではQ<1.
0、(b)ではQ=1.0、(c)ではQ>1.0とな
り、予め偏心量とコマフレア量を表わす数値Qの関係を
調べてプロットすると図8に示すグラフが得られる。コ
マフレア量を表わす数値Qが1.0より大きいか、小さ
いかによって光軸調整の方向が決まり、1.0にどれだ
け近い値かを判断して、偏心補正量を求めてXY微動ス
テージ12を駆動する。この作業を繰返して光軸調整の
完了を判断することにより、自動的に光軸調整を行なう
ことができる。
を説明するもので、同図の(a)は偏心量+30ミクロ
ン、(b)は偏心量0ミクロン、(c)は偏心量−30
ミクロンであるときの各照度分布を示す。図7の(a)
ではθ1 <θ2 、(b)ではθ1 =θ2 、(c)ではθ
1 >θ2 となり、コマフレア量を表わす数値Q=(ta
nθ1 /tanθ2 )は、図7の(a)ではQ<1.
0、(b)ではQ=1.0、(c)ではQ>1.0とな
り、予め偏心量とコマフレア量を表わす数値Qの関係を
調べてプロットすると図8に示すグラフが得られる。コ
マフレア量を表わす数値Qが1.0より大きいか、小さ
いかによって光軸調整の方向が決まり、1.0にどれだ
け近い値かを判断して、偏心補正量を求めてXY微動ス
テージ12を駆動する。この作業を繰返して光軸調整の
完了を判断することにより、自動的に光軸調整を行なう
ことができる。
【0032】このような光軸調整を完了したうえで、前
述のようにUV照射ユニット3による接着剤の塗布とU
V光による硬化処理を行なうものであるが、レンズF1
自体がレンズ性能が良好でない欠陥品である場合には、
そのまま鏡筒Kに固定してしまうのは好ましくない。そ
こで、各チャート像P1 ,P2 の第2の測定ポイントS
3 ,S4 から得られる図5の(a),(b)に示す照度
分布を用いてコントラスト値Wを算出し、これによって
レンズ性能の評価を行なう。すなわち、コントラスト値
Wが所定の水準以下であるときは、レンズF1 が解像度
不足の不良品であると判定し、図示しない表示手段にレ
ンズ不良信号であるエラー信号を表示して、レンズF1
を接着固定することなく工程を終了する。
述のようにUV照射ユニット3による接着剤の塗布とU
V光による硬化処理を行なうものであるが、レンズF1
自体がレンズ性能が良好でない欠陥品である場合には、
そのまま鏡筒Kに固定してしまうのは好ましくない。そ
こで、各チャート像P1 ,P2 の第2の測定ポイントS
3 ,S4 から得られる図5の(a),(b)に示す照度
分布を用いてコントラスト値Wを算出し、これによって
レンズ性能の評価を行なう。すなわち、コントラスト値
Wが所定の水準以下であるときは、レンズF1 が解像度
不足の不良品であると判定し、図示しない表示手段にレ
ンズ不良信号であるエラー信号を表示して、レンズF1
を接着固定することなく工程を終了する。
【0033】このようにして、不良品のレンズの組付け
を阻止することで、カメラ等最終製品の品質管理を効率
化し、生産性を向上させることができる。
を阻止することで、カメラ等最終製品の品質管理を効率
化し、生産性を向上させることができる。
【0034】コントラスト値Wは以下のように算出され
る。
る。
【0035】図9に示すように、照度分布の最高照度値
aと最低照度値bを求めて、コントラスト値W=100
×(a−b)/(a+b)(パーセント)を算出する。
aと最低照度値bを求めて、コントラスト値W=100
×(a−b)/(a+b)(パーセント)を算出する。
【0036】図11はコマフレア量Qおよびコントラス
ト値Wの測定に用いるチャート像の測定ポイントS1 〜
S4 を設定する方法を示す図である。図11の(a)は
センサ5に結像されたチャート像であり、画像処理装置
6によって得られた図11の(b)のY方向の照度分布
から以下のように測定ポイントS2 ,S4 を定める。ま
ずチャート像P2 の照度値のX方向の総和をとり、Y方
向の分布を計算する。その結果は図11の(b)に示す
ようにY方向の照度分布として得られる。
ト値Wの測定に用いるチャート像の測定ポイントS1 〜
S4 を設定する方法を示す図である。図11の(a)は
センサ5に結像されたチャート像であり、画像処理装置
6によって得られた図11の(b)のY方向の照度分布
から以下のように測定ポイントS2 ,S4 を定める。ま
ずチャート像P2 の照度値のX方向の総和をとり、Y方
向の分布を計算する。その結果は図11の(b)に示す
ようにY方向の照度分布として得られる。
【0037】次に、予め定められたスライスレベルにな
るポイントy0 をサーチする。y0がみつかったら、予
め定められたチャート像P2 の距離h1 ,h2 より測定
ポイントy1 =y0 +h1 ,y2 =y0 +h2 を算出す
れば、測定ポイントS2 ,S 4 をそれぞれ求めることが
できる。X方向の測定ポイントS1 ,S3 も同様の手順
で求めることができる。
るポイントy0 をサーチする。y0がみつかったら、予
め定められたチャート像P2 の距離h1 ,h2 より測定
ポイントy1 =y0 +h1 ,y2 =y0 +h2 を算出す
れば、測定ポイントS2 ,S 4 をそれぞれ求めることが
できる。X方向の測定ポイントS1 ,S3 も同様の手順
で求めることができる。
【0038】このようにチャートごとに各測定ポイント
を設定し、常にチャートの同一箇所を測定ポイントに用
いることにより、チャート製造時に生じる光学チャート
性能(エッジの先鋭度、透過率)のチャート部位による
ばらつき等による測定再現性の劣化を回避できる。
を設定し、常にチャートの同一箇所を測定ポイントに用
いることにより、チャート製造時に生じる光学チャート
性能(エッジの先鋭度、透過率)のチャート部位による
ばらつき等による測定再現性の劣化を回避できる。
【0039】次に、コマフレア量による光軸調整のまえ
に行なう粗調整の工程を説明する。
に行なう粗調整の工程を説明する。
【0040】前述のように、レンズF1 の偏心量が10
0ミクロン程度になると、チャート像の山の高さが、図
12の(a)と(c)に示すように低くなり、コマフレ
ア量を表わす正接の左右比の誤差が大きくなって正しい
値を検出できず、従ってレンズF1 の光軸調整が難しく
なり、さらに大きく偏心すると、チャート像そのものが
検出されなくなる。
0ミクロン程度になると、チャート像の山の高さが、図
12の(a)と(c)に示すように低くなり、コマフレ
ア量を表わす正接の左右比の誤差が大きくなって正しい
値を検出できず、従ってレンズF1 の光軸調整が難しく
なり、さらに大きく偏心すると、チャート像そのものが
検出されなくなる。
【0041】図13は粗調整の範囲と微調整の範囲の関
係を表わす図である。この場合は、直径600ミクロン
の円形内の範囲が調整しろとして設けられているが、チ
ャート像からセンサで調整方向を高精度で検出できるの
は±50ミクロン程度の範囲である。そこでまず、粗調
整として100ミクロンピッチでレンズF1 をステップ
移動させ、各ポジションにおいてセンサ出力の有無を調
べて最大輝度を記憶回路に記憶させ、100ミクロン以
内での微調整の範囲を定めて基準位置を設定することが
必要である。
係を表わす図である。この場合は、直径600ミクロン
の円形内の範囲が調整しろとして設けられているが、チ
ャート像からセンサで調整方向を高精度で検出できるの
は±50ミクロン程度の範囲である。そこでまず、粗調
整として100ミクロンピッチでレンズF1 をステップ
移動させ、各ポジションにおいてセンサ出力の有無を調
べて最大輝度を記憶回路に記憶させ、100ミクロン以
内での微調整の範囲を定めて基準位置を設定することが
必要である。
【0042】図14および図15は一実施の形態による
光軸調整の工程を示すフローチャートである。まず、ス
テップ1で演算に用いるパラメータの初期化を行ない、
機構部を初期位置に設定し、被調整物であるレンズ系F
をセットし、フィンガ11でレンズF1 を下向きに鏡筒
Kに押し付けて把持し、XY微動ステージ12を動かし
てレンズF1 を調整しろのほぼ中央に位置決めする。
光軸調整の工程を示すフローチャートである。まず、ス
テップ1で演算に用いるパラメータの初期化を行ない、
機構部を初期位置に設定し、被調整物であるレンズ系F
をセットし、フィンガ11でレンズF1 を下向きに鏡筒
Kに押し付けて把持し、XY微動ステージ12を動かし
てレンズF1 を調整しろのほぼ中央に位置決めする。
【0043】ステップ2においては、XY微動ステージ
12を図13のポジション1へ移動させ、ループが繰り
返すときはポジション2、ポジション3、ポジション4
・・・ポジション24と位置決めを繰り返す。ステップ
001ではチャート像を画像処理装置6に取り込み、画
像のなかの最大輝度を記憶回路にポジションナンバーと
対で記憶する。
12を図13のポジション1へ移動させ、ループが繰り
返すときはポジション2、ポジション3、ポジション4
・・・ポジション24と位置決めを繰り返す。ステップ
001ではチャート像を画像処理装置6に取り込み、画
像のなかの最大輝度を記憶回路にポジションナンバーと
対で記憶する。
【0044】ステップ002で、ポジション24まで終
了するか、あるいは最大輝度が予め定められた値より大
きいかのどちらかなら、ループを終了してステップ00
3へ進む。終了でなければステップ2へ戻る。
了するか、あるいは最大輝度が予め定められた値より大
きいかのどちらかなら、ループを終了してステップ00
3へ進む。終了でなければステップ2へ戻る。
【0045】ステップ003において最大輝度エリヤを
計算する。
計算する。
【0046】すなわち、ポジション24まで測定して、
最大輝度が一つのポジションで検出された場合は、その
ポジションを次のステップでの微調範囲とする。
最大輝度が一つのポジションで検出された場合は、その
ポジションを次のステップでの微調範囲とする。
【0047】ポジション24までスキャンしない間に最
大輝度が予め定められた値より大きいポジションがあっ
た場合は、そのときのポジションでの測定値から調整範
囲を決めることができるので、そのポジションを次のス
テップでの微調範囲とする。
大輝度が予め定められた値より大きいポジションがあっ
た場合は、そのときのポジションでの測定値から調整範
囲を決めることができるので、そのポジションを次のス
テップでの微調範囲とする。
【0048】また、例えば、図13の(イ)の位置に偏
心Oのポジションがあった場合は、ポジション24まで
測定したとき、最大輝度の等しいポジションが14,1
5,22,21の4箇所になる。このようなときは、ポ
ジション13〜18およびポジション2〜23のように
サンプリングデータが多くなるデータ列をX方向とY方
向に採用し、これらのデータ列を多項式で曲線近似し
て、得られた近似曲線上での輝度が最大となる部位をX
方向、Y方向の微調範囲の中央すなわち基準位置とす
る。
心Oのポジションがあった場合は、ポジション24まで
測定したとき、最大輝度の等しいポジションが14,1
5,22,21の4箇所になる。このようなときは、ポ
ジション13〜18およびポジション2〜23のように
サンプリングデータが多くなるデータ列をX方向とY方
向に採用し、これらのデータ列を多項式で曲線近似し
て、得られた近似曲線上での輝度が最大となる部位をX
方向、Y方向の微調範囲の中央すなわち基準位置とす
る。
【0049】図16はX方向の基準位置を検出する場合
を説明するもので、ポジション23、ポジション21、
ポジション15、ポジション10、ポジション4、ポジ
ション2の最大輝度のデータ列をプロットしたのが実線
で示すグラフAであり、その多項式近似曲線として6次
の多項式近似で近似したものが破線で示す曲線Bであ
る。曲線Bの最大輝度を示す位置、すなわちポジション
21とポジション15のほぼ中央が微調範囲の中心すな
わちX方向の基準位置として検出される。
を説明するもので、ポジション23、ポジション21、
ポジション15、ポジション10、ポジション4、ポジ
ション2の最大輝度のデータ列をプロットしたのが実線
で示すグラフAであり、その多項式近似曲線として6次
の多項式近似で近似したものが破線で示す曲線Bであ
る。曲線Bの最大輝度を示す位置、すなわちポジション
21とポジション15のほぼ中央が微調範囲の中心すな
わちX方向の基準位置として検出される。
【0050】図17は偏心Oのポジションが(イ)の場
合のY方向の基準位置を検出する場合を示す。X方向と
同様にデータ列のグラフAから6次の近似曲線Bを得
て、微調範囲の中心を求める。
合のY方向の基準位置を検出する場合を示す。X方向と
同様にデータ列のグラフAから6次の近似曲線Bを得
て、微調範囲の中心を求める。
【0051】図13の(ロ)の場所に偏心Oの点があっ
た場合は、図18に示すように、X方向のデータ列はポ
ジション23、ポジション21、ポジション15、ポジ
ション10、ポジション4、ポジション2である。この
データ列のグラフAから2〜6次の多項式近似曲線を求
めるとグラフB1 〜B4 が得られる。この図から解るよ
うに、4次以上の多項式近似を用いないと正しい基準位
置を得ることはできない。従って、4次以上、できれば
6次の多項式近似を用いるのが望ましい。このようにし
て基準位置を求めたらステップ3でX軸、Y軸を動かし
てレンズF1 を基準位置に位置決めする。
た場合は、図18に示すように、X方向のデータ列はポ
ジション23、ポジション21、ポジション15、ポジ
ション10、ポジション4、ポジション2である。この
データ列のグラフAから2〜6次の多項式近似曲線を求
めるとグラフB1 〜B4 が得られる。この図から解るよ
うに、4次以上の多項式近似を用いないと正しい基準位
置を得ることはできない。従って、4次以上、できれば
6次の多項式近似を用いるのが望ましい。このようにし
て基準位置を求めたらステップ3でX軸、Y軸を動かし
てレンズF1 を基準位置に位置決めする。
【0052】ステップ4でチャート像を用いて前述した
手順によってコマフレア量を表わす値(tanθ1 /t
anθ2 )を画像処理装置6において計算する。得られ
た値をQy とする。
手順によってコマフレア量を表わす値(tanθ1 /t
anθ2 )を画像処理装置6において計算する。得られ
た値をQy とする。
【0053】ステップ5において、コマフレア量Qy が
許容値以内かどうかを比較する。この許容値は装置固有
の値となるため予め測定しておく。すなわち、手動にて
モニタ等を用いて光軸合わせを行なったのち、X方向あ
るいはY方向にXY微動ステージ12を定量ずつ微動
し、コマフレア量を表わす値(tanθ1 /tan
θ2)を検出し、得られた値とステージ移動量をプロッ
トして図8に示すグラフを得る。このグラフから許容値
を定める。例えば、許容値の幅を±5ミクロンとするな
ら許容値はほぼ0.80<Qy <1.30、許容値の幅
を±2ミクロンとするなら、0.9<Qy <1.1と決
められる。
許容値以内かどうかを比較する。この許容値は装置固有
の値となるため予め測定しておく。すなわち、手動にて
モニタ等を用いて光軸合わせを行なったのち、X方向あ
るいはY方向にXY微動ステージ12を定量ずつ微動
し、コマフレア量を表わす値(tanθ1 /tan
θ2)を検出し、得られた値とステージ移動量をプロッ
トして図8に示すグラフを得る。このグラフから許容値
を定める。例えば、許容値の幅を±5ミクロンとするな
ら許容値はほぼ0.80<Qy <1.30、許容値の幅
を±2ミクロンとするなら、0.9<Qy <1.1と決
められる。
【0054】ステップ5でQy が許容値以内でなければ
Qy から偏心補正量を求めることができる。すなわち、
Qy =tanθ1 /tanθ2 であるから、Y方向の偏
心補正量は(1−Qy )のk倍となる。
Qy から偏心補正量を求めることができる。すなわち、
Qy =tanθ1 /tanθ2 であるから、Y方向の偏
心補正量は(1−Qy )のk倍となる。
【0055】kは装置固有の定数であり、予め測定して
おいた図8のグラフから決定することができる。すなわ
ち、図8のグラフを直線とみなしたときの傾きをkとし
て用いることができる。ステップ6で(1−Qy )のk
倍だけXY微動ステージ12のY軸を微動させてステッ
プ4へもどる。
おいた図8のグラフから決定することができる。すなわ
ち、図8のグラフを直線とみなしたときの傾きをkとし
て用いることができる。ステップ6で(1−Qy )のk
倍だけXY微動ステージ12のY軸を微動させてステッ
プ4へもどる。
【0056】ステップ5でQy が許容値以内ならステッ
プ7へ進み、ステップ8,ステップ9でチャート像を使
って上記と同様にX方向の偏心を調整する。
プ7へ進み、ステップ8,ステップ9でチャート像を使
って上記と同様にX方向の偏心を調整する。
【0057】調整が終了してステップ10へ来ると、Y
方向のコマフレア量の測定を確認のために行なう。通
常、X方向の調整とY方向の調整はレンズの性質上干渉
しないが、確認のためにY方向のコマフレア量の測定を
行なう。レンズF1 の製作誤差、組込み誤差等の原因で
Y方向のコマフレア量が許容値以内でなければ、ステッ
プ4へもどり再調整を行なう。ステップ11でY方向の
コマフレア量が許容値以内ならステップ130でX,Y
方向のコントラスト値Wを測定する。すなわち、ステッ
プ10で画像処理装置6に入力した最後のチャート像か
ら前述の方法でコントラスト値Wを計算する。コントラ
スト値Wが算出されたら、ステップ131で予め定めら
れた工程規格(例えばX,Yともコントラスト値70パ
ーセント以上)を満たしているかを調べて、工程規格を
満たしていなければ、表示手段に不良の表示をして終了
する。工程規格を満たしていれば、ステップ12でチャ
ート投影ユニット2が光軸上から待避し、ステップ13
でUV照射ユニット3が光軸上に移動し、接着剤の塗
布、UV光の照射を行ないレンズF1 を接着固定する。
方向のコマフレア量の測定を確認のために行なう。通
常、X方向の調整とY方向の調整はレンズの性質上干渉
しないが、確認のためにY方向のコマフレア量の測定を
行なう。レンズF1 の製作誤差、組込み誤差等の原因で
Y方向のコマフレア量が許容値以内でなければ、ステッ
プ4へもどり再調整を行なう。ステップ11でY方向の
コマフレア量が許容値以内ならステップ130でX,Y
方向のコントラスト値Wを測定する。すなわち、ステッ
プ10で画像処理装置6に入力した最後のチャート像か
ら前述の方法でコントラスト値Wを計算する。コントラ
スト値Wが算出されたら、ステップ131で予め定めら
れた工程規格(例えばX,Yともコントラスト値70パ
ーセント以上)を満たしているかを調べて、工程規格を
満たしていなければ、表示手段に不良の表示をして終了
する。工程規格を満たしていれば、ステップ12でチャ
ート投影ユニット2が光軸上から待避し、ステップ13
でUV照射ユニット3が光軸上に移動し、接着剤の塗
布、UV光の照射を行ないレンズF1 を接着固定する。
【0058】なお、フローチャート上では、3箇所の繰
り返しループが無限のループの如く表記されているが、
通常行なわれるループ回数制限のソフトウエアカウンタ
の使用については、特に表記していないが用いられてい
ることは言うまでもない。
り返しループが無限のループの如く表記されているが、
通常行なわれるループ回数制限のソフトウエアカウンタ
の使用については、特に表記していないが用いられてい
ることは言うまでもない。
【0059】本実施の形態によれば、2組の直線チャー
ト像のそれぞれの照度分布からX,Y方向のコマフレア
量を検出し、レンズ(レンズ系)の偏心を自動的に解消
して接着固定を行なうことができる。コマフレア量の検
出は、チャート像の照度分布に対して2つのスライスレ
ベルを設け、離散データの大小比較により交点を求め
て、最大輝度点を中心に左右2本の直線を設け、その正
接の比を求めるものであり、コマフレア量を短時間に定
量的に計測することができ、しかも計測誤差が少ないと
いう特筆すべき長所がある。
ト像のそれぞれの照度分布からX,Y方向のコマフレア
量を検出し、レンズ(レンズ系)の偏心を自動的に解消
して接着固定を行なうことができる。コマフレア量の検
出は、チャート像の照度分布に対して2つのスライスレ
ベルを設け、離散データの大小比較により交点を求め
て、最大輝度点を中心に左右2本の直線を設け、その正
接の比を求めるものであり、コマフレア量を短時間に定
量的に計測することができ、しかも計測誤差が少ないと
いう特筆すべき長所がある。
【0060】加えて、光軸調整終了後にチャート像のコ
ントラスト値を求めてレンズ性能の評価を行なうこと
で、偏心以外の原因で解像度の不足する性能不良なレン
ズの組付けを阻止することができる。
ントラスト値を求めてレンズ性能の評価を行なうこと
で、偏心以外の原因で解像度の不足する性能不良なレン
ズの組付けを阻止することができる。
【0061】光軸調整とレンズ性能評価に使うチャート
パターンを個別に設ける替わりに、図10に示すよう
に、コマフレア量とコントラスト値の算出に用いるチャ
ート解像度が共用できる場合には、コントラスト値の算
出に用いるチャートパターンを用いてコマフレア量の検
出を行なってもよい。
パターンを個別に設ける替わりに、図10に示すよう
に、コマフレア量とコントラスト値の算出に用いるチャ
ート解像度が共用できる場合には、コントラスト値の算
出に用いるチャートパターンを用いてコマフレア量の検
出を行なってもよい。
【0062】なお、図1の装置は、コリメータレンズ4
を用いているが、これは、装置をコンパクトにすること
と、チャート位置をレンズ系Fの焦点距離位置におくた
めである。この条件が無視できる場合は、コリメータレ
ンズ4を省略してもよい。
を用いているが、これは、装置をコンパクトにすること
と、チャート位置をレンズ系Fの焦点距離位置におくた
めである。この条件が無視できる場合は、コリメータレ
ンズ4を省略してもよい。
【0063】また、レンズ系の性質によっては、スプラ
イン近似等の多項式近似を用いて交点を求め、コマフレ
ア量を算出してもよい。
イン近似等の多項式近似を用いて交点を求め、コマフレ
ア量を算出してもよい。
【0064】これらはレンズ系のコマフレアの性質、計
算時間、生産タクト、要求精度に応じて、最適なものを
選択すればよい。
算時間、生産タクト、要求精度に応じて、最適なものを
選択すればよい。
【0065】なお、X方向およびY方向の基準位置を設
定する粗調整の工程において最大輝度を検出する場合
に、工業用カメラを用いると、通常得られるチャート画
像は512画素×512画素の情報であるが、チャート
像は光学系の倍率によって決まるもので、本実施の形態
においては、横倍率10程度であり、チャートの幅方向
で10ミクロン×10=100ミクロンとなり、15ミ
クロン程度のカメラセンサピッチなら7画素程度の幅に
投影される。チャートの長手方向はさらに多くの画素上
に投影される。
定する粗調整の工程において最大輝度を検出する場合
に、工業用カメラを用いると、通常得られるチャート画
像は512画素×512画素の情報であるが、チャート
像は光学系の倍率によって決まるもので、本実施の形態
においては、横倍率10程度であり、チャートの幅方向
で10ミクロン×10=100ミクロンとなり、15ミ
クロン程度のカメラセンサピッチなら7画素程度の幅に
投影される。チャートの長手方向はさらに多くの画素上
に投影される。
【0066】従って、画像内の最大輝度を求めるとき、
515×512画素すべてを比較する必要はなく、1画
素おきに256×256画素、あるいは2画素おきに1
28×128画素の中で最大照度値を求めてもよい。そ
うすることで演算時間を4分の1、16分の1に縮める
ことができる。
515×512画素すべてを比較する必要はなく、1画
素おきに256×256画素、あるいは2画素おきに1
28×128画素の中で最大照度値を求めてもよい。そ
うすることで演算時間を4分の1、16分の1に縮める
ことができる。
【0067】また、1画素おきでも問題を生じない場合
は、画像処理装置6への画像入力段階で画像の一フレー
ムを取り込む必要はなく、一フィールド信号のみ取り込
めば垂直同期方向に1画素おきの信号を取り込むことが
できる。こうすることでカメラの走査時間による画像取
り込み時間を、一フレーム30ミリ秒から一フィールド
15ミリ秒に短縮できる。
は、画像処理装置6への画像入力段階で画像の一フレー
ムを取り込む必要はなく、一フィールド信号のみ取り込
めば垂直同期方向に1画素おきの信号を取り込むことが
できる。こうすることでカメラの走査時間による画像取
り込み時間を、一フレーム30ミリ秒から一フィールド
15ミリ秒に短縮できる。
【0068】なお、エリヤセンサの替わりにラインセン
サカメラを用いてもよい。
サカメラを用いてもよい。
【0069】直交する2組のチャート像のそれぞれの照
度分布からコマフレア量を検出して微調整するまえに、
大きな調整しろ内で最大照度値すなわち最大輝度を用い
て予め粗調整を行ない、かつ、4次以上の多項式近似を
用いることで、コマフレア量の測定のみでは検出不能な
偏心調整範囲の大きなレンズ系の光軸偏心調整を精度良
くしかも短時間で効率的に行なうことができる。
度分布からコマフレア量を検出して微調整するまえに、
大きな調整しろ内で最大照度値すなわち最大輝度を用い
て予め粗調整を行ない、かつ、4次以上の多項式近似を
用いることで、コマフレア量の測定のみでは検出不能な
偏心調整範囲の大きなレンズ系の光軸偏心調整を精度良
くしかも短時間で効率的に行なうことができる。
【0070】従って、レンズの単品加工精度をあげるこ
となく偏心に対してコマフレア敏感度の高いレンズ、例
えば両面非球面レンズを多用することが可能となり、よ
り一層コンパクトで高性能のレンズ系を実現できる。
となく偏心に対してコマフレア敏感度の高いレンズ、例
えば両面非球面レンズを多用することが可能となり、よ
り一層コンパクトで高性能のレンズ系を実現できる。
【0071】また、1画素おきに、あるいは2画素おき
等の定ピッチごとに最大輝度の比較をすることにより、
処理時間を大幅に短縮し、作業効率が高くて生産性の良
好な光軸偏心調整を行なうことができる。さらに、フィ
ールド信号の取り込みを行なうことによって、測定時間
を短縮し、より一層作業効率を向上できる。
等の定ピッチごとに最大輝度の比較をすることにより、
処理時間を大幅に短縮し、作業効率が高くて生産性の良
好な光軸偏心調整を行なうことができる。さらに、フィ
ールド信号の取り込みを行なうことによって、測定時間
を短縮し、より一層作業効率を向上できる。
【0072】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0073】レンズ系(レンズ)の偏心状態を高速かつ
高精度で検出し、レンズ系の光軸調整を自動的に行なっ
て、調整後のレンズをそのまま接着固定できる。このよ
うなレンズ系光軸調整装置を用いることで、カメラレン
ズ等の光学エレメントの組立精度の向上と組立コストの
低減に大きく貢献できる。
高精度で検出し、レンズ系の光軸調整を自動的に行なっ
て、調整後のレンズをそのまま接着固定できる。このよ
うなレンズ系光軸調整装置を用いることで、カメラレン
ズ等の光学エレメントの組立精度の向上と組立コストの
低減に大きく貢献できる。
【0074】加えて、光軸調整終了後にレンズ性能のチ
ェックを行ない、性能不良のレンズが誤って組付けられ
てしまうのを防ぐことで、前記光学製品の品質管理を効
率化し、生産性を向上できる。
ェックを行ない、性能不良のレンズが誤って組付けられ
てしまうのを防ぐことで、前記光学製品の品質管理を効
率化し、生産性を向上できる。
【0075】また、コマフレア量による微調工程のまえ
に、被調整レンズ系をステップ移動させて各ポジション
で最大輝度を検出し、得られたデータから微調範囲を定
める粗調整を行なうことで、偏心範囲の大きなレンズ等
でもコマフレア量による微調整を実現できる。これによ
って、様々なレンズの光軸調整を効率よくしかも高精度
で行なうことが可能となる。
に、被調整レンズ系をステップ移動させて各ポジション
で最大輝度を検出し、得られたデータから微調範囲を定
める粗調整を行なうことで、偏心範囲の大きなレンズ等
でもコマフレア量による微調整を実現できる。これによ
って、様々なレンズの光軸調整を効率よくしかも高精度
で行なうことが可能となる。
【図1】一実施の形態によるレンズ系光軸調整装置を示
す模式図である。
す模式図である。
【図2】図1の装置のチャートのみを示す平面図であ
る。
る。
【図3】センサ上に結像されたチャート像を示す図であ
る。
る。
【図4】図3のチャート像の測定ポイントS1 と測定ポ
イントS2 における照度分布を示すグラフである。
イントS2 における照度分布を示すグラフである。
【図5】測定ポイントS3 と測定ポイントS4 における
照度分布を示すグラフである。
照度分布を示すグラフである。
【図6】チャート像の照度分布からコマフレア量を算出
する方法を説明する図である。
する方法を説明する図である。
【図7】偏心量と照度分布の関係を示すグラフである。
【図8】偏心量とコマフレア量の関係を調べた参照デー
タを示すグラフである。
タを示すグラフである。
【図9】コントラスト値の算出方法を示す図である。
【図10】コントラスト値を検出するチャート像を用い
てコマフレア量を算出する方法を説明する図である。
てコマフレア量を算出する方法を説明する図である。
【図11】測定ポイントを設定する方法を説明する図で
ある。
ある。
【図12】レンズの偏心量と照度分布の波形の関係を説
明する図である。
明する図である。
【図13】粗調整のポジションを説明する図である。
【図14】光軸調整の工程の一部を示すフローチャート
である。
である。
【図15】光軸調整の工程の残りを示すフローチャート
である。
である。
【図16】図13の位置(イ)におけるX方向のデータ
列と近似曲線を示す図である。
列と近似曲線を示す図である。
【図17】図13の位置(イ)におけるY方向のデータ
列と近似曲線を示す図である。
列と近似曲線を示す図である。
【図18】図13の位置(ロ)におけるX方向のデータ
列と近似曲線を示す図である。
列と近似曲線を示す図である。
【図19】一従来例を示す模式図である。
1 架台 2 チャート投影ユニット 3 UV照射ユニット 4 コリメータレンズ 5 センサ 6 画像処理装置 11 フィンガ 12 XY微動ステージ 13 制御装置 21 光源 24 チャート 25 フォーカス軸 51 カメラ制御部
Claims (6)
- 【請求項1】 被調整レンズ系を光学系の光軸に対して
垂直に2次元的に微動させる微駆動ステージ手段と、前
記光軸に垂直な2方向の直線パターンを有するチャート
と、前記チャートの前記2方向の直線パターンを前記被
調整レンズ系を経てセンサに投影して2組の直線チャー
ト像を得る投影光学系と、前記2組の直線チャート像の
照度分布を前記2方向にそれぞれ検出し、各照度分布か
らその最強照度点を中心とするコマフレア量を算出する
演算手段と、前記コマフレア量から得られた偏心補正量
に基づいて前記微駆動ステージ手段を制御する制御手段
と、前記被調整レンズ系を移動させて複数のポジション
のそれぞれにおいて前記2組の直線チャート像の最大照
度値を記憶する記憶手段を有するレンズ系光軸調整装
置。 - 【請求項2】 光学系の光路に被調整レンズ系を保持す
る工程と、前記光路に2方向の直線パターンを有するチ
ャートを配設し、前記被調整レンズ系を経て前記2方向
の直線パターンをセンサに投影する工程と、投影された
2組の直線チャート像の照度分布を前記2方向にそれぞ
れ検出し、最強照度点を中心とするコマフレア量を算出
する工程と、算出されたコマフレア量から得られた偏心
補正量に基づいて前記被調整レンズ系を微動調整する工
程を有し、前記被調整レンズ系を移動させて複数のポジ
ションのそれぞれにおいて各直線チャート像の最大照度
値を検出し、得られたデータ列に基づいて基準位置を定
める粗調整を行なう工程が付加されていることを特徴す
るレンズ系光軸調整方法。 - 【請求項3】 得られたデータ列を曲線近似することで
基準位置を定める粗調整を行なうことを特徴とする請求
項2記載のレンズ系光軸調整方法。 - 【請求項4】 得られたデータ列を4次以上の多項式近
似曲線によって近似することで基準位置を定める粗調整
を行なうことを特徴とする請求項3記載のレンズ系光軸
調整方法。 - 【請求項5】 定数ピッチごとの画素を用いて最大照度
値を検出することを特徴とする請求項2ないし4いずれ
か1項記載のレンズ系光軸調整方法。 - 【請求項6】 画像のフィールド信号を用いて粗調整を
行ない、画像のフレーム信号を用いてコマフレア量の算
出を行なうことを特徴とする請求項2ないし5いずれか
1項記載のレンズ系光軸調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11016459A JP2000214368A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | レンズ系光軸調整方法およびレンズ系光軸調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11016459A JP2000214368A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | レンズ系光軸調整方法およびレンズ系光軸調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000214368A true JP2000214368A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11916845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11016459A Pending JP2000214368A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | レンズ系光軸調整方法およびレンズ系光軸調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000214368A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002082376A (ja) * | 2000-09-06 | 2002-03-22 | Olympus Optical Co Ltd | 製造上におけるカメラの調整システム |
| JP2002090847A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-03-27 | Olympus Optical Co Ltd | カメラ及びカメラの製造システム |
| KR100454264B1 (ko) * | 2002-06-12 | 2004-10-26 | 한국과학기술원 | 광픽업 FU(focusing unit)용 2군렌즈의조립 및 평가 장치 및 그 방법 |
| JP2005024996A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Nidec Copal Corp | レンズ調芯装置及び方法 |
| KR100673644B1 (ko) | 2005-10-06 | 2007-01-24 | 삼성전기주식회사 | 플레어 평가방법 및 평가장치 |
| KR100946087B1 (ko) * | 2008-05-21 | 2010-03-10 | 삼성전기주식회사 | 촬상모듈 제조장치 및 촬상모듈 제조방법 |
| CN106371186A (zh) * | 2015-07-22 | 2017-02-01 | 佳能株式会社 | 光学部件、制造该光学部件的方法以及相机 |
-
1999
- 1999-01-26 JP JP11016459A patent/JP2000214368A/ja active Pending
Cited By (9)
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| CN106371186A (zh) * | 2015-07-22 | 2017-02-01 | 佳能株式会社 | 光学部件、制造该光学部件的方法以及相机 |
| US10302896B2 (en) | 2015-07-22 | 2019-05-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical part, method of manufacturing the optical part, and camera |
| CN106371186B (zh) * | 2015-07-22 | 2020-03-31 | 佳能株式会社 | 光学部件、制造该光学部件的方法以及相机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |