JP2000218192A - 空気清浄装置 - Google Patents
空気清浄装置Info
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Abstract
集塵電極の電圧降下を防止して高い集塵効率を保持する
ことのできる給電・支持構造を有する空気清浄装置を提
供する。 【解決手段】 半絶縁性樹脂により一対の連結部材43
F、43Bとこの連結部材43F、43B間に一定の間
隔で設けられている複数の電極板21Pを一体的に成形
して非集塵電極21を作製し、給電部材49が設けられ
ている電極板の一方の連結部材43Bは給電部材49を
介して前記非集塵電極21よりも体積抵抗値が大きな材
質からなるロアーフレーム29に固定され、他方の側は
連結部材43Fが直接ロアーフレーム29に支持され
る。このとき、少なくとも直接ロアーフレーム29に支
持される支持点では微粒子を含んだ空気が流動しないよ
うに覆われているので、汚れが付着しないような構造と
なっている。
Description
り、さらに詳しくは、非集塵電極への給電および支持構
造に特徴を有する空気清浄装置に関するものである。
化された状態に維持したいという要望に対処した空気清
浄装置が広く使用されている。この空気清浄器は産業用
の大型装置から家庭用の小型の装置まで種々のタイプが
あり、空気清浄装置単独で用いられたり、エアコンの内
部に装着されたりしている。
粒子に対してコロナ放電等により電荷を与え、この荷電
粒子が電界中を通過する間に静電力により荷電粒子を捕
集して除去するものであり、いわゆる静電集塵装置と言
えるものである。
荷を与える荷電部と、この荷電部により荷電された微粒
子を捕集する集塵部を有している。この集塵部を構成し
ている荷電部の対向電極、集塵電極、非集塵電極には、
アルミニウムやステンレス等の金属板が用いられるのが
一般的である。
あっては、ほこり等の微粒子により金属板である各電極
との間にスパークが生じてパチパチと言う不快音を発す
ると共に故障の原因となるという問題がある。また、製
作の面においても、金属板と絶縁部を交互に積層する必
要があるので、製作工数がかかるという問題がある。
において、非集塵電極を半絶縁性樹脂により所定間隔を
有するラダー構造に一体的に形成すると共に、この非集
塵電極をフレームへ固定する位置と同一位置を給電位置
とすることが提案されている。
に示されているように、前述のような非集塵電極201
をフレーム203に固定する際に、アース電位であるフ
レーム203が直接非集塵電極201に接触すると、図
17に示されているような等価回路と同じ状態となる。
すなわち、非集塵電極201において電圧降下が発生
し、集塵効率が低下するという問題がある。このような
状態となる実用的な要因としては、 フレームの体積抵抗値が低い場合 フレームが吸湿して体積抵抗値が低下した場合 汚れの付着によりアースと短絡する場合 が考えられる。従って、上記のような要因をクリアでき
れば非集塵電極201がフレーム203に接触していて
も集塵効率を維持することが可能である。
術に着目してなされたものであり、不快音であるパチパ
チ音を防止すると共に非集塵電極の電圧降下を防止して
高い集塵効率を保持することのできる給電・支持構造を
有する空気清浄装置を提供することにある。
めに、請求項1による発明の空気清浄装置は、荷電部放
電電極により空気中の微粒子に電荷を与え、非集塵電極
および集塵電極により発生せられた電界を通過させるこ
とにより電気的吸引力で前記微粒子を捕集する空気清浄
装置であって、前記非集塵電極を半絶縁性樹脂による一
体成形で一対の連結部材間に一定の間隔で多数枚の電極
板を設けて構成し、この各電極板に給電する給電部材を
前記連結部材のうちの一方に設け、この給電部材を介し
てあるいは前記連結部材を直接に前記非集塵電極よりも
体積抵抗値が大きな材質からなるロアーフレームに支持
すること、を特徴とするものである。
材とこの連結部材間に一定の間隔で設けられている複数
の電極板を一体的に成形して非集塵電極を作製し、給電
部材が設けられている側においては電極板の一方の連結
部材に設けられている給電部材を介して前記非集塵電極
よりも体積抵抗値が大きな材質からなるロアーフレーム
に固定されるが、電極板の他方の側においては連結部材
が直接ロアーフレームに支持される。
求項1記載の空気清浄装置において、前記連結部材が前
記ロアーフレームに支持される支持点の周囲を、前記微
粒子を含んだ空気が流動しないように覆うこと、を特徴
とするものである。
支持される支持点では微粒子を含んだ空気が流動しない
ように覆われているので、汚れが付着しないような構造
となっている。
求項1または2記載の空気清浄装置において、前記連結
部材のうち少なくとも前記給電部材を介して前記ロアー
フレームに支持される連結部材の断面がハット形状であ
り、、前記給電部材が前記連結部材に三面で接触する断
面U字状部材であること、を特徴とするものである。
に支持される連結部材については断面形状がハット形状
であり、断面U字状の給電部材を取り付けて、三面接触
で給電を行なう。
求項1、2または3記載の空気清浄装置において、前記
非集塵電極のロアーフレームに対するX軸方向位置決め
が、前後一方の側においては前記給電部材を介して行な
われ、他方の側においては前記ロアーフレームに設けら
れている位置決めリブを介して行われること、を特徴と
するものである。
するX軸方向位置決めは、前後一方の側においては給電
部材の所定位置に非集塵電極を取り付けると共に、この
給電部材をロアーフレームの所定位置に位置決めするこ
とにより行なわれるが、他方の側では給電部材が設けら
れていないので、ロアーフレームに設けられている位置
決めリブによりX軸方向位置決めが行われる。
求項1または2記載の空気清浄装置における前記非集塵
電極のロアーフレームに対するY軸、Z軸方向位置決め
が、ロアーフレームに一体的に設けられている係止爪部
により行なわれること、を特徴とするものである。
一体的に設けられている係止爪部により、Y軸方向およ
びZ軸方向の所定位置に位置決めされる。
求項1または2記載の空気清浄装置において、前記集塵
電極のロアーフレームに対するX軸、Y軸、Z軸方向位
置決めが、ロアーフレームに一体的に設けられている係
止爪部により行なわれること、を特徴とするものであ
る。
るX軸、Y軸、Z軸方向位置決めは、ロアーフレームに
一体的に設けられている係止爪部により行なわれる。
求項1〜6記載の空気清浄装置において、前記非集塵電
極の隣り合う電極板の中心位置に前記集塵電極の接地側
電極板を位置させるべく、前記非集塵電極および集塵電
極が各々別個にロアーフレームに対してX軸方向に位置
決めされていること、を特徴とするものである。
塵電極の電極板間の中心位置に位置するように非集塵電
極および集塵電極のX軸方向位置決めが行なわれる。
求項5記載の空気清浄装置において、前記非集塵電極の
脱落を防止すべくロアーフレームに設けられている係止
爪の外側位置に対応するアッパーフレーム内側に、前記
係止爪押さえ用のリブが設けられていること、を特徴と
するものである。
定している係止爪が外側に開くのをアッパーフレームの
内側に設けられているリブが防止して、非集塵電極が脱
落するのを防止する。
求項1または2記載の空気清浄装置において、前記給電
部材が、一方の連結部材の全長にわたって設けられてい
ること、を特徴とするものである。
に設けられている給電部材からのみ電荷を供給される。
面に基づいて詳細に説明する。
空気清浄装置1が示されている。この空気清浄装置1
は、単独で用いられたり、あるいはエアコンの内部等に
装着されて空気を清浄するものである。
り付けたりあるいはエアコン等に取付けるためのメイン
フレーム3を有している。このメインフレーム3では、
例えば図1(A)中左端部をケース等にはめ込むと共
に、右端部に設けられているブラケット5、7をボルト
止めするようになっている。
インフレーム3は矩形枠状を呈しており、中央に設けら
れている仕切り9により左右に同じ形状の空間11を有
している。また、右側端部(図2(A)中右側端部)には
電力供給装置13を有している。前記仕切り9には後述
する集塵電極15に接する電極接点17を有している。
また、図2(A)中右側端部には後述する非集塵電極21
と接する集塵部接点23と、後述する荷電部放電電極2
5と接する荷電部接点27を有している。
7は、リード線19を介してアースに接続(接地)し、
集塵部接点23と、荷電部接点27には、プラスの高電
圧を電力供給装置13から供給する形態で説明している
が、これに限定されるものではなく、他の電気的接続を
した静電集塵装置の形態にも本発明が適用できることは
言うまでもない。
電部接点27を介して電力を供給された荷電部放電電極
25によるコロナ放電により空気中の微粒子をプラスに
荷電し、集塵電極15と非集塵電極21の間に発生され
ている電界中に導かれた前記プラスに荷電された微粒子
を、非集塵電極21より相対的にマイナス電位の集塵電
極15により捕集するものである。
の上(図1(B)中左側)には、最も下側(図1(B)中
最も右側)にロアーフレーム29が設けられており、こ
のロアーフレーム29に下側から順に、一対の非集塵電
極21、集塵電極15、ミドルフレーム31、荷電部放
電電極25、およびアッパーフレーム33が設けられて
いる。
13Ωcm以上望ましくは1015Ωcm程度の材質が用い
られており、体積抵抗値、汎用性、熱可塑性、容易に射
出成形できること、および低吸水性等を考慮して、例え
ばABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレ
ン共重合体)、ACS樹脂(アクリロニトリル・塩素化
ポリエチレン・スチレン共重合体)、PC樹脂(ポリカ
ーボネート)、PMMA(アクリル樹脂)、PET樹脂
(強化ポリエチレンテレタレート)、PS(ポリスチレ
ン)等の材質が望ましい。このロアーフレーム29は矩
形枠状を呈しており、中央に設けられて前記メインフレ
ーム3の仕切り9に対応する中央部材35により左右に
分割されている。
れている空間37も前記メインフレーム3の空間11と
対応するようになっており、前記左右の空間37の前後
および左右には、各々後述する非集塵電極21を固定す
るための係止爪部39F、39Bおよび集塵電極15を
固定するための係止爪部39L、39Rが一対づつ設け
られている。
(図2(A)中下側)に取っ手41を有しており、メイン
フレーム3への取付けや取り外しを容易に行なうことが
できるようになっている。
21について説明する。この非集塵電極21は、左右方
向へ延伸する連結部材43F、43Bを前後に有し、こ
の前後の連結部材43F、43Bの間に一定の間隔を保
持して設けられている多数の電極板21Pを有してい
る。この非集塵電極21は、体積抵抗値が前述のロアー
フレーム29の体積抵抗値よりも低い(例えば108 〜
1013Ωcm)半絶縁性樹脂により一体成形により作製
されている。このため、容易且つ高精度で電極板21P
の間隔を確保することができる。
4(B)に示されているように上下両側につば45を突
出させたハット形の断面形状を呈しており、所定の間隔
で係止突起47が設けられているが、給電部材49が取
り付けられていない連結部材の断面形状は、ハット形の
断面形状を呈していなくてもよい。
左右の非集塵電極21の一方(ここでは後側(図4中右
側))の連結部材43Bには断面U字状をした給電部材
49が全長にわたって取り付けられており、左右の非集
塵電極21が一体的に連結されている。この給電部材4
9は、メインフレーム3に設けられている集塵部接点2
3から給電されている。なお、図示はしないが左右の非
集塵電極21に対して給電部材49を2分割し、一方の
非集塵電極21においては後側の連結部材43Bに、他
方の非集塵電極21においては前側の連結部材43Fに
取り付けるようにすることも可能である。
電極21に対して双方の間に連結部材43が位置するよ
うに一対の連結部材を設け、左右の非集塵電極21間に
挟み込まれるように給電部材49を取り付けるようにす
ることも可能である。
49の断面形状について説明する。この給電部材49は
連結部材43Bを介して非集塵電極21に均一な電位を
与えるためのものであり、その形状として、図6(A)
〜(D)に示されるようなものが考えられる。
が示されており、給電部材51の断面形状は一枚の平板
である。この場合、単なる平面形状であるため給電部材
51が連結部材43Bから離れる方向(図6中左方向)へ
撓み易く、撓むことにより非接触部分が生じて接触確率
が低下するため均一な電位を与えることができなくなる
という欠点がある。
おり、給電部材53の断面はアングル形状である。この
場合、前述の図6(A)の場合よりは変形しにくいもの
の、製品精度のばらつきにより給電部材53が連結部材
43Bから離れる方向へずれることにより非接触部分が
生じて接触確率が低下するため均一な電位を与えること
ができなくなるという欠点がある。
おり、給電部材55の断面は二枚の平板状であって連結
部材43Bの上下面において接触する。この場合、給電
部材55が連結部材43Bから離れる方向へ多少ずれて
も二面接触は保持されるものの、製品精度が悪く、組み
付けにくいという欠点がある。
おり、給電部材49の断面はU字状である。この場合に
は、連結部材43Bの前面および上下面に接触している
ため、給電部材49が連結部材43Bから離れる方向へ
ずれても二面接触は保持され給電効率の低下は少ない。
また、U字状であるため製品精度が良く、強度的に優れ
て組み付けも容易になる。このため、給電部材49の断
面形状をU字状とすることにする。
うに、非集塵電極21の一方の連結部材43Bに給電部
材49を設けて給電を行うようにした場合における電圧
降下および汚れた場合の集塵効率の変化が示されてい
る。図7(A)に示されているように、高湿度の環境に
1時間放置された場合の電圧降下は、両側の連結部材4
3F、43Bに給電部材49を設けた場合とほとんど差
がなく電圧降下は少ないといえる。また、図7(B)に
は、1回の負荷としてタバコ140本分の汚れを所定回
数付着させたときの集塵効率と、付着した汚れを洗浄し
た後の集塵効率が示されている。この集塵効率の変化
は、両側の連結部材43F、43Bに給電部材49を設
けた場合とほとんど差がなく、平均の集塵効率(ここで
は約87.7%)もほとんど差がなく十分な集塵効率を
維持していることがわかる。
より給電部材49と後述する集塵電極15が近づいてス
パークするおそれがあるが、前述したように非集塵電極
21の連結部材43Bをハット型にすることでスパーク
を防止している(図4(B)参照)。すなわち、ハット型
のつば45の部分がない場合には6.5KVでスパーク
したものが、つば45を付けてハット型にすることによ
りスパーク電圧が7.7KVまで上昇する実験結果を得
た。
の間隔を広げることなくスパークを防止することができ
るので、不快なパチパチ音を防止すると共に、集塵電極
15の集塵面積を広くとりながらも空気清浄装置1の全
体サイズをコンパクト化することができる。なお、上記
実施の形態においては、連結部材43Fに給電部材49
を取り付けていないため、連結部材43Fの断面形状は
ハット形を呈していなくてもよい。
電部材49は左右一対の非集塵電極21を連結するもの
であるため長手方向(図5(A)、(B)中左右方向)
に対称となっている。図5(C)を併せて参照するに、
左半分または右半分に各々左右の非集塵電極21の前記
係止突起47を係止するための係止穴57がプレス抜き
により高精度で設けられている。これにより、非集塵電
極21と給電部材49との位置関係は、容易に高精度で
位置決めすることができる。
の集塵電極15は、集塵部集塵電極59と荷電部対向電
極61を樹脂により背中合わせで一体的に成形し、表面
にめっき処理を施して導電体としている。この導電体の
代わりに導電性樹脂(吸水性のある導電性樹脂を含む)
や導体すなわち金属製の電極を用いても良い。これによ
り、集塵部集塵電極59の電極板59Pおよび荷電部対
向電極61の電極板61Pの間隔を、容易且つ高精度で
所定間隔に保持ことができる。
をロアーフレーム29に固定するための爪嵌合部材63
が設けられている。この集塵電極15は、メインフレー
ム3の電極接点17を介してアースされている。
ム29に取り付ける構造について説明する。図9(A)
に示されているように、給電部材49を介さずに支持さ
れる支持点において、ロアーフレーム29がアース電位
となって集塵効率の低下を招く実用的要因としては、す
でに前述したように、ロアーフレーム29の体積抵抗値
が低かったり、吸水して体積抵抗値が下がる材質を使用
している場合や、汚れの付着によりアースと短絡する等
が考えられる。そこで、これらの要因を全てなくすよう
にすると、すでに図7において前述したように、非集塵
電極21の電圧降下を回避することができ、集塵効率の
低下を防止することが可能になる。このため、ロアーフ
レーム29は体積抵抗値が高い材質を使用すると共に、
後述するように非集塵電極21とロアーフレーム29と
の接点においては、微粒子を含んだ空気の流れを遮る構
造としている。
前述した断面U字状の給電部材49を介して非集塵電極
21をロアーフレーム29に装着している側において
は、図9(B)の等価回路の状態となり、非集塵電極2
1は給電部材49により左右方向の全長にわたって均一
に給電される。これにより、電圧降下がなく電気的吸引
力で荷電粒子を十分に捕集できる電位差を非集塵電極2
1と集塵電極15の間に得ることができる。
に、非集塵電極21を装着するロアーフレーム29の空
間37の前後(図10(A)中上下)両側には、各々一対
の係止爪部39F、39Bが設けられている。図11を
併せて参照するに、この係止爪部39F、39Bには、
空間37の内側へ突出した突出部65を有し、この突出
部65の中央には左右のスリット67により前後方向へ
多少揺動可能に設けられている係止爪69と、突出部6
5の内側に一対の支持台71を有している。
介してあるいは直接に非集塵電極21の連結部材43
F、43Bの側面を押圧し、非集塵電極21が前後方向
(Y軸方向)に移動するのを防止している。これによ
り、非集塵電極21はロアーフレーム29の空間37に
おいて、Y軸方向で所定の位置に位置決めされる。
介してあるいは直接に連結部材43F、43Bの上面を
押圧し、非集塵電極21がロアーフレーム29から外れ
るのを防止している。これにより、非集塵電極21はロ
アーフレーム29に確実に装着される。
底面73から一段高くなっており、前記給電部材49を
介してあるいは直接に非集塵電極21の連結部材43を
支持する。従って、給電部材49および連結部材43
F、43Bはロアーフレーム29から浮いた状態となっ
ている。これにより、集塵部75を洗浄した際の水きり
をよくすることができる。
位置決めは、給電部材49を設けた後側(図10中上
側)においては給電部材49により行なわれる。すなわ
ち、非集塵電極21の係止突起47を給電部材49の係
止穴57に挿入して非集塵電極21と給電部材49の位
置決めを行ない、この給電部材49をロアーフレーム2
9に設けられている位置決め突起77(図10(A)参
照)に当接させることにより非集塵電極21のX軸方向
位置決めを行なう。
を設けていない前側(図10(A)中下側)において
は、ロアーフレーム29の係止爪部39F間の内側面に
一対の位置決めリブ79が設けられている。この位置決
めリブ79の間隔は、連結部材43Fの外面に設けられ
ている一対の係止突起47(図4(A)参照)を内側に
挟んで固定する間隔で設けられている。従って、両係止
突起47を両位置決めリブ79の間に嵌め込むことによ
りX軸方向位置決めを行うことができる。
止突起47の内側に嵌まるような間隔で位置決めリブ7
9を設け、この両位置決めリブ79を両係止突起47の
間に嵌め込むことによりX軸方向の位置決めを行うよう
にしても良い。
非集塵電極21のみをロアーフレーム29に組み込んだ
状態が示されている。また、図10(D)には係止爪部
39Bにより給電部材49を介して、あるいは係止爪部
39Fにより直接に非集塵電極21の連結部材43を支
持する状態が示されている。
するので、非集塵電極21は高精度で所定位置に支持さ
れることになる。なお、前記ロアーフレーム29に設け
られている係止爪69の外側位置に対応する前記アッパ
ーフレーム33の内側位置には、この係止爪69を内側
へ押さえるリブ81が設けられている(図15(A)参
照)。これにより係止爪69が広がって、係止している
非集塵電極21から脱落するのを防止している。
29に取り付ける構造について説明する。図3に示され
ているように、この集塵電極15は、集塵部集塵電極5
9の電極板59Pを非集塵電極21の電極板21P同士
の間の中央に位置するように挿入して組み合わされて集
塵部75を形成している。
で、直接ロアーフレーム29に固定することができる。
従って、集塵電極15のロアーフレーム29への取付部
は以下のような構造とすることができる。
ム29の各空間37(図3参照)における左右両端面に
は前述したように係止爪部39L、39Rが設けられて
いる。図13を併せて参照するに、この係止爪部39
L、39Rでは、集塵電極15をX軸方向に位置決めす
るためのX突起83、Y軸方向に位置決めするための切
欠き側面85、Z軸方向上向きに脱落するのを防止する
係止爪87、下側から支持する切欠き上面89を有して
いる。
両端面に設けられている爪嵌合部材63は、前記係止爪
87を上向きに貫通させる貫通穴91、前記切欠き側面
85に当接してY軸方向の位置決めを行なうY面93、
前記切欠き上面89に当接してZ軸方向の位置決めを行
なう底面95、前記X突起83に当接してX軸方向の位
置決めを行なうX面97を有している。
切欠き上面89の中央部に上方へ突出する突起99が設
けられており、この突起99は前記爪嵌合部材63の中
央に設けられている貫通穴101(図8参照)に嵌合し
て、ロアーフレーム29全体がZ軸方向に反った場合に
集塵電極15が脱落するのを防止するものである。
非集塵電極21および集塵電極15をロアーフレーム2
9に組み込んだ状態が示されている。また、図10
(C)にはアーススプリング103によりメインフレー
ム3に設けられている電極接点17に接続されてアース
電位となっている状態を示している。
するので、集塵電極15はロアーフレーム29の所定位
置に確実に支持されることになる。
塵電極15との取り合いにおけるピッチのずれが集塵効
率に及ぼす影響を示している。ここでは、非集塵電極2
1の電極板21Pと集塵部集塵電極59の電極板59P
との間隔を1.8mmに設定した場合について示してい
る。これより、ピッチずれが約0.4mmを超えると集
塵効率が80%を下回ることがわかる。
Pと非集塵電極21の電極板21Pの組立時におけるX
軸方向のズレを約0.4mm以下にすることが望まし
い。
電位であり、一方を基準として他方を位置決めすること
ができないため、本発明では非集塵電極21と集塵電極
15を各々別個にロアーフレーム29を基準にして位置
決めを行っている。このことは、仲介する部品の数が少
ない(0または1個)こととあいまって、X軸方向のズ
レを最小に抑えることを可能にしている。
ロアーフレーム29に非集塵電極21および集塵電極1
5を取り付けた後、ミドルフレーム31を取り付け、さ
らに荷電部放電電極25を装着したアッパーフレーム3
3が取り付けられる。
ドであるアッパーフレーム33に沿って荷電部放電電極
25が設けられており、荷電部対向電極61の電極板6
1Pの間に張設されている(図15(B)参照)。図15
(B)を参照するに、非集塵電極21の連結部材43
F、43Bおよび後側においては給電部材49も、ロア
ーフレーム29の底面部29Aと側面部29B、ミドル
フレーム31の上面部31Aと側面部31B、さらに集
塵電極15の荷電部対向電極61の前後端部の電極板6
1Eにより覆われており、微粒子を含んだ空気が流れ込
まないような構造となっている。
極21との接点となる連結部材43には汚れの付着が生
じないので、汚れ部分を伝わってアースに短絡するのを
防止することができ、集塵効率の低下を防止することが
できる。
中右端部は、図15(C)に示されているように、前記
メインフレーム3に設けられている荷電部接点27に接
触するスプリングフック105が設けられている。ま
た、荷電部放電電極25の両端部にスプリング107に
より一定の張力が付勢されている。
ている電極板21Pの一方の連結部材43Bは給電部材
49を介してロアーフレーム29に支持され、電極板2
1Pの他方の側は連結部材43Fが直接ロアーフレーム
29に支持される。このため、部品の数が減少し、製作
工数の減少およびコストダウンをはかることができる。
このように、非集塵電極21の片側において給電するよ
うにしても、ロアーフレーム29を体積抵抗値の大きな
材質により作製したこと、ロアーフレーム29と非集塵
電極21との接触点を汚れが付着しにくい構造としたこ
と等から、非集塵電極21の両側に給電部材49を設け
て給電する場合と同様に電圧降下がなく、集塵効率を維
持することができる。
ことにより給電部材49自身の剛性を増すと共に、非集
塵電極21を取り付ける係止穴57をプレス抜きにより
設けるため、給電部材49を設けた側においては給電部
材49と非集塵電極21との位置関係を正確に設定する
ことができる。また、給電部材49を設けない側におい
ては、ロアーフレーム29に位置決めリブ79を設け、
この位置決めリブ79により連結部材43の係止突起4
9を固定するので、非集塵電極21とロアーフレーム2
9との位置関係を正確に設定することができる。さら
に、断面をU字状とすることにより非集塵電極21の連
結部材43と三面で接触することとなるので、給電確率
が向上し、集塵効率を改善することができる。
43の断面をハット形状とすることにより、高圧である
給電部材49とアース電位である集塵電極15との間を
電気的に遮断するので、間隔を広げることなく、スパー
クの発生を防止することができる。これにより、不快な
パチパチ音の発生を防止すると共に空気清浄装置1のサ
イズをコンパクト化することができる。
が共に樹脂により一体的に成形されているので電極板2
1P、59P、61Pの間隔や、ロアーフレーム29に
対する取付位置等を正確に設けることができ、非集塵電
極21の電極板21Pと集塵部集塵電極59の電極板5
9Pの間隔を一定に保持することができる。これによ
り、均一な電界を発生させて、集塵効率を向上させるこ
とができる。
75の位置関係をロアーフレーム29を基準として設定
するので、非集塵電極21と係止爪部39F、39Bと
の取り合い、集塵電極15と係止爪部39L、39Rと
の取り合い等の調整を容易に行なうことができる。
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の説明において前後、左右,上下等の方向性は説明のた
めに定めたものであり、使用状態における方向性を示す
ものではない。どのような方向性で使用することも可能
である。
塵電極21の後側の連結部材43Bにのみ給電部材49
を取り付けたが、前側の連結部材43Fにのみ給電部材
49を取り付けるようにしても良い。
よる空気清浄装置では、半絶縁性樹脂により一対の連結
部材とこの連結部材間に一定の間隔で設けられている複
数の電極板を一体的に成形して非集塵電極を作製し、給
電部材が設けられている側においては、電極板の一方の
連結部材に設けられている給電部材を介して前記非集塵
電極よりも体積抵抗値が大きな材質からなるロアーフレ
ームに固定されるが、電極板の他方の側においては連結
部材が直接ロアーフレームに支持される。このため、部
品の数が減少し、製作工数の減少およびコストダウンを
はかることができる。
少なくとも直接ロアーフレームに支持される支持点では
微粒子を含んだ空気が流動しないように覆われているの
で汚れが付着しないような構造となっていること、およ
び体積抵抗値が高いこととあいまって、非集塵電極がロ
アーフレームに直接支持されているにもかかわらず電圧
降下がなく、集塵効率を維持することができる。
給電部材を介してロアーフレームに支持される連結部材
については、断面形状がハット形状である連結部材に断
面U字状の給電部材を取り付けて三面接触で給電を行な
うので、給電効率が改善される。また、ハット形状の連
結部材のつばの部分が給電部材と集塵電極との間を電気
的に遮断するので、スパークの発生を防止して、不快な
パチパチ音の発生を防止すると共に、非集塵電極におけ
る電圧降下を防止することができる。
非集塵電極のロアーフレームに対するX軸方向位置決め
は、前後一方の側においてはプレス抜きにより正確な寸
法で製作されている給電部材の所定位置に非集塵電極を
取り付けると共に、この給電部材をロアーフレームの所
定位置に位置決めし、他方の側においてはロアーフレー
ムに設けられている位置決めリブによりX軸方向位置決
めが行われるので、非集塵電極のX軸方向位置はロアー
フレームを基準として正確な位置に位置決めすることが
できる。
非集塵電極は、ロアーフレームに一体的に設けられてい
る係止爪部によりY軸方向およびZ軸方向の所定位置に
位置決めされるので、正確な位置に確実に固定すること
ができる。
集塵電極のロアーフレームに対するX軸、Y軸、Z軸方
向位置決めは、ロアーフレームに一体的に設けられてい
る係止爪部により行なわれるので、正確な位置に固定す
ることができる。
集塵電極の接地側電極板が、非集塵電極の電極板間の中
心位置に位置するように非集塵電極および集塵電極のX
軸方向位置決めが行なわれるので、均一な電界を発生さ
せることができ、集塵効率を向上させることができる。
非集塵電極をロアーフレームに固定している係止爪が外
側に開くのをアッパーフレームの内側に設けられている
リブが防止するので、非集塵電極が脱落するのを完全に
防止することができる。
集塵効率を低下させることなく一方の側に設けられてい
る給電部材からのみ非集塵電極の電極板に電荷を供給す
ることができるので、部品点数を減少させて製作工数を
減少させ、コストダウンを図ることができる。
置の全体を示す平面図および側面図である。
図および側面図である。
・組み立て図である。
よび連結部材と給電部材の取り合いを示す断面図であ
る。
図および正面図と、給電部材と非集塵電極との取り合い
関係を示す斜視図である。
下の状態を示すグラフであり、(B)は汚れによる集塵
効率の低下および洗浄による集塵効率の回復の状態を示
すグラフである。
非集塵電極との関係を示す等価回路である。
極を組み込んだ図および非集塵電極と集塵電極を組み込
んだ図等である。
図である。
レームに対する非集塵電極の位置決めリブを示す斜視図
である。
である。
極板とのピッチずれと集塵効率との関係を示すグラフお
よび表である。
たアッパーフレームを示す平面図および断面図等であ
る。
来における問題点を示す断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 荷電部放電電極により空気中の微粒子に
電荷を与え、非集塵電極および集塵電極により発生せら
れた電界を通過させることにより電気的吸引力で前記微
粒子を捕集する空気清浄装置であって、前記非集塵電極
を半絶縁性樹脂による一体成形で一対の連結部材間に一
定の間隔で多数枚の電極板を設けて構成し、この電極板
に給電する給電部材を前記連結部材のうちの一方に設
け、この給電部材を介してあるいは前記連結部材を直接
に前記非集塵電極よりも体積抵抗値が大きな材質からな
るロアーフレームに支持すること、を特徴とする空気清
浄装置。 - 【請求項2】 前記連結部材が前記ロアーフレームに支
持される支持点の周囲を、前記微粒子を含んだ空気が流
動しないように覆うこと、を特徴とする請求項1記載の
空気清浄装置。 - 【請求項3】 前記連結部材のうち少なくとも前記給電
部材を介して前記ロアーフレームに支持される連結部材
の断面がハット形状であり、、前記給電部材が前記連結
部材に三面で接触する断面U字状部材であること、を特
徴とする請求項1または2記載の空気清浄装置。 - 【請求項4】 前記非集塵電極のロアーフレームに対す
るX軸方向位置決めが、前後一方の側においては前記給
電部材を介して行なわれ、他方の側においては前記ロア
ーフレームに設けられている位置決めリブを介して行わ
れること、を特徴とする請求項1、2または3記載の空
気清浄装置。 - 【請求項5】 前記非集塵電極のロアーフレームに対す
るY軸、Z軸方向位置決めが、ロアーフレームに一体的
に設けられている係止爪部により行なわれること、を特
徴とする請求項1〜4のいずれか記載の空気清浄装置。 - 【請求項6】 前記集塵電極のロアーフレームに対する
X軸、Y軸、Z軸方向位置決めが、ロアーフレームに一
体的に設けられている係止爪部により行なわれること、
を特徴とする請求項1または2記載の空気清浄装置。 - 【請求項7】 前記非集塵電極の隣り合う電極板の中心
位置に前記集塵電極の接地側電極板を位置させるべく、
前記非集塵電極および集塵電極が各々別個にロアーフレ
ームに対してX軸方向に位置決めされていること、を特
徴とする請求項1〜6のいずれか記載の空気清浄装置。 - 【請求項8】 前記非集塵電極の脱落を防止すべくロア
ーフレームに設けられている係止爪の外側位置に対応す
るアッパーフレーム内側に、前記係止爪押さえ用のリブ
が設けられていること、を特徴とする請求項5記載の空
気清浄装置。 - 【請求項9】 前記給電部材が、一方の連結部材の全長
にわたって設けられていること、を特徴とする請求項1
または2記載の空気清浄装置。
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|---|---|---|---|
| JP2278799A JP3597405B2 (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 空気清浄装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2009056431A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Daikin Ind Ltd | 集塵装置 |
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-
1999
- 1999-01-29 JP JP2278799A patent/JP3597405B2/ja not_active Expired - Fee Related
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