JP2000217479A - 電動リール - Google Patents

電動リール

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JP2000217479A
JP2000217479A JP11019340A JP1934099A JP2000217479A JP 2000217479 A JP2000217479 A JP 2000217479A JP 11019340 A JP11019340 A JP 11019340A JP 1934099 A JP1934099 A JP 1934099A JP 2000217479 A JP2000217479 A JP 2000217479A
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clock
power supply
power
spool
motor
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Yoshiyuki Furomoto
儀幸 風呂本
Noboru Sakaguchi
昇 阪口
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Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動リールにおいて、電力供給量が低減した
ときに水深表示時の電力の消耗を可及的に抑える。 【解決手段】 電動リールは、外部電源と接続可能なリ
ールであって、リール本体1と、糸巻き用のスプール1
0と、モータ12と、液晶表示部5と、電力検出部25
と、クロック発生部34と、制御部20とを備えてい
る。電力検出部は、外部電源の電圧を検出する。クロッ
ク発生部は、通常のクロックCとそれより低い周波数の
クロックC1,C2とを含む複数のクロックを発生す
る。制御部は、外部電源から供給された電力により複数
のクロックC,C1,C2で動作し、モータ及び液晶表
示部を制御するとともに、電圧が0になり電源コードが
外れると、クロックをクロックC1に変更しかつモータ
への電力供給を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動リール、特
に、着脱自在な電源コードにより外部電源と接続可能な
電動リールに関する。
【0002】
【従来の技術】電動リールには、スプールの糸巻取方向
の回転させるためのモータが設けられており、通常、蓄
電池等の外部電源から電源コードを介してモータに電力
が供給されている。モータには、船などで電源が容易に
得られ速度を可変に制御しやすい直流モータが使用さ
れ、モータは、モータ駆動回路により速度可変に駆動さ
れている。また、電動リールのリール本体の上部には、
液晶ディスプレイからなる水深表示部を有するカウンタ
ケースが設けられている。カウンタケース内には、水深
表示部やモータ駆動回路を制御するためのマイクロコン
ピュータからなる制御部が設けられている。この制御部
や水深表示部にも電源コードを介して外部電源から電力
が供給されている。
【0003】この種の電動リールでは、通常は、船縁に
設けられた竿支持具に釣り竿を装着した状態で操作され
る。そして、仕掛けに魚がかかると、手で釣り竿を支持
・操作し、魚の引く力を勘案しながらモータをオンオフ
して釣り糸を巻き取り、魚を回収する。また、餌や仕掛
けを交換するために仕掛けを回収するときには、竿支持
具に釣り竿を装着したままモータをオンして釣り糸を巻
き取り、仕掛けを回収する。
【0004】最近、比較的小型の電動リールが今まで手
巻きで行っていたような種々な釣りに広く使用されてい
る。このような小型の電動リールを使用する場合、たと
えば、仕掛けや餌を交換するときには、モータを利用し
て釣り糸を高速で巻き取る。また、魚を釣り上げるとき
には、釣り味を楽しむために電動リールを手巻きリール
として用い、手でハンドルを回して釣り糸を巻き取る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電動リール
では、電動リールを手巻きリールとして使用する場合、
釣り竿をしゃくるときや魚の動きに合わせて船内を移動
するときに電源コードがじゃまになることがある。しか
し、電源コードを外すと、モータだけではなく水深表示
部も動作しなくなるので、あとどのぐらい巻き上げなけ
ればならないか分からなくなりリールを使いづらい。
【0006】そこで、電源コードを外しても手巻きリー
ルとして使用できるようにするために、電動リールの内
部に外部電源とは別の電源を設けたものが知られてい
る。この電源は、たとえば、ボタン電池、乾電池、コン
デンサ等の電力供給量が少ない小型の電源であり、リー
ル内部に設けられているために容量が小さい。このた
め、水深表示部の表示及び制御を行うことはできてもモ
ータの駆動を行うことはできない。このような別の電源
を装着した電動リールでは、電源コードを外したときに
は、別の電源から制御部や水深表示部に電力が供給さ
れ、外部電源からの電力が供給されなくても水深表示部
が動作可能になる。
【0007】しかし、従来の電源付きの電動リールで
は、電源コードを外したときにも電源コードが装着され
ているときと同じように制御部が動作しているので、電
源の消耗が多くなり、電力供給量が少ない別の電源で長
時間の釣りを行うことが困難である。本発明の課題は、
電動リールにおいて、電力供給量が低減したときに水深
表示時の電力の消耗を可及的に抑えることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明1に係る電動リール
は、外部電源と接続可能なリールであって、釣り竿に装
着されるリール本体と、糸巻き用のスプールと、モータ
と、水深表示手段と、電力検出手段と、クロック発生手
段と、制御手段とを備えている。スプールは、リール本
体に回転自在に装着されている。モータは、外部電源か
ら供給された電力により動作し、スプールを糸巻取方向
に回転させるためのものである。水深表示手段は、外部
電源から供給された電力により動作し、スプールに巻回
される釣り糸の先端に取り付けられた仕掛けの水深を表
示するための手段である。電力検出手段は、外部電源か
らの電力供給量を検出する手段である。クロック発生手
段は、通常クロックとそれより低い周波数のクロックと
を含む複数のクロックを発生する手段である。制御手段
は、外部電源から供給された電力により通常クロックを
含む複数のクロックで動作し、モータ及び水深表示手段
を制御するとともに、電力供給量が零を含む所定供給量
以下になったことを電力検出手段が検出すると、クロッ
ク発生手段で発生するクロックの周波数を通常クロック
より低い周波数の第1クロックに変更しかつモータへの
電力供給を遮断する手段である。
【0009】この電動リールでは、水深表示手段、モー
タ、制御手段に外部電源から電力が供給されそれらが動
作する。制御手段は、外部電源から電力が供給される
と、通常クロックで動作する。そして、たとえば外部電
源が消耗したり外部電源を外して外部電源からの電力供
給量が所定供給量以下になると、そのことを電力検出手
段が検出する。外部電源からの電力供給量が所定供給量
以下になったことを電力検出手段が検出すると、制御手
段は、クロック発生手段で発生するクロックの周波数を
通常クロックより低い周波数の第1クロックに変更しか
つモータへの電力供給を遮断する。この変更された低い
周波数の第1クロックが制御手段に供給されて制御手段
は第1クロックで動作し水深表示手段を制御して水深表
示を可能にする。ここでは、電力供給量が所定供給量以
下になると、制御手段が通常クロックより低い周波数の
第1クロックで動作するので、水深表示を行うときの制
御手段の電力消費量が低減する。このため、電力供給量
が所定供給量以下になったときに、水深表示時の電力の
消耗を可及的に抑えることができ、長時間釣りを楽しむ
ことができる。
【0010】発明2に係る電動リールは、発明1に記載
のリールにおいて、外部に設けられる予備電源を接続す
るための予備電源接続手段と、電力供給量が所定供給量
以下になると、制御手段及び水深表示手段に供給する電
力を予備電源接続手段に接続された予備電源からの電力
に切り換える電源切換手段とをさらに備える。この場合
には、外部電源の電力が消耗したり外部電源が切断され
電力供給量が所定供給量以下になると、予備電源からの
電力が水深表示手段及び制御手段に供給され水深表示が
可能になる。このとき、制御手段に供給されるクロック
は周波数が低い第1クロックであるので、制御手段の電
力消費が低減し予備電源の消耗を可及的に抑えることが
できる。
【0011】発明3に係る電動リールは、発明1に記載
のリールにおいて、外部電源の電力より低い所定の電力
を供給可能な内部電源と、電力供給量が所定供給量以下
になると、制御手段及び水深表示手段に供給する電力を
内部電源からの電力に切り換える電源切換手段とをさら
に備える。この場合には、外部電源の電力が消耗したり
外部電源が切断され電力供給量が所定供給量以下になる
と、内部電源からの電力が水深表示手段及び制御手段に
供給され水深表示が可能になる。このとき、制御手段に
供給されるクロックは周波数が低い第1クロックである
ので、制御手段の電力消費量が少なくなり内部電源の消
耗を可及的に抑えることができる。
【0012】発明4に係る電動リールは、発明1から3
のいずれかに記載のリールにおいて、制御手段に入力さ
れる外部信号を受け付ける信号入力受付手段をさらに備
え、制御手段は、所定供給量以下の電力供給量でかつ信
号入力受付手段が一定時間以上前記外部信号を受け付け
なかったとき、供給されるクロックを第1クロックより
低い周波数の第2クロックに変更する。この場合には、
リールが何も動作を行っていないときにはさらに低い周
波数の第2クロックで制御手段が動作するので、制御手
段の電力消費がさらに低減し電力の消耗をさらに抑える
ことができる。
【0013】発明5に係る電動リールは、発明4に記載
のリールにおいて、スプールの単位時間当たりの回転数
を検出するスプール回転数検出手段をさらに備え、信号
入力受付手段は、外部信号としてスプール回転数検出手
段から単位時間当たりのスプール回転数の信号を受け付
ける。この場合には、スプールが所定時間回転しないと
きには、制御手段がクロックを第1クロックから第2ク
ロックに変更して動作する。このため、当たりを待って
いる間等のスプールが所定時間回転しないときにも電力
の無駄な消費がなくなり、釣りを行っているときの電力
の消耗を抑えることができる。
【0014】発明6に係る電動リールは、発明4又は5
に記載のリールにおいて、制御手段による制御動作を指
定するためのキー入力手段をさらに備え、信号入力受付
手段は、外部信号としてキー入力手段からの入力信号を
受け付ける。この場合には、キー入力が所定時間ないと
きには、制御手段がクロックを第1クロックから第2ク
ロックに変更して動作する。このため、当たりを待って
いる間等のキー入力が所定時間ないときにも電力の無駄
な消費がなくなり、釣りを行っているときの電力の消耗
を抑えることができる。
【0015】発明7に係る電動リールは、発明4から6
のいずれかに記載の両軸受リールにおいて、制御手段
は、前記第2クロックに前記クロックを変更した後に前
記信号入力受付手段が前記外部信号を受け付けたとき、
前記クロックを第1クロックに戻す。この場合には、リ
ールが何も動作を行っていないときには第2クロックで
制御手段が動作し、信号入力受付手段が何らかの外部信
号を受け付けリールが動作を行うとそれより速い第1ク
ロックで制御手段が動作する。ここでは、リールが停止
して第2クロックで動作していてもリールの動作を開始
すると比較的高速の第1クロックで制御手段が動作する
ので、水深表示がスムーズに行える。
【0016】発明8に係る電動リールは、発明4から7
のいずれかに記載のリールにおいて、信号入力受付手段
と制御手段との間に介装された緩衝記憶手段をさらに備
える。この場合には、制御手段が比較的遅い第1クロッ
クや第2クロックで動作し、外部信号の入力タイミング
が制御手段の動作タイミングより速くなっても、外部信
号が緩衝記憶手段で記憶されるので、外部信号の読み飛
ばしがなくなり制御手段による制御が円滑に行われる。
【0017】発明9に係る電動リールは、発明1から8
のいずれかに記載のリールにおいて、制御手段に供給さ
れる電圧を変更する電圧変更手段をさらに備え、制御手
段は、通常クロックから第1クロックにクロックを変更
するとき、電圧変更手段により供給される電圧を低く変
更する。この場合には、クロックの低周波数化に加えて
電圧も低くするので、電力消費がさらに低減し、電力の
消耗を抑えて釣りをより長く行うことができる。
【0018】発明10に係る電動リールは、発明1から
9のいずれかに記載のリールにおいて、制御手段は、電
力供給量が所定供給量以下の状態から所定供給量を超え
たことを電力検出手段が検出すると、クロック発生手段
で発生するクロックを通常クロックに戻すとともにモー
タへの電力供給を再開する。この場合には、外部電源を
接続したり新しい外部電源を接続したりして電力供給量
が所定供給量以下の状態から所定供給量を超えると、ク
ロックが高速な通常クロックになりモータも駆動可能に
なるので、大物等をつり上げたときにスムーズに取り込
む事ができるとともに制御も円滑になる。
【0019】発明11に係る電動リールは、電源コード
を介して外部電源と接続可能なリールであって、釣り竿
に装着されるリール本体と、スプールと、モータと、水
深表示手段と、電源コード検出手段と、クロック発生手
段と、制御手段とを備えている。スプールは、リール本
体に回転自在に装着されている。モータは、外部電源か
ら供給された電力により動作し、スプールを糸巻取方向
に回転させるためのものである。水深表示手段は、外部
電源から供給された電力により動作し、スプールに巻回
される釣り糸の先端に取り付けられた仕掛けの水深を表
示するための手段である。電源コード検出手段は、電源
コードの装着の有無を検出する手段である。クロック発
生手段は、通常クロックとそれより低い周波数のクロッ
クとを含む複数のクロックを発生する手段である。制御
手段は、外部電源から供給された電力により通常クロッ
クを含む複数のクロックで動作し、モータ及び水深表示
手段を制御するとともに、電源コードが外れたことを電
源コード検出手段が検出すると、クロック発生手段で発
生するクロックの周波数を通常クロックより低い周波数
の第1クロックに変更しかつモータへの電力供給を遮断
する手段である。
【0020】この電動リールでは、水深表示手段、モー
タ、制御手段に電源コードを介して外部電源から電力が
供給されそれらが動作する。制御手段は、外部電源から
電力が供給されると、通常クロックで動作する。そし
て、たとえば手巻きのリールとして使用するために電源
コードが外されると、そのことを電源コード検出手段が
検出する。電源コード検出手段が電源コードが外れたこ
とを検出すると、制御手段は、クロック発生手段で発生
するクロックの周波数を通常クロックより低い周波数の
第1クロックに変更しかつモータへの電力供給を遮断す
る。この変更された低い周波数の第1クロックが制御手
段に供給されて制御手段は第1クロックで動作し水深表
示手段を制御して水深表示を可能にする。ここでは、電
源コードが外れると、制御手段が通常クロックより低い
周波数の第1クロックで動作するので、水深表示を行う
ときの制御手段の電力消費量が低減する。このため、手
巻きリールとして使用するとき、水深表示時の電力の消
耗を可及的に抑えることができ、長時間釣りを楽しむこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、本発明の
一実施形態による電動リールは、外部電源から供給され
た電力により駆動されるとともに、手巻きリールとして
使用するときの電源を内部に有するリールである。ま
た、電動リールは糸繰り出し長さ又は糸巻取長さに応じ
て仕掛けの水深を表示する水深表示機能を有するリール
である。電動リールは、釣り竿Rに装着可能なリール本
体1と、リール本体1の側方に配置されたスプール回転
用のハンドル2と、ハンドル2のリール本体1側に配置
されたドラグ調整用のスタードラグ3とを主に備えてい
る。
【0022】リール本体1は、左右1対の側板7a,7
bとそれらを連結する複数の連結部材7cとからなるフ
レーム7と、フレーム7の左右を覆う左右の側カバー8
a,8bと、フレーム7の前部を覆う前カバー9とを有
している。ハンドル2側の側カバー8bには、ハンドル
2の回転軸が回転自在に支持され、ハンドル2と逆側の
側カバー8aの後部には、電源コード18の一端を接続
するための本体コネクタ部19が設けられている。電源
コード18の一端には本体コネクタ部19に着脱自在に
装着されるコードコネクタ部18aが装着されており、
他端には、たとえば12ボルトの起電力を有する鉛蓄電
池からなる外部電源PSが接続されている。この本体コ
ネクタ部19を介して、外部電源PSの電力がリールに
供給される。
【0023】前カバー9には、図4に示すように、釣り
糸通過用の横長の開口9aが形成されるとともに、開口
9aの下側(リール本体1の前下部)には、後述する内
部電源IP装着用の電源装着部30が形成されている。
リール本体1の内部にはハンドル2に連結されたスプー
ル10が回転自在に支持されている。スプール10の内
部にはスプール10を糸巻き上げ方向に回転駆動する直
流駆動のモータ12が配置されている。また、リール本
体1の内部には、レベルワインド機構13(図4)や磁
石ホイール(図示せず)や回転伝達機構(図示せず)や
クラッチ機構(図示せず)等が設けられている。
【0024】レベルワインド機構13は、スプールの前
方に配置された釣り糸案内部14を有している。レベル
ワインド機構13は、スプール10の回転に連動して釣
り糸案内部14をスプール10の軸方向に移動させて、
釣り糸をスプール10に均一に巻き付けるために設けら
れている。磁石ホイールは、スプール10に連動して回
転し、スプール10の回転方向や回転数を検出するため
の検出子として機能する。回転伝達機構は、モータ12
の回転を減速する遊星歯車機構やハンドル2の逆転を阻
止する逆転防止機構やスプール10の糸繰り出し方向の
回転を制動するドラグ機構を含み、ハンドル2の回転を
スプール10に伝達するとともにモータ12の回転をス
プール10に伝達する。クラッチ機構は、ハンドル2及
びモータ12とスプール10との駆動伝達をオンオフす
る。また、リール本体1のハンドル2側側面には、クラ
ッチ機構をオンオフ操作するためのクラッチレバー11
が配置されている。
【0025】リール本体1の上部には水密なカウンタケ
ース4が固定されている。カウンタケース4には、図3
に詳しく説明するように、仕掛けの水深や2つの基準で
棚位置を表示するための液晶ディスプレイからなる液晶
表示部5と、液晶表示部5の周囲に配置された各種の操
作キー部6とが設けられている。液晶表示部5には、表
示モード(上からモードと底からモード)に応じて異な
る水深を表示する水深表示部5aと、各種のモードや動
作状態を表示するためのモード表示部5bと、水底の水
深Sを表示するための底メモ表示部5cと、表示モード
に応じて上棚位置又は底棚位置を表示するための棚メモ
表示部5dと、スプール10巻き上げ時の9つの変速段
を表示するための9つのドット表示からなる速度表示部
5eと、内部電源IPの充電量を表示するための充電量
表示部5fとが含まれている。充電量表示部5fは、た
とえば複数本のバー表示で内部電源IPの充電量を表示
する。
【0026】水深表示部5a、底メモ表示部5c及び棚
メモ表示部5dは、たとえば正負3桁(整数2桁,小数
1桁)で水深を表示可能である。動作モード表示部5b
は、「上 から」と「底から」との2種の文字のいずれ
かで表示モードを画面上に表示する。ここで、上からモ
ードとは、リールを基準とした水面からの仕掛けの水深
を表示するモードであり、底からモードとは水底を基準
とした水底から仕掛けまでの距離を表示するモードであ
る。このため、上からモードは、「上もの」と呼ばれる
魚を釣るときに好適であり、底からモードは「底もの」
と呼ばれる魚を釣るときに好適である。
【0027】操作キー部6には、液晶表示部5の右側に
上下に並べて配置された速度調整スイッチSK及びモー
タオンオフスイッチPBと、左側に上下に並べて配置さ
れたさそいボタンIB、棚メモボタンTB及び底メモボ
タンSBとが設けられている。速度調整スイッチSK
は、上下2つのスイッチSK1,SK2と中立位置とか
らなるシーソー型のものであり、上スイッチSK1を押
すと変速段が押している時間だけ徐々に高速側に移行
し、下スイッチSK2を押すと低速側に移行する。ま
た、押すのを止めると中立位置に復帰してそのときの変
速段を維持する。モータオンオフボタンPBは、通常は
モータ12をオンオフするスイッチとして機能するとと
もに、電源コード18が外れたときに液晶表示部5をオ
ンオフするスイッチとして機能する。
【0028】さそいボタンIBは、仕掛けを棚近傍でさ
そい上げるさそいモードをセットしたり、さそい学習を
行ったり、さそいモードを解除する際に使用されるボタ
ンである。棚メモボタンTBは、上からモードのときの
上棚位置や底からモードのときの底棚位置を設定するた
めのボタンである。なお、棚メモボタンTBを3秒以上
押し続けると、水深表示が0セットされる。底メモボタ
ンSBは、水底の水深を設定するためのボタンである。
また、底メモボタンSBを3秒以上押し続けると、表示
モードを上からモードと底からモードとの間で切り換え
できる。
【0029】カウンタケース4の内部には、磁石ホイー
ルを検出してスプール10の回転方向及び回転数を検出
するための2つのリードスイッチ21a,21bからな
るスプールセンサ21と、各種警報を出力するブザー2
2とが設けられている。またカウンタケース4の内部に
は、図5に示す制御部20が設けられている。制御部2
0は、カウンタケース4内に配置されたCPU,RA
M,ROM,I/Oインターフェイス等を含むマイクロ
コンピュータを備えており、制御プログラムに従って後
で説明する各種の制御動作を実行する。
【0030】制御部20には、クロック発生部34と、
液晶表示部5と、ブザー22と、入力バッファ36とが
接続されている。また、制御部20には、モータ12を
駆動するためのモータ駆動回路23と、各種の制御デー
タを記憶する不揮発メモリからなる記憶部24と、外部
電源PSの電圧を検出するための電圧検出部25と、ス
イッチ回路27と、充電量検出回路28と、過渡期用電
源29とが接続されている。
【0031】クロック発生部34は、制御部20のCP
Uを動作させるためのクロックを発生するものであり、
たとえば5MHzの通常のクロックCと、クロックCよ
り周波数が低い312.5kHzのクロックC1と、さ
らに周波数が低い32.767kHzのクロックC2と
の3種のクロックを発生する。このクロック発生部34
が発生するクロックは制御部20により制御される。入
力バッファ36は、スイッチやセンサ等の入力機器から
の外部信号を受け付けるとともに、制御部20の制御タ
イミングと外部信号の入力タイミングとのずれを解消し
て外部信号の読み飛ばしを防ぐために設けられている。
入力バッファ36には、モータオンオフスイッチPB
と、速度調整スイッチSKと、スプールセンサ21と、
操作キー部6の他のボタンやクラッチオン用のソレノイ
ド(図示せず)等を含む他の入出力部のうちの入力機器
とが接続されている。
【0032】モータ駆動回路23にはモータ12が接続
されており、モータ12に与える電流を制御部20から
の制御信号によりパルス幅変調することでモータ12を
速度可変に駆動する。モータ駆動回路23には、外部電
源PSから供給された、たとえば12ボルトの電力が電
圧検出部25及びスイッチ回路27を介して供給され
る。記憶部24は、たとえばEEPROM(電気的に書
き換え可能な不揮発メモリ)からなり、記憶部24に
は、棚位置等の表示データや実際の糸長とスプール回転
数との関係を示す学習データを含む種々のデータが記憶
されている。この記憶部24は、内部電源IPが消耗し
ても種々のデータが保存できるように設けられている。
【0033】電圧検出部25は、たとえば外部電源PS
の電圧が0ボルトか否かを検出する電圧検出回路からな
り、電圧が0ボルトであると電源コード18が外れてい
るとことを検出し、その旨を示す信号を制御部20に出
力する。スイッチ回路27には、電圧検出部25と、変
圧回路32と、内部電源IPとが接続されている。スイ
ッチ回路27は、制御部20からの制御信号により動作
する、たとえばスイッチングトランジスタにより構成さ
れた2つのスイッチ部27a,27bを有している。ス
イッチ部27aは、電圧検出部25とモータ駆動回路2
3との間に配置され、モータ駆動回路23への電力の供
給をオンオフするスイッチである。スイッチ部27b
は、2入力1出力の切換スイッチであり、内部電源IP
と外部電源PSとを切り換えるためのスイッチである。
このスイッチ部27bは、切り換えにより変圧回路32
からの5ボルトの電圧と内部電源IPからの3ボルトの
電圧との電圧の変更も行っている。スイッチ回路27
は、モータオンオフスイッチPBに連動してモータ駆動
回路23及び液晶表示部5に与える電力の供給をオンオ
フするとともに、電源コード18の装着の有無により、
モータ駆動回路23に与える電力をオンオフしかつ制御
部20及び液晶表示部5に与える電力を変圧回路32を
介して変圧された外部電源PSからの5ボルトの電力と
内部電源IPからの3ボルトの電力との間で切り換え
る。
【0034】変圧回路32は、外部電源PSから供給さ
れた、たとえば12ボルトの電力を制御部20で必要と
される、たとえば5ボルトの電力に変圧する。変圧回路
32の出力はスイッチ部27bの一入力端子に与えられ
る。変圧回路32には充電回路33も接続されており、
変圧回路32の出力は充電回路33にも与えられる。充
電回路33には内部電源IPが接続されており、変圧さ
れた外部電源PSの電力により内部電源IPを充電す
る。
【0035】内部電源IPは、たとえば3ボルトの起電
力を有する充電可能かつ着脱自在なリチウムイオン電池
から構成されている。内部電源IPの出力はスイッチ部
27bの他入力端子に与えられる。内部電源IPは、図
4に示すように、前カバー9に設けられた電池装着部3
0に着脱自在に装着されている。内部電源IPと電源装
着部30との間には、パッキン31が装着されており、
電源装着部30のパッキン装着部分より奥側は水密にな
っている。この電源装着部30の位置は、開口9aの下
側であるため、レベルワインド機構13の前下方(リー
ル本体1の前下部)に位置する。この位置は、リール本
体1内で比較的あいた空間となっている。このため、こ
こに内部電源IPを装着してもリール本体1が大型化し
ない。
【0036】充電量検出回路28は、内部電源IPに接
続されており、内部電源IPの充電量をたとえば電圧に
より検出し、その検出信号を制御部20に出力する。こ
の検出結果が充電量表示部5fに表示される。充電量検
出回路28には逆流防止回路26が接続されている。逆
流防止回路26は、スイッチ回路27のスイッチ部27
bの他入力端子に接続されており、スイッチ回路27側
から内部電源IPへの逆流を防止するために設けられて
いる。
【0037】過渡期用電源29は、スイッチ部27bの
出力端子と制御部20との間に配置されている。過渡期
用電源29は、たとえばコンデンサからなり、電源コー
ド18を外した時にスイッチ回路27が切り替わる過渡
期や電源コード18が外れた状態で内部電源IPを交換
する過渡期において、制御部20に電力を供給して制御
がリセットされないようにするために設けられている。
これらの制御系の各部のうち、前述したように内部電源
IPがリール本体1の前下部に装着されており、残りの
各部はカウンタケース4の内部に収納されている。
【0038】次に、制御部20によって行われる制御処
理を図6に示す制御フローチャートに従って説明する。
電動リールに外部電源PSが電源コード18を介して接
続されると、その電力が電圧検出部25、変圧回路3
2,スイッチ回路27及び過渡期用電源29を介して制
御部20に供給され、図6のステップS1において初期
設定が行われる。ここでは、水深表示を「0」にした
り、変速段を1速にセットしたり、表示モードを上から
モードに設定したり、各種フラグをリセットする。
【0039】ステップS2では、電圧の0ボルトへの低
下により電源コード18が装着されているか否かを判断
する。この判断は、電圧検出部25からの信号により行
う。電圧が低下しておらず電源コード18が装着されて
いる場合には、ステップS3に移行して電圧が低下して
いないことの判断を初めてしたかを示すフラグVFが
「0」にセットされているか否かを判断する。このフラ
グVFが「0」にセットされている場合には、すでに電
圧が低下していないことを判断したことになる。まだ電
圧が低下していないことを判断していない場合、つまり
電源コード18が外されて再度装着されたことを初めて
判断した場合には、ステップS3からステップS4に移
行する。ステップS4では、フラグVFを「0」にセッ
トする。ステップS5では、スイッチ回路27のスイッ
チ部27bを外部電源PS側、つまり変圧回路32側に
切り換える。これにより制御部20に印加される電圧が
5ボルトに戻る。ステップS6では、クロック発生部3
4から発生するクロックを通常のクロックCに戻す。こ
れにより制御部20は、5MHzの高速のクロックCで
動作する。
【0040】電圧が0で電源コード18が外れている場
合には、ステップS2からステップS7に移行する。ス
テップS7では、フラグVFが「1」にセットされてい
るか否かを判断する。フラグVFが「1」にセットされ
ている場合には、すでに電源コード18が外れているこ
とを判断したことになる。まだ電源コード18が装着さ
れていることを判断していない場合には、ステップS7
からステップS8に移行する。ステップS8では、フラ
グVFを「1」にセットする。ステップS9では、スイ
ッチ回路27のスイッチ部27bを内部電源IP側に切
り換えるとともにスイッチ部27aをオフする。これに
より制御部20に印加される電圧が3ボルトに変更され
るとともに、モータ12への電力の供給が遮断される。
ステップS10では、電圧低下信号を液晶表示部5に出
力する。この信号は、釣り人にコードが外れていること
を表示するために使用される。ステップS11では、ク
ロック発生部34から発生するクロックを比較的低周波
数のクロックC1に変更する。これにより制御部20
は、312.5kHzの比較的低速のクロックC1で動
作し、制御部20の消費電力が低減する。
【0041】ステップS3でフラグVFが「0」にすで
にセットされている場合、ステップS7でフラグVFが
「1」にすでにセットされている場合及びステップS6
又はステップS11での処理が終了した場合にはステッ
プS12に移行する。ステップS12では、表示処理を
行う。表示処理では、液晶表示部5での水深表示等の各
種の表示を行う。ここで、上からモードのときには、水
深表示部5aに上からの水深が、底からモードのときに
は水底からの距離が表示される。また、棚位置がセット
されると、上からモードのときには棚メモ表示部5dに
上棚位置が、底からモードのときには底棚位置が表示さ
れる。また、電源コード18が外れておりステップS1
0で電圧低下信号が出力されている場合には、速度表示
部5eの変速段を示す9つのドット表示すべてを消灯し
て電源コード18が外れていることを釣り人に報知す
る。さらに、充電量検出回路28の出力結果を取り込
み、内部電源IPの充電量を充電量表示部5fに表示す
る。
【0042】ステップS13では、操作キー部6の各種
キーの押圧によるキー入力がなされているか否かが判断
される。ステップS14では、キー入力が所定時間T1
(たとえば3秒間)経過してもなかったか否かを判断す
る。ステップS15では、スプール10が回転している
か否かが判断される。この判断は、スプールセンサ21
の出力により判断する。ステップS16では、スプール
10が所定時間T1経過しても回転しなかったか否かを
判断する。ステップS17では、他の指令がなされたか
否かを判断する。
【0043】キー入力がなされているとステップS13
からステップS18に移行する。ステップS18では、
クロック発生部34からクロックC2が発生しているか
否かを判断する。つまり、電源コード18が外れた状態
でかつリールが何も動作せずに一番遅いクロックC2で
動作している状態か否かを判断する。クロックC2が発
生しているときには、より速いクロックで制御部20を
動作させるために、ステップS19に移行してクロック
をクロックC1に戻す。ステップS19での処理を終了
するとステップS20に移行する。ステップS18でク
ロックC2ではないと判断したときにもステップS20
に移行する。ステップS20では、図7に示すキー入力
処理を行う。
【0044】キー入力が所定時間T1なされていないと
判断すると、ステップS14からステップS21に移行
する。ステップS21では、クロック発生部34からク
ロックC1が発生しているか否かを判断する。つまり、
電源コード18が外れた状態であるか否かを判断する。
電源コード18が外れた状態で所定時間T1キー入力が
ないとステップS22に移行し、クロックをクロックC
2に変更する。これにより制御部20の動作タイミング
が遅くなり、制御部20の消費電力をさらに低減でき
る。
【0045】スプール10が回転していると判断すると
ステップS15からステップS23に移行する。ステッ
プS23では、ステップS18と同様にクロック発生部
34からクロックC2が発生しているか否かを判断す
る。クロックC2が発生しているときには、より速いク
ロックで制御部20を動作させるために、ステップS2
4に移行してクロックをクロックC1に戻す。ステップ
S24での処理を終了するとステップS25に移行す
る。ステップS23でクロックC2ではないと判断した
ときにもステップS25に移行する。ステップS25で
は、各モード処理を実行する。各モード処理では、スプ
ールの回転方向に応じて仕掛けまでの釣り糸の繰り出し
長さ(巻取長さ)を算出して水深表示用のデータを算出
するとともに、棚位置に仕掛けが到達するとその位置で
釣り糸の繰り出しを停止するなどの種々の処理を実行す
る。
【0046】スプール10が所定時間T1回転していな
いと判断すると、ステップS16からステップS26に
移行する。ステップS26では、ステップS21と同様
にクロック発生部34からクロックC1が発生している
か否かを判断する。電源コード18が外れか状態で所定
時間T1スプールが回転していないとステップS27に
移行し、クロックをクロックC2に変更する。これによ
り制御部20の動作タイミングが遅くなり、制御部20
の消費電力をさらに低減できる。
【0047】他の指令がなされるとステップS17から
ステップS28に移行し、指令に応じた他の処理を行
う。ステップS20のキー入力処理では、モータオンオ
フスイッチPBが押されると、電源コード18が装着さ
れているときには、モータ12をオンオフする制御を行
い、電源コード18が外れているときには、液晶表示部
5をオンオフする制御を行う。
【0048】速度調整スイッチSKの上スイッチSK1
が押されていると増速処理を行う。この増速処理では、
上スイッチSK1を押している間、変速段を一段ずつ上
昇させる設定を行い、設定された変速段に応じた速度に
スプール10の回転速度が上昇するまでデューティ比を
大きくする制御を行う。速度調整スイッチSKの下スイ
ッチSK2が押されていると減速処理を行う。この減速
処理では、下スイッチSK2を押している間、変速段を
一段ずつ下降させる設定を行い、設定された変速段に応
じた速度にスプール10の回転速度が下降するまでデュ
ーティ比を小さくする制御を行う。
【0049】棚メモボタンTB等の他のキーが押される
と押されたキーに応じたキー処理を実行する。このよう
な制御が行われる電動リールを使用して釣りを行う場
合、たとえば船縁に取り付けられた竿支持具に釣り竿を
装着して置き竿の状態で仕掛けの投入や回収を行うとき
には、電源コード18をリールに装着する。これによ
り、外部電源PSからの電力によりモータ12が回転さ
せるとともに、制御部20や液晶表示部5が動作する。
【0050】そして、仕掛けに魚がかかって合わせを行
うとき等には電源コード18を外して釣り味を楽しむた
めに手巻きリールとして使用する。このとき、電源コー
ド18が外れると、ステップS2でそのことが判断さ
れ、スイッチ回路27のスイッチ部27bが内部電源I
P側に切り替わる。それとともに、液晶表示部5の速度
表示部5eが9つのドットすべてが消灯し、現在電源コ
ード18が外れていることを釣り人に知らせる。この状
態では、電源コード18が外れているので、釣り人は自
由に船内を移動できるとともに、釣りのしゃくり動作な
どを行っても電源コードがじゃまにならず、楽しく釣り
を行える。
【0051】このとき、制御部20を動作させるための
クロックがクロックC1になり、かつ電圧が3ボルトに
なるので、制御部20が動作して水深表示を行っても、
電力消費が低減し、電力の消耗を抑えることができる。
このため、水深表示を行いながら釣りを長時間行うこと
ができる。また、リールを何も動作させないとさらに低
周波数のクロックC2になるので、さらに電力の消耗を
抑えることができる。また、センサやスイッチなどの入
力機器と制御部との間に入力バッファ36を設けたの
で、入力機器と制御部20とでタイミングがずれても入
力機器からの外部信号の読み飛ばしが生じにくくなる。
【0052】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、電圧により電源コードの着
脱を検出し、内部電源に切り換えたが、たとえば、釣り
竿に装着可能な予備電源の接続コネクタをリール本体に
設け、手巻のリールとして使用する場合には、予備電源
からの電力に切り換えるように構成してもよい。 (b) 前記実施形態では、内部電源IPを二次電池で
構成したが、内部電源IPを一次電池やコンデンサで構
成してもよい。一次電池で構成すれば、内部電源IPの
コストが安くなる。また、コンデンサで構成すれば、コ
ンデンサは小型のため、内部電源IPを水密なカウンタ
ケース4内に収納可能になり、防水性能を向上を図るこ
とができる。
【0053】(c) 前記実施形態では、内部電源IP
を外部電源PSから電力を供給して充電するように構成
したが、内部電源IPを充電するための太陽電池を有す
る充電装置を、たとえば、カウンタケース4に装着して
もよい。この場合には、内部電源IPが消耗しにくくな
り、電源コード18を外して手巻きリールとして使用し
ても液晶表示部5をさらに長時間表示させることができ
る。 (d) 前記実施形態では、内部電源IPを設け、電圧
が低下して時に内部電源に切り換えかつクロックを低周
波数のクロックC1に切り換えたが、内部電源IPを設
けずに、外部電源PSの電圧がモータ12を駆動できな
い所定電圧(たとえば9V)に降下すると、クロックC
1に変更するように構成してもよい。この場合には、外
部電源PSの消耗を抑えて水深を長時間表示しながら釣
りを行える。
【0054】(e) 前記実施形態では、電力供給量を
電圧により検出したが、電流により電力供給量を検出し
てもよい。 (f) 前記実施形態では内部電源IPを設けたが、内
部電源IPを設けずに電源切換時の過渡期におけるメモ
リ内容の保持やリセット防止のためにコンデンサ等の過
渡期用電源だけを設け、外部電源PSが消耗すると電源
コード18を本体コネクタ部19から取り外し、本体コ
ネクタ部19に別の予備電源が接続された電源コードを
接続し、このときにクロックをクロックC1に変更する
ように構成してもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明に係る電動リールでは、電力供給
量が所定供給量以下になると、制御手段が通常クロック
より低い周波数の第1クロックで動作するので、水深表
示を行うときの制御手段の電力消費量が低減する。この
ため、電力供給量が所定供給量以下になったときに、水
深表示時の電力の消耗を可及的に抑えることができ、長
時間釣りを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による電動リールの斜視
図。
【図2】その電動リールの平面図。
【図3】そのカウンタケースの平面拡大図。
【図4】その縦断面図。
【図5】リールの制御ブロック図。
【図6】メインルーチンの処理内容を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 リール本体 5 液晶表示部 5a 水深表示部 10 スプール 12 モータ 20 制御部 25 電圧検出部 27 スイッチ回路 34 クロック発生部 35 電圧変更回路 36 入力バッファ PB モータオンオフスイッチ PS 外部電源 IP 内部電源

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部電源と接続可能な電動リールであっ
    て、 釣り竿に装着されるリール本体と、 前記リール本体に回転自在に装着された糸巻き用のスプ
    ールと、 前記外部電源から供給された電力により動作し、前記ス
    プールを糸巻取方向に回転させるためのモータと、 前記外部電源から供給された電力により動作し、前記ス
    プールに巻回される釣り糸の先端に取り付けられた仕掛
    けの水深を表示するための水深表示手段と、 前記外部電源からの電力供給量を検出する電力検出手段
    と、 通常クロックとそれより低い周波数のクロックとを含む
    複数のクロックを発生するクロック発生手段と、 前記外部電源から供給された電力により前記通常クロッ
    クを含む複数のクロックで動作し、前記モータ及び前記
    水深表示手段を制御するとともに、電力供給量が零を含
    む所定供給量以下になったことを前記電力検出手段が検
    出すると、前記クロック発生手段で発生するクロックの
    周波数を前記通常クロックより低い周波数の第1クロッ
    クに変更しかつ前記モータへの電力供給を遮断する制御
    手段と、を備えた電動リール。
  2. 【請求項2】外部に設けられる予備電源を接続するため
    の予備電源接続手段と、 前記電力供給量が所定供給量以下になると、前記制御手
    段及び水深表示手段に供給する電力を前記予備電源接続
    手段に接続された予備電源からの電力に切り換える電源
    切換手段とをさらに備える、請求項1に記載の電動リー
    ル。
  3. 【請求項3】前記外部電源の電力より低い所定の電力を
    供給可能な内部電源と、 前記電力供給量が所定供給量以下になると、前記制御手
    段及び前記水深表示手段に供給する電力を前記内部電源
    からの電力に切り換える電源切換手段とをさらに備え
    る、請求項1に記載の電動リール。
  4. 【請求項4】前記制御手段に入力される外部信号を受け
    付ける信号入力受付手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記所定供給量以下の電力供給量でか
    つ前記信号入力受付手段が一定時間以上前記外部信号を
    受け付けなかったとき、供給されるクロックを前記第1
    クロックより低い周波数の第2クロックに変更する、請
    求項1から3のいずれかに記載の電動リール。
  5. 【請求項5】前記スプールの単位時間当たりの回転数を
    検出するスプール回転数検出手段をさらに備え、 前記信号入力受付手段は、前記外部信号として前記スプ
    ール回転数検出手段から前記単位時間当たりのスプール
    回転数の信号を受け付ける、請求項4に記載の電動リー
    ル。
  6. 【請求項6】前記制御手段による制御動作を指定するた
    めのキー入力手段をさらに備え、 前記信号入力受付手段は、前記外部信号として前記キー
    入力手段からの入力信号を受け付ける、請求項4又は5
    に記載の電動リール。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記第2クロックに前記
    クロックを変更した後に前記信号入力受付手段が前記外
    部信号を受け付けたとき、前記クロックを第1クロック
    に戻す、請求項4から6のいずれかに記載の電動リー
    ル。
  8. 【請求項8】前記信号入力受付手段と前記制御手段との
    間に介装された緩衝記憶手段をさらに備える、請求項4
    から7のいずれかに記載の電動リール。
  9. 【請求項9】前記制御手段に供給される電圧を変更する
    電圧変更手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記通常クロックから前記第1クロッ
    クに前記クロックを変更するとき、前記電圧変更手段に
    より供給される電圧を低く変更する、請求項1から8の
    いずれかに記載の電動リール。
  10. 【請求項10】前記制御手段は、前記電力供給量が前記
    所定供給量以下の状態から前記所定供給量を超えたこと
    を前記電力検出手段が検出すると、前記クロック発生手
    段で発生するクロックを前記通常クロックに戻すととも
    に前記モータへの電力供給を再開する、請求項1から9
    のいずれかに記載の電動リール。
  11. 【請求項11】電源コードを介して外部電源と接続可能
    な電動リールであって、 釣り竿に装着されるリール本体と、 前記リール本体に回転自在に装着された糸巻き用のスプ
    ールと、 前記外部電源から供給された電力により動作し、前記ス
    プールを糸巻取方向に回転させるためのモータと、 前記外部電源から供給された電力により動作し、前記ス
    プールに巻回される釣り糸の先端に取り付けられた仕掛
    けの水深を表示するための水深表示手段と、 前記電源コードの装着の有無を検出する電源コード検出
    手段と、 通常クロックとそれより低い周波数のクロックとを含む
    複数のクロックを発生するクロック発生手段と、 前記外部電源から供給された電力により前記通常クロッ
    クを含む複数のクロックで動作し、前記モータ及び前記
    水深表示手段を制御するとともに、前記電源コードが外
    れたことを前記電源コード検出手段が検出すると、前記
    クロック発生手段で発生するクロックの周波数を前記通
    常クロックより低い周波数の第1クロックに変更しかつ
    前記モータへの電力供給を遮断する制御手段と、を備え
    た電動リール。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016214125A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 グローブライド株式会社 魚釣用リール
JP2018019618A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 太平洋工業株式会社 リールコントローラ及び電動リール
KR20210119266A (ko) * 2020-03-24 2021-10-05 글로브라이드 가부시키가이샤 낚시용 릴

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KR102600014B1 (ko) 2020-03-24 2023-11-09 글로브라이드 가부시키가이샤 낚시용 릴

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