JP2000215377A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JP2000215377A
JP2000215377A JP11016453A JP1645399A JP2000215377A JP 2000215377 A JP2000215377 A JP 2000215377A JP 11016453 A JP11016453 A JP 11016453A JP 1645399 A JP1645399 A JP 1645399A JP 2000215377 A JP2000215377 A JP 2000215377A
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measurement
measurement data
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measuring
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Akio Morozumi
章夫 両角
Takashi Sunaba
隆 砂場
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T&D Corp
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    • G08C17/00Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link
    • G08C17/02Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link using a radio link

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多地点の温度を測定する温度測定システムを
簡単に構築できる測定装置を提供する。 【解決手段】 温度を測定する測定部20と、測定デー
タを記憶するメモリ40と、無線で測定データを送受信
できる無線部30と、有線で測定データを送受信できる
インターフェース部45とを設け、制御部50でコント
ロールすると共に、設定により、温度測定を行う子機、
測定データを収集する親機、さらに、測定データを中継
する中継機として機能する測定装置1を提供する。この
測定装置を用いると、ワイヤレスで測定データを収集す
ることができる測定システムを単一仕様の測定装置で構
築できる。したがって、測定システムを簡単に、フレキ
シブルに構築することができる。測定装置を提供するメ
ーカにおいても、単一仕様の測定装置を提供するので製
造、販売および在庫管理が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度などの物理量
を測定可能な測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフィス、ビル、工場あるいは店舗など
において、空調の温度管理、製品の品質保持などの目的
で、温度計を適当な間隔で設置して温度を監視するシス
テムがある。過去においては、サービスマンなどが設置
されている温度計を適当な頻度で見回って温度を記録す
る方法が採用されていたが、現在では多くの場合、温度
測定ユニットが伝送ケーブルなどによって中央の監視装
置に接続されており、自動的に温度監視ができるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】多数の温度測定ユニッ
トが伝送ケーブルで接続されているシステムにおいて
は、個々の温度測定ユニットを直に監視装置に接続しよ
うとすると、監視装置のインタフェースの数が不足した
り、ケーブルの本数が非常に多くなるなどの問題があ
る。したがって、適当な数の温度測定ユニットを1つの
グループとして纏めて中間的な処理を行う装置を設けて
ケーブルの本数を削減したり、マーシャリングボックス
などの複数の端子を処理できる装置を監視装置に接続す
る必要がある。このため、温度を監視するだけのシステ
ムであっても、測定個所が多く、広い範囲を測定しよう
とすると、複雑で高価なシステムが必要となる。
【0004】また、温度を監視するシステムを構築する
ために、末端の温度を測定するユニットだけではなく、
それらを接続するケーブルはもちろん、中間処理用の装
置、あるいは、端末処理用の装置などの複数種類の装置
が必要である。したがって、温度を測定する対象となる
建物の種類、広さなどによって測定ユニット以外の装置
も適正な数だけ手配する必要がある。このため、実際に
温度測定システムを構築しようとすると、事前のシステ
ム設計が確実に行われ、適切な種類と数の資材が準備さ
れていないと所望のシステムが構築できない。したがっ
て、システム設計が重要であると共に、温度測定システ
ムを提供するメーカは、測定ユニットに加えて、その他
の装置も十分な種類と数を用意しておかなくてはならな
い。
【0005】このことは、測定システムを新たに構築す
る場合に限らず、測定システムの範囲を広げたり、測定
場所を変更するときも同様である。測定システムを変更
するときは、以前のシステムに用いられていた装置を流
用するためにシステム構成に制限があり、最適なシステ
ムが構築できないこともある。
【0006】温度に限らず、湿度や騒音、雨量など他の
様々な物理量をセンサを用いて計測するシステムにおい
ても同様のことが言える。
【0007】そこで、本発明においては、限られた種類
のユニットで、多数のサンプリングポイントから測定デ
ータを収集する測定システムを自由に構築することがで
き、さらに、システムの変更も容易な測定装置を提供す
ることを目的としている。また、測定システムを提供す
るメーカにおいても、限られた種類のユニットを準備す
るだけでユーザの要求に対しフレキシブルに対応するこ
とができる測定装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、測定データの主な送受信方法として無線を採用
し、さらに、単一仕様のユニットによって測定データを
取得し、それぞれの場所で取得されたデータを収集可能
な測定システムを構築できるようにしている。すなわ
ち、本発明の測定装置は、センサから測定データを取得
可能な測定部と、測定データを記憶可能な記憶部と、測
定データを無線により送受信可能な無線部と、測定デー
タを汎用インタフェースによりホストコンピュータに送
受信可能なPCインタフェース部と、これら測定部、記
憶部、無線部およびPCインタフェース部を制御する制
御部とを有しており、さらに、制御部は、測定部で取得
した測定データを記憶部に記憶し、その記憶部の測定デ
ータを無線部により送信可能な子機モードと、無線部か
ら取得した測定データを記憶部に記憶し、その記憶部の
測定データをPCインタフェース部によりホストに送信
可能な親機モードと、これら子機モードおよび親機モー
ドを切り換えて設定する切換機能とを備えている。
【0009】本発明の測定装置は、無線で測定データを
送れるようになっているので、伝送ケーブルは不要であ
り、複数の測定個所からデータを収集するシステムを簡
単に構築できる。さらに、測定装置を子機モードに設定
することにより、測定装置を各々が各地点において測定
を行うユニットにすることができる。一方、測定装置を
親機モードに設定することにより測定データを収集しコ
ンピュータに有線あるいは赤外線インタフェースなどの
汎用インタフェースを介してデータを収集する機能を備
えたユニットすることができる。コンピュータは、監視
装置として機能したり、LANなどを介してさらに広い
エリアをカバーする中継装置となる。このため、本発明
により単一仕様の測定装置を採用し、それらを設置する
場所によってモードを切り換えることにより、多数のポ
イントからデータを採取し、収集する測定システムを構
築できる。したがって、本発明の測定装置を用いること
により、測定システムをフレキシブルに構築することが
可能であり、器材の過不足が発生することもない。ま
た、システムの変更も容易であり、単一仕様の測定装置
でありながら測定対象に合致したシステムをそれに適し
た構成で構築できる。
【0010】また、メーカにおいても単一仕様の測定装
置を生産し、供給するだけで良い。したがって、生産あ
るいは在庫を管理する手間が省けるので、低コストで測
定装置を供給することができる。さらに、ユーザの様々
なデザインのシステムに対しても、単一仕様の測定装置
を提供するだけでよいので、ユーザの要望に確実に答え
ることができる。
【0011】さらに、本発明の測定装置は、測定データ
を送受信するときに記憶部に一端記憶するようにしてい
るので、通信時間は最小限にすることが可能であり、消
費電力の少ないシステムを構築できる。特に、子機モー
ドに設定された場合は、家庭用電源などの外部電源が利
用できないケースが多く、内蔵のバッテリで測定および
送受信を行う必要がある。したがって、送受信する時間
を最小限にすることは重要である。さらに、子機モード
では無線部を間欠作動することにより、子機モードのと
きの消費電力を低減することができる。
【0012】また、測定装置に、子機および親機モード
に加え、さらに、無線部で取得した測定データを記憶部
に記憶し、その記憶部の測定データを無線部により送信
可能な中継機モードを設けて切換できるようにすること
が望ましい。これにより、電波の届かない、あるいは届
きにくいところであっても中継機モードに切り換えられ
た測定装置を中間に設置することにより親機と子機の間
で確実にデータを交換できる。
【0013】親機モード、子機モード、さらには中継機
モードの切換は、ディップスイッチなどにより行うこと
ができる。しかしながら、PCインタフェース部を介し
て切換を行うことにより、ソフトウェア上で切り替え内
容を確認できるので便利である。さらに、PCインタフ
ェース部を介して各々の測定装置の送受信用の識別情報
を設定することにより、子機ユニットをグループ化した
り、そのグループ毎に中継機を割り当てるなどの高度で
フレキシブルな測定システムを構築する上で要求される
設定を自由に行うことができる。したがって、単一の仕
様でありながら、付加価値の高い測定システムをフレキ
シブルに構築できる測定装置を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明を更
に説明する。図1に、本発明にかかる測定装置1の概要
を示してある。本例の測定装置1は、温度を定期的に測
定可能な装置である。本例の測定装置1は、正面図(図
1(b))、左側面図(図1(a))、および右側面図
(図1(c))に示すように、上方が湾曲した上下方向
に若干長いほぼ方形をしたコンパクトなハウジング2を
備えている。ハウジング2の正面には、液晶表示部3が
設けられており、後述するように測定装置1のセットさ
れたモードあるいは測定温度などが表示できるようにな
っている。ハウジング2の上方には通信用のアンテナ4
が突き出ており、ハウジング2の左側面には、温度セン
サを差し込めるコネクタ5が2セット用意されている。
また、ハウジング2の右側面には、シリアル通信用のコ
ネクタ6と、外部電源であるACアダプタ用のコネクタ
7が用意されている。さらに、ハウジング2の裏面には
乾電池を収納可能なバッテリスペース8が用意されてい
る。
【0015】センサ接続用のコネクタ5に差込可能な温
度センサ10は、図1(d)に示してあるように、先端
にサーミスタ11が収納されたステンレス製のプローブ
部12と、ハウジングのコネクタ5に差込可能な接続コ
ネクタ13と、プローブ12およびコネクタ13を接続
するテフロン被覆製のケーブル14を備えている。そし
て、この温度センサ10を測定装置1に設置することに
より、プローブ12が設置された位置の温度を測定し、
その測定データを測定装置1に記憶できる。それと共
に、無線によって測定データをパーソナルコンピュータ
などの管理装置に送ることができる。
【0016】図2に、測定装置1の概略構成を示してあ
る。本例の測定装置1は、コネクタ5に接続されたセン
サから測定データを取得する温度測定部20と、測定デ
ータを記憶可能なメモリ(SRAM)40と、メモリに
記憶された測定データをアンテナ4により無線で送受信
可能な無線部30と、メモリに記憶された測定データを
コネクタ6に接続されたシリアル通信用のケーブルを介
してコンピュータに供給可能なシリアルインタフェース
45とを備えている。そして、これら温度測定部20、
メモリ40、無線部30、シリアルインタフェース45
を制御する制御部50を備えている。制御部50は、さ
らに、LCD3に測定データ、測定装置1の設定状況な
どを表示する。また、これらの各機能部に電力を供給す
る電源回路49を備えており、本例では、コネクタ7に
接続されたACアダプタからの電力を分配する機能と、
電池スペース8に内蔵された電池の電力を分配する機能
を備えている。
【0017】温度測定部20は、コネクタ5に接続され
たセンサ10のサーミスタ11の抵抗値を周波数に変換
してデジタル化された測定データを生成可能な周波数変
換回路21と、その測定データを取得する上で必要とな
る基準抵抗群22と、センサと基準抵抗群22との入力
切り替えを行う入力選択回路23とを備えている。温度
測定部20は、制御部50の制御の下に、チャンネル毎
(本例では2つのセンサを接続するできるので2チャン
ネル構成である)に予め設定された時間間隔で測定デー
タを取得し、それを制御部50に供給する。制御部50
は、得られた測定データを順番にSRAM40に記憶す
る。
【0018】本例の無線部30は、誤り率が低く周波数
間隔を短くできるMSK信号変調によりデータを送受信
するようになっており、このため、MSK信号変調復調
部31と、変調されたデータを送信および受信する回路
を含んだRF部32とを備えている。MSK信号変調復
号部31は、フレームパターン検出機能を備えており、
予め設定された自己の識別情報(呼出しフレームパター
ン)に合致するフレームパターンを受信するとそれに続
くデータを復調して出力する。
【0019】制御部50は、マイクロコンピュータ51
と、そのプログラムおよび設定値などを記憶する不揮発
性のメモリ52とを備えている。本例ではメモリ52に
は書込み可能なEEPROMが採用されており、プログ
ラムを実行する際に参照される設定値を変えられるよう
になっている。このため、詳しくは後述するように制御
部50の動きを変更し、子機、親機およ中継機の機能を
切り換えることができる。さらに、制御部50は、無線
部30の制御を行う無線部制御53を備えており、本例
では、無線部30に供給される電力をカットし無線部3
0の機能を一時停止可能な機能と、無線部30を送受信
に切り換える機能とを備えている。
【0020】このような本例の測定装置1は、測定部2
0、無線部30、記憶部40、シリアルインタフェース
部45を備えているので、これらの機能を用いて温度測
定を行う子機、子機から測定データを収集する親機およ
び子機と親機の中継を行う中継機のいずれの機能をも実
現することが可能である。したがって、制御部50で
は、EEPROM52にセットされたフラグにより測定
装置1でいずれかの機能が実現されるようになってい
る。
【0021】子機モードにおいては、1分間隔などの所
定の測定間隔で温度が測定され、測定されたデータ(測
定データ)が予め設定された記憶間隔でSRAM40に
記憶される。SRAM40には、複数の測定データが測
定された順番にエンドレス方式で記憶され、送信するタ
イミングになるとそれらの測定データが無線部30から
無線により送信される。無線により測定データを送信す
るタイミングは、予め所定の送信間隔を設定することに
より制御できる。また、親機から無線により測定データ
の送信を指示することができる。
【0022】本例の測定装置1は、適当な量の測定デー
タを記憶するメモリ40を備えており、測定データを測
定間隔で記録している間は、無線部30には断続的に電
力を供給するだけにして電池の寿命を延ばせるようにし
ている。例えば、本例の測定装置1は1440個のデー
タを記憶できるメモリ40を備えており、記憶間隔を1
分に設定したときでも略24時間の測定データを記憶す
ることができる。しかしながら、親機モードの測定装置
1からの呼出しなどがあるので、実際には、35秒程度
に一度、無線部30を起動し、呼出しの有無を確認する
ようになっている。
【0023】親機モードにおいては、子機モードに設定
された測定装置1から無線部30により測定データを受
信し、その測定データをSRAM40にいったん記憶す
る。そして、SRAM40に記憶された測定データをシ
リアルインタフェース45を介してパーソナルコンピュ
ータに供給する。そして、パーソナルコンピュータにイ
ンストールされた温度測定用のアプリケーションにより
測定データが処理できる状態とする。
【0024】また、アプリケーションより測定データを
収集する要求があると、その要求を子機モードに設定さ
れた測定装置に送信し、測定データを定期的あるいは不
定期に収集することも可能となる。さらに、子機モード
に設定された測定装置1の記録間隔を変更するなどの処
理もコマンドを無線で送受信することによりできるよう
になる。
【0025】親機モードの測定装置1により、子機モー
ドの測定装置から適当な間隔で測定データを収集しアプ
リケーションに供給することにより警報機能を付加する
こともできる。警報機能では、適当な間隔で収集された
測定データが予め設定された値に達しているか、あるい
は、その値に達する可能性が有るか否かを判断すること
で警報を出力する。
【0026】さらに、中継機モードにおいては、子機モ
ードに設定された測定装置1から無線で送信された測定
データを無線部30により受信すると、それらをいった
んSRAM40に記憶する。そして、SRAM40に記
憶された測定データを親機モードにセットされた測定装
置1に無線部30により無線により送信する。中継機モ
ードとなった測定装置1を用意することにより、電波の
強度が不足するような距離あるいは場所にも子機モード
となった測定装置1をセットし、温度を測定および収集
することができる。
【0027】なお、親機モードおよび中継機モードにお
いては、常時送受信が発生する可能性がある。したがっ
て、ACアダプタにより外部電源から電力が供給される
ようにすることが望ましい。
【0028】このように、本例の測定装置1は、測定デ
ータを無線で送受信でき、さらに制御部50の設定値を
変えることにより同一仕様の測定装置1を、子機、親機
あるいは中継機として使用することができる。したがっ
て、図3に示すような、多数の測定ポイントにおいて温
度を測定し、その測定データを収集する温度測定システ
ム60を極めて簡単に構築することができる。この測定
システム60では、親機モードに設定された測定装置1
aがシリアルケーブルにより有線でパーソナルコンピュ
ータ61に接続されている。親機モードの測定装置1a
には2つの測定グループAおよびBが設定されており、
1つのグループAは子機モードにセットされた測定装置
1bおよび1cにより構成されている。他方のグループ
Bは子機モードにセットされた測定装置1dおよび1e
により構成され、さらに、中継機モードにセットされた
測定装置1fにより無線が中継されるようになってい
る。このようなシステムが本例の測定装置を用いれば、
同一仕様の6台の測定装置だけで、伝送ケーブルも用い
ずにシステムを簡単に構築できる。もちろん、グループ
の数は2つに限定されず、例えば、本例の測定装置では
32グループの設定が可能であり、それぞれのグループ
に最大で子機を126台を含めることができる。
【0029】測定装置1のモード設定は、各々の測定装
置をシリアルインタフェース45を介してパーソナルコ
ンピュータ61に接続しアプリケーションを用いて行え
るようになっている。その過程において、子機モードに
設定される測定装置には、子機の属するグループコー
ド、中継機の有無、子機のシリアル番号などの子機とし
て測定装置を特定する情報も設定される。また、中継機
モードに設定される測定装置においてもグループコー
ド、中継機のシリアル番号などの識別情報が設定され
る。したがって、同一の仕様の測定装置を複数用いるこ
とにより、ユーザが希望する測定システムを自由に構築
できる。
【0030】測定装置1に設定されたモードは液晶表示
パネル3に表示されるようになっている。図4にパネル
3を拡大して示してあり、パネル3の中央の表示部71
に親機モードにセットされると「OYA」と表示され、
中継機モードにセットされると「CHUU」と表示され
る。子機モードにセットされると、表示部71には測定
された温度が表示される。
【0031】さらに表示パネル3には、幾つかの情報が
表示されるようになっている。表示パネル3の上方に並
んだ表示は、左側から、測定データを記録中であること
を示す記録マーク72、無線通信が可能であることを示
すアンテナのマーク73、電波の強さを示すマーク7
4、データを送受信中であることを示すマーク75、測
定中の温度が予め設定した上限値あるいは下限値を超え
たことを示すマーク76、電池の残りがわずかになって
いることを示す電池寿命警告マーク77である。表示パ
ネル3の左端には、表示している測定データが測定され
たチャンネルを示すマーク78が表示され、さらに右端
には測定温度単位を示すマーク79が表示される。な
お、%の表示は、電波強度を確認する際に表示されるマ
ークである。
【0032】図5ないし図7を参照しながら、本例の測
定装置1の動作についてさらに説明する。本例の測定装
置1は、図5に示すように、モード設定を含めた初期設
定が行われ、リセットされると、無線通信による処理7
1と、有線通信による処理72を行う。有線通信による
処理72は、パーソナルコンピュータとの通信処理を示
しており、本例ではシリアルインタフェースを用いた有
線処理であるが、赤外線インタフェースを用いた場合は
無線処理となる。いずれの場合も、パーソナルコンピュ
ータに用意された汎用インタフェースを用いたデータ交
換であり、このデータ交換により親機モードの測定装置
とパーソナルコンピュータを接続することにより、無線
により測定データを交換する測定システムに、汎用的な
パーソナルコンピュータを管理装置あるいは監視装置、
さらには、さらに大きなシステムのターミナルとして取
り込むことができる。
【0033】図6に有線通信処理の概要を更に示してあ
る。まず、ステップ73で測定装置1にセットされたモ
ードを確認する。親機モードであれば、ステップ74に
おいて、パーソナルコンピュータ(PC)からのコマン
ドを無線コマンドに変換し、子機あるいは中継機モード
に設定された測定装置により構成された測定システムに
発信する。また、子機または中継機モードに設定された
測定装置からの応答を受信する。親機モードでない、す
なわち、子機または中継機モードの場合は、測定システ
ムの一部として稼動している間はパーソナルコンピュー
タからコマンドを直に受け付けることはない。ただし、
シリアルインタフェース45を介して直にパーソナルコ
ンピュータ61に接続されると、モードの登録解除処理
が可能であり、子機から中継機、あるいは子機から親機
モード、あるいはその逆などにモードを切り換えること
ができる。また、子機のグループ構成を変えるなどの処
理も行うことができる。
【0034】図7に、無線通信処理の概要を示してあ
る。ステップ76で測定装置1にセットされたモードを
確認し、中継機モードであれば、ステップ77で無線通
信の中継処理を行う。この処理においては、親機あるい
は子機モードにセットされ、担当のグループに含まれる
測定装置から無線でデータあるいはコマンドを受信する
と、転送先にそのままデータあるいはコマンドを送信す
る。ただし、測定データあるいはコマンドは、いったん
SRAM40に受信した送信データを格納することによ
り、送信あるいは受信の一方だけを処理すれば良いよう
になっている。また、送信あるいは受信の一方を処理す
ることにより、双方向を同時に処理する場合より個々の
測定装置との通信時間を短縮できる。したがって、子機
モードに設定された測定装置との通信時間が短縮される
ので、電池の消費を抑制できる。
【0035】ステップ78で、測定装置1にセットされ
たモードが子機のときは、ステップ79で子機としての
無線通信の応答処理を行う。本例の測定装置1において
は、温度測定を行う処理はどのモードでも割込み処理と
して定常的に行われており、センサを接続するだけで温
度測定が行える。そして、子機モードであれば、測定さ
れたデータがSRAM40にセーブされ、親機モードの
測定装置を介して収集される。
【0036】子機モードの通信処理においては、バッテ
リーの消費を低減することが重要である。このため、本
例の測定装置1においては、断続的に無線部30を稼動
させる間欠送受信を行うことにより電池の寿命を延ばし
ている。
【0037】図8に間欠送受信を行うためのタイミング
調整の一例を示してある。測定装置1は、測定データを
記憶するメモリ40を備えているので、測定データの送
信を頻繁に行う必要はない。しかしながら、測定データ
を送信する際に他の子機モードの測定装置(以降におい
ては子機)とタイミングが重なってしまったり、親機モ
ードの測定装置(以降においては親機)からの呼出しに
対しては随時答える必要がある。したがって、適当な間
欠周期で受信機能をオンし、自己の識別情報を備えたコ
マンドが送信されているか否かを確認し、通信機能を維
持すると共に電源の消費を削減している。例えば、複数
チャンネルで呼び出しの有無を確認するためには500
ms程度の受信期間が必要となるので、35秒の受信休
止時間を設定すると間欠周期は70対1になる。この程
度に間欠周期を設定すると、本例のような温度測定シス
テムでは、測定装置の電池寿命を子機モードでは4ヶ月
程度まで延長することができる。
【0038】このような間欠送受信を行うためには、親
機は、特定の子機を呼び出すためにその間欠周期の間、
継続してコマンドを送信する必要があり動作速度が低下
する。また、子機も呼び出しを受信しても親機のコマン
ド送信が終了した後でなければ応答できない。子機がタ
イミングを計るためにコマンドを継続して受信している
と電力が余分に消費されることになり、また、コマンド
を受信してからカウントダウンして応答すると、応答の
タイミングがずれて他の子機からの通信が入る可能性が
ある。
【0039】このような問題を解決するために、本例の
測定装置においては、図8に示すように、親機から間欠
周期T0あるいはそれより長い間、全ての子機(グルー
プ毎でもよい)を呼び出す同胞呼出しを行い子機が受信
するタイミングを同期する。そして、呼出し信号が終了
してから一定時間(T1)後にすべての子機を受信状態
にして時刻合わせを行う。本例の測定装置1は、計時機
能は搭載しておらず、インターバルをカウントすること
により測定間隔、記録間隔、さらには、通信間隔も検出
しているが、上記の時刻合わせによってカウンタの同期
を図ることができる。これにより子機の同期が取れるの
で、それ以降は、予め設定された順番に一定の周期で子
機は受信状態となる。したがって、子機の通信機能は間
欠的に動くだけであるが、親機は呼出し対象の子機のタ
イミング合わせて呼出し信号を送信することにより、確
実にコマンドを送信することができる。子機が受信を開
始する順番は、子機の識別番号を利用することができ
る。もちろん、個々に順番を設定できるようにすること
も可能である。
【0040】以上に説明したように、本例の測定装置1
は、設定を変えることにより、子機、親機および中継機
として使用することができる。したがって、1つの仕様
の測定装置により複数の地点の温度を測定し、無線で管
理装置となるパーソナルコンピュータに収集するシステ
ムを構築することができる。このため、単一仕様の測定
装置を適当な数だけ用意すれば、どのようなシステムも
構築することが可能であり、非常にフレキシブルであ
る。また、システムを提供するメーカにおいても、単一
の仕様の測定機器を提供するだけで良いので、生産、在
庫および販売管理などが非常に容易となり、ロスが発生
する可能性も少ない。さらに、本例の測定装置は互換性
があるのでシステム変更も容易であり、測定装置のスペ
アも1種類で良いなどメンテナンス上もメリットが多
い。したがって、本例の測定装置を採用することによ
り、ユーザおよびメーカにおいても故障やシステム変更
への対応が極めて容易な測定システムを提供できる。
【0041】なお、以上では、温度測定を行う測定装置
を例に説明しているが、測定対象は温度に限定されない
ことはもちろんである。また、子機、親機および中継機
の設定をパーソナルコンピュータを介して行っている
が、ディップスイッチなどで行えるようにしてももちろ
ん良い。しかしながら、グループ化に対応した識別番号
を付与したり、子機が親機に対して受信開始する順番を
設定するなどの情報を管理することを考えると、アプリ
ケーションで設定するようにした方が、間違いがなく、
またその後の管理も容易である。
【0042】また、本例では、親機が接続されたパーソ
ナルコンピュータを管理装置として使用しているが、親
機が接続されたコンピュータをLANなどのネットワー
クを介して相互に接続し、さらに大きな測定システムを
構築することも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
測定装置は、ワイヤレスで測定データを収集、管理およ
び監視するシステムを構築することができ、さらに、そ
のシステムに必要な子機、親機あるいは中継機を単一仕
様の測定装置でカバーできる。したがって、本発明の測
定装置により、多数の測定ポイントで測定データを取得
し、それを収集する測定システムを、測定対象となる物
品の種類、設置地域、設置建物などの様々な条件に合致
した構成で簡単に、そしてフレキシブルに構築すること
ができる。また、測定装置を提供するメーカにおいて
も、単一仕様の製品でシステム全体をカバーできるの
で、製造、販売および在庫管理が容易である。また、シ
ステムの変更あるいは追加にも容易に対処でき、この面
でも自由度の高い測定システムを構築できる。
【0044】さらに、故障や事故が万一発生したときで
も測定装置の代用が可能であり、また、交換用の測定装
置のスペアも1種類で済むので十分なスペアを用意する
ことができる。さらに、メーカから入手する場合でも仕
様を特定する必要がないので短時間に入手できる。した
がって、本発明の測定装置を用いることにより、信頼性
の高い測定システムを低コストで構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる温度測定装置の概要を示す図で
あり、左側面図(a)、正面図(b)、右側面図(c)
および温度センサー(d)である。
【図2】図1に示す温度測定装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1に示す測定装置を用いて測定システムを構
築した例である。
【図4】図1に示す測定装置の表示パネルを拡大して示
す図である。
【図5】図1に示す測定装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】有線処理のさらに詳しい動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】無線処理のさらに詳しい動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】間欠送受信の一例を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 測定装置 2 ハウジング 3 表示パネル 4 アンテナ 5 温度センサ接続コネクタ 6 シリアル通信コネクタ 7 ACアダプタ用コネクタ 8 電池スペース 10 温度センサ 12 プローブ 20 温度測定部 30 無線部 40 メモリ(SRAM) 45 シリアルインタフェース 50 制御部 51 マイクロコンピュータ 52 EEPROM 53 無線部制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサから測定データを取得可能な測定
    部と、 測定データを記憶可能な記憶部と、 測定データを無線により送受信可能な無線部と、 測定データを汎用インタフェースによりホストコンピュ
    ータに送受信可能なPCインタフェース部と、 これら測定部、記憶部、無線部およびPCインタフェー
    ス部を制御する制御部とを有し、 制御部は、前記測定部で取得した測定データを前記記憶
    部に記憶し、その記憶部の測定データを前記無線部によ
    り送信可能な子機モードと、前記無線部から取得した測
    定データを前記記憶部に記憶し、その記憶部の測定デー
    タを前記PCインタフェース部によりホストに送信可能
    な親機モードと、これら子機モードおよび親機モードを
    切り換えて設定する切換機能とを備えている測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御部は、さら
    に、前記無線部で取得した測定データを前記記憶部に記
    憶し、その記憶部の測定データを前記無線部により送信
    可能な中継機モードを備えており、前記切換機能は、前
    記子機、親機および中継機モードを切り換えて設定でき
    ることを特徴とする測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記子機モ
    ードでは前記無線部を間欠作動することを特徴とする測
    定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、前記切換機
    能は、前記PCインタフェース部を介してホストコンピ
    ュータから制御可能であることを特徴とする測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記PCインタフェ
    ース部を介して送受信用の識別情報をホストコンピュー
    タから設定可能であることを特徴とする測定装置。
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