JP2000215265A - 光学読取装置 - Google Patents
光学読取装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バーコードリーダなどの光学読取装置に関
し、定置式読取装置・手持ち式読取装置に兼用させるこ
とと、各読取形態に適した走査パターンによる読取を実
現することを目的とする。 【解決手段】第一の走査パターンと第二の走査パターン
とを読取窓13aと13bとからそれぞれ選択的に出射
するととも、ヘッド部11に把手12を取付け読取装置
を把持可能とする。また、読取装置1はスタンド2にセ
ット可能であり、定置式読取装置としても使用すること
ができる。第一の走査パターンは定置式読取に、第二の
走査パターンは手持ち式読取に適した走査パターンであ
る。
し、定置式読取装置・手持ち式読取装置に兼用させるこ
とと、各読取形態に適した走査パターンによる読取を実
現することを目的とする。 【解決手段】第一の走査パターンと第二の走査パターン
とを読取窓13aと13bとからそれぞれ選択的に出射
するととも、ヘッド部11に把手12を取付け読取装置
を把持可能とする。また、読取装置1はスタンド2にセ
ット可能であり、定置式読取装置としても使用すること
ができる。第一の走査パターンは定置式読取に、第二の
走査パターンは手持ち式読取に適した走査パターンであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学読取装置に関し、特
に携帯使用可能な小型のバーコード読取装置に関する。
近年バーコードを用いた情報の入力が行われている。例
えば店舗で顧客が商品を購入する場合には、バーコード
読取装置を用いて商品に付されたバーコードを読み取る
ことによって、バーコード化された商品コードが入力さ
れ、購入商品が登録される。
に携帯使用可能な小型のバーコード読取装置に関する。
近年バーコードを用いた情報の入力が行われている。例
えば店舗で顧客が商品を購入する場合には、バーコード
読取装置を用いて商品に付されたバーコードを読み取る
ことによって、バーコード化された商品コードが入力さ
れ、購入商品が登録される。
【0002】また、倉庫内で在庫品の管理などを行う場
合にも、在庫品や在庫品が収納されたコンテナなどに付
されたバーコードを読み取り、これに基づいて在庫管理
を行うことが広く行われている。このように、様々な用
途における情報入力にバーコード読取装置が利用されて
おり、それぞれの用途では適した形態(形状等)のバー
コード読取装置が用いられている。
合にも、在庫品や在庫品が収納されたコンテナなどに付
されたバーコードを読み取り、これに基づいて在庫管理
を行うことが広く行われている。このように、様々な用
途における情報入力にバーコード読取装置が利用されて
おり、それぞれの用途では適した形態(形状等)のバー
コード読取装置が用いられている。
【0003】
【従来の技術】従来のバーコード読取装置は、前述の通
りその用途に応じて定置式読取装置と携帯式(手持ち
式)読取装置とに大別される。 (1)定置式読取装置 図96は、定置式バーコード読取装置の一例の外観を示
す図面である。
りその用途に応じて定置式読取装置と携帯式(手持ち
式)読取装置とに大別される。 (1)定置式読取装置 図96は、定置式バーコード読取装置の一例の外観を示
す図面である。
【0004】定置式読取装置は、その字のごとく例えば
レジのカウンタや物品が搬送されるコンベアに設置され
るものである。定置式読取装置には読取窓が備えられ、
この読取窓からはレーザ光などの走査光が出射される。
読取窓から出射された走査光はバーコードが付された物
品に対して照射され、物品の面が走査光により走査され
る。物品に走査された走査光は反射するため、この反射
光を読取窓を介して受光し、バーコードの読取を行う。
バーコードの読取対象となる物品は、読取装置からある
程度離れた位置を通過する。
レジのカウンタや物品が搬送されるコンベアに設置され
るものである。定置式読取装置には読取窓が備えられ、
この読取窓からはレーザ光などの走査光が出射される。
読取窓から出射された走査光はバーコードが付された物
品に対して照射され、物品の面が走査光により走査され
る。物品に走査された走査光は反射するため、この反射
光を読取窓を介して受光し、バーコードの読取を行う。
バーコードの読取対象となる物品は、読取装置からある
程度離れた位置を通過する。
【0005】図97は、図96の定置式読取装置の内部
構成を図示した図面である。図97aは読取装置の側面
断面図を、図97bは読取装置内部の透視斜視図をそれ
ぞれ示している。読取装置の内部には、レーザ光を出射
するレーザ光源が設けられている。レーザ光源から出射
されたレーザ光は、モータにより回転駆動し複数の反射
面を持つポリゴンミラーにより反射・走査され、パター
ン形成ミラーに入射する。
構成を図示した図面である。図97aは読取装置の側面
断面図を、図97bは読取装置内部の透視斜視図をそれ
ぞれ示している。読取装置の内部には、レーザ光を出射
するレーザ光源が設けられている。レーザ光源から出射
されたレーザ光は、モータにより回転駆動し複数の反射
面を持つポリゴンミラーにより反射・走査され、パター
ン形成ミラーに入射する。
【0006】読取装置の前を通過するバーコードの向き
は必ずしも一定方向ではなく、様々な方向(傾き)とな
るのが一般的である。そのため、一般的な定置式読取装
置では、複数方向の、特に互いに交差する走査パターン
を発生するように走査光が生成される。図96の装置の
場合には、走査パターンは3本の走査線からなる。この
ような複数本の走査線を得るために、定置式装置の内部
にはパターン形成ミラーが備えられる。図97に図示さ
れるように、パターン形成ミラーは発生させる走査線の
本数に対応した枚数が備えられている。図97bの場合
には、パターン形成ミラーは3枚のミラーよりなる。そ
のため、バーコード面は、図97bに図示されているよ
うに3本の交差する走査パターンにより走査される。こ
のように走査されることによって、バーコードの角度が
水平になっていなくても、バーコードを走査することが
できる。
は必ずしも一定方向ではなく、様々な方向(傾き)とな
るのが一般的である。そのため、一般的な定置式読取装
置では、複数方向の、特に互いに交差する走査パターン
を発生するように走査光が生成される。図96の装置の
場合には、走査パターンは3本の走査線からなる。この
ような複数本の走査線を得るために、定置式装置の内部
にはパターン形成ミラーが備えられる。図97に図示さ
れるように、パターン形成ミラーは発生させる走査線の
本数に対応した枚数が備えられている。図97bの場合
には、パターン形成ミラーは3枚のミラーよりなる。そ
のため、バーコード面は、図97bに図示されているよ
うに3本の交差する走査パターンにより走査される。こ
のように走査されることによって、バーコードの角度が
水平になっていなくても、バーコードを走査することが
できる。
【0007】また、定置式読取装置の内部には、バーコ
ードからの反射光を受光する受光センサが備えられてい
る。バーコード面で反射する反射光は散乱光であるた
め、受光センサの前にはバーコードからの反射光を集光
して受光量を増やすための集光レンズが備えられてい
る。前述の通り、定置式読取装置の場合には読取装置か
ら離れた位置を通過する物品のバーコードを読み取るよ
うに作成されているため、読取窓から出射される走査光
の焦点位置は読取窓から離れた位置となるように、焦点
位置が設定されている。
ードからの反射光を受光する受光センサが備えられてい
る。バーコード面で反射する反射光は散乱光であるた
め、受光センサの前にはバーコードからの反射光を集光
して受光量を増やすための集光レンズが備えられてい
る。前述の通り、定置式読取装置の場合には読取装置か
ら離れた位置を通過する物品のバーコードを読み取るよ
うに作成されているため、読取窓から出射される走査光
の焦点位置は読取窓から離れた位置となるように、焦点
位置が設定されている。
【0008】定置式装置の場合には、利用者は読取窓の
前の物品を通過させるだけでバーコードの読取を行うこ
とができるため、バーコード読取時の走査が非常に簡単
であり、操作性に優れている。特に、大量の物品に付さ
れたバーコードを短時間に読み取る必要がある場合で
も、単に物品を読取装置の前を通過させるだけでよいた
め、バーコード読取を効率的に行うことが可能である。 (2)手持ち式読取装置 図98並びに図99は手持ち式読取装置の例を示す図面
である。図98はいわゆるガン式読取装置、図99はい
わゆるタッチ式読取装置をそれぞれ示している。
前の物品を通過させるだけでバーコードの読取を行うこ
とができるため、バーコード読取時の走査が非常に簡単
であり、操作性に優れている。特に、大量の物品に付さ
れたバーコードを短時間に読み取る必要がある場合で
も、単に物品を読取装置の前を通過させるだけでよいた
め、バーコード読取を効率的に行うことが可能である。 (2)手持ち式読取装置 図98並びに図99は手持ち式読取装置の例を示す図面
である。図98はいわゆるガン式読取装置、図99はい
わゆるタッチ式読取装置をそれぞれ示している。
【0009】手持ち式読取装置は、読取装置を手に持っ
て、読取窓を物品に向けることによって物品に付された
バーコードを読み取るものである。定置式読取装置の場
合には、物品を読取窓の前を通過させなくてはならない
ため、例えば重量が重い物品や大型の物品など、読取窓
を通過させることが困難な物品の場合には読取操作が困
難となる。また、中に液体が入っている場合など物品を
傾けることができないケースでは、物品を読取窓の前に
通過させることはできても、バーコード面を読取窓に向
けることができないことも考えられる。
て、読取窓を物品に向けることによって物品に付された
バーコードを読み取るものである。定置式読取装置の場
合には、物品を読取窓の前を通過させなくてはならない
ため、例えば重量が重い物品や大型の物品など、読取窓
を通過させることが困難な物品の場合には読取操作が困
難となる。また、中に液体が入っている場合など物品を
傾けることができないケースでは、物品を読取窓の前に
通過させることはできても、バーコード面を読取窓に向
けることができないことも考えられる。
【0010】これに対して、手持ち式装置は装置を物品
に近づけて読み取るために、バーコードが付されている
物品が大型、あるいは重量物であってもバーコードを読
み取ることが容易である。また、傾けることができない
物品の場合にも、読取装置をバーコードが付された位置
に持ってくることによって、バーコードの読取を行うこ
とができる。
に近づけて読み取るために、バーコードが付されている
物品が大型、あるいは重量物であってもバーコードを読
み取ることが容易である。また、傾けることができない
物品の場合にも、読取装置をバーコードが付された位置
に持ってくることによって、バーコードの読取を行うこ
とができる。
【0011】ここで、ガン式読取装置の場合には、定置
式読取装置の場合と同様に比較的離れた位置にある物品
のバーコード読取に適した形態をしている。ガン式読取
装置は、図98に図示されるように、大きくヘッド部と
把手とに分けられる。ヘッド部の内部には、光源、ポリ
ゴンミラーやガルバノミラーなどの走査ミラー、バーコ
ードからの反射光を検知する受光センサが備えられてい
る。把手は、利用者が読取装置を利用するときに把持す
るためのものであり、内部に電源等が収められる場合も
ある。
式読取装置の場合と同様に比較的離れた位置にある物品
のバーコード読取に適した形態をしている。ガン式読取
装置は、図98に図示されるように、大きくヘッド部と
把手とに分けられる。ヘッド部の内部には、光源、ポリ
ゴンミラーやガルバノミラーなどの走査ミラー、バーコ
ードからの反射光を検知する受光センサが備えられてい
る。把手は、利用者が読取装置を利用するときに把持す
るためのものであり、内部に電源等が収められる場合も
ある。
【0012】ガン式読取装置の場合には、利用者が把手
を把持して読み取ろうとするバーコードの方向に読取窓
を向ける。そして、把手の部分に取り付けられた引き金
様のトリガスイッチを走査することによってレーザ光源
が点灯し、読取窓から走査ビームが出射され、バーコー
ドが読み取られる。タッチ式読取装置の場合には、これ
まで説明した読取装置とは異なり、図99に図示される
ように読取装置とバーコードとを接触させて、あるいは
極めて近い距離のバーコードを読み取るタイプの読取装
置である。
を把持して読み取ろうとするバーコードの方向に読取窓
を向ける。そして、把手の部分に取り付けられた引き金
様のトリガスイッチを走査することによってレーザ光源
が点灯し、読取窓から走査ビームが出射され、バーコー
ドが読み取られる。タッチ式読取装置の場合には、これ
まで説明した読取装置とは異なり、図99に図示される
ように読取装置とバーコードとを接触させて、あるいは
極めて近い距離のバーコードを読み取るタイプの読取装
置である。
【0013】タッチ式読取装置の内部には、LEDなど
の光源とCCDなどの受光センサが設けられる。バーコ
ードを読み取る場合には、点灯した光源によってバーコ
ード面が照明され、バーコードからの反射光を受光セン
サにより受光する。ここで、商品などに直接バーコード
を付すことができないときに、メニューシート上に複数
のバーコードを記録していわゆるバーコードメニューを
作成し、商品情報の入力が必要な場合には必要なバーコ
ードを読み取る方法がある。バーコードメニュー上に
は、多数の異なるバーコードが近接して記録されている
ため、バーコードメニューを読み取るときには読み取ろ
うとするバーコードのみを読み取らせて、不要なバーコ
ードが読取装置により読み取られないようにする必要が
ある。
の光源とCCDなどの受光センサが設けられる。バーコ
ードを読み取る場合には、点灯した光源によってバーコ
ード面が照明され、バーコードからの反射光を受光セン
サにより受光する。ここで、商品などに直接バーコード
を付すことができないときに、メニューシート上に複数
のバーコードを記録していわゆるバーコードメニューを
作成し、商品情報の入力が必要な場合には必要なバーコ
ードを読み取る方法がある。バーコードメニュー上に
は、多数の異なるバーコードが近接して記録されている
ため、バーコードメニューを読み取るときには読み取ろ
うとするバーコードのみを読み取らせて、不要なバーコ
ードが読取装置により読み取られないようにする必要が
ある。
【0014】しかし、定置式装置などの場合には、複数
方向に走査される(ときには互いに交差する)走査線が
出射され、その走査範囲は非常に広いものとなってい
る。そのために、このような読取装置を用いてバーコー
ドメニューを走査すると不要なバーコードを走査・読取
してしまう可能性が非常に高く、特定バーコードのみを
走査することが非常に困難である。また、ガン式装置を
使用してバーコードメニューを読み取る場合には、図1
00のように読取装置を離すか、あるいは読取装置をバ
ーコードメニューに近づける方法が考えられる。この場
合、読取装置を離れた位置にすると、ガン式装置の走査
位置にバーコードを合わせることが難しく(図100の
場合にはバーコード位置を走査している)、またガン式
装置を近づけすぎると読取窓の部分が邪魔となり、どの
位置が走査されているのかを確認することができない。
方向に走査される(ときには互いに交差する)走査線が
出射され、その走査範囲は非常に広いものとなってい
る。そのために、このような読取装置を用いてバーコー
ドメニューを走査すると不要なバーコードを走査・読取
してしまう可能性が非常に高く、特定バーコードのみを
走査することが非常に困難である。また、ガン式装置を
使用してバーコードメニューを読み取る場合には、図1
00のように読取装置を離すか、あるいは読取装置をバ
ーコードメニューに近づける方法が考えられる。この場
合、読取装置を離れた位置にすると、ガン式装置の走査
位置にバーコードを合わせることが難しく(図100の
場合にはバーコード位置を走査している)、またガン式
装置を近づけすぎると読取窓の部分が邪魔となり、どの
位置が走査されているのかを確認することができない。
【0015】従って、定置式・ガン式読取装置を用いて
バーコードメニューを読み取ろうとしても、読み取る必
要のないバーコードを読み取ってしまい、これらの読取
装置はバーコードメニューの読取には適していない。こ
れに対して、タッチ式読取装置の場合にはバーコードと
読取装置とが接触しているか、極めて近接した位置にあ
るため、ごく狭い範囲のみが読取対象範囲となる。その
ために、タッチ式読取装置は特定のバーコードのみを選
択的に読み取ることが容易であり、バーコードメニュー
の読取に非常に適している。
バーコードメニューを読み取ろうとしても、読み取る必
要のないバーコードを読み取ってしまい、これらの読取
装置はバーコードメニューの読取には適していない。こ
れに対して、タッチ式読取装置の場合にはバーコードと
読取装置とが接触しているか、極めて近接した位置にあ
るため、ごく狭い範囲のみが読取対象範囲となる。その
ために、タッチ式読取装置は特定のバーコードのみを選
択的に読み取ることが容易であり、バーコードメニュー
の読取に非常に適している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来から
バーコードの読取形態に応じた読取装置を使用していた
が、それぞれの読取装置はある用途には適していても、
他の用途には適していない場合があり、特定用途にしか
対応できない。そのため、様々な読取形態に対応するた
めには、それぞれの読取形態に応じた読取装置を容易す
る必要がある。
バーコードの読取形態に応じた読取装置を使用していた
が、それぞれの読取装置はある用途には適していても、
他の用途には適していない場合があり、特定用途にしか
対応できない。そのため、様々な読取形態に対応するた
めには、それぞれの読取形態に応じた読取装置を容易す
る必要がある。
【0017】例えば、前述の通り、定置式読取装置の場
合には重量物など読取窓の前を通過させることが困難な
物品に付されたバーコードを読み取ることは困難である
ために、このような物品に付されたバーコードを読み取
る必要があるときには手持ち式読取装置を用意しておく
必要があった。逆に、手持ち式読取装置の場合には読取
装置をバーコードに向ける必要があり、特にタッチ式読
取装置の場合にはバーコードと読取装置が接触する程度
に近づけなくてはならない。そのため、読取の操作性が
よくなく、多量のバーコードを短時間に読み取る必要が
ある場合には、読取効率を向上させるためには定置式読
取装置を使用することが必要となってくる。
合には重量物など読取窓の前を通過させることが困難な
物品に付されたバーコードを読み取ることは困難である
ために、このような物品に付されたバーコードを読み取
る必要があるときには手持ち式読取装置を用意しておく
必要があった。逆に、手持ち式読取装置の場合には読取
装置をバーコードに向ける必要があり、特にタッチ式読
取装置の場合にはバーコードと読取装置が接触する程度
に近づけなくてはならない。そのため、読取の操作性が
よくなく、多量のバーコードを短時間に読み取る必要が
ある場合には、読取効率を向上させるためには定置式読
取装置を使用することが必要となってくる。
【0018】また、定置式・ガン式読取装置は広い範囲
が走査されるために余計なバーコードまで読み取ってし
まう可能性があり、バーコードメニューの読取には適し
ていない。特に、ガン式読取装置の場合には、メニュー
シートと読取装置とを近づけすぎると、読取装置の前面
でバーコードが隠れてしまい、メニューシートのどの位
置が走査されているのか、読取対象のバーコードがうま
く走査されているのかなどを確認することが困難であ
る。
が走査されるために余計なバーコードまで読み取ってし
まう可能性があり、バーコードメニューの読取には適し
ていない。特に、ガン式読取装置の場合には、メニュー
シートと読取装置とを近づけすぎると、読取装置の前面
でバーコードが隠れてしまい、メニューシートのどの位
置が走査されているのか、読取対象のバーコードがうま
く走査されているのかなどを確認することが困難であ
る。
【0019】そのため、バーコードメニューを読み取る
可能性があるときにはタッチ式読取装置を用いる必要が
でてくる。しかし、タッチ式読取装置ではある程度離れ
た位置にあるバーコードを読み取ることはできない。こ
のように、読取の形態に応じて、最適な読取装置を準備
する必要がでてくる。しかし、それぞれの形態に対応し
た2〜3種類の読取装置を用意することは、装置設置の
ためのコストが嵩むことになる。そして、それぞれの用
途に応じた読取装置の使用頻度が同程度となるケースよ
りも、特定用途の読取装置が使用される頻度が高いケー
スの方が多く、あまり使用されない形態の読取装置を、
万が一のために準備することは敬遠されがちである。
可能性があるときにはタッチ式読取装置を用いる必要が
でてくる。しかし、タッチ式読取装置ではある程度離れ
た位置にあるバーコードを読み取ることはできない。こ
のように、読取の形態に応じて、最適な読取装置を準備
する必要がでてくる。しかし、それぞれの形態に対応し
た2〜3種類の読取装置を用意することは、装置設置の
ためのコストが嵩むことになる。そして、それぞれの用
途に応じた読取装置の使用頻度が同程度となるケースよ
りも、特定用途の読取装置が使用される頻度が高いケー
スの方が多く、あまり使用されない形態の読取装置を、
万が一のために準備することは敬遠されがちである。
【0020】また、複数種類の形態の読取装置を準備す
るためには、複数台の読取装置を設置するための余分な
スペースも必要となる。しかし、例えばレジのカウンタ
などはスペースが限られており、店舗自体が狭い場合に
は複数台の装置を設置する余裕がほとんどない場合も多
い。このような場合には、複数台の読取装置を設置する
こと自体、店にとって不利な条件となってしまう。
るためには、複数台の読取装置を設置するための余分な
スペースも必要となる。しかし、例えばレジのカウンタ
などはスペースが限られており、店舗自体が狭い場合に
は複数台の装置を設置する余裕がほとんどない場合も多
い。このような場合には、複数台の読取装置を設置する
こと自体、店にとって不利な条件となってしまう。
【0021】本発明はこのような問題に鑑み、1つの装
置で異なる読取形態に対応することができる読取装置を
実現することを目的とする。また、1つの読取装置で異
なる読取形態に対応するためには、必要に応じてそれぞ
れの読取形態に対応した読取態様に読取装置を切り替え
る必要がある。そこで、本発明では、手動あるいは自動
により、読取装置の読取形態に適した読取態様に切り替
えるための機構を実現することを特徴とする。
置で異なる読取形態に対応することができる読取装置を
実現することを目的とする。また、1つの読取装置で異
なる読取形態に対応するためには、必要に応じてそれぞ
れの読取形態に対応した読取態様に読取装置を切り替え
る必要がある。そこで、本発明では、手動あるいは自動
により、読取装置の読取形態に適した読取態様に切り替
えるための機構を実現することを特徴とする。
【0022】更に、それぞれの読取形態に応じた走査線
の出射方向を設定したり、走査線の走査方向を間接的に
利用者に知らせたりすることによって、利用者の読取作
業を補助し、読取作業の効率化を図ることを目的とす
る。そして本発明では更に、読取装置を定置式装置とし
て使用するためのスタンドを、利用者が利用しやすいよ
うに構成することを目的とする。
の出射方向を設定したり、走査線の走査方向を間接的に
利用者に知らせたりすることによって、利用者の読取作
業を補助し、読取作業の効率化を図ることを目的とす
る。そして本発明では更に、読取装置を定置式装置とし
て使用するためのスタンドを、利用者が利用しやすいよ
うに構成することを目的とする。
【0023】また、本発明は、読取装置内の光学系を改
良することを目的とする。
良することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、光源と、駆動
手段により駆動され光源から出射された光線を走査する
走査手段と、前記走査手段による走査光を反射する複数
枚の反射ミラーと、反射ミラーにより反射された走査光
が出射される読取窓と、マークからの反射光を受光する
受光手段とを有するヘッド部と、ヘッド部に取り付けら
れ利用者が把持可能な把手とを備えるとともに、読取窓
から第一の走査パターンと第二の走査パターンとが選択
的に出射される光学読取装置であることを特徴とする。
そして、これら第一・第二の走査パターンをそれぞれの
読取形態に適したものとすることにより、定置式・手持
ち式の各読取形態によるバーコードなどの読取動作を容
易に行うことができるようになる。
手段により駆動され光源から出射された光線を走査する
走査手段と、前記走査手段による走査光を反射する複数
枚の反射ミラーと、反射ミラーにより反射された走査光
が出射される読取窓と、マークからの反射光を受光する
受光手段とを有するヘッド部と、ヘッド部に取り付けら
れ利用者が把持可能な把手とを備えるとともに、読取窓
から第一の走査パターンと第二の走査パターンとが選択
的に出射される光学読取装置であることを特徴とする。
そして、これら第一・第二の走査パターンをそれぞれの
読取形態に適したものとすることにより、定置式・手持
ち式の各読取形態によるバーコードなどの読取動作を容
易に行うことができるようになる。
【0025】また、読取窓は第一の領域と第二の領域と
からなり、第一の領域からは第一の走査パターンが出射
され、第二の領域からは第二の走査パターンが出射され
る。このようにそれぞれの走査パターンが出射される領
域を別の領域とすることによって、利用者はどの位置か
らどの走査パターンが出射されるのかを理解でき、それ
ぞれの読取形態に適した領域から出射される走査パター
ンを用いてバーコードなどを読み取ることが可能とな
る。
からなり、第一の領域からは第一の走査パターンが出射
され、第二の領域からは第二の走査パターンが出射され
る。このようにそれぞれの走査パターンが出射される領
域を別の領域とすることによって、利用者はどの位置か
らどの走査パターンが出射されるのかを理解でき、それ
ぞれの読取形態に適した領域から出射される走査パター
ンを用いてバーコードなどを読み取ることが可能とな
る。
【0026】一方、本発明による光学読取装置では、そ
の背面は斜めに成形されていることを特徴とする。特に
第二の領域から出射される走査光の出射方向に同じ角度
となるように成形することも可能である。このような構
成をとることによって、タッチ式装置として読取装置を
使用している場合などに、バーコードや走査線が走査さ
れている位置を直接視認しやすくなり、バーコードが確
実に走査されているかどうかを利用者が確認することが
できるようになる。
の背面は斜めに成形されていることを特徴とする。特に
第二の領域から出射される走査光の出射方向に同じ角度
となるように成形することも可能である。このような構
成をとることによって、タッチ式装置として読取装置を
使用している場合などに、バーコードや走査線が走査さ
れている位置を直接視認しやすくなり、バーコードが確
実に走査されているかどうかを利用者が確認することが
できるようになる。
【0027】また、第二の領域から出射される走査光の
始点並びに終点に対応する位置に、走査光の走査位置を
知らせる印を付ける。この印としては、例えば第二の領
域の側面に取り付けられたマークであり、印が付される
位置に表示手段を付してもよい。この表示手段は、マー
クの読取結果を利用者に通知する通知手段を兼ねていて
もよい。また前記印は、第二の領域から出射される走査
光の始点並びに終点に対応する位置に設けられた、走査
線の走査位置を示す突起であってもよい。ーの先端部分
となるように構成する。このような構成は、いずれもバ
ーコード・走査位置を直接視認できない、あるいは視認
が難しい場合に、利用者に対して第二の領域から出射さ
れている走査光がどの位置を走査しているのかを知らせ
るためのものであり、読取位置の見当を利用者に付けさ
せることができる。
始点並びに終点に対応する位置に、走査光の走査位置を
知らせる印を付ける。この印としては、例えば第二の領
域の側面に取り付けられたマークであり、印が付される
位置に表示手段を付してもよい。この表示手段は、マー
クの読取結果を利用者に通知する通知手段を兼ねていて
もよい。また前記印は、第二の領域から出射される走査
光の始点並びに終点に対応する位置に設けられた、走査
線の走査位置を示す突起であってもよい。ーの先端部分
となるように構成する。このような構成は、いずれもバ
ーコード・走査位置を直接視認できない、あるいは視認
が難しい場合に、利用者に対して第二の領域から出射さ
れている走査光がどの位置を走査しているのかを知らせ
るためのものであり、読取位置の見当を利用者に付けさ
せることができる。
【0028】また、第一の走査パターンの焦点位置は第
一の領域から第一の位置に設定されるとともに、第二の
走査パターンの焦点位置は第一の位置よりも光学読取装
置に近い第二の位置に設定される。特に第二の走査パタ
ーンの焦点位置は第二の領域の面上に設定されてもよ
い。このような構成は、特に第二の走査パターンにより
バーコードメニューを読み取る場合などに有効なものと
なる。
一の領域から第一の位置に設定されるとともに、第二の
走査パターンの焦点位置は第一の位置よりも光学読取装
置に近い第二の位置に設定される。特に第二の走査パタ
ーンの焦点位置は第二の領域の面上に設定されてもよ
い。このような構成は、特に第二の走査パターンにより
バーコードメニューを読み取る場合などに有効なものと
なる。
【0029】一方、本発明による光学読取装置では、読
取モードを選択するためのスイッチが設けられ、スイッ
チの操作状態に応じて互いに交叉する複数の走査線から
構成される第一の走査パターンと、平行な複数の走査線
から構成される第二の走査パターンとを選択的に出射す
ることを特徴とする。また、本発明による光学読取装置
では、操作者の操作により、交叉する複数の走査線から
構成される第一の走査パターンと、ラスタ状に走査され
る第二の走査パターンとを選択的に出射する。また、本
発明による光学読取装置では、第二の走査パターンを構
成する走査線を生成するパターンミラーが駆動手段によ
り駆動されるものであり、第二の走査パターンによに読
取が選択された場合には、パターンミラーを駆動させて
ラスタ状走査パターンを生成することを特徴とする。
取モードを選択するためのスイッチが設けられ、スイッ
チの操作状態に応じて互いに交叉する複数の走査線から
構成される第一の走査パターンと、平行な複数の走査線
から構成される第二の走査パターンとを選択的に出射す
ることを特徴とする。また、本発明による光学読取装置
では、操作者の操作により、交叉する複数の走査線から
構成される第一の走査パターンと、ラスタ状に走査され
る第二の走査パターンとを選択的に出射する。また、本
発明による光学読取装置では、第二の走査パターンを構
成する走査線を生成するパターンミラーが駆動手段によ
り駆動されるものであり、第二の走査パターンによに読
取が選択された場合には、パターンミラーを駆動させて
ラスタ状走査パターンを生成することを特徴とする。
【0030】また、光学読取装置から出射される走査光
が特定マークを検出しているか否かを判断し、制御手段
が特定マーク検出結果に基づいて、特定マークが検出さ
れている間は一方の読取形態に移行し、特定マークが検
出されていない期間は他方の読取形態に移行する。この
ような構成では、読取装置が自動的に読取装置の読取形
態を把握して、読取態様を自動的に切り替えることがで
きる。この場合、利用者が操作する指示手段は読取装置
を設ける必要は特にはない。
が特定マークを検出しているか否かを判断し、制御手段
が特定マーク検出結果に基づいて、特定マークが検出さ
れている間は一方の読取形態に移行し、特定マークが検
出されていない期間は他方の読取形態に移行する。この
ような構成では、読取装置が自動的に読取装置の読取形
態を把握して、読取態様を自動的に切り替えることがで
きる。この場合、利用者が操作する指示手段は読取装置
を設ける必要は特にはない。
【0031】本発明の光学読取装置ではまた、選択され
た読取形態を利用者に通知する。通知のための手段は、
例えば表示手段、スピーカからの鳴動音などによること
ができる。利用者に現在設定されている読取態様を知ら
せることは、誤った読取装置の利用を事前に防いだり、
必要のないバーコードが読み取られることを防止したる
することに対して非常に効果的である。
た読取形態を利用者に通知する。通知のための手段は、
例えば表示手段、スピーカからの鳴動音などによること
ができる。利用者に現在設定されている読取態様を知ら
せることは、誤った読取装置の利用を事前に防いだり、
必要のないバーコードが読み取られることを防止したる
することに対して非常に効果的である。
【0032】本発明は更に、光源と、駆動手段によって
駆動され光源から出射された光線を走査する走査手段
と、走査手段よりの走査光が出射される読取窓と、マー
クからの反射光を受光する受光手段とを備え、読取窓か
らは第一の読取形態に応じた第一の走査パターンと、第
一の読取形態とは異なる第二の読取形態に応じた第二の
走査パターンとが出射され、光学読取装置は更に第一の
読取形態と第二の読取形態とを選択的に指示する指示手
段と、指示手段による指示により第一の走査パターンに
よるマーク読取と第二の走査パターンによるマーク読取
とを切替える制御手段とを備える光学読取装置であるこ
とを特徴とする。
駆動され光源から出射された光線を走査する走査手段
と、走査手段よりの走査光が出射される読取窓と、マー
クからの反射光を受光する受光手段とを備え、読取窓か
らは第一の読取形態に応じた第一の走査パターンと、第
一の読取形態とは異なる第二の読取形態に応じた第二の
走査パターンとが出射され、光学読取装置は更に第一の
読取形態と第二の読取形態とを選択的に指示する指示手
段と、指示手段による指示により第一の走査パターンに
よるマーク読取と第二の走査パターンによるマーク読取
とを切替える制御手段とを備える光学読取装置であるこ
とを特徴とする。
【0033】特に、指示手段はまた、複数の操作部から
構成され、複数の操作部のうち一つの操作部のみが操作
されたのか、複数の操作部が同時に操作されたのかに応
じて、御部が指示手段の機能を、読取形態設定機能と他
の機能とで切替えることを特徴とする。この構成では、
一つのスイッチを複数の用途に切り替えて使用すること
ができるという効果があり、スイッチは読取態様を切り
替えるためのものでなくても本発明を適用することが可
能である。
構成され、複数の操作部のうち一つの操作部のみが操作
されたのか、複数の操作部が同時に操作されたのかに応
じて、御部が指示手段の機能を、読取形態設定機能と他
の機能とで切替えることを特徴とする。この構成では、
一つのスイッチを複数の用途に切り替えて使用すること
ができるという効果があり、スイッチは読取態様を切り
替えるためのものでなくても本発明を適用することが可
能である。
【0034】なお、光学読取装置は、設置面上に設置さ
れて使用されるとともに利用者が手持ちで使用可能に構
成される場合には、指示手段に加えて利用者が操作可能
な第二の指示手段を備え、光学読取装置の読取態様が一
方の読取態様に設定されている場合に第二の指示手段が
操作された場合、制御手段は指示手段が操作されている
間読取態様を他方の読取態様に切替えることができる。
この場合には、読取態様は読取装置が利用されている状
態に応じて自動的に切り替えられるが、利用者が読取態
様を切り替えたいと要望する場合には指示手段を操作す
る。これによって、利用者の必要に応じた読取態様を提
供することができる。
れて使用されるとともに利用者が手持ちで使用可能に構
成される場合には、指示手段に加えて利用者が操作可能
な第二の指示手段を備え、光学読取装置の読取態様が一
方の読取態様に設定されている場合に第二の指示手段が
操作された場合、制御手段は指示手段が操作されている
間読取態様を他方の読取態様に切替えることができる。
この場合には、読取態様は読取装置が利用されている状
態に応じて自動的に切り替えられるが、利用者が読取態
様を切り替えたいと要望する場合には指示手段を操作す
る。これによって、利用者の必要に応じた読取態様を提
供することができる。
【0035】一方、本発明は、装置に取り付けられたス
イッチ本体と、スイッチ本体の上部に取り付けられスイ
ッチ本体を押下するスイッチ板とを備え、スイッチ板は
2以上、望ましくは三角形状の3点の支点によって支持
され、スイッチ板が操作された場合、支点を回動支点と
してスイッチ板が操作された方向に回動され、スイッチ
手段が押圧されるスイッチであることを特徴とする。こ
れによって、スイッチ板のどの位置を操作しても、スイ
ッチを押下することが可能となり、利用者の装置の把持
の仕方や手の大きさに関わらず、安定したスイッチ操作
を実現することができる。
イッチ本体と、スイッチ本体の上部に取り付けられスイ
ッチ本体を押下するスイッチ板とを備え、スイッチ板は
2以上、望ましくは三角形状の3点の支点によって支持
され、スイッチ板が操作された場合、支点を回動支点と
してスイッチ板が操作された方向に回動され、スイッチ
手段が押圧されるスイッチであることを特徴とする。こ
れによって、スイッチ板のどの位置を操作しても、スイ
ッチを押下することが可能となり、利用者の装置の把持
の仕方や手の大きさに関わらず、安定したスイッチ操作
を実現することができる。
【0036】また本発明は、物品に付されたマークを走
査光で走査しマークからの反射光を検出して情報を読み
取る、走査光が出射される読取窓と、利用者が把持可能
な把手を備えた光学読取装置がセットされるスタンドで
あって、把手が着脱自在にセットされる保持部と、保持
部を回動可能に支持するベース部とを備え、保持部の前
記読取窓が位置する側に、光学読取装置に取り付けられ
たケーブルが通過可能なスリットが設けられたスタンド
であることを特徴とする。このような構成によって、光
学読取装置を定置式装置と手持ち式装置とに兼用するこ
とができ、特にスタンドからの着脱動作が行いやすくな
るため、特に手持ち式装置として光学読取装置を使用す
る場合に操作性が向上する。
査光で走査しマークからの反射光を検出して情報を読み
取る、走査光が出射される読取窓と、利用者が把持可能
な把手を備えた光学読取装置がセットされるスタンドで
あって、把手が着脱自在にセットされる保持部と、保持
部を回動可能に支持するベース部とを備え、保持部の前
記読取窓が位置する側に、光学読取装置に取り付けられ
たケーブルが通過可能なスリットが設けられたスタンド
であることを特徴とする。このような構成によって、光
学読取装置を定置式装置と手持ち式装置とに兼用するこ
とができ、特にスタンドからの着脱動作が行いやすくな
るため、特に手持ち式装置として光学読取装置を使用す
る場合に操作性が向上する。
【0037】また、このようなスタンドは、光学読取装
置の把手が側面を向くように前記光学読取装置がセット
される。この場合にはスタンドに光学読取装置が装着さ
れていても、把手を把持しやすい。読取装置を手持ち式
装置として使用する場合には利用者は把手を把持するの
で、このような配置とすると光学読取装置のスタンドか
らの取り外し作業が非常に簡単になる。
置の把手が側面を向くように前記光学読取装置がセット
される。この場合にはスタンドに光学読取装置が装着さ
れていても、把手を把持しやすい。読取装置を手持ち式
装置として使用する場合には利用者は把手を把持するの
で、このような配置とすると光学読取装置のスタンドか
らの取り外し作業が非常に簡単になる。
【0038】また、本発明は、複数枚の反射ミラーと、
レーザ光源と、受光センサと、レーザ光源から出射され
たレーザ光を反射する平面ミラーがその中央付近に備え
られるとともに、入射光を前記受光センサに集光する集
光ミラーと、平面ミラーにより反射されたレーザ光を反
射する複数の反射面を持ち、駆動手段により回転駆動さ
れてレーザ光を走査する回転走査手段と、反射ミラー、
レーザ光源、受光センサ、集光ミラー、回転走査手段と
が搭載される一体的に成形されたフレームとが備えられ
た光学ユニットであることを特徴とする。
レーザ光源と、受光センサと、レーザ光源から出射され
たレーザ光を反射する平面ミラーがその中央付近に備え
られるとともに、入射光を前記受光センサに集光する集
光ミラーと、平面ミラーにより反射されたレーザ光を反
射する複数の反射面を持ち、駆動手段により回転駆動さ
れてレーザ光を走査する回転走査手段と、反射ミラー、
レーザ光源、受光センサ、集光ミラー、回転走査手段と
が搭載される一体的に成形されたフレームとが備えられ
た光学ユニットであることを特徴とする。
【0039】本発明による光学読取装置では、読取装置
を手持ちで使用するため、特に衝撃等に注意する必要が
あるとともに、読取装置の小型・軽量化が望まれる。そ
のため、上記の構成のように光学ユニットを一体化する
ことで、上記の要望を満たすことができる。特に、回転
走査手段は、前記フレームに対して緩衝材を介して取り
付けられている。回転走査手段を駆動する駆動手段(モ
ータ)は特に衝撃に弱いため、回転走査手段は緩衝材に
より衝撃が伝わらないようにされている。
を手持ちで使用するため、特に衝撃等に注意する必要が
あるとともに、読取装置の小型・軽量化が望まれる。そ
のため、上記の構成のように光学ユニットを一体化する
ことで、上記の要望を満たすことができる。特に、回転
走査手段は、前記フレームに対して緩衝材を介して取り
付けられている。回転走査手段を駆動する駆動手段(モ
ータ)は特に衝撃に弱いため、回転走査手段は緩衝材に
より衝撃が伝わらないようにされている。
【0040】また、本発明は、その両端の同一軸上に設
けられた第一及び第二の軸と、第二の軸の上下方向の一
方側に取り付けられた第三の軸とを有する光学部品と、
光学部品が取り付けられ、第一の軸がはめ込まれるスリ
ット状の第一の軸受けと、第二の軸がはめ込まれる第二
の軸受けと、第三の軸がはめ込まれ、第二の軸受けを中
心にした円弧の一部を形成する長穴形状の第三の軸受け
とを有するフレームとを備える光学ユニットであること
を特徴とする。
けられた第一及び第二の軸と、第二の軸の上下方向の一
方側に取り付けられた第三の軸とを有する光学部品と、
光学部品が取り付けられ、第一の軸がはめ込まれるスリ
ット状の第一の軸受けと、第二の軸がはめ込まれる第二
の軸受けと、第三の軸がはめ込まれ、第二の軸受けを中
心にした円弧の一部を形成する長穴形状の第三の軸受け
とを有するフレームとを備える光学ユニットであること
を特徴とする。
【0041】このように、光学部品を両端で支持するよ
うにしているため、面に光学部品を貼りつけたりする場
合と比較して、光学部品の後ろ側を有効に利用すること
ができ、この部分を走査光の光路などとして使用するこ
とができる。また、光学部品の傾き調整を行う場合、一
方をスリットに合わせて前後方向に、他方を回転移動さ
せることによって、非常に簡単な方法で光学部品の傾き
調整を行うことができるようになる。
うにしているため、面に光学部品を貼りつけたりする場
合と比較して、光学部品の後ろ側を有効に利用すること
ができ、この部分を走査光の光路などとして使用するこ
とができる。また、光学部品の傾き調整を行う場合、一
方をスリットに合わせて前後方向に、他方を回転移動さ
せることによって、非常に簡単な方法で光学部品の傾き
調整を行うことができるようになる。
【0042】
【実施の形態】図1は、本発明の一実施形態によるバー
コード読取装置の外観を示す図面である。本実施形態に
よる読取装置は、定置式読取装置、ガン式読取装置、タ
ッチ式読取装置の各形態に対応できる機能を備えてお
り、1台の読取装置でそれぞれ異なった使用形態に対応
することができる。
コード読取装置の外観を示す図面である。本実施形態に
よる読取装置は、定置式読取装置、ガン式読取装置、タ
ッチ式読取装置の各形態に対応できる機能を備えてお
り、1台の読取装置でそれぞれ異なった使用形態に対応
することができる。
【0043】図において、1は読取装置本体であり、2
は読取装置本体1がセットされるスタンドである。読取
装置本体1は、その内部に光源・走査手段・受光手段
(いずれも図示せず)などを備えたヘッド部11と、利
用者が把持可能な把手12とを備える。ヘッド部11の
前面には第一の読取窓13aと第二の読取窓13bとが
設けられている。第一の読取窓13aはその面積が大き
く、図1に図示された読取装置の場合には扇様の形状を
している。なお、窓の形状は図1に図示されたものには
限定されず、方形等であってもよい。また、第二の読取
窓13bは第一の読取窓13aと比較してその面積は狭
く、直線状の横に細長い形状をしている。第二の読取窓
の形状も、図1に図示されたものに限定されるものでは
ない。
は読取装置本体1がセットされるスタンドである。読取
装置本体1は、その内部に光源・走査手段・受光手段
(いずれも図示せず)などを備えたヘッド部11と、利
用者が把持可能な把手12とを備える。ヘッド部11の
前面には第一の読取窓13aと第二の読取窓13bとが
設けられている。第一の読取窓13aはその面積が大き
く、図1に図示された読取装置の場合には扇様の形状を
している。なお、窓の形状は図1に図示されたものには
限定されず、方形等であってもよい。また、第二の読取
窓13bは第一の読取窓13aと比較してその面積は狭
く、直線状の横に細長い形状をしている。第二の読取窓
の形状も、図1に図示されたものに限定されるものでは
ない。
【0044】第一の読取窓13a、第二の読取窓13b
からは、それぞれ異なった第一の走査パターンと第二の
走査パターンとが出射される。これらの走査パターンの
詳細については後に詳しく述べるが、それぞれ異なった
読取形態に対応した走査パターンが出射される。把手部
12の先端部分には、ケーブル3が接続されている。こ
のケーブル3の他端は、図示しないPOSターミナルな
どの外部装置に接続されている。ケーブル3は、読取装
置本体1に対して電力を供給するとともに、読取装置本
体1で発生した読取データ(バーコードデータ)を外部
装置に送信するために用いられる。
からは、それぞれ異なった第一の走査パターンと第二の
走査パターンとが出射される。これらの走査パターンの
詳細については後に詳しく述べるが、それぞれ異なった
読取形態に対応した走査パターンが出射される。把手部
12の先端部分には、ケーブル3が接続されている。こ
のケーブル3の他端は、図示しないPOSターミナルな
どの外部装置に接続されている。ケーブル3は、読取装
置本体1に対して電力を供給するとともに、読取装置本
体1で発生した読取データ(バーコードデータ)を外部
装置に送信するために用いられる。
【0045】なお、読取装置の前面には、バーコードの
読取結果を利用者に通知する通知音を発生するスピーカ
が備えられている。図2は、図1の読取装置の内部構
成、特にヘッド部内部を図示した図面である。図2aは
ヘッド部の読取窓側からの透視斜視図を、図2bは同じ
くヘッド部の側面断面図をそれぞれ示す。それぞれの図
において、Aは読取窓であり、A1は第一の読取窓、A
2は第二の読取窓に相当する。Bは光源であり、例えば
半導体レーザなどが使用される。Cは反射ミラー(集光
ミラー)であり、凹面鏡により構成される。また凹面鏡
の中心付近には平面の小型ミラーC’が取り付けられて
いる。なお、反射ミラーCと小型ミラーC’とは、別部
材として後から張りつけてもよいし、例えば樹脂などで
一体的に形成してその後反射膜を蒸着するように構成し
てもよい。光源Bから出射された光線は、この小型ミラ
ーC’に向けて出射される。
読取結果を利用者に通知する通知音を発生するスピーカ
が備えられている。図2は、図1の読取装置の内部構
成、特にヘッド部内部を図示した図面である。図2aは
ヘッド部の読取窓側からの透視斜視図を、図2bは同じ
くヘッド部の側面断面図をそれぞれ示す。それぞれの図
において、Aは読取窓であり、A1は第一の読取窓、A
2は第二の読取窓に相当する。Bは光源であり、例えば
半導体レーザなどが使用される。Cは反射ミラー(集光
ミラー)であり、凹面鏡により構成される。また凹面鏡
の中心付近には平面の小型ミラーC’が取り付けられて
いる。なお、反射ミラーCと小型ミラーC’とは、別部
材として後から張りつけてもよいし、例えば樹脂などで
一体的に形成してその後反射膜を蒸着するように構成し
てもよい。光源Bから出射された光線は、この小型ミラ
ーC’に向けて出射される。
【0046】小型ミラーC’により反射されたレーザ光
がポリゴンミラーDに照射されるような角度に、小型ミ
ラーC’の反射面は形成されている。ポリゴンミラーD
は、図2の場合4面の反射面を備えているが、反射面数
はこれに限定されない。ポリゴンミラーDは図示しない
モータの軸に取り付けられており、モータによって回転
駆動される。また、ポリゴンミラーの4面の反射面の垂
線に対する傾き(θ)はそれぞれ異なっているものとす
る。なお、ポリゴンミラーの傾き自体は自由に設定で
き、一部の面の傾きのみが他のもの異なったものでもよ
く、全ての面が同じ傾きであってもよい。
がポリゴンミラーDに照射されるような角度に、小型ミ
ラーC’の反射面は形成されている。ポリゴンミラーD
は、図2の場合4面の反射面を備えているが、反射面数
はこれに限定されない。ポリゴンミラーDは図示しない
モータの軸に取り付けられており、モータによって回転
駆動される。また、ポリゴンミラーの4面の反射面の垂
線に対する傾き(θ)はそれぞれ異なっているものとす
る。なお、ポリゴンミラーの傾き自体は自由に設定で
き、一部の面の傾きのみが他のもの異なったものでもよ
く、全ての面が同じ傾きであってもよい。
【0047】ポリゴンミラーDの各反射面により反射さ
れたレーザ光は、ポリゴンミラーの回転に応じて走査さ
れてフロアミラーEに入射する。フロアミラーEは複数
枚のミラーにより構成されており、走査パターンを構成
する複数本の走査線を発生するものである。フロアミラ
ーEは図2の場合8枚のミラーにより構成されている。
このうち、フロアミラーE1〜E5は、互いに弧を描く
ように接して並べられており、全ての反射面は内側に向
けられている。また、フローミラーE6、E7はフロア
ミラーE1〜E5の上側に配置されており、反射面はフ
ロアミラーE1〜E5と同様の方向にむけられている。
これらフロアミラーE1〜E7は、第一の読取窓A1の
下部に設けられており、第一のフロアミラー群を構成し
ている。
れたレーザ光は、ポリゴンミラーの回転に応じて走査さ
れてフロアミラーEに入射する。フロアミラーEは複数
枚のミラーにより構成されており、走査パターンを構成
する複数本の走査線を発生するものである。フロアミラ
ーEは図2の場合8枚のミラーにより構成されている。
このうち、フロアミラーE1〜E5は、互いに弧を描く
ように接して並べられており、全ての反射面は内側に向
けられている。また、フローミラーE6、E7はフロア
ミラーE1〜E5の上側に配置されており、反射面はフ
ロアミラーE1〜E5と同様の方向にむけられている。
これらフロアミラーE1〜E7は、第一の読取窓A1の
下部に設けられており、第一のフロアミラー群を構成し
ている。
【0048】また、フロアミラーE8は第二の読取窓A
2の下部に設けられている。フロアミラーE8は、その
他のフロアミラーよりも細長い形状をしている。このた
め、フロアミラーE8により発生する走査線は、その他
のフロアミラーE1〜E7により発生する走査線よりも
長さが長くなる。ここで、走査線の走査幅が長いと、走
査幅が短い走査線と比較して、同じ走査時間内に走査さ
れる走査の幅が広がる。これによって、よりバー幅の狭
いバーを検出することができるようになり、実質的に解
像度を上げることができる。このように、走査線の走査
幅を広げることは有利であるが、すべての走査線幅を広
げることはフロアミラーの幅を広げなくてはならず、ヘ
ッド部が大型化してしまうので、本実施形態の場合には
フロアミラーの設置場所を考えて、フロアミラーE8の
みを長さの長いミラーとしている。フロアミラーE8は
第二のフロアミラー群を構成する。
2の下部に設けられている。フロアミラーE8は、その
他のフロアミラーよりも細長い形状をしている。このた
め、フロアミラーE8により発生する走査線は、その他
のフロアミラーE1〜E7により発生する走査線よりも
長さが長くなる。ここで、走査線の走査幅が長いと、走
査幅が短い走査線と比較して、同じ走査時間内に走査さ
れる走査の幅が広がる。これによって、よりバー幅の狭
いバーを検出することができるようになり、実質的に解
像度を上げることができる。このように、走査線の走査
幅を広げることは有利であるが、すべての走査線幅を広
げることはフロアミラーの幅を広げなくてはならず、ヘ
ッド部が大型化してしまうので、本実施形態の場合には
フロアミラーの設置場所を考えて、フロアミラーE8の
みを長さの長いミラーとしている。フロアミラーE8は
第二のフロアミラー群を構成する。
【0049】なお、第一・第二のフロアミラー群を構成
するフロアミラーの枚数などは、読取装置が想定してい
る読取形態に応じて適宜選択することができ、第一・第
二のフロアミラー群ともに複数枚のフロアミラーにより
構成してもよい。第一・第二のフロアミラー群により読
取窓から出射される走査光が、それぞれ想定された読取
形態に対応していればそれでよい。
するフロアミラーの枚数などは、読取装置が想定してい
る読取形態に応じて適宜選択することができ、第一・第
二のフロアミラー群ともに複数枚のフロアミラーにより
構成してもよい。第一・第二のフロアミラー群により読
取窓から出射される走査光が、それぞれ想定された読取
形態に対応していればそれでよい。
【0050】ポリゴンミラーDにより反射された走査光
は、フロアミラーE1〜E8により図示上方に反射さ
れ、それぞれのフロアミラーに対応する読取窓から出射
される。ここで、フロアミラーE1〜E7により反射さ
れた走査光は第一の読取窓A1より出射され、第一の走
査パターンを構成する。このため、第一の走査パターン
は基本的には7本の走査線により構成される。また、フ
ロアミラーE8により反射された走査光は第二の読取窓
A2より出射され、第二の走査パターンはその走査幅が
広い、一本の走査線により基本的に構成される。
は、フロアミラーE1〜E8により図示上方に反射さ
れ、それぞれのフロアミラーに対応する読取窓から出射
される。ここで、フロアミラーE1〜E7により反射さ
れた走査光は第一の読取窓A1より出射され、第一の走
査パターンを構成する。このため、第一の走査パターン
は基本的には7本の走査線により構成される。また、フ
ロアミラーE8により反射された走査光は第二の読取窓
A2より出射され、第二の走査パターンはその走査幅が
広い、一本の走査線により基本的に構成される。
【0051】図2bに図示されるように、フロアミラー
E1(〜E5)とフロアミラーE8(E6、E7)はそ
の取付け位置が上下にずれている。また、前述の通り、
ポリゴンミラーの反射面はその傾斜角が異なっている。
そのため、ポリゴンミラーの図示実線で示される反射面
にレーザ光が照射されている場合には、走査光はフロア
ミラーE1(〜E5)に向けて図示実線で示される経路
を通り反射される。フロアミラーE1に入射した走査光
は上方に向けて反射され、第一の読取窓A1から出射さ
れる。
E1(〜E5)とフロアミラーE8(E6、E7)はそ
の取付け位置が上下にずれている。また、前述の通り、
ポリゴンミラーの反射面はその傾斜角が異なっている。
そのため、ポリゴンミラーの図示実線で示される反射面
にレーザ光が照射されている場合には、走査光はフロア
ミラーE1(〜E5)に向けて図示実線で示される経路
を通り反射される。フロアミラーE1に入射した走査光
は上方に向けて反射され、第一の読取窓A1から出射さ
れる。
【0052】一方、ポリゴンミラーの図示点線で示され
る反射面は図示実線で示される反射面よりも上側を向い
ているため、図示点線で示される反射面により反射され
る走査光(図示点線)は、図示実線により示される反射
面による走査光よりも上方に反射し、フロアミラーE1
〜E5よりも上に取り付けられたフロアミラーE8並び
にフロアミラーE6、E7に入射する。このうち、フロ
アミラーE8に入射した走査光は反射されて第二の読取
窓A2から出射される。なお、図2には図示されていな
いが、フロアミラーE6、E7に入射した走査光はこれ
らのミラーにより上方に反射され、第一の読取窓A1よ
り出射される。
る反射面は図示実線で示される反射面よりも上側を向い
ているため、図示点線で示される反射面により反射され
る走査光(図示点線)は、図示実線により示される反射
面による走査光よりも上方に反射し、フロアミラーE1
〜E5よりも上に取り付けられたフロアミラーE8並び
にフロアミラーE6、E7に入射する。このうち、フロ
アミラーE8に入射した走査光は反射されて第二の読取
窓A2から出射される。なお、図2には図示されていな
いが、フロアミラーE6、E7に入射した走査光はこれ
らのミラーにより上方に反射され、第一の読取窓A1よ
り出射される。
【0053】このように、ポリゴンミラーの反射面の傾
斜が異ならせてあるために、走査光が反射される反射面
に応じて走査光が入射するフロアミラーが選択され、そ
れぞれのフロアミラーに対応した走査パターンが対応す
る読取窓から出射される。また、バーコードからの反射
光は、走査光の出射経路と同一経路を通って受光センサ
Gに入射する。例えば、フロアミラーE1により反射さ
れた走査光に対応した反射光は、第一の読取窓−フロア
ミラーE1−ポリゴンミラーD−反射ミラーC−受光セ
ンサGという経路を通る。ここで、バーコードからの反
射光は散乱光であるため、受光センサGでの受光光量を
増やすために、光路の一部分に凹面鏡である反射ミラー
Cが備えられている。この反射ミラーによりバーコード
からの反射光を集光して受光センサGに導く。なお、反
射ミラーCの焦点位置は、丁度受光センサGの受光面上
となり、受光センサGの受光効率が高められるようにな
っている。次に、走査光の出射について説明する。
斜が異ならせてあるために、走査光が反射される反射面
に応じて走査光が入射するフロアミラーが選択され、そ
れぞれのフロアミラーに対応した走査パターンが対応す
る読取窓から出射される。また、バーコードからの反射
光は、走査光の出射経路と同一経路を通って受光センサ
Gに入射する。例えば、フロアミラーE1により反射さ
れた走査光に対応した反射光は、第一の読取窓−フロア
ミラーE1−ポリゴンミラーD−反射ミラーC−受光セ
ンサGという経路を通る。ここで、バーコードからの反
射光は散乱光であるため、受光センサGでの受光光量を
増やすために、光路の一部分に凹面鏡である反射ミラー
Cが備えられている。この反射ミラーによりバーコード
からの反射光を集光して受光センサGに導く。なお、反
射ミラーCの焦点位置は、丁度受光センサGの受光面上
となり、受光センサGの受光効率が高められるようにな
っている。次に、走査光の出射について説明する。
【0054】図3並びに図4は、走査光の出射状態を説
明する図面である。図3の場合にはポリゴンミラーの第
一〜第三の反射面により走査光が反射された場合を、図
4の場合にはポリゴンミラーの第四の反射面により走査
光が反射された場合をそれぞれ図示している。図3に図
示されるように、ポリゴンミラーの第一、第二、第三の
反射面により走査光が反射される場合(図2の実線で示
された反射面に相当)には、走査光はフロアミラーE1
〜E5(E4、E5は図示せず)により反射され、第一
の読取窓A1より出射される。ここで、ポリゴンミラー
の反射角度はそれぞれ異なっているために、第一の反射
面により反射された走査光はフロアミラーの第一の位置
e1に、第二の反射面により反射された走査光はフロア
ミラーの第二の位置e2に、第三の反射面により反射さ
れた走査光はフロアミラーの第三の位置e3に、それぞ
れ入射位置を変えて入射する。
明する図面である。図3の場合にはポリゴンミラーの第
一〜第三の反射面により走査光が反射された場合を、図
4の場合にはポリゴンミラーの第四の反射面により走査
光が反射された場合をそれぞれ図示している。図3に図
示されるように、ポリゴンミラーの第一、第二、第三の
反射面により走査光が反射される場合(図2の実線で示
された反射面に相当)には、走査光はフロアミラーE1
〜E5(E4、E5は図示せず)により反射され、第一
の読取窓A1より出射される。ここで、ポリゴンミラー
の反射角度はそれぞれ異なっているために、第一の反射
面により反射された走査光はフロアミラーの第一の位置
e1に、第二の反射面により反射された走査光はフロア
ミラーの第二の位置e2に、第三の反射面により反射さ
れた走査光はフロアミラーの第三の位置e3に、それぞ
れ入射位置を変えて入射する。
【0055】このため、それぞれの走査光のフロアミラ
ーへの入射角度が異なり、フロアミラーにより反射され
る走査光の出射方向はそれぞれの入射位置に応じて異な
る。例えば、第一の位置e1により反射された走査光は
図示aの方向に出射される。また、第二の位置e2によ
り反射された走査光は図示bの方向に、第三の位置e3
により反射された走査光は図示cの方向に、それぞれ出
射される。
ーへの入射角度が異なり、フロアミラーにより反射され
る走査光の出射方向はそれぞれの入射位置に応じて異な
る。例えば、第一の位置e1により反射された走査光は
図示aの方向に出射される。また、第二の位置e2によ
り反射された走査光は図示bの方向に、第三の位置e3
により反射された走査光は図示cの方向に、それぞれ出
射される。
【0056】このような走査光の出射方向の違いによっ
て、第一の読取窓から出射される走査パターンは少しず
つ走査位置が異なった3通りのパターンを描く。図3の
場合には、a、b、cの3本の走査光は互いに平行な軌
跡を描く。この様に一つの走査パターンをより多くの走
査光により構成することによって、走査線により走査さ
れる範囲を拡大することができ、読取窓の前を通過する
バーコードが走査される確率を高め、バーコード読取成
功率を向上させることができる。
て、第一の読取窓から出射される走査パターンは少しず
つ走査位置が異なった3通りのパターンを描く。図3の
場合には、a、b、cの3本の走査光は互いに平行な軌
跡を描く。この様に一つの走査パターンをより多くの走
査光により構成することによって、走査線により走査さ
れる範囲を拡大することができ、読取窓の前を通過する
バーコードが走査される確率を高め、バーコード読取成
功率を向上させることができる。
【0057】図4は、ポリゴンミラーの第四の反射面に
より走査光が反射された場合(図2の点線で示された反
射面に相当)を図示している。第四の反射面は、第一〜
第三の反射面と比較して反射面が若干上向きとなってい
る。そのため、ポリゴンミラーの第四の反射面により反
射された走査光は、フロアミラーE1〜E5よりも高い
位置に取り付けられているフロアミラーE6〜E8(E
7は図示せず)に入射する。
より走査光が反射された場合(図2の点線で示された反
射面に相当)を図示している。第四の反射面は、第一〜
第三の反射面と比較して反射面が若干上向きとなってい
る。そのため、ポリゴンミラーの第四の反射面により反
射された走査光は、フロアミラーE1〜E5よりも高い
位置に取り付けられているフロアミラーE6〜E8(E
7は図示せず)に入射する。
【0058】このうち、フロアミラーE6およびE7に
より反射される走査光は、第一の読取窓から走査光bと
して出射される。一方、フロアミラーE8により反射さ
れた走査光は、第二の読取窓から走査光aとして出射さ
れる。このような構成をとることによって、レーザ光が
走査される期間に応じて走査光が出射される読取窓を切
り替えることが可能となる。
より反射される走査光は、第一の読取窓から走査光bと
して出射される。一方、フロアミラーE8により反射さ
れた走査光は、第二の読取窓から走査光aとして出射さ
れる。このような構成をとることによって、レーザ光が
走査される期間に応じて走査光が出射される読取窓を切
り替えることが可能となる。
【0059】このように、ポリゴンミラーの反射面の傾
きを変えることによって、ポリゴンミラーが一回転する
間に発生する走査線の本数を増加させることができると
ともに、走査光が出射される読取窓の切替えが行われ
る。図5は、第一の読取窓並びに第二の読取窓から出射
される走査パターンを示す図面である。図5に図示され
る直線はそれぞれ走査光の軌跡を示している。また、そ
れぞれの走査光に付された符号は、対応するフロアミラ
ーとポリゴンミラーの反射面を示している。例えば「E
1−1」とあるのは、フロアミラーE1により反射され
た走査光によるものであり、この走査光はポリゴンミラ
ーの第一の反射面により反射されたものであることを示
している。
きを変えることによって、ポリゴンミラーが一回転する
間に発生する走査線の本数を増加させることができると
ともに、走査光が出射される読取窓の切替えが行われ
る。図5は、第一の読取窓並びに第二の読取窓から出射
される走査パターンを示す図面である。図5に図示され
る直線はそれぞれ走査光の軌跡を示している。また、そ
れぞれの走査光に付された符号は、対応するフロアミラ
ーとポリゴンミラーの反射面を示している。例えば「E
1−1」とあるのは、フロアミラーE1により反射され
た走査光によるものであり、この走査光はポリゴンミラ
ーの第一の反射面により反射されたものであることを示
している。
【0060】また、走査パターンE1〜E7は第一の読
取窓から出射されるものを、走査パターンE8は第二の
読取窓から出射されるものをそれぞれ示している。フロ
アミラーE1〜E5には、ポリゴンミラーの第一〜第三
の反射面により反射された走査光が入射する。そのた
め、これらのフロアミラーは、ポリゴンミラーが一回転
する間にそれぞれ3本の走査線を発生する。そして、各
フロアミラーにより反射される3本の走査線は、互いに
所定の間隔の平行な軌跡を描く。
取窓から出射されるものを、走査パターンE8は第二の
読取窓から出射されるものをそれぞれ示している。フロ
アミラーE1〜E5には、ポリゴンミラーの第一〜第三
の反射面により反射された走査光が入射する。そのた
め、これらのフロアミラーは、ポリゴンミラーが一回転
する間にそれぞれ3本の走査線を発生する。そして、各
フロアミラーにより反射される3本の走査線は、互いに
所定の間隔の平行な軌跡を描く。
【0061】フロアミラーE1により生成される走査光
は、読取窓に対してほぼ水平方向のものとなっている。
また、フロアミラーE2、E5により生成される走査線
は、ほぼ45度の傾きを持ったものであり、フロアミラ
ーE2により生成される走査線は右上がり、フロアミラ
ーE5により生成される走査線は左上がりとなってい
る。
は、読取窓に対してほぼ水平方向のものとなっている。
また、フロアミラーE2、E5により生成される走査線
は、ほぼ45度の傾きを持ったものであり、フロアミラ
ーE2により生成される走査線は右上がり、フロアミラ
ーE5により生成される走査線は左上がりとなってい
る。
【0062】同様に、フロアミラーE3により生成され
る走査線は右上がり、フロアミラーE4により生成され
る走査線は左上がりであり、それぞれフロアミラーE
2、E5により生成される走査線よりもその傾きが急に
なっている。フロアミラーE6〜E8には、ポリゴンミ
ラーの第四の反射面により反射された走査光が入射す
る。そのため、ポリゴンミラーが一回転する間に、フロ
アミラーE6〜E8はそれぞれ一本の走査線を発生す
る。
る走査線は右上がり、フロアミラーE4により生成され
る走査線は左上がりであり、それぞれフロアミラーE
2、E5により生成される走査線よりもその傾きが急に
なっている。フロアミラーE6〜E8には、ポリゴンミ
ラーの第四の反射面により反射された走査光が入射す
る。そのため、ポリゴンミラーが一回転する間に、フロ
アミラーE6〜E8はそれぞれ一本の走査線を発生す
る。
【0063】フロアミラーE6により生成される走査線
は、フロアミラーE2により生成される走査線とほぼ同
じ(少し傾いている)の角度で走査され、その走査位置
はフロアミラーE2による走査線が走査していない位置
となる。同様に、フロアミラーE7による走査線は、フ
ロアミラーE5による走査線とその傾きが若干異なって
おり、その走査位置はフロアミラーE5による走査線が
走査しない位置となる。
は、フロアミラーE2により生成される走査線とほぼ同
じ(少し傾いている)の角度で走査され、その走査位置
はフロアミラーE2による走査線が走査していない位置
となる。同様に、フロアミラーE7による走査線は、フ
ロアミラーE5による走査線とその傾きが若干異なって
おり、その走査位置はフロアミラーE5による走査線が
走査しない位置となる。
【0064】フロアミラーE6、E7が発生する走査線
は、ポリゴンミラーが1回転する毎に一本のみである
が、この分第一の読取窓から出射される走査線の本数を
増すことができ、バーコードが走査される可能性をより
高めることができる。このように、第一の読取窓から
は、おおよそ5方向に向けて走査される走査光が出射さ
れる。これによって、第一の読取窓面を通過するバーコ
ードが様々な方向に傾いていても、いずれかの走査線が
バーコードを読取可能な単位で走査することができ、バ
ーコードの読取確率を向上させることができる。また、
フロアミラーE1〜E5により発生する走査パターンは
それぞれ平行に走査される3本の走査線により構成され
ている。そのため、走査線が一本のみである場合には走
査できないような位置をバーコードが通過したとして
も、走査線数が多く走査範囲が広くなるために、複数本
の走査線を使用すればいずれかの走査線がバーコードを
走査することができ、バーコードの読取確率は更に向上
する。
は、ポリゴンミラーが1回転する毎に一本のみである
が、この分第一の読取窓から出射される走査線の本数を
増すことができ、バーコードが走査される可能性をより
高めることができる。このように、第一の読取窓から
は、おおよそ5方向に向けて走査される走査光が出射さ
れる。これによって、第一の読取窓面を通過するバーコ
ードが様々な方向に傾いていても、いずれかの走査線が
バーコードを読取可能な単位で走査することができ、バ
ーコードの読取確率を向上させることができる。また、
フロアミラーE1〜E5により発生する走査パターンは
それぞれ平行に走査される3本の走査線により構成され
ている。そのため、走査線が一本のみである場合には走
査できないような位置をバーコードが通過したとして
も、走査線数が多く走査範囲が広くなるために、複数本
の走査線を使用すればいずれかの走査線がバーコードを
走査することができ、バーコードの読取確率は更に向上
する。
【0065】また、フロアミラーE8による走査線は、
水平方向に走査されるものであり、第二の読取窓から一
直線状に出射される。ここで、フロアミラーE8の長さ
はその他のフロアミラーE1〜E7よりも長いため、生
成される走査線の長さも長いものとなる。第二の読取窓
から出射される走査線はその走査方向が固定されている
ために、予め読取対象となるバーコードの向きが決まっ
ている、あるいはバーコードの位置を読取に適した向き
に向けることができる場合などに適している。
水平方向に走査されるものであり、第二の読取窓から一
直線状に出射される。ここで、フロアミラーE8の長さ
はその他のフロアミラーE1〜E7よりも長いため、生
成される走査線の長さも長いものとなる。第二の読取窓
から出射される走査線はその走査方向が固定されている
ために、予め読取対象となるバーコードの向きが決まっ
ている、あるいはバーコードの位置を読取に適した向き
に向けることができる場合などに適している。
【0066】このように、本実施形態による読取装置の
場合には、ポリゴンミラーが一回転する間に、走査線が
計18本生成される。なお、図5の例ではフロアミラー
E6〜E8はポリゴンミラーが一回転する間にそれぞれ
一本の走査線のみ生成しているが、それぞれのフロアミ
ラーが生成する走査線の数は、そのフロアミラーに走査
光を入射させるポリゴンミラーの反射面の数を変更する
ことによって、必要に応じて変えることができる。従っ
て、各フロアミラーが生成する走査光の数は、図5の本
数には限定されない。図5に図示された読取装置の場合
には、第二の読取窓から出射される走査光を一本のみに
することを前提にしている。
場合には、ポリゴンミラーが一回転する間に、走査線が
計18本生成される。なお、図5の例ではフロアミラー
E6〜E8はポリゴンミラーが一回転する間にそれぞれ
一本の走査線のみ生成しているが、それぞれのフロアミ
ラーが生成する走査線の数は、そのフロアミラーに走査
光を入射させるポリゴンミラーの反射面の数を変更する
ことによって、必要に応じて変えることができる。従っ
て、各フロアミラーが生成する走査光の数は、図5の本
数には限定されない。図5に図示された読取装置の場合
には、第二の読取窓から出射される走査光を一本のみに
することを前提にしている。
【0067】図6は、各読取面上での走査パターンの軌
跡を示す図面である。図6に図示されるように、第一の
読取窓からは計17本の走査線が出射され、第二の読取
窓からは一本の、走査幅の長い走査線が出射される。図
7は、読取窓から若干離れた位置における各走査線の軌
跡を示した図面であり、この場合読取窓から100ミリ
離れた位置での走査線の例を図示している。図6に図示
された走査パターンと比較すると、走査パターンが全体
的に広がっている。図6に図示されるように読取窓から
離れるほど走査パターンに広がりがでることによって、
読取装置から離れた位置を通過するバーコードの通過位
置が読取窓中心付近からずれた位置であってもバーコー
ドが走査される確率が高まり、バーコード読取の成功率
(読取確率)が向上する。図8は、本実施形態による読
取装置の利用形態を示す図面である。図8aは定置式と
して、図8bはガン式として、図8cはタッチ式とし
て、読取装置を使用する例をそれぞれ図示している。
跡を示す図面である。図6に図示されるように、第一の
読取窓からは計17本の走査線が出射され、第二の読取
窓からは一本の、走査幅の長い走査線が出射される。図
7は、読取窓から若干離れた位置における各走査線の軌
跡を示した図面であり、この場合読取窓から100ミリ
離れた位置での走査線の例を図示している。図6に図示
された走査パターンと比較すると、走査パターンが全体
的に広がっている。図6に図示されるように読取窓から
離れるほど走査パターンに広がりがでることによって、
読取装置から離れた位置を通過するバーコードの通過位
置が読取窓中心付近からずれた位置であってもバーコー
ドが走査される確率が高まり、バーコード読取の成功率
(読取確率)が向上する。図8は、本実施形態による読
取装置の利用形態を示す図面である。図8aは定置式と
して、図8bはガン式として、図8cはタッチ式とし
て、読取装置を使用する例をそれぞれ図示している。
【0068】定置式読取装置として使用する場合には、
読取装置本体をスタンドに設置する。この場合、読取装
置の把手がスタンドの保持部に差し込まれ、これによっ
て読取装置本体が固定され、読取窓が所定の方向を向
く。このような状態でバーコードの読取を行う場合に
は、読取窓に対向させてバーコードが付された物品を通
過させる。既に述べた通り、第一の読取窓からは複数方
向に走査される走査パターンが出射されるため、走査線
は広範囲を走査し、図8aに図示されるようにバーコー
ドがそれぞれ傾きが異なる多数の走査線により走査され
る。定置式読取装置を用いてバーコードを読み取る場合
には、利用者が特に意識しない限り読取窓を通過するバ
ーコードの傾きは一定していない。しかし、上記のよう
な走査パターンによりバーコードを走査することによっ
て、読取窓を通過するバーコードが傾いていても、いず
れかの走査線によりバーコードが走査される可能性を高
くすることができる。
読取装置本体をスタンドに設置する。この場合、読取装
置の把手がスタンドの保持部に差し込まれ、これによっ
て読取装置本体が固定され、読取窓が所定の方向を向
く。このような状態でバーコードの読取を行う場合に
は、読取窓に対向させてバーコードが付された物品を通
過させる。既に述べた通り、第一の読取窓からは複数方
向に走査される走査パターンが出射されるため、走査線
は広範囲を走査し、図8aに図示されるようにバーコー
ドがそれぞれ傾きが異なる多数の走査線により走査され
る。定置式読取装置を用いてバーコードを読み取る場合
には、利用者が特に意識しない限り読取窓を通過するバ
ーコードの傾きは一定していない。しかし、上記のよう
な走査パターンによりバーコードを走査することによっ
て、読取窓を通過するバーコードが傾いていても、いず
れかの走査線によりバーコードが走査される可能性を高
くすることができる。
【0069】ガン式として読取装置を使用する場合に
は、図8bに図示されるように、利用者は把手を把持し
て、離れた位置にあるバーコード面に対して読取窓を向
ける。これによって、バーコード面が走査パターンによ
り走査される。ガン式として読装置を使用する場合に
は、バーコードが読取窓から離れているケースが多いた
め、定置式装置の場合と同様にバーコードの傾きが一定
ではない。特にガン式読取装置での読取を想定している
バーコードは、手が届かない場所にあるものや重量物も
含まれているため、バーコードの向きを変えることがで
きないケースがある。そのため、ガン式として読取装置
を使用する場合にも、バーコードの読取には第一の読取
窓から出射される走査パターンが使用される。また、走
査パターンは読取窓から離れると広がるために、大体の
見当をつけて読取窓をバーコードに向けただけでも、所
望のバーコードを走査することが可能となる。
は、図8bに図示されるように、利用者は把手を把持し
て、離れた位置にあるバーコード面に対して読取窓を向
ける。これによって、バーコード面が走査パターンによ
り走査される。ガン式として読装置を使用する場合に
は、バーコードが読取窓から離れているケースが多いた
め、定置式装置の場合と同様にバーコードの傾きが一定
ではない。特にガン式読取装置での読取を想定している
バーコードは、手が届かない場所にあるものや重量物も
含まれているため、バーコードの向きを変えることがで
きないケースがある。そのため、ガン式として読取装置
を使用する場合にも、バーコードの読取には第一の読取
窓から出射される走査パターンが使用される。また、走
査パターンは読取窓から離れると広がるために、大体の
見当をつけて読取窓をバーコードに向けただけでも、所
望のバーコードを走査することが可能となる。
【0070】一方、タッチ式として読取装置を使用する
場合には、図8cに図示される通りに、利用者は読取装
置本体の把手を把持する。そして、例えばバーコードメ
ニューの特定のバーコードの位置に第二の読取窓を持っ
ていき、第二の読取窓から出射される走査線によって読
取対象のバーコードを走査する。第二の読取窓から出射
される走査線の走査方向は固定であるが、バーコードメ
ニューは手元に置かれているためにバーコードの向きを
調節することは容易である。
場合には、図8cに図示される通りに、利用者は読取装
置本体の把手を把持する。そして、例えばバーコードメ
ニューの特定のバーコードの位置に第二の読取窓を持っ
ていき、第二の読取窓から出射される走査線によって読
取対象のバーコードを走査する。第二の読取窓から出射
される走査線の走査方向は固定であるが、バーコードメ
ニューは手元に置かれているためにバーコードの向きを
調節することは容易である。
【0071】また、第二の読取窓から出射される走査パ
ターンを、第一の読取窓から出射される走査パターンと
は異なり、互いに交差する多方向に走査される走査線が
生じないようにすれば、第二の読取窓から出射される走
査線の走査範囲はごく限られた範囲内のみとなる。例え
ば第二の読取窓から出射される走査線を図5の如く一方
向に走査されるもの一本のみとした場合、第二の読取窓
から出射される走査パターンは単に水平方向に直線状に
走査面を走査するだけとなる。
ターンを、第一の読取窓から出射される走査パターンと
は異なり、互いに交差する多方向に走査される走査線が
生じないようにすれば、第二の読取窓から出射される走
査線の走査範囲はごく限られた範囲内のみとなる。例え
ば第二の読取窓から出射される走査線を図5の如く一方
向に走査されるもの一本のみとした場合、第二の読取窓
から出射される走査パターンは単に水平方向に直線状に
走査面を走査するだけとなる。
【0072】バーコードは基本的に横方向に長く、また
バーコードの短手方向に沿った方向に走査されたとして
もバーコードを読み取ることはできない。そのため、第
二の読取窓から出射される走査線を一方向に走査される
ものとすることによって、読取対象ではないバーコード
など不要な部分が走査されることがなくなり、バーコー
ドメニューを読み取る場合に特に問題となる不要なバー
コードが読み取られてしまうことを防止することができ
る。
バーコードの短手方向に沿った方向に走査されたとして
もバーコードを読み取ることはできない。そのため、第
二の読取窓から出射される走査線を一方向に走査される
ものとすることによって、読取対象ではないバーコード
など不要な部分が走査されることがなくなり、バーコー
ドメニューを読み取る場合に特に問題となる不要なバー
コードが読み取られてしまうことを防止することができ
る。
【0073】なお、タッチ式として読取装置を使用する
場合には、バーコードの傾きを読取窓に合わせることが
可能であるため、それぞれ走査方向が異なる走査線を必
要としない。そのため、タッチ式読取装置として使用す
る場合には、第二の読取窓から一方向に走査される一本
の走査線によりバーコードを読み取るようにしている。
場合には、バーコードの傾きを読取窓に合わせることが
可能であるため、それぞれ走査方向が異なる走査線を必
要としない。そのため、タッチ式読取装置として使用す
る場合には、第二の読取窓から一方向に走査される一本
の走査線によりバーコードを読み取るようにしている。
【0074】ここで、走査線の焦点位置ではビーム径が
最小となる。ビーム径が細ければ細い程、バー幅が狭い
バーコードを読み取ることが可能となるため、走査線の
焦点位置(あるいは近傍)にバーコードがあれば、バー
幅が狭いバーコードを読み取った場合でも、読取を成功
させやすい。そのため、走査線が焦点を結ぶ位置は、そ
れぞれの読取形態によるバーコード読取を行う際のバー
コード位置付近とすることが望ましい。
最小となる。ビーム径が細ければ細い程、バー幅が狭い
バーコードを読み取ることが可能となるため、走査線の
焦点位置(あるいは近傍)にバーコードがあれば、バー
幅が狭いバーコードを読み取った場合でも、読取を成功
させやすい。そのため、走査線が焦点を結ぶ位置は、そ
れぞれの読取形態によるバーコード読取を行う際のバー
コード位置付近とすることが望ましい。
【0075】定置式・ガン式として読取装置を使用する
場合には、読取窓から離れた位置をバーコードが通過す
る。そのため、第一の読取窓から出射される走査線の焦
点位置は、読取窓から離れた位置とすることが望まし
く、例えば10数センチ程度とする。また、読取範囲を
大きくとるためには、読取窓に対して前後方向に読取可
能となる領域がある必要がある。そのため、第一の読取
窓から出射される走査光による読取深度を深くすること
が望まれる。
場合には、読取窓から離れた位置をバーコードが通過す
る。そのため、第一の読取窓から出射される走査線の焦
点位置は、読取窓から離れた位置とすることが望まし
く、例えば10数センチ程度とする。また、読取範囲を
大きくとるためには、読取窓に対して前後方向に読取可
能となる領域がある必要がある。そのため、第一の読取
窓から出射される走査光による読取深度を深くすること
が望まれる。
【0076】一方、タッチ式として読取装置を使用する
場合には、バーコードは読取窓に極めて接近しているた
め、第二の読取窓から出射される走査光の焦点位置は第
二の読取窓面上、あるいは近い位置とすることが望まし
い。また、バーコードと読取窓との間隔にはそれほど幅
がでないため、第二の読取窓から出射される走査光の読
取深度は浅くてよい。
場合には、バーコードは読取窓に極めて接近しているた
め、第二の読取窓から出射される走査光の焦点位置は第
二の読取窓面上、あるいは近い位置とすることが望まし
い。また、バーコードと読取窓との間隔にはそれほど幅
がでないため、第二の読取窓から出射される走査光の読
取深度は浅くてよい。
【0077】タッチ式装置として読取装置を使用してい
る場合、第二の読取光からの走査光の読取深度が深くな
ってしまうと、第二の読取窓から離れた位置にあるもの
も走査されてしまう。これでは、読み取る必要のないバ
ーコードまで読み取ってしまう可能性が大きくなる。特
にバーコードメニューを読み取る場合、所望のバーコー
ド位置まで読取装置を移動させる際に、メニューシート
上に記録されたその他のバーコード上を読取装置が通過
する。この際に、走査光がその他のバーコードを走査し
てしまいこれらを読み取ってしまう危険性が高い。読取
対象となっているか否かに関わらず、メニューシート上
に記録されたバーコードはデータとしては有効なもので
あるため、読取装置を移動させている際に必要ではない
バーコードを読み取ってしまうと不要な情報が入力され
てしまい、不都合が生ずる。
る場合、第二の読取光からの走査光の読取深度が深くな
ってしまうと、第二の読取窓から離れた位置にあるもの
も走査されてしまう。これでは、読み取る必要のないバ
ーコードまで読み取ってしまう可能性が大きくなる。特
にバーコードメニューを読み取る場合、所望のバーコー
ド位置まで読取装置を移動させる際に、メニューシート
上に記録されたその他のバーコード上を読取装置が通過
する。この際に、走査光がその他のバーコードを走査し
てしまいこれらを読み取ってしまう危険性が高い。読取
対象となっているか否かに関わらず、メニューシート上
に記録されたバーコードはデータとしては有効なもので
あるため、読取装置を移動させている際に必要ではない
バーコードを読み取ってしまうと不要な情報が入力され
てしまい、不都合が生ずる。
【0078】このようなことを防止するためには第二の
読取窓から出射される走査光の読取深度は浅い方が望ま
しい。図9は、本実施形態による読取装置の変形例を図
示したものである。図9の読取装置では、図1の読取装
置とは異なり、第一の読取窓と第二の読取窓との角度を
異ならせている。
読取窓から出射される走査光の読取深度は浅い方が望ま
しい。図9は、本実施形態による読取装置の変形例を図
示したものである。図9の読取装置では、図1の読取装
置とは異なり、第一の読取窓と第二の読取窓との角度を
異ならせている。
【0079】第一の読取窓から出射される走査光は、読
取窓がほぼ垂直方向を向いた状態で図示水平方向、ある
いは若干下向きに出射される。読取装置をスタンドに設
置した場合の読取窓の高さとバーコードが付された物品
の通過位置とを考慮すると、第一の読取窓から出射され
る走査光は若干下向きである方がよい。一方、第二の読
取窓から出射される走査光の出射方向は、図示斜め上方
となっている。
取窓がほぼ垂直方向を向いた状態で図示水平方向、ある
いは若干下向きに出射される。読取装置をスタンドに設
置した場合の読取窓の高さとバーコードが付された物品
の通過位置とを考慮すると、第一の読取窓から出射され
る走査光は若干下向きである方がよい。一方、第二の読
取窓から出射される走査光の出射方向は、図示斜め上方
となっている。
【0080】従来のタッチ式読取装置では光源にLED
を使用しており、読取窓と同じ程度の大きさの範囲を全
体的に照明する。そのため、従来のタッチ式読取装置を
使用する際には、利用者は適当な見当を付けてバーコー
ド付近に読取窓を当てれば、LEDが発する光によりバ
ーコードが全体的に照明され、バーコードを読み取るこ
とができる。
を使用しており、読取窓と同じ程度の大きさの範囲を全
体的に照明する。そのため、従来のタッチ式読取装置を
使用する際には、利用者は適当な見当を付けてバーコー
ド付近に読取窓を当てれば、LEDが発する光によりバ
ーコードが全体的に照明され、バーコードを読み取るこ
とができる。
【0081】しかし、本実施形態による読取装置の場合
には、第二の読取窓から出射されるのは一直線状の走査
線(レーザ光)のみであり、走査線により照明される範
囲は線状であるため、このような場合には走査線の通過
位置にバーコードが正しく置かれていなければ、走査線
によってバーコードが走査されず、バーコードを読み取
ることができない。従って、目的とするバーコードを正
しく読み取るためには、走査線が走査している位置とバ
ーコードの位置の確認と読取窓の位置合わせが重要とな
ってくる。
には、第二の読取窓から出射されるのは一直線状の走査
線(レーザ光)のみであり、走査線により照明される範
囲は線状であるため、このような場合には走査線の通過
位置にバーコードが正しく置かれていなければ、走査線
によってバーコードが走査されず、バーコードを読み取
ることができない。従って、目的とするバーコードを正
しく読み取るためには、走査線が走査している位置とバ
ーコードの位置の確認と読取窓の位置合わせが重要とな
ってくる。
【0082】利用者の視線と、第二の読取窓からの走査
光の出射方向とが一致しており、更に走査光の出射方向
の延長線上にバーコードがあると、読取窓とバーコード
との位置合わせがやりやすくなる。タッチ式装置として
読取装置を使用する場合(特にバーコードメニューを卓
上に置いた場合)には、読取対象となるバーコードは利
用者の斜め前方に置かれ、バーコードメニューを読み取
る場合には、利用者は読取装置をバーコードに対して斜
めに接触させて読み取るものと考えられる。本実施形態
による読取装置はこの点に着目して、第二の読取窓から
の走査光の出射方向を図示斜め上方にしているので、利
用者はバーコードの位置の見当をつけやすくなり、第二
の読取窓からの走査光の出射方向と、利用者の視線とを
ほぼ同じ軸上にすることができる。
光の出射方向とが一致しており、更に走査光の出射方向
の延長線上にバーコードがあると、読取窓とバーコード
との位置合わせがやりやすくなる。タッチ式装置として
読取装置を使用する場合(特にバーコードメニューを卓
上に置いた場合)には、読取対象となるバーコードは利
用者の斜め前方に置かれ、バーコードメニューを読み取
る場合には、利用者は読取装置をバーコードに対して斜
めに接触させて読み取るものと考えられる。本実施形態
による読取装置はこの点に着目して、第二の読取窓から
の走査光の出射方向を図示斜め上方にしているので、利
用者はバーコードの位置の見当をつけやすくなり、第二
の読取窓からの走査光の出射方向と、利用者の視線とを
ほぼ同じ軸上にすることができる。
【0083】図9の場合には、第一の読取窓からは3本
のそれぞれ傾きが異なる走査線が出射されている。ま
た、第二の読取窓からは、一本の、走査幅が長い走査線
が出射されている。なお、走査線の本数は図9のものに
限定されない。図10は、図9に図示された読取装置の
4面図を示している。図10aは正面図、図10bは側
面図、図10cは背面図、図10dは上面図をそれぞれ
示す。第二の読取窓の周囲には、例えばゴムなどの弾性
を持った部材により成形されたカバーが取り付けられて
いる。このカバーは、第二の読取窓によりバーコードを
読み取る際に、読取窓にバーコードが付された面などが
直接接触し、第二の読取窓に傷が付くことを防止すると
ともに、読取窓をバーコード面に接触させた場合に生じ
る衝撃を吸収する。更にこのカバーは、バーコードと第
二の読取窓面とを、バーコードを最適に読み取ることが
できる適当な間隔に置くために作用する。このようなカ
バーを取り付けた場合、読取対象となるバーコードはカ
バー部先端付近に位置するため、第二の読取窓から出射
される走査光の焦点位置(走査光のビーム径が最も絞れ
る位置)はカバーの先端部、あるいはここからわずかに
前方の位置とすることが望ましい。
のそれぞれ傾きが異なる走査線が出射されている。ま
た、第二の読取窓からは、一本の、走査幅が長い走査線
が出射されている。なお、走査線の本数は図9のものに
限定されない。図10は、図9に図示された読取装置の
4面図を示している。図10aは正面図、図10bは側
面図、図10cは背面図、図10dは上面図をそれぞれ
示す。第二の読取窓の周囲には、例えばゴムなどの弾性
を持った部材により成形されたカバーが取り付けられて
いる。このカバーは、第二の読取窓によりバーコードを
読み取る際に、読取窓にバーコードが付された面などが
直接接触し、第二の読取窓に傷が付くことを防止すると
ともに、読取窓をバーコード面に接触させた場合に生じ
る衝撃を吸収する。更にこのカバーは、バーコードと第
二の読取窓面とを、バーコードを最適に読み取ることが
できる適当な間隔に置くために作用する。このようなカ
バーを取り付けた場合、読取対象となるバーコードはカ
バー部先端付近に位置するため、第二の読取窓から出射
される走査光の焦点位置(走査光のビーム径が最も絞れ
る位置)はカバーの先端部、あるいはここからわずかに
前方の位置とすることが望ましい。
【0084】また、第二の読取窓の上部と読取装置の背
面には、バーコードが正常に読み取られたかどうかなど
を利用者に通知するための表示部が備えられている。図
9の場合には第二の読取窓周囲に設けられたカバー部に
表示部が備えられた例を図示しており、背面の表示部は
図示省略している。この表示部は、バーコードが正常に
読み取られた場合やバーコード読取に失敗した場合など
に点灯し、利用者にバーコード読取の状態を通知するも
のである。
面には、バーコードが正常に読み取られたかどうかなど
を利用者に通知するための表示部が備えられている。図
9の場合には第二の読取窓周囲に設けられたカバー部に
表示部が備えられた例を図示しており、背面の表示部は
図示省略している。この表示部は、バーコードが正常に
読み取られた場合やバーコード読取に失敗した場合など
に点灯し、利用者にバーコード読取の状態を通知するも
のである。
【0085】バーコードの読取状態を通知するための機
構としては、その他にも報知音を発生するスピーカを設
ける、などの方法がある。更に、読取装置の背面にはモ
ード切替えスイッチが設けられている。モード切替えス
イッチの作用については、詳細は後述するが、第一の読
取窓から出射される走査光によりバーコードを読み取る
読取モードと、第二の読取窓から出射される走査光によ
りバーコードを読み取る読取モードとを切り替えるもの
である。
構としては、その他にも報知音を発生するスピーカを設
ける、などの方法がある。更に、読取装置の背面にはモ
ード切替えスイッチが設けられている。モード切替えス
イッチの作用については、詳細は後述するが、第一の読
取窓から出射される走査光によりバーコードを読み取る
読取モードと、第二の読取窓から出射される走査光によ
りバーコードを読み取る読取モードとを切り替えるもの
である。
【0086】また、図10には図示されていないが、把
手の後端部分にはケーブルが取り付けられる。図11
は、図9の読取装置をスタンドに設置し、定置式装置と
して使用する場合を図示した図面である。定置式として
読取装置を使用する場合には、第一の読取窓から出射さ
れる複数方向に走査される走査パターン(マルチパター
ン・マルチパターンによる走査をマルチスキャンとも称
す)によりバーコードを走査する。この場合、利用者と
読取装置とが向かい合うような位置関係に読取装置を配
置すると、読取窓からは走査光が利用者に向けて出射さ
れる。このような配置とすることによって、読取操作を
行いやすくなる。
手の後端部分にはケーブルが取り付けられる。図11
は、図9の読取装置をスタンドに設置し、定置式装置と
して使用する場合を図示した図面である。定置式として
読取装置を使用する場合には、第一の読取窓から出射さ
れる複数方向に走査される走査パターン(マルチパター
ン・マルチパターンによる走査をマルチスキャンとも称
す)によりバーコードを走査する。この場合、利用者と
読取装置とが向かい合うような位置関係に読取装置を配
置すると、読取窓からは走査光が利用者に向けて出射さ
れる。このような配置とすることによって、読取操作を
行いやすくなる。
【0087】また、第一の読取窓から出射される走査パ
ターンが走査する範囲(図示走査領域)は広くとること
ができるため、バーコードが走査領域内を通過すればバ
ーコードを読み取ることができ、利用者はバーコードを
読み取る場合に物品を通過させる位置をそれほど意識す
る必要がなくなる。走査領域が広いほど、物品の通過位
置の自由度は大きくなる。
ターンが走査する範囲(図示走査領域)は広くとること
ができるため、バーコードが走査領域内を通過すればバ
ーコードを読み取ることができ、利用者はバーコードを
読み取る場合に物品を通過させる位置をそれほど意識す
る必要がなくなる。走査領域が広いほど、物品の通過位
置の自由度は大きくなる。
【0088】なお、スタンドの底面には把手の先端に取
り付けられたケーブルを前面に導きためのくぼみが設け
られている。図12はガン式読取装置として使用する場
合の例を図示した図面である。ガン式読取装置として使
用する場合には、利用者は把手を把持して第一の読取窓
を物品に付されたバーコードに向ける。この場合にも、
マルチスキャンにより読取を行うため、バーコードの位
置を特定方向に合わせることが困難な場合などに適して
いる。
り付けられたケーブルを前面に導きためのくぼみが設け
られている。図12はガン式読取装置として使用する場
合の例を図示した図面である。ガン式読取装置として使
用する場合には、利用者は把手を把持して第一の読取窓
を物品に付されたバーコードに向ける。この場合にも、
マルチスキャンにより読取を行うため、バーコードの位
置を特定方向に合わせることが困難な場合などに適して
いる。
【0089】図13は、タッチ式として図9の装置を使
用する場合を図示した図面である。図13の場合には、
バーコードメニューの特定のバーコード位置にバーコー
ドを持っていき、第二の読取窓に読取対象のバーコード
を近づける。ここで、図9に図示される読取装置は第二
の読取窓が第一の読取窓に対して傾いており、やや上方
を向いている。バーコードメニューを読み取る場合に
は、机などの上にバーコードメニューを置いて読取を行
う場合が多いため、読取装置はバーコードメニューの上
からかざすような形となる。そのため、第二の読取窓が
図9に図示されるように傾いていると、バーコードに第
二の読取窓を近づける場合にも、第二の読取窓を自然に
バーコードに接触させることができる。バーコードの読
取が正常に行われた場合、利用者にこれを通知するため
のLEDなどの表示部が読取装置に備えられている点は
既に述べた通りである。ここで読取装置を定置式装置と
して使用する場合には、利用者は読取窓に向かい合わせ
となっている。そのため、定置式装置の場合には読取窓
側に表示部を取り付けると表示部を視認しやすい。
用する場合を図示した図面である。図13の場合には、
バーコードメニューの特定のバーコード位置にバーコー
ドを持っていき、第二の読取窓に読取対象のバーコード
を近づける。ここで、図9に図示される読取装置は第二
の読取窓が第一の読取窓に対して傾いており、やや上方
を向いている。バーコードメニューを読み取る場合に
は、机などの上にバーコードメニューを置いて読取を行
う場合が多いため、読取装置はバーコードメニューの上
からかざすような形となる。そのため、第二の読取窓が
図9に図示されるように傾いていると、バーコードに第
二の読取窓を近づける場合にも、第二の読取窓を自然に
バーコードに接触させることができる。バーコードの読
取が正常に行われた場合、利用者にこれを通知するため
のLEDなどの表示部が読取装置に備えられている点は
既に述べた通りである。ここで読取装置を定置式装置と
して使用する場合には、利用者は読取窓に向かい合わせ
となっている。そのため、定置式装置の場合には読取窓
側に表示部を取り付けると表示部を視認しやすい。
【0090】一方、読取装置を手持ち式装置として使用
する場合には、利用者は読取窓を視認することができ
ず、読取装置の背面側しかみることができない。そのた
め、表示部を読取窓側のみに設けた場合には、手持ち式
装置として読取装置を使用すると利用者は表示部を視認
しにくい。しかし、読取装置の背面に表示部を設けるこ
とによって、利用者は読取装置を手持ち使用したときに
も表示部を視認しやすくなる。
する場合には、利用者は読取窓を視認することができ
ず、読取装置の背面側しかみることができない。そのた
め、表示部を読取窓側のみに設けた場合には、手持ち式
装置として読取装置を使用すると利用者は表示部を視認
しにくい。しかし、読取装置の背面に表示部を設けるこ
とによって、利用者は読取装置を手持ち使用したときに
も表示部を視認しやすくなる。
【0091】そのために、図9に図示された読取装置の
場合には、読取窓側と読取装置の背面とに表示部を取付
け、読取装置の正面からも背面からも表示部の点灯状態
を確認することができるようにしている。この表示部
は、正面側と背面側と別個のものを取り付けてもよく、
表示部用の光源(LED等)を共通化し、正面側と背面
側とにLEDからの光を導くようにし、複数の表示部を
同時に点灯できるようにしてもよい。部品点数を減らす
ためには、光源は共通化することが望ましい。
場合には、読取窓側と読取装置の背面とに表示部を取付
け、読取装置の正面からも背面からも表示部の点灯状態
を確認することができるようにしている。この表示部
は、正面側と背面側と別個のものを取り付けてもよく、
表示部用の光源(LED等)を共通化し、正面側と背面
側とにLEDからの光を導くようにし、複数の表示部を
同時に点灯できるようにしてもよい。部品点数を減らす
ためには、光源は共通化することが望ましい。
【0092】図14は、LED光源を共通化した表示部
の構成を示す図面である。図14の場合、装置の背面側
にLED光源が備えられている。LED光源の先には、
樹脂などのクリア部材が設けられている。透明部材の内
部に光を通した場合、部材の壁面への光の入射角度が臨
界角以下である場合には、入射した光は全反射する。一
方、光の入射角が臨界角よりも大きい場合、入射光は部
材の壁面から外部に出射される。
の構成を示す図面である。図14の場合、装置の背面側
にLED光源が備えられている。LED光源の先には、
樹脂などのクリア部材が設けられている。透明部材の内
部に光を通した場合、部材の壁面への光の入射角度が臨
界角以下である場合には、入射した光は全反射する。一
方、光の入射角が臨界角よりも大きい場合、入射光は部
材の壁面から外部に出射される。
【0093】図14に図示された表示部は、このような
性質を利用したものである。クリア部材の一端には前述
の通りLED光源が備えられ、他端は第二の読取窓部分
に設けられた表示部にあたる。また、クリア部材のLE
D光源が取り付けられている側には乳白色の部材が取り
付けられており、装置背面の表示部を構成している。
性質を利用したものである。クリア部材の一端には前述
の通りLED光源が備えられ、他端は第二の読取窓部分
に設けられた表示部にあたる。また、クリア部材のLE
D光源が取り付けられている側には乳白色の部材が取り
付けられており、装置背面の表示部を構成している。
【0094】LED光源から発せられた光は、クリア部
材に入射する。ここで、クリア部材の壁面に対して臨界
角以下の角度で入射した光は、第二の読取窓部分に設け
られた表示部に導かれる。これによって、第二の読取窓
側に設けられた表示部に表示を行うことができる。一
方、クリア部材の壁面に臨界角以上の角度で入射したL
ED光源からの光は、クリア部材を通過して外部に出射
される。前述の乳白色部材は丁度LED光源からの光が
外部に出射される位置に設けられており、LED光源が
発した光線は乳白色部材から直接出射されるような形と
なり、装置背面の表示部に対して表示を行うことができ
る。なお、乳白色部材は拡散面として作用して、LED
光源からの光を散乱させるため、利用者は広い範囲で表
示部の表示内容を視認することができる。
材に入射する。ここで、クリア部材の壁面に対して臨界
角以下の角度で入射した光は、第二の読取窓部分に設け
られた表示部に導かれる。これによって、第二の読取窓
側に設けられた表示部に表示を行うことができる。一
方、クリア部材の壁面に臨界角以上の角度で入射したL
ED光源からの光は、クリア部材を通過して外部に出射
される。前述の乳白色部材は丁度LED光源からの光が
外部に出射される位置に設けられており、LED光源が
発した光線は乳白色部材から直接出射されるような形と
なり、装置背面の表示部に対して表示を行うことができ
る。なお、乳白色部材は拡散面として作用して、LED
光源からの光を散乱させるため、利用者は広い範囲で表
示部の表示内容を視認することができる。
【0095】このような構成によって、共通LED光源
を用いて読取装置の正面・背面の表示部にバーコード読
取状態を通知する表示を行うことができる。図15は、
読取装置がセットされた状態のスタンドを示す図面であ
り、図11と同じ装置を対象としている。図15aは斜
視図を、図15bは側面図をそれぞれ示している。
を用いて読取装置の正面・背面の表示部にバーコード読
取状態を通知する表示を行うことができる。図15は、
読取装置がセットされた状態のスタンドを示す図面であ
り、図11と同じ装置を対象としている。図15aは斜
視図を、図15bは側面図をそれぞれ示している。
【0096】既に述べた通り、読取装置の把手はスタン
ドの保持部に差し込まれ、これによって読取装置がスタ
ンドに固定される。ここで、読取装置の下部にはケーブ
ルが取り付けられているため、ケーブルがスタンドへの
読取装置の脱着作業の邪魔とならないように、保持部の
正面は上下方向に切り離されている(スリット形成)。
ドの保持部に差し込まれ、これによって読取装置がスタ
ンドに固定される。ここで、読取装置の下部にはケーブ
ルが取り付けられているため、ケーブルがスタンドへの
読取装置の脱着作業の邪魔とならないように、保持部の
正面は上下方向に切り離されている(スリット形成)。
【0097】ここで、定置式装置として読取装置を使用
する場合には、読取装置の読取窓をカウンタなどを挟ん
で利用者に向かい合う位置として、走査光が利用者に向
けて出射されるようにすると、バーコードの読取作業を
行いやすい。一方、手持ち式装置として読取装置を使用
する場合には、読取装置をスタンドから取り外して手元
に引き寄せる必要がある。
する場合には、読取装置の読取窓をカウンタなどを挟ん
で利用者に向かい合う位置として、走査光が利用者に向
けて出射されるようにすると、バーコードの読取作業を
行いやすい。一方、手持ち式装置として読取装置を使用
する場合には、読取装置をスタンドから取り外して手元
に引き寄せる必要がある。
【0098】このような利用形態を考慮した場合、読取
装置のケーブルがスタンドからの着脱作業に邪魔になら
ないように、スタンドの保持部にケーブルを通すことが
できる切り欠きを設ける必要がある。また、定置式読取
装置として使用する場合の読取装置の配置と、スタンド
からの読取装置の着脱作業から考えて、上記の切り欠き
は利用者の正面にすることが望ましい。
装置のケーブルがスタンドからの着脱作業に邪魔になら
ないように、スタンドの保持部にケーブルを通すことが
できる切り欠きを設ける必要がある。また、定置式読取
装置として使用する場合の読取装置の配置と、スタンド
からの読取装置の着脱作業から考えて、上記の切り欠き
は利用者の正面にすることが望ましい。
【0099】また、スタンドのベース部の保持部下部か
ら正面に向けて、くぼみが設けられている。読取装置が
スタンドにセットされた場合、ケーブルはこのくぼみに
納まるようになっており、ケーブルを正面側に引き回す
ことができる。なお、把手の先端部分に取り付けられた
ケーブルあまり急な角度で折り曲げることができないた
めに、このようにスタンドのベース部分にくぼみを設け
ることはケーブルの付け根の保護などの意味でも有効で
ある。
ら正面に向けて、くぼみが設けられている。読取装置が
スタンドにセットされた場合、ケーブルはこのくぼみに
納まるようになっており、ケーブルを正面側に引き回す
ことができる。なお、把手の先端部分に取り付けられた
ケーブルあまり急な角度で折り曲げることができないた
めに、このようにスタンドのベース部分にくぼみを設け
ることはケーブルの付け根の保護などの意味でも有効で
ある。
【0100】保持部は、スタンドのベース部に対して図
示太矢印方向に回動可能となっている。これにより、読
取装置の読取窓並びに読取窓から出射される走査光の出
射方向を所望の角度にセットすることができ、図15b
に図示されるように読取窓から出射される走査光の出射
方向を保持部の回動範囲内で自由に調整することができ
る。
示太矢印方向に回動可能となっている。これにより、読
取装置の読取窓並びに読取窓から出射される走査光の出
射方向を所望の角度にセットすることができ、図15b
に図示されるように読取窓から出射される走査光の出射
方向を保持部の回動範囲内で自由に調整することができ
る。
【0101】図16は、本実施形態による読取装置がセ
ットされるスタンドの三面図である。図16においてa
は上面図、bは正面図、cは側面断面図をそれぞれ示し
ている。スタンドの保持部は、ベース部により二点で支
持されており、この部分が回動支点となる。また、ベー
ス部に設けられたくぼみは、その先端に向けてその幅が
広がるような形状となっている。更に、保持部の先端は
読取装置の把手先端を案内しやすいように、幅が広げら
れている。
ットされるスタンドの三面図である。図16においてa
は上面図、bは正面図、cは側面断面図をそれぞれ示し
ている。スタンドの保持部は、ベース部により二点で支
持されており、この部分が回動支点となる。また、ベー
ス部に設けられたくぼみは、その先端に向けてその幅が
広がるような形状となっている。更に、保持部の先端は
読取装置の把手先端を案内しやすいように、幅が広げら
れている。
【0102】図16に図示されるスタンドは、例えば樹
脂により形成されている。なお、保持部の支点にはバネ
が取り付けられ、バネの先端には支持部材が取り付けら
れる。また、ベース部の底面には金属板などのプレート
がネジ止めされている。これらの構成については、詳細
を後述する。図17は、スタンドに読取装置がセットさ
れた状態を示す四面図である。図17において、aは背
面図、bは側面図、cは正面図、dは上面図をそれぞれ
示している。図17に図示されるように読取装置がスタ
ンドにセットされることによって、読取窓(特に第一の
読取窓)を適当な高さに位置させることができ、また所
望の方向に読取窓を固定することができる。また、読取
装置はスタンドの保持部に差し込まれているだけであ
り、読取装置は単にその自重により保持部に固定されて
いる。そのため、スタンドへの読取装置の脱着作業(特
に取り外しの作業)も簡単に行うことができる。
脂により形成されている。なお、保持部の支点にはバネ
が取り付けられ、バネの先端には支持部材が取り付けら
れる。また、ベース部の底面には金属板などのプレート
がネジ止めされている。これらの構成については、詳細
を後述する。図17は、スタンドに読取装置がセットさ
れた状態を示す四面図である。図17において、aは背
面図、bは側面図、cは正面図、dは上面図をそれぞれ
示している。図17に図示されるように読取装置がスタ
ンドにセットされることによって、読取窓(特に第一の
読取窓)を適当な高さに位置させることができ、また所
望の方向に読取窓を固定することができる。また、読取
装置はスタンドの保持部に差し込まれているだけであ
り、読取装置は単にその自重により保持部に固定されて
いる。そのため、スタンドへの読取装置の脱着作業(特
に取り外しの作業)も簡単に行うことができる。
【0103】図18は、スタンドの保持部の設置角度の
調整を図示した図面である。図18の場合、図示右側が
利用者側となる。図18には、読取装置が垂直にセット
された状態と、最も利用者側に倒され第一の読取窓が下
を向いた状態(a)、利用者から離れた側に最も倒され
第一の読取窓が最も上を向いた状態(b)の3つの状態
が図示されている。
調整を図示した図面である。図18の場合、図示右側が
利用者側となる。図18には、読取装置が垂直にセット
された状態と、最も利用者側に倒され第一の読取窓が下
を向いた状態(a)、利用者から離れた側に最も倒され
第一の読取窓が最も上を向いた状態(b)の3つの状態
が図示されている。
【0104】図18に示されるように、読取装置の角度
は図示aからbの範囲で自由に調整可能となっており、
読取装置の設置場所、あるいは読取装置の利用の仕方に
応じた最適な角度に読取装置をセットすることが可能と
なる。スタンドはカウンタ上だけではなく、例えば図
に示すように壁面に取り付けることも可能である。壁面
にスタンドを取り付ける場合には、読取装置は図18の
bの位置に固定される。
は図示aからbの範囲で自由に調整可能となっており、
読取装置の設置場所、あるいは読取装置の利用の仕方に
応じた最適な角度に読取装置をセットすることが可能と
なる。スタンドはカウンタ上だけではなく、例えば図
に示すように壁面に取り付けることも可能である。壁面
にスタンドを取り付ける場合には、読取装置は図18の
bの位置に固定される。
【0105】壁面が金属である場合、スタンドの底面に
マグネットなどを取り付けることによって、スタンドを
壁面に取り付けることができる。また、壁面が金属では
ない場合、スタンドは以下のようにして取り付けられ
る。図16aに図示されるように、スタンド底面の中心
付近にはネジ穴が設けられている。このネジ穴を用いて
スタンドを壁面にネジ込むことによって、スタンドを壁
面に取り付けることができる。ただし、スタンドが一点
のみで支持されている場合には、ネジ止めされた点を中
心にしてスタンドが回転してしまう可能性があるため、
スタンドを安定して壁面に固定することができない。
マグネットなどを取り付けることによって、スタンドを
壁面に取り付けることができる。また、壁面が金属では
ない場合、スタンドは以下のようにして取り付けられ
る。図16aに図示されるように、スタンド底面の中心
付近にはネジ穴が設けられている。このネジ穴を用いて
スタンドを壁面にネジ込むことによって、スタンドを壁
面に取り付けることができる。ただし、スタンドが一点
のみで支持されている場合には、ネジ止めされた点を中
心にしてスタンドが回転してしまう可能性があるため、
スタンドを安定して壁面に固定することができない。
【0106】これを防止する方法としては、スタンド複
数のネジ穴を設ける方法がある。このような方法を取れ
ば、スタンドは複数カ所で固定されるため、スタンドは
回転しない。しかし、スタンドに多くの穴が開くために
見栄えがあまりよくない。そこで、本実施形態によるス
タンド底面の裏側には、図19に図示されるように金属
板などのプレートが取り付けられている。プレートの形
状は例えば円形などでも良く、図19のものには限定さ
れてない。プレートを金属板とすると、プレート自体に
重量があるためにプレートが重りの役目を果たし、スタ
ンドに読取装置をセットした場合にもスタンドの重心を
下に下げられるので、スタンドが安定する。
数のネジ穴を設ける方法がある。このような方法を取れ
ば、スタンドは複数カ所で固定されるため、スタンドは
回転しない。しかし、スタンドに多くの穴が開くために
見栄えがあまりよくない。そこで、本実施形態によるス
タンド底面の裏側には、図19に図示されるように金属
板などのプレートが取り付けられている。プレートの形
状は例えば円形などでも良く、図19のものには限定さ
れてない。プレートを金属板とすると、プレート自体に
重量があるためにプレートが重りの役目を果たし、スタ
ンドに読取装置をセットした場合にもスタンドの重心を
下に下げられるので、スタンドが安定する。
【0107】プレートのAの部分の形状は、スタンドの
ベース部の形状に合わせて成形されている。このため、
通常時はプレートがスタンドの外側にはみ出すことがな
くなる。また、プレートとスタンドとは、2つのネジに
より固定されている。スタンド側に設けられたプレート
固定用のネジ穴は、図16bの正面断面図にも図示され
ている。
ベース部の形状に合わせて成形されている。このため、
通常時はプレートがスタンドの外側にはみ出すことがな
くなる。また、プレートとスタンドとは、2つのネジに
より固定されている。スタンド側に設けられたプレート
固定用のネジ穴は、図16bの正面断面図にも図示され
ている。
【0108】また、プレートには同一線上に3つの穴が
開けられている。図19の状態、つまり通常の状態で
は、プレートの真中の穴がスタンド底面のネジ穴位置に
対応している。また、プレートに設けられた中央の穴と
穴aとの丁度真中に、2つのネジ穴が取り付けられてい
る。ここで、スタンドを壁面に取り付ける場合には、図
20のように、図の状態とはプレートを上下逆にしてス
タンドに取り付ける。ここで、図20aは裏面を見た図
面であり、図20bは側面を見た状態である。この場合
には、スタンド底面のネジ穴位置にプレートの穴aが位
置する。また、プレートの穴bはスタンドの外側に位置
する。
開けられている。図19の状態、つまり通常の状態で
は、プレートの真中の穴がスタンド底面のネジ穴位置に
対応している。また、プレートに設けられた中央の穴と
穴aとの丁度真中に、2つのネジ穴が取り付けられてい
る。ここで、スタンドを壁面に取り付ける場合には、図
20のように、図の状態とはプレートを上下逆にしてス
タンドに取り付ける。ここで、図20aは裏面を見た図
面であり、図20bは側面を見た状態である。この場合
には、スタンド底面のネジ穴位置にプレートの穴aが位
置する。また、プレートの穴bはスタンドの外側に位置
する。
【0109】スタンドを壁面に取り付けるには、プレー
トの穴bとスタンド底面の穴(プレートの穴a)とを用
いてネジを取付け、スタンドを壁面に固定する。図21
は取付け作業を図示した斜視図を、図22は壁面に取り
付けられた状態のスタンドを図示した側面断面図であ
る。これらの図面に図示されるように、本実施形態では
スタンドが2点でネジ止めされているため、スタンドが
壁面に取り付けられた状態で回転してしまうことがなく
なる。またネジ板止め作業をやりやすくなる。ここで、
保持部の回動を固定する機構がないと、読取装置の角度
を少し傾けただけでも読取装置の重さなどの要因により
読取装置が自然と図18aのような位置に倒れてしまう
可能性がある。そのため、本実施形態によるスタンドで
は、保持部の回動を多段階に調整するとともに、その回
動を固定するための機構を備えている。
トの穴bとスタンド底面の穴(プレートの穴a)とを用
いてネジを取付け、スタンドを壁面に固定する。図21
は取付け作業を図示した斜視図を、図22は壁面に取り
付けられた状態のスタンドを図示した側面断面図であ
る。これらの図面に図示されるように、本実施形態では
スタンドが2点でネジ止めされているため、スタンドが
壁面に取り付けられた状態で回転してしまうことがなく
なる。またネジ板止め作業をやりやすくなる。ここで、
保持部の回動を固定する機構がないと、読取装置の角度
を少し傾けただけでも読取装置の重さなどの要因により
読取装置が自然と図18aのような位置に倒れてしまう
可能性がある。そのため、本実施形態によるスタンドで
は、保持部の回動を多段階に調整するとともに、その回
動を固定するための機構を備えている。
【0110】図23は、このようなチルト機構を備えた
スタンドの要部を拡大した側面透視図である。スタンド
のベース部には、複数の歯が円弧状に配置された支持部
材が固定して設けられている。一方、保持部の回動支点
にはバネが取り付けられている。バネの他端には、ベー
ス部に設けられた支持部材の歯の形状に対応した形状の
固定部材(図16の支持部材に対応)が取り付けられて
おり、バネの弾性によって固定部材が回動支点側に付勢
されている。
スタンドの要部を拡大した側面透視図である。スタンド
のベース部には、複数の歯が円弧状に配置された支持部
材が固定して設けられている。一方、保持部の回動支点
にはバネが取り付けられている。バネの他端には、ベー
ス部に設けられた支持部材の歯の形状に対応した形状の
固定部材(図16の支持部材に対応)が取り付けられて
おり、バネの弾性によって固定部材が回動支点側に付勢
されている。
【0111】このようなチルト機構をスタンドに設ける
ことによって、保持部を回動させたときに支持部材の歯
と固定部材の歯とが噛み合い、支持部材がバネの弾性に
より付勢されるため、保持部を回動させた状態で固定す
ることができ、多段階の角度調整を実現することができ
る。なお、図23には読取装置の下部から引き出された
ケーブルが図示される。ケーブルはスタンドにセットさ
れた場合にケーブルが正面に確実に引き出されるように
読取窓側に向けて折り曲げられている。
ことによって、保持部を回動させたときに支持部材の歯
と固定部材の歯とが噛み合い、支持部材がバネの弾性に
より付勢されるため、保持部を回動させた状態で固定す
ることができ、多段階の角度調整を実現することができ
る。なお、図23には読取装置の下部から引き出された
ケーブルが図示される。ケーブルはスタンドにセットさ
れた場合にケーブルが正面に確実に引き出されるように
読取窓側に向けて折り曲げられている。
【0112】このように、読取装置をスタンドにセット
することにより、定置式装置として読取装置を使用する
ことができるとともに、必要時に読取装置をスタンドか
ら取り外して、手持ち式装置として使用することができ
る。ここで、手持ち式装置として使用する場合には、利
用者は把手を把持する。一方、上記説明したスタンドの
場合には、読取装置の把手が保持部に差し込まれる。こ
のため、読取装置をスタンドから取り外す場合には、把
手を持ちながら読取装置を取り外すことができず、一旦
読取装置の持ち替えをしないと把手を把持することがで
きない。また、スタンドから読取装置を取り外す場合に
はヘッド部を持たなければならないが、ヘッド部は把手
と比較して大きく手で掴みにくくなっている。特に手が
小さい人の場合には、片手でヘッド部を持ち上げること
ができない可能性がある。そのため、スタンドからの読
取装置の取り外し作業がやりにくいという問題が生じ
る。
することにより、定置式装置として読取装置を使用する
ことができるとともに、必要時に読取装置をスタンドか
ら取り外して、手持ち式装置として使用することができ
る。ここで、手持ち式装置として使用する場合には、利
用者は把手を把持する。一方、上記説明したスタンドの
場合には、読取装置の把手が保持部に差し込まれる。こ
のため、読取装置をスタンドから取り外す場合には、把
手を持ちながら読取装置を取り外すことができず、一旦
読取装置の持ち替えをしないと把手を把持することがで
きない。また、スタンドから読取装置を取り外す場合に
はヘッド部を持たなければならないが、ヘッド部は把手
と比較して大きく手で掴みにくくなっている。特に手が
小さい人の場合には、片手でヘッド部を持ち上げること
ができない可能性がある。そのため、スタンドからの読
取装置の取り外し作業がやりにくいという問題が生じ
る。
【0113】このような問題を解決するためには、スタ
ンドに読取装置がセットされた状態で、把手を把持する
ことができるようにすればよい。図24は、上記の問題
を解決するためのスタンドを図示したものである。図2
4では、これまで説明したスタンドの上に、横置きスタ
ンドをセットするようになっている。横置きスタンドの
下部には突起があり、この部分がスタンドの保持部に差
し込まれる。横置きスタンドはスタンド本体に対して着
脱自在となっており、必要なとき(横置き時)にはスタ
ンド本体に装着し、不要な場合(縦置き時)にはスタン
ド本体から取り外せばよい。
ンドに読取装置がセットされた状態で、把手を把持する
ことができるようにすればよい。図24は、上記の問題
を解決するためのスタンドを図示したものである。図2
4では、これまで説明したスタンドの上に、横置きスタ
ンドをセットするようになっている。横置きスタンドの
下部には突起があり、この部分がスタンドの保持部に差
し込まれる。横置きスタンドはスタンド本体に対して着
脱自在となっており、必要なとき(横置き時)にはスタ
ンド本体に装着し、不要な場合(縦置き時)にはスタン
ド本体から取り外せばよい。
【0114】図25は、読取装置を横置きスタンドにセ
ットする状態を示す図面である。図24、図25に図示
された横置きスタンドに対し、読取装置は横向きにして
セットされる。そして、横置きスタンドの上には読取装
置のヘッド部が載置される。この場合も、横置きスタン
ドと読取装置のヘッドとを固着するための特別な機構は
必要なく、読取装置は単にその自重によって横置きスタ
ンドの上に固定されているだけである。
ットする状態を示す図面である。図24、図25に図示
された横置きスタンドに対し、読取装置は横向きにして
セットされる。そして、横置きスタンドの上には読取装
置のヘッド部が載置される。この場合も、横置きスタン
ドと読取装置のヘッドとを固着するための特別な機構は
必要なく、読取装置は単にその自重によって横置きスタ
ンドの上に固定されているだけである。
【0115】ただし、読取装置を横置きにする場合には
把手が横にはみ出しているため、そのままでは読取装置
を安定して横置きスタンド上にセットしておくことがで
きない。そのために、横置きスタンドには、その三カ所
にヘッド部を支持するための壁面が設けられている。横
置きスタンドの左右に設けられた壁面は、読取装置のヘ
ッド部側面並びにヘッド前面の一部を支持するものであ
り、横置きスタンドの奥に設けられた壁面は読取装置の
ヘッド部の背面を支持する。これら壁面によって、読取
装置の第一の読取窓の向きが規定され、第一の読取窓を
利用者の正面に向かせることができる。更に、読取装置
が横置きスタンドから落ちてしまうことを防止すること
も可能となる。
把手が横にはみ出しているため、そのままでは読取装置
を安定して横置きスタンド上にセットしておくことがで
きない。そのために、横置きスタンドには、その三カ所
にヘッド部を支持するための壁面が設けられている。横
置きスタンドの左右に設けられた壁面は、読取装置のヘ
ッド部側面並びにヘッド前面の一部を支持するものであ
り、横置きスタンドの奥に設けられた壁面は読取装置の
ヘッド部の背面を支持する。これら壁面によって、読取
装置の第一の読取窓の向きが規定され、第一の読取窓を
利用者の正面に向かせることができる。更に、読取装置
が横置きスタンドから落ちてしまうことを防止すること
も可能となる。
【0116】図25の場合には、読取装置の把手は右側
に置かれている。このように、把手はスタンドに差し込
まれず、スタンドの外に出ているため、利用者は把手を
把持しやすくなり、把手を把持したままで読取装置をス
タンドから取り外すことができる。なお、横置きスタン
ドは左右対象の形状となっており、図26に図示される
ように、把手を右側あるいは左側のどちら側に置くこと
もできる。図26aは把手が向かって左側(利用者の左
手側)に、図26bは把手が向かって右側(利用者の右
手側)にある状態をそれぞれ示している。ここで、図2
6bはヘッド部前面を支持する壁面を図示しているが図
26aではヘッド部の横置きスタンド上での状態がわか
りやすいように壁面を図示省略している。
に置かれている。このように、把手はスタンドに差し込
まれず、スタンドの外に出ているため、利用者は把手を
把持しやすくなり、把手を把持したままで読取装置をス
タンドから取り外すことができる。なお、横置きスタン
ドは左右対象の形状となっており、図26に図示される
ように、把手を右側あるいは左側のどちら側に置くこと
もできる。図26aは把手が向かって左側(利用者の左
手側)に、図26bは把手が向かって右側(利用者の右
手側)にある状態をそれぞれ示している。ここで、図2
6bはヘッド部前面を支持する壁面を図示しているが図
26aではヘッド部の横置きスタンド上での状態がわか
りやすいように壁面を図示省略している。
【0117】図26のように、読取装置の把手を左右ど
ちらにも配置できるため、利用者が右利きであるか、左
利きであるかに応じて、読取装置をスタンドに横置きし
た際の把手の向きを選ぶことができる。ここで、バーコ
ードを読み取らせようとした場合、利用者はバーコード
の向きを意識的に水平、あるいは垂直にして読取窓面を
通過させようとする傾向が強い。また、例えば缶などの
場合にはバーコードは縦向きに印刷されているなど、バ
ーコードが付された物品の縦・横の方向とバーコードの
長手方向とが一致しているケースが多く、読取窓を通過
するバーコードの向きは利用者の操作の仕方を考えると
自然と水平方向・垂直方向となる確率が高くなる。
ちらにも配置できるため、利用者が右利きであるか、左
利きであるかに応じて、読取装置をスタンドに横置きし
た際の把手の向きを選ぶことができる。ここで、バーコ
ードを読み取らせようとした場合、利用者はバーコード
の向きを意識的に水平、あるいは垂直にして読取窓面を
通過させようとする傾向が強い。また、例えば缶などの
場合にはバーコードは縦向きに印刷されているなど、バ
ーコードが付された物品の縦・横の方向とバーコードの
長手方向とが一致しているケースが多く、読取窓を通過
するバーコードの向きは利用者の操作の仕方を考えると
自然と水平方向・垂直方向となる確率が高くなる。
【0118】そのため、定置式装置でバーコードを読み
取る場合にはバーコードの角度は無関係であるとはいう
ものの、上記の点を考慮した場合には読取窓から出射さ
れる走査パターンはほぼ水平・垂直となるパターンが含
まれることが望ましい。そこで、読取装置を横置きスタ
ンドにセットした場合、第一の読取窓から出射される走
査パターンの中で、少なくとも一つのパターンは水平方
向に走査するものとなるような角度に、読取装置をセッ
トする。より具体的には、図26に図示されるように、
読取装置の把手がやや斜め下がりとなるようにセットさ
れる。このような角度になるように読取装置をセットす
ることによって、走査パターンの一つはほぼ水平方向に
走査される。
取る場合にはバーコードの角度は無関係であるとはいう
ものの、上記の点を考慮した場合には読取窓から出射さ
れる走査パターンはほぼ水平・垂直となるパターンが含
まれることが望ましい。そこで、読取装置を横置きスタ
ンドにセットした場合、第一の読取窓から出射される走
査パターンの中で、少なくとも一つのパターンは水平方
向に走査するものとなるような角度に、読取装置をセッ
トする。より具体的には、図26に図示されるように、
読取装置の把手がやや斜め下がりとなるようにセットさ
れる。このような角度になるように読取装置をセットす
ることによって、走査パターンの一つはほぼ水平方向に
走査される。
【0119】同様に、第一の読取窓から出射される走査
パターンの一つがほぼ垂直方向に走査されるように設定
されている。このように、走査パターンが水平・垂直方
向となるようにすることで、通過する確率が高い水平・
垂直方向のバーコードの向きと走査線の走査方向とが一
致して、バーコードの読取をより確実に行うことができ
る。
パターンの一つがほぼ垂直方向に走査されるように設定
されている。このように、走査パターンが水平・垂直方
向となるようにすることで、通過する確率が高い水平・
垂直方向のバーコードの向きと走査線の走査方向とが一
致して、バーコードの読取をより確実に行うことができ
る。
【0120】図27並びに図28は、縦置き・横置きそ
れぞれの場合の読取装置のスタンドへのセットを対比す
る図面である。図27は縦置きスタンドを、図28は横
置きスタンドをそれぞれ図示している。図27に図示さ
れるように、縦置きスタンドを使用する場合には、把手
を保持部に差し込んでいるためにスタンドにセットされ
た読取装置が安定しやすいが、把手を把持しながら読取
装置をスタンドから取り外すことが困難であり、読取装
置の着脱作業がしにくい。
れぞれの場合の読取装置のスタンドへのセットを対比す
る図面である。図27は縦置きスタンドを、図28は横
置きスタンドをそれぞれ図示している。図27に図示さ
れるように、縦置きスタンドを使用する場合には、把手
を保持部に差し込んでいるためにスタンドにセットされ
た読取装置が安定しやすいが、把手を把持しながら読取
装置をスタンドから取り外すことが困難であり、読取装
置の着脱作業がしにくい。
【0121】一方、図28に図示されるように、横置き
スタンドを使用する場合には、読取装置の把手を把持し
やすいために、読取装置の着脱作業を効率よく行うこと
ができ、特に読取装置を手持ち式装置として使用する場
合の把手の持ち替えの煩雑さがなくなる。しかし、把手
が横にはみ出しているために重量バランスがとりにく
く、スタンドにセットされた読取装置が安定しにくくな
っている。
スタンドを使用する場合には、読取装置の把手を把持し
やすいために、読取装置の着脱作業を効率よく行うこと
ができ、特に読取装置を手持ち式装置として使用する場
合の把手の持ち替えの煩雑さがなくなる。しかし、把手
が横にはみ出しているために重量バランスがとりにく
く、スタンドにセットされた読取装置が安定しにくくな
っている。
【0122】このため、利用者は読取装置を使用する形
態や、それぞれのスタンドのメリット・デメリットを勘
案して、縦置き・横泣きを適宜選択すればよい。ここ
で、定置式装置、あるいはガン式装置として読取装置を
使用するときは、第一の読取窓から出射される走査パタ
ーンを用いてマルチスキャンを行うため、第二の読取窓
から出射される走査光はバーコードの読取には直接関与
していない。
態や、それぞれのスタンドのメリット・デメリットを勘
案して、縦置き・横泣きを適宜選択すればよい。ここ
で、定置式装置、あるいはガン式装置として読取装置を
使用するときは、第一の読取窓から出射される走査パタ
ーンを用いてマルチスキャンを行うため、第二の読取窓
から出射される走査光はバーコードの読取には直接関与
していない。
【0123】また、図4や図9に図示されているとお
り、第一の読取窓からの走査パターンの出射方向と、第
二の読取窓からの走査光の出射方向とは、それぞれ異な
った方向(角度)となっている。そのため、第一・第二
の読取窓からあわせて走査光が出射されると、定置式・
ガン式装置として読取装置を使用する際に第一の読取窓
からの走査パターンを読取対象となっているバーコード
に向けたときに、第二の読取窓から出射される走査光が
読取対象のバーコードとは全く違う方向に向けて出射さ
れ、全く無関係なところを走査してしまう。
り、第一の読取窓からの走査パターンの出射方向と、第
二の読取窓からの走査光の出射方向とは、それぞれ異な
った方向(角度)となっている。そのため、第一・第二
の読取窓からあわせて走査光が出射されると、定置式・
ガン式装置として読取装置を使用する際に第一の読取窓
からの走査パターンを読取対象となっているバーコード
に向けたときに、第二の読取窓から出射される走査光が
読取対象のバーコードとは全く違う方向に向けて出射さ
れ、全く無関係なところを走査してしまう。
【0124】そのため、第二の読取窓からの走査光によ
り走査された読取対象のバーコード以外の部分からの反
射光を、読取装置が検出してしまう可能性がある。これ
はノイズとなったり、読取装置の誤認識の原因となり、
この場合読取装置は読取エラーとなってしまう。一方、
タッチ式装置として読取装置を使用する場合には、第一
の読取窓から出射される走査パターンをバーコード読取
に使用することは考慮されていない。しかし、図8cに
図示されるように、第二の読取窓からの走査線を用いて
バーコードメニュー上のバーコードを読み取っている場
合にも、第一の読取窓から走査光が出射され続けている
と、読取対象ではないバーコードが第一の読取窓からの
走査光により走査されてしまう。そのために、読取装置
は第一の読取窓からの走査光に基づく反射光と、第二の
読取窓からの走査光に基づく反射光との両方を検出して
しまう。
り走査された読取対象のバーコード以外の部分からの反
射光を、読取装置が検出してしまう可能性がある。これ
はノイズとなったり、読取装置の誤認識の原因となり、
この場合読取装置は読取エラーとなってしまう。一方、
タッチ式装置として読取装置を使用する場合には、第一
の読取窓から出射される走査パターンをバーコード読取
に使用することは考慮されていない。しかし、図8cに
図示されるように、第二の読取窓からの走査線を用いて
バーコードメニュー上のバーコードを読み取っている場
合にも、第一の読取窓から走査光が出射され続けている
と、読取対象ではないバーコードが第一の読取窓からの
走査光により走査されてしまう。そのために、読取装置
は第一の読取窓からの走査光に基づく反射光と、第二の
読取窓からの走査光に基づく反射光との両方を検出して
しまう。
【0125】両方の反射光中にデータとしては有効なバ
ーコードデータが含まれていた場合、読取装置はどちら
が必要なデータであるのか区別することができない。特
に入力する必要があるデータなのか不要なデータである
のかは別にして、バーコードメニュー上に記録されたバ
ーコードはいずれもデータとしては有効なものであるた
め、二つの異なったバーコードデータが混在してしま
い、バーコードの二重読取が発生するという問題があ
る。この場合、必要な情報のみの入力を行うことができ
ないため、必要に応じて入力された情報の消去、あるい
はデータの再入力を行う。
ーコードデータが含まれていた場合、読取装置はどちら
が必要なデータであるのか区別することができない。特
に入力する必要があるデータなのか不要なデータである
のかは別にして、バーコードメニュー上に記録されたバ
ーコードはいずれもデータとしては有効なものであるた
め、二つの異なったバーコードデータが混在してしま
い、バーコードの二重読取が発生するという問題があ
る。この場合、必要な情報のみの入力を行うことができ
ないため、必要に応じて入力された情報の消去、あるい
はデータの再入力を行う。
【0126】このような問題を解決するために、読取装
置の読取形態に応じて、読取形態に対応していない読取
窓からの走査光に基づくバーコード読取を、例えば読取
形態に対応していない読取窓から走査光が出射される期
間の間は実質的に無効化する必要がある。図29は、ポ
リゴンミラーを部分的に図示した図面であり、走査線が
走査している位置を把握するための構成を示す。ポリゴ
ンミラーDの底面には、複数本のスリットが設けられた
円盤状部材が取り付けられている。また、ポリゴンミラ
ーが取り付けられるベース部分には、スリットの通過を
検出するセンサIが設けられている。センサIは、スリ
ットの通過を検出することにより、ミラー位置検知信号
を出力する。
置の読取形態に応じて、読取形態に対応していない読取
窓からの走査光に基づくバーコード読取を、例えば読取
形態に対応していない読取窓から走査光が出射される期
間の間は実質的に無効化する必要がある。図29は、ポ
リゴンミラーを部分的に図示した図面であり、走査線が
走査している位置を把握するための構成を示す。ポリゴ
ンミラーDの底面には、複数本のスリットが設けられた
円盤状部材が取り付けられている。また、ポリゴンミラ
ーが取り付けられるベース部分には、スリットの通過を
検出するセンサIが設けられている。センサIは、スリ
ットの通過を検出することにより、ミラー位置検知信号
を出力する。
【0127】円盤部材に設けられるスリットのうち、一
カ所はポリゴン位置の基準を示すために、スリット幅が
広くなっている。この位置基準を示すスリットをセンサ
により検出することで、読取装置の図示しない制御部は
ポリゴンミラーの特定面がセンサ位置を通過したことを
認識してポリゴンミラーの回転状態を把握することがで
き、同時にどのフロアミラーに走査光が入射しているの
かを判別することができる。
カ所はポリゴン位置の基準を示すために、スリット幅が
広くなっている。この位置基準を示すスリットをセンサ
により検出することで、読取装置の図示しない制御部は
ポリゴンミラーの特定面がセンサ位置を通過したことを
認識してポリゴンミラーの回転状態を把握することがで
き、同時にどのフロアミラーに走査光が入射しているの
かを判別することができる。
【0128】基準位置をポリゴンミラーの特定位置に定
めておけば、センサ位置をポリゴンミラーの特定位置が
通過したことを確認でき、基準位置検出後の通過スリッ
ト数を計数することによって、ポリゴンミラーのどの面
がセンサ位置を通過しているのかを容易に確認できる。
図30は、図29に図示されたセンサの出力波形と、こ
れに基づくミラー位置検出信号波形とを示した図面であ
る。図30において、(a)はセンサ出力を、(b)は
ミラー位置検出信号をそれぞれ示している。また、図3
0において、(1)は第一の反射面、(2)は第二の反
射面、(3)は第三の反射面、(4)は第四の反射面に
対応している。
めておけば、センサ位置をポリゴンミラーの特定位置が
通過したことを確認でき、基準位置検出後の通過スリッ
ト数を計数することによって、ポリゴンミラーのどの面
がセンサ位置を通過しているのかを容易に確認できる。
図30は、図29に図示されたセンサの出力波形と、こ
れに基づくミラー位置検出信号波形とを示した図面であ
る。図30において、(a)はセンサ出力を、(b)は
ミラー位置検出信号をそれぞれ示している。また、図3
0において、(1)は第一の反射面、(2)は第二の反
射面、(3)は第三の反射面、(4)は第四の反射面に
対応している。
【0129】更に、図中E1〜E8はそれぞれの反射面
により反射された走査光が入射しているフロアミラーを
指し、それぞれ図2に図示されるフロアミラーに対応し
ている。ここで、「E1〜E5」とされている部分につ
いては、ポリゴンミラーが図2の図示時計方向に回転し
ている場合には、実際の走査順序はE3−E2−E1−
E5−E4の順となっている。
により反射された走査光が入射しているフロアミラーを
指し、それぞれ図2に図示されるフロアミラーに対応し
ている。ここで、「E1〜E5」とされている部分につ
いては、ポリゴンミラーが図2の図示時計方向に回転し
ている場合には、実際の走査順序はE3−E2−E1−
E5−E4の順となっている。
【0130】図30の(a)に図示されるセンサ出力
は、スリットが検出されると信号がオンとなり、スリッ
ト以外の部分ではオフとなる。また、信号のオン期間の
幅はスリットの幅に対応している。図30(a)に図示
される通り、第一の反射面により反射される走査光がフ
ロアミラーE1〜E5(実際にはフロアミラーE3)の
走査を開始する時点に対応する位置に、位置基準となる
幅が広いスリットが設けられている。
は、スリットが検出されると信号がオンとなり、スリッ
ト以外の部分ではオフとなる。また、信号のオン期間の
幅はスリットの幅に対応している。図30(a)に図示
される通り、第一の反射面により反射される走査光がフ
ロアミラーE1〜E5(実際にはフロアミラーE3)の
走査を開始する時点に対応する位置に、位置基準となる
幅が広いスリットが設けられている。
【0131】センサ出力のオン期間は、この部分では広
いために、図示しない読取装置の制御部はポリゴンミラ
ーの第一の反射面により反射される走査光がフロアミラ
ーE3の走査を開始したことを認識する。一方、円盤部
材上に設けられているスリット数は予め判っており、ま
た何番目のスリットがポリゴンミラーの反射面のどの位
置に対応しているかも予め判っている。そのため、セン
サの通過とポリゴンミラーの各反射面との位置関係を予
め制御部などに設定しておけば、基準スリットが検出さ
れた後のスリットの通過数を計数することによって、ポ
リゴンミラーのどの反射面がどのフロアミラーを走査し
ているかを制御部は容易に把握することができる。そし
て、制御部はポリゴンミラーの第四の反射面からの走査
光がフロアミラーE8を走査している期間を認識して、
図30(b)のようにこの期間中にミラー位置検知信号
をオンとする。
いために、図示しない読取装置の制御部はポリゴンミラ
ーの第一の反射面により反射される走査光がフロアミラ
ーE3の走査を開始したことを認識する。一方、円盤部
材上に設けられているスリット数は予め判っており、ま
た何番目のスリットがポリゴンミラーの反射面のどの位
置に対応しているかも予め判っている。そのため、セン
サの通過とポリゴンミラーの各反射面との位置関係を予
め制御部などに設定しておけば、基準スリットが検出さ
れた後のスリットの通過数を計数することによって、ポ
リゴンミラーのどの反射面がどのフロアミラーを走査し
ているかを制御部は容易に把握することができる。そし
て、制御部はポリゴンミラーの第四の反射面からの走査
光がフロアミラーE8を走査している期間を認識して、
図30(b)のようにこの期間中にミラー位置検知信号
をオンとする。
【0132】図31は、読取装置の機能ブロック図を図
示したものである。図において、61はポリゴンミラー
のベース部に取り付けられたセンサであり、スリット6
6を検出するものである。また、63は制御部であり、
読取装置の動作を制御するものである。このうち64は
カウンタで、センサ61出力を計数するものである。ま
た、65は光源となるレーザダイオード、66はバーコ
ードからの反射光を検出する受光回路である。レーザダ
イオード65、受光回路66の動作は、それぞれ制御部
63により制御されている。
示したものである。図において、61はポリゴンミラー
のベース部に取り付けられたセンサであり、スリット6
6を検出するものである。また、63は制御部であり、
読取装置の動作を制御するものである。このうち64は
カウンタで、センサ61出力を計数するものである。ま
た、65は光源となるレーザダイオード、66はバーコ
ードからの反射光を検出する受光回路である。レーザダ
イオード65、受光回路66の動作は、それぞれ制御部
63により制御されている。
【0133】更に、62はモード選択スイッチである。
読取装置は、第一の読取窓から多数本の走査光によりな
る走査パターンを出射する第一の読取モード(マルチス
キャンモード)と、第二の読取装置から一本の走査光を
出射する第二の読取モード(シングルスキャン)との二
通りの読取モードを持つ。利用者は必要に応じてモード
選択スイッチを操作して、第一の読取モードと第二の読
取モードとを切り替えることができ、利用者が望む読取
モードを設定できる。
読取装置は、第一の読取窓から多数本の走査光によりな
る走査パターンを出射する第一の読取モード(マルチス
キャンモード)と、第二の読取装置から一本の走査光を
出射する第二の読取モード(シングルスキャン)との二
通りの読取モードを持つ。利用者は必要に応じてモード
選択スイッチを操作して、第一の読取モードと第二の読
取モードとを切り替えることができ、利用者が望む読取
モードを設定できる。
【0134】図32は、モード選択スイッチの操作の有
無による読取モードの切替えを説明したフローチャート
である。制御部は、モード選択スイッチが操作されたか
どうかを常に監視している。そして、モード選択スイッ
チが操作されていない場合には、読取モードをマルチス
キャンモードとして、第一の読取窓から走査光が出射さ
れるように光源を制御する。
無による読取モードの切替えを説明したフローチャート
である。制御部は、モード選択スイッチが操作されたか
どうかを常に監視している。そして、モード選択スイッ
チが操作されていない場合には、読取モードをマルチス
キャンモードとして、第一の読取窓から走査光が出射さ
れるように光源を制御する。
【0135】一方、モード選択スイッチが操作されたこ
とが検出された場合、制御部はシングルスキャンモード
に読取モードを切り替え、第二の読取窓のみから走査光
が出射されるように光源を点灯制御する。このように選
択された読取モードに基づいて、バーコードの読取が行
われる。図33は、より具体的にどのように光源点灯制
御を行うかを示すフローチャートである。
とが検出された場合、制御部はシングルスキャンモード
に読取モードを切り替え、第二の読取窓のみから走査光
が出射されるように光源を点灯制御する。このように選
択された読取モードに基づいて、バーコードの読取が行
われる。図33は、より具体的にどのように光源点灯制
御を行うかを示すフローチャートである。
【0136】マルチスキャンモード時に必要なのは第一
の読取窓から出射される走査光なので、フロアミラーE
8により反射される走査光はバーコードを読み取るため
には特に必要ない。一方、シングルスキャンモード時に
必要なのは第二の読取窓のみから出射される走査光のみ
であるため、フロアミラーE8により反射される走査光
のみを必要とし、それ以外の走査光は不要である。
の読取窓から出射される走査光なので、フロアミラーE
8により反射される走査光はバーコードを読み取るため
には特に必要ない。一方、シングルスキャンモード時に
必要なのは第二の読取窓のみから出射される走査光のみ
であるため、フロアミラーE8により反射される走査光
のみを必要とし、それ以外の走査光は不要である。
【0137】そこで、制御部は読取モードがシングルス
キャンである場合には、ポリゴンミラーがフロアミラー
E8を走査している期間のみレーザ光源を点灯させて、
バーコードを読み取る。一方、読取モードがマルチスキ
ャンモードである場合、制御部はフロアミラーE8が走
査される期間はレーザ光源を消灯して、バーコードを読
み取る。
キャンである場合には、ポリゴンミラーがフロアミラー
E8を走査している期間のみレーザ光源を点灯させて、
バーコードを読み取る。一方、読取モードがマルチスキ
ャンモードである場合、制御部はフロアミラーE8が走
査される期間はレーザ光源を消灯して、バーコードを読
み取る。
【0138】このような点灯制御を行うことによって、
それぞれの読取モードに対応した読取窓のみから走査光
を出射させることができる。図34は、図31に図示さ
れた各部の出力波形を図示したものである。モード選択
スイッチからの出力は制御部に供給されるが、第一の読
取モードを選択する場合(第一の読取窓A1から走査光
を出射)にはオフとなり、第二の読取モードを選択する
場合(第二の読取窓A2から走査光を出射)にはオンと
なる。制御部は、モード選択スイッチ出力を確認して、
どの読取モードが選択されているのかを判定し、その結
果に応じてレーザダイオードの点灯制御を行う。
それぞれの読取モードに対応した読取窓のみから走査光
を出射させることができる。図34は、図31に図示さ
れた各部の出力波形を図示したものである。モード選択
スイッチからの出力は制御部に供給されるが、第一の読
取モードを選択する場合(第一の読取窓A1から走査光
を出射)にはオフとなり、第二の読取モードを選択する
場合(第二の読取窓A2から走査光を出射)にはオンと
なる。制御部は、モード選択スイッチ出力を確認して、
どの読取モードが選択されているのかを判定し、その結
果に応じてレーザダイオードの点灯制御を行う。
【0139】また、ミラー位置検知信号は、図30に図
示されたものと同一であり、ポリゴンミラーの第四の面
がフロアミラーE8を走査している期間中オンとなる。
利用者が第二の読取モード、即ちタッチ式装置として読
取装置を使用しようとして、モード選択スイッチがオン
となっている期間は、第二の読取窓から走査光を出射
し、第一の読取窓からは走査光が出射されないようにし
なくてはならない。そこで、制御部はミラー位置検知信
号がオンとなっている期間はレーザ光源を点灯させるよ
うに制御し、ミラー位置検知信号がオフとなっている期
間(フロアミラーE1〜E7が走査されている期間)は
レーザ光源が消灯するように制御する。これによって、
第二の読取窓のみからレーザ光が出射され、タッチ式装
置として読取装置を使用してバーコードメニューの読取
を行う場合でも、第一の読取窓から出射される走査光が
無関係なバーコードを走査してしまい二重読取となるよ
うな事態を防止することができる。
示されたものと同一であり、ポリゴンミラーの第四の面
がフロアミラーE8を走査している期間中オンとなる。
利用者が第二の読取モード、即ちタッチ式装置として読
取装置を使用しようとして、モード選択スイッチがオン
となっている期間は、第二の読取窓から走査光を出射
し、第一の読取窓からは走査光が出射されないようにし
なくてはならない。そこで、制御部はミラー位置検知信
号がオンとなっている期間はレーザ光源を点灯させるよ
うに制御し、ミラー位置検知信号がオフとなっている期
間(フロアミラーE1〜E7が走査されている期間)は
レーザ光源が消灯するように制御する。これによって、
第二の読取窓のみからレーザ光が出射され、タッチ式装
置として読取装置を使用してバーコードメニューの読取
を行う場合でも、第一の読取窓から出射される走査光が
無関係なバーコードを走査してしまい二重読取となるよ
うな事態を防止することができる。
【0140】一方、利用者が読取装置を定置式・ガン式
装置として使用する場合には、モード選択スイッチ出力
はオフとなる。制御部は、これに基づいてミラー位置検
知信号がオフとなっている期間はレーザ光源を点灯し、
ミラー位置検知信号がオンとなっている期間(ポリゴン
ミラーの第四の反射面からの走査光がフロアミラーE8
を走査している期間)はレーザ光源を消灯するように制
御する。
装置として使用する場合には、モード選択スイッチ出力
はオフとなる。制御部は、これに基づいてミラー位置検
知信号がオフとなっている期間はレーザ光源を点灯し、
ミラー位置検知信号がオンとなっている期間(ポリゴン
ミラーの第四の反射面からの走査光がフロアミラーE8
を走査している期間)はレーザ光源を消灯するように制
御する。
【0141】このような制御によって、定置式・ガン式
装置として読取装置を使用している場合であっても、第
二の読取窓から走査光が出射されることを防止でき、バ
ーコード以外の無関係なものが走査されることを防止で
きる。図35は、モード選択スイッチの一例を示す図面
である。図35は、読取装置の背面を図示したものであ
る。図35に図示される実施形態の読取装置では、読取
装置の背面にモード選択スイッチが備えられている。モ
ード選択スイッチは、利用者の把手を把持した手の人指
し指、親指などにより操作される。
装置として読取装置を使用している場合であっても、第
二の読取窓から走査光が出射されることを防止でき、バ
ーコード以外の無関係なものが走査されることを防止で
きる。図35は、モード選択スイッチの一例を示す図面
である。図35は、読取装置の背面を図示したものであ
る。図35に図示される実施形態の読取装置では、読取
装置の背面にモード選択スイッチが備えられている。モ
ード選択スイッチは、利用者の把手を把持した手の人指
し指、親指などにより操作される。
【0142】モード選択スイッチは把手を把持した手指
により操作しやすい位置に取り付けられる必要がある。
特に、手の大きい人であっても、手の小さい人であって
も同じようにモード選択スイッチを操作することができ
なければならない。モード選択スイッチは、例えば図1
0に図示された読取装置にも備えられている。図10の
場合には、モード選択スイッチはV字状の形状となって
いる。V字状とすることで、モード選択スイッチを縦長
に、更に幅広にすることができる。
により操作しやすい位置に取り付けられる必要がある。
特に、手の大きい人であっても、手の小さい人であって
も同じようにモード選択スイッチを操作することができ
なければならない。モード選択スイッチは、例えば図1
0に図示された読取装置にも備えられている。図10の
場合には、モード選択スイッチはV字状の形状となって
いる。V字状とすることで、モード選択スイッチを縦長
に、更に幅広にすることができる。
【0143】スイッチを人指し指で操作する場合と、親
指で操作する場合とでは、指が置かれるスイッチ上の位
置が異なってくる。そこで、モード選択スイッチを縦長
とすることによって、モード選択スイッチを人指し指で
も、親指でも操作することができる。また、モード選択
スイッチを幅広とすることによって、指の長い人でも、
指の短い人でも同じようにモード選択スイッチを操作す
ることができるようになる。
指で操作する場合とでは、指が置かれるスイッチ上の位
置が異なってくる。そこで、モード選択スイッチを縦長
とすることによって、モード選択スイッチを人指し指で
も、親指でも操作することができる。また、モード選択
スイッチを幅広とすることによって、指の長い人でも、
指の短い人でも同じようにモード選択スイッチを操作す
ることができるようになる。
【0144】図36は、モード選択スイッチ(機能切替
えスイッチ)を人指し指で操作する状態を図示した図面
である。この場合、利用者は把手を人指し指以外の指で
把持し、人指し指を延ばす。モード選択スイッチは、人
指し指が丁度当たる位置に設けられている。ここで、図
36のように把手を把持した場合、操作する人によって
は人指し指と親指との間がV字状に開く。そのため、把
手を右手で把持した場合には人指し指はモード選択スイ
ッチの右側に、把手を左手で把持した場合には人指し指
はモード選択スイッチの左側に、それぞれ位置すること
になる。このように、モード選択スイッチを幅広とする
ことにより、図36のように把手を把持した場合に人指
し指を自然にモード選択スイッチの上に置くことができ
る。さらに、右手で操作しても左手で操作しても、同じ
ようにモード選択スイッチを操作することができる。
えスイッチ)を人指し指で操作する状態を図示した図面
である。この場合、利用者は把手を人指し指以外の指で
把持し、人指し指を延ばす。モード選択スイッチは、人
指し指が丁度当たる位置に設けられている。ここで、図
36のように把手を把持した場合、操作する人によって
は人指し指と親指との間がV字状に開く。そのため、把
手を右手で把持した場合には人指し指はモード選択スイ
ッチの右側に、把手を左手で把持した場合には人指し指
はモード選択スイッチの左側に、それぞれ位置すること
になる。このように、モード選択スイッチを幅広とする
ことにより、図36のように把手を把持した場合に人指
し指を自然にモード選択スイッチの上に置くことができ
る。さらに、右手で操作しても左手で操作しても、同じ
ようにモード選択スイッチを操作することができる。
【0145】図37は、モード選択スイッチ(機能切替
えスイッチ)を親指で操作する場合を図示した図面であ
る。この場合、把手を親指以外の指と、親指の付け根部
分とで把持することになる。親指でモード選択スイッチ
を操作する場合には、親指は主にモード選択スイッチの
根元の部分を操作することとなる。
えスイッチ)を親指で操作する場合を図示した図面であ
る。この場合、把手を親指以外の指と、親指の付け根部
分とで把持することになる。親指でモード選択スイッチ
を操作する場合には、親指は主にモード選択スイッチの
根元の部分を操作することとなる。
【0146】このように、人指し指でモード選択スイッ
チを操作する場合と、親指でモード選択スイッチを操作
する場合とでは、指の位置が違ってくる。そのため、モ
ード選択スイッチを縦長とすることで、人指し指・親指
によるスイッチ操作に対応する事が可能となり、モード
選択スイッチの形状をV字状とすることによって、様々
な方法でスイッチを操作しても確実にスイッチを押下す
ることができる。
チを操作する場合と、親指でモード選択スイッチを操作
する場合とでは、指の位置が違ってくる。そのため、モ
ード選択スイッチを縦長とすることで、人指し指・親指
によるスイッチ操作に対応する事が可能となり、モード
選択スイッチの形状をV字状とすることによって、様々
な方法でスイッチを操作しても確実にスイッチを押下す
ることができる。
【0147】図38は、V字状のスイッチ板を図示した
図面である。図38に図示されるスイッチ板は3点支持
されるものであり、スイッチ板の各頂点に支点A、支点
B、支点Cの3つの支点が設けられている。それぞれの
支点は、図示しない装置背面に設けられた開口に差し込
まれ、開口内の突起により支えられる。ここで、それぞ
れの支点の先端には爪が形成されており、この爪によっ
て各支点が浮き上がることを防止できる。
図面である。図38に図示されるスイッチ板は3点支持
されるものであり、スイッチ板の各頂点に支点A、支点
B、支点Cの3つの支点が設けられている。それぞれの
支点は、図示しない装置背面に設けられた開口に差し込
まれ、開口内の突起により支えられる。ここで、それぞ
れの支点の先端には爪が形成されており、この爪によっ
て各支点が浮き上がることを防止できる。
【0148】また、読取装置本体のスイッチ板の中心部
に対応する部分には、スイッチが設けられている。スイ
ッチ板を操作することによってスイッチを押下すること
が可能となるが、スイッチ板のどの位置を操作しても、
読取装置本体に取り付けられたスイッチの押し下げ部を
押し下げることができ、スイッチが一点にのみ配置され
ている場合と比較して、手の小さい人などでもスイッチ
の操作を行いやすくすることができる。なお、このスイ
ッチ板はスイッチ内部のバネなどによってやや上側に付
勢されるような状態となっている。
に対応する部分には、スイッチが設けられている。スイ
ッチ板を操作することによってスイッチを押下すること
が可能となるが、スイッチ板のどの位置を操作しても、
読取装置本体に取り付けられたスイッチの押し下げ部を
押し下げることができ、スイッチが一点にのみ配置され
ている場合と比較して、手の小さい人などでもスイッチ
の操作を行いやすくすることができる。なお、このスイ
ッチ板はスイッチ内部のバネなどによってやや上側に付
勢されるような状態となっている。
【0149】図39は、スイッチ板の作用を説明するた
めの図面である。ここで、A、B、Cはそれぞれ図38
の支点を示している。なお、スイッチ板の外形は図39
では図示省略している。図39aは支点A付近を操作し
た場合、図39bは支点B付近を操作した場合をそれぞ
れ示している。支点A付近を操作した場合、支点Bと支
点Cとが固定された状態となり、支点Bと支点Cとを結
んだ直線がスイッチ板の回動支点となる。これによっ
て、スイッチ板の支点A付近を操作すると支点B−支点
Cを中心としてスイッチ板が下方に押し込まれ、スイッ
チが押下される。
めの図面である。ここで、A、B、Cはそれぞれ図38
の支点を示している。なお、スイッチ板の外形は図39
では図示省略している。図39aは支点A付近を操作し
た場合、図39bは支点B付近を操作した場合をそれぞ
れ示している。支点A付近を操作した場合、支点Bと支
点Cとが固定された状態となり、支点Bと支点Cとを結
んだ直線がスイッチ板の回動支点となる。これによっ
て、スイッチ板の支点A付近を操作すると支点B−支点
Cを中心としてスイッチ板が下方に押し込まれ、スイッ
チが押下される。
【0150】同様に支点B付近を操作した場合、支点
A、支点Cが固定された状態となり、支点Aと支点Cを
結んだ直線がスイッチ板の回動支点となってスイッチ板
が下方に押し込まれ、スイッチが押下される。このよう
に、スイッチ板を設けることによってスイッチ板のどの
部分を操作してもスイッチを押下することができ、利用
者の手の大きさによらず安定したモード選択スイッチの
操作が可能となる。ここで、支点の数は3点である必要
はないが、支点を3点とすると押下点に対する回動支点
(回動軸)が一義的に定まるために、最も確実にスイッ
チを動作させるためにはスイッチ板が3点支持である構
成が最も効果的である。
A、支点Cが固定された状態となり、支点Aと支点Cを
結んだ直線がスイッチ板の回動支点となってスイッチ板
が下方に押し込まれ、スイッチが押下される。このよう
に、スイッチ板を設けることによってスイッチ板のどの
部分を操作してもスイッチを押下することができ、利用
者の手の大きさによらず安定したモード選択スイッチの
操作が可能となる。ここで、支点の数は3点である必要
はないが、支点を3点とすると押下点に対する回動支点
(回動軸)が一義的に定まるために、最も確実にスイッ
チを動作させるためにはスイッチ板が3点支持である構
成が最も効果的である。
【0151】なお、このスイッチ板は読取装置の背面か
らはみ出さないように読取装置に取り付けられている。
スイッチ板が読取装置の背面から突出していると、読取
装置の背面が下になるように卓上に読取装置を置いたと
きなどに読取装置の読取モードが利用者が意図しないも
のに切り替わってしまう可能性があるためである。図4
0は、この他の機能切替えスイッチを示した図面であ
る。図40の場合には、把手の根元付近に前面操作用の
切替えスイッチが設けられる。この位置は、片手で把手
を把持した場合に丁度人指し指がくる位置であるため、
前面切替えスイッチを人指し指で操作することができ
る。特に、この形状はガン式読取装置に設けられるトリ
ガ(引き金)スイッチと同じような位置に取り付けられ
るため、切替えスイッチが操作しやすくなる。
らはみ出さないように読取装置に取り付けられている。
スイッチ板が読取装置の背面から突出していると、読取
装置の背面が下になるように卓上に読取装置を置いたと
きなどに読取装置の読取モードが利用者が意図しないも
のに切り替わってしまう可能性があるためである。図4
0は、この他の機能切替えスイッチを示した図面であ
る。図40の場合には、把手の根元付近に前面操作用の
切替えスイッチが設けられる。この位置は、片手で把手
を把持した場合に丁度人指し指がくる位置であるため、
前面切替えスイッチを人指し指で操作することができ
る。特に、この形状はガン式読取装置に設けられるトリ
ガ(引き金)スイッチと同じような位置に取り付けられ
るため、切替えスイッチが操作しやすくなる。
【0152】図40の場合には、読取装置背面のモード
選択スイッチは省略されている。しかし、読取装置の背
面と前面とにモード選択スイッチを同時に取り付けても
全く差し支えはない。図41は、更にその他の切替えス
イッチの例を図示したものである。図41の場合には、
読取装置のヘッド部の側面にサイドスイッチが設けられ
ている。サイドスイッチは、読取装置の左側に設けられ
るサイドスイッチLと、同じく右側に設けられるサイド
スイッチRとがある。
選択スイッチは省略されている。しかし、読取装置の背
面と前面とにモード選択スイッチを同時に取り付けても
全く差し支えはない。図41は、更にその他の切替えス
イッチの例を図示したものである。図41の場合には、
読取装置のヘッド部の側面にサイドスイッチが設けられ
ている。サイドスイッチは、読取装置の左側に設けられ
るサイドスイッチLと、同じく右側に設けられるサイド
スイッチRとがある。
【0153】把手を片手で把持した場合には、親指と人
指し指とをそれぞれのサイドスイッチの位置に持ってく
ることができる。把手を右手で把持した場合には、親指
でサイドスイッチLを、人指し指でサイドスイッチRを
それぞれ操作することとなり、把手は残りの指で把持さ
れる。左手で把手を把持した場合にはこの逆となる。こ
のように、右手による操作と左手による操作とを考慮し
て、読取装置の両面にサイドスイッチを設ける。また、
このような配置とすることによって、簡単に二つのサイ
ドスイッチを同時に操作することができる。当然、一方
のサイドスイッチのみを操作してもよい。
指し指とをそれぞれのサイドスイッチの位置に持ってく
ることができる。把手を右手で把持した場合には、親指
でサイドスイッチLを、人指し指でサイドスイッチRを
それぞれ操作することとなり、把手は残りの指で把持さ
れる。左手で把手を把持した場合にはこの逆となる。こ
のように、右手による操作と左手による操作とを考慮し
て、読取装置の両面にサイドスイッチを設ける。また、
このような配置とすることによって、簡単に二つのサイ
ドスイッチを同時に操作することができる。当然、一方
のサイドスイッチのみを操作してもよい。
【0154】図41に図示される読取装置の場合には、
装置の両面にサイドスイッチが設けられているため、こ
れを利用して片方のサイドスイッチが操作された場合と
両方のサイドスイッチが同時に操作された場合とで、サ
イドスイッチの機能を切り替える。一方のサイドスイッ
チのみが操作された場合には、サイドスイッチはモード
選択スイッチとして作用する。この場合、どちらのサイ
ドスイッチが操作されたのかは全く問わない。
装置の両面にサイドスイッチが設けられているため、こ
れを利用して片方のサイドスイッチが操作された場合と
両方のサイドスイッチが同時に操作された場合とで、サ
イドスイッチの機能を切り替える。一方のサイドスイッ
チのみが操作された場合には、サイドスイッチはモード
選択スイッチとして作用する。この場合、どちらのサイ
ドスイッチが操作されたのかは全く問わない。
【0155】また、両方のサイドスイッチが同時に操作
された場合には、サイドスイッチはモード選択スイッチ
としては作用せず、全く異なった機能がわりあてられ
る。例えば、左右のサイドスイッチの一方が操作された
場合(どちらが操作されたかは問わない)には、読取モ
ードの切替えを行うようにするとともに、左右のサイド
スイッチが同時に操作された場合には、特別な読取処
理、例えば読取商品のリピート入力機能を実行させるよ
うにする。
された場合には、サイドスイッチはモード選択スイッチ
としては作用せず、全く異なった機能がわりあてられ
る。例えば、左右のサイドスイッチの一方が操作された
場合(どちらが操作されたかは問わない)には、読取モ
ードの切替えを行うようにするとともに、左右のサイド
スイッチが同時に操作された場合には、特別な読取処
理、例えば読取商品のリピート入力機能を実行させるよ
うにする。
【0156】読取装置の制御部は、左右のサイドスイッ
チの操作状況を常に監視しており、左右のサイドスイッ
チが同時に操作されたのか、一方のサイドスイッチのみ
が操作されたのかを判別、この判別結果に基づいて実行
すべき処理を選択する。ここで、同一内容のバーコード
を複数読み取る場合、例えば複数の商品登録を同時に行
う場合などには、それぞれのバーコードを一つずつ読み
取ると手間がかかってしまう。そのため、リピート入力
機能を持つ読取装置が知られている。
チの操作状況を常に監視しており、左右のサイドスイッ
チが同時に操作されたのか、一方のサイドスイッチのみ
が操作されたのかを判別、この判別結果に基づいて実行
すべき処理を選択する。ここで、同一内容のバーコード
を複数読み取る場合、例えば複数の商品登録を同時に行
う場合などには、それぞれのバーコードを一つずつ読み
取ると手間がかかってしまう。そのため、リピート入力
機能を持つ読取装置が知られている。
【0157】リピート入力機能を用いる場合には、まず
バーコードを読み取る。そして、本来ならばバーコード
入力が必要となる商品の数だけ、リピート入力キーを操
作する。リピート入力キーはカウンタキーとして作用
し、キーが操作された回数を読取装置で計数し、同一商
品がいくつあるかが判定される。このようなリピート入
力機能を利用することで、同一商品に付されたバーコー
ドの読取をいちいち行う必要がなくなる。
バーコードを読み取る。そして、本来ならばバーコード
入力が必要となる商品の数だけ、リピート入力キーを操
作する。リピート入力キーはカウンタキーとして作用
し、キーが操作された回数を読取装置で計数し、同一商
品がいくつあるかが判定される。このようなリピート入
力機能を利用することで、同一商品に付されたバーコー
ドの読取をいちいち行う必要がなくなる。
【0158】本実施形態では、二つのサイドスイッチの
同時操作と一方のサイドスイッチの操作のみとを選び、
サイドスイッチに二通りの機能を与えることができる。
つまり、一方のサイドスイッチを操作した場合と、同時
に両方のサイドスイッチを操作した場合とで、サイドス
イッチの機能を切り替えるのである。このようにリピー
ト入力キーとモード選択スイッチなどのように、キーの
機能を操作されたスイッチの数に応じて切り替えること
ができ、スイッチ・キーの数を減らすことが可能とな
る。以上、読取モードに対応した読取を行うために、こ
こでは、第一の読取窓から走査光を出射する場合には第
二の読取窓からは走査光を出射せず、第二の読取窓から
走査光を出射する場合には第一の読取窓からは走査光を
出射しないようにレーザ光源を点灯制御することで、読
取モードの切替えを行っていた。しかし、読取モードの
切替えはこの方法に限定されるわけではない。図42
は、その他の方法による読取モードの切替えを説明する
図面である。図42は、モード選択スイッチ出力、ミラ
ー位置検知信号とともに、制御部から受光回路を制御す
る受光回路制御信号が図示されている。なお、図42の
場合にも装置内部の構成は図31と同一とすればよく、
走査位置の確認は図29、図30の構成、つまり円盤部
材に設けられたスリットの計数により行えばよい。
同時操作と一方のサイドスイッチの操作のみとを選び、
サイドスイッチに二通りの機能を与えることができる。
つまり、一方のサイドスイッチを操作した場合と、同時
に両方のサイドスイッチを操作した場合とで、サイドス
イッチの機能を切り替えるのである。このようにリピー
ト入力キーとモード選択スイッチなどのように、キーの
機能を操作されたスイッチの数に応じて切り替えること
ができ、スイッチ・キーの数を減らすことが可能とな
る。以上、読取モードに対応した読取を行うために、こ
こでは、第一の読取窓から走査光を出射する場合には第
二の読取窓からは走査光を出射せず、第二の読取窓から
走査光を出射する場合には第一の読取窓からは走査光を
出射しないようにレーザ光源を点灯制御することで、読
取モードの切替えを行っていた。しかし、読取モードの
切替えはこの方法に限定されるわけではない。図42
は、その他の方法による読取モードの切替えを説明する
図面である。図42は、モード選択スイッチ出力、ミラ
ー位置検知信号とともに、制御部から受光回路を制御す
る受光回路制御信号が図示されている。なお、図42の
場合にも装置内部の構成は図31と同一とすればよく、
走査位置の確認は図29、図30の構成、つまり円盤部
材に設けられたスリットの計数により行えばよい。
【0159】受光回路制御信号は、受光回路を動作させ
るか、休止させるかを制御するための信号であり、受光
回路制御信号がオンとなっている期間は受光回路が動作
し、受光回路制御信号がオフとなっている期間は受光回
路が動作しない。図42の場合には、モード選択スイッ
チがA2窓、つまりシングルスキャンモードが選択され
た場合には、制御部はミラー位置検知信号がオンとなっ
ている期間受光回路制御信号をオンとし、ミラー位置検
知信号がオフとなっている期間は受光回路制御信号をオ
フとする。これによって、シングルスキャンモードが選
択された場合には、第二の読取窓から走査光が出射され
ている期間のみ受光回路の動作が有効となり、それ以外
の期間は受光回路の動作が無効化される。
るか、休止させるかを制御するための信号であり、受光
回路制御信号がオンとなっている期間は受光回路が動作
し、受光回路制御信号がオフとなっている期間は受光回
路が動作しない。図42の場合には、モード選択スイッ
チがA2窓、つまりシングルスキャンモードが選択され
た場合には、制御部はミラー位置検知信号がオンとなっ
ている期間受光回路制御信号をオンとし、ミラー位置検
知信号がオフとなっている期間は受光回路制御信号をオ
フとする。これによって、シングルスキャンモードが選
択された場合には、第二の読取窓から走査光が出射され
ている期間のみ受光回路の動作が有効となり、それ以外
の期間は受光回路の動作が無効化される。
【0160】このため、シングルスキャンモード時に
は、第一の読取窓から走査光が出射されても受光回路が
バーコードなどからの反射光を受光しないため、この期
間に読取対象の特定バーコード以外のバーコードが走査
されたとしても読取動作が実質的に無効化される。ま
た、第二の読取窓から走査光が出射される期間は受光回
路の動作が有効であるため、バーコードの読取が可能で
ある。
は、第一の読取窓から走査光が出射されても受光回路が
バーコードなどからの反射光を受光しないため、この期
間に読取対象の特定バーコード以外のバーコードが走査
されたとしても読取動作が実質的に無効化される。ま
た、第二の読取窓から走査光が出射される期間は受光回
路の動作が有効であるため、バーコードの読取が可能で
ある。
【0161】一方、マルチスキャンモードの場合には、
モード選択スイッチ出力がオフとなる。そのため、制御
部はこれを認識して、ミラー位置検知信号がオフとなっ
ている期間受光回路制御信号をオンとして受光回路の動
作を有効化し、ミラー位置検知信号がオンとなっている
期間は受光回路制御信号をオフとして受光回路の動作を
無効化する。
モード選択スイッチ出力がオフとなる。そのため、制御
部はこれを認識して、ミラー位置検知信号がオフとなっ
ている期間受光回路制御信号をオンとして受光回路の動
作を有効化し、ミラー位置検知信号がオンとなっている
期間は受光回路制御信号をオフとして受光回路の動作を
無効化する。
【0162】これによって、第一の読取窓から走査光が
出射されている期間は受光回路の動作が有効となり、バ
ーコードの読取が可能となる。また、第二の読取窓から
走査光が出射されている期間は受光回路の動作が無効化
されているため、第二の読取窓から走査光が出射されて
いても受光回路は反射光を受光しない。図43は上記の
制御をフローチャートとして示した図面である。制御部
はまず設定されている読取モードを判別する。そして、
シングルスキャンモードが選択されている場合には、フ
ロアミラーE8が走査されている期間のみ受光回路を動
作させる。一方、マルチスキャンモードが選択されてい
る場合には、制御部はフロアミラーE8が走査されてい
る期間は受光回路を動作させず、他方のフロアミラーが
走査されている期間は受光回路を動作させる。
出射されている期間は受光回路の動作が有効となり、バ
ーコードの読取が可能となる。また、第二の読取窓から
走査光が出射されている期間は受光回路の動作が無効化
されているため、第二の読取窓から走査光が出射されて
いても受光回路は反射光を受光しない。図43は上記の
制御をフローチャートとして示した図面である。制御部
はまず設定されている読取モードを判別する。そして、
シングルスキャンモードが選択されている場合には、フ
ロアミラーE8が走査されている期間のみ受光回路を動
作させる。一方、マルチスキャンモードが選択されてい
る場合には、制御部はフロアミラーE8が走査されてい
る期間は受光回路を動作させず、他方のフロアミラーが
走査されている期間は受光回路を動作させる。
【0163】このように、図42並びに図43の制御を
行うことによって、レーザダイオードの点灯/消灯制御
を行わなくても、読取モードに対応していない読取窓か
ら走査光が出射されている期間は実質的にバーコードの
読取動作を無効化することができる。ここで、受光回路
の動作の有効/無効の切り替えは、受光素子の動作を切
り替えるのでもよく、受光素子から出力される信号を処
理する回路の動作を無効化するようにしてもよい。ま
た、読み取られたデータは読取装置内で復調されるが、
復調の動作の有効/無効を切り替えるようにしてもよ
い。図44は、復調回路の動作を走査の状態に応じて制
御する場合のフローチャートを図示したものである。図
44の場合には、制御部が読取モードがシングルスキャ
ンモードであると判断した場合、フロアミラーE8が走
査されている期間のみ復調回路を動作させ、それ以外の
期間は復調回路の動作を停止させる。
行うことによって、レーザダイオードの点灯/消灯制御
を行わなくても、読取モードに対応していない読取窓か
ら走査光が出射されている期間は実質的にバーコードの
読取動作を無効化することができる。ここで、受光回路
の動作の有効/無効の切り替えは、受光素子の動作を切
り替えるのでもよく、受光素子から出力される信号を処
理する回路の動作を無効化するようにしてもよい。ま
た、読み取られたデータは読取装置内で復調されるが、
復調の動作の有効/無効を切り替えるようにしてもよ
い。図44は、復調回路の動作を走査の状態に応じて制
御する場合のフローチャートを図示したものである。図
44の場合には、制御部が読取モードがシングルスキャ
ンモードであると判断した場合、フロアミラーE8が走
査されている期間のみ復調回路を動作させ、それ以外の
期間は復調回路の動作を停止させる。
【0164】一方、制御部が現在マルチスキャンモード
が選択されていると判断した場合には、フロアミラーE
8が走査されている期間は復調回路の動作を無効化し、
それ以外の期間は復調回路の動作を有効化する。また、
受光回路などの有効/無効の切替えと、レーザダイオー
ドの点灯/消灯制御を組み合わせてもよい。このように
することによって、読取モードに対応していない窓から
の走査光の出射を防止するとともに、その期間読取窓か
ら入り込む外乱光が受光回路により検出されるようなこ
とを防止でき、読取モードの切替え動作をより確実に行
うことができる。図45は更にその他の読取モード切替
えを行うための構成を示す図面である。図45の場合に
は、フロアミラーE8に相当するミラーが備えられてい
ない。そして、フロアミラーの一枚であるE1’(図2
のフロアミラーE1に対応)の角度が、ソレノイドHの
動作に応じて可変となるように構成されている。
が選択されていると判断した場合には、フロアミラーE
8が走査されている期間は復調回路の動作を無効化し、
それ以外の期間は復調回路の動作を有効化する。また、
受光回路などの有効/無効の切替えと、レーザダイオー
ドの点灯/消灯制御を組み合わせてもよい。このように
することによって、読取モードに対応していない窓から
の走査光の出射を防止するとともに、その期間読取窓か
ら入り込む外乱光が受光回路により検出されるようなこ
とを防止でき、読取モードの切替え動作をより確実に行
うことができる。図45は更にその他の読取モード切替
えを行うための構成を示す図面である。図45の場合に
は、フロアミラーE8に相当するミラーが備えられてい
ない。そして、フロアミラーの一枚であるE1’(図2
のフロアミラーE1に対応)の角度が、ソレノイドHの
動作に応じて可変となるように構成されている。
【0165】ソレノイドHは図示左右方向に動作可能で
あり、その先端にはアームが取り付けられている。アー
ムにはフロアミラーE1’が取り付けられているため、
ソレイドHの左右方向の移動に応じてフロアミラーE
1’の角度が変化する。フロアミラーが第一の位置(図
示実線)にある場合には、フロアミラーE1’により反
射される走査光は第一の読取窓A1より出射される。一
方、フロアミラーE1’が第二の位置(図示点線)にあ
る場合には、フロアミラーE1’により反射される走査
光は第二の読取窓A2より出射される。
あり、その先端にはアームが取り付けられている。アー
ムにはフロアミラーE1’が取り付けられているため、
ソレイドHの左右方向の移動に応じてフロアミラーE
1’の角度が変化する。フロアミラーが第一の位置(図
示実線)にある場合には、フロアミラーE1’により反
射される走査光は第一の読取窓A1より出射される。一
方、フロアミラーE1’が第二の位置(図示点線)にあ
る場合には、フロアミラーE1’により反射される走査
光は第二の読取窓A2より出射される。
【0166】従って、定置式・ガン式装置として読取装
置を使用する場合にはフロアミラーE1’を第一の位置
とし、タッチ式装置として読取装置を使用する場合には
フロアミラーE1’を第二の位置とすればよい。そし
て、フロアミラーE1’の位置制御は、モード選択スイ
ッチの操作に基づいて行われる。モード選択スイッチ出
力がオンの場合、つまりシングルスキャンモードが選択
された場合、制御部はソレノイドを動作させてフロアミ
ラーE1’を第二の位置に移動させる。また、モード選
択スイッチ出力がオフの場合、つまりマルチスキャンモ
ードが選択された場合には、制御部はこれに基づいてソ
レノイドを動作させ、フロアミラーE1’を第一の位置
に移動させる。
置を使用する場合にはフロアミラーE1’を第一の位置
とし、タッチ式装置として読取装置を使用する場合には
フロアミラーE1’を第二の位置とすればよい。そし
て、フロアミラーE1’の位置制御は、モード選択スイ
ッチの操作に基づいて行われる。モード選択スイッチ出
力がオンの場合、つまりシングルスキャンモードが選択
された場合、制御部はソレノイドを動作させてフロアミ
ラーE1’を第二の位置に移動させる。また、モード選
択スイッチ出力がオフの場合、つまりマルチスキャンモ
ードが選択された場合には、制御部はこれに基づいてソ
レノイドを動作させ、フロアミラーE1’を第一の位置
に移動させる。
【0167】このような構成をとることにより、マルチ
スキャンモードの場合には第二の読取窓からは走査光が
出射されなくなる。しかし、シングルモードスキャンの
場合には、第二の読取窓とあわせて第一の読取窓からも
走査光が出射される。そのため、シングルスキャンモー
ドが選択された場合には、第一の読取窓から走査光が出
射される期間のバーコード読取動作を無効化する必要が
ある。
スキャンモードの場合には第二の読取窓からは走査光が
出射されなくなる。しかし、シングルモードスキャンの
場合には、第二の読取窓とあわせて第一の読取窓からも
走査光が出射される。そのため、シングルスキャンモー
ドが選択された場合には、第一の読取窓から走査光が出
射される期間のバーコード読取動作を無効化する必要が
ある。
【0168】図46は、このような制御を行うための信
号波形を示す図面である。図において、モード選択スイ
ッチ出力は図34、図42のものと同じである。また、
ミラー位置検知信号は、ポリゴンミラーの反射面がフロ
アミラーE1’を走査している期間オンとなり、それ以
外のフロアミラーが走査されている期間はオフとなる。
なお、この場合、ミラー位置検出信号がオンとなる期間
は特定の反射面に対応した期間に限ってもよく、複数の
面を対象としてもよい。図46の場合には、ポリゴンミ
ラーの一つの特定反射面がフロアミラーE1’を走査し
ている場合のみ、ミラー位置検知信号をオンとしてい
る。
号波形を示す図面である。図において、モード選択スイ
ッチ出力は図34、図42のものと同じである。また、
ミラー位置検知信号は、ポリゴンミラーの反射面がフロ
アミラーE1’を走査している期間オンとなり、それ以
外のフロアミラーが走査されている期間はオフとなる。
なお、この場合、ミラー位置検出信号がオンとなる期間
は特定の反射面に対応した期間に限ってもよく、複数の
面を対象としてもよい。図46の場合には、ポリゴンミ
ラーの一つの特定反射面がフロアミラーE1’を走査し
ている場合のみ、ミラー位置検知信号をオンとしてい
る。
【0169】光源制御信号は、レーザ光源の点灯を制御
するものであり、オンとなっている場合レーザ光源が点
灯され、オフの期間はレーザ光が消灯されている。図4
6の場合には、マルチスキャンモードが選択されたとき
(モード選択スイッチ出力がオフ)にはポリゴンミラー
の走査位置に関係なく、レーザ光源を点灯させつづけ
る。一方、シングルスキャンモードが選択された場合に
は、ミラー位置検知信号がオンの期間、つまりフロアミ
ラーE1’が走査されている期間のみ光源制御信号をオ
ンとし、レーザ光源を点灯する。これ以外の期間は、光
源制御信号をオフとして、レーザ光源を消灯する。
するものであり、オンとなっている場合レーザ光源が点
灯され、オフの期間はレーザ光が消灯されている。図4
6の場合には、マルチスキャンモードが選択されたとき
(モード選択スイッチ出力がオフ)にはポリゴンミラー
の走査位置に関係なく、レーザ光源を点灯させつづけ
る。一方、シングルスキャンモードが選択された場合に
は、ミラー位置検知信号がオンの期間、つまりフロアミ
ラーE1’が走査されている期間のみ光源制御信号をオ
ンとし、レーザ光源を点灯する。これ以外の期間は、光
源制御信号をオフとして、レーザ光源を消灯する。
【0170】図47は、このような制御を示すフローチ
ャートである。設定された読取モードがシングルスキャ
ンモードである場合には、制御部はソレノイドを駆動し
てフロアミラーE1’をbの位置に移動させるととも
に、フロアミラーE1’が走査されている期間のみレー
ザ光源を点灯させる。一方、マルチスキャンモードが選
択された場合には、制御部はソレノイドを駆動させてフ
ロアミラーE1’をaの位置に移動させるとともに、レ
ーザ光源を常時点灯させる。
ャートである。設定された読取モードがシングルスキャ
ンモードである場合には、制御部はソレノイドを駆動し
てフロアミラーE1’をbの位置に移動させるととも
に、フロアミラーE1’が走査されている期間のみレー
ザ光源を点灯させる。一方、マルチスキャンモードが選
択された場合には、制御部はソレノイドを駆動させてフ
ロアミラーE1’をaの位置に移動させるとともに、レ
ーザ光源を常時点灯させる。
【0171】このように、図45に図示される装置で図
46並びに図47のような制御を行うことによって、マ
ルチスキャンモードの場合には第一の読取窓のみから走
査光を出射し、シングルスキャンモードの場合には第二
の読取窓のみから走査光を出射する。そのため、読取モ
ードに対応した読取窓から走査光が出射されている期間
のみ、読取動作を有効とし、ノイズの誤検出や二重読取
を防止することができる。
46並びに図47のような制御を行うことによって、マ
ルチスキャンモードの場合には第一の読取窓のみから走
査光を出射し、シングルスキャンモードの場合には第二
の読取窓のみから走査光を出射する。そのため、読取モ
ードに対応した読取窓から走査光が出射されている期間
のみ、読取動作を有効とし、ノイズの誤検出や二重読取
を防止することができる。
【0172】なお、図45の場合には光源の点灯制御で
対応していたが、図45の装置でも受光回路や復調動作
の有効/無効を切り替えるようにしても全く差し支えは
ない。図48は、読取装置を卓上に直接(スタンドを使
用しないで)設置した状態を示す図面である。図48で
は、読取装置が横置きに卓上に設置されている。図10
の特に上面図から判るとおり、読取装置のヘッド部の側
面は斜めに面取りされている。そのため、卓上に読取装
置を設置した場合、読取窓が読取装置側面の角度に応じ
た角度だけ、斜め上方を向く。そのため、バーコードの
読取領域が読取装置の斜め上方に位置することになる。
対応していたが、図45の装置でも受光回路や復調動作
の有効/無効を切り替えるようにしても全く差し支えは
ない。図48は、読取装置を卓上に直接(スタンドを使
用しないで)設置した状態を示す図面である。図48で
は、読取装置が横置きに卓上に設置されている。図10
の特に上面図から判るとおり、読取装置のヘッド部の側
面は斜めに面取りされている。そのため、卓上に読取装
置を設置した場合、読取窓が読取装置側面の角度に応じ
た角度だけ、斜め上方を向く。そのため、バーコードの
読取領域が読取装置の斜め上方に位置することになる。
【0173】卓上に読取装置を配置した場合には、読取
対象となるバーコードが付された物品は読取装置の上側
を通過するようになるため、読取窓を上方に向けて読取
領域を読取装置の斜め上方とすることによって、読取領
域が通過する物品の位置付近に設定され、バーコードの
読取操作を行いやすくすることができる。これに対し
て、読取窓がほぼ水平方向を向いている場合には、走査
光による走査範囲の一部が卓上により遮られてしまい、
走査範囲が実質的に狭くなるという問題が生じる。ま
た、バーコードを卓上面に極めて近い位置を通過させな
くてはならないために、読取の操作性が悪くなる。
対象となるバーコードが付された物品は読取装置の上側
を通過するようになるため、読取窓を上方に向けて読取
領域を読取装置の斜め上方とすることによって、読取領
域が通過する物品の位置付近に設定され、バーコードの
読取操作を行いやすくすることができる。これに対し
て、読取窓がほぼ水平方向を向いている場合には、走査
光による走査範囲の一部が卓上により遮られてしまい、
走査範囲が実質的に狭くなるという問題が生じる。ま
た、バーコードを卓上面に極めて近い位置を通過させな
くてはならないために、読取の操作性が悪くなる。
【0174】このように、読取装置をスタンドなどを用
いずに卓上に設置した場合、読取窓を斜め上方に向け
て、走査光が上方に向けて出射されるようにすること
で、読取の操作性を向上させることができる。図48に
図示される読取装置では、図26のように横置きスタン
ドを使用したときと同じように、手持ち式装置として読
取装置を使用する場合にすぐに把手を把持することがで
き、読取装置の持ち替えをしなくてもすむ。また、図4
8の読取装置の場合には特にスタンドを必要としていな
いので、読取装置単体で定置式装置と手持ち式装置との
両方の機能を実現することができる。
いずに卓上に設置した場合、読取窓を斜め上方に向け
て、走査光が上方に向けて出射されるようにすること
で、読取の操作性を向上させることができる。図48に
図示される読取装置では、図26のように横置きスタン
ドを使用したときと同じように、手持ち式装置として読
取装置を使用する場合にすぐに把手を把持することがで
き、読取装置の持ち替えをしなくてもすむ。また、図4
8の読取装置の場合には特にスタンドを必要としていな
いので、読取装置単体で定置式装置と手持ち式装置との
両方の機能を実現することができる。
【0175】図48に図示される読取装置のように卓上
に読取装置が設置された場合には、基本的にはマルチス
キャンモードを実施する。そして、読取装置が卓上に設
置されたときには、読取装置側面のどちらか一方が卓上
に接している。そこで、このような性質を利用して読取
モードの切替えを自動的に行う。図49は、その側面に
モード検出センサが設けられた読取装置を示す図面であ
る。図49に示されるように、読取装置の側面には、モ
ード検出センサが左右に一つづつ備えられている。モー
ド検出センサは、例えば入光量を検出する光学センサを
用いることができる。
に読取装置が設置された場合には、基本的にはマルチス
キャンモードを実施する。そして、読取装置が卓上に設
置されたときには、読取装置側面のどちらか一方が卓上
に接している。そこで、このような性質を利用して読取
モードの切替えを自動的に行う。図49は、その側面に
モード検出センサが設けられた読取装置を示す図面であ
る。図49に示されるように、読取装置の側面には、モ
ード検出センサが左右に一つづつ備えられている。モー
ド検出センサは、例えば入光量を検出する光学センサを
用いることができる。
【0176】図50は、図49に図示されるモード検出
センサが設けられた読取装置を卓上に設置した状態を示
しており、モード検出センサの有無の他は基本的には図
48と同じである。図45の読取装置の場合には、読取
装置の正面に向かって右側(モード検出センサLの側)
が上面となるように卓上に設置されている。図50の状
態では、モード検出センサLには外光が入射するため、
モード検出センサLの受光量は低下しない。一方、モー
ド検出センサR(図示されず)は卓上面に接しているた
め、モード検出センサLと比較すると受光量は低下す
る。そこで、読取装置の状態とモード検出センサの受光
量との関係を利用して、モード検出センサの受光量に基
づいて読取装置の状態に適した読取モードに切り替える
ようにする。
センサが設けられた読取装置を卓上に設置した状態を示
しており、モード検出センサの有無の他は基本的には図
48と同じである。図45の読取装置の場合には、読取
装置の正面に向かって右側(モード検出センサLの側)
が上面となるように卓上に設置されている。図50の状
態では、モード検出センサLには外光が入射するため、
モード検出センサLの受光量は低下しない。一方、モー
ド検出センサR(図示されず)は卓上面に接しているた
め、モード検出センサLと比較すると受光量は低下す
る。そこで、読取装置の状態とモード検出センサの受光
量との関係を利用して、モード検出センサの受光量に基
づいて読取装置の状態に適した読取モードに切り替える
ようにする。
【0177】図51は、モード検出センサに基づいた読
取モード切替えの制御を示すフローチャートである。制
御部は、二つのモード検出センサの受光量に基づいて、
読取装置が卓上に設置されたのかどうかを判断する。そ
して、読取装置が卓上に設置されたと判断した場合(こ
の場合受光量が低下)には、読取装置をマルチスキャン
モードに移行させる。また、モード検出センサの受光量
の変化がない場合には、制御部は例えば読取装置をシン
グルスキャンモードに移行させる。
取モード切替えの制御を示すフローチャートである。制
御部は、二つのモード検出センサの受光量に基づいて、
読取装置が卓上に設置されたのかどうかを判断する。そ
して、読取装置が卓上に設置されたと判断した場合(こ
の場合受光量が低下)には、読取装置をマルチスキャン
モードに移行させる。また、モード検出センサの受光量
の変化がない場合には、制御部は例えば読取装置をシン
グルスキャンモードに移行させる。
【0178】このように、読取装置が卓上に設置された
ときと、卓上に設置されていないとき(手持ち読取を行
う場合)とで自動的に読取モードを切替えることによっ
て、読取装置にモード切替えスイッチを取り付ける必要
がなくなる。モード切替えスイッチを押下しながらバー
コード読取を行っているときには、利用者がついうっか
りモード切替えスイッチから手を話してしまう可能性が
ある。この場合には利用者の意図とは別に読取モードが
切り替わってしまう。特にバーコードメニュー上のバー
コードを読み取るためにシングルスキャンモードとして
いる途中でスイッチから手をはなし、マルチスキャンモ
ードに移行してしまうと、読取対象としているバーコー
ド以外のバーコードを読み取ってしまう危険がある。こ
のように誤って読み取られたバーコードもデータとして
は正当なものであるため、読取装置は正常なバーコード
読取が行われたものと認識してその結果を利用者に報知
する。読取モードが切り替わってしまったことに利用者
が気がつかなかった場合、そのまま処理を続行してしま
うと誤入力されたデータがそのまま入力データとして確
定してしまう。
ときと、卓上に設置されていないとき(手持ち読取を行
う場合)とで自動的に読取モードを切替えることによっ
て、読取装置にモード切替えスイッチを取り付ける必要
がなくなる。モード切替えスイッチを押下しながらバー
コード読取を行っているときには、利用者がついうっか
りモード切替えスイッチから手を話してしまう可能性が
ある。この場合には利用者の意図とは別に読取モードが
切り替わってしまう。特にバーコードメニュー上のバー
コードを読み取るためにシングルスキャンモードとして
いる途中でスイッチから手をはなし、マルチスキャンモ
ードに移行してしまうと、読取対象としているバーコー
ド以外のバーコードを読み取ってしまう危険がある。こ
のように誤って読み取られたバーコードもデータとして
は正当なものであるため、読取装置は正常なバーコード
読取が行われたものと認識してその結果を利用者に報知
する。読取モードが切り替わってしまったことに利用者
が気がつかなかった場合、そのまま処理を続行してしま
うと誤入力されたデータがそのまま入力データとして確
定してしまう。
【0179】しかし、モード検出センサの作用によって
読取装置の設置状態に応じて読取モードを自動的に切り
替えることによって、上記のように利用者が読取モード
が自分の意図とは異なる読取モードに切り替わってしま
うことを防止でき、データの誤入力も極力減らすことが
可能となる。なお、卓上に読取装置が設置されていない
場合の読取モードについては、マルチスキャン/シング
ルスキャンのいずれであっても差し支えはなく、利用者
が望む読取モードが選択されるようにすればよい。例え
ば手持ち式装置として使用するとしても、タッチ式装置
として使用する場合とガン式装置として使用する場合と
では、適した読取モードは別のものである。そこで、モ
ード検出センサが取り付けられた読取装置に、これまで
説明したモード選択スイッチをあわせて設けることによ
って、読取装置を手持ちとした場合の読取モードはモー
ド選択スイッチの操作により切替え可能である。
読取装置の設置状態に応じて読取モードを自動的に切り
替えることによって、上記のように利用者が読取モード
が自分の意図とは異なる読取モードに切り替わってしま
うことを防止でき、データの誤入力も極力減らすことが
可能となる。なお、卓上に読取装置が設置されていない
場合の読取モードについては、マルチスキャン/シング
ルスキャンのいずれであっても差し支えはなく、利用者
が望む読取モードが選択されるようにすればよい。例え
ば手持ち式装置として使用するとしても、タッチ式装置
として使用する場合とガン式装置として使用する場合と
では、適した読取モードは別のものである。そこで、モ
ード検出センサが取り付けられた読取装置に、これまで
説明したモード選択スイッチをあわせて設けることによ
って、読取装置を手持ちとした場合の読取モードはモー
ド選択スイッチの操作により切替え可能である。
【0180】図52は、このような状況に対応するため
の読取モード切替え制御例を説明したフローチャートで
ある。制御部がモード検出センサの受光量変化がないこ
とを検出した場合、制御部は手持ち読取に対応させて読
取モードをシングルスキャンモードに設定する。この
後、制御部はモード切替えスイッチの操作の有無を常に
監視している。そして、モード選択スイッチが操作され
ない場合には、シングルスキャンモードを維持する。一
方、利用者がガン式装置として読取装置を使用すること
を意図して、モード選択スイッチが操作されたことが検
出された場合には、制御部は読取モードをマルチスキャ
ンモードに切替え、バーコード読取を行う。
の読取モード切替え制御例を説明したフローチャートで
ある。制御部がモード検出センサの受光量変化がないこ
とを検出した場合、制御部は手持ち読取に対応させて読
取モードをシングルスキャンモードに設定する。この
後、制御部はモード切替えスイッチの操作の有無を常に
監視している。そして、モード選択スイッチが操作され
ない場合には、シングルスキャンモードを維持する。一
方、利用者がガン式装置として読取装置を使用すること
を意図して、モード選択スイッチが操作されたことが検
出された場合には、制御部は読取モードをマルチスキャ
ンモードに切替え、バーコード読取を行う。
【0181】図53は図49に図示される読取装置の変
形例である。図53に示された読取装置では、光学式の
モード検出センサの代わりにマイクロスイッチのような
検出スイッチが設けられている。図53に図示される読
取装置を図50のように卓上に設置すると、卓上面に接
している側の検出スイッチが卓上面により押される。図
54は図53に図示される読取装置における読取モード
選択の制御を示すフローチャートである。
形例である。図53に示された読取装置では、光学式の
モード検出センサの代わりにマイクロスイッチのような
検出スイッチが設けられている。図53に図示される読
取装置を図50のように卓上に設置すると、卓上面に接
している側の検出スイッチが卓上面により押される。図
54は図53に図示される読取装置における読取モード
選択の制御を示すフローチャートである。
【0182】制御部は検出スイッチの押下状態を監視し
ており、いずれか一方の検出スイッチが押下されたこと
によって読取装置が卓上に設置されたと判断し、読取モ
ードをマルチスキャンモードに移行させる。検出スイッ
チの押下が検出されていない状態での読取モードは、図
44に図示される読取装置の場合と同様に利用者が望む
読取モード(例えばマルチスキャンモードを維持する)
に設定すればよい。マルチスキャンモードが維持されて
いる場合、モード選択スイッチの操作などによってシン
グルスキャンモードに切り替えられる。
ており、いずれか一方の検出スイッチが押下されたこと
によって読取装置が卓上に設置されたと判断し、読取モ
ードをマルチスキャンモードに移行させる。検出スイッ
チの押下が検出されていない状態での読取モードは、図
44に図示される読取装置の場合と同様に利用者が望む
読取モード(例えばマルチスキャンモードを維持する)
に設定すればよい。マルチスキャンモードが維持されて
いる場合、モード選択スイッチの操作などによってシン
グルスキャンモードに切り替えられる。
【0183】図55は、スタンドに縦置きされた場合に
読取モードをマルチスキャンモードに移行させるための
機構を説明する図面である。また、図56は図55に図
示された読取装置における読取モード選択の制御を示す
フローチャートである。読取装置の底面には、マイクロ
スイッチなどによる検出部が備えられる。またスタンド
の保持部の底面には検出突起部が設けられ、その位置は
スタンドにセットされる読取装置の検出部に対応した位
置となっている。
読取モードをマルチスキャンモードに移行させるための
機構を説明する図面である。また、図56は図55に図
示された読取装置における読取モード選択の制御を示す
フローチャートである。読取装置の底面には、マイクロ
スイッチなどによる検出部が備えられる。またスタンド
の保持部の底面には検出突起部が設けられ、その位置は
スタンドにセットされる読取装置の検出部に対応した位
置となっている。
【0184】読取装置がスタンドに設置されると、検出
突起部により読取装置の検出部が押圧される。読取装置
の制御部は検出部の状態を監視しており、検出部が押圧
されたことが検出されると、読取装置がスタンドに設置
されたものと判断し、読取モードをマルチスキャンモー
ドに移行させる。また、検出部が押圧されていない状態
では、読取装置は手持ち式装置として使用されるものと
考えられる。この場合の読取モードは、シングルスキャ
ンあるいはマルチスキャンとすることができる。どちら
を選択するかは、利用者がどの形態で手持ち式装置を使
用するかによるため、それに合わせて設定すればよい。
突起部により読取装置の検出部が押圧される。読取装置
の制御部は検出部の状態を監視しており、検出部が押圧
されたことが検出されると、読取装置がスタンドに設置
されたものと判断し、読取モードをマルチスキャンモー
ドに移行させる。また、検出部が押圧されていない状態
では、読取装置は手持ち式装置として使用されるものと
考えられる。この場合の読取モードは、シングルスキャ
ンあるいはマルチスキャンとすることができる。どちら
を選択するかは、利用者がどの形態で手持ち式装置を使
用するかによるため、それに合わせて設定すればよい。
【0185】ガン式読取装置として使用する方が多い場
合には、手持ち式装置として使用される場合でも読取モ
ードはマルチスキャンモードとすればよく、シングルス
キャンモードへの移行はモード選択スイッチの操作に基
づいて行えばよい。逆にタッチ式読取装置として使用す
る頻度の方が高いようなときには、手持ち式装置として
使用されるときには読取モードはシングルスキャンモー
ドとすればよい。ガン式装置として使用する必要がある
場合には、モード選択スイッチを操作する。この場合に
は、モード選択スイッチが操作されたことによってシン
グルスキャンモードに移行させるこれまで説明した構成
とは異なり、制御部は読取モードをシングルスキャンモ
ードからマルチスキャンモードに移行させる。モード選
択スイッチが操作されたときには、制御部は読取モード
をマルチスキャンモードに移行させ、モード選択スイッ
チが操作されない場合には(手持ち式装置として使用さ
れている場合)、シングルスキャンモードとすればよ
い。
合には、手持ち式装置として使用される場合でも読取モ
ードはマルチスキャンモードとすればよく、シングルス
キャンモードへの移行はモード選択スイッチの操作に基
づいて行えばよい。逆にタッチ式読取装置として使用す
る頻度の方が高いようなときには、手持ち式装置として
使用されるときには読取モードはシングルスキャンモー
ドとすればよい。ガン式装置として使用する必要がある
場合には、モード選択スイッチを操作する。この場合に
は、モード選択スイッチが操作されたことによってシン
グルスキャンモードに移行させるこれまで説明した構成
とは異なり、制御部は読取モードをシングルスキャンモ
ードからマルチスキャンモードに移行させる。モード選
択スイッチが操作されたときには、制御部は読取モード
をマルチスキャンモードに移行させ、モード選択スイッ
チが操作されない場合には(手持ち式装置として使用さ
れている場合)、シングルスキャンモードとすればよ
い。
【0186】図57は、横置きスタンドに読取装置をセ
ットした場合の、読取モード切替えのための構成を説明
する図面である。また、図58は図57に図示される読
取装置における読取モード選択制御を説明するフローチ
ャートである。図57の場合には、横置きスタンドの壁
面のうち、第二の読取窓に向かい合う壁面の内側に、読
取モード切替えを指示するためのバーコードなどの光学
マークを配置しておく。
ットした場合の、読取モード切替えのための構成を説明
する図面である。また、図58は図57に図示される読
取装置における読取モード選択制御を説明するフローチ
ャートである。図57の場合には、横置きスタンドの壁
面のうち、第二の読取窓に向かい合う壁面の内側に、読
取モード切替えを指示するためのバーコードなどの光学
マークを配置しておく。
【0187】手持ち式装置として使用している場合に
は、タッチ式装置として使用することを想定するなら
ば、読取装置はシングルスキャンモードに設定される。
この状態では、第一の読取窓から走査光が出射される期
間は読取装置の動作が実質的に無効化されており、第二
の読取窓から走査光が出射される期間のみバーコード読
取を行うことができる。
は、タッチ式装置として使用することを想定するなら
ば、読取装置はシングルスキャンモードに設定される。
この状態では、第一の読取窓から走査光が出射される期
間は読取装置の動作が実質的に無効化されており、第二
の読取窓から走査光が出射される期間のみバーコード読
取を行うことができる。
【0188】この状態で読取装置が横置きスタンドにセ
ットされると、第二の読取窓から出射される走査光がス
タンド内側に配置されたバーコードを走査する。これに
よって読取モード切替えを指示するバーコードが読み取
られる。読取装置の制御部は、第二の読取窓からのバー
コードの検出の有無を監視している。そして読み取られ
たバーコードを認識して、読み取られたバーコードが読
取モードの切替えを指示するものであると判断すると、
制御部は読取モードをシングルスキャンモードからマル
チスキャンモードに移行させ、第一の読取窓から走査光
が出射される期間もバーコード読取が有効となるように
制御される。
ットされると、第二の読取窓から出射される走査光がス
タンド内側に配置されたバーコードを走査する。これに
よって読取モード切替えを指示するバーコードが読み取
られる。読取装置の制御部は、第二の読取窓からのバー
コードの検出の有無を監視している。そして読み取られ
たバーコードを認識して、読み取られたバーコードが読
取モードの切替えを指示するものであると判断すると、
制御部は読取モードをシングルスキャンモードからマル
チスキャンモードに移行させ、第一の読取窓から走査光
が出射される期間もバーコード読取が有効となるように
制御される。
【0189】なお、横置きスタンドのバーコードを検出
しない場合には、制御部は読取モードをシングルスキャ
ンモードのままに維持する。また、マルチスキャンモー
ドに移行した後も、第二の読取窓から出射される走査光
によるバーコードの読取は有効のままである。そのた
め、読取装置が横置きスタンドにセットされた状態で
は、第二の読取窓から出射される走査光はスタンド内側
に設けられた読取モード指示のためのバーコードを走査
し続ける。
しない場合には、制御部は読取モードをシングルスキャ
ンモードのままに維持する。また、マルチスキャンモー
ドに移行した後も、第二の読取窓から出射される走査光
によるバーコードの読取は有効のままである。そのた
め、読取装置が横置きスタンドにセットされた状態で
は、第二の読取窓から出射される走査光はスタンド内側
に設けられた読取モード指示のためのバーコードを走査
し続ける。
【0190】横置きスタンドから読取装置を取り外す
と、スタンド内側に設けられた読取モードを指示するバ
ーコードが検出されなくなる。これに基づいて、制御部
は読取モードをマルチスキャンモードから再びシングル
スキャンモードに移行する。これによって、横置きスタ
ンドからの読取装置の着脱に応じて、自動的に読取モー
ドを切り替えることができる。なお、手持ち式装置とし
て使用する場合にマルチスキャンモードに移行させるた
めには、例えばモード切替えスイッチを操作すればよ
い。
と、スタンド内側に設けられた読取モードを指示するバ
ーコードが検出されなくなる。これに基づいて、制御部
は読取モードをマルチスキャンモードから再びシングル
スキャンモードに移行する。これによって、横置きスタ
ンドからの読取装置の着脱に応じて、自動的に読取モー
ドを切り替えることができる。なお、手持ち式装置とし
て使用する場合にマルチスキャンモードに移行させるた
めには、例えばモード切替えスイッチを操作すればよ
い。
【0191】図59は、その他のモード切替えのための
機構を説明する図面である。図59の場合には、把手の
裏面にグリップセンサが設けられている。そして、利用
者が把手を把持した場合、グリップセンサによりこれが
検出され、制御部に対して検出結果が通知される。グリ
ップセンサとしては、例えば静電式のセンサを用いる。
これによって、人が把手を把持した場合には静電容量が
変化するので読取モードを切替えることができる。一
方、グリップセンサがスタンドの保持部に接触してもグ
リップセンサの静電容量は変化しないので、この場合に
は読取モードが切り替わることがない。
機構を説明する図面である。図59の場合には、把手の
裏面にグリップセンサが設けられている。そして、利用
者が把手を把持した場合、グリップセンサによりこれが
検出され、制御部に対して検出結果が通知される。グリ
ップセンサとしては、例えば静電式のセンサを用いる。
これによって、人が把手を把持した場合には静電容量が
変化するので読取モードを切替えることができる。一
方、グリップセンサがスタンドの保持部に接触してもグ
リップセンサの静電容量は変化しないので、この場合に
は読取モードが切り替わることがない。
【0192】図60は、図59に図示された読取装置に
おける読取モード選択制御を示すフローチャートであ
る。制御部は、グリップセンサにより把手が把持されて
いると検出された場合、読取モードを切り替える。この
場合には手持ち式装置として使用されると考えられるた
め、グリップセンサによる検出結果に基づき、制御部は
シングルスキャンモードに読取モードを移行させる。
おける読取モード選択制御を示すフローチャートであ
る。制御部は、グリップセンサにより把手が把持されて
いると検出された場合、読取モードを切り替える。この
場合には手持ち式装置として使用されると考えられるた
め、グリップセンサによる検出結果に基づき、制御部は
シングルスキャンモードに読取モードを移行させる。
【0193】グリップセンサの取付け位置は把手の背面
に限る必要はないが、最も把持を確認できるのは把手の
背面であるため、この位置にグリップセンサを設けるの
が最も効率的である。以上説明した読取モードを切り替
えるためのスイッチ、センサなどは、スタンドへの設置
時に差し支えがない位置に取り付けることが最も望まし
い。また、利用者が直接操作するものについては、操作
者が操作しやすい位置に取り付けるべきである。タッチ
式装置として読取装置を使用する場合には、第二の読取
窓から出射される走査光の軌跡上にバーコードを持って
くることが、読取を確実に行うためには重要となってく
る。図61は、利用者に走査線がどの位置を走査してい
るかを知らせることができる読取装置の例を図示したも
のである。
に限る必要はないが、最も把持を確認できるのは把手の
背面であるため、この位置にグリップセンサを設けるの
が最も効率的である。以上説明した読取モードを切り替
えるためのスイッチ、センサなどは、スタンドへの設置
時に差し支えがない位置に取り付けることが最も望まし
い。また、利用者が直接操作するものについては、操作
者が操作しやすい位置に取り付けるべきである。タッチ
式装置として読取装置を使用する場合には、第二の読取
窓から出射される走査光の軌跡上にバーコードを持って
くることが、読取を確実に行うためには重要となってく
る。図61は、利用者に走査線がどの位置を走査してい
るかを知らせることができる読取装置の例を図示したも
のである。
【0194】既に述べた通り、従来のタッチ式読取装置
の場合にはLEDでバーコード面が全体的に照明される
ため、読取窓を厳密に位置決めする必要性は低かった。
しかし、本実施形態による読取装置の場合には、タッチ
式読取装置として使用する場合にもレーザ光などの走査
線によりバーコードを走査する形態となっている。その
ため、走査線が通過する位置にバーコードがないとバー
コードを読み取ることができず、読取窓の位置合わせを
より厳密に行わなければならない。
の場合にはLEDでバーコード面が全体的に照明される
ため、読取窓を厳密に位置決めする必要性は低かった。
しかし、本実施形態による読取装置の場合には、タッチ
式読取装置として使用する場合にもレーザ光などの走査
線によりバーコードを走査する形態となっている。その
ため、走査線が通過する位置にバーコードがないとバー
コードを読み取ることができず、読取窓の位置合わせを
より厳密に行わなければならない。
【0195】読取装置の第二の読取窓の周囲には、既に
述べたとおりカバーが取り付けられている。このカバー
の左右に、一方向走査パターンの始点と終点を示す走査
方向指示マークを付すことによって、利用者は第二の読
取窓から出射される走査光がどの位置を走査しているの
かを確認しやすくなる。なお、操作線は三角マークの頂
点を結んだ線上を通過する。
述べたとおりカバーが取り付けられている。このカバー
の左右に、一方向走査パターンの始点と終点を示す走査
方向指示マークを付すことによって、利用者は第二の読
取窓から出射される走査光がどの位置を走査しているの
かを確認しやすくなる。なお、操作線は三角マークの頂
点を結んだ線上を通過する。
【0196】タッチ式読取装置は読取窓をバーコードに
近づけて読取を行い、図61に図示されるような装置の
場合は特に、第二の読取窓の周囲はカバーで覆われてい
るため、読取対象のバーコードを直接視認することが困
難であり、第二の読取窓から出射される走査光がバーコ
ードのどの位置を走査しているかを確認しにくい。しか
し、図61に図示されるようなマークをカバー部に設け
ることによって、少なくとも第二の読取窓から出射され
る走査線の走査位置をマークに基づいて判断することが
でき、間接的にバーコードのどの部分が走査されている
かを確認することができる。そのため、読み取ろうとし
ているバーコードを確実に読み取らせることができる。
近づけて読取を行い、図61に図示されるような装置の
場合は特に、第二の読取窓の周囲はカバーで覆われてい
るため、読取対象のバーコードを直接視認することが困
難であり、第二の読取窓から出射される走査光がバーコ
ードのどの位置を走査しているかを確認しにくい。しか
し、図61に図示されるようなマークをカバー部に設け
ることによって、少なくとも第二の読取窓から出射され
る走査線の走査位置をマークに基づいて判断することが
でき、間接的にバーコードのどの部分が走査されている
かを確認することができる。そのため、読み取ろうとし
ているバーコードを確実に読み取らせることができる。
【0197】図62は、図61に図示される読取装置の
変形例を示す図面である。図62では、図61の走査方
向指示マークが付された位置に、LED表示部を取り付
けている。単にマークを付しただけの場合と比較して、
LED発光部を設けることによって利用者がマークを視
認しやすくなり、走査光の走査位置を確認しやすくな
る。特に図62の装置では、読取装置が使用される場所
が暗いようなときに有効である。
変形例を示す図面である。図62では、図61の走査方
向指示マークが付された位置に、LED表示部を取り付
けている。単にマークを付しただけの場合と比較して、
LED発光部を設けることによって利用者がマークを視
認しやすくなり、走査光の走査位置を確認しやすくな
る。特に図62の装置では、読取装置が使用される場所
が暗いようなときに有効である。
【0198】また、バーコードメニューを読み取る場合
に、メニューシートを卓上に置いたときには読取装置は
ほぼ真上からバーコードに近づけられるため、読取装置
の背面にLEDの表示部が備えられていても表示の確認
をしやすい。しかし、片方の手にメニューシートを持
ち、他方の手に読取装置を把持している場合には、利用
者の正面に対して読取装置の側面が向くことになる。そ
のために、読取装置背面のLED表示を利用者が確認し
にくくなる。このような場合にも、図62に図示される
ように読取装置の側面にLED表示部を設けることによ
って、LED表示を視認しやすくなる。
に、メニューシートを卓上に置いたときには読取装置は
ほぼ真上からバーコードに近づけられるため、読取装置
の背面にLEDの表示部が備えられていても表示の確認
をしやすい。しかし、片方の手にメニューシートを持
ち、他方の手に読取装置を把持している場合には、利用
者の正面に対して読取装置の側面が向くことになる。そ
のために、読取装置背面のLED表示を利用者が確認し
にくくなる。このような場合にも、図62に図示される
ように読取装置の側面にLED表示部を設けることによ
って、LED表示を視認しやすくなる。
【0199】ここで、LED表示部の表示色を、通常時
とバーコードを読み取っている場合とで変化させるよう
にすることで、読取確認用の表示部の機能を図62に図
示されるLEDに併せ持たせることができる。そして、
利用者に対して読取の確認を走査光の走査位置の確認と
同時に行わせることができる。図63は、第二の読取窓
から出射される走査光の走査位置を利用者に認識させる
ためのその他の機構の例を示す図面である。図63の場
合には、第二の読取窓の両端に走査光が出射される位置
と方向とを示す突起が設けられている。突起部の突出方
向は走査光が出射される方向と一致している。
とバーコードを読み取っている場合とで変化させるよう
にすることで、読取確認用の表示部の機能を図62に図
示されるLEDに併せ持たせることができる。そして、
利用者に対して読取の確認を走査光の走査位置の確認と
同時に行わせることができる。図63は、第二の読取窓
から出射される走査光の走査位置を利用者に認識させる
ためのその他の機構の例を示す図面である。図63の場
合には、第二の読取窓の両端に走査光が出射される位置
と方向とを示す突起が設けられている。突起部の突出方
向は走査光が出射される方向と一致している。
【0200】二つの突起部を読取対象となるバーコード
の両端部に接触させることによって、第二の読取窓から
出射される走査光は確実に読取対象のバーコードを走査
することができる。また、このような突起を使うことに
よってバーコードと読取窓とを近接させる必要がなくな
るので、バーコードが読取窓の影に隠れてしまうことを
防ぐことができる。バーコードが読取窓の影に隠れてし
まうと、走査光がバーコードのどの位置を走査している
のか直接確認できないが、図63の読取装置の場合には
そのような問題は発生せず、バーコードが走査されてい
る状態を直接視認することができる。
の両端部に接触させることによって、第二の読取窓から
出射される走査光は確実に読取対象のバーコードを走査
することができる。また、このような突起を使うことに
よってバーコードと読取窓とを近接させる必要がなくな
るので、バーコードが読取窓の影に隠れてしまうことを
防ぐことができる。バーコードが読取窓の影に隠れてし
まうと、走査光がバーコードのどの位置を走査している
のか直接確認できないが、図63の読取装置の場合には
そのような問題は発生せず、バーコードが走査されてい
る状態を直接視認することができる。
【0201】なお、図63の読取装置の場合、第二の読
取窓による読取対象となるバーコードは突起部先端に位
置するため、第二の読取窓から出射される走査光の焦点
位置は突起部先端付近とすることが望ましい。図64は
第二の読取窓から出射される走査光の走査位置を利用者
に確認させるための更にその他の例を図示するものであ
る。
取窓による読取対象となるバーコードは突起部先端に位
置するため、第二の読取窓から出射される走査光の焦点
位置は突起部先端付近とすることが望ましい。図64は
第二の読取窓から出射される走査光の走査位置を利用者
に確認させるための更にその他の例を図示するものであ
る。
【0202】図64に図示される装置では、第二の読取
装置の周囲に設けられるカバーの両端付近に山形の突起
が設けられている。山形突起は図61に図示されるマー
クと同じ意味合いを持つものであり、山形突起の位置に
読取対象となっているバーコードの両端部を位置させる
ことによって、第二の読取窓から出射される走査光が確
実にバーコードを走査することができる。図64の場合
にも、読取対象となるバーコードが読取窓の影に隠れる
ことを防止できる。
装置の周囲に設けられるカバーの両端付近に山形の突起
が設けられている。山形突起は図61に図示されるマー
クと同じ意味合いを持つものであり、山形突起の位置に
読取対象となっているバーコードの両端部を位置させる
ことによって、第二の読取窓から出射される走査光が確
実にバーコードを走査することができる。図64の場合
にも、読取対象となるバーコードが読取窓の影に隠れる
ことを防止できる。
【0203】図65は、読取対象となっているバーコー
ドが読取窓の影に隠れないようにするための機構を説明
する図面である。図65に図示される読取装置では、第
二の読取窓の取付け位置を図60などの場合と比較して
一段下げた位置とするとともに、読取窓とバーコードと
の間隔を適当なものに保つための透明カバーが読取窓の
前面に取り付けられている。
ドが読取窓の影に隠れないようにするための機構を説明
する図面である。図65に図示される読取装置では、第
二の読取窓の取付け位置を図60などの場合と比較して
一段下げた位置とするとともに、読取窓とバーコードと
の間隔を適当なものに保つための透明カバーが読取窓の
前面に取り付けられている。
【0204】読取窓が一段下がった位置に設けられてい
るために、読取装置をバーコード面に近づけても読取装
置の背面からバーコードを視認することができる。バー
コードを直接視認できるため、バーコードのどの位置が
走査されているかを直接、容易に確認することができ
る。また、バーコードの読取を行う際には、バーコード
を透明カバーの面に接触させるが、透明カバーを取り付
けることによって、バーコードと読取窓とを適当な間隔
に保つことができ、バーコードに読取装置を近づけすぎ
ることによる読取装置背面からのバーコード視認と走査
位置の確認の阻害を防止することができる。
るために、読取装置をバーコード面に近づけても読取装
置の背面からバーコードを視認することができる。バー
コードを直接視認できるため、バーコードのどの位置が
走査されているかを直接、容易に確認することができ
る。また、バーコードの読取を行う際には、バーコード
を透明カバーの面に接触させるが、透明カバーを取り付
けることによって、バーコードと読取窓とを適当な間隔
に保つことができ、バーコードに読取装置を近づけすぎ
ることによる読取装置背面からのバーコード視認と走査
位置の確認の阻害を防止することができる。
【0205】なお、透明カバーを取り外し式として交換
可能とすれば、バーコードに接触させることにより透明
カバーの前面に傷がついても、交換によって傷の影響を
無くすことができる。図66はバーコードメニューの読
取を図示した図面である。図66に図示されるように、
読取窓周囲のカバー部には山形の突起が付けられてお
り、バーコードと読取窓との間(山形突起間)に適当な
間隔が設定され、バーコードと走査位置が視認し易くな
っている。
可能とすれば、バーコードに接触させることにより透明
カバーの前面に傷がついても、交換によって傷の影響を
無くすことができる。図66はバーコードメニューの読
取を図示した図面である。図66に図示されるように、
読取窓周囲のカバー部には山形の突起が付けられてお
り、バーコードと読取窓との間(山形突起間)に適当な
間隔が設定され、バーコードと走査位置が視認し易くな
っている。
【0206】また、読取装置の背面は傾斜を持った形状
としている。読取装置の背面が角張っていると、角張っ
た部分が邪魔となりバーコード・走査位置を視認しにく
くなる。しかし、図66のように読取装置背面に傾斜を
つけることによって、手持ち読取を行った場合にもバー
コード・走査位置の視認を阻害するものがなくなり、位
置確認が行いやすくなる。
としている。読取装置の背面が角張っていると、角張っ
た部分が邪魔となりバーコード・走査位置を視認しにく
くなる。しかし、図66のように読取装置背面に傾斜を
つけることによって、手持ち読取を行った場合にもバー
コード・走査位置の視認を阻害するものがなくなり、位
置確認が行いやすくなる。
【0207】図67は、図66に図示された読取装置の
変形例である。図67に図示された読取装置の背面は、
凹部が形成されている。この凹部を設けることによっ
て、読取装置背面からのバーコード・走査位置の確認を
より行いやすくすることができる。図68は、バーコー
ドメニュー読取時のバーコード位置・走査位置確認を説
明する図面である。図68に図示される読取装置の背面
には傾斜が形成されている。この傾斜方向は、第二の読
取窓からの走査光の出射角度と同じ(ほぼ同じ)角度に
設定されている。また、第二の読取窓のカバー部の両端
は突起となっていることもあり、操作者の視線は読取装
置の読取窓などに邪魔されず、バーコード位置/走査位
置を操作者が容易に確認することができる。
変形例である。図67に図示された読取装置の背面は、
凹部が形成されている。この凹部を設けることによっ
て、読取装置背面からのバーコード・走査位置の確認を
より行いやすくすることができる。図68は、バーコー
ドメニュー読取時のバーコード位置・走査位置確認を説
明する図面である。図68に図示される読取装置の背面
には傾斜が形成されている。この傾斜方向は、第二の読
取窓からの走査光の出射角度と同じ(ほぼ同じ)角度に
設定されている。また、第二の読取窓のカバー部の両端
は突起となっていることもあり、操作者の視線は読取装
置の読取窓などに邪魔されず、バーコード位置/走査位
置を操作者が容易に確認することができる。
【0208】第二の読取窓からの走査光は、カバー部の
側面に付された走査位置表示マークの位置を通過して出
射される。そのため、走査位置表示マークの延長線上に
バーコードを配置することで、バーコードを確実に走査
させることができる。更に、図68の上面図から明らか
な通り、バーコードの向きと読取装置との位置合わせを
行いやすくするために、読取装置の先端部分は直線上に
形成されている。この方向は第二の読取窓から出射され
る走査線の走査方向と対応しているため、この直線部分
にバーコードの向きを合わせるとバーコードを通して走
査することができ、読取をより確実に行うことができ
る。
側面に付された走査位置表示マークの位置を通過して出
射される。そのため、走査位置表示マークの延長線上に
バーコードを配置することで、バーコードを確実に走査
させることができる。更に、図68の上面図から明らか
な通り、バーコードの向きと読取装置との位置合わせを
行いやすくするために、読取装置の先端部分は直線上に
形成されている。この方向は第二の読取窓から出射され
る走査線の走査方向と対応しているため、この直線部分
にバーコードの向きを合わせるとバーコードを通して走
査することができ、読取をより確実に行うことができ
る。
【0209】なお、図68では参考のために、第一の読
取窓から出射される多方向走査光による走査範囲も図示
されている。こちらの場合には、第二の読取窓から出射
される走査光と比較して、広範囲を走査することがわか
る。ここで、図68に図示された読取装置で、第二の読
取窓から出射される走査光が読取面に対して垂直に出射
されていない理由について説明する。
取窓から出射される多方向走査光による走査範囲も図示
されている。こちらの場合には、第二の読取窓から出射
される走査光と比較して、広範囲を走査することがわか
る。ここで、図68に図示された読取装置で、第二の読
取窓から出射される走査光が読取面に対して垂直に出射
されていない理由について説明する。
【0210】図69aは、走査光がバーコードに対して
垂直に出射されている状態を示す図面である。走査光は
バーコードに対して垂直方向に入射するため、バーコー
ド面で走査光がほとんどそのまま反射されてしまい、読
取装置が受光するバーコードからの反射光量は非常に大
きくなる。ここで、タッチ式読取装置として使用する場
合には、読取窓とバーコードとの距離が短いために、バ
ーコードに照射される走査光の光量自体が大きい。その
ため、このような読取形態で走査光がバーコードに対し
て垂直に照射されると、反射光量が大きすぎるためにバ
ーコードの明暗を検出しにくくなり、バーコードの読取
ができないという問題が発生する可能性がある。
垂直に出射されている状態を示す図面である。走査光は
バーコードに対して垂直方向に入射するため、バーコー
ド面で走査光がほとんどそのまま反射されてしまい、読
取装置が受光するバーコードからの反射光量は非常に大
きくなる。ここで、タッチ式読取装置として使用する場
合には、読取窓とバーコードとの距離が短いために、バ
ーコードに照射される走査光の光量自体が大きい。その
ため、このような読取形態で走査光がバーコードに対し
て垂直に照射されると、反射光量が大きすぎるためにバ
ーコードの明暗を検出しにくくなり、バーコードの読取
ができないという問題が発生する可能性がある。
【0211】従来のLEDによりバーコードを照明する
タッチ式装置の場合には、バーコードが照明される光量
がそれほど多くないため、上記のような問題が生じない
が、本実施形態による読取装置の場合にはレーザ光によ
りバーコードが走査されるため、バーコードからの反射
光量はLEDを用いたタッチ式装置と比較してはるかに
大きいものとなってしまう。
タッチ式装置の場合には、バーコードが照明される光量
がそれほど多くないため、上記のような問題が生じない
が、本実施形態による読取装置の場合にはレーザ光によ
りバーコードが走査されるため、バーコードからの反射
光量はLEDを用いたタッチ式装置と比較してはるかに
大きいものとなってしまう。
【0212】そこで、図68に図示された読取装置で
は、第二の読取窓から出射される走査光の出射方向が、
バーコード面に対して垂直とはならないようにしてい
る。このような角度で走査光が出射されると、図69b
に図示されるようにバーコード面では走査光が乱反射さ
れるため、読取装置が受光する反射光の光量は垂直方向
に走査光が出射される場合よりも少なくなる。バーコー
ドと読取装置との距離が極めて小さいため、この反射光
量の低減はバーコード読取に対しては何ら悪影響をあた
えない。
は、第二の読取窓から出射される走査光の出射方向が、
バーコード面に対して垂直とはならないようにしてい
る。このような角度で走査光が出射されると、図69b
に図示されるようにバーコード面では走査光が乱反射さ
れるため、読取装置が受光する反射光の光量は垂直方向
に走査光が出射される場合よりも少なくなる。バーコー
ドと読取装置との距離が極めて小さいため、この反射光
量の低減はバーコード読取に対しては何ら悪影響をあた
えない。
【0213】このように、図68に図示されるような方
向で第二の読取窓から出射される、近接したバーコード
を読み取るための走査光を出射することで、バーコード
の反射光量が大きくなりすぎることを防止し、バーコー
ドを検出できる最適な光量とすることができる。図70
は、本実施形態による読取装置の側面断面図を図示した
ものである。
向で第二の読取窓から出射される、近接したバーコード
を読み取るための走査光を出射することで、バーコード
の反射光量が大きくなりすぎることを防止し、バーコー
ドを検出できる最適な光量とすることができる。図70
は、本実施形態による読取装置の側面断面図を図示した
ものである。
【0214】読取装置の内部には、装置を制御する制御
部が備えられたプリント基板が設けられている。プリン
ト基板はヘッド部から把手の後端まで延びている。また
プリント基板の一端には、外部装置と接続されるインタ
ーフェースケーブルが取り付けられている。読取装置の
ヘッド部内部には、レーザ光源、集光ミラー、ポリゴン
ミラー、マルチビーム定置ミラー、シングルビーム定置
ミラー、集光センサなどが備えられている。ここで、マ
ルチビーム定置ミラーは図2におけるフロアミラーE1
〜E7に相当し、シングルビーム定置ミラーは図2にお
けるフロアミラーE8に相当する。それ以外の構成要素
は、図2に図示されたものに対応している。
部が備えられたプリント基板が設けられている。プリン
ト基板はヘッド部から把手の後端まで延びている。また
プリント基板の一端には、外部装置と接続されるインタ
ーフェースケーブルが取り付けられている。読取装置の
ヘッド部内部には、レーザ光源、集光ミラー、ポリゴン
ミラー、マルチビーム定置ミラー、シングルビーム定置
ミラー、集光センサなどが備えられている。ここで、マ
ルチビーム定置ミラーは図2におけるフロアミラーE1
〜E7に相当し、シングルビーム定置ミラーは図2にお
けるフロアミラーE8に相当する。それ以外の構成要素
は、図2に図示されたものに対応している。
【0215】それぞれの定置ミラーは、オプチカルフレ
ームに取り付けられている。オプチカルフレームは、読
取装置のカバーに対して緩衝材2を介して取り付けられ
ている。本実施形態による読取装置は手持ち式装置とし
ても使用されるため、バーコードの読取時、あるいはス
タンドへの読取装置の着脱作業時に読取装置に衝撃が加
わる恐れがある。この衝撃が読取装置の光学系に伝わる
と、光学系の位置がずれたり、破損を招く恐れがある。
そのため、図63に図示された読取装置では、光学系が
配置されるオプチカルフレームを緩衝材を介して読取装
置のカバーに取付け、読取装置に加わる衝撃が光学系に
伝わらないようにしている。
ームに取り付けられている。オプチカルフレームは、読
取装置のカバーに対して緩衝材2を介して取り付けられ
ている。本実施形態による読取装置は手持ち式装置とし
ても使用されるため、バーコードの読取時、あるいはス
タンドへの読取装置の着脱作業時に読取装置に衝撃が加
わる恐れがある。この衝撃が読取装置の光学系に伝わる
と、光学系の位置がずれたり、破損を招く恐れがある。
そのため、図63に図示された読取装置では、光学系が
配置されるオプチカルフレームを緩衝材を介して読取装
置のカバーに取付け、読取装置に加わる衝撃が光学系に
伝わらないようにしている。
【0216】ここで、ポリゴンミラーを駆動するモータ
は特に衝撃に弱く、衝撃が加わるとベアリングが破損し
てモータの回転時に音を発生したり、最悪の場合にはモ
ータが動かなくなる可能性がある。そのため、ポリゴン
ミラーについては、更にモータクッションを介してオプ
チカルフレームに取り付けられる。このモータクッショ
ンの作用によって、モータに加わる衝撃を緩衝材による
衝撃低減の効果に加えて更に低減することが可能とな
る。
は特に衝撃に弱く、衝撃が加わるとベアリングが破損し
てモータの回転時に音を発生したり、最悪の場合にはモ
ータが動かなくなる可能性がある。そのため、ポリゴン
ミラーについては、更にモータクッションを介してオプ
チカルフレームに取り付けられる。このモータクッショ
ンの作用によって、モータに加わる衝撃を緩衝材による
衝撃低減の効果に加えて更に低減することが可能とな
る。
【0217】図70では明確に図示されていないが、集
光センサやレーザ光源、集光ミラーなどもオプチカルフ
レーム上に搭載されている。オプチカルフレームは、読
取装置本体に対して緩衝材1、2を介して取り付けられ
ている。これらの緩衝材は、特に読取装置を手持ちした
場合の振動が光学系に伝わらないようにするためのもの
である。
光センサやレーザ光源、集光ミラーなどもオプチカルフ
レーム上に搭載されている。オプチカルフレームは、読
取装置本体に対して緩衝材1、2を介して取り付けられ
ている。これらの緩衝材は、特に読取装置を手持ちした
場合の振動が光学系に伝わらないようにするためのもの
である。
【0218】図71は、オプチカルフレームと、これに
搭載される光学系を構成する部品を図示したものであ
る。また、図72〜図75は、図71のオプチカルフレ
ームに各光学部品を搭載した状態を示す図面である。オ
プチカルフレームは例えば樹脂により一体的に形成され
ている。オプチカルフレームには、8枚のフロアミラ
ー、集光ミラー、レーザ光源、受光センサ、ポリゴンミ
ラー(ポリゴンモータ)並びに緩衝材・モータクッショ
ンが取り付けられる。
搭載される光学系を構成する部品を図示したものであ
る。また、図72〜図75は、図71のオプチカルフレ
ームに各光学部品を搭載した状態を示す図面である。オ
プチカルフレームは例えば樹脂により一体的に形成され
ている。オプチカルフレームには、8枚のフロアミラ
ー、集光ミラー、レーザ光源、受光センサ、ポリゴンミ
ラー(ポリゴンモータ)並びに緩衝材・モータクッショ
ンが取り付けられる。
【0219】ポリゴンミラーの各反射面は、断面形状が
台形のベースのそれぞれの面に張りつけられる。なお、
ポリゴンミラーは樹脂により一体成形し、各反射面に反
射膜を蒸着したものとしてもよい。ポリゴンミラーのベ
ース部は、基板上に取り付けられたモータの回転軸には
め込まれている。基板の一端には、モータを駆動する信
号などが供給されるリード線が取り付けられている。ポ
リゴンモータは、モータクッションを間に挟んでオプチ
カルフレームに取り付けられる。ポリゴンモータは、基
板に開けられたネジ穴を介して、オプチカルフレームに
ネジ止めされる。
台形のベースのそれぞれの面に張りつけられる。なお、
ポリゴンミラーは樹脂により一体成形し、各反射面に反
射膜を蒸着したものとしてもよい。ポリゴンミラーのベ
ース部は、基板上に取り付けられたモータの回転軸には
め込まれている。基板の一端には、モータを駆動する信
号などが供給されるリード線が取り付けられている。ポ
リゴンモータは、モータクッションを間に挟んでオプチ
カルフレームに取り付けられる。ポリゴンモータは、基
板に開けられたネジ穴を介して、オプチカルフレームに
ネジ止めされる。
【0220】受光センサは、基板上に取り付けられてい
る。基板上には、受光センサを制御する制御部が取り付
けられている。受光センサが取り付けられた基板に開け
られたネジ穴は、オプチカルフレームに設けられたネジ
穴に対応した位置にあり、オプチカルフレームに対して
ネジ止めされる。レーザダイオード(レーザ光源)は、
取付け部材に対して2本のネジによって固定される。レ
ーザダイオードが取付けられた取付け部材は、更にオプ
チカルフレームに側面に設けられた取付け板に対してネ
ジ止めされ、レーザダイオードがオプチカルフレームに
対して固定される。なお、レーザダイオードから出射さ
れるレーザ光の出射方向は、集光ミラーの中央部分に取
り付けられた小型の反射ミラーに向けられている。
る。基板上には、受光センサを制御する制御部が取り付
けられている。受光センサが取り付けられた基板に開け
られたネジ穴は、オプチカルフレームに設けられたネジ
穴に対応した位置にあり、オプチカルフレームに対して
ネジ止めされる。レーザダイオード(レーザ光源)は、
取付け部材に対して2本のネジによって固定される。レ
ーザダイオードが取付けられた取付け部材は、更にオプ
チカルフレームに側面に設けられた取付け板に対してネ
ジ止めされ、レーザダイオードがオプチカルフレームに
対して固定される。なお、レーザダイオードから出射さ
れるレーザ光の出射方向は、集光ミラーの中央部分に取
り付けられた小型の反射ミラーに向けられている。
【0221】オプチカルフレームの底面には、各フロア
ミラーが張りつけられる面が形成されている。底面に付
された数字は、フロアミラーの番号(E1〜E8)に対
応しており、この位置に各フロアミラーが張りつけられ
る。集光ミラーは、その両端でオプチカルフレームに対
して支持されている。また、集光ミラーの両端には、3
つの軸が取り付けられており、それぞれ第一の金具と第
二の金具に設けられた穴にはめ込まれる。金具に取り付
けられた集光ミラーは、オプチカルフレームにはめ込ま
れる。
ミラーが張りつけられる面が形成されている。底面に付
された数字は、フロアミラーの番号(E1〜E8)に対
応しており、この位置に各フロアミラーが張りつけられ
る。集光ミラーは、その両端でオプチカルフレームに対
して支持されている。また、集光ミラーの両端には、3
つの軸が取り付けられており、それぞれ第一の金具と第
二の金具に設けられた穴にはめ込まれる。金具に取り付
けられた集光ミラーは、オプチカルフレームにはめ込ま
れる。
【0222】図76は、集光ミラーを拡大した図面であ
る。軸1と軸2とはそれぞれ集光ミラーの左右に取り付
けられており、同一軸上に配置されている。軸1、軸2
は集光ミラーの回転軸となる。また、軸2が設けられた
側の軸2の下には、軸3が設けられている。図77は、
第一・第二の金具に取り付けられた集光ミラーと、オプ
チカルフレームの集光ミラーが取り付けられる部分を示
した図面である。オプチカルフレームの第一の壁面に
は、水平方向に設けられたスリット(第一の穴)が形成
されている。また、オプチカルフレームの第二の壁面に
は、第二の穴と、第二の穴を中心とした弧を描くような
形状に形成された第三の穴とが設けられている。
る。軸1と軸2とはそれぞれ集光ミラーの左右に取り付
けられており、同一軸上に配置されている。軸1、軸2
は集光ミラーの回転軸となる。また、軸2が設けられた
側の軸2の下には、軸3が設けられている。図77は、
第一・第二の金具に取り付けられた集光ミラーと、オプ
チカルフレームの集光ミラーが取り付けられる部分を示
した図面である。オプチカルフレームの第一の壁面に
は、水平方向に設けられたスリット(第一の穴)が形成
されている。また、オプチカルフレームの第二の壁面に
は、第二の穴と、第二の穴を中心とした弧を描くような
形状に形成された第三の穴とが設けられている。
【0223】第一の穴には、集光ミラーの第一の軸がは
め込まれる。また、オプチカルフレームの第二・第三の
穴には、それぞれ集光ミラーの第二・第三の軸がはめ込
まれる。ここで、オプチカルフレームの第一の穴は水平
方向に延びる長穴であるため、集光ミラーの第一の軸が
設けられた側は、オプチカルフレームに取付けされた状
態で前後方向に移動させることができる。また、第二の
穴は単に集光ミラーの第二の軸がはめ込まれるだけであ
るが、オプチカルフレームの第三の穴は第二の穴を中心
にした円弧状に形成されているため、集光ミラーの第二
・第三の軸が設けられた側は第二の軸を回動支点として
前後方向に回動させることができる。
め込まれる。また、オプチカルフレームの第二・第三の
穴には、それぞれ集光ミラーの第二・第三の軸がはめ込
まれる。ここで、オプチカルフレームの第一の穴は水平
方向に延びる長穴であるため、集光ミラーの第一の軸が
設けられた側は、オプチカルフレームに取付けされた状
態で前後方向に移動させることができる。また、第二の
穴は単に集光ミラーの第二の軸がはめ込まれるだけであ
るが、オプチカルフレームの第三の穴は第二の穴を中心
にした円弧状に形成されているため、集光ミラーの第二
・第三の軸が設けられた側は第二の軸を回動支点として
前後方向に回動させることができる。
【0224】このような構成を取ることによって、集光
ミラーの第一の軸が設けられた側を移動させることによ
って、集光ミラーを前後方向に移動させることができ、
集光ミラーの横方向の取付け位置が調整される。また、
集光ミラーの第二・第三の軸が設けられた側を回動させ
ることによって、集光ミラーの反射面を上下方向に傾け
ることができ、集光ミラーの上下方向の傾き位置を調節
することができる。
ミラーの第一の軸が設けられた側を移動させることによ
って、集光ミラーを前後方向に移動させることができ、
集光ミラーの横方向の取付け位置が調整される。また、
集光ミラーの第二・第三の軸が設けられた側を回動させ
ることによって、集光ミラーの反射面を上下方向に傾け
ることができ、集光ミラーの上下方向の傾き位置を調節
することができる。
【0225】従来の読取装置に設けられた集光ミラーで
は、集光ミラーを弾性を持った部材(金属板)などに固
定しておき、フレームの背面に取り付けられた調整ネジ
をネジ込むことによって集光ミラーの角度を調整するよ
うにしていた。このような構成では、集光三羽被とフレ
ームとの間にスペースを作ることができない。一方、本
実施形態による読取装置では、フロアミラーE8により
反射される走査光は第二の読取窓に向けて出射しなくて
はならないため、集光ミラーの裏側に走査光が通過する
ための空間を設ける必要がある。しかし、従来の集光ミ
ラーの取付方では、集光ミラーの後ろ側に走査光を通過
させるための充分なスペースを開けることができなかっ
た。
は、集光ミラーを弾性を持った部材(金属板)などに固
定しておき、フレームの背面に取り付けられた調整ネジ
をネジ込むことによって集光ミラーの角度を調整するよ
うにしていた。このような構成では、集光三羽被とフレ
ームとの間にスペースを作ることができない。一方、本
実施形態による読取装置では、フロアミラーE8により
反射される走査光は第二の読取窓に向けて出射しなくて
はならないため、集光ミラーの裏側に走査光が通過する
ための空間を設ける必要がある。しかし、従来の集光ミ
ラーの取付方では、集光ミラーの後ろ側に走査光を通過
させるための充分なスペースを開けることができなかっ
た。
【0226】図76に図示された集光ミラーの場合に
は、集光ミラーの両端でオプチカルフレームに取り付け
られているため、オプチカルフレームの後ろ側には充分
なスペースを開けることができる。更に、集光ミラーの
位置調整も集光ミラーの両端部を移動させることで行う
ため、集光ミラーを固定するための機構と集光ミラーの
位置調整のための機構とを共通化することができ、部品
点数を減らすとともに集光ミラー周囲の省スペース化を
図ることができる。
は、集光ミラーの両端でオプチカルフレームに取り付け
られているため、オプチカルフレームの後ろ側には充分
なスペースを開けることができる。更に、集光ミラーの
位置調整も集光ミラーの両端部を移動させることで行う
ため、集光ミラーを固定するための機構と集光ミラーの
位置調整のための機構とを共通化することができ、部品
点数を減らすとともに集光ミラー周囲の省スペース化を
図ることができる。
【0227】なお、第一・第二の金具には長穴が設けら
れており、オプチカルフレームに設けられたネジ穴に第
一・第二の金具をネジ込むことで、位置調整された集光
ミラーを固定することができる。図72は、各部品が搭
載された状態のオプチカルフレームを図示している。こ
こで、フロアミラーE8は集光ミラーの影に隠れてお
り、同様にポリゴンミラーは受光センサが取り付けられ
た基板の影になっている。このようにオプチカルフレー
ム上にすべての光学部品を取り付けることによって、光
学系をユニット化することができ、更に緩衝材を用いて
光学系に伝わる衝撃を吸収する効果を高めることができ
る。
れており、オプチカルフレームに設けられたネジ穴に第
一・第二の金具をネジ込むことで、位置調整された集光
ミラーを固定することができる。図72は、各部品が搭
載された状態のオプチカルフレームを図示している。こ
こで、フロアミラーE8は集光ミラーの影に隠れてお
り、同様にポリゴンミラーは受光センサが取り付けられ
た基板の影になっている。このようにオプチカルフレー
ム上にすべての光学部品を取り付けることによって、光
学系をユニット化することができ、更に緩衝材を用いて
光学系に伝わる衝撃を吸収する効果を高めることができ
る。
【0228】図73〜図75は、図72と同様に光学部
品等が搭載されたオプチカルフレームを3方向からみた
図面が図示されている。図73〜図75の場合には、ポ
リゴンミラー、受光センサ等は図示省略されている。特
に上面図から明らかな通り、オプチカルフレームの後縁
と集光ミラーとの間には、フロアミラーE8からの走査
光並びにバーコードからフロアミラーE8に向けて入射
する反射光が通過するのに充分なスペースが設けられて
いる。
品等が搭載されたオプチカルフレームを3方向からみた
図面が図示されている。図73〜図75の場合には、ポ
リゴンミラー、受光センサ等は図示省略されている。特
に上面図から明らかな通り、オプチカルフレームの後縁
と集光ミラーとの間には、フロアミラーE8からの走査
光並びにバーコードからフロアミラーE8に向けて入射
する反射光が通過するのに充分なスペースが設けられて
いる。
【0229】また、オプチカルフレームの側面には、断
面形状が円形の緩衝材が左右一つずつ取り付けられてい
る。この緩衝材は、大きな円形の部材の中央を小さな円
形部材で繋いだような形状になっている。大円部間の隙
間には、読取装置本体のカバーに設けられたスリットが
挟み込まれる。これによって、オプチカルフレームはカ
バーに直接取り付けられることがなく、読取装置に加え
られた衝撃は緩衝材により吸収される。また、図73〜
図75には図示していないが、オプチカルフレームの周
囲にも緩衝材が貼りつけられており、これら緩衝材はオ
プチカルフレームと読取装置本体カバーとの接触面に介
在して衝撃を吸収する。読取装置のヘッド部には更に、
マルチビーム出口(第一の読取窓)とシングルビーム出
口(第二の読取窓)とが備えられている。第二の読取窓
から出射される走査光の出射方向が垂直方向とはならな
いように、シングルビーム出口に角度を付けており、更
にこの方向に走査光が出射するようにシングルビーム用
定置ミラーの取付け角度が規定されている。そして、図
70に示されるように、カバー部をバーコード面に付き
当てた時に、第二の読取窓から出射される走査光がバー
コードに対して垂直に出射されない形状にカバー部先端
を形成する。
面形状が円形の緩衝材が左右一つずつ取り付けられてい
る。この緩衝材は、大きな円形の部材の中央を小さな円
形部材で繋いだような形状になっている。大円部間の隙
間には、読取装置本体のカバーに設けられたスリットが
挟み込まれる。これによって、オプチカルフレームはカ
バーに直接取り付けられることがなく、読取装置に加え
られた衝撃は緩衝材により吸収される。また、図73〜
図75には図示していないが、オプチカルフレームの周
囲にも緩衝材が貼りつけられており、これら緩衝材はオ
プチカルフレームと読取装置本体カバーとの接触面に介
在して衝撃を吸収する。読取装置のヘッド部には更に、
マルチビーム出口(第一の読取窓)とシングルビーム出
口(第二の読取窓)とが備えられている。第二の読取窓
から出射される走査光の出射方向が垂直方向とはならな
いように、シングルビーム出口に角度を付けており、更
にこの方向に走査光が出射するようにシングルビーム用
定置ミラーの取付け角度が規定されている。そして、図
70に示されるように、カバー部をバーコード面に付き
当てた時に、第二の読取窓から出射される走査光がバー
コードに対して垂直に出射されない形状にカバー部先端
を形成する。
【0230】読取装置内部に設けられた光学系の後ろ側
(図示右側)には、装置全体の動作を制御する制御部が
搭載されたプリント基板が取り付けられている。プリン
ト基板の一端には、外部装置と接続されるインターフェ
ースケーブルが取り付けられている。読取装置の背面に
は、スイッチA、スイッチBが取り付けられている。ス
イッチBは既に説明したモード選択スイッチに相当し、
スイッチ板が設けられている。またスイッチAはその他
の機能切替えなどに使用される。
(図示右側)には、装置全体の動作を制御する制御部が
搭載されたプリント基板が取り付けられている。プリン
ト基板の一端には、外部装置と接続されるインターフェ
ースケーブルが取り付けられている。読取装置の背面に
は、スイッチA、スイッチBが取り付けられている。ス
イッチBは既に説明したモード選択スイッチに相当し、
スイッチ板が設けられている。またスイッチAはその他
の機能切替えなどに使用される。
【0231】図70に図示される読取装置は、これも既
に説明したようにスタンドにセットされ、定置式装置と
して使用される。特に縦置きでスタンドにセットした場
合、読取装置の重心が上にあると、読取装置がセットさ
れた保持部が読取装置の重みにより回動しようとして、
スタンドにセットした読取装置の読取窓の向きが安定し
ない。
に説明したようにスタンドにセットされ、定置式装置と
して使用される。特に縦置きでスタンドにセットした場
合、読取装置の重心が上にあると、読取装置がセットさ
れた保持部が読取装置の重みにより回動しようとして、
スタンドにセットした読取装置の読取窓の向きが安定し
ない。
【0232】そのため、本実施形態による読取装置は、
その重心ができるだけ下となるようにしている。特に重
心が把手部分となることが望ましい。重心位置をできる
だけ図示下にするために、本実施形態による読取装置で
は、ポリゴンミラーを定置ミラーの下部となるように配
置している。読取装置の中で最も重量があるのはポリゴ
ンミラーを駆動するモータであるため、このモータをで
きるかぎり下部に配置することによって、重心位置を下
げることができる。
その重心ができるだけ下となるようにしている。特に重
心が把手部分となることが望ましい。重心位置をできる
だけ図示下にするために、本実施形態による読取装置で
は、ポリゴンミラーを定置ミラーの下部となるように配
置している。読取装置の中で最も重量があるのはポリゴ
ンミラーを駆動するモータであるため、このモータをで
きるかぎり下部に配置することによって、重心位置を下
げることができる。
【0233】しかし、把手はある程度の長さが必要であ
り、ポリゴンモータを駆動するモータはヘッド部内にし
か収納することができないため、ポリゴンミラー並びに
モータをヘッド部の下部に配置しても重心移動を充分に
行うことができない。そのため、図70に図示される読
取装置では、把手内に重心位置を下げるための重りが納
められている。グリップ部内には空間があるため、この
空間の内部に重りを付けることによって、読取装置の重
心を可能な限り下げることができ、スタンドに読取装置
をセットした場合でも読取窓の向きを安定させることが
できる。
り、ポリゴンモータを駆動するモータはヘッド部内にし
か収納することができないため、ポリゴンミラー並びに
モータをヘッド部の下部に配置しても重心移動を充分に
行うことができない。そのため、図70に図示される読
取装置では、把手内に重心位置を下げるための重りが納
められている。グリップ部内には空間があるため、この
空間の内部に重りを付けることによって、読取装置の重
心を可能な限り下げることができ、スタンドに読取装置
をセットした場合でも読取窓の向きを安定させることが
できる。
【0234】また、重心が高い位置にあると、把手を把
持したときにヘッド部が必要以上に重く感じてしまう。
しかし、読取装置の重心を出来る限り把手側に移動させ
ることによって、利用者は読取装置の把手を把持したと
きにも、ヘッド部が重いと感じることがなくなり、読取
装置を安定して持つことができる。図78は、第二の読
取窓から出射される走査光のパターンを変形させた読取
装置の例を示す図面である。図78に示される読取装置
では、第二の読取窓からは走査方向が互いに平行で、出
射角度が僅かに異なる複数本の走査光(図78では二
本)が出射される。このように第二の窓から出射される
走査パターンを複数本の走査光により構成することによ
って、読取窓面に持ってくるバーコードの位置が若干ず
れても、いずれかの走査光によりバーコードを走査する
ことが可能となり、バーコードの位置合わせにそれほど
神経を使わなくてもよい。
持したときにヘッド部が必要以上に重く感じてしまう。
しかし、読取装置の重心を出来る限り把手側に移動させ
ることによって、利用者は読取装置の把手を把持したと
きにも、ヘッド部が重いと感じることがなくなり、読取
装置を安定して持つことができる。図78は、第二の読
取窓から出射される走査光のパターンを変形させた読取
装置の例を示す図面である。図78に示される読取装置
では、第二の読取窓からは走査方向が互いに平行で、出
射角度が僅かに異なる複数本の走査光(図78では二
本)が出射される。このように第二の窓から出射される
走査パターンを複数本の走査光により構成することによ
って、読取窓面に持ってくるバーコードの位置が若干ず
れても、いずれかの走査光によりバーコードを走査する
ことが可能となり、バーコードの位置合わせにそれほど
神経を使わなくてもよい。
【0235】なお、このような複数本の走査光を発生さ
せるためには、互いに傾斜角が異なるポリゴンミラーの
複数の反射面により反射される走査光が、シングルビー
ム用定置ミラーに入射するようにすればよい。ポリゴン
ミラーの反射面の傾斜角が異なることによって、シング
ルビーム定置ミラーへの走査光の入射角が変わり、入射
角の違いが走査光の出射方向の違いとなる。
せるためには、互いに傾斜角が異なるポリゴンミラーの
複数の反射面により反射される走査光が、シングルビー
ム用定置ミラーに入射するようにすればよい。ポリゴン
ミラーの反射面の傾斜角が異なることによって、シング
ルビーム定置ミラーへの走査光の入射角が変わり、入射
角の違いが走査光の出射方向の違いとなる。
【0236】例えば図3、図4の場合には、フロアミラ
ーE8(シングルビーム定置ミラーに相当)に入射する
走査光はポリゴンミラーの第四の反射面により反射され
るもののみであるため、第二の読取窓から出射される走
査光は一本のみである。しかし、更に他の反射面により
反射される走査光もフロアミラーE8に入射するように
すれば、その分第二の読取窓から出射される走査光の本
数を増やすことができる。
ーE8(シングルビーム定置ミラーに相当)に入射する
走査光はポリゴンミラーの第四の反射面により反射され
るもののみであるため、第二の読取窓から出射される走
査光は一本のみである。しかし、更に他の反射面により
反射される走査光もフロアミラーE8に入射するように
すれば、その分第二の読取窓から出射される走査光の本
数を増やすことができる。
【0237】図79は、図78に図示された読取装置の
変形例であり、第二の読取窓から出射される走査光がラ
スタ状に走査される。図80は、図79に図示されたラ
スタ状の走査を実現するための読取装置の側面断面図を
図示するものであり、基本的には図70に図示されたも
のと同じである。更に、図81はラスタ状走査に切り替
えるための制御を示したフローチャートである。
変形例であり、第二の読取窓から出射される走査光がラ
スタ状に走査される。図80は、図79に図示されたラ
スタ状の走査を実現するための読取装置の側面断面図を
図示するものであり、基本的には図70に図示されたも
のと同じである。更に、図81はラスタ状走査に切り替
えるための制御を示したフローチャートである。
【0238】図80に図示される読取装置では、シング
ルビームミラーの下部にミラー駆動アクチュエータが取
り付けられている。ミラー駆動アクチュエータは図示し
ない制御部によりその動作が制御され、これが駆動され
ることによってシングルビームミラーが前後に移動す
る。ポリゴンミラーによる走査光の走査タイミングとミ
ラー駆動アクチュエータの駆動タイミングとを調整する
ことによって、第二の読取窓から出射される走査光は図
79に図示されるようなラスタ状の走査軌跡を描く。
ルビームミラーの下部にミラー駆動アクチュエータが取
り付けられている。ミラー駆動アクチュエータは図示し
ない制御部によりその動作が制御され、これが駆動され
ることによってシングルビームミラーが前後に移動す
る。ポリゴンミラーによる走査光の走査タイミングとミ
ラー駆動アクチュエータの駆動タイミングとを調整する
ことによって、第二の読取窓から出射される走査光は図
79に図示されるようなラスタ状の走査軌跡を描く。
【0239】具体的には、読取モードがシングルスキャ
ンモードの場合、制御部がミラー駆動アクチュエータを
駆動させる。その駆動タイミングは、一本の走査線によ
る走査が完了して次の走査が開始される間であり、駆動
量は平行パターンの間隔をどれだけにしたいかに応じて
変わる。図79に図示される読取装置の場合にも、図7
8に図示された読取装置と同様の効果を得ることができ
る。また、第二の読取窓から出射される走査光を用いて
いわゆる二次元バーコードを読み取る必要がある場合に
は、二次元バーコードを水平方向並びに垂直方向に走査
する必要がある。このような二次元バーコードを読み取
る場合には、図79に図示されるように第二の読取窓か
ら出射される走査光をラスタ状に走査することが非常に
効果的である。既に述べたとおり、走査光の焦点の位置
は、読み取られるバーコードの位置付近とすることが望
ましい。第二の読取窓でバーコードを読み取る場合に
は、バーコードが読取窓に極めて近いため、走査光の焦
点位置は第二の読取窓付近にする。一方、第一の読取窓
から出射される走査光は、その読取形態から読取窓から
離れた位置に設定されている。
ンモードの場合、制御部がミラー駆動アクチュエータを
駆動させる。その駆動タイミングは、一本の走査線によ
る走査が完了して次の走査が開始される間であり、駆動
量は平行パターンの間隔をどれだけにしたいかに応じて
変わる。図79に図示される読取装置の場合にも、図7
8に図示された読取装置と同様の効果を得ることができ
る。また、第二の読取窓から出射される走査光を用いて
いわゆる二次元バーコードを読み取る必要がある場合に
は、二次元バーコードを水平方向並びに垂直方向に走査
する必要がある。このような二次元バーコードを読み取
る場合には、図79に図示されるように第二の読取窓か
ら出射される走査光をラスタ状に走査することが非常に
効果的である。既に述べたとおり、走査光の焦点の位置
は、読み取られるバーコードの位置付近とすることが望
ましい。第二の読取窓でバーコードを読み取る場合に
は、バーコードが読取窓に極めて近いため、走査光の焦
点位置は第二の読取窓付近にする。一方、第一の読取窓
から出射される走査光は、その読取形態から読取窓から
離れた位置に設定されている。
【0240】第一の読取窓から出射される走査光と、第
二の読取窓から出射される走査光とは同一の光学系によ
り生成されているため、そのままでは両者の焦点位置を
大きく異ならせることが困難である。読取装置内のそれ
ぞれの走査光に対応する光路の長さを変えることである
程度は対応ができるが、読取装置を小型化するという近
年の要望を考えると光路長を大きく変えることもできな
い。
二の読取窓から出射される走査光とは同一の光学系によ
り生成されているため、そのままでは両者の焦点位置を
大きく異ならせることが困難である。読取装置内のそれ
ぞれの走査光に対応する光路の長さを変えることである
程度は対応ができるが、読取装置を小型化するという近
年の要望を考えると光路長を大きく変えることもできな
い。
【0241】また、第一・第二の読取窓から出射される
走査光による読取深度(バーコードが読取可能となる前
後方向の距離)もそれぞれ変える必要がある。第一の読
取窓でバーコードを読み取る場合には、立体的に読取範
囲を広くする必要性があるため、第一の読取窓から出射
される走査光の読取深度は深くする必要がある。
走査光による読取深度(バーコードが読取可能となる前
後方向の距離)もそれぞれ変える必要がある。第一の読
取窓でバーコードを読み取る場合には、立体的に読取範
囲を広くする必要性があるため、第一の読取窓から出射
される走査光の読取深度は深くする必要がある。
【0242】一方、第二の読取窓を用いてバーコードメ
ニューを読み取る場合には、読取対象となっているバー
コード以外は読み取らないようにしなくてはならない。
しかし、第二の読取窓から出射される走査光の読取深度
が深いと、メニューシートの上を読取装置を移動させて
いる間に、メニューシート上に記録されたバーコード
(読取対象ではないバーコード)を読み取ってしまう可
能性がある。そのため、第二の読取窓から出射される走
査光の読取深度は浅くなくてはならない。
ニューを読み取る場合には、読取対象となっているバー
コード以外は読み取らないようにしなくてはならない。
しかし、第二の読取窓から出射される走査光の読取深度
が深いと、メニューシートの上を読取装置を移動させて
いる間に、メニューシート上に記録されたバーコード
(読取対象ではないバーコード)を読み取ってしまう可
能性がある。そのため、第二の読取窓から出射される走
査光の読取深度は浅くなくてはならない。
【0243】読取深度を浅くするためには、出射される
走査光を広げるか、逆に絞ることにより対応することが
できる。一方、焦点位置を読取窓に近づけるためには、
出射される走査光を絞る必要がある。そこで、図82に
図示された読取装置では、第二の読取窓の付近にビーム
成形レンズを取り付けている。このビーム成形レンズ
は、凸面のシリンドリカルレンズとなっており、図示垂
直方向に走査光を絞り、水平方向(走査方向に対応)に
ついてはビーム径を成形しない。このようなビーム成形
レンズを用いることによって、走査光の焦点位置を第二
の読取窓に近づけることができ、更に走査光の読取深度
を狭くすることができる。
走査光を広げるか、逆に絞ることにより対応することが
できる。一方、焦点位置を読取窓に近づけるためには、
出射される走査光を絞る必要がある。そこで、図82に
図示された読取装置では、第二の読取窓の付近にビーム
成形レンズを取り付けている。このビーム成形レンズ
は、凸面のシリンドリカルレンズとなっており、図示垂
直方向に走査光を絞り、水平方向(走査方向に対応)に
ついてはビーム径を成形しない。このようなビーム成形
レンズを用いることによって、走査光の焦点位置を第二
の読取窓に近づけることができ、更に走査光の読取深度
を狭くすることができる。
【0244】ここで、ビーム成形レンズにシリンドリカ
ルレンズを使用する理由について説明する。特に走査方
向に対して垂直方向のビーム径が小さい場合、図83a
に示されるように印刷されたバーコードに欠けが生じて
いると、読み取られたバーコードのバー幅を誤って認識
してしまうことがある。つまり、図83aの場合本来バ
ー1は幅aあるべきであるのに、欠けがある部分が走査
されると読取装置はバー1は幅bであると認識してしま
い、正しいバーコード読取ができなくなる。
ルレンズを使用する理由について説明する。特に走査方
向に対して垂直方向のビーム径が小さい場合、図83a
に示されるように印刷されたバーコードに欠けが生じて
いると、読み取られたバーコードのバー幅を誤って認識
してしまうことがある。つまり、図83aの場合本来バ
ー1は幅aあるべきであるのに、欠けがある部分が走査
されると読取装置はバー1は幅bであると認識してしま
い、正しいバーコード読取ができなくなる。
【0245】ここでビーム径を走査方向に対して垂直方
向に延ばすと、図83bに示されるように走査光が欠け
のない部分を走査することができる。読取装置では走査
光により走査された部分の全体的な光量に基づいてバー
コードを検出するため、図83bの場合にはバー1に欠
けがあっても読取装置はバー1が幅aであることを認識
することができる。
向に延ばすと、図83bに示されるように走査光が欠け
のない部分を走査することができる。読取装置では走査
光により走査された部分の全体的な光量に基づいてバー
コードを検出するため、図83bの場合にはバー1に欠
けがあっても読取装置はバー1が幅aであることを認識
することができる。
【0246】このように、走査方向に対して垂直方向の
ビーム径を大きくすることによって図83aに図示され
たようなバーの欠けによる誤読取を防ぐことができる。
一方、走査方向にビーム径を大きくしてしまうと、図8
3cのようにバー1とバー2とが同時に走査光により照
射されてしまうため、読取装置ではバー1とバー2とを
区別できなくなる問題がある。そのため、走査方向には
ビーム径を大きくしないようにしなければならない。
ビーム径を大きくすることによって図83aに図示され
たようなバーの欠けによる誤読取を防ぐことができる。
一方、走査方向にビーム径を大きくしてしまうと、図8
3cのようにバー1とバー2とが同時に走査光により照
射されてしまうため、読取装置ではバー1とバー2とを
区別できなくなる問題がある。そのため、走査方向には
ビーム径を大きくしないようにしなければならない。
【0247】このような理由により、ビーム成形レンズ
としてシリンドリカルレンズを使用している。図84は
図82に図示された読取装置の変形例である。図84の
読取装置の場合には、シリンドリカル凸レンズを使用す
る代わりに、フロアミラーE8をシリンドリカルの凹面
鏡としている。この場合には、フロアミラーE8がシリ
ンドリカル凸レンズと同様の作用をなし、走査光の焦点
位置を第二の読取窓に近づけるとともに、走査光の読取
深度を狭くすることができる。
としてシリンドリカルレンズを使用している。図84は
図82に図示された読取装置の変形例である。図84の
読取装置の場合には、シリンドリカル凸レンズを使用す
る代わりに、フロアミラーE8をシリンドリカルの凹面
鏡としている。この場合には、フロアミラーE8がシリ
ンドリカル凸レンズと同様の作用をなし、走査光の焦点
位置を第二の読取窓に近づけるとともに、走査光の読取
深度を狭くすることができる。
【0248】なお、このようなシリンドリカル凸レンズ
並びに凹面鏡を用いることによって、バーコードからの
反射光の受光をバーコードの距離に応じて変えることが
できる。例えばシリンドリカル凹面鏡を用いた場合、バ
ーコードからの反射光はシリンドリカル凹面鏡により集
光される。ここで、シリンドリカル凹面鏡とバーコード
との距離に応じて、シリンドリカル凹面鏡による反射光
の焦点位置が変わっている。そこで、第二の読取窓によ
ってバーコードを読み取る場合、バーコードが最適な読
取位置にあるときにシリンドリカル凹面鏡(+集光ミラ
ー)により集光される反射光が受光センサ面に焦点を結
ぶようにする。
並びに凹面鏡を用いることによって、バーコードからの
反射光の受光をバーコードの距離に応じて変えることが
できる。例えばシリンドリカル凹面鏡を用いた場合、バ
ーコードからの反射光はシリンドリカル凹面鏡により集
光される。ここで、シリンドリカル凹面鏡とバーコード
との距離に応じて、シリンドリカル凹面鏡による反射光
の焦点位置が変わっている。そこで、第二の読取窓によ
ってバーコードを読み取る場合、バーコードが最適な読
取位置にあるときにシリンドリカル凹面鏡(+集光ミラ
ー)により集光される反射光が受光センサ面に焦点を結
ぶようにする。
【0249】このように構成すると、第二の読取窓から
離れた位置にあるバーコードからの反射光は、受光セン
サの受光面では焦点を結ばず、ピンぼけの状態となる。
このため、第二の読取窓から離れた位置のバーコードか
らの反射光は読取装置によって認識することができなく
なり、実質的に読取深度を狭くすることができる。この
他の読取深度を調整する方法として、走査光の光量を変
化させる方法が考えられる。走査光の光量が小さくなれ
ば、読取窓から離れた位置にあるバーコードからの反射
光量が小さくなり、読取装置はこの反射光を検出できな
くなる。一方、走査光の光量を大きくすると、光量が増
した分だけ読取窓から離れた位置にあるバーコードを読
み取ることができる。
離れた位置にあるバーコードからの反射光は、受光セン
サの受光面では焦点を結ばず、ピンぼけの状態となる。
このため、第二の読取窓から離れた位置のバーコードか
らの反射光は読取装置によって認識することができなく
なり、実質的に読取深度を狭くすることができる。この
他の読取深度を調整する方法として、走査光の光量を変
化させる方法が考えられる。走査光の光量が小さくなれ
ば、読取窓から離れた位置にあるバーコードからの反射
光量が小さくなり、読取装置はこの反射光を検出できな
くなる。一方、走査光の光量を大きくすると、光量が増
した分だけ読取窓から離れた位置にあるバーコードを読
み取ることができる。
【0250】そのため、第一の読取窓から走査光が出射
される期間は走査光の光量を大きくする。また、第二の
読取窓から走査光が出射される期間は走査光の光量を小
さくする。光量変化の度合いは、希望する読取深度に応
じて設定すればよい。このように構成することによっ
て、それぞれの読取窓から出射される走査光の読取深度
を、レンズなどの光学部品を用いることなく、実質的に
調整することができる。
される期間は走査光の光量を大きくする。また、第二の
読取窓から走査光が出射される期間は走査光の光量を小
さくする。光量変化の度合いは、希望する読取深度に応
じて設定すればよい。このように構成することによっ
て、それぞれの読取窓から出射される走査光の読取深度
を、レンズなどの光学部品を用いることなく、実質的に
調整することができる。
【0251】なお、走査光が出射される読取窓を把握す
る方法としては、図29〜図32に図示された方法と同
様の方法を適用すればよい。ここで、読取装置がシング
ルスキャンモードあるいはマルチスキャンモードのどち
らであるかを読取装置の利用者に知らせることは重要で
ある。特に、バーコードが読み取られた場合、どちらの
読取モードで読み取られたのかを知らせることによっ
て、例えばシングルスキャンモードで読み取らせるべき
バーコードがマルチスキャンモードで読み取られてしま
ったことを利用者に通知することができる。
る方法としては、図29〜図32に図示された方法と同
様の方法を適用すればよい。ここで、読取装置がシング
ルスキャンモードあるいはマルチスキャンモードのどち
らであるかを読取装置の利用者に知らせることは重要で
ある。特に、バーコードが読み取られた場合、どちらの
読取モードで読み取られたのかを知らせることによっ
て、例えばシングルスキャンモードで読み取らせるべき
バーコードがマルチスキャンモードで読み取られてしま
ったことを利用者に通知することができる。
【0252】例えばモード選択スイッチを押下すること
によってシングルスキャンモードに切り替えられる読取
装置を想定する。この場合、バーコードメニューを読み
取るには読取モードをシングルスキャンモードに切り替
える必要があるので、利用者はモード選択スイッチを押
下しつつ読取装置を読取対象のバーコードに近づける。
しかし、モード選択スイッチから手を離してしまうと読
取モードがマルチスキャンモードに切り替わってしまう
ような装置の場合には、利用者がうっかりモード選択ス
イッチから手を離すことにより読取モードが利用者が意
図していないにも関わらず変わってしまう可能性があ
る。
によってシングルスキャンモードに切り替えられる読取
装置を想定する。この場合、バーコードメニューを読み
取るには読取モードをシングルスキャンモードに切り替
える必要があるので、利用者はモード選択スイッチを押
下しつつ読取装置を読取対象のバーコードに近づける。
しかし、モード選択スイッチから手を離してしまうと読
取モードがマルチスキャンモードに切り替わってしまう
ような装置の場合には、利用者がうっかりモード選択ス
イッチから手を離すことにより読取モードが利用者が意
図していないにも関わらず変わってしまう可能性があ
る。
【0253】このようなときには、第一の読取窓から出
射される走査パターンによって、読取対象となっていな
いバーコードが走査・読取されてしまう可能性が大きく
なる。メニューシート上に記録されたバーコードはいず
れも正当なものであるため、読取モードが変わってしま
い所望のバーコードではないバーコードが読み取られて
しまっても、読取装置は正常なバーコード読取が行われ
たものとしてバーコード読取結果を通知してしまう。
射される走査パターンによって、読取対象となっていな
いバーコードが走査・読取されてしまう可能性が大きく
なる。メニューシート上に記録されたバーコードはいず
れも正当なものであるため、読取モードが変わってしま
い所望のバーコードではないバーコードが読み取られて
しまっても、読取装置は正常なバーコード読取が行われ
たものとしてバーコード読取結果を通知してしまう。
【0254】このときに、読取装置がどの読取モードに
あるのか、あるいはどの読取モードでバーコードが読み
取られたのかを利用者に知らせることができれば、通知
されたバーコードの読取が自分の意図したものなのかど
うかを知らせることができ、必要に応じて入力されたバ
ーコードデータの無効化・所望のバーコードの再読取を
行わせることができる。
あるのか、あるいはどの読取モードでバーコードが読み
取られたのかを利用者に知らせることができれば、通知
されたバーコードの読取が自分の意図したものなのかど
うかを知らせることができ、必要に応じて入力されたバ
ーコードデータの無効化・所望のバーコードの再読取を
行わせることができる。
【0255】図85はこのような通知を行うための読取
装置の機能ブロック図を示している。制御部は読取装置
全体の動作を制御するものであり、モード選択スイッ
チ、レーザ光源、受光回路などが接続される。また、バ
ーコード読取の状態を利用者に通知するためのLED、
スピーカなども接続される。図86は、図85の読取装
置において利用者に対してバーコードを読み取った読取
モードを通知するLEDの表示制御を示したフローチャ
ートである。
装置の機能ブロック図を示している。制御部は読取装置
全体の動作を制御するものであり、モード選択スイッ
チ、レーザ光源、受光回路などが接続される。また、バ
ーコード読取の状態を利用者に通知するためのLED、
スピーカなども接続される。図86は、図85の読取装
置において利用者に対してバーコードを読み取った読取
モードを通知するLEDの表示制御を示したフローチャ
ートである。
【0256】制御部はまず、設定されている読取モード
を認識する。そして、設定されている読取モードがシン
グルスキャンモードである場合には、シングルスキャン
モードを示す表示制御を選択する。一方、設定されてい
る読取モードがマルチスキャンモードである場合には、
制御部はマルチスキャンモードを示す表示制御を選択す
る。そして、例えばバーコードが正常に読み取られた場
合、選択された表示制御に基づいてLEDを点灯する。
を認識する。そして、設定されている読取モードがシン
グルスキャンモードである場合には、シングルスキャン
モードを示す表示制御を選択する。一方、設定されてい
る読取モードがマルチスキャンモードである場合には、
制御部はマルチスキャンモードを示す表示制御を選択す
る。そして、例えばバーコードが正常に読み取られた場
合、選択された表示制御に基づいてLEDを点灯する。
【0257】ここで、シングルスキャンモードを示す表
示と、マルチスキャンモードを示す表示とは、一目で区
別できるような形とすることが望ましい。図87は、図
85の読取装置において利用者に対してバーコードを読
み取った読取モードを通知するスピーカの鳴動の制御を
示したフローチャートである。制御部はまず、設定され
ている読取モードを認識する。そして、設定されている
読取モードがシングルスキャンモードである場合には、
シングルスキャンモードを示す鳴動制御を選択する。一
方、設定されている読取モードがマルチスキャンモード
である場合には、制御部はマルチスキャンモードを示す
鳴動制御を選択する。そして、例えばバーコードが正常
に読み取られた場合、選択された鳴動制御に基づいてス
ピーカを駆動して鳴動音を発生する。
示と、マルチスキャンモードを示す表示とは、一目で区
別できるような形とすることが望ましい。図87は、図
85の読取装置において利用者に対してバーコードを読
み取った読取モードを通知するスピーカの鳴動の制御を
示したフローチャートである。制御部はまず、設定され
ている読取モードを認識する。そして、設定されている
読取モードがシングルスキャンモードである場合には、
シングルスキャンモードを示す鳴動制御を選択する。一
方、設定されている読取モードがマルチスキャンモード
である場合には、制御部はマルチスキャンモードを示す
鳴動制御を選択する。そして、例えばバーコードが正常
に読み取られた場合、選択された鳴動制御に基づいてス
ピーカを駆動して鳴動音を発生する。
【0258】ここで、シングルスキャンモードを示す鳴
動と、マルチスキャンモードを示す鳴動とは、一目で区
別できるような形とすることが望ましい。図88は、読
取モードを区別するために、シングルスキャンモードと
マルチスキャンモードとで鳴動音の長さを変える制御を
示したフローチャートである。ここでは特に、シングル
スキャンモードの場合には鳴動音を長く、マルチスキャ
ンモードの場合には鳴動音を短くする。
動と、マルチスキャンモードを示す鳴動とは、一目で区
別できるような形とすることが望ましい。図88は、読
取モードを区別するために、シングルスキャンモードと
マルチスキャンモードとで鳴動音の長さを変える制御を
示したフローチャートである。ここでは特に、シングル
スキャンモードの場合には鳴動音を長く、マルチスキャ
ンモードの場合には鳴動音を短くする。
【0259】制御部はまず、設定されている読取モード
を認識する。そして、設定された読取モードがシングル
スキャンモードである場合、制御部は鳴動音を長いもの
にセットする。一方、設定された読取モードがマルチス
キャンモードである場合、制御部は鳴動音を短いものに
セットする。以後、バーコードの読取が行われる毎に、
制御部はセットされた長さの鳴動音に基づいてスピーカ
を駆動し、鳴動音を発生させる。
を認識する。そして、設定された読取モードがシングル
スキャンモードである場合、制御部は鳴動音を長いもの
にセットする。一方、設定された読取モードがマルチス
キャンモードである場合、制御部は鳴動音を短いものに
セットする。以後、バーコードの読取が行われる毎に、
制御部はセットされた長さの鳴動音に基づいてスピーカ
を駆動し、鳴動音を発生させる。
【0260】図89は、図88とは違い設定された読取
モードに応じて鳴動音の音量を変える制御を示すフロー
チャートである。図89の場合には特に、シングルスキ
ャンモードの場合には鳴動音を大きく、マルチスキャン
モードの場合には鳴動音を小さくセットする。制御部は
まず、設定されている読取モードを認識する。そして、
設定された読取モードがシングルスキャンモードである
場合、制御部は鳴動音量を大きいものにセットする。一
方、設定された読取モードがマルチスキャンモードであ
る場合には、制御部は鳴動音量を小さいものにセットす
る。
モードに応じて鳴動音の音量を変える制御を示すフロー
チャートである。図89の場合には特に、シングルスキ
ャンモードの場合には鳴動音を大きく、マルチスキャン
モードの場合には鳴動音を小さくセットする。制御部は
まず、設定されている読取モードを認識する。そして、
設定された読取モードがシングルスキャンモードである
場合、制御部は鳴動音量を大きいものにセットする。一
方、設定された読取モードがマルチスキャンモードであ
る場合には、制御部は鳴動音量を小さいものにセットす
る。
【0261】以後、バーコードの読取が行われる毎に、
制御部はセットされた長さの鳴動音に基づいてスピーカ
を駆動し、鳴動音を発生させる。図90は、設定された
読取モードに応じて、スピーカの鳴動回数を変える制御
を示すフローチャートである。
制御部はセットされた長さの鳴動音に基づいてスピーカ
を駆動し、鳴動音を発生させる。図90は、設定された
読取モードに応じて、スピーカの鳴動回数を変える制御
を示すフローチャートである。
【0262】制御部は設定された読取モードを認識す
る。そして、読取モードがシングルスキャンモードであ
る場合には、鳴動回数をシングルスキャンモード用のも
の(例えば1回)に設定する。一方、設定されている読
取モードマルチスキャンモードである場合には、制御部
は鳴動回数をマルチスキャンモード用のもの(例えば3
回)に設定する。
る。そして、読取モードがシングルスキャンモードであ
る場合には、鳴動回数をシングルスキャンモード用のも
の(例えば1回)に設定する。一方、設定されている読
取モードマルチスキャンモードである場合には、制御部
は鳴動回数をマルチスキャンモード用のもの(例えば3
回)に設定する。
【0263】そして、以後バーコードが読み取られる毎
に、制御部は設定された回数スピーカを鳴動させる。図
91は、読取モードに応じてスピーカの鳴動音の高さを
変える制御を示すフローチャートである。図91の場合
には特に、シングルスキャンモードの場合に鳴動音を高
くしている。
に、制御部は設定された回数スピーカを鳴動させる。図
91は、読取モードに応じてスピーカの鳴動音の高さを
変える制御を示すフローチャートである。図91の場合
には特に、シングルスキャンモードの場合に鳴動音を高
くしている。
【0264】制御部は始めに、読取モードを認識する。
そして、シングルスキャンモードが設定されている場合
には、制御部は鳴動音を高いものにセットする。一方、
設定された読取モードがマルチスキャンモードである場
合には、制御部は鳴動音を低いものにセットする。そし
て、これ以降バーコードが読み取られる毎に、制御部は
設定された鳴動音の高さによってスピーカを鳴動させ
る。
そして、シングルスキャンモードが設定されている場合
には、制御部は鳴動音を高いものにセットする。一方、
設定された読取モードがマルチスキャンモードである場
合には、制御部は鳴動音を低いものにセットする。そし
て、これ以降バーコードが読み取られる毎に、制御部は
設定された鳴動音の高さによってスピーカを鳴動させ
る。
【0265】図92は、LED表示部を用いて現在設定
されている読取モードを利用者に通知するための制御を
示すフローチャートである。ここでは、シングルスキャ
ンモードの場合にはLEDを点滅点灯させ、マルチスキ
ャンモードの場合にはLEDを連続点灯させる場合を説
明する。まず読取モードが選択されると、制御部はこれ
を認識する。そして、シングルスキャンモードが選択さ
れた場合にはLEDの点滅点灯制御を選択し、LEDを
点滅点灯させる。一方、マルチスキャンモードが選択さ
れた場合には、制御部は連続点灯制御を選択し、LED
を連続点灯させる。
されている読取モードを利用者に通知するための制御を
示すフローチャートである。ここでは、シングルスキャ
ンモードの場合にはLEDを点滅点灯させ、マルチスキ
ャンモードの場合にはLEDを連続点灯させる場合を説
明する。まず読取モードが選択されると、制御部はこれ
を認識する。そして、シングルスキャンモードが選択さ
れた場合にはLEDの点滅点灯制御を選択し、LEDを
点滅点灯させる。一方、マルチスキャンモードが選択さ
れた場合には、制御部は連続点灯制御を選択し、LED
を連続点灯させる。
【0266】なお、LEDの点灯制御の切替えは、図3
4等で説明した読取モードのマルチスキャンモード/シ
ングルスキャンモードの切替えと連動して行われる。つ
まり、マルチスキャンモードが選択された場合には、制
御部はLEDの点灯制御を連続点灯に切り替えるととも
に、マルチスキャンモード、つまり第一の読取窓から走
査光が出射されている期間の読取動作を有効化する制御
も行う。
4等で説明した読取モードのマルチスキャンモード/シ
ングルスキャンモードの切替えと連動して行われる。つ
まり、マルチスキャンモードが選択された場合には、制
御部はLEDの点灯制御を連続点灯に切り替えるととも
に、マルチスキャンモード、つまり第一の読取窓から走
査光が出射されている期間の読取動作を有効化する制御
も行う。
【0267】このような方法を用いることによって、利
用者に対してその時点で設定されている読取モードの種
別を通知することができ、誤ったバーコード読取(選ぶ
べき読取モードを選択しないで読み取るなど)を防止で
きる。また、特に読取結果に関わりなく読取モードを通
知する方法を用いた場合には、利用者に対してモード選
択スイッチの操作が必要なことなどを知らせることがで
きる。
用者に対してその時点で設定されている読取モードの種
別を通知することができ、誤ったバーコード読取(選ぶ
べき読取モードを選択しないで読み取るなど)を防止で
きる。また、特に読取結果に関わりなく読取モードを通
知する方法を用いた場合には、利用者に対してモード選
択スイッチの操作が必要なことなどを知らせることがで
きる。
【0268】なお、LEDの表示の方法としては点滅/
連続点灯以外にも、LEDの表示色を変える、などの方
法がある。また、鳴動音を変化させる場合には、読取モ
ードに応じて鳴動させる間隔を変えるようにしてもよ
い。
連続点灯以外にも、LEDの表示色を変える、などの方
法がある。また、鳴動音を変化させる場合には、読取モ
ードに応じて鳴動させる間隔を変えるようにしてもよ
い。
【0269】これまでは、第一の読取窓と第二の読取窓
とがそれぞれ独立した窓となっている読取装置について
説明したが、図93のように読取窓が一枚であり、多数
本の走査パターンが出射される第一の領域と、バーコー
ドメニューを読み取るのに適している走査光か出射され
る第二の領域とに別れているだけであってもよい。図9
3の場合には、第二の領域を示すマークが領域の周囲に
付されており、利用者に対してどの位置から走査光が出
射されるのかを確認させることができる。当然のことな
がら、読取窓面にはマークが付されている必要はなく、
それぞれの読取モードに適した走査パターンが出射され
れば、発明の目的を充分達成することができる。
とがそれぞれ独立した窓となっている読取装置について
説明したが、図93のように読取窓が一枚であり、多数
本の走査パターンが出射される第一の領域と、バーコー
ドメニューを読み取るのに適している走査光か出射され
る第二の領域とに別れているだけであってもよい。図9
3の場合には、第二の領域を示すマークが領域の周囲に
付されており、利用者に対してどの位置から走査光が出
射されるのかを確認させることができる。当然のことな
がら、読取窓面にはマークが付されている必要はなく、
それぞれの読取モードに適した走査パターンが出射され
れば、発明の目的を充分達成することができる。
【0270】また、ここまで説明した実施形態では、第
一の読取領域・第二の読取領域のそれぞれから走査パタ
ーンを出射していたが、読取領域を一つにし、基本的に
はマルチスキャンを行い、シングルスキャンを行う場合
にはマルチスキャンパターンの中から特定の走査線のみ
を選択し、その走査線が出射されている期間のみバーコ
ードの読取を有効とするようにしてもよい。図5に図示
される走査パターンの場合、走査パターンE1が水平方
向に走査されているため、シングルスキャンモード時に
は走査パターンE1のみを用いる。
一の読取領域・第二の読取領域のそれぞれから走査パタ
ーンを出射していたが、読取領域を一つにし、基本的に
はマルチスキャンを行い、シングルスキャンを行う場合
にはマルチスキャンパターンの中から特定の走査線のみ
を選択し、その走査線が出射されている期間のみバーコ
ードの読取を有効とするようにしてもよい。図5に図示
される走査パターンの場合、走査パターンE1が水平方
向に走査されているため、シングルスキャンモード時に
は走査パターンE1のみを用いる。
【0271】この場合、フロアミラーE8と、第二の読
取窓は読取装置に設ける必要がなくなり、図5に図示さ
れる走査パターンE8は存在しない。また、光学系の構
成は図94のようにフロアミラーE1〜E5のみでよ
く、読取装置は図95のように読取窓を設置する面積を
小さくすることができる。そして上記の特定走査線をフ
ロアミラーE1が反射する走査線とした場合、シングル
スキャンモード時にはフロアミラーE1が走査される期
間のみバーコード読取を有効とする(光源点灯・受光回
路有効化・復調動有効化など)。
取窓は読取装置に設ける必要がなくなり、図5に図示さ
れる走査パターンE8は存在しない。また、光学系の構
成は図94のようにフロアミラーE1〜E5のみでよ
く、読取装置は図95のように読取窓を設置する面積を
小さくすることができる。そして上記の特定走査線をフ
ロアミラーE1が反射する走査線とした場合、シングル
スキャンモード時にはフロアミラーE1が走査される期
間のみバーコード読取を有効とする(光源点灯・受光回
路有効化・復調動有効化など)。
【0272】ポリゴンミラーがフロアミラーE1を走査
しているか否かの判定は、図29以降に図示されたポリ
ゴンミラーのスリットを利用すればよい。また、フロア
ミラーE1が走査されている期間のみバーコード読取を
有効化するための構成も、これまで説明したものと同様
に行えばよい。また、これまでの説明では、モード選択
スイッチが押下されつづけている期間のみ読取モードが
切り替わり、モード選択スイッチから手を離したときに
は読取モードが復帰していた。しかし、モード選択スイ
ッチはこの構成には限定されるものではなく、モード選
択スイッチが押下(継続して押下される必要はない)さ
れる毎に読取モードを切り替えるようにしてもよい。
しているか否かの判定は、図29以降に図示されたポリ
ゴンミラーのスリットを利用すればよい。また、フロア
ミラーE1が走査されている期間のみバーコード読取を
有効化するための構成も、これまで説明したものと同様
に行えばよい。また、これまでの説明では、モード選択
スイッチが押下されつづけている期間のみ読取モードが
切り替わり、モード選択スイッチから手を離したときに
は読取モードが復帰していた。しかし、モード選択スイ
ッチはこの構成には限定されるものではなく、モード選
択スイッチが押下(継続して押下される必要はない)さ
れる毎に読取モードを切り替えるようにしてもよい。
【図1】 本発明の一実施形態による読取装置の正面図
【図2】 一実施形態による読取装置の透視斜視図と側
面断面図
面断面図
【図3】 第一〜第三の反射面による走査光の出射方向
【図4】 第四の反射面による走査光の出射方向
【図5】 一実施形態による読取装置が出射する走査パ
ターン
ターン
【図6】 読取窓面での走査パターン
【図7】 読取窓面より離れた位置での走査パターン
【図8】 一実施形態による読取装置による読取形態
【図9】 読取装置のその他の実施形態
【図10】図9の読取装置の四面図
【図11】図9の読取装置をスタンドにセットした状態
【図12】図9の読取装置を手持ち使用した状態
【図13】図9の読取装置によりバーコードメニューを
読み取った状態
読み取った状態
【図14】複数の表示部を単一光源で点灯するための構
成
成
【図15】読取装置がセットされたスタンド
【図16】一実施形態によるスタンドの三面図
【図17】読取装置がセットされたスタンドの四面図
【図18】スタンド保持部の回動範囲を示す図
【図19】スタンドのベース部底面に設けられたプレー
ト
ト
【図20】プレートを壁面取付け状態にした図
【図21】スタンドを壁面に取り付ける状態
【図22】壁面に取り付けられた状態のスタンドの側面
断面図
断面図
【図23】スタンドのチルト機構
【図24】横置きスタンドとスタンド本体
【図25】読取装置がセットされる横置きスタンド
【図26】把手を左右に置いた場合の読取装置がセット
された横置きスタンド
された横置きスタンド
【図27】縦置きスタンド
【図28】横置きスタンド
【図29】走査位置を確認するための機構が設けられた
ポリゴンミラー
ポリゴンミラー
【図30】センサ出力とミラー位置検知信号との関係
【図31】読取装置のブロック図
【図32】読取モード切替え手順を示すフローチャート
【図33】走査光が走査されるフロアミラーに応じて光
源点灯制御を行うフローチャート(読取モード切替え)
源点灯制御を行うフローチャート(読取モード切替え)
【図34】光源点灯制御時の読取装置各部の出力信号波
形(タイムチャート)
形(タイムチャート)
【図35】読取装置背面に設けられたモード選択スイッ
チ
チ
【図36】モード選択スイッチを人指し指で操作した状
態
態
【図37】モード選択スイッチを親指で操作した状態
【図38】スイッチ板とスイッチ
【図39】スイッチ板の押下位置と回動支点
【図40】把手前面にスイッチが設けられた読取装置
【図41】サイドスイッチが設けられた読取装置
【図42】走査光が走査するフロアミラー位置に応じた
受光回路制御のタイミングチャート
受光回路制御のタイミングチャート
【図43】受光回路制御手順を示すフローチャート
【図44】復調動作制御手順を示すフローチャート
【図45】フロアミラーE1’が可動な読取装置側面断
面図
面図
【図46】図45の読取装置の光源制御
【図47】フロアミラー可動な読取装置における読取モ
ード切替え手順を示すフローチャート
ード切替え手順を示すフローチャート
【図48】卓上に横置きされた読取装置
【図49】側面にモード検出センサが設けられた読取装
置
置
【図50】モード検出センサが取り付けられた読取装置
を卓上に置いた状態
を卓上に置いた状態
【図51】モード検出センサに基づく読取モード切替え
手順を示すフローチャート
手順を示すフローチャート
【図52】モード選択スイッチとモード検出センサとを
併用した読取モード切替え手順を示すフローチャート
併用した読取モード切替え手順を示すフローチャート
【図53】側面に検出スイッチが設けられた読取装置
【図54】モード検出スイッチによる読取モード切替え
手順を示すフローチャート
手順を示すフローチャート
【図55】スタンド底面に検出突起部が設けられ、把手
に検出部が設けられる読取装置
に検出部が設けられる読取装置
【図56】図55の読取装置による読取モード切替え手
順を示すフローチャート
順を示すフローチャート
【図57】横置きスタンドに設けられた読取モード切替
え用のマーク
え用のマーク
【図58】マークに基づいた読取モード切替え手順を示
すフローチャート
すフローチャート
【図59】グリップセンサを備えた読取装置
【図60】グリップセンサによる読取モード切替え手順
を示すフローチャート
を示すフローチャート
【図61】走査方向指示マーク備えた読取装置
【図62】側面にLED表示部を備えた読取装置
【図63】走査位置指示突起部を備えた読取装置
【図64】カバー部に走査位置表示突起部を備えた読取
装置
装置
【図65】透明カバーを備えた読取装置
【図66】カバー部に切り欠きが設けられた読取装置
【図67】背面に凹面が設けられた読取装置
【図68】走査線出射方向と読取装置背面とを示す図面
【図69】バーコード面への走査光の入射と反射の関係
【図70】読取装置の側面断面図
【図71】オプチカルフレームと光学部品等
【図72】各部品が搭載されたオプチカルフレーム
【図73】部品が搭載されたオプチカルフレーム
【図74】部品が搭載されたオプチカルフレーム
【図75】部品が搭載されたオプチカルフレーム
【図76】集光ミラー
【図77】集光ミラーとオプチカルフレームへの取付け
【図78】第二の読取窓から平行走査パターンが出射さ
れる読取装置
れる読取装置
【図79】第二の読取窓からラスタ状走査パターンが出
射される読取装置
射される読取装置
【図80】フロアミラーが駆動される読取装置の側面断
面図
面図
【図81】アクチュエータ駆動手順を示すフローチャー
ト
ト
【図82】第二の読取窓から出射される走査光を集光す
る読取装置の側面断面図
る読取装置の側面断面図
【図83】ビーム径とバーコード読取
【図84】第二の読取窓から出射される走査光を集光す
る読取装置のその他の例
る読取装置のその他の例
【図85】読取装置のブロック図
【図86】読取モードを示す表示を切替える手順を示す
フローチャート
フローチャート
【図87】読取モードを鳴動音により知らせるときの鳴
動音切替え手順を示すフローチャート
動音切替え手順を示すフローチャート
【図88】鳴動音の長短で読取モードを知らせる場合の
鳴動音切替え手順を示すフローチャート
鳴動音切替え手順を示すフローチャート
【図89】鳴動音の大小で読取モードを知らせる場合の
鳴動音切替え手順を示すフローチャート
鳴動音切替え手順を示すフローチャート
【図90】鳴動音の鳴動回数で読取モードを知らせる場
合の鳴動音切替え手順を示すフローチャート
合の鳴動音切替え手順を示すフローチャート
【図91】鳴動音の高低で読取モードを知らせる場合の
鳴動音切替え手順を示すフローチャート
鳴動音切替え手順を示すフローチャート
【図92】読取モードを表示部の表示態様により通知す
る場合の表示部点灯の切替え制御を示すフローチャート
る場合の表示部点灯の切替え制御を示すフローチャート
【図93】読取窓が一枚の読取装置(複数領域に分割)
【図94】シングルスキャンモード時にはマルチスキャ
ンパターンを構成する走査線の一部の走査線が出射され
る期間読取を有効とする読取装置の透視斜視図
ンパターンを構成する走査線の一部の走査線が出射され
る期間読取を有効とする読取装置の透視斜視図
【図95】図94の読取装置の外観
【図96】従来の定置式読取装置
【図97】従来の定置式読取装置の断面図と透視斜視図
【図98】従来のガン式読取装置
【図99】従来のタッチ式読取装置
【図100】ガン式読取装置によりバーコードメニュー
を読み取る場合の問題点
を読み取る場合の問題点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 敏高 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 熊谷 敏光 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 高島 裕一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (24)
- 【請求項1】 物品に付されたマークを走査光で走査
し、前記マークからの反射光を検出して情報を読み取る
光学読取装置において、 光源と、 前記光源から出射された光線を走査する走査手段と、 前記マークからの反射光を受光する受光手段と、を有す
るヘッド部と、 前記ヘッド部に取り付けられ、利用者が把持可能な把手
と、を備えるとともに、 前記読取窓からは、第一の走査パターンと、第二の走査
パターンとが選択的に出射されることを特徴とする光学
読取装置。 - 【請求項2】 前記光学読取装置において、 前記読取窓は第一の領域と第二の領域とからなり、 前記第一の領域からは前記第一の走査パターンが出射さ
れ、 前記第二の領域からは前記第二の走査パターンが出射さ
れることを特徴とする、請求項1記載の光学読取装置。 - 【請求項3】 前記光学読取装置において、 前記第一の領域は第一の読取窓であり、前記第二の領域
は前記第一の読取窓から独立した第二の読取窓であるこ
とを特徴とする、請求項2記載の光学読取装置。 - 【請求項4】 前記光学読取装置において、 前記読取装置の背面は斜めに形成されていることを特徴
とする、請求個1乃至3のいずれかに記載の光学読取装
置。 - 【請求項5】 前記光学読取装置において、 前記第二の領域から出射される走査光の始点及び終点に
対応する位置に、走査光の走査位置を知らせる印を付け
たことを特徴とする、請求項2または3記載の光学読取
装置。 - 【請求項6】 前記光学読取装置において、 前記第一の走査パターンの焦点位置は前記第一の領域か
ら離れた第一の位置に設定されるとともに、前記第二の
走査パターンの焦点位置は前記第二の領域の付近に設定
されることを特徴とする、請求項2または3記載の光学
読取装置。 - 【請求項7】 光源と、 光源から出射された光線を走査して複数の交叉する走査
線から構成される走査パターンを生成する走査手段と、
を備え、 物品に付されたマークを前記走査パターンにより走査
し、前記マークからの反射光を検出して情報を読み取る
光学読取装置において、 前記光学読取装置は更に、読取モードを選択する、操作
者により操作されるスイッチを備え、 前記スイッチの操作状態に応じて、互いに交叉する複数
の走査線から構成される第一の走査パターンと、平行な
複数の走査線から構成される第二の走査パターンをを選
択的に出射することを特徴とする、光学読取装置。 - 【請求項8】 交叉する複数本の走査線により構成され
る第一の走査パターンを用いた第一の読取モードと、単
一方向に走査される走査線より構成される第二の走査パ
ターンを用いた第二の読取モードとが選択的に切り換え
られる光学読取装置であり、 光源と、 前記光源から出射される光線を走査する走査手段と、 前記走査手段により走査された光線を反射して、走査線
を生成する複数のパターンミラーと、 前記複数のパターンミラーのうち、前記第二の走査パタ
ーンを構成する走査線を生成するパターンミラーを駆動
させる駆動手段と、を備え、 前記第二の走査パターンによる読取が選択された場合、
前記駆動手段により前記パターンミラーを駆動させ、ラ
スタ状走査パターンを生成することを特徴とする、光学
読取装置。 - 【請求項9】 交叉する複数本の走査線より構成される
第一の走査パターンと、ラスタ状に走査される第二の走
査パターンとを、操作者の操作に応じて選択的に出射し
て、マークを読み取ることを特徴とする、光学読取装
置。 - 【請求項10】物品に付されたマークを走査して、マー
クからの走査光を検出して情報を読み取る光学読取装置
において、 光源と、 前記光源から出射された光線より走査線を生成する走査
手段と、 マークからの反射光を受光する受光手段と、 第一の読取形態と、前記第一の読取形態とは異なる第二
の読取形態とを選択的に切り替える制御手段と、を備
え、 前記制御手段は更に、光学読取装置が特定マークを検出
しているか否かを判別し、 前記特定マークを検出している場合には前記第一の読取
形態を選択し、前記特定マークを検出していない場合に
は前記第二の読取形態を選択することを特徴とする、光
学読取装置。 - 【請求項11】物品に付されたマークを走査して、マー
クからの走査光を検出して情報を読み取る光学読取装置
において、 光源と、 前記光源から出射された光線より走査線を生成する走査
手段と、 マークからの反射光を受光する受光手段と、 第一の読取形態と、前記第一の読取形態とは異なる第二
の読取形態とを選択的に切り替える制御手段と、 前記第一の読取形態と前記第二の読取形態とのいずれが
選択されているのかを利用者に通知する通知手段と、を
備えたことを特徴とする光学読取装置。 - 【請求項12】前記光学読取装置は、 マークの読取結果を通知する通知手段を備え、前記制御
手段は選択された読取形態に応じて前記通知手段による
通知態様を変化させることを特徴とする、請求項11記
載の光学読取装置。 - 【請求項13】物品に付されたマークを走査し、マーク
からの反射光を検出して情報を読み取る光学読取装置に
おいて、 光源と、 駆動手段によって駆動され、前記光源から出射された光
線を走査する走査手段と、 前記走査手段よりの走査光が出射される読取窓と、 前記マークからの反射光を受光する受光手段とを備え、 前記読取窓からは、第一の読取形態に応じた第一の走査
パターンと、第一の読取形態とは異なる第二の読取形態
に応じた第二の走査パターンとが出射され、 該光学読取装置は更に第一の読取形態と第二の読取形態
とを選択的に指示する指示手段と、 前記指示手段による指示により、前記第一の走査パター
ンによるマーク読取と前記第二の走査パターンによるマ
ーク読取とを切替える制御手段とを備えることを特徴と
する光学読取装置。 - 【請求項14】前記光学読取装置において、 前記指示手段は複数の操作部から構成され、 前記複数の操作部のうち一つの操作部のみが操作された
のか、複数の操作部が同時に操作されたのかに応じて、
前記制御部は前記指示手段の機能を読取形態設定機能と
他の機能とで切替えることを特徴とする、請求項13記
載の光学読取装置。 - 【請求項15】前記光学読取装置において、 前記指示手段は、光学読取装置の側面の少なくとも一方
に取り付けられた検出手段であり、光学読取装置の側面
が光学読取装置の設置面上に設置されているか否かを検
出するものであることを特徴とする請求項14記載の光
学読取装置。 - 【請求項16】前記光学読取装置は、設置面上に設置さ
れて使用されるとともに、利用者が手持ちで使用可能に
構成され、 前記指示手段に加えて利用者が操作可能な第二の指示手
段を備え、 該光学読取装置の読取態様が一方の読取態様に設定され
ている場合に前記第二の指示手段が操作された場合、前
記制御手段は前記指示手段が操作されている間読取態様
を他方の読取態様に切替えることを特徴とする、請求項
14又は15記載の光学読取装置。 - 【請求項17】前記光学読取装置において、 前記指示手段は、該光学読取装置の状態が第一の読取形
態が適用される状態にあるか、第二の読取形態が適用さ
れる状態にあるかを判別する手段であり、 前記制御部は、前記判別手段による判別結果に基づいて
読取形態を該光学読取装置の状態に適した読取形態に自
動的に切替えることを特徴とする請求項14乃至16記
載の光学読取装置。 - 【請求項18】装置に取り付けられたスイッチ本体と、 該スイッチ本体の上部に取り付けられ、操作されること
によって前記スイッチ本体を押下するスイッチ板とを備
え、 前記スイッチ板は2以上の支点によって支持され、 前記スイッチ板が操作された場合、前記支点を回動支点
として該スイッチ板が操作された方向に回動され、前記
スイッチ手段が押圧されるように構成したことを特徴と
する、スイッチ。 - 【請求項19】物品に付されたマークを走査光で走査
し、前記マークからの反射光を検出して情報を読み取
る、走査光が出射される読取窓と、利用者が把持可能な
把手を備えた光学読取装置がセットされるスタンドであ
って、 前記把手が着脱自在にセットされる保持部と、 前記保持部を回動可能に支持するベース部とを備え、 前記保持部の前記読取窓が位置する側に、前記光学読取
装置に取り付けられたケーブルが通過可能なスリットが
設けられたことを特徴とする、スタンド。 - 【請求項20】前記スタンドは、 前記保持部に、前記光学読取装置の指示手段を操作する
部材が備えられ、 前記光学読取装置に前記スタンドへの装着状態を通知可
能としたことを特徴とする、請求項19記載の光学読取
装置。 - 【請求項21】物品に付されたマークを走査光で走査
し、前記マークからの反射光を検出して情報を読み取
る、走査光が出射される読取窓と、利用者が把持可能な
把手を備えた光学読取装置がセットされるスタンドであ
って、 前記光学読取装置の把手が側面を向くように前記光学読
取装置がセットされるスタンド部材を備えたことを特徴
とする、スタンド。 - 【請求項22】複数枚の反射ミラーと、 レーザ光源と、 受光センサと、 レーザ光源から出射されたレーザ光を反射する平面ミラ
ーがその中央付近に備えられるとともに、入射光を前記
受光センサに集光する集光ミラーと、 前記平面ミラーにより反射されたレーザ光を反射する複
数の反射面を持ち、駆動手段により回転駆動されて前記
レーザ光を走査する回転走査手段と、 前記反射ミラー、前記レーザ光源、前記受光センサ、前
記集光ミラー、前記回転走査手段とが搭載される一体的
に成形されたフレームと、 を備えることを特徴とする、光学読取装置の光学ユニッ
ト。 - 【請求項23】その両端の同一軸上に設けられた第一及
び第二の軸と、 前記第二の軸の上下方向の一方側に取り付けられた第三
の軸とを有する光学部品と、 前記光学部品が取り付けられ、前記第一の軸がはめ込ま
れるスリット状の第一の軸受けと、 前記第二の軸がはめ込まれる第二の軸受けと、 前記第三の軸がはめ込まれる、前記第二の軸受けを中心
にした円弧の一部を形成する長穴形状の第三の軸受けと
を有するフレームと、を備えることを特徴とする光学ユ
ニット。 - 【請求項24】物品に付されたマークを走査し、マーク
からの反射光を検出して情報を読み取る光学読取装置に
おいて、 バーコードが多数配置されたバーコードメニュー上のバ
ーコードを読み取るのに適した走査パターンと、光学読
取装置から離れた位置にある物品上のバーコードを読み
取るのに適した走査パターンとを、選択的に出射するよ
うに動作することを特徴とする、光学読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11297580A JP2000215265A (ja) | 1999-01-01 | 1999-10-20 | 光学読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11297580A JP2000215265A (ja) | 1999-01-01 | 1999-10-20 | 光学読取装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8107928A Division JPH0991368A (ja) | 1995-04-26 | 1996-04-26 | 光学読取装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001305194A Division JP3677233B2 (ja) | 2001-10-01 | 2001-10-01 | 光学読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000215265A true JP2000215265A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=17848403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11297580A Pending JP2000215265A (ja) | 1999-01-01 | 1999-10-20 | 光学読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000215265A (ja) |
-
1999
- 1999-10-20 JP JP11297580A patent/JP2000215265A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011106 |