JP2000214508A - 像ぶれ補正装置 - Google Patents

像ぶれ補正装置

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JP2000214508A
JP2000214508A JP11016774A JP1677499A JP2000214508A JP 2000214508 A JP2000214508 A JP 2000214508A JP 11016774 A JP11016774 A JP 11016774A JP 1677499 A JP1677499 A JP 1677499A JP 2000214508 A JP2000214508 A JP 2000214508A
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JP11016774A
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English (en)
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Naoto Yugi
直人 弓木
Takayuki Hayashi
孝行 林
Yutaka Takahashi
裕 高橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to KR10-2000-7010659A priority patent/KR100387190B1/ko
Priority to CNB008002118A priority patent/CN1205495C/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ鏡筒等に用いられる像ぶれ補正装置に
おいて、光軸と直交する2方向に移動するレンズ保持手
段に搭載された電気部品と、外部回路との接続に用いる
フレキシブルプリントケーブルの取り付け方法を改善
し、制御性の悪化を抑えること。 【解決手段】 像ぶれ補正レンズ群1を保持し光軸と直
交する方向に摺動自在のピッチング枠2に取り付けられ
たフレキシブルプリントケーブル15の一端15aを、
ピッチング枠2の摺動方向Yとほぼ平行となるように固
定枠10に固定する。さらに、上記ピッチング枠とは異
なる方向に摺動自在のヨーイング枠4に取り付けられた
フレキシブルプリントケーブル17の一端17aを、ピ
ッチング枠2の摺動方向Yとほぼ平行となるように固定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等において
手ぶれ等による像ぶれを補正する像ぶれ補正装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】像ぶれ補正装置は、撮影時にカメラが振
動することにより生じる像ぶれを補正するために、撮影
光学系の一部の光学系(ぶれ補正光学系)を、光軸に略
垂直な2方向に移動させて、撮影光学系の光軸を変化さ
せるものである。
【0003】図8は、従来の像ぶれ補正装置の一例を示
す組み立て図である。
【0004】図8において、補正レンズ群1は、Y方向
に移動可能なピッチング枠2に固定されている。このピ
ッチング枠2は、後述するヨーイング枠4に対し、ピッ
チングシャフト3a,3bを介して摺動可能な構成とな
っている。またこのピッチング枠2には、電磁アクチュ
エータ用のコイル7pと、位置検出用の発光素子12p
が固定されている。
【0005】同様に、X方向に移動可能なヨーイング枠
4には、電磁アクチュエータ用のコイル7yと、位置検
出用の発光素子12yとが固定されている。このヨーイ
ング枠4は、固定枠10に対し、ヨーイングシャフト5
a,5bを介して摺動可能な構成となっている。ここ
で、Y方向に摺動するピッチング枠2に設けられたコイ
ル7pと、発光素子12pに対し、像ぶれ補正装置の外
部に設けられた回路より電流を供給する必要があるた
め、コイル7p及び発光素子12pの合計4つの端子を
23p、24pで示すリード線あるいはフレキシブルプ
リントケーブルを用いて接続していた。
【0006】同様に、X方向に摺動するヨーイング枠4
に設けられたコイル7yと、発光素子12yに対し、像
ぶれ補正装置の外部に設けられた回路より電流を供給す
る必要があるため、コイル7y及び発光素子12yの合
計4つの端子を23y、24yで示すリード線あるいは
フレキシブルプリントケーブルを用いて接続していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
像ぶれ装置においては、次のような問題点があった。
【0008】(1)ピッチング枠2及びヨーイング枠4と
固定枠10との配線にリード線を用いる際には、半田付
けなどの組み立て工数が多くなり、コストがかかるう
え、導線の本数も多くばらつくため、組立て時に断線さ
せてしまう可能性が高い。
【0009】(2)フレキシブルプリントケーブルを用い
る際にも、その一端を固定枠10に固定する場所によ
り、フレキシブルプリントケーブルがピッチング枠2及
びヨーイング枠4に及ぼす反力が異なり、この反力が大
きくなると、ピッチング枠2及びヨーイング枠4の摺動
時の動きが悪くなるため、制御特性が劣化し、十分な手
ぶれ補正を行うことができない。
【0010】(3)ピッチング枠2がY方向に摺動する際
には、ピッチング枠2に固定されたフレキシブルプリン
トケーブル23p、24pのみの反力の影響を受ける。
しかしヨーイング枠4が、X方向に摺動する際には、ヨ
ーイング枠4に固定されたフレキシブルプリントケーブ
ル23y、24yの反力の影響を受けるだけでなく、ピ
ッチング枠2に固定されたフレキシブルプリントケーブ
ル23p、24pも同時にX方向に動くため、その反力
の影響を受けることになる。
【0011】したがって、ピッチング枠2に比べ、ヨー
イング枠4の制御特性の劣化をできる限り小さくするた
めには、フレキシブルプリントケーブル23、24から
の反力の影響を小さくすることが可能となる構成とする
必要がある。
【0012】そこで、上記従来の問題を解決すべく、本
発明の目的は、ピッチング枠及びヨーイング枠と固定枠
に固定するフレキシブルプリントケーブルの構成を最適
化することにより、組立性の向上、さらには十分な制御
特性を有する像ぶれ補正装置を提供しようとするもので
ある。
【0013】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するために、本
発明の像ぶれ補正装置は、像ぶれ補正レンズ群と、像ぶ
れ補正レンズ群を保持し光軸と直交する第1の方向に摺
動自在の第1のレンズ移動枠と、第1のレンズ移動枠と
一体で、第1のレンズ移動枠との駆動手段と位置検出手
段となる第1の電気部品と、第1の方向とは異なり、光
軸と直交する第2の方向に摺動自在の第2のレンズ移動
枠と、第2のレンズ移動枠と一体で、第2のレンズ移動
枠の駆動手段と位置検出手段となる第2の電気部品と、
第1、第2のレンズ移動枠を保持する固定枠と、第1の
電気部品と電気的に接続された第1のフレキシブルプリ
ントケーブルと、第2の電気部品と電気的に接続された
第2のフレキシブルプリントケーブルとを備え、第1及
び第2のフレキシブルプリントケーブルは、その一端
を、第1のレンズ移動枠の摺動方向に対し略平行となる
ように固定枠に固定したものである。
【0014】かかる構成とすることにより、フレキシブ
ルプリントケーブルの撓みにより発生する反力の影響
を、ヨーイング枠ならびにピッチング枠の両方へ最小限
に抑えることができ、制御特性の悪化を抑えることがで
きる。その結果、像ぶれの抑圧度を高めた優れた像ぶれ
補正装置を提供することができる
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の像ぶれ補
正装置は、像ぶれ補正レンズ群と、像ぶれ補正レンズ群
を保持し光軸と直交する第1の方向に摺動自在の第1の
レンズ移動枠と、第1のレンズ移動枠と一体で、第1の
レンズ移動枠との駆動手段と位置検出手段となる第1の
電気部品と、第1の方向とは異なり、光軸と直交する第
2の方向に摺動自在の第2のレンズ移動枠と、第2のレ
ンズ移動枠と一体で、第2のレンズ移動枠の駆動手段と
位置検出手段となる第2の電気部品と、第1、第2のレ
ンズ移動枠を保持する固定枠と、第1の電気部品と電気
的に接続された第1のフレキシブルプリントケーブル
と、第2の電気部品と電気的に接続された第2のフレキ
シブルプリントケーブルとを備え、第1及び第2のフレ
キシブルプリントケーブルは、その一端を、第1のレン
ズ移動枠の摺動方向に対し略平行となるように固定枠に
固定したものであり、かかる構成とすることにより、フ
レキシブルプリントケーブルからの反力を最小限に押さ
え、良好な制御特性を確保することが出来る。
【0016】以下、本発明の像ぶれ補正装置について、
図面に基づいて説明する。 (第1の実施の形態)まず、本発明の第1の実施の形態
における像ぶれ補正装置について図1〜図4を用いて説
明する。
【0017】図1は、本実施の形態における像ぶれ補正
装置の分解斜視図、図2は像ぶれ補正の制御の一例を示
すブロック図、図3はヨーイング枠の摺動動作の説明
図、図4はピッチング枠の摺動動作の説明図である。
【0018】撮影時に像ぶれを補正するレンズ群1は、
図1のY方向に移動可能な保持枠2に固定されている。
以後、この保持枠2をピッチング枠と称する。
【0019】このピッチング枠2は、軸受2aとその反
対側に回り止め2bを設けることにより、2本のピッチ
ングシャフト3a,3bを介して摺動可能な構成になっ
ている。またピッチング枠2の下側には、電磁アクチュ
エータ6pが配置されている。この電磁アクチュエータ
6pは、ピッチング枠2に取り付けられたコイル7p
と、後述する固定枠10に取り付けられるマグネット8
p及びヨーク9pにより構成されている。このヨーク9
pには、その両側に突起9paが設けられ、固定枠10
にはその突起と9paと嵌合可能な嵌合穴10paがピ
ッチング枠2の摺動方向とほぼ同方向に設けられてい
る。したがって、ピッチング枠2を固定枠10に固定す
る際には、接着等を行う必要がない。またマグネット8
pは片側に2極着磁がされており、片側解放のコの字型
のヨーク9pに固定されている。
【0020】ピッチング枠2の光軸像面側には、像ぶれ
を補正するレンズ群1を、X方向に移動させる枠4が取
り付けられている。以後、この保持枠4をヨーイング枠
と称する。
【0021】ヨーイング枠4の光軸物体側には、先ほど
述べたピッチング枠2をY方向に摺動させるための2本
のピッチングシャフト3a,3bの両端を固定する固定
部4c,4dが設けられている。同様に、ヨーイング枠
4は、軸受4aとその反対側に回り止め4bを設けるこ
とにより、2本のヨーイングシャフト5a,5bを介し
て摺動可能な構成になっている。この2本のヨーイング
シャフト5a,5bは、ヨーイング枠4の光軸像面側に
設けられた固定枠10の固定部10c,10dに固定さ
れる。またヨーイング枠4の左側には、電磁アクチュエ
ータ6yが配置されている。この電磁アクチュエータ6
yは、ヨーイング枠4に取り付けられたコイル7yと、
固定枠10に取り付けられるマグネット8y及びヨーク
9yにより構成されている。
【0022】同様に、このヨーク9yには、その両側に
突起9yaが設けられ、固定枠10にはその突起と9y
aと嵌合可能な嵌合穴10yaがヨーイング枠4の摺動
方向とほぼ同方向に設けられている。したがって、ヨー
イング枠4を固定枠10に固定する際には、接着等を行
う必要がない。またマグネット8yは片側に2極着磁が
されており、片側解放のコの字型のヨーク9pに固定さ
れている。
【0023】したがって、ピッチング枠2のコイル7p
に電流が流されると、マグネット8pとヨーク9pとに
よりY軸方向に電磁力が発生する。これと同様に、ヨー
イング枠4のコイル7yに電流が流されると、マグネッ
ト8yとヨーク9yとによりX軸方向に電磁力が発生す
る。
【0024】このように、2つの電磁アクチュエータ6
p,6yにより、像ぶれを補正するレンズ群1は、光軸
に略垂直な2方向に駆動される。
【0025】次に位置検出部について説明する。Y方向
のピッチング枠2の検出部11pは、発光素子12p
(例えばLED)、スリット13p及び図示せぬ回路基
板に取り付けられた受光素子14p(PSD)により構
成される。同様に、X方向のヨーイング枠4の検出部1
1yは、発光素子12y、スリット13y及び図示せぬ
回路基板に取り付けられた受光素子14yにより構成さ
れる。
【0026】なお、図の受光素子14p,14yは、図
をわかり易くする為に、発光素子12p,12yとの間
隔を実際よりも大きくして記述している。発光素子12
p,12yは、スリット13p,13yを通して投光
し、スリット13p,13yを通過した光は、受光素子
14p,14yに入射する。したがって、像ぶれ補正レ
ンズ群1の動きは、受光素子14p,14yに入射する
光の動きとなる。受光素子14p,14yは、その受光
面上に入射した光の位置情報を2つの電流値として出力
し、その出力値が演算され、位置が検出される。
【0027】次に、ピッチング枠2及びヨーイング枠4
と、固定枠10とを接続するフレキシブルプリントケー
ブルについて説明する。
【0028】ピッチング枠2の上面には、フレキシブル
プリントケーブル15が、補正レンズ群1を囲むように
取り付けられ、ランド部15dにてコイル7Pの両端を
はんだ付けしている。またこのフレキシブルプリントケ
ーブル15は、15e部にて直角に折り曲げられ、発光
素子12Pの両端をランド部15cにてはんだ付けする
ことにより、ピッチング枠2の摺動方向Yとほぼ直交す
るように固定される。
【0029】一方、フレキシブルプリントケーブル15
の他端15aは、補強板16が取り付けられており、固
定枠10の側面10e部に、ピッチング枠2の摺動方向
Yとほぼ平行となるように固定され、コイル7p及び発
光素子12pは、それぞれ図示せぬ駆動電流を供給する
回路に接続されることになる。同様に、ヨーイング枠4
の側面には、フレキシブルプリントケーブル17が取り
付けられ、ランド部17dにてコイル7yの両端をはん
だ付けしている。
【0030】さらにランド部17cにて発光素子11y
の両端をはんだ付けし、17e部にて一体となってい
る。一方、フレキシブルプリントケーブル17の他端1
7aには、補強板18が取り付けられており、固定枠1
0の側面10e部に、ピッチング枠2の摺動方向Yとほ
ぼ平行となるように固定され、コイル7y及び発光素子
12yは、それぞれ図示せぬ駆動電流を供給する回路に
接続されることになる。
【0031】このように構成された像ぶれ補正装置につ
いて、以下、その動作を述べる。
【0032】まず像ぶれ補正装置を内蔵したカメラに作
用した手ぶれは、90度に配置された2個の角速度セン
サ20(図示せず)により検出される。角速度センサに
より得られた出力は、時間積分される。そしてカメラの
ぶれ角度に変換され、像ぶれ補正レンズ群1の目標位置
情報に変換される。この目標駆動位置情報に応じて像ぶ
れ補正レンズ群1を移動させる為に、サーボ回路21
は、目標位置情報と現在の像ぶれ補正レンズ群1の位置
情報との差を演算し、電磁アクチュエータ6p,6yに
信号を伝送する。電磁アクチュエータ6p,6yは、こ
の信号に基づいて像ぶれ補正レンズ群1を駆動する。像
ぶれ補正レンズ群1の動作は、位置検出部11p,11
yにより検出され、フィードバックされ、カメラに生じ
た像ぶれを補正することができる。
【0033】ヨーイング枠4の駆動については、駆動回
路から指令を受けた電磁アクチュエータ6yは、フレキ
シブルプリントケーブル17を通して、コイル7yに電
流が流れると、X方向に力が働き、ヨーイング枠4をX
方向に駆動する。この際、フレキシブルプリントケーブ
ル17は、図3に示すように、その一端がヨーイング枠
4に固定され、他端17aがピッチング枠2の摺動方向
Yとほぼ平行に固定枠10に固定されている。
【0034】従って、ヨーイング枠4がX方向に摺動す
る際には、フレキシブルプリントケーブル17は、実線
で示した状態を中心として、破線で示すように、その可
動部17bが緩やかに湾曲した状態が保持されるため、
フレキシブルプリントケーブル17のP方向の撓みによ
り発生する反力が、ヨーイング枠4に影響を及ぼすこを
を最小限に抑えることができる。
【0035】また、ピッチング枠2の駆動については、
駆動回路から指令を受けた電磁アクチュエータ6pは、
フレキシブルプリントケーブル15を通して、コイル7
pに電流が流れると、Y方向に力が働き、ピッチング枠
2をY方向に駆動する。この際フレキシブルプリントケ
ーブル15は、図4に示すように、その一端がピッチン
グ枠2に固定され、その他端15aがピッチング枠2の
摺動方向Yと略平行に固定枠10に固定されている。
【0036】したがって、ピッチング枠2がY方向に摺
動する際には、フレキシブルプリントケーブル15は、
実線で示した状態を中心として、破線で示すように、そ
の可動部15bが緩やかに湾曲した状態が保持されるた
め、フレキシブルプリントケーブル15のQ方向の撓み
により発生する反力が、ピッチング枠2に影響を及ぼす
ことを最小限に抑えることができる。
【0037】さらに、ピッチング枠2は、ヨーイング枠
4により摺動自在に保持されているため、ヨーイング枠
4のX方向の移動に伴い、一緒に移動する。したがっ
て、ピッチング枠2のフレキシブルプリントケーブル1
5の反力がヨーイング枠4に影響を及ぼすことになる。
【0038】そこで、ピッチング枠2がX方向に摺動す
る際にも、図4に示すように、実線で示した状態を中心
として、破線で示すように、その可動部15bが緩やか
に湾曲した状態が保持されるため、フレキシブルプリン
トケーブル15のP方向の撓みにより発生する反力が、
ヨーイング枠4に影響を及ぼすことを最小限に抑えるこ
とができる。
【0039】以上のように本実施の形態によれば、ヨー
イング枠4及びピッチング枠2のフレキシブルプリント
ケーブル17、15の一端17a、15aを、ピッチン
グ枠2の摺動方向Yと略平行となるように固定枠10に
固定することにより、フレキシブルプリントケーブル1
7、15の撓みにより発生する反力の影響を、ヨーイン
グ枠4ならびにピッチング枠2の両方へ最小限に抑える
ことができ、制御特性の悪化を抑えることができる。そ
の結果、像ぶれの抑圧度を高めた優れた像ぶれ補正装置
を提供することができる。
【0040】なお本実施の形態においては、フレキシブ
ルプリントケーブル15、17の一端15a、17a
に、それぞれ補強板16,18を取りつけて固定枠10
に固定したが、ピッチング枠2の摺動方向Yと略平行に
固定されればその方法に限るものではなく、固定枠10
に固定用の溝を設け、フレキシブルプリントケーブルの
端を挟んで固定するなどの方法を用いても、同様な効果
が得られることは言うまでもない。
【0041】また、フレキシブルプリントケーブル1
5、17の固定枠10への固定場所は本実施例で示した
場所に限るものではなく、ピッチング枠2の摺動方向Y
と略平行となる場所であればどこでも良い。
【0042】また、本実施の形態では、ヨーイング枠4
をピッチング枠2に対し光軸像面側に設けたが、ピッチ
ング枠2の代わりに補正レンズ群1を取り付けて、ピッ
チング枠2の上を摺動可能な構成としても同様な効果が
得られる。 (第2の実施の形態)次に、本発明の第2の実施の形態
について、図5を用いて説明する。なお、これまで説明
したものについては同一の番号を付し、その説明は省略
する。
【0043】ヨーイング枠4のフレキシブルプリントケ
ーブル17の一端17aは、固定枠10の10e部に、
ピッチング枠2の摺動方向Yとほぼ平行となるように固
定されている。また、ピッチング枠2のフレキシブルプ
リントケーブル15の一端15aは、ヨーイング枠4の
フレキシブルプリントケーブル17の一端17aとほぼ
同じ位置にて、ピッチング枠2の摺動方向Yとほぼ平行
となるように固定されている。さらにその可動部15b
は、ヨーイング枠4のフレキシブルプリントケーブル1
7の可動部17bに対し、補正レンズ群1の中心に対
し、外側に位置するように配置されている。
【0044】このように構成された像ぶれ補正装置につ
いて、以下、その動作を述べる。
【0045】ヨーイング枠4の駆動については、駆動回
路から指令を受けた電磁アクチュエータ6yは、フレキ
シブルプリントケーブル17を通じて、コイル7yに電
流が流れると、X方向に力が働き、ヨーイング枠4をX
方向に駆動する。また、ピッチング枠2の駆動について
は、駆動回路から指令を受けた電磁アクチュエータ6p
は、フレキシブルプリントケーブル15を通じて、コイ
ル7pに電流が流れると、Y方向に力が働き、ピッチン
グ枠2をY方向に駆動する。この際ピッチング枠2は、
Y方向に摺動するばかりでなく、ヨーイング枠4の動作
に伴い、X方向にも移動することになるが、フレキシブ
ルプリントケーブル15の固定枠10への固定部15a
を、ヨーイング枠4のフレキシブルプリントケーブル1
7に対し、光軸の外側に設けたことにより、フレキシブ
ルプリントケーブル15の可動部15bが、Y方向に移
動しても、ヨーイング枠4のフレキシブルプリントケー
ブル17と接触することがない。
【0046】以上のように本実施の形態によれば、第1
の実施の形態で示した効果は言うまでもなく、さらにヨ
ーイング枠4及びピッチング枠2のフレキシブルプリン
トケーブル17、15の一端17a、15aを、固定枠
10のほぼ同一位置に固定し、かつピッチング枠2のフ
レキシブルプリントケーブル15を光軸中心に対し外側
に設けることにより、少ないスペースに効率よく2本の
フレキシブルプリントケーブルを配置することができる
ので、像ぶれ補正装置の小型化、さらにはこの像ぶれ補
正装置を用いたレンズ鏡筒の小型化を図ることができ
る。 (第3の実施の形態)次に、本発明の第3の実施の形態
について、図6を用いて説明する。なお、これまで説明
したものについては同一の番号を付し、その説明は省略
する。
【0047】ヨーイング枠4のフレキシブルプリントケ
ーブル17の一端17aは、固定枠10に、ピッチング
枠2の摺動方向Yとほぼ平行となるように固定されてい
る。またピッチング枠2のフレキシブルプリントケーブ
ル15は、ヨーイング枠4のフレキシブルプリントケー
ブル17と同様に、その一端15aが、ピッチング枠2
の摺動方向Yとほぼ平行となるように固定されている。
さらに、ヨーイング枠4のフレキシブルプリントケーブ
ル17とは、光軸方向に異なるように配置されている。
なお図6においては、ヨーイング枠42のフレキシブル
プリントケーブル17を光軸像面側に配置している。
【0048】このように構成された像ぶれ補正装置につ
いて、以下、その動作を説明する。
【0049】ヨーイング枠4の駆動については、駆動回
路から指令を受けた電磁アクチュエータ6yは、フレキ
シブルプリントケーブル17を通じて、コイル7yに電
流が流れると、X方向に力が働き、ヨーイング枠4をX
方向に駆動する。また、ピッチング枠2の駆動について
は、駆動回路から指令を受けた電磁アクチュエータ6p
は、フレキシブルプリントケーブル15を通じて、コイ
ル7pに電流が流れると、Y方向に力が働き、ピッチン
グ枠2をY方向に駆動する。この際ヨーイング枠4のフ
レキシブルプリントケーブル17の可動部17bはX方
向に、ピッチング枠2のフレキシブルプリントケーブル
15の可動部15bはX、及びY方向に撓むことになる
が、2つのフレキシブルプリントケーブル15、17を
光軸方向に高さを変えて設けたことにより、それぞれの
フレキシブルプリントケーブルが接触することがない。
【0050】以上のように本実施の形態によれば、第1
の実施の形態で示した効果は言うまでもなく、さらにヨ
ーイング枠4及びピッチング枠2のフレキシブルプリン
トケーブル17,15の高さを光軸方向に異なるように
配置したことにより、光軸と直角な平面内にて、十分な
スペースがなくとも、2本のフレキシブルプリントケー
ブルを効率よく配置することができるので、像ぶれ装置
の小型化、さらにはこの像ぶれ装置を用いたレンズ鏡筒
の小型化を図ることができる。 (第4の実施の形態)つぎに、本発明の第4の実施の形
態について、図7を用いて説明する。なお、これまで説
明したものについては同一の番号を付し、その説明は省
略する。
【0051】ヨーイング枠4のフレキシブルプリントケ
ーブル17の一端17aは、固定枠10の10e部に、
ピッチング枠2の摺動方向Yとほぼ平行となるように固
定されている。またその可動部17bは略円弧状に構成
されている。またピッチング枠2のフレキシブルプリン
トケーブル15の一端15aは、ヨーイング枠4のフレ
キシブルプリントケーブル17の一端17aとほぼ同じ
位置にて、ピッチング枠2の摺動方向Yとほぼ平行とな
るように固定されている。さらに可動部15bは略円弧
状に構成されている。また、2つのフレキシブルプリン
トケーブル15、17の可動部15b、17bと相対す
る固定枠10の10f部も略円弧状に構成されている。
【0052】このように構成された像ぶれ補正装置につ
いて、以下、その動作を述べる。
【0053】ヨーイング枠4の駆動については、駆動回
路から指令を受けた電磁アクチュエータ6yは、フレキ
シブルプリントケーブル17を通じて、コイル7yに電
流が流れると、X方向に力が働き、ヨーイング枠4をX
方向に駆動する。また、ピッチング枠2の駆動について
は、駆動回路から指令を受けた電磁アクチュエータ6p
は、フレキシブルプリントケーブル15を通じて、コイ
ル7pに電流が流れると、Y方向に力が働き、ピッチン
グ枠2をY方向に駆動する。この際ピッチング枠2のフ
レキシブルプリントケーブル15の可動部15bは、X
及びY方向に撓むことになるが、フレキシブルプリント
ケーブル15の可動部15bの形状と、それと相対する
固定枠10の10f部の形状を略円弧状としたことによ
り、フレキシブルプリントケーブル15が接触しても、
固定枠10から大きな負荷を受けることが少ない。
【0054】以上のように本実施の形態によれば、第1
の実施の形態で示した効果は言うまでもなく、フレキシ
ブルプリントケーブル15、17の可動部15b、17
bの形状と、それに相対する固定枠10の10f部の形
状を略円弧状としたことにより、フレキシブルプリント
ケーブルの反力による影響を受けることが少なく、良好
な制御特性を得ることができる。さらに固定枠10の1
0f部の形状を略円弧状としたことにより、突起のない
形状とすることができるため、この像ぶれ補正装置を用
いるレンズ鏡筒の小型化、さらにはレンズ鏡筒を搭載し
た光学機器の部品を高密度に実装できるため、光学機器
の小型化を図ることができる。
【0055】なお本実施の形態においては、第2の実施
の形態のフレキシブルプリントケーブルの固定方法を用
いて説明したが、第3の実施の形態のフレキシブルプリ
ントケーブルの固定方法を用いても、同様の効果が得ら
れることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明の像ぶれ補正装置
によれば、ヨーイング枠及びピッチング枠のフレキシブ
ルプリントケーブルの一端を、ピッチング枠の摺動方向
Yと略平行となるように、固定枠に固定することによ
り、フレキシブルプリントケーブルの撓みにより発生す
る反力の影響を、ヨーイング枠ならびにピッチング枠の
両方へ最小限に抑えることができ、制御特性の悪化を抑
えることができる。その結果、像ぶれの抑圧度を高めた
優れた像ぶれ補正装置を提供することができるという顕
著な効果が得られる。
【0057】また、本発明の像ぶれ補正装置によれば、
さらにヨーイング枠のフレキシブルプリントケーブルに
比べ、ピッチング枠のフレキシブルプリントケーブルを
光軸中心に対し外側に設けることにより、少ないスペー
スに効率よく2本のフレキシブルプリントケーブルを配
置することができるので、像ぶれ補正装置の小型化、さ
らにはこの像ぶれ補正装置を用いたレンズ鏡筒の小型化
を図ることができるという顕著な効果が得られる。
【0058】また、本発明の像ぶれ補正装置によれば、
さらにヨーイング枠及びピッチング枠のフレキシブルプ
リントケーブルの高さを光軸方向に異なるように配置し
たことにより、光軸と直角な平面内にて、十分なスペー
スがなくとも、2本のフレキシブルプリントケーブルを
効率よく配置することができるので、像ぶれ装置の小型
化、さらにはこの像ぶれ装置を用いたレンズ鏡筒の小型
化を図ることができるという顕著な効果が得られる。
【0059】また、本発明の像ぶれ補正装置によれば、
フレキシブルプリントケーブルの可動部の形状と、それ
に相対する固定枠の形状を略円弧状としたことにより、
仮にフレキシブルプリントケーブルが固定枠に接触して
も、その反力による影響を受けることが少なく、良好な
制御特性を得ることができる。さらに固定枠の形状を略
円弧状としたことにより、突起のない形状とすることが
できるため、この像ぶれ補正装置を用いるレンズ鏡筒の
小型化、さらにはレンズ鏡筒を搭載した光学機器の部品
を高密度に実装できるため、光学機器の小型化を図るこ
とができるという顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による像ぶれ補正装
置の分解斜視図
【図2】第1の実施の形態による像ぶれ補正装置の像ぶ
れ補正の制御の一例を示すブロック図
【図3】第1の実施の形態によるヨーイング枠の摺動動
作の概略説明図
【図4】第1の実施の形態によるピッチング枠の摺動動
作の概略説明図
【図5】第2の実施の形態による像ぶれ補正装置の平面
【図6】第3の実施の形態による像ぶれ補正装置の斜視
【図7】第4の実施の形態による像ぶれ補正装置の平面
【図8】従来の像ぶれ補正装置の斜視図
【符号の説明】
1 像ぶれ補正レンズ群 2 ピッチング枠 3 ピッチングシャフト 4 ヨーイング枠 5 ヨーイングシャフト 6p,6y アクチュエータ 7p,7y コイル 9p、9y ヨーク 10 固定枠 12p,12y 発光素子 15 ピッチング枠のフレキシブルプリントケーブル 17 ヨーイング枠のフレキシブルプリントケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H100 BB11 EE01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像ぶれ補正レンズ群と、前記像ぶれ補正
    レンズ群を保持し光軸と直交する第1の方向に摺動自在
    の第1のレンズ移動枠と、前記第1のレンズ移動枠と一
    体で、前記第1のレンズ移動枠の駆動手段と位置検出手
    段になる第1の電気部品と、前記第1の方向とは異な
    り、光軸と直交する第2の方向に摺動自在の第2のレン
    ズ移動枠と、前記第2のレンズ移動枠と一体で、前記第
    2のレンズ移動枠の駆動手段と位置検出手段になる第2
    の電気部品と、前記第2のレンズ移動枠を保持する固定
    枠と、前記第1の電気部品と電気的に接続された第1の
    フレキシブルプリントケーブルと、前記第2の電気部品
    と電気的に接続された第2のフレキシブルプリントケー
    ブルとを備え、前記第1及び第2のフレキシブルプリン
    トケーブルは、その一端を、前記第1のレンズ移動枠の
    摺動方向に対し略平行となるように前記固定枠に固定し
    たことを特徴とする像ぶれ補正装置。
  2. 【請求項2】 第1のフレキシブルプリントケーブル
    は、第2のフレキシブルプリントケーブルに対し、光軸
    中心から外側に配置されたことを特徴とする請求請1記
    載の像ぶれ補正装置。
  3. 【請求項3】 第1、第2のフレキシブルプリントケー
    ブルは、像ぶれ補正レンズ群の光軸方向に高さが異なる
    ように配置されたことを特徴とする請求項1記載の像ぶ
    れ補正装置。
  4. 【請求項4】 第1、第2のフレキシブルプリントケー
    ブルの可動部及び前記第1、第2のフレキシブルプリン
    トケーブルの可動部と相対する固定枠の外形形状は、略
    円弧状の形状であり、前記第1、第2のフレキシブルプ
    リントケーブルの可動部は、前記固定枠に沿って可動す
    ることを特徴とする請求項1記載の像ぶれ補正装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006215420A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンズ保持枠用の配線板を備えるカメラ
JP2007206553A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Pentax Corp 像振れ補正装置
JP2010192749A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Konica Minolta Opto Inc フレキシブルプリント基板およびそれを用いる像ぶれ補正装置、撮像装置ならびにフレキシブルプリント基板の作成方法
US11190691B2 (en) 2019-09-19 2021-11-30 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus

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