JP2000215954A - 選択可能な互換電気コネクタ・アセンブリ - Google Patents

選択可能な互換電気コネクタ・アセンブリ

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JP2000215954A JP15148A JP2000015148A JP2000215954A JP 2000215954 A JP2000215954 A JP 2000215954A JP 15148 A JP15148 A JP 15148A JP 2000015148 A JP2000015148 A JP 2000015148A JP 2000215954 A JP2000215954 A JP 2000215954A
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電気通信機器に使用するタイプの
モジュラー・コネクタに関する。 【解決手段】 選択可能な互換電気コネクタ・アセンブ
リは、高性能ジャックと、高性能電気接続を形成するジ
ャックと係合させるための高性能プラグを有する。ジャ
ックは、低性能プラグを受けるようになっており、内部
に可動部材を有し、これは、ジャックに挿入されるのが
低性能プラグであるか高性能プラグであるかによって、
回路要素をコネクタ回路へと導入または回路から取り去
ることによりコネクタの伝送損失特性を変える。プラグ
は低性能ジャックに挿入されるようになっており、内部
に可動部材を有し、これは、プラグが低性能ジャックに
挿入されたか外されたかによって、回路要素をコネクタ
回路に導入または回路から取り去ることによりコネクタ
の伝送損失特性を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、電気コネ
クタに関し、特に電気通信機器に使用するタイプのモジ
ュラー・コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】電
気通信機器は、電気通信機器および、例えば、局所通信
網配線内の電気回路間に簡単な接続/切断機能を提供す
る電気プラグおよびジャックの設計から恩恵を受けてき
た。このようなプラグおよびジャックは、最初にこれが
使用された電話機で、そして最近では電話線に接続され
る種々様々な周辺機器に特に普及している。今日使用さ
れているモジュラー・プラグおよびジャックは、性能仕
様に関する限り、および特定の重要な寸法および構造特
徴に関する限り標準化されている。これらの装置の使用
が非常に広まったので、新しい家屋やその他の建物は種
々の部屋や他の効果的な位置にくまなく予め配置された
ジャックで予め配線され、通信機器に対応している。こ
のような接続が多数必要な場合は、線を通信室などの中
心位置へと通し、ここで通常はジャックを接続パネルに
装着するのが典型的な方法である。このような装置は、
例えば、J.R.Arnettの米国特許第5,09
6,439号で示されている。大抵の設備では、ジャッ
クをコンパクトにすることが望ましく、この目的を達成
するため無数のジャックが設計されてきた。J.R.A
rnettの米国特許第5,096,442号では、こ
のようなコンパクトなジャックとプラグの装置が一つ示
されている。その特許で示されたコンパクトな電気コネ
クタは、ばねブロックに装着された金属リード・フレー
ムを含む。リード・フレームは、幾つかの平坦で細長い
導体を備え、それぞれが一方の端部ではばね接点で、他
方の端部では絶縁変位コネクタで終端されている。絶縁
変位コネクタは、ばねブロックの対向する側壁の周囲で
折り曲げられ、コンパクトさを達成し、ばね接点は、ジ
ャック・フレームに挿入するため、ばねブロックの前面
の周囲で折り曲げられる。ばねブロックの前面は、ジャ
ック・フレームの一方の端部にはまり、それと連動する
舌様突起を含む。ディジタル・データ転送に必要とされ
ているような周辺機器の数が増加し続け、それに伴って
使用頻度も増加するにつれ、上述したArnettの
第’442号特許で示したようなコネクタ・アセンブリ
は、大きな商業的成功を収めているが、周波数が比較的
高い範囲ではうまく機能していない。このようなプラグ
およびジャックの使用が、コンポーネント、特にプラグ
内のクロストークによって阻害され、周波数が増加する
につれ、クロストークの影響も増大する。クロストーク
が最少のコネクタによって、またはジャックにキャパシ
タンスを加えてプラグ内のクロストークを打ち消すか、
補償するなど、補償クロストークを回路全体に加えるコ
ネクタによって、クロストークの影響を全体的に減少さ
せるため、様々な装置が提案されてきた。W.J.De
nkmann他の米国特許第5,186,647号で
は、高周波信号を伝えるため、誘電性ばねブロックに装
着した一対の金属リード・フレームによって入力端子と
出力端子を相互接続する電気コネクタが示されている。
リード・フレームは、互いにほぼ等しく、それぞれが幾
つかの平坦で細長い導体を備え、一方の端部はばね接点
で終端し、他方の端部は絶縁変位コネクタで終端してい
る。導体はほぼ平行で、互いに接近しているが、フレー
ムの3つの導体は、クロスオーバー領域で他のフレーム
の3つの導体と重なるよう配置される。その結果、クロ
スオーバーによって生じる極性の逆転により、幾つかの
導体間のクロストークが減少する。
【0003】にもかかわらず、広範囲の用途では、さら
にクロストークが少ない電気コネクタがあれば望まし
い。特に、データフロー速度は、今日の技術では増加し
続けており、そのため配線部品が、実質的に、電磁放射
を一斉送信し、しかも受信するアンテナになり、それに
よって実質的に異なる線の対を互いに結合し(クロスト
ーク)、それによって信号対雑音比を低下させ、誤り率
を上昇させる。実質的に全体的なクロストークを打ち消
すか、少なくとも減少させ、しかも広い周波数範囲で使
用可能なコネクタが、非常に望まれ、本発明はこれに対
応する。広い周波数範囲を可能にするため、コネクタの
コンポーネントの少なくとも一部は、高低両方の性能カ
テゴリーのコネクタのコンポーネントと互換性があるこ
とが望ましい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、好適な実施形
態で、プラグおよびジャックから成るコネクタ・アセン
ブリを含む。このプラグおよびジャックは高性能コネク
タとして一緒に動作するようになっているが、接続回路
のクロストーク動作や伝送損失特性を変えるために低性
能コネクタとして使用される場合は、接続回路に自動的
にキャパシタンスを導入する。「高」および「低」とい
う用語は技術用語であり、後にさらに詳細に説明するよ
うに、幾つかのコネクタ・パラメータ、主としてクロス
トークに関連する用語である。最適の性能を得るには、
プラグおよびジャックが共に望ましい領域の周波数で動
作することが望ましい。それ故、低性能ジャックは低性
能プラグとともに動作すべきであり、高性能ジャックは
高性能プラグとともに動作すべきである。
【0005】さらに詳細には、プラグには、一対の誘導
スロット内で縦方向並進運動で移動可能なプリント配線
板を装着する。配線板、つまりPWBの一方の表面に
は、間隔をあけたキャパシタンス接点パッドが複数あ
り、その数はキャパシタンスを加えることが望ましいリ
ード線の数によって決定される。通常の使用ではプラグ
のノーズに巻き付けられるプラグのワイヤ・リード線
は、PWBの表面に、および第2位置ではPWBのキャ
パシタンス・パッドに、あるいは単に第1位置では基板
の非導電表面に押し付けられる接触部分を有する。プラ
グは、さらに、プラグのノーズから離れたPWBの端に
押し付けられ、PWBにキャパシタンスの無い第1の係
合位置へと向かうバイアスを加えるよう機能するばね部
材を含む。PWBからのスタンドオフなどのアクチュエ
ータ手段は、ジャックが低性能コンポーネントで、プラ
グをそれに差し込んだ場合、ジャックの一部と係合し、
したがってPWBをキャパシタンス係合位置へと移動さ
せ、キャパシタンスをクロストーク補償用回路に導入
し、低性能モードの転送損失特性を変更するよう機能す
る。したがって、本発明の高性能プラグを、低性能ジャ
ックとともに使用することができる。
【0006】本発明の高性能コネクタの第2コンポーネ
ントは、その内部に一対の誘導スロット内で縦方向に並
進可能なPWBを装着したジャックである。本発明のプ
ラグの場合と同様、PWBは、その一方の表面に、複数
の間隔の狭いキャパシタンス接触パッドを有し、その数
は、キャパシタンスを加えることが望ましいリード線の
数によって決定される。ジャックのワイヤ・リード線
は、PWBの表面に、および第2位置ではPWBのキャ
パシタンス・パッドに、あるいは第1位置では基板の非
導電表面に押し付けられる接触部分を有する。PWB
は、以前に指摘したように、ジャックに対して、特にそ
のワイヤ・リード線に対して移動可能であり、ジャック
・ハウジング内のばね部材によって、高性能ジャックに
望ましい位置である第1または非キャパシタンス導入位
置へとバイアスがかかる。PWBには、間隔をあけたア
クチュエータ・スタンドオフが装着され、それは以下で
説明するように、低性能プラグのノーズ部分によって押
下され、PWBを第2位置へと移動させ、それによって
キャパシタンスをコネクタ回路に導入する。ジャックに
は、本発明の高性能プラグのスタンドオフを受ける、間
隔をあけた第1および第2スロットを設け、それによっ
てこれがプラグ内のPWBを作動させるのを防止する。
同じ理由によって、プラグはハウジングの側に窪みを有
し、これはジャックのPWBのスタンドオフにクリアラ
ンスを提供し、それによって本発明の高性能プラグがジ
ャックのPWBを作動させるのを防止する。
【0007】直前で述べたようなクリアランスの結果、
本発明の高性能プラグを本発明の高性能ジャックととも
に使用すると、追加のキャパシタンスは追加されない
が、低性能プラグを本発明のジャックとともに使用する
と、ジャックのPWBが第2、つまりキャパシタンス追
加位置へと移動する。したがって、本発明のプラグおよ
び本発明のジャックは、それぞれ低性能ジャックまたは
プラグとともに使用すると各々キャパシタンスを加える
が、高性能コネクタとして一緒に使用すると、プラグも
ジャックもコネクタ回路にキャパシタンスを加えない。
【0008】本発明の多数の原理および特徴、さらにそ
の構造的詳細は、以下の詳細な説明を添付図面と組み合
わせて読むと、さらに容易に理解されるだろう。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、前述したArnettの
第’442号特許で示したような従来技術の壁プレート
を示し、これは最大6個のモジュラー・ジャック13を
受ける開口12を有する。Arnettの特許で示すよ
うに、ジャック13は、ジャック・フレーム14および
コネクタ16を備え、これは合わせてモジュラー・ジャ
ック13を構成する。図2を見れば分かるように、コネ
クタ16は、ばねブロック部材17およびカバー部材1
8を備える。ばねブロック17にはワイヤ・フレーム1
9が装着され、そのリード線が、ばねブロック17のノ
ーズ21の周囲で湾曲し、そこから角度をつけて垂れ下
がって、複数のばね接点22を形成し、それはジャック
・フレーム14の開口26に差し込まれ、トリガまたは
ラッチ・アーム25によってロックすると、プラグ24
の接触部材24と係合する。接触部材23は各々、ケー
ブル27の個々のワイヤと接続し、ばね接点22は各々
個々のワイヤ28と接続し、それはケーブル(図示せ
ず)の一部であるか、個々の装置(図示せず)に延びて
もよい。プラグ24およびジャック13は、特定の用途
に応じて、例えば、4本または8本などの数本のワイヤ
の接続部を形成することができる。ワイヤ・フレーム1
9は、図2では、8本のワイヤを有し、したがって8つ
のばね接点22を有するよう図示され、プラグ24は、
4つの接点数しかないよう図示されている。図2は、個
々のコネクタの接続を描いたものであり、コネクタ・モ
ジュールの種々の部品またはコンポーネントの関係を図
示することを意図していないことを理解されたい。図1
および図2の装置は、前記で指摘したように、近端クロ
ストーク(NEXT)性能を改善したり、さらにコンパ
クト化したり、あるいは使用時の接続/切断の操作を容
易にしたりするための努力で、多くの方法で修正されて
いる。このような全てのケースで、装置の実際の接続/
切断操作は、プラグまたはジャックを何らかの理由で大
幅に修正していても、基本的に同じである。つまり、業
界標準に適合しなければならない。
【0010】本発明は、操作の性能範囲を拡張するよう
意図されているが、本発明のプラグおよびジャックが既
存のプラグおよびジャックと互換性がある程度に業界標
準に適合し、プラグまたはジャックのいずれかが既存の
従来技術のジャックまたはプラグとともに使用されてい
るのを感知すると、自動的にキャパシタンスを回路に導
入するコネクタ・システムである。したがって、本発明
のプラグおよびジャックは、「下位互換性」を呈する。
図3では、種々の周波数で、種々の性能基準のコネクタ
について、業界標準の許容可能なNEXT損失要件、つ
まりTelecommunications Indu
stry Associationが公表しているAN
SI/TIA/EIA 568−Aを描く表を示す。表
では、与えられたdB値はいずれのケースでもマイナス
値であり、最悪の対のNEXT損失を表す。低性能コネ
クタ(カテゴリー3)の場合、16MHzでの許容可能
な損失は−34dBであり、高性能コネクタ(カテゴリ
ー5)の場合は−56dBであって、はるかに良好な性
能値である。現時点では、さらに高いカテゴリーのコネ
クタに関する新しい基準、したがって「高性能」の用語
を確立する途中であり、本発明が主に指向しているの
は、これらのコネクタである。
【0011】「下位互換性」は、現在のところ、従来技
術で探求中であり、それを達成するための提案がある。
International Electrotech
nical Commissionが発行した「Con
nectors WithAccessed Qual
ity For Use In D.C., Low
Frequency Analogue, And I
n DigitalHigh Speed Data
Applications, IEC 61076−X
−Y」と題した研究論文には、プラグとジャック間の互
換性を達成するため示唆された幾つかの装置が示されて
いる。そこで開示されたジャックおよびプラグの大部分
は、2つの異なる配線機構間で手動または自動的に切り
換えることを利用するが、本発明は、以下で明白になる
ように、コネクタ・システムのコンポーネントにキャパ
シタンスまたは他の電流要素を導入するか、それを除去
することを利用する。
【0012】<互換性のあるコネクタ・アセンブリ>図
4には、ばねブロック・アセンブリ33およびジャック
・フレーム34を有するジャック32と、プラグ36と
を備え、例えば、高速データ操作などの高性能で使用す
るケーブルなどのリード線35と接続されるが、低周波
アナログ操作などの低性能で使用するよう自動的に調整
できる本発明のコネクタ・アセンブリ31が示されてい
る。ジャック32とプラグ36は両方とも、新しいパラ
メータで標準化した要件を予想して高性能で作動するよ
う構成されて、配線され、したがってクロストークが少
ない操作を呈する。以下でさらに明白に分かるように、
プラグ36には、複数のキャパシタンス接点パッドを有
して並進運動で移動可能なプリント配線板と、低性能ジ
ャックの一部と係合し、キャパシタンス・パッドを配線
回路へと移動させるよう機能するアクチュエータ手段
(図示せず)とが装着される。ジャック32は、アクチ
ュエータまたはスタンドオフ38を有する並進運動で移
動可能なプリント配線板37も有し、これは低性能プラ
グがジャックの開口部26に挿入されると、その一部と
係合し、キャパシタンスを配線回路に導入する位置へと
PWB37を移動させる。PWBは、回路コンポーネン
トを有する面が2つ以上あってもよく、あるいは回路コ
ンポーネントが少なくとも2つの表面にある状態で、層
状の形状を有してもよい。プラグ36は、アクチュエー
タ37に接触せずにプラグ36を開口26に挿入できる
寸法を有する第1および第2窪み部分39を有し、ジャ
ックは、プラグ36のPWBのアクチュエータがジャッ
ク32の前面に接触せずに、その中へと通過できるよう
な寸法のクリアランス用ノッチ41を有する。したがっ
て、ジャック32およびプラグ36が高性能(提案され
たカテゴリー6以上)の接続部を形成する場合、どちら
のPWBも移動せず、したがって追加のキャパシタンス
は導入されない。これに対して、ジャック32が低性能
プラグを受けると、アクチュエータ38が後部に押しや
られ、以下で分かるようにキャパシタンスが導入され
る。また、プラグ36を低性能ジャックに挿入すると、
そのアクチュエータがPWBをキャパシタンス導入位置
へと移動させる。
【0013】図5には、図4のコネクタ・アセンブリ3
1の変形が示されている。図5の装置では、ジャック部
材34がPWBの起動部材として、保護ブラケット43
に保護されたボタン42を有する。ボタン42は、ジャ
ック34のばねを装填したPWB37に接続される。高
性能プラグ36は、プラグ36の底面44に一対のボタ
ン・アクチュエータ46を有する。ボタン42を押下し
ないと、PWB37上のキャパシタンスが係合し、ボタ
ン42を押下すると、PWB36がキャパシタンス係合
位置から離れ、ジャック34が高性能ジャックとして機
能する。プラグ36、つまり高性能プラグは、ジャック
34に挿入されると、アクチュエータ46によってボタ
ン42を押下し、プラグ/ジャックの組合せが高性能ユ
ニットとして機能する。低性能プラグの場合は、ボタン
が押下されず、ジャックが低性能ジャックとして機能す
る。
【0014】図6は、図5に示したのと多少似ているコ
ネクタ31の変形を示す。ジャック34には、ばねを装
填したプランジャーの形態でアクチュエータ40が装着
され、プラグ36はプランジャーの開口45を有する。
プラグ36をジャック34に挿入すると、プランジャー
40が作動し、PWB30をバイアスばね29の力に抗
して移動させ、プランジャー40のばね荷重がばね29
より強いので、(図5の装置の場合のように)回路から
キャパシタンスが除去される。プランジャーがないと、
プラグのPWBに低性能またはキャパシタンス係合位置
へのバイアスがかかる。
【0015】<プラグ>図7には、本発明のプラグ36
の好適な実施形態が示されている。プラグ36は、複数
の接触部材23を有するノーズまたはコネクタ端部48
と、例示としての目的のみに3本の入力ワイヤ35と接
続するよう図示されているケーブル接続端部49とを有
するほぼ中空の本体部分47を備える。ワイヤ35は1
本のケーブル、または接続される任意の数、つまり4、
6、8、12またはそれ以上のワイヤを表すことを理解
されたい。前記で指摘したように、ノーズ端部48は第
1および第2窪み部分39を有し、このため、プラグ3
6をジャック32に十分挿入しても、ジャック32のア
クチュエータ38にクリアランスができる。縦方向に延
びる部材51によって形成されたチャネルには、プラグ
本体47とともにプリント配線板52、つまりPWBが
装着され、これはチャネル内で並進運動で摺動すること
ができる。PWBのノーズ端部には、スタンドオフ53
および54の形態で第1および第2アクチュエータが取
り付けられ、これはプラグ本体47の頂部57にあるス
ロット56内で自由に並進運動できる。図7で適切なマ
ウント59内に装着された安全ピン・タイプのばねとし
て図示されたばね部材58は、PWB52の復元力を供
給し、アクチュエータ53および54が自由に前方に移
動すると、プラグ本体47内でそれを前方に押しやるよ
う機能する。ばね58は、コイルばね、板ばね、または
他の弾性部材など、復元力を供給する任意の数の手段を
代表するだけであることを理解されたい。
【0016】接触部材23は、各絶縁ワイヤ35と電気
的に接触するため、絶縁穿孔歯63を配置した遠端62
を有するブレード61の形態であることが好ましい。ブ
レード61は、接触端23に図示のようなU字形の形状
を有し、PWB接触曲げ部66を有する第2端部64を
有する。ブレード構造61の自然の弾性は、いかなる並
進運動をしても接触曲げ部66とPWB52表面67と
の接触を維持する働きをする。
【0017】図8には、PWB52が、特に好ましくは
金メッキした列状のキャパシタンス接触バッド68を付
着させた表面67が図示されている。パッド68は、直
線の列状に図示されているが、スペースが最小の場合
は、1つおきのパッドを隣接するパッドと互い違いにす
るか、矢印で示すようにPWB52が並進運動した場合
に、パッド68が接触曲げ部66と接触したり、離れた
りする限り、他の何らかの列の形状を使用することがで
きる。点線は、PWB52が作動していない場合に曲げ
部66がとる非接触位置を示す。キャパシタンス・パッ
ド68は、単純なキャパシタンス・プレートとして図示
されているが、表面67は、例えば、所望の端部を達成
するのに有用な互いに噛み合うコンデンサまたは他の回
路コンポーネント、またはリード・フレームの装置また
はPWBのない平行な金属プレートなどのキャパシタン
ス生成金属構造など、実際の回路(図示せず)を有する
ことを理解されたい。そのような場合、リード・フレー
ムまたはプレートは回路に出入りすることができる。本
発明の好適な実施形態のプラグ36の基本的構造を図7
および図8に示す。この構造は主に例示のために図示し
たものであり、本発明の原理および特徴、および本発明
の精神および範囲から逸脱することなく、数多くの変形
および変更が当業者には想起されることを理解された
い。
【0018】図9には、プラグ36に使用する接触部材
ブレード61の変形が線図で示されている。単純化のた
め、同様の部品は他の図と共通する同様の参照番号がつ
けられている。接触部材ブレード61は、表面67およ
び表面67上のパッド68に接触する湾曲した接触部分
または曲げ部71を有する延長アーム69を有すること
が分かる。歯63と反対側のブレード61の端部は、図
7を見れば分かるように、接触部材23の代わりに線ば
ね22と接触する湾曲した接触部分72を有する。図1
0は、ブレード部材61とはわずかに異なるが、図9と
同じ方法で機能する構造を示す。
【0019】以上から、主に図7に示した選択可能な互
換プラグ36は、これとともに使用するジャックの種類
(低性能または高性能)に合わせて自動的に調節するこ
とが分かる。したがって、より高性能のジャックが出現
しても、本発明のプラグは低性能または高性能のジャッ
クとともに満足できる状態で作動するので、図7に示す
1つのプラグの設計しか必要ではなく、材料費が節約さ
れ、例えば、幾つか異なるタイプのプラグを担持するた
めのインストーラーは不必要である。
【0020】本明細書で述べたジャック36は、本明細
書と同時に出願された米国特許出願第_____号の主
題となる発明である。(Arnettの事例____
_、60103−1320)
【0021】<ジャック>図11には、本発明のジャッ
ク32の好適な実施形態が斜視図で示され、単純化のた
め、本発明の構造に関係あるコンポーネントしか示され
ていない。したがって、ジャック・フレーム34のみが
図示されているが、少なくとも一部はその特定の用途に
よって決まるジャックの他の要素も含まれることを理解
されたい。したがって、Arnett他の米国特許第
5,096,442号の開示を、特にジャックの基本的
コンポーネントの表示について、引用によって本明細書
の記載に援用する。図11で示すように、ジャック・フ
レーム34は図4のジャック・フレーム34とほぼ同じ
であり、コネクタ端にはプラグを受けるよう形成された
開口26を有する前面85を有する。開口26は、プラ
グ36のアクチュエータ53および54にクリアランス
を提供する一対のクリアランス用ノッチ41を有する。
ジャック・フレーム34は、図示のように少なくとも部
分的に中空であり、面86の後部を有する。ばね接触部
材22は、従来技術で知られている幾つかの装置のいず
れかによってジャック・フレーム34内に装着され、リ
ード・フレームの接触端であり、その他端は絶縁変位コ
ネクタ(図示せず)で終了している。ばね接点22を絶
縁変位コネクタに接続する細長いリード線77は、曲げ
部分78を有する。各リード線の曲げ部分78は、PW
B37の表面81と接触し、PWB37が矢印で示すよ
うに並進運動すると、表面81上のキャパシタンス・パ
ッド82に接触する。前記で指摘したように、PWB3
7は、キャパシタンス・パッド以外の回路を有してもよ
く、あるいはプリント配線板の代わりに他のタイプの機
構を使用してもよい。さらに、プラグとジャックの一方
で、または両方で予想される幾つかの用途では、プリン
ト配線板の初期位置は、回路係合位置でもよく、基板
は、プリント配線板上の回路を係合しないよう取り外す
動きでもよい。ジャック・フレーム34の内壁にあるチ
ャネル形成部材83は、PWB37がより簡単に並進運
動できるようにするが、それ以外ではPWB37をジャ
ック・フレーム34内の所定の位置に維持するチャネル
を形成する。第1および第2復元ばね84がPWB37
の後部およびジャック・フレーム34の内後壁に押し付
けられる。ばね84は折り曲げた板ばねとして図示され
ているが、復元力を与える幾つかの異なる手段のいずれ
か、さらにそのための装着用装置を使用してもよいこと
を理解されたい。コイルばね、U字ばね、安全ピン・タ
イプのばねが、板ばね84の代わりに使用できる力部材
のタイプの例である。ばね84は、低性能プラグを外し
た場合に、PWB37を第2、つまりキャパシタンス接
触位置から第1、つまり高性能位置へと戻すよう機能す
る。
【0022】使用時には、図4のコネクタ・アセンブリ
31で最もよく分かるように、図4のプラグ36のよう
な高性能プラグをジャック・フレーム34の開口26に
挿入すると、窪み部分39がアクチュエータ部材38を
無事通過し、PWB37は影響を受けない。つまり移動
しない。これに対して、図1のプラグ24などの低性能
プラグを開口26に挿入すると、これがアクチュエータ
38に押し付けられ、押し込まれるにつれ、PWB37
を並進運動させ、キャパシタンス・パッド82または他
の回路をリード線77と接触させる。リード線77の弾
性は、PWB37の上面81およびキャパシタンス・パ
ッド82が曲げ部分78の下を移動しても、その間の接
触を維持するような弾性である。曲げ部78は、各リー
ド線77上の接触タブ、またはリード線77を表面81
と接触させておくPWB37上の枠組みなど、予想され
る幾つかの接触手段のいずれかを表すものとすることを
理解されたい。プラグを外すと、ばね84がPWB37
を元の位置に復帰させる。状況によっては、キャパシタ
ンス・パッドが非作動位置でリード線と接触し、プラグ
をジャックに挿入すると、このような接触を脱するよう
移動することが望ましいことを理解されたい。
【0023】以上から、本発明のジャックは、例えば、
キャパシタンス・パッドなどの回路をコネクタ回路に自
動的に導入するか、そこから外し、したがってジャック
32に低性能または高性能プラグとの互換性を与えるこ
とが分かる。本明細書で述べたジャック32は、本明細
書と同時に出願された米国特許出願第_____号の主
題となる発明である。(Arnettの事例____
_、60103−1320)
【0024】結論として、詳細な説明から、当業者には
本発明の原理から大幅に逸脱することなく、好適な実施
形態に多くの変形および修正を行えることが明白である
ことに留意されたい。このような変形および修正は全
て、本明細書では請求の範囲で規定する本発明の範囲内
に入るものとする。さらに、以下の特許請求の範囲で
は、対応する構造、材料、行為および全ての手段または
ステップの同等物、さらに機能要素は、個々に規定され
た他の請求の範囲の要素で機能を実行するための任意の
構想、材料または行為を含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラグおよびジャックを備える標準タイプのコ
ネクタを有する従来技術の壁プレートの斜視図である。
【図2】図1のジャックの詳細な分解斜視図である。
【図3】接続ハードウェアの近端クロストーク損失の産
業標準を示す図表である。
【図4】本発明の独特のプラグおよび独特のジャックを
実現するコネクタ・アセンブリの斜視図である。
【図5】本発明の原理を実現する代替プラグおよびジャ
ックの装置の斜視図である。
【図6】別の代替プラグおよびジャックの装置の斜視図
である。
【図7】本発明の原理および特徴を実現するプラグの斜
視部分破断図である。
【図8】本発明のコネクタに使用する一つのプリント配
線板の装置の平面図である。
【図9】図8の基板の代替接触手段の詳細線図である。
【図10】図8の基板の別の代替接触手段の詳細線図で
ある。
【図11】本発明のジャックの一部の斜視部分破断図で
ある。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択可能な互換電気コネクタ・アセンブ
    リであって、 ジャックを備える第1部材とプラグを備える第2部材で
    あって、前記各部材が第1伝送損失特性を有し、互いに
    係合することができる部材と、 その内部に、前記少なくとも一つの部材の損失特性を変
    えるための第1および第2位置を持つ第1可動回路部材
    を有する前記第1および第2部材の少なくとも一つと、 前記第1回路部材を前記第1位置から前記第2位置へと
    移動させる第1アクチュエータと、 前記第1および第2の部材のうち他方の部材内に、前記
    第1アクチュエータが前記第1回路部材を移動させるの
    を防ぐためのクリアランス部材とを備えるコネクタ・ア
    センブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコネクタ・アセンブリ
    において、前記少なくとも一つの部材は前記第1部材で
    あるコネクタ・アセンブリ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のコネクタ・アセンブリ
    において、前記少なくとも一つの部材は前記第2部材で
    あるコネクタ・アセンブリ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のコネクタ・アセンブリ
    において、前記第1および第2部材はそれぞれの内部に
    可動回路部材を有するコネクタ・アセンブリ。
  5. 【請求項5】 選択可能な互換電気コネクタ・アセンブ
    リであって、 ジャックを備える第1部材とプラグを備える第2部材で
    あって、前記各部材がそれぞれ第1伝送損失特性を有
    し、他方の部材と係合することができる部材と、 その内部に、前記第1部材の損失特性を変えるための第
    1および第2位置を持つ第1可動回路部材を有する前記
    第1部材と、 前記第1回路部材を前記第1位置から前記第2位置へと
    移動させる第1アクチュエータと、 前記第1アクチュエータが前記第1回路部材を移動させ
    るのを防ぐクリアランス部分を有する前記第2部材とを
    備えるコネクタ・アセンブリ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のコネクタ・アセンブリ
    において、前記第2部材は、前記第2部材の損失特性を
    変えるための第1および第2位置をその内部に有する第
    2可動回路部材を有し、 前記第2回路部材を前記第1位置から前記第2位置へと
    移動させる第2アクチュエータと、 前記第2アクチュエータが前記第2回路部材を移動させ
    るのを防ぐクリアランス部分を有する前記第1部材とを
    備えるコネクタ・アセンブリ。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のコネクタ・アセンブリ
    において、前記第1部材は高性能ジャックであり、前記
    第2部材は前記ジャックに挿入可能になっている高性能
    プラグであるコネクタ・アセンブリ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のコネクタ・アセンブリ
    において、前記ジャックは、低性能プラグと、前記ジャ
    ックを低性能プラグに係合された場合に、前記第1回路
    部材を前記第1位置から前記第2位置へと移動させる前
    記第1アクチュエータとを受けるようになっているコネ
    クタ・アセンブリ。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のコネクタ・アセンブリ
    において、前記プラグは、低性能ジャックに挿入し、係
    合するようになっており、前記第2アクチュエータは、
    前記プラグが低性能ジャックと係合する場合には、前記
    第2回路部材を前記第1位置から前記第2位置へと移動
    させるコネクタ・アセンブリ。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載のコネクタ・アセンブ
    リにおいて、前記第1可動回路部材は、少なくともその
    一つの表面上に回路要素を有するプリント配線板であ
    り、前記プリント配線板は前記第1位置と前記第2位置
    との間を移動可能であるコネクタ・アセンブリ。
  11. 【請求項11】 請求項6に記載のコネクタ・アセンブ
    リにおいて、前記第2可動部材は、少なくともその一つ
    の表面上に回路要素を有するプリント配線板であり、前
    記プリント配線板は前記第1位置と前記第2位置との間
    を移動可能であるコネクタ・アセンブリ。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のコネクタ・アセン
    ブリであって、さらに、前記第1可動回路部材を前記第
    1位置に戻すための少なくとも1つの弾性部材を含むコ
    ネクタ・アセンブリ。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のコネクタ・アセン
    ブリであって、さらに、前記第2可動部材を前記第1位
    置に戻すための少なくとも1つの弾性部材を含むコネク
    タ・アセンブリ。
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