JP2000217831A - 内視鏡用ワイヤループ型処置具 - Google Patents

内視鏡用ワイヤループ型処置具

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JP2000217831A JP11024562A JP2456299A JP2000217831A JP 2000217831 A JP2000217831 A JP 2000217831A JP 11024562 A JP11024562 A JP 11024562A JP 2456299 A JP2456299 A JP 2456299A JP 2000217831 A JP2000217831 A JP 2000217831A
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知子 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザーがワイヤユニットをシースユニットに
容易に挿入して組み立てることができる内視鏡用ワイヤ
ループ型処置具を提供すること。 【解決手段】ワイヤループ22を差し込んで窄んだ状態
に保持するための管状部材25をワイヤユニット20に
取り付けると共に、シースユニット10には、ワイヤユ
ニット20が挿通される挿通路13,16に真っ直ぐに
連通する状態に管状部材25を係合させるための管状部
材係合部18を設け、管状部材25を管状部材係合部1
8に係合させることにより、ワイヤループ22を、窄ん
だ状態のままで管状部材25内からシースユニット10
の挿通路13,16内に直接押し込むことができるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、先端の処置部材
が弾性ワイヤによって膨縮自在なループ状に形成された
内視鏡用ワイヤループ型処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用スネアや、内視鏡用バスケット
型把持具等のような内視鏡用ワイヤループ型処置具は、
一般に、内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱されるシ
ース内に挿通された操作ワイヤの先端にワイヤループが
連結されていて、手元側から操作ワイヤを進退させるこ
とによりワイヤループがシースの先端から出入りし、シ
ース内ではワイヤループが窄まり、シースの外部では自
己の弾性により膨らむようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような内視鏡用ワ
イヤループ型処置具は、ワイヤループに操作ワイヤが連
結されたワイヤユニットだけを新品交換する場合が多く
なってきており、ユーザーはワイヤユニットを自分でシ
ースユニットに通す必要がある。
【0004】しかし、ワイヤユニットをシースユニット
に通すには、弾力的に広がっている形状のワイヤループ
を指先で細めながらシース側に挿入しなければならない
(ワイヤユニットの他端側は、一般にシース内に入らな
い太さになっている)。
【0005】そのため、ワイヤユニットをシースユニッ
トに通そうとしても失敗することが多く、作業に非常に
時間がかかるだけでなく、ワイヤループ部分を破損して
しまうことも珍しくなかった。
【0006】そこで本発明は、ユーザーがワイヤユニッ
トをシースユニットに容易に挿入して組み立てることが
できる内視鏡用ワイヤループ型処置具を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用ワイヤループ型処置具は、弾性ワ
イヤによって膨縮自在に形成されたワイヤループが操作
ワイヤの先端に連結された構成のワイヤユニットをシー
スユニットに通して使用される内視鏡用ワイヤループ型
処置具において、上記ワイヤループを差し込んで窄んだ
状態に保持するための管状部材を上記ワイヤユニットに
取り付けると共に、上記シースユニットには、上記ワイ
ヤユニットが挿通される挿通路に真っ直ぐに連通する状
態に上記管状部材を係合させるための管状部材係合部を
設け、上記管状部材を上記管状部材係合部に係合させる
ことにより、上記ワイヤループを、窄んだ状態のままで
上記管状部材内から上記シースユニットの挿通路内に直
接押し込むことができるようにしたことを特徴とする。
【0008】なお、上記シースユニットが、可撓性チュ
ーブからなるシースとその基端に取り付けられた口金と
を含み、上記管状部材係合部が上記口金に形成されてい
てもよく、上記管状部材係合部は、上記管状部材が挿入
される孔であってもよい。
【0009】また、上記管状部材が可撓性チューブによ
って形成されていて、全長にわたる切れ目が形成されて
いてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図4は、内視鏡用スネアを示しており、
図示されていない内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱
されるシース11は、例えば四フッ化エチレン樹脂チュ
ーブ等のような電気絶縁性の可撓性チューブにより形成
されている。
【0011】シース11の基端には、基端口金12が連
結固定されており、手元側において術者又は補助者によ
り操作される操作部30に対して基端口金12が着脱自
在に連結されている。
【0012】シース11内には、例えばステンレス鋼線
材からなる操作ワイヤ21が軸線方向に進退自在に全長
にわたって挿通配置されており、操作ワイヤ21の先端
には導電性の弾性ワイヤからなるワイヤループ22が連
結されている。
【0013】ワイヤループ22は、操作ワイヤ21が操
作部30側から進退操作されることによりシース11の
先端内に出入りし、シース11外においては図4に一点
鎖線で示されるように自己の弾性によってループ状に広
がり、シース11内に引き込まれることによって窄ま
る。
【0014】このように構成された内視鏡用スネアにお
いて、シース11と基端口金12とで一つのユニット
(シースユニット10)が形成され、操作ワイヤ21と
ワイヤループ22とで一つのユニット(ワイヤユニット
20)が形成されている。
【0015】図5はシースユニット10の基端側の部分
を示しており、シース11の基端部に連結固定された基
端口金12には、シース11の軸線に対して真っ直ぐに
貫通孔13が形成されていて、それ対して連通する注射
筒受け14がT字状に側方に突出形成されている。
【0016】基端口金12の、シース11が連結されて
いる側と反対側の位置には、筒状部材15がねじ込み結
合されている。なお、筒状部材15は製造上の都合によ
って二つの部品に分けられているが、機能的には一部品
で差し支えない。
【0017】筒状部材15の軸線位置には、基端口金1
2の貫通孔13と真っ直ぐに通じる貫通孔16が穿設さ
れており、操作ワイヤ21がそれらの中を通過するよう
になっている。
【0018】筒状部材15の突端側の部分には、貫通孔
16より太い内径の受け孔18(管状部材係合部)が座
ぐり孔状に形成されている。17は、操作ワイヤ21の
外周面との間をシールするためのOリングである。
【0019】図6はワイヤユニット20を示しており、
操作ワイヤ21とワイヤループ22とはシースユニット
10内を通過自在な連結パイプ23によって連結固着さ
れており、操作ワイヤ21の基端側には、操作部30に
配置された操作部材に対して着脱自在に係合される端部
口金24が取り付けられている。この端部口金24は、
シースユニット10内を通過することができない太さを
有している。
【0020】ワイヤユニット20は、それ単独のユニッ
トの状態で出荷され、ユーザーがワイヤユニット20を
シースユニット10に通して使用状態に組み立てる必要
がある。そこで、本発明のワイヤユニット20は、図7
ないし図9に示されるように、ワイヤループ22を保護
パイプ25(管状部材)に差し込んだ状態で出荷され
る。
【0021】図7は、ワイヤループ22が保護パイプ2
5に差し込まれる前の状態を示し、図8は保護パイプ2
5の断面形状を示し、図9は、ワイヤループ22が保護
パイプ25に差し込まれた状態を示している。
【0022】保護パイプ25は、図8に示されるように
円形断面のチューブであり、例えば四フッ化エチレン樹
脂チューブ等により形成されている。そして、ワイヤユ
ニット20と共に(或いは、別々に)予め消毒滅菌して
おく。
【0023】保護パイプ25の内径寸法は、筒状部材1
5の貫通孔16とほぼ同等であり、そこに差し込まれた
ワイヤループ22は、図9に示されるように、弾性変形
して細く窄んだ状態になっている。また保護パイプ25
の外径寸法は、貫通孔16の受け孔18にほぼピッタリ
と嵌め込まれる太さに形成されている。
【0024】図1ないし図3は、ワイヤユニット20を
シースユニット10に通して組み立てる際の状態を示し
ており、まず図1に示されるように、ワイヤループ22
が窄んだ状態に差し込まれた保護パイプ25を、そのま
まの状態で受け孔18に差し込む。
【0025】そして、保護パイプ25を受け孔18内に
完全に差し込んだら、図2に示されるように手元側から
操作ワイヤ21を押し込む。すると、ワイヤループ22
が窄んだ状態のままで保護パイプ25内から基端口金1
2側の貫通孔16,13内へ直接押し込まれ、さらにシ
ース11内へと押し込まれる。したがって、ワイヤルー
プ22を傷めたりすることなく、極めて容易かつ短時間
のうちにワイヤユニット20をシースユニット10に通
す作業を行うことができる。
【0026】そのようにして、ワイヤループ22をシー
ス11の先端まで押し込んだら、図3に示されるよう
に、受け孔18内から保護パイプ25を手元側に引き出
して、シースユニット10とワイヤユニット20を各々
操作部30に連結する。
【0027】なお、この実施の形態においては、保護パ
イプ25を受け孔18内から引き出し易いように、保護
パイプ25の長さを受け孔18の深さより長く形成し
て、保護パイプ25が受け孔18内に完全に嵌まり込ま
ないようになっている。
【0028】なお、本発明にはその他各種の実施の形態
があり、例えば図10及び図11に示されるように、保
護パイプ25に、全長にわたる切れ目251を軸線と平
行方向に形成してもよい。
【0029】このような切れ目251を形成すると、図
12に示されるように、筒状部材15から少し引き出し
た保護パイプ25を側方に取り外すことができるので、
ワイヤループ22をシースユニット10側に押し出した
後、保護パイプ25をいつでも取り外すことができる。
【0030】また、図13及び図14に示されるよう
に、保護パイプ25を受け孔18内にすっぽり納まる金
属製のパイプで形成して、ワイヤユニット20をシース
ユニット10に挿通した後、保護パイプ25をそのまま
受け孔18内に残した状態で使用するようにしてもよ
い。
【0031】なお、本発明は内視鏡用スネアだけでな
く、内視鏡用バスケット型回収具その他、弾性ワイヤに
よって膨縮自在に形成されたワイヤループが操作ワイヤ
の先端に連結された構成のワイヤユニットをシースユニ
ットに通して使用される内視鏡用ワイヤループ型処置具
に広く適用することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤループを差し込
んで窄んだ状態に保持するための管状部材をワイヤユニ
ットに取り付けて、シースユニットには管状部材を係合
させるための管状部材係合部を設けたことにより、ワイ
ヤループを、窄んだ状態のままで管状部材内からシース
ユニットの挿通路内に直接押し込むことができるので、
ワイヤループを破損することなく、ユーザーがワイヤユ
ニットをシースユニットに容易に挿入して組み立てるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のワイヤユニットが
シースユニットに差し込まれる直前の状態を示す側面断
面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のワイヤユニットが
シースユニットに差し込まれ始めた状態を示す側面断面
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のワイヤユニットが
シースユニットに差し込まれ終わった状態を示す側面断
面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の内視鏡用スネアの
外観図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のシースユニットの
基端部分の側面断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態のワイヤユニットの
側面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態のワイヤユニットに
保護パイプが取り付けられる直前の状態の側面断面図で
ある。
【図8】本発明の第1の実施の形態の保護パイプの正面
断面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態のワイヤユニットに
保護パイプが取り付けられた状態の側面断面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の保護パイプの正
面断面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態のワイヤユニット
に保護パイプが取り付けられる直前の状態の側面断面図
である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の保護パイプが取
り外される際の状態の側面図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態のワイヤユニット
に保護パイプが取り付けられた状態の側面断面図であ
る。
【図14】本発明の第3の実施の形態のワイヤユニット
がシースユニットに差し込まれ終わった状態を示す側面
断面図である。
【符号の説明】
10 シースユニット 11 シース 12 基端口金 13 貫通孔 15 筒状部材 16 貫通孔 18 受け孔(管状部材係合部) 20 ワイヤユニット 21 操作ワイヤ 22 ワイヤループ 25 保護パイプ(管状部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性ワイヤによって膨縮自在に形成された
    ワイヤループが操作ワイヤの先端に連結された構成のワ
    イヤユニットをシースユニットに通して使用される内視
    鏡用ワイヤループ型処置具において、 上記ワイヤループを差し込んで窄んだ状態に保持するた
    めの管状部材を上記ワイヤユニットに取り付けると共
    に、上記シースユニットには、上記ワイヤユニットが挿
    通される挿通路に真っ直ぐに連通する状態に上記管状部
    材を係合させるための管状部材係合部を設け、 上記管状部材を上記管状部材係合部に係合させることに
    より、上記ワイヤループを、窄んだ状態のままで上記管
    状部材内から上記シースユニットの挿通路内に直接押し
    込むことができるようにしたことを特徴とする内視鏡用
    ワイヤループ型処置具。
  2. 【請求項2】上記シースユニットが、可撓性チューブか
    らなるシースとその基端に取り付けられた口金とを含
    み、上記管状部材係合部が上記口金に形成されている請
    求項1記載の内視鏡用ワイヤループ型処置具。
  3. 【請求項3】上記管状部材係合部は、上記管状部材が挿
    入される孔である請求項1又は2記載の内視鏡用ワイヤ
    ループ型処置具。
  4. 【請求項4】上記管状部材が可撓性チューブによって形
    成されていて、全長にわたる切れ目が形成されている請
    求項1、2又は3記載の内視鏡用ワイヤループ型処置
    具。
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