JP2000218378A - プロジェクション溶接の良否判定方法 - Google Patents

プロジェクション溶接の良否判定方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイムに、非破壊で、プロジェクショ
ン溶接の良否を判定する方法の提供。 【解決手段】 加圧力を検出し、加圧力の変化から、加
圧開始から突起潰れ開始までの時間Tm および/または
突起潰れ時間Tt を求め、これらの時間が所定時間範囲
内にあるか否かでリングプロジェクション溶接の良否を
判定する方法。所定時間は被溶接材の種類によって変化
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクション
溶接の良否判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プロジェクション溶接の良否判定
は、プロジェクション溶接部をカットして研磨し接合状
態を目視等により判定するか、またはワークのうちプロ
ジェクション溶接部を含む部分を切り出して引張強度試
験し所定の引張強度を有しているか否かにより合否を判
定する等により、行っていた。なお、特開平8−902
51号には、加圧状態をモニターすることによって溶接
不良を判定する技術が開示されているが、これはワーク
のセット不良を事前に確認する技術であり、溶接の品質
判定を行うことはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロジェクショ
ン溶接の良否判定には、つぎの問題がある。 テストピースを作成して溶接機とは別の試験機にて
判定するので、リアルタイムの判定ができない。また、
試験に多くの時間と費用がかかる。 ワークは破壊試験され、テストされたワークは使用
できない。 本発明の目的は、リアルタイムの品質判定が可能な、か
つ破壊試験することなく良否判定が可能な、プロジェク
ション溶接の良否判定方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、つぎの通りである。 (1) 変化する加圧力を検出する工程と、検出した加
圧力の変化からコンピュータにてプロジェクション溶接
の良否を判定する工程と、を有するプロジェクション溶
接の良否判定方法。 (2) 加圧力が目標加圧力から低下を開始し上昇して
再び目標加圧力になるまでの突起潰し時間Tt が所定時
間範囲内にあるか否かでプロジェクション溶接の良否を
判定する(1)記載のプロジェクション溶接の良否判定
方法。 (3) 加圧開始から突起潰れ開始までの加圧時間Tm
が所定時間範囲内にあるか否かでプロジェクション溶接
の良否を判定する(1)記載のプロジェクション溶接の
良否判定方法。 (4) 加圧力が目標加圧力から低下を開始し上昇して
再び目標加圧力になるまでの突起潰し時間Tt が所定時
間範囲内にあるか否かと、加圧開始から突起潰れ開始ま
での加圧時間Tm が所定時間範囲内にあるか否かとで、
プロジェクション溶接の良否を判定する(1)記載のプ
ロジェクション溶接の良否判定方法。 (5) 前記所定時間範囲は被溶接材の種類に従って定
められている(2)〜(4)記載のプロジェクション溶
接の良否判定方法。 (6) プロジェクション溶接がリング状の突起を有す
る部材とめっき鋼板との間で行われる(1)〜(5)記
載のプロジェクション溶接の良否判定方法。
【0005】本発明のプロジェクション溶接の良否判定
方法では、上下電極のうち少なくとも一方またはその駆
動系(シリンダーまたはサーボモーター)に加圧力検出
センサー(たとえば、ロードセル)を装着して、プロジ
ェクション溶接中の加圧力の変化を時々刻々検出し、そ
の信号をコンピュータに入力する。加圧力対時間のグラ
フにおいて、加圧力は電極の被溶接物への接触と同時に
ONとなり、時間とともに増大しほぼ目標加圧力となっ
て一定になるが、このとき、加圧力ONから少し遅れて
溶接電流がONとなって電流が増していき、突起を加熱
し、突起が溶融温度に達して溶け始め潰れ始めると、加
圧力は一部解放されて目標加圧力からいったん下がり、
再び上昇して目標加圧力になり、加圧終了まで目標加圧
力が続く。この場合、加圧力ONから突起潰れ開始まで
の時間Tm と、突起潰れ開始から加圧力がいったん低下
し再び上昇して目標加圧力となるまでの時間(突起潰し
時間Tt )は、溶接の品質と関係があることが、発明者
により見出された。詳しくは、突起潰し時間Tt が所定
時間範囲より長い場合は、リングプロジェクションが相
手部材に傾けられて押しつけられて突起を全周押し潰す
のに時間がかかる場合であり、全周のうち加圧力の弱い
部分は抵抗大、発熱大となってちりが発生し、洩れなど
の溶接欠陥が発生している。突起潰し時間Tt が所定時
間範囲より短い場合は、一瞬にして全周にわたって突起
が溶けてなくなり、全周にわたってちりが発生し、洩れ
などの溶接欠陥が発生している。また、加圧力ONから
突起潰れ開始までの時間Tm が所定時間範囲より長い場
合は、加圧力が大き過ぎ突起の相手部材への食い込み量
が大となり過ぎて電気抵抗が減少し発熱小となって溶接
できなくなっている場合で、接合不良が生じている場合
である。また、時間Tm が所定時間範囲より短い場合
は、加圧力が小さ過ぎて接触面積が小となり過ぎ電気抵
抗が増大し発熱大となっている場合である。上記(1)
のリングプロジェクション溶接の良否判定方法では、加
圧力の変化から、突起潰し時間Tt と加圧力ONから突
起潰れ開始までの時間Tm との少なくとも一方を求め、
プロジェクション溶接の良否を判定する方法で、加圧力
はロードセルなどから溶接中に検出できるので、それを
コンピュータに入力して所定時間範囲内にあるか否かを
判定することにより、溶接中にリアルタイムに溶接の良
否を判定でき、またワークを破壊することなく判定でき
る。上記(2)のリングプロジェクション溶接の良否判
定方法では、突起潰れ開始からいったん下がり再び上昇
して目標加圧力になるまでの時間(突起潰し時間T t )
が所定時間範囲内にあるか否かでプロジェクション溶接
の良否を判定するので、溶接中にリアルタイムに溶接の
良否を判定でき、またワークを破壊することなく判定で
きる。上記(3)のリングプロジェクション溶接の良否
判定方法では、加圧開始から突起潰れ開始までの加圧時
間Tm が所定時間範囲内にあるか否かでプロジェクショ
ン溶接の良否を判定するので、溶接中にリアルタイムに
溶接の良否を判定でき、またワークを破壊することなく
判定できる。上記(4)のリングプロジェクション溶接
の良否判定方法では、突起潰し時間Tt が所定時間範囲
内にあるか否かでプロジェクション溶接の良否を判定
し、かつ加圧開始から突起潰れ開始までの加圧時間Tm
が所定時間範囲内にあるか否かでプロジェクション溶接
の良否を判定するので、溶接中にリアルタイムに溶接の
良否を判定でき、またワークを破壊することなく判定で
きる。上記(5)のリングプロジェクション溶接の良否
判定方法では、Tt 、Tm に対する所定時間範囲が被溶
接材の種類によって定められる。たとえば、 鉛めっき鋼板の場合 1ms<Tt <5ms アルミめっき鋼板の場合 2ms<Tt <10ms 鉛めっき鋼板の場合 32ms<Tm <48ms アルミめっき鋼板の場合 48ms<Tm <60ms である。上記(6)のリングプロジェクション溶接の良
否判定方法は、リング状の突起を有する部材と相手部材
であるめっき鋼板との間の溶接に適用できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明実施例のリングプロ
ジェクション溶接の良否判定方法を実施している装置を
示し、図2は本発明実施例のリングプロジェクション溶
接の良否判定方法を実施する制御プログラムを示し、図
3は本発明実施例のリングプロジェクション溶接の良否
判定方法における加圧力の変化および溶接電流の変化を
示している。
【0007】まず、本発明実施例のリングプロジェクシ
ョン溶接の良否判定方法を実施する装置を、図1〜図3
を参照して、説明する。本発明実施例のリングプロジェ
クション溶接は、リング状の突起1(リングプロジェク
ション)を有する第1の部材3と、第2の部材4との間
に行われるプロジェクション溶接である。突起1は、第
1の部材3のフランジ2にフランジ面から突起するよう
に形成されている。突起1の断面形状は、通常は先細り
の三角形であるが、それ以外の形状、たとえば半円形な
どであってもよい。第2の部材4は、容器などの平板部
である。
【0008】リングプロジェクション溶接は、たとえ
ば、自動車用燃料タンクの燃料入口部に適用され、その
場合は、第1の部材3がフランジ付き円筒状部材の入口
部材であり、第2の部材4が半割り段階にあるタンク本
体である。自動車用燃料タンクの場合、プロジェクショ
ン溶接部は全周溶接でかつ洩れがあってはならず、しか
も一定以上の引張強度を有していなければならない。し
たがって、プロジェクション溶接部には全周にわたって
溶接ちりが発生してはならず、かつ加圧力も全周にわた
って適正なものでなければならない。そのためには、第
1の部材3はその軸芯が第2の部材4に直角の状態で
(傾かないで)第2の部材4に当接、加圧されなければ
ならない。加圧力が大き過ぎると突起1が第2の部材4
に食い込み過ぎて接触面積が大きくなり過ぎ、電気抵抗
が小となって、発熱が小となり溶接ができず、加圧力が
小さ過ぎると突起1が第2の部材4への食い込みが足ら
ず接触面積が小さくなり過ぎ、電気抵抗が大となって、
発熱が大となり過ぎ、全周にわたって一瞬のうちに溶接
ちりが生じる。また、第1の部材3が第2の部材4に対
して傾いて押し付けられると、周方向に加圧力が大きい
部分と小さい部分とが生じ、小さい部分で溶接ちりが発
生する。
【0009】図1において、ワーク3、4は、突起1部
位を一対の電極5、6に挟まれ、一対の電極5、6は加
圧装置9、10(たとえば、シリンダ、ただし、サーボ
モータの回転を直進運動に変えた加圧装置でもよい)に
よって、加圧駆動される。図示例では両方の電極5、6
に加圧装置9、10を連結した場合が示してあるが、一
方のみの電極に加圧装置を連結したものでもよい。加圧
装置9には作動流体の切替制御機構13が接続され、作
動流体源11とドレン12との流路を切替えて電極5の
加圧力を制御する。同様に、電極6に加圧装置10が設
けられる場合には、加圧装置10には作動流体の切替制
御機構16が接続され、作動流体源14とドレン15と
の流路を切替えて電極6の加圧力を制御する。切替制御
はコンピュータ21からの指令信号(出力信号)によっ
て行われる。
【0010】そして、加圧装置9、10の加圧ロッドの
途中に、加圧力を時々刻々検出できる加圧力検出センサ
(たとえば、ロードセル)17、18を設けておく。こ
の加圧力検出センサは、後述する突起潰れを高精度に検
出するために、ミリ秒(10 -3sec)のオーダまたは
それより短時間のオーダで加圧力の変化に追従して加圧
力を検出できるもの(市販品にある)を使用することが
望ましい。電極6に加圧装置10が設けられない場合に
も、電極6を支持する装置に加圧力検出センサ18は設
けられる。加圧力検出センサ(たとえば、ロードセル)
17、18の電気出力は、アンプ(増幅器)19、20
等を介して、コンピュータ21に入力される。
【0011】電極5、6には、溶接電流電源7からの溶
接電流が溶接電流制御装置8を介して通電される。溶接
電流制御装置8による溶接電流の通電開始、そのタイミ
ングなどは、コンピュータ21からの指令信号(出力信
号)によって行われる。
【0012】つぎに、プロジェクション溶接方法を、図
3を参照して、説明する。加圧装置9、10(の少なく
とも一方)が作動して、電極5、6を相対的に接近し、
ワークに接触し挾持すると同時に加圧がONとなって加
圧力が0から上昇していき、ほぼ目標加圧力になると一
定となる。加圧ONに少し遅れて(たとえば、0.02
〜0.04sec遅れて)、溶接電流がON(通電開
始)となり、溶接電流が0から上昇していき、ほぼ目標
溶接電流になった時、突起1が抵抗発熱により溶けて潰
れ始め、加圧が突起1の溶融による加圧開放に追従でき
ないために加圧力が目標加圧力からいったん下がり始
め、電極が突起1の溶融分動いて再び加圧がかかって、
加圧力が再び目標加圧力まで上昇し、その後は目標加圧
力一定の状態が続く。加圧ONから突起1の潰れ開始ま
での時間をTm とし、突起1が潰れを開始して加圧力が
下がり始める時から加圧力が上昇して再び目標加圧力に
なるまでの時間を突起潰し時間Tt とする。Tm は約
0.06secであり、Tt は約0.02secであ
る。
【0013】コンピュータ21には、図2に示すプロジ
ェクション溶接良否判定プログラムが格納されている。
図2では、ステップ101で加圧力検出センサからの入
力信号に対応した加圧力値を読み込む。ついで、ステッ
プ102で加圧ONから突起1の潰れ開始までの時間を
Tm を演算する。ついで、ステップ103でTm が所定
時間範囲内にあるか否かを判定する。ここで、所定時間
範囲は、第2の部材4(または第1の部材3と第2の部
材4)の種類によって異なり、 鉛めっき鋼板の場合 32ms<Tm <48ms アルミめっき鋼板の場合 48ms<Tm <60ms である。Tm が所定時間範囲にない場合はステップ10
4に進んで警告を発し、Tm が所定時間範囲にある場合
はステップ105に進む。ついでステップ105で突起
潰し時間Tt を演算し、ステップ106に進む。ステッ
プ106で突起潰し時間Tt が所定時間範囲内にあるか
否かを判定する。ここで、所定時間範囲は、第2の部材
4(または第1の部材3と第2の部材4)の種類によっ
て異なり、 鉛めっき鋼板の場合 1ms<Tt <5ms アルミめっき鋼板の場合 2ms<Tt <10ms である。Tt が所定時間範囲にない場合はステップ10
7に進んで警告を発し、Tt が所定時間範囲にある場合
はエンドとなる。
【0014】本発明実施例のプロジェクション溶接の良
否判定方法では、プロジェクション溶接に接合不良、ち
り発生(洩れ部位発生につながる)があるか否かの判定
をつぎのようにして行う。本発明実施例のプロジェクシ
ョン溶接の良否判定は、加圧力の変化を加圧力検出セン
サ17、18(たとえば、ロードセル)にて検出する工
程と、検出した加圧力をコンピュータ21に入力してコ
ンピュータ21にてプロジェクション溶接の良否を判定
する工程と、を有する。
【0015】良否判定工程では、加圧力が目標加圧力か
ら低下を開始し上昇して再び目標加圧力になるまでの突
起潰し時間Tt が所定時間範囲内にあるか否かでプロジ
ェクション溶接の良否を判定する。これは、図2のステ
ップ105、106により行う。突起潰し時間Tt が所
定時間範囲より長い場合は、リング状突起1が相手部材
に傾けられて押しつけられて突起1を全周押し潰すのに
時間がかかる場合であり、全周のうち加圧力の弱い部分
は抵抗大、発熱大となってちりが発生し、洩れなどの溶
接欠陥が発生している。突起潰し時間Tt が所定時間範
囲より短い場合は、一瞬にして全周にわたって突起が溶
けてなくなり、全周にわたってちりが発生し、洩れなど
の溶接欠陥が発生している。
【0016】良否判定工程では、加圧開始から突起潰れ
開始までの加圧時間Tm が所定時間範囲内にあるか否か
でプロジェクション溶接の良否を判定する。これは、図
2のステップ102、103により行う。加圧力ONか
ら突起潰れ開始までの時間Tm が所定時間範囲より長い
場合は、加圧力が大き過ぎ突起の相手部材への食い込み
量が大となり過ぎて電気抵抗が減少し発熱小となって溶
接できなくなっている場合で、接合不良が生じている場
合である。また、時間Tm が所定時間範囲より短い場合
は、加圧力が小さ過ぎて接触面積が小となり過ぎ電気抵
抗が増大し発熱大となっている場合である。
【0017】良否判定工程では、加圧力が目標加圧力か
ら低下を開始し上昇して再び目標加圧力になるまでの突
起潰し時間Tt が所定時間範囲内にあるか否かと、加圧
開始から突起潰れ開始までの加圧時間Tm が所定時間範
囲内にあるか否かとの両方で、プロジェクション溶接の
良否を判定してもよい。これは、図2のステップ10
2、103と、ステップ105、106により行う。
【0018】上記において、所定時間範囲は、被溶接部
材(第2の部材4、または第1の部材3と第2の部材
4)の種類によって、変化する。プロジェクション溶接
はリング状の突起1を有する部材3とめっき鋼板4との
間で行われてもよい。すなわち、第2の部材4、または
第1の部材3と第2の部材4がめっき鋼板であってもよ
い。鋼材は一般にはスチールで、めっき金属は、鉛、ア
ルミ、亜鉛、錫、亜鉛・錫などであり、これらのめっき
金属は純金属でもよいし、他の元素を含んだ合金であっ
てもよい。たとえば、アルミはシリコンを約10重量%
含んだアルミであってもよい。
【0019】上記プロジェクション溶接の良否判定方法
の作用はつぎの通りである。加圧力の変化と溶接の良否
判定との間に関係があることを見出し、加圧力の変化か
ら、溶接の良否を判定している。加圧力の変化は加圧力
検出センサ17、18(たとえば、ロードセル)によっ
てリアルタイムに時々刻々検出でき、その出力をコンピ
ュータに入力して、リアルタイムに溶接の良否を判定し
ている。
【0020】破壊検査ではないため、溶接の良否を判定
されたワークはそのまま製品として使用される。破壊検
査でないため、全品の溶接良否判定を行うことができ
る。また、コンピュータの判定結果をディスク等に格納
し、保存しておくことにより、全品の溶接管理が可能で
ある。また、溶接良否判定結果を学習して、つぎの溶接
にフィードバックすることにより、最適加圧力の学習が
可能である。また、加圧システムをサーボモータを用い
た時々刻々制御可能なシステムとすることにより、溶接
にちりが発生しそうになると加圧力を強めてちりの発生
を抑制し、加圧力が大き過ぎて接合不良が生じそうにな
ると加圧力を弱めるなどの、溶接制御も可能になる。
【0021】
【発明の効果】請求項1のリングプロジェクション溶接
の良否判定方法によれば、加圧力を溶接中に検出し、そ
れをコンピュータに入力して、加圧力の変化から溶接の
良否を時々刻々判定することにより、溶接中にリアルタ
イムに判定でき、またワークを破壊することなく判定で
きる。請求項2のリングプロジェクション溶接の良否判
定方法によれば、突起潰し時間Tt が所定時間範囲内に
あるか否かにより、プロジェクション溶接の良否を判定
するので、溶接中にリアルタイムに溶接の良否を判定で
き、またワークを破壊することなく判定できる。請求項
3のリングプロジェクション溶接の良否判定方法によれ
ば、加圧開始から突起潰れ開始までの加圧時間Tm が所
定時間範囲内にあるか否かにより、プロジェクション溶
接の良否を判定するので、溶接中にリアルタイムに溶接
の良否を判定でき、またワークを破壊することなく判定
できる。請求項4のリングプロジェクション溶接の良否
判定方法によれば、突起潰し時間Tt が所定時間範囲内
にあるか否かでプロジェクション溶接の良否を判定し、
かつ加圧開始から突起潰れ開始までの加圧時間Tm が所
定時間範囲内にあるか否かでプロジェクション溶接の良
否を判定するので、溶接中にリアルタイムに溶接の良否
を判定でき、またワークを破壊することなく判定でき
る。請求項5のリングプロジェクション溶接の良否判定
方法によれば、Tt 、Tmに対する所定時間範囲が被溶
接材の種類によって定められ、被溶接材の種類に応じた
プロジェクション溶接の良否判定を実行できる。請求項
6のリングプロジェクション溶接の良否判定方法によれ
ば、リング状の突起を有する部材と相手部材であるめっ
き鋼板との間の溶接に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のリングプロジェクション溶接の
良否判定方法を実施する装置(システム)の系統図であ
る。
【図2】本発明実施例のリングプロジェクション溶接の
良否判定方法を実施する実行手段(プログラム)のフロ
ーチャートである。
【図3】本発明実施例のリングプロジェクション溶接の
良否判定方法を実施している途中での加圧力と溶接電流
の時間変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 プロジェクション 2 フランジ 3 第1の部材 4 第2の部材 5、6 電極 7 溶接電流電源 9、10 加圧装置(シリンダまたはサーボモータ) 17、18 加圧力検出センサ(たとえば、ロードセ
ル) 21 コンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変化する加圧力を検出する工程と、検出
    した加圧力の変化からコンピュータにてプロジェクショ
    ン溶接の良否を判定する工程と、を有するプロジェクシ
    ョン溶接の良否判定方法。
  2. 【請求項2】 加圧力が目標加圧力から低下を開始し上
    昇して再び目標加圧力になるまでの突起潰し時間Tt が
    所定時間範囲内にあるか否かでプロジェクション溶接の
    良否を判定する請求項1記載のプロジェクション溶接の
    良否判定方法。
  3. 【請求項3】 加圧開始から突起潰れ開始までの加圧時
    間Tm が所定時間範囲内にあるか否かでプロジェクショ
    ン溶接の良否を判定する請求項1記載のプロジェクショ
    ン溶接の良否判定方法。
  4. 【請求項4】 加圧力が目標加圧力から低下を開始し上
    昇して再び目標加圧力になるまでの突起潰し時間Tt が
    所定時間範囲内にあるか否かと、加圧開始から突起潰れ
    開始までの加圧時間Tm が所定時間範囲内にあるか否か
    とで、プロジェクション溶接の良否を判定する請求項1
    記載のプロジェクション溶接の良否判定方法。
  5. 【請求項5】 前記所定時間範囲は被溶接材の種類に従
    って定められている請求項2〜4記載のプロジェクショ
    ン溶接の良否判定方法。
  6. 【請求項6】 プロジェクション溶接がリング状の突起
    を有する部材とめっき鋼板との間で行われる請求項1〜
    5記載のプロジェクション溶接の良否判定方法。
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