JP2000217112A - 画像圧縮伸張装置および画素数増加装置 - Google Patents

画像圧縮伸張装置および画素数増加装置

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JP2000217112A
JP2000217112A JP1414399A JP1414399A JP2000217112A JP 2000217112 A JP2000217112 A JP 2000217112A JP 1414399 A JP1414399 A JP 1414399A JP 1414399 A JP1414399 A JP 1414399A JP 2000217112 A JP2000217112 A JP 2000217112A
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image
discrete cosine
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Nobusato Abe
紳聡 阿部
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
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    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縮小画像から、原画像に対応した拡大画像を
再生する画像圧縮伸張装置において、拡大画像の画質を
向上させる。 【解決手段】 原画像データは約1000×600の画
素値Pyxから成る。原画像データから、64×64の画
素値Pyxから成る第1のマトリクスM1を抽出する。第
1のマトリクスM1によって構成される原画像データに
関し、各ブロックB1を構成する8×8の画素値Pyxの
平均値を1つの画素値とする第2のマトリクスM2を生
成する。第2のマトリクスM2の画素値を2次元離散コ
サイン変換して、8×8のDCT係数から成るマトリク
スMDを得る。マトリクスMDに対して拡張2次元逆離
散コサイン変換を施し、64×64の画素値から成る第
3のマトリクスM3を得る。第3のマトリクスM3によ
って構成される拡張画像データを、原画像データと同じ
座標系に変換して記録媒体に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画像である原
画像の画素数を低減させて得られた画像データを記録媒
体に記録し、その記録媒体から画像データを読み出して
原画像を復元させる画像圧縮伸張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像圧縮伸張装置における画像圧
縮処理の例として、原画像を構成する多数の画素に含ま
れる所定数の画素値の平均値を求めて1つの画素を生成
し、このような画素から成る縮小画像を記録媒体に記録
するものが知られている。また画像圧縮伸張装置におけ
る画像伸張処理では、記録媒体から読み出された縮小画
像に対して補間処理を施すことにより、原画像と同じ画
素数の拡大画像が生成される。
【0003】一方、他の画像圧縮伸張装置として、縮小
画像に2次元離散コサイン変換を施して得られたDCT
係数を記録媒体に記録し、記録媒体から読み出されたD
CT係数に対して2次元逆離散コサイン変換を施してI
DCT係数を得るものが知られている。IDCT係数は
原画像の画素に含まれる一部の画素に対応しており、I
DCT係数に対して補間処理を施すことによって、原画
像と同じ画素数の拡大画像を生成することが可能であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像圧縮伸張装置によ
って再生された拡大画像は、理想的には原画像に一致す
べきであるが、縮小画像を生成したときに原画像に含ま
れる情報の一部が欠落するため、通常、原画像に一致せ
ず、画質は相対的に悪い。
【0005】本発明は、縮小画像から、原画像に対応し
た拡大画像を再生する画像圧縮伸張装置において、拡大
画像の画質を向上させることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の画像
圧縮伸張装置は、複数の画素から成る第1のマトリクス
によって構成される原画像データに基づいて、第1のマ
トリクスよりも少ない数の画素から成る第2のマトリク
スによって構成される縮小画像データを生成する縮小画
像生成手段と、縮小画像データを記録媒体に記録する縮
小画像記録手段と、記録媒体から縮小画像データを読み
出して直交変換を施し、第2のマトリクスを構成する縮
小画像データの直交変換係数を求める直交変換手段と、
直交変換係数に対して、第2のマトリクスよりも多い画
素から成る第3のマトリクスによって構成される拡大画
像データを得るように、逆直交変換を施す拡大画像生成
手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】縮小画像生成手段は例えば、第1のマトリ
クスに含まれる所定数の画素値の平均値を求め、この平
均値を、第2のマトリクスに含まれ、所定数の画素に対
応した1つの画素値として定める。この場合平均値は、
第1のマトリクスに含まれる8×8の画素から求められ
ることが好ましい。
【0008】第2および第3のマトリクスはそれぞれn
1×m1、n2×m2の画素から成る。n2、m2はそ
れぞれn1の2N 倍、m1の2M 倍である。ただし、n
1、m1、n2、m3、N、Mは正の整数である。第1
のマトリクスは例えば64×64の画素から成り、第2
のマトリクスは例えば8×8の画素から成る。
【0009】第1および第3のマトリクスに含まれる画
素の数は同じであることが好ましい。この場合、第1お
よび第3のマトリクスは例えば、それぞれ64×64の
画素から成る。
【0010】好ましくは、直交変換は2次元離散コサイ
ン変換であり、逆直交変換は2次元逆離散コサイン変換
である。この場合、第1、第2および第3のマトリクス
がそれぞれ64×64、8×8および64×64の画素
から成り、かつ拡大画像生成手段は下式によって表され
る2次元逆離散コサイン変換により拡大画像データを得
る。
【数2】 ただし、 0≦x≦63、 0≦y≦63、I'yxは縮小画像デー
タの画素値、 u,v=0 のとき Cu,Cv=1/21/2、 u,v≠0
のとき Cu,Cv=1 、 Dvuは2次元離散コサイン変換によ
って得られたDCT係数である。
【0011】本発明に係る第2の画像圧縮伸張装置は、
複数の画素から成る第1のマトリクスによって構成され
る原画像データに基づいて、第1のマトリクスよりも少
ない数の画素から成る第2のマトリクスによって構成さ
れる縮小画像データを生成する縮小画像生成手段と、縮
小画像データを直交変換して得られた縮小直交変換係数
データを、記録媒体に記録する縮小画像記録手段と、記
録媒体から縮小直交変換係数データを読み出して、第2
のマトリクスよりも多い画素から成る第3のマトリクス
によって構成される拡大画像データを得るように、逆直
交変換を施す拡大画像生成手段とを備えたことを特徴と
している。
【0012】本発明に係る第1の画素数増加装置は、複
数の画素値から成る第4のマトリクスによって構成され
る画像データに直交変換を施し、第4のマトリクスを構
成する画像データの直交変換係数を求める直交変換手段
と、直交変換係数に逆直交変換を施し、第4のマトリク
スよりも多い画素から成る第5のマトリクスによって構
成される拡大画像データを得る拡大画像生成手段とを備
えたことを特徴としている。
【0013】好ましくは、直交変換は2次元離散コサイ
ン変換であり、逆直交変換が2次元逆離散コサイン変換
である。この場合、第4および第5のマトリクスはそれ
ぞれ8×8および64×64の画素から成り、かつ拡大
画像生成手段は(1)式によって表される2次元逆離散
コサイン変換により拡大画像データを得る。
【0014】本発明に係る第2の画素数増加装置は、複
数の直交変換係数から成る第6のマトリクスによって構
成される画像データに逆直交変換を施し、第6のマトリ
クスよりも多い画素から成る第7のマトリクスによって
構成される拡大画像データを得る拡大画像生成手段を備
えたことを特徴としている。
【0015】好ましくは、直交変換は2次元離散コサイ
ン変換であり、逆直交変換は2次元逆離散コサイン変換
である。この場合、第6および第7のマトリクスはそれ
ぞれ8×8および64×64の画素から成り、かつ拡大
画像生成手段は(1)式によって表される2次元逆離散
コサイン変換により拡大画像データを得る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1および図2は本発明の第1の
実施形態である画像圧縮伸張装置を示すブロック図であ
る。図1は画像圧縮装置を示し、図2は画像伸張装置を
示す。
【0017】被写体SPからの反射光は撮影光学系11
によって集光され、これにより撮像素子12の受光面に
被写体SPの光学像が結像される。撮像素子12の受光
面にはレッド(R)、グリーン(G)およびブルー
(B)のカラーフィルタが設けられており、撮像素子1
2では、R、GおよびBの各画像に対応したアナログの
電気信号がそれぞれ発生する。この電気信号はAD変換
器13において、デジタルの電気信号であるR、Gおよ
びBの画像信号に変換される。R、GおよびBの画像信
号は図示しない画像処理回路において、輝度データY、
および色差データCb、Crに変換され、メモリ14に
格納される。
【0018】輝度データY、および色差データCb、C
rは、画像において水平方向に約1000個、垂直方向
に約600個の画素が配列して構成される原画像データ
である。後述するように縮小画像生成部15では、64
×64の画素から成る第1のマトリクス毎に原画像デー
タから画像データが抽出され、第1のマトリクスの原画
像データに対して縮小処理が施される。縮小処理におい
て原画像データは、第2のマトリクスによって構成され
る縮小画像データに変換される。第2のマトリクスは第
1のマトリクスよりも少ない数の画素から成る。すなわ
ち縮小画像データは、第1のメモリ14に格納された輝
度データY、および色差データCb、Crよりも圧縮さ
れており、圧縮率は例えば64分の1である。縮小画像
データは、ICメモリカード等の記録媒体RMに記録さ
れる。
【0019】輝度データY、および色差データCb、C
rに対応した縮小画像データはそれぞれ記録媒体RMか
ら読み出され、DCT処理部21において2次元離散コ
サイン変換(DCT)を施される。すなわち縮小画像デ
ータはDCT係数に変換される。これらのDCT係数
は、拡張IDCT処理部22において、後述する拡張2
次元逆離散コサイン変換(拡張IDCT)を施される。
これにより、第3のマトリクスによって構成される拡大
画像データが得られ、第2のメモリ23に格納される。
拡大画像データは原画像データに対応しており、輝度デ
ータY、および色差データCb、Crの形式である。ま
た、第3のマトリクスは第2のマトリクスよりも多い画
素から成り、その画素数は第1のマトリクスと同じであ
る。
【0020】図3は、図1および図2に示す画像圧縮伸
張装置において処理される各画像データのマトリクスを
示す図である。図4は縮小画像生成部15における縮小
処理を示す図である。図3および図4を参照して縮小画
像生成部15の作用を説明する。
【0021】原画像データは約1000×600個の画
素値Pyxから成り、8×8の画素から成る単位ブロック
に分割される。図3においてブロックB1は、原画像デ
ータの左隅のブロックを原点として、水平方向にsブロ
ック目、垂直方向にtブロック目に位置する。水平方向
に8個並び、かつ垂直方向に8個並ぶ64個のブロック
によって第1のマトリクスM1が構成される。すなわち
第1のマトリクスM1は64×64の画素値Pyxから成
る。
【0022】縮小画像生成部15では、第1のマトリク
スM1によって構成される原画像データ毎に第2のマト
リクスM2が生成される。第2のマトリクスM2におけ
る画素値Rtsは下記(2)式によって示される。すなわ
ち第2のマトリクスM2の画素値Rtsは、第1のマトリ
クスM1において、ブロックB1を構成する8×8の画
素値Pyxの平均値を求めることによって得られる。
【0023】
【数3】 ただし、原画像データにおいて原点は画像の左隅C1の
画素であり、xは画素の水平方向における座標、yは画
素の垂直方向における座標を示す。
【0024】図4に示す例では、第1のマトリクスM1
に含まれるブロックB1は、160、158、183、
211、221、226・・・の64個の画素値Pyxか
ら成り、これら64個の画素値Pyxの平均値174が第
2のマトリクスM2の対応画素値Ryxとして求められ
る。
【0025】このように第2のマトリクスM2は8×8
の画素値から成り、第2のマトリクスM2によって構成
される縮小画像データは、原画像データよりも少ない画
素によって元の画像を示すものである。換言すれば、原
画像データにおいて水平方向にsブロック目、垂直方向
にtブロック目に位置するブロックB1は、縮小画像デ
ータにおいて水平方向にs画素目、垂直方向にt画素目
に位置する画素P1に対応する。
【0026】図5は、第2のマトリクスM2の8×8の
画素値と、これらの画素値のDCT係数とを示してい
る。記録媒体RMから読み出された縮小画像データで
は、第2のマトリクスM2の構成要素である画素値Rts
は、縮小画像データにおいて左隅C2を原点とする
(s,t)の座標系によって示されている。DCTを行
なうため、画素値Rtsは(3)式に従って、第2のマト
リクスM2において左隅C3の画素を原点とする座標系
に変換される。
【0027】
【数4】
【0028】DCTは、DCT処理部21において下記
(4)式に従って行なわれる。
【数5】
【0029】DCTによって得られたDCT係数D
(s,t) vuから成るマトリクスMDにおいて、原点(0,
0)にあるDCT係数D(0,0) vuは直流成分であり、残
りの63個のDCT係数D(s,t) vuは交流成分である。
直流成分は第2のマトリクスを構成する8×8の画素値
の平均値に対応し、各交流成分は、それぞれ所定の空間
周波数成分に対応している。
【0030】次に、拡張IDCT処理部22において行
なわれる拡張IDCTについて説明する。ここでは、説
明の簡単のために、画像データのマトリクスが1次元的
に配列されている場合について、すなわち1次元の拡張
IDCTについて述べる。
【0031】8つの画素Px(=P0,P1,P2, ...
7)が1次元的に配置されて成る画像データに対する1
次元離散コサイン変換(1次元DCT)は下記(5)式
によって表される。
【数6】
【0032】(5)式から理解されるように、1次元離
散コサイン変換によって、8個の領域xにおける画素値
Pxに基づいて空間周波数成分F(u)が求められる。
空間周波数の種類の数(すなわち "u" の数)は領域x
の数に等しく、領域xの数が8の場合は8である。すな
わち、この場合、直流成分F(0)と7つの交流成分F
(1)、F(2)、・・・F(7)とが求められる。
【0033】1次元逆離散コサイン変換(1次元IDC
T)は下記(6)式によって表される。
【数7】
【0034】(6)式から理解されるように、1次元逆
離散コサイン変換によって、8個の空間周波数成分F
(u)に基づいて画素値P'xが求められる。
【0035】図6は、画素値P'xにおいて、直流成分F
(0)に関する成分と、交流成分(1)、F(2)、F
(3)に関する成分とを示している。直流成分F(0)
に関する画素値P'xの成分A0は
【数8】 によって示される。交流成分F(1)に関する画素値
P'xの成分A1は
【数9】 によって示される。交流成分F(2)に関する画素値
P'xの成分A2は
【数10】 によって示される。交流成分F(3)に関する画素値
P'xの成分A3は
【数11】 によって示される。
【0036】画素値P'xは、全ての空間周波数成分F
(0)、F(1)、F(2)、・・・F(7)に関する
画素値P'xの成分の和である。例えばx=1における画
素値は、下記(7)式によって表される。
【数12】
【0037】図6には、(7)式における空間周波数成
分F(0)、F(1)、F(2)、F(3)に関する画
素値の成分A01、A11、A21、A31が示されて
いる。
【0038】x=1における画素値P'1を求めるのと同
様な手法によって、すなわち各空間周波数成分F
(0)、F(1)、・・・F(7)に関する画素値P'x
の各成分A0、A1、A2、A3・・・の曲線(図6参
照)において補間することによって、任意の領域xにお
ける画素値P'xを求めることができる。例えば、画素の
領域xの範囲0〜7を64等分した場合、すなわちx=
0, 0.125, 0.25, 0.375, 0.5, 0.625, .... 6.875,
7.0 に関する画素値は、(8)式によって求められ
る。
【0039】
【数13】 なお(8)式において、コサインの分母を128とした
のは、領域xを整数として扱えるようにしたためであ
る。
【0040】このようにして領域xの範囲をさらに細か
く分割して逆離散コサイン変換を行なうことを、この明
細書では「拡張IDCT」と呼んでいる。拡張IDCT
は、上述のような1次元配列の画像データの場合と同様
にして2次元配列の画像データにも適用できる。(9)
式は2次元配列の場合の拡張IDCTを行なって、画素
値I' (s,t) yxを求めるための式を示している。
【0041】
【数14】
【0042】(9)式に示される拡張IDCTによれ
ば、マトリクスMDを構成する8×8のDCT係数D
(s,t) vuは、図7に示すように、64×64の画素値
I' (s,t)yxから成る第3のマトリクスM3に変換され
る。第3のマトリクスM3は、前述したように拡大画像
データを構成する。
【0043】第3のマトリクスM3における画素値I'
(s,t) yxの座標(x,y)は、第2のマトリクスM2と
同様に、左隅の画素を原点としている。そこで、第3の
マトリクスM3の画素値I' (s,t) yxを原画像データと
同じ座標系に戻すため、(10)式に従って座標変換が
行なわれ、座標変換された拡大画像データが第2のメモ
リ23(図1参照)に格納される。
【0044】
【数15】
【0045】(10)式から理解されるように、第3の
マトリクスM3に対応するブロックB1(図3参照)の
位置(s,t)と、第3のマトリクスM3における画素
値I' (s,t) yxの位置(sブロック,tブロック)とか
ら拡大画像データにおける、画素値I' (s,t) yxの座標
が求められる。
【0046】以上のように本実施形態によれば、縮小画
像データに対して、DCTと拡張IDCTを施すことに
より、原画像データと大きさが同じで画素数も同じであ
る拡大画像データ(拡大画像)が得られる。拡張IDC
Tでは、(9)式に示されるように、第3のマトリクス
M3を構成する全ての画素値に関して2次元離散コサイ
ン変換を行なうことによって、拡大画像の画素値が求め
られる。したがって本実施形態によれば、縮小画像デー
タを生成したときに欠落した情報が存在するにも拘わら
ず、原画像に近い画像を再生することが可能となり、再
生された拡大画像の画質を向上させることができる。
【0047】なお、上記第2および第3のマトリクスM
2、M3を構成する画素の数は、自由に設定することが
できる。すなわち、n1、m1、n2、m2、N、Mを
正の整数としたとき、第2のマトリクスはn1×m1の
画素から成り、第3のマトリクスはn2×m2の画素か
ら成る。ただし、n2はn1の2N 倍であり、m2はm
1の2M 倍である。
【0048】本実施形態では、原画像データから画素数
を減少させて縮小画像データを生成し、その後、拡張I
DCTによって画素数を増加させて拡大画像データを生
成しているが、縮小画像データを原画像データと見做す
こともできる。すなわち、まず、例えば8×8の画素か
ら成る第4のマトリクス(第2のマトリクスM2に相当
する)によって構成される原画像データに2次元離散コ
サイン変換を施し、原画像データのDCT係数を求め
る。そして、DCT係数に拡張IDCTを施し、例えば
64×64の画素から成る第5のマトリクス(第3のマ
トリクスM3に相当する)によって構成される拡大画像
データを得る。このような構成によれば、第4のマトリ
クスによって構成される原画像データに対して、画素数
を増加させ、再生画像の画質を向上させることが可能と
なる。
【0049】図8および図9は第2の実施形態である画
像圧縮伸張装置を示すブロック図である。図8は画像圧
縮装置を示し、図9は画像伸張装置を示す。図1および
図2に示す第1の実施形態と同一または相当する構成要
件に関しては、同じ符号を用いている。
【0050】第1の実施形態と異なる構成を説明する。
縮小画像生成部15において生成された、8×8の画素
から成る第2のマトリクスM2(図3参照)によって構
成される縮小画像データは、DCT処理部16において
2次元離散コサイン変換される。これにより得られたマ
トリクスMD(図3参照)の要素数すなわちDCT係数
の数は8×8であり、原画像データを構成する第1のマ
トリクスM1(図3参照)よりも少なく、マトリクスM
Dは縮小DCT係数データを構成する。縮小DCT係数
データは記録媒体RMに記録される。
【0051】縮小DCT係数データは記録媒体RMから
読み出され、拡張IDCT処理部22において拡張2次
元逆離散コサイン変換を施される。これにより第3のマ
トリクスM3(図3参照)によって構成される拡大画像
データが得られる。すなわち第2の実施形態では、記録
媒体RMには、DCT係数によって構成される縮小DC
T係数データが記録されているので、拡張IDCT処理
部22の前段にDCT処理部は設けられていない。
【0052】その他の構成および作用は第1の実施形態
と同じである。
【0053】なお、第2の実施形態においても、縮小D
CT係数データを原画像データと見做し、拡張IDCT
を施すことによって画素数を増加させることもできる。
すなわち、まず、例えば8×8のDCT係数から成る第
6のマトリクス(マトリクスMDに相当する)によって
構成される原画像データに拡張IDCTを施し、例えば
64×64の画素から成る第7のマトリクス(第3のマ
トリクスM3に相当する)によって構成される拡大画像
データを得る。このような構成によっても、第6のマト
リクスによって構成される原画像データに対して、画素
数を増加させ、再生画像の画質を向上させることが可能
となる。
【0054】上記各実施形態では、直交変換として2次
元離散コサイン変換を、また逆直交変換として2次元逆
離散コサイン変換を用いていたが、これらに限定され
ず、公知の他の直交変換および逆直交変換を採用するこ
ともできる。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、縮小画像
から、原画像に対応した拡大画像を再生する画像圧縮伸
張装置において、拡大画像の画質を向上させることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である画像圧縮伸張装
置に含まれる画像圧縮装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態である画像圧縮伸張装
置に含まれる画像伸張装置を示すブロック図である。
【図3】図1および図2に示す画像圧縮伸張装置におい
て処理される各画像データのマトリクスを示す図であ
る。
【図4】縮小画像生成部における縮小処理を示す図であ
る。
【図5】第2のマトリクスの8×8の画素値と、これら
の画素値から成る画像データに対応したDCT係数とを
示す図である。
【図6】画素値における直流成分F(0)に関する成分
と、交流成分(1)、F(2)、F(3)に関する成分
とを示す図である。
【図7】8×8のマトリクスのDCT係数と、再生画像
データの第3のマトリクスを構成する画素値とを示す図
である。
【図8】本発明の第2の実施形態である画像圧縮伸張装
置に含まれる画像圧縮装置を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施形態である画像圧縮伸張装
置に含まれる画像伸張装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
15 縮小画像生成部 16、21 DCT処理部 22 拡張IDCT処理部 RM 記録媒体
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月21日(2000.1.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【数1】 ただし、 0≦x≦63、 0≦y≦63、I'yxは拡大画像デー
タの画素値、 u,v=0 のとき Cu,Cv=1/21/2、 u,v≠0
のとき Cu,Cv=1 、 Dvuは前記2次元離散コサイン変換
によって得られたDCT係数である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【数1】 ただし、 0≦x≦63、 0≦y≦63、I'yxは拡大画像デー
タの画素値、 u,v=0 のとき Cu,Cv=1/21/2、 u,v≠0
のとき Cu,Cv=1 、 Dvuは前記2次元離散コサイン変換
によって得られたDCT係数である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項16
【補正方法】変更
【補正内容】
【数1】 ただし、 0≦x≦63、 0≦y≦63、I'yxは拡大画像デー
タの画素値、 u,v=0 のとき Cu,Cv=1/21/2、 u,v≠0
のとき Cu,Cv=1 、 Dvuは前記2次元離散コサイン変換
によって得られたDCT係数である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】好ましくは、直交変換は2次元離散コサイ
ン変換であり、逆直交変換は2次元逆離散コサイン変換
である。この場合、第1、第2および第3のマトリクス
がそれぞれ64×64、8×8および64×64の画素
から成り、かつ拡大画像生成手段は下式によって表され
る2次元逆離散コサイン変換により拡大画像データを得
る。
【数2】 ただし、 0≦x≦63、 0≦y≦63、I'yx拡大画像デー
タの画素値、 u,v=0 のとき Cu,Cv=1/21/2、 u,v≠0
のとき Cu,Cv=1 、 Dvuは2次元離散コサイン変換によ
って得られたDCT係数である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】図4に示す例では、第1のマトリクスM1
に含まれるブロックB1は、160、158、183、
211、221、226・・・の64個の画素値Pyxか
ら成り、これら64個の画素値Pyxの平均値174が第
2のマトリクスM2の対応画素値Rtsとして求められ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】DCTによって得られたDCT係数D
(s,t) vuから成るマトリクスMDにおいて、原点(0,
0)にあるDCT係数(s,t) 00 は直流成分であり、残
りの63個のDCT係数D(s,t) vuは交流成分である。
直流成分は第2のマトリクスを構成する8×8の画素値
の平均値に対応し、各交流成分は、それぞれ所定の空間
周波数成分に対応している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】(10)式から理解されるように、第3の
マトリクスM3に対応するブロックB1(図3参照)の
位置(s,t)と、第3のマトリクスM3における画素
値I' (s,t) yxの位置(sブロック,tブロック)とか
ら拡大画像データにおける、画素値Jyxの座標が求めら
れる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】以上のように本実施形態によれば、縮小画
像データに対して、DCTと拡張IDCTを施すことに
より、原画像データと大きさが同じで画素数も同じであ
る拡大画像データ(拡大画像)が得られる。拡張IDC
Tでは、(9)式に示されるように、DCTで求められ
た結果に対して、2次元逆離散コサイン変換を行い、第
3のマトリクスM3を構成する全ての画素値を求める
とによって、拡大画像の画素値が求められる。したがっ
て本実施形態によれば、縮小画像データを生成したとき
に欠落した情報が存在するにも拘わらず、原画像に近い
画像を再生することが可能となり、再生された拡大画像
の画質を向上させることができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】なお、第2の実施形態においても、縮小D
CT係数データを原画像データと見做し、拡張IDCT
を施すことによって画素数を増加させることもできる。
すなわち、まず、例えば8×8のDCT係数から成る第
6のマトリクス(マトリクスMDに相当する)によって
構成される原画像のDCT係数データに拡張IDCTを
施し、例えば64×64の画素から成る第7のマトリク
ス(第3のマトリクスM3に相当する)によって構成さ
れる拡大画像データを得る。このような構成によって
も、第6のマトリクスによって構成される原画像データ
に対して、画素数を増加させ、再生画像の画質を向上さ
せることが可能となる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】画素値における直流成分F(0)に関する成分
と、交流成分(1)、F(2)、F(3)に関する成
分とを示す図である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 11/04 H03M 7/30 Z 5C078 // H03M 7/30 H04N 5/91 J 5J064 Fターム(参考) 5C023 AA02 AA31 CA01 DA04 5C052 AA17 CC11 DD02 EE08 GA02 GB01 GC03 GC05 GE04 GE08 5C053 FA08 FA27 GA11 GB21 GB22 KA04 KA25 5C057 AA01 AA07 BA14 CA01 EA02 EA07 EH01 EL01 EM09 GG01 GL03 5C059 KK01 LB05 LB15 MA23 PP01 PP16 SS11 SS14 UA02 UA05 UA33 5C078 AA04 BA57 DB07 5J064 AA01 BA15 BA16 BC02 BC21 BD03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素から成る第1のマトリクスに
    よって構成される原画像データに基づいて、前記第1の
    マトリクスよりも少ない数の画素から成る第2のマトリ
    クスによって構成される縮小画像データを生成する縮小
    画像生成手段と、 前記縮小画像データを記録媒体に記録する縮小画像記録
    手段と、 前記記録媒体から前記縮小画像データを読み出して直交
    変換を施し、前記第2のマトリクスを構成する縮小画像
    データの直交変換係数を求める直交変換手段と、 前記直交変換係数に対して、前記第2のマトリクスより
    も多い画素から成る第3のマトリクスによって構成され
    る拡大画像データを得るように、逆直交変換を施す拡大
    画像生成手段とを備えたことを特徴とする画像圧縮伸張
    装置。
  2. 【請求項2】 複数の画素から成る第1のマトリクスに
    よって構成される原画像データに基づいて、前記第1の
    マトリクスよりも少ない数の画素から成る第2のマトリ
    クスによって構成される縮小画像データを生成する縮小
    画像生成手段と、 前記縮小画像データを直交変換して得られた縮小直交変
    換係数データを、前記記録媒体に記録する縮小画像記録
    手段と、 前記記録媒体から前記縮小直交変換係数データを読み出
    して、前記第2のマトリクスよりも多い画素から成る第
    3のマトリクスによって構成される拡大画像データを得
    るように、逆直交変換を施す拡大画像生成手段とを備え
    たことを特徴とする画像圧縮伸張装置。
  3. 【請求項3】 前記縮小画像生成手段が、前記第1のマ
    トリクスに含まれる所定数の画素値の平均値を求め、こ
    の平均値を、前記第2のマトリクスに含まれ、前記所定
    数の画素に対応した1つの画素値として定めることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の画像圧縮伸張
    装置。
  4. 【請求項4】 前記平均値が、前記第1のマトリクスに
    含まれる8×8の画素値から求められることを特徴とす
    る請求項3に記載の画像圧縮伸張装置。
  5. 【請求項5】 前記第2および第3のマトリクスがそれ
    ぞれn1×m1、n2×m2の画素から成り、n2、m
    2がそれぞれn1の2N 倍、m1の2M 倍である(ただ
    し、n1、m1、n2、m3、N、Mは正の整数)こと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像圧縮
    伸張装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のマトリクスが64×64の画
    素から成り、前記第2のマトリクスが8×8の画素から
    成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    画像圧縮伸張装置。
  7. 【請求項7】 前記第1および第3のマトリクスに含ま
    れる画素の数が同じであることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の画像圧縮伸張装置。
  8. 【請求項8】 前記第1および第3のマトリクスがそれ
    ぞれ64×64の画素から成ることを特徴とする請求項
    7に記載の画像圧縮伸張装置。
  9. 【請求項9】 前記直交変換が2次元離散コサイン変換
    であり、前記逆直交変換が2次元逆離散コサイン変換で
    あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    画像圧縮伸張装置。
  10. 【請求項10】 前記第1、第2および第3のマトリク
    スがそれぞれ64×64、8×8および64×64の画
    素から成り、かつ前記拡大画像生成手段が下式によって
    表される2次元逆離散コサイン変換により前記拡大画像
    データを得ることを特徴とする請求項9に記載の画像圧
    縮伸張装置。 【数1】 ただし、 0≦x≦63、 0≦y≦63、I'yxは拡大画像デー
    タの画素値、 u,v=0 のとき Cu,Cv=1/21/2、 u,v≠0
    のとき Cu,Cv=1 、 Dvuは前記2次元離散コサイン変換
    によって得られたDCT係数である。
  11. 【請求項11】 複数の画素から成る第4のマトリクス
    によって構成される画像データに直交変換を施し、前記
    第4のマトリクスを構成する画像データの直交変換係数
    を求める直交変換手段と、 前記直交変換係数に逆直交変換を施し、前記第4のマト
    リクスよりも多い画素から成る第5のマトリクスによっ
    て構成される拡大画像データを得る拡大画像生成手段と
    を備えたことを特徴とする画素数増加装置。
  12. 【請求項12】 前記直交変換が2次元離散コサイン変
    換であり、前記逆直交変換が2次元逆離散コサイン変換
    であることを特徴とする請求項11に記載の画素数増加
    装置。
  13. 【請求項13】 前記第4および第5のマトリクスがそ
    れぞれ8×8および64×64の画素から成り、かつ前
    記拡大画像生成手段が下式によって表される2次元逆離
    散コサイン変換により前記拡大画像データを得ることを
    特徴とする請求項12に記載の画素数増加装置。 【数1】 ただし、 0≦x≦63、 0≦y≦63、I'yxは拡大画像デー
    タの画素値、 u,v=0 のとき Cu,Cv=1/21/2、 u,v≠0
    のとき Cu,Cv=1 、 Dvuは前記2次元離散コサイン変換
    によって得られたDCT係数である。
  14. 【請求項14】 複数の直交変換係数から成る第6のマ
    トリクスによって構成される画像データに逆直交変換を
    施し、前記第6のマトリクスよりも多い画素から成る第
    7のマトリクスによって構成される拡大画像データを得
    る拡大画像生成手段を備えたことを特徴とする画素数増
    加装置。
  15. 【請求項15】 前記直交変換が2次元離散コサイン変
    換であり、前記逆直交変換が2次元逆離散コサイン変換
    であることを特徴とする請求項14に記載の画素数増加
    装置。
  16. 【請求項16】 前記第6および第7のマトリクスがそ
    れぞれ8×8および64×64の画素から成り、かつ前
    記拡大画像生成手段が下式によって表される2次元逆離
    散コサイン変換により前記拡大画像データを得ることを
    特徴とする請求項15に記載の画素数増加装置。 【数1】 ただし、 0≦x≦63、 0≦y≦63、I'yxは拡大画像デー
    タの画素値、 u,v=0 のとき Cu,Cv=1/21/2、 u,v≠0
    のとき Cu,Cv=1 、 Dvuは前記2次元離散コサイン変換
    によって得られたDCT係数である。
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