JP2000215629A - 接触型磁気ヘッドの支持構造 - Google Patents
接触型磁気ヘッドの支持構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロッピーディスクの記録・再生用として使
用することができ、Zハイトの公差範囲が広い場合、あ
るいは、小型の磁気記録媒体に適用した場合であっても
磁極の摩耗の抑制と安定した接触走行が可能な接触型磁
気ヘッドの支持構造を提供すること。 【解決手段】 アダプタ70の長手方向に向かって、ピ
ボットスプリング62及び支持ビーム64からなる支持
具60を取り付ける。また、接触型磁気ヘッド50の走
行方向が支持ビーム64の長手方向に対してほぼ直角と
なるように、支持部60の先端に接触型磁気ヘッド50
を取り付ける。
用することができ、Zハイトの公差範囲が広い場合、あ
るいは、小型の磁気記録媒体に適用した場合であっても
磁極の摩耗の抑制と安定した接触走行が可能な接触型磁
気ヘッドの支持構造を提供すること。 【解決手段】 アダプタ70の長手方向に向かって、ピ
ボットスプリング62及び支持ビーム64からなる支持
具60を取り付ける。また、接触型磁気ヘッド50の走
行方向が支持ビーム64の長手方向に対してほぼ直角と
なるように、支持部60の先端に接触型磁気ヘッド50
を取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接触パッドを備え
た接触型磁気ヘッドの支持構造に関し、特に、コンピュ
ータ、デジタルカメラ、デジタルAV等に用いられるフ
ロッピーディスクの高密度記録・再生に好適な接触型磁
気ヘッドの支持構造に関するものである。
た接触型磁気ヘッドの支持構造に関し、特に、コンピュ
ータ、デジタルカメラ、デジタルAV等に用いられるフ
ロッピーディスクの高密度記録・再生に好適な接触型磁
気ヘッドの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータにおいて汎用さ
れている磁気記録媒体には、フロッピーディスクとハー
ドディスクが知られている。フロッピーディスクは、デ
ィスク交換式の磁気記録媒体であり、ハードディスクに
比べて記録密度は劣るが、持ち運びが容易で、衝撃に強
いという特徴を有している。一方、ハードディスクは、
固定式の磁気記録媒体であり、ディスクを装置から取り
出すことができず、衝撃に弱いが、記録密度が高く、記
録・再生速度も速いという特徴を有している。
れている磁気記録媒体には、フロッピーディスクとハー
ドディスクが知られている。フロッピーディスクは、デ
ィスク交換式の磁気記録媒体であり、ハードディスクに
比べて記録密度は劣るが、持ち運びが容易で、衝撃に強
いという特徴を有している。一方、ハードディスクは、
固定式の磁気記録媒体であり、ディスクを装置から取り
出すことができず、衝撃に弱いが、記録密度が高く、記
録・再生速度も速いという特徴を有している。
【0003】図9に、フロッピーディスク及びそのトラ
ッキング機構の一例を示す。図9において、フロッピー
ディスク10は、可撓性の磁気ディスク14と、これを
収納するカードケース12からなっている。カードケー
ス12には、窓12aが設けられ、窓12aは、矢印E
方向に付勢されたカバー12bにより開閉できるように
なっている。磁気ディスク14がカードケース12内に
納められているのは、ゴミ等から磁気ディスク14の表
面を保護するためと、ベルヌーイ効果により柔軟な磁気
ディスク14を平坦化させ、電気特性を安定化させるた
めである。
ッキング機構の一例を示す。図9において、フロッピー
ディスク10は、可撓性の磁気ディスク14と、これを
収納するカードケース12からなっている。カードケー
ス12には、窓12aが設けられ、窓12aは、矢印E
方向に付勢されたカバー12bにより開閉できるように
なっている。磁気ディスク14がカードケース12内に
納められているのは、ゴミ等から磁気ディスク14の表
面を保護するためと、ベルヌーイ効果により柔軟な磁気
ディスク14を平坦化させ、電気特性を安定化させるた
めである。
【0004】また、フロッピーディスク10の記録・再
生は、カバー12bを矢印F方向にスライドさせて窓1
2aを開き、磁気ディスク14を矢印A方向に回転させ
ながら、トラッキング機構20を介してアダプタ22を
矢印G方向に進退動させ、アダプタ22の先端に設けら
れた磁気ヘッド24を所定のトラック上に移動させるこ
とにより行われる。このようなトラッキング方式は、一
般に、トランスバース方式と呼ばれている。トランスバ
ース方式は、アダプタ22の可動範囲が狭く、窓12a
の面積を小さくできることから、主にフロッピーディス
ク10のトラッキング方式として用いられている。
生は、カバー12bを矢印F方向にスライドさせて窓1
2aを開き、磁気ディスク14を矢印A方向に回転させ
ながら、トラッキング機構20を介してアダプタ22を
矢印G方向に進退動させ、アダプタ22の先端に設けら
れた磁気ヘッド24を所定のトラック上に移動させるこ
とにより行われる。このようなトラッキング方式は、一
般に、トランスバース方式と呼ばれている。トランスバ
ース方式は、アダプタ22の可動範囲が狭く、窓12a
の面積を小さくできることから、主にフロッピーディス
ク10のトラッキング方式として用いられている。
【0005】さらに、フロッピーディスク10用の磁気
ヘッドとしては、図10に示すように、磁極26を有す
るヘッドの先端を所定の曲率半径としたバルク型の磁気
ヘッド24が一般に用いられている。
ヘッドとしては、図10に示すように、磁極26を有す
るヘッドの先端を所定の曲率半径としたバルク型の磁気
ヘッド24が一般に用いられている。
【0006】また、図11に、ハードディスク装置の一
例を示す。図11において、ハードディスク装置28
は、アルミニウム合金等からなるハードディスク30
と、磁気ヘッド34、アクチュエータ40等からなる駆
動装置とを一体化し、カードケース32内に納めて密閉
したものである。磁気ヘッド34は、支持具36を介し
てアダプタ38の先端に取り付けられ、アダプタ38の
基端は、アクチュエータ40に取り付けられている。
例を示す。図11において、ハードディスク装置28
は、アルミニウム合金等からなるハードディスク30
と、磁気ヘッド34、アクチュエータ40等からなる駆
動装置とを一体化し、カードケース32内に納めて密閉
したものである。磁気ヘッド34は、支持具36を介し
てアダプタ38の先端に取り付けられ、アダプタ38の
基端は、アクチュエータ40に取り付けられている。
【0007】また、ハードディスク30の記録・再生
は、ハードディスク30を矢印A方向に回転させなが
ら、アクチュエータ40を用いてアダプタ38を矢印H
方向に揺動させ、磁気ヘッド34を所定のトラック上に
移動させることにより行われる。このようなトラッキン
グ方式は、一般に、インライン方式と呼ばれている。イ
ンライン方式は、磁気ヘッド34の位置決めが容易であ
り、高密度の記録・再生に適していることから、主にハ
ードディスク30のトラッキング方式として用いられて
いる。
は、ハードディスク30を矢印A方向に回転させなが
ら、アクチュエータ40を用いてアダプタ38を矢印H
方向に揺動させ、磁気ヘッド34を所定のトラック上に
移動させることにより行われる。このようなトラッキン
グ方式は、一般に、インライン方式と呼ばれている。イ
ンライン方式は、磁気ヘッド34の位置決めが容易であ
り、高密度の記録・再生に適していることから、主にハ
ードディスク30のトラッキング方式として用いられて
いる。
【0008】さらに、ハードディスク30用の磁気ヘッ
ドとしては、図示はしないが、エアスライダを備えた非
接触型の磁気ヘッドが一般に用いられている。また、記
録密度を高めるためには、ハードディスク30と磁気ヘ
ッド34を直接接触させた方が望ましいことから、ハー
ドディスク用の磁気ヘッドの分野においては、近年、接
触型の磁気ヘッドが注目されている。
ドとしては、図示はしないが、エアスライダを備えた非
接触型の磁気ヘッドが一般に用いられている。また、記
録密度を高めるためには、ハードディスク30と磁気ヘ
ッド34を直接接触させた方が望ましいことから、ハー
ドディスク用の磁気ヘッドの分野においては、近年、接
触型の磁気ヘッドが注目されている。
【0009】図12に、接触型磁気ヘッドの一例を示
す。図12において、接触型磁気ヘッド50は、ほぼ三
角形をした薄板状のヘッドチップ50aの片面に3つの
接触パッドを設けたものである。その内の1つが磁極を
備えた磁極パッド52aであり、他の2つが磁極を備え
ていない補助パッド52b、52bになっている。
す。図12において、接触型磁気ヘッド50は、ほぼ三
角形をした薄板状のヘッドチップ50aの片面に3つの
接触パッドを設けたものである。その内の1つが磁極を
備えた磁極パッド52aであり、他の2つが磁極を備え
ていない補助パッド52b、52bになっている。
【0010】このような接触型磁気ヘッド50は、通
常、磁極パッド52aをハードディスク30の回転方向
に対して上流側に向けて使用される(以下、図12に示
す矢印I方向を「走行方向」という。)。これは、接触
型磁気ヘッド50の接触走行を安定化させるためには、
磁極パッド52aをハードディスクの回転方向に対して
上流側に配置することが好ましいためである。
常、磁極パッド52aをハードディスク30の回転方向
に対して上流側に向けて使用される(以下、図12に示
す矢印I方向を「走行方向」という。)。これは、接触
型磁気ヘッド50の接触走行を安定化させるためには、
磁極パッド52aをハードディスクの回転方向に対して
上流側に配置することが好ましいためである。
【0011】また、このような接触型磁気ヘッド50を
アダプタ38に取り付けるための支持構造については、
種々開示されている。例えば、特願平8−21865号
等には、弾性材料からなる支持体に接触型磁気ヘッドを
取り付け、接触圧付与手段により接触型磁気ヘッドを押
圧する接触型磁気ヘッドの支持構造が本件出願人による
開示されている。
アダプタ38に取り付けるための支持構造については、
種々開示されている。例えば、特願平8−21865号
等には、弾性材料からなる支持体に接触型磁気ヘッドを
取り付け、接触圧付与手段により接触型磁気ヘッドを押
圧する接触型磁気ヘッドの支持構造が本件出願人による
開示されている。
【0012】図13に、その一例を示す。図13におい
て、支持具36は、支持ビーム(支持体)54とピボッ
トスプリング(接触圧付与手段)56からなっている。
支持ビーム54の先端には、装着部54aが設けられ、
装着部54aには、接続パッド54b、54bを介して
接触型磁気ヘッド50が取り付けられている。また、支
持ビーム54の基端は、アダプタ38に連結されてい
る。さらに、支持ビーム54の中央には、剛体部54c
が設けられ、剛体部54cの両側には、柔軟部54d、
54eが設けられている。
て、支持具36は、支持ビーム(支持体)54とピボッ
トスプリング(接触圧付与手段)56からなっている。
支持ビーム54の先端には、装着部54aが設けられ、
装着部54aには、接続パッド54b、54bを介して
接触型磁気ヘッド50が取り付けられている。また、支
持ビーム54の基端は、アダプタ38に連結されてい
る。さらに、支持ビーム54の中央には、剛体部54c
が設けられ、剛体部54cの両側には、柔軟部54d、
54eが設けられている。
【0013】そして、図13に示す接触型磁気ヘッドの
支持構造によれば、接触型磁気ヘッド50のピッチング
方向(図12の矢印P方向)、あるいはローリング方向
(図12の矢印R方向)に組立誤差が生じた場合であっ
ても、ピボットスプリング56により3つの接触パッド
52a、52b、52bをハードディスク30に均等な
接触圧で押し付けることができ、しかも、ハードディス
ク30からアダプタ38までの高さ(以下、これを「Z
ハイト」という。)の変動が柔軟部54d、54eによ
り吸収されるので、安定した記録再生が可能になるとい
うものである。
支持構造によれば、接触型磁気ヘッド50のピッチング
方向(図12の矢印P方向)、あるいはローリング方向
(図12の矢印R方向)に組立誤差が生じた場合であっ
ても、ピボットスプリング56により3つの接触パッド
52a、52b、52bをハードディスク30に均等な
接触圧で押し付けることができ、しかも、ハードディス
ク30からアダプタ38までの高さ(以下、これを「Z
ハイト」という。)の変動が柔軟部54d、54eによ
り吸収されるので、安定した記録再生が可能になるとい
うものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12に例
示したような接触型磁気ヘッド50は、通常、リソグラ
フィ技術を用いて作製されるので、トラック幅は2〜1
0μmとなり、記録密度を高くすることができるという
利点がある。
示したような接触型磁気ヘッド50は、通常、リソグラ
フィ技術を用いて作製されるので、トラック幅は2〜1
0μmとなり、記録密度を高くすることができるという
利点がある。
【0015】一方、フロッピーディスクに対して従来一
般に用いられているバルク型の磁気ヘッド24は、トラ
ック幅が50〜200μmになるので、ハードディスク
に比して記録密度を高めることができないという問題が
あった。そのため、図12に示すような構造を有する接
触型磁気ヘッド50をフロッピーディスク10に応用す
れば、フロッピーディスクの高記録密度化が期待でき
る。
般に用いられているバルク型の磁気ヘッド24は、トラ
ック幅が50〜200μmになるので、ハードディスク
に比して記録密度を高めることができないという問題が
あった。そのため、図12に示すような構造を有する接
触型磁気ヘッド50をフロッピーディスク10に応用す
れば、フロッピーディスクの高記録密度化が期待でき
る。
【0016】しかしながら、ディスク交換式のフロッピ
ーディスク10に対し、インライン方式用に開発された
支持構造をそのまま転用するためには、図14(a)に
示すように、アダプタ22の可動範囲にあわせて、窓1
2aの面積を大きくする必要がある。窓12aの面積が
大きくなると、カードケース12内にゴミ等が進入しや
すくなり、磁気ディスク14の表面を傷つけるという問
題がある。また、窓12aの面積が大きくなると、ベル
ヌーイ効果が低下するので、可撓性の磁気ディスク14
が回転中に波打ち、電気特性が不安定になるという問題
がある。
ーディスク10に対し、インライン方式用に開発された
支持構造をそのまま転用するためには、図14(a)に
示すように、アダプタ22の可動範囲にあわせて、窓1
2aの面積を大きくする必要がある。窓12aの面積が
大きくなると、カードケース12内にゴミ等が進入しや
すくなり、磁気ディスク14の表面を傷つけるという問
題がある。また、窓12aの面積が大きくなると、ベル
ヌーイ効果が低下するので、可撓性の磁気ディスク14
が回転中に波打ち、電気特性が不安定になるという問題
がある。
【0017】これに対し、フロッピーディスクのトラッ
キング方式をトランスバース方式のままとし、アダプタ
22の長手方向と直角に支持ビーム54及びピボットス
プリング56を取り付け、かつ、支持ビーム54の長手
方向と接触型磁気ヘッド50の走行方向が一致するよう
に支持ビーム54の先端に接触型磁気ヘッド50を取り
付ければ、トラッキング方式をインライン方式とする場
合に比較して、窓12aの面積を小さくすることができ
る。
キング方式をトランスバース方式のままとし、アダプタ
22の長手方向と直角に支持ビーム54及びピボットス
プリング56を取り付け、かつ、支持ビーム54の長手
方向と接触型磁気ヘッド50の走行方向が一致するよう
に支持ビーム54の先端に接触型磁気ヘッド50を取り
付ければ、トラッキング方式をインライン方式とする場
合に比較して、窓12aの面積を小さくすることができ
る。
【0018】しかしながら、フロッピーディスク10の
窓12aの大きさは、規格により8×24mmと定めら
れているので、ハードディスク30用の支持構造をその
まま転用した場合には、図14(b)に示すように、接
触型磁気ヘッド50が窓12a内に収まらないという問
題がある。また、仮に、窓12aの横幅を広げたとして
も、ヘッド先端にスキュー角θが付くために、記録・再
生時に信号がずれるという問題がある。
窓12aの大きさは、規格により8×24mmと定めら
れているので、ハードディスク30用の支持構造をその
まま転用した場合には、図14(b)に示すように、接
触型磁気ヘッド50が窓12a内に収まらないという問
題がある。また、仮に、窓12aの横幅を広げたとして
も、ヘッド先端にスキュー角θが付くために、記録・再
生時に信号がずれるという問題がある。
【0019】この問題を解決するために、支持ビーム5
4の長さを短くすることも考えられる。しかしながら、
Zハイトもまた規格で定められているので、ハードディ
スク30用の支持構造をそのまま転用するためには、Z
ハイトを規格値に納めたまま支持ビーム54のみを短く
する必要がある。しかも、Zハイトには、公差範囲があ
るので、組み立てられた各磁気ヘッドのZハイトは、公
差範囲内で変動することになる。
4の長さを短くすることも考えられる。しかしながら、
Zハイトもまた規格で定められているので、ハードディ
スク30用の支持構造をそのまま転用するためには、Z
ハイトを規格値に納めたまま支持ビーム54のみを短く
する必要がある。しかも、Zハイトには、公差範囲があ
るので、組み立てられた各磁気ヘッドのZハイトは、公
差範囲内で変動することになる。
【0020】従って、支持ビーム54がある程度の長さ
を有する場合には、公差範囲内において、Zハイト
(Z)が設定値Z0より大きくなったり(図15
(a))、小さくなっても(図15(b))、接触型磁
気ヘッド50が受ける反力トルクMの変動が小さいの
で、支持ビーム54に対するヘッドチップ50aの位
置、及びピボットスプリング56が荷重を加える位置を
調節することにより、各接触パッド52a、52b、5
2bの接触荷重をほぼ均等に維持することが可能であっ
た。
を有する場合には、公差範囲内において、Zハイト
(Z)が設定値Z0より大きくなったり(図15
(a))、小さくなっても(図15(b))、接触型磁
気ヘッド50が受ける反力トルクMの変動が小さいの
で、支持ビーム54に対するヘッドチップ50aの位
置、及びピボットスプリング56が荷重を加える位置を
調節することにより、各接触パッド52a、52b、5
2bの接触荷重をほぼ均等に維持することが可能であっ
た。
【0021】しかし、支持ビーム54の長さを短くした
場合、Zハイト(Z)が設定値Z0より大きくなった時
(図15(c))には、反力トルクMが過大になる。そ
のため、磁極パッド52aに小さな荷重しか加わらず、
安定した接触が維持されないという問題がある。また、
Zハイト(Z)が設定値Z0より小さくなった時(図1
5(d))には、反力トルクM’が過小になる。そのた
め、磁極パッド52aに大きな荷重が加わり、磁極パッ
ド52aの摩耗が速くなるという問題がある。
場合、Zハイト(Z)が設定値Z0より大きくなった時
(図15(c))には、反力トルクMが過大になる。そ
のため、磁極パッド52aに小さな荷重しか加わらず、
安定した接触が維持されないという問題がある。また、
Zハイト(Z)が設定値Z0より小さくなった時(図1
5(d))には、反力トルクM’が過小になる。そのた
め、磁極パッド52aに大きな荷重が加わり、磁極パッ
ド52aの摩耗が速くなるという問題がある。
【0022】このような荷重バランスの崩れは、Zハイ
トの公差範囲を狭くすることにより防ぐことができる
が、特にフロッピーディスク用の接触型磁気ヘッドにつ
いては、窓12a幅の制約がきつく、安定走行が可能と
なるようなZハイトの公差範囲は極めて狭くなり、実用
的には達成が困難である。
トの公差範囲を狭くすることにより防ぐことができる
が、特にフロッピーディスク用の接触型磁気ヘッドにつ
いては、窓12a幅の制約がきつく、安定走行が可能と
なるようなZハイトの公差範囲は極めて狭くなり、実用
的には達成が困難である。
【0023】また、フロッピーディスクに対しては、近
年、高記録密度化に加えて、小型化も要求されている。
フロッピーディスクを小型化できれば、デジタルカメ
ラ、デジタルAV等、適用範囲の拡大が期待できるため
である。そのためには、トラック幅を狭くするのみなら
ず、窓12aの横幅をさらに狭くする必要がある。しか
しながら、図14(b)に示す支持構造では、窓12a
の横幅が狭くなるに従い、支持ビームの長さをさらに短
くする必要があり、これによって荷重バランスの崩れは
加速され、安定した接触走行はさらに困難になるという
問題がある。
年、高記録密度化に加えて、小型化も要求されている。
フロッピーディスクを小型化できれば、デジタルカメ
ラ、デジタルAV等、適用範囲の拡大が期待できるため
である。そのためには、トラック幅を狭くするのみなら
ず、窓12aの横幅をさらに狭くする必要がある。しか
しながら、図14(b)に示す支持構造では、窓12a
の横幅が狭くなるに従い、支持ビームの長さをさらに短
くする必要があり、これによって荷重バランスの崩れは
加速され、安定した接触走行はさらに困難になるという
問題がある。
【0024】本発明が解決しようとする課題は、フロッ
ピーディスク等、トランスバース方式が採用される磁気
記録媒体の記録・再生用として使用することが可能な接
触型磁気ヘッドの支持構造を提供することにある。
ピーディスク等、トランスバース方式が採用される磁気
記録媒体の記録・再生用として使用することが可能な接
触型磁気ヘッドの支持構造を提供することにある。
【0025】また、本発明が解決しようとする他の課題
は、Zハイトの公差範囲を広く設定した場合であって
も、安定した接触走行が可能であり、しかも磁極の摩耗
を抑制することが可能な接触型磁気ヘッドの支持構造を
提供することにある。
は、Zハイトの公差範囲を広く設定した場合であって
も、安定した接触走行が可能であり、しかも磁極の摩耗
を抑制することが可能な接触型磁気ヘッドの支持構造を
提供することにある。
【0026】さらに、本発明が解決しようとする他の課
題は、窓面積の小さい小型の磁気記録媒体に対しても適
用可能な接触型磁気ヘッドの支持構造を提供することに
ある。
題は、窓面積の小さい小型の磁気記録媒体に対しても適
用可能な接触型磁気ヘッドの支持構造を提供することに
ある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、磁極を有する磁極パッド及び該磁極パッ
ドと磁気記録媒体との接触走行を安定化させるための補
助パッドを備えた接触型磁気ヘッドと、該接触型磁気ヘ
ッドを支持する弾性材料からなる支持ビームを備えた支
持具と、該支持具を取り付けるアダプタとを備えている
接触型磁気ヘッドの支持構造において、前記支持具は、
前記支持ビームが前記アダプタの長手方向に向かって延
設されるように前記アダプタに取り付けられ、前記接触
型磁気ヘッドは、その走行方向が前記支持ビームの長手
方向に対してほぼ直角となるように、前記支持具の先端
に取り付けられていることを要旨とするものである。
に、本発明は、磁極を有する磁極パッド及び該磁極パッ
ドと磁気記録媒体との接触走行を安定化させるための補
助パッドを備えた接触型磁気ヘッドと、該接触型磁気ヘ
ッドを支持する弾性材料からなる支持ビームを備えた支
持具と、該支持具を取り付けるアダプタとを備えている
接触型磁気ヘッドの支持構造において、前記支持具は、
前記支持ビームが前記アダプタの長手方向に向かって延
設されるように前記アダプタに取り付けられ、前記接触
型磁気ヘッドは、その走行方向が前記支持ビームの長手
方向に対してほぼ直角となるように、前記支持具の先端
に取り付けられていることを要旨とするものである。
【0028】上記構成を有する本発明に係る接触型磁気
ヘッドの支持構造によれば、支持ビームの長手方向と接
触型磁気ヘッドの走行方向が直角をなすように、接触型
磁気ヘッドが支持されているので、接触型磁気ヘッドの
ピッチング方向に発生するトルクが小さくなる。そのた
め、Zハイトの公差範囲が広い場合であっても、磁極パ
ッドに加わる荷重の変動が小さくなり、接触走行が安定
化する。また、磁極パッドに過度の荷重が加わることも
ないので、磁極の摩耗も抑制される。
ヘッドの支持構造によれば、支持ビームの長手方向と接
触型磁気ヘッドの走行方向が直角をなすように、接触型
磁気ヘッドが支持されているので、接触型磁気ヘッドの
ピッチング方向に発生するトルクが小さくなる。そのた
め、Zハイトの公差範囲が広い場合であっても、磁極パ
ッドに加わる荷重の変動が小さくなり、接触走行が安定
化する。また、磁極パッドに過度の荷重が加わることも
ないので、磁極の摩耗も抑制される。
【0029】また、支持具は、支持ビームがアダプタの
長手方向に向かって延設されるようにアダプタに取り付
けられているので、アダプタの横幅に合わせて支持ビー
ムの長さを短くする必要がない。そのため、フロッピー
ディスク等、トランスバース方式が採用される磁気記録
媒体、さらには、窓幅の狭い小型の磁気記録媒体に本発
明を適用した場合であっても、安定した接触走行が可能
となり、磁極の摩耗も抑制される。
長手方向に向かって延設されるようにアダプタに取り付
けられているので、アダプタの横幅に合わせて支持ビー
ムの長さを短くする必要がない。そのため、フロッピー
ディスク等、トランスバース方式が採用される磁気記録
媒体、さらには、窓幅の狭い小型の磁気記録媒体に本発
明を適用した場合であっても、安定した接触走行が可能
となり、磁極の摩耗も抑制される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1に、本
発明の一実施の形態に係る接触型磁気ヘッドの支持構造
を示す。図1において、接触型磁気ヘッドの支持構造
(以下、単に「支持構造」という)58は、ベースプレ
ート72と、アダプタ70と、支持具60と、接触型磁
気ヘッド50とを備えている。
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1に、本
発明の一実施の形態に係る接触型磁気ヘッドの支持構造
を示す。図1において、接触型磁気ヘッドの支持構造
(以下、単に「支持構造」という)58は、ベースプレ
ート72と、アダプタ70と、支持具60と、接触型磁
気ヘッド50とを備えている。
【0031】ベースプレート72は、トランスバース方
式が採用されるフロッピーディスク用のトラッキング機
構20(図9参照)に取り付けるためのものである。そ
のため、ベースプレート72の基端には、トラッキング
機構20に固定するためのねじ穴72aが設けられてい
る。また、ベースプレート72の先端側には、アダプタ
70を溶接する際の位置決めに用いられる3つの貫通孔
72e、72f、72gが設けられている。
式が採用されるフロッピーディスク用のトラッキング機
構20(図9参照)に取り付けるためのものである。そ
のため、ベースプレート72の基端には、トラッキング
機構20に固定するためのねじ穴72aが設けられてい
る。また、ベースプレート72の先端側には、アダプタ
70を溶接する際の位置決めに用いられる3つの貫通孔
72e、72f、72gが設けられている。
【0032】アダプタ70は、ベースプレート72と支
持具60とを連結するために用いられるものであり、ベ
ースプレート72の下面に取り付けられる。また、アダ
プタ70には、図2に示すように、配線窓70cと、貫
通孔70d、70d、70e、70fが設けられてい
る。これらの貫通孔の内、アダプタ70の中心線上に設
けられた貫通孔70e及び70fは、アダプタ70をベ
ースプレート72に溶接する際の位置決めに用いられ
る。また、配線窓70cの両側に設けられた貫通孔70
d及び70dは、支持具60をアダプタ70に溶接する
際の位置決めに用いられる。
持具60とを連結するために用いられるものであり、ベ
ースプレート72の下面に取り付けられる。また、アダ
プタ70には、図2に示すように、配線窓70cと、貫
通孔70d、70d、70e、70fが設けられてい
る。これらの貫通孔の内、アダプタ70の中心線上に設
けられた貫通孔70e及び70fは、アダプタ70をベ
ースプレート72に溶接する際の位置決めに用いられ
る。また、配線窓70cの両側に設けられた貫通孔70
d及び70dは、支持具60をアダプタ70に溶接する
際の位置決めに用いられる。
【0033】なお、本実施の形態では、アダプタ70を
ベースプレート72の下面に固定し、ベースプレート7
2をトラッキング機構20に固定する構成になっている
が、アダプタ70を直接、トラッキング機構20に固定
するようにしてもよい。
ベースプレート72の下面に固定し、ベースプレート7
2をトラッキング機構20に固定する構成になっている
が、アダプタ70を直接、トラッキング機構20に固定
するようにしてもよい。
【0034】支持具60は、アダプタ70の長手方向
と、支持具60の長手方向が一致するように、アダプタ
70の先端に取り付けられている。また、支持具60
は、接触型磁気ヘッド50のほぼ重心位置に押圧力を付
与するためのピボットスプリング62と、接触型磁気ヘ
ッド50を支持するための支持ビーム64からなってい
る。
と、支持具60の長手方向が一致するように、アダプタ
70の先端に取り付けられている。また、支持具60
は、接触型磁気ヘッド50のほぼ重心位置に押圧力を付
与するためのピボットスプリング62と、接触型磁気ヘ
ッド50を支持するための支持ビーム64からなってい
る。
【0035】図3に、ピボットスプリング62の拡大図
を示す。図3において、ピボットスプリング62は、基
部62aと、基部62aの両側端から斜め前方に延設さ
れる2本の腕部62d、62dと、腕部62d、62d
先端に設けられる押圧部62fからなっている。また、
ピボットスプリング62には、厚さ18〜20μmのス
テンレス鋼製の薄板が用いられている。
を示す。図3において、ピボットスプリング62は、基
部62aと、基部62aの両側端から斜め前方に延設さ
れる2本の腕部62d、62dと、腕部62d、62d
先端に設けられる押圧部62fからなっている。また、
ピボットスプリング62には、厚さ18〜20μmのス
テンレス鋼製の薄板が用いられている。
【0036】基部62aは、そのほぼ中央に配線窓62
bが設けられ、配線窓62bの両側には、溶接の際の位
置決めに用いられる2つの貫通孔62c、62cが設け
られている。また、腕部62d、62dは、細長い短冊
状に形成され、基部62a近傍の屈曲部62eにおい
て、所定の屈曲角α1(例えば、8°〜12゜)で下方
に折り曲げられている。
bが設けられ、配線窓62bの両側には、溶接の際の位
置決めに用いられる2つの貫通孔62c、62cが設け
られている。また、腕部62d、62dは、細長い短冊
状に形成され、基部62a近傍の屈曲部62eにおい
て、所定の屈曲角α1(例えば、8°〜12゜)で下方
に折り曲げられている。
【0037】さらに、押圧部62fは、その中央部に接
触型磁気ヘッド50に押圧力を付与するための作用片6
2hが突設されている。また、押圧部62fは、屈曲部
62gにおいて、所定の屈曲角α2(例えば、8°〜1
2゜)で下方に折り曲げられている。
触型磁気ヘッド50に押圧力を付与するための作用片6
2hが突設されている。また、押圧部62fは、屈曲部
62gにおいて、所定の屈曲角α2(例えば、8°〜1
2゜)で下方に折り曲げられている。
【0038】なお、接触型磁気ヘッド50の接触走行を
安定化させるためには、支持具60全体のバネ定数を最
適化する必要がある。これは、支持構造のバネ定数が適
切でないと、磁極の摩耗速度を速めたり、あるいは接触
走行中に生じるZハイトの僅かな変動に接触型磁気ヘッ
ド50が追従できなくなるためである。従って、ピボッ
トスプリング62の厚さ、特に、腕部62d、62dの
厚さ、及び腕部62d、62dの横幅等は、所定のバネ
定数が得られるように調節すればよい。
安定化させるためには、支持具60全体のバネ定数を最
適化する必要がある。これは、支持構造のバネ定数が適
切でないと、磁極の摩耗速度を速めたり、あるいは接触
走行中に生じるZハイトの僅かな変動に接触型磁気ヘッ
ド50が追従できなくなるためである。従って、ピボッ
トスプリング62の厚さ、特に、腕部62d、62dの
厚さ、及び腕部62d、62dの横幅等は、所定のバネ
定数が得られるように調節すればよい。
【0039】また、この場合、腕部62d、62dは、
同一幅としてもよく、あるいは、基部62aから押圧部
62fに向かってその幅が減少するようにしてもよい。
また、腕部62d、62dに、バネ定数を調節するため
の多数の貫通孔を設けるようにしてもよい。さらに、屈
曲部62eの屈曲角α1及び屈曲部62gの屈曲角α 2
は、所定の押圧力が得られるように支持構造58のZハ
イトに応じて調節すればよく、特に限定されるものでは
ない。
同一幅としてもよく、あるいは、基部62aから押圧部
62fに向かってその幅が減少するようにしてもよい。
また、腕部62d、62dに、バネ定数を調節するため
の多数の貫通孔を設けるようにしてもよい。さらに、屈
曲部62eの屈曲角α1及び屈曲部62gの屈曲角α 2
は、所定の押圧力が得られるように支持構造58のZハ
イトに応じて調節すればよく、特に限定されるものでは
ない。
【0040】図4に、支持ビーム64の拡大図を示す。
図4において、支持ビーム64は、平板状を呈し、基部
64aと、基部64aから延設される腕部64dと、腕
部64d先端に設けられる装着部64iからなってい
る。
図4において、支持ビーム64は、平板状を呈し、基部
64aと、基部64aから延設される腕部64dと、腕
部64d先端に設けられる装着部64iからなってい
る。
【0041】また、支持ビーム64には、スティフナ層
65、絶縁層66及びコンダクタ層67からなる三層ラ
ミネート材が用いられている。スティフナ層65は、支
持ビーム64に剛性を持たせるためのものであり、厚さ
20〜25μmのステンレス鋼からなっている。絶縁層
66は、スティフナ層65とコンダクタ層67の絶縁を
確保するためのものであり、厚さ25〜50μmの接着
剤からなっている。また、コンダクタ層67は、接触型
磁気ヘッド50の電極となる部分であり、厚さ5〜25
μmのステンレス鋼からなっている。
65、絶縁層66及びコンダクタ層67からなる三層ラ
ミネート材が用いられている。スティフナ層65は、支
持ビーム64に剛性を持たせるためのものであり、厚さ
20〜25μmのステンレス鋼からなっている。絶縁層
66は、スティフナ層65とコンダクタ層67の絶縁を
確保するためのものであり、厚さ25〜50μmの接着
剤からなっている。また、コンダクタ層67は、接触型
磁気ヘッド50の電極となる部分であり、厚さ5〜25
μmのステンレス鋼からなっている。
【0042】基部64aは、支持ビーム64をピボット
スプリング62の底面に取り付けるための部分であり、
スティフナ層65、絶縁層66及びコンダクタ層67の
三層構造になっている。基部64aには、スティフナ層
65及び絶縁層66を貫通する2つの配線窓64b、6
4bが設けられ、配線窓64b、64bの両側には、2
つの貫通孔64c、64cが設けられている。
スプリング62の底面に取り付けるための部分であり、
スティフナ層65、絶縁層66及びコンダクタ層67の
三層構造になっている。基部64aには、スティフナ層
65及び絶縁層66を貫通する2つの配線窓64b、6
4bが設けられ、配線窓64b、64bの両側には、2
つの貫通孔64c、64cが設けられている。
【0043】これらの貫通孔64c、64cは、溶接の
際の位置決めに用いられる。すなわち、支持ビーム64
の貫通孔64c、64cと、ピボットスプリング62の
貫通孔62c、62cの中心が一致するように両者を重
ね合わせて溶接すると、配線窓62b及び配線窓64
b、64bから、支持ビーム64の最下層に位置するコ
ンダクタ層67が露出するようになっている。また、こ
の状態で支持ビーム64及びピボットスプリング62を
アダプタ70に溶接すれば、アダプタ70に設けられた
配線窓70cから、コンダクタ層67にリード線を溶接
することができるようになっている。
際の位置決めに用いられる。すなわち、支持ビーム64
の貫通孔64c、64cと、ピボットスプリング62の
貫通孔62c、62cの中心が一致するように両者を重
ね合わせて溶接すると、配線窓62b及び配線窓64
b、64bから、支持ビーム64の最下層に位置するコ
ンダクタ層67が露出するようになっている。また、こ
の状態で支持ビーム64及びピボットスプリング62を
アダプタ70に溶接すれば、アダプタ70に設けられた
配線窓70cから、コンダクタ層67にリード線を溶接
することができるようになっている。
【0044】支持ビーム64の腕部64dは、Zハイト
の変動を吸収するための部分であり、剛体部64fと、
剛体部64fの両側に設けられる柔軟部64e、64g
からなっている。また、腕部64dの横幅は、基部64
aから装着部64iに向かうに従って狭くなっている。
そのため、腕部64dは、上下方向については柔軟性に
富み、かつ、横方向から力が加わっても変形しにくい構
造になっている。
の変動を吸収するための部分であり、剛体部64fと、
剛体部64fの両側に設けられる柔軟部64e、64g
からなっている。また、腕部64dの横幅は、基部64
aから装着部64iに向かうに従って狭くなっている。
そのため、腕部64dは、上下方向については柔軟性に
富み、かつ、横方向から力が加わっても変形しにくい構
造になっている。
【0045】基部64aと剛体部64fの中間に設けら
れる柔軟部64eは、幅広のコンダクタ層67のみから
なり、その中央には、上下方向の柔軟性を増すための多
数の貫通孔64h、64hが設けられている。剛体部6
4fは、上下方向及び横方向の変形を抑制するために、
スティフナ層65、絶縁層66及びコンダクタ層67の
三層からなっている。さらに、剛体部64fと装着部6
4iの間に形成される柔軟部64gは、上下方向の柔軟
性を増すために、コンダクタ層67のみからなる細長い
短冊状に形成されている。
れる柔軟部64eは、幅広のコンダクタ層67のみから
なり、その中央には、上下方向の柔軟性を増すための多
数の貫通孔64h、64hが設けられている。剛体部6
4fは、上下方向及び横方向の変形を抑制するために、
スティフナ層65、絶縁層66及びコンダクタ層67の
三層からなっている。さらに、剛体部64fと装着部6
4iの間に形成される柔軟部64gは、上下方向の柔軟
性を増すために、コンダクタ層67のみからなる細長い
短冊状に形成されている。
【0046】ここで、基部64aと腕部64dとの結合
面と、腕部64dの側面のなす角(以下、これを「根元
角」といい、図4中、「β」と表示。)は、76゜以下
とすることが望ましい。根元角βは、さらに好ましく
は、45゜である。これは、支持ビーム64がアダプタ
70の長手方向に取り付けられているために、接触走行
時に支持ビーム64は横方向から力を受けることになる
が、根元角βが大きくなりすぎると、支持ビーム64が
横振動し、安定した記録・再生が困難になるためであ
る。
面と、腕部64dの側面のなす角(以下、これを「根元
角」といい、図4中、「β」と表示。)は、76゜以下
とすることが望ましい。根元角βは、さらに好ましく
は、45゜である。これは、支持ビーム64がアダプタ
70の長手方向に取り付けられているために、接触走行
時に支持ビーム64は横方向から力を受けることになる
が、根元角βが大きくなりすぎると、支持ビーム64が
横振動し、安定した記録・再生が困難になるためであ
る。
【0047】支持ビーム64先端に設けられる装着部6
4iは、接触型磁気ヘッド50を装着するための部分で
あり、スティフナ層65、絶縁層66及びコンダクタ層
67の三層構造になっている。装着部64iには、コン
ダクタ層67からなる2つの溶接部64k、64kが設
けられ、各溶接部64k、64kは、接触型磁気ヘッド
50のAuパッド50b、50bに接続されている。ま
た、装着部64iには、スティフナ層65及び絶縁層6
6を貫通する溶接窓64jが設けられ、溶接窓64jを
通して溶接部64k、64kの溶接ができるようになっ
ている。
4iは、接触型磁気ヘッド50を装着するための部分で
あり、スティフナ層65、絶縁層66及びコンダクタ層
67の三層構造になっている。装着部64iには、コン
ダクタ層67からなる2つの溶接部64k、64kが設
けられ、各溶接部64k、64kは、接触型磁気ヘッド
50のAuパッド50b、50bに接続されている。ま
た、装着部64iには、スティフナ層65及び絶縁層6
6を貫通する溶接窓64jが設けられ、溶接窓64jを
通して溶接部64k、64kの溶接ができるようになっ
ている。
【0048】図5に、支持ビーム64を構成するスティ
フナ層65、絶縁層66及びコンダクタ層67の分解平
面図を示す。支持ビーム64は、図5に示すように、コ
ンダクタ層67からなる第1電極67bと、第2電極6
7cとを、支持ビーム64の基部64a、剛体部64f
及び装着部64iにおいて、それぞれ、絶縁層66を介
して、スティフナ層65で連結したものである。
フナ層65、絶縁層66及びコンダクタ層67の分解平
面図を示す。支持ビーム64は、図5に示すように、コ
ンダクタ層67からなる第1電極67bと、第2電極6
7cとを、支持ビーム64の基部64a、剛体部64f
及び装着部64iにおいて、それぞれ、絶縁層66を介
して、スティフナ層65で連結したものである。
【0049】また、支持ビーム64の基部64aを構成
する絶縁層66の基部66a及びコンダクタ層67の基
部67aには、各4個の切り欠き66d、…及び切り欠
き67d、…が設けられている。支持ビーム64の溶接
は、これらの切り欠き66d、…及び67d、…から露
出しているスティフナ層65の部分で行われる。
する絶縁層66の基部66a及びコンダクタ層67の基
部67aには、各4個の切り欠き66d、…及び切り欠
き67d、…が設けられている。支持ビーム64の溶接
は、これらの切り欠き66d、…及び67d、…から露
出しているスティフナ層65の部分で行われる。
【0050】なお、支持ビーム64の長さは、支持構造
58が使用される磁気ディスク14の大きさ等に応じ
て、任意に定めることができる。また、支持ビーム64
は、図3に示すように、無負荷状態において平板状を呈
するものでもよいが、柔軟部64eのいずれかにおいて
所定の屈曲角で下方に折り曲げ、柔軟部64gのいずれ
かにおいて所定の屈曲角で上方に折り曲げたものでもよ
い。支持ビーム64を予めこのようにで折り曲げておく
と、接触型磁気ヘッド50が磁気ディスク14に接触し
たときに発生するローリング方向のトルクを軽減できる
という利点がある。
58が使用される磁気ディスク14の大きさ等に応じ
て、任意に定めることができる。また、支持ビーム64
は、図3に示すように、無負荷状態において平板状を呈
するものでもよいが、柔軟部64eのいずれかにおいて
所定の屈曲角で下方に折り曲げ、柔軟部64gのいずれ
かにおいて所定の屈曲角で上方に折り曲げたものでもよ
い。支持ビーム64を予めこのようにで折り曲げておく
と、接触型磁気ヘッド50が磁気ディスク14に接触し
たときに発生するローリング方向のトルクを軽減できる
という利点がある。
【0051】また、接触型磁気ヘッド50は、図12に
示す接触型磁気ヘッド50と同様の構成を有するもので
ある。すなわち、接触型磁気ヘッド50は、リソグラフ
ィ技術を用いて作製された誘導型の薄膜磁気ヘッドであ
り、ヘッドチップ50aの内部には、磁気情報の記録・
再生を行うための磁気回路(図示せず)が形成されてい
る。
示す接触型磁気ヘッド50と同様の構成を有するもので
ある。すなわち、接触型磁気ヘッド50は、リソグラフ
ィ技術を用いて作製された誘導型の薄膜磁気ヘッドであ
り、ヘッドチップ50aの内部には、磁気情報の記録・
再生を行うための磁気回路(図示せず)が形成されてい
る。
【0052】また、磁気回路の周囲に形成されたコイル
(図示せず)の両端は、ヘッドチップ50aの上面に形
成されたAuパッド50bに接続されている。さらに、
ヘッドチップ50aの底面には、磁極を有する磁極パッ
ド52aと、磁極パッド52aの接触状態を安定化させ
るための2つの補助パッド52b、52bが設けられて
いる。
(図示せず)の両端は、ヘッドチップ50aの上面に形
成されたAuパッド50bに接続されている。さらに、
ヘッドチップ50aの底面には、磁極を有する磁極パッ
ド52aと、磁極パッド52aの接触状態を安定化させ
るための2つの補助パッド52b、52bが設けられて
いる。
【0053】さらに、接触型磁気ヘッド50は、図4に
示すように、接触型磁気ヘッド50の走行方向と支持ビ
ーム64の長手方向がほぼ直角となるように、支持ビー
ム64の先端に溶接されている。すなわち、磁極パッド
52aは、ディスク回転方向に対して上流側に配置さ
れ、2つの補助パッド52b、52bは、ディスク回転
方向に対して下流側に配置されている。
示すように、接触型磁気ヘッド50の走行方向と支持ビ
ーム64の長手方向がほぼ直角となるように、支持ビー
ム64の先端に溶接されている。すなわち、磁極パッド
52aは、ディスク回転方向に対して上流側に配置さ
れ、2つの補助パッド52b、52bは、ディスク回転
方向に対して下流側に配置されている。
【0054】次に、図1〜図5に示す支持構造58によ
り支持された接触型磁気ヘッド50の使用方法の一例に
ついて説明する。図6(a)に示すように、フロッピー
ディスク10をディスクドライブ16内に投入すると、
カバー(図示せず)がスライドして、フロッピーディス
ク10の上下に設けられた窓(図示せず)が開く。
り支持された接触型磁気ヘッド50の使用方法の一例に
ついて説明する。図6(a)に示すように、フロッピー
ディスク10をディスクドライブ16内に投入すると、
カバー(図示せず)がスライドして、フロッピーディス
ク10の上下に設けられた窓(図示せず)が開く。
【0055】次いで、図6(b)に示すように、フロッ
ピーディスク10をスピンドル17にセットする。トラ
ッキング機構20の固定部20aにはベースプレート7
3が取り付けられ、ベースプレート73の先端には、ア
ダプタ71及び支持具61を介して接触型磁気ヘッド5
1(アップフェイスヘッド)が設けられているので、フ
ロッピーディスク10をスピンドル17にセットするこ
とにより、接触型磁気ヘッド51(アップフェイスヘッ
ド)が磁気ディスク14の下面と接触する。
ピーディスク10をスピンドル17にセットする。トラ
ッキング機構20の固定部20aにはベースプレート7
3が取り付けられ、ベースプレート73の先端には、ア
ダプタ71及び支持具61を介して接触型磁気ヘッド5
1(アップフェイスヘッド)が設けられているので、フ
ロッピーディスク10をスピンドル17にセットするこ
とにより、接触型磁気ヘッド51(アップフェイスヘッ
ド)が磁気ディスク14の下面と接触する。
【0056】次いで、図6(c)に示すように、トラッ
キング機構20の可動部20bを下方に回動させる。可
動部20bにはベースプレート72が取り付けられ、ベ
ースプレート72の先端には、アダプタ70及び支持具
60を介して接触型磁気ヘッド50(ダウンフェイスヘ
ッド)が設けられているので、可動部20bを回動させ
ることにより、接触型磁気ヘッド50(ダウンフェイス
ヘッド)が磁気ディスク14の上面に接触する。この状
態から、スピンドル17を回転させる。
キング機構20の可動部20bを下方に回動させる。可
動部20bにはベースプレート72が取り付けられ、ベ
ースプレート72の先端には、アダプタ70及び支持具
60を介して接触型磁気ヘッド50(ダウンフェイスヘ
ッド)が設けられているので、可動部20bを回動させ
ることにより、接触型磁気ヘッド50(ダウンフェイス
ヘッド)が磁気ディスク14の上面に接触する。この状
態から、スピンドル17を回転させる。
【0057】そして、図6(d)に示すように、磁気デ
ィスク14を2つの接触型磁気ヘッド50、51で挟ん
だ状態で、トラッキング機構20を矢印C方向に進退動
させる。これにより、接触型磁気ヘッド50、51が所
定のトラック上に移動し、磁気情報の記録、再生が行わ
れる。
ィスク14を2つの接触型磁気ヘッド50、51で挟ん
だ状態で、トラッキング機構20を矢印C方向に進退動
させる。これにより、接触型磁気ヘッド50、51が所
定のトラック上に移動し、磁気情報の記録、再生が行わ
れる。
【0058】次に、本発明の実施の形態に係る支持構造
58の作用について説明する。まず、図7(b)に示す
ように、ピボットスプリング62及び支持ビーム64か
らなる支持具60を、アダプタ70の長手方向と直角方
向に取り付け、支持ビーム64の長手方向と接触型磁気
ヘッド50の走行方向が一致するように、接触型磁気ヘ
ッド50を支持具60に取り付けた場合について考え
る。
58の作用について説明する。まず、図7(b)に示す
ように、ピボットスプリング62及び支持ビーム64か
らなる支持具60を、アダプタ70の長手方向と直角方
向に取り付け、支持ビーム64の長手方向と接触型磁気
ヘッド50の走行方向が一致するように、接触型磁気ヘ
ッド50を支持具60に取り付けた場合について考え
る。
【0059】アダプタ70にピボットスプリング62と
支持ビーム64を溶接した場合において、ピボットスプ
リング62による押圧力がない状態では、支持ビーム6
4は、図7(a)に一点鎖線で示すように、磁気ディス
ク14に対して平行になっている。
支持ビーム64を溶接した場合において、ピボットスプ
リング62による押圧力がない状態では、支持ビーム6
4は、図7(a)に一点鎖線で示すように、磁気ディス
ク14に対して平行になっている。
【0060】このような支持ビーム64の先端に取り付
けられた接触型磁気ヘッド50に対し、ピボットスプリ
ング62を用いて押圧力を付与すると、図7(a)に実
線で示すように、支持ビーム64が撓み、接触型磁気ヘ
ッド50は、△Zだけ下方に押し下げられて磁気ディス
ク14と接触する。
けられた接触型磁気ヘッド50に対し、ピボットスプリ
ング62を用いて押圧力を付与すると、図7(a)に実
線で示すように、支持ビーム64が撓み、接触型磁気ヘ
ッド50は、△Zだけ下方に押し下げられて磁気ディス
ク14と接触する。
【0061】この時、接触型磁気ヘッド50には、図7
(c)に示すように、ピボットスプリング62による下
向きの荷重Fと、支持ビーム64による上向きの反力R
と、支持ビーム64の撓みに起因するピッチング方向の
トルクMが作用する。
(c)に示すように、ピボットスプリング62による下
向きの荷重Fと、支持ビーム64による上向きの反力R
と、支持ビーム64の撓みに起因するピッチング方向の
トルクMが作用する。
【0062】ここで、磁極パッド52aが磁気ディスク
14から受ける垂直反力をNAとし、2つの補助パッド
52b、52bが磁気ディスク14から受ける垂直反力
の総和をNiとおく。さらに、補助パッド52bから反
力Rが作用する点までの距離をli、磁極パッド52a
から反力Rが作用する点までの距離をla、反力Rが作
用する点から荷重Fが作用する点までの距離をlとおく
と、力のつり合い及びトルクのつり合いから、NA及び
Niは、それぞれ、次の数1の式及び数2の式のように
表すことができる。
14から受ける垂直反力をNAとし、2つの補助パッド
52b、52bが磁気ディスク14から受ける垂直反力
の総和をNiとおく。さらに、補助パッド52bから反
力Rが作用する点までの距離をli、磁極パッド52a
から反力Rが作用する点までの距離をla、反力Rが作
用する点から荷重Fが作用する点までの距離をlとおく
と、力のつり合い及びトルクのつり合いから、NA及び
Niは、それぞれ、次の数1の式及び数2の式のように
表すことができる。
【0063】
【数1】NA={F・(li+l)−R・li−M}/
(la+li)
(la+li)
【0064】
【数2】Ni={F・(la−l)−R・la+M}/
(la+li)
(la+li)
【0065】ところで、支持ビーム64は、その一端が
アダプタ70に固定された片持ち梁と考えることができ
る。一般に、片持ち梁に発生するトルクは、梁の垂直方
向変位に比例するので、支持構造のZハイトが組み立て
公差内で変動し、これに応じて△Zが変動した場合に
は、数1の式及び数2の式におけるトルクMが変動する
ことになる。従って、NA及びNiがほぼ等しくなるよ
うに支持構造を設計した場合であっても、Zハイトが公
差範囲内で変動すれば、これに応じて、磁極パッド52
aに作用する垂直反力NAも変動することがわかる。
アダプタ70に固定された片持ち梁と考えることができ
る。一般に、片持ち梁に発生するトルクは、梁の垂直方
向変位に比例するので、支持構造のZハイトが組み立て
公差内で変動し、これに応じて△Zが変動した場合に
は、数1の式及び数2の式におけるトルクMが変動する
ことになる。従って、NA及びNiがほぼ等しくなるよ
うに支持構造を設計した場合であっても、Zハイトが公
差範囲内で変動すれば、これに応じて、磁極パッド52
aに作用する垂直反力NAも変動することがわかる。
【0066】また、一般に、片持ち梁の曲げ剛性が同一
である場合、同一の垂直方向変位を生じさせるに必要な
トルクMは、梁の長さが短くなるほど大きくなる。従っ
て、Zハイト及びZハイトの公差範囲を同一にしたま
ま、ビームの長さのみを短くした場合には、Zハイトの
僅かな変動によって数1の式及び数2の式におけるトル
クMが大きく変動し、安定した接触走行が困難になるこ
とがわかる。
である場合、同一の垂直方向変位を生じさせるに必要な
トルクMは、梁の長さが短くなるほど大きくなる。従っ
て、Zハイト及びZハイトの公差範囲を同一にしたま
ま、ビームの長さのみを短くした場合には、Zハイトの
僅かな変動によって数1の式及び数2の式におけるトル
クMが大きく変動し、安定した接触走行が困難になるこ
とがわかる。
【0067】実際に、図3〜図5に示すような構造を有
し、支持ビーム64の実質長さ(基部64aと腕部64
dの境目から装着部64iの先端までの距離)が5mm
である支持具60について、有限要素法モデルを用いて
反力R及びトルクMを求めると、次の数3の式及び数4
の式に示す関係式が得られる。
し、支持ビーム64の実質長さ(基部64aと腕部64
dの境目から装着部64iの先端までの距離)が5mm
である支持具60について、有限要素法モデルを用いて
反力R及びトルクMを求めると、次の数3の式及び数4
の式に示す関係式が得られる。
【0068】
【数3】R=152.3(mgf/mm)×△Z(m
m)
m)
【0069】
【数4】M=160.9(mgf)×△Z(mm)
【0070】ピボットスプリング62による荷重Fの大
きさも、同様に有限要素法モデルを用いて計算できるの
で、接触型磁気ヘッド50の標準設定位置(誤差なく組
み立てられ場合のZハイト)を0.1776mm、支持
構造58に許容されるZハイトの設定誤差を±0.12
7mmとし、これらを用いて、数1の式及び数2の式よ
り、垂直反力NA及びNiを求めると、次の表1に示す
結果が得られる。
きさも、同様に有限要素法モデルを用いて計算できるの
で、接触型磁気ヘッド50の標準設定位置(誤差なく組
み立てられ場合のZハイト)を0.1776mm、支持
構造58に許容されるZハイトの設定誤差を±0.12
7mmとし、これらを用いて、数1の式及び数2の式よ
り、垂直反力NA及びNiを求めると、次の表1に示す
結果が得られる。
【0071】
【表1】
【0072】表1より、支持ビーム64の実質長さを5
mmとすれば、Zハイトが設定誤差の範囲内で変動して
も、NA/Ni比は、0.77〜1.79の範囲に納ま
っていることがわかる。これは、支持ビーム64の実質
長さがZハイトの設定誤差に対して相対的に長いので、
Zハイトの変動に起因するトルクMの変動幅が比較的小
さかったためである。実際に、NA/Ni比が表1の範
囲内にある場合には、安定した接触走行が可能である点
は、本件出願人により確認されている。
mmとすれば、Zハイトが設定誤差の範囲内で変動して
も、NA/Ni比は、0.77〜1.79の範囲に納ま
っていることがわかる。これは、支持ビーム64の実質
長さがZハイトの設定誤差に対して相対的に長いので、
Zハイトの変動に起因するトルクMの変動幅が比較的小
さかったためである。実際に、NA/Ni比が表1の範
囲内にある場合には、安定した接触走行が可能である点
は、本件出願人により確認されている。
【0073】しかしながら、汎用されている3.5イン
チフロッピーディスクの窓幅は、上述したように、規格
により8mmと定められているので、実質長さが5mm
である支持ビーム64をそのままアダプタ70に取り付
けた場合には、接触型磁気ヘッド50先端にスキュー角
が発生する。一方、スキュー角の発生を避けるために支
持ビーム64の長さを短くした場合には、Zハイトの単
位変動量に対するトルクMの変動幅が増大し、接触走行
の不安定化を招く。
チフロッピーディスクの窓幅は、上述したように、規格
により8mmと定められているので、実質長さが5mm
である支持ビーム64をそのままアダプタ70に取り付
けた場合には、接触型磁気ヘッド50先端にスキュー角
が発生する。一方、スキュー角の発生を避けるために支
持ビーム64の長さを短くした場合には、Zハイトの単
位変動量に対するトルクMの変動幅が増大し、接触走行
の不安定化を招く。
【0074】さらに、2インチ以下の小型のフロッピー
ディスク対して図3〜図5に示す支持具60を適用し、
かつスキュー角が付かないようにするためには、支持ビ
ーム64の実質長さを2.5mm以下とする必要があ
る。この時に接触型磁気ヘッド50に作用するトルク
は、数2の式で表されるトルクMの2倍以上になること
が計算により求められる。このような系について、上述
と同様の計算を行うと、Zハイトが標準設定位置より±
0.05mm変動しただけで、垂直反力NA又はN iの
いずれか一方が0となり、安定した接触走行が困難にな
ることがわかる。
ディスク対して図3〜図5に示す支持具60を適用し、
かつスキュー角が付かないようにするためには、支持ビ
ーム64の実質長さを2.5mm以下とする必要があ
る。この時に接触型磁気ヘッド50に作用するトルク
は、数2の式で表されるトルクMの2倍以上になること
が計算により求められる。このような系について、上述
と同様の計算を行うと、Zハイトが標準設定位置より±
0.05mm変動しただけで、垂直反力NA又はN iの
いずれか一方が0となり、安定した接触走行が困難にな
ることがわかる。
【0075】実際には、磁気ディスク14の記録・再生
を行う際には、図6に例示したように、2つの接触型磁
気ヘッド50、51で柔軟な磁気ディスク14を挟んだ
状態でトラッキングが行われ、上下の接触型磁気ヘッド
50、51が協調するので、必ずしも、Zハイトの設定
誤差の範囲内において、常に垂直反力NA及びNiがプ
ラスである必要はないが、支持構造の組立誤差を±0.
05mmに設定するのは、実用的ではなく、仮に可能で
あったとしても高コスト化を招く。
を行う際には、図6に例示したように、2つの接触型磁
気ヘッド50、51で柔軟な磁気ディスク14を挟んだ
状態でトラッキングが行われ、上下の接触型磁気ヘッド
50、51が協調するので、必ずしも、Zハイトの設定
誤差の範囲内において、常に垂直反力NA及びNiがプ
ラスである必要はないが、支持構造の組立誤差を±0.
05mmに設定するのは、実用的ではなく、仮に可能で
あったとしても高コスト化を招く。
【0076】これに対し、本発明に係る支持構造58
は、図8(b)に示すように、支持ビーム64がアダプ
タ70の長手方向に向かって取り付けられ、かつ、接触
型磁気ヘッド50の走行方向が支持ビーム64の長手方
向とほぼ直角になるように、接触型磁気ヘッドが取り付
けられている。そのため、図8(a)に示すように、ピ
ボットスプリング62を用いて支持ビーム64先端の接
触型磁気ヘッド50を押圧した場合には、接触型磁気ヘ
ッド50には、図8(c)に示すように、ピボットスプ
リング62による下向きの荷重Fと、支持ビーム64に
よる上向きの反力Rと、支持ビーム64の撓みに起因す
るローリング方向のトルクMが作用する。
は、図8(b)に示すように、支持ビーム64がアダプ
タ70の長手方向に向かって取り付けられ、かつ、接触
型磁気ヘッド50の走行方向が支持ビーム64の長手方
向とほぼ直角になるように、接触型磁気ヘッドが取り付
けられている。そのため、図8(a)に示すように、ピ
ボットスプリング62を用いて支持ビーム64先端の接
触型磁気ヘッド50を押圧した場合には、接触型磁気ヘ
ッド50には、図8(c)に示すように、ピボットスプ
リング62による下向きの荷重Fと、支持ビーム64に
よる上向きの反力Rと、支持ビーム64の撓みに起因す
るローリング方向のトルクMが作用する。
【0077】図8(c)に示すような力及びトルクが作
用する接触型磁気ヘッド50について、上述と同様の手
順に従い、Zハイトの変動に伴う垂直反力NA及びNi
の変動を求めると、次の表2の結果が得られる。なお、
表2では、表1と異なり、左右の補助パッド52bに発
生する垂直反力Ni(右)及びNi(左)をそれぞれ個
別に求めている。また、接触型磁気ヘッド50の取り付
け方向以外の形状データ、すなわち、ピボットスプリン
グ62の形状、厚さ、支持ビーム64の、形状、実質長
さ、厚さ等は、表1と同一の条件としている。
用する接触型磁気ヘッド50について、上述と同様の手
順に従い、Zハイトの変動に伴う垂直反力NA及びNi
の変動を求めると、次の表2の結果が得られる。なお、
表2では、表1と異なり、左右の補助パッド52bに発
生する垂直反力Ni(右)及びNi(左)をそれぞれ個
別に求めている。また、接触型磁気ヘッド50の取り付
け方向以外の形状データ、すなわち、ピボットスプリン
グ62の形状、厚さ、支持ビーム64の、形状、実質長
さ、厚さ等は、表1と同一の条件としている。
【0078】
【表2】
【0079】表2より、本発明に係る支持構造58によ
れば、Zハイトが設定誤差の範囲内で変動しても、補助
パッド52bに加わる垂直反力の総和N
itotal(=N i(右)+Ni(左))に対する磁
極パッド52aに加わる垂直反力NAの比がほとんど変
動しないことがわかる。また、磁極パッド52aに加わ
る垂直反力N Aは、Zハイトの変動に伴い大きく変動す
るが、その変動幅は、表1に比較して狭くなっているこ
とがわかる。
れば、Zハイトが設定誤差の範囲内で変動しても、補助
パッド52bに加わる垂直反力の総和N
itotal(=N i(右)+Ni(左))に対する磁
極パッド52aに加わる垂直反力NAの比がほとんど変
動しないことがわかる。また、磁極パッド52aに加わ
る垂直反力N Aは、Zハイトの変動に伴い大きく変動す
るが、その変動幅は、表1に比較して狭くなっているこ
とがわかる。
【0080】これは、接触型磁気ヘッド50の走行方向
と支持ビーム64の長手方向がほぼ直角をなすように、
接触型磁気ヘッド50が支持ビーム64に取り付けられ
ているために、接触型磁気ヘッド50のピッチング方向
に発生するトルクが極めて小さくなるためである。その
ため、Zハイトの公差範囲を広く設定した場合であって
も、接触型磁気ヘッド50の接触走行が安定化する。ま
た、磁極パッド52aに過度の荷重が加わることもない
ので、磁極パッド52aの摩耗も抑制される。
と支持ビーム64の長手方向がほぼ直角をなすように、
接触型磁気ヘッド50が支持ビーム64に取り付けられ
ているために、接触型磁気ヘッド50のピッチング方向
に発生するトルクが極めて小さくなるためである。その
ため、Zハイトの公差範囲を広く設定した場合であって
も、接触型磁気ヘッド50の接触走行が安定化する。ま
た、磁極パッド52aに過度の荷重が加わることもない
ので、磁極パッド52aの摩耗も抑制される。
【0081】なお、表2より、Zハイトの変動に応じ
て、左右の補助パッド52bの垂直反力Ni(右)及び
Ni(左)が大きく変動していることがわかる。これ
は、支持ビーム64の撓みに起因するトルクが、接触型
磁気ヘッド50のローリング方向に作用したためであ
る。
て、左右の補助パッド52bの垂直反力Ni(右)及び
Ni(左)が大きく変動していることがわかる。これ
は、支持ビーム64の撓みに起因するトルクが、接触型
磁気ヘッド50のローリング方向に作用したためであ
る。
【0082】しかしながら、本発明に係る支持構造58
は、支持ビーム64がアダプタ70の長手方向に向かっ
て取り付けられているので、トランスバース方式が採用
される汎用のフロッピーディスクに対して本発明を適用
するに際し、支持ビーム64の長さがフロッピーディス
クの窓幅の制約を受けることはない。
は、支持ビーム64がアダプタ70の長手方向に向かっ
て取り付けられているので、トランスバース方式が採用
される汎用のフロッピーディスクに対して本発明を適用
するに際し、支持ビーム64の長さがフロッピーディス
クの窓幅の制約を受けることはない。
【0083】そのため、支持ビーム64の実質長さを任
意に定めることができ、左右の補助パッド52bの垂直
反力Ni(右)及びNi(左)のいずれか一方が0とな
らないようにすることは容易である。
意に定めることができ、左右の補助パッド52bの垂直
反力Ni(右)及びNi(左)のいずれか一方が0とな
らないようにすることは容易である。
【0084】さらに、支持ビーム64がアダプタ70の
長手方向に向かって取り付けられているために、支持ビ
ーム64の実質長さを短くすることなく支持ビーム64
の横幅のみを狭くすることも容易にできる。そのため、
本発明に係る支持構造58は、窓幅の狭い小型のフロッ
ピーディスクに対しても適用可能となり、これによって
安定した接触走行と磁極の摩耗の抑制を両立させること
ができる。
長手方向に向かって取り付けられているために、支持ビ
ーム64の実質長さを短くすることなく支持ビーム64
の横幅のみを狭くすることも容易にできる。そのため、
本発明に係る支持構造58は、窓幅の狭い小型のフロッ
ピーディスクに対しても適用可能となり、これによって
安定した接触走行と磁極の摩耗の抑制を両立させること
ができる。
【0085】なお、ピボットスプリング62による押圧
力が接触型磁気ヘッド50の重心位置付近に作用するよ
うな支持構造とする場合、磁極パッド52aには、若干
のギャップセンターオフセットが発生する。しかしなが
ら、このギャップセンタオフセットに起因するスキュー
角は、支持ビーム64をアダプタ70の長手方向に対し
て直角に取り付ける場合(図7参照)に比して小さく、
実用上支障はない。
力が接触型磁気ヘッド50の重心位置付近に作用するよ
うな支持構造とする場合、磁極パッド52aには、若干
のギャップセンターオフセットが発生する。しかしなが
ら、このギャップセンタオフセットに起因するスキュー
角は、支持ビーム64をアダプタ70の長手方向に対し
て直角に取り付ける場合(図7参照)に比して小さく、
実用上支障はない。
【0086】以上、本発明の実施の形態について詳細に
説明したが、本発明は、上記実施の形態に何ら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の改変が可能である。
説明したが、本発明は、上記実施の形態に何ら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の改変が可能である。
【0087】例えば、上記実施の形態では、本発明に係
る接触型磁気ヘッドの支持構造をトランスバース方式が
採用されるフロッピーディスクに適用した場合について
主に説明したが、本発明の適用範囲は、フロッピーディ
スク用の支持構造に何ら限定されるものではなく、磁気
テープ用の支持構造や、インライン方式が採用されるハ
ードディスク用の支持構造としても適用可能である。
る接触型磁気ヘッドの支持構造をトランスバース方式が
採用されるフロッピーディスクに適用した場合について
主に説明したが、本発明の適用範囲は、フロッピーディ
スク用の支持構造に何ら限定されるものではなく、磁気
テープ用の支持構造や、インライン方式が採用されるハ
ードディスク用の支持構造としても適用可能である。
【0088】また、上記実施の形態では、接触型磁気ヘ
ッドとして誘導型の磁気ヘッドを用いた例について説明
したが、接触型磁気ヘッドとして、記録用には誘導コイ
ルを用いた磁気回路を使用し、再生用にはMR素子を用
いる、いわゆるMRヘッドを用いてもよい。この場合、
電極は合計4個必要となるので、コンダクタ層67を用
いて互いに絶縁された4個の電極を形成し、これらの電
極をスティフナ層65及び絶縁層66により固定した支
持ビームを用いるとよい。
ッドとして誘導型の磁気ヘッドを用いた例について説明
したが、接触型磁気ヘッドとして、記録用には誘導コイ
ルを用いた磁気回路を使用し、再生用にはMR素子を用
いる、いわゆるMRヘッドを用いてもよい。この場合、
電極は合計4個必要となるので、コンダクタ層67を用
いて互いに絶縁された4個の電極を形成し、これらの電
極をスティフナ層65及び絶縁層66により固定した支
持ビームを用いるとよい。
【0089】また、上記実施の形態では、ピボットスプ
リング62と支持ビーム64からなる支持具60を用い
て、接触型磁気ヘッド50を支持しているが、弾性材料
からなる支持ビームのみを備えた支持具を用いて接触型
磁気ヘッド50を支持するようにしてもよく、これによ
り上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
リング62と支持ビーム64からなる支持具60を用い
て、接触型磁気ヘッド50を支持しているが、弾性材料
からなる支持ビームのみを備えた支持具を用いて接触型
磁気ヘッド50を支持するようにしてもよく、これによ
り上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0090】
【発明の効果】本発明は、支持ビームがアダプタの長手
方向に向かって延設されるように、支持具をアダプタに
取り付け、接触型磁気ヘッドの走行方向が支持ビームの
長手方向に対してほぼ直角となるように、支持具の先端
に接触型磁気ヘッドを取り付けたので、接触型磁気ヘッ
ドのピッチング方向に発生するトルクが小さくなるとい
う効果がある。また、これによってZハイトの公差範囲
が広い場合であっても、磁極パッドに加わる荷重の変動
が小さくなり、接触走行が安定化するという効果があ
る。さらに、磁極パッドに過度の荷重が加わることもな
いので、磁極の摩耗も抑制されるという効果がある。
方向に向かって延設されるように、支持具をアダプタに
取り付け、接触型磁気ヘッドの走行方向が支持ビームの
長手方向に対してほぼ直角となるように、支持具の先端
に接触型磁気ヘッドを取り付けたので、接触型磁気ヘッ
ドのピッチング方向に発生するトルクが小さくなるとい
う効果がある。また、これによってZハイトの公差範囲
が広い場合であっても、磁極パッドに加わる荷重の変動
が小さくなり、接触走行が安定化するという効果があ
る。さらに、磁極パッドに過度の荷重が加わることもな
いので、磁極の摩耗も抑制されるという効果がある。
【0091】また、支持具は、支持ビームがアダプタの
長手方向に向かって延設されるように、アダプタに取り
付けられているので、アダプタの横幅に合わせて支持ビ
ームの長さを短くする必要がない。そのため、フロッピ
ーディスク等、トランスバース方式が採用される磁気記
録媒体、さらには、窓幅の狭い小型の磁気記録媒体に本
発明を適用した場合であっても、安定した接触走行が可
能となり、磁極の摩耗も抑制されるという効果がある。
長手方向に向かって延設されるように、アダプタに取り
付けられているので、アダプタの横幅に合わせて支持ビ
ームの長さを短くする必要がない。そのため、フロッピ
ーディスク等、トランスバース方式が採用される磁気記
録媒体、さらには、窓幅の狭い小型の磁気記録媒体に本
発明を適用した場合であっても、安定した接触走行が可
能となり、磁極の摩耗も抑制されるという効果がある。
【0092】以上のように、本発明に係る接触型磁気ヘ
ッドの支持構造によれば、薄膜型の接触型磁気ヘッドを
汎用のフロッピーディスクの記録・再生に適用すること
ができるだけでなく、汎用のフロッピーディスクよりも
さらに小型の磁気記録媒体に適用することもでき、これ
によって、フロッピーディスクの記録密度を飛躍的に高
めることが可能となるものであり、産業上その効果の極
めて大きい発明である。
ッドの支持構造によれば、薄膜型の接触型磁気ヘッドを
汎用のフロッピーディスクの記録・再生に適用すること
ができるだけでなく、汎用のフロッピーディスクよりも
さらに小型の磁気記録媒体に適用することもでき、これ
によって、フロッピーディスクの記録密度を飛躍的に高
めることが可能となるものであり、産業上その効果の極
めて大きい発明である。
【図1】図1(a)は、本発明の実施の形態に係る接触
型磁気ヘッドの支持構造を示す平面図、図1(b)はそ
の正面図、図1(c)はその右側面図である。
型磁気ヘッドの支持構造を示す平面図、図1(b)はそ
の正面図、図1(c)はその右側面図である。
【図2】図1に示す支持構造に用いられるアダプタの平
面図である。
面図である。
【図3】図3(a)は、図1に示す支持構造に用いられ
るピボットスプリングの平面図、図3(b)は、その正
面図である。
るピボットスプリングの平面図、図3(b)は、その正
面図である。
【図4】図4(a)は、図1に示す支持構造に用いられ
る支持ビームの平面図であり、図4(b)は、その正面
図である。
る支持ビームの平面図であり、図4(b)は、その正面
図である。
【図5】図5(a)、図5(b)及び図5(c)は、そ
れぞれ、図4に示す支持ビームを構成するスティフナ
層、絶縁層及びコンダクタ層を示す分解平面図である。
れぞれ、図4に示す支持ビームを構成するスティフナ
層、絶縁層及びコンダクタ層を示す分解平面図である。
【図6】図1に示す支持構造の使用方法を説明する図で
ある。
ある。
【図7】図7(a)は、接触型磁気ヘッドの走行方向が
支持ビームの長手方向に対して平行になるように接触型
磁気ヘッドを支持した支持ビームの変形状態を示す正面
図、図7(b)はその平面図、図7(c)は、接触走行
時に接触型磁気ヘッドに加わる力及びトルクの関係を示
す図である。
支持ビームの長手方向に対して平行になるように接触型
磁気ヘッドを支持した支持ビームの変形状態を示す正面
図、図7(b)はその平面図、図7(c)は、接触走行
時に接触型磁気ヘッドに加わる力及びトルクの関係を示
す図である。
【図8】図8(a)は、接触型磁気ヘッドの走行方向が
支持ビームの長手方向に対してほぼ直角になるように接
触型磁気ヘッドを支持した支持ビームの変形状態を示す
正面図、図7(b)はその平面図、図7(c)は、接触
走行時に接触型磁気ヘッドに加わる力及びトルクの関係
を示す図である。
支持ビームの長手方向に対してほぼ直角になるように接
触型磁気ヘッドを支持した支持ビームの変形状態を示す
正面図、図7(b)はその平面図、図7(c)は、接触
走行時に接触型磁気ヘッドに加わる力及びトルクの関係
を示す図である。
【図9】フロッピーディスクの使用方法を説明する図で
ある。
ある。
【図10】従来型のフロッピーディスク用磁気ヘッドの
斜視図である。
斜視図である。
【図11】ハードディスクの使用方法を説明する斜視図
である。
である。
【図12】図12(a)は、薄膜型の接触型磁気ヘッド
の正面図であり、図12(b)は、その底面図であり、
図12(c)は、その右側面図である。
の正面図であり、図12(b)は、その底面図であり、
図12(c)は、その右側面図である。
【図13】図13(a)は、図12に示す接触型磁気ヘ
ッドの従来の支持構造を示す平面図であり、図13
(b)は、その正面図である。
ッドの従来の支持構造を示す平面図であり、図13
(b)は、その正面図である。
【図14】図14(a)は、インライン方式のトラッキ
ング機構をフロッピーディスクに適用した状態を示す図
であり、図14(b)は、図13に示す支持構造をトラ
ンスバース方式のトラッキング機構のアダプタに取り付
けた状態を示す図である。
ング機構をフロッピーディスクに適用した状態を示す図
であり、図14(b)は、図13に示す支持構造をトラ
ンスバース方式のトラッキング機構のアダプタに取り付
けた状態を示す図である。
【図15】接触型磁気ヘッドに発生するトルクに及ぼす
支持ビームの長さ及びZハイトの影響を説明する図であ
る。
支持ビームの長さ及びZハイトの影響を説明する図であ
る。
14 磁気ディスク 50 接触型磁気ヘッド 52a 磁極パッド(接触パッド) 60 支持具 62 ピボットスプリング 64 支持ビーム 70 アダプタ
Claims (1)
- 【請求項1】 磁極を有する磁極パッド及び該磁極パッ
ドと磁気記録媒体との接触走行を安定化させるための補
助パッドを備えた接触型磁気ヘッドと、該接触型磁気ヘ
ッドを支持する弾性材料からなる支持ビームを備えた支
持具と、該支持具を取り付けるアダプタとを備えている
接触型磁気ヘッドの支持構造において、 前記支持具は、前記支持ビームが前記アダプタの長手方
向に向かって延設されるように、前記アダプタに取り付
けられ、 前記接触型磁気ヘッドは、その走行方向が前記支持ビー
ムの長手方向に対してほぼ直角となるように、前記支持
具の先端に取り付けられていることを特徴とする接触型
磁気ヘッドの支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1115399A JP2000215629A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 接触型磁気ヘッドの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1115399A JP2000215629A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 接触型磁気ヘッドの支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000215629A true JP2000215629A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11770083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1115399A Pending JP2000215629A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 接触型磁気ヘッドの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000215629A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113470700A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-10-01 | 杭州欧彬科技有限公司 | 一种基于磁盘转动防止磁头磨损的辅助装置 |
-
1999
- 1999-01-19 JP JP1115399A patent/JP2000215629A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113470700A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-10-01 | 杭州欧彬科技有限公司 | 一种基于磁盘转动防止磁头磨损的辅助装置 |
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