JP2000215878A - ポリマ―電解質電池 - Google Patents
ポリマ―電解質電池Info
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- JP2000215878A JP2000215878A JP11016694A JP1669499A JP2000215878A JP 2000215878 A JP2000215878 A JP 2000215878A JP 11016694 A JP11016694 A JP 11016694A JP 1669499 A JP1669499 A JP 1669499A JP 2000215878 A JP2000215878 A JP 2000215878A
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- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 正極のアルミニウム製の集電体または該集電
体に接続したアルミニウム製のリード体と正極端子との
接続部分のアルミニウムの腐食を防止し、かつ正極端子
の外装体のシール部分の外側の部分の強度を高めて、電
池性能の信頼性の高いポリマー電解質電池を提供する。 【解決手段】 アルミニウム製の集電体の少なくとも一
方の面に正極合剤層を形成してなるシート状の正極、銅
製の集電体の少なくとも一方の面に負極合剤層を形成し
てなるシート状の負極およびポリマー電解質を有し、そ
れらを外装体で外装するポリマー電解質電池において、
上記正極のアルミニウム製の集電体または該集電体に接
続したアルミニウム製のリード体と正極端子との接続を
外装体のシール部分で行い、かつ正極端子の外装体のシ
ール部分より外側の部分に金属製の保護板を取り付け
る。
体に接続したアルミニウム製のリード体と正極端子との
接続部分のアルミニウムの腐食を防止し、かつ正極端子
の外装体のシール部分の外側の部分の強度を高めて、電
池性能の信頼性の高いポリマー電解質電池を提供する。 【解決手段】 アルミニウム製の集電体の少なくとも一
方の面に正極合剤層を形成してなるシート状の正極、銅
製の集電体の少なくとも一方の面に負極合剤層を形成し
てなるシート状の負極およびポリマー電解質を有し、そ
れらを外装体で外装するポリマー電解質電池において、
上記正極のアルミニウム製の集電体または該集電体に接
続したアルミニウム製のリード体と正極端子との接続を
外装体のシール部分で行い、かつ正極端子の外装体のシ
ール部分より外側の部分に金属製の保護板を取り付け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリマー電解質電
池に関し、さらに詳しくは、特に携帯用電子機器、電気
自動車、ロードレベリングなどの電源として使用するの
に適したポリマー電解質電池に関する。
池に関し、さらに詳しくは、特に携帯用電子機器、電気
自動車、ロードレベリングなどの電源として使用するの
に適したポリマー電解質電池に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリマー電解質電池では、電解質をシー
ト状にすることができ、それによって、A4版、B5版
などの大面積でしかも薄形の電池の作製が可能になり、
各種薄形製品への適用が可能になって、電池の使用範囲
が大きく広がっている。このポリマー電解質を用いた電
池は、耐漏液性を含めた安全性、貯蔵性が優れており、
しかも薄く、フレキシブルなので、機器の形状に合わせ
た電池を設計できるという、今までにない特徴を持って
いる。
ト状にすることができ、それによって、A4版、B5版
などの大面積でしかも薄形の電池の作製が可能になり、
各種薄形製品への適用が可能になって、電池の使用範囲
が大きく広がっている。このポリマー電解質を用いた電
池は、耐漏液性を含めた安全性、貯蔵性が優れており、
しかも薄く、フレキシブルなので、機器の形状に合わせ
た電池を設計できるという、今までにない特徴を持って
いる。
【0003】このポリマー電解質電池は、通常、アルミ
ニウムフィルムを芯材にし、内面側に接着層となる樹脂
フィルムを配置したラミネートフィルムを外装体に用
い、薄いシート状の電極とシート状のポリマー電解質層
とを積層したユニットセルを上記外装体で外装すること
によって、薄形電池に仕上げられる。
ニウムフィルムを芯材にし、内面側に接着層となる樹脂
フィルムを配置したラミネートフィルムを外装体に用
い、薄いシート状の電極とシート状のポリマー電解質層
とを積層したユニットセルを上記外装体で外装すること
によって、薄形電池に仕上げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このポリマー電解質電
池では、電極を薄形にするため、通常、金属箔を集電体
に用いていて、正極の集電体にはアルミニウム箔を用
い、負極の集電体には銅箔を用いている。そして、電池
の外部端子、つまり、電池使用機器との接続に用いる正
極端子や負極端子としては、電池使用機器との接続の容
易さなどから、通常、ニッケルの箔またはリボンが用い
られている。
池では、電極を薄形にするため、通常、金属箔を集電体
に用いていて、正極の集電体にはアルミニウム箔を用
い、負極の集電体には銅箔を用いている。そして、電池
の外部端子、つまり、電池使用機器との接続に用いる正
極端子や負極端子としては、電池使用機器との接続の容
易さなどから、通常、ニッケルの箔またはリボンが用い
られている。
【0005】これら電極と外部端子との電気的接続は、
通常、正極作製時にアルミニウム箔の一部に正極合剤層
を形成せずにアルミニウム箔の露出部を残し、そこを外
部端子としての正極端子との接続部分にするか、または
上記アルミニウム箔の露出部にアルミニウム製のリード
体を超音波溶接などで接続し、そのアルミニウム製のリ
ード体の自由端側を外部端子としての正極端子との接続
部分にし、負極側では負極作製時に銅箔の一部に負極合
剤層を形成せずに銅箔の露出部を残し、そこを外部端子
としての負極端子との接続部分にするか、または上記銅
箔の露出部に接続した銅製のリード体の自由端側を外部
端子としての負極端子との接続部分にしている。
通常、正極作製時にアルミニウム箔の一部に正極合剤層
を形成せずにアルミニウム箔の露出部を残し、そこを外
部端子としての正極端子との接続部分にするか、または
上記アルミニウム箔の露出部にアルミニウム製のリード
体を超音波溶接などで接続し、そのアルミニウム製のリ
ード体の自由端側を外部端子としての正極端子との接続
部分にし、負極側では負極作製時に銅箔の一部に負極合
剤層を形成せずに銅箔の露出部を残し、そこを外部端子
としての負極端子との接続部分にするか、または上記銅
箔の露出部に接続した銅製のリード体の自由端側を外部
端子としての負極端子との接続部分にしている。
【0006】しかしながら、正極側におけるアルミニウ
ムとニッケルとの溶接は、非常に難しく、通常、抵抗溶
接、超音波溶接などで溶接が行われているが、溶接強度
が低く、しかもニッケルとアルミニウムとではその間に
電解液が介在するとアルミニウムの腐食が生じるという
問題があった。また、外装材(アルミラミネートフィル
ム)で電池を包み込んで外装するが、外装体の接着層に
対して、介在する端子の厚みが大きい場合は接着層の樹
脂が端子の端部に充分に回らず、密閉性が保たれなくな
るため、端子の厚さを極力薄くすることが密閉性を確保
するために不可欠であった。
ムとニッケルとの溶接は、非常に難しく、通常、抵抗溶
接、超音波溶接などで溶接が行われているが、溶接強度
が低く、しかもニッケルとアルミニウムとではその間に
電解液が介在するとアルミニウムの腐食が生じるという
問題があった。また、外装材(アルミラミネートフィル
ム)で電池を包み込んで外装するが、外装体の接着層に
対して、介在する端子の厚みが大きい場合は接着層の樹
脂が端子の端部に充分に回らず、密閉性が保たれなくな
るため、端子の厚さを極力薄くすることが密閉性を確保
するために不可欠であった。
【0007】また、電池を使用する際には充放電を行う
が、端子の断面積が小さいと抵抗が高くなり、充放電時
にロスを生じて好ましくない。それを改善するために
は、端子の厚さを薄くした分、端子の幅を広げることに
より、断面積を大きくすればよく、それによって、抵抗
値を下げることが可能である。
が、端子の断面積が小さいと抵抗が高くなり、充放電時
にロスを生じて好ましくない。それを改善するために
は、端子の厚さを薄くした分、端子の幅を広げることに
より、断面積を大きくすればよく、それによって、抵抗
値を下げることが可能である。
【0008】しかしながら、実際に端子の幅を広くする
ことによって断面積を大きくした薄い端子を用いると、
新たな問題の生じることが判明した。すなわち、端子の
全面を溶接または接触させて集電すれば問題はないが、
実際には端子の一部に溶接または接触させて集電するの
が一般的であり(スポット溶接、はんだなど)、そのた
め、抵抗が高くなることが問題となった。また、一部に
短絡が生じると、端子自体が熱で溶け、欠落することも
あった。
ことによって断面積を大きくした薄い端子を用いると、
新たな問題の生じることが判明した。すなわち、端子の
全面を溶接または接触させて集電すれば問題はないが、
実際には端子の一部に溶接または接触させて集電するの
が一般的であり(スポット溶接、はんだなど)、そのた
め、抵抗が高くなることが問題となった。また、一部に
短絡が生じると、端子自体が熱で溶け、欠落することも
あった。
【0009】従って、本発明は、上記のような従来技術
の問題点を解決し、アルミニウム箔などからなる正極の
アルミニウム製の集電体と外部端子としての正極端子と
の接続部分におけるアルミニウムの腐食や正極端子の外
装体のシール部分より外側の部分の強度の低さなどに基
づく電池特性の低下を抑制し、信頼性の高いポリマー電
解質電池を提供することを目的とする。
の問題点を解決し、アルミニウム箔などからなる正極の
アルミニウム製の集電体と外部端子としての正極端子と
の接続部分におけるアルミニウムの腐食や正極端子の外
装体のシール部分より外側の部分の強度の低さなどに基
づく電池特性の低下を抑制し、信頼性の高いポリマー電
解質電池を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、正極のアルミ
ニウム製の集電体または該アルミニウム製の集電体に接
続したアルミニウム製のリード体と正極端子との接続を
外装体のシール部分で行い、正極端子の上記外装体のシ
ール部分より外側の部分に金属製の保護板を取り付ける
ことによって、上記課題を解決したものである。
ニウム製の集電体または該アルミニウム製の集電体に接
続したアルミニウム製のリード体と正極端子との接続を
外装体のシール部分で行い、正極端子の上記外装体のシ
ール部分より外側の部分に金属製の保護板を取り付ける
ことによって、上記課題を解決したものである。
【0011】すなわち、上記構成にすることにより、ア
ルミニウム製の集電体またはアルミニウム製のリード体
と正極端子との接続部分におけるアルミニウムの腐食を
防止することができ、かつ、正極端子の外装体のシール
部分に当たる部分では薄くしておいて密閉性を確保し、
正極端子の外装体のシール部分より外側の部分には金属
製の保護板を取り付けているので、正極端子の強度を高
めることができ、また、断面積が増加するとともに、厚
さも厚くなるので、抵抗値を低減でき、かつ、短絡時で
も局部に電流が集中しないので、正極端子が部分的に溶
けて、欠落するのが防止できる。
ルミニウム製の集電体またはアルミニウム製のリード体
と正極端子との接続部分におけるアルミニウムの腐食を
防止することができ、かつ、正極端子の外装体のシール
部分に当たる部分では薄くしておいて密閉性を確保し、
正極端子の外装体のシール部分より外側の部分には金属
製の保護板を取り付けているので、正極端子の強度を高
めることができ、また、断面積が増加するとともに、厚
さも厚くなるので、抵抗値を低減でき、かつ、短絡時で
も局部に電流が集中しないので、正極端子が部分的に溶
けて、欠落するのが防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において、正極の集電体と
してはアルミニウム製の箔、パンチドメタル、網、エキ
スパンドメタルなどを用い得るが、通常、アルミニウム
箔が用いられる。この正極の集電体は、正極の厚みを薄
くする関係上、厚みが20μm以下のものが好ましく、
本発明では、そのように薄いものであっても、その露出
部が外装体のシール部分より外部に出ないので、破損す
るおそれが少ない。
してはアルミニウム製の箔、パンチドメタル、網、エキ
スパンドメタルなどを用い得るが、通常、アルミニウム
箔が用いられる。この正極の集電体は、正極の厚みを薄
くする関係上、厚みが20μm以下のものが好ましく、
本発明では、そのように薄いものであっても、その露出
部が外装体のシール部分より外部に出ないので、破損す
るおそれが少ない。
【0013】ただし、あまりにも薄すぎると、正極の作
製にあたって、正極合剤含有ペーストを塗布した際に皺
が発生したり、引っ張りにより破れが生じるおそれがあ
るので、その厚みは上記のように20μm以下で10μ
m以上が好ましい。
製にあたって、正極合剤含有ペーストを塗布した際に皺
が発生したり、引っ張りにより破れが生じるおそれがあ
るので、その厚みは上記のように20μm以下で10μ
m以上が好ましい。
【0014】外部端子としての正極端子には、電池使用
機器との接続の容易さなどの関係から、ニッケルまたは
ニッケルメッキをした鉄、銅、ステンレス鋼などの金属
の箔やリボンなどが好ましく、その厚みは20〜80μ
mが好ましい。すなわち、正極端子の厚みを20μm以
上にすることによって、集電体やリード体との溶接時の
切断の防止、引っ張り、折り曲げによる断裂の防止を図
ることができ、また、厚みを80μm以下にすることに
よって、シール部分に隙間が生じたり、電池の総厚が厚
くなりすぎて薄形電池としての特徴を失うのを防止する
ことができる。
機器との接続の容易さなどの関係から、ニッケルまたは
ニッケルメッキをした鉄、銅、ステンレス鋼などの金属
の箔やリボンなどが好ましく、その厚みは20〜80μ
mが好ましい。すなわち、正極端子の厚みを20μm以
上にすることによって、集電体やリード体との溶接時の
切断の防止、引っ張り、折り曲げによる断裂の防止を図
ることができ、また、厚みを80μm以下にすることに
よって、シール部分に隙間が生じたり、電池の総厚が厚
くなりすぎて薄形電池としての特徴を失うのを防止する
ことができる。
【0015】また、アルミニウム製のリード体を用いて
正極端子と接続する場合は、このアルミニウム製のリー
ド体の厚さは、上記正極端子の場合と同様に、20〜8
0μmが好ましい。このようなリード体は、特に正極の
集電体が薄く、強度面で直接外部端子としての正極端子
と接続するのに好ましくない場合に、用いることが好ま
しい。
正極端子と接続する場合は、このアルミニウム製のリー
ド体の厚さは、上記正極端子の場合と同様に、20〜8
0μmが好ましい。このようなリード体は、特に正極の
集電体が薄く、強度面で直接外部端子としての正極端子
と接続するのに好ましくない場合に、用いることが好ま
しい。
【0016】上記アルミニウム製の集電体または該集電
体に接続したアルミニウム製のリード体と正極端子との
接続方法としては、例えば、抵抗溶接、超音波溶接、レ
ーザー溶接、ハンダ、カシメ、導電性接着剤による方法
など、各種の方法を採用することができるが、特に溶接
が適している。
体に接続したアルミニウム製のリード体と正極端子との
接続方法としては、例えば、抵抗溶接、超音波溶接、レ
ーザー溶接、ハンダ、カシメ、導電性接着剤による方法
など、各種の方法を採用することができるが、特に溶接
が適している。
【0017】外装体としては、例えば、ポリエステルフ
ィルム−アルミニウムフィルム−変性ポリオレフィンフ
ィルムからなる三層構造のラミネートフィルムなどが用
いられ、その変性ポリオレフィンフィルムが接着層とな
るものである。この外装体のシール部分の幅は、広いほ
ど強度面からは有利であるが、外装体のシール部分の幅
を広くすると、外装体が大きくなり、電池の体積や重量
が増加して、小型化への妨げとなり、また、外装体の大
きさを変えずにシール部分の幅を広くすると、それに応
じて電極を小さくしなければならず、高容量化への妨げ
となるので、シール部分の幅は溶接などの接続部分の中
心から両側にそれぞれ1mm以上で5mm程度(すなわ
ち、シール部分の幅として2〜10mm程度)までにす
るのが好ましい。
ィルム−アルミニウムフィルム−変性ポリオレフィンフ
ィルムからなる三層構造のラミネートフィルムなどが用
いられ、その変性ポリオレフィンフィルムが接着層とな
るものである。この外装体のシール部分の幅は、広いほ
ど強度面からは有利であるが、外装体のシール部分の幅
を広くすると、外装体が大きくなり、電池の体積や重量
が増加して、小型化への妨げとなり、また、外装体の大
きさを変えずにシール部分の幅を広くすると、それに応
じて電極を小さくしなければならず、高容量化への妨げ
となるので、シール部分の幅は溶接などの接続部分の中
心から両側にそれぞれ1mm以上で5mm程度(すなわ
ち、シール部分の幅として2〜10mm程度)までにす
るのが好ましい。
【0018】保護板としては、正極端子との接続の容易
さなどの関係から、ニッケルまたはニッケルメッキをし
た鉄、銅、ステンレス鋼などの金属の箔やリボンなどが
好ましく、その厚みは20〜100μmが好ましい。す
なわち、保護板の厚みを20μm以上にすることによっ
て、正極端子との溶接などによる接続時の切断の防止、
引っ張り、折り曲げによる断裂の防止を図ることがで
き、また、厚みを100μm以下にすることによって、
軽量化に与える影響を少なくすることができる
さなどの関係から、ニッケルまたはニッケルメッキをし
た鉄、銅、ステンレス鋼などの金属の箔やリボンなどが
好ましく、その厚みは20〜100μmが好ましい。す
なわち、保護板の厚みを20μm以上にすることによっ
て、正極端子との溶接などによる接続時の切断の防止、
引っ張り、折り曲げによる断裂の防止を図ることがで
き、また、厚みを100μm以下にすることによって、
軽量化に与える影響を少なくすることができる
【0019】そして、正極端子と保護板の総厚が100
μm以上であることが好ましい。これは正極端子と保護
板との総厚を100μm以上にすることによって、電池
使用機器への接続やハンダ付けする際に強度が充分でか
つ誤って端子部分を短絡させても正極端子と保護板とが
熱により欠落することがないという理由によるものであ
る。この正極端子と保護板との総厚は、大きくなればな
るほど強度が増加し信頼性が向上するので、端子部分の
重量の増加やコストアップにならない範囲で厚くしても
よい。
μm以上であることが好ましい。これは正極端子と保護
板との総厚を100μm以上にすることによって、電池
使用機器への接続やハンダ付けする際に強度が充分でか
つ誤って端子部分を短絡させても正極端子と保護板とが
熱により欠落することがないという理由によるものであ
る。この正極端子と保護板との総厚は、大きくなればな
るほど強度が増加し信頼性が向上するので、端子部分の
重量の増加やコストアップにならない範囲で厚くしても
よい。
【0020】上記保護板は、正極端子の外装体のシール
部分より外側の部分より大きくなってもよいが、小さす
ぎる場合、はみ出した部分が短絡により欠落したり、溶
接時に破れるおそれがあるので、正極端子の外装体のシ
ール部分より外側の部分の面積の50%以上の面積を持
つものが好ましい。
部分より外側の部分より大きくなってもよいが、小さす
ぎる場合、はみ出した部分が短絡により欠落したり、溶
接時に破れるおそれがあるので、正極端子の外装体のシ
ール部分より外側の部分の面積の50%以上の面積を持
つものが好ましい。
【0021】また、保護板の正極端子への取り付けは、
例えば、抵抗溶接、超音波溶接、レーザー溶接、ハン
ダ、カシメ、導電性接着剤による方法など、各種の方法
を採用することができるが、特に溶接が適している。
例えば、抵抗溶接、超音波溶接、レーザー溶接、ハン
ダ、カシメ、導電性接着剤による方法など、各種の方法
を採用することができるが、特に溶接が適している。
【0022】そして、上記保護板の正極端子への取り付
けにあたっては、保護板を外装体となる正極端子の一方
の面にのみ取り付けてもいいし、また、保護板を上記正
極端子のシール部分より外側の部分の両面に取り付けて
もよい。そして、後者のように、保護板を正極端子の両
面に取り付ける場合、保護板を断面略コ状にして正極端
子を挟み込むようにしてもよい。
けにあたっては、保護板を外装体となる正極端子の一方
の面にのみ取り付けてもいいし、また、保護板を上記正
極端子のシール部分より外側の部分の両面に取り付けて
もよい。そして、後者のように、保護板を正極端子の両
面に取り付ける場合、保護板を断面略コ状にして正極端
子を挟み込むようにしてもよい。
【0023】本発明においては、正極のアルミニウム製
の集電体と外部端子としての正極端子との接続などに関
する問題点を解決するための手段を提供することを目的
としていて、銅箔などからなる負極の集電体と外部端子
としての負極端子との接続などに関して特に言及してい
ないが、これは銅箔などからなる負極の集電体と負極端
子との接続には正極側におけるような溶接強度や腐食面
での問題がそれほど生じないからである。ただし、負極
の銅製の集電体または該集電体に接続した銅製の負極端
子との接続などに関して、正極の集電体または該集電体
に接続したアルミニウム製のリード体と正極端子との接
続に関する場合と同様の手段を採用してもよいことはも
ちろんである。
の集電体と外部端子としての正極端子との接続などに関
する問題点を解決するための手段を提供することを目的
としていて、銅箔などからなる負極の集電体と外部端子
としての負極端子との接続などに関して特に言及してい
ないが、これは銅箔などからなる負極の集電体と負極端
子との接続には正極側におけるような溶接強度や腐食面
での問題がそれほど生じないからである。ただし、負極
の銅製の集電体または該集電体に接続した銅製の負極端
子との接続などに関して、正極の集電体または該集電体
に接続したアルミニウム製のリード体と正極端子との接
続に関する場合と同様の手段を採用してもよいことはも
ちろんである。
【0024】例えば、負極の集電体または該集電体に接
続したリード体と外部端子としての負極端子との接続を
外装体のシール部分で行えばよいし、その負極端子の外
装体のシール部分より外側の部分には正極側の場合と同
様の保護板を取り付けてもよい。
続したリード体と外部端子としての負極端子との接続を
外装体のシール部分で行えばよいし、その負極端子の外
装体のシール部分より外側の部分には正極側の場合と同
様の保護板を取り付けてもよい。
【0025】上記負極の集電体としては、例えば、銅製
の箔、パンチドメタル、網、エキスパンドメタルなどを
用い得るが、特に銅箔が適しており、集電体の厚みとし
ては5〜20μmが適している。その他、負極端子、保
護板などに関しては、前記正極の場合と同様のものを採
用すればよく、その溶接方法、態様なども正極の場合と
同様でよい。
の箔、パンチドメタル、網、エキスパンドメタルなどを
用い得るが、特に銅箔が適しており、集電体の厚みとし
ては5〜20μmが適している。その他、負極端子、保
護板などに関しては、前記正極の場合と同様のものを採
用すればよく、その溶接方法、態様なども正極の場合と
同様でよい。
【0026】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。なお、以下においては、正極の
端子への保護板の取り付け状態を変えたり、保護板を取
り付けなかったりして実施例および比較例を説明してい
くが、それらの説明に先立って正極、負極およびポリマ
ー電解質層の作製について説明する。
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。なお、以下においては、正極の
端子への保護板の取り付け状態を変えたり、保護板を取
り付けなかったりして実施例および比較例を説明してい
くが、それらの説明に先立って正極、負極およびポリマ
ー電解質層の作製について説明する。
【0027】正極の作製:正極活物質であるLiCoO
2 50重量部、電導助剤であるアセチレンブラック10
重量部、バインダであるポリフッ化ビニリデン10重量
部を均一になるように混合し、さらに電解液40重量部
を加えて混合し、正極合剤含有ペーストを調製した。上
記電解液はプロピレンカーボネートとエチレンカーボネ
ートとの体積比1:1の混合溶媒にLiPF6 を1.2
2モル/リットル溶解させたものである。そして、上記
のように調製した正極合剤含有ペーストを集電体となる
厚さ20μmのアルミニウム箔の一方の面に塗布し、加
熱してゲル化させることによりアルミニウム箔上にゲル
状の正極合剤層を形成して、シート状の正極を作製し
た。ただし、上記正極の作製にあたっては、アルミニウ
ム箔の一部に正極合剤含有ペーストを塗布せずにアルミ
ニウム箔の露出部を残し、その露出部を外部端子として
の正極端子との接続部分とした。
2 50重量部、電導助剤であるアセチレンブラック10
重量部、バインダであるポリフッ化ビニリデン10重量
部を均一になるように混合し、さらに電解液40重量部
を加えて混合し、正極合剤含有ペーストを調製した。上
記電解液はプロピレンカーボネートとエチレンカーボネ
ートとの体積比1:1の混合溶媒にLiPF6 を1.2
2モル/リットル溶解させたものである。そして、上記
のように調製した正極合剤含有ペーストを集電体となる
厚さ20μmのアルミニウム箔の一方の面に塗布し、加
熱してゲル化させることによりアルミニウム箔上にゲル
状の正極合剤層を形成して、シート状の正極を作製し
た。ただし、上記正極の作製にあたっては、アルミニウ
ム箔の一部に正極合剤含有ペーストを塗布せずにアルミ
ニウム箔の露出部を残し、その露出部を外部端子として
の正極端子との接続部分とした。
【0028】負極の作製:負極活物質である黒鉛40重
量部とポリフッ化ビニリデン5重量部と上記正極に用い
たものと同様の電解液55重量部を混合して、負極合剤
含有ペーストを調製し、この負極合剤含有ペーストを集
電体となる銅箔の一方の面に塗布し、加熱してゲル化さ
せることにより銅箔上にゲル状の負極合剤層を形成し
て、シート状の負極を作製した。ただし、上記負極の作
製にあたっても、銅箔の一部に負極合剤含有ペーストを
塗布せずに、銅箔の露出部を残し、その露出部を外部端
子として負極端子との接続部分とした。
量部とポリフッ化ビニリデン5重量部と上記正極に用い
たものと同様の電解液55重量部を混合して、負極合剤
含有ペーストを調製し、この負極合剤含有ペーストを集
電体となる銅箔の一方の面に塗布し、加熱してゲル化さ
せることにより銅箔上にゲル状の負極合剤層を形成し
て、シート状の負極を作製した。ただし、上記負極の作
製にあたっても、銅箔の一部に負極合剤含有ペーストを
塗布せずに、銅箔の露出部を残し、その露出部を外部端
子として負極端子との接続部分とした。
【0029】ポリマー電解質層の作製:厚さ70μmの
ポリオレフィン不織布を支持体とし、この不織布に3種
類のアクリル系モノマー混合物15重量部とその重合開
始剤である過酸化ベンゾイル0.75重量部と前記同様
の電解液85重量部とを混合した溶液を含浸させ、加熱
してモノマーを重合させるとともに全体をゲル化して、
シート状のゲル状ポリマー電解質層を作製した。上記ア
クリル系モノマー混合物は2−エトキシエチルアクリレ
ートとトリエチレングルコールジメタクリレートとエチ
レングリコールエチルカーボネートメタクリレートとを
重量比50:13:33の割合で混合したものである。
ポリオレフィン不織布を支持体とし、この不織布に3種
類のアクリル系モノマー混合物15重量部とその重合開
始剤である過酸化ベンゾイル0.75重量部と前記同様
の電解液85重量部とを混合した溶液を含浸させ、加熱
してモノマーを重合させるとともに全体をゲル化して、
シート状のゲル状ポリマー電解質層を作製した。上記ア
クリル系モノマー混合物は2−エトキシエチルアクリレ
ートとトリエチレングルコールジメタクリレートとエチ
レングリコールエチルカーボネートメタクリレートとを
重量比50:13:33の割合で混合したものである。
【0030】このポリマー電解質層を上記正極と負極と
の間に配置し、圧着してユニットセルを構成し、該ユニ
ットセルを外装する外装体としてポリエステルフィルム
−アルミニウムフィルム−変性ポリオレフィンフィルム
からなる三層構造のラミネートフィルムを準備した。
の間に配置し、圧着してユニットセルを構成し、該ユニ
ットセルを外装する外装体としてポリエステルフィルム
−アルミニウムフィルム−変性ポリオレフィンフィルム
からなる三層構造のラミネートフィルムを準備した。
【0031】実施例1 正極端子、負極端子とも厚さ40μmのニッケルリボン
を用い、ユニットセルを外装体で外装する際に該外装体
のシール部分になる位置で、正極のアルミニウム箔と上
記ニッケルリボンからなる正極端子とを超音波溶接機を
用い、溶接時間75msec、圧力2kg/cm、アン
プリチュード60%の条件下で超音波溶接し、かつ負極
の銅箔と上記ニッケルリボンからなる負極端子とを溶接
時間120msec、圧力2kg/cm、アンプリチュ
ード60%の条件下で超音波溶接し、その後、外装体で
ユニットセルを外装した。
を用い、ユニットセルを外装体で外装する際に該外装体
のシール部分になる位置で、正極のアルミニウム箔と上
記ニッケルリボンからなる正極端子とを超音波溶接機を
用い、溶接時間75msec、圧力2kg/cm、アン
プリチュード60%の条件下で超音波溶接し、かつ負極
の銅箔と上記ニッケルリボンからなる負極端子とを溶接
時間120msec、圧力2kg/cm、アンプリチュ
ード60%の条件下で超音波溶接し、その後、外装体で
ユニットセルを外装した。
【0032】そして、上記正極端子の外装体のシール部
分より外側の部分の片側の全面に厚さ100μmのニッ
ケル製の保護板を溶接により取り付けた。上記溶接には
超音波溶接機を用い、溶接時間75msec、圧力2k
g/cm2 、アンプリチュード60%の条件下で超音波
溶接した。また、負極端子の外装体のシール部分より外
側の部分の片側の全面に厚さ100μmのニッケル製の
保護板を溶接により取り付けた。上記溶接は溶接時間1
00msec、圧力2kg/cm2 、アンプリチュード
60%の条件下で超音波溶接で行った。
分より外側の部分の片側の全面に厚さ100μmのニッ
ケル製の保護板を溶接により取り付けた。上記溶接には
超音波溶接機を用い、溶接時間75msec、圧力2k
g/cm2 、アンプリチュード60%の条件下で超音波
溶接した。また、負極端子の外装体のシール部分より外
側の部分の片側の全面に厚さ100μmのニッケル製の
保護板を溶接により取り付けた。上記溶接は溶接時間1
00msec、圧力2kg/cm2 、アンプリチュード
60%の条件下で超音波溶接で行った。
【0033】上記正極の集電体としてのアルミニウム箔
と正極端子との溶接幅は2mmであり、外装体のシール
部分の幅は4mmであった。また、負極の集電体として
の銅箔と負極端子との溶接幅は2mmであり、外装体の
シール部分の幅は前記同様に4mmであった。
と正極端子との溶接幅は2mmであり、外装体のシール
部分の幅は4mmであった。また、負極の集電体として
の銅箔と負極端子との溶接幅は2mmであり、外装体の
シール部分の幅は前記同様に4mmであった。
【0034】上記電池の概略構造を図1に参照しつつ説
明すると、シート状の正極1とシート状の負極2との間
にシート状のポリマー電解質層3が配置してユニットセ
ルが構成され、そのユニットセルをラミネートフィルム
からなる外装体4で外装している。正極端子5や負極端
子6はこの電池における外部端子であり、この正極端子
5と正極1の集電体であるアルミニウム箔との溶接によ
る接続は、図2に示すように、外装体4のシール部分で
行われている。そして、正極端子5の外装体4のシール
部分より外側の部分や負極端子6の外装体4のシール部
分より外側の部分には、保護板7が取り付けられてい
る。
明すると、シート状の正極1とシート状の負極2との間
にシート状のポリマー電解質層3が配置してユニットセ
ルが構成され、そのユニットセルをラミネートフィルム
からなる外装体4で外装している。正極端子5や負極端
子6はこの電池における外部端子であり、この正極端子
5と正極1の集電体であるアルミニウム箔との溶接によ
る接続は、図2に示すように、外装体4のシール部分で
行われている。そして、正極端子5の外装体4のシール
部分より外側の部分や負極端子6の外装体4のシール部
分より外側の部分には、保護板7が取り付けられてい
る。
【0035】図2は上記電池の正極1の集電体1aと正
極端子5との溶接による接続部分およびその近傍を示す
もので、この溶接による接続は外装体4のシール部分4
aで行われている。すなわち、外装体4は2枚用いられ
ていて、そのシールは外装体4として用いられているラ
ミネートフィルムの変性ポリオレフィンシートの熱融着
によって行われるが、正極1の集電体1aと正極端子5
との溶接による接続は上記外装体4のシール部分4aで
行われ、その集電体1aと正極端子5との接続部分8は
外装体4のシール部分4aの領域内に位置している。そ
して、その溶接幅は前記のように2mmで、シール部分
4aの幅は4mmである。なお、正極1の集電体1aは
前記のようにアルミニウム箔からなり、正極1はアルミ
ニウム箔からなる集電体1aの一方の面にゲル状の正極
合剤層1bを形成することによって作製されている。ま
た、負極2の集電体2aは前記のように銅箔からなり、
負極2は銅箔からなる集電体2aの一方の面にゲル状の
負極合剤層2bを形成してなり、この実施例1では、負
極2の集電体2aと負極端子6との溶接による接続も正
極側の場合同様に外装体4のシール部分で行われてい
て、その溶接幅は2mmであるが、、この銅箔の2aと
負極端子6との溶接はシール部分で行う必要はなく、シ
ール部分より内部側で行なってもよい。そして、正極端
子5の外装体4のシール部分4aより外側の部分にはニ
ッケル製の保護板7が溶接によって取り付けられてい
る。また、この図2には示していないが、この実施例1
では、負極端子6の外装体のシール部分より外側の部分
にもニッケル製の保護板が溶接によって取り付けられて
いる。ただし、この負極端子6に保護板を取り付けるこ
とは必ずしも必要ではない。なお、図1や図2は模式的
に図示したものであり、各構成部分の寸法比は必ずしも
正確ではない。
極端子5との溶接による接続部分およびその近傍を示す
もので、この溶接による接続は外装体4のシール部分4
aで行われている。すなわち、外装体4は2枚用いられ
ていて、そのシールは外装体4として用いられているラ
ミネートフィルムの変性ポリオレフィンシートの熱融着
によって行われるが、正極1の集電体1aと正極端子5
との溶接による接続は上記外装体4のシール部分4aで
行われ、その集電体1aと正極端子5との接続部分8は
外装体4のシール部分4aの領域内に位置している。そ
して、その溶接幅は前記のように2mmで、シール部分
4aの幅は4mmである。なお、正極1の集電体1aは
前記のようにアルミニウム箔からなり、正極1はアルミ
ニウム箔からなる集電体1aの一方の面にゲル状の正極
合剤層1bを形成することによって作製されている。ま
た、負極2の集電体2aは前記のように銅箔からなり、
負極2は銅箔からなる集電体2aの一方の面にゲル状の
負極合剤層2bを形成してなり、この実施例1では、負
極2の集電体2aと負極端子6との溶接による接続も正
極側の場合同様に外装体4のシール部分で行われてい
て、その溶接幅は2mmであるが、、この銅箔の2aと
負極端子6との溶接はシール部分で行う必要はなく、シ
ール部分より内部側で行なってもよい。そして、正極端
子5の外装体4のシール部分4aより外側の部分にはニ
ッケル製の保護板7が溶接によって取り付けられてい
る。また、この図2には示していないが、この実施例1
では、負極端子6の外装体のシール部分より外側の部分
にもニッケル製の保護板が溶接によって取り付けられて
いる。ただし、この負極端子6に保護板を取り付けるこ
とは必ずしも必要ではない。なお、図1や図2は模式的
に図示したものであり、各構成部分の寸法比は必ずしも
正確ではない。
【0036】実施例2 保護板として厚さ50μmのニッケルリボンを用い、そ
れを略コ字状の状態で正極端子の外装体のシール部分よ
り外側の部分に挟み込み、その上下から前記と同様に溶
接することによって、正極端子の両側全面に保護板を取
り付けた以外は、実施例1と同様にポリマー電解質電池
を作製した。この電池の正極の集電体と正極端子との溶
接による接続は、もちろん、外装体のシール部分で行な
われている。また、溶接条件なども実施例1の場合と同
様である。
れを略コ字状の状態で正極端子の外装体のシール部分よ
り外側の部分に挟み込み、その上下から前記と同様に溶
接することによって、正極端子の両側全面に保護板を取
り付けた以外は、実施例1と同様にポリマー電解質電池
を作製した。この電池の正極の集電体と正極端子との溶
接による接続は、もちろん、外装体のシール部分で行な
われている。また、溶接条件なども実施例1の場合と同
様である。
【0037】図3にこの電池の正極1の集電体1aと正
極端子5との溶接による接続部分およびその近傍を模式
的に示す。この図3に示すように、正極1の集電体1a
と正極端子5との溶接による接続は、外装体4のシール
部分4aにより行なわれており、正極端子5の外装体4
のシール部分4aより外側の部分には両面から保護板7
が溶接により取り付けられている。
極端子5との溶接による接続部分およびその近傍を模式
的に示す。この図3に示すように、正極1の集電体1a
と正極端子5との溶接による接続は、外装体4のシール
部分4aにより行なわれており、正極端子5の外装体4
のシール部分4aより外側の部分には両面から保護板7
が溶接により取り付けられている。
【0038】実施例3 正極のアルミニウム箔の端部に厚さ100μmのアルミ
ニウム製リード体の一端を超音波溶接し、そのアルミニ
ウム製リード体の自由端側を正極端子と超音波溶接した
以外は、実施例1と同様にポリマー電解質電池を作製し
た。この電池の正極のアルミニウム製のリード体と正極
端子との溶接による接続は、もちろん、、外装体のシー
ル部分を行なわれ、また、正極端子の外装体のシール部
分より外側の部分には実施例1と同様にニッケル製の保
護板が溶接により取り付けられている。
ニウム製リード体の一端を超音波溶接し、そのアルミニ
ウム製リード体の自由端側を正極端子と超音波溶接した
以外は、実施例1と同様にポリマー電解質電池を作製し
た。この電池の正極のアルミニウム製のリード体と正極
端子との溶接による接続は、もちろん、、外装体のシー
ル部分を行なわれ、また、正極端子の外装体のシール部
分より外側の部分には実施例1と同様にニッケル製の保
護板が溶接により取り付けられている。
【0039】比較例1 正極のアルミニウム箔とニッケルリボンからなる正極端
子との溶接および負極の銅箔とニッケルリボンからなる
負極端子との溶接による接続を外装体のシール部分より
電池内部側で行い、かつ正極端子の外装体のシール部分
より外側の部分に保護板を取り付けなかった以外は、実
施例1と同様にポリマー電解質電池を作製した。
子との溶接および負極の銅箔とニッケルリボンからなる
負極端子との溶接による接続を外装体のシール部分より
電池内部側で行い、かつ正極端子の外装体のシール部分
より外側の部分に保護板を取り付けなかった以外は、実
施例1と同様にポリマー電解質電池を作製した。
【0040】上記実施例1〜3および比較例1の電池に
ついて、内部抵抗および負荷特性を調べ、また、強制的
に短絡させた時の正極端子の欠落(短絡による欠落)お
よび正極の集電体であるアルミニウム箔またはアルミニ
ウム製のリード体と正極端子との接続部分(溶接部分)
の腐食を調べた。その結果を表1に示す。
ついて、内部抵抗および負荷特性を調べ、また、強制的
に短絡させた時の正極端子の欠落(短絡による欠落)お
よび正極の集電体であるアルミニウム箔またはアルミニ
ウム製のリード体と正極端子との接続部分(溶接部分)
の腐食を調べた。その結果を表1に示す。
【0041】上記内部抵抗の測定にはLCRメータを用
い、交流法(1kHz)で測定した。負荷特性は4.2
V、0.2Cの定電流定電圧で8時間充電し、電流密度
1Cと0.2Cでそれぞれ2.75Vまで放電して放電
容量を測定し、電流密度1Cで放電したときの放電容量
を電流密度0.2Cで放電したときの放電容量で除した
比率〔(1Cでの放電容量/0.2Cでの放電容量)×
100〕で示す。また、短絡による欠落は、電池をワニ
口クリップの先端を一方の端子につなぎ、他方の端子に
エッジ部を直接接触させることによって強制的に短絡さ
せ、その時の正極端子の欠落の状態を肉眼で観察するこ
とによって評価し、表1にはその評価結果を下記の基準
により、記号化して表示する。 〇:変化なし △:熱による変色は認められるが、欠落はない ×:熱による変色とエッジ部の欠落が生じる。
い、交流法(1kHz)で測定した。負荷特性は4.2
V、0.2Cの定電流定電圧で8時間充電し、電流密度
1Cと0.2Cでそれぞれ2.75Vまで放電して放電
容量を測定し、電流密度1Cで放電したときの放電容量
を電流密度0.2Cで放電したときの放電容量で除した
比率〔(1Cでの放電容量/0.2Cでの放電容量)×
100〕で示す。また、短絡による欠落は、電池をワニ
口クリップの先端を一方の端子につなぎ、他方の端子に
エッジ部を直接接触させることによって強制的に短絡さ
せ、その時の正極端子の欠落の状態を肉眼で観察するこ
とによって評価し、表1にはその評価結果を下記の基準
により、記号化して表示する。 〇:変化なし △:熱による変色は認められるが、欠落はない ×:熱による変色とエッジ部の欠落が生じる。
【0042】また、腐食の有無は電池を60℃、相対湿
度90%の雰囲気中で20日間貯蔵後の電池を分解し、
その集電体のアルミニウム箔またはアルミニウム製のリ
ード体と正極端子との接続部分(溶接部分)を目視で観
察することによって調べた。
度90%の雰囲気中で20日間貯蔵後の電池を分解し、
その集電体のアルミニウム箔またはアルミニウム製のリ
ード体と正極端子との接続部分(溶接部分)を目視で観
察することによって調べた。
【0043】
【表1】
【0044】表1に示すように、実施例1〜3の電池
は、短絡(短絡に伴う発熱)による正極端子の欠落がな
く、かつアルミニウムの腐食がなく、正極の集電体であ
るアルミニウム箔またはアルミニウム製リード体とニッ
ケルリボンからなる正極端子とが充分な接続強度を有し
ていて、電池性能の信頼性の高い電池となっていた。ま
た、実施例1〜3の電池は、内部抵抗や負荷特性が比較
例1の電池と同様であって、保護板を正極端子に取り付
けたことによる内部抵抗や負荷特性の増加がなく、実用
上充分な性能を有していた。
は、短絡(短絡に伴う発熱)による正極端子の欠落がな
く、かつアルミニウムの腐食がなく、正極の集電体であ
るアルミニウム箔またはアルミニウム製リード体とニッ
ケルリボンからなる正極端子とが充分な接続強度を有し
ていて、電池性能の信頼性の高い電池となっていた。ま
た、実施例1〜3の電池は、内部抵抗や負荷特性が比較
例1の電池と同様であって、保護板を正極端子に取り付
けたことによる内部抵抗や負荷特性の増加がなく、実用
上充分な性能を有していた。
【0045】これに対して、比較例1の電池は、短絡に
よる正極端子の欠落があった。このような正極端子の欠
落は電池性能を低下させる要因になるものと考えられ
る。
よる正極端子の欠落があった。このような正極端子の欠
落は電池性能を低下させる要因になるものと考えられ
る。
【0046】なお、上記実施例では、1個のユニットセ
ルを外装して電池に仕上げた場合を示したが、それに代
えて複数個のユニットセルを積層したユニットセル積層
体を外装して電池に仕上げてもよい。
ルを外装して電池に仕上げた場合を示したが、それに代
えて複数個のユニットセルを積層したユニットセル積層
体を外装して電池に仕上げてもよい。
【0047】また、ポリマー電解質のゲル化に際して
も、上記実施例で示した以外に、例えば、ラジカル重合
型の不飽和ポリエステル、または、ラジカル重合型のア
クリル系エポキシアクリレート、ウレタンアクリレー
ト、ポリエステルアクリレート、アルキッドアクリレー
ト、シリコンアクリレートなどの光硬化性樹脂を紫外線
あるいは電子線を用いてゲル化させるものであってもよ
い。また、ポリマー電解質層の作製も正極や負極などの
電極をゲル状でない通常の状態に作製し、その周囲を不
織布などの支持体で包囲し、それにゲル化成分を含有す
る電解液を含浸させてゲル化させることによってゲル状
ポリマー電解質にしてもよい。
も、上記実施例で示した以外に、例えば、ラジカル重合
型の不飽和ポリエステル、または、ラジカル重合型のア
クリル系エポキシアクリレート、ウレタンアクリレー
ト、ポリエステルアクリレート、アルキッドアクリレー
ト、シリコンアクリレートなどの光硬化性樹脂を紫外線
あるいは電子線を用いてゲル化させるものであってもよ
い。また、ポリマー電解質層の作製も正極や負極などの
電極をゲル状でない通常の状態に作製し、その周囲を不
織布などの支持体で包囲し、それにゲル化成分を含有す
る電解液を含浸させてゲル化させることによってゲル状
ポリマー電解質にしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、正極
のアルミニウム製の集電体または該アルミニウムの集電
体に接続したアルミニウム製のリード体と正極端子との
接続部分のアルミニウム製の腐食を防止し、かつ正極端
子の外装体のシール部分の外側の部分の強度を高めて、
電池性能の信頼性の高いポリマー電解質電池を提供する
ことができた。
のアルミニウム製の集電体または該アルミニウムの集電
体に接続したアルミニウム製のリード体と正極端子との
接続部分のアルミニウム製の腐食を防止し、かつ正極端
子の外装体のシール部分の外側の部分の強度を高めて、
電池性能の信頼性の高いポリマー電解質電池を提供する
ことができた。
【図1】本発明に係るポリマー電解質電池の一例を模式
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
【図2】本発明の実施例1の電池の正極のアルミニウム
製の集電体と外部端子である正極端子との接続部分およ
びその近傍を模式的に示す断面図である。
製の集電体と外部端子である正極端子との接続部分およ
びその近傍を模式的に示す断面図である。
【図3】本発明の実施例2の電池の正極のアルミニウム
製の集電体と外部端子である正極端子との接続部分およ
びその近傍を模式的に示す断面図である。
製の集電体と外部端子である正極端子との接続部分およ
びその近傍を模式的に示す断面図である。
1 正極 1a アルミニウム製の集電体 1b 正極合剤層 2 負極 2a 銅製の集電体 2b 負極合剤層 3 ポリマー電解質層 4 外装体 4a シール部分 5 正極端子 6 負極端子 7 保護板 8 アルミニウム製の集電体と正極端子との接続部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H014 AA04 EE05 HH01 HH06 5H017 AA03 AS01 CC01 EE05 HH01 HH03 HH04 HH05 5H022 AA09 BB22 CC02 CC09 CC16 CC23 CC27 EE03 5H029 AJ11 AJ14 AK03 AL07 AM03 AM07 BJ04 BJ11 DJ02 DJ03 DJ07 EJ01 EJ11 HJ04 HJ07
Claims (5)
- 【請求項1】 アルミニウム製の集電体の少なくとも一
方の面に正極合剤層を形成してなるシート状の正極、銅
製の集電体の少なくとも一方の面に負極合剤層を形成し
てなるシート状の負極およびポリマー電解質を有し、そ
れらを外装体で外装するポリマー電解質電池において、
上記正極のアルミニウム製の集電体または該アルミニウ
ム製の集電体に接続したアルミニウム製のリード体と正
極端子との接続を外装体のシール部分で行い、かつ、正
極端子の外装体のシール部分より外側の部分に金属製の
保護板を取り付けたことを特徴とするポリマー電解質電
池。 - 【請求項2】 正極端子および保護板が、ニッケルまた
はニッケルメッキした銅、鉄もしくはステンレス鋼など
の金属の箔またはリボンからなり、正極端子の厚みが2
0〜80μmで、保護板の厚みが20〜100μmであ
り、正極端子と保護板との総厚が100μm以上である
請求項1記載のポリマー電解質電池。 - 【請求項3】 保護板の面積が正極端子の外装体のシー
ル部分より外側の部分の面積の50%以上である請求項
1記載のポリマー電解質電池。 - 【請求項4】 正極端子の片面に保護板を取り付けた請
求項1記載のポリマー電解質電池。 - 【請求項5】 正極端子の両面に保護板を取り付けた請
求項1記載のポリマー電解質電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11016694A JP2000215878A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | ポリマ―電解質電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11016694A JP2000215878A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | ポリマ―電解質電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000215878A true JP2000215878A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11923414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11016694A Withdrawn JP2000215878A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | ポリマ―電解質電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000215878A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1229596A1 (en) * | 2001-02-05 | 2002-08-07 | Nec Corporation | Lead terminal coated with an anti-corrosion coating connected with a film sealed battery or electric device |
| JP2005347156A (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 薄型バッテリーパック |
| JP2006147249A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Toyota Motor Corp | 蓄電装置及びその製造 |
| JP2014523623A (ja) * | 2011-07-25 | 2014-09-11 | エルジー・ケム・リミテッド | 信頼性の向上した電池モジュール及びこれを備えた中大型電池パック |
-
1999
- 1999-01-26 JP JP11016694A patent/JP2000215878A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1229596A1 (en) * | 2001-02-05 | 2002-08-07 | Nec Corporation | Lead terminal coated with an anti-corrosion coating connected with a film sealed battery or electric device |
| US6902844B2 (en) | 2001-02-05 | 2005-06-07 | Nec Corporation | Film-sealed non-aqueous electrolyte battery with improved surface-treated lead terminal |
| JP2005347156A (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 薄型バッテリーパック |
| JP2006147249A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Toyota Motor Corp | 蓄電装置及びその製造 |
| JP2014523623A (ja) * | 2011-07-25 | 2014-09-11 | エルジー・ケム・リミテッド | 信頼性の向上した電池モジュール及びこれを備えた中大型電池パック |
| US9496542B2 (en) | 2011-07-25 | 2016-11-15 | Lg Chem, Ltd. | Battery module of improved reliability and battery pack employed with the same |
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