JP2000218078A - シート状体の折重ね装置 - Google Patents
シート状体の折重ね装置Info
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Abstract
動的に3つ折りにして固定することが可能で、更に、折
り幅の変更が誰にでも容易で且つ正確に行うことのでき
るシート状体の折重ね装置を提供するをことである。 【解決手段】 シート状体の帯状部分を折目が長手方向
に伸びる向きに折り重ねる第1および第2搬送手段2,
3と、これら第1および第2搬送手段2,3の送出部に
送られてきた2つの側辺部を互いに固定する加工手段1
00とを備えたシート状体の折重ね装置1である。そし
て、第2搬送手段2の前段に、シート状体の端部分を前
記帯状部分に折り重ねるようにガイドするガイド機構6
を設けた。更に、第1搬送手段2および第2搬送手段3
の少なくとも一方を移動可能とする移動機構と、折幅デ
ータを入力可能な操作パネル9と、設定された折幅デー
タに応じて第1および第2搬送手段2,3を移動させて
その導入部間の相対距離を変更する制御手段とを備えて
いる。
Description
部分を折り重ねて固定するシート状体の折重ね装置に関
する。
などの裾部を自動的に折った上で縫着等により固定する
シート状体の折重ね装置を開発している。このシート状
体の折重ね装置は、左右に2系統の搬送手段を有し、左
の搬送手段により折り重ねる帯状部分の左端を連続的に
把持・搬送する一方、右の搬送手段により帯状部分の右
端を連続的に把持・搬送する。更に、左の搬送手段の搬
送路を右回転に90度ひねり、右の搬送手段の搬送路を
左回転に90度ひねって構成し、且つ、左右の搬送手段
の終端側(送出側)を互いの搬送路を対向させ近接した
配置とする。それにより、シート状体を平坦な状態で搬
送手段に導入するだけで、搬送手段を経て送出部側に送
られてきたときには、シート状体の帯状部分のうち左端
側と右端側が互いの面を対向させた状態に近接する。そ
して、この対向し近接したところを縫着等により固定す
ることで、シート状体の帯状部分を2つに折り重ねる。
ーテンの裾部などを処理する場合、布端を外部に露出さ
せないために布端から所定幅の部分を3つに折って縫着
すると云った処理を行うのが一般的である。しかしなが
ら、上記従来のシート状体の折重ね装置では、通常では
2つ折の折り重ねしか形成できず、3つ折りにするには
予め布端を2重に折った状態でシート状体を装置にセッ
トし、更に、その折り量が変動しないように調整しなが
ら送る必要があるが、この作業は熟練を要し難しい技術
であった。また、予め布端を2重に折って仮縫いを行っ
ておき、この仮縫い済みのシート状体を装置に送るとい
う方法もあるが、上記の仮縫い自体煩雑な作業であっ
た。
る場合、折り重ねられる幅(折り幅)を所望の長さに設
定できるようにすることが望まれる。例えば、カーテン
の裾部の折り込みを形成する場合、その折り幅は消費者
の好みにより短くしたり長くしたり設定変更する必要が
ある。上記従来のシート状体の折重ね装置において、折
り幅を変更するには、左右の搬送手段のそれぞれの導入
部の間隔を広げたり狭めたりして対応することができ
る。しかしながら、上記従来のシート状体の折重ね装置
では、折り幅を変更するのに、各々の導入部の間隔を手
動で計測しながら左右の搬送手段を移動させて調整する
必要があった。この作業はとても煩雑であった。更に、
手動による計測を必要としているため、計測のしかたが
作業者によりまちまちになりがちで、正確な折り幅が得
にくいといった課題も有している。そのため、折り幅を
変更した際には、試し縫いを何度も行い所望の折り幅が
得られているか確かめる必要があり、この試し縫いに多
大な時間とシート状体の浪費をせざるを得なかった。
ト状体の端部分を容易で且つ正確に3つ折りにすること
が可能で、更に、折り幅の変更が誰にでも容易で且つ正
確に行うことのできるシート状体の折重ね装置を提供す
ることである。
め、請求項1記載の発明は、シート状体の少なくとも1
部分である1方向に長い帯状部分を折目が長手方向に伸
びる向きに折り重ねた上で固定するべく、前記帯状部分
の長手方向に伸びる2つの側辺部のうち一方の側辺部を
連続的に導入する第1導入部、この第1導入部から導入
される側辺部を把持したまま搬送する第1搬送部、およ
び、この第1搬送部により搬送された側辺部を連続的に
送出する第1送出部を有し、且つ、前記第1搬送部が第
1導入部から第1送出部にかけて一方向にねじれて構成
された第1搬送手段と、前記帯状部分の長手方向に伸び
る2つの側辺部のうち他方の側辺部を連続的に導入する
第2導入部、この第2導入部から導入される側辺部を把
持したまま搬送する第2搬送部、および、この第2搬送
部により搬送された側辺部を連続的に送出する第2送出
部を有し、且つ、前記第2搬送部が第2導入部から第2
送出部にかけて他方向にねじれて構成されると共に、第
2送出部の配置が第1送出部から送出される一方の側辺
部と第2送出部から送出される他方の側辺部とのそれぞ
れの面が対向し近接する位置に設定された第2搬送手段
と、前記第1送出部と第2送出部とに連続的に送られて
きた2つの側辺部を互いに固定する加工手段とを備えた
シート状体の折重ね装置であって、前記帯状部分に並ぶ
シート状体の端部分を前記帯状部分に折り重ねるように
ガイドするガイド手段が、前記第2導入部の前段に設け
られている構成とした。
イド手段にシート状体を沿わせた状態で第1第2搬送手
段にシート状体を送ることで、第1第2搬送手段にシー
ト状体が搬入される際には、シート状体の端部分が1つ
折られた状態になり、そのまま第1第2搬送手段に沿っ
て送られることで更に1つ折られて固定されるので、結
果として、シート状体の裾部分を自動的に3つ折りにし
て固定することが出来る。
ート状体の折重ね装置において、前記ガイド手段が、前
記帯状部分が載置される載置テーブル上に面した型板
と、この型板に沿って折り曲げられる前記端部分を当該
型板上で保持する保持板とを備えた構成とした。
板と保持板により、容易に且つ確実にシート状体の端部
分を折るようにガイドして、折り込まれた状態のまま第
1第2搬送手段に送ることが出来る。すなわち、型板に
沿わせて折ることでシート状体の端部分の折目が決ま
り、折られたシート状体の端部分が保持板により上から
抑えられることで、型板に沿った折目をずらすことなく
第1第2搬送手段に送ることが出来る。また、廉価な構
成により実現できる。
ート状体の折重ね装置において、前記ガイド手段に、前
記帯状部分上に折り重ねられた前記端部分の側端に当接
して該側端の位置をガイドする当接ガイド部材を備えた
構成とした。
手段に沿って折られたシート状体の端部分が、その側端
を上記当接ガイド部材に当接させることで側端からの位
置が決められる。従って、ガイド手段により折りこまれ
るシート状体の端部分の折り量をより容易に且つより確
実に安定させることが出来る。また、作業者がシート状
体をセットする際には、シート状体の側端が当接ガイド
部材に当接するようにセットすれば良いので、誰でも簡
単にばらつきなくシート状体をセットすることが出来
る。また、シート状体が送られていく間、作業者はシー
ト状体の側端が当接ガイド部材に当接した位置にあるか
確認していれば良く、誰でも簡単にばらつきのない折り
量でシート状体を第1第2搬送手段まで送ることが出来
る。
載のシート状体の折重ね装置において、前記保持板を前
記型板上より外れた位置から型板上まで移動させる保持
板移動手段を備えた構成とする。
状体を容易にガイド手段にセットすることが出来る。す
なわち、保持板が型板上に固定されていると、シート状
体をセットする際に、シート状体を載置テーブルと型板
の間に通し、更に、シート状体の端部分を折り返した状
態で型板と保持板との間に通さなければならず、とても
煩雑である。それに対し、この発明では、先ず、シート
状体をセットする際に、シート状体を型板の下側に通し
て載置テーブル上に載置し、且つ、型板上から外れた位
置にある保持板上にシート状体の端部分が掛かるように
載置する。その後、上記移動手段により保持板を型板上
に移動させることで、保持板上に掛かったシート状体の
端部分が折られて型板と保持板との間に挟まれてセット
が完了する。
くとも1部分である1方向に長い帯状部分を折目が長手
方向に伸びる向きに折り重ねた上で固定するべく、前記
帯状部分の長手方向に伸びる2つの側辺部のうち一方の
側辺部を連続的に導入する第1導入部、この第1導入部
から導入される側辺部を把持したまま搬送する第1搬送
部、および、この第1搬送部により搬送された側辺部を
連続的に送出する第1送出部を有し、且つ、前記第1搬
送部が第1導入部から第1送出部にかけて一方向にねじ
れて構成された第1搬送手段と、前記帯状部分の長手方
向に伸びる2つの側辺部のうち他方の側辺部を連続的に
導入する第2導入部、この第2導入部から導入される側
辺部を把持したまま搬送する第2搬送部、および、この
第2搬送部により搬送された側辺部を連続的に送出する
第2送出部を有し、且つ、前記第2搬送部が第2導入部
から第2送出部にかけて他方向にねじれて構成されると
共に、第2送出部の配置が第1送出部から送出される一
方の側辺部と第2送出部から送出される他方の側辺部と
のそれぞれの面が対向し近接する位置に設定された第2
搬送手段と、前記第1送出部と第2送出部とに連続的に
送られてくる2つの側辺部を互いに固定する加工手段と
を備えたシート状体の折重ね装置であって、前記第1導
入部と第2導入部との相対距離を変化すべく第1搬送手
段および第2搬送手段の少なくとも一方を移動可能とす
る移動機構と、前記第1搬送手段および第2搬送手段の
少なくとも一方を前記移動機構に沿って駆動させる駆動
手段と、前記第1導入部と第2導入部との相対距離に関
する折幅データを入力可能な入力設定手段と、設定され
た折幅データに応じて前記駆動手段を駆動させて前記第
1導入部と第2導入部との相対距離を変更する制御手段
とを備えた構成とした。
定手段を用いて折幅データを設定するだけで、制御手段
により自動的に第1搬送手段の第1導入部と第2搬送手
段の第2導入部との間隔が折幅データに応じた長さに変
更される。第1導入部と第2導入部との間隔は2つ折り
にする帯状部分の端と端との長さになるので、第1導入
部と第2導入部との間隔により折幅が決定される。それ
ゆえ、折幅データの入力だけで折幅データに応じた折幅
に変更することが出来る。従って、折幅の変更設定を容
易に操作性よく行うことが出来る。また、折幅の変更設
定が、作業者ごとにばらついてしまうと云った不都合が
なく、誰が行っても確実に一定の折幅に設定することが
出来る。
ート状体の折重ね装置において、前記第1導入部の前段
に設けられ、前記帯状部分に並列するシート状体の端部
分が前記帯状部分に折り重なるようにガイドするガイド
手段と、前記端部分の折り位置が変わるように前記ガイ
ド手段を移動させるガイド移動機構とを備え、前記制御
手段による第1導入部と第2導入部との相対距離の変更
に対応して前記ガイド手段が移動する構成とした。
1に係る説明で述べたように、ガイド手段により容易に
且つ確実にシート状体の裾部分を3つ折りにして固定す
ることが出来ることに加え、折幅を変えるために第1導
入部と第2導入部との間隔を変更した場合に、この変更
に対応させてガイド手段の位置も自動的に移動させるこ
とが出来る。ちなみに、ガイド手段は第2導入部の前段
に設けられているため、第2導入部の配置が変更すれ
ば、それに伴いガイド手段の位置も変更の必要がでてく
る。また、折幅が変更になれば、内側に折り込まれる端
部分の長さも変更する必要が生じることもある。そこ
で、この発明によれば、上記のように第1導入部と第2
導入部との間隔の変更に対応してガイド手段も自動的に
移動するので、3つ折り固定の機能を有したまま折幅の
変更設定を自動的に行うことが出来る。また、折幅の変
更に応じてシート状体の端部分の例えば折目位置や折り
量が変更されるので、折幅の変更を行った場合でもシー
ト状体の端部分の折りこみは正常に行わせることが出来
る。
変更に対応したガイド手段の位置移動とは、例えば、ガ
イド手段により折られるシート状体の折目位置を第2導
入部に追従させる移動などである。その他、ガイド手段
が請求項2や4に係る型板と保持板とを有する場合に
は、型板を第2導入部に追従させ保持板を型板に追従さ
せる移動など、ガイド手段の形式に応じた種々の移動が
ありえる。
いて、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の
実施の形態のシート状体の折重ね装置1の全体を示す斜
視図、図2は、折重ね装置1を上方から眺めた平面図で
ある。図13にはシート状体Qとしてのカーテン生地の
各部分の説明をするための図を示す。同図中、Q1は帯
状部分、Q2は一方の側辺部、Q3は他方の側辺部、Q
4は端部分、Q5は2枚のカーテン生地を幅方向につな
いだ継目である。
カーテン生地などのシート状体Qの裾部を3つ折にして
縫着(固定)する装置であり、シート状体Qのうち一方
に長い帯状部分Q1の一方の側辺部Q2を把持および搬
送する左搬送機構(第1搬送手段)2、他方の側辺部Q
3を把持および搬送する右搬送機構(第2搬送手段)
4、帯状部分Q1と並ぶ端部分Q4を帯状部分Q1上に
折った状態でガイドするガイド機構6、装置を駆動操作
するためのペダル装置8、各種設定データを入力するた
めの操作パネル9、折重ね装置1にかけるシート状体Q
が載置される前テーブル(載置テーブル)10、カーテ
ンの上側になる部分が送られる横テーブル11、並び
に、シート状体Qの折り重ねた箇所を縫着する加工体
(加工手段)100等から構成される。
2,4に架設されている左右の搬送ベルトを示す上面図
である。左右の搬送機構2,4内には、図3に示すよう
に、搬送ベルト24,44が互いに逆向きに90度ひね
られた状態に設けられている。搬送ベルト24,44の
面は、手前側において同一水平面に、奥側において鉛直
で互いに対向し近接するように架設されており、シート
状体Qの側辺部Q2,Q3がそれぞれ搬送ベルト24,
44に沿って送られていくことで、手前側で平坦な状態
にあるシート状体Qの帯状部分Q1が、奥側に行くに従
って折られて重ねられるようになっている。これら左右
の搬送ベルト24,44は、それぞれ独立した2個のサ
ーボモータ(図示略)により移動量を制御可能に駆動さ
れる。
すもので、(a)はその側面図、(b)は上面図であ
る。搬送機構2は、折重ね装置1の上側フレーム13
A,14Aに支持される上ベース板20Aと、下側フレ
ーム13B,14B(図6)に支持される下ベース板2
0Bとの間に、図4の内部機構を設けて構成される。こ
の内部機構は、主に、後プーリ22、前プーリ23、搬
送ベルト24、中押圧体26A、後押圧体26B、前支
持部材27、中支持板28A、後支持板28B、およ
び、上送り体30等から構成される。
で、且つ、上端が前テーブル10の上面と同じ高さにく
る位置に設けられている。後プーリ22は、回転軸が鉛
直になる向きで、その上側端が前プーリ23の上端とほ
ぼ同じ高さにくる位置に設けられている。前プーリ23
は下ベース板20Bに支持され、後プーリ22は折重ね
装置1のフレーム(図2参照)に支持されている。
ぞれ押圧体ベース部材26Aa,26Ba上に複数の押
圧ブロックT2…を設けて構成される。押圧体ベース部
材26Aa,26Baは、不図示の介設部材を介して下
ベース板20Bに固定されている一方、押圧ブロックT
2…内にはバネが介設されており、バネの作用で搬送ベ
ルト24を内側から外方に押圧する。中支持板28Aと
後支持板28Bは、不図示の介設部材を介して上ベース
板20Aに固定されており、中押圧体26Aと後押圧体
26Bに対応して搬送ベルト24の外周面に沿うように
配置されている。つまり、上記中押圧体26Aおよび後
押圧体26Bと、中支持板28Aおよび後支持板28B
とにより、搬送ベルト24が挟まれて且つ押圧された状
態になる。そして、前プーリ23と後プーリ22とが回
転して搬送ベルト24が移動することで、シート状体が
搬送ベルト24と中支持板28Aおよび後支持板28B
との間に把持され且つ搬送ベルト24の移動に伴い搬送
されるようになっている。
送り体30の詳細な側面図を示す。上送り体30は、プ
ーリ34,35、上ベルト36、複数の押圧ブロックT
1…、これらを両側から保持する主フレーム31と前フ
レーム32、前フレーム32を支点37aを中心に回動
させるアクチュエータ33、前フレーム32の下にシー
ト状体があるか無いかを反射光量などにより検出する左
布検出センサ32a、前フレーム32に固着されたエン
コーダ用のギヤ37、前フレーム32の回動量を検出す
るポテンショメータ38、および、プーリ35と連結さ
れている駆動プーリ39等から構成される。主フレーム
31は介設部材31Aにより上ベース板20Aに支持さ
れている。駆動プーリ39には、搬送ベルト24の駆動
部の運動を伝達するタイミングベルト39Aが架設され
ている。駆動プーリ39の回転は不図示のギヤ等を介し
てプーリ35に伝達される。それにより搬送ベルト24
と同期して上ベルト36も同量送られる。
により上ベルト36の内側から上ベルトおよび搬送ベル
ト24を下方に押圧する。前支持部材27は、不図示の
介設部材を介して下ベース板20Bに支持されており、
上送り体30に対応した位置で搬送ベルト24の内周面
に沿うように固定されている。つまり、上送り体30と
前支持部材27とにより、上ベルト36と搬送ベルト2
4とが挟まれて且つ押圧された状態になる。そして、前
プーリ23と後プーリ22とが回転して搬送ベルト24
が移動することで、シート状体が搬送ベルト24と上ベ
ルト36との間に把持され且つ搬送ベルト24の移動に
伴い搬送されるようになっている。
トされてない場合に、プランジャ33aを引いて前フレ
ーム32およびプーリ34を上昇させ、シート状体がセ
ットされた場合に、プランジャ33aを押し出してプー
リ34を下方に押圧する。つまり、シート状体のセット
前には搬送ベルト24と上ベルト36との間に隙間をあ
けてシート状体を挿入しやすくする一方、シート状体の
セット後には導入部からしっかりとシート状体を押圧把
持できるようになっている。ポテンショメータ38は、
搬送ベルト24と上ベルト36の導入部に送られてきた
シート状体の厚さを検出するもので、シート状体の厚さ
変化に基づく前フレーム32の回動量によってシート状
体の厚さを検出する。
と上ベルト36との間、並びに、搬送ベルト24と中支
持板28Aおよび後支持板28Bとの間が第2搬送部を
構成している。そして、搬送ベルト24と上ベルト36
に挟まれた搬送路の入り口が第2導入部に、搬送ベルト
24と後支持板28Bに挟まれた搬送路の後端が第2送
出部となる。
反転した構成とほぼ同一であるが、左布検出センサに対
応する構成がない点、および、上ベース板40Aと下ベ
ース板40Bが直接に連結固定されている点で異なる。
左搬送機構2においては、広い範囲でシート状体Qが上
下を分断するように通過するので、上ベース板20Aと
下ベース板20Bを直接に接続させる構成はなく、上下
で分断されている。一方、右搬送機構4においてはシー
ト状体Qの端部分が通過するので、右搬送機構4より右
側範囲にシート状体Qが通過しない。それゆえ、この右
側範囲にて上ベース板40Aと下ベース板40Bとを直
接に連結固定することが出来る。なお、右搬送機構4の
各構成部の符号について左搬送機構2の各構成部と対象
的なものは、10の位の数字を「2」から「4」に、又
は「3」から「5」に変更して記す。
構を示す折重ね装置の要部を下方から眺めた図である。
上記左右の搬送機構2,4は、送出部側を固定したまま
導入部側を開閉できるようになっており、この開閉によ
りシート状体Qの折り重ねる帯状部分Q1の幅が変更可
能になっている。左右の搬送機構2,4を開閉させる開
閉機構は、開閉用サーボモータ18、ネジが切られた回
転軸18a、雌ネジが切られ回転軸18aに螺合してい
る移動体19a、介設部材19、レール21、41、お
よび、搬送機構2,4の上側に設けられたリンク17a
…,17b…等から構成される。また、左右の搬送機構
2,4の間隔の検出はサーボモータエンコーダ18dで
開閉用サーボモータ18の駆動量を検出することで行な
う。
位置をほぼ中心とした円弧状のレール13b,14bが
設けられている。また、上側フレーム13A,14Aに
も、図示はしないが同様のレールが設けられている。そ
して、左右の搬送機構2,4はこれらのレールに沿って
針落ち位置をほぼ中心として回動可能に支持されてい
る。レール21,41は、左右搬送機構2,4の下ベー
ス板20B,40Bにハの字状に開かれて固着されてい
る。このレール21,41には、介設部材19の両側に
設けられたコロ19b,19bがレール溝21a,41
aに沿って移動可能に係合している。
ーム16Bに固定されている。同様に、開閉用サーボモ
ータ18の駆動により回転する回転軸18aは、下側フ
レーム13B,14Bの軸受け18b,18cに支持さ
れている。介設部材19には移動体19aが固着されて
おり、開閉用サーボモータ18が回転駆動することで移
動体19aと伴に介設部材19が回転軸18aに沿って
前後移動する。介設部材19が前方に移動すれば、コロ
19b,19bもレール21,41上を滑って前方に移
動する。2個のコロ19b,19bの間隔は一定である
ので、コロ19b,19bの移動に伴いハの字状のレー
ル21,41並びに左右の下ベース板20B,40Bそ
れぞれの導入部側の間隔が開く。また、介設部材19が
後方に移動すれば、上記の動作と逆の運動が得られる。
回動すると、上述のように右搬送機構4においては下ベ
ース板40Bと上ベース板40Aとが直接に連結固定さ
れているので、上ベース板40Aも同様に回動する。上
ベース板40Aが回動すると、この運動はリンク17a
…,17b…により左搬送機構2の上ベース板20Aに
伝達されるので、上ベース板40Aも同じように回動す
る。しかして、介設部材19の前後移動により、左右の
搬送機構2,4の導入部側の相互間隔が変更される。
細に示す横断面図である。加工体100は、針棒92お
よびミシン針93を左右方向に往復運動させるミシン頭
部91や、ミシン針93と協働でシート状体に縫目を形
成するための釜部94等を備えている。また、針落ち位
置より少し手前側には、シート状体が送られてきたか否
かを検出する加工部布検出センサ95が、ミシン頭部9
1内には針棒92の位置を検出するミシンエンコーダ9
9(図11)が設けられている。また、針落ち位置にお
いて対向した2本の搬送ベルト24,44の間にはスペ
ーサ97が設けられている。このスペーサは針落ち位置
において折り重ねられたシート状体の間に僅かなスペー
スを確保し、縫目に遊びを設けるためのものである。
られたガイド機構6を示す上面図、図9は、ガイド機構
6の正面図である。ガイド機構6は、前テーブル10の
上面に面して設けられた型板61、折り込んだシート状
体の端部分を型板61上で保持する保持板62、折り込
まれたシート状体の側端に当接してガイドする縦断面視
L字形状の当接ガイド部材65、この当接ガイド部材6
5上でシート状体の側端部を押える側端部上送り体6
6、型板61を支持する支持ベース60、保持板62を
移動させる保持板移動手段である保持板用アクチュエー
タ75,76、および、布係止部材71等を備えて構成
される。
シート状体上に面し、型板61の右側辺に沿ってシート
状体の端部分を内側に折るためのものである。型板61
の右側辺は、通常、右搬送機構4の導入部における搬送
ベルト44の右端の位置にセットされるが、好みにより
固定位置は微調整可能である。型板61は、アーム61
Aと介設部材61Bとを介して支持ベース60に固定さ
れている。また、型板昇降アクチュエータ61Cにより
型板61が前テーブル10上面から上下に昇降可能にに
なっている。
けられている。支持ベース60の右側は、右搬送機構4
の上ベース板40Aに、介設部材40Adを介して連結
軸40Aeを中心に回動可能に固定されている。一方、
支持ベース60の左側は、左搬送機構2の上ベース板2
0Aに、介設部材20Adを介して連結軸20Aeを中
心に回動可能で且つガイド溝60aに沿って横移動可能
に連結されている。つまり、上記支持ベース60と左右
搬送機構2,4の連結が、左右搬送機構2,4の開閉に
対応させて型板61を移動させる手段を構成しており、
この構成により、型板61右端の位置が右搬送機構4の
導入部に追従して移動するようになっている。
して、支持ベース60ではなく上側フレーム13Aに支
持・固定されている。当接ガイド部材65の当接面(シ
ート状体の側端が当接される当接面)は、通常、左右搬
送機構2,4の中央に位置するようにセットされる。こ
の位置にセットすることで、3つ折にしたシート状体に
おいて、内側に折り込まれた端部分の長さが折り幅と同
じ長さにすることが出来る。内側に折り込まれる端部分
の折り量を少なくしたい場合には、アーム65Aの固定
位置をずらして当接ガイド部材65を横方に移動させる
ことで対応可能である。当接ガイド部材65は、上下に
可動な状態でアーム65Aに保持されているので、型板
61の昇降移動の妨げとならず型板61の昇降移動に追
従するようになっている。
たベルトを介してシート状体の側端部を上から押える機
構である。側端部上送り体66は、介設部材66Aとア
クチュエータ66Bとを介してアーム65Aに取り付け
られており、アクチュエータ66Bの作動により昇降移
動するようになっている。
61に沿って折り込まれたシート状体の端部分を保持す
るものである。保持板62は、前テーブル10下に設け
られた支持ベース74とスライドベース73を介して支
持されている。保持板62は、保持板用アクチュエータ
76の作動により昇降移動し、保持板用アクチュエータ
75の作動によりスライドベース73が横移動すること
で横に移動するようになっている。また、支持ベース7
4は、右搬送機構4に連結されており、左右搬送機構
2,4の開閉移動に追従して左右に移動するようになっ
ている。この構成により、右搬送機構4が右に移動して
型板61もそれに追従した場合に、保持板62も型板6
1と重ならないように右に移動する。
からなり、前テーブル10にセットされるシート状体を
一時的に係止しておくものである。前テーブル10の対
応箇所には布係止部材71を露出させる開口部10Aが
設けられており、アクチュエータ70の作動により布係
止部材71が前テーブル10の上面を境に上下に出たり
引っ込んだりする。
ータ項目やデータ値およびエラー表示等の表示が行われ
る表示部9Aと、入力モードや各種設定操作用の制御キ
ー9Bと、データ値入力用のテンキー9Cなどが設けら
れている。この操作パネル9からは、例えば、設定デー
タとして、シート状体を折り重ねた部分の幅長に関する
折幅データ、シート状体の先端から加工体100による
縫い始めまでの長さを示す縫い始め量データ、加工体1
00による縫い種類(本縫い、ピッチの大きい仕付け縫
い等)を示す縫い種類データなどが入力される。また、
折重ね処理の実行中に、例えば送り量を補正するための
補正データなどの制御データも入力される。
込み操作用の踏込みペダル8Aと、横に振るように操作
するレバーペダル8Bとを備えてなる。踏込みペダル8
Aは、シート状体をガイド機構6にセットする際に処理
手順を進める操作を行ったり、加工体100の縫製処理
のオンオフ操作を行うものである。レバーペダル8B
は、シート状体をガイド機構6にセットする際に処理手
順を1つ戻す操作を行うものである。
を示すブロック図である。折重ね装置1は、シーケンス
処理を行う制御装置81により制御されている。制御装
置81は、CPU(Central Processing Unit )82、
RAM(RandomAccess Memory)83、ROM(Read On
ly Memory)84、カウンタ85、S/A(サーボアン
プ)ドライバ86a〜86c、A/D(アナログ/デジ
タル)変換器87a、および、I/Oインターフェース
88a,88b等から構成される。CPU82は、RA
M83の所定領域を作業領域に、ROM84中に記憶さ
れた制御データや制御プログラムに従って、制御装置8
1に接続されているペダル装置8や操作パネル9および
各センサ等からの入力を行ったり、S/Aドライバ86
a〜86cを介して各サーボモータの駆動制御や操作パ
ネル9の表示制御などを行う。
成するほか、操作パネル9を介して入力される各種設定
データを記憶する記憶手段を構成している。ROM84
には、折重ね装置1にシート状体をセットして折重ね処
理を行う制御プログラムや制御データが記憶されてい
る。
9、サーボアンプ25A,45Aとサーボモータエンコ
ーダ25B,45B、左右搬送機構2,4の導入部に設
けられた布厚検出用のポテンショメータ38,58、操
作パネル9やペダル装置8、サーボアンプ18A,25
A,45Aとサーボモータエンコーダ18d,25B,
45B、布検知用の布検知センサー68,95,32
a、並びに、図示略の各種アクチュエータ等が接続され
ている。
内に設けられ、針棒92の位置を検出するものである。
サーボアンプ18Aとエンコーダ18dは、左右の搬送
機構2,4の開閉を行う開閉用サーボモータ18を駆動
制御するもので、これらのうちエンコーダ18dは左右
搬送機構2,4の開閉量を検出する折幅検出用の検出手
段を兼ねている。サーボアンプ25Aとエンコーダ25
Bは、左搬送機構2の搬送ベルト24を駆動する左サー
ボモータを駆動制御するもの、サーボアンプ45Aとエ
ンコーダ45Bは、右搬送機構4の搬送ベルト44を駆
動する右サーボモータを駆動制御するものである。布検
知センサー68,95,32aは、先にも説明したが、
それぞれ、ガイド機構6の側端部上送り体66の先端に
設けられたセンサ、加工体100の針落ち位置よりやや
手前に設けられたセンサ、並びに、左搬送機構2の導入
部の手前に設けられたセンサである。
1の操作と動作の説明を行う。先ず、操作パネル9を用
いた設定操作について説明する。操作パネル9を用いた
設定項目には、シート状体の折幅長(折り重ねた部分の
幅長)の設定、縫い始め長さ(シート状体の送り方向に
見て先端から縫い始めまでの長さ)の設定、縫いピッチ
など縫いの種類の設定などがある。
御キー9B(図1)を操作して上記設定項目中から何れ
かを選択し、次いで、テンキー9Cを操作してデータ値
を入力し、更に、制御キー9Bのセットキーをオン操作
することで行われる。セットキーがオン操作されると、
CPU82はRAM83中の所定の記憶領域に先に入力
されたデータ値を書き込む。設定項目が折幅長である場
合、セットキーがオン操作されてデータがセットされる
と、更に、次のような処理が行われる。すなわち、デー
タがセットされると、CPU82は開閉用サーボモータ
18の駆動量をサーボモータエンコーダ18dのエンコ
ーダ出力に基づき認識する。そして、この開閉用サーボ
モータ18の駆動量から左右搬送機構2,4の導入部間
の開閉量および折幅長(左右搬送機構2,4の両導入部
間の半分の長さ)を取得する。更に、この折幅長と入力
された折幅データと比較して、折幅データと相応するよ
うに開閉用サーボモータ18を駆動制御する。開閉用サ
ーボモータ18の適宜な駆動量により左右搬送機構2,
4の両導入部が開閉動作し、入力された折幅データに対
応する長さに自動的に変更される。また、この開閉動作
に追従して型板61の支持ベース60(図8)や、保持
板62の支持ベース74が移動するので、右搬送機構4
の導入部の移動と同量だけ型板61と保持板62が移動
する。
する際のペダル操作と動作の説明を行う。図10は、ガ
イド機構6の動作の流れを説明する正面図で、(a)〜
(d)にシート状体のセット開始時からセット完了時ま
での図を示す。
に、側端部上送り体66と型板61は前テーブル10よ
り高く上昇した位置に、保持板62は前テーブル10の
高さまで下降した位置にある。また、左右搬送機構2,
4の導入部にそれぞれ設けられた左右の上送り体30,
50の前フレーム32,52が上がって、搬送ベルト2
4,44と上送り体30,50のベルト36,56とが
導入部において開いた状態にある。そして、この初期状
態においてシート状体Qを前テーブル10上にセットす
る。このとき、シート状体Qは、型板61と前テーブル
10との間に挿入される一方、その端部分Q4を保持板
62の上に載るようにセットされる。また、シート状体
の先頭側が左右搬送機構2,4の導入部に少し掛かる程
度まで挿入される。また、保持板62上には、図8に示
すように、保持板62の端部から左右に伸びる目盛62
aと、左右に移動可能な当て定規62bとが設けられて
おり、シート状体Qの端部分Q4の側端がこの当て定規
62bに当接して長さが決定される状態にセットされ
る。なお、この当て定規62bは止めネジ62cを緩め
ることで手動により左右に移動可能となっており、目盛
62aを基に当て定規62bの位置を変更することで、
シート状態Qの端部部Q4の折り量を正確に調整するこ
とが出来る。
回踏んで離す。すると、先ず、CPU82は、左布検知
センサ32aの検出出力を入力して、左搬送機構2の導
入部にシート状体Qがセットされているか否かを確認す
る。そして、セットされていることが確認できないと、
そのまま処理は進まず停止したままであるが、セットが
確認できると、次の第1段階の処理を行う。すなわち、
左側の上送り体30のアクチュエータ33(図5)を作
動させて左搬送機構2の開いていた導入部を閉じる。ま
た、アクチュエータ61C(図8,図9)を作動させて
型板61を前テーブル10に近接するまで降下させる。
このとき、前テーブル10と型板61との間には僅かな
隙間が確保されており、シート状体Qの滑らかな送りを
妨げない。また、布係止部材71を上昇させてシート状
体Qを一時的に係止する。
確認したら、作業者は、踏込みペダル8Aを更に一回踏
んで離す。すると、第2段階の処理が開始される。この
処理は、図10(b),(c)に示すように、アクチュ
エータ75,76が作動して保持板62が上昇した後に
中央側に寄せられて完了となる。この処理により、保持
板62上のシート状体Qの端部分Q4は、型板61の右
側辺に沿って折りこまれ型板61と保持板62との間に
保持される。作業者は、ここでシート状体Qの側端が断
面L字状の当接ガイド部材65に適宜当接されている
か、端部分Q4の折りこみ中にシート状体Qがずれてな
いか等の確認を行い、異常がなければ次の第3段階の処
理に移行する。異常があって修正したい場合には、レバ
ーペダル8Bを操作する。すると、各アクチュエータが
作動して1段階手前の状態まで戻される。作業者は、戻
された段階から再び処理を開始できる。
した後に、再び踏込みペダル8Aを一回踏んで離すこと
で開始される。第3段階の処理は、図10(d)に示す
ように、アクチュエータ66Bが作動して側端部上送り
体66が当接ガイド部材65上に下降し、更に、右側の
上送り体50のアクチュエータ53が作動して右搬送機
構4の開いていた導入部が閉じられて完了する。これに
より、シート状体Qの側端部が当接ガイド部材65と側
端部上送り体66のベルトとの間に把持される。また、
シート状体Qの帯状部分Q1の右側辺部Q3と端部分Q
4の左側辺部が、右搬送機構4の導入部に把持される。
以上、第1段階〜第3段階の処理によりシート状体Qの
セットが完了する。なお、第1段階〜第3段階の処理に
おいて、踏込みペダル8Aを踏み込んだまま離さない
と、各段階の処理完了時に停止させずに連続して第1段
階〜第3段階の処理を行うことが出来る。
搬送機構2,4に送って縫着してい く操作と動作の説明を行う。図12には、シート状体Q
が折重ね装置1により折り重ねられていく過程を説明す
る図であり、(a)は折重ね装置1を通過した後のシー
ト状体Qの縦断面図、(b)は折重ね装置1の通過途中
の流れを示すシート状体Qの図、(c)は折重ね装置1
にセットされた状態のシート状体Qの図である。
したら、次に、左右の搬送機構2,4を駆動させてシー
ト状体Qを送っていく。シート状体Qの送りは、踏込み
ペダル8Aを踏み込みによる。すなわち、シート状体Q
のセットが完了した後に踏込みペダル8Aを踏み込む
と、CPU82の制御により左右のサーボモータが回転
して左右の搬送ベルト24,44が駆動する。それによ
り、図12(c)に示すように、帯状部分Q1の左の側
辺部Q2が左搬送機構2の搬送ベルト24に追従して把
持・搬送されていく。と同時に、帯状部分Q1の右の側
辺部Q3が、端部分Q4の側辺部と重なった状態で、右
搬送機構4の搬送ベルト44に追従して把持・搬送され
ていく。この搬送中、踏込みペダル8Aを離すと左右の
搬送機構2,4が停止してシート状体Qも停止する。
(b)に示すように、搬送ベルトのひねりに従って帯状
部分Q1の側辺部Q2,Q3が縦に向きを変えていき、
且つ、互いの面を対向させて近接してくる。シート状体
Qを搬送していくと、シート状体Qの送り方向に見た先
端が加工体100にさしかかる。シート状体Qが加工体
100の針落ち位置に近づくと布検知センサ95がシー
ト状体Qが来たことを検知して検出信号をCPU82に
出力する。CPU82はこの検出信号を受けて、あと幾
ら送ったら加工体100を作動するかを演算する。この
演算処理は、操作パネル9から入力した縫い始めデータ
に基づき、縫い始めデータが示す位置で縫製が開始され
るように行われる。そして、演算結果が示す送りを行っ
たタイミングで加工体100を作動させる。
ーダ99のカウント値データが入力されており、CPU
82はこのカウント値データに基づいて針棒92の動き
と同期させて左右搬送機構2,4の駆動制御を行う。す
なわち、針93がシート状体Qに刺さっている間は送り
を停止し、針93がシート状体Qからはずれた間に送り
を行う。しかして、図12(a)に示すように、3つ折
にされたシート状体Qの帯状部分Q1および端部分Q4
が所定の縫製位置Vで縫着されていく。
Qの送り方向に見た終端が左右搬送機構2,4にさしか
かると、左搬送機構2の導入部に設けられている布検知
センサ32aがシート状体Qの終端が通過したことを検
知してCPU82に出力する。CPU82は、この検知
出力に基づき、左右搬送機構2,4の駆動と加工体10
0の駆動を一旦停止する。
シート状体がある場合に、前述した操作および処理によ
り次に処理するシート状体をセットすることが出来る。
セットした後、再び上述のようにペダル装置8を操作す
ることで、左右搬送機構2,4と加工体100の駆動が
行われ、途中で停止していた先のシート状体Qの折重ね
処理および縫着処理が続行される。また、先のシート状
体Qの縫着が後端まで完了したら、次いで、前述した処
理により次のシート状体の縫着が開始される。つまり、
この処理により、複数のシート状体を処理する場合、左
右搬送機構2,4が処理せずに遊んでしまう時間を排除
することができ、総合的な処理時間の短縮を計れる。
けれども、次に処理するシート状体がない場合は、操作
パネル9を介してこのシート状体が最終処理であること
を入力操作する。この操作により、再びペダル装置8の
操作なしで左右搬送機構2,4と加工体100の駆動を
行い、シート状体Qの終端まで折重ねおよび縫着を行う
ことが出来る。
体の折重ね装置1によれば、ガイド機構6により、シー
ト状体Qの端部分Q4が1つ折られた状態で送られ、そ
の後、左右の搬送機構2,4で更に1つ折り重ねられて
縫着されるので、結果として、シート状体Qの裾部分を
自動的に3つ折りにして縫着することが出来る。また、
ガイド機構6が、型板61と保持板62により構成され
ることで、容易に且つ確実にシート状体Qの端部分Q4
を折るようにガイドすることが出来る。すなわち、型板
61に沿わせて折ることでシート状体Qの端部分Q4の
折目が決まり、折られたシート状体Qの端部分Q4が保
持板62により上から抑えられることで、型板61に沿
った折目をずらすことなく左右の搬送機構2,4に送る
ことが出来る。また、廉価な構成により実現できる。
体Qの端部分Q4が、その側端を当接ガイド部材65に
当接させることで側端の位置も決められるので、ガイド
機構6により折りこまれる端部分Q4の折り量をより容
易に且つより確実に安定させることが出来る。また、作
業者がシート状体Qをセットする際には、シート状体Q
の側端が当接ガイド部材65に当接するようにセットす
れば良いので、誰でも簡単にばらつきなくシート状体Q
をセットすることが出来る。また、シート状体Qが送ら
れていく間、作業者はシート状体Qの側端が当接ガイド
部材65に当接しているか確認していれば良く、誰でも
簡単にばらつきのない折り量でシート状体Qを左右の搬
送機構2,4に送ることが出来る。
76の作動で、型板61上より外れた位置から型板61
上まで移動するので、シート状体Qを容易にガイド機構
6にセットすることが出来る。すなわち、保持板62が
型板61上に固定されていると、シート状体Qをセット
する際に、シート状体Qを前テーブル10と型板61の
間に通し、更に、シート状体Qの端部分Q4を折り返し
た状態で型板61と保持板62との間に通さなければな
らず、とても煩雑であるが、保持板62を型板61上に
移動させることで、保持板62上に掛かったシート状体
Qの端部分Q4が折られて型板61と保持板62との間
に挟まれてセットが完了する。
設定するだけで、制御装置81により自動的に左搬送機
構2の導入部と右搬送機構4の導入部との間隔が折幅デ
ータに応じた長さに変更されるので、折幅長さの変更設
定を容易に操作性よく行うことが出来ると共に、折幅長
さの変更設定が誰が行っても確実に一定の折幅に設定す
ることが出来る。また、この折幅長さの変更の際に、ガ
イド機構6の型板61と保持板62が自動的に右搬送機
構4に対応して移動するので、手動でガイド機構6の固
定位置を変えたり配置調整しなおしたりする必要がな
い。
状体の折重ね装置1に限られない。例えば、処理するシ
ート状体はカーテン生地に限らず、種々のシート状体に
適用可能であるし、処理する箇所も裾部以外の箇所であ
っても良い。また、ガイド手段として型板と保持板とを
用いずに、その他さまざまな構造および方法を用いて端
部分を折った状態でガイドする構成としても良い。ま
た、保持板を移動させる構成は、電気的な制御によらず
手動で行うものとしても良い。また、第1導入部と第2
導入部を開閉する機構は、この実施の形態のように両開
きの構成でなく、片方の移動手段を動かして開閉する機
構としても良い。また、加工手段は縫着手段いがいに溶
着や圧着等のその他の手段を用いても良い。その他、左
右の搬送機構2,4内部の具体的な構成、シート状体を
セットする際のガイド機構6の操作方法および動作、シ
ート状体を折り重ねる際の操作方法および動作など、こ
の実施の形態で具体的に示した細部構造および方法は、
発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。ま
た、右搬送機構4の導入部やその前段に、ガイド機構6
の替わりに、例えばオーバーロックミシンなど芯付け加
工のできる装置を組み合わせることで、芯付け後に折重
ねられて縫着されるので、芯付けから天伏せ工程までを
連続して自動的に行なう装置とすることが出来る。
第2搬送手段にシート状体を送る前に、ガイド手段によ
りシート状体の端部分が折られるので、シート状体の裾
部分を自動的に3つ折りにして固定することが出来る。
更に、ガイド手段を型板や保持板および当接ガイド部材
で構成することで、容易でかつ確実にシート状体のガイ
ドを行うことが出来る。更に、その構成も安価に実現で
きる。また、シート状体のセット時に保持板を移動する
構成により、容易にシート状体のセットを行うことが出
来る。
より、自動で第1第2搬送手段を配置移動を行うので、
操作性よく且つ誰が行っても正確に折幅長さの設定を行
うことが出来る。また、第1第2搬送手段の配置移動の
際に、この配置移動に対応してガイド機構も自動的に移
動するので、シート状体を3つ折にするすべての構成に
ついて、折幅長さの設定変更が容易かつ確実に行うこと
が出来る。
の全体を示す斜視図である。
る。
る左右の搬送ベルトを示す上面図である。
はその側面図、(b)は上面図である。
図である。
ね装置の要部を下方から眺めた図である。
横断面図である。
イド機構を示す上面図である。
図で、(a)〜(d)にシート状体のセット開始時から
セット完了時までの図を示す。
ロック図である。
程を説明するシート状体の図であり、(a)は折重ね装
置を通過した後の縦断面図、(b)は折重ね装置の通過
途中の流れを示す図、(c)は折重ね装置にセットされ
た状態の図である。
ある。
する移動機構を構成) 17a…,17b… リンク(移動機構を構成) 18 開閉用サーボモータ(第1と第2導入部を
開閉駆動する駆動手段) 18a 回転軸(移動機構を構成) 18d サーボモータエンコーダ(第1と第2導入
部の開閉量を検出する手段) 19 介設部材(移動機構を構成) 19a 移動体(移動機構を構成) 19b,19b コロ(移動機構を構成) 21,41 レール(移動機構を構成) 22,42 後プーリ 23,43 前プーリ 24,44 搬送ベルト(第1および第2搬送部を
構成) 26A,46A 中押圧体 26B,46B 後押圧体 28A,48A 中支持板(第1および第2搬送部を構
成) 28B,48B 後支持板(後端部において第1および
第2送出部を構成) 30,50 上送り体(入り口において第1および
第2導入部を構成) 38,58 布厚検出用のポテンショメータ 60 型板の支持ベース(第2搬送手段に連動) 61 型板 61C 型板用アクチュエータ 62 保持板 65 当接ガイド部材 66 側端部上送り体 74 保持板の支持ベース(第2搬送手段に連動) 75 保持板用アクチュエータ(保持板移動手段) 76 保持板用アクチュエータ(保持板移動手段) 81 制御装置(制御手段) 93 ミシン針 94 釜部 95 加工部布検出センサ 97 スペーサ 99 ミシンエンコーダ 100 加工体(加工手段) Q シート状体 Q1 帯状部分 Q2 帯状部分の左の側辺部 Q3 帯状部分の右の側辺部 Q4 端部分 T1… 押圧ブロック T2… 押圧ブロック V 縫製位置
Claims (6)
- 【請求項1】 シート状体の少なくとも1部分である1
方向に長い帯状部分を折目が長手方向に伸びる向きに折
り重ねた上で固定するべく、 前記帯状部分の長手方向に伸びる2つの側辺部のうち一
方の側辺部を連続的に導入する第1導入部、この第1導
入部から導入される側辺部を把持したまま搬送する第1
搬送部、および、この第1搬送部により搬送された側辺
部を連続的に送出する第1送出部を有し、且つ、前記第
1搬送部が第1導入部から第1送出部にかけて一方向に
ねじれて構成された第1搬送手段と、 前記帯状部分の長手方向に伸びる2つの側辺部のうち他
方の側辺部を連続的に導入する第2導入部、この第2導
入部から導入される側辺部を把持したまま搬送する第2
搬送部、および、この第2搬送部により搬送された側辺
部を連続的に送出する第2送出部を有し、且つ、前記第
2搬送部が第2導入部から第2送出部にかけて他方向に
ねじれて構成されると共に、第2送出部の配置が第1送
出部から送出される一方の側辺部と第2送出部から送出
される他方の側辺部とのそれぞれの面が対向し近接する
位置に設定された第2搬送手段と、 前記第1送出部と第2送出部とに連続的に送られてきた
2つの側辺部を互いに固定する加工手段とを備えたシー
ト状体の折重ね装置であって、 前記帯状部分に並ぶシート状体の端部分を前記帯状部分
に折り重ねるようにガイドするガイド手段が、前記第2
導入部の前段に設けられていることを特徴とするシート
状体の折重ね装置。 - 【請求項2】 前記ガイド手段は、 前記帯状部分が載置される載置テーブル上に面した型板
と、 この型板に沿って折り曲げられる前記端部分を当該型板
上で保持する保持板とを備えたことを特徴とする請求項
1記載のシート状体の折重ね装置。 - 【請求項3】 前記ガイド手段に、 前記帯状部分上に折り重ねられた前記端部分の側端に当
接して該側端の位置をガイドする当接ガイド部材を備え
たことを特徴とする請求項2記載のシート状体の折重ね
装置。 - 【請求項4】 前記保持板を前記型板上より外れた位置
から型板上まで移動させる保持板移動手段を備えたこと
を特徴とする請求項2又は3記載のシート状体の折重ね
装置。 - 【請求項5】 シート状体の少なくとも1部分である1
方向に長い帯状部分を折目が長手方向に伸びる向きに折
り重ねた上で固定するべく、 前記帯状部分の長手方向に伸びる2つの側辺部のうち一
方の側辺部を連続的に導入する第1導入部、この第1導
入部から導入される側辺部を把持したまま搬送する第1
搬送部、および、この第1搬送部により搬送された側辺
部を連続的に送出する第1送出部を有し、且つ、前記第
1搬送部が第1導入部から第1送出部にかけて一方向に
ねじれて構成された第1搬送手段と、 前記帯状部分の長手方向に伸びる2つの側辺部のうち他
方の側辺部を連続的に導入する第2導入部、この第2導
入部から導入される側辺部を把持したまま搬送する第2
搬送部、および、この第2搬送部により搬送された側辺
部を連続的に送出する第2送出部を有し、且つ、前記第
2搬送部が第2導入部から第2送出部にかけて他方向に
ねじれて構成されると共に、第2送出部の配置が第1送
出部から送出される一方の側辺部と第2送出部から送出
される他方の側辺部とのそれぞれの面が対向し近接する
位置に設定された第2搬送手段と、 前記第1送出部と第2送出部とに連続的に送られてくる
2つの側辺部を互いに固定する加工手段とを備えたシー
ト状体の折重ね装置であって、 前記第1導入部と第2導入部との相対距離を変化すべく
第1搬送手段および第2搬送手段の少なくとも一方を移
動可能とする移動機構と、 前記第1搬送手段および第2搬送手段の少なくとも一方
を前記移動機構に沿って駆動させる駆動手段と、 前記第1導入部と第2導入部との相対距離に関する折幅
データを入力可能な入力設定手段と、 設定された折幅データに応じて前記駆動手段を駆動させ
て前記第1導入部と第2導入部との相対距離を変更する
制御手段とを備えたことを特徴とするシート状体の折重
ね装置。 - 【請求項6】 前記第2導入部の前段に設けられ、前記
帯状部分に並列するシート状体の端部分が前記帯状部分
に折り重なるようにガイドするガイド手段と、 前記端部分の折り位置が変わるように前記ガイド手段を
移動させるガイド移動機構とを備え、 前記制御手段による第1導入部と第2導入部との相対距
離の変更に対応して前記ガイド手段が移動することを特
徴とする請求項5記載のシート状体の折重ね装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2301299A JP2986101B1 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | シ―ト状体の折重ね装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2301299A JP2986101B1 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | シ―ト状体の折重ね装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2986101B1 JP2986101B1 (ja) | 1999-12-06 |
| JP2000218078A true JP2000218078A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12098592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2301299A Expired - Lifetime JP2986101B1 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | シ―ト状体の折重ね装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2986101B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003210883A (ja) * | 2002-01-18 | 2003-07-29 | Nakanihon Juki Kk | シート状体の折重ね装置 |
| CN103274256A (zh) * | 2013-05-14 | 2013-09-04 | 浙江鸿昌机械有限公司 | 连续式折合装置 |
| CN106521826A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-03-22 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 一种布料的折边机构及折边方法 |
| CN106521827B (zh) * | 2016-12-29 | 2019-05-31 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 环口折边的缝制设备及缝制方法 |
| CN106757836B (zh) * | 2016-12-29 | 2019-08-30 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 用于形成环口的折边装置及折边方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1230871B (it) | 1989-06-19 | 1991-11-08 | Sitma | Apparecchiatura automatica per la piegatura di elementi a foglio. |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP2301299A patent/JP2986101B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2986101B1 (ja) | 1999-12-06 |
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