JP2000215739A - ケ―ブル用介在 - Google Patents
ケ―ブル用介在Info
- Publication number
- JP2000215739A JP2000215739A JP11018132A JP1813299A JP2000215739A JP 2000215739 A JP2000215739 A JP 2000215739A JP 11018132 A JP11018132 A JP 11018132A JP 1813299 A JP1813299 A JP 1813299A JP 2000215739 A JP2000215739 A JP 2000215739A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- interposition
- polyvinyl chloride
- intervention
- sheath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、撚線間に介在させられるケーブル
用介在を提供せんとするものである。 【解決手段】 本発明は、ポリ塩化ビニル100重量
部、比重が0.94以上のポリエチレン5〜50重量部
とからなるケーブル用介在にあり、これによって、吸湿
性が小さく、乾燥工程や撚り合わせ行程が不要であると
同時に、口出し作業性及び剥離性に優れたケーブルを提
供することができる。
用介在を提供せんとするものである。 【解決手段】 本発明は、ポリ塩化ビニル100重量
部、比重が0.94以上のポリエチレン5〜50重量部
とからなるケーブル用介在にあり、これによって、吸湿
性が小さく、乾燥工程や撚り合わせ行程が不要であると
同時に、口出し作業性及び剥離性に優れたケーブルを提
供することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撚線間に介在させ
られるケーブル用介在に関するものである。
られるケーブル用介在に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2本以上の絶縁電線を撚り合わせ、この
撚線にシース(外皮)を被せてケーブル(電線も含む)
を製造する場合、撚線とシース間に隙間が生じるため、
通常この隙間に介在を入れてケーブルの真円度を確保し
ている。
撚線にシース(外皮)を被せてケーブル(電線も含む)
を製造する場合、撚線とシース間に隙間が生じるため、
通常この隙間に介在を入れてケーブルの真円度を確保し
ている。
【0003】従来、このような介在として、紙やジュー
トなどが用いられたり、押出成形される樹脂組成物など
が用いられている。
トなどが用いられたり、押出成形される樹脂組成物など
が用いられている。
【0004】このような介在に要求される特性として
は、上記真円度の他に、ケーブル内に水分が持ち込まれ
ないようにするための低い吸湿性や、ケーブル自体が重
くならないようにするための低比重化、さらには、端末
加工の際介在が引きちぎりや引っ張りによって容易に切
断できる良好な口出し作業性、この口出し時に介在が容
易に電線絶縁体やシースから剥離する良好な剥離性など
が要求される。
は、上記真円度の他に、ケーブル内に水分が持ち込まれ
ないようにするための低い吸湿性や、ケーブル自体が重
くならないようにするための低比重化、さらには、端末
加工の際介在が引きちぎりや引っ張りによって容易に切
断できる良好な口出し作業性、この口出し時に介在が容
易に電線絶縁体やシースから剥離する良好な剥離性など
が要求される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記紙やジ
ュートなどからなる介在にあっては、比重が低いもの
の、吸湿性が大きいため、乾燥工程による乾燥が必要と
なり、また、撚り合わ行程なども必要となるため、行程
数が多くなるという問題があった。
ュートなどからなる介在にあっては、比重が低いもの
の、吸湿性が大きいため、乾燥工程による乾燥が必要と
なり、また、撚り合わ行程なども必要となるため、行程
数が多くなるという問題があった。
【0006】一方、上記樹脂組成物からなる介在の場
合、ケーブル製造時に押出成形すればよく、乾燥工程や
撚り合わせ行程などが不要であるという利点があるもの
の、その配合組成によっては、例えば比重の大きい充填
剤を多量に含有させると介在自体の比重が重くなり、こ
れに伴ってケーブル自体も重くなるため、取扱い難くな
ったり、また、口出し作業時、介在を除去するため、工
具や手で介在を引きちぎったり、引っ張ったりするわけ
であるが、このとき容易に切断できなかったり、介在が
電線絶縁体やシース側に強く密着して容易に剥離するこ
とができないなどの問題があった。
合、ケーブル製造時に押出成形すればよく、乾燥工程や
撚り合わせ行程などが不要であるという利点があるもの
の、その配合組成によっては、例えば比重の大きい充填
剤を多量に含有させると介在自体の比重が重くなり、こ
れに伴ってケーブル自体も重くなるため、取扱い難くな
ったり、また、口出し作業時、介在を除去するため、工
具や手で介在を引きちぎったり、引っ張ったりするわけ
であるが、このとき容易に切断できなかったり、介在が
電線絶縁体やシース側に強く密着して容易に剥離するこ
とができないなどの問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、吸湿性が小さく、特に口出し作業性が
よく、かつ、剥離性にも優れたケーブル用介在を提供せ
んとするものである。
なされたもので、吸湿性が小さく、特に口出し作業性が
よく、かつ、剥離性にも優れたケーブル用介在を提供せ
んとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ポリ塩化ビニル100重量部、比重が0.94以上
のポリエチレン5〜50重量部とからなるケーブル用介
在にある。
は、ポリ塩化ビニル100重量部、比重が0.94以上
のポリエチレン5〜50重量部とからなるケーブル用介
在にある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のケーブル用介在は、2本
以上の絶縁電線を撚り合わせ、この撚線に例えばポリ塩
化ビニル(PVC)のシースを被せるケーブル(電線も
含む)において、シースと同種のポリ塩化ビニルをベー
スポリマーとし、このポリ塩化ビニル100重量部に対
して、比重が0.94(g/cm3 )以上で、例えば
メルトフローレシオ(MFR)が0.5(190℃)程
度のポリエチレン、すなわち高密度ポリエチレン5〜5
0重量部を添加するものである。
以上の絶縁電線を撚り合わせ、この撚線に例えばポリ塩
化ビニル(PVC)のシースを被せるケーブル(電線も
含む)において、シースと同種のポリ塩化ビニルをベー
スポリマーとし、このポリ塩化ビニル100重量部に対
して、比重が0.94(g/cm3 )以上で、例えば
メルトフローレシオ(MFR)が0.5(190℃)程
度のポリエチレン、すなわち高密度ポリエチレン5〜5
0重量部を添加するものである。
【0010】この高密度ポリエチレンの添加によって、
ベースポリマーであるポリ塩化ビニルの機械的強度が低
下し、また、同種のポリ塩化ビニルからなるシースや撚
線の電線絶縁体に対する接着力の低下が得られる。つま
り、この機械的強度の低下によって、口出し作業時、工
具や手での引きちぎりや引っ張りにより、容易に介在が
切断できるようになり、良好な口出し作業性が得られ
る。また、介在の接着力の低下によって、電線絶縁体や
シース側からの剥離が容易になり、良好な剥離性が得ら
れる。
ベースポリマーであるポリ塩化ビニルの機械的強度が低
下し、また、同種のポリ塩化ビニルからなるシースや撚
線の電線絶縁体に対する接着力の低下が得られる。つま
り、この機械的強度の低下によって、口出し作業時、工
具や手での引きちぎりや引っ張りにより、容易に介在が
切断できるようになり、良好な口出し作業性が得られ
る。また、介在の接着力の低下によって、電線絶縁体や
シース側からの剥離が容易になり、良好な剥離性が得ら
れる。
【0011】そして、この高密度ポリエチレンの添加
を、ポリ塩化ビニル100重量部に対して、5〜50重
量部としたのは、5重量部未満では、必要とされる上記
機械的強度の低下や接着力の低下が得られず、逆に50
重量部を越えるようになると、得られる介在が硬くなり
過ぎるなどの問題が生じるようになるからである。介在
が硬くなると、口出し作業性が低下すると共に、得られ
るケーブルの可撓性も低下するようになる。
を、ポリ塩化ビニル100重量部に対して、5〜50重
量部としたのは、5重量部未満では、必要とされる上記
機械的強度の低下や接着力の低下が得られず、逆に50
重量部を越えるようになると、得られる介在が硬くなり
過ぎるなどの問題が生じるようになるからである。介在
が硬くなると、口出し作業性が低下すると共に、得られ
るケーブルの可撓性も低下するようになる。
【0012】これに対して、比重が0.94(g/cm
3 )未満、例えば0.91で、メルトフローレシオ
(MFR)が0.5(190℃)程度のポリエチレン、
すなわち低密度ポリエチレンを添加した場合には、後述
するように、上記機械的強度の低下があまり得られなか
った。また、本発明で用いるポリ塩化ビニルの重合度
は、押出し成形が可能な範囲では高くても低くてもよ
く、特に限定されない。
3 )未満、例えば0.91で、メルトフローレシオ
(MFR)が0.5(190℃)程度のポリエチレン、
すなわち低密度ポリエチレンを添加した場合には、後述
するように、上記機械的強度の低下があまり得られなか
った。また、本発明で用いるポリ塩化ビニルの重合度
は、押出し成形が可能な範囲では高くても低くてもよ
く、特に限定されない。
【0013】本発明では、ベースポリマーをポリ塩化ビ
ニルとするため、可塑剤、安定剤、無機などの充填剤を
添加することができ、また、その他、要求される介在の
特性に合わせて、難燃剤、着色剤、加工助剤なども適宜
添加することができる。例えば可塑剤としてフタル酸ジ
オクチル(DOP)を添加し、安定剤として三塩基性硫
酸鉛、無機充填剤として炭酸カルシウムを添加すること
などが挙げられる。
ニルとするため、可塑剤、安定剤、無機などの充填剤を
添加することができ、また、その他、要求される介在の
特性に合わせて、難燃剤、着色剤、加工助剤なども適宜
添加することができる。例えば可塑剤としてフタル酸ジ
オクチル(DOP)を添加し、安定剤として三塩基性硫
酸鉛、無機充填剤として炭酸カルシウムを添加すること
などが挙げられる。
【0014】実施例 表1に示した配合組成のケーブル用介在を用意し、これ
を用いてサンプルのケーブル(実施例1〜3、比較例1
〜4)を製造し、種々の特性(引張り強さ=T.S(K
gf/mm2 )、引張り伸び率=EL(%)、吸湿性
(%)、口出し作業性、剥離性)について測定した。
を用いてサンプルのケーブル(実施例1〜3、比較例1
〜4)を製造し、種々の特性(引張り強さ=T.S(K
gf/mm2 )、引張り伸び率=EL(%)、吸湿性
(%)、口出し作業性、剥離性)について測定した。
【0015】ここで、製造したケーブルは、7本の銅線
を撚り合わせた断面積2mm2 の導体上に水架橋によ
る絶縁体を施し、この絶縁電線の3本を寄り合わせ、こ
の撚線上に上記介在を軟質ポリ塩化ビニル(PVC)か
らなるシースと共に押出被覆した。ただし、上記介在が
紙の場合には、この紙を撚線上の外側に施した後、軟質
ポリ塩化ビニル(PVC)からなるシースを押出被覆し
た。
を撚り合わせた断面積2mm2 の導体上に水架橋によ
る絶縁体を施し、この絶縁電線の3本を寄り合わせ、こ
の撚線上に上記介在を軟質ポリ塩化ビニル(PVC)か
らなるシースと共に押出被覆した。ただし、上記介在が
紙の場合には、この紙を撚線上の外側に施した後、軟質
ポリ塩化ビニル(PVC)からなるシースを押出被覆し
た。
【0016】また、上記測定に際して、吸湿性は70℃
の温水に介在だけのシート状にしたサンプルを24時間
浸漬した後の重量を測定し、105℃×3時間で乾燥さ
せた後の変化率(%)で示した。口出し作業性は口出し
作業時工具や手で介在を引きちぎる際の切断のし易さで
判定した。剥離性は介在が電線絶縁体やシース側から容
易に剥離できるか否かで判定した。なお、これらの判定
で、◎は極めて良好、○は良好、△はやや良好、×は不
良を示す。
の温水に介在だけのシート状にしたサンプルを24時間
浸漬した後の重量を測定し、105℃×3時間で乾燥さ
せた後の変化率(%)で示した。口出し作業性は口出し
作業時工具や手で介在を引きちぎる際の切断のし易さで
判定した。剥離性は介在が電線絶縁体やシース側から容
易に剥離できるか否かで判定した。なお、これらの判定
で、◎は極めて良好、○は良好、△はやや良好、×は不
良を示す。
【0017】
【表1】
【0018】この表1から、本発明に係るケーブル用介
在及びこれを用いたケーブルの場合(実施例1〜3)、
吸湿性が小さく、口出し作業性及び剥離性のいずれもが
良好であることが判る。これに対して、本発明の条件を
欠くケーブル用介在及びこれを用いたケーブルの場合、
吸湿性が大きかったり(比較例4)、口出し作業性が悪
かったり(比較例1〜3)、剥離性が悪かったり(比較
例2〜3)、引張り伸び率が大きすぎたり(比較例2〜
3)することが判る。特に同じポリエチレンでも低密度
ポリエチレンでは(比較例3)、良好な特性が得られな
いことが判る。
在及びこれを用いたケーブルの場合(実施例1〜3)、
吸湿性が小さく、口出し作業性及び剥離性のいずれもが
良好であることが判る。これに対して、本発明の条件を
欠くケーブル用介在及びこれを用いたケーブルの場合、
吸湿性が大きかったり(比較例4)、口出し作業性が悪
かったり(比較例1〜3)、剥離性が悪かったり(比較
例2〜3)、引張り伸び率が大きすぎたり(比較例2〜
3)することが判る。特に同じポリエチレンでも低密度
ポリエチレンでは(比較例3)、良好な特性が得られな
いことが判る。
【0019】
【発明の効果】このように本発明によると、吸湿性が小
さく、乾燥工程や撚り合わせ行程が不要であると同時
に、口出し作業性及び剥離性に優れたケーブル用介在を
得ることができる。
さく、乾燥工程や撚り合わせ行程が不要であると同時
に、口出し作業性及び剥離性に優れたケーブル用介在を
得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリ塩化ビニル100重量部、比重が
0.94以上のポリエチレン5〜50重量部とからなる
ことを特徴とするケーブル用介在。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11018132A JP2000215739A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | ケ―ブル用介在 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11018132A JP2000215739A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | ケ―ブル用介在 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000215739A true JP2000215739A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11963089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11018132A Pending JP2000215739A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | ケ―ブル用介在 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000215739A (ja) |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP11018132A patent/JP2000215739A/ja active Pending
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